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カルチャーの新たな発信基地となるテントシアター「渋谷 ドリカム シアター supported by Page30」(英名:SHIBUYA DREAMS COME TRUE THEATER)が、2025年4月11日(金) から6月1日(日) の期間限定で東京・渋谷にオープンする。本企画は、2024年にデビュー35周年を迎えたDREAMS COME TRUEの全面協力を得て実現。イベントタイトルにもなった「DREAMS COME TRUE」にはバンド名というだけでなく、言葉本来の持つ「夢が叶う」という意味で、この渋谷のテントシアターで多くの人の夢がはじまり、かなっていくことを願う、一人ひとりにとってのDREAMS COME TRUEが生まれる場にしたいという思いが込められている。「渋谷 ドリカム シアター」では、DREAMS COME TRUEの中村正人がエグゼクティブプロデューサーを務める映画『Page30』をはじめ、「映画」「音楽」「演劇」「ダンス」「ファッション」等、様々なカルチャーをテントシアター内で発信していく予定。テントシアターは渋谷区某所にある土地に立ち、その周りにはフードエリアも設けられ、エンタメ・カルチャー、そして飲食と、さまざまな世代が楽しめるスポットとなる。開催場所や開催内容など、詳細は後日発表される。「渋谷 ドリカム シアター supported by Page30」会場イメージスケッチ<会場情報>「渋谷 ドリカム シアター supported by Page30」(英名:SHIBUYA DREAMS COME TRUE THEATER)開催時期:2025年4月11日(金) 〜6月1日(日) 予定開催場所:東京・渋谷区某所開催内容:「映画」「音楽」「演劇」「ダンス」「ファッション」「食」他様々なイベントを予定※詳細は後日発表公式サイト:
2024年12月13日シェイクスピアのなかでも上演回数の多い人気の作品を、常に魅力的な芝居を見せる草彅剛主演で上演。これは見逃せないと、発表時から大いに話題となった『ヴェニスの商人』が、東京・外苑前の日本青年館ホールで上演中だ。草彅のほか、野村周平、佐久間由衣、大鶴佐助、長井短、華優希、小澤竜心、忍成修吾ら、これがシェイクスピア初挑戦という面々の多い新鮮な座組を、これまでも解像度高くシェイクスピア作品を届けてきた森新太郎が演出。期待が募るこの公演の公開ゲネプロを観た。舞台上には一見何もない。壁板と同じ木目のベンチが舞台奥にあることで、かろうじてそれが用意された美術だとわかるだけで、どんな舞台になるのか予想もつかずに始まりを待っている。すると、音楽も照明の変化も何もないなか、下手から役者陣が一列で歩いて入ってきた。全員が奥のベンチに座り落ち着いたところで、忍成がひとり立ち上がる。舞台前方へと歩み出し立ち止まった忍成は、「さあ、ここからお芝居が始まりますよ」とばかりにセリフを口にした。このあとも、着替えや道具の出し入れで多少の動きはあるものの、役者たちは基本ベンチで芝居を觀ながら、出番になると前へ出る。あくまでもこれは劇であること、だからこそデフォルメの面白さがあることが、その演出からまず伝わってくる。『ヴェニスの商人』のストーリーは、高利貸しのシャイロック(草彅)が、商人アントーニオ(忍成)にお金を貸すところから始まる。そのお金は、アントーニオの親友バサーニオ(野村)が、富豪の娘ポーシャ(佐久間)に求婚するための資金であり、全財産を乗せた船が港に帰ってくれば借金は返せるはずだった。バサーニオとポーシャは無事に結ばれ、バサーニオの友人グラシアーノ(大鶴)と、ポーシャの侍女ネリッサ(長井)も恋仲になり、ことは順調に進んでいく。ところが船が難破。ときに、娘のジェシカ(華)がバサーニオの友人ロレンゾー(小澤)と駆け落ちして激昂していたシャイロックは、その怒りをぶつけるかのように、“貸した金を返せなかったら、アントーニオの体からきっかり1ポンド肉を切り取る”という契約を実行しようとする。そのあまりに冷酷な契約は実行されるのか──というのが物語のクライマックスとなる。この上演で印象的だったのは、シャイロックのその冷酷さが薄らいで見えたことだ。アントーニオをはじめとする人々は、シャイロックを高利を貪るユダヤ人と悪しざまに非難する。シャイロックはユダヤ人だからと虐げられることに怒りを燃やす。その対立の天秤が、觀ているほうもグラグラ揺れるのである。おまけに、バサーニオたち若者にあふれるエネルギーがどこか脳天気にも見える。金もないのにものすごい情熱でポーシャに迫るバサーニオ。そのポーシャも富豪の令嬢というより活発で冒険好きな印象で、侍女もそれに楽しそうに付き合っている。グラシアーノはダンスをするように動きまくりしゃべりまくり、駆け落ちをするジェシカとロレンゾーも勢いで突き進んでいく。船が沈み金が返せなくなっても諦念に包まれて抵抗しないアントーニオには、もしかしたらそんな享楽的な世界が空虚に見えていたのかもしれない。そして、その世界に怒りと復讐心をたぎらせるシャイロックのほうがずっとまともに見えてくる。草彅のシャイロックがまた、とんでもない爆発力で、この世への恨みをぶちまけるのだ。その心の痛みが突き刺さる。肉1ポンドを切り取る契約が、博士に変装したポーシャの知恵によって無事回避されることは、あまりにも有名である。業突く張りのユダヤ人の高利貸しをぎゃふんと言わせてスッキリする、といった印象もある作品だ。しかし、今回はそんな気持ちにまったくなれない。アントーニオやバサーニオたちがハッピーエンドを迎えて舞台奥に消えたあと、暗闇にシャイロックの姿が浮かび上がる。その姿のなんと余韻をたたえていることか。そこにのちのホロコーストや今のイスラエルの問題までもが浮かんでくる。草彅の幾重にも奥が見える芝居と、斬新でありながら観客にやさしく手渡すような森の演出の賜であろう。取材・文:大内弓子<公演情報>『ヴェニスの商人』脚本:ウィリアム・シェイクスピア訳:松岡和子演出:森新太郎出演:草彅剛野村周平 / 佐久間由衣 / 大鶴佐助 / 長井短 / 華優希 / 小澤竜心 / 忍成修吾春海四方 / 大山真志 / 青柳塁斗 / 石井雅登 / 冨永竜 / 田中穂先天野勝仁 / 久礼悠介【東京公演】日程:2024年12月6日(金)~12月22日(日)会場:日本青年館ホール【京都公演】日程:2024年12月26日(木)~12月29日(日)会場:京都劇場【愛知公演】日程:2025年1月6日(月)~1月10日(金)会場:御園座公式サイト:製作:TBS / CULEN
2024年12月13日東京を中心に音楽活動を行う大武茜一郎が2024年8月に東京・下北沢440にて開催した公開レコーディングイベント『夏休みの宿題 – 全公開レコーディング編 – 』での音源を11月21日にCDリリースした。『夏休みの宿題 – 全公開レコーディング編 – 』は通常のライブイベントとは異なり、楽器演奏や歌唱の録音風景を公開。1曲が出来上がるまでの録音過程を体感してもらうという趣旨で開催し、イベント終了時にその音源が来場者に配布された。この日初めて音合わせをしたというレコーディングのメンバーは、大武のほか、岩本斗尉(ds)、佐々木健太郎(Analogfish / b)、スズキヨウスケ(しんきろうのまち / g)の4人。レコーディングに参加した佐々木健太郎(Analogfish / b)は、12月23日(月)同じく440にて、440(four forty) presents『須藤寿(髭) × 佐々木健太郎(Analogfish)』に出演する。【大武茜一郎 コメント】2024年の夏、その日初めて音を合わせる4人が、1つの楽曲のアレンジから録音までを行い、それをお客さんに見届けてもらうイベントを行いました。今回リリースしたCDにはその記録音源が収録されています。その日の空気感、曲が瑞々しく揺れる様を収めることができたと思います。ぜひ聴いて感じてもらえると嬉しいです。<リリース情報>「水中メーター」公開録音ver(2024.08.29夏休みの宿題より)1,500円物販にて発売中ジャケット画像、特典ポストカードジャケットイラスト:近藤康平※ハロルド作石書き下ろし特典ポストカード付<ライブ情報>440(four forty) presents『須藤寿(髭) × 佐々木健太郎(Analogfish)』2024年12月23日(月)東京・下北沢44019:00開場 / 19:30開演出演:須藤寿(髭) × 佐々木健太郎(Analogfish)料金:4,500円 / 当日5,000円(ドリンク代別)【関連リンク】大武茜一郎リンクまとめ::
2024年12月13日2024年12月21日(土)より、兵庫県立美術館では、『阪神・淡路大震災30年企画展1995 ⇄ 202530年目のわたしたち』を開催する。震災から30年目の節目の年となる2025年に6組7名のアーティストを迎えて行う同展は、特別展覧会場で開催される震災をテーマとした初の自主企画展だ。出品作家は以下の7名。乗り物に植物や生態系を組み合わせ、「移動」と「循環」をテーマにした作品を発表してきた國府理(2014年に逝去)、日本の伝統的な木版画の色彩を思わせる手描きのアニメーションで、現代社会に潜む問題をシュールに表現してきた束芋、写真から舞台まで多彩なメディアを横断し、既存のイメージやオブジェクトを起点にした作品を手掛ける田村友一郎。俳優として活躍しながらダンサーとしても活動の幅を広げる森山未來と、現地にある日常的な素材と物理現象としての動力を活用したインスタレーションに加え、多彩なパフォーマンスを繰り広げている梅田哲也はコラボレーションによる制作と発表を行う。さらにジェンダーや老いなどを合成写真の手法を用いた表現で注目され、2011年からは演劇活動も行っているやなぎみわ、そして20世紀のイデオロギーをテーマに戦争や震災の傷跡が残る世界各国の土地やものに宿る様々な記憶を詩情豊かな写真作品として発表している米田知子。参考:束芋《dolefullhouse》2007年 兵庫県立美術館蔵©Tabaimo/Courtesy of Gallery Koyanagi阪神・淡路大震災のあった1995年から30年の間に、アメリカ同時多発テロ(2001年)、東日本大震災(2011年)、ロシア軍によるウクライナ侵攻(2022年)、能登半島地震(2024年)と、世界は多くの自然災害や紛争見舞われた。近年、明るい未来を想像することがますます難しい状況になっているが、同展は今それぞれに生きる「わたしたち」こそ「希望」の出発点になることを願った展覧会だ。参考:やなぎみわ《「女神と男神が桃の木の下で別れる」川中島 II 》2016年アーティスト・トークやギャラリートークなどの関連イベントも行われる。詳細は美術館ホームページで確認を。<開催概要>『阪神・淡路大震災30年企画展1995 ⇄ 202530年目のわたしたち』会期:2024年12月21日(土)〜2025年3月9日(日)会場:兵庫県立美術館時間:10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜(1月13日、2月24日は開館)、1月14日(火)、2月25日(火)、12月29日(日)~1月3日(金)公式サイト:
2024年12月13日放送映画批評家協会賞(Critics Choice Awards)映画部門のノミネーションが発表された。作品部門の候補は『名もなき者/A Complete Unknown』、『ANORA/アノーラ』、『ブルータリスト』、『教皇選挙』、『デューン 砂の惑星PART 2』、『Emilia Perez』、『Nickel Boys』、『Sing Sing』、『The Substance』、『ウィキッドふたりの魔女』。主演男優部門の候補はエイドリアン・ブロディ(『ブルータリスト』)、ティモシー・シャラメ(『名もなき者〜』)、ダニエル・クレイグ(『Queer』)、コールマン・ドミンゴ(『Sing Sing』)、レイフ・ファインズ(『教皇選挙』)、ヒュー・グラント(『Heretic』)。主演女優部門の候補はシンシア・エリヴォ(『ウィキッド〜』)、カルラ・ソフィア・ガスコン(『Emilia Perez』)、マリアンヌ・ジャン=バプティスト(『Hard Truths』)、アンジェリーナ・ジョリー(『マリア』)、マイキー・マディソン(『ANORA〜』)、デミ・ムーア(『The Substance』)だった。最多ノミネーションは『教皇選挙』と『ウィキッド…』の11。続いて『Emilia Perez』と『デューン…』の10。授賞式は1月12日。『ウィキッド ふたりの魔女』2025年3月7日(金) 全国ロードショー(C)Universal Studios. All Rights Reserved.文=猿渡由紀
2024年12月13日ホラー映画『ロングレッグス』が2025年3月14日(金) に公開されることが決定し、特報が公開された。本作は、全米公開初日から3日間で興収2240万ドルを叩き出し、2024年公開の独立系ホラー映画における全米最高のオープニング成績をおさめ、独立系ホラー映画として過去10年間の全米最高興収を記録した話題作だ。主演は『イット・フォローズ』で注目を浴び、本作でスクリームクイーンの座を不動のものにしたマイカ・モンロー。未解決殺人事件を追う新人FBI捜査官として、緊迫感に溢れる見事な演技を披露。そして、オスカー俳優ニコラス・ケイジが「陰惨な連続殺人鬼役はこれが最初で最後となる」とコメントしている通り、至上最狂のシリアルキラーを演じる。監督は、スティーヴン・キング原作『The Monkey』の公開が控えるオズグッド・パーキンスが務めた。新人FBI捜査官リー・ハーカー(マイカ・モンロー)は未解決一家連続殺人事件の捜査を任される。10の事件に共通するのは父親が家族を殺害し、自殺。すべての犯行現場には暗号で書かれた“ロングレッグス”(ニコラス・ケイジ)からの手紙が残されていた。謎めいた手がかりをもとに、リーは一歩ずつ事件の真相に近づいていくが──。公開された特報映像では、何かに激しく怯えるFBI捜査官リーが映し出され、冒頭から一気に緊張感高まる映像となっている。そのほか、手で顔を遮る怪しげな人物、頭部が破壊された人形など、不吉なシーンが次々と流れ、最後には事件の真相に近づいたリーが絶叫する場面も収められている。10の事件に関わる重要人物“ロングレッグス”とは、一体何者なのか。その全貌はいまだ見えないが、心臓の鼓動、囁くような不気味な声といった背筋を凍らせる音響が不快感をより一層高め、「この10年でいちばん怖い映画」との呼び声高い本作に相応しい映像となっている。併せてティザービジュアル2点も公開。ひとつは、雪が降り積もる家の前で少女が佇むもので、彼女が見つめる先には一体何があるのか、不安感を煽るビジュアルに。もう一方は雰囲気が打って変わり、未解決殺人事件の現場に残された上半身を白い布に覆われた家族が写っている。また、ふたつのビジュアルには、「きみは、暗い所なんて怖くないよね」「やっと、会えた」と、不穏なメッセージが添えられている。『ロングレッグス』特報<作品情報>『ロングレッグス』2025年3月14日(金) 公開公式サイト: C2 Motion Picture Group, LLC. All Rights Reserved.
