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宝塚歌劇団花組が2025年1月19日(日) 東京宝塚劇場にて上演する、ファンタジー・ホラロマン『エンジェリックライ』、レヴュー グロリア『Jubilee(ジュビリー)』千秋楽の模様が、全国の映画館にてライブ・ビューイングされることが決定した。壮麗なる虚構で送る、ファンタジー・ホラロマン『エンジェリックライ』は、世界一の大ホラ吹き・天使アザゼルを主軸にした物語。その素行の悪さから天帝の怒りを買い、一切の能力を封じられ、修行と称して人間界へと堕とされてしまったアザゼルが、どんな天使や悪魔をも従えることができると言い伝えられる秘宝「ソロモンの指輪」を巡る騙し合いに巻き込まれる姿を描く。同時上演されるレヴュー グロリア『Jubilee(ジュビリー)』は、記念祭や祝典を表す言葉。宝塚歌劇110周年、そして永久輝せあと星空美咲の新トップコンビ率いる新生花組誕生に際し、百花繚乱の花組生たちの輝きを詰め込んだ祝祭感溢れるレヴューとなっている。なお、東京宝塚劇場公演千秋楽で、専科の凪七瑠海がラストステージを迎える。ライブ中継では、公演はもちろん、凪七瑠海サヨナラショー、退団者挨拶まで映画館の大スクリーンでお届けする。<ライブ・ビューイング情報>宝塚歌劇 花組東京宝塚劇場公演『エンジェリックライ』『Jubilee(ジュビリー)』千秋楽 ライブ中継2025年1月19日(日) 13:30 開演※開場時間は映画館によって異なります。※映画館はライブ・ビューイング情報サイトにて後日発表【チケット】全席指定:5,200円(税込)※サヨナラショーあり※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料■先行抽選販売受付期間:2024年11月30日(土) 11:00~12月16日(月) 12:00※申込みは、ひとり4枚まで。ライブ中継 情報サイト:
2024年11月15日2024年10月19日(土)、20日(日) に福島県あづま総合運動公園で開催された音楽フェス『LIVE AZUMA 2024』。今年で3回目を迎え、2日間で49組ものアーティストを迎えるこの福島県最大級の音楽フェスには、音楽以外にもアート、地元をはじめ東北に縁のある約100店舗が軒を連ねるマーケットが展開され、さまざまなエンターテイメントが楽しめる複合的な催しとなっている。本稿では両日でのべ3万7,000人もの動員を記録し大きな盛り上がりを見せた『LIVE AZUMA 2024』のハイライトを中心に振り返ってみようと思う。10月19日(土) 『LIVE AZUMA 2024』DAY 1『LIVE AZUMA 2024』は福島あづま球場をステージとしたAZUMA STAGEと、隣接する緑豊かなPARK STAGEのふたつの会場でライブが行われる。AZUMA STAGEのトップバッターを飾ったのは、6年ぶりの再結成を果たしたAqua Timez。「虹」、「千の夜をこえて」、「決意の朝に」といった往年のヒット曲で、早くから会場に集まったファンを魅了していく。続く水曜日のカンパネラは、福島県在住の小中学生からなるダンスチーム約40名をバックダンサーに迎え、「たまものまえ」で“コンココンダンス”を披露。水曜日のカンパネラ突如降りだした雨にも負けずオーディエンスを盛り上げたLucky Kilimanjaro。昨年に続いての出演となったフレデリックは、新曲「CYAN」で進化を遂げたバンドサウンド、そして美しいロングトーンで成長した三原健司のボーカルを証明して見せた。大きな歓声に迎えられ登場したJO1は、デビュー曲「無限大」をはじめ、「WHERE DO WE GO」といった最新のナンバーで、11人のエネルギッシュな歌とダンスを披露する。JO1スチャダラパーは“心のベストテン第1位”、「今夜はブギー・バック」を歌唱し老若男女のシンガロングを誘う。グルーヴィーなサウンドで降り出した雨の滴りさえも音楽体験に変えてしまうgo!go!vanillasも強い印象を残した。『LIVE AZUMA 2024』DAY 1のヘッドライナーを務めたクリープハイプは、尾崎世界観によるアカペラではじまる「ナイトオンザプラネット」でライブをスタート。「HE IS MINE」、「栞」といったキラーチューンのほか、尾崎が福島の銘菓をもとに作ったという「愛の標識」では、〈今週君は帰る/生まれ育った福島へと〉と歌詞を変え、大きな歓声を誘った。クリープハイプDAY 1のPARK STAGE、口火を切るのはU-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS。インド発祥の打楽器タブラとラップの掛け合いが心地よい。注目の新鋭MFSは最新作より「Combo」などをパフォームし、ダンサブルで迫力のあるライブを見せた。続いて登場のCampanellaは全14曲の濃密なパフォーマンス。「I DON’T KNOW」には客演にMFSを迎え、オーディエンスを沸かす。Campanella昼下がりの時間帯に出演したのはTENDRE。人気曲「DOCUMENT」などを披露し、屋外ならではの気持ちよさを演出した。急遽出演が決まったVaVaはアグレッシブなステージングで観客を魅了。観客にコール&レスポンスやジャンプを促し、ライブ巧者としての面目躍如だ。VaVaPARK STAGEが翳る17時すぎに登場したのはEGO-WRAPPIN’。この日は中納良恵と森雅樹のふたりのみのアコースティックセットだ。ギターと歌声のみで豊かな歌世界を表現するさまはこの日の白眉であったろう。そしてトリを務めたのは、昨年は電気グルーヴとしても出演した石野卓球によるDJセット。アップリフティングなテクノのグルーヴにフロアは大歓喜。PARK STAGEを一瞬でレイヴ会場に染め上げた。石野卓球10月20日(日) 『LIVE AZUMA 2024』DAY 22日目のAZUMA STAGEのオープニングを飾ったリーガルリリーは、代表曲となるオルタナティブ・ロック「リッケンバッカー」でバンドの核となる衝動を見せつける。「swim」を筆頭にメロディックパンクで集まったオーディエンスを激しく揺らした04 Limited Sazabysも強い印象を残した。04 Limited Sazabysindigo la Endはノスタルジックな「夏夜のマジック」をパフォーマンスし、しっとりとした空気を作っていく。続く堂本剛によるクリエイティブプロジェクト.ENDRECHERI.では、壮大なファンクネスを展開。堂本の「福島の風と一体化して楽しんでもらえたら」というMCからはじまった20分に及ぶフリーセッションは圧巻の一言。.ENDRECHERI.2年ぶりの出演となるDragon Ashは、Kjが「Straight Up」でThe BONEZのJESSEを呼び込み、続けて「Fantasista」では2022年と同様にJUBEEのゲスト参加が実現し、会場をこれでもかと揺らす。HYDEは「PANDORA」や「夢幻」などの最新楽曲に加え、L’Arc〜en〜Ciel「HONEY」のほか、「GLAMOROUS SKY」といったヒット曲をヘビーなサウンドにアレンジして圧倒的なパフォーマンスを見せた。HYDEMAN WITH A MISSIONは、代表曲「FLY AGAIN」のほか、「Raise your flag」、「Take Me Under」、「絆ノ奇跡」、「I’ll be there」といった鉄板のセットリストを披露し福島の聴衆を沸かす。そして『LIVE AZUMA 2024』の大トリを飾ったのは、昨年に続き2度目の出演となる羊文学。海外に活躍の場を広げている彼女たちが、さらに飛躍して福島の地に戻ってきた。「more than words」や「Burning」といった代表曲で、シンプルでありながら力強いオルタナティブサウンドを星が煌めく福島の夜空の下で響かせた。羊文学PARK STAGEの2日目は今年7月にメジャーデビューアルバムを発売したばかりの新鋭、Newspeakからスタート。爽やかでパワフルなサウンドが鳴り響く。勢いそのままに登場したのはこちらも若きスリーピースバンド、LET ME KNOW。「偽愛とハイボール」のヒット曲などをパッションフルに演奏し観客にアピールする。福島でははじめてのライブと語るMONO NO AWAREは朗らかなバンドカラー同様、ピースな空気感でPARK STAGEを彩った。MONO NO AWARE昨年はSTUTSの客演として『LIVE AZUMA』に出演したdodoがソロで出演。前年からの延長線でラインナップを楽しめるのもこのフェスの魅力だろう。ヒット曲「Im」では多くの観客が集まりステージを盛り上げる。快晴のなか、ジャジーでスウィートなサウンドを響かせる鈴木真海子。chelmicoでのはつらつとした印象とはまたちがう大人なライブで午後のまどろみに華を添えた。鈴木真海子オープンリハーサルからサービス精神を見せてくれたKan Sanoによるバンドセットライブも素晴らしい。音楽を通して聴衆とさまざまなコミュニケーションを取ろうとする姿が印象的だ。夕方過ぎに登場したRyohuは「All in One」や「Forever」、「Thank You」など代表曲をバンドセットでソリッドかつアグレッシブに披露。PARK STAGEの大トリを任せられたWONKは11月に発売が迫る最新作、そしてリリースツアーの片鱗を垣間見せるような新鮮なパフォーマンス。バンドの充実っぷりを見せつける演奏でラストを見事に締め大団円を迎えた。WONKさて、この2日間の『LIVE AZUMA 2024』を早足でレポートしたわけだが、いかがだっただろう。上記のライブアクト以外にも、会場入り口付近の入場無料のPARK LIFE DJステージにオカモトレイジ、ZEN-LA-ROCK、JUBEE、grooveman Spot、セク山、okadada、Shōtaro Aoyamaら豪華なDJ陣が出演し、ヒップホップやハウス、テクノ、ロックなどさまざまなジャンルの音楽が鳴り響き、聴衆の耳を引いた。そして10月19日の深夜には『LIVE AZUMA』と連動したイベントが福島Club NEOで開催されるなど、さまざまな楽しみ方が提案された音楽フェスであった。地産の料理が楽しめるフードエリアは今年も大盛況。なかでもラーメン女子の監修による東北拉麺屋台村はどの時間帯も行列ができる人気ぶりであった。そのほか、さまざまな飲食店が並ぶ東北市場酒場、緑に囲まれた敷地で福島牛のBBQが味わえるAZUMA Terraceなど、友達やカップル、家族同士など、多様な層が楽しめるエリアとなっていた。また、金子潤やHEART BOMB、Hirottonら、地元にゆかりのあるアーティストによるアート作品の掲示、アパレルや書籍、陶器など多彩な商品が並ぶマーケット、ここでしかできない体験ができるワークショップなど音楽以外のトピックも豊富で、地元近郊以外の人にもおすすめしたいイベントだ。ひとまずは『LIVE AZUMA 2024』の余韻を噛み締めながら、来年の開催を楽しみに待ちたい。取材・文/高橋圭太、渡辺彰浩<公演情報>『LIVE AZUMA 2024』10月19日(土)・20日(日) 福島・あづま総合運動公園 / 福島あづま球場【出演】■10月19日(土)-AZUMA STAGE-Aqua Timez / クリープハイプ / フレデリック / go!go!vanillas / JO1 / Lucky Kilimanjaro / THE ORAL CIGARETTES / 水曜日のカンパネラ-PARK STAGE-Campanella / EGO-WRAPPIN’ (Acoustic Set) / 石野卓球 / MFS / スチャダラパー / TENDRE / U-zhaan×環 ROY×鎮座 DOPENESS-DJ –ZEN-LA-ROCK / grooveman Spot / セク⼭ / 原島 “ど真ん中” 宙芳 / shakke / JIN TANAKA(BACK DROP BOMB) / DJ NANASHIMA / IMAKARUM / RIP■10月20日(日)-AZUMA STAGE-Dragon Ash / .ENDRECHERI. / 04 Limited Sazabys / 羊文学 / HYDE / indigo la End / MAN WITH A MISSION / リーガルリリー-PARK STAGE-dodo / Kan Sano (Band Set) / LET ME KNOW / MONO NO AWARE / Newspeak / Ryohu (Band Set) / 鈴木真海子 / WONK-DJ-オカモトレイジ(OKAMOTO’S)/ JUBEE / Yohji Igarashi / okadada / Shōtaro Aoyama / Whelmiy’nd / DJ mariennu / ナツ・サマー / DJ MITSU公式サイト:
