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ある意味で“大問題作”と言えるかもしれない。鈴木聡が主宰するラッパ屋の最新作『2.8次元』で描かれるのは演劇界の内部。この十数年、従来の演劇とは全く異なるアプローチで新たなファン層を発掘し、人気を博している“2.5次元ミュージカル”を扱う。今年、還暦を迎えた鈴木がなぜ2.5次元をテーマに?そこにどんなメッセージを込めようとしているのか?物語の舞台は老舗劇団「雑草座」。中年以上のメンバーが多くを占める劇団だが、財政難を打開すべく、外部の演出家、若手俳優を招き入れ、流行りの2.5次元ミュージカルを上演しようと試みるが……。「演劇界のことをちょっと書き過ぎたかな…?」――。鈴木はそう苦笑するが、2.5次元ミュージカルの存在、その人気は、かなり早い段階から認識していたという。「うちの照明スタッフさんが『テニミュ』(ミュージカル『テニスの王子様』)の仕事を初期からやってて“すごいよ”という話は聞いてたんです。“鈴木さんも一度、観に来たら?”“いや、うーん”なんて話をしてたら、あれよあれよという間にすごいことになってて(笑)。今回の話を書くにあたって、最初に映像で『刀剣乱舞』を観て、その後、本広克行さんが演出する『PSYCHO-PASS サイコパス』を生で観せてもらい、他にもスタッフの方から話を聞きました」。では、そんな鈴木の2.5次元評は?そもそも今回、なぜ2.5次元を題材にしようと思ったのか? 「(アニメや漫画、ゲームといった原作の)確固たるイメージがあって、そこに近づけていくという意味で、それこそ劇中の雑草座がずっとやってきた“リアリズム”みたいなものは、求められないし、アニメの世界を演劇的に解釈するというのとも違うんですよね。一方でお客さんが求めるものを全力で作りあげて、その期待に応えて、興行としてもグローバル・コンテンツになる可能性を秘めている。いわゆる、僕らがやって来た旧来の演劇とはアプローチや考え方とは交わらない、なじまない部分もあるとは思います。そういう意味で、価値観のぶつかり合いというのは僕自身がずっと書いてきたことでもあるし、合わない者たちが顔を合わせるというのは喜劇のシチュエーションとしても面白いなと思いました」。舞台上で展開されるのはまさに、異なる価値観のぶつかり合い、ギャップから生まれるおかしみであって、決して鈴木は2.5次元を否定、揶揄しているわけではない。もっと広く現代社会――「旧来の価値観を持つ側から、“ビジョン”を失ったことの切なさ」を描いている。「イデオロギーではなく経済が世界を支配するようになって、しかもそれは特殊な金融経済で、“良いモノを丁寧に作ればお金になる”という従来のモノづくりとも違っていて、ごく一部の人がリードし、儲かる仕組みになってる。劇中、雑草座の面々が自分たちの芝居について“これがリアリズムだ”ということを言うけど、そこには彼らなりの社会への理想も含まれているんですよね。でも、それはもう社会とは合わなくなって、みんな、ただ目の前の現実にどう対応していくかを考えないと生きていけなくなってる。それはすなわち、合わないものを“排斥する”という流れでもあるんですよね」。ラッパ屋『2.8次元』撮影:木村洋一繰り返しになるが、決して本作で2.5次元を批判しているわけではない。ただ、演劇に限らず、世の中全体が白か黒かと答えのハッキリしたもの、見栄えの良いわかりやすいモノばかりを求めるようになっていることには危惧を覚えている。それは、簡単に答えの出ないもの、曖昧なものが排斥、淘汰されていくことに他ならない。「トランプの出現もそうだけど、派手な言動でキャラが立ってないと、多すぎる情報に埋没しちゃう。でも本来、新劇がやってきたことって、それとは正反対の白でも黒でもない曖昧な部分で、そこにこそ豊かさがあるんじゃないかって考えなんです」。鈴木自身、20年近く広告代理店で働いてきただけあって、“わかりやすさ”の効果というのはイヤと言うほどわかっている。その危うさも……。「いまは、いろんなソフトがあって、企画書もみんなデザインがキレイで見やすいの。昔は手書きで文字ばっかりだったのに(笑)。でも“デザイン化する”というのは、細かい微妙な情報を振り落とすということ。広告がまさにそうで、ものすごい情報量の中から、売れるもの、一瞬で届くものだけをピックアップして加工して伝えていく。それが、いまや世の中全体がそうなってる。いや、モノだけじゃなく、“自分”さえもキレイな写真や140字のわかりやすい言葉で自己プロデュースして伝えていかないと生き残れない時代になってる。今回、財政難の老舗劇団を描いてるけど、いまの若い人たちは生まれた時からそういう波にさらされながら、生き延びないといけないわけで、それはそれですごく切ないことかもしれないよね」。ラッパ屋『2.8次元』撮影:木村洋一ちなみに、本作への劇団員たちの反応は? 「劇中劇の2.5次元のパートをやる時は、みんな、ノリノリで楽しそうにやってますね(笑)」。2.5次元に加えられた“0.3”の中身は希望か? 祈りか――?鈴木やキャスト陣と同世代の従来のラッパ屋の客層はもちろん、若い層の感想が気になる作品である。ラッパ屋『2.8次元』は紀伊國屋ホールにて6月16日(日)まで上演中。取材・文:黒豆直樹
2019年06月09日岡崎体育が、6月9日にさいたまスーパーアリーナにて単独公演「JINRO presents 岡崎体育ワンマンコンサート『BASIN TECHNO』」を開催する。京都宇治市在住の男性ソロプロジェクト・岡崎体育。2016年4月に公開した“ミュージックビデオあるある”を題材にした『MUSIC VIDEO』のMVが大きな話題を呼び、同年5月発売のメジャーデビューアルバム『BASIN TECHNO』でオリコンウィークリーチャート初登場9位、iTunesのJ-POPチャートで最高位1位を獲得。また数々の大型フェスやイベントにも精力的に出演し、その独創的パフォーマンスが老若男女問わず幅広いファンの支持を集めている。『MUSIC VIDEO』「30歳までにさいたまスーパーアリーナでライブをやる」というのが昔から岡崎体育の大きな目標のひとつだったという。デビューアルバム『BASIN TECHNO』、2ndアルバム『XXL』とアルバムにはこれまで自身を体現するタイトルがつけられてきたが、今年1月にリリースされたアルバムは『SAITAMA』と冠しており、ここからも自身の夢にかける意気込みが感じられる。ネタ的な要素で注目を集めることが多い岡崎体育だが、このアルバムは“より音楽的な側面をクローズアップした”作品と本人も語っている通り、ミュージシャン岡崎体育の魅力が再発見できる作品となっている。そもそもなぜ「さいたまスーパーアリーナ」を目標に掲げていたのか。同会場に懸ける想いをニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』にゲスト出演した際本人が語っていたが(出典: )、大学生時代友達に誘われて足を運んださいたまスーパーアリーナでのライブを観て「悔しい」と感じたことがきっかけだったそう。そんな岡崎体育にとってまさに有言実行のタイミングでライブが実現するわけだが、彼のライブではいつもたくさんの人が笑っていて、ユーモアとネタ満載の演出には面白さを超えて感動するほどだ。念願のさいたまスーパーアリーナという夢の会場でも、大勢のファンを笑顔にしてくれることだろう。なお、岡崎体育の楽曲『FRIENDS』にも参加しているペンギンの友達“てっくん”(岡崎体育のステージ上唯一の友達として知られている)が、『フェイクファー』というタイトルで6月9日にメジャーデビューを果たすという。岡崎体育プロデュースによる同作は、6月9日のさいたまスーパーアリーナ公演にて会場限定で販売されるとのことだ。『FRIENDS』公演情報「JINRO presents 岡崎体育ワンマンコンサート『BASIN TECHNO』」日程:2019年6月9日(日)会場:さいたまスーパーアリーナリリース情報『フェイクファー』発売:2019年6月9日(日)価格:¥1,000(税込)※会場限定盤<収録内容>01.フェイクファー02.キャラクター
2019年06月09日お笑い芸人、俳優、そして粘土作家としても知られる片桐仁の「不条理アート粘土作品展『ギリ展台湾』」が、6月7日(金)より台湾・華山Laugh & Peace Factoryで開催される。『ギリ展台湾』展示風景同展は、片桐が約20年にわたり「何かに粘土を盛る」という方法で制作してきた作品の中から、選りすぐりの作品約120点を展示したもの。会場となった台湾・華山Laugh & Peace Factoryは、カフェや映画館、ショップなどが集まる人気スポット華山文化創意園区内にあるイベントスペース。開幕前日に行われたレセプションでは、片桐は『ギリ展』用に作ったというド派手な特攻服を着て登場。会場に詰めかけた20社を超える台湾メディアから熱心な質問を浴びせられた。レセプションにて現地メディアの取材に応じる片桐仁片桐は「ようやく『ギリ展』の海外進出が実現して本当にうれしい。台湾展のために新たな作品やグッズを制作したり、撮影可能なインスタスポットを作ったり、日本での『ギリ展』にはなかった新しい試みも行っているので、ぜひ多くの人に観に来てほしいです」とコメント。台湾にちなんで制作した新作《TAIWAN》(魚のタイの形をしたお椀)などを披露し、そのダジャレ的創作センスと精巧な出来栄えで大きな注目を集めていた。同展は6月30日(日)まで開催されている。開催情報「不条理アート粘土作品展『ギリ展台湾』」6月7日(金)〜6月30日(日)台湾・華山Laugh & Peace Factoryにて開催
