メオトークがお届けする新着記事一覧 (13/16)
夏も終わり、秋が近づいてきました。この夏は高校野球だけでなくオリンピックもあり、テレビでスポーツ観戦を楽しんだかたも多いのではないでしょうか。テレビでスポーツ観戦をしていると、一流選手の表情を見ることができますよね。コーチングは突き詰めるとマインドの使いかたです。スポーツ選手がどう心を持っていき、パートナーたちと関わっているのかを考えてみたいと思います。自分のイメージは、自分が決めている……でも…私たちのこころは、実は自分自身で思い込んでいることがほとんどです。自分で自分がどんなことが得意で、何が苦手か、どんな人間かを決めている。実は得意なのかもしれないけれど、「苦手だから……」なんて思ってしまうのです。これをコーチングでは<ブリーフシステム>と呼びます。実は、こうした思い込みは成長していく中で親や先生などに教えてもらったことがほとんど。つまり、自分の長所や苦手なところ……自分で決めているようで、実は人からそう言われて思い込んでいるだけとも言えます。それでは一流選手たちはどうなのでしょうか?ランキングや過去の対戦成績を参考にはしても、囚われないようにコーチが見守っています。誰かに負けた姿ではなく、ベストを出している姿を思い描いていく。これが理想を現実に変える原動力にもなります。活躍する選手たちに共通すること活躍している選手たちに共通しているのは、「自信がある」という点。これは自分の思い込みを“変えていく”という心持ちの現れでもあります。「いまの自分でも良い」、こう考えることも大事なのですが上手く行っていないことがあるならそれは誤魔化しかもしれません。一流の選手たちは、苦手があれば克服し、「すべて上手くやる」。そんな心持ちで挑んでいるのです。もっと身近、家族とのコミュニケーションに照らして考えてみましょう。「こんなことをやりたい。でも家族がいるから……」こうした相談をよく受けるのですが、パートナーが反対するから、まわりの人がこう言うから、こうした理由で諦めているかたがいらっしゃいます。ここで思い返してください。あなたを止めるのは“誰か”ではなく“あなた”なんです。「誰かが言うから」と外に理由を作っていては「変えよう」という想いはわきませんが、「ダメだと思っているのは自分」と置き換えてみればどうでしょう。「なんとかできるかも……」、少しだけでもそう思えませんか?みなさんのブリーフシステムを前向きなものに変えましょう。コーチングの知識は、こうした前向きな気持ちを“維持”していくために役立ちます。それは一流選手のコーチも同じですね。ドリームキラーになってはいませんか・・・さて、“パートナー”について考えてみましょう。「こうした思い込みは成長していく中で親や先生などに教えてもらったことがほとんど」、つまりあなたがパートナーの得意不得意を決めてしまっている可能性もあるということです。パートナーが何かやりたいことがあり、みなさんに相談したとします。それに対して「あなたには無理なんじゃないの」、そんな一言を言ってしまったとします。その一言が心からのものであっても、パートナーは前向きになれなくなってしまいます。もちろんこれは親子関係でも同じ。「そんな難しい学校、受かるわけないじゃない……」「朝もちゃんと起きられないのに、そんなこと出来るわけないでしょう……」など。否定してしまっていませんか?こうした否定がパートナーのブリーフシステムになってしまいます。こうした存在は“ドリームキラー”と呼ばれていますが、みなさんはそんな存在にならないでください。その代わり、優秀なコーチになってください。パートナーや家族が悩んでいたら、バンと背中を叩く。たとえ「無理そうだな」と思っても、気持ちをグっと押さえて「きっとできるよ」と応援してみる。これが優秀なコーチの出発点です。自分を変えるために必要なこと最後にどうすれば、自分を変えることができるのか……その答えは、「しっかりと自分のイメージをつくって維持をしていくこと」です。コーチングでは「ゴール設定」と呼んでいます。パートナーに応援してもらいたいと思うのであれば、自身がどう変わるのか、その結果何が良くなるのか……そのイメージをしっかり持って相手に伝えることが大事です。それが出来れば、パートナーの同意を得ることに大きく前進するでしょう。まずは、みなさんご自身が、自分の理想像を頭に描くことから始めてください。次回は、そのゴール設定の方法について、詳しくご説明していきたいと思います。ライター:伊藤 邦彦