2024年11月15日2024年12月4日(水) から8日(日) に東京・エコー劇場で上演される、熟年団『チェリー・ホープを知ってるかい。』の告知動画が公開された。熟年団は、小川菜摘とアサヌマ理紗の「愉快な人たちと楽しい舞台を作りたい!」という呼びかけに、村上大樹、今林久弥、小林タカ鹿、そして千葉雅子が集結。アサヌマ以外のメンバー全員が熟年世代だったため、「熟年団」と名付け、結成された。本作には熟年団のメンバーに加え、若手実力派の冨岡健翔、加藤夕夏が出演。脚本は鈴木哲也、演出は村上がそれぞれ担当する。■演出:村上大樹 コメント(撮影:曵野若菜)菜摘さん、千葉さん、今林さん、タカ鹿さん、そして私。熟年ど真ん中の演劇人が集まって年甲斐もなく真剣にはしゃぐ場所、それが熟年団です。冨岡くん、夕夏さん、そしてアサヌマ。華と実力を兼ね備えた青年たちの胸を借りて、「家族」をテーマに鈴木哲也さんが描いた25年前の傑作『チェリー・ホープを知ってるかい』に挑戦します。いっぱい笑えて最後にちょっとジンとして。とはいえ円熟とはほど遠いパワフルな舞台になりそうですのでどうぞご期待ください!熟年メンバーコメント■小川菜摘「熟年って何歳から?」ググってみました。日本においては45歳から65歳がいわゆる「熟年」を指すようです。若くもなく歳をとり過ぎてもいない年頃です。そうです!大いに熟した我々「熟年」と、眩しい若者達、冨岡君に加藤さん、そしてアサヌマちゃん!熟年である演出・村上さん、脚本・鈴木さん、このメンバーでどんな化学反応を起こすのかワクワクしています!どうぞ劇場で見届けて下さいませ。■千葉雅子今、再会と出会いの喜びにふるえています。昔馴染みの村上さん、今林さん、タカ鹿さん。楽しい思い出いっぱいだけど、何年ぶりでしょうか。素敵な若者、アサヌマさん、加藤さん、冨岡さん。初めてだけど、ワクワクします。そして大好きな菜摘さん。同い年なのに頼ってばかりですみません。とっても不思議な集合体でもありますが、年末にしっかりとした芝居で大勝負します!■今林久弥私、現在52歳。熟年ど真ん中です 。髪はどんどん薄くなるし、夜中に何度もトイレに起きるし、息子ふたりはそろって反抗期だしで熟年ならではの悩みも尽きません。そんな中での「熟年団」結成!!!このメンバーなら素敵な芝居になること間違いなし!熟年の皆さんも青年の皆さんも幅広い年代の方に観に来ていただきたいです。うちの息子たちも来てくれるといいなあ……。■小林タカ鹿僕も僕なりに、細く長くお芝居続けてきた気になっておりましたが、こうして熟年団に飛び込んでみますと、熟年メンバーの中じゃ、ぺーぺーのひよっ子でございまして。先輩たちに揉まれながら、熟年たちの文化祭!っぽいノリも忘れず、楽しんでいきたいと思います!若手メンバーコメント■冨岡健翔冨岡健翔です!熟年とそうでない者の境界線はどこなのだろうとふと考えました。そもそも僕も若手と呼ばれるほどの年齢ではありません、おそらく。でも熟年でもない……じゃあ中年……?いやちょっと響きが…………まだまだ若手なんです!やはりそう宣言することにします。今作で共演させていただく大先輩方の胸をお借りしながら、全幅の信頼を寄せる演出・村上大樹さんの下、心震える熟年喜劇をお届けできればと思います。ご期待ください!■アサヌマ理紗「また一緒に舞台をしたい」菜摘さんとご飯を食べている時ふと夢のように楽しく話に花を咲かせていたのが昨日のようです。その会話からまさかの、熟年団が生まれ、こんなにも素敵な方々、作品に恵まれ皆様にお届け出来ること大変うれしく思います。本当に0からスタートした記念すべき旗揚げ公演。是非ご観劇くださいませ。■加藤夕夏(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD小川菜摘さん、アサヌマ理紗さんが立ち上げた、熟年団の最初の公演に参加させていただくことになったからには!良い舞台にして、私が熟年になった時に熟年の人として出れるように、長く続くための良いスタートになれば良いなと思っております!パワーやフレッシュさを出して頑張ります。キャストの皆様と舞台を作り上げるのが今から楽しみです!2024年の締めくくりに皆様もぜひ観劇お待ちしております!熟年団『チェリー・ホープを知ってるかい。』告知動画<公演情報>熟年団『チェリー・ホープを知ってるかい。』脚本:鈴木哲也演出:村上大樹出演:アサヌマ理紗今林久弥小川菜摘加藤夕夏小林タカ鹿千葉雅子冨岡健翔※50音順日程:2024年12月4日(水)~8日(日)会場:東京・エコー劇場チケット情報:()詳細はこちら:
2024年11月15日19世紀末のロンドン。美貌の青年をとりまく快楽と堕落を描き、社会に衝撃を与えた小説『ドリアン・グレイの肖像』を発表したオスカー・ワイルド。そのそばには、友人のロバート・ロスが彼を支え続けている。ある日オスカーは、小説の中のドリアン・グレイにそっくりな青年アルフレッド・ダグラスと出会い……。2021年に韓国で開幕し2023年に早くも再演された注目の三人ミュージカルが日本初上陸。福士誠治×立石俊樹×後藤大、平間壮一×廣瀬友祐×福山康平という魅力的な三人の俳優がダブルチームで挑む。根本宗子が初のミュージカル演出を手がけるということも話題のこの作品に、ロバート・ロス役で出演する福士誠治に話を聞いた。望むものが手に入らなかった人たちの物語――日本初演のミュージカルです。福士さんがこの作品に挑戦してみようと思われたポイントは。最近、韓国発の作品は勢いがありますよね。僕も『ルードヴィヒ ~Beethoven The Piano~』(22年)という作品で経験しましたが、作り方などにも新しい風を感じ、もう一度、韓国作品に挑戦してみたいなという思いと、三人ミュージカル……少人数でやる作品だというところに魅力を感じました。僕、朗読劇では経験ありますが、三人芝居は初めてなんですよ。――物語にはどんな印象を抱いていますか? 作家オスカー・ワイルドを中心とした男たちの物語ですが。粗訳を読んだ感想ですが、オスカー・ワイルドという人の魅力に惹かれた人たち、そして望むものが手に入らなかった人たちの物語だな……と感じています。僕の演じるロスも、ワイルドにもっと近くにいてほしいと心では願っても彼を手に入れることはできない。ダグラスもそう。ワイルド自身も、彼が望む芸術や美はもっと高みにあって、そこまで行き着くことはできなかった気がする。誰もがそんな切なさと孤独を持っているような話です。――オスカー・ワイルドといえば、耽美、退廃的、といったイメージがありますが、この『ワイルド・グレイ』もそういう側面はありそうでしょうか。そんな印象はあります。花火のように、短いからこそ儚くまばゆい。……僕の中ではオスカー・ワイルドは“スター”だな、と思います。生きるエネルギーを小説や芸術に集約した人。マイケル・ジャクソンみたいな感じかな? やっていることのすごさというより、その人自身の魅力にどうしようもなく惹かれる、というような。――では、福士さんが演じるロバート・ロスに関しては、どんな印象を持っていますか?彼も実在した人物で、もともとはオスカー・ワイルドと恋仲でもあった。でもダグラスという人物が登場し、ワイルドが自分から離れていく瞬間があったと思うんです。それを感じながらも、彼の近くにいることを決めた、というところが、現時点では彼の人物像として大きなポイントになってくるのかなと考えています。彼の愛が自分に向いていない時点で、きっぱり離れてもいいじゃないですか。でもその後も仕事を手伝ったりしてそばにいることを選んだ。秘めた孤独もあるだろうし、自分の思いを我慢しているところもあると思う。でも、流されてその場にいたのではなく、“離れられない自分”を自覚してそこにいるんだろうと僕は思っています。――面白そうな役ですね。そう思います。激しい感情ではなく、地味に、静かに、心の中で渦巻く感情を持っている。ダグラスとは違う形の、僕の愛情表現はこれなんだという愛を見つけた……見つけざるを得なかったのかな。ベストではないけれどベター、それ以上を望まなければそばにはいられる、“振られない位置”を選んだ。でも憤りや悲しみはずっと持って生き続けなきゃいけない人だなとは思います。……稽古が始まって「あれ、ロス全然違ったな? 何も考えてないだけだな?」となったらごめんなさい(笑)。ロスのような“支える”ポジションは好き――ちなみにこの三人の男たち……ロス、ワイルド、ダグラスの中で、福士さんにロバート・ロス役が来たのは、ご自身では納得ですか?……かな? 自分はオスカー・ワイルドのような圧倒的なカリスマ性があります!とは言えないし(笑)。ダグラスみたいな情熱的な愛も体現してみたいけれど、まあ、ロスが一番近い気がします。演じる上でもロスのような“支える”というポジションは好きですし、何かを秘めて生きているという役柄は惹かれます。彼のような生き方も、心の中に持っていたい。もちろん、どのキャラクターの要素も少しずつは自分にもあると思いますけれどね。――共演は、オスカー・ワイルドに立石俊樹さん、アルフレッド・ダグラスに後藤大さん。立石さんはまだお会いしていないのですが、背が高くカッコよく、儚さもあり、オスカー・ワイルドにぴったりですよね。後藤さんとはドラマの現場でご一緒しましたが、とてもいい子だったので共演が楽しみです。立石さんと後藤さんは11月にも先に共演しているんですよね、僕は仲間外れ……。まず「ご飯に行こう!」とお誘いし、若者たちの胃袋を掴んでから仲良くなろうと思います(笑)。――とてもドラマチックな物語ですが、かなり史実に沿った話なんですね。福士さんは史実ベースの作品に出演される際、色々な資料にあたって挑むタイプですか? それとも現場主義ですか?歴史を調べて「これは史実とは違う」などはあまりやらないです。基本は台本。その脚本の世界観の中での嘘もありますしね。ただ、今回だと「19世紀のイギリスでの男性同士の恋愛はどのくらいの罪だったのだろう」といったことは調べると思う。最近はありがたくもそういった作品に携わることも多く、彼らの生き辛さなどはきちんと知っておかないといけないと感じますので。それを現代の感覚に寄せるのか、どこまでリアルを追求するかは根本さんの演出に従いつつ、稽古の中でライン引きをしていく必要があると思います。――今回の上演はダブルキャスト制ですが、もう一方のチームのことは気になりますか?正直、まったく気にならないです。稽古も、一緒にやるのか別々なのかまだわかりませんが、別々でやるのなら、根本さんが「お互いに見て」とおっしゃらなければもう一方の稽古を見にいくこともないと思う。演じる人間が違えば、同じ脚本、同じ演出でも、絶対に捉え方は違ってくる。だから気になりません。――こういう質問をすると「自分が影響されるのが怖いから見ない」とおっしゃる俳優さんもいますが、福士さんは口ぶりから、本当に「気にならないから見ない」というスタンスが伝わってきました。アハハ! そう言った方がよかったでしょうか、何も考えてないだけなんですよ(笑)。きっと平間さんたちも素敵なチームになるのだろうなと思っていますので、稽古を見たとしても「すっげえ~」と感動するだけだと思います。自分の人生にも思いを馳せる作品になりそう――最後に改めて、本作の魅力をお願いします。演奏が、ピアノとチェロとバイオリンの編成だというのも楽しみ。好きな音になりそうです。物語は、ハッピーエンドではありません。どうしても孤独だし、最後に「違う生き方をすればよかった」「自分の望んだものは何だったんだろう」という気持ちも抱きしめることになる。でも生きていく上で寂しさや苦悩は常にありますよね。特に僕は今41歳ですが、僕らの世代では少しずつ人の死というものが大きくのしかかってくる。そんな自分の人生についても思いを馳せるものがある作品になるんじゃないかなと思うので、ぜひ楽しみにしていてください。取材・文:平野祥恵撮影:You Ishiiぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★福士誠治さんのサイン入りポラを抽選で2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>ミュージカル『ワイルド・グレイ』脚本:イ・ジヒョン音楽:イ・ボムジェ翻訳:石川樹里演出・上演台本:根本宗子訳詞:保科由里子出演(チーム固定のWキャスト):ロバート・ロス役:福士誠治オスカー・ワイルド役:立石俊樹アルフレッド・ダグラス役:後藤大ロバート・ロス役:平間壮一オスカー・ワイルド役:廣瀬友祐アルフレッド・ダグラス役:福山康平【東京公演】2025年1月8日(水)~26日(日)会場:新国立劇場 小劇場【愛知(名古屋)公演】2025年2月8日(土)会場:ウインクあいち 大ホール【大阪公演】2025年2月14日(金)~16日(日)会場:森ノ宮ピロティホール【高崎公演】2025年2月22日(土)会場:高崎芸術劇場 スタジオシアターチケット情報()公式サイト:
2024年11月15日ディズニー映画最新作『ライオン・キング:ムファサ』の劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」の歌唱映像が公開された。壮大なアフリカの大地を舞台に“生命”をテーマに描いた『ライオン・キング』。2019年の超実写版『ライオン・キング』ではシンバの父であるムファサ王の命を奪い、ヴィランとして強烈な存在感を発揮したスカーだが、本作ではスカーがまだ“タカ”と呼ばれていた若かりし頃が描かれる。劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」は、若き日のムファサとタカの関係性を歌うミュージカルナンバー。孤児のムファサと、“兄弟が欲しかった”という王の血を継ぐタカ――。運命的にも出会い、血のつながりを超えた《兄弟の絆》で結ばれていくふたりの“喜び”が表現されている。「兄弟の敵は僕の敵」「悪口を言ったら許さないぞ」との歌詞にあるように、この頃のふたりは互いを純粋に信頼し、まるで本物の兄弟かのように支え合っている様子。この後訪れる悲しい別れなど微塵も感じさせないほど、微笑ましい関係性を築いているようだ。公開された映像には、“超実写吹替版”でムファサ役を務める尾上右近と、タカ役を務める松田元太(Travis Japan)が、先日開催されたイベントで仲良く劇中歌を初歌唱する様子が収められており、初共演とは思えないほど息の合ったパフォーマンスを見ることができる。『ライオン・キング:ムファサ』劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」歌唱映像<作品情報>映画『ライオン・キング:ムファサ』12月20日(金) 公開公式サイト: Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2024年11月15日11月22日(金) に公開される映画『リュミエール!リュミエール!』より、貴重映像が公開された。本作は、2017年に公開された『リュミエール!』に続き、リュミエール研究所所長でカンヌ国際映画祭総代表のティエリー・フレモーが、“映画の父”リュミエール兄弟によって撮影された貴重な映像から選りすぐった110本をまとめた映像ドキュメンタリー。130年前に息づく人々、当時の世界の町並みなど、悠久の時を感じる貴重な映像体験となる。本作の見どころのひとつとして、リュミエール兄弟が日本に派遣したカメラマンが撮影した映像が登場する。今回、約130年前に撮影された歌舞伎役者の初代・市川左團次が豪快な立廻りを披露する「日本の俳優:剣による戦い」と題した貴重映像が公開された。「武術映画の先駆けだろうか」というフレモー監督のナレーションから始まる映像は、鉢巻きをした初代・市川左團次が槍や刀を手に格闘する姿を映し出す。「この元祖ブルース・リーは歌舞伎役者だ。コンスタン・ジレルの前でアジアの格闘技を披露する」というフレモーの言葉どおり、左團次がまるでアクション映画の主人公のように、いきいきと躍動する。歌舞伎役者の動きをとらえたのは、リュミエール兄弟が日本に派遣したカメラマンのコンスタン・ジレルだ。1897年に撮影されたと言われており、初代・市川左團次は当たり役だった「丸橋忠弥」(慶安太平記)を特別に野外で演じた。歌舞伎ならではの立廻りのあと、井戸の水を被り、カメラに向かって見得を切るところまで見事な構図で「この演出は、ほぼ完璧だ」とフレモーも脱帽。また、見得を切ったあとの左團次がまだカメラが回っていることに気づき、再び所作を繰り返す姿も。今に続く日本の伝統芸能の歌舞伎役者を日本で初めて撮影した躍動感あふれる50秒の映像となっている。なお、本作には本映像を含む6本の日本で撮影した貴重映像が登場する。「日本の俳優:剣による戦い」特別映像<作品情報>『リュミエール!リュミエール!』2024年11月22日(金) 公開公式HP: Lumière 2024
2024年11月15日公開中の映画『矢野くんの普通の日々』より、本編シーンが公開された。本作は、田村結衣のラブコメ漫画『矢野くんの普通の日々』(『コミック DAYS』連載)を、ダンス&ボーカルグループFANTASTICSのボーカルを務める八木勇征を主演に迎え、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』の新城毅彦監督が実写映画化。超不運体質な男子高生と心配性な女子高生をはじめとするクラスメイトたちの日常を描く。公開されたのは、初めての恋を知った矢野くんの想いが溢れ出す本編シーン。自分の“超不運”に周りの人を巻き込まないよういつもひとりで行動している矢野くんの夢は、友達と“普通の高校生活”を過ごすこと。矢野くんの夢を叶えようと一生懸命な吉田さん(池端杏慈)といることで、矢野くんはだんだんと笑顔を取り戻していく。ある日の授業中、教科書で指を切ってしまった矢野くんは、絆創膏で手当てをしてくれた吉田さんに思わず「好きです」と告白。すぐに理解できず呆気に取られる吉田さん。そして言葉の意味を悟った瞬間、思わず叫んで立ち上がってしまう。授業後、誰もいない屋上で吉田さんが「好き」の意味を尋ねると、矢野くんはまっすぐな笑顔で「吉田さんといると嬉しくて、恥ずかしくて、たまにモヤモヤして勉強が手につかない……この気持ちが恋だと分かった瞬間、嬉しくなっちゃった!」と再度の告白。初めて気付いた“恋する気持ち”が溢れ出してしまった矢野くんの告白に、吉田さんはどう答えるのか!?恋の先行きが気になる映像となっている。『矢野くんの普通の日々』ピュアキュンMAX!!本編映像<作品情報>映画『矢野くんの普通の日々』公開中公式サイト: 映画「矢野くんの普通の日々」製作委員会(C)田村結衣/講談社
2024年11月15日KAAT神奈川芸術劇場が、2025年度「カイハツ−企画・人材カイハツ−」の参加アーティストを募集する。「カイハツ」は、KAATが2021年より取り組んでいるプロジェクトで、「企画・人材カイハツ」「戯曲カイハツ」「創作プロセスカイハツ」の活動を軸にして、創造活動の核を育てていくことを目指している。今回は、新しい人と出会いたい、脳内で思っていることを誰かと試してみたいなど、アーティストのアイデアの種を「カイハツ」していく「企画・人材カイハツ」の公募となる。併せて、KAAT神奈川芸術劇場芸術監督の長塚圭史からコメントが到着した。<KAAT神奈川芸術劇場芸術監督 長塚圭史からのコメント>出会いが生まれる場「カイハツ」を公募したいという思いは2021年のスタート当初からありました。けれどこの事業が如何なるものなのか劇場としてもまず模索する時間が必要でした。実際に予定している公演ではなく、その前の段階の、アイデアの種を育て、様々な角度から見つめ、試してみる、というのはどういうことか。これまでの4年間、たくさんの素晴らしいアーティストたちによる様々のトライアルがありました。そこで私たちは共に大きな意義を実感することが出来ました。この経験を糧に、いよいよ公募に踏み出そうというわけです。「カイハツ」は、劇場というプロフェッショナルが働く場で、アーティストが優れたアイデアの可能性を広げ、時に実演に歩み出すきっかけを生み出し、またかけがえのない出会いが生まれる場です。皆様の応募をお待ちしております。<参加者の感想>理想的な創作の時間想像を広げられるところまで広げ、そこから選択したり脱線したりという理想的な創作の時間だったと思います。上演を前にした稽古では、決めていくことが優先順位の高いところにありますが、このような、決めることよりも可能性を探すことを目的とできる時間は、とても重要な時間でした。人との出会いという点でも、作品作りの原点に戻る感覚を得ることができたという点でも、自分の今後の活動に大きく影響を与えてくれると思いました。演出家田中麻衣子創作の種を発見することができたどこかで上演不可能だと思っていた作品を、参加者のみなでとことん話し合えたことで可能性が広がり、引き続き探求し創作に繋げたいと思えるものになった。ひとりの考えだけでは到底見つけられなかった、創作の種を発見することができた。公共劇場の役割として非常によい取り組み。さまざまなアーティストに広く開かれ、隔たりなく様々な企画が並行して行われるような、刺激的な場になると良いなと思う。演出家大澤遊<募集概要>2025年度「カイハツ−企画・人材カイハツ−」【実施期間】a. 2025年4月14日(月)~20日(日)b. 2025年7月7日(月)~13日(日)c. 2025年8月4日(月)~10日(日)d. 2025年8月25日(月)~31日(日)e. 2025年9月1日(月)~7日(日)f. 2025年11月17日(月)〜23日(日・祝)※上記のうち1期間(第3希望まで提出可能)【劇場のサポート体制】・KAAT内稽古場(アトリエ)の提供〈原則:5日間、11時〜18時(1時間の休憩含)〉・企画内容や参加者に関する相談、アドバイス・企画・運営費〈55,000円(税込)〉の提供、参加費〈1日 13,200円 / 人(税・交通費込み)〉の提供※企画予算には上限があります。【申込締切】2025年1月15日(水) 23:59まで詳細はこちら:
2024年11月15日ホフディランに、盟友サニーデイ・サービスの田中貴がベースで、オータコージがドラムで加わり、今回だけ特別の4ピース「ホフディランカルテット」を結成し、全国ツアーを開催することを発表した。いつもと違う編成・アレンジによる完全ロックバンド仕様で、全国ライブハウスを巡る今回のツアー。チケットの先行発売は、ホフディランのファンクラブ「TAMAGAWA F.C.」にて11月15日(金) 18時より開始され、一般発売は11月24日(日)10時を予定している。<ツアー情報>ライブハウスツアー『ホフディランカルテット』2月14日(金)静岡・浜松Esquerita68開場 18:00/開演 19:00出演:ホフディランカルテット予約4,300円/当日4,800円(共に1ドリンク別)2月15日(土)愛知・名古屋CLUB ROCK’N’ROLL開場 17:00/開演 17:30出演:ホフディランカルテット予約5,200円/当日5,700円(共に1ドリンク別)※オールスタンディング※小学生以下無料 (ドリンクチャージ別)保護者の同伴必須2月16日(日)大阪・LIVE SPACE CONPASS開場 17:00 / 開演 17:30出演:ホフディランカルテット予約5,200円/当日5,700円(共に1ドリンク別)※オールスタンディング※小学生以下無料 (ドリンクチャージ別)保護者の同伴必須2月24日(月・祝)東京・下北沢SHELTER開場 17:30/開演 18:00出演:ホフディランカルテット予約5,500円/当日6,000円(共に1ドリンク別)※オールスタンディング※小学生以下無料 (ドリンクチャージ別)保護者の同伴必須2月28日(金)広島・4.14開場 18:00/開演 18:30出演:ホフディランカルテット / OPPAI CATSDJ:GODBIRD / OKA-T予約4,000円/当日4,500円(共に1ドリンク別)※オールスタンディング※小学生以下無料 (ドリンクチャージ別)保護者の同伴必須3月1日(土)岡山・BLUE BLUES「POPLIFE 20th Anniv. RADIO WAVE Vol.163」開場 18:00/開演 18:30出演:ホフディランカルテット / and more予約4,300円/当日4,800円(共に1ドリンク別)※オールスタンディング※小学生以下無料 (ドリンクチャージ別)保護者の同伴必須3月2日(日)香川・高松TOONICE開場 17:00/開演 17:30出演:ホフディランカルテット予約4,300円/当日4,800円(共に1ドリンク別)※オールスタンディング※小学生以下無料 (ドリンクチャージ別)保護者の同伴必須4月19日(土)京都・UrBANGUILD開場 17:00/開演 17:30出演:ホフディランカルテット予約5,000円/当日5,500円(共に1ドリンク別)前売り学割 2,500円 + 1ドリンク(入場時に要学生証提示)※オールスタンディング※小学生以下無料 (ドリンクチャージ別)保護者の同伴必須【チケット情報】FC 先行:11月15日(金)18:00〜11月21日(木)23:59一般発売:11月24日(日)10:00〜ホフディランカルテット特設WEB:
2024年11月15日LINKIN PARK、12年ぶりの来日公演『Linkin Park From Zero World Tour 2025』が2025年2月11日(火・祝)、12日(水)さいたまスーパーアリーナにて開催されることが決定。11月15日(金)にはニュー・アルバム『From Zero』もリリースされた。2000年のデビュー・アルバム『ハイブリッド・セオリー』が“21世紀最も売れたデビュー・アルバム”となり、2ndアルバム『メテオラ』以降5作で全米アルバム・チャート初登場1位を獲得、グラミー賞2部門受賞、全世界累計アルバム・セールスは1億枚以上という、2000年代にデビューしたバンドでは屈指の人気を誇り、常に時代を牽引してきたグループ、LINKIN PARKが実に7年ぶりに再始動を果たし、アルバムからの先行配信曲「The Emptiness Machine」、「Heavy Is The Crown」、「Over Each Other」をリリース。11月14日(木)(日本時間)には、アルバムのフォーカス・トラック「Two Faced」もリリース。キャッチーなコーラスと重厚感のあるサウンドが響く楽曲となっている。告知動画(ボーカル マイク/エミリー コメント入り)<ライブ情報>Linkin Park From Zero World Tour 20252025年2月11日(火・祝) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ開場 16:30/開演 18:002025年2月12日(水) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ開場 16:30/開演 18:00【チケット情報】■VIP GOLD席:88,000円(税込)・スタンド指定席(ステージに近い前列エリア) / グッズ付き / VIP専用入場ゲート / 物販優先レーン・VIPグッズは当日会場にてお渡し致します。後日郵送やお渡しはいたしかねますのであらかじめご了承ください。・VIPグッズの詳細につきましては後日公演特設サイトにて発表致します。・クレジット決済のみでの販売になります。■VIP SS席:58,000円(税込)・スタンド指定席(ステージに近いエリア) / グッズ付き / VIP専用入場ゲート / 物販優先レーン・VIPグッズは当日会場にてお渡し致します。後日郵送やお渡しはいたしかねますのであらかじめご了承ください。・VIPグッズの詳細につきましては後日公演特設サイトにて発表致します。・クレジット決済のみでの販売になります。■VIP S席:38,800円(税込)・スタンド指定席 / グッズ付き / VIP専用入場ゲート / 物販優先レーン・VIPグッズは当日会場にてお渡し致します。後日郵送やお渡しはいたしかねますのであらかじめご了承ください。・VIPグッズの詳細につきましては後日公演特設サイトにて発表致します。・クレジット決済のみでの販売になります。■VIP GOLDスタンディング:49,800円(税込)・アリーナ前方スタンディングチケット(整理番号付き) / グッズ付き / 優先入場・VIPグッズは当日会場にてお渡し致します。後日郵送やお渡しはいたしかねますのであらかじめご了承ください。・VIPグッズの詳細につきましては後日公演特設サイトにて発表致します。・クレジット決済のみでの販売になります。■VIPスタンディング:29,800円(税込)・アリーナスタンディングチケット(整理番号付き) / グッズ付き / 優先入場・VIPグッズは当日会場にてお渡し致します。後日郵送やお渡しはいたしかねますのであらかじめご了承ください。・VIPグッズの詳細につきましては後日公演特設サイトにて発表致します。・クレジット決済のみでの販売になります。■アリーナスタンディング:15,800円(税込)■SSスタンド指定席(FC限定エリア) :17,800円(税込)■SSスタンド指定席:17,800円(税込)■Sスタンド指定席:13,800円(税込)■Aスタンド指定席:8,800円(税込)※上記全券種:お一人様各日6枚まで。LPU Legacy 会員先着先行:11月18日(月)10:00〜11月20日(水)11:59リンキン・パーク来日公演特設サイト:www.hipjpn.co.jp/live/linkinpark2025()<リリース情報>アルバム『FROM ZERO』11月15日(金)発売【収録曲】01. From Zero (Intro)02. The Emptiness Machine03. Cut The Bridge04. Heavy Is The Crown05. Over Each Other06. Casualty07. Overflow08. Two Faced09. Stained10. IGYEIH11. Good Things Go配信・購入リンク: PARK レーベルHP
2024年11月15日2025年2月21日(金) より公開される映画『ゆきてかへらぬ』の新たなキャスト一挙7名が公開された。本作は「文化の百花繚乱」が咲き誇る大正時代を舞台に、実在した女優の長谷川泰子、詩人の中原中也、評論家の小林秀雄という男女3人の壮絶な愛と青春を描いた作品。広瀬すずが主演を務め、木戸大聖と岡田将生が共演。『探偵物語』『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』の根岸吉太郎監督が16年ぶりにメガホンを取った。今回発表されたのは、3人を取り巻く総勢7名の登場人物たち。中原中也(木戸大聖)の数少ない友人のひとりで詩人・画家としても活躍した富永太郎役に田中俊介。長谷川泰子(広瀬すず)の辛い過去を知る謎の男・鷹野叔役にウルフルズのボーカリスト・トータス松本。泰子の母・長谷川イシ役に瀧内公美。泰子が出入りする撮影所のスター女優役に草刈民代。小林秀雄(岡田将生)の友人で大学に勤める辰野教授役にカトウシンスケ。のちに中也の妻となる女性・中原孝子役に藤間爽子。泰子が東京で出会う勤め人役を柄本佑が演じる。根岸監督は本作のキャスティングについて、「今回共演してくれた皆さんは、卓越な演技と近づいてはいけない距離感を見事に測りながら映画を支えてくれました。そしてその場にそれぞれの強い個性をしっかり残してくれたことに驚き感謝しています」とコメントを寄せている。<コメント全文>■根岸吉太郎(監督)『ゆきてかへらぬ』は中原中也、長谷川泰子、小林秀雄の3人の静かに燃えるトライアングルの世界です。その三角形に手を浸すことも足を踏み入れることも、共演者としては冷静な勇気がいるでしょう。今回共演してくれた皆さんは、卓越な演技と近づいてはいけない距離感を見事に測りながら映画を支えてくれました。そしてその場にそれぞれの強い個性をしっかり残してくれたことに驚き感謝しています。<作品情報>『ゆきてかへらぬ』2025年2月21日(金) 公開公式HP:「ゆきてかへらぬ」製作委員会
2024年11月15日indigo la Endが新曲『盲目だった』の配信を開始した。この楽曲は、既にライブでも披露されており、シューゲイザーの様相も含みつつ、ピアノの流麗な旋律も印象的なindigo la Endらしさ溢れるサウンドとなっている。ジャケットカバーには、女優の花瀬琴音を起用、カメラマンは永峰拓也が担当。indigo la Endは、12月1日(日)神奈川・横浜アリーナにてバンドキャリア史上最大規模のワンマンライブ開催も決まっており、結成15周年を迎える2025年に向けて彼らの活動から目が離せない。<リリース情報>indigo la End「盲目だった」配信中配信リンク<ライブ情報>トウヤノマジック vol.12024年12月1日(日)神奈川・横浜アリーナ開場16:30/開演17:30【チケット料金】全席指定:9,000円(税込)()indigo la End 15th Anniversary Live「夜凪」2025年2月24日(月・祝)東京ガーデンシアター開場17:00/開演18:00【チケット料金】全席指定 9,000円(税込)indigo la End オフィシャルサイト:
2024年11月15日2025年4月25日(金)・26日(土) に東京・ROCK JOINT GBで上演される音楽劇『生きるということ 〜The Meaning of Life〜』の詳細が発表された。本作は、戦争や干ばつに苦しむアフガニスタンの人々を救うための水路建設プロジェクトに挑んだ医師・中村哲の劇場版ドキュメンタリー『荒野に希望の灯をともす』(監督・撮影:谷津賢二)からインスピレーションを受け、中井智彦が脚本・演出を手がけるオリジナル新作音楽劇。上野哲也、中井、樋口祥久が、中村医師と彼を支えたアフガニスタンの人々を演じる。都内のとあるライブハウス。中井のトーク&ライブにゲストとして招かれた友人の上野は、「最近心が揺さぶられた出来事」として、中村医師について熱く語り始める。そんなトーク&ライブから数日経ったある日、喫茶店で談笑する上野と中井。上野は思い立つように「中村哲医師の生涯を脚本として描いてみないか」と熱い視線で中井に持ちかける。それをきっかけに中井は、中村医師の生涯を調べ始め──。中村医師は、多くの困難を乗り越えながらも大地を潤してきたが、その志半ばで凶弾に倒れてしまう。彼の行動が示した「平和」と「共存」の姿勢が、今もなお戦乱の続くこの世界において、私たちに「生きる」ということの本質を問いかけてくる。作曲は長濱司、振付は樋口と米島史子が務める。■上野哲也(中村哲医師役)コメント『荒野に希望の灯をともす』というドキュメンタリー映画で、スクリーンに映る中村哲さんの眼差しを見た時「やっぱりこれでいいんだ」と心の声がしたのを覚えています。互いに信頼しあった中で生まれる心の交流を大切にしている中村哲さんの姿に、とても共感しました。そして、自分もそんな人生を送ろうと映画を観て思っていた時に、この作品の出演のお話をいただきました。いざ自分が演じるとなるとプレッシャーを感じますが、一つひとつのことを本番までやることに集中したいと思っています。演じるにあたっては、等身大を大切にしたいと思っています。今や誰もが認める偉人ですが、ご本人にとってアフガニスタンでの日々は楽しいこともあったかと思いますが、苦しいことの多い日々でもあったと思います。投げ出したくなるようなことからも逃げずにやり抜くことができた核みたいなものを見つけて、演じることができたら良いなと思っています。■中井智彦(脚本・演出・出演)コメントなぜ、中村哲さんを題材にした作品を作ろうと思ったのか?その説明のために、まず僕が好きな舞台作品を並べさせてください。『RENT』『Come from Away』『American Utopia』などなど……、生きている時代そのものを切り取って⼈間の尊さを訴えかけるような作品です。そんな作品を作りたいと思い続けていたところで出会ったのが、中村哲医師を題材にした映画『荒野に希望の灯をともす』でした。鑑賞後に僕の心に強く刻まれた「生きるということ」の尊さを台詞と歌、そしてダンスという僕の大好きなフィールドで表現したい。この想いをカタチにしないと、僕は表現者として一生後悔すると感じ、脚本を書き進めました。側にいるその⼈と向き合って話し合い、尊重し合うことを大切にし、どんなに困難な状況下でも平和への意思を曲げずにとつとつと貫き続ける姿の尊さ。間違った見解であっても、「みんなが言っている」という理由で意見が過大評価されたり、SNSで炎上してしまう今の世の中に、僕が一番叫びたいことを中村哲医師の平和への祈りと共に、敬意を込めて舞台にします。沢山の方に僕が感じた人間の尊さをお届けできるように、全力で挑みます。■樋口祥久(振付・出演)コメントミュージカル『ナイツ・テイル〜騎士物語〜』の初演で中井智彦さんと知り合ってから表現者として交流をし続けています。中井さんオリジナルのミュージカル『ワタシノコト』の創作は本当に楽しくて刺激的で、多くのことを学ばせていただきました。次の創作物は中村哲医師を題材とした作品と聞き、改めて中井さんの創作意欲の高さと、常にアンテナを張り巡らせている情報収集能力に圧倒されました。上野哲也さんを中村哲医師役にキャスティングされたと話を聞いた時は、ハマり役すぎてちょっと笑ってしまいました。今回のクリエイティブチームはワタシノコトのバンドメンバーに加えて、自分が尊敬するダンサーの米島史子さんも加わります。彼女とどんなムーブメントを作り出せるのでしょうか。中井さんがどのような役として音楽劇『生きるということ』の舞台に立ち、アーティストとして、どのように舞台をクリエイトしていくのか今から楽しみでなりません。劇中歌「生きるということ」ライブ映像<公演情報>音楽劇『生きるということ 〜The Meaning of Life〜』脚本・演出:中井智彦作曲:長濱司振付:樋口祥久 / 米島史子出演:上野哲也 / 中井智彦 / 樋口祥久演奏:長濱司(ピアノ) / 成尾憲治(ギター) / 西原史織(ヴァイオリン・ベース)日程:2025年4月25日(金) 夜公演19:00開演2025年4月26日(土) 昼公演14:00開演 / 夜公演18:00開演会場:東京・ROCK JOINT GB公式サイト:
2024年11月15日生誕200年のブルックナー&スメタナや、生誕150年のシェーンベルク&ホルストなどなど、2024年のメモリアル作曲家が数多く存在する中で、やはり2024年の最後にひときわ強烈な輝きを放つのが、没後100年を迎えるイタリアのオペラ作曲家プッチーニ。人の心を鷲掴みにする叙情的なメロディを駆使したオペラの数々は、まさに永遠不滅であることを再認識する。そのプッチーニの没後100年の記念日11月29日(金)を目前に控えた11月24日(日)に、なんともゴージャスなプッチーニ記念公演が開催される。セイジ・オザワ松本フェスティバルにおいてプッチーニのオペラ『ジャンニ・スキッキ』に出演して大きな話題を呼んだソプラノ藤井玲南と、同じくセイジ・オザワ松本フェスティバルでのオペラ『ラ・ボエーム』出演が飛躍のきっかけとなったテノールの澤原行正。プッチーニ作品を得意とする二人の顔合わせは新鮮の極み。そしてこのふたりの歌声を包み込むのが、エレクトーン奏者、神田将なのだからたまらない。その素晴らしさは、昨年の同シリーズにおいて、ラフマニノフの『パガニーニの主題による狂詩曲』を演奏した際の聴衆の反応が物語る。縦横無尽の演奏は、まさにオーケストラにも匹敵。プッチーニのオペラアリアが、ゴージャスな装いで楽しめるに違いない。プログラムには、『ジャンニ・スキッキ』『ラ・ボエーム』『マノンレスコー』『トスカ』などの名作が勢揃い。オペラ史上屈指の人気作曲家プッチーニの魅力をぜひご堪能あれ。プッチーニの響き11月24日(日) 15:00開演千葉市美浜文化ホール
2024年11月15日THE ALFEEデビュー50周年を記念したTHE ALFEE展『THE ALFEE’S LEGACY ~50年の足跡~』が、11月15日(金) より東京・渋谷西武百貨店A館7階催事場にてスタートした。この50周年は“お祭り騒ぎな一年”と銘打ち、青森ねぶた、秋田竿燈祭りなど全国各地のお祭りとのコラボレーションやさまざまな企画を実施してきたが、『THE ALFEE’S LEGACY ~50年の足跡~』では、“祭りで祝う”をテーマに会場が8つのパートに分けられ、コンサート写真、衣裳、ギター、そして数々の貴重なアイテムなどの展示を通して、50年の軌跡を振り返る事ができる。展示の目玉はTHE ALFEEのメンバーによる音声ガイド。また、トリビュートアルバム『五十年祭』のジャケットにもなった熊手型顔はめパネル"誰でもアルフィー"と一緒に写真を撮れるスポットも併設されている。<イベント情報>『THE ALFEE’S LEGACY ~50年の足跡~』【主な展示物】・コンサート年表・ライブフォト・コンサートポスター・コンサートチケット・楽譜・楽器・ステージ衣装・メンバー秘蔵の品・トリビュートアルバム“五十年祭” ジャケット“誰でもアルフィー“コンサートライブ映像ミニシアター・会場限定記念グッズ【東京】会場:西武渋谷店A館7階=催事場期間:2024年11月15日(金)~11月24日(日)【愛知】会場:星ヶ丘三越 8階催物会場期間:2024年12月21日(土)~12月29日(日)【埼玉】会場:八木橋百貨店 8階カトレアホール期間:2025年1月2日(木)~1月13日(日)入場料:1,000円(税込)※高校生以下無料イヤホンガイド:1,100円(税込)公式サイト:
2024年11月15日今年2月に「第22回齋藤秀雄メモリアル基金賞」を受賞したチェロの上村文乃。同賞は2002年創設時から故・小澤征爾氏やチェロ界の重鎮・堤剛が選考委員を務め、チェリストと指揮者を対象に、音楽芸術文化の発展に貢献し、将来いっそうの活躍が期待される人材を顕彰するもの。つまりいま最も注目されるチェリストが上村だ。自身の企画によるリサイタル・シリーズ「A of Cello」が2025年1月にスタートする。「自分の活動の記録、指針になるようなシリーズにしたいと思っています」留学時代からあたためていたというシリーズ・タイトルが「A of Cello」。「A」にはさまざまな意味を込めた。“Ayano” “Art” “Authentic”……。アルファベットの最初の一文字だから“始まり”でもあり、感嘆や発見、驚きなど、発音によってさまざまな表現が可能な、音としての“多様性”。「チェロのリサイタルを聴くというよりも、作品にフォーカスした視点とか、音楽に向かう力とか、音楽を、音楽面だけではなく、芸術の面から見た音を感じていただきたいという気持ちがあります。キャッチコピーによって、『あら?これはなんだろう』と興味を持っていただけるかなと思っています。これから何年間も活動していくうえで、『A of Cello、今度いつやるの?』みたいに覚えていただけたらうれしいですね」その第1回リサイタル。コダーイの無伴奏チェロ・ソナタ、細川俊夫の新作《黒田節》、そしてJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲第1番と、プログラム前半に無伴奏作品ばかりを並べたのは、“alone”かもしれないし、“a cellist”と考えてもいいのかもしれない。「コダーイはアクロバティックで力がみなぎっている曲なので、初めて聴く方も、『クラシックってこんなに野心的なんだ!』と、エネルギーを感じ取っていただけると思います。私にとってもすごくチャレンジングな曲です。細川先生の《黒田節》は、今年の9月にイタリアで初演された作品です。先生から、日本で初演する時はあなたに弾いてほしいとおっしゃっていただきました。ゆったりした、おおらかな気持ちで楽しめる曲で、とても聴きやすいと思います。バッハの《無伴奏チェロ組曲》は“チェロの旧約聖書”と言われて、神がかって捉えられがちですけど、私は、バッハの人間らしさとか、そんなあたたかい気持ちで演奏したいと思います」今回はモダン・チェロでの演奏だが、バロック・チェロとの、いわば二刀流で活躍する彼女にとって、モダン・チェロで弾くバッハをどう感じているのだろう。「同じ曲を弾いてもやはりまったく違う面が見えてきます。古楽の解釈でモダン・チェロで弾いてみたこともあったのですが、しっくりいかないんですね。やっぱりモダン・チェロにはモダン・チェロの良さがある。センシティヴで細かい話し声も表現できるようなバロック・チェロに対して、モダン・チェロはオペラティックというか、ベル・カントなフレーズの長さ、迫力。多くの方に伝えられる力があると思うんです。両方を弾く意義があります。それぞれの楽器の良さをお伝えしていけたらいいなと思っています」上村文乃 (C)Mina Kitano (HTJ)プログラム後半は、ミニマル・ミュージックのスティーヴ・ライヒ《チェロ・カウンターポイント》から。チェロ独奏と「テープ」の作品。あらかじめ上村自身が弾いた録音の7声部と、ステージ上の独奏によるチェロ八重奏だ。「ミニマルは普段クラシックを聴かない方にも聴きやすいんじゃないでしょうか。“曲”というより体験。不思議な世界です。精神が開放的になるという感覚が味わえると思います」締めくくりはラフマニノフの《チェロ・ソナタ》。二十歳の頃、東京での初リサイタルで弾いた曲でもあるのだそう。“始まり”のAだ。ラフマニノフのスペシャリストでもあるピアニスト松本和将が共演する。「ラフマニノフがチェロのために書いた音というのが、ものすごくか弱いというか、せつないんです。彼の中に、チェロでしか表現できない音があったのだと私は信じています。人間のさまざまな面を表現できると思っています」どの曲もメイン・ディッシュになり得るような重量級の作品が並ぶ。上村によれば、実際に、それぞれをメインに据えたいくつかのプログラムも考えてみたが、この組み合わせ、この順番を考えついた時、金庫のダイヤルキーが開くように、自分の中で「カチッ」と合ったような感覚があったのだという。「でも、弾くのはものすごく大変です(笑)。恐ろしいです。曲目をお見せしたら、堤剛先生も『すごいプログラムですねえ!』とおっしゃっていました(笑)。どの曲がメインなのかは、みなさんの中で決めていただけたらうれしいなと思っています。数学の“定数a”みたいに、ぜひ自由に、みなさんそれぞれの『A』を見つけてください」新たな一歩を踏み出す気鋭のチェリスト。その旅立ち(ドイツ語ならAで始まる“Abfahrt”)を見逃せない。取材・文:宮本明上村文乃 チェロ・リサイタルA OF CELLOVol.1■チケット情報()2025年1月25日(土) 14:00開演王子ホール (東京都)
2024年11月15日エリック・クラプトン2年ぶりの来日公演が、2025年4月に東京・日本武道館で開催されることが決定した。日本武道館での公演回数は既に100回を越えており、海外アーティストとして最多の公演回数として更新される。公演は、4月14日(月)、16日(水)、18日(金)、19日(土)、21日(月)、24日(木) の全6公演。チケットは、 11月16日(土) の12時より先行受付がスタート。エリック・クラプトン SPOT動画<公演情報>黒澤楽器店 MARTIN GUITAR PresentsERIC CLAPTON LIVE AT BUDOKAN 2025会場:東京・日本武道館■2025年4月14日(月) 18:00 開場 / 19:00 開演4月16日(水) 18:00 開場 / 19:00 開演4月18日(金) 18:00 開場 / 19:00 開演4月19日(土) 16:00 開場 / 17:00 開演4月21日(月) 18:00 開場 / 19:00 開演4月24日(木) 18:00 開場 / 19:00 開演【チケット】(税込)S席:25,000円A席:24,000円詳細はこちら:
2024年11月15日古代ローマ帝国を舞台に、剣闘士になった男の熱いドラマを描く大作映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が本日から公開されている。本作は、2000年製作の『グラディエーター』の続編で、20余年を経て、ついに続編が登場した。なぜ、本作はここまでの時間がかかったのだろうか?製作陣はなぜ、このタイミングで新たな物語を描くことにしたのだろうか?製作を務めたダグラス・ウィックとルーシー・フィッシャーに話を聞いた。ダグラス・ウィックは、1954年生まれの映画プロデューサーで、2000年の『グラディエーター』でもプロデューサーを務めた。「リドリー・スコット監督は我々の世代における最高の映画監督のひとりです。彼の創造する世界はいつも素晴らしく、彼の描き出した古代ローマの世界に観客を誘うことができました。振り返ると、前作を映画会社に売り込みに行った時、『剣とサンダルの映画はもう古い。ダメだ』とキッパリ言われました。それはもう死んだジャンルだ、と。しかし、『ブレードランナー』や『エイリアン』を手がけたリドリーが、古代ローマの世界をどうやって作り上げ、どうやって描くのか、想像するだけで私はワクワクしました。結果的に物語、キャスティングなど、すべての要素が正しく機能し、前作は成功したと思います」リドリー・スコット監督(写真左)前作『グラディエーター』は興行的に大成功をおさめ、アカデミー作品賞を受賞。ウィックは製作者としてオスカー像を手にした。その頃から続編の話が出ていたが、製作陣は「同じ場所をグルグルとまわっていた状態でした」とウィックは笑顔で振り返る。「続編をつくるために試行錯誤しました。前作が完成した直後に(前作で主演を務めた)ラッセル・クロウのエージェントが連絡してきて『いいアイデアがあるんだ!ラッセルが演じたマキシマスの遺体が闘技場から運ばれていって、角を曲がったところで急にマキシマスが起き上がって“死んだと思った?ダマされた?”