2019年06月07日『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』『騎士竜戦隊 リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』が、7月26日(金)より全国公開。この度、両作品のビジュアルが完成した。歴代の平成仮面ライダーの力を駆使する仮面ライダージオウが大活躍の『仮面ライダージオウ』(テレビ朝日系 毎週日曜午前 9:00~)と、スーパー戦隊第43作目にして、強さの象徴である“恐竜”と、正しさの象徴である“騎士”をコンセプトにした新時代を切り開く『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(テレビ朝日系 毎週日曜午前 9:30~)。両作の劇場版最新作が、『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』と『騎士竜戦隊 リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』だ。公開された『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』のビジュアルは、“仮面ライダージオウ オーマフォーム”が王たる威厳を持った堂々たる様子で玉座に座る姿が描かれている。この“仮面ライダージオウ オーマフォーム”は、本作で登場する究極のフォームだ。変身に必要なライドウォッチが、TVシリーズには登場したことがないものであることもさらなる謎を呼んでいる。もともとは仮面ライダージオウが魔王になることを阻止しようとした仮面ライダーゲイツ、そして魔王の誕生を望んだ仮面ライダーウォズ、傍らに立つこのふたりはいったい何を思うのか。そして、ジオウの周りには時空の壁に散りばめられた、平成仮面ライダーたち。今作オリジナルの仮面ライダーである、仮面ライダーバールクス、ザモナス、ゾンジスをはじめ、時代と共に存在してきたさまざまな平成仮面ライダーのキャラクターが描かれるビジュアルは、まさに平成仮面ライダーの最終章である本作を、見事に表現している。時空を超えてすべての平成仮面ライダーの王として君臨する“仮面ライダージオウ オーマフォーム”。いったいどのような経緯で、この平成仮面ライダーを統べる“王”が誕生するのか。仮面ライダージオウ、真のエンディングともいえる本作、そして時代を超えて存在し続ける仮面ライダーに期待が高まる。『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』のビジュアルでは、6,500万年前の恐竜時代に降り立ったリュウソウジャーが描かれ、リュウソウジャーの時空を超える冒険が表現されている。そして、その背後にはリュウソウレッドの相棒である騎士竜のティラミーゴ、そしてそのティラミーゴに対峙するかのようにそびえ立つ、6,500万年前に存在した黒と金の騎士竜・ディノミーゴ。映画のオリジナルの騎士竜となるこのディノミーゴは果たしてどのようにリュウソウジャーに、そして物語に関わってくるのか。また自らの先祖であり、6,500万年前のリュウソウ族との出会いはリュウソウジャーに何をもたらすのか。さらに、上空には迫りくる超巨大隕石が。迫りくるこの超巨大隕石に、彼らはいったいどのように立ち向かうのか?“タイムスリップ”と、“超巨大隕石”、TVシリーズでは描けない壮大なスケールが表現されたポスタービジュアルとなっている。『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』7月26日(金)より全国公開
2019年06月07日ディズニーの新作映画『アラジン』が本日から公開される。本作は1992年製作の名作アニメーション映画を現代の視点を盛り込んで実写化した作品だが、音楽を手がけた巨匠アラン・メンケンは自作が現代的に再アレンジされることに「大きな満足を感じている」と笑みを見せる。1992年に製作されたディズニー・アニメーション映画『アラジン』は、『千夜一夜物語』に登場するアラジンと魔法のランプのエピソードを題材にした物語で、孤独な青年アラジンと、美しい女性ジャスミン、そして魔法のランプに宿るジーニーの冒険、友情、ロマンスを描き、現在も語り継がれる名作になった。しかし、本作の音楽を手がけたメンケンは「この作品は完成するまでに紆余曲折あったのです」と振り返る。「この企画は最初、相棒(バディ)ものになる予定で創作が進められていました。アラジンのお母さんも登場していたと記憶しています。ところがこれがうまくいっていなくて、当時のディズニーのヘッドが“この企画は見直した方がいいね”と言ってくれて、新たに書き直すことになったわけです」実は当時、メンケンを取り巻く状況も上々ではなかった。彼は作曲家として数々のミュージカルナンバーを手がけ、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』『リトル・マーメイド』『美女と野獣』などの作品で大成功を収めていたが、長年に渡ってタッグを組んできた作詞家/作家のハワード・アシュマンが病に倒れ、「ハワードはもう長くはないとわかっていましたから、彼にプレッシャーをかけないためにも私たちコンビは『アラジン』のプロジェクトから離脱することになりました」脚本が書き直されている間にハワード・アシュマンは天国に旅立ち、再びメンケンに声がかかった。「新たな作詞家ティム・ライスがやってきて、楽曲制作が再開されました。しかし私は不安でした。ハワードを失ったことによって私のキャリアやこの作品がどれほどのダメージを受けているのかまったくわからなかったからです」しかし、メンケンは不安や悲しみを振り払ってメロディを紡ぎだしていった。よりどころになったのは朋友ハワードの遺したアイデアや歌詞だったという。「この映画の音楽の基になる構造をつくったのはハワードなんです。楽曲の重要な部分は彼の遺した歌詞による部分が大きい。ティムはいくつかの曲で“あえて”ハワードの歌詞の型を踏襲してくれました。その上で私とティムが初めて一緒につくったのが『ホール・ニュー・ワールド』です。この曲はこれまでにはないカラーをもった曲と歌詞で、私とティムのコラボレーションの出発点になりました。その後、ブロードウェイ版の『美女と野獣』を創作する際にもこの3人が揃いました。ハワードが遺した歌詞と私のメロディ、そこにティムが加わるわけです」結果として本作の主題歌『ホール・ニュー・ワールド』は全米総合チャートで首位を獲得。アカデミーでは歌曲賞を、ゴールデングローブでは主題歌賞と映画音楽賞を、グラミーでは最優秀楽曲賞を受賞した。「本作のメロディを書く際に頭にあったのは『千夜一夜物語』の世界、それもハリウッド黄金期の映画が描いていたきらびやかな中東のイメージです。ボブ・ホープとビング・クロスビーがコンビを組んだ映画『モロッコへの道』とか『アフリカ珍道中』とか……あの世界観にオマージュを捧げたいと思いました。『アラジン』の音楽を語る上では1940年代のハリウッド映画のスタイルが非常に重要だと思います」本日から公開になる実写版『アラジン』ではメンケンのメロディにさらに磨きがかけられ、より現代的なアレンジで鳴り響いている。「監督のガイ・リッチーから楽曲にエッジを効かせ、現代的なものにアップデートしたいとリクエストがありました。私はいつも自分のことを“建築家”だと思っています。私が家をデザインして図面を描きます。そこには様々な装飾が施されて、家具が持ち込まれる。そして、そこで暮らすのは私ではない」時が経ち、装飾が変わっても、家具が入れ替えられても、そこで暮らす住人が変化しても、メンケンの建築(メロディ)は変化することはない。「そうですね(笑)。ですから私は自分の仕事に誇りを持っています。時々、自分でYoutubeで自分の楽曲名を検索してみることがあるのですが、私の書いた曲がこんな風に演奏されているのか! と驚かされるんですよ(笑)。私は新しい曲を作り出すことも好きですが、自分が作った曲に新しい角度でアプローチすることにも大きな満足を感じているのです。楽曲はまるで子供のようなものですね。いつしか成長して巣立っていき、自身の人生を持つようになるわけです」ちなみに今日から公開になる映画『アラジン』そのものも、オリジナルの魅力を残しつつ、現代の観客の心に響くようアップデートされている。「主人公のアラジンにストリートっぽいカッコよさがあるし、ジャスミンが典型的なディズニー・プリンセスではなく立体的な若い女性として描かれています。そこがこの映画の大きなポイントですね」『アラジン』公開中
2019年06月07日6月7日より日本科学未来館では企画展「マンモス展」─その「生命」は蘇るのか─が開催される。2005年、「愛・地球博」で700万人が熱狂した「ユカギルマンモス」をはじめ、近年ロシアのサハ共和国の永久凍土から発掘された、数々の貴重な古生物の冷凍標本を世界で初めて紹介する、史上最大規模の「マンモス展」となっている。また、これらの展示に加え現代の永久凍土における発掘現場の最前線や、近畿大学が冷凍標本から得られた組織を使って、マンモスの全貌解明に挑む「マンモス復活プロジェクト」を通し、最先端生命科学のありかたについて考える展示会。その他にも世界初公開される冷凍標本の展示として、2013年に完全な形で発掘された「ケナガマンモスの鼻」、2018年に本展の調査隊が発見した「ケナガマンモスの皮膚」、古代生物学史上初となる「液体の血液と尿」が採取された「古代仔ウマ」の完全体など、貴重な冷凍標本を見ることができる。興行情報企画展「マンモス展」2019年6月7日(金)~11月4日(月)東京都日本科学未来館※福岡・名古屋・大阪に巡回予定
2019年06月07日『ターミネーター』『ターミネーター2』を作り上げたジェームズ・キャメロン、アーノルド・シュワルツネッガー、リンダ・ハミルトンが約30年ぶりに再集結した、『ターミネーター2』の正当な続編となるシリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』。その公開日が、11月8日(金)に決定。あわせてティザー予告とポスターが公開された。この度公開された日本版ポスターでは、人類抵抗軍を率いるジョン・コナーの母、サラ・コナーが、お馴染みの黒サングラスに銃を構え、荒野らしき道路にクールに佇む姿を確認することができる。演じるのは、『ターミネーター』『ターミネーター2』でサラ・コナーを演じたリンダ・ハミルトン。『ターミネーター2』以降、「脚本が魅力的ではない」という理由でシリーズへの出演を断ってきたリンダだが、「本作は最初の2作品のように響くものよ」と自信を胸に、再び出演を決めたという。またティザー予告では、ついにシリーズのレジェンドたちの動く姿を見ることができる。ここでは、地球上の全人類、そして世界の命運を握る息子のジョン・コナーをスカイネットの脅威から守るべく、たったひとりで死闘を繰り広げたサラが、ワイルドに登場する。キャメロンが「みんなサラ・コナーがどんな時間を過ごして、どんな未来を生きてきたのかを観たいだろうと思ったんだ」と語るように、『ターミネーター2』以降彼女がどのような人生を歩んできたのかが、本作で明らかとなる。そして、もうひとりのレジェンドである、シュワルツネッガー演じる T-800。『ターミネーター2』では、「I’ll be back」と言い残して溶鉱炉へと沈んだT-800だが、映像の最後では歳を重ねたように見える彼の姿が……。T-800は、はたしてどのようによみがえったのか?その他にも、本作には新たなキャラクターたちが登場する。かつての若きサラ・コナーを彷彿とさせるナタリア・レイエス演じる女性ダニー・ラモス。液体金属で自身の分身を創り出せる『ターミネーター2』のT-1000が、さらに進化を遂げたような、ガブリエル・ルナ演じる最新型のターミネーターREV-9。そしてダニーを守るためにREV-9と対峙するマッケンジー・デイヴィス演じる謎の女性グレースだ。新旧キャストの活躍と、多くの謎に包まれた本作の動向から目が離せない。『ターミネーター:ニュー・フェイト』11月8日(金)公開