2016年09月20日長い妊娠期間を経て、我が子が生まれた瞬間…その喜びは他の何にも代えがたいもの。「新たな家族を迎えて幸せな家庭を築いていこう」そう決心するはず…ですが夫婦生活において夫が最も注意すべきは妻の産後という、このタイミングなのです。 産後、妻に避けられているように感じる?出産した後、妻が目を合わせてくれず、コミュニケーションも最低限のものしかできない。ましてや夜の営みなんて…そんなことを感じている旦那さんは多いのではないでしょうか。「産後クライシス」という言葉もあるように、出産後の亀裂から夫婦仲が悪化していき、離婚に至ってしまう…そんなケースも少なくありません。「子育てが忙しくストレスが溜まっているのだろう」程度に軽く考えてはいませんか?こうした妻の「産後うつ」の症状は、実は出産によるホルモンバランスの急激な変化が原因なのです。女性の体内で起きていること妊娠中の女性の体内では、プロゲステロン(乳腺を発達させる、子宮筋の働きを調整するなど)やエストロゲン(胎児の成長に合わせて子宮を大きくする、母乳の通り道である乳管を発達させるなど)などのホルモンが盛んに分泌されます。しかしこれらの女性ホルモンは、産後急激に分泌量が減少します。代わって活発に分泌され始めるのが、プロラクチンというホルモン。プロラクチンは母乳を生成する役割を持つ、とても重要なホルモンです。ひとつ注意が必要なのは、このプロラクチンがそのまま妻の体調不良に作用するというわけではなく、ホルモンバランスの変化が原因であるということ。ホルモンバランスの変化によってイライラしたり感情的になるなど、産後うつになりやすくなります。不足しているホルモンを補っていく、という方法を選ぶことが大切なのです。夫がするべきこと不足した女性ホルモンは、1. 大豆イソフラボン・ビタミンB6・ビタミンEを多めに摂取し、バランスのいい食事を取ること2. ウォーキングなどの軽い運動をする3. 気分転換ができる趣味をし、ストレスを解消するなどの方法で補うことができますので、妻の様子に不安を感じたらぜひ夫婦で実施してみてはいかがでしょうか。また産後の妻と共同生活を送る旦那さんがまず第一にすべきことは、こうした妻の変化に気付き、その変化の原因を正しく理解すること。その理解の上で、家事・育児のサポートをしたり、相談に乗ったりすることで妻との関係に良い影響を与えるはず。些細なことで喧嘩になったり、理不尽なことで文句を言われたりと、辛いことも多いでしょう。ですが、「ホルモンバランスの変化のせい」と割り切れば、大目に見ることができるかもしれません。子どもを育てる、ということはとても大変。こうした妻の変化に対応することも子育ての一環だと捉えることが、「産後クライシス」を乗り越える第一歩につながるはずです。ライター:メオトーク編集部
2016年09月17日「お父さんからも言ってやってよ!」と、妻からお願いされたことはありませんか?子どもの叱りかたにも方法があり、誤った方法では子どもにとってよくないこともあります。父としての威厳を保つためにも、子どもにとって良い方法で叱りましょう。むやみやたらに叱ることは避けようまず前提として、父がむやみやたらと叱ることは避けたほうがいいかもしれません。基本的に子どもを叱るのは母の役目。家庭によって異なりますが、これは母のほうが子どもと接している時間が長いことが多いために子どもの日常的な間違いに気づきやすいからです。また、父と母の家庭内での役割がはっきりと分かれているほうが、子どものメンタルヘルスに良好であるともいわれています。では、父親がしつけの面でどういった役割を果たせるのかというと、子どもに「事前に」してはいけないことを伝えておくこと。