2024年12月13日2024年は世界を舞台に大活躍を果たしグローバルに活躍しながら、3年連続で紅白歌合戦への出場も決定しているLE SSERAFIM。日本音盤としての3rdシングル「CRAZY」を発売したばかりのLE SSERAFIMが、同曲の発売を記念して12月12日『「CRAZY」発売記念ショーケース』を開催。抽選によって選ばれた多くのFEARNOT(ピオナ/ファン名称)の熱気に包まれながら、「CRAZY -Japanese ver.-」、日本オリジナル曲「Star Signs」の2曲をパフォーマンス。日本デビュー時以来の貴重なショーケースとなった。HUH YUNJINMCから紹介され、割れんばかりの声援のなかメンバー5人がステージに登場。この曲でのパフォーマンスを初めて体感する瞬間をいまかいまかと待ち望むピオナで会場はどんどん熱を増していった。「今日はお越しいただきありがとうございます!」笑顔いっぱいで挨拶したあとはひとりずつフォトセッション。KIM CHAEWON撮影中も声援が飛び交うアットホームな雰囲気のなか、さっそく「CRAZY -Japanese ver.-」のパフォーマンスを披露。客席からは曲に合わせて大歓声。ピオナの完璧な声援と自然と体が揺れるダンスチューンでクラブのような空気感が一気に完成。ウォーキングダンスをベースにしたというライブパフォーマンはさらに洗練されたものとなって、さすがのひとこと。HONG EUNCHAE「CRAZY」のパフォーマンスが終わり、改めて一人ひとりが挨拶。「今日もたくさんのピオナのみなさんが来てくださって、本当にうれしいです」とHUH YUNJINが挨拶し、KAZUHAは客席からの「暑い!!」という声に反応しながら「最後まで楽しんでください!」と笑顔で応え、HONG EUNCHAEは、「今年は本当に大きなステージに立つことができて光栄でした!大きな舞台でパフォーマンスする度に成長できた気がします!」と感慨深く話し、SAKURAは「日本デビュー以来のショーケースなのでみなさんとこんなに近くでお会いできてとてもうれしいです。日本デビューからもうすぐ2年経つんですけど、あっという間に時間が過ぎて驚きました」とこれまでの歩みを振り返った。KIM CHAEWONが、「久しぶりの日本でのショーケースで少し緊張していたのですが、ピオナの皆さんが楽しそうな表情をしてくれたので、わたしも楽しくパフォーマンスできました!ありがとう!」と、パフォーマンスを終えた感想を伝え、SAKURAからの「みなさんの応援方法完璧でした!」という感想にピオナから大歓声が上がる。SAKURA来年に向けて挑戦したいことや目標を聞かれると、KIM CHAEWONは、「LE SSERAFIMとして2度目のツアーすることが目標です。これまでよりも、もっと大きな会場で、たくさんのピオナの皆さんと一緒に思い出を作りたいです!」と来年への意気込みを語った。KAZUHA「今日は短い時間でしたが楽しんでいただけましたか?後ろまでちゃんと見えてます!今年いっぱいいっぱいお世話になったので来年はもっともっと恩返しができる一年にしたいと思います。来年もよろしくお願いします!以上、LE SSERAFIMでした!!」と、メンバーからの挨拶を終え、最後は「Star Signs」のパフォーマンスへ。「Star Signs」では、「CRAZY」のパフォーマンスから一転、キレキレのダンスとはまた違う柔らかな動きとボーカルが心地よく、ピオナの声援と絡み合いながら穏やかな空気感で会場が一体となった。日本3rdシングル 「CRAZY」の発売に先立ち、イギリス「2024 MTV Europe Music Awards」にて「今年のパフォーマー」として単独ステージを披露したことに加え、K-POPガールグループで初めて「Best PUSH」を受賞するという歴史的な快挙を成し遂げたLE SSERAFIM。さらに、「日本レコード大賞」にてK-POPガールグループで初めて「特別国際音楽賞」を受賞し、3年連続で「NHK紅白歌合戦」への出場を決めた。ワールドワイドに活躍するLE SSERAFIMの活動にこれからも目が離せない。Photo: (P)&(C) SOURCE MUSICLE SSERAFIM「CRAZY -Japanese ver.-」M/V<リリース情報>日本3rdシングル「CRAZY」発売中「CRAZY」ジャケット●初回限定盤A:1,815円(税込)・CD (1枚)・フォトブック (36P)・リリックブック (8P)・セルフィーフォトカード (1枚) ※全5種のうちランダム1種・肖像ステッカー (1枚) ※全5種のうちランダム1種・スペシャルホログラムフォトカード (1枚) ※全5種のうちランダム1種 ※2,500枚限定●初回限定盤B:1,815円(税込)・CD (1枚)・デジタルコードカード (1枚)映像内容01. CRAZY -Japanese ver.- Jacket Shoot Sketch02. CRAZY -Japanese ver.- Music Video Shoot Sketch & Star Signs Lyric Video Shoot Sketch・リリックブック (16P)・セルフィーフォトカード (1枚) ※全5種のうちランダム1種・肖像ステッカー (1枚) ※全5種のうちランダム1種・スペシャルホログラムフォトカード (1枚) ※全5種のうちランダム1種 ※2,500枚限定●通常盤・初回プレス:1,100円(税込)・CD (1枚)・リリックブック (8P)・セルフィーフォトカード (1枚) ※全5種のうちランダム1種 ※初回仕様のみ●LE SSERAFIM Weverse Shop JAPAN盤:2,420円(税込)・CD (1枚)・フォトブック (40P)・リリックブック (4P)・セルフィーフォトカード (1枚) ※全5種のうちランダム1種・折込ポスター 1枚・ロゴステッカー 1枚●UNIVERSAL MUSIC STORE盤:1,100円(税込)・CD (1枚)・リリックブック (8P)・セルフィーフォトカード (1枚) ※全5種のうちランダム1種●初回限定 メンバーソロジャケット盤:1,100円(税込)(KIM CHAEWON, SAKURA, HUH YUNJIN, KAZUHA, HONG EUNCHAE)「CRAZY」配信リンク「CRAZY」購入サイトLE SSERAFIM Weverse Shop Japan MUSIC STORE SSERAFIM JAPAN OFFICIAL SITEh
2024年12月13日12月27日(金) に公開される『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』より、本編映像を含む8分を超えるスペシャルフッテージ映像が公開された。本作は、〈ひとつの指輪〉をめぐる壮大な冒険を描いた『ロード・オブ・ザ・リング』3部作から遡ること200年前の物語「ローハンの戦い」描いた作品。J・R・R・トールキンの原作『指輪物語 追補編』に記されたその始まりのエピソードを、3部作を監督したピーター・ジャクソンが製作総指揮として参加し映画化。日本アニメーションの第一人者、神山健治監督がメガホンを取った。王国の脅威となったウルフ(CV:津田健次郎)率いる大軍勢によって、角笛城へと追われたヘルム王(CV:市村正親)と主人公ヘラ(CV:小芝風花)たち。映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズに登場したミランダ・オットー演じるエオウィン(CV:坂本真綾)のナレーションで始まる本編映像では、極寒の猛吹雪の中、ローハンの民たちは砦の中で最後の時を待つ。『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』でも響かせた笛の音が本作でも鳴り響き、それを合図に姿を現したのは、拳ひとつで敵をなぎ倒す“槌手王(ついしゅおう)・ヘルム”。戦いで傷を負って寝込んでいたはずの王が姿を現し、毎晩、笛の音を合図に次々と敵を討ち取る様子が描かれている。消えたヘルム王の姿を追い雪山に出た王女ヘラが遭遇するのは、モルドールの指示によって指輪を集めるオークたち。トロルのような獰猛な怪物の餌食になろうとするヘラ救うためヘルム王が姿を現す。”手描きアニメーション“に徹底的にこだわった本作では、日本の制作スタジオ「Studio Sola Entertainment」の下に、MAPPA、Production I.G、STUDIO4°Cといったトップクリエイターたちが集結。吹雪の中にもリアリティあふれる圧倒的な描画力が垣間見える。さらに、日本語吹替版は、市村正親、小芝風花、津田健次郎の他、中村悠一(フレアラフ)、本田貴子(オルウィン)、森川智之(ハレス)、入野自由(ハマ)、山寺宏一(ターグ将軍)など豪華吹替キャストが集結。フッテージ映像では、〈中つ国〉の運命を左右する戦いと、ローハンの民の未来をひとり託され、「死」をも覚悟した主人公ヘラの壮絶な戦いが、吹替版でより鮮明にエモーショナルなドラマとしてたっぷりと描かれている。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズすべての脚本を手掛け、本作のストーリー原案を担った製作フィリッパ・ボウエンは、主人公について語る。「『指輪物語 追補編』に綴られた本作のストーリーにすぐさま惹きつけられた理由のひとつは、この名もなき女性の存在でした。彼女は戦いの中核をなす存在にもかかわらず、原作では名前を与えられていません。原作者トールキンは、決して彼女を忘れてしまったわけではないと思うんです。単に彼女の物語について語りきれなかったのではないでしょうか。ですから、彼女について深堀りできるのはとても興味深い作業でした。原作者トールキンはある書簡の中で、“語られていない物語の中にこそ、最も奥深い物語があるのかもしれない”と述べています。私たちは原作の壮大な世界に再び足を踏み入れ、そこに書かれている物語をすべて引っ張り出しました。ファンタジー満載のクリーチャーも登場するけれど、やっぱり物語は人間を描くこと。人間としてどんな選択をするのかという物語です。それがトールキンの物語の強さだと思っています」とトールキンの言葉に導かれるように、原作の壮大な世界に眠る秘められた物語を丹念に掘り起こしていったことを明かしている。そして「すべての『ロード・オブ・ザ・リング』ファンの皆さんに期待いただける、実写映画の意志を受け継いだ作品になっています。ファンの皆さんだけが分かる隠し要素も盛り込んでいますので、見つけてもらえるのを楽しみにしています」とコメントを寄せている。『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』スペシャルフッテージ映像<作品情報>『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』12月27日(金) 公開【日本語吹替版キャスト】市村正親:ヘルム王小芝風花:王女ヘラ津田健次郎:ウルフ本田貴子:オルウィン村治学:ロット田谷隼:リーフ映画公式サイト: TM MEE lic NLC. (C)2024 WBEI
2024年12月13日広瀬すず、杉咲花、清原果耶がトリプル主演を果たし、『花束みたいな恋をした』の脚本・坂元裕二と監督・土井裕泰が再びタッグを組んだ最新作『片思い世界』の公開日が2025年4月4日(金) に決定。併せて特報映像とメイン写真が公開された。現代の東京の片隅で、古い一軒家で一緒に暮らす、美咲(広瀬)、優花(杉咲)、さくら(清原)は、家族でも同級生でもないが、お互いを思い合いながら他愛のないおしゃべりをして、楽しく気ままな3人だけの日々を12年にわたり過ごしている。本作では、そんな強い絆で結ばれている彼女たちの、誰にも言えない“片思い”が描かれる。本作で初の映像解禁となる特報では「もう12年も一緒にいるんだね」という台詞とともに、ひとつ屋根の下で生活する美咲、優花、さくらが仲良く並べたベッドから起き出すシーンから始まる。一緒に歯磨きをしたり、お弁当を準備したり、誕生日を祝ったりという何気ない日常の一コマから、3人の仲の良さが存分に伝わってくる。しかし、ラジオから聞こえる謎のメッセージから一転、美しい合唱が流れ、映像の最後は涙を浮かべる3人それぞれの表情と「あなたのことを、思い続けてきました」というか細い声で締めくくられる。肩を寄せ合い暮らす彼女たちの涙の理由、美しい合唱曲の意味、そして3人の“片思い”とは。彼女たちがこれから紡ぐ物語に、期待が高まる映像となっている。またメイン写真は、3人が笑顔でハグし合い、楽しそうにベッドで顔を寄せる多幸感あふれる1枚が使用されている。映画『片思い世界』特報映像<作品情報>映画『片思い世界』2025年4月4日(金) 公開公式サイト:『片思い世界』製作委員会
2024年12月13日玉屋2060%率いる銀河系パンクバンドWiennersが、1月15日(水) に新曲「GAKI」を配信リリースする。本楽曲は、ハードコアサウンドをWienners流に落とし込みEDMと融合させた、次世代のデジタルパンクチューンで、怖いもの知らずの子供の無鉄砲さを落とし込んだ愛おしいワルガキソングとなっている。また、今作を引っ提げて、2月1日(土) 千葉・千葉LOOKを皮切りに全国12カ所のツーマンツアー『GAKI TOUR 2025』を開催する。対バンゲストは後日発表される。本日よりチケットオフィシャル先行受付がスタート。■Wienners「GAKI」セルフライナーノーツ by 玉屋2060%かけっこムテキ。それだけでどんな奴もワンパンでぶっ倒せそうな全能感で身体中が満たされていく。まだケツの青い小童だって事にも気付かずにイキリ散らかし、ガキの使いじゃねーぞと変声期前の声でキャンキャンわめく無鉄砲なGAKI。怖いもの知らず。かわいいじゃないか。もっとやれ。調子乗ってけ。そのうちいつか痛い目見るまで、パンクとハードコアとEDMを爆音で聴きながら3時のおやつと炭酸ジュースで乾杯だ。<配信情報>「GAKI」2025年1月15日(水) 配信リリース作詞・作曲:玉屋2060%<ツアー情報>『GAKI TOUR 2025』■2025年2月1日(土) 千葉・千葉LOOK ※ワンマン2月2日(日) 東京・Spotify O-Crest2月6日(木) 兵庫・太陽と虎2月8日(土) 広島・ALMIGHTY2月9日(日) 福岡・LIVE HOUSE Queblick2月11日(火・祝) 静岡・UMBER2月14日(金) 宮城・LIVE HOUSE enn 2nd2月16日(日) 北海道・KLUB COUNTER ACTION2月21日(金) 茨城・mito LIGHT HOUSE2月27日(木) 愛知・Electric Lady Land3月1日(土) 大阪・梅田Shangri-La3月5日(水) 東京・恵比寿LIQUIDROOM※対バンあり(千葉LOOK公演を除く)■オフィシャル抽選先行受付期間:12月22日(日) 23:59まで Official HP:
2024年12月12日YouTubeにて無観客生配信『マカロックONLINEワンマン~豊洲から愛を込めて~』のライブ映像を一夜限りで配信したマカロニえんぴつが、2020年にコロナ禍で開催中止となったアルバム『hope』ツアーを、2025年2月3日(月)東京公演を皮切りに開催するを発表した。「恋人ごっこ」、「ブルーベリー・ナイツ」、「ヤングアダルト」などマカロニえんぴつの中でも人気曲を多く収録するアルバム『hope』を引っ提げたライブとなり、全国6都市12公演にて開催される。またツアーのキービジュアルとして撮影された写真は、当時のアー写を再現したビジュアルとなっている。今回のツアー発表はデビュー10周年イヤーの第2弾企画として発表され、6月14日(土)・6月15日(日)バンド結成の地 神奈川県の横浜スタジアムにてバンド史上最大規模となるスタジアムワンマンライブを行うなど、今後も様々な発表を予定している。『hope』ツアーのチケットはオフィシャルファンサイト「OKKAKE」にて最速先行を12/23(月)23:59まで受付中。マカロニえんぴつ『hope』ツアー開催決定!<ツアー情報>マカロックツアーvol.19 〜いざvol.10のリベンジ!持ち寄ろう、それぞれのhope篇〜2月3日(月)東京・Zepp DiverCity2月4日(火)東京・Zepp DiverCity2月12日(水)福岡・Zepp Fukuoka2月13日(木)福岡・Zepp Fukuoka2月19日(水)大阪・Zepp Osaka Bayside2月20日(木)大阪・Zepp Osaka Bayside2月27日(木)北海道・Zepp Sapporo2月28日(金)北海道・Zepp Sapporo3月5日(水)愛知・Zepp Nagoya3月6日(木)愛知・Zepp Nagoya3月13日(木)宮城・SENDAI PIT3月14日(金)宮城・SENDAI PIT【チケット情報】1Fスタンディング:6,300円(税込/ドリンク代別途)※6才以上チケット必要2F指定:7,300円(税込/ドリンク代別途)※4才以上チケット必要。3才以下でも席が必要な場合は有料OKKAKE先行(最速):12月12日(木)21:00〜12月23日(月)23:59までマカロニえんぴつ『still al dente in YOKOHAMA STADIUM』2025年6月14日(土)・15日(日) 神奈川・横浜スタジアム開場16:00 / 開演18:00【チケット情報】※全席指定■10周年記念ユニフォーム&特典付き指定席:19,800円(税込)【特典内容(非売品)】・ネーム入りユニフォーム(ご希望のお名前をアルファベット(11文字まで)で入力可能。下記3サイズ展開。背番号は「10」で共通刺繍)【サイズ】S:着丈 約73cm / 身幅 約60cm / 肩幅 約51cm / 袖丈約24cmM:着丈 約76cm / 身幅 約63cm / 肩幅 約54cm / 袖丈約26cmL:着丈 約79cm / 身幅 約66cm / 肩幅 約57cm / 袖丈約28cm・限定パンフレット・限定サインボール(プリント/アクリルケース入り)・ミート&グリート抽選あり・限定ショッピングバッグ※特典は公演当日窓口にて引き換え※グッズの一部デザインは公演日ごとに変更予定■10周年記念ユニフォーム付き車椅子席:19,800円(税込)・グッズの内容は指定席と同内容※車椅子のお客様1名につき、付き添いのお客様2名まで同じエリアにて観覧可能(車椅子対象者・付き添い者それぞれチケット必要)。特典は上記共通■10周年記念特典付き指定席:12,000円(税込)【特典内容(非売品)】・限定パンフレット・限定サインボール(プリント / アクリルケース入り)・ミート&グリート抽選あり・限定ショッピングバッグ※特典は公演当日窓口にて引き換え。 ※グッズの一部デザインは公演日ごとに変更予定■10周年記念特典付き車椅子席:12,000円(税込)・グッズの内容は指定席と同内容※車椅子のお客様1名につき、付き添いのお客様2名まで同じエリアにて観覧可能(車椅子対象者・付き添い者それぞれチケット必要)■指定席:8,500円(税込)■車椅子席:8,500円(税込)※車椅子のお客様1名につき、付き添いのお客様2名まで同じエリアにて観覧可能(車椅子対象者・付き添い者それぞれチケット必要)■学割チケット:8,500円(税込)※中学生、高校生、高等専門学校生、専門学生、短大・大学生、大学院生が対象(公演日当日に学生である必要あり)※公演当日証明証提示で1,000円キャッシュバック■親子チケット:大人8,500円(税込) / 子供:4,000円(税込)※大人1名につき子供2名まで(公演日当日に中学生以下である必要あり)マカロニえんぴつ オフィシャルサイト
2024年12月12日DJ後藤まりこが、2024年春から季節ごとに開催している『〇〇の地獄にエーテルを』を2025年2月20日(木)下北沢シェルターで開催する。4回目となる今回は、ゲストにBELLRING少女ハートを迎え、『冬の地獄にエーテルを』というタイトルで開催。後藤とBELLRING少女ハートは、8年前に後藤が「チャッピー」という曲をBELLRING少女ハートに提供したことからの繋がりで、12月23日(月)にもう一組のゲスト発表を予定している。チケット先行受付は12月22日(日)23:59まで、一般発売は12月24日(火)から。<公演情報>『冬の地獄にエーテルを』2025年2月20日(木) 東京・下北沢シェルター18:30開場 / 19:00開演出演:DJ後藤まりこ / BELLRING少女ハート and more料金:前売3,500円チケット先行受付:12月22日(日)23:59まで後藤まりこ公式サイト:
2024年12月12日2025年5月に東京・天王洲 銀河劇場、6月に大阪・SkyシアターMBSにて、『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 3が上演されることが決定した。『HUNTER×HUNTER』THE STAGEは、冨樫義博による同名少年コミックの舞台化作品で、2023年5月に第1弾、2024年3月に第2弾が上演。第3弾となる今回は、主人公・ゴンの父、ジン=フリークスを中心に製作された、ハンター専用の幻のゲームを舞台とした「G.I.(グリードアイランド)編」を描く。また、第1弾・第2弾とゴン役を務めた大友至恩が前作をもって卒業。第3弾からは西山蓮都がゴンを演じる。ティザービジュアルを飾るのは、父に会うために父と同じハンターとなり過酷な試練に立ち向かう主人公のゴンと、ゴンの良き仲間であるキルア。キルア役は、第3弾も阿久津仁愛が続投する。新キャスト公開に併せて、第1弾、第2弾でゴン役を務めた大友至恩と、第3弾から新たにゴン役を演じる西山蓮都からコメントが到着した。■大友至恩 コメントみなさんこんにちは、大友至恩です!『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 3の情報が解禁されました!今作よりゴン役を西山蓮都くんが演じてくれることになりました。舞台ハンターからの卒業は寂しい気持ちもありますが、皆さんの応援の力で第1弾・第2弾とゴン役として舞台上に立てたこと、本当に幸せでした!!ありがとうございましたっ!!本当に本当に思い出が沢山ある、大好きな大好きなゴンをこれからは蓮都くんに目一杯楽しんで、皆さんの前で演じていただけたらなと思います!絶対観に行きます!!■西山蓮都皆様はじめまして、ゴン役を演じさせていただきます、西山蓮都です。とても人気な原作と舞台なので、オーディション合格の連絡がきたときは、嬉しくて楽しみな気持ちと同時に一気に緊張して、初めての感情を覚えました。ゴンの好奇心旺盛で、時に真面目で芯のある強い部分をしっかりと表現していきたいです。ゲームの世界でカードを駆使して戦う場面は、どんな構成になるのか今から楽しみです。精一杯ゴンを生きるので、ぜひ劇場に遊びにきていただけると嬉しいです!<公演情報>『HUNTER×HUNTER』THE STAGE 3東京公演:2025年5月 天王洲 銀河劇場大阪公演:2025年6月 SkyシアターMBS原作:冨樫義博(集英社『週刊少年ジャンプ』より)脚本・演出:山崎彬音楽:坂部剛【キャスト】ゴン:西山蓮都キルア:阿久津仁愛ほか公式サイト:<イベント情報>『ジャンプフェスタ 2025』トークステージ&衣裳展示2024年12月21日(土)~12月22日(日)会場:千葉・幕張メッセ国際展示場ホール 1~9[ネルケプランニング:展示ホール6]トークステージ:12月22日(日) 10:30~11:00登壇者:山崎彬(脚本・演出)、西山蓮都(ゴン役)、阿久津仁愛(キルア役)展示衣裳:ゴン、キルア『ジャンプフェスタ 2025』公式サイト:
2024年12月12日Text:吉羽さおりPnoto:白石達也“耳に残るロック”をコンセプトに、2015年に東京・吉祥寺でスタートしたサーキットライブイベント『MiMiNOKOROCK FES JAPAN』。年々会場数を増やし、また大阪でも開催してきたこのイベントが、2025年に10周年を迎える。すでにアニバーサリー・イヤーとなる2025年3月に『MiMiNOKOROCK FES JAPAN in 大阪』、6月に『MiMiNOKOROCK FES JAPAN in 吉祥寺』の開催がアナウンスされているが、それを前にスピンオフイベント『MiMiNOKOROCK Special Edition 2024』が11月22日に吉祥寺CLUB SEATAで開催された。ミミノコチームが注目する今見たいアーティストを厳選した今回の“Special Edition”では、UMEILO(ウメイロ)、Enfants(アンファン)、セカンドバッカー、パーカーズが登場。さらにオープニングアクトとして2022年に軽音部のメンバーが集まって結成した4ピース高校生バンド、パキルカが出演した。自らを邦ロック勢の味変と呼び、ひと癖あるロック・サウンドを奏でるパキルカは、ダークな曲から「えなじ〜ぽっぷ!」などひねりのあるノイジーな曲で、会場を温めた。パキルカ続いて登場したのは、北海道札幌発のギターロック・バンド、UMEILO。登場と共に勢いよく楽器をかき鳴らすと、そのまま疾走感のあるアンサンブルで「高空」、ダイナミックさを増して「ダーリン」へとエネルギーを迸らせる。UMEILOは同会場で行われた2019年の“Special Edition”にも出演しており、伊藤純輔(vo/g)は「また出られてうれしい」と語る。UMEILO情景を描いていくようなギター・サウンドと、繊細な柔らかさを持ったボーカルながら鋭い言葉ですっと心に切り込む歌でリスナーをとらえていくUMEILO。音楽は饒舌だがMCは苦手なようで、「信じてもらえないかもしれないですけど、4人中ふたりが普段コールセンターで働いているんです」(伊藤)と演奏時の雰囲気とは変わってボソリと語る姿にフロアから笑いが漏れる。そんな不器用さを鮮やかに塗り替えていくように「水晶」や、渇きを埋めるようなバンドアンサンブルを響かせる「rouge」、そしてドラムとベースによるイントロダクションで心拍数を上げながら「幽灯」へと突入する。観客を引き込んでいくプレイに、自ずとフロアから手拍子が起こりラストはバースト感たっぷりに「LastSong」を放って、5年ぶりの“Special Edition”のステージを飾った。UMEILOこの“Special Edition”では10代や若手のバンドの出演が多いが、そのなかで異色となったのはEnfants。2021年末に活動を終了したLAMP IN TERRENのフロントマン、松本大(vo/g)が中心となって新たにスタートしたバンドである。松本自身、「楽屋がすごくキラキラしていて……唯一、共通項があるとすれば前髪の長さくらい」とMCをしたが、重ねてきたキャリアにあぐらをかくことなくステージに、観客に真摯に向き合って、研ぎ澄ました、ヒリヒリとするギター・サウンドを放ち、「HYS」から叫びをあげていった。低音のベースがうねり、漆黒のグルーヴが加速する「デッドエンド」に観客は痺れるように体を揺らし、続くブリティッシュロックのきらめきと、繊細にして重厚なアンサンブルが冴える「Kid Blue」で体温を上昇させる。Enfants手を上げたり、自由に楽しんでほしいと言いながら、「でもめっちゃ沈む曲やります」と「R.I.P.」からスタートした後半も観客を翻弄するように、アクセルを踏み込んで乾いた景色や風を感じさせたかと思えば、一転して無重力の空間を寄るすべなく漂うような「惑星」を甘美に紡いでいく。今回は出演バンド同様に普段のEnfantsのライブよりも観客の年齢層が若く、制服姿の学生の姿もあって、松本は「今後、また会えることがあるのかな」とは言ったが、迫力のあるサウンドといつの間にか記憶に侵食するような歌や叫びには普遍のエネルギーがある。ラスト「Play」で上がった大きな歓声がその答えだろう。EnfantsT-REX「20 TH CENTURY BOY」をSEに登場した3ピース、セカンドバッカーのステージは早口でまくし立てるように歌う怒涛のショートチューン「バンドマンとして」、そして“ワン、ツー、スリー、フォー!”を合図にもどかしい思いを炸裂させる「アダルトエイティーン」の2連投でスタートした。11月6日には渋谷WWWXで1stワンマン(完売御礼)を成功させ波に乗っているところで、「両思い」では「声、出せますか」「もっといけますか」(こうへい/vo&g)と早速コール&レスポンスで観客の歌声を引っ張り出していく。セカンドバッカー「今日はいろんなバンドが出演しているので、このバンドいいな、あのバンドいいなというのがあると思うんですけど。今日来てよかったなって思えるように、頑張ります」(こうへい)と挨拶をすると、「告白」「別れた後で」を続けていく。受け身な恋愛の不安や切なさをキャッチーなメロディで歌う「なんだっていいわ。」では、サビをシンガロングしたり、「君とのこと」では頭から観客に歌ってもらい「いいね!」と盛り上げる。曖昧で煮え切らない、そんな関係性から立ち上る感情をストレートに綴った曲たちはフレンドリーだ。