2019年06月06日ブリー・ラーソン主演作『キャプテン・マーベル』のMovieNEXが、7月3日(水)に発売される。この度、デジタル版の配信を記念して、本編映像が公開された。本作は、過去の記憶を失ったミステリアスなヒーローが主人公のサスペンスフル・アクション。アベンジャーズ誕生のきっかけとなる、マーベル最重要ヒーローの始まりが明かされる。キャプテン・マーベルを、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンが演じる。監督は『ハーフネルソン』のアンナ・ボーデンが務める。この度公開された映像は、冒頭からの8分間におよぶ本編映像。事故で失った記憶の代償として強大な力を得た主人公“ヴァース”は、事故の記憶の断片を夢に見ては、うなされる日々を過ごしていた。ヴァースは事故の原因がクリーの宿敵であるスクラル人であると考え、打倒スクラル人を胸に特殊部隊スターフォースに所属した矢先、スクラル人が侵略したという星にいる諜報員を救う任務に参加することに。映像のハイライトは、ラーソン演じるヴァースとジュード・ロウ演じる上官ヨン・ロッグが組手をするバトルシーン。監督を務めたアンナ・ボーデンとライアン・フレックは、このシーンの撮影について、ラーソンとロウのふたりが何日もかけて訓練し、アクションはほぼ自分達でやっていたとMovieNEXの音声解説で明かしている。さらに、ファイト・コーディネーター曰く、「ジュード・ロウが初日にブリー・ラーソンのアクションを見て『負けてられない』と思い、ふたりに本当のライバル意識が芽生えていた」というまた、マーベル・スタジオ作品ではおなじみのオープニングで登場するマーベルロゴが、本作だけの特別仕様になっているところも見逃せない。昨年に惜しまれながらこの世を去ったアメコミ界のレジェンド、スタン・リーの追悼を意図した仕様になっており、ロゴのあとには「THANK YOU STAN」の文字が。監督たちは、本作の編集中に彼が亡くなったことを明かしており、悲しみに打ちひしがれているところにマーベル社からこのロゴが届き感動したと話している。もちろんスタン・リーは本作にもカメオ出演を果たしている。■リリース情報7月3日(水)発売『キャプテン・マーベルMovieNEX』/4,200円+税『キャプテン・マーベル4K UHD MovieNEX』/8,000円+税『キャプテン・マーベル 4K UHD MovieNEXプレミアムBOX(数量限定)』/10,000円+税デジタル版配信中
2019年06月06日映画『新聞記者』が、6月28日(金)より全国公開される。公開を直前に控えて、6月4日に丸の内ピカデリーにて完成披露上映会が行われた。出席したのは、W主演のシム・ウンギョンと松坂桃李、共演の高橋和也、北村有起哉、田中哲司、そして藤井道人監督。『新聞記者』は、東京新聞記者・望月衣塑子が記者としての思いを明かした同名の書籍を原案に、巨大権力と対峙する、ウンギョン演じる女性新聞記者と、松坂桃李が演じるエリート官僚の奮闘を描く映画化作品だ。真実に迫ろうともがく若き新聞記者・吉岡エリカ役のウンギョンは「ちゃんとやれるのかどうか、悩んだ時期がありました。でも自分の持っている集中力を出して頑張りました。この映画での経験は貴重で、自分の演技も成長できたと思います」と流暢な日本語で挨拶。撮影は20日間とタイトだったが、内閣情報調査室に勤める若き官僚・杉原拓海役の松坂は、「濃厚なスケジュールの中で、全員が一丸となってやりました。役柄的にも、葛藤に揺れるズシンとくるシーンも多くて、メンタル的に気持ちを上げることが難しかった」と熱演を報告した。この日は、ウンギョンが劇中で演じた若き新聞記者・吉岡エリカになりきって、監督・キャストに質問するコーナーを企画。ノートを片手にウンギョンは「どのようにセリフを覚えますか?」と切り込んだ。これに田中は「僕は歩きながら。歩きながらしか入らない体になった。外じゃなければダメなので、雨の日も歩かなければならない」と告白。北村は「場所とか時間も関係なくて、全体を分割して散りばめて10分くらいに分けて覚える」、高橋は「書いて覚える」とそれぞれ返答した。そんな中、松坂は「焼き肉を焼いたり、何かをしながら」と意外な記憶法を口にし「何かをしながら覚えることで自分に負荷を与えているのかも」と分析。それにウンギョンは驚く一方で「以上ですか?もっとありますか?」とクールな対応を見せた。また「休日の過ごし方」を聞かれた松坂は「ひたすらテレビを見る。朝はニュース、昼はワイドショーとかアニメとか、夕方のニュースやドラマも見て、ずっとテレビ」とインドアな休日を紹介。同じ質問に田中は「子育てしか思い浮かばない」とすっかりパパの表情で、ウンギョンから「お疲れさまでした!」と労われていた。すると今度は松坂からウンギョンに「好きな日本語は?」との質問が。それにウンギョンは「ナウい!」と即答。あまりの古い言葉に一同が驚くと、ウンギョンは松坂に向かって「今日はナウいですね!」とすかさず使用し、松坂は「大変光栄です」と嬉しそうに照れていた。最後にウンギョンは「日本のお客さんに初めて観てもらうことになります。ジャーナリズムのお話ですが、そこの中に人間群像が見える映画です」とアピール。松坂も「いまだにこの作品において、いいワンワードが出ない。こんなことは初めての経験。それだけ一言では語れない作品ということ。これからご覧になる皆さんには、先入観を持たずに思ったままの感想を聞かせてもらえたら幸いです」と期待を込めた。『新聞記者』6月28日(金)全国公開
2019年06月05日アジアNo.1女性シンガー・テヨン(少女時代)の、日本で初となるミニアルバム『VOICE』が本日6月5日に発売される。溢れ出す感情を吐き出す表題曲『VOICE』に始まり、“孤独を感じる=自分を感じる”という今のテヨンの等身大の姿を表現した『SIGNAL』まで、収録されている6曲すべてがこのミニアルバムのためにレコーディングされた新曲だ。まるで、今今のテヨンそのものを表した6曲でもあり、テヨンが歌うことで多くの人たちのさまざまな想いや日常と深く重なる内容にもなっている。等身大のテヨンそのものとも言えるこのミニアルバム『VOICE』は、新曲とともに“映像”で楽しむ“Live Edition”(初回限定盤A)と、“ビジュアル”で楽しむ“Visual Edition”(初回限定盤B)、そして通常盤の3形態で構成されている。TAEYEON 1st mini Album『VOICE』Digest初回限定盤Aは、昨年行われたテヨン日本初のソロショーケース「TAEYEON -JAPAN SHOW CASE TOUR 2018-」のライブ映像全16曲をすべて収録したライブ・スペシャル・エディション。初回限定盤Bは、今作のために特別に撮り下ろされたカラフルなスペシャル・フォトブックが同梱、また新曲『VOICE』のMVに加え、オフィシャル・インタビューも交えた初のVisual Makings映像も収録された、ビジュアル・スペシャル・エディションとなっている。さらに今回、ジャケット写真とともに、初回限定盤B用に特別に撮り下ろしたスペシャル・フォトブックのビジュアルなど、テヨンのさまざまな表情を映し出したビジュアルを堪能できる内容となっている。アルバム情報『VOICE』6月5日(水)発売収録曲※3形態同内容1. VOICE2. I Found You3. HORIZON4. Vanilla5. TURNT AND BURNT6. SIGNAL<初回限定盤A (Live Edition) >CD+LIVE DVD価格:¥5,480(税抜)DVD:『TAEYEON -JAPAN SHOW CASE TOUR 2018-』全16曲収録※スリーブケース付トールサイズデジパック仕様予定※歌詞ブックレット12P予定<初回限定盤B (Visual Edition)>CD+DVD+PHOTO BOOK】価格:¥3,980(税抜)DVD:新曲「VOICE」ミュージックビデオ&ビジュアルメイキングPHOTO BOOK:撮り下ろしスペシャル・フォトブック(28P予定)※スリーブケース付トールサイズデジパック仕様予定<通常盤>CDのみ価格:¥2,380(税抜)
