女性自身がお届けする新着記事一覧 (890/893)
高須クリニック・高須克弥院長(72)と交際中の漫画家・西原理恵子(52)。彼女の著書『ダーリンは70歳』(小学館)シリーズの内容が、SNS上で話題になっている。 高須院長は09年に西原との熱愛が発覚。20歳も年の差がありながら、おしどりカップルとしても有名だ。そんな2人の交際の様子を描いた同著では、たびたび西原が高須院長に「整形したい」とお願いする場面がーー。 《自分の身体で美容整形したいとこはたるんだお腹》 《絶対ダメ》 《本当に昔っから直したい一番はこの顔の真ん中に居座ってるどでかい南方あぐら鼻。ニコール・キッドマンみたいな小鼻にして!このお願いはもう何百回もしてるけど》 《できるけど絶対しない》 このように西原が必死に(ときには泣きながら)懇願をしても、高須院長は絶対に彼女にメスを入れないのだ。 高須院長ほどの腕を持つ整形外科医なら、愛する女性をより美しくしてあげることは簡単なはず。しかも高須院長は自身に手術を施し美容整形を試しているのは、有名な話だ。なのになぜ、ここまで頑なに西原の整形だけを嫌がるのか?その理由について、こう語ったという。 《いいですかりえこさん、人は欠損に恋をするんです。黄金率でないもの、弱いもの、足りてないもの、人はそれを見た時、本能で補ってあげようとする。その弱さや未熟さを自分だけが理解していると思う。欠損の理解者になるのです》 高須院長の言葉に、SNS上では《毎日整形したいと本気で思っていたけど考え直す気になった》など共感の声が。総額1000万円かけて美容整形をした20代女性はこう語る。 「整形してたしかに以前よりモテるようにはなりました。でも整形前から付き合っていた彼氏とは整形が完成形に近づいたあたりから上手くいかなくなって別れてしまいました。整形前の私はだれが見てもブサイクでしたが、彼だけは『可愛い』って言ってくれたことをよく思い出します。今から思えば、彼が私の唯一の理解者だったのかもしれません」 美容整形が当たり前になりつつある日本。そんななか、高須院長の言葉は深い意味を持ちそうだ。
2017年02月26日タレントのYOUが2月25日放送の『おかべろ』(関西テレビ)に出演。酒乱で知られている彼女の泥酔エピソードを、飲み仲間の人気芸人達が仰天暴露した。また息子の写真をテレビ初公開し、母親としての生活や女性としての恋愛事情などを赤裸々に告白した。 小泉今日子(51)などをはじめ、芸人にも多数の飲み仲間をもつYOU。しかし意外にも番組MCのナインティナイン・岡村隆史(46)とは今までほとんど共演がなかったという。これには同じMCでYOUと親交の深いロンドンブーツ1号2号の田村亮(45)も「(カラミがないことに)ビックリだった」と驚き。岡村とYOUも「(相手が)共演NGになっていると思っていた」と、今までのお互いの縁の浅さにびっくりしている様子だった。 また南海キャンディーズ・山里亮太(39)やブラックマヨネーズ・小杉竜一(43)らがVTR出演し、YOUの”酒乱”エピソードを披露。山里はメガネを目の前で真っ二つに割られたことを、また小杉は「引越祝いを持ってきた」と夜中の2時に新居に土足で侵入されたなどの仰天エピソードを告白。これにはスタジオのYOUもただただ苦笑いだった。 いっぽうで亮から「どれだけ帰りが遅くなっても、息子さんに弁当を作りに帰る」と母としての一面を紹介される場面が。YOU自身も「幼稚園から高校まで、ずっとお弁当を作っていた」と母としての生活を告白。今では大学生となった息子の写真をテレビ初公開し、「生まれたときから、子供が将来悪いことをしたときのことを想像していたが、何にもしない」と拍子抜けするほど息子が良い子に成長していることを笑顔で”嘆く”場面もあった。 またお弁当作りの話題から、YOUが収録中に即席でチャーハンを作り、出演者へ振る舞う展開に。料理中に亮から「最近誰か(男性)に(手料理を)食べさせてないんですか?」と突っ込んだ質問をされるも、「ボーイフレンドには食べさせてるよ」と即答。現在恋人がいることもサラッと告白した。 逆に恋愛経験豊富なYOUからも、岡村に「(結婚)どうするんですか?」と質問。「2020年にこっそり結婚したいと思ってたり……」と答えた岡村を、「そんなこと言ってっからだよ!計画がある時点で、駄目」と一刀両断。しかし「勢いですか、やっぱり結婚は?」との質問には「私2回失敗してるから、アドバイスできない」と笑いながら答えていた。
2017年02月26日連続テレビ小説『べっぴんさん』の第21週は、昭和44年4月。大阪万博を翌年に控えたこの年、株式会社「キアリス」は創業20周年を記念してパーティーを開いていた。社員数は大きく増え、専門知識を持った若い社員も働くように。会社の成長に深い感慨を得るすみれ(芳根京子)、明美(谷村美月)、良子(百田夏菜子)、君枝(土村芳)。すみれの義兄・潔(高良健吾)は、「彼女たちは、ただただ、お母さんと赤ちゃんたちを思い、一針一針縫い続けました。その心が、多くの人たちを幸せに導いたのです」と謝辞を述べる。 このころ、「キアリス」の本社は、神戸・三宮のビルに移転。専務のすみれと社長の紀夫(永山絢斗)は、一緒に社長室を使っていた。開発宣伝部の部長となった武(中島広稀)のもとでは、すみれが見つけてきた美術大学出身やおもちゃメーカーに勤務経験のある3人の若い女性が勤務。育児相談部の指揮をとるのは明美。また、32歳となった中西(森優作)は人事部長となり、悦子(滝裕可里)は販売員指導係として新入社員の指導を担当。良子と君枝は、デザイン部の責任者となっていた。 式典では、100名を超える社員とアルバイトの人々を前に挨拶に立つすみれ。「キアリス」のマークの四つ葉の意味を伝える。「勇気、愛情、信頼、希望。それが全部そろうと幸せになれる。それを忘れずにいてください。がんばりましょう」。 ちょうどそのとき、アメリカに留学中のすみれの娘・さくら(井頭愛海)と君枝の息子・健太郎(古川雄輝)もパーティー会場に顔を出す。さくらはデザイン、健太郎は経営学を学んでいて、2人はある決意を胸に一時帰国したのだった。 「2人とも元気そうね」とうれしそうに笑うすみれ。秋には帰国する予定だと聞き、目を細めて喜ぶキアリスのメンバー。そんななか、さくらと健太郎の親密な様子から、明美が「もしかして、2人って付き合ってるの?」と訊ねる。うれしそうな声を上げるすみれと君枝の夫・昭一(平岡祐太)に対して「まさか!」と怪訝な顔をする紀夫と君枝。さくらは「付き合うわけない」と言い、健太郎も相槌を打つのだが……。 「キアリス」の新入社員採用面接を実施していたすみれたち。ところが、候補者の中にさくらや健太郎の姿を見つけ驚く。2人に頼まれた中西が、書類選考の後にこっそり2人の書類を忍ばせたと判明。すみれや紀夫、君枝は「身内を入れれば会社に悪い影響を与える可能性がある」と反対するが、「子供やからあかんなんて、私たち個人を見てよ、留学してがんばってきたのに」とさくら。しかし、すみれは人事部長の中西に頼むことがそもそもルール違反だとはねのける。 100人のなかから二次試験に進む10人を決めるキアリスメンバー。君枝は健太郎を「不採用」にするが、中西は「一人の人間として会社に有益であるかどうかを判断したい」と主張する。そんな折、すみれが開発宣伝部の前の廊下を通りかかると、社長の娘と役員の息子が就職試験を受けたと噂していた。大学時代にさくらと同じ研究会に所属していた直子は「後輩に、ここがうちの親の会社やなんて顔されたら、私、やっていかれへんわ」と愚痴をこぼす。立ち聞きしていたすみれは、身内だからという理由で採用する気はないと告げるのだった。 新入社員採用試験の最終面接を迎えてもなお、さくらと健太郎を採用するかどうかで、中西と意見が割れるすみれたち。さくらと健太郎も、ここで諦めるわけにはいかないと一歩も譲らない。「私は、本気でキアリスで働きたいんです!」とさくら。健太郎は、大変な時代にすみれ、君枝、良子、明美が頑張ってきた姿を、また縫い子さんたちが一針一針、想いをこめて縫う姿をずっと見てきたと語り、さらに学生のころ、キアリスでアルバイトをしていたとき、どの商品にも愛情を持つことができたと振り返る。「街でキアリスの服を着てる子供を見たとき、ほんまにうれしくてうれしくて!と健太郎。 「親族というだけでは不採用にはできない」と明美。さらにキアリスを訪ねてきた潔が、「うちなら一発で採用や。あんなに優秀な学生、めったにおらへん。親やからという色めがねで、大事なことを見落としてしもてるんやないか?」と助言する。そうして最終的には試験を受けさせ、実力をみて判断するということにするすみれたち。試験は公平性を保つため無記名で実施。その結果、すみれと君枝は優秀な成績を残したさくらと健太郎の入社を受け入れるのだった。 時は流れ、大阪万博が開幕。万博関連の番組には大手商社「KADOSHO」社長・古門(西岡徳馬)と「エイス」の社長・栄輔(松下優也)の姿が。栄輔は時代の波に乗り、大きく成長していた。「同じ神戸におって、今は雲の上の人ですねえ」と中西。 そんな中、良子の夫の勝二(田中要次)が突然、もともとあさやの靴屋だった現在のキアリスの倉庫兼休憩室を貸して欲しいと言い出す。「喫茶店をやりたいんや」と言う勝二は、定年後、三宮の喫茶店でアルバイトをしていたことを明かす。良子は初耳だと驚くが、「働くみんながおいしいコーヒーを飲んで、ちょっと休める場所ができたらいいな」と話す勝二に、すみれたちは賛同。「今後、タノシカナの集まりは、勝二さんのコーヒーやな!」と昭一ら男会も後押しする。 社会人となったさくらと健太郎は、「キアリス」で新人研修を受ける。想像以上の厳しい指導に思わず不満をこぼすさくらたちだったが、同期の阿部(上川周作)と励まし合いながら乗り越えていく。そんな3人にすみれは新しい商品開発のための審議会にアイデアを出すよう伝える。自分の力を試せる絶好の機会に張り切るさくら。 そんな折、勝二は、念願の喫茶店をオープンさせる。開店を聞きつけて商店街の人たちがやってくるが、看板が見当たらないと口々に言う。すると、何も書かれていない看板を指し、「名前のない喫茶店です」と笑顔で答えるのだった。 商品審議会当日、開始時刻を過ぎて慌てた様子で会議室に現れたさくら。その表情は暗く、若手社員たちのプレゼンを厳しく審査される様子を見て動揺する。やがて新入社員の番となり、健太郎は、車に乗る動物のドライバーのイラストが描かれたカレンダーを発表し、すみれたちから好評を得る。 そうしてさくらに順番が回ってくると、子供用のエプロンのアイデアは思いついたが、試作品ができていないと説明する。「いろいろ考えたんですけど、迷ってしまって形にできませんでした」と頭を下げて謝るさくらをすみれは容赦なく叱る。「仕事をなめてるの? そないやったら、辞めてもろて結構です」とすみれ。審議会後、肩を落とすすみれを気遣い、「教えていったらいいいのよ。ひとつずつ」と声をかける良子。君枝の提案で、息抜きに勝二の喫茶店へと向かうことに。 勝二の淹れたコーヒーを飲み、ひと息をつく4人。「おいしいなあ」と声を漏らす君枝に「そやろ!」と上機嫌の勝二。ところが、良子は満足したらダメだと忠告し、「素人に毛が生えたようなものなのだから、飽くなき探究心を持ち続けな」と尻を叩く。「みんな、身内には厳しくなるもんや。