って言うんだ』と言われて……もちろん、そのアイデアはダメだと言いましたよ(笑)私たちは続編ではあるけど、あまり前作を参照しすぎない映画をつくりたいと思っていました。この映画から観ても楽しめる独立した映画として成立するものでなければならないと思っていたのです。そんな時、ヌミディア(北アフリカにあった地域)にいる男を主人公にするアイデアが出てきたのです。前作はラッセル・クロウが演じたローマの将軍が主人公でしたが、本作では主人公がペドロ・パスカル演じるローマの将軍に襲撃される。つまり、主人公の立ち位置が前作と正反対というアイデアです。さらにそこから数年を要しましたが、このアイデアが続編が実現する大きなきっかけになったと思います」本作でも引き続き、リドリー・スコットが監督を務めることになった。出演者のデンゼル・ワシントン曰くスコット監督は「映画づくりのグランド・マスターで古典と歴史の教養のあるフィルムメイカー」だ。ウィックの私生活のパートナーで、これまでにスティーヴン・スピルバーグやフランシス・フォード・コッポラと映画をつくってきたルーシー・フィッシャーもデンゼルの意見にうなずく。「その通りだと思います。興味深いのはスティーヴンもフランシスもリドリーも学校で歴史を専門的に学んだ人ではないんですよね。リドリーはアート・スクールで学んだ人ですから、本作も画コンテはすべて彼が描き、すべて絵の具で彩色されているんです。おそらく彼らは古典や歴史に個人的な関心や興味があって独学で学んでいるんだと思います。優れた映画監督は“人間”というものに興味を抱いているので、歴史や古典、神話、伝説に対する教養があるのでしょう。その上、リドリーはそれらを視覚的に捉えて、視覚的に伝えることができるのです」さらにスコット監督は大規模な撮影であっても、驚異的なスピードで撮影を終えることで知られている。現場では常に8台のカメラが同時にまわり、複雑なシーンも次々と撮影していくという。「達人と仕事をするとはこういうことなのか、と思いますね」とウィックは語る。「彼は撮影が早いのですが、撮影の前にしっかりと準備がされていて、問題などは可能な限り準備段階で解決されているのです。ときどき撮影時に問題が発生することはありますが、リドリーは優れた頭脳の持ち主なので脚本や撮影のためのほとんどの問題は撮影前に解決されているんですよ。さらに言うならば、彼の映画ではセットがすべて建てられています。ですから部分的に撮影して、あとでCGで背景を足すようなことはせずに、複数の俳優の演技を複数のカメラで一度に撮影できます」フィッシャーは撮影現場で8台のカメラが同時に撮影している光景を目の当たりにして驚いたという。「テントには8台のモニターが置いてあるのですが、私たちは見ているうちに“あれ?このカメラはどうなっているの?このカメラはどこを撮っているの?”と把握するのも大変なんです(笑)。でも、リドリーはすべてを把握していて、ちゃんと撮影しているんですよ」大作映画にCGが活用されるのは当たり前の時代だ。「本作は、ここまで巨大なセットを実際に建てることができた最後の映画、ということになるかもしれません」とウィックは言う。昔ながらの映画の魅力をそなえた大作、映画館で観たくなる映画の登場だ。「そうですね。私たちはこの作品を大きなスクリーンで体験してもらいたいと思っています。いくつかの地域ではIMAXなどの大きなスクリーンを持っている興行の方に映画をいち早く観ていただいて、スクリーンを確保していただきました。みなさんにもぜひ、映画館のスクリーンで体験してもらいたいです」『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』公開中(C)2024 PARAMOUNT PICTURES.
2024年11月15日注目の若手女優ふたり、マーガレット・クァリーとトマシン・マッケンジーが新作映画で共演することになった。タイトルは『Victorian Psycho』。1858年を舞台にしたスリラーで、原作はヴァージニア・フェイトによるまもなく出版予定の小説。脚色はフェイト自身が手がける。監督はザッカリー・ウィゴン。撮影は2月にスタートの予定。クァリーの最近作は、デミ・ムーアと共演した『The Substance』。マッケンジーの最近作は、Netflixで今月配信になる『Joy』。文=猿渡由紀
2024年11月15日清塚信也とNHK交響楽団メンバーが出演する「カラフル・ミュージック・ツアー 2025」の開催が決定した。本コンサートは2021年から始まり、2022年、2024年と開催され人気を集めている。ピアニストの清塚信也がNHK交響楽団メンバーとともに、クラシックの名曲から話題のドラマのサントラ曲まで、幅広いジャンルの音楽を楽しいトークとともに披露する公演で、来年は全国13公演が行われる。日本最高峰のピアノとストリングスが生み出すステージは観客から人気で、今年も各会場でタイトル通り“日本最高峰のカラフル・サウンド”が楽しめそうだ。清塚信也 with NHK交響楽団メンバーカラフル・ミュージック・ツアー 2025■チケット情報()2025年3月22日(土) 19:00開演サントリーホール清塚信也(ピアノ/ナビゲーター)NHK交響楽団メンバー(室内合奏)2025全国ツアースケジュール3月7日(金) 札幌コンサートホール kitara 大ホール3月8日(土) コーチャンフォー釧路文化ホール 大ホール3月20日(木・祝) けんしん郡山文化センター(郡山市民文化センター) 大ホール3月22日(土) サントリーホール3月29日(土) トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館) 大ホール3月30日(日) SG GROUP ホールはちのへ(八戸市公会堂)4月5日(土) 和歌山県民文化会館 大ホール4月6日(日) 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール4月12日(土) YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール) 大ホール4月13日(日) 上越文化会館 大ホール4月18日(金) 福岡シンフォニーホール4月19日(土) 周南市文化会館4月20日(日) 岡山シンフォニーホール 大ホール
2024年11月15日ふぉ~ゆ~主演舞台『CRIMINAL FOUR ―愛しき大悪党―』の公演ビジュアルが公開され、併せて福岡公演の実施も発表された。本公演ではふぉ~ゆ~が初の悪役に挑み、表の顔と裏の顔を使い分け、ミッション遂行のためには手段を選ばない犯罪集団を演じる。フランス・パリを舞台に、“スリに強盗、なんでもござれの極悪な集団”といわれる犯罪集団の姿が描かれる。パリの街中を賑わす犯罪集団“ル・ミラージュ”のリーダーでありながら、普段は警察官として身を隠すぶっ飛んだ男ユーゴ役を演じるのは福田悠太。口から出まかせのトークで人を陥れる詐欺師・ライアン役に辰巳雄大。高いIQを持ちセキュリティ破りに滅法強いシモン役に越岡裕貴。驚異的な身体能力で戦闘を得意とするガスパール役を松崎祐介が演じる。そして、今は地域ラジオのパーソナリティーでありながら、元々は正義感の強い新聞記者で、ストーリーのカギとなる重大な疑惑の取材を独自に続けているエミリー役には大原優乃。銭形平次の子孫でパリの名物刑事、“ル・ミラージュ”の逮捕に燃えるエリック・ゼニガタ役には劇団☆新感線の劇団員として数多くの公演に出演し、舞台を中心に活躍する吉田メタル。さらに、大手企業の女性経営者として国民から絶大な信頼を集め、次期パリ市長の最有力候補でありながら、裏の顔を持つシルヴィー・ゴールドスミス役には、宝塚歌劇団花組のトップスターとして絶大な人気を誇り、退団後は舞台やドラマに出演している蘭寿とむが扮する。脚本・演出は、独特のコメディーセンスと哲学で構築されたストーリーで高い人気を誇る劇団「山田ジャパン」を主宰し、『全裸監督』『新聞記者』など骨太な映像作品の脚本も手掛ける山田能龍。2021年に福田が山田ジャパン公演『優秀病棟 素通り科』に主演したことから交流が始まり、いつかふぉ~ゆ~×山田で作品作りを、とお互いに思いを深めていたことから今回の上演が実現。それぞれのキャラクターに当て書きをし、4人の新たな魅力を爆発させる。<キャスト・スタッフ コメント>■山田能龍ふぉ〜ゆ〜と一緒に面白いことをやりたいと、ずっと思っていました。実現してとても嬉しいです。彼らの持つ魅力をふんだんに活かしながら、新たな一面にも出会っていただく、そんな舞台になる予感です。ふぉ〜ゆ〜の4人、蘭寿とむさん、吉田メタル先輩、大原優乃さんと練り上げた芝居で東京大阪福岡を回るなんて、もう最高です。この最高な気分がしっかりお客様のものになるよう、皆でしっかり準備〜開幕に励みます。どうかご期待ください!■福田悠太ふぉ〜ゆ〜の福田悠太です。この度、ふぉ〜ゆ〜で新作舞台を上演する運びとなりました。完全オリジナル作品となりますので我々ふぉ〜ゆ〜の魅力を全面に出しすぎる予定となっております。タイトルは『CRIMINAL FOUR ―愛しき大悪党―』。スーパー善人との呼び声高いふぉ〜ゆ〜が大悪党を演じます。正義の為の独自の信念。社会の評価と実態。表の顔と裏の顔。ふぉ〜ゆ〜だからこそ出来る演劇。鼻息荒めで気張っていきたいと思っております。脚本、演出は山田能龍さん。そして素晴らしい共演者の皆さんとこの山にザクザクと馳せ参じたいと思います。よろしくお願いします。■辰巳雄大詐欺のニュースを見るたびに人の心理を操る力と演技力、トーク力を人を喜ばせる方向に使えばいいのにと思っていましたが、自分が詐欺を得意とする「犯罪者ライアン」を演じる事になりました。ライアンの深層心理に飛び込んでライアンとして舞台上で生きたいと思います。今回、脚本と演出の山田能龍さんからこの作品でどんなふぉ〜ゆ〜を観たいかという想いを聞いた時、勝手ながらここ数年の自分の想いとシンクロしていたので能龍さんとの作品作りが今から楽しみです。是非、劇場で今までとは一味違う犯罪集団のふぉ〜ゆ〜を目撃してください。■越岡裕貴来年の3月に山田能龍さんのもと、ふぉ〜ゆ〜新作舞台『CRIMINAL FOUR―愛しき大悪党―』が東京、大阪、そして福岡で上演されることになりましたー!舞台はフランス・パリ、僕たちは極悪人を標的とする犯罪集団を演じます。素敵なキャストの皆さんとの共演を今から楽しみにしております。是非皆様、劇場に来て思いっきりこの世界に飛び込んじゃってください、待ってまーす!■松崎祐介トゥクストゥ~~~~ル〜!!でお馴染みのふぉ〜ゆ〜松崎祐介です。皆様にご報告です!ふぉ〜ゆ〜の新作舞台!『CRIMINAL FOUR ―愛しき大悪党―』が決定しました!東京、大阪、そして今回久々に福岡公演が決定しました!今まで見てきたふぉ〜ゆ〜とまた違った僕達が見れる事でSHOW!早くも今から楽しみです!舞台ではトゥクスしてトゥ~~~~ル〜!!したいと思います!<公演情報>『CRIMINAL FOUR ―愛しき大悪党―』脚本・演出:山田能龍出演:ふぉ〜ゆ〜(福田悠太 / 辰巳雄大 / 越岡裕貴 / 松崎祐介)大原優乃、吉田メタル、蘭寿とむ 他【東京公演】2025年3月6日(木)~23日(日)会場:IMM THEATER全席指定:11,000円(税込)※未就学児入場不可【大阪公演】2025年3月27日(木)~30日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホール全席指定:11,000円(税込)※未就学児入場不可【福岡公演】2025年4月12日(土)・13日(日)会場:キャナルシティ劇場全席指定:11,000円(税込)※未就学児入場不可チケット一般発売:2025年1月25日(土) 10:00~公式サイト:
2024年11月15日大阪・寝屋川発のロックバンド・Blue Mashが、2025年3月27日(木)大阪・BIG CATでワンマンライブを開催することを発表した。先日配信リリースされた最新曲「セブンティーン」も好評の彼らは、年間100本以上のライブを行い、その圧倒的なパフォーマンスが各所で話題となるなど、シーンでの存在感を日々増している。自身最大キャパとなる大阪・BIG CATでのワンマンライブは、ライブイベント出演時に怪我をしたことで一時ライブ活動を停止していた、サポートドラム・マサヒロの復帰を受け、11月14日に開催した地元・寝屋川VINTAGEでの緊急単独公演内にて発表。チケットの先行受付は、11月24日(日)23:59まで。<ライブ情報>Blue Mash『この街を出て -革命編-』2025年3月27日(木) 大阪・BIGCAT開場18:00 / 開演19:00前売り:3,500円先行受付:11月24日(日)23:59 まで<リリース情報>デジタル・シングル「セブンティーン」配信中配信リンク:「セブンティーン」MUSIC VIDEOBlue Mash オフィシャルサイト:
2024年11月14日8月19日から会場限定CD『CELLS』をリリースし、自主企画として開催してきたNorthern19のリリースツアーが年内残すところ大阪、名古屋、福岡、神戸の4本となった。大阪にはFIVE STATE DRIVE、名古屋にはEGG BRAIN、福岡にはGOOD4NOTHING、神戸にはHERO COMPLEXの出演が決まっており、いずれもツーマンライブで開催される。各地で熱い夜になること間違いなしの4公演のチケットは現在発売中だ。Northern19 “FAITH”OFFICIAL LIVE MUSIC VIDEO<ライブ情報>Northern19『CELLS Release Live』11月30日(土)大阪・Live House Pangea開場17:30/開演18:00共演:FIVE STATE DRIVE12月1日(日)名古屋・SAKAE R.A.D開場18:00/開演18:30共演:EGG BRAIN12月13日(金)福岡・Live House Queblick開場18:00/開演18:30共演:GOOD4NOTHING12月17日(火)神戸・太陽と虎開場18:30/開演19:00共演:HERO COMPLEX【チケット情報】スタンディング:4,000円※ドリンク代別途必要()<リリース情報>会場限定CD『CELLS』【収録曲】01.FAITH (NEW)02.FRESH03.MAGIC TIME04.STAY WITH ME (NEW)05.CREEPSHOW06.DESTINATION UNKNOWN07.INSOMNIAC08.TIME WILL TELL (NEW)全8曲入り1,500円(税込)Northern19 オフィシャルサイト
2024年11月14日堂本光一が作・構成・演出・主演を務める『Endless SHOCK』。エンターテインメントに命を懸ける若者たちの情熱と青春、エンターテインメントの華やかさと厳しさを描いた伝統の舞台が、11月8日、東京・日比谷の帝国劇場で開幕した。2000年11月の初演(『MILLENNIUM SHOCK』)以来、堂本光一の国内ミュージカル単独主演記録を更新し続けてきた「SHOCK」シリーズは2024年がラストイヤー。4月と5月に帝国劇場で本編とスピンオフの『Endless SHOCK Eternal』を、7月と8月に大阪・梅田芸術劇場、9月に福岡・博多座で本編を上演。そして、来年2月に改装に入る現帝国劇場で、24年もの大ロングランとなった「SHOCK」はついに幕を閉じる。オーケストラピットのコンダクターが、指揮棒を振ると「Overture」がスタート。そして幕が上がると全キャストによる「CONTINUE -prologue-」に。華やかできらびやかなステージで、夢はずっと続くのだ、果てしない道の向こうにもきっと行けるのだと高らかに歌い踊るこのオープニングで、いよいよ「SHOCK」の世界にいざなわれる。舞台はニューヨーク、オフブロードウェイ。小さな劇場ながらも人気公演を牽引する若きスター、コウイチ(堂本光一)は仲間たちと日々、夢を追いかけている。「NEW HORIZON」に乗せて、名物のひとつであるフライング(美しい!)や、宙に浮く赤い車を使った派手な演出など、華やかな“ショー”が大成功で終わると、早速、カンパニーの仲間たちは次の公演に向けて高揚感を抑えられない。久々に全員揃っての出演となったふぉ~ゆ~(福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介)の抜群の安定感と安心感、バレエをベースにしたダンスで魅了する松尾龍(SpeciaL)の優雅さ、急遽、出演が決まった松浦銀志(Go!Go!kids)の初々しさと清らかさ。そして誰が演じるかでガラリと雰囲気が変わるライバル役は、強さと雄々しさをまとった上田竜也(KAT-TUN)。のちに取り返しのつかない悲劇を引き起こす、熱く燃えたぎった激情は上田ならではのものだろう。この日のヒロイン・リカを演じる綺咲愛里は可憐でありながら、どこか凛とした魅力を、リカの母であり、コウイチたちの劇場のオーナーは「SHOCK」には欠かせない前田美波里はさすがの貫禄だ。あるとき、コウイチにオンブロードウェイへの誘いが来るが、これをきっかけにカンパニーに亀裂が生じてしまう。中でもタツヤは本番中のトラブルをきっかけに、コウイチの剣をわざと真剣にすり替え、“Show must go on”(何があってもショーは続けなくてはならない)を信念としているコウイチを挑発する――。この1幕のクライマックスでは、壮絶な殺陣と、鬼気迫るコウイチと、動揺と焦燥が渦巻くタツヤの一騎打ち、そして「SHOCK」名物、堂本の階段落ちと、息を飲む圧巻シーンの連続だ。2幕ではタツヤの後悔と苦悩、コウイチが教えてくれたエンターテインメントの神髄を噛みしめる仲間たちによるストーリーが展開しつつ、堂本と上田が魅せるショーが中心に。堂本は腕の筋肉で支える布を使用したフライングや、2階に降り立つフライングではハシゴを使用し、度肝を抜くパフォーマンス。体幹の良さを感じさせる多種多様なフライングで、帝国劇場の宙をこんなにも自在に美しく舞えるのは堂本光一だけだろう。上田も扇子や傘といった和テイストを用い、セクシーさと力強さが融合したパフォーマンス。和太鼓パフォーマンスでは、堂本と上田が互いの顔を見ながら、ハイタッチのごとくバチを合わせてから、太鼓をたたき始める。時折笑顔があふれるなど、楽しそうなふたりに胸がアツくなる。こうしてコウイチとタツヤのわだかまりが解け、1度はバラバラになったカンパニーも再びひとつになる。コウイチは仲間がいたからこそ走り続けられたこと、人はひとりでは生きていけないこと、そして“Show must go on”の精神を改めて確かめるように、カンパニー全体で「CONTINUE」を歌って大団円を迎えた。カーテンコールでは、堂本がコレオグラファ―として本シリーズの振付をしたトラヴィス・ペイン、ステイシー・ウォーカーがアメリカから駆け付けていることを明かし、「おふたりから振付をもらうことによって、この作品を上演すること、このステージに立つことについて自信をもらった」と謝意を述べた。ライフワークとも言える「SHOCK」は、今回が現帝国劇場での最後の公演となるものの、“Show must go on”の堂本光一だからこそ、これからもエンターテインメントを追求し続けるだろう。取材・文:熊谷真由子撮影:平野祥恵★『Endless SHOCK』開幕会見レポートは こちら()<公演情報>『Endless SHOCK』作・構成・演出・主演:堂本光一【東京11月公演】2024年11月8日(金)~11月29日(金)会場:帝国劇場出演:上田竜也福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介、松尾龍、松浦銀志、石川直、綺咲愛里・中村麗乃(Wキャスト)前田美波里※11月公演に出演を予定していた尾崎龍星は、体調不良のため休演。代わって松浦銀志が出演。【東京4・5月公演】※『Endless SHOCK』『Endless SHOCK Eternal』同時上演2024年4月11日(木)~5月31日(金) ※公演終了会場:帝国劇場出演:佐藤勝利越岡裕貴、松崎祐介、高田翔、寺西拓人、松尾龍、尾崎龍星、石川直、中村麗乃前田美波里・島田歌穂(Wキャスト)【大阪公演】2024年7月26日(金)〜8月18日(日) ※公演終了会場:梅田芸術劇場メインホール出演:中山優馬林翔太、室龍太、高田翔、原嘉孝、松尾龍、尾崎龍星、綺咲愛里島田歌穂【福岡公演】2024年9月1日(日)~9月29日(日) ※公演終了会場:博多座出演:佐藤勝利福田悠太、辰巳雄大、室龍太、高田翔、松尾龍、尾崎龍星、綺咲愛里前田美波里公式サイト
2024年11月14日由薫の新曲「Feel Like This」が、12月5日(木)デジタルリリースされることが決定し、併せてジャケット写真も公開された。同曲は、12月5日(木)よりNetflixにて独占配信されるアニメ「BEASTARS FINAL SEASON」Part1のエンディング主題歌に決定。スウェーデンにて現地のクリエイターとコライトした全編英語詞の壮大なバラードだ。11月1日に開催された『由薫 Live “After Sun”』では、新曲として披露されており、観客からは賞賛の声が上がっていたが、ライブの興奮冷めやらぬ前にリリース知らせが届いた。ラジオなどでも音源が解禁されているので是非チェックしてほしい。<リリース情報>「Feel Like This」12月5日(金)デジタル・リリース<TVアニメ「BEASTARS FINAL SEASON」配信情報>第1・2期:Netflixにて見放題独占配信中ファイナルシーズン:分割2クールにてNetflix独占配信※Part1は2024年12月5日配信予定公式サイト: bst-animation.com()由薫 オフィシャルサイト
2024年11月14日ニコラス・ケイジが主演を務める映画『ドリーム・シナリオ』の本編映像が公開された。本作は、新進気鋭スタジオ「A24」と『ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』で知られる⻤才アリ・アスターが製作、そのアスターが才能を絶賛した北欧の異才クリストファー・ボルグリによる監督作。ごく普通の暮らしをしていた大学教授がなぜか何百万人という人の夢の中に現れ、平凡な日常が悪夢へと変わっていくスリラーだ。公開されたのは、ニコラス・ケイジ演じるポールが出てくる不思議な夢について、ポールの生徒が語る本編映像。何百人もの夢に登場して大バズりしたことで、今までポールに無関心だった生徒たちの態度も一変。教室内は多くの生徒で賑わい大人気教授に。「夢を見た人は?」という問いかけに沢山の生徒が手を挙げ、男子生徒のひとりが、ポールが出てきた不思議な夢について語る。その夢の内容は、怪しげな森の中、⻤のような大きな男に追われ逃げ隠れていたら、突然ポールが現れるもポールは生徒が襲われるところを助けもせず、ただ森のキノコに見惚れていただけという。その男子生徒と同様に、不穏な世界観の中、何もせずただこちらを見つめるポールの奇妙な夢が、生徒たちの中でも広がり話題となっていく。夢の中のポールの真意は一体!?また一躍人気者となったポールの夢のような日々はいつまで続くのか。先の展開が気になる映像となっている。『ドリーム・シナリオ』本編〈みんなが見た悪夢編〉<作品情報>『ドリーム・シナリオ』11月22日(金) 全国公開公式サイト: PAULTERGEIST PICTURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2024年11月14日映画『35年目のラブレター』の場面写真12点が一挙公開された。『35年目のラブレター』は、2003年に朝日新聞で紹介されるとテレビや雑誌で取り上げられ、さらには創作落語となるなど、様々な形で広まった実話をもとにした作品。戦時中に生まれた西畑保は十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人に。保は自分を支え続けてくれた最愛の妻・皎子(きょうこ)への感謝を自身で書いた手紙で伝えようと、夜間中学に通い始める―――。西畑保を笑福亭鶴瓶、西畑皎子を原田知世、そして西畑夫妻の若かりし頃を重岡大毅(WEST.)と上白石萌音が演じる。公開された場面写真には、保(鶴瓶)と皎子(原田)が手紙を手に見つめ合う様子や、若かりし西畑夫妻が寄り添うシーンなどが収められており、夫婦の温もりを感じることができる。また、文字の読み書きができないことを妻に明かせず、ひとりで苦しみ涙する若かりし頃の保(重岡)や、そんな夫を支えていくと決心し、手を取り文字を教える妻・皎子(上白石)のカットは、西畑夫妻が二人三脚で困難をのりこえてきたことを想起させる。さらに、保に読み書きを教える夜間中学の教師・谷山恵(安田顕)や西畑夫妻の愛娘(徳永えり・ぎぃ子)といった個性豊かな登場人物たちの姿も。そのほか、タイプライターの講師である皎子(上白石)が文字を打つ姿も確認できる。<作品情報>『35年目のラブレター』2025年3月7日(金) 公開公式サイト:「35年目のラブレター」製作委員会
