ぴあがお届けする新着記事一覧 (5/901)
1928年11月18日にアメリカ合衆国で公開されたディズニー社製作の短編アニメーション『蒸気船ウィリー』をホラー映画化し、あのミッキーが凶悪な殺人鬼と化す『MOUSE TRAP』が、『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』の邦題で2025年3月に公開される。もうすぐ21歳の誕生日を迎えるアレックスは、バイト先のゲームセンターで店長から残業を頼まれる。ひとりきりの店内で不気味な人影を目撃し恐怖心を募らせるが、旧友たちが誕生日祝いのサプライズパーティーをしてくれた。しかし、楽しい時間を過ごしていた彼女たちの前に、ミッキーマウス(のようなもの)が出現する……。『蒸気船ウィリー』は、ミッキーマウスの短編映画シリーズとして最初に公開された作品。2024年1月1日に公開から95年を迎え著作権での保護期間が終了し、アメリカでパブリックドメインとなった。なお、この作品がミッキーマウスとミニーマウスのデビュー作で、本日11月18日(月) はミッキーとミニーの誕生日、もしくはスクリーンデビューの日とされている。監督を務めるのは、ディズニーの大ファンだというジェイミー・ベイリーで、日本でも反響を呼んだ映画『プー あくまのくまさん』にインスパイアされて本作を製作した。また本作に追随するかのように、初代ミッキーを悪キャラにした新作ゲームやアニメ製作が次々と発表される中、初代ミッキーとくまのプーさんの初共演映画『Mickey vs. Winnie(原題)』の製作も決定している。<作品情報>『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』2025年3月公開(C)MMT LTD 2024. All Rights Reserved.
2024年11月18日11月15日から17日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、この週末にデビューした『レッド・ワン』だった。だが、3,400万ドルの売り上げは、製作費2億ドル以上の映画としては芳しくない。2位は先週まで首位だった『ヴェノム:ザ・ラストダンス』。3位は『The Best Christmas Pageant Ever』、4位はヒュー・グラント主演のスリラー『Heretic』、5位は公開8週目を迎えたドリームワークス・アニメーションの『野生の島のロズ』だった。次の週末は『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』、『ウィキッドふたりの魔女』が公開になる。『レッド・ワン』公開中(C)2024 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED文=猿渡由紀
2024年11月18日2025年春に公開予定の映画『ウィキッド ふたりの魔女』より、場面写真が一挙11点公開された。本作は、不朽のミュージカルとして20年以上愛され続けている『ウィキッド』の映画化作品。エミー賞、グラミー賞、トニー賞と数々の受賞歴を持つ実力派シンシア・エリヴォと、グラミー賞の常連で世界を魅了し続けるアーティスト、アリアナ・グランデを主演に迎え、『クレイジー・リッチ!』や『イン・ザ・ハイツ』のジョン・M・チュウが監督を務める。公開されたのは、幻想的な世界を彩る個性豊かなキャラクターを描いた場面写真。シンシア・エリヴォが演じる後の《悪い魔女》エルファバと、アリアナ・グランデが演じる後の《善い魔女》グリンダを捉えた場面や、自由気ままな王子フィエロ(ジョナサン・ベイリー)、自立を望むエルファバの妹ネッサローズ(マリッサ・ボーディ)の姿を描いたカットが登場。ほかにも、ジェフ・ゴールドブラムが演じるオズの魔法使いや、ミシェル・ヨーが演じるシズ大学の魔法学の権威マダム・モリブルなど、本作に登場する個性豊かなキャラクターたちの姿が収められている。さらに、舞い上がる花びらのなか夕陽に照らされ煌びやかに輝くエメラルドシティを映し出した1枚も。本作で描かれる壮大な物語と、唯一無二のウィキッドの世界観が存分に投影された場面写真となっている。エルファバとグリンダは肩を寄せ合い、その瞳には希望が満ちていた。なぜ、ふたりはのちに袂を分かつことになったのか?ふたりの切ない運命の物語がスクリーンに描き出される。<作品情報>『ウィキッド ふたりの魔女』2025年春公開公式サイト: Studios. All Rights Reserved.
2024年11月18日原因は自分にある。(以下、げんじぶ)からの招待状を受け取った観測者(げんじぶのファンネーム)たちが、2024年11月17日の夜、ぴあアリーナMMに集った。手にした招待状を期待に変え、今宵の宴の開幕を心待ちにする観測者の熱気。『ARENA LIVE 2024 白昼夢への招待』と銘打たれたげんじぶの、一番の夢に誘われる。シームレスに誘引されるステージ夢が始まった。Overtureから幕を開けたステージには、無数の煌めきと点滅、厳かなレーザービームに照らされて、ほの赤い幻獣が姿を表す。四季折々の映像に導かれ、バックモニターに翻ったのは一枚の招待状。げんじぶ一人ひとりの姿が映し出されるたびに、乱れ飛ぶ観測者たちの歓声。白昼夢に招待された者たちが、夢の一端に足をかけた。宮中の入口に誘導され、気づいたら目の前にはげんじぶの7人が。古都の王子を模したようなやんごとなき、白地に金色の装飾を施した衣装で舞う。乱れ飛ぶ赤と青の光が幻惑のステージを演出し、7人の声が魅惑のハーモニーを織りなす。11月11日に配信されたばかりのアリーナテーマソング『夢之相 - イメノアイ』から始まり、シームレスに『以呂波 feat.fox capture plan』から『余白のための瘡蓋狂想曲』『黄昏よりも早く疾走れ』そして『嗜好に関する世論調査』へと繋がっていく。げんじぶのステージは、MCは最小限に、ノンストップでパフォーマンスを畳み掛け、流れを形作っていくのが特徴。武藤潤の堂々たるリードボーカルが、甘美に会場を埋め尽くし、そこに杢代和人、桜木雅哉のラップが彩を添える。観測者全員が、なぜ彼らを好きになったのか、心を奪われたのかを、嫌というほど思い知る時間が始まった。夢の始まりに必死でくらい付くためだけに、ペンライトを振り上げる。彼らの姿を一秒も逃さぬよう、瞬きを諦める。曲が切り替わるごとに歓声の色も変わる。ステージ上で吹き出される炎を背に歌い踊る彼らの表情も、曲ごとに趣を変化していく。7人それぞれの個性に裏
2024年11月18日人気ファッションブランド「GU(ジーユー)」のリブニットソックスブーツをレビュー!厚底ながら軽く、「ブーツは重くて足が疲れやすい」というイメージを覆してくれるアイテムです。実際に履いて歩き、靴ずれするかどうかやクッション性、歩きやすさなどをチェックしてみました。【GU】リブニットソックスブーツ:3,990円■カラー・サイズ・素材【カラー】01 OFF WHITE、09 BLACK、32 BEIGE【サイズ】XS、S、M、L、XL、XXL対応サイズは、XSが22cm、Sが22.5cm、Mが23.5cm、Lが24.5cm、XLが25cm、XXLが25.5cmです。※XS・XXLサイズはGU公式オンラインストア限定販売【素材】甲材:【本体】合成皮革,【別布】ポリエステル93%・ポリウレタン7%底材:合成底普段24cmサイズの靴を履いている筆者はLサイズとMサイズで迷いましたが、Mサイズのブラックを購入しました。23.5cmサイズでも普段24cmサイズの筆者にはぴったりなサイズ感。少し大きめの作りなので、秋冬用の厚い靴下と合わせても問題なく履けました!■足にやさしくフィットし履きやすい♪ 抗菌防臭機能もくるぶしをしっかり覆う丈のアンクルブーツで、表面はマットな質感。秋冬から春にかけてに履き回せそうなデザインです。履き口がリブニットで広がり履きやすく、足首にしっかりフィットするので細見え効果も期待できそう。しゃがんでも足首に窮屈さを感じず快適です♪ 履き口の後ろにはプルストラップがついていて、引っ張ると簡単に脱げるのも嬉しいポイント!また、ブーツは毎日履いているとニオイが気になりますが、このソックスブーツは抗菌防臭機能付きなので、長時間でも安心して履けますよ。ボリュームのある厚底トラックソールで身長も盛れる!【GU リブニットソックスブーツ】かかと部分の厚みは約3.5cm靴底の厚さを計測してみると、かかと部分は約3.5cm、つま先部分は約2cmでした。中程度の高さなので、長時間履いても疲れにくいです。靴裏に施された凸凹のデザインがさりげなく可愛く、アクセントになっているのも嬉しいポイントです♪コーディネートのポイントとしては、カラフルな靴下をチラ見せすると重ね履きのようなおしゃれ感を演出できます。また、足首が細く見えるので、ワンピースや7分丈パンツと合わせて足首を見せるコーディネートもおすすめですよ。■長時間履いても疲れない? 一日歩いてみたショッピングにこのブーツを履いて出かけてみました。厚底靴で一日歩くのは初めてだったので足が疲れるのではないかと心配していましたが、このブーツは厚底ながら軽く、内部のクッション性もしっかりしているため、思ったほど疲れは感じませんでした!また、靴擦れもありませんでした。ただ、夕方になると足がむくんできて、若干靴がキツく…。大きめの作りではありますが、足がむくみやすい方はワンサイズ上のものを選ぶのが良いかもしれません。GUのリブニットソックスブーツをレビューしました。想像以上の履き心地で、昨年からGUのブーツを愛用している筆者も大満足。これからも毎年GUのブーツにお世話になりそうです!※価格はセールなどで変動する場合があります。※商品入れ替えや売り切れの場合はご容赦願います。※デザイン・種類数等は変更となる場合があります。文=くわばらなっとう【ユニクロC】ストレスゼロで疲れない!「2024新作ブーツ」が高見えするよ♪(正直レビュー)()【niko and ...】秋冬にはきたいブーツやスニーカーも!人気シューズおすすめ7選()靴であふれるカオスな玄関が「towerの最強シューズラック」で激変!掃除もしやすくなったよ♪()
2024年11月17日人気ファッションブランド「UNIQLO(ユニクロ)」の、デザイナークレア・ワイト・ケラー氏によるコレクション「UNIQLO : C(ユニクロシー)」。高いデザイン性と機能性を持つアイテムが特徴です。今回はユニクロC 2024秋冬モデルの中から、男女兼用の高見えスニーカーを着用レビュー!詳しいデザインや履き心地などをチェックするほか、実際に3km歩いてみた正直な感想をご紹介します。【ユニクロ:C】スウェードコンビネーションスニーカー:4,990円(税込)■カラー・サイズ・素材カラーはブラックとオフホワイトの2色で、サイズは22.5~28cm対応の男女兼用モデルです。筆者はオフホワイトの24.5cmサイズを購入しました。甲高・幅広の筆者にとってはワンサイズ大きめです。甲材の素材は合成皮革と牛革なのですが、つるつるな部分とスエードの部分、どちらが合皮でどちらがリアルかわからないくらい精巧です…!■スリムな形でも履きやすい!このスニーカーは3色のソールがおしゃれ見えポイントの1つ。底は深いギザギザで、滑りにくいのも特徴です。ベロ部分のカーブラインや、履き口まわりのクッション材のおかげで全体が優しい肌当たり。とても履きやすいです♪【ユニクロC スウェードコンビネーションスニーカー】履き口まわりにクッション材があしらわれ、優しい肌当たり■実際に履いて3km歩いてみた!一見硬そうなのですが、見た目よりも柔らかく着脱も簡単。着用初日から靴ずれもありませんでした。筆者は足の形的に「歩いている途中でつま先がきつくなるかも…」と心配していましたが、それもまったくなし。むしろ、この夏愛用していたリラックス系サンダルスニーカーと変わらないフィット感で、もう何カ月も履き込んでいるかのような感覚でした!合皮靴にありがちな蒸れもなく、一歩目から帰宅までずっと快適! 3km歩いて帰宅した後も疲れはなく、これなら毎日履けそうです。合わせるファッションも選びません。個人的には今季はトラック風ワンピースと合わせたいなと思いました♪一点、雨が降り始めたとき、商業施設の床では少し滑りそうな感覚がありましたが、それ以外は特に注意点はないかなと感じました。ぜひチェックしてみてくださいね!※価格はセールなどで変動する場合があります。※商品入れ替えや売り切れの場合はご容赦願います。※デザイン・種類数等は変更となる場合があります。文=ユキッ先生【無印良品】究極に安くて軽い「1500円スニーカー」の実力は? “日本一長い商店街”歩いてみた!()【ユニクロC】完全にデザインの勝利!満足しかない「新作2WAYバッグ」が最高だった()激安なのにたっぷり入る!ワークマンの「防水バッグ」がめちゃ使いやすかった♪()
2024年11月17日山﨑賢人が主演を務める『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』の第7話が、本日11月17日(日) 22時よりWOWOWで放送・配信される。このたび第7話の場面写真14点が公開された。野田サトルによる漫画『ゴールデンカムイ』を原作とした本作は、明治末期の北海道を舞台に描く、アイヌの埋蔵金を巡るミステリーであり、魅力的なキャラクターたちが相まみえる冒険活劇。映画版の主要キャストが続投するほか、新キャストとして池内博之、高橋メアリージュン、桜井ユキ、塩野瑛久、中川大志、北村一輝らが名を連ねた。第7話で“不死身の杉元”と呼ばれる元兵士・杉元佐一(山﨑)たちは、新撰組の“鬼の副長”土方歳三(舘ひろし)一派と遭遇する。どこかで見覚えがあると感じる杉元だが、一方で土方と密通していた天才脱獄犯・白石由竹(矢本悠馬)は、スパイ行為がバレるのではないかと肝を冷やすことになる。さらに、土方らの新撰組と一度は袂を分けた永倉新八(木場勝己)も登場。土方と永倉の回想シーンは、キャラクターへの理解を深めるうえで重要かつ、武士としての矜持も感じさせる場面となっている。また第7話では、陸軍最強と謳われる第七師団の一等卒・谷垣源次郎(大谷亮平)にも再びスポットが当たる。秋田県阿仁のマタギの家に生まれた谷垣は、なぜ第七師団に加わったのか。203高地での出来事を含む彼の過去が明かされるほか、後々谷垣と深く関わっていくこととなる天涯孤独のアイヌの少年・チカパシ(青木凰)との出会いも描かれる。本作にはさまざまなオマージュが散りばめられているが、第7話では剥製職人の江渡貝弥作(古川雄輝)邸での食事シーンとして、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐」のオマージュが原作とまったく同じ構図で再現されている。ほかにも江渡貝邸では、土方との一騎打ちでさらなる死闘を繰り広げることになる第七師団の一等卒・二階堂浩平(栁俊太郎)や、第七師団に追い詰められる尾形百之助(眞栄田郷敦)に対する杉元のリアクションなど、アクションシーンの中に見せ場が盛り込まれている。本作のエンディングテーマは各話異なるアーティストで、第7話はストレイテナーが担当。映画版の劇場公開後すぐに映画館で鑑賞し、その世界観を生々しく映像化した美術と俳優陣の役に対する魂の込もった演技に興奮したというホリエアツシ曰く、第7話のエンディングを彩る「Skeletonize!」は、過去に類を見ないドラマチックでダンサブルなロックチューンで、「楽曲の力で作品に魂を込めたい」という彼らの想いが詰まった楽曲となっている。【第7話予告】『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』【WOWOW】<番組情報>『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』毎週日曜日午後10時よりWOWOW独占放送・配信(全9話)公式サイト:野田サトル/集英社(c)2024 WOWOW