愛のムチなで」と明美。しばらくして、派手な服装のカップルが来店する。勝二を「おっちゃん!と呼び、賑やかに話す女性客。すると、チューリップ帽の男性がなだめるように話し始める。「あんまり笑わんといたってや、俺の親父のこと」。 サングラスを外したその顔は、自分探しの旅に出て、行方知れずになっていた良子と勝二の息子・龍一(森永悠希)。あまりの急なことに驚き、トレーを落としてしまう勝二。連絡もせずにどこに行っていたのか? と良子が訊ねると、「万博には帰ってくるってわかってると思ったから」とぬけぬけと答える龍一。さらに、一緒にいる女性は美代という名前で自分のフィアンセだと紹介する。「今日からうちに帰るから。美代ちゃんも世話になるけどよろしくな!」と笑顔の龍一に、呆気にとられる勝二と良子……。 その晩、さくらは自分の部屋にこもり、子供用のエプロンの試作品づくりを始める。一心不乱に作業するさくらを見て、そっとドアをしめる紀夫。帰宅したすみれに「さくら、頑張ってるぞ」と声をかける。そして後日、さくらは試作のエプロンを持って、社長室を訊ねる。同じデザインの大小2枚のエプロンを広げ、おそろいの親子用のエプロンだと説明するさくら。「子供はお母さんとのおそろいのエプロンがとっても嬉しいと思うんです。並んでお手伝いもしたくなる」とプレゼンする。すみれは、子供が大きくなってエプロンが使えなくなったときに、何か他のものに変身したら素敵だと指摘。「それはあなたが考えなさい。そこまで全部考えていいものが出来るなら、商品化も夢ではないわよ」と激励するのだった。 『べっぴんさん』の第22週は、キアリスですみれたちの下で働くようになったさくらは、念願のデザイン部に配属される。意気込んださくらは、女の子用のワンピースのデザインを提案するが、すみれたちにはっきりと改善点を示されないまま却下され、「キアリスらしさ」について思い悩む。君枝の息子・健太郎は開発宣伝部に配属されるが、経営陣の身内が入ってきたことを快く思わない社員たちには歓迎されない。問題を知った紀夫は、老朽化が進んでいたキアリス本店を改修する2週間の期間限定で、若手社員だけで仮店舗を営業させ、結束を強めようと考える。しかし仮店舗オープンの初日、客はほとんど訪れず……。
2017年02月26日ウエンツ瑛士(31)が2月26日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、過去に殺害予告を受けていたと明かした。 この日の放送では、一人暮らしの女性宅に盗聴器が仕掛けられていた事件を取り上げていた。MCの東野幸治(49)が「ウエンツさんは、ファンからそういう変な目にあったことはない?」と話を振ったところ、ウエンツは「僕も5年くらい前に、“殺す”という殺人予告みたいなものが入って、1カ月ボディガードが付いたことがあります」と告白。東野が「どういうところから?手紙だったの?」と聞くと、ウエンツは次のように話した。 「たぶん、そういうのじゃなかった。けっこうはっきりとしたのが来たらしくて。最初に来たのが(フジテレビ系)『笑っていいとも!』に出る日だったので、“さすがに危ない”ということになって。『いいとも!』の出演が終わってからまるまる1カ月、ホテルに泊まるときも隣の部屋にボディガードが泊まって。何かあったら……ということでその人がドアを開けっ放しにしてくれたことがありました。(脅迫の内容が)具体的にどういうものなのかは、会社は僕に言わなかった」 出演者のヒロミ(52)が「それでも怖いわ!」とコメントすると、ウエンツは「あえて言わなかったんだと思います。言うと怖くなっちゃうから。結局、問題はなかったけれど……」と考えを述べた。 ウエンツの告白を受けて松本人志(53)は気象予報士の石原良純(55)に向けて「良純さんにはないですか?“天気が外れたから殺す”って」と質問し、笑いを誘っていた。
2017年02月26日「『ひらり』や『ふたりっ子』など、’90年代にも正反対の姉妹が登場する作品はありましたが、大人になってからは別々の道を歩み、その後の姉妹の絆が描かれることは、あまりありませんでした。でも『てるてる家族』以降、互いに刺激し、励まし合い、夢を追い求める姿が描かれるようになっていきます」 そう語るのは、ドラマウオッチャーの田幸和歌子さん。小林麻耶&麻央や石田ゆり子&石田ひかりなど、今、芸能界でも最強の絆として“姉妹力”が注目されている。田幸さんも“姉妹もの”の朝ドラが増えてきたという。 その先駆けが『てるてる家族』(’03年下半期放送)。戦後の大阪の商店街でパン屋さんを営む両親の元、四姉妹が夢を追い求めていく物語。まわりを明るくさせる無邪気な四女・冬子(石原さとみ)は、宝塚音楽学校に入学するも挫折してしまう。そんな末っ子を救ったのは歌手の次女(上原多香子)だった。 「《冬ちゃんみたいに、今、自分がいてる場所で精いっぱい生きなあかん、て。(略)冬ちゃんに、あたしずっと憧れててん》と、歌手の仕事がつらいときに見に行った妹の舞台に、勇気づけられたことを告白します。スターで憧れの姉が、自分に憧れていたと知った冬子は、泣きながら《その言葉、あたしの一生の宝もんや》と胸に刻み、親の後を継ぎパン職人になるという新たな夢を見つけるのです。世界は違っても、それぞれのいる場所を認め、応援し合う姉妹の力が美しかったですね」 ’10年以降は、『花子とアン』(’14年上半期放送)の主人公・花子(吉高由里子)と妹・もも(土屋太鳳)のように、嫁いだ後もつながり合う、人生の伴走者としての“姉妹の絆”が描かれていくと田幸さん。大阪で両替商を切り盛りし、日本初の女子大学をつくった女性起業家・広岡浅子がモチーフの『あさが来た』(’15年下半期放送)では--。 「おてんばで好奇心旺盛な妹のあさ(波瑠)と、控えめだが芯の強い姉・はつ(宮崎あおい)という、好対照で魅力的な姉妹が登場しました」 時代の波にもまれ、あさの加野屋は両替商から銀行へ、はつの嫁ぎ先は廃業して夜逃げ……と、明暗が分かれる。 「一家で農業を始めるため、和歌山へと移る前夜、はつはあさと2人で過ごし、《ずうっとあんたに焼きもちやいてましたんや》と、初めて胸の内を明かします」 年月を経て、あさの夫の四十九日の法要の折、姉妹は互いの家を守り続けてきたことをたたえ合う。 「タイプも考えも真逆ながら、どちらも相手のことを先に思いやる姉妹。幼少期から人生の終盤に至るまで、互いを理解し合い、尊敬し合う姿を見せてくれました。そんな“姉妹の絆”を描く朝ドラの流れは『とと姉ちゃん』『べっぴんさん』へと受け継がれています」
2017年02月26日「たとえば家族で、何か決めるとき、ひとたび姉妹が結束すると、父親の権力よりも強くなり、たやすく家庭内で意見が通ります(笑)。実は、そんな“姉妹力”が、今の日本には必要なんです」 そう語るのは、ベビーシッターサービス「キッズライン」代表取締役CEOの経沢香保子さん(43)。20代で起業し、’12年に東証マザーズに女性社長として当時最年少で上場した記録をもつ。小林麻耶&麻央や石田ゆり子&石田ひかりなど、今、芸能界でも最強の絆として注目されている“姉妹力”。経沢さんも“女性が輝く”社会を実現するためにも“姉妹力”に注目しているという。 「日本の社会で女性の活躍が遅れているのは、決定権をもつ女性の政治家や会社役員の人数が少ないこと。いくら声を上げても、圧倒的な多数派である男性の声にかき消されて、意見が届きづらいのです。しかし、女性1人だけの力では難しいことでも、一緒に声を上げてくれる人がいると違ってきます。まして、それが同性の家族だとしたら、より大きな力になります。それが“姉妹力”なのです」 また“姉妹力”は働く女性にとって、ときに癒しにつながるそう。 「活躍する場が増えれば、プレッシャーもストレスも多くなっていきます。しかし、友達や同僚には、簡単に弱音が言えないことも……。ところが、心身の状況がわかり合える姉妹だと、本音も言いやすくなるのです。また、ビジネスで女性が突き進めば、嫉妬や軋轢から、嫌な思いをすることも少なくありません。誤った噂が流されたり、ネットでマイナスなことを書かれたりすることもあるでしょう。そんなときでも、ありのままの自分を知っている姉妹なら、『そんなの気にしちゃダメだよ!大丈夫だから』と励まし合えます。そんな“最後の味方”がいることは心強いですよね」 メールやSNSにより、表面上の言葉だけでつながることが増えている現代社会で、本当に理解し合える人間関係を築くために、経沢さんの言葉は重要だ。 「働く女性には、これから先、姉妹のような関係が築ける真の理解者がいると心強いのではないでしょうか。女きょうだいがいない人でも、友達同士、刺激し合い、支え合う関係をつくるには、リスペクトし合うことが大切です。そんな“姉妹力”が、日本を変えていくのです」
2017年02月26日「ぶつかり合わないように、ある年までは知恵を使っていた気もします。でも今では、それも互いの成長に必要だったなと思えるんです。“愛し合うからこそ傷つけ合う”2人でしたが、互いにほどよい距離を取ることの大切さに気付けました」 そう語るのは、演出家の故・蜷川幸雄さんの姪で、女優で画家の蜷川有紀さん(56)。小林麻耶&麻央や石田ゆり子&石田ひかりなど、今、芸能界でも最強の絆として“姉妹力”が注目されている。有紀さんと妹・みほさん(52)も、母親の介護で“姉妹の距離感”の大切さに気が付き、最強の絆を築き上げた。 みほ「姉妹って不思議です。同じ親から生まれ、親戚もルーツも同じだから、自分のことをイチから説明しなくて済む。そこが他人とは違うところ。幼いころからのことを説明しなくてもわかってくれる存在って素晴らしいですよね。私たち、『過去世で双子だった』と、言われたこともあるんですよ(笑)」 姉の有紀さんは、’78年に女優デビュー。映画や舞台で活躍し、’04年には映画の監督・脚本・主演も務めた。その後、画家として個展も開催。昨年末には元東京都知事で作家の猪瀬直樹さんとの交際でも話題を呼んだ。 一方、妹のみほさんも’85年に女優デビュー。姉と同じく女優の道を進むが、20〜30代はうまく距離が取れず、大ゲンカしたこともあったという。その後、ロックバンド「VERY VERY IRON」を結成し、作詞・作曲も担当。さらに姉と同じく画家としても活動。ヘルパー2級の資格も持っている。 有紀「母は、今歩けず車いすの生活ですが、頭はとてもしっかりしていて元気。2人で交互に会いに行って、楽しい時間を共有しています」 みほ「母を施設から連れ出して海辺をドライブして、ご飯を食べて、施設に戻るのが私のいつものルート」 有紀「母を連れて行く場所やお店はそれぞれ違うのよね」 母を施設に入所させる決断をした姉の有紀さんには、戸惑いもあったそう。 有紀「母の調子が悪くなり、お医者さまから『頑張らないで施設に入ってもらいなさい。姉妹で交互に会いに行って、楽しい時間を過ごしたらいいですよ』と提案されました。でも母の入所を決めるのはすごく勇気のいることでした。2人も娘がいるのに、なぜ自宅で介護できないのか?という葛藤もありました」 みほ「私もヘルパーの資格をとって、『母の面倒を自分で見たい』と最初は思っていたんですけど……。いろんな施設や家にヘルパー資格の実習に行ったときに、1人で留守番をしている高齢者の方が『寂しいから帰らないで』というのを見て、私たち姉妹も、常に母と一緒にいられるわけではないんだ、と」 有紀「そうね……。母は俳句や詩を書いたりして、自分の世界を持っている人。うちは母、娘とそれぞれが自分の世界を大切にし、いざというときにこそ、互いに頼り合える関係でいたいと思ったの」 みほ「(うなずいて)母も1人で家にいたら、それはそれで寂しいでしょうしね。今いる施設は、ヘルパーさんや看護師さんも優しいし、そこに社会もある。最初は姉と意見が違いましたが、今は、その決断に感謝しています」 有紀「今、強く思うのは、いろいろあっても、家族が互いに健康で幸せであること。それがいちばん大事」 みほ「姉と猪瀬さんとのことも、(報道より前に)母から少し聞いていたんです。姉が幸せそうでよかったって思います」 有紀「これからも“距離感”をキープしながら、仲よくやっていきましょうね」 みほ「映画『八月の鯨』のように、老姉妹になっても仲よくいたいね」