例えば、家族で電車に乗る用事があるとき、乗車する前に「電車の中は人がたくさんいるから、騒いだらいけないよ」と注意しておくのです。すると、車内で子どもが騒いでしまった際に、母は「さっきお父さんもダメって言ったでしょう?」という風に言うことができ、叱ることによる効果が上がります。どうしても叱らなければならない場合は?しかし、ときには父としてどうしても子どもを叱らなければいけない場面も出てくるでしょう。例えば、他人を傷つけてしまったときや自分を傷つけてしまったときは必ず叱らなければなりませんよね。実は幼児期にきちんと叱られなかった子どもは攻撃的になる傾向がある、という実験もある(『「学力」と「社会力」を伸ばす脳教育』澤口俊之著より)ので、適切な場面で叱ることは大切なことです。叱る際には“怒る”と“叱る”をしっかりと区別することを意識しましょう。感情を剥き出しにして怒っても、子どもには響きません。まず1~3語ほどで一喝してから、何がダメなのかという理由をはっきりと説明することで、子どもは怒られた理由をきちんと理解することができます。また、暴力に訴えない、できるだけ簡潔に叱る、言ったことが矛盾しないようにする、人格否定をしない、叱った後のコミュニケーションを疎かにしない…などの点にも注意し、子どもが叱られただけでなく、改善する努力ができるような環境を作りましょう。子育てをする上で、子どもを叱ることは決して避けられません。適切な叱りかたはそのまま適切な子育てに繋がりますから、叱ることは子どもとのコミュニケーションの一環だと捉え、効果的な方法で行うことを心がけましょう。ライター:メオトーク編集部
2016年09月16日アイペット損害保険の広報担当 涌井沙織さん(左)と福岡泉希さん(右)もし愛犬や愛猫が病気になったらどうしよう。ペットには公的な健康保険の制度がなく、動物病院で診察、治療を受けるとちょっとした検査でも数千円~数万円かかってしまうことも……いま注目されているのが診療費の一部を補償してくれる「ペット保険」。「いま加入いただけるかたが急増しているんです」そう語ったのは、アイペット損害保険の広報、涌井沙織さんと福岡泉希さん。ペット保険について詳しくお話しを伺いました。社員が持つペット、動物への想い涌井さんがアイペット損害保険に入社するきっかけは、学生時代から一緒だった“先輩”のヨークシャーテリアを病気で亡くした経験だったそうです。アイペット損害保険の広報担当 涌井沙織さん「人生の半分を共に過ごした愛犬が重い病気にかかり手術を受けたんです。治療費は高額でしたが、惜しくはありませんでした。その甲斐なく、亡くなってしまいましたができる限りのことができたと思い、前向きな気持ちでまた新しい家族を迎える気持ちになれたんです」(涌井さん)涌井さんは新しい家族、ヨークシャーテリアと暮らしているそうですが、もしあのとき治療をしなかったら「もう2度と一緒に暮らしたくないと考えていたかもしれない」と続けました。高額な治療費のために十分な治療を受けさせられなかった……後悔が残って、大切な家族と過ごした時間が辛い思い出になってしまうのはとても悲しいですよね。一方で、昔から動物のお世話をすることが好きだったという福岡さんは、フランス留学中に人とペットの対等な関係を見て、ペット保険に興味をもったそうです。アイペット損害保険の広報担当 福岡泉希さん「ヨーロッパでは、ペットはパートナーという考えかたが一般的なんです。ペット保険発祥の地といわれているイギリスでは45%のワンちゃんネコちゃんが保険に加入しています。日本はその点、まだまだ遅れています。ペットとの幸せな時間を長く過ごすためにも、費用面での不安を軽減し、治療に専念できるペット保険をもっと日本に浸透させていきたいです」(福岡さん)アイペット損害保険には、涌井さんと福岡さんのようにペットや動物に特別な気持ちを持ったかたが多く、仕事を自分のことのように考えているそうです。そんな社員のために、2016年7月から「忌引き休暇」をペットにも適用したほか、1年に2日間ペットと過ごすための「ペット休暇」を新たに採用。会社、社員一人ひとりがペットに特別な愛情を持ち、ペット、飼い主さんにとって優しいサービスを考えているそうです。