2024年11月17日東京ディズニーリゾートで2025年1月〜3月に開催されるスペシャルイベントが発表されました。東京ディズニーランドと東京ディズニーシーそれぞれ異なるイベントが楽しめます。主役はシュガー・ラッシュのヴァネロペ!(C)Disney東京ディズニーランドでは、2025年1月15日(水) から3月16日(日) までの間、スペシャルイベントシリーズ「ディズニー・パルパルーザ」の第3弾「ヴァネロペのスウィーツ・ポップ・ワールド」を開催します。今回の主役は、映画『シュガー・ラッシュ』のヴァネロペ。ヴァネロペが思い描いた、かわいくてカラフルなすべてがお菓子でできたリゾートをテーマに、ヴァネロペやミッキー&フレンズ、プリンセスたちがパレードします。スウィーツの世界を感じられるグッズやメニューも発売。さらにイッツ・ア・スモールワールドは、期間限定でマーベルキャラクターが登場する「イッツ・ア・スモールワールドwithグルート」を実施します。ダッフィー&フレンズの新イベント(C)Disney東京ディズニーシーでは、2025年1月15日(水) から3月31日(月) までの間、スペシャルイベント「ダッフィー&フレンズ・ワンダフルキッチン」を開催します。ダッフィーたちがクッキー・アンのために力を合わせて探したカラフルな食材やみんなで作ったパンケーキをモチーフにしたグッズやメニューが登場。さらに、クッキー・アンとリーナ・ベルのキャラクターグリーティングを開催します。タワー・オブ・テラーでは、スペシャルバージョン「タワー・オブ・テラー:Level13」を実施します。行く前に必見!【ディズニー・クリスマス】の「注目ポイント&おすすめグッズ」をざっくりチェック♪()【東京ディズニーリゾート】どれ買う?「クリスマス限定お菓子」全20種を一気に紹介!【お土産にもオススメ】()【ディズニー】ダッフィー×ふわもこ=即買い!「2024冬おすすめグッズ」実物正直レビュー♪【画像満載】()
2024年11月16日ポール・メスカル、ペドロ・パスカル、デンゼル・ワシントンらが出演する大作映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が公開されている。本作の監督を務めたのは、巨匠リドリー・スコット。『エイリアン』や『ブレードランナー』など数々の傑作を手がけ、近年も『最後の決闘裁判』『ナポレオン』など大規模な作品を驚異的なペースで発表している。なぜ、スコット監督はここまで旺盛な活動を続けられるのか?スコット監督の”右腕”として働くスコット・フリー・プロダクションのプレジデント、マイケル・プルスに話を聞いた。本シリーズは古代ローマ帝国を舞台に、愛する者と故郷を失った主人公が剣闘士=グラディエーターとして戦い、復讐を果たそうとする物語が描かれる。その撮影規模は壮大で、円形闘技場の実物大のセットが建てられ、マルタでの大規模なロケ撮影を敢行。もうすぐ87歳になるスコット監督はこの大規模な現場を見事に仕切り、白熱のバトルシーンを次々に描き出してみせる。撮影現場のリドリー・スコット監督「ワーカーホリックという言葉をネガティブな意味で使いたくないのですが、リドリーはとにかく映画への愛が強くて、朝起きた段階から映画つくること、仕事に関するすべてを愛しているんです」とプルスは説明する。「彼は優れた芸術家でありながら、同時に腕のたつビジネスマンでもあります。本作は完成しましたが、現在、彼は新しいウエスタン映画のスクリプトを書いていますし、第一次世界大戦を題材にしたプロジェクトも進行中です。さらにプロデューサーとして『エイリアン』と『ブレードランナー』のテレビシリーズの開発も進めています」仕事量もすごいが、スコット監督に驚かされるのは作品完成の速度だ。通常の監督であれば数年かかるような超大作映画を、彼は毎年発表している。同時に彼はプロデューサーでもあるので、資金の問題やスタジオとの交渉もしているのだ。「芸術とビジネスの間にはいつも緊張関係があります。彼はよく『映画というのはものすごくお金がかかるものだ。小説や絵画など芸術にはいろいろあるけど、映画はすごくお金がかかる。作る上で高くつくものではあるけど、自分は効率がいい人間だと思う。そしてセットでは自分は善意をもった独裁者である』と言いますね」撮影現場のリドリー・スコット監督自分の納得のいく環境・条件を獲得するために粘り強く交渉し、撮影に入れば誰よりも効率よく、明確なビジョンをもって撮影して俳優、スタッフを納得させてしまう。“リドリー・マジック”としか言いようがない。「確かに映画づくりは“制御不可能なカオス”と”マジック”の両方の側面がありますよね(笑)。そこにルールがあったとしても、それを壊して“その先”に行けるかを常に考える必要があります。映画づくりは“戦い”です。ですから私もすごく大きな責任を背負っていると思っていますし、朝起きるとまず『今日はどんな問題がやってくるのだろうか』と考えるんです。とは言え、どんな問題が起こったとしても確実に解決して、リドリーの創作環境を守る防御壁でいたいと私は思っています。リドリーは絵を描く人ですが、彼の映画は彼の描く絵画をものすごく大きくして、その世界に入っていくような感覚があるんです」『グラディエーターII』もまさにプルスが語る”リドリーの世界に入っていく”体験ができる作品だ。スクリーンを通じて観客はローマ帝国に誘われ、目の前で剣闘士が戦い、軍船が大挙して攻めてくる瞬間を目撃できるのだ。「私が最初の『グラディエーター』を観たのは20歳の時でした。まだ学生で、父と一緒にロンドンの郊外の映画館で観たのを覚えています。衝撃的な作品でした。まるで自分がローマの闘技場にいるような感覚になりました。まるで自分が歴史の世界を生きているように感じたのです。もちろん、デイヴィッド・リーンなど優れた監督の映画はそれまでにも観ていましたが、『グラディエーター』ほどの衝撃はありませんでした。とてつもないスペクタクルが描かれ、同時に感情に訴えかける物語もある。あの時のことは今でも忘れません」プルスにとって、あの『グラディエーター』の新たな物語を描くプロジェクトは特別なものになった。いや、本作は作り手だけでなく観客にとっても特別な1作になるはずだ。スクリーンで観たくなる映画、俳優のレベルの高い演技を堪能できる映画。映画でしか体験できない魅力のつまった作品なのだ。『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』公開中(C)2024 PARAMOUNT PICTURES.
2024年11月16日「カルディ」にクリスマスがやってきます~!2024年11月上旬から順次販売開始されるのは、「カルディコーヒーファーム」のホリデーシーズンの限定商品! おいしい&楽しいがたっぷり詰まったアイテムはなんと全240種類以上!今回はその中から厳選して、クリスマスまでの待ち遠しい日々にもぴったりなおすすめアイテムをご紹介します。クリスマスが待ちきれない♪ホリデーシーズンの定番と言えば……?クリスマスは当日ももちろん楽しいけれど、それまでの期間もとってもワクワクソワソワしてしまいますよね。そんな待ち遠しい日々の定番のひとつといえば「アドベントカレンダー」! カルディではさまざまなタイプのアドベントカレンダーが発売されます。たとえば「シモンコール ウィンターチョコカレンダー」は、スペインの老舗チョコレートメーカー「シモンコール」が作るチョコレートが計24個入った楽しくておいしいカレンダー!紅茶とお菓子のセットを7日間分詰め合わせた「オリジナル クリスマスティータイムボックス」は、引き出し式のキュートなボックスにも注目です。さらに「オリジナル ウッドハウスカレンダー」はライト付きなので、クリスマスまでのお部屋の飾りにもぴったり。木製でしっかりとした造りなので、中身のお菓子がなくなってからでも、小物入れなどに使えそうです♪海外直輸入のお菓子が勢ぞろい!【カルディ「シュルンダー ミニマジパンシュトレン/ミニアップルシュトレン」各¥645】2種類の味わいが楽しめる本場のシュトーレンもうひとつ、クリスマスまでのお楽しみや、パーティーに欠かせないのが、ドイツ発祥の伝統菓子「シュトーレン」や、イタリア発祥の伝統的な菓子パン「パネトーネ」。カルディでは、海外から直輸入したとっておきのシュトーレンやパネトーネが販売されます。ドイツの伝統的なお菓子を作り続けるドイツの老舗「シュルンダー」が手がけるシュトーレンは、オレンジピールやレーズンなどのドライフルーツをたっぷり練り込んで焼き上げた「ミニマジパンシュトレン」と、リンゴの食感とシナモンの香りが楽しめる「ミニアップルシュトレン」の2種類。イタリアの「パオロ」が作るパネトーネは、甘酸っぱいドライフルーツ入りと、爽やかなリモンチェッロクリーム入りの2種類です。また、ポーランドの伝統的なジンジャーブレッド「ピエルニキ」にも注目。あまりスーパーやお菓子屋さんでは見かけないカルディならではの商品は必見です!クリスマスギフトにぴったりなアイテムも!もちろん、クリスマスギフトにぴったりなアイテムも多数揃います。大人のちょっとしたギフトにおすすめなのは、かわいい缶入りの紅茶やお菓子。フランスの紅茶ブランド「ジャンナッツ」のクリスマス限定ブレンドや、細かなエンボス加工が施された、煌びやかな星形のクッキー缶など、気になる商品が勢ぞろい!クリスマスだけでなく、ホリデーシーズンのちょっとした贈り物や手土産にも好適ですよ。お菓子とホリデーシーズン限定のドリップコーヒーがたっぷり詰まったクリスマスソックスも♪思わず笑顔になっちゃうクリスマスギフトは、選ぶ方も楽しいですよね。商品はいずれも2024年11月上旬から順次発売開始中! こだわりの輸入菓子や食品が揃う店内は、まるで本場のクリスマスマーケットさながらにワクワクするような空間に♪カルディでは、公式サイトにクリスマス特集ページも公開中。オンラインストアでも一部商品を取り扱っています。ぜひ店頭やオンラインで、気になる商品を探してみてくださいね!※価格はすべて税込みです。※取扱商品および販売期間は店舗により異なります。※商品は数量限定のため、なくなり次第終了となります。※商品の価格、内容、デザイン、発売時期が変更になる場合があります。文=伊東ししゃも【ゴディバ福袋2025】オリジナルバッグ&贅沢チョコ詰め合わせ!こんなの贅沢すぎる〜♪()【福袋2025】「リラックマ」デザインが可愛い〜!人気カフェコラボのオリジナルバッグは3種類から選べる♪()【無印良品】究極に安くて軽い「1500円スニーカー」の実力は? “日本一長い商店街”歩いてみた!()
2024年11月16日RHYMESTERのMummy-Dが、配信中のソロ最新シングル「5th Element」のミュージック・ビデオを11月16日(土)17時にYouTubeにてプレミア公開することを発表した。本楽曲は、次世代繊維テクノロジーブランド「AddElm(アドエルム)」とのコラボレーションから誕生。鉱石由来のテクノロジーと人体生理学、心理学、脳科学を元に、「人間の本来持つ潜在能力を引き出すウェアラブルプロダクト」を開発するAddElm。Mummy-Dは、このビジョンに「ヒップホップの秘める無限のポテンシャル」を重ね合わせ、音楽へと昇華させた。作曲は、Mummy-Dと、仙台を拠点に活動するGAGLEのDJ Mitsu the Beatsによる共作。ミュージックビデオには、伝説的なBボーイ、有名ダンサー、グラフィティアーティスト、DJなど、ヒップホップシーンを支える豪華な面々が多数参加。ヒップホップカルチャーが積み重ねてきた歴史、力強さ、そしてアクティブな側面が鮮やかに描かれた映像だ。ブレイキングがパリ五輪の正式種目となり、世界を熱狂で包み込んだ今、最先端のテクノロジーとヒップホップが織りなす鋭利な美意識を描く「5th Element」は、まさに時代を象徴するアンセムと呼ぶにふさわしい作品となった。Mummy-D - 5th Element (Official Music Video)※ 2024年11月16日(土)17:00〜 YouTube プレミア公開<リリース情報>デジタル・シングル「5th Element」配信リンク<ツアー情報>Mummy-D LIVE!“Bars of My Life” Release Tour 2024–2025Presented by AddElm2024年12月20日(金)千葉・千葉LOOK開場18:00/開演 19:002024年12月25日(水)大阪・梅田 CLUB QUATTRO開場18:00/開演 19:00ゲスト:さかいゆう2024年12月26日(木)愛知・名古屋 CLUB QUATTRO開場18:00/開演 19:00ゲスト:さかいゆう2025年1月3日(祝金)東京・渋谷 CLUB QUATTRO開場18:00/開演 19:00ゲスト:H ZETTRIO2025年1月13日(祝月)札幌・Cube Garden開場16:00/開演 17:00ゲスト:ILL-BOSSTINO2025年1月18日(土)福岡・Drum Son開場16:00/開演 17:002025年2月9日(日)横浜:Reny Beta開場16:00/開演 17:00ゲスト:ミッキー吉野【チケット情報】前売5,500円(税込)/ 当日 6,500円(税込)※ドリンク代別途必要プリセール:11月21日(木)23:59まで()RHYMESTER オフィシャル・サイト