2017年02月25日「今回、大谷翔平が抜けたときに代役で武田翔太を呼びましたよね。そしたら、小久保さんは武田を先発ローテに加えるようなことを言ったんです。そのときに、おやと思いました。だって、最初に呼んだ先発陣は小久保さんがいちばんいいと思って選んだメンバーのはずでしょ。それならば、先にいた藤浪晋太郎などに、より重要な先発をまかせるべきです」 小久保裕紀監督の一貫性のない編成方針を指摘するのは、野球評論家・里崎智也氏だ。里崎氏は松坂大輔ら投手陣をリードし、第1回WBCの優勝に貢献した名捕手だ。23日から、宮崎で強化合宿を始める侍ジャパンだが、彼はさらに不安要素を挙げる。 「残念ながら、今回の投手陣は小粒。いくら菅野智之らが凄いとはいえ、いま日本人のベストピッチャーは、みんなメジャー組ですからね。彼らを一人も招集できなかった投手陣は、過去のWBC代表に比べても苦しい」前回もメジャー組を招集できずにチーム防御率は3.84、準決勝敗退となった。今回は、エース候補の大谷が直前に怪我で辞退。そうなれば、投手陣の戦力ダウンは否めない。 一方で、打者はアストロズの青木宣親をはじめ、国内組もベストメンバーを招集することに成功した。筒香嘉智、山田哲人らが台頭してきた打撃陣は過去最高といわれている。そんな期待を持って意見を求めると、その考えは一蹴された。 「よく『今回の打線は“超重量級打線”ですよね』という質問を受けるんですが、思い返してください。第1回のメンバーには三冠王の松中信彦や岩村明憲のような40本塁打を打ったことのある打者が4、5人いました。 それに加えて、イチロー、青木と“200本安打組”も揃っていた。今回のメンバーで40本打ったことのあるのは昨年の筒香だけだし、イチローもいないでしょう。当時は機動力のある選手も、長距離打者も揃っていた。それでも韓国に打ち負けた。 小久保監督なら、内野は一塁・中田翔、二塁・山田、三塁・松田宣浩、遊撃・坂本勇人に、外野はレフト・筒香、センター・青木、ライト・鈴木誠也で、捕手は嶋基宏か大野奨太、DHには内川聖一という起用が予想できます。しかし、このメンバーだと機動力が使える選手は限られる。かといって、バントも、昨年の強化試合ではほとんど使いませんでした」 昨年11月の強化試合では打ち勝てたが、WBC本番で対戦するのは、一線級の投手たち。「投」も「打」も「走」もイマイチの侍ジャパンの総年俸は約54億2000万円だ。そんな、長者軍団がV奪還に失敗すれば、ペナントレース開幕前に野球人気は盛り下がってしまう。(週刊FLASH 2017年3月7日号)
2017年02月25日清水富美加さん(22)が宗教法人「幸福の科学」に出家を決意し、世間を騒がせています。また清水さんは出家後の名義である「千眼美子」名義で2月17日に書籍を出版。その中では喫煙をしていたことや仕事や事務所に対する不信感、そして過去の恋愛遍歴にも触れていました。 そんな恋愛遍歴暴露の中で浮上したのがバンド「KANA-BOON」の飯田(めしだ)祐馬さん(26)です。清水さんとは1年ほど交際していたそうですが、飯田さんは既婚者。ベッキー(32)と「ゲスの極み乙女。」川谷絵音さん(28)の不倫報道を見て「ヤバイ」と思い、別れたと報じられています。 ゲス不倫経験を今さら暴露するあたりに「本を売りたい」という気迫を感じますが、気になるのは飯田さんのビジュアル。そしてバンドマンという職種の魅力です。飯田さんは川谷さんと同じ「キノコヘア」。どうしてお世辞にもカッコいいとはいえないキノコヘアの男子が、女優やタレントを落とせるのでしょうか。今日はバンドマンが女性にモテる理由、そしてキノコヘア男子がなぜ女性から需要があるのかを考えます。 ■バンドマンのギャップ萌えはどんな男も使える究極技 バンドマン。そのモテっぷりは、ときに「3B」として美容師、バーテンダーなどと並び紹介されることもあります。高校時代ならまだしも、大人になってもバンドマンがモテる理由はいったいどこにあるのか。大きく分けると、3つの要素が絡んでいると思っています。 ◎ギャップ萌えバンドマンの魅力の1つは、やっぱり演奏時と通常時のギャップにあります。どんなブサイクでも演奏やパフォーマンスがカッコイイと、顔のイケメン度とは関係なく女子がキュンとなるものです。 ◎自由人としての魅力バンドマンといえば、夢追い人の自由人。大人になると会社員として働く人が多い中、やりたいことで勝負する彼らはそれだけで魅力的に見えるもの。女性の中には、男性を支えることが存在意義になっている人も。そういう母性の強いタイプにとって自由人のカレは、尽くしがいのある男性といえるのです。 ◎表現者としての魅力人は大人になると個性や意見を押し殺し、ある程度社会に適合していくもの。そんな社会の流れに逆行し、作り出すものの完成度を追求する“表現者としての魅力”がバンドマンにはあります。ベッキーさんと川谷さんの例でいえば、優等生タイプの女性が才能溢れる音楽家に惚れるのは、まさにこの典型です。 駆け足で3つの要素を紹介しましたが、これは多くのバンドマンに共通する点。今回の飯田さんについては、さらにどんな要素が絡んでいるのか。彼の「キノコヘア」の魅力についても紐解きます。 ■キノコヘアは女子にどう思われているのか 多くの人が清水さんを落とすには釣り合わないと思ってしまったであろう、飯田さんのビジュアル。世間でもそのキノコヘアが1番に取り上げられ、騒がれているようです。キノコヘアは好みが別れるものですが、魅力の1つは“中性的”であること。いわゆるイケメンの髪型は、前髪ツンツンだったり刈り上げだったりしますが、そういう攻撃性が高い男性を嫌う女性は一定数存在します。 実際キノコヘア好きでバンドマン男性と結婚した女性によると「自分も女性の性を全面に押し出していないので、男性に筋肉マッチョとかを押し出されると無理ってなる。だから中性的なキノコヘアが好きなんだと思う」とのことでした。キノコヘアは、いうなれば草食系男子のヘアスタイル。つまり過剰な男臭さを隠し、女性に親近感を沸かせることができる髪型なのかもしれません。 ■女子の“イケメンアレルギー”を狙う また一部では、清水さんが「もうイケメンはこりごり」と言っていたとの報道も。飯田さんのビジュアルをみて「かっこよくない」と思った人も多いことでしょうが、なぜ、それでも若手女優を落とせるのか。それは、女性の中に「イケメンアレルギー」を持つタイプが存在するからです。 彼女たちはイケメンと付き合うと、浮気されたり苦労する可能性を感じてしまう。だから付き合っても安心できる「適度にブサイク」な男性を探すそうです。しかし先ほども書きましたが、ブサイクでもモテるのがバンドマン。バンドをすることで到来するモテ期。これまでモテ方を知らなかった男性は戸惑い、来るものを拒めない人やうまく扱いきれない人も出てくるでしょう。つまり、女でいう“大学生デビューからのヤリマン化”とそっくりな構図なのです。 このようにキノコヘアのバンドマンにはさまざまな要素が絡み合い、若手女優からタレントまで手を伸ばせる立場になっているのかもしれません。 出家してからの清水さんには驚くことばかりですが、自著には「『人のために生きます』っていう約束を、心の中で、神様にしたんです」と書かれています。人のために生きるのはすばらしいのですが、本の中で終わった恋愛を書くことで、相手の男性が活動停止の危機に瀕している。これが本当に“人のために生きたい人がするべきこと”なのかは疑問です。 懺悔の気持ちで書いたのなら、それこそ傲慢。宗教家としての彼女の前に、22歳の彼女の今後には不安しか感じないのです。
2017年02月24日「今月10日、三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行の’16年4〜12月決算で、預金利回りが0.00%と発表されました。決算では、小数点第3位以下を切り捨てるのでゼロ表記になりましたが、実際の普通預金利率は多くの銀行で0.001%。マイナス金利の導入から1年、銀行の業績も悪化し、預金利率は史上最低です」 こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。ついに預金利回り0.00%時代に。しかし、ATM手数料など各種手数料は値上げ傾向にある。預金してもお金は増えず、手数料だけがかさむ現状は、実質的な“マイナス金利”だ。そこで、荻原さんが手数料をカットする裏ワザを教えてくれた。 【1】大手銀行の優遇サービス 「大手銀行には、みずほ銀行の『みずほマイレージクラブ』のように、登録して一定の条件を満たせば、手数料が優遇されるサービスがあります。おもな条件は、インターネットバンキングの登録や、給与振込口座の指定、提携クレジットカードの利用など。これらの利用ポイントに応じて、コンビニATMや振り込み・時間外などの手数料を最大月4回まで無料にできます」 【2】ゆうちょ銀行の活用 「ゆうちょ銀行ATMは365日いつでも無料で、同行間の振り込みは月3回まで無料です。さらに便利なのは家族カード。1つの口座で複数のキャッシュカードが発行できます。一人暮らしの大学生と親、単身赴任の夫と妻、離れて暮らす老親と子どもがそれぞれカードを持つと、仕送りなどが同一口座の入出金ですむので、手数料はかかりません」 【3】コンビにATM手数料が無料のネット銀行 「ネット銀行は、実店舗を持たず人件費もかからないので、預金利率などは比較的高め。各種手数料も割安です。なかでも新生銀行は、各都市銀行のほかイオン銀行、およびコンビニATMなどを、24時間いつでも、回数制限なく無料で利用できます。使い方としては、たとえば給与振込口座から1カ月分の生活費だけをネット銀行に預け替えると、手数料無料の範囲内で自由に引き出せます。ネット銀行の預金=予算内でやりくりすることになるので、節約にも効果的でしょう」 【4】無料の自動入金サービス 「『預け替えが面倒』という方には、無料の自動入金サービスがあります。これは、他行の口座から、毎月決まった日に一定額を自動で引き出し、ネット銀行の口座に入金するサービスです」 【5】定額自動振込サービス 「家賃や月謝などの振り込みも、毎月決まった日に一定額を登録口座に振り込む『自動振込サービス』が便利です。ネット銀行は使い勝手のよい点が多いのですが、『この投資商品に契約すれば、金利が○倍!』などというキャンペーンも頻繁に行っています。これらに惑わされず、無料サービスだけを賢く利用しましょう」