2019年06月05日本日6月4日、サンリオピューロランドで開催された第34回『2019年サンリオキャラクター大賞』結果発表会において、コラボ部門にエントリーした“HELLO MANDY ★ SANRIO CHARACTERS”の人気キャラクター『ハローメンディー(HELLO MANDY/以下ハローメンディー)』が栄えある1位を獲得。会場にはハローメンディーのライブキャラクターとともに、応援のために駆けつけた関口メンディー(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)も揃って登壇した。『サンリオキャラクター大賞』とは、1986年から毎年行われてきたサンリオキャラクターの人気投票イベントであり、34回目を迎えた2019年は、“令和のカワイイを探せ!”とのキャッチフレーズを掲げた。今回ハローメンディーが初参戦を果たした『2019年サンリオキャラクター大賞コラボ部門』が2013年に新設されるなど、近年、一層注目度の高まるキャラクター界の一大行事として知られている。ハローキティ、シナモロール、ポムポムプリンなどで知られるサンリオのキャラクターとコラボして昨夏登場して以降、オリジナル・アイテムの発売やライブキャラクターによるハグイベント実施といった新鮮なニュースを世の中に届けてきたハローメンディーも、今回満を持して『2019年サンリオキャラクター大賞コラボ部門』へ初参戦していた。そして、ついにこの日、およそ1カ月半に及んだ投票期間を経て、結果発表が行われたのだ。ハローメンディーのコラボ部門1位受賞の発表を受け、ゲストとして招かれていた関口は、「1位になることができて凄く嬉しいですし、これからもっとハローメンディーが人気者になってくれたら僕も嬉しいと思います」と感想を述べ、最後に「ハローメンディー!おメンディー!」と締めくくると、会場からは大きな歓声と拍手が巻き起こっていた。最後は、ハローキティから関口メンディー本人へ花束が贈呈され、記念すべき1日に文字通り花を添えた。今後は、6月第1週より待望のカプセルトイの販売が順次スタート、ハローメンディーのぬいぐるみプライズ第2弾も全国のアミューズメント施設での展開が控えているなど、多彩な施策が目白押しとなっている。最高の形で第34回『2019年サンリオキャラクター大賞コラボ部門』への参加を終えた今、キャラクター・シーンにさらなる旋風を巻き起こしつつある“HELLO MANDY ★ SANRIO CHARACTERS”の動きに改めて注視していきたいところだ。あわせて、関口のコメントが公開された。■関口メンディー(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)今回の『2019年サンリオキャラクター大賞』コラボ部門で1位を取れると思っていなかったので、驚いたのと同時にとても嬉しいです。こうして1位を取ることができたのも、ファンのみなさんはもちろん、同じグループのメンバー、先輩や後輩といったさまざまな方々が応援してくださり、盛り上げていただいたおかげでもあります。改めて感謝の気持ちを持って、ハローメンディーを盛り上げていけるようにがんばりたいと思います。ハローメンディーはグッズだけに止まらず、アニメなどさらに広がりを持てるキャラクターだと思いますので、日本だけではなく、世界へハローメンディーが羽ばたくことを望みつつ、僕も一緒に進んでいけるようにがんばりたいと思います。
2019年06月04日世界中で社会現象を巻き起こした、ディズニーの大ヒット作品『アナと雪の女王』。その劇場長編第2作『アナと雪の女王2』が、11月22日(火)に公開される。この度、日本限定となるポスタービジュアルが公開された。今回発表された日本限定ポスターに描かれているのは、氷と雪を操る力を持つ姉エルサと、持ち前の明るいキャラクターの妹アナ。お互いを想い合い、強い絆で結ばれたふたりのヒロインが、強い意志を感じさせる表情で前を見据えている姿が表現されている。そして、前作では決して明かされることのなかった、「なぜ、エルサに力は与えられたのか―。」というコピーも加えられた。ここから読み解ける情報は少ないながらも、すべてが謎に包まれているこのポスターからは、神秘的な雰囲気と、未知なる壮大なストーリーのはじまりを予感させられる。閉ざされたアレンデール王国を開き、新しい世界で仲間と過ごすふたりに待ち受ける冒険、そして明かされる秘密とは一体何なのか。最新作の声優は、前作から変わらずエルサ役にイディナ・メンゼルが、アナ役にクリステン・ベルが続投。さらに監督はクリス・バックとジェニファー・リーが前作から引き続き務めることが決定している。『アナと雪の女王2』11月22日(火)公開
2019年06月04日ディズニーが名作アニメーションを実写映画化した『アラジン』(ガイ・リッチー監督)で、“ランプの魔人”・ジーニーを演じた米俳優のウィル・スミスが約1年半ぶり、15回目のプロモーション来日を果たし、取材に応じた。予告編の公開とともに、その姿が“青すぎるウィル・スミス”と話題を集めた実写版のジーニーだが、「あれは100パーセントCGI(Computer Generated Imagery)なんだ。みんな、僕が実際に演じていると思っているみたいだけどね(笑)。その分、自由度も高く、いろんなアドリブを加えることができた」と驚きの舞台裏を明かすスミス。ジーニーといえば、1992年に公開されたアニメ版の声優である故ロビン・ウィリアムズさんの印象も強い。「その通り。自分が演じることで、ジーニーというアイコンを壊したくなかったし、何よりロビンへの敬意を示したかった。同時に自分なりの新しいジーニー像を作り上げることも心掛けた」と振り返る。そんなジーニーの魅力は、ずばり「みんながなりたいと思う理想像であり、愛の体現者である点」。3つの願いを叶えてくれる、陽気で自信家なキャラクターである反面、ご主人に仕えるという“運命”を受け入れており、「知っての通り、ジーニーが身に着ける金の腕輪は拘束のシンボル。いわば、囚われの身なんだ。だからこそ、彼はせっかくの願い事を無駄にされるのが許せないんだ」とキャラクターを深く洞察する。では、スミス本人にとって、自由を奪うような“金の腕輪”は存在するのだろうか?地位も名声も手にした大スターであることは誰もが認めるが、「それだよ!実際、僕は“ウィル・スミスでいること”に囚われ、大成功した映画俳優というペルソナに自分らしさを奪われていた。本当はもっと、いろんなことにチャレンジしたいのにね」と少なからず葛藤を抱いているようだ。「でも、この数年はそこから自由になろうとしているよ。だから、今回のジーニー役も心の底から楽しんだ。さっきも言ったけど、ジーニーは全身全霊で愛を与える存在だからね。アラジン役のメナ・マスードは初めての大役で、最初こそ少し緊張していたから、僕のほうから『肩の力を抜いて、もっと楽しもう』って声をかけたんだ。何より、ジーニーは数千年ぶりに、ランプから飛び出すことができて、もうパーティしたくてしかたがない(笑)。ミュージカル的な要素も強いから、新しいジーニー像を作る上で、音楽は重要なポイントだし、ディズニーの歴史の中で、ああいうヒップホップな味付けをもったキャラクターは、過去にほとんどいなかったんじゃないかな。僕らが現場で味わった楽しさは、きっと日本の皆さんにも感じてもらえるはずだよ!」取材・文・写真:内田涼『アラジン』6月7日(金)より全国公開
2019年06月03日日本で生まれ半世紀以上に渡って愛され続ける怪獣たちが再びスクリーンに出現する! 昨日から生誕の地・日本での公開をスタートした超大作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』はゴジラだけでなく、モスラ、ラドン、そしてキングギドラが総進撃! 大スクリーンで繰り広げられる地球最大の決戦の行方は? 人間はその戦いを見守るしかないのか?1954年に第1作目が公開された『ゴジラ』は、日本で驚異的な成功をおさめ、1956年に追加撮影と再編集が施された海外版が『GODZILLA, KING OF THE MONSTERS!』のタイトルで公開になった。その後、ゴジラはシリーズ化され、世界各地で熱狂的なファンを生み出してきた。そんな中、世界のゴジラ愛好家から高評価を集めたのが、2014年に製作された『GODZILLA ゴジラ』だ。ギャレス・エドワーズが監督を務めた本作は、日本でも“ハリウッド版”として人気を集め、32億円の興行収入を記録。製作を手がけたレジェンダリー・ピクチャーズは、この映画から怪獣たちが大暴れする超大作シリーズ“モンスターバース”をスタートさせており、3年後には『キングコング: 髑髏島の巨神』を発表。そしてゴジラがスクリーンに戻ってきた新作が『…キング・オブ・モンスターズ』だ。舞台は『GODZILLA ゴジラ』の5年後で、眠りから目覚めた巨大生物たちとゴジラが壮絶な戦いを繰り広げる。本シリーズは巨大モンスターのバトルと、彼らに遭遇した人間のドラマが巧みに組み合わさって物語が進んでいくのが特徴で、人間はただ神々の戦いを見守るだけでなく、巨大怪獣はどこからやって来たのか、そしてなぜ目覚めたのかを考察し、地球の壊滅を防ぐべく奔走する。本作でも渡辺謙をはじめ、カイル・チャンドラー、ヴェラ・ファミーガ、サリー・ホーキンスら演技派のキャストが集結。彼らがゴジラやキングギドラのバトルにどう絡むのか? 人類は怪獣たちを単なる破壊者とみなすのか? それとも地球の守護神だと考えるのか? ドラマ部分もスリリングなものになるはずだ。なお“モンスターバース”は今後も継続が決定しており、来年公開の次作ではいよいよゴジラとキングコングが激突するという。
2019年06月01日「インターナショナル・ビアカップ」、「ジャパン・グレートビア・アワーズ」入賞ビールを含む、120種以上の国内外のビールを味わえるビアフェスが開催される。ビールの香りが強く立つように作られたオリジナルベストアロマグラスが入場時にプレゼントされ、このグラスで試飲をする。さまざまな味と香りの個性的なビールを堪能することができる。<開催期間・会場・料金>・2019年6月1日~2日【1日】お昼の回/11:30~15:00、夕方の回/16:00~19:30【2日】13:00~16:30※各日とも最終入場は閉場1時間前まで、ラストオーダーは閉場15分前まで・恵比寿ガーデンプレイス「ザ・ガーデンホール」(東京都渋谷区恵比寿4-20)・当日券/5200円※前売りあり<問い合わせ>・クラフトビア・アソシエーション(日本地ビール協会)0798-70-7171・【公式サイト】 「クラフトビア・アソシエーション(日本地ビール協会)」()<アクセス>JR山手線「恵比寿駅」東口から動く通路「恵比寿スカイウォーク」で徒歩5分