2024年11月16日注目の若手落語家・春風亭かけ橋(落語芸術協会、春風亭柳橋門下、二ツ目)が、長編人情噺『嶋鵆沖白浪』(読み:しまちどりおきつしらなみ)全話連続公演を開催する。『嶋鵆沖白浪』は、江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した落語家、初代・談洲楼燕枝(だんしゅうろう・えんし)が残した史実を元にした全12話に及ぶ長編落語。実在した侠客・佐原の喜三郎と吉原の遊女・大坂屋花鳥の、八丈島への流刑と命懸けの脱出を描いた波瀾万丈の人情噺だ。さまざまな人物たちが複雑に絡み合う人間模様を、春風亭かけ橋が1年をかけて挑戦する。しばらく演じられることのなかったこの噺を掘り起こし、新たにまとめ上げたのは柳家三三。初代・柳橋から続く“柳派”と呼ばれる一門の流れを汲むかけ橋にとって『嶋鵆沖白浪』は向き合うべき物語となっている。なお、本公演は生配信され、全公演2025年12月末までアーカイブ配信される。チケットは、12月1日(日) 10時より予約開始。<公演情報>春風亭かけ橋『嶋鵆沖白浪』連続公演■2025年2月21日(金) 第1夜「喜三郎とお虎」「芝山の斬込み」4月18日(金) 第2夜「三日月小僧庄吉」「怪僧玄若坊」6月20日(金) 第3夜「大坂屋花島」「伝馬町女牢」8月15日(金) 第4夜「三宅島の再会」「闇の島脱け」10月17日(金) 第5夜「松原の菊造斬り」「お虎の美人局」12月19日(金) 第6夜「小管屋の仇討ち」「八丁堀召捕り」開演 19:00 / 開場 18:30会場:梶原いろは亭出演:春風亭かけ橋【チケット】予約:2,500円当日:2,800円生配信・アーカイブ配信チケット:1,500円※全公演2025年12月末までアーカイブ配信ありチケットはこちら:公式サイト:
2024年11月16日ドラマ『年下彼氏』の舞台化が決定。『年下彼氏~君のとなりで~』と題し、2025年2月22日(土) から3月9日(日) に大阪・森ノ宮ピロティホール、3月15日(土)・16日(日) に福岡・キャナルシティ劇場、3月22日(土) から4月6日(日) に東京・東京グローブ座で上演される。『年下彼氏』は、年下の彼氏と年上の彼女の淡い恋を描くオムニバスドラマ。2024年10月からはABCテレビにて『年下彼氏2』が放送中で、Lil かんさいの嶋﨑斗亜、西村拓哉、大西風雅、岡﨑彪太郎、當間琉巧に加え、AmBitiousの真弓孟之、山中一輝、永岡蓮王、浦陸斗、大内リオン、吉川太郎、Boys beの伊藤篤志、池川侑希弥、角紳太郎、亀井海聖、さらに関西ジュニアとして活躍中の渡邉大我、森ケイン、元重瑛翔、岡野すこやかの19名が主演を務めている。舞台版はドラマとは異なる新しいエピソードで、同じアパートに住む4人の大学生が、管理人の姪・レイをめぐって繰り広げるコミカルで胸きゅんな物語が描かれる。主人公のハルト役でLilかんさいの大西、レイに一目惚れするダイキ役、コウ役、ツキヒコ役で、それぞれBoys beの池川、AmBitiousの山中、関西ジュニアの渡邉が出演し、グループの垣根を超えて共演を果たすことになる。さらに、4人が一目惚れするアパートの管理人の姪・レイ役を小島藤子、ハルトの父役を庄野﨑謙、アパートのオーナー兼管理人・テッペイ役をマギー、テッペイの妻役を宍戸美和公が演じる。脚本は『年下彼氏』『年下彼氏2』も手がけているモラル、演出は劇団「柿喰う客」の代表を務める中屋敷法仁が担当する。■演出:中屋敷法仁 コメント『年下彼氏』を劇場で!?舞台版の企画を聞いた時は、とにかく興奮が止まりませんでした!ドラマで感じたあの胸キュンをナマの空間で届けられるなんて!出演者のステキな4名には、まっすぐでフレッシュなハートで挑んでほしいと思っています!不器用さが愛らしい!もどかしさが胸を撃つ!甘酸っぱい青春ラブストーリー、ぜひご期待ください!必見ですよ!!!■大西風雅 コメント初めて聞いた時、『年下彼氏』の舞台!?となりました。でも良く考えたら『年下彼氏2』のドラマが発表されたとき、“年下彼氏プロジェクト”と言われていたことを思い出し、なるほどそういうことかとなりました。ドラマでは一人ひとりの恋愛を中心に話が進んでいくのですが、舞台では4人の関係性などを見てほしいです!4人の中では一番年上なので、引っ張っていけるように頑張ります!舞台なのでドラマで感じたワクワクやキュンキュンを直で感じてほしいですし、それぞれの恋愛模様を見届けてください!会場で待ってます!■池川侑希弥 コメントこれからもっとたくさんの作品に挑戦したいと思っていたところ、舞台化のお話をいただきました。まさか舞台になるとは思ってもいなかったので、驚いたのと同時に選んでいただいたからには全力で頑張りたいと思いました!今回の舞台は全員が大学生役です。僕自身はまだ高校生なのですが実年齢より上に見られることがよくあるので、舞台上では『年下彼氏』っぽく甘えられるところは甘えていきたいと思います!ぜひ皆さんも舞台でしか感じることができないドキドキ感を味わいにきてください!!■山中一輝 コメント今まで舞台化されたことがなかったので、初めて聞いた時はドッキリかと思いました。現実と分かったときは、やったんねん!!という気持ちになりました。今の僕にしかできない、あどけなさや可愛さを演技に出せればいいなと思っています。皆さんにキュンキュンをいっぱい届けられるように頑張るので、ぜひ劇場に新しい僕を見つけに来てください。■渡邉大我 コメント最初は、自分が!?と驚きました。『年下彼氏2』の自分が出演した回を見て反省点がたくさんあったので、舞台は映像とはまた少し違うかもしれませんがその反省を生かせるように必死に頑張ろう!と思いました。一緒に出演する先輩たちより幼くみえると思うので、かわいいところをたくさん見てほしいです!!初舞台で2回目のお芝居、どんどん成長していくところを見てください!劇場でお待ちしています!!【あらすじ】関西のとある田舎町の大学に入学することになったハルト(大西風雅)。下宿屋「コーポ風巻」に入居すると、そこにはこれから一緒に共同生活を送ることになる同じ新入生のダイキ(池川侑希弥)、コウ(山中一輝)、ツキヒコ(渡邉大我)の姿があった。個性バラバラの4人が同じ屋根の下で生活することになって、これからの4年間できっと色んなことが起こるんだろうなと思っていたその日の夜、いきなり大事件が起きることに。下宿屋のオーナー夫妻の姪であるレイ(小島藤子)が東京での仕事を辞めてコーポ風巻を継ぐことになり帰ってきたのだ。レイのその素敵で、品があり、優しそうで、大人らしい余裕もあって、つまりは年上の女性の魅力にダイキ、コウ、ツキヒコは一目惚れ。レイと付き合いたいと積極的にアプローチをかけていった。ハルトだけは一歩引いた感じで皆を見守っていたのだが、自身が抱える悩みについて話したことをきっかけに、徐々にレイに惹かれていき……一つ屋根の下での恋バトルが勃発。この恋、どうなる?<公演情報>舞台『年下彼氏~君のとなりで~』作:モラル演出:中屋敷法仁【出演】大西風雅(Lilかんさい)池川侑希弥(Boys be)山中一輝(AmBitious)渡邉大我(関西ジュニア)/小島藤子庄野﨑謙宍戸美和公マギー【大阪公演】日程:2025年2月22日(土)~3月9日(日)会場:森ノ宮ピロティホール【福岡公演】日程:2025年3月15日(土)・16日(日)会場:キャナルシティ劇場【東京公演】日程:2025年3月22日(土)~4月6日(日)会場:東京グローブ座公式サイト:
2024年11月16日北海道出身の3ピースロックバンド ・KALMAの新曲「光る街」が、12月4日(水)に配信リリースされることが決定し、併せて来年3月9日(日)に地元の北海道・札幌市教育文化会館 大ホールにて、特別公演『KALMA「少年から青年へ」』を開催することも発表した。「光る街」は、11月1日に配信されたスタジオライブ「FRIDAY NIGHTSTUDIO LIVE at TUPPENCE STUDIO」にて初披露された新曲で、切なさや哀愁を感じさせるメロディと歌詞、そしてロックサウンドをベースにしつつもKALMA 流のアレンジでポップスへと昇華させた新たな挑戦となる楽曲。憧れや希望の象徴としても捉えられる東京という街に生きながら、その中で渦巻く悩みや日々の葛藤、苦悩という二面性を映し出した、ボーカル畑山のリアルな心境が描かれており、それでもここで生きていくという強い意志を示した1曲でもある。<リリース情報>配信シングル「光る街」12月4日(水)配信リリース※音楽ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサービスにて12/4配信開始※対応ストリーミングサービス:Amazon Music、Apple Music、AWA、KKBOX、LINE MUSIC、Rakuten Music、Spotify、TOWER RECORDS MUSIC、YouTube Music、dヒッツ、Deezer、うたパス、SMART USEN<ライブ情報>KALMA 『少年から青年へ』2025年3月9日(日)北海道・札幌市教育文化会館 大ホール開場15:30/開演16:30FC先行受付URL::<セトリプレイリスト情報>11月15日開催『KALMA 金曜夜はギロッポン集合ね』セットリストプレイリスト Website:
2024年11月15日Travis Japanが、12月4日(水)リリースの2ndアルバム『VIIsual』の本編に収録されるメンバー監修楽曲を発表、初回T盤の特典DISCのティザー映像も公開された。本編は全13曲でそのうちの7曲をメンバーが監修。5曲目に収録されている 「BO$$Y」は、中村海人監修で、リズミカルで力強いダンスナンバー。洗練されたクールでキャッチーなメロディーに、さらにTravis Japanのダンスが加わり、楽曲の持つエネルギッシュな力強さがさらに際立つ楽曲となっている。6曲目「Rush」は、松田元太監修で、ダイナミックでセクシーなサウンドと、メロディックでキャッチーなリフが特徴。エレクトロニックなビートとセクシーな雰囲気を醸し出しリスナーを魅了する楽曲。7曲目「Whiskey and Tonic」は、松倉海斗監修で、ソウルフルな雰囲気で、深みと柔らかさのあるボーカルが特徴の楽曲。落ち着いたリズムに切なさや情感が込められたメロディが乗り、リスナーをノスタルジックな気分にさせる一曲。9曲目「HBD」は、吉澤閑也監修で、明るくリズミカルなビートが特徴の楽曲。キャッチーなメロディラインが印象的で、特にサビでは、エネルギッシュなボーカルが際立ち、リスナーに前向きなエネルギーを届ける楽曲。10曲目「Fireflies」は、宮近海斗監修で、クールでグルーヴィな印象を与える楽曲。ミッドテンポのリズムが心地よくメロディはシンプルながらも情感豊かで、どこかリラックスした雰囲気も醸し出す。11曲目「Thrill」 は、七五三掛龍也監修で、ダークなビートを中心に展開し、全体にミステリアスな雰囲気の楽曲。ボーカルはエモーショナルで力強く、リスナーを曲の世界観に引き込んでいく。13曲目「Underdogs 」は、川島如恵留監修で、爽やかなバンドサウンドとエネルギッシュでダイナミックなサウンドが特徴。拳をあげて盛り上がれる楽曲。青春を感じさせるメロディーと前向きな歌詞がリスナーに元気を与える楽曲。また、初回T盤の特典DISCのティザー映像も公開されたので併せてチェックしてほしい。Travis Japan “VIIsual” Limited Edition T -Special Movie Teaser-<リリース情報>2ndアルバム『VIIsual』12月4日(水)発売※配信リリースも同日初回T盤『VIIsual』ジャケット画像配信・購入はこちら「VIIsual -Global Edition-」12月4日(水)配信※世界へ向けたアルバムの全曲英語バージョン収録内容・特典などはオフィシャルサイトを確認<ライブ情報>『Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual』神奈川・横浜アリーナ1月4日(土)17:30 START1月5日(日)13:00 START/17:30 START1月6日(月)13:30 START/ 18:00 START1月7日(火)18:00 START愛知・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)Aホール2月8日(土)13:00 START/17:30 START2月9日(日)15:00 START宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ3月15日(土)13:00 START/17:30 START3月16日(日)15:00 START福岡・マリンメッセ福岡A館3月29日(土)13:00 START/17:30 START3月30日(日)15:00 START静岡・エコパアリーナ4月5日(土)13:00 START/17:30 START4月6日(日)15:00 START大阪・大阪城ホール5月4日(日・祝)18:00 START5月5日(月・祝)13:30 START/ 18:00 START5月6日(火・祝)13:00 START/17:30 START北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ5月31日(土)17:30 START6月1日(日)13:30 START千葉・ららアリーナ 東京ベイ6月7日(土)13:00 START/17:30 START6月8日(日)15:00 STARTTravis Japan オフィシャルサイト:
2024年11月15日THE BACK HORNが、ニュー・アルバム『親愛なるあなたへ』を1月29日(水)にリリースすることを発表。併せて、新たなアーティスト写真も公開された。結成26年目を迎え、「光と影」というテーマを掲げた“コンセプト・シリーズ”作品を7月から10月までの間に4作の配信シングル曲として連続リリースするなど、今も貪欲に新たなチャレンジに挑み続けるTHE BACK HORN。オリジナル・アルバムとしては2年9ヶ月ぶりとなる今作には、コンセプト・シリーズの4曲をはじめ、昨年10月にリリースされた「最後に残るもの」を含めた全11曲を収録予定。初回盤には今年3月23日に神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールにて、結成25周年の集大成として開催されたワンマンライブ、『THE BACK HORN 25th Anniversary 「KYO-MEI SPECIAL LIVE」~共命祝祭~』のライブ映像全編24曲を収録したBlu-ray Disc同梱のスペシャル・パッケージとなる予定で、アルバムに収録される全曲のタイトルも公開されている。また、今作のリリースツアーのタイトルが『THE BACK HORN「KYO-MEIワンマンツアー」〜Dear Moment〜』に決定。チケットの先行受付は11月25日(月)23:59まで。<リリース情報>ニュー・アルバム『親愛なるあなたへ』2025年1月29日 (水)発売初回盤 (CD+BD):7,700円(税込)【CD収録予定曲】※曲順未定修羅場ジャンクワーカータイムラプス光とシナジー透明人間最後に残るもの親愛なるあなたへ月夜のブルースSUN GOES DOWNMayday明日世界が終わるとしても【Blu-ray】THE BACK HORN 25th Anniversary 「KYO-MEI SPECIAL LIVE」~共命祝祭~(2024.3.23 パシフィコ横浜国立大ホール)00. OPENING SE 〜喝采と祝祭〜01. 冬のミルク02. サニー03. その先へ04. 閉ざされた世界05. 罠06. シリウス07. 心臓が止まるまでは08. 悪人09. コワレモノ10. 舞姫11. アカイヤミ12. Days13. あなたが待ってる14. 未来15. 世界中に花束を16. 涙がこぼれたら17. Running Away18. 希望を鳴らせ19. コバルトブルー20. 太陽の花<アンコール>21. 最後に残るもの22. 泣いている人23. 親愛なるあなたへ24. 刃<ライブ情報>『THE BACK HORN「KYO-MEIワンマンツアー」〜Dear Moment〜』2月15日(土)茨城・水戸LIGHT HOUSE2月22日(土)京都・磔磔2月24日(月・祝)和歌山・CLUB GATE3月1日(土)福島・郡山HIP SHOT JAPAN3月7日(金)静岡・LiveHouse浜松窓枠3月9日(日)長野・CLUB JUNK BOX3月16日(日)東京・恵比寿LIQUIDROOM3月20日(木・祝)広島・CLUB QUATTRO3月22日(土)鳥取・米子AZTiC laughs3月29日(土)石川・金沢AZ4月6日(日)北海道・札幌PENNY LANE244月11日(金)高松・DIME4月13日(日)高知・X-pt.4月18日(金)栃木・HEAVEN’S ROCK UTSUNOMIYA VJ-24月20日(日)愛知・名古屋DIAMOND HALL5月9日(金)長崎・DRUM Be-75月11日(日)福岡・DRUM LOGOS5月17日(土)大阪・BIGCAT5月24日(土)宮城・仙台Rensa6月8日(日)東京・Zepp Shinjuku【チケット情報】6,000円(税込)※ドリンク代別途必要●U-18キャッシュバック公演当日、4歳以上18歳以下の方は会場にて身分証提示で2,000円キャッシュバック。※身分証は、コピー及び、写真データ不可。有効期限内の現物をご持参ください。※キャッシュバックは公演当日のみ、会場に来場された方に限ります。受付期間: 11月25日(月)23:59までTHE BACK HORN オフィシャルサイト:
2024年11月15日tofubeatsが、自身最大規模となる単独公演『tofubeats Live at Zepp Haneda 2025』を来年1月31日(金) に東京・Zepp Hanedaで開催する。豪華ゲストを迎え行われた5年ぶりの全国ツアー『tofubeats JAPAN TOUR 2024』東京・恵比寿The Garden Hall公演にて発表された。チケットは、オフィシャル先行受付が本日よりスタート。<ライブ情報>『tofubeats Live at Zepp Haneda 2025』2025年1月31日(金) 東京・Zepp Haneda開場 18:00 / 開演 19:00出演:tofubeatsゲスト:後日発表【チケット】1Fスタンディング:5,000円2F座席:6,000円学割(1Fスタンディング):3,500円tofubeatsオフィシャルサイト:
2024年11月15日11月10日、ORCALANDが主催する『ナワバリロックフェスティバル 2024』が、東京・下北沢ADRIFT & 空き地にて開催された。「誰ひとり置いていかないロックバンド」を標榜し、ポジティブな音と言葉を発信する4人組・ORCALAND。結成の地でもある東京・下北沢への愛着は深く、2023年には12カ月連続の自主企画イベント『ジントリ』をいずれも下北沢のライブハウスにて開催したことでも話題を集めた。そんな『ジントリ』を発展させる形で開催された今回のフェスでは、小田急線東北沢駅〜世田谷代田駅の地下化に伴い2020年から開発が進んでいる新しい街・下北線路街にふたつのステージを用意。バンドアクトを中心に据えた下北沢ADRIFTの『鯱城STAGE』と、野外でのアコースティックライブを展開する下北沢空き地の『鯱町STAGE』に、ORCALANDと縁のあるアーティストたちが被りなしのタイムテーブルのもと集結した。ORCALAND Photo:橋本若奈ライブ以外にも、大塚祥輝(vo&g)が装飾した『ナワバリメモリアルスペース』の展開や、こーてぃん(ds)とAYANE COFFEE & CRAFTがコラボしたコーヒーショップ『今日コーヒー飲みすぎてこーひぃんになるわ。』、村田京哉(g)が招いた『KASSU CURRY』の出店、おとやん(b)による『おとやんのボロリメイクオルカTシャツ』の販売など、メンバーの個性が発揮された催しが盛りだくさん。バンドが放つピースフルなバイブスを、五感でたっぷり味わえる一日となった。ORCALAND Photo:橋本若奈イベントの幕開けとなったのは、この日の主役であるORCALANDによる初のアコースティック形態でのライブだ。あいにくの小雨が芝生を濡らす鯱町STAGEに登場した大塚は、「雲ひとつない青空ですね。天気にも恵まれて、うれしい限りです!」とうそぶき笑いを誘う。しかし、一曲目「ラブソングになんかしてやんないわ」を歌い出すや否や実際に雨足が弱まってしまうのだから、大塚は"持っている"バンドマンなのかもしれない。「『アコースティックだからこんな曲をやるだろう』っていうのを裏切りたくて」と届けられた「ダンシングゾンビの決意」ではハンドクラップが起こり、特別な今日という日がとうとう始まったという実感が胸に広がっていく。大塚のソフトな歌声はもちろん、こーてぃんによるコーラスが心地良く滑らかに響くのも、この編成ならではだ。最後に代表曲「テレキャスター・ヒーロー」をベースソロをフィーチャーしたスペシャルバージョンで披露し、最高のスタートを切ってくれた。ORCALAND Photo:橋本若奈鯱城STAGEに足を踏み入れると、フロアには紅白の提灯が装飾され、お祭りムードが醸し出されている。トップバッターを務めたのは、ORCALANDのメンバーも学生時代にコピーしていたというMOSHIMO。「釣った魚にエサやれ」の一瀬貴之(g)によるメタリックなリフでいきなりオーディエンスを引き込みながら、岩淵紗貴(vo&g)は曲中で「昨日深夜までレコーディングしてたから、むくみとクマがひどくて……」と飾らない姿を覗かせる。岩淵のボーカルギターとピンボーカルのスタイルを自在に切り替える縦横無尽のステージング、そして代表曲「命短し恋せよ乙女」での「命短し恋せよナワバリロック!」のコール&レスポンスが、見事に会場を掌握していた。MOSHIMO Photo:かい二番手としてADRIFTのステージに立ったのはanewhite。メロディアスに絡み合うツインギターと情景を膨らませる同期音を組み込んだ緻密なアンサンブルが魅力の4人組バンドだ。ブレない芯を感じさせながら強さも淡さも描く佐藤佑樹(g&vo)の歌唱表現力が、リスナーの想像力を借りながら、会場の空間を無限に拡張させていく。Anewhite Photo:橋本若奈続く#KTちゃんは、この日唯一のHIPHOPアクト。しかし、猛者が集うMCバトル現場をサバイブしてきた彼女には、アウェイの環境もなんのその。「はじめましての人がほとんどだと思うけど、今この瞬間はここが私のナワバリ。みんなで楽しんでいきましょう!」とアジテーションする。予定されていたセットリストを終えた後も持ち時間が余っていたということで、「BaNe BaNe」をフロアに降りてもう一度披露。オーディエンス全員とハイタッチを交わし(「ハイタッチしてない人は挙手!」と確認していたので、本当に全員と、である)、ハートを鷲掴みにした。#KTちゃん Photo:かい「恐竜博士は恐竜見たことないでしょ」からライブをスタートさせた超能力戦士ドリアンは、ユーモアたっぷりのパフォーマンスで会場を笑顔に包み込む。この日のためだけの新曲として披露されたのは、題して「ORCALAND」。なんで「“オルカランド”じゃなくて“オルカラント”やねん!」と理不尽な怒りを爆発させつつ、フロアを3ブロックに分け「O」「L」「D」の人文字ポーズで一体感を高めた。超能力戦士ドリアン Photo:橋本若奈そして、東京・吉祥寺代表としてナワバリに乗り込んだWiennersは初っ端からアクセル全開。「なんか色が付いてるものを掲げてもらっていい?」という玉屋2060%(vo&g)のMCから色とりどりのラバーバンドやタオルが咲き乱れると、バンドも極彩色のエレクトロ・ロックで返答する。1分弱のショートチューン「Cult Pop Suicide」を最高速で駆け抜けると、玉屋はマイクを咥え咆哮。ボルテージは最高潮のまま、トリのORCALANDへとバトンを繋いだ。Wienners Photo:かい一方の鯱町STAGEも、サブステージと呼ぶのが野暮なほどに充実したアクトが連発。ホットコーヒーを片手に心地良く身体を揺らす来場者や、同敷地内のフリーマーケットに訪れた通行人が足を止める姿も散見された。ORCALANDの村田、こーてぃんと高校時代からの音楽仲間だというCANACO(Faulieu.)は、切実な恋心を繊細な歌声に乗せて下北沢の空に解き放ち、マイクを通さない生の歌声も交えて親密な空間を作り上げていく。CANACO Photo:かい平部雅洋(reGretGirl)は巧みなトークで場を和ませつつ、曰く「必殺技みたいな曲」こと「ホワイトアウト」で大塚をステージに招き、フロントマン同士によるロングトーン対決で見事勝利。先輩としての威厳を見せつけた。平部雅洋(reGretGirl) Photo:かい5分前に3000円で購入したというジャケットを羽織り登場した仲川慎之介(時速36km)は、丸みを帯びたフォーキーな質感のままささくれ立つ歌声で、リスナーの心を搔きむしる。仲川慎之介(時速36km) Photo:橋本若奈日没後に登場した松山晃太(BYEE the ROUND / GRAND FAMILY ORCHESTRA)は、ルーパーや変則チューニングを駆使し、バンド顔負けの圧巻のステージを繰り広げた。松山晃太 Photo:かいさて、とうとうORCALANDの登場である。SEをバックに登場したメンバー4人は、互いに目を合わせ、笑みを浮かべながら一音目を鳴らした。口火を切ったのは「まだまだ飲み足りない!」。彼らの登場を待ち侘びたファンが、その思いを爆発させるように「まだ!まだ!」の声を響かせる。軽快なロックチューン「関係NIGHT FEVER」では、村田とおとやんによる必殺のソロ回しも炸裂。祝祭空間の中でも浮き足立たない盤石の演奏力が、熱量をキープし続ける。今日二度目の「ダンシングゾンビの決意」では、大塚が「スポーツの秋、誰が一番高く飛べるか競走しようぜ!」と煽り、一斉にバウンス。続く「リフレイン」は勇猛果敢に挑戦を続けることを宣言する一曲だが、この日はフロアの合唱がORCALANDの背中を押すように響いていたのがドラマチックだった。ORCALAND 大塚祥輝(vo&g) Photo:橋本若奈MCでは、大塚が「ロックバンドをやりたいっていうだけじゃなくて、ワクワクすることを、あなたとずっとやっていたい。俺は今日ずっとワクワクしてたけど、あなたはどうでしたか?」と問いかけ、惜しみない拍手が送られる。ORCALAND 村田京哉(g) Photo:橋本若奈「答えはシンプル、あなたがワクワクする方へ。もしワクワクしないなら、俺たちがヒーローになってあなたを連れていくから!」という語りに導かれたのは、もちろん「テレキャスター・ヒーロー」。助けを求める「テレキャスター!」のシャウトを浴び、ORCALANDは下北沢のヒーローになったのだった。本編ラストには「バニサマ」を投下。「夏フェスでやるために書いた曲」だというサマーチューンが、他でもない彼ら自身が作り上げた『ナワバリロックフェスティバル』を真夏のピークへと引き戻す。全員が頭上でタオルを振り回し、クライマックスまで楽しみ尽くした。ORCALAND おとやん(b) Photo:橋本若奈アンコールを待ち望むオーディエンスは、手拍子や掛け声の代わりに、「やってらんねえ」のフレーズ「優勝すんだお前と」を歌い繋ぐ。再びステージに現れた彼らは、「俺たちがこの“ナワバリ”で一番歌った曲」だという「やってらんねえ」をプレイ。大塚は冒頭からマイクをフロアに預け、「お前ら声がちっせえ」の歌詞を「お前ら声がでっけえ」に変えて歌う。互いが互いを求め合い信じ合うことで、演者と観客の境界線が薄れていく。メモリアルな一日を作り上げた四人が、この日の景色を目に焼き付けるように隅まで会場を見渡しながら演奏する姿が印象的だった。ORCALAND こーてぃん(ds) Photo:橋本若奈この日、2025年2月に東名阪のツーマンツアー『BOY MEETS GIRL』を開催することも発表したORCALAND。ツアーファイナルでは再び下北沢に帰ってくる。数多のギターロックバンドが生まれ、交わり、巣立っていったこの地に張られたそのテリトリーは、どこまで遠く、そしてどこまで深く広がっていくのか。彼らと『ナワバリロックフェスティバル』が描くストーリーは、きっとまだ序章に過ぎない。ORCALAND Photo:橋本若奈Text:サイトウマサヒロPhoto:橋本若奈、かい<公演情報>『ORCALAND presents ナワバリロックフェスティバル 2024』2024年11月10日 東京・下北沢ADRIFT / 空き地出演:ORCALAND / anewhite / Wienners / #KTちゃん / 超能力戦士ドリアン / MOSHIMO / Canaco(Faulieu.) / 仲川慎之介(時速36km) / 平部雅洋(reGretGirl) / 松山晃太(BYEE the ROUND / GRAND FAMILY ORCHESTRA)<ツアー情報>ORCALAND presents. 2MAN tour "BOY MEETS GIRL"2025年2月21日(金) 大阪・心斎橋BRONZE2025年2月22日(土) 愛知・新栄RAD SEVEN2025年2月27日(木) 東京・下北沢SHELTERチケット料金:3,000円※ゲストは後日発表※入場時ドリンク代が必要★11月17日(日) 23:59まで先行受付実施中受付URL:()ORCALAND公式サイト:
2024年11月15日船岩祐太が構成、上演台本、演出を務め、3本のギリシャ悲劇をひとつの作品に再構成した『テーバイ』が新国立劇場にて11月7日(木)に幕を開けた。新国立劇場が小川絵梨子芸術監督の就任以降、積極的に進めてきた新たな試みであり、1年間という期間の中で、参加者が話し合いや試演を重ねて作品理解を深めながら、より豊かな作品づくりをおこなっていく「こつこつプロジェクト」によって生まれた本作。知らぬ内に父親殺しと近親相姦に手を染めたテーバイ王・オイディプスの物語『オイディプス王』、オイディプスがテーバイ追放後に放浪の末に辿り着いた地で神々と和解し、その人生に幕を下ろす『コロノスのオイディプス』、そしてオイディプスの娘であるアンティゴネが、テーバイ王である叔父のクレオンが定めた法に背き、兄の亡骸を埋葬しようとする『アンティゴネ』。ソポクレスによる3本のギリシャ悲劇を船岩が1本の戯曲として再構成し、隆盛を誇った王国・テーバイが没落していくさまを描き出す。舞台上の床はまるで水が張っているかのような鏡面となっており、人々や美術が映り込むつくりになっており、荘厳な空気が漂う。後方には木でできた巨大な扉があり、舞台下手にはオイディプスのための玉座とテーブル、上手にはタイプライターや書類の山が置かれた机やイスが配置されており、古代ギリシャの王の居城というよりも、近代国家の政府の執務室を思わせるようなつくりとなっている。衣裳も、ギリシャ悲劇でおなじみのローブではなく、オイディプス(今井朋彦)らは白スーツ&白リボンタイを着用しており、衛兵たちの衣裳も近代国家の装いである。開演前から、壇上にはオイディプスの妻(そして、母親でもある)イオカステ(池田有希子)がおり、乳母車の赤ん坊をあやしている。第一幕『オイディプス王』はオイディプスと、テーバイの市民を代表してやってきた神官の会話から始まる。神官は疫病による国土の荒廃、市民の窮状を伝え、オイディプスに国を救ってくれと嘆願する。そこへ、神託を手にしたクレオン(植本純米)が戻ってくる。クレオンは「この国の穢れ(=先王ライオスを殺害した犯人)を追放せよ」という神々の言葉を伝え、ここから少しずつ、先王の死の真相、さらにはオイディプス自身の出生の秘密が明らかになっていく…。続く第二幕『コロノスのオイディプス』は、『オイディプス王』の頃からしばらく時を経た時代の物語。舞台中央に真っ赤なロープのようなものが垂れ下がっており、神々しさを感じさせる。そこはかつてオイディプスが神託で「生涯を終えることになる」と示された復讐の女神の森。近親相姦と父殺しの罪を背負い、盲目となってテーバイを追放されたオイディプスと彼の旅に付き添う娘のアンティゴネが森に辿り着いたところから物語は始まる。ちなみに、アンティゴネらの衣裳はより現代的な装いとなっており、オイディプスは車椅子に乗り、森を守る男たちは銃を携行している。オイディプスの元に、この地を含むアテナイの代表者・テセウス、祖国テーバイがオイディプスの2人の息子の諍いから戦火にあることを知らせる娘のイスメネ、さらにはオイディプスにテーバイ帰還を求めるクレオン、そして争いを続ける息子のひとりであるポリュネイケスなど次々と来訪者がやってくる。やがて、オイディプスはこの地で人生の終焉を迎えることになる…。最終の第三幕『アンティゴネ』では再びテーバイが物語の舞台に。舞台上には、戦争の原因となったオイディプスの2人の息子、ポリュネイケスとエテオクレスの死体を入れた袋が置かれているが、エテオクレスが埋葬される一方で、ポリュネイケスの遺体は荒野に打ち棄てられ、市民がその死を悼むことも禁止される…。そして舞台は第一幕と同じ部屋――いまはクレオンが王となったテーバイ王国の執務室へと移り、法律に背いて兄の亡骸を弔ったアンティゴネが罪に問われる様子が描かれる。執筆された時期も異なるソポクレスの3本の独立した戯曲をひとつにまとめ上げた本作だが、鑑賞して感じるのは物語の“強度”の高さ。そもそも、長く受け継がれてきたギリシャ悲劇そのものが揺るがない強さを持っているのはもちろん事実だが、それだけでなく、1年もの時間を費やして戯曲を育てていくという「こつこつプロジェクト」という企画による部分も大きい。期日の決まった上演に向けて拙速に都合よくまとめ上げるのではなく、時間をかけてじっくりと戯曲と向き合い、試行錯誤を重ねながら文字通りこつこつと断片を積み上げていくことで、物語が成熟し、深みを増していく。3本の戯曲の“継ぎ目”を感じさせず、ひとつの王国が、為政者たちの愚かな振る舞いによって衰退していくひとつの壮大な物語として描き出される。また、3つの物語が連なることで、浮き彫りになってくる登場人物たちの変化や人間の本性が見え隠れしてくるのも本作ならではの見どころ。第一幕『オイディプス王』では、近親相姦と父殺しという罪が明らかになっても、なおも王たる力強さを感じさせていたオイディプスだが、第二幕『コロノスのオイディプス』では、長い旅の果てに神によって定められた己の運命を静かに受け入れ、神々と和解するさまが描かれる。また、劇中で描かれない月日も含め、そんな父の長きにわたる放浪の旅に寄り添い続けてきたアンティゴネだからこそ、神ではなく人間が定めた法律に背き、血を分けた兄を弔うことを選んだのだということが深く納得させられる。そしてもう一人、この『テーバイ』において、いびつな存在感を発揮しているのがクレオンである。『オイディプス王』では、オイディプスの数奇な運命が解き明かされていくのを“脇役”として慌てふためきながら傍らで眺めているが(ある人物のセリフで「クレオンなど一介の脇役にすぎぬ」という言葉さえ出てくる)、オイディプスの息子たちの争いの果てに、『アンティゴネ』ではテーバイの王の座に就いている。中身が変わらぬまま立場が変わり、不相応な権力を握った男の小物ぶりが際立っており、『アンティゴネ』の物語が展開する王の間は、さながら政情の不安定に直面しつつも目先の支持率アップに奔走する総理大臣以下、閣僚たちが集う官邸のようにも映る。また、ギリシャ神話の英雄カドモスの子孫だけが国を治めることができるという、“血”によって継承されてきた王国のテーバイと、同じく英雄であるテセウスがトップに立つが、彼は王ではなく民主政の代表に過ぎないという市民国家・アテナイの対比も『コロノスのオイディプス』と『アンティゴネ』の中で浮き彫りとなっており興味深い。船岩のスタイリッシュな演出も相まって、二千年以上前のギリシャ悲劇であることを一瞬忘れ、疫病と戦争が世界中にはびこる現代の世界と重ね合わせながら「法とは?」「国家とは?」と考えさせられる2時間40分となっている。文:黒豆直樹舞台写真撮影:引地信彦<公演情報>『テーバイ』原作:ソポクレス 『オイディプス王』『コロノスのオイディプス』(高津春繁 翻訳による)、『アンティゴネ』(呉茂一 翻訳による)構成・上演台本・演出:船岩祐太出演:植本純米 / 加藤理恵 / 今井朋彦久保酎吉 / 池田有希子 / 木戸邑弥高川裕也 / 藤波瞬平 / 國松卓 / 小山あずさ2024年11月7日(木)~11月24日(日)会場:東京・新国立劇場 小劇場チケット情報()公式サイト
2024年11月15日女王蜂が、今年4月に国立代々木競技場 第一体育館で開催した『女王蜂 結成15周年記念単独公演 「正正正(15)」』の映像商品化を発表。アヴちゃん(vo)の誕生日となる12月25日(水)に発売されることが解禁された。アヴちゃん(vo)の誕生日となる12月25日(水)に発売されることが解禁された。アンコール含め全編収録したBlu-ray、DVD、完全生産限定盤の計3形態でリリースされ、完全生産限定盤は、『結成15周年記念単独公演 「正正正(15)」』に、特典DISCと48PのLIVE写真集を加えたLPサイズスペシャルパッケージとなっている。<リリース情報>結成15周年記念単独公演 「正正正(15)」-2024.04.20 国立代々木競技場 第一体育館-12月25日(水)発売◾️完全生産限定盤(BD+BD):13,200円(税込)※48P LIVE写真集+LPサイズスペシャルパッケージ※特典DISCの内容は後日発表予定◾️通常盤(BD):7,700円(税込)◾️通常盤(DVD):6,600円(税込)【収録内容】※完全生産限定盤(DISC-01:Blu-ray)/通常盤(Blu-ray/DVD)共通収録01.BL02.おままごと03.催眼術04.犬姫05.バイオレンス06.0207.P R I D E08.KING BITCH09.デスコ10.油11.ヴィーナス12.メフィスト13.十二次元14.0115.黒幕16.つづら折り17. Introduction:Plan B18.HALF19.火炎20.IMITATION21.超メモリアル商品予約※店舗特典あり女王蜂 オフィシャルサイト
2024年11月15日新潟発・4ピースネオパンクロックバンド・ザ・シスターズハイが、地元新潟を皮切りに全国6カ所『NERD SAVE THE WORLD TOUR 2025』を開催。各地の出演者が発表された。ザ・シスターズハイは、タワレコメンにも選ばれたEP『超才開Twinkる』を今年6月にリリース。東京・新宿LOFTをファイナル公演とした全国19カ所に及ぶ全国ツアーも無事成功に収め、「FREEDOM NAGOYA 2024」「COMING KOBE24」などバンド初となる野外フェスへの出演など、更にオーバーグラウンドにもしっかり届く音を響かせ進化し続けている。今ツアーでは、2月26日(水)ツアーファイナル公演で自身初であり最大キャパとなる東京・渋谷クラブクアトロにてワンマンを行う。そして、各公演の対バンも発表された。どのバンドも今までのザ・シスターズハイとの繋がりが濃く思い入れのあるバンドが集結。チケット一般発売中。<ライブ情報>ザ・シスターズハイ Pre.『NERD SAVE THE WORLD TOUR 2025』シングル『シン・臨界Nerdる』リリース全国ツアー2025年1月10日(金)新潟・CLUB RIVERST開場18:30/開演19:00出演: ザ・シスターズハイ、ルサンチマン前売/3,500円(ドリンク代別途必要)2025年1月17日(金)宮城・仙台FLYING SON開場18:30/開演19:00出演: ザ・シスターズハイ、超☆社会的サンダル前売/3,500円(ドリンク代別途必要)2025年1月24日(金)福岡・OP’s開場18:30/開演19:00出演: ザ・シスターズハイ、トップシークレットマン前売/3,500円(ドリンク代別途必要)2025年2月5日(水)大阪・心斎橋Pangea開場18:30/開演19:00出演: ザ・シスターズハイ、挫・人間前売/3,800円(ドリンク代別途必要)2025年2月6日(木)愛知・名古屋RAD HALL開場18:30/開演19:00出演: ザ・シスターズハイ、山田亮一とアフターソウル前売/3,800円(ドリンク代別途必要)2025年2月26日(水)東京・渋谷CLUB QUATTRO開場18:30/開演19:00出演: ザ・シスターズハイ前売/4,000円(ドリンク代別途必要)チケット受付()<リリース情報>「シン・臨界Nerdる」(読み:シンリンカイナードル)2025年1月8日(水)発売各曲255円(税込)〜ザ・シスターズハイ オフィシャルサイト:
2024年11月15日BUCK-TICKが2025年3月23日(日)都内某所にて超限定招待ライブを行うことが決定した。BUCK TICKは、アルバム『スブロサ SUBROSA』発売直後から、ファンクラブ限定ツアーを行い、12月29日(日)には年末恒例の日本武道館公演『ナイショの薔薇の下』を開催。そして、2025年4月よりアルバムを携えた全国ライブハウスツアー『BUCK-TICK TOUR 2025 スブロサ SUBROSA』の開催を発表。本公演は、全国ライブハウスツアーに先駆けて行われる超限定のスペシャルライブであり、11月20日(水)に発売となる最新シングル「雷神 風神 - レゾナンス」と12月4日(水)発売の最新アルバム『スブロサ SUBROSA』の2作購入者を対象とした応募キャンペーンの特典となる。申込みには、シングルとアルバム2作に封入されるシリアルナンバーが必須となり、抽選の上、当選したかたのみがライブに参加することができる。応募期間は2024年12月4日(水)12:00~2025年2月7日(金)23:59応募登録分までが有効。他応募に関する詳しい情報はアルバム『スブロサ SUBROSA』に封入されるチラシにて確認してほしい。日本テレビ系「DayDay.」11月エンディングテーマにも決定しているシングル「雷神 風神 - レゾナンス」。カップリングにはパソコン音楽クラブによるリミックス楽曲「雷神 風神 - レゾナンス (パソコン音楽クラブ Remix)」を収録。完全生産限定盤は、「雷神 風神 - レゾナンス」MUSIC VIDEOが収録されたボーナスディスクが付属したスペシャルパッケージ仕様となり、限定盤と通常盤の初回生産分には、BUCK-TICKの新しいロゴステッカーを封入。対象店舗にてご予約・お買い上げの方に先着で特典がプレゼントされる。また、アルバム『スブロサ SUBROSA』は、先行シングル「雷神 風神 – レゾナンス」を含めた全17曲を収録したCD、カセットテープ、アナログレコード、デジタル配信での発売となり、CDの完全生産限定盤には、新体制で初となるメンバーのロングインタビューと貴重なレコーディング映像や新ビジュアルの撮影風景、MUSIC VIDEOの撮影風景からなるオフィシャル・インタビュー映像を収録。VICTOR ONLINE STOREでは、Tシャツを同梱した数量限定セットも予約受付中。そして、本作のショッピングサイト別の限定特典の画像も公開となったので、オフィシャルサイトでご確認いただきたい。最新アルバム『スブロサ SUBROSA』を引っさげた全国ライブハウスツアーは2025年4月12日(土)宮城・仙台GIGSを皮切りに、全国10会場12公演行われ、ファイナルは2025年5月25日(日)東京・豊洲PIT公演となる。<ライブ情報>超限定スペシャルライブ日付:2025年3月23日(日)開場/開演時間:未定会場:東京都内某所※シングル「雷神 風神 - レゾナンス」とアルバム『スブロサ SUBROSA』の両作品をご購入いただいた方の中から抽選で招待※詳細は当選者にのみ追ってお知らせいたします。※完全招待イベントです。当選されたお客様ご本人以外は入場いただけません。<リリース情報>ニュー・シングル「雷神 風神 - レゾナンス」11月20日(水)発売完全生産限定盤A (SHM-CD+Blu-ray) :2,640円(税込)完全生産限定盤B (SHM-CD+DVD) :2,090円(税込)通常盤 (SHM-CD) / VICL-79010:1,320円(税込)【収録曲】1. 雷神 風神 - レゾナンス2. 