2017年02月24日今回のグリーンジャンボ発売開始日はくしくも2月22日。ニャンニャンニャンの語呂合わせから「ねこの日」だ。そこで本誌が注目したのは、ズバリ全国“億招き猫”のいる売り場。この5年内にジャンボで億を出した実績のある「猫」を紹介! 東京都「京葉交差点宝くじセンター」にいるのが“億招き猫”のマコちゃん。 「’10年10月でした。近所で子猫が3匹生まれ、真っ白な子が1匹いたんです。『白は縁起がいいから飼ってみない?』と言われて、私も一目ぼれ」(店主・吉田ツヤさん) 以前、飼っていた白猫がマコだったことから、同じ名前に。売り場内にハウスを作って、常にツヤさんが世話をしていたところ、わずか2カ月後、年末1等・前後賞あわせて3億円が大当たり。続けて’12年、’13年ドリーム連続1億円、そして、’14年年末7億円と毎年大当たりを連発。昨年のサマーでも7億円が出て、なんとマコちゃんが売り場に来てからの大当たり総額は19億円になった。 次はメディア初公開、千葉県『あびこショッピングプラザチャンスセンター』のあびこちゃん。 「近所で飼われているのか、野良なのかわからないんですが、なぜか閉店間際の午後7時前後に売り場前に現れるんです。’15年12月の年末最終日にも現れて、じっと売り場を見ていたんです。そしたら全国で25本しか出なかった年末10億円が出たんですよ」(渡辺彰店長) そして、昨年大みそかのこと。しばらくぶりに店頭にやってきたので、お店の場所(千葉県我孫子市)にちなんで「あびこちゃん」と名付け、販売員たちがなでながら記念写真を撮ると、今度は年末プチで1等1,000万円が出た。まさにあびこちゃんは売り場に1等をもたらす福猫なのだ。 つぎは“猫の恩返し”と評判の福猫・クレちゃんのいる売り場。’12年11月、地元のコンビニ脇に捨てられていた3匹の子猫が、ボランティア団体に保護された。そのうちの1匹を引き取ったのが、岐阜県「宝くじの店平川バロー市橋店」の販売員・上谷みちよさん。そのころ、上谷さんは系列店の「平川バロー羽島インター店」に勤務していたのだが、クレちゃんが来て半年後の、’13年ドリームで1等1.1億円が! 「その後、私は市橋店に移動。そこで今度は’13年オータム3.9億円が出たんですよ。もうそのときには、これは『クレちゃんの恩返し』だと、販売員みんなで話しました」(上谷さん) 億を招くのは生きている猫だけではない。ここからは、億が続々の「変わり種招き猫」を紹介。 北海道「大通地下チャンスセンター」では佐賀県・宝当神社で当せん祈願した金の招き猫を置いたところ、’16年年末1等と前賞8.5億円が。秋田県「清水商店」では、’13年にJTからタバコ販売の成績優秀表彰で贈られたバカラの招き猫を店頭に置いたところ、’14年グリーン1等・前後賞5億円、’16年年末ミニ1等1億円が出た。栃木県「宇都宮カルナチャンスセンター」の名物猫は、季節ごとに販売員が手作りの衣装を着せて大事にしている石造招き猫の「玉ちゃん」。その御利益か、’13年12月ロト7・1等8億円、’16年年末ミニ1等1億円が。 西日本にも「変わり種招き猫」がいる。京都府「京都駅ビルチャンスセンター」では日本最古の招き猫と伝わる壇王法林寺の黒い招き猫のレプリカを飾ったところ、’14年グリーン1等前後賞5億円。大阪府「近鉄上本町駅売場」では、販売員が古希記念にお伊勢参りで購入したミニ招き猫を置いた途端、’15年オータム1等・前後賞5億円、’16年年末ミニ1等1億円が出た。和歌山県「新宮イオンチャンスセンター」にいるのは高さ180センチの巨大招き猫「グーちゃん」で、’13年年末1等・前後賞7億円、’16年年末1等と前賞8.5億円が。福岡県「地下鉄天神西口チャンスセンター」では、販売員がペットボトルと紙粘土で手作りした黄色の招き猫を売り場においたところ、’15年サマー1等と前賞6億円が出た。 「招き猫」パワーについて、風水建築家の山下剛さんが次のように語る。 「じつは風水では、生きている猫も置物も性質は同じで、天の気と人の気を行き来するとされます。ここに紹介された売り場の大当たりは、まさに猫が運んできた天の恵みですね」 今回のグリーンジャンボでは、億招き猫にあやかって、大当たりを狙え!
2017年02月24日「じつはトランプ大統領との日米首脳会談を終えた安倍首相が帰国して最初に会った民間人は、なべおさみさんだったんです」(政治部記者) 帰国翌日の国会審議を終えた2月14日夜。安倍晋三首相(62)が向かったのが、東京・目黒雅叙園で開かれていた、なべおさみ(77)のパーティだった。 じつはこの2人、父親である故安倍晋太郎・元外相の代から家族ぐるみの付き合いだという。なべおさみ本人が、当日の様子を明かしてくれた。 「総理は、米国滞在中もわざわざ『スケジュールはとってあります。必ず出席します』と、念押しのメールを送ってくれたんですよ。本当にありがたくてね」 その言葉どおり、国会を終えて会場に駆けつけた安倍首相はサービス精神満点だった。 「昭恵夫人が総理と大統領とのツーショット写真を大統領専用機内で撮り、ご自分のフェイスブックに掲載しているんです。ある人が『あの写真をいただけませんか』と話しかけたら、総理は『私に著作権がないんですよ』と言い、周囲を大爆笑させていました」(なべ) 安倍首相は記念撮影にも気軽に応じ、気さくさに驚いた出席者も多かった。 「ある人が『大統領とのゴルフはいかがでしたか?』と聞くと『2人きりで回ったので……国家機密です。(話しては)信頼関係が壊れます』。みなさん大爆笑でした。いやあ、気配りもセンスもさすがです」(なべ) このパーティーの正式名称は、『おさみ・瑠美子夫妻幻の金婚式』。なべが続ける。 「本当はこの日、瑠美子(元女優の笹るみ子さん)と金婚式のお祝いをするはずだったのですが、女房は半年の入院生活の末、昨年10月に肺炎で死んじゃって。総理も去年9月に見舞いに来てくれました。声が出なくなった女房がなけなしの力で書いた『不安です』という乱れた文字を見て、総理は後ろを向いてハンカチで目を押さえていました。『来年の金婚式にはぜひ呼んでね』と帰って行ったその約束を、総理は本当に果たしてくれたんです」 深く感謝するなべだった。
2017年02月24日歌手のGACKT(43)が23日、2度目の円形脱毛症になっていたことを自身のブログで公表。潔い告白と、ポジティブな“GACKT流”思考が話題を呼んでいる。 過去にも、’16年1月に放送されたバラエティ番組『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)の収録によるプレッシャーとストレスから円形脱毛症になったことを告白していたが、「自分的には去年に比べれば随分とプレッシャーもない中で収録を終えることが出来た」と今年は同番組の収録を無事に終えたことを報告。 しかし、朝の筋トレ後、髪を整えに美容室に行ったところ「またできてるよ!」と美容師から再び円形脱毛症になっていることを指摘されたと明かし、「マジかぁ!と思いながら自分の頭にできたハゲを見た時にまた大笑いしてしまった」と綴ったGACKT。 さらに「以前は、どんなハゲかを出すことはなかったが今回はまあ記念ということで出すことにした」と後頭部の写真も公開した。 本人はストレスを自覚していなかったそうで、「あははは。マジでウケる」と明るく笑い飛ばしながら「ボクGACKTだってハゲの一つや二つできる。それでも、鏡を見て笑ってんだ。(中略)笑いながら前に進めばどんな嫌なことも必ず笑い話になる。そんなもんだろ」と持論を展開した。 ファンからは「中身もかっこいい!」「深い…考えさせられるブログ」「男前すぎる」と反響が寄せられている。
2017年02月24日2月24日、村上春樹(68)の新作『騎士団長殺し』(新潮社)がついに発売となる。「第1部 顕れるイデア編」と「第2部 遷ろうメタファー編」の2冊からなる長編小説だ。村上氏の長編小説は、前作の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』以来、4年ぶり。すでに初版部数は計100万部と発表されており、ミリオンセラーは確実だ。 今や世界に名だたる作家となった村上氏だが、ほとんどメディアに登場せず、最近、読者になった人には、その素顔は意外と知られていないのでは。そこで、『1冊でわかる村上春樹』など、村上作品の解説書を執筆する「村上春樹を読み解く会」代表・齋藤隆一さんとともに、ベールに包まれた村上氏の素顔を読み解いてみた。 【1】学生結婚をしている 村上氏は、’49年に京都市に生まれ、兵庫県で育つ。その後、早稲田大学第一文学部在学中の22歳のとき、同級生の陽子夫人と学生結婚。 「村上氏本人は否定していますが、『ノルウェイの森』に登場する緑という女性は、陽子夫人がモデルといわれています。当時の陽子夫人を知る早稲田大学の卒業生から、陽子夫人の容姿は、作中で描かれる緑の描写とそっくりだと聞きました」(齋藤さん・以下同) 【2】おもな文学賞は総ナメだが、芥川賞だけとっていない 29歳の春、神宮球場で野球の試合を観戦中、小説を書こうと思い立つ。翌年、書き上げた『風の歌を聴け』が「群像新人文学賞」を受賞。晴れて小説家デビューを遂げた。 「同作と、2作目の『1973年のピンボール』が芥川賞候補となりましたが、どちらも落選。アメリカ文学の影響を受けた斬新な作風で、審査員の評価が分かれたようです。ですがそれ以降、谷崎潤一郎賞をはじめ、最近では海外のアンデルセン賞など数々の文学賞を受賞しました」 【3】『ノルウェイの森』の装丁は村上氏自身のデザイン デビューから約3年後、執筆活動に専念するため海外に居を移した後に発表した『ノルウェイの森』が大ベストセラーに。 「上下巻の単行本の、赤と緑の装丁を覚えている方も多いでしょう。じつはこの装丁は、村上氏自身のアイデア。『一〇〇パーセントの恋愛小説!!』という帯のコピーも村上氏によるものです。原稿にとどまらず、書籍のデザイン、紙や活字の選定、価格や広告まで、書店に並ぶまでのすべての工程をチェックするのが村上流。この徹底ぶりは、本が読者のもとに届くまで、作家の責任は続いているというポリシーによるものです」 【4】ふだんは肉を食べない あまり肉を食べず野菜と魚ばかり食べるという話は、ファンの間ではよく知られている。唯一食べるのが牛肉で、ほかの肉はほぼ食べない。とくに羊肉は臭いもNG。 「ときどき肉が食べたくなったら、ビーフステーキ。いっぽう、野菜は大好きで、1食で洗面器1杯分ほども食べると語っています。かなりの偏食家ですよね。村上氏は一人っ子で両親にずいぶんかわいがられたようですので、苦手なものは食べずに育ったのかもしれません」 【5】原発反対を唱えている 「東日本大震災後の’11年6月、スペインの『カタルーニャ国際賞』を受賞した際、村上氏はスピーチで脱原発を訴えて注目されました。ですが、’97年、すでにエッセイの中で脱原発を主張していたのです。さらにさかのぼって、’85年に発表された小説『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』の中には、風力発電所が登場しています。当時からクリーンエネルギーに関心を持っていたのでしょう」 これまで、自身の体験や関心を作品に反映してきた村上氏。新作『騎士団長殺し』はどのような話になるのだろうか。齋藤さんはこう予想する。 「『騎士団長殺し』というタイトルですが、これはモーツァルトのオペラ作品『ドン・ジョヴァンニ』の内容を彷彿とさせます。この作品には、ある女性を誘惑した主人公のドン・ジョヴァンニが、女性の父親である騎士長を怒らせた末、殺してしまう場面が登場します。オペラ好きとしても知られる村上氏なので、作品の内容をモチーフにしている可能性はあるでしょうね」