自ずと手が上がったり、手拍子が広がっていってフロアとの一体感を作り上げながら、ノイジーなギターと共に疾走する「どうせ枯れるなら」、そして「月と太陽」でテンションを上げ続けて、爽快に駆け抜けるステージで魅せた。セカンドバッカー『MiMiNOKOROCK Special Edition 2024』のトリを飾るのは、今年7月に1stフル・アルバム『POP STAR』をリリースした“POPS日本代表”を掲げるパーカーズ。登場いちばん「ハッピーをちょうだい」の軽やかなビートと陽性のサウンドで観客の手拍子を誘う。ちょっぴりため息まじりの歌だが、バンドアンサンブルや観客とのケミストリーでこの空間の彩度がぐんぐんと増していく感覚だ。「一緒に楽しんでいきましょう」(豊田賢一郎/g&vo)の声と共に、両サイドのギタリストねたろ(g/cho)とナオキ(g)がステージ先端へと躍り出て「痛いの痛いの飛んでゆけ」へと突入し、力強いフカツ(ds)のビートやメンバーのコーラスで高揚感を増す。パーカーズ「ナンバーワン」では豊田がハンドマイクで歌い、“ナンバーワン”の合唱を指揮するように声を上げる。すぐにでもシンガロングできるキャッチーさが冴える。アルバム『POP STAR』中心のセットリストのなか、後半は結成当初からやっていた曲をとミドルテンポの「雨の音」で、心の内にある悲しみもこぼす。しんみりと心を揺らしたところで、ポップな「君が好き」、そしてラストは「中華で満腹」でフロア一体となって中華のメニューをシンガロングするという急展開のドラマを生み出した。しっかりとライブを積み重ねているバンドだからこその説得力、そして何よりバンドが楽しんでいるノリのよさが、会場の雰囲気を明るく包んでいる、そんなステージだ。パーカーズ鳴り止まない拍手や手拍子でアンコールに応えたパーカーズは改めて、2025年にサーキットイベント『MiMiNOKOROCK FES JAPAN』が10周年を迎えること、そして第1回と同じ吉祥寺CLUB SEATAでの開催で原点回帰的な回となったこの日の『MiMiNOKOROCK Special Edition 2024』で、トリを任されたことがうれしいと語る。出会ってくれてありがとうと観客に思いを伝えると、最後に1曲「運命の人」を披露して、MiMiNOKOROCKの前途を祝すような晴れやかさで締めくくった。<公演情報>「MiMiNOKOROCK Special Edition 2024」2024年11月22日吉祥寺CLUB SEATA出演:パーカーズ / UMEILO / セカンドバッカー / Enfants / OA︓パキルカセットリストパキルカ1.BANG!!2.酔いどれ3.私、4.MISSION5.えなじ〜ぽっぷ!6.U!M!A!7.海鮮カーニバルUMEILO1.高空2.ダーリン3.推奨4.Rouge5.幽灯6.lastSongEnfants1.HYS2.デッドエンド3.Kid Blue4.R.I.P.5.Drive Living6.Dead7.惑星8.Playセカンドバッカー1.バンドマンとして2.アダルトエイティーン3.両想い4.告白5.別れた後で6.なんだっていいわ。7.君のこと8.どうせ枯れるなら9.月と太陽パーカーズ1.ハッピーをちょうだい2.痛いの痛いの飛んでゆけ3.ナンバーワン4.雨の音5.君が好き6.中華で満腹En.運命の人<次回公演>『MiMiNOKOROCK FES JAPAN in 大阪 2025』2025年3月15日(土) 11:00開場。12:00開演会場:ANIMA / BRONZE / BEYOND / AtlantiQs (大阪府)出演:つきみ / 606号室 / 猫背のネイビーセゾン / ウマシカて / EVE OF THE LAIN / 東京、君がいない街 / UMEILO / muk / らくガキ / yummy’s / 三四少女 / Cloudy / 琳子 / 黒酢ライフ / ORCALAND / 板歯目 / ma℃ister / Kohamo / マママ・ダ・マート 他料金:4,000円(入場時ドリンク代が必要)イベント公式サイト:
2024年12月12日2024年1月に行われたコンサートを皮切りに、3月には小倉博和、佐橋佳幸によるギターデュオ山弦との公演、5月は『CIRCLE’24』、7月にシンセサイザー、コンピューターを使用した楽曲を中心としたライブ『ピーターと仲間たち』とフジロックへの参加と、精力的にライブ活動をこなしてきた大貫妙子。そんな1年の締めくくりともいえるのが、11月30日に開催された『シンフォニック・コンサート2024』だ。オーケストラと共演するシンフォニック・コンサートは4年ぶりで、場所は前回と同じく昭和女子大学の人見記念講堂。共演するのは、佐々木新平が指揮するグランドフィルハーモニック東京だ。そこに、フェビアン・レザ・パネ(p) 鈴木正人(b) 林 立夫(ds) 伏見蛍(g)といった、近年、大貫と活動を共にするバンド・メンバーも参加した。ステージの幕が開くとオーケストラがインスト曲「カイエ」を演奏。7月の『ピーターと仲間たち』もこの曲で始まったが、今回はオリジナル曲のストリングスの美しさが何倍にも魅力を増して輝いている。さらに木管楽器も加わって、ステージ一面に花が咲いたような色彩豊かな演奏だ。そんななか、華やかなドレスに身を包んだ大貫妙子が登場。照明に手をかざしながら観客席を見渡して、「こんばんは。今日はゆっくりお楽しみください」と観客に笑顔で挨拶。「Tema Purissima」を歌う。バンドとオーケストラの共演がなんとも贅沢だ。続く「夏に恋する女たち」では波打つようなストリングスの調べに大貫の歌声が浮遊する。「夏に恋する女たち」を歌い終わると大貫は改めて観客に挨拶。「前回から、あっという間に4年が経ちました」と振り返り、「歌えるうちにコンサートをたくさんやりたいと思っています」と現在の心境を告げる。そして、歌ったのが「黒のクレール」。フルートの音色が秋の気配を感じさせた。そこでメンバー紹介をして、ちょっと息を整えてから「突然の贈りもの」。大貫の声が出たとたん、空気がふっと変わる。この曲はバンドのみの演奏で、1番はピアノのみ。2番でベースとドラムが入り、間奏でギター・ソロ。それぞれが繊細な音色で大貫の歌声に寄りそう。続く「RAIN」ではストリングスが参加。オリジナル曲のサウンドは大貫がインスパイアされた映画『ブレードランナー』のサントラを思わせる音色だったが、ストリングスが加わることで別の映画のワンシーンを見ているようだ。「RAIN」が終わると、フェビアン以外のバンド・メンバーはいったん退場。大貫はMCで今年1年の活動を振り返る。初めてフジロックに呼ばれたことに触れて「私がロックだって知らなかったの?また呼んでください」とリクエスト。ホストを務めているJ-WAVEの番組の話など、観客に語りかけて和やかな雰囲気のなかで「光のカーニバル」が始まる。オーケストラ・サウンドが湧き上がり、ハープの音色が軽やかに弾けるなか、大貫の高音域の声が気持ち良さそうに伸びていく。曲が終わると大貫は「オーケストラは楽しいですね!」と大満足。そして、ピアノとストリングスを中心に「空へ」を歌うと、鈴木と伏見が戻ってきて「四季」を演奏するなど、曲によってバンドの編成は変化していく。そして、いよいよコンサートは終盤へ。「オーケストラの時はいつもやる曲で、作曲は残念ながら亡くなってしまった坂本龍一さんです」と紹介して「TANGO」。そこから、「RENDEZ-VOUS」「グランプリ」とオーケストラ・サウンドの魅力をフルに引き出した楽曲が続く。なかでも、「グランプリ」のゴージャスなこと。歌い終わった後、大貫はこの曲が映画『栄光のル・マン』からアイデアを得た、と語っていたが、そのサントラを手掛けたミシェル・ルグランの作風を連想させるビッグバンド・ジャズ風のオーケストラ・サウンドに痺れる。「グランプリ」の高揚感を受け継いで、ライブはどんどん楽しさを増していく。大貫が「いちばん楽しい曲です」と語った「ふたりの星をさがそう」は、曲をアレンジした網守将平が今回のオーケストラ・アレンジも手がけたそうで、大貫は楽しそうに体を揺らしながら歌う。そして、ミラーボールが輝くなかで歌う「Shall We Dance?」の幸福感。「Shall We Dance?」は同名映画の主題歌だが、スラリとした指揮者の佐々木と大貫が、映画の主人公の役所広司と草刈民代のようにも見えた。歌い終わったあと、「この前、テレビをつけたとたん、<Shall We Dance?〜>って曲が流れてきてびっくりしました」と大貫は愉快そうに微笑んだ。そして、ラスト・ナンバーは坂本龍一の曲に大貫が歌詞をつけた「3びきのくま」。「果てない宇宙で 今日も夢を見た」という歌い出しの一節を聴いた瞬間に心が宇宙に飛ぶ。祈りに似たような歌を、オーケストラが音の銀河となって包み込むような感動のエンディングだ。「3びきのくま」を歌い終わった大貫は「素晴らしいオーケストラのおかげで幸せに歌わせてもらいました」とグランドフィルハーモニック東京の演奏を絶賛。オーケストラが全員立って一例する。大貫が退場しても拍手はなりやまず、ステージに戻ってきた大貫は「はあ〜」とため息。「これは嬉しいため息なんです」とコンサートに感無量の様子。観客から「誕生日おめでとう!」と声がかかると「ありがとうございます。過去には戻れないので前向きに生きます」と応えて、アンコール曲の「ピーターラビットとわたし」を歌った。「ピーターと仲間たち」ではオリジナルに忠実なアレンジだったが、ここではピアノから始まってしっとりと。そして、バンドが戻ってきてオーケストラも交えて「色彩都市」。コンサートを締めくくるのにふさわしい幸福感に満ちた歌と演奏だ。4年前には教授がピアノで伴奏していたことを思うと胸が熱くなる。すべての曲を歌い終わった大貫は、再びメンバーを紹介。さらに編曲で参加した網守もステージに呼んで、「本当に素敵なミュージシャンに支えられてここに立っています。今日は本当にありがとうございました」と観客に手を振った。満面の笑顔を浮かべる大貫の姿を見て、「歌いながらきれいになるのよ私だけの秘密」(「色彩都市」)という一節が頭に浮かぶ。今年、大貫に取材した際、「ようやく緊張せずにライヴが楽しめるようになってきた」と語ってくれたが、そんな気持ちの変化が歌声からも伝わってきた。オーケストラ・サウンドも素晴らしく、これまでのシンフォニック・コンサートのなかでは、いちばん映画的だったような気がした。2025年3月には山弦とのビルボード・ライヴ東京/大阪/横浜での公演、4月には八ヶ岳高原音楽堂のコンサートが決まっているが、いま絶好調の大貫が来年はどんな歌声を聴かせてくれるのか、今から楽しみだ。Text:村尾泰郎<公演情報>大貫妙子 シンフォニック・コンサート 20242024年11月30日(土) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂出演:大貫妙子指揮:佐々木新平管弦楽:グランドフィルハーモニック東京<リリース情報>Taeko Onuki Concert 2023発売中CD:5,500円(税込)BD:7,700円(税込)LP:6,050円(税込)『Taeko Onuki Concert 2023』ジャケット【収録曲】01.横顔02.都会03.船出04.幻惑05.街06.朝のパレット07.One Fine Day With You08.Mon doux Soleil09.Volcano10.新しいシャツ11.夢のあと12.星の奇跡13.虹14.色彩都市15.Happy-go-Lucky16.突然の贈りもの17.dreamland収録日:2023年11月18日(土)会場:昭和女子大学人見記念講堂<ライブ情報>大貫妙子&山弦 ビルボードライブ2025年3月10日(月) ビルボードライブ東京1stステージ 16:30 OPEN/17:30 START2ndステージ 19:30 OPEN/20:30 START【チケット料金】DXシート:Duo 22,200円(ペア販売)Duoシート:21,100円(ペア販売)DXシートカウンター:11,100円S指定席:10,000円R指定席:8,900円カジュアルシート 8,400円(1ドリンク付)2025年3月18日(火)ビルボードライブ大阪1stステージ 16:30 OPEN/17:30 START2ndステージ 19:30 OPEN/20:30 START【チケット料金】BOXシート21,100円(ペア販売)S指定席10,000円R指定席 8,900円カジュアルシート8,400円(1ドリンク付)2025年3月28日(金) ビルボードライブ横浜1stステージ 16:30 OPEN/17:30 START2ndステージ 19:30 OPEN/20:30 START【チケット料金】BOXシート21,100円(ペア販売)S指定席10,000円R指定席 8,900円カジュアルシート8,400円(1ドリンク付)【チケット情報】一般発売:12月19日(木)12:00〜()大貫妙子 オフィシャルサイト