2019年06月01日『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』が、8月30日(金)よりNetflixから全世界同時配信される。この度、キービジュアルと日本語吹き替え版ティザー予告編が公開された。1982年公開のファンタジー映画『ダーククリスタル』は、セサミストリートのジム・ヘンソンと、『スター・ウォーズ』でヨーダを演じたフランク・オズのコンビで制作され、多くの賞を受賞。いまも世界中に熱狂的なファンが存在する。本作『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』は、その前日譚となり、オリジナルの映画を手がけたジム・ヘンソン・カンパニーと、コンセプトデザインのブライアン・フロウドらが製作を務める、Netflixオリジナルの新たなドラマシリーズだ。新たに描かれる10話連続のエピソードは、映画で描かれた時代よりはるか昔にさかのぼる。舞台は同じく壊滅の危機に瀕している惑星トラ。その中心にある計り知れないパワーが秘められている真実のクリスタルが、邪悪なスケクシス族によって破壊されてしまい、トラ全体に謎の病が蔓延している。ひょんなことからスケクシス族の恐るべき謀略を知ってしまったのが主人公となるライアン、ブレア、ディートら3人の若きゲルフリン族たち。彼らは反乱を起こし、世界を救うために苦難の冒険へ旅立つ。公開された幻想的なキービジュアルには、3つの太陽に照らされ、そびえ立つダーククリスタルの城を目指すライアン、ブレア、ディートらの姿が描かれている。また予告編では、ジム・ヘンソン・カンパニーによるパペット技術と、進化したデジタル視覚効果が融合して生み出される映像世界の一端が垣間見える。オリジナル映画で描かれていた荒廃した惑星トラとは異なる、かつては動植物が暮らしていた美しい光景、そしてオリジナルの映画では物語のキーパーソンとなっていた守護者オウグラの姿も映し出されている。『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』予告編()『ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス』8月30日(金)世界同時配信
2019年05月31日藤原竜也が主演する超人気シリーズ『カイジ』が、『カイジ ファイナルゲーム』として9年ぶりにスクリーンに復活。原作者・福本伸行による完全オリジナルストーリーに、福士蒼汰、関水渚、新田真剣佑、吉田鋼太郎ら豪華俳優陣が集結し、2020年1月10日(金)より全国東宝系にて公開されることが分かった。1996年より講談社・ヤングマガジンにて連載が開始され、シリーズ累計発行部数2100万部を超える大ヒットコミック『カイジ』。連載開始から23年たった現在でも、ヤングマガジンの読者ランキング上位を誇る異例の人気作となっている。また、過去に公開した映画シリーズ2作、『カイジ 人生逆転ゲーム』『カイジ2 人生奪回ゲーム』はともに大ヒットを記録し、日本を代表する超人気シリーズとなった。今でも色褪せぬ知名度と人気を誇る本シリーズが、オリジナルストーリー&シリーズ最終章として9年ぶりにスクリーンに帰ってくる本作の監督は、過去2作でもメガホンを取った佐藤東弥が続投。『カイジ』の強烈な世界観を再びスクリーンに甦らせる。また、“限定ジャンケン”、“鉄骨渡り”、“Eカード”、“沼”など、『カイジ』シリーズの象徴とも言える斬新なゲームがこの作品の見どころのひとつとなっているが、今回の最終章では、原作者・福本自らが脚本に携わり、オリジナルストーリーを考案。原作にはない、まったく新しい4つのオリジナルゲーム、“バベルの塔”、“最後の審判”、“ドリームジャンプ”、“ゴールドジャンケン”が登場する。カイジに立ちはだかる4つのゲームとは?過去作で観る者すべてを魅了した数々のゲーム同様、原作者渾身の手に汗握る展開が待っている。主演は、これまでの『カイジ』シリーズで主演を務め、映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍する藤原。いつも借金まみれのダメ人間・カイジを9年ぶりに熱演する。また本作からの新キャストとして、数多くの作品で注目を集める福士、注目度急上昇中の若手女優・関水、数多くの大ヒット作品に引っ張りだこの新田、そして、さまざまな作品で強烈なインパクトを残す名優・吉田の4名が出演することに。シリーズ最終章に相応しい、豪華俳優陣が集結した。今作でカイジを待ち構える試練とは?その未来にあるのは天国か地獄か?クセが強すぎる登場人物や驚きの展開に、日本中が再び“ざわ……ざわ……”すること間違いなしだ。撮影はすでに終了しており、現在ポスプロ作業中。この先行きの見えない新時代。平成から令和へと移り変わる今だからこそ、カイジならではのメッセージをすべての日本国民に投げかける。あわせて、キャスト陣と原作者・福本のコメントが公開された。■藤原竜也日常ではなかなか経験できない世界を描いていて、日頃抱えている社会に対する想いなどを代弁者のようにスッキリ見せてくれるのが『カイジ』。今回も原作の福本さんの世界観を見事に表現してくれていて、度肝を抜かれました。一般的なレベルの温度での芝居をしていたら『カイジ』の世界では通用しないので、脳みそが疲れて大変でしたが(笑)、新キャストの方々のいろんな才能と交われたのが非常に面白かったです。今回は展開が盛りだくさん。ここまでやっていいのかってぐらいてんこ盛りなので、ぜひ期待して観に来て欲しいです。■福士蒼汰あのカイジの世界に自分が入れるなど考えてもいなかったので、出演のお話を頂き、身の引き締まる思いを抱きました。緊張感のある作品ですが、現場はチーム一体となり和やかな雰囲気もあって、カイジに関わるみなさんが温かく迎えてくださったことに感謝しています。藤原さんとの共演は夢でもあったのですが、実際に現場でご一緒させていただいて、学ぶことがたくさんありました。“Final Game”の名前に相応しい作品になっているのではと思います。是非、楽しみにお待ちください■関水渚1作目のカイジが公開された時、私はまだ小学生で、面白くて仕方がないカイジの続編に将来自分が携わることができるなんて夢にも思いませんでした。主演の藤原竜也さんはお芝居が格好よくて、中身は優しくて暖かくて。そんな藤原さんをカイジと呼びながら一緒にお芝居をし、たくさんのアドバイスをいただいていたあの日々は刺激的で、夢のようで、あっという間でした。監督、そして共演させていただいた先輩方には感謝でいっぱいです。■新田真剣佑昔から見ていた『カイジ』に出演させて頂けて、とても嬉しかったです。皆さんのチームの一員になれたことが誇らしく、現場に行くのが楽しい毎日でした。藤原さんとは以前からプライベートでも仲良くさせて頂いていて、今回初めて芝居で共演することができました。現場で会った藤原さんはいつもの雰囲気とは違って本物の“カイジ”で、とても興奮しました。■吉田鋼太郎あの“藤原竜也カイジ”との真っ向勝負なので、いつにも増して気合が入りました。普段共演の多い藤原君ですが、流石に彼の当り役カイジは手強かったです。■福本伸行(原作・脚本)『カイジ ファイナルゲーム』がいよいよ公開。ありがとうございます!実はこの脚本は、ほぼほぼ4年ほど前にできていた。が、そこから、なかなか、前に進めず……でも、待てば海路の日和あり、ついにこの度、公開決定となりました。有難い!虚と実。実と偽。やっちゃいけないギャンブルの数々を、またみんなにお見せできる運びとなり、本当に嬉しい。是非、映画館で『カイジ』でしか味わえない感覚・感動・歓喜、なんだったら、僥倖を味わっていただきたい!唯一無二、翻弄される快感、“カイジ・ワールド”、9年ぶりの公開です!結構、あいだ、開いたー!『カイジ ファイナルゲーム』2020年1月10日(金)より全国東宝系にて公開
2019年05月31日LUNA SEAが、本日5月31日と明日6月1日に、東京・日本武道館にてライブ「LUNA SEA 30th anniversary LIVE -Story of the ten thousand days- 日本武道館2days」を開催する。今年、5月29日に結成30周年を迎えたLUNA SEAは、1989年にLUNACYという表記で、RYUICHI(Vo)、SUGIZO(Gt/Violin)、INORAN(Gt)、J(Ba)、真矢(Dr)のメンバー5人で町田プレイハウスを拠点にライブ活動を開始。1990年にバンドの表記をLUNA SEAに変更し、1992年にアルバム『IMAGE』でメジャーデビューを果たした。2017年12月に9枚目のオリジナルアルバム『LUV』をリリースし、昨年1月より全国ツアーを敢行。6月には、第2回「LUNATIC FEST. 2018」を開催し、大成功を収めた。そんな結成から今日まで、常に日本のロックバンドシーンの第一線を走り続けてきたLUNA SEAが、本日31日と明日1日に行う「LUNA SEA 30th anniversary LIVE -Story of the ten thousand days- 日本武道館2days」は、結成30周年を記念したワンマンライブ。チケットは両日共にソールドアウトを果たしている。結成から今日までの集大成となるこの2日間は、LUNA SEAにとってもファンにとっても、忘れられない日になることは間違いないだろう。日本武道館にまた新たな歴史が刻まれる瞬間を見逃せない。なお、LUNA SEAは、結成記念日である5月29日に、約3年ぶりとなるニューシングル『宇宙の詩 ~Higher and Higher~ / 悲壮美』と、メジャーデビュー以降のオリジナルアルバム全8作品のアナログレコードを同時リリースした。12月には、世界的プロデューサーのスティーヴ・リリーホワイトとの共同プロデュースとなるアルバムの発売を予定している。公演情報LUNA SEA The 30th Anniversary Special Live 日本武道館 2days会場:日本武道館5月31日(金)OPEN 17:30/START18:306月1日(土)OPEN 16:00/START17:00