2017年02月24日「ふだんから『舞台は下痢をしても頭痛がしても立たなければいけないもの』と周囲に話していましたから、その自分が舞台に穴を開け、ましてや芝居自体を中止に追い込んだということは、さぞや無念だったと思います」(演劇関係者) 3月18日から名古屋・中日劇場で開幕するはずだった舞台『おもろい女』。主演の藤山直美(58)の病気降板と、舞台の中止が発表された。病名は、乳がんだ。開幕1カ月前になって発覚した重病。彼女に何があったのか――。 藤山は10年前から、がん検診を続けていたという。さらにこの数年は、乳がんの啓蒙活動やピンクリボン運動にも熱心に関わってきたと、芸能関係者は説明する。 「じつは数年前、藤山さんにとって大切な人の1人が、がんにかかってしまって。それ以来、彼女は“他人事と思えない”と言って、がんと闘う活動に力を入れるようになったのです。早期発見のため自分ができることはないかと、15年10月に地元・京都で開かれた日本癌治療学会で『えらいこっちゃ!うちの◯◯ちゃんが、がんになってしもた』と題した寸劇を演じたり、“女性ががんと生きる”を語り合うパネル・ディスカッションにも参加したり。精力的に活動していました」 まさか“がん闘病”が自分の身に降りかかってくることまで、彼女は想像していたのだろうか――。だが活動に打ち込んだ甲斐あって、いま彼女の周りには日本を代表する“がん名医”が集まっているという。 「まさに“不幸中の幸い”でした。本人も心強いでしょう」(前出・芸能関係者) あの底抜けに明るい舞台姿を早く見たい。
2017年02月24日2月12日の第59回グラミー賞で二冠に輝いたビヨンセ写真:ロイター/アフロ 世界最大級の音楽イベント「コーチェラ・フェスティバル」が今年も4月14〜16日、21〜23日にカリフォルニア開催される。ビヨンセ、ケンドリック・ラマー、そしてレディオヘッドがヘッドライナーを務めることが1月に発表されて期待が高まっていたが、ビヨンセが出演を急遽キャンセル。この影響で転売チケットの市場価格が暴落しているという。 チケットは既に完売しており、現在はセカンダリマーケットで取引されている。各種チケットの検索サービス「TicketIQ」によると、ビヨンセの降板が報道されたことを受け、第1週のチケット価格はそれまでの978ドルから872ドルへと12%ダウン。第2週も856ドルから834ドルに3%の下落を記録している。 ビヨンセの所属事務所パークウッド・エンタテインメントとフェスティバルのプロモーションを担うゴールデンボイスは共同で以下の声明を発表。 「主治医の助言に従い、今後数カ月は過密なスケジューリングを避け、ビヨンセは2017年のコーチェラ・ヴァレー・ミュージック&アーツフェスティバルへの出演を控えることを決定しました。しかしながら、彼女は2018年のヘッドライナーとして登場します。ご理解に感謝します」 女性アーティストがコーチェラのヘッドライナーとして登場するのは、2007年のビョーク以来初めてとあって、ビヨンセを目当てにチケットを購入したファンも多かったはずだ。しかし、現在双子を宿しているビヨンセが、母体の安全を優先するのは当然のことだと言える。
2017年02月24日「そもそも、中国米を混ぜるなんて……。いま中国米は1キロ249円ほど。でも1キロ260円で滋賀県産こしひかりが買えるんです。わざわざ(安くはない)中国米を買って混ぜるなんて、そんなリスクを犯す理由がありません」 語気を強めて語るのは、JAグループ京都の米卸業者『京山』の担当者。この『京山』が販売していた国産こしひかり4袋を産地判別検査したところ、そのうち3種に中国産米が混入されていたと、『週刊ダイヤモンド』2月18日号が報じたのだ。 週刊ダイヤモンドが検査を依頼した研究所では、米に含まれる、同じ元素でありながらわずかに重さが違う“安定同位体”と呼ばれる物質の構成比から、産地を調べている。 同誌によれば、『京山』が販売する「魚沼産こしひかり」は10粒中4粒が中国産米と判定。「滋賀こしひかり」は同6粒が中国産米と判別された。 『京山』はJA京都の傘下にある米卸業者。JAをも巻き込む、ブランド米の“産地偽装”疑惑に米業界は騒然――。だが本誌の取材に猛然と反論するのは、記事で「黒」のレッテルを貼られた『京山』の担当者。 「あの検査結果は絶対に間違っています!ウチには普段から農水省の抜き打ち検査もあり、また外部機関である穀物検定協会の人間も常駐していて、外部のチェック機能も働いているんです。そもそも、“安定同位体”による検査は、まだ技術が完全には確立されていません。だから正式な産地検査には、米のDNAを調べるのです。ダイヤモンドさんが頼んだ研究所ではDNA検査もやっているのに、なぜか今回、そちらの結果は記事に出ていません。おそらくDNA検査では国産米という結果が出ているのでしょう。裁判で、ダイヤモンドさんからこのDNA検査の結果が開示されれば、必ず我々の身の潔白を証明できると思っています」 専門家は、今回の記事をどう見ているのか。元農水省の食品Gメンとして食品偽装の監視、摘発を行ってきた『食の安全・安心財団』の中村啓一事務局長は、こう話す。 「正直なところ、まだ(真偽は)わからないですね。記事で疑問なのは、農水省の発表では、13~15年度の中国産うるち精米短粒種の輸入実績は“ない”とされているのに、では混入されているという中国産米は、どこから手に入れたものなのかと。農水省の立ち入り検査の結果が出るまでは、何とも言えない状況ですね」 天下の大スクープか、大誤報か――そういう状況だというのだ。 記事が出て2日後の2月15日、『京山』とJA京都は、記事を“事実無根”として損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。本誌は、『京山』側の反論について、発行元のダイヤモンド社に回答を求めた。 「私どもとしましては、記事の内容、取材は正当なものと考えております。京山側が提訴したという報道は目にしておりますが、現時点では、お答えできることはありません」(総務部担当者) 何よりも気になる“食の安全”。一日も早い解明を――。
2017年02月24日「2本目の連続ドラマで、いきなり社会現象になるような作品に参加できたことが、本当にラッキーだな、と。『逃げ恥』の風見として世間の方々に認知していただけたようで、街で声をかけられることも増えました」 そう語るのは、モデル、俳優として韓国で12年間のキャリアを経て、昨年、日本でドラマデビューをした大谷亮平(36)。大人の男の匂いをまとった“逆輸入俳優”は、『ラヴソング』(フジテレビ系)で日本の連続ドラマ出演を果たすと、昨年末に日本中で旋風を巻き起こした『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の風見涼太役で人気急上昇。関心を集めたドラマのエンディングでのダンスにはこだわりのエピソードも。 「ダンスは初めてだったので、振付を体にたたき込もうと必死に覚えました。ラストの5人で踊るシーンは、3回で撮り切ると言われて少し硬くなってしまったというか。僕だけテンポが遅いというご意見がありましたが……、あれ、余裕からくる“間”で、遅れたわけではないということで(笑)。石田ゆり子さんとかノリノリで踊っていたのを見て、僕も、もっと楽しめばよかったなあって後悔しています」 現在放送中のドラマ『奪い愛、冬』(テレビ朝日系・金曜23時15分〜)では、ヒロイン(倉科カナ)の元カレのデザイナー・森山信を演じている大谷。男女の泥沼愛憎劇が話題で、ドロドロしているけどキュンとする“ドロキュン”ドラマとも言われる。 「僕自身は、“キュン”ねえぞ!って思っていて(笑)。ドロドロはなんと言っても、信の妻・蘭を演じる水野美紀さんの怪演がすごい。撮影中は、アドリブに圧倒されっぱなしです」 そんな大谷は、共演者から、「性格が天然だ」と言われることが多いのだとか。 「ガッキー(新垣結衣)や源さん(星野源)から何度も言われたし、倉科さんは、初めての撮影のとき、『そういう人だと思ってなかったから、ビックリした』って。僕自身は、どこが天然なのか意味がわからない。水野さんにも指摘されていて、いまはそう言われないように直そうとしているところです(笑)」 今後、出演作品も多岐にわたり、新たな一面を見せてくれると期待が膨らむが、自身が取り組みたいものは? 「今は、わりとカッコいい男性をやらせていただいているので、そこをもっと突き詰めてみたいという思いもあり、逆に、振れ幅の大きい役もやってみたいという思いと両方あります。また、よく時代劇顔だと言われるので、ぜひ、時代劇に挑戦したいですね。おじいちゃんが言っていたんですよ。『マゲが似合う顔だ』って。いつか、かなえたい目標のひとつです」 快進撃を続ける逆輸入俳優・大谷は現在36歳。結婚について考えることは--? 「う〜ん、考えることはありますけど、具体的にいくつくらいで、っていうのはなくて。いつかするんだろう、しなきゃって思いますけど。今すぐっていうのは皆無に近い。理想のパートナーは、あんまりギラギラしてない人がいいですね。角がなくて、丸い感じの女性がいい。『まあいいじゃん、そういうこともあるんじゃないの』みたいに言ってくれる人。今までやったドラマに出てきた女性キャラでいうと?いないなぁ(笑)」
2017年02月24日スタッフの拍手とともに《4月からゴールデン番組としてスタート!》と書かれたボードが登場すると、指原莉乃(24)とSHELLY(32)の2人は満面の笑顔に――。 人気深夜バラエティ『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で、そんな“サプライズ場面”が放送された。メインMCのチュートリアル徳井義実(41)とフットボールアワー後藤輝基(42)も“ゴールデン昇格”に大喜びだが、視聴者からはこんな疑問の声が――。 「“あの番組、なんで2人も女性MCがいるの?”という疑問が視聴者から出ています。もともと12年の番組開始当初はSHELLYさんが単独で女性MCを務めていましたが、昨年2月から産休に入ったんです。そこで“代役”として起用されたのが指原さんでした。ところが、産休が明けたSHELLYさんは昨年11月に番組へ復帰。指原さんもそのまま番組に残ったため、現在の“女性MC”2人体制が続いているというわけです」(番組関係者) だが番組を見ていると、どちらか1人が手持ちぶさた状態の場面もたびたび。 「それもあって、現場では2人の間に“微妙な空気”を感じることも多いんです(苦笑)。2人とも現場では全力投球。お互いがやる気満々のあまり現場でつい意識しあって……。一色触発の場面もあるんですよ」(前出・番組関係者) それは収録前にスタジオで2人が顔を合わせたとき――。 「SHELLYさんが指原さんに『スタッフの××さん、知ってる?』なんて聞いていて。指原さんが『知らないですね~』と返すと、『あっ、そっか。前にいた人だから、私しか知らないか』なんて。指原さんも『(SHELLYの)産休中、私ちゃんとがんばってましたよ』とさらっと口にしてたり(笑)。2人で、後藤さんや徳井さんと“自分は仲が良い”という話をしているところも見ちゃいました」(番組スタッフ) 火花散る“女同士のバトル”。だが、こんな話をする別の番組関係者も。 「いや、じつは本人同士は別にお互いのことをそれほど嫌ってないんです。ただ、番組のスタッフたちが妙に2人の仲を煽るというか……。お互いの名前を挙げて『◯◯さん、ちょっとよくないですよね』みたいなことを、それぞれに言うんですよ。それで2人ともそんな気はないのに、ライバルみたいに言われて。2人ともかわいそうですよ」 4月からのゴールデン進出で、この“緊張関係”がいいほうに働くといいが――。