2024年12月12日2023年4月から設備メンテナンスのために休館していた東京・丸の内の三菱一号館美術館が約1年半ぶりに再開館した。空調や照明が新しくなり、クラシカルな風情のあった壁の色は、20世紀以降のさまざまな作品にも合うようにニュートラルな乳白色に変わった。その再開館記念展に登場するのは、同館のコレクションを代表する19世紀末の芸術家ロートレックと、フランスを代表する現代アーティストのソフィ・カルだ。展覧会タイトルにある「不在」は、今回カルが提案したテーマだという。そもそもは、2020年の開館10周年記念展でカルの新作の出品を予定していたところ、コロナ禍で延期となってしまったのだとか。そのカルを改めて招聘し、彼女が一貫して取り組んできた「不在」や「喪失」のコンセプトをもとに企画が練られたのが今回の展覧会だ。現代アーティストとの協働により、自館のコレクションを新たな視点から見直すとともに、カルの代表作や初公開作品を紹介するかたちをとる同展は、「不在」というキーワードで結びつけられつつも、二人の独立した個展を楽しめる趣向となっている。ロートレック作品の第1室展示風景展示は、まずロートレック作品で始まる。フランスの伯爵家に生まれるも、世紀末のパリでポスター作家として名をあげたロートレックは、モンマルトルの夜の街を舞台に、むしろ、「不在」と表裏一体の関係にある人物の「存在」に迫る作品を描き続けたという。そのロートレックを、「不在」という観点からどのように見直すのか。そのひとつの鍵となるのは、同館のロートレック作品が「モーリス・ジョワイヤン・コレクション」を基礎としていることにあるようだ。展示風景アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ》1891年展示風景左よりアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《メイ・ベルフォール》1895年、《エグランティーヌ嬢一座》1896年モーリス・ジョワイヤンは、ロートレックのリセ時代の友人だった人物。画商となった彼は、ロートレックが初めて手がけたポスター《ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ》で一躍大成功を収めた後に再会し、以後は画商として作品を注文したり、個展の開催を助けたり、あるいは友としてその生活をサポートしたり……。そして36歳の若さでロートレックが没し、いわば画家が「不在」となった後には、作品を守り伝え、画家の評価を高めることに尽力したのだった。第1章では、ジョワイヤンの注文作も含めたポスターの代表作とともに、画家が友人らのためにつくった作品や献呈作品が並ぶ。ときおり描き込まれたワニの絵は、ジョワイヤンを表しているのだという。展示風景アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《ムーラン・ルージュのイギリス人》1892年ジョワイヤンによる注文作で、色違いの版が見られる稀少作展示風景アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《鰐のメニューカード》1896年第2章以後は、ロートレックの手法や作品の特徴に注目した構成となっている。例えば、モンマルトルのスターたちを宣伝するポスターや版画を多く手がけた彼がとった手法のひとつは、モデルを象徴する衣装や小道具を繰り返し描く「反復」によって、その存在を人々の記憶に刻みつけることだった。展示風景アリスティド・ブリュアンを描いたポスター展示風景ジャヌ・アヴリルを描いたポスター挑発的な芸風で人気を博した歌手ブリュアンの赤いマフラーとつばの広い黒い帽子や、激しい踊りで知られるダンサーのジャヌ・アヴリルの大きな飾り帽子、カフェ・コンセールの人気歌手イヴェット・ギルベールの黒い長手袋などのトレードマークは、繰り返し描かれることで、たとえ人物の後ろ姿でも、顔や姿が描かれなくても、観る者にその人だと伝えることができた。そしてその人物たちが「不在」となった今も、その存在はロートレックの作品の中に生き続けている。展示風景展示風景アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック版画集『イヴェット・ギルベール』1894年表紙黒手袋だけでギルベールを象徴させている。展示風景アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《ディヴァン・ジャポネ》1893年手前の女性はジャヌ・アヴリルだが、奥の舞台上の顔の見えない歌手は、黒手袋からギルベールだとわかる。作品内の「不在」なものに注目することで、かえってよく見えてくるものもあるようだ。例えば、単色刷りの版画集『カフェ・コンセール』は、いわば色彩が不在の作品だが、だからこそロートレックの簡潔な線描がもつ巧みな表現力が際だって見えてくる。一方、体の周りで旋回させた白いヴェールに照明を巧みにあてることで、衣装に映る色を変化させる幻想的な舞台で人気を博したダンサーのロイ・フラーの描写では、人物の表情も形態も失われている。だがこちらは、画家自身が1点1点に絵の具を吹き付ける手彩色の手法をとったことで、色彩の微妙な違いを楽しめる作品となっている。そして、娼館の娼婦たちの何気ない日常を切り取った『彼女たち』は、本来存在すべき客の男性の姿がほぼ不在だが、そこにロートレックと女性たちとの間の親密な関係が感じとれるだろうか。展示風景アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、アンリ=ガブリエル・イベルスによる共作の版画集『カフェ・コンセール』1893年展示風景アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《ロイ・フラー嬢》1893年展示風景アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック『彼女たち』1896年表紙とポスター手前のシルクハットが、わずかに男性の存在を暗示する。最後の展示室にある印象的な作品は、ロートレックが船旅中に出会って一目惚れした女性が静かに海を見つめる姿を描いたポスター。画家は目的地で下船せずに、リスボンまでついていき、友人に説得されて、やっと下船したのだとか。そしてこの展示室を出ると、ソフィ・カルの展示が始まる。最初の作品は、海に面したトルコのイスタンブールに住みながらも、貧困などの理由で海を見たことのなかった人々が初めて海を目にしたときの映像をとらえたもの。海を見つめる人々の静かな後ろ姿と振り返ったときの表情が余韻を残す美しい作品だ。展示風景アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《54号室の女船客》1896年1953年にパリで生まれたソフィ・カルは、写真や映像とテキストを組み合わせた作品で知られる。今回の出品作は、近年亡くなった母や父、猫や自身の死にまつわる写真とテキスト、オブジェで構成された《自伝》や、フェルメールらの所蔵作品が盗難にあったアメリカのイザベラ・スチュアート・ガードナー美術館で、関係者や来館者にインタビューした《あなたには何が見えますか》、2023年にパリのピカソ美術館でカルが構想したピカソ「不在」の展覧会に関わる写真作品《監禁されたピカソ》、撮影理由をあらかじめテキストで読んだ後に写真を見ることになる《なぜなら》などのシリーズ。また今回は、カルが2019年に展覧会準備で来日した際に着想を得て制作し、三菱一号館美術館に寄贈した作品も初公開される。テーマは、フランス象徴主義の巨匠ルドンが花束を描いた大作《グラン・ブーケ(大きな花束)》。同館を代表するこの作品は、パステル画ゆえに展示期間が限られており、通常は展示室内の壁の裏側に密かに保管されているのだとか。この「不在」に着想を得たカルは、美術館の関係者にインタビューを行い、その言葉と《グラン・ブーケ》のイメージを合わせて作品とした。カルの作品は、コンセプトとテキストが大きな意味をもつ。テキスト自体はほぼフランス語だが、壁面のパネルと室内に置かれたシートで訳文を読めば、作品をより深く味わうことができる。不在や喪失、そしてとりわけ死や別れは哀しみや痛みをともなうが、カルの言葉や視点には独特のユーモアや詩心がある。ゆっくりと時間をとって、その言葉を追い、個々の作品と向き合いたい。取材・文・撮影:中山ゆかり<開催概要>「再開館記念『不在』―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」2024年11月23日(土)~2025年1月26日(日)、三菱一号館美術館にて開催公式サイト:
2024年12月12日舞台『年下彼氏~君のとなりで~』のメインビジュアルが公開された。『年下彼氏』は、2020年4月期にABCテレビ、テレビ朝日にて関西ジュニア主演で放送された、年下の彼氏と年上の彼女の淡い恋を描くオムニバスドラマ。2024年10月からはパワーアップした『年下彼氏2』として放送中だが、舞台版ではドラマとは異なる新しいエピソードが描かれる。『年下彼氏』『年下彼氏2』も手がけているモラルが脚本を、劇団「柿喰う客」の全作品の演出を手がけ、本作には初参加となる中屋敷法仁が演出を務め、同じアパートに住む4人の大学生が管理人の姪・レイをめぐって繰り広げる、コミカルで胸きゅんな物語が届けられる。主人公のハルト役はLil かんさいのメンバーとして活躍する大西風雅、レイに一目惚れするダイキ役、コウ役、ツキヒコ役を演じるのは、Boys beの池川侑希弥、AmBitiousの山中一輝、関西ジュニアの渡邉大我。関西ジュニアの仲間として切磋琢磨する4人が、グループの垣根を超えて共演する。さらに、4人が一目惚れするアパートの管理人の姪・レイ役で小島藤子、ハルトの父役で庄野﨑謙、アパートのオーナー兼管理人・テッペイ役でマギー、テッペイの妻役で宍戸美和公が出演する。公開されたビジュアルは、第一印象からは爽やかさや甘酸っぱさを感じるものの、年上の女性に自らの魅力をアピールしているような4人の熱い視線から、これから始まるひとつ屋根の下での熾烈な恋バトルを予感させる仕上がりだ。本作は、2025年2月22日(土) から3月9日(日) に大阪・森ノ宮ピロティホール、3月15日(土)・16日(日) に福岡・キャナルシティ劇場、3月22日(土) から4月6日(日) に東京・東京グローブ座で上演。また、2024年12月14日(土) に放送されるドラマの最終回にて、公演の最速番組先行販売が実施される。<公演情報>舞台『年下彼氏~君のとなりで~』作:モラル演出:中屋敷法仁【出演】大西風雅(Lilかんさい)池川侑希弥(Boys be)山中一輝(AmBitious)渡邉大我(関西ジュニア)/小島藤子庄野﨑謙宍戸美和公マギー【大阪公演】日程:2025年2月22日(土)~3月9日(日)会場:森ノ宮ピロティホール【福岡公演】日程:2025年3月15日(土)・16日(日)会場:キャナルシティ劇場【東京公演】日程:2025年3月22日(土)~4月6日(日)会場:東京グローブ座チケット一般発売日:2025年1月18日(土) 10:00~()公式サイト:
2024年12月12日現在公開中の映画『うちの弟どもがすみません』に出演している作間龍斗(HiHi Jets)がカメラマンを務めたオフショット写真が公開された。原作は、『ふしぎの国の有栖川さん』で知られるオザキアキラによる同名漫画。いきなり4人の弟たちのお姉さんになる頑張り屋さんの女子高生・成田糸を、本作が映画初主演となる畑芽育が演じるほか、ぶっきらぼうだけど実は家族を大切に想う長男・源役で作間、頭脳明晰でまわりをよく見ている策略家の次男・洛役で美 少年の那須雄登、繊細でミステリアスな三男・柊役で少年忍者の織山尚大、甘えん坊な一家のアイドル、四男・類役で若干11歳の内田煌音が出演する。公開された写真には、糸の部屋で畑が休憩中ふとした瞬間に見せた自然な笑顔を捉えた1枚や、キャンプ場で川とたわむれる那須の凛々しい決め顔、作間カメラに見つめられ少し照れた表情を見せる織山、可愛いピースサインをカメラに向かって披露してくれる内田の姿が。どの写真にも温かさが感じられ、作間と俳優陣の信頼関係があるからこそ切り取れたであろう空気感のオフショットとなっている。また、撮影の合間にカメラで遊ぶ成田家姉弟の様子を映したメイキング映像も公開。キャンプ場に向かう電車内での撮影シーンでは、畑が作間のカメラを預かり作間、那須、内田の3人を撮影して遊んだり、内田が作間のカメラを覗きこみ、無邪気にはしゃいでいる姿はまるで本物の兄弟のよう。さらに、畑と内田が休憩中に川辺で遊ぶ様子や、同じく川辺で作間が那須の写真を撮ろうとして少しよろけて那須が笑いかけている映像など、作間によるオフショット写真がどのように撮影されたのかも見ることができる。■作間龍斗 コメントふとした瞬間を撮るのが好きで、撮影期間中自分のカメラを持ち込んでいました。カメラマンさんが撮るオフショットとはまた違った空気があると思います。こうして自分が撮ったものを共有できて嬉しいです。『うちおと』の世界観を是非。映画『うちの弟どもがすみません』メイキング映像<作品情報>映画『うちの弟どもがすみません』公開中公式サイト:「うちの弟どもがすみません」製作委員会 (C)オザキアキラ/集英社
2024年12月12日俳優・宮世琉弥が初主演を務める連続ドラマ『スノードロップの初恋』のオープニングテーマであり、自身の音楽活動名義Ryubi Miyaseの新曲「白く染まる前に」が12月11日(水)に発売となったが、その発売日に東京タワー下のチャペルにて自身初となるアコースティックライブを行った。今回のアコースティックライブは「白く染まる前に」の発売を記念した当選者77名だけが参加できるエクスクルーシブなイベント。ライブ開始の呼び込みと共にRyubi Miyase がチャペルに登場。歓声に包まれ、アコースティックギターとカホーンの奏でるリズムにのりながらステージへ上がり、「Candy」を歌唱。会場のガラス天井越しに煌めく東京タワーをバックにして「That’s What I Like」と、共に新たなアレンジで披露した。2曲連続で歌った後にMCではティーカップに入った紅茶を飲みながら「今日は初めてこういった場所でライブをするので緊張します。チャペルでのライブなので、今日は、ここにいる77人のお客さんとしかできないライブにします」と思い入れを語った。ラストは新曲「白く染まる前に」。ステージには大きなクリスマスツリーとミュージックビデオでもお馴染みの雪だるまがあり、そんな中で歌うクリスマスソングでもある「白く染まる前に」のアコースティックver.は一足早いクリスマスプレゼントとなった。1月のワンマンライブを前に新たなパフォーマンススタイルを提示したRyubi Miyase。今後の音楽活動にさらに期待が高まる。<リリース情報>1stシングル「白く染まる前に」12月11日(水)発売初回生産限定盤(CD+ Blu-ray/プレイパス対応):8,000円通常盤(CD):2,000円【CD収録内容】※2形態共通・白く染まる前に・Desire・Be Alright【Blu-ray収録内容】Ryubi MIyaseLIVE TOUR2024「NEVERLAND」M1: LightningM2: DeeDooDahM3: 曼荼羅M4: PhotogenicM5: S.W.I.N.GM6: 孤狼M7: Ms.PlaylistM8: DesireM9: Peek-a-booM10: CandyM11: DreamM12: Goodbye,LoverM13: I Can’t TouchM14: AWAKEM15: That’s What I LikeEN1: MelodyEN2: NEVERLANDEN3: Be Alright購入・配信リンク: Miyase(宮世琉弥) /『白く染まる前に』MV<ライブ情報>Ryubi Miyase Special Live 2025 -DOUBLE DUTY-2025年1月18日(土) 東京・国立代々木競技場 第一体育館開場15:00 / 開演 16:00宮世琉弥 Special Event Ryubiʼs Fes 20252025年1月19日(日)東京・国立代々木競技場 第一体育館開場 16:30 / 開演 17:30【チケット情報】指定席 9,800円着席指定席 9,800円 ※立見不可トライアル席 5,800円※トライアル席について・Ryubi Miyase・宮世琉弥の公演に初めてご参加される方におすすめの座席です。・指定席・着席指定席よりも後列・後方エリアに配置させていただく座席となります。ご理解のうえ選択いただきますようお願いいたします。()宮世琉弥 オフィシャルサイト