2019年05月31日8月2日(金)より公開される、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』。この度、ミニコンボカスタム予告映像と新場面写真が公開された。ワイルドなスタイルで超重量級のクルマを操る追跡のプロ、元FBI特別捜査官のルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)と、クールなスタイルで超高級なクルマを駆る規格外の男で、元MI6エージェントのデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)。“ワイスピ”ファンにはお馴染みのふたりを主役に迎えた、新たな戦いの幕開けだ。先日公開となった海外予告映像の日本国内再生数は、5月23日時点で900万回を突破(※公式Youtube/公式Twitter/公式Facebook/その他各メディアの合算再生数、配給独自調べ)。それまで“ワイスピ”シリーズの中で最高記録だった『ワイルド・スピード ICE BREAK』の海外本予告再生数550万回をぶっちぎりに上回る、歴代トップの盛り上がりを見せている。本作の公開を待ちわびるファンは「超スーパーコンボしてる!!」「期待を裏切らないぶっ飛び具合い!」「破壊力ヤバすぎ!」と、これまでに見たことのない“規格外”すぎる映像に大興奮。公開まで約3カ月前にして、日本中の注目を集めている。公開された映像内では、犬猿の仲であるホブスとショウが一緒にトラックに乗り込み、ヘリを素手で墜落させるなど、スーパーヤバいアクションが盛り込まれ、1秒たりとも目が離せない。また、あわせて公開された新場面写真からも、異様なヤバさが伝わってくる。本作は、全世界シリーズ累計興行収入は5000億円を超え、全世界歴代興収トップ10入りまで果たし、史上最高のアクションシリーズへと進化し続ける“ワイスピ”最新作だが、もちろん桁違いの“火薬”と“車”の使用量も期待を裏切らない。『MEGA MAX』では金庫を引きずりながらのカーチェイス、『EURO MISSION』では高速道路で戦車とバトル、『SKY MISSION』では“車は空を飛ばない”という常識を覆し、本物の車を飛行機から投下し撮影、『ICE BREAK』では潜水艦VS車と、“ワイスピ”スタッフしか思いつかない規格外のアクションに挑戦してきたが、今回はそんなシリーズ史上最もやりすぎなアクションが展開する。ロンドンで繰り広げられるカーチェイス、ロシアでの削岩機やトラックを駆使した大逃走劇、サモアのファミリー大乱闘をはじめ、ヘリコプターにチェーンを巻き付け4台のトラックが連鎖した状態から遠心力で崖の外に飛び出すものなど、爽快感を覚えるアクションが止めどない。『MEGA MAX』で“ワイスピファミリー”入りを果たし、米フォーブス誌『過去20年で最も稼いだ俳優』に選ばれ、さらにはハリウッドの殿堂入りするまでに上り詰めた、ホブス役のジョンソン。そして、『EURO MISSION』で“ファミリー”に加入し、ハリウッドナンバー1アクション俳優の地位を不動のものにしたショウ役のステイサム。さらに、このふたりに立ちはだかる“最強の敵”として、去年米ピープル誌の『最もセクシーな俳優』に選ばれたイドリス・エルバが参戦するのも見どころだ。“規格外”の3人によるスーパーコンボな戦いの行方は、果たして……。『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』8月2日(金)より全国公開
2019年05月30日布袋寅泰が昨日5月29日に、ニューアルバム『GUITARHYTHM Ⅵ』をリリースした。日本のロックシーンへ大きな影響を与えた伝説的ロックバンド・BOØWYのメンバーにして、日本を代表するギタリストである布袋寅泰。プロデューサー、作詞・作曲家としても才能を発揮し、国内外から高い評価を得ている。1988年にアルバム『GUITARHYTHM』でソロデビューを果たして以降も、精力的な音楽活動を行い、今もなお世界で活躍中だ。ソロデビュー30周年を迎えた昨年10月には、ベルギー、フランス、スイス、イタリア、イギリスの5カ国でヨーロッパツアーを敢行。その後、11月より全19公演の国内ホールツアー「HOTEI Live In Japan 2018 ~ TONIGHT I’M YOURS TOUR ~supported by ひかりTV」を開催し、大盛況のなか幕を閉じた。そんな日本のみならず、海外のオーディエンスの心も掴む布袋にとって、今作『GUITARHYTHM Ⅵ』は、布袋の代名詞とも言える『GUITARHYTHM』シリーズ最新作にして、前作より約10年ぶりとなる史上最高傑作のアルバムとのこと。1988年発表のBOØWYのライブアルバム『LAST GIGS』以来、約31年ぶりの3人そろってのレコーディング作品となった、松井常松と高橋まこと参加曲「Thanks a Lot」や、Cornelius、MAN WITH A MISSIONをそれぞれゲストに迎えた楽曲「Clone(feat. Cornelius)」、「Give It To The Universe(feat. MAN WITH A MISSION)」など、全13曲が収録されている。なお、布袋はアルバムリリース後の6月より、全24公演からなるツアー「HOTEI Live In Japan 2019 ~GUITARHYTHM Ⅵ TOUR~」を開催することも決定している。リリース情報『GUITARHYTHM Ⅵ』・UNIVERSAL MUSIC STORE限定販売:完全数量限定盤 GUITARHYTHM Ⅵ BOXセット【CD+GUITARHYTHM Ⅵグッズセット】10,000円(税込み)・LIVE Blu-ray付 初回生産限定盤【CD+BD】BD内容:2018年12月30日に大阪・オリックス劇場にて行われた「HOTEI Live In Japan 2018 〜TONIGHT I’M YOURS TOUR〜」最終公演完全収録映像付8,900円(+税)・LIVE DVD付 初回生産限定盤【CD+2DVD】DVD内容:2018年12月30日に大阪・オリックス劇場にて行われた「HOTEI Live In Japan 2018 〜TONIGHT I’M YOURS TOUR〜」最終公演完全収録映像付8,400円(+税)・通常盤【CD】3,000円(+税)
2019年05月30日EXILE HIRO、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)代表の別所哲也らが立ち上げた“CINEMA FIGHTERS PROJECT”第3弾作品『Beautiful』(三池崇史監督)、『魔女に焦がれて』(井上博貴監督)が5月29日、都内で行われたSSFF&ASIAオープニングセレモニーにて、特別先行上映。各作品で主演を務めるEXILE AKIRA、佐藤大樹が作品への思いを語った。今回、世界的な人気を誇る三池監督と初タッグを組んだAKIRAは「ハードで厳しく、怖い現場を想像していましたが(笑)、いざご一緒すると、とても暖かく思いやるがある。俳優に寄り添ってくださる監督さんだった」と回想。ファンタジー色が色濃く、人生における“運命と奇跡”にスポットをあてた内容に「さすが、さまざまなジャンルを手がけてきた三池監督ですし、自分自身もこれまでにない表現ができたと思う」と強い手応えを示した。“CINEMA FIGHTERS PROJECT”への参加はこれで2度目となり、「短い時間で、作品の魅力を伝えなければいけない。俳優の技量が必要になってくる」とショートフィルムの醍醐味をコメント。「きっと心に感じるものがあるはず」とファンにアピールした。一方、初めて“CINEMA FIGHTERS PROJECT”に参加する佐藤は「出演が決まった瞬間、本当にうれしかった」と笑顔で振り返った。劇中では、自分の気持ちを打ち明けられずにいる不器用な高校生を演じており「今まで演じたことのない、物静かな役。ただでさえ、短い時間で(メッセージを)伝えなければいけないのに、セリフも少なかったので、表情で見せないといけないと思った」と役作りを語っていた。“CINEMA FIGHTERS PROJECT”はEXILE HIROと別所、そしてEXILE、三代目 J Soul Brothersなどに歌詞を提供してきた作詞家の小竹正人が「詩と音楽、映像の融合」をテーマに掲げて、2017年に立ち上げたコラボレーション企画。第3弾となる今回は『Beautiful』『魔女に焦がれて』に加えて、今市隆二が演技に初挑戦する松永大司監督のショートフィルムなど計5作品が製作され、秋には全国公開される。取材・文・写真=内田 涼『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019』5月29日(水)~6月16日(日)
2019年05月29日ASIAN KUNG-FU GENERATIONが、本日5月29日と明日30日に東京・中野サンプラザにて「ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2019 『ホームタウン』」を開催する。2018年12月にリリースされたアルバム『ホームタウン』を携えて日本を約2周するという本ツアーは、今年3月から7月にかけて前半はライブハウス、後半は会場をホールに移し、計35公演を開催中。各1組のフロントアクトを迎えたライブハウスツアーにはAge Factory、ROTH BART BARON、MONO NO AWARE、Tempalay、Homecomings、折坂悠太、唾奇ら若手のシーンを担う旗手たちが出演した。現在はホールツアーに突入しており、ツアーファイナルは7月25日の神奈川・パシフィコ横浜公演となる。また、『ホームタウン』のリードトラックでもあり、すでに同ツアーのアンコールで毎回披露されている『解放区』のミュージック・ビデオが先日公開された。大喜多正毅が監督を務めた同MVでは、メンバーの演奏シーンはなく、晴れやかな表情でファン200人とともに“自由”を歌っている作品となっている。この曲がライブで演奏される時の一体感を想像しただけでも胸を打たれる思いだが、本日の中野サンプラザ公演でも演奏されるのか、期待しよう。そして、ASIAN KUNG-FU GENERATIONは8月に東北のライブハウスをめぐるワンマンツアー「東北ライブハウス大作戦ツアー2019」を開催することを発表した。同ツアーは、東北ライブ大作戦の3会場<KLUB COUNTER ACTION MIYAKO>、<KESEN ROCK FREAKS>、<石巻 BLUE RESISTANCE>で公演が行われるとのこと。公演情報「ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2019 『ホームタウン』」5月29日(水)東京中野サンプラザ5月30日(木)東京中野サンプラザ6月1日(土)茨城茨城県立県民文化センター6月4日(火)埼玉大宮ソニックシティ 大ホール6月7日(金)北海道札幌 わくわくホリデーホール6月12日(水)大阪大阪フェスティバルホール6月13日(木)大阪大阪フェスティバルホール6月16日(日)愛知名古屋国際会議場センチュリーホール6月21日(金)広島上野学園ホール6月23日(日)群馬群馬音楽センター6月29日(土)石川本多の森ホール6月30日(日)新潟新潟県民会館7月4日(木)千葉市川市文化会館7月10日(水)兵庫神戸国際会館 こくさいホール7月12日(金)福岡福岡サンパレス ホテル&ホール7月14日(日)香川サンポートホール高松・大ホール7月21日(日)静岡静岡市民文化会館 大ホール7月24日(水)神奈川パシフィコ横浜7月25日(木)神奈川パシフィコ横浜「ASIAN KUNG-FU GENERATION『東北ライブハウス大作戦ツアー2019』」8月7日(水)KLUB COUNTER ACTION MIYAKO8月8日(木)KESEN ROCK FREAKS8月10日(土)石巻 BLUE RESISTANCE