2017年02月24日「とても痛い、とても痛い」2月13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港で、そう言って倒れた金正男氏(享年45)。北朝鮮の故・金正日総書記の長男で、金正恩・朝鮮労働党委員長(34)の異母兄である。 彼は白昼堂々、搭乗手続き中に毒物攻撃を受け、暗殺された。これまでにベトナム国籍の女をはじめ、実行犯とみられる複数の人物が逮捕されたが、一部は依然、逃亡中だ。 かねてより北朝鮮の体制を批判していた正男氏は、’12年に北京で暗殺未遂事件に巻き込まれ、同年4月には正恩氏宛に「私と私の家族を助けてほしい」と命乞いの手紙を送っていた。それでも、正恩氏からの暗殺命令は継続していた。「コリア・レポート」編集長の辺真一氏は語る。 「現在3万人いる脱北者たちのなかに、海外で亡命政府を作り、正男氏をトップに据えようという一派がいたのです。さらに正恩氏は、米中が政権転覆を狙い、正男氏を自分の座にすげ替えるのでは、という被害妄想を抱いていました。正恩氏が脱北者の動きに過剰反応し、先手を打つ形で正男氏への暗殺指令を出していたのです」 暗殺の実行を指揮したのは、対南工作担当の人民軍偵察総局とされる。暗殺を含め、あの手この手で、命令を遂行する部局だ。元工作員だった青山健煕氏が、工作員の驚くべき訓練内容を明かす。 「大型車から小型車、オートバイまでいろんな種類の車の運転を学びます。逃げる練習もします。工作員は握手すると一発でわかりますよ。小指側の手の側面が岩のように固いから。工作員に合格するには、瓦を12枚割らないといけない。レンガだと4枚くらい。後頭部をその部分で空手チョップすると一発で相手は死んでしまいます。もちろん、女と寝る練習もしますよ」 女性工作員の場合は、色仕掛けで要人と関係を深め、情報を引き出すため、セックスの訓練が最重要とされたという。 「昔は指導役の女性が、ずらりと寝かせた工作員の女性器に、きゅうりをリズミカルに出し入れして、腰の使い方などを指南していました。なかには興奮してしまう女性もいて『相手を興奮させずに、お前が興奮してどうするんだ』と怒号が飛びました。場合によっては、ことの最中に後頭部の『ツボ』に毒針を刺し、殺すよう仕込まれます」 目的達成のためにはなりふり構わない、工作員の仕事ぶりが垣間見える。(週刊FLASH 2017年3月7日号)
2017年02月24日Instagramを中心に話題沸騰中のイラストレーター・横峰沙弥香さん。2015年に産まれた愛息「まめちゃん」の爆笑成長記録を、ほっこりするイラストとともに本誌で連載! 『まめ日和』のページに遊びにいらしてくださった皆様こんにちは。息子から絶賛いびられ中の横峰沙弥香です。 ……というのも、これは乳幼児あるあるなのですが、部屋の中に埃やらゴミやらが落ちているのを発見したときの子どもって やたらと「ゴミ見つけましたよ」アピールをしてきませんか?(しかも、ものすごく小さいゴミですら目ざとく見つけてきます) 2歳になって、そのような行動が少なくなってきたまめですが、それでもたまに小さなゴミを発見しては私に向かって警告してきます。 そのやり方がですよ……。 なんかもうメンタルに来るんですよ。ものすごい責められてる感! 最近はこの「トントントン」が聞こえるたびに飛び上がって、ダ●ソンを起動させる私。 そのリアクションが気に入ったのか、若干調子に乗ってママいびりに精を出すようになりました。
2017年02月24日野田村は、岩手県北部の太平洋に面した小さな村。人口約4,400人。NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で一躍有名になった三陸鉄道北リアス線が海沿いを走っている。その陸中野田駅から徒歩5分。どこか懐かしい街並みの一角に、村で唯一の寿司店「藤乃寿司」はある。 藍染めののれんをくぐると、カウンターの奥から小柄なおばあちゃんが、「いらっしゃい。どうぞ」と、招き入れてくれる。店主の斉藤トミエさん(77)だ。チェックのかっぽう着がかわいらしい。身長150センチあるかないかのトミエさんは、女性では珍しい寿司職人。寿司を握り続けて半世紀。77歳にして現役だ。 長女の明美さん(51)は奥のキッチンで煮物、焼き物などの調理を担当。母と娘で切り盛りする寿司店は今年で創業53年になる。 「人生は七転び八起き。昔の人はよくそう言いましたよ」 これがトミエさんの口癖だ。失踪して行方知れずの夫が残した借金を完済し、借地だった土地を購入して、店舗兼自宅を建て替えたのは55歳のとき。そのローンも10年ほどで完済し、寿司を握り続けているさなか、’11年に東日本大震災が発生する。太平洋沿岸の野田村にも最大約18メートルという津波が来襲。死者は37人、建物流出・全壊は311棟と甚大な被害がでた。 3月11日、大きな揺れのあと、近くに住んでいる明美さんはすぐにトミエさんを車で迎えに来て、高台にある自宅に避難させた。だがテレビもラジオもない状況だったため、避難の直後に津波が村を襲ったことは、後で知ったという。 後日、店に戻ってみて2人は驚いた。冷蔵庫は倒れ、畳とテーブルが折り重なって、足の踏み場もない。泥がいたるところに入り込み、店内はめちゃくちゃな状況だった。藤乃寿司のある地区は、家屋の倒壊こそ少なかったが、1〜3メートルの浸水被害に遭っている。いまでも入口のサッシには、1メートル80センチほどの高さのところに津波の跡が残っている。灯油がいたるところに流れ出し、未開封の酒まで灯油臭くて飲めなくなっていた。 「どれほどの水の強さだったのかと思いますね」(トミエさん・以下同) だが、トミエさんには意気消沈している暇はなかった。頭に浮かぶのは、少しでも早く寿司店を再開することだった。野田村の銀行は津波で流されてしまっていたため、久慈市の銀行に相談に行くと、「野田村が復興するかどうかもわからないのに、再開資金なんか融資できませんよ」と言われて泣きたくなったが、トミエさんは再び自分に言い聞かせたという。 「人生は七転び八起き!」 トミエさんのために、なじみの大工さんや家族、親戚も片付けを手伝ってくれて、藤乃寿司は震災発生から49日という驚異的な早さで営業再開を果たした。 「村にある店では(再開)第1号でしたね。村のみんなが集まるところがないと大変じゃないかな、と思って急いだんです」 座敷の畳も間に合わず、代わりにマットを敷くしかなかったが、店に明かりがともると、ぬくもりに引きつけられるように続々と客がやってきた。自宅を失った人も、家族を亡くした人も集まって、お互いの無事を確認し、震災の経験を語り合い、慰め合った。そんな客たちをカウンター越しに眺めながら、トミエさんは寿司を握った。 「皆さん、すごく不安だったと思います。皆で話す場所がほかになかったから。早く再開できて本当によかった」 トミエさんはことあるごとに「お客さんが店を育てた」と、村の人に感謝する。客も「かあちゃんに話を聞いてもらって、ホッとした」と、感謝する。だから藤乃寿司は温かい。常連客の1人は「ここは野田村のオアシスなんですよ」と話した。 「できる限りがんばりたいと思います。動けるうちはなんとかね。寿司を握りながら死にたいと思ってますよ。あれ、かあちゃん、昨日まで稼いでいたっけが?というふうに」 トミエさんはこれからも寿司を握り続ける。野田村を見守りながら。
2017年02月23日2月13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港で暗殺された北朝鮮・金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄・金正男氏(享年45)。犯行時間は、わずか5秒間。映画のような事件に、世界が揺れた。正男氏は01年、「東京ディズニーランドに行きたい」と偽造パスポートで日本に入国しようとしたが発覚し、強制退去になった。高倉健が出演する日本映画や漫画が好きな素顔などオタクの一面が伝えられ、世間の注目を集めた。 本誌は北朝鮮を離れ、国外を転々とした正男氏の知られざる“逃亡生活”を追った――。 ロシアとスイスで教育を受けた正男氏は、95年から北京に滞在。第一夫人の崔恵里さんとの間に最初の子、東換くんをもうけた。 「二番目の妻の李恵慶さんとは、北朝鮮で出会ったと聞きます。彼女は北朝鮮の芸術公演団にいた女優さんで綺麗な方。当時彼は北朝鮮のために設立した貿易会社の代表をしていて、その本社がマカオにあった。そこでマカオに居を構え、02年から恵慶さんを住まわせたんです。『前の奥さんが』という言い方をしていたので、恵里さんとは離婚していたかもしれません」(マカオ在住・ジャーナリスト) 正男氏の生活はブラリと買い物に出たり、家族で高級レストランに頻繁に食事に行ったりと、セレブらしい暮らしぶりだった。 「話し方もおだやかで、政治や社会情勢にあまり興味がなく、テレビのニュースもあまり見ていませんでした。食事の後はスパに行ったり、女性のいるクラブに飲みに行ったりという毎日。家に帰らず、ホテルに泊まることもあったようです」(前出・ジャーナリスト) 家族で平穏に暮らすそんな生活が脅かされ始めたのは、11年、父親の金正日氏(享年69)が亡くなってから。正男氏のインタビューをまとめた『父・金正日と私金正男独占告白』の著書がある東京新聞編集委員の五味洋治氏は、こう当時を振り返る。 「正男氏は気さくで国際社会での評判も上々でした。しかし、世襲を批判し、核実験を強行することに憂慮を示すなど、体制批判を度々口にしたことで当局からマークされるようになりました。『(北朝鮮から)警告がきたので、政治的な話はできない』と本人からメールがきたりしたので、当時から自分は狙われているという危機感はあったのでしょう」 北朝鮮に詳しいジャーナリストの太刀川正樹氏は、そのころから正男氏の周辺で北朝鮮工作員の動きが活発になっていったと語る。 「正男氏はそうした動きを察知し、12年に『私や私の家族を助けてください』と記した命乞いの手紙を、亡き父の後継者の座に着いた弟に送りました。『私たちは行くところも避けるところもなく、逃げ道は自殺だけだとよくわかっている』と書かれていたといいます」 不安定な生活から逃避するためか、正男氏の女性関係は派手だった。”三番目の妻”の徐英羅さんとのツーショットがマカオで目撃されるようになったのも、そのころから。 「英羅さんは30代半ば。スラッとしたモデルのような容姿で、国営高麗航空のCAさんをしていたそうです。マカオで高層マンションを借り、正男氏は彼女のもとに通っていました。入籍していたかどうかは不明です。当時、護衛はいませんでしたね。日系デパートでポン酢など日本食の材料を2人で買っている姿も目撃されているので、自炊していたんでしょう。正男氏にはシンガポール人女性の“4番目の妻”もいて、クアラルンプールには去年、彼女を連れて行ったという話も聞こえてきていました」(前出・ジャーナリスト) 奔放な生活を送る一方で、正男氏はだんだん追い詰められていった。北朝鮮専門のインターネットサイト『デイリーNKジャパン』の高英起編集長はこう説明する。 「彼は北朝鮮の武器輸出や投資コンサルタンティングなど外貨獲得ビジネスを行い、利益を本国に上納するかたちで命脈を保っていたと思われます。しかし近年、北朝鮮への経済制裁で海外の口座が凍結されたり、貿易がやりにくくなるなど、ビジネスは先細りになっていった。正恩氏にすれば正男氏は利用価値がなくなり、邪魔な存在となったのです」 残された恵理さんと恵慶さんとその3人の子供たち。正男氏が愛した“家族”の安否が気遣われる。