2024年12月12日2025年2月21日(金) に公開される映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』より、最新予告映像が公開された。ヒプノシスマイクは、2017年9月に始動した音楽原作キャラクターラッププロジェクトで、これまでにアニメ化やコミック、ゲームアプリ、舞台など、様々なメディアで展開されており、今回が初の映画化となる。また本作は、劇場映画としては日本“初”となる観客参加型〈インタラクティブ映画〉で、スクリーン上で繰り広げられるラップバトルの勝敗が、劇場内で行われる観客の投票によって決定する、本作でしか味わうことのできない新感覚の映画体験となっている。公開された予告映像では、中王区・言の葉党党首の東方天 乙統女によって最後のディビジョンラップバトルの開催が宣言されると、観客が一気に沸く会場の様子と共に、各チームそれぞれにスポットを当てたメンバー紹介が始まる。そして、ヒプノシスマイクファンにはお馴染みのオープニングテーマである、Division All Starsによる「ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem- +」が流れ、各チームが火花を散らしバトルしている様子が映し出される。また今回は、劇場内で行われる観客の投票によって決定するシステムであるため、その結果次第で全48通りのルートがあり、16曲の新曲と7通りのラストがあることが発表された。「勝負の行方はきみの手にー」というメッセージのあと、マイクが会場に落ちる不穏なカットで予告編は終了。記念すべき新時代のラップバトルを制するのはどのディビジョンとなるのか、そして新しいストーリーや新曲にも期待が高まる。併せて、全国で利用できるネットで座席指定可能なデジタル映画鑑賞券「ムビチケ」第2弾前売券の詳細も発表に。TOHO animation STORE、アニメイト、ローソン、ELR store、ムービーウォーカーストア、メイジャー通販での販売が決定。TOHO animation STORE、アニメイト、ローソン、ELR storeではそれぞれの限定グッズが付属したバンドル版ムビチケも販売される。ムビチケ第1弾前売券もヒプノシスマイク公式ファンクラブ「HYPSTER」で現在販売中。なお、来年には第3弾の発売も決定した(※詳細は後日発表)。映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』予告<作品情報>映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』2025年2月21日(金) 公開【ムビチケ前売券】■第1弾 ファンクラブ先行ムビチケ前売券(カード型)『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』(HYPSTER ver.)価格:2,000円(税込)※一般券種のみ特典:A4クリアファイル■第2弾ムビチケ前売券(カード型)価格:2,000円(税込)第2弾ムビチケ前売券 バンドルグッズ第2弾ムビチケ前売券 バンドルグッズ第2弾ムビチケ前売券 バンドルグッズ映画特設サイト:ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Movie
2024年12月12日日本の劇団による『十二人の怒れる男』が12月11日、東京・駅前劇場にて開幕した。当日に実施されたゲネプロでは、12人プラスひとりの俳優がそれぞれの個性を剥き出しにし、激しくぶつかり合う緊迫の2時間を繰り広げた。日本で10年以上活動している劇団からそれぞれ代表者1名が出演し舞台を作り上げるユニークな企画。『十二人の怒れる男』は、下平慶祐による翻訳・脚本、劇団チョコレートケーキの日澤雄介の演出で、当初は2022年2月に上演する予定だったが、コロナ禍でやむなく中止、今年4月の『第十七捕虜収容所』に続く2作目の舞台としてようやく実現した。中央に大きなテーブルを配した殺風景な空間が、12人の陪審員のために用意された舞台。冒頭、裁判官の声が陪審員たちにその責任の重さと、判決は全会一致でなければならないことを告げる。守衛(イッツフォーリーズ 志賀遼馬、友情出演)が準備を済ませると、法廷での傍聴を終えた12人の陪審員たちが、ぞろぞろと入ってくる。お互いに見ず知らずの者同士、ため息混じりだが、「暑いね」、「ガムいる?」とまだ気持ちに余裕がある。が、守衛が外からガチャンと鍵をかけると、客席も巻き込んでの暑苦しく、息苦しい密室が立ち現れる。彼らは、父親殺しの容疑をかけられた少年の有罪、または無罪を、全員一致で評決しなければならない。原作はレジナルド・ローズ。1957年の映画で、ただひとり少年の無罪を主張したヘンリー・フォンダ演じる陪審員が、じわじわと、粘り強く他の11人の主張を変えさせる姿が、いまも多くの人々の記憶に残る。日本でもたびたび舞台化されたが、各劇団で唯一無二の存在感を発揮する俳優たちの駆け引きは、一体どんな景色を作り出すのだろう。青木隆敏(スタジオライフ)演じる人物は、時折母国での厳しい生活を振り返る、神経質でマイペースな男。秋本雄基(アナログスイッチ)は重々しい空気の中でも、独特の愛嬌で客席を和ませる。浅川仁志(イッツフォーリーズ)はカジュアルな服装の男に扮し、時折大きな声で不満を口にし、疎遠になった息子との関係も告白する。浅野康之(劇団鹿殺し)は、広告業界で働く少し軽めのキャラ。人懐っこい無邪気な笑顔が、そのうち皮肉たっぷりの表情に。岡本篤(劇団チョコレートケーキ)が演じるのは知的な紳士だが、その鼻持ちならない感じは目が離せない。木津誠之(文学座)による陪審員長は、温厚かつ冷静な言葉で皆をまとめる人格者。作業着の男は、栗原功平(劇団スーパーエキセントリックシアター)。ずっと真面目に生きてきた人物のようだが、少年の運命を決める重いやりとりを冷めた目で眺める姿が印象的。佐藤文雄(劇団銅鑼)は杖をついた年配の男性を演じ、弱い者の立場に立った発言で皆の心を動かす。豊田茂(劇団青年座)は強面の印象だけに、有罪の立場をどう覆させるのか、注目させられる。畑中智行(キャラメルボックス)は、少年の無罪を確かなものにしようと、緻密な分析と静かな熱をもって訴え続け、密室劇をどんどん前へと進めてゆく。牧田哲也(柿喰う客)演じる男も、少年の先々より、この後のヤンキースの試合に間に合うかどうかが大事。全会一致となるまで部屋から出られないことへの彼の苛立ちに、いたく共感。大柄で独特の存在感を放つ横道毅(花組芝居)が演じる、たびたび苛立って声を荒らげる男も、少年が有罪であるという立場をなかなか捨てられず葛藤する。ひとりを除く全員が少年の有罪を当然と考えていた状況から、全会一致で無罪という結論を導き出す道のりは、平坦ではない。根底にあるのは、推定無罪。こんな短時間で少年の生き死にを決めてしまってもいいのかということから始まり、投票、挙手を重ね、現場の再現を重ねる。その間も、窓がひとつしかない部屋は暑く、空気は澱むばかり。イライラしながら腕時計を見たり、挙げ句の果てにはその腕時計をゴミ箱に投げ捨てたり、自身の過去を打ち明けたり、いつまでも冷めていたり──。そんなときにこそ、おもむろに浮かび上がってくるのは、その人となり。俳優たちの個性がここぞとばかりに爆ぜる瞬間が、次から次へとやってくる。手練れともいうべきこの顔ぶれだからこその、見応えある密室劇が実現した。陪審員制度というものに馴染みのない私たちの教科書のような作品だが、そこに居る人々も実はごく普通の人々であることを、あらためて気づかせてくれる。公演は12月15日(日)まで。<公演情報>日本の劇団『十二人の怒れる男』原作:Reginald Rose 「TWELVE ANGRY MEN」翻訳・脚本:下平慶祐演出:日澤雄介(劇団チョコレートケーキ)出演:青木隆敏秋本雄基浅川仁志浅野康之岡本篤木津誠之栗原功平佐藤文雄豊田 茂畑中智行牧田哲也横道毅他2024年12月11日(水)〜12月15日(日)会場:東京・下北沢 駅前劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年12月12日ロックバンド・ACIDMANが、2025年3月11日(火)に、14度目となる「LIVE in FUKUSHIMA」を開催する。『LIVE in FUKUSHIMA』は、 ACIDMAN が 東日本大震災の翌年2012年より毎年3月11日に福島県で行っているライブで、収益は全額「東日本大震災ふくしまこども寄附金」に寄付される。「東日本大震災以降、原子力発電の危険性を知らずに福島県で作られた電気を東京で使い続けていた事を反省し、そして3.11という日が少しでも楽しい日になればという気持ちで毎年続けている」という、ACIDMANにとっても特別な公演だ。チケットは、オフィシャルファンクラブサイト「ACIDMAN MOBILE」先行およびオフィシャル先行受付中。<ライブ情報>ACIDMAN LIVE in FUKUSHIMA 20252025年3月11日(火) 福島・いわき市文化センター大ホール開場17:30/開演 18:00【チケット情報】8,800円(税込)※6歳以上有料。お席が必要な場合は6歳未満も有料となります。※ライブ収益は全額「東日本大震災ふくしまこども寄附金」に寄付されます。「ACIDMAN MOBILE」先行受付(抽選):2024年12月15日(日)23:59までオフィシャル先行(抽選):2025年1月12日(日)23:59まで<リリース情報>配信シングル「sonet」先行配信中: シングルCD「sonet」2025年1月8日(水)発売CD商品概要◾️初回限定盤(CD+Blu-ray):6,600円(税込)紙ジャケット仕様初回プレス分のみ:応募抽選シリアルナンバー封入【CD収録内容】1.sonet※WOWOW「連続ドラマW ゴールデンカムイ 北海道刺青囚人争奪編」最終話エンディングテーマ2.sonet (Instrumental)3.「輝けるもの」Live Track from 「ACIDMAN LIVE TOUR “ゴールデンセットリスト” at LINE CUBE SHIBUYA (2024.8.11)」【Blu-ray収録内容】ACIDMAN LIVE TOUR “ゴールデンセットリスト” at LINE CUBE SHIBUYA (2024.8.11)◾️通常盤(CD)紙ジャケット仕様:1,500円(税込)※初回プレス分のみ:応募抽選シリアルナンバー封入【CD収録内容】1.sonet※WOWOW「連続ドラマW ゴールデンカムイ 北海道刺青囚人争奪編」最終話エンディングテーマ2.sonet (Instrumental)3.『銀河の街』Live Track from 「ACIDMAN LIVE TOUR “ゴールデンセットリスト” at LINE CUBE SHIBUYA (2024.8.11)」4.『ワンダーランド』Live Track from 「ACIDMAN LIVE TOUR “ゴールデンセットリスト” at LINE CUBE SHIBUYA (2024.8.11)」予約はこちら: <ライブ情報>ACIDMAN LIVE TOUR "This is ACIDMAN 2025"3月20日(木・祝) 愛知・Zepp Nagoya4月13日(日) 岡山・CRAZYMAMA KINGDOM4月26日(土) 大阪・Zepp Osaka Bayside5月 4日(日・祝) 福岡・Zepp Fukuoka5月25日(日) 宮城・SENDAI GIGS6月13日(金) 神奈川・KT Zepp Yokohama6月21日(土) 新潟・NIIGATA LOTS7月12日(土) 北海道・Zepp Sapporo7月18日(金) 埼玉・ウェスタ川越10月26日(日) 東京・日本武道館【チケット情報】◾️3月20日愛知公演〜7月18日埼玉公演分S席(最前ブロック/最前列):8,000円(税込)A席(立見/指定):6,000円(税込)学割 A席:4,000円(税込)◾️10月26日 日本武道館公演分SS指定席:15,000円(税込)S指定席:10,000円(税込)A指定席:8,500円(税込)学割 A指定席:5,000円(税込)(h)ACIDMAN 「sonet」発売記念ライブ&壇上交流会1月11日(土) 東京・Zepp Haneda開場 16:00 / 開演 17:00ライブ終了 18:30 / 壇上交流会スタート 19:00 ※予定【チケット情報】チケット:6,500円(税込) /学割 4,500円(税込)※未就学児童無料【関連サイト】ACIDMAN LIVE TOUR "This is ACIDMAN 2025"特設サイト オフィシャルサイト
2024年12月12日東京・帝国劇場の歴史を振り返る展覧会『帝国劇場展~THE WORLD OF IMPERIAL THEATRE~』が、2025年3月28日(金) から4月27日(日) まで東京・銀座三越 新館7階 催物会場で開催される。1966年に開場した現・帝国劇場は、演劇、ミュージカル、歌舞伎と、350を超える演目(再演を除く)を上演してきたが、再開発計画のため2025年2月をもって一時休館することが決定している。これまでオープニング作品『風と共に去りぬ』の世界初の舞台化をはじめ、『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』の日本初演、さらにオリジナル・ミュージカル『マリー・アントワネット』、舞台『千と千尋の神隠し』の世界初演の実現など、時代に合った最新のエンタテインメントを日本のみならず世界へ発信し、多くの舞台人やファンに愛されてきた。本展は、「今日は帝劇、明日は三越」の広告で大正時代より縁のある帝国劇場と三越がコラボレーションして開催。会場では、劇場の歴史を振り返るパネルや映像展示のほか、実際に使用されていた看板や座席を使ったフォトスポット、オリジナルグッズの販売も予定している。入場チケット、展示内容、グッズ販売などの詳細は、2025年1月下旬以降に公開される予定だ。「今日は帝劇、明日は三越」広告画像(画像提供:三越伊勢丹ホールディングス)<開催情報>『帝国劇場展~THE WORLD OF IMPERIAL THEATRE~』会期:2025年3月28日(金)~4月27日(日) 10:00~20:00(最終日17:00終了)※3月28日(金) は、エムアイカード プラス会員限定の特別招待日※入場は各日終了1時間前まで※全日程、日時指定制での有料展覧会会場:銀座三越 新館7階 催物会場公式サイト:
2024年12月12日斉藤和義の新曲「泣くなグローリームーン」のミュージックビデオが公開された。この楽曲は岡田将生×中井貴一の<最強曲者ナースコンビ>が患者ファーストで医療現場を改革していく痛快医療ヒューマンドラマ『ザ・トラベルナース』の主題歌として書き下ろされた新曲で、公開となったミュージックビデオにはドラマに主演している岡田将生が出演。斉藤和義が運転手役を務めるタクシーに乗車し、夜の街を眺めながら車内でリラックスした表情が収められている。監督は斉藤和義ライブ作品や映像作品を手掛けているウスイヒロシ氏が担当。【斉藤和義 コメント】岡田さんが出演して頂けることになってとても嬉しかったです。もはや、僕は出演しなくていいんじゃないかと思いました。最初に岡田さんとお会いしたのが岡田さんが10代の頃でしたの、こうしてまた、ご一緒できたことも嬉しかったです。ドラマのアナザーストーリーではないですが、いろいろと想像しながらみてもらえたら嬉しいです。【岡田将生 コメント】ずっと和義さんの曲が好きだったので、大切なドラマの主題歌を担当して頂いたのも嬉しかったですし、その上、MVまで呼んで頂けるとは思っていなかったので、あまりお邪魔にならないように慎重にやらせて頂きました。設定上、仕事が終わって、帰路に着くまでの間の自分を投影して作っていいとのことだったので、実際に楽曲を聴きながら撮影する事で、僕自身少しずつリラックスしていくのが分かり、楽曲が自分を軽やかにしてくれる感じがして、それを感じながら撮影できたことが、普段の自分が仕事を終わった時と重なりすごく心地良かったです。お話をするよりもお芝居をしている時の方が相手のことが物凄く良くわかる、何だか凄く言葉通りで、和義さんと一言、二言お芝居で言葉を交わすだけでも人柄がより鮮明にわかるというか、そこで改めて知れたりして、素敵な時間でした。斉藤和義「泣くなグローリームーン」MUSIC VIDEO<リリース情報>「泣くなグローリームーン」配信中配信リンク: 「泣くなグローリームーン」ジャケット<ドラマ情報>テレビ朝日系木曜ドラマ「ザ・トラベルナース」毎週木曜 21:00~21:54放送<ライブ情報>「能登半島復興支援チャリティコンサート〜空に星が綺麗プロジェクト〜」2025年1月27日(月) 東京・Zepp Haneda17:30開場/18:30開演【チケット情報】1階スタンディング 7,700円(税込)2階指定席 8,800円(税込)2階スタンディング 7,700円(税込)※未就学児童ご入場不可。入場される方はお一人様1枚ずつチケットが必要※公演当日、別途ドリンク代必要オフィシャル先行2次受付:12 ⽉15 ⽇(日)23:59まで斉藤和義 オフィシャルサイトttps://www.kazuyoshi-saito.com/
2024年12月12日講談社『別冊フレンド』で連載中の漫画『隣のステラ』(著:餡蜜)が、福本莉子と八木勇征(FANTASTICS)をダブル主演に迎え、2025年夏に公開されることが決定した。本作は、今をときめく若手俳優としてスターへの道を走り出した昴と、その幼なじみの女子高生・千明。幼なじみでありながらも“芸能人と一般人”というもどかしい関係となってしまったふたりの、ピュアで真っ直ぐな恋の様子を描いた切ない王道ラブストーリー。ごくごく普通の女子高生・天野千明を演じるのは、『踊る』シリーズの最新作や、現在放送中のドラマ『全領域異常解決室』(フジテレビ系)にキーパーソンとして出演するなど、多くの話題作に出演する福本莉子。福本は出演にあたり「千明は明るくてしっかり者な女の子ですが、昴の前だと素直になれなくて意地を張っちゃうところがとても可愛らしいなと思いました。八木さん演じる昴との掛け合いもとても楽しみです」とコメントしている。もうひとりの主人公・柊木昴を演じるのは、ダンス&ボーカルグループFANTASTICSのボーカルで、映画『矢野くんの普通の日々』で映画単独初主演を飾り、来年も主演映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』の公開が控えている八木勇征。八木は「原作ファンの皆様にも楽しんでいただけるよう、不器用なところも人間味があって愛らしい昴に真摯に向き合いたいと思います」と意気込みを語っている。そんなふたりの恋模様を描くのは、映画『真夏の夢』『明け方の若者たち』など、甘酸っぱくもほろ苦い青春を描き出す演出で高い評価を受けている松本花奈監督。この王道ともいえるラブストーリーをどう描くのか、フレッシュなキャストをどう演出するのか、期待が高まる。原作者の餡蜜は映画化に関して「監督やプロデューサーさんたちと楽しく意見交換をし、そして映像が脳内再生されるほど原作の雰囲気を大切にしてくださった脚本が届き、めちゃくちゃ期待が膨らんでいます!スタッフの皆様、キャストの皆様の素晴らしい力が集まる『隣のステラ』は絶対素敵なものになるに違いないです!」と太鼓判。また、岡田翔太プロデューサーは「とにかく“フレッシュで真っ直ぐなラブストーリー”を作りたい!そう思っていた時に『隣のステラ』という原作に出会い『まさにこれだ!!』とすぐに企画を始めました」と映画化について語り、これから本格的に動き出す本作については「福本莉子さん&八木勇征さんという今最も旬なおふたりを中心にこの作品を作っていける事が今からとても楽しみです」と高い期待を寄せている。併せて、原作者・餡蜜より書き下ろしのイラストとコメントが公開された。原作者・餡蜜による書き下ろしイラスト&コメント<キャスト・スタッフ コメント>■天野千明/福本莉子天野千明を演じます福本莉子です。千明は明るくてしっかり者な女の子ですが、昴の前だと素直になれなくて意地を張っちゃうところがとても可愛らしいなと思いました。八木さん演じる昴との掛け合いもとても楽しみです。近くて遠いふたりの恋の行方を楽しみに待っていてください。■柊木昴/八木勇征柊木昴を演じさせていただきます、八木勇征です。餡蜜先生のことは『高嶺の蘭さん』から存じ上げていて、『隣のステラ』ももちろん読んでいました。先生が創りあげる世界に関わらせていただけることに心が躍ります!原作ファンの皆様にも楽しんでいただけるよう、不器用なところも人間味があって愛らしい昴に真摯に向き合いたいと思います。同い年の松本監督をはじめとして、キャスト&スタッフの皆さんに同世代の方々が多いと聞いています。力を合わせて、この作品でしか出せない魅力を精一杯作れるよう精進していきたいと思います!■原作者:餡蜜お話しをいただいてから約1年半、漸くお知らせできました!最初は私なんぞの妄想からできた物語にたくさんの人を巻き込んで大丈夫なのかと正直不安でしたが、漫画家として夢でもあったのでやっぱり素直に嬉しかったです。監督やプロデューサーさんたちと楽しく意見交換をし、そして映像が脳内再生されるほど原作の雰囲気を大切にしてくださった脚本が届き、めちゃくちゃ期待が膨らんでいます!スタッフの皆様、キャストの皆様の素晴らしい力が集まる『隣のステラ』は絶対素敵なものになるに違いないです!ぜひ楽しみにしていてください。■岡田翔太プロデューサー コメントとにかく“フレッシュで真っ直ぐなラブストーリー”を作りたい!そう思っていた時に『隣のステラ』という原作に出会い「まさにこれだ!!」とすぐに企画を始めました。もし、憧れの芸能人が自分の幼なじみだったら……なんて誰しも一度は妄想してしまうような王道すぎるシチュエーションですよね!福本莉子さん&八木勇征さんという今最も旬なおふたりを中心にこの作品を作っていける事が今からとても楽しみです。本作は制作チームもフレッシュに!という事で監督・松本花奈さん、脚本・川滿佐和子さんの20代クリエイターを筆頭に、エネルギッシュなスタッフ陣で挑みます。同世代の若手俳優&スタッフ陣が集まり、切磋琢磨しながら今まで見たことのないくらい王道で真っ直ぐキュンキュンできる作品に出来ればと思います!是非、原作を読んで予習しながら続報をお待ちくださいませ。<作品情報>『隣のステラ』2025年夏 公開予定(C)2025 映画「隣のステラ」製作委員会
2024年12月12日幕が上がり「ドーン!」という効果音が放たれた瞬間、ニューヨーク・シティ・センターの盛り上がりが最高潮に達したと感じて、岡宮来夢は「いける!」と思ったという。2024年10月に、アメリカ・ニューヨークで行われた「『進撃の巨人』-the Musical-」初の海外公演。演出・植木豪率いるカンパニーは全4回の上演でニューヨークを訪れた観客をおおいに沸かせた。主人公・エレン・イェーガーを演じる役者としてその渦の中心にいた岡宮が見たもの、そして日本凱旋公演にあたって感じていることは何だろうか。率直な思いを語ってもらった。最高の盛り上がりでニューヨークに迎えられて――「『進撃の巨人』-the Musical-」のニューヨーク公演が決定したと知ってから、実際に現地に向かう頃までを振り返った時に、どのようなことを思い出しますか?初演(2023年1月)でエレン役のお話をいただいた時から、「海外にもっていけたら」というお話は伺っていたんです。そして、これは確か千秋楽の後だったと思いますが、リヴァイ役の松田凌くんも「僕たちの力なら、この背中にある自由の翼をもって世界に飛び立つことができるだろう。俺は行きたい」って力強く言っていた。それだけのお客様の盛り上がりや手応えは感じていたので、僕も「これは本当に海外でやれる日が来るんじゃないか」と思っていました。――「やれる」という手応えを感じての実現だったんですね。でもいざ決まってみると、話を聞いた段階では実感は湧かなかったです。自分が海外で舞台に立つとは夢にも思ってなかったし、想像もできてなかったんです。――実感が沸かないところからの準備開始だったと。そこから「ニューヨークに行きたい」とお話しして、写真集の撮影で行ったり、プライベートでも行ったりして。ニューヨーク・シティ・センターまで行って外観を見たりして、だんだんと実感できるようになってきました。ただ、正直な気持ちとしては不安が圧倒的で。――不安しかなかった?不安が8に対して、楽しみが2くらいの割合でした。ニューヨークのあれだけ大きな劇場(メインステージは約2250人収容可能)で日本の作品が上演されるなんて、日本の演劇史に残るような出来事じゃないですか。その真ん中に立つのは、ブロードウェーで戦っている世界レベルの歌声をもっている人たちと同じくらいできないとダメなんじゃないか。自分はいったいどのくらいのレベルなんだろう。そんな不安を抱えて稽古していました。――実際にニューヨークに到着して、幕を開けてみて、いかがでしたか。10月に開催されたアメリカ・ニューヨーク(New York City Center)公演よりキャストが本番の衣裳を身に着けてタイムズスクエアで写真を撮影した時に、海外の「進撃の巨人」ファンの方たちが大勢いたんです。泣きながら「エレン!」って声をかけてくれる人もいて、「本当に日本のアニメやマンガって海外で人気なんだな」と思いましたし、開幕前のプレスコールでも現地の記者の方たちが「Wao!」って喜んでくださったんです。目が肥えているはずの記者の方たちがそんなふうに反応してくれるっていうことは、本当に楽しんでもらえるんじゃないかと感じたし、幕が開けたら世界20か国以上からお客様が観に来てくださっていました。――良い反応を目の当たりにしたんですね。初日の幕が開く前から会場が大賑わいで、豪さんが「今日は来てくれてありがとうございます」って挨拶したら「ワーッ!」っと盛り上がる様子も舞台袖から見ていました。そして幕開けの「ドーン!」という効果音で最高潮に盛り上がったので、「いける!」「いかなきゃ!」と。人間離れした動きをする巨人たちが登場して、それに対してリヴァイがワイヤーアクションで戦うところで「ウワー!」って、それこそ会場の屋根が吹っ飛ぶんじゃないかと思ったくらい。「これはすごいな」ってそこで実感してからは不安がなくなって、楽しみしかありませんでした。10月に開催されたアメリカ・ニューヨーク(New York City Center)公演より――ニューヨーク滞在中、共演のキャストさんやスタッフの方たちとはどんなふうに過ごしましたか。大半が現地のスタッフさんだったので、場当たりはすごく大変でした。僕らの伝えたいことを英語でうまく伝えられなくて、通訳さんを介してやるから、かなり時間がかかったんですよね。それと、Tシャツの袖が上腕二頭筋にめり込むぐらいのすごくマッチョな大道具さんがいたんです。「触ってみたいな。触っても良い?」って聞いたら「OK!」って言ってくれたので、 BA(Blade Attackers)の皆も一緒に触らせてもらって大盛り上がり。それからは、その大道具さんの筋肉に触ってから舞台に出ていくのがルーティンになりました(笑)。――意外なスキンシップでコミュニケーションしてたんですね。すごくフランクで、フレンドリーな方が多かったんです。最終日には『進撃の巨人』の大ファンなスタッフさんが私物のパーカーとかグッズをいろいろ持ってきたり、ずっと舞台袖で見守ってくださったりしていて。すごい愛を感じました。――キャストの皆さんとはいかがでした?アルミン役の(小西)詠斗とは、日本では観劇スタイルが違うから歓声がなくても盛り上がってないわけじゃないってちゃんと思い出しておかないとね、なんて話をしました。――それくらいすごい歓声だったんですね。日本の場合は、拍手で熱さを伝えていると思います。それにしても、またとない経験をされましたね。なかなかないことだと思います。それに「日本の作品は世界で待たれているし、もっともっと海外に行くべきだ」と思いました。ダイナミックなステージで、エレンとしてがむしゃらに――これだけ海外でも日本のマンガ・アニメが人気なわけですからね。ニューヨーク公演を経て、エレンという役柄、あるいは『進撃の巨人』という作品そのものへの感じ方・考え方に変化はありましたか?それは、初演の時に演技プランも含めて考え抜いていたので、特に変わりませんでした。それよりも、慣れない環境の中でいかにコンディションを保つか、初演の後に自分が得た技術などでどうクオリティを上げられるか、といったことを考えていました。