くらし情報『金正男の暗殺を指示した「人民軍偵察総局」地獄の訓練』

2017年2月24日 06:00

金正男の暗殺を指示した「人民軍偵察総局」地獄の訓練

image


「とても痛い、とても痛い」

2月13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港で、そう言って倒れた金正男氏(享年45)。北朝鮮の故・金正日総書記の長男で、金正恩・朝鮮労働党委員長(34)の異母兄である。

彼は白昼堂々、搭乗手続き中に毒物攻撃を受け、暗殺された。これまでにベトナム国籍の女をはじめ、実行犯とみられる複数の人物が逮捕されたが、一部は依然、逃亡中だ。

かねてより北朝鮮の体制を批判していた正男氏は、’12年に北京で暗殺未遂事件に巻き込まれ、同年4月には正恩氏宛に「私と私の家族を助けてほしい」と命乞いの手紙を送っていた。それでも、正恩氏からの暗殺命令は継続していた。「コリア・レポート」編集長の辺真一氏は語る。

「現在3万人いる脱北者たちのなかに、海外で亡命政府を作り、正男氏をトップに据えようという一派がいたのです。さらに正恩氏は、米中が政権転覆を狙い、正男氏を自分の座にすげ替えるのでは、という被害妄想を抱いていました。正恩氏が脱北者の動きに過剰反応し、先手を打つ形で正男氏への暗殺指令を出していたのです」

暗殺の実行を指揮したのは、対南工作担当の人民軍偵察総局とされる。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2021 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.