2019年05月29日松山ケンイチ、早乙女太一が声優としてW主演する『プロメア』は、『天元突破グレンラガン』、『キルラキル』で知られる、今石洋之(TRIGGER)・中島かずきタッグによる長編劇場アニメーション作品だ。突然変異で誕生した、炎を操る人種「バーニッシュ」が引き起こした「世界大炎上」によって、全世界の半分が焼失した大災害から30年後の世界。自治共和国プロメポリスで、バーニッシュに対抗する救命消防隊「バーニングレスキュー」の新人隊員・ガロと、バーニッシュの中でも過激な行動をとる「マッドバーニッシュ」のリーダー・リオの戦いを描く。ガロがパワードスーツ「マトイテッカー」で、バーニッシュたちと戦う豪快なアクションシーンは必見!松山、早乙女ともにアニメーション作品の主演は初挑戦とのことで、様々な驚きや苦労があったという。「普段は“(演技に)もっと感情を出して欲しい”という場合、表情や身振り手振りになるんです。でも、「あれ?これはアニメの世界じゃ使えないじゃん!」と気がついて。声だけでどうやって表現を増していけばいいのか、最初は自分でもわからなかったんです。とくに、(マトイテッカーに乗っている時に)スピードが速すぎて、重力がかかってるシーンなんかは、すごく悩みました」(松山)「僕の場合は、舞台をメインにしていることもあって、全身を使って演技をすることが多いんです。だからこそ、より、身体を使っての演技に慣れていたことがあって、自分の身体を使うことができない演技は大変でした。地面に激しく全身を叩きつけられるだとか、“自分の声の引き出し”にないシーンも多かったので、そういう時は、お腹をパンチしたりして、声の幅を広げてみたり」(早乙女)ガロの尊敬するプロメポリス司令官・クレイ役は堺雅人がつとめることでも話題の本作、クライマックスシーンは3人で収録したという。「あのシーンを3人でやれたのは、すごく良かった。アフレコの現場において、タイミングを合わせるという時点で慣れてない。ラフ画の段階での収録なので、完成したシーンがまだ分からない中、自分の想像力を使って、タイミングを考えることに精一杯になってしまっていた。でも、同じ空間で3人での収録は、耳から演技が入ってくるので、自然にタイミングを合わせることができるし、お互いの演技にも影響も受けるので、刺激的でしたね」(早乙女)また、小西克幸や檜山修之、小清水亜美などTRIGGER作品でお馴染みの実力派声優陣が脇を固めることでも知られる本作だが、ゲーラ役の檜山修之の大ファンだという松山は、共演に興奮を隠せない様子。「僕、檜山修之さんの大ファンなんですけど、収録では会えなかったんです。だけど、本当に会ってしまったら、現場で萎縮しちゃって演技できなかったかもしれないから、今思うと会えなくて正解かも(笑)。今石さんのアニメって熱いじゃないですか。そこに、これまでの自分の演技を出しつつ、その「熱さ」を出すにはどうしたらいいんだろう?と考えてました」松山演じる熱血漢のガロと、早乙女演じるクールなリオは正反対のキャラクターのように見える。「この作品の話が来たときも、ちょうどかずきさんの脚本(WOWOWドラマ『ふたがしら』)で、僕らはそういう正反対のコンビの役をやってたんです。『ふたがしら』も、同じかずきさん脚本の『髑髏城の七人』とも地続きだったので、そこはそのままのテイストで演じたというか」(松山)「とにかく一番大切にしたのは、リオという人が背負っている悲しみ、怒りが軽くならないように気をつけました」(早乙女)それぞれの正義がぶつかりあう重厚なテーマを持ちながら、笑いありアクションありのエンターテイメント作品に仕上がっている。「ターゲットを絞っている作品じゃないんですよね。深いテーマとメッセージ性のある作品ですが、ガロの技の名前も“マッチ一本 火事の元キック”だとか、コミカルな部分もあるんです」(松山)「男の人たちがカッコいい作品ですね。皆それぞれ揺るがない信念を持っている。出てくるキャラクターは皆エネルギッシュ、悪役も個性豊かで、魅力的なキャラクターがいっぱい出てきます」(早乙女)一言では語りきれない魅力が詰め込まれた『プロメア』は、5月24日全国公開される。撮影/高橋那月、取材・文/藤谷千明、企画・構成/藤坂美樹
2019年05月28日『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』の主題歌が、ドラマ版に引き続き、スキマスイッチの『Revival』に決定。この度、待望の特報映像とティザービジュアルが公開された。モテない独身ダメ男・春田創一と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵、イケメンでドSな後輩・牧凌太の三角関係をピュアに描いたラブコメディ『おっさんずラブ』。2018年4月クール(テレビ朝日系列/土曜23時枠・全7話)で放送されるやいなや、“はるたん”こと春田を巡って繰り広げられるおっさん同士の恋模様に笑いながらも、あまりのピュアな愛に心を打たれる視聴者が続出した。SNSを中心に話題沸騰となり、オリコンのドラマ視聴者満足度ランキング1位、読売新聞の民放連続ドラマ読者投票1位、放送中にTwitter“世界トレンド1位”を記録するなど大きな盛り上がりを見せ、最終話放送終了後は“おっさんずロス”の声も相次いだ。その後もファンの熱は冷めることなく高まり続け、DVD&Blu-rayはテレビ朝日史上最高の予約数を記録。『オリコン年間映像ランキング2018』テレビドラマDVD部門、BD部門ともにNo.1を獲得する大ヒットとなり、さらには『新語・流行語大賞2018年』トップ10にノミネートされるなど社会現象を巻き起こし、待望の映画化が決定したのだ。先日、田中圭、吉田鋼太郎、林遣都の3人をはじめとした連続ドラマからのお馴染みのレギュラー陣に加え、沢村一樹が天空不動産で新たに発足したプロジェクトチームのリーダーで、春田たちの前に立ちふさがる強敵・狸穴迅を、志尊淳が春田が所属する天空不動産第二営業所に配属された、キラキラネームの陽気な新入社員・山田正義を演じることが発表されたところだ。公開された特報で、撮影したての劇場版本編シーンが初公開。手と手が触れ合い見つめ合う春田と山田、「ちょっと付き合えよ」と色気たっぷりに牧を誘う狸穴、「結婚って……本気で言ってます?」という意味深な牧の言葉、さらには謎の手編みセーターを抱えて微笑む黒澤部長の姿も。その他にも、浴衣姿で指輪を見つめる春田、キス寸前で対峙する黒澤&狸穴など、もはや何がどう“禁断の五角関係”なのか、期待感を大いに煽る。そして主題歌は、連続ドラマからの続投となるスキマスイッチの『Revival』。白熱するおっさんたちのラブ・バトルロワイアル……いったい誰と誰が“LOVE”になるのか? “DEAD”とは何なのか?という謎と期待でヒートアップした特報に仕上がっている。さらにティザービジュアルは、メインキャスト5人がそれぞれタキシードを纏って闊歩する姿が収められたもの。その後ろには、大爆破の炎によって形作られた大きなハートが……?“ラブがとまらない”というコピーが踊り、おっさん同士の五角関係、ラブ・バトルロワイヤルのスケールの大きさを期待させてくれるような仕上がりとなっている。『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』8月23日(金)より全国公開
2019年05月27日清々しい初夏の季節を迎える錦糸公園で、肉を中心としたフードフェスと音楽フェスのコラボイベント「ニクオン」が開催される。墨田区内の肉料理を中心とした飲食店が大集合し、各店自慢の肉料理が販売。会場内に食欲をそそる芳ばしい香りが漂う中、ステージではプロミュージシャンによる音楽ライブが行われる。ニクオン会場の隣には、アクティビティエリアが登場し、もの作りワークショップやフラ、ヨガなどが楽しめる。2019年はフォークフェスも同時開催。<開催期間・会場・料金>・2019年5月25日~26日11:00~19:00(予定)・錦糸公園(東京都墨田区錦糸4丁目)・入場無料<問い合わせ>・ニクオン実行委員会事務局03-5619-4885・【公式サイト】 「ニクオン」()<アクセス>JR総武本線「錦糸町駅」から徒歩3分
2019年05月25日7月13日(土)~21日(日)の9日間にわたり開催される、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭。第16回目を迎える今回のコンペティション部門審査委員長に三池崇史監督、荻上直子監督が就任することが分かった。本映画祭は、デジタルシネマにフォーカスを当て、国際コンペティション、国内コンペティション(長編部門、短編部門)の2部門3カテゴリーのコンペティション上映を中心に開催するもの。これまで、『孤狼の血』『凪待ち』の白石和彌監督、『長いお別れ』の中野量太監督、『ピンカートンに会いにいく』の坂下雄一郎監督、そして昨年の日本映画界最大の話題作『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督らが受賞。さらに、今年3月に公開され各方面から絶賛を集めた『岬の兄妹』の片山信三監督など、今や日本映画界のトップランナーに飛躍した監督や、新作を心待ちにされる監督たちが多数受賞を果たしており、新たな才能を発掘する“若手映像クリエイターの登竜門”として成長してきた。そしてこの度、今年の“国際コンペティション”、“国内コンペティション”両部門の審査委員長が決定。世界中から厳選した作品を上映する国際コンペティションの審査委員長は、今年の第72回カンヌ映画祭監督週間に最新作『初恋』が選出されるなど、名実ともに日本を代表する映画監督のひとりである三池監督が務める。そして、日本の若手監督の発掘を目的とする国内コンペティションでは、『彼らが本気で編むときは、』で日本映画初のベルリン国際映画祭テディ審査員特別賞と、観客賞をダブル受賞した荻上監督が審査委員長を務める。国内外から高く評価される三池監督、荻上監督がどの作品に賞を贈るのか、そして今年はどんな新鋭監督が飛び出すのか、大きな期待が寄せられること必至だ。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019(第16回)開催概要■会期:7月13日(土)~7月21日(日)までの9日間■会場:SKIPシティ(埼玉県川口市)■内容:国際コンペティション、国内コンペティション、特集上映、関連企画、イベント等多数予定(後日詳細発表)