僕のエレン像としては、特に始まりの頃はかなり瑞々しくて、エネルギッシュで、器用じゃないからいい、っていう気がするんです。本当に舞台上で苦しくて、つらくて、悲しくて、怒っててっていうエレンの強いエネルギーが、たとえば喉をつぶさないためのテクニックだとかを気にして逆にお客様に届かないようなことになってしまったら、意味がない。そこのせめぎ合いというか、「これ以上やったら明日に響くな」っていう部分と「もう少しいけるかも」っていうギリギリを行き来しながら演じていました。――エレンは、感情の昂ぶりが本当に激しい役どころですもんね。だから終わった後はすごく疲れてしまうんですけど、でも楽しくて。そこに僕を選んでいただいた理由もあるだろうし、それに応えたいと思うので。――植木豪さんの演出は、どういうところが魅力だと感じていますか。ひと言ではとうてい言い切れないけど、あえて言うなら「ダイナミック」。僕は『進撃の巨人』の単行本を読んだ時に、ずっとクライマックスのテンションが途切れることなく続いている作品だと思ったんです。豪さんが演出する、ずっとダイナミックで一瞬も飽きさせない、一瞬も観客を離さないスピード感やテンポ感は、この作品にばっちり合っている。「これは豪さんだからできた作品だ」と思います。――そんな舞台におけるエレンとして、岡宮さんが思うエレンの魅力とは?BAは豪さんと一緒にずっと活動されてきた方が多くて、本当にハイレベル。そんなダンサーさんたちの中でセンターに立たなくてはいけないので、一生懸命練習してかなり頑張っています。そのがむしゃらな感じは、エレンと重なるんじゃないでしょうか。きっとエレンもけっして器用ではなくて、並大抵ではない、我々の想像をはるかに超える努力をしているだろうと思うので。――素敵な場面や楽曲ばかりの作品ではありますが、あえて特に岡宮さんお気に入りのシーン、あるいは楽曲を紹介してもらえますか。これはニューヨーク公演であらためて思ったんですけど、ミカサのソロ(「ツナグ」)はすごくいい歌だなって。初演、そしてニューヨークで高月彩良ちゃんが演じたミカサはものすごく素敵でしたし、日本凱旋公演で七木奏音ちゃんが演じるミカサも楽しみ。ジャンもニューヨーク公演の松田昇大くんから日本凱旋公演では福澤侑くんに変わるので、また少し空気感も変わりますね。侑くんは初演でジャンを演じているけど、奏音ちゃんはある意味もうできあがっているカンパニーに入らなきゃいけないので、すごく大変だと思うんですよね。なるべくみんなでサポートできたらいいなと思います。――もしかしたら、そうやって皆でサポートするために結集するパワーが、日本凱旋公演そのもののパワーアップにも繋がりそうですね。ニューヨーク公演を経て、皆自信もついたと思いますし。楽曲の話に戻ると、ミカサのソロと、幼少期の時のアルミンとエレンの歌(「A New Step」)、あと最後の方で兵士たち皆で歌う「Battlecry」。このあたりは特に聴き応えもあるし、「なんか、いいな」って。アルミンとエレンで歌う曲も、キラキラしていればいるほど、その後すぐに地獄が来るので、その落差がいいなって思います。――シーンについてはいかがですか。BA(Blade Attackers)のシーンですね。ニューヨーク公演で、皆さん本当に世界レベルのパフォーマーなんだって実感しました。第一、豪さん自身がブレイクダンスの世界チャンピオンですし。身体表現を使った舞台っていう意味では間違いなく日本トップレベルだし、本当に素敵な楽曲ばかり。楽しみにしてもらえたらと思います。ギリシャでパワーを充填し、2025年へ――最後に、2024年の岡宮さんを振り返って、「岡宮来夢・2024年ビッグニュース」を挙げてもらえますか。まだ年内のスケジュール全部が終わったわけではないけれど、自分がお願いしたこととはいえかなりのハードスケジュールでした。周りのスタッフの皆さんや共演している方たちに助けていただきながら「体調管理第一」「健康第一」に努めて、全公演ここまで駆け抜けてこれたことは自分としても誇らしいし、良かったなとも思うし、ホッとしている部分でもあります。皆さんのご協力あってのことですから。あと、ずっと行ってみたかったギリシャに行けたこと。信じられないくらい綺麗な夕陽、透き通った海、パルテノン神殿、ギリシャの料理、優しい現地の方々……パワーをもらって帰ってきたし、「また行けるように仕事を頑張ろう」と思ったくらいギリシャが大好きになりました。――そうしてリフレッシュして、2025年も既に多くの出演作品が発表されていますね。『1789-バスティーユの恋人たち-』は、母親が「来夢にぴったり。いつかやってもらいたい」って言っていたんです。「いつか叶ったらいいな」とは思っていたけど、本当に実現しました。親孝行できました!『四月は君の嘘』は、僕が人生で一番泣いたミュージカルなんです。演出の上田一豪さんと『ファンタスティックス』(2022年)以来にご一緒できること、あの楽曲を歌えることが楽しみでしかたない。音楽朗読劇『三毛猫ホームズ』も、演出の石丸さち子さんといつかご一緒してみたいと思っていたんです。お芝居に熱い方だと聞きますし、僕自身もっともっと芝居がうまくなりたいので、こちらもとても楽しみです。――舞台本番を楽しみにしています。ありがとうございました。ニューヨークを経てパワーアップした公演を、ぜひ見届けてもらいたい。公演は12月13日(金)~22日(日)、東京・TOKYO DOME CITY HALLにて。2025年1月に大阪公演あり。取材・文:金井まゆみ撮影:興梠真帆ヘアメイク:田中紫央スタイリスト:ホカリキュウ<公演情報>『「進撃の巨人」-the Musical-』日本凱旋公演原作:諫山創『進撃の巨人』(別冊少年マガジン/講談社)演出:植木豪脚本:畑雅文音楽監督:KEN THE 390作詞:三浦香出演:エレン・イェーガー役:岡宮来夢ミカサ・アッカーマン役:七木奏音アルミン・アルレルト役:小西詠斗ジャン・キルシュタイン役:福澤侑マルコ・ボット役:泰江和明コニー・スプリンガー役:高橋祐理サシャ・ブラウス役:星波ハンネス役:村田充キース・シャーディス役:林野健志ディモ・リーブス役:冨田昌則カルラ・イェーガー役:舞羽美海グリシャ・イェーガー役:唐橋充ハンジ・ゾエ役:立道梨緒奈リヴァイ役:松田凌エルヴィン・スミス役:大野拓朗<Blade Attackers>Toyotaka RYO gash! SHINSUKE HILOMUDolton KENTA GeN KIMUTAKU下尾浩章 横田遼 橋渡竜馬 白濱孝次中西彩加 安川摩吏紗 松本ユキ子 陸 NONN 河島樹来 加藤貴彦【東京公演】2024年12月13日(金)~12月22日(日)会場:TOKYO DOME CITY HALL【大阪公演】2025年1月11日(土)~1月13日(月・祝)会場:オリックス劇場チケット情報:()公式サイト:諫山創・講談社/「進撃の巨人」-the Musical-製作委員会 2024
2024年12月12日北海道釧路市阿寒湖畔出身の3ピースバンド・タデクイが、東京・下北沢のライブバー440との共同企画『シャッポ × タデクイ』を2025年1月8日(火)に下北沢440にて開催する。ゲストに迎えるのは、福原音、細野悠太によるインストゥルメンタル・バンド・シャッポ。今回、共通の知り合いがいたことからツーマンでの開催が実現したという。チケットは発売中。また、年明け1月4日(日)東京・渋谷 TOKIO TOKYO『LOOSE PLAY』、10日(金)東京・新代田FEVER『calm&composed vol.4【⽕光】』に出演する。★2024年初夏に行ったタデクイインタビューは こちら()【タデクイ メンバーコメント】下倉幹人(vo/g):年明けから陽気な対バン!シャッポの方々とご一緒します!コタツのほうな温かさで!廣野大地(b):マジで楽しみOMI(ds):東京でやる機会が増えていてうれしい!道外でやることが少ないのでたくさんの人に見ていただきたいです。直筆コメント画像【下北沢(four forty) 制作河野美羽コメント】タデクイの皆さんに自身の企画にご出演頂くのは7回目で、今では戦友のように思っています。年齢や住んでいる場所を言い訳にしない3人の演奏はいつでも今あるバンドの現在地を示しているような気がします。東京で観れる少ない機会、ぜひお越しください。<公演情報>440(four forty) × タデクイ presents『シャッポ × タデクイ』2025年1月8日(水) 東京・下北沢44019:00開場 / 19:30開演出演:シャッポ / タデクイ料金:前売3,500円 / 当日4,000円※入場時ドリンク代が必要()<タデクイライブ情報>LOOSE PLAY2025年1月4日(日) 東京・渋谷 TOKIO TOKYO18:00開場 / 18:30開演出演:タデクイ / 水平線 / UlulU /no-years料金:前売3,000円、当日3,500円※入場時ドリンク代が必要 vol.4【⽕光】2025年1月10日(金)東京・ 新代田 FEVER18:30開場 / 19:00開演出演:ALKDO / 浮 / タデクイ料金:4,200円、U22 3,200円※入場時ドリンク代が必要ブッキングショッキング増刊号2024年12月21日(土) 北海道・札幌スタジオシーラカンス,brew it18:00開場 / 18:20開演出演:MUSIC FROM THE MARS(東京) / 喃語 / plop / ミートボールポン! / The Cynical Store / The Submarine / MeoW / NOT SUNCHILDS / ランチブレイク / 酒井颯太 and Friends / zo-sun park / タデクイFOOD:山瀬カレー飯店料金:前売2,800円、当日3,000円※入場時ドリンク代が必要 TO TABI/しゃけ音楽会THANKS LIVE"SALMON BACKDROP"2024年12月28日(土) 北海道・札幌SOUNDCRUE13:30開場 / 14:00開演出演:ACT / 乙女絵画 / タデクイ / BENBE / chikyunokiki料金:一般3,000円、学生2,000円(要学生証提示)※入場時ドリンク代が必要■関連リンクタデクイX: シャッポInstagram: :
2024年12月12日渋谷区神宮前に位置する浮世絵専門の美術館、太田記念美術館では、2025年1月5日 (日)より、展覧会『江戸メシ』を開催する。北斎や広重、国芳らによる江戸の庶民の暮らしを描いた約90点の浮世絵を通して、現代の食文化につながる「江戸メシ」の魅力を紹介する展覧会だ。江戸時代は日本において食文化が大きく発展した時代である。寿司や蕎麦、天ぷらなどのルーツは江戸時代にあり、庶民たちが手軽に楽しむことのできるファストフードとして人気を博した。味噌や酢、醤油といった調味料も広く流通するようになり、人々は、自宅で料理をすることはもちろん、近所の店で惣菜を買ったり、気軽な屋台や、立派な店構えの料亭で外食を楽しんだ。そんな江戸っ子たちの食生活を描いたのが、北斎、広重、国芳などをはじめとする浮世絵師たち。歌川国芳《縞揃女弁慶松の鮨》※寿司今よりもずっと大きな寿司を食する国芳の健康的な町娘に、月夜に天ぷらを楽しむ芳年の遊女、ざくざくと角切りにしたスイカの山盛りを前に涼をとる国貞による浴衣姿の女性たち。さらに広重が描く、江戸の老舗料亭・八百善や二十六夜待の日に高輪にズラリと並ぶ屋台。さらには、旬の鰹を軒先でさばく鰹売りや、大森の沿岸に小舟を浮かべて海苔を採取する人々など、江戸っ子たちの「食」に関する様々な場面を見ることができる。四代歌川国政による《志ん板猫のそばや》などは、店員も客も猫ながら、蕎麦打ちから、厨房、店内の風景、果ては蕎麦の店頭販売や出前まで、当時の蕎麦屋の様子を逐一知ることができるのが面白い。四代歌川国政《志ん板猫のそばや》※蕎麦今や世界的に知られる日本の食文化だが、日本人の「食」への飽くなき探求心は、多彩な食材をもたらす豊かな自然と同時に、250年の天下太平が育んだ文化的爛熟の賜ということができるだろう。会期中は、3回にわたって学芸員によるスライドトークが行われる予定。詳細は美術館ホームページで確認を。<開催概要>『江戸メシ』会期:2025年1月5日(日)~1月26日(日)会場:太田記念美術館時間:10:30~17:30(入館17:00まで)休館日:月曜(1月13日は開館)、1月14日(火)料金:一般1,000円、大高700円公式サイト:
2024年12月12日平手友梨奈が新曲「ALL I WANT」の配信を開始し、併せて同曲のミュージックビデオが公開された。同曲のプロデュースは、変態紳士クラブとしての活動や様々なミュージシャンのプロデュースワークをはじめ、各所で多彩な活躍を見せる音楽プロデューサー・GeG。ミディアムバラードとなっており、エモーショナルなトラックが、大人の恋を彷彿とさせる歌詞を引き立てる楽曲に仕上がっている。ミュージックビデオは、曲の世界観が映された切ない大人の恋が描かれており、平手友梨奈のマフィア役にも注目の映像だ。また現在、LINE MUSICキャンペーンも開催中。詳しくは公式HP、SNSでチェックしてほしい。平手友梨奈「ALL I WANT」MUSIC VIDEO<リリース情報>「ALL I WANT」配信中配信リンク: 「ALL I WANT」ジャケット<キャンペーン情報>平手友梨奈「ALL I WANT」DSPキャンペーンLINE MUSIC再生キャンペーン【再生対象期間】2024年12月24日(火)23:59まで【応募期間】2024年12月25日(水)23:59まで(h)LINEトーク&プロフィール BGMキャンペーン期間:2024年12月25日(水)23:59まで平手友梨奈 オフィシャルサイト
2024年12月12日『ミート・ザ・ペアレンツ』シリーズの新作が企画されている。オリジナルキャストのロバート・デ・ニーロ、ベン・スティラー、ブライス・ダナー、テリー・ポロは、現在出演交渉をしているとのこと。製作配給は過去作品同様、ユニバーサル。2000年に公開された『ミート・ザ・ペアレンツ』は、全世界で3億ドルを売り上げるヒットとなった。2004年の2作目『ミート・ザ・ペアレンツ2』、2010年の『ミート・ザ・ペアレンツ3』(日本劇場未公開)もヒット。2作目から登場するダスティン・ホフマン、オーウェン・ウィルソンらもまた戻ってくるのかどうかは不明。スティラーの最新作は、トロント映画祭でオープニングを飾り、ディズニー・プラスで最近配信となった『くるみ割り人形と4人のキッズ』。デ・ニーロの次回作は、ジェイミー・フォックスと共演するアクションスリラー『Tin Soldier』。文=猿渡由紀
2024年12月12日