2017年02月23日(写真:X17/アフロ) 10代で大成功を収め、全世界にその名を轟かせたブリトニー・スピアーズ(35)。しかし、2004年に幼なじみと結婚後、55時間でスピード離婚したことを皮切りに、彼女は24時間パパラッチに追い回されるようになった。妊娠、出産、そして再婚・離婚など、私生活の変化と共に奇行がエスカレートし、ゴシップサイトには連日彼女の名前が躍っていた。あれから10年。当時の彼女を象徴するアイテムがオークションにかけられた。 パパラッチのダニエル・ラモスが競売に出品したのは1本の傘。2007年2月21日、前夫ケヴィン・フェンダーラインと子どもの親権争いの真っ最中にいたスピアーズは、そのストレスからか精神が不安定な状態にあり、自らバリカンで頭髪をすっかり剃り下ろしてしまった。このインパクトのある姿を押さえようと多数のカメラマンがロサンゼルス市内のガソリンスタンドにいた彼女のもとへ押し寄せた。スピアーズは激怒し、「くそったれ!」と叫びながら、持っていた傘でラモスの車を滅多打ちに。彼女が走り去った後、ラモスはこの傘を拾って大切に保管していた。そして10周年を記念し、競売に踏み切ったという。 「当時は彼女の人生の中でもひどい時期だったね。不幸にも写真に撮られてしまって」とラモスは10年前を振り返る。売上金の半額は、スピアーズが希望する慈善団体に寄付するということだが、スピアーズ側からのコメントは確認されていない。
2017年02月23日《担任によって学力、存在価値、生きがい、性格etc.私の人生全てを壊された》 2月6日、愛知県一宮市の中3男子が大阪市内の商業ビルから飛び降り自殺した。生徒が友人に託した携帯ゲーム内のメモ機能には「遺言」と題して冒頭の言葉が。学校側は12日に会合を開き、自殺の原因を「担任によるいじめ」と説明。だが翌13日に一転し「担任によるいじめの有無は不明。遺族の気持ちをくみ取っていじめという言葉を使った」と翻した。 今回、Aくんの母親は女性自身で90分にわたりその胸中を語ってくれた。発端はAくんが中学3年生に進級した昨年春。問題の教師が担任を受け持つことになったという。 「最初に担任から電話があった際、応対した主人に何も名乗らずいきなり『本人(Aくん)かお母さんいますか』と言ったそうです。息子も『先生は生徒を叱るときもすごくヒステリックで。その声が教室中に響き渡るほどだった』と言っていました。先生の癖なのか生徒の背中をすぐ触ってくるそうで、『すごくイヤだ』とも言っていましたね。教科書をうつむいて読んでいて、顔を上げたら間近に先生の顔があったという話も聞きました」 そんななか、Aくんの運命を左右する事件が起きる。昨年9月24日の体育祭で組体操をしていたAくんは激しく転倒。その際、両手親指を骨折してしまったのだ。 「息子は学年主任の先生に指の状態を見せたそうですが、スルーされたそうです。息子が帰ってきた後、私は担任に電話で『指を骨折したようなので、病院に連れて行きます。後ほど診断結果をお電話しましょうか』と伝えました。すると『今日は用事があるので』と断られたんです。耳を疑いました。当然、『連絡ください』と言ってくれると思ったのに」 実はその夜に体育祭の打ち上げがあり、担任は飲み会に参加していたというのだ。骨折の診断がされた後、母親は不信感を抱えて学校へ赴いた。体育祭から2日後のことだった。 「教頭先生がいたので『うちの子が体育祭で指を骨折したのを知っていますか?』と尋ねたところ、『えっ、何のことですか?』という返答が返ってきました。担任は、学校内の誰にも事故を報告していなかったんです。もう、信じられませんでした」 治療を続けていたAくんだが、親指は変形してしまう。その間はペンを持つこともままならず、成績も急降下。工業高等専門学校への進学を望んでいたが、厳しい状況に陥った。しかし母親が問題にしているのは、ケガやその影響による成績不振ではない。 「私たちが何に憤りを感じているか、間違わないでほしい。骨折やペンが持てずに勉強できなかったのは、後から言っても仕方のないこと。担任が打ち上げで飲み会に行ったことも、怒ってはいません。でもケガをした生徒を前に、担任としてすることはいくらでもあったはず。応急処置をするとか、対応した後で飲み会に遅れて参加するとか。でも彼らは何もしてくれなかった。この学校はすべて生徒のことを後回し。それが許せないんです」 今回、本誌は担任の自宅を訪ねた。Aくんの自殺についてどう考えているのかと尋ねたが、彼は玄関越しに「それは第三者委員会で話しますので」と一言。その後も声をかけたが「生活があるので」と言葉を濁すばかりだった。Aくんの母親は、断腸の思いでこう語る。 「今、私は後悔でいっぱいです。息子の命が守られるなら、学校なんか行かせなくてもよかった。むしろ不登校のほうがよかった。そう心から悔やんでいます」
2017年02月23日「夫が死んだら毎月どうやって食べていったらいいのか……」と、漠然とした不安を抱く妻は少なくないはず。夫が亡くなったときに備えるには、3,000万〜4,000万円もらえる死亡保険に入っておけばいいと思ってしまいがちだが、これに「待った!」をかけるのは、ファイナンシャル・プランナーの畠中雅子さん。 「死亡保険は死亡保険金が多ければ多いほど、月々支払う保険料は高くなり、家計を圧迫します。夫が会社員であれば亡くなった後、会社から死亡退職金がもらえます。また、公的年金に加入していれば遺族年金が月々入ってきます。入るお金と出ていくお金を書き出してみると、意外と少ない備えで済むことがわかりますよ」 夫が亡くなったらいくら必要になるのか?生活費以外で必要なお金と、月々かかる固定費、衣食住、水道、光熱費などの生活費。まず、生活費以外の「夫が亡くなったらいくら必要?」を算出してみよう。はじめに「手元に残るお金」がいくらなのか洗い出してみる。たとえば、夫名義の預貯金や、会社員であれば勤務先からの死亡退職金などがある。金額は事前に勤め先の総務課などに聞いておき、それらを足してみると大まかな金額が出てくる。 次に、葬儀関係の支出、子どもが大学を卒業するまでの学費など、比較的大きな「生活費以外で必要なお金」を「手元に残るお金」から引くと、「夫が亡くなったらいくら必要?」かがわかる。そして、「夫が亡くなったあとの月々の生活費」がどれだけかかるのか計算する。夫が亡くなったときに入る大きなお金は、遺族年金だ。それに妻の収入を加えれば、1カ月に家に「入るお金」がわかる。続いて、1カ月に出ていくお金を列挙していく。食事や水道・光熱費、通信費など。特に大きい支出は住居費。 「すでに持ち家で住宅ローンを組んでいれば、『団体信用生命保険』が利用できます。団体信用生命保険とは住宅ローンを組むときにセットで契約するもので、ローン契約者が亡くなった時点で、ローンの残高分が保険を使って金融機関に支払われる仕組みです。持ち家となれば、住居費は固定資産税と、マンション住まいなら管理費・修繕積立金込みですみます。賃貸に済んでいる人は、家賃の負担があり、その差はとても大きいです」(畠中さん) 「入るお金」から出ていくお金を引けば、「夫がなくなったあとの月々の生活費」の必要額がわかる。 「一家の家計を支えていた夫が亡くなると残された家族の生活は苦しくなります。そんなときに役に立つのが『遺族年金』です」 こう語るのは、社会保険労務士でブレインコンサルティングオフィス代表の北村庄吾氏。遺族年金には遺族基礎年金、遺族厚生年金と寡婦年金などがあり、子どもの有無、死亡時の子どもの年齢などによって受け取り方は変わってくる。 会社に勤めていた夫(50)、妻(48)の夫婦、子どもが小学生2人のケースでは、夫が今の時点で亡くなった場合、妻には国民年金から遺族基礎年金が、厚生年金から遺族厚生年金が支給される。この際、2人の子どもの年齢がポイントになる。 「会社員の場合、お子さんが高校を卒業するまで、遺族基礎年金と遺族厚生年金がダブルでもらえます。ボーナスを含めて年収が550万円というケースで計算してみますと、遺族厚生年金は年間68万600円という試算が出ました。さらに遺族基礎年金77万9,300円がもらえます(’17年度)。ここに子の加算分、22万4,300円を2人分加算するとトータルで年190万8,500円もの遺族年金を受け取ることができます」(北村さん) 妻のパート代をプラスし、住宅ローンが返済されて住宅費がかからなければ、生活の見通しが立つだろう。ただし、子の加算を含む遺族基礎年金が受け取れるのは子どもが高校を卒業するまで。子どもがいなければ、遺族基礎年金そのものがもらえない。 だが、子どもが高校を卒業したあと、妻は遺族厚生年金にプラスして「中高齢寡婦加算」が受け取れる。65歳を過ぎたら、終身「老齢基礎年金」がもらえる。妻が遺族基礎年金を受け取るためには、夫が国民年金に加入して、かつ保険料を納付した期間(免除も含む)が3分の2以上あることなどが条件となっている。 このように会社員の妻であれば、手厚い遺族年金がもらえるが、夫が厚生年金に入っていない自営業者や非正規の立場で働く人は要注意。 「ご主人が自営業の方は遺族厚生年金が支払われません。また、お子さんが高校を卒業してから、寡婦年金を受け取る60歳まで無年金の期間が発生してしまいますので、この期間、家族が安心して生活できる備えが必要になってきます」(北村さん) 前述の「夫が亡くなったらいくら必要?」でお金が足りない人は「定期保険」でカバーしよう。 「定期保険は掛け捨てなので、終身保険に比べて保険料の負担を抑えられるというメリットがあります。夫の死亡保障を確保するために、10年間の保険期間で、死亡保険金を500万円程度に設定すれば、大きな出費が必要なときに役にたつでしょう。50代で加入しても、月3,000円前後の保険料で済みます。そして『月々の生活費』の不足分は、『収入保障保険』で補いましょう」(畠中さん) 「収入保障保険」とは、働き手が亡くなった後、保険金額が毎月の収入のように一定額入ってくる保険。夫が突然亡くなっても、少しの保険料で十分な備えがあれば大丈夫。あわてないで、今からさっそく準備に取りかかろう!