2024年11月14日韓国の9人組アイドルグループCRAVITY(読み:クレビティ)が、2025年2月に『CRAVITY JAPAN LIVE TOUR 2025 “Bitter & Sweet”』を開催することが決定。2月10日(月)、11日(火・祝)大阪・フェスティバルホールで3公演、2月14日(金)、15日(土)東京・LINE CUBE SHIBUYAで3公演、全6公演が行われる。初の“完全日本オリジナル”となる今回のライブツアーでは、新たなステージへと駆け上がるCRAVITYの限界への挑戦がテーマとなっており、集大成ともいえる圧巻のパフォーマンスと最高のステージを披露する予定だ。チケットは、オフィシャルファンクラブ「LUVITY JAPAN」で11月14日(木)18:00より先行受付を開始。続報については公式サイトをチェックしてほしい。<ツアー情報>CRAVITY JAPAN LIVE TOUR 2025 “Bitter & Sweet”2025年2月10日(月)大阪・フェスティバルホール開場18:00/開演19:002025年2月11日(火・祝)大阪・フェスティバルホール開場13:00/開演14:002025年2月11日(火・祝)大阪・フェスティバルホール開場18:00/開演19:002025年2月14日(金)東京・LINE CUBE SHIBUYA開場17:00/開演18:002025年2月15日(土)東京・LINE CUBE SHIBUYA開場12:00/開演13:002025年2月15日(土)東京・LINE CUBE SHIBUYA開場17:00/開演18:00【チケット情報】一般指定席 :14,000円(税込)オフィシャルファンクラブ「LUVITY JAPAN」チケット先行(抽選)エントリー期間11月14日(木)18:00~11月21日(木)23:59CRAVITY オフィシャルサイト:
2024年11月14日新潟県のりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館にて11月13日、Noism Company Niigata 2024 冬・新作公演の記者発表が行われた。金森穣芸術総監督と近藤良平の新作およびレパートリー作品を上演するトリプルビル Noism0 / Noism1『円環』は、12月の新潟公演、福岡公演ののち、2025年2月には滋賀、埼玉での公演を予定している。オンラインで参加した記者発表では、Noism芸術総監督の金森穣、Noism国際活動部門芸術監督の井関佐和子、彩の国さいたま芸術劇場芸術監督でコンドルズ主宰の近藤良平が、作品に込めた思い、クリエーションの様子をたっぷりと語った。今年4月に設立20周年を迎え、夏には記念公演を実施したNoism。冒頭に挨拶した井関は、この20周年イヤーの冬の公演に “円環”とタイトルを付け、「ゲストをお呼びして20周年に相応しいプログラムにしたいと思い、このトリプルビルにしました」という。今回Noism1=プロフェッショナルカンパニーのメンバーに作品を振付ける近藤良平にとっては、2005年以来、19年ぶりのNoismでのクリエーションに。「Noism1のメンバーのことを考えてのことでした。私も今のメンバーも小さい頃から踊ってきて、自分がダンサーであると自覚しないままここまできて、人間の本質や、自分は何を感じているのかということに向き合う時間がなかった。良平さんだったら皆にその時間を与えてくれるのではないかと思いました」(井関)またプロフェッショナル選抜メンバーのNoism0は、金森穣演出振付による新作『Suspended Garden-宙吊りの庭』を、Noism0+Noism1はレパートリー作品『過ぎゆく時の中で』を上演する。「Noism0の作品では、ゲスト舞踊家として元メンバーの宮河愛一郎、中川賢を呼びます。戦友ですし、私も一緒に踊りたかったのですが、この国のバレエ、コンテンポラリーダンスでは、年齢が限られ、その先に何があるかということが見えないまま舞踊人生が終わる人たちも多いと感じます。皆40代に入り、『若手の育成』もとても大事ですが、それは、本人たちがそれまでの人生を舞台で見せるという本質的な時間があってこそできること。日本の舞踊界で、40代以上の人たちがますます活動的になっていければという気持ちも込めています。『過ぎゆく時の中で』は2021年のサラダ音楽祭で初演した作品。私自身は出演せず、Noism1のメンバーと金森穣さんに踊っていただきます。皆と穣さんを見ていると、話は最終的に“円環”というところに戻りますが、時間が過ぎていくけれど戻ってくる、そのことの重要性をすごく感じます」(井関)次にマイクを握った近藤良平は、「川の流れとともにまたここに戻ってきたなとつくづく感じております」。新作については、「『にんげんしかく』という不思議なタイトルにしました。今年、個人的に段ボールにはまっていて、いろんなものを入れてみたり運んでみたり、場合によっては避難するときの区画になったり──最近すごく親しみを感じていて、人間が、何か四角の中に入っているというか、フレームの中にいるような感覚もあり、見えていないとか見えているとか、シカク=視覚という言葉の遊びも。段ボールのある風景の、ちょっと珍しい作品になると思います」。Noism1のメンバーについては、「困るくらい(笑)、やる気のある人たち。たくさん刺激をもらっています」と語った。金森は、再演の『過ぎゆく時の中に』について、2021年の創作時、コロナ禍の中での“ある種のトラウマ”を明かす。「コロナ禍が落ち着きを見せた頃、Noismに所属していた外国籍のメンバーが一斉に母国へ帰っていった。集団性が幻想であるということを理解した上でなお、集団で活動することの意義、互いを信じること、手を繋いで明日を見ることの尊さみたいなものを舞台芸術として表現したい。そういう思いからこの作品は生まれています。Noism1のメンバーと、これだけの近距離で、彼らの目を見て手を握って一緒に踊ることはこれまでになかったことで、私自身すごく楽しんでいますし、彼らに対して、この50歳を迎えた舞踊家だからこそ伝えられる非言語の何かがあるだろうと、期待しているところです」(金森)新作の『Suspended Garden-宙吊りの庭』は、Noismとは5度目のコラボレーションとなるベトナム人作曲家、トン・タッ・アンの音楽で、井関、山田勇気、宮河、中川とともに踊る。「彼らとでなければ生まれない、生み出せないものを作りたい」と意気込む金森だが、作品は既に、ほんの8日間で出来上がったという。「外部に振付に行くと、私が信じる身体の使い方、芸術性みたいなものを教えたり、引き出したりに時間がかかる。旧知の舞踊家とでは、そうした前段階をすっ飛ばし、その瞬間に生まれるものに向き合える。残りの時間で、皆でその次のレベルにまで作品を持っていければと思います」。金森は、「“宙吊りの庭”とは劇場のメタファー」とも。「近藤良平的に言えば、ダンボールの中っていうことですよね。その四角の中で、ある種、外界から閉ざされているように見えたり、守られているからこそ生み出せるものがあったり、時間も日常的な時間とはちょっと違うスパンで流れている、ある種宙吊りにされたような庭に舞踊家たちが再び集い、そして別れていく。そういう作品になると思います」。数々の質問が寄せられた質疑応答で、「自身にとって舞踊とは何か」と尋ねられた近藤は、「急に大きなことを聞かれてしまった……」と苦笑い。「非常に日常的なことで、時々、特別なことのように見えるけれど、日常の中に、少しおどけてみたり、少し目立ってみたり、ちょっと儀式的になったりする瞬間に、勝手に踊りが生まれるようなことがたくさんある。踊りというものは非常に身近で、あまり特別視せずに人間が関われたらと常々思っています」とダンスへの思いを述べた。井関は、近藤作品に取り組むメンバーとのエピソードを紹介。「良平さんのクリエーションをとても楽しんでいるが、Noismのダンサーとして壊してはいけない部分があるのかどうか悩んでいるというんです。私は正直に、『そんなものはないです』と答えました。私たちは毎日Noismメソッドをやって身体に染み込ませているけれど、頭で考えるNoism的なものなんて存在しません。もしあるとすれば、全身全霊でぶつかってきてください、身を投じてやりきったときに、その先がきっと見える。それが、私が感じるNoism的なものだ、と伝えました」。金森も、「Noismとしては、金森穣的な作品をやり続けるほうが簡単。ただ、近藤良平という一見真逆の芸術家を招くという井関の意志にこそ、Noismという集団、新潟市が抱える舞踊団の、ある種のオリジナリティ、社会性があるのではないかと思っています」と、近藤とのコラボレーションの意義を述べた。<公演情報>Noism0 / Noism1 「円環」 金森穣 近藤良平 Triple BillNoism0 新作『Suspended Garden-宙吊りの庭』演出振付:金森穣音楽:トン・タッ・アン映像:遠藤龍衣裳:鷲尾華子出演:Noism0=井関佐和子、山田勇気ゲスト=宮河愛一郎、中川賢Noism1 新作『にんげんしかく』演出振付:近藤良平衣裳:アトリエ 88%出演:Noism1=三好綾音、中尾洸太、庄島さくら、庄島すみれ、坪田光、樋浦瞳、糸川祐希、 太田菜月、兼述育見、松永樹志(準メンバー)Noism レパートリー『過ぎゆく時の中で』初演:2021年8月13日TOKYO MET SaLaD MUSIC FESTIVAL 2021 [サラダ音楽祭]演出振付:金森穣音楽:John Adams《The Chairman Dances》出演:Noism0=金森穣Noism1=三好綾音、中尾洸太、庄島さくら、 庄島すみれ、坪田光、樋浦瞳、糸川祐希、 太田菜月、兼述育見、松永樹志(準メンバー)【新潟公演】日程:2024年12月13日(金)〜12月15日(日)会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場【福岡公演】日程:2024年12月22日(日)会場:J:COM 北九州芸術劇場 中劇場【滋賀公演】日程: 2025年2月1日(土)会場:滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール【埼玉公演】日程:2025年2月7日(金)〜2月9日(日)会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホールチケット情報:()公演詳細:
2024年11月14日GRAPEVINEが10月に開催した『GRAPEVINE The Decade Show :Trad Gala』の模様が11月27日(水)23:00からスペースシャワーTVにて放送されることが決定した。今回の放送は、2024年10月をもって閉館した大阪・梅田のライブハウス・umeda TRAD(旧梅田バナナホール)でのライブの模様を中心に構成。大阪時代のGRAPEVINEのホームグラウンドでもあるこの場所で「TRAD感謝祭」という名前通りの一夜限りのホームカミング・ライブとして開催。近年のレパートリーに加え「覚醒」「君を待つ間」など、若きGRAPEVINEが演奏していた曲目が立て続けに披露され、満員の観客の喝采のなかumeda TRADへの惜別を尽くすライブとなった。この特別なライブの模様を中心に、ドキュメンタリーやインタビュー映像も交え、1時間のスペシャル・プログラムとしてスペースシャワーTVにて独占放送される。<番組概要>『GRAPEVINE The Decade Show:Trad Gala Live&Documentary』放送局:スペースシャワーTV放送日時:11月27日(水) 23:00~24:00【オンエア予定曲】(順不同)The milk(of human kindness)MAWATAミチバシリUNOMIすべてのありふれた光Time is on your backThrough time君を待つ間覚醒Alright番組URL<ライブ情報>GRAPEVINE SPRING TOUR2025年3月8日(土)福岡・福岡国際会議場メインホール開場 16:15/開演 17:003月15日(土)愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館ビレッジホール開場 16:15/開演 17:003月21日(金)東京・LINE CUBE SHIBUYA開場 17:30/開演 18:303月30日(日) 大阪・オリックス劇場開場 16:30/開演 17:30オフィシャル先行受付期間11月12日(火)18:00〜11月17日(日)23:59GRAPEVINE オフィシャルサイト:
2024年11月14日