雷神 風神 - レゾナンス (パソコン音楽クラブ Remix)◾️完全生産限定盤A/B共通仕様・ボーナスディスクが付属したスペシャルパッケージ仕様・BUCK-TICKロゴステッカー封入・ボーナスディスクには映像コンテンツを収録したディスク (Blu-ray/DVD) を付属<映像収録内容>・「雷神 風神 - レゾナンス」MUSIC VIDEO◾️通常盤 初回生産分仕様 (25年1月末生産分まで)・BUCK-TICKロゴステッカー封入予約・購入はこちら完全生産限定盤A (SHM-CD+Blu-ray) ()完全生産限定盤B (SHM-CD+DVD)通常盤 (SHM-CD)雷神 風神 - レゾナンス 15sec Spotニュー・アルバム『スブロサ SUBROSA』12月4日(水)発売完全生産限定盤A (SHM-CD+Blu-ray) :6,050円(税込)完全生産限定盤B (SHM-CD+DVD) :5,500円(税込)通常盤 (SHM-CD) / VICL-70283):3,300円(税込)◾️完全生産限定盤A/B共通仕様・ボーナスディスクが付属したスペシャルパッケージ仕様・ボーナスディスクには映像コンテンツを収録したディスク (Blu-ray/DVD) を付属【映像収録内容】・『スブロサ SUBROSA』 INTERVIEW◾️完全生産限定カセットテープ (2本組)4,400円(税込)・アルバム&シングル「雷神 風神 - レゾナンス」2作購入者対象応募シリアルナンバー封入[応募期限:2025年2月7日(金)23:59応募登録分まで有効]・カセットテープの収録内容をスマホで簡単再生できるプレイパス®対応[有効期限 : 2025年12月31日(水)まで]◾️完全生産限定アナログ盤 (3枚組)12,100円(税込)/発売日:2025年1月29日(水)・オリジナルアルバム全3枚組LP、180g重量盤・オリジナルポスター封入・アルバム&シングル「雷神 風神 - レゾナンス」2作購入者対象応募シリアルナンバー封入[応募期限:2025年2月7日(金)23:59応募登録分まで有効]・アナログレコードの収録内容をスマホで簡単再生できるプレイパス®対応[有効期限 : 2026年1月31日(土)まで]【収録曲】01. 百万那由多ノ塵SCUM02. スブロサ SUBROSA03. 夢遊猫 SLEEP WALK04. From Now On05. Rezisto06. 神経質な階段07. 雷神 風神 - レゾナンス #rising08. 冥王星で死ね09. 遊星通信10. paradeno mori11. ストレリチア12. 絶望という名の君へ13. TIKI TIKI BOOM14. プシュケー - PSYCHE -15. ガブリエルのラッパ16. 海月17. 黄昏のハウリング予約・購入はこちら完全生産限定盤A (SHM-CD+Blu-ray)完全生産限定盤B (SHM-CD+DVD)通常盤 (SHM-CD)()完全生産限定カセットテープ完全生産限定アナログ盤◾️VICTOR ONLINE STORE 数量限定セット完全生産限定盤A+オリジナルTシャツ :9,900円(税込)完全生産限定盤B+オリジナルTシャツ:9,350円(税込)通常盤+オリジナルTシャツ / VOSF-13248:7,150円(税込)※VICTOR ONLINE STORE数量限定の受注生産販売となります。※CD (完全生産限定盤A/B・通常盤)にオリジナルTシャツを同梱したVICTOR ONLINE STORE限定セット。※ファンクラブ(FISH TANK)数量限定セットとはグッズ商品が異なりますが、収録内容は同じです。予約・購入はこちら完全生産限定盤A+オリジナルTシャツ完全生産限定盤B+オリジナルTシャツ通常盤+オリジナルTシャツアルバム『SUBROSA スブロサ』特設サイト:<ライブ情報>BUCK-TICK『ナイショの薔薇の下』12月29日(日)東京・日本武道館開場17:00/開演18:00※チケットSOLD OUT公演特設サイト『TOUR 2025 スブロサ SUBROSA』2025年4月12日(土)宮城・仙台GIGS開場17:00/開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別2025年4月13日(日)新潟・新潟LOTS開場17:00/開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別2025年4月19日(土)大阪・Zepp Osaka Bayside開場17:00/開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別2025年4月20日(日)愛知・Zepp Nagoya開場17:00/開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別2025年4月26日(土)広島・広島CLUB QUATTRO開場17:00/開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別2025年4月27日(日)福岡・Zepp Fukuoka開場17:00/開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別2025年4月29日(火・祝)香川・高松festhalle開場17:00/開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別2025年5月11日(日)北海道・Zepp Sapporo開場17:00/開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別2025年5月16日(金)東京・Zepp Haneda開場18:00/開演19:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別2025年5月17日(土)東京・Zepp Haneda開場17:00/開演18:001F立見・2F後方立見:9,900円(税込)/2F指定:11,000円(税込)※ドリンク代別2025年5月24日(土)東京・豊洲PIT開場17:00/開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別2025年5月25日(日)東京・豊洲PIT開場17:00/開演18:00全立見:9,900円(税込)※ドリンク代別チケット一般発売:2025年3月15日(土)ツアー特設サイト オフィシャルサイト:
2024年11月15日直島をはじめ瀬戸内の島々と沿岸部を舞台に開催される「瀬戸内国際芸術祭」。第6回となる「瀬戸内国際芸術祭2025」が2025年4月18日(金)から春・夏・秋と会期を3期に分けて開催される。「瀬戸内国際芸術祭」が2010年のスタート当初より掲げているテーマは「海の復権」。過度な近代化や都市への一極集中が進むなかで、瀬戸内の島々の美しい自然や魅力あふれる文化をアートの力で顕在化し、島々に活力を取り戻すことを目指し、3年に1度、15年にわたって開催されてきた。会場は、通期で展示が行われる直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港エリア、宇野港エリアのほか、春・夏・秋の会期ごとに、宇多津エリア(宇田津町)、志度・津田エリア(さぬき市)、引田エリア(東かがわ市)などが加わり、全17エリアへと広がった。また、安藤忠雄が設計を手掛け、25年春に新にオープンする直島新美術館も展示会場になる。高松港志度・津田エリア新たに参加するアーティストは、21の国と地域から63組(46作品、8プロジェクト、10イベント※2024年10月24日現在)。2025年は特にニュージーランドやスウェーデンとの連携を図るほか、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とともに取り組む企画展も予定されている。ニュージーランドからは、2024年のヴェネツィア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞したマタホ・コレクティブに所属するサラ・ハドソンが参加。ほかにも、ヤコブ・ダルグレン(スウェーデン)、レオニート・チシコフ&マリーナ・モスクヴィナ(ロシア)らの参加が発表されている。また、UNHCRとの共同企画では、写真家のホンマタカシが、難民の背景をもつ人々ひとりひとりの物語に光をあてる写真展が開催される。サラ・ハドソンの過去作品ヤコブ・ダルグレンColor Reading and Contextureレオニート・チシコフ《月への道》Photo:Keizo Kioku「瀬戸内国際芸術祭」では、これまでもアジアの国々との交流も深めてきたが、今回はこれまで以上にその関係性を深め、「瀬戸内国際芸術祭」がアジアの文化芸術の中核を担っていくことを目指す。ジャッガイ・シリブート(タイ)、プ・ジヒョン(韓国)、雲門舞集(台湾)ら、アジア各国のアーティストが参加予定だが、今年は特にベトナムにフォーカス。香川県立ミュージアムでベトナムの現代美術を紹介する展覧会が行われるほか、高松港周辺では、食や文化を紹介するマーケットが開催される予定だ。ジャッガイ・シリブートの作品courtesy 100 Tonson Foundationプ・ジヒョンUltimate Space LED, junk fishing lamps, fog machine, laser, dimensions variable, 2021 Courtesy of the artist雲門舞集Sounding Light Paformed by Cloud Gate Theatre of Taiwan_Choreographer CHENG Tsung-lung_photo by LIU Chen-hsiangさらに、「瀬戸内国際芸術祭2025」の会期中を中心に、香川、岡山、兵庫3県の8つの美術館で「瀬戸芸美術館連携」プロジェクトが展開される。各館では、主に日本人アーティストによる現代アートを中心とした展覧会を開催。「瀬戸内国際芸術祭2025」と同時期に関西万博が行われることから、海外から訪れる観客なども対象に、日本の最先端のアートや地域の魅力を瀬戸内から広く発信することが狙いだ。<開催概要>「瀬戸内国際芸術祭2025」会期:[春会期]2025年4月18日(金)〜5月25日(日)[夏会期]2025年8月1日(金)〜8月31日(日)[秋会期]2025年10月3日(金)〜11月9日(日)会場:瀬戸内の島々と沿岸部(全17エリア)[全会期]直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港周辺、宇野港周辺[春会期]瀬戸大橋エリア[夏会期]志度・津田エリア、引田エリア[秋会期]本島、高見島、粟島、伊吹島、宇多津エリア公式HP:
2024年11月15日syrup16gが1999年12月25日に発売したインディーズデビューアルバム『Free Throw』の発売から25周年を記念して、同作のアナログ盤を発売することが決定した。『Free Throw』は、syrup16gにとってはじめてのCDであり、はじまりとなった名盤。しばらく廃盤となっていたが、2010年10月27日に“re-issue”シリーズとして復刻され、ボーナストラックとして「You Say ’No’ 」「向日葵 」「愛と理非道」を収録。今回のアナログ盤はそのボーナストラックも収録された全8曲入りとなり、発売25周年を記念して、25年前の発売日と同じ12月25日(水)に発売される。LPサイズのダブルジャケット、歌詞カードは五十嵐隆による8曲分の手書き歌詞に加え、ライナーノーツは金光裕史(音楽と人)による、五十嵐隆と中畑大樹、そして佐藤元章の出会いから『Free Throw』誕生へのヒストリーが書かれている。11月13日に発売された『delayedead』のアナログ盤と併せてチェックしてほしい。<リリース情報>アナログ『Free Throw』25周年記念盤2024年12月25日(水)発売4,400円(税込)形態:12インチアナログ【収録曲】(33rpm)<disc-A>01. 翌日02. Sonic Disorder03. Honolulu★Rock04. 明日を落としても05. 真空<disc-B>01. You Say ’No’02.向日葵03.愛と理非道・Reissue Ver. w/ Bonus Tracks・全8曲(33rpm)収録・五十嵐隆による直筆歌詞・ライナーノーツ金光裕史(音楽と人)■アナログ取り扱い店舗一覧※入荷状況、在庫状況は店舗によって異なります、各店舗にお問い合わせください。●タワーレコード全店およびタワーレコードオンライン●HMVHMV record shop4店舗(渋谷、新宿ALTA、コピス吉祥寺、心斎橋)、オンライン●ディスクユニオン新宿日本のロック・インディーズ館、ユニオンレコード新宿、ROCK in TOKYO(渋谷)、ユニオンレコード渋谷、お茶の水駅前店、神保町店、下北沢店、吉祥寺店、池袋店、高田馬場店、中野店、立川店、町田店、横浜関内店、横浜西口店、千葉店、柏店、北浦和店、大宮店、大阪店、名古屋店、オンラインショップ●LIKE A FOOL RECORDS●UKFC ONLINE SHOPオフィシャルサイト