2017年02月23日今クールにそろってドラマ出演中の松山ケンイチ(31)と小雪(40)。作品がともに「日曜21時枠」とあって、異例の“ガチンコ夫婦対決”が話題を呼んでいる。 松山が出演するドラマ「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)は平均視聴率13%超えで今期首位を記録。これに対し、小雪が出演するドラマ「大貧乏」(フジテレビ系)は平均視聴率5%台と苦戦。現時点で視聴率対決は夫・松ケンに軍配が上がっているようだ。 そんな夫婦だが、実はドラマ放送時間中に“意外な姿”が目撃されていた。2月19日、2人が現れたのは都内のイタリアンレストランだった。 ここは安倍晋三首相(62)も大のお気に入りと噂の“首相御用達”店。総理も予約を断られることがあるほどの人気で、1人当たりの予算も7千円ほどと少しお高めだという。 「松山さんと小雪さんは6時前からこのお店で飲まれているようでした。外国人男性とその奥さんと思われる方もいっしょで、小雪さん夫妻のお子さんたちのほかにハーフっぽい子どもの姿もありましたね」(居合わせた客) 現在、小雪は3児の母。長男(5)はインターナショナルスクールに通わせており、本誌も通園させる姿をたびたび目撃している。 どうやらこの日は夫・松ケン同伴で、ママ友たちとの休日ディナーへと出かけていたようだ。だがドラマの軍配とは裏腹に、当日は妻・小雪の尻に敷かれる夫・松ケンの姿が。 「小雪さんは友だちと熱心に話し込んでいました。途中から子供たちが飽きて動き回り始めると、松山さんがすかさずフォロー。8時ごろには子どもたちと松山さんが姿を消し、その後に彼だけ戻ってきていました。奥さんが話に集中できるよう、子どもたちを家に送ってあげていたみたいですね」(前出・居合わせた客) 結局、一行がお店を出たのは、ドラマの放送がちょうど終わった夜22時前。2人は笑顔でお店のスタッフに挨拶をすると、そのまま自宅へと戻っていった。 ドラマ放送時間に見せていたガチンコ対決夫婦の外出デート。小雪にとって今いちばん気になるのは視聴率対決の結果より、ママ友たちとの子育てトークなのかもしれない。
2017年02月23日2月20日、比嘉愛未(30)と福士誠治(33)の破局が一斉に報じられた。15年2月に熱愛報道が出た2人。「結婚寸前」といわれる順調な交際ぶりを続けていたが、昨年10月に別れていたのだ。 「スポーツ紙では、“多忙によるすれ違いが原因”と書かれていました」(ワイドショー芸能担当) だが本誌の取材では、“破局理由”はもっと深刻で――。福士の知人がこう話す。 「別れの原因は、2人の仕事量と収入の“格差”です。交際開始後も比嘉さんは主演ドラマやCMがいくつも舞い込み、上り調子。比嘉さんに大きな仕事が決まると彼はそのときは喜んであげるものの、どうしても素直な気持ちで受け止められないことがあったようです」 そして、仕事のすれ違いが、いつしか2人の“将来観”にも齟齬を来たし始めた。 「福士さんは、比嘉さんと『そろそろ結婚を』という思いもありました。でも彼女のほうは『まずは互いに仕事で大成してから』という気持ちが強くて。比嘉さんは“格差”を感じた彼が恋人である自分を“ひがむ姿”を見たくありませんでした。彼を好きだからこそ、このまま付き合っていたら彼をダメにしてしまう。彼にはもっと俳優として成長してほしいし、自分ももっと大きくなりたい。そう思って、別れを告げたそうです」(比嘉の知人) 本当は、2人で行こうと休みのスケジュールを合わせた年末のタイ旅行に、結局、比嘉は女友だちと2人で行った。福士と別れて以来、彼女の酒量も増えているという。 「記憶がなくなるほど飲む夜もあるみたいで……。あるとき飲んでいて、ふと彼女が『私、別れて正解だったのかな……』と漏らしたこともありました。まだ福士さんのことが好きで、忘れられないんでしょうね。その苦しい気持ちをバネにして『こんなこと言ってちゃダメだよね。仕事がんばらなきゃ』って、自分に活を入れていました」(前出・比嘉の知人) いまだに揺れる女心。だが自分が成長することが“彼への恩返し”と、比嘉はいま必死に前を見つめている――。
2017年02月23日「本当にね、50過ぎて恥ずかしい本ですが(苦笑)、ねこ好きの方にめいっぱい共感していただけたらうれしいです」 こう話すのは、念願のねこ本『猫と田中』(太田出版)を出版したばかりの爆笑問題・田中裕二(52)。本のなかでは、タモリから頼まれて飼い主探しを手伝った話や、しょこたんこと中川翔子のねこに「ネギ」という名をつけ、栄養失調から救ったエピソードなど、ねこ好き芸能人の話も多く掲載されている。 そんな田中が、“芸能界ねこコミュニティ”秘話を語ってくれた。 「今はピコ太郎のプロデューサーとして有名な古坂大魔王もねこ好きで、よく僕の家に来てチーちゃん(田中の愛猫)たちと遊んでいました。古坂の愛猫・小魔王との出会いも、僕と一緒に飼い主探しをしている動物病院に行ったときのこと。その小魔王が『おかえり』と人間の言葉を話すんですよ。その動画を2人で見て盛り上がって『これにまたジャスティン・ビーバーが食いついたら、ピコ太郎以上の人気ねこになるんじゃねえの』なんて(笑)」 『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の共演から仲よくなった指原莉乃からは、相談も受けた。 「さしこから飼う前に『飼うならどんなねこがいいですか?』と、飼いたいねこの種類を大量に書いた紙を渡されたんだけど、僕の知らないものもあって。僕は日本ねこ、いわゆる雑種しか飼ったことがないから、『一般的なのは、マンチカンやスコテッシュ。人気だし、飼いやすいのかな。日本ねこもかわいいけどね』と話したくらいですが」 指原のねこは、アドバイスどおりマンチカンになったとか。 「それと、『サンデー・ジャポン』(TBS系)で共演している檀蜜にまんが『猫ピッチャー』(そにしけんじ・中央公論新社)を薦められて、読んでみたらハマっちゃって。今回、『猫漫才師』という共作まんがをそにしけんじさんに描いていただいたんです。ほかにねこトークをするのは、ハライチの岩井(勇気)、ダレノガレ(明美)、大地真央さんなど。大地さんとはそんなにお会いすることはないけど、会えば必ず『ねこちゃん元気?』ってなります。ねこ好きの共感でつながっている感じかな。距離がぐっと近くなったり、その人を信用できたりするんですよね」
2017年02月23日子役の鈴木福くん(12)が22日放送の日本テレビ系『情報ライブミヤネ屋』に出演し、難関中学校に合格した芦田愛菜ちゃん(12)を祝福した。 番組では1日12時間の猛勉強など、愛菜ちゃんのお受験エピソードを紹介した。フジテレビ系ドラマ『マルモのおきて』で共演し、ランドセルのCMでも共演してきた福くん。愛菜ちゃんとの当時の思い出について聞かれると「一緒に宿題とかやっていたけど、字がきれいで本もたくさん読んでいました」と告白した。 また「(本を)月に60冊読んでいると1、2年生のときに言っていました。4年生のときに会ったときも分厚い本を読んでいました」と驚愕のエピソードも。演技についても「セリフ覚えは間違いなくすごいです。NGを全然出さない。僕はかんじゃったりするけれど、愛菜ちゃんは全然かまなかった」と愛菜ちゃんの“猛勉ぶり”を絶賛した。 続けて「ちっちゃいころから夢がすごかった。“薬剤師さんになりたい”“新薬を作る”って1、2年生のときに言っていました」と愛菜ちゃんの夢も。今回の合格については、「合格おめでとうございます。僕も中学で頑張るから愛菜ちゃんも頑張って」と語り、エールを送っていた。
2017年02月22日