2019年05月24日映画『貞子』が本日から公開される。日本のホラー映画の代名詞的存在になった“貞子”が再びスクリーンに登場する作品で、『リング』シリーズを手がけてきた中田秀夫が監督を務めている。鈴木光司が1991年に出版した小説『リング』は発刊当初は大きな話題にならなかったが、口コミで少しずつ売れ行きを伸ばしていき、1993年に文庫化。その2年後に『リング ~事故か! 変死か! 4つの命を奪う少女の怨念~』のタイトルでテレビドラマ化された。さらにその3年後、中田秀夫が監督を、高橋洋が脚本を手がけた映画『リング』が、続編小説を映画化した『らせん』と同時公開され大ヒット。呪いのビデオを再生した1週間後にモニターから這い出てくる“山村貞子”は日本ホラー映画史に名を刻むキャラクターになった。その後、映画『リング2』が公開になり、2002年には米ドリームワークスが製作を手がけた『ザ・リング』が公開。中田監督は『ザ・リング2』でも監督を務め、日本の恐怖表現をハリウッドに持ち込み話題を呼んだ。他にも小説、映画、ドラマと“リング”の世界は広がっていき、貞子はおなじみの存在に。木村多江、仲間由紀恵、橋本愛らが貞子を演じたほか、映画のキャンペーンで貞子が野球の“始球式”に登場するなど、次第に恐怖の存在から“愛されキャラ”へと変貌している。そんな中、中田監督が14年ぶりにシリーズに帰還して手がけたのが映画『貞子』だ。本作は鈴木光司の小説『タイド』が基になっており、病院で心理カウンセラーとして働く女性が、火事で記憶をなくした少女に会ったことから想像を絶する恐怖を体験するドラマが描かれる。中田監督は本作について「私自身が“イケてる”と思うホラー表現をシンプルに、がむしゃらに追求した。同時代で観てくれた世代には、うなずいてもらえるもの、ティーンたちには、驚がくしてもらえるものを目指した」とコメント。スクリーンに貞子が現れる時、2019年の観客は“おなじみのキャラだ!”と微笑ましい気持ちになるのか? それとも何度目かの“圧倒的な恐怖”を味わうことになるのか?長年に渡って愛され続けてきたホラーアイコンの“勝負の1作”になりそうだ。
2019年05月24日クリストファー・ノーランの次回作のタイトルが、『Tenet』だとわかった。ワーナー・ブラザースが、アメリカ時間水曜日に発表した。主演は『ブラック・クランズマン』で高い評価を得たジョン・デビッド・ワシントン。ほかに、ロバート・パティンソン、アーロン・テイラー=ジョンソン、マイケル・ケイン、ケネス・ブラナー、エリザベス・デベッキらが出演する。秘密主義のノーランにはいつものことだが、内容はいっさい明かされていない。撮影はすでに開始。ロケは世界7カ国で行われるという。北米公開は来年7月17日。文=猿渡由紀
2019年05月23日日本文学史上最大級のベストセラー『人間失格』誕生秘話を、作者の太宰治と彼を愛した3人の女たちの視点から描く、蜷川実花監督、小栗旬主演作品『人間失格 太宰治と3人の女たち』が、9月13日(金)より全国公開される。この度、脇を固める豪華な男性キャスト陣5人の顔ぶれが明らかになった。本作の主人公は、小栗演じるトップスター作家・太宰治。身重の妻・津島美知子とふたりの子どもがいながら恋の噂が絶えず、自殺未遂を繰り返すという破天荒な生活を送った人物だ。弟子でもある作家志望の太田静子と、未亡人の山崎富栄。ふたりの愛人と正妻をめぐり、当時日本中を騒がせた“文学史上最大のスキャンダル”が描かれる。太宰の正妻・美知子役には宮沢りえ、弟子・静子役に沢尻エリカ、さらに、太宰の愛人で“最後の女”となった富栄役を二階堂ふみ、3人の女優が“3人の女たち”を演じることが、すでに発表されている。この度追加発表されたキャストは、成田凌、千葉雄大、瀬戸康史、高良健吾、藤原竜也の5人だ。成田凌が演じるのは、当時太宰に関わったとされる編集者数名の要素をひとりに集約した映画オリジナルのキャラクターで、太宰に『人間失格』の執筆を依頼することになる、老舗出版社の若手編集者・佐倉潤一。太宰には煙たがられているが、やがて太宰が巻き起こす様々な女性問題に巻き込まれ翻弄されていく。太宰の弟子であり愛人でもある静子(沢尻)の弟・太田薫を演じるのは、千葉雄大。太宰の子どもを身ごもった姉・静子に対して、世間体を気にして苦言を呈するも音信不通となった太宰に本気で怒りをぶつける、姉想いの弟役だ。また、太宰が心を許す親友であり、脚本家としてラジオやテレビ等を中心に活躍した気鋭の作家・伊馬春部の役には瀬戸康史。自身と同じ福岡出身の伊馬を演じるにあたり、劇中で流暢な九州弁を披露し、明るく人懐こい役どころをコミカルに表現する。太宰を批判する若き日の三島由紀夫役には高良健吾。後に日本文学界を代表する世界的作家となる三島は、無名時代に太宰と直接対面し真っ向から批判したという知られざる逸話が残っている。そして、『堕落論』など過激な思想で戦後に一躍時代の寵児となった、無頼派(ぶらいは)を代表する作家であり、実際に太宰の友人でもあった坂口安吾を演じるのは藤原竜也。本作での坂口は、決して酒と薬を手放さない破天荒で強烈な作家であり、太宰を堕落へと誘う悪魔的な魅力を持つ人物として描かれる。■コメント・成田凌蜷川実花さんの作品で、主演は小栗旬さんと聞いた時点で、迷いは全くなく、そのような作品に自分も参加できることが嬉しかったです。何よりもまず学生時代からの太宰の大ファンで敬意が前提にあるということを大切に演じました。驚くほど映像が綺麗で、どのシーンも凄く印象的で鮮明に残っています。・千葉雄大(自分の演じる)薫はある意味堅物だと思いますが、常に姉のことを思っている。それを根底にもって演じました。蜷川監督作品は、お客さんとしてファンだったので、自分が出演させて頂きすごく嬉しいですし、もっとこの世界観に浸っていたかったです。・瀬戸康史初共演の小栗さんに非常に優しく接して頂いて、楽しく演じることができました。また、伊馬が北九州出身ということ、僕も福岡で生まれ育ったので、福岡弁をやらせてもらっています。とても大切な印象に残るシーンになったと思います。・高良健吾三島由紀夫さんの本には個人的にも影響を受けているので、プレッシャーはもちろんありましたが、演じられて光栄でした。蜷川監督の三島への思い、演出も非常に的確で分かりやすく、若い時に鍛えていただいた小栗さんとの共演も、緊張感がありつつも本当に楽しかったです。・藤原竜也小栗くん主演の本作に出演できるということは、非常に光栄で嬉しかったです。坂口安吾という重要な役どころを頂き、実際に太宰と安吾が通っていたバー“ルパン”での撮影はまるでタイムスリップしたようにすごく素敵で、大変貴重な経験をさせて頂きました。『人間失格 太宰治と3人の女たち』9月13日(金)全国公開
2019年05月23日京都出身のロックバンド・くるりが、『songline』リリースツアー「列島 Zeppェリン」を締めくくる東京公演を5月23日と24日の2日にわたりZepp Tokyoにて開催する。くるりは、1998年10月にシングル『東京』でメジャーデビューを果たして以降、11枚のアルバムと30枚のシングルを発表。また2007年より主催イベント「京都音楽博覧会」をスタートさせたり、『ジョゼと虎と魚たち』『奇跡』といった映画作品の音楽を担当したりと、これまでの活動は多岐にわたる。本公演は、アルバム『ソングライン』を提げ、東京、名古屋、大阪、福岡のZepp会場を巡ってきたツアーの最終公演となる。昨年9月にリリースされた『ソングライン』は、2014年に発表の前作『THE PIER』以来4年ぶりに発表されたくるり通算12枚目のオリジナルアルバム。『How Can I Do?』『特別な日』『その線は水平線』『春を待つ』『だいじなこと』『忘れないように』を含む全12曲が収録されている。また同作の初回限定盤A、Bには2018年3月31日にZeppTokyoで行われた、くるりライブツアー「線」の最終公演より演奏された全20曲が収められている。今回のツアーでは、岸田繁(Vo/Gt)、佐藤征史(Ba)、ファンファン(Trumpet)のほか、野崎泰弘(Key)、松本大樹(Gt)、クリフ・アーモンド(Dr)が参加。新しい手法や音を追求しながらも、どこかで懐かしさとくるりらしさを感じさせてくれる『ソングライン』がライブで堪能できるのはとても楽しみだ。なお、くるりは『songline』リリースツアー「列島 Zeppェリン」に続き「列島ウォ〜リャ〜Z」と題したライブハウスツアーを開催する。こちらは6月14日(金)の仙台公演を始め、14都市15公演で行う予定となっている。公演情報くるり『songline』リリースツアー「列島Zeppェリン」5月23日(木)Zepp Tokyo開場18:30/開演19:155月24日(金)Zepp Tokyo開場18:30/開演19:15くるりライブハウスツアー「列島ウォ〜リャ〜Z」6月14日(金)仙台Rensa開場18:00/開演19:006月15日(土)郡山HIPSHOTJAPAN 開場17:15/開演18:006月19日(水)新潟LOTS開場18:30/開演19:006月21日(金)札幌ペニーレーン24開場18:30/開演19:006月22日(土)帯広MEGA STONE開場17:30/開演18:006月27日(木)福井響のホール開場18:30/開演19:006月29日(土)LiveHouse浜松窓枠開場17:30/開演18:006月30日(日)岐阜club-G開場16:30/開演17:007月6日(土)宮崎WEATHER KING開場17:30/開演18:007月7日(日) 鹿児島キャパルボホール開場16:30/開演17:007月12日(金)高知キャラバンサライ開場18:30/開演19:007月13日(土)高松festhalle開場17:15/開演18:007月15日(月•祝)広島クラブクアトロ開場16:00/開演17:007月17日(水)京都磔磔開場18:00/開演18:307月18日(木)京都磔磔開場18:00/開演18:30
2019年05月23日