2024年11月15日石川県金沢市の国立工芸館を皮切りに、国内外で開催されてきた『ポケモン×工芸展-美とわざの大発見-』が、パワーアップして東京に巡回。麻布台ヒルズギャラリーで2025年2月2日(日)まで開催されている。同展は、世界的人気キャラクター、ポケモンの世界と工芸とを掛け合わせたことで起こる「かがく反応」をテーマにしたもの。若手から人間国宝まで20名のアーティストが、ポケモンに挑み作品に昇華させた。東京展初披露の新作を含め、約80作品が展示されている。展覧会エントランス展覧会の最初のセクション、「すがた〜迫る!〜」ではポケモンの姿に着目した作品を紹介する。まず鑑賞者が目にするのは金工作家、吉田泰一郎の《シャワーズ》。吉田は金属をさまざまな形や色に加工する彫金の技術でイーブイとイーブイの進化系3種類のポケモンの姿を表現。また、東京会場では2メートルにも及ぶ大作、《ミュウツー》も発表した。ミュウツーはさまざまなポケモンをモチーフとした小さな金属板を組み合わせて構成されている。吉田泰一郎《ミュウツー》2024年陶芸家の今井完眞はポケモンの質感を追求した陶の作品を発表。可動する金属工芸品、自在置物作家の満田晴穂はポケモンの自在置物を発表。トランセルがバタフリーに進化する感動的な場面を再現した。展示風景より今井完眞の作品手前は《フシギバナ》2022年満田晴穂《自在トランセル・バタフリー》2022年つづくセクション「ものがたり〜浸る!〜」は、ポケモンの物語から着想を得た作品を紹介する。ひときわ目を惹くのは、テキスタイルデザイナー、須藤玲子の《ピカチュウの森》。無数のピカチュウの姿をニードルレースで表現した森のなかを、鑑賞者はゆっくりと探索することができる。須藤玲子《ピカチュウの森》2023年須藤玲子《ピカチュウの森》2023年より漆を使った造形で知られる田中信行は、ポケモンの技「かげうち」を漆で表現。発泡スチロールで原型を作り、麻布を貼り、漆を塗って乾かす作業を半年続け作品を作り上げた。ガラス作家の新實広記は、「つららおとし」をガラスで表現。ガラスは透明な部分とマットな部分が混在し、見る角度で印象が変わる。「サイバー螺鈿」で知られる池田晃将は、古代文字に似たポケモンの「アンノーン」をモチーフにした作品を発表。遺跡の出土品を思わせる器はさまざまな想像を掻き立てる。田中信行《無題》2022年新實広記《Vessel-TSURARA-》2022年池田晃将《未知文黒御影茶器》2022年最後のセクション「くらし〜愛でる!〜」では、暮らしの道具とポケモンとのかがく反応を楽しむ。桑田卓郎はピチューやピカチュウをモチーフにした磁器を制作。水橋さおりは友禅でメリープとモココがひしめく友禅の訪問着と、メガデンリュウの帯を制作。メリープとモココの大群のなかには色違いが紛れ込んでいるという。桑田卓郎《タイル(ピカチュウ)》《カップ(ピカチュウ)》《ボウル(ピカチュウ)》2024 年水橋さおり 左《友禅訪問着「群」》2022年右《友禅帯「閃光」》2022年水橋さおり《友禅訪問着「群」》(部分)2022年ポケモンの世界を楽しむと同時に、日本の工芸品の高い技術と美しさも堪能できる、大人も子どもも楽しめる展覧会。ミュージアムショップやコラボカフェと合わせて楽しもう。©2024 Pokémon. ©1995-2024 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.取材・文・撮影:浦島茂世<開催概要>『ポケモン×工芸展-美とわざの大発見-』2024年11月1日(金)~2025年2月2日(日)、麻布台ヒルズギャラリーにて開催東京展公式サイト:
2024年11月15日フラワーカンパニーズとスキマスイッチが一夜限りのスペシャル・ライブ『Toyosu PIT 10th ANNIVERSARY Special Live フラカンとスキマのデラックス・ドラゴン supported by エンタメサイト ぴあ』を2025年1月14日(火)東京・豊洲PITで開催することを発表した。フラワーカンパニーズとスキマスイッチは、以前にも2017年5月『スキマスイッチ TOUR 2017“re:Action”』高知県立県民文化ホール公演と、同年10月『フラワーカンパニーズ presents DRAGON DELUXE 2017』愛知・名古屋DIAMOND HALL公演でツーマンライブを開催。愛知県出身の同郷であり、かねてより親交の深い2組による一夜限りのスペシャル・ライブが、豊洲PIT10 周年を記念して開催されることとなった。さらに、フラワーカンパニーズとスキマスイッチによる幻のバンド「ザ・ライターズ」がこの日8年ぶりに復活することも決定。ぴあアプリ先行受付は11月15日(金)18 :00~11月24日(日)23:59まで、よくばりぴあニスト先行受付も同日程で行われ、割引価格で購入することができる。<ライブ情報>Toyosu PIT 10th ANNIVERSARY Special Live『フラカンとスキマのデラックス・ドラゴン』supported by エンタメサイト ぴあ2025年1月14日(火)東京・豊洲PIT開場18:00 / 開演 19:00【チケット情報】1Fスタンディング(整理番号順入場)一般6,900円 (税込)よくばりぴあ二スト5,900円(税込)※よくばりぴあニストは1,000円割引※未就学児童入場不可※お一人様4枚まで※入場時ドリンク代別途必要◾️ぴあアプリ先行受付11月15日(金)18 :00~11月24日(日)23:59フラワーカンパニーズ オフィシャルサイトスキマスイッチ オフィシャルサイト
2024年11月15日宝塚歌劇団花組が2025年1月19日(日) 東京宝塚劇場にて上演する、ファンタジー・ホラロマン『エンジェリックライ』、レヴュー グロリア『Jubilee(ジュビリー)』千秋楽の模様が、全国の映画館にてライブ・ビューイングされることが決定した。壮麗なる虚構で送る、ファンタジー・ホラロマン『エンジェリックライ』は、世界一の大ホラ吹き・天使アザゼルを主軸にした物語。その素行の悪さから天帝の怒りを買い、一切の能力を封じられ、修行と称して人間界へと堕とされてしまったアザゼルが、どんな天使や悪魔をも従えることができると言い伝えられる秘宝「ソロモンの指輪」を巡る騙し合いに巻き込まれる姿を描く。同時上演されるレヴュー グロリア『Jubilee(ジュビリー)』は、記念祭や祝典を表す言葉。宝塚歌劇110周年、そして永久輝せあと星空美咲の新トップコンビ率いる新生花組誕生に際し、百花繚乱の花組生たちの輝きを詰め込んだ祝祭感溢れるレヴューとなっている。なお、東京宝塚劇場公演千秋楽で、専科の凪七瑠海がラストステージを迎える。ライブ中継では、公演はもちろん、凪七瑠海サヨナラショー、退団者挨拶まで映画館の大スクリーンでお届けする。<ライブ・ビューイング情報>宝塚歌劇 花組東京宝塚劇場公演『エンジェリックライ』『Jubilee(ジュビリー)』千秋楽 ライブ中継2025年1月19日(日) 13:30 開演※開場時間は映画館によって異なります。※映画館はライブ・ビューイング情報サイトにて後日発表【チケット】全席指定:5,200円(税込)※サヨナラショーあり※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料■先行抽選販売受付期間:2024年11月30日(土) 11:00~12月16日(月) 12:00※申込みは、ひとり4枚まで。ライブ中継 情報サイト:
2024年11月15日2024年10月19日(土)、20日(日) に福島県あづま総合運動公園で開催された音楽フェス『LIVE AZUMA 2024』。今年で3回目を迎え、2日間で49組ものアーティストを迎えるこの福島県最大級の音楽フェスには、音楽以外にもアート、地元をはじめ東北に縁のある約100店舗が軒を連ねるマーケットが展開され、さまざまなエンターテイメントが楽しめる複合的な催しとなっている。本稿では両日でのべ3万7,000人もの動員を記録し大きな盛り上がりを見せた『LIVE AZUMA 2024』のハイライトを中心に振り返ってみようと思う。10月19日(土) 『LIVE AZUMA 2024』DAY 1『LIVE AZUMA 2024』は福島あづま球場をステージとしたAZUMA STAGEと、隣接する緑豊かなPARK STAGEのふたつの会場でライブが行われる。AZUMA STAGEのトップバッターを飾ったのは、6年ぶりの再結成を果たしたAqua Timez。「虹」、「千の夜をこえて」、「決意の朝に」といった往年のヒット曲で、早くから会場に集まったファンを魅了していく。続く水曜日のカンパネラは、福島県在住の小中学生からなるダンスチーム約40名をバックダンサーに迎え、「たまものまえ」で“コンココンダンス”を披露。水曜日のカンパネラ突如降りだした雨にも負けずオーディエンスを盛り上げたLucky Kilimanjaro。昨年に続いての出演となったフレデリックは、新曲「CYAN」で進化を遂げたバンドサウンド、そして美しいロングトーンで成長した三原健司のボーカルを証明して見せた。大きな歓声に迎えられ登場したJO1は、デビュー曲「無限大」をはじめ、「WHERE DO WE GO」といった最新のナンバーで、11人のエネルギッシュな歌とダンスを披露する。JO1スチャダラパーは“心のベストテン第1位”、「今夜はブギー・バック」を歌唱し老若男女のシンガロングを誘う。グルーヴィーなサウンドで降り出した雨の滴りさえも音楽体験に変えてしまうgo!go!vanillasも強い印象を残した。『LIVE AZUMA 2024』DAY 1のヘッドライナーを務めたクリープハイプは、尾崎世界観によるアカペラではじまる「ナイトオンザプラネット」でライブをスタート。「HE IS MINE」、「栞」といったキラーチューンのほか、尾崎が福島の銘菓をもとに作ったという「愛の標識」では、〈今週君は帰る/生まれ育った福島へと〉と歌詞を変え、大きな歓声を誘った。クリープハイプDAY 1のPARK STAGE、口火を切るのはU-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS。インド発祥の打楽器タブラとラップの掛け合いが心地よい。注目の新鋭MFSは最新作より「Combo」などをパフォームし、ダンサブルで迫力のあるライブを見せた。続いて登場のCampanellaは全14曲の濃密なパフォーマンス。「I DON’T KNOW」には客演にMFSを迎え、オーディエンスを沸かす。Campanella昼下がりの時間帯に出演したのはTENDRE。人気曲「DOCUMENT」などを披露し、屋外ならではの気持ちよさを演出した。急遽出演が決まったVaVaはアグレッシブなステージングで観客を魅了。観客にコール&レスポンスやジャンプを促し、ライブ巧者としての面目躍如だ。VaVaPARK STAGEが翳る17時すぎに登場したのはEGO-WRAPPIN’。この日は中納良恵と森雅樹のふたりのみのアコースティックセットだ。ギターと歌声のみで豊かな歌世界を表現するさまはこの日の白眉であったろう。そしてトリを務めたのは、昨年は電気グルーヴとしても出演した石野卓球によるDJセット。アップリフティングなテクノのグルーヴにフロアは大歓喜。PARK STAGEを一瞬でレイヴ会場に染め上げた。石野卓球10月20日(日) 『LIVE AZUMA 2024』DAY 22日目のAZUMA STAGEのオープニングを飾ったリーガルリリーは、代表曲となるオルタナティブ・ロック「リッケンバッカー」でバンドの核となる衝動を見せつける。「swim」を筆頭にメロディックパンクで集まったオーディエンスを激しく揺らした04 Limited Sazabysも強い印象を残した。04 Limited Sazabysindigo la Endはノスタルジックな「夏夜のマジック」をパフォーマンスし、しっとりとした空気を作っていく。続く堂本剛によるクリエイティブプロジェクト.ENDRECHERI.では、壮大なファンクネスを展開。堂本の「福島の風と一体化して楽しんでもらえたら」というMCからはじまった20分に及ぶフリーセッションは圧巻の一言。.ENDRECHERI.2年ぶりの出演となるDragon Ashは、Kjが「Straight Up」でThe BONEZのJESSEを呼び込み、続けて「Fantasista」では2022年と同様にJUBEEのゲスト参加が実現し、会場をこれでもかと揺らす。HYDEは「PANDORA」や「夢幻」などの最新楽曲に加え、L’Arc〜en〜Ciel「HONEY」のほか、「GLAMOROUS SKY」といったヒット曲をヘビーなサウンドにアレンジして圧倒的なパフォーマンスを見せた。HYDEMAN WITH A MISSIONは、代表曲「FLY AGAIN」のほか、「Raise your flag」、「Take Me Under」、「絆ノ奇跡」、「I’ll be there」といった鉄板のセットリストを披露し福島の聴衆を沸かす。そして『LIVE AZUMA 2024』の大トリを飾ったのは、昨年に続き2度目の出演となる羊文学。海外に活躍の場を広げている彼女たちが、さらに飛躍して福島の地に戻ってきた。「more than words」や「Burning」といった代表曲で、シンプルでありながら力強いオルタナティブサウンドを星が煌めく福島の夜空の下で響かせた。羊文学PARK STAGEの2日目は今年7月にメジャーデビューアルバムを発売したばかりの新鋭、Newspeakからスタート。爽やかでパワフルなサウンドが鳴り響く。勢いそのままに登場したのはこちらも若きスリーピースバンド、LET ME KNOW。「偽愛とハイボール」のヒット曲などをパッションフルに演奏し観客にアピールする。福島でははじめてのライブと語るMONO NO AWAREは朗らかなバンドカラー同様、ピースな空気感でPARK STAGEを彩った。MONO NO AWARE昨年はSTUTSの客演として『LIVE AZUMA』に出演したdodoがソロで出演。前年からの延長線でラインナップを楽しめるのもこのフェスの魅力だろう。ヒット曲「Im」では多くの観客が集まりステージを盛り上げる。快晴のなか、ジャジーでスウィートなサウンドを響かせる鈴木真海子。chelmicoでのはつらつとした印象とはまたちがう大人なライブで午後のまどろみに華を添えた。鈴木真海子オープンリハーサルからサービス精神を見せてくれたKan Sanoによるバンドセットライブも素晴らしい。音楽を通して聴衆とさまざまなコミュニケーションを取ろうとする姿が印象的だ。夕方過ぎに登場したRyohuは「All in One」や「Forever」、「Thank You」など代表曲をバンドセットでソリッドかつアグレッシブに披露。PARK STAGEの大トリを任せられたWONKは11月に発売が迫る最新作、そしてリリースツアーの片鱗を垣間見せるような新鮮なパフォーマンス。バンドの充実っぷりを見せつける演奏でラストを見事に締め大団円を迎えた。WONKさて、この2日間の『LIVE AZUMA 2024』を早足でレポートしたわけだが、いかがだっただろう。上記のライブアクト以外にも、会場入り口付近の入場無料のPARK LIFE DJステージにオカモトレイジ、ZEN-LA-ROCK、JUBEE、grooveman Spot、セク山、okadada、Shōtaro Aoyamaら豪華なDJ陣が出演し、ヒップホップやハウス、テクノ、ロックなどさまざまなジャンルの音楽が鳴り響き、聴衆の耳を引いた。そして10月19日の深夜には『LIVE AZUMA』と連動したイベントが福島Club NEOで開催されるなど、さまざまな楽しみ方が提案された音楽フェスであった。地産の料理が楽しめるフードエリアは今年も大盛況。なかでもラーメン女子の監修による東北拉麺屋台村はどの時間帯も行列ができる人気ぶりであった。そのほか、さまざまな飲食店が並ぶ東北市場酒場、緑に囲まれた敷地で福島牛のBBQが味わえるAZUMA Terraceなど、友達やカップル、家族同士など、多様な層が楽しめるエリアとなっていた。また、金子潤やHEART BOMB、Hirottonら、地元にゆかりのあるアーティストによるアート作品の掲示、アパレルや書籍、陶器など多彩な商品が並ぶマーケット、ここでしかできない体験ができるワークショップなど音楽以外のトピックも豊富で、地元近郊以外の人にもおすすめしたいイベントだ。ひとまずは『LIVE AZUMA 2024』の余韻を噛み締めながら、来年の開催を楽しみに待ちたい。取材・文/高橋圭太、渡辺彰浩<公演情報>『LIVE AZUMA 2024』10月19日(土)・20日(日) 福島・あづま総合運動公園 / 福島あづま球場【出演】■10月19日(土)-AZUMA STAGE-Aqua Timez / クリープハイプ / フレデリック / go!go!vanillas / JO1 / Lucky Kilimanjaro / THE ORAL CIGARETTES / 水曜日のカンパネラ-PARK STAGE-Campanella / EGO-WRAPPIN’ (Acoustic Set) / 石野卓球 / MFS / スチャダラパー / TENDRE / U-zhaan×環 ROY×鎮座 DOPENESS-DJ –ZEN-LA-ROCK / grooveman Spot / セク⼭ / 原島 “ど真ん中” 宙芳 / shakke / JIN TANAKA(BACK DROP BOMB) / DJ NANASHIMA / IMAKARUM / RIP■10月20日(日)-AZUMA STAGE-Dragon Ash / .ENDRECHERI. / 04 Limited Sazabys / 羊文学 / HYDE / indigo la End / MAN WITH A MISSION / リーガルリリー-PARK STAGE-dodo / Kan Sano (Band Set) / LET ME KNOW / MONO NO AWARE / Newspeak / Ryohu (Band Set) / 鈴木真海子 / WONK-DJ-オカモトレイジ(OKAMOTO’S)/ JUBEE / Yohji Igarashi / okadada / Shōtaro Aoyama / Whelmiy’nd / DJ mariennu / ナツ・サマー / DJ MITSU公式サイト:
2024年11月15日2024年12月4日(水) から8日(日) に東京・エコー劇場で上演される、熟年団『チェリー・ホープを知ってるかい。』の告知動画が公開された。熟年団は、小川菜摘とアサヌマ理紗の「愉快な人たちと楽しい舞台を作りたい!」という呼びかけに、村上大樹、今林久弥、小林タカ鹿、そして千葉雅子が集結。アサヌマ以外のメンバー全員が熟年世代だったため、「熟年団」と名付け、結成された。本作には熟年団のメンバーに加え、若手実力派の冨岡健翔、加藤夕夏が出演。脚本は鈴木哲也、演出は村上がそれぞれ担当する。■演出:村上大樹 コメント(撮影:曵野若菜)菜摘さん、千葉さん、今林さん、タカ鹿さん、そして私。熟年ど真ん中の演劇人が集まって年甲斐もなく真剣にはしゃぐ場所、それが熟年団です。冨岡くん、夕夏さん、そしてアサヌマ。華と実力を兼ね備えた青年たちの胸を借りて、「家族」をテーマに鈴木哲也さんが描いた25年前の傑作『チェリー・ホープを知ってるかい』に挑戦します。いっぱい笑えて最後にちょっとジンとして。とはいえ円熟とはほど遠いパワフルな舞台になりそうですのでどうぞご期待ください!熟年メンバーコメント■小川菜摘「熟年って何歳から?」ググってみました。日本においては45歳から65歳がいわゆる「熟年」を指すようです。若くもなく歳をとり過ぎてもいない年頃です。そうです!大いに熟した我々「熟年」と、眩しい若者達、冨岡君に加藤さん、そしてアサヌマちゃん!熟年である演出・村上さん、脚本・鈴木さん、このメンバーでどんな化学反応を起こすのかワクワクしています!どうぞ劇場で見届けて下さいませ。■千葉雅子今、再会と出会いの喜びにふるえています。昔馴染みの村上さん、今林さん、タカ鹿さん。楽しい思い出いっぱいだけど、何年ぶりでしょうか。素敵な若者、アサヌマさん、加藤さん、冨岡さん。初めてだけど、ワクワクします。そして大好きな菜摘さん。同い年なのに頼ってばかりですみません。とっても不思議な集合体でもありますが、年末にしっかりとした芝居で大勝負します!■今林久弥私、現在52歳。熟年ど真ん中です 。髪はどんどん薄くなるし、夜中に何度もトイレに起きるし、息子ふたりはそろって反抗期だしで熟年ならではの悩みも尽きません。そんな中での「熟年団」結成!!!このメンバーなら素敵な芝居になること間違いなし!熟年の皆さんも青年の皆さんも幅広い年代の方に観に来ていただきたいです。うちの息子たちも来てくれるといいなあ……。■小林タカ鹿僕も僕なりに、細く長くお芝居続けてきた気になっておりましたが、こうして熟年団に飛び込んでみますと、熟年メンバーの中じゃ、ぺーぺーのひよっ子でございまして。先輩たちに揉まれながら、熟年たちの文化祭!っぽいノリも忘れず、楽しんでいきたいと思います!若手メンバーコメント■冨岡健翔冨岡健翔です!熟年とそうでない者の境界線はどこなのだろうとふと考えました。そもそも僕も若手と呼ばれるほどの年齢ではありません、おそらく。でも熟年でもない……じゃあ中年……?いやちょっと響きが…………まだまだ若手なんです!やはりそう宣言することにします。今作で共演させていただく大先輩方の胸をお借りしながら、全幅の信頼を寄せる演出・村上大樹さんの下、心震える熟年喜劇をお届けできればと思います。ご期待ください!■アサヌマ理紗「また一緒に舞台をしたい」菜摘さんとご飯を食べている時ふと夢のように楽しく話に花を咲かせていたのが昨日のようです。その会話からまさかの、熟年団が生まれ、こんなにも素敵な方々、作品に恵まれ皆様にお届け出来ること大変うれしく思います。本当に0からスタートした記念すべき旗揚げ公演。是非ご観劇くださいませ。■加藤夕夏(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD小川菜摘さん、アサヌマ理紗さんが立ち上げた、熟年団の最初の公演に参加させていただくことになったからには!良い舞台にして、私が熟年になった時に熟年の人として出れるように、長く続くための良いスタートになれば良いなと思っております!パワーやフレッシュさを出して頑張ります。キャストの皆様と舞台を作り上げるのが今から楽しみです!2024年の締めくくりに皆様もぜひ観劇お待ちしております!熟年団『チェリー・ホープを知ってるかい。』告知動画<公演情報>熟年団『チェリー・ホープを知ってるかい。』脚本:鈴木哲也演出:村上大樹出演:アサヌマ理紗今林久弥小川菜摘加藤夕夏小林タカ鹿千葉雅子冨岡健翔※50音順日程:2024年12月4日(水)~8日(日)会場:東京・エコー劇場チケット情報:()詳細はこちら:
2024年11月15日19世紀末のロンドン。美貌の青年をとりまく快楽と堕落を描き、社会に衝撃を与えた小説『ドリアン・グレイの肖像』を発表したオスカー・ワイルド。そのそばには、友人のロバート・ロスが彼を支え続けている。ある日オスカーは、小説の中のドリアン・グレイにそっくりな青年アルフレッド・ダグラスと出会い……。2021年に韓国で開幕し2023年に早くも再演された注目の三人ミュージカルが日本初上陸。福士誠治×立石俊樹×後藤大、平間壮一×廣瀬友祐×福山康平という魅力的な三人の俳優がダブルチームで挑む。根本宗子が初のミュージカル演出を手がけるということも話題のこの作品に、ロバート・ロス役で出演する福士誠治に話を聞いた。望むものが手に入らなかった人たちの物語――日本初演のミュージカルです。福士さんがこの作品に挑戦してみようと思われたポイントは。最近、韓国発の作品は勢いがありますよね。僕も『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』(22年)という作品で経験しましたが、作り方などにも新しい風を感じ、もう一度、韓国作品に挑戦してみたいなという思いと、三人ミュージカル……少人数でやる作品だというところに魅力を感じました。僕、朗読劇では経験ありますが、三人芝居は初めてなんですよ。――物語にはどんな印象を抱いていますか? 作家オスカー・ワイルドを中心とした男たちの物語ですが。粗訳を読んだ感想ですが、オスカー・ワイルドという人の魅力に惹かれた人たち、そして望むものが手に入らなかった人たちの物語だな……と感じています。僕の演じるロスも、ワイルドにもっと近くにいてほしいと心では願っても彼を手に入れることはできない。ダグラスもそう。ワイルド自身も、彼が望む芸術や美はもっと高みにあって、そこまで行き着くことはできなかった気がする。誰もがそんな切なさと孤独を持っているような話です。――オスカー・ワイルドといえば、耽美、退廃的、といったイメージがありますが、この『ワイルド・グレイ』もそういう側面はありそうでしょうか。そんな印象はあります。花火のように、短いからこそ儚くまばゆい。……僕の中ではオスカー・ワイルドは“スター”だな、と思います。生きるエネルギーを小説や芸術に集約した人。マイケル・ジャクソンみたいな感じかな? やっていることのすごさというより、その人自身の魅力にどうしようもなく惹かれる、というような。――では、福士さんが演じるロバート・ロスに関しては、どんな印象を持っていますか?彼も実在した人物で、もともとはオスカー・ワイルドと恋仲でもあった。でもダグラスという人物が登場し、ワイルドが自分から離れていく瞬間があったと思うんです。それを感じながらも、彼の近くにいることを決めた、というところが、現時点では彼の人物像として大きなポイントになってくるのかなと考えています。彼の愛が自分に向いていない時点で、きっぱり離れてもいいじゃないですか。でもその後も仕事を手伝ったりしてそばにいることを選んだ。秘めた孤独もあるだろうし、自分の思いを我慢しているところもあると思う。でも、流されてその場にいたのではなく、“離れられない自分”を自覚してそこにいるんだろうと僕は思っています。――面白そうな役ですね。そう思います。激しい感情ではなく、地味に、静かに、心の中で渦巻く感情を持っている。ダグラスとは違う形の、僕の愛情表現はこれなんだという愛を見つけた……見つけざるを得なかったのかな。ベストではないけれどベター、それ以上を望まなければそばにはいられる、“振られない位置”を選んだ。でも憤りや悲しみはずっと持って生き続けなきゃいけない人だなとは思います。……稽古が始まって「あれ、ロス全然違ったな? 何も考えてないだけだな?」となったらごめんなさい(笑)。ロスのような“支える”ポジションは好き――ちなみにこの三人の男たち……ロス、ワイルド、ダグラスの中で、福士さんにロバート・ロス役が来たのは、ご自身では納得ですか?……かな? 自分はオスカー・ワイルドのような圧倒的なカリスマ性があります!とは言えないし(笑)。ダグラスみたいな情熱的な愛も体現してみたいけれど、まあ、ロスが一番近い気がします。演じる上でもロスのような“支える”というポジションは好きですし、何かを秘めて生きているという役柄は惹かれます。彼のような生き方も、心の中に持っていたい。もちろん、どのキャラクターの要素も少しずつは自分にもあると思いますけれどね。――共演は、オスカー・ワイルドに立石俊樹さん、アルフレッド・ダグラスに後藤大さん。立石さんはまだお会いしていないのですが、背が高くカッコよく、儚さもあり、オスカー・ワイルドにぴったりですよね。後藤さんとはドラマの現場でご一緒しましたが、とてもいい子だったので共演が楽しみです。立石さんと後藤さんは11月にも先に共演しているんですよね、僕は仲間外れ……。まず「ご飯に行こう!」とお誘いし、若者たちの胃袋を掴んでから仲良くなろうと思います(笑)。――とてもドラマチックな物語ですが、かなり史実に沿った話なんですね。福士さんは史実ベースの作品に出演される際、色々な資料にあたって挑むタイプですか? それとも現場主義ですか?歴史を調べて「これは史実とは違う」などはあまりやらないです。基本は台本。その脚本の世界観の中での嘘もありますしね。ただ、今回だと「19世紀のイギリスでの男性同士の恋愛はどのくらいの罪だったのだろう」といったことは調べると思う。最近はありがたくもそういった作品に携わることも多く、彼らの生き辛さなどはきちんと知っておかないといけないと感じますので。それを現代の感覚に寄せるのか、どこまでリアルを追求するかは根本さんの演出に従いつつ、稽古の中でライン引きをしていく必要があると思います。――今回の上演はダブルキャスト制ですが、もう一方のチームのことは気になりますか?正直、まったく気にならないです。稽古も、一緒にやるのか別々なのかまだわかりませんが、別々でやるのなら、根本さんが「お互いに見て」とおっしゃらなければもう一方の稽古を見にいくこともないと思う。演じる人間が違えば、同じ脚本、同じ演出でも、絶対に捉え方は違ってくる。だから気になりません。――こういう質問をすると「自分が影響されるのが怖いから見ない」とおっしゃる俳優さんもいますが、福士さんは口ぶりから、本当に「気にならないから見ない」というスタンスが伝わってきました。アハハ! そう言った方がよかったでしょうか、何も考えてないだけなんですよ(笑)。きっと平間さんたちも素敵なチームになるのだろうなと思っていますので、稽古を見たとしても「すっげえ~」と感動するだけだと思います。自分の人生にも思いを馳せる作品になりそう――最後に改めて、本作の魅力をお願いします。演奏が、ピアノとチェロとバイオリンの編成だというのも楽しみ。好きな音になりそうです。物語は、ハッピーエンドではありません。どうしても孤独だし、最後に「違う生き方をすればよかった」「自分の望んだものは何だったんだろう」という気持ちも抱きしめることになる。でも生きていく上で寂しさや苦悩は常にありますよね。特に僕は今41歳ですが、僕らの世代では少しずつ人の死というものが大きくのしかかってくる。そんな自分の人生についても思いを馳せるものがある作品になるんじゃないかなと思うので、ぜひ楽しみにしていてください。取材・文:平野祥恵撮影:You Ishiiぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★福士誠治さんのサイン入りポラを抽選で2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>ミュージカル『ワイルド・グレイ』脚本:イ・ジヒョン音楽:イ・ボムジェ翻訳:石川樹里演出・上演台本:根本宗子訳詞:保科由里子出演(チーム固定のWキャスト):ロバート・ロス役:福士誠治オスカー・ワイルド役:立石俊樹アルフレッド・ダグラス役:後藤大ロバート・ロス役:平間壮一オスカー・ワイルド役:廣瀬友祐アルフレッド・ダグラス役:福山康平【東京公演】2025年1月8日(水)~26日(日)会場:新国立劇場 小劇場【愛知(名古屋)公演】2025年2月8日(土)会場:ウインクあいち 大ホール【大阪公演】2025年2月14日(金)~16日(日)会場:森ノ宮ピロティホール【高崎公演】2025年2月22日(土)会場:高崎芸術劇場 スタジオシアターチケット情報()公式サイト:
2024年11月15日