「ハートのペット保険」は、飼い主の気持ちに寄り添うサービス2016年5月に創立12周年を迎えたアイペット損害保険。ペット保険業界では第2位のシェアを誇っています。提供するサービスは、キャッチフレーズの『ハートのペット保険』の文字通り、飼い主さんとペット両方に“優しさ”を感じさせるものでした。「通院から入院、手術まで幅広くカバーするペット保険『うちの子』プラン、手術費用に特化したペット保険『うちの子ライト』プランの2種類を用意しています。『うちの子』はお客さまのニーズに応じて50%か70%のどちらかを選べます。『うちの子ライト』は猫なら月々780円から、犬なら月々990円(※1)からに設定しています」(福岡さん)「うちの子」プランでは、加入者にペットの写真が入ったカード型の保険証を配布しているそうです。アイペット対応動物病院(※2)の窓口で、保険証を提示するとその場でお客さま負担分(保険で保障される金額を除いた額)のみのお支払い(窓口精算)となり、保険金請求の手間がかかりません。現在は約3,800の動物病院と提携しているそうです。加入者から「近所の病院にも対応してほしい」というリクエストがあれば、できる限り社員が病院に訪問して交渉。アイペットに対応していない病院の場合は、一旦動物病院へ診療費を全額お支払いしたあと、保険金請求をする必要があるそうです。ペットの顔写真入りが好評の保険証「お金はもちろん手間など保険金請求の負担を軽減するため、提携いただける病院さんは今後も増やしていきます。お客様の声から生まれた『うちの子ライト』は、高額になりがちな手術費用の負担に対する不安を軽減したいと考えて作りました。手術費用の補償に特化しているため、保険料は「うちの子」よりも抑えておりますが、いざというときに備えられるんです」(福岡さん)加入の敷居を低く、より多くの人が使いやすいサービスへアイペット損害保険では、新規で加入できるペットの年齢は12歳11ヶ月まで(終身継続可能)。種別や種類にもよりますが、一般的にペットは7歳から「高齢」とされ、病気や怪我が増えてきます。しかし、敢えて12歳11ヶ月まで加入できるのも理由があります。「本当に必要なときに加入できないペット、お客様を減らしたいと考えました。もちろん年齢が若くて元気なほど月々の保険料は低くなりますが、保険が必要になる可能性が高い高齢のペットでも“加入できる”ようにすることが大事だと考えました」(福岡さん)保険は困ったときにあると便利なものですが、そもそも「困った」にならないような気持ちを作りたいと考えたそうです。つまり、保険に入る安心感でペットと思いっきり生活を楽しんで欲しい。これは人も同じですよね。「病気になるかも……」とビクビクしながら生活するのではなく、「病気になっても安心」と思いっきり生活する。そういう生活をしていると不思議と病気にならないものです。だから、ペットショップを始めとした代理店と提携して「病気になる前」に保険の存在を知ってもらい、一緒の生活を思いっきり楽しんでもらいたいという“想い”を込めたそうです。病気になっても大丈夫、という安心感を与えてくれる「お守り」のような存在アイペット保険に加入しているペットの年齢は約半数が2歳以下となっています。ペットが若くて元気なうちから将来に備えている飼い主さんが意外と多いことがわかります。【ペットの傷病ランキング】出典:「ワンちゃんやネコちゃんの0~1歳は人間の0~18歳に相当すると言われています(諸説あり)。この期間、ペットは急激に成長するので、骨格や体調が不安定で怪我や病気にかかりやすいんです。また7歳以上の高齢になると、老化にともなう臓器の病気が増えます。犬種や猫種によってもかかりすい病気があり、例えば小型犬の場合は関節が外れたり骨が折れたりといった傷病が多くなります」(福岡さん)アイペット損害保険では契約件数25万件のうち、一年間の保険金請求件数が47万件。1契約者あたり約2回は保険請求をしている計算になります。アイペット契約者へのアンケートでも、約9割が1年に1度は動物病院を利用しています。幼い時期に多い「異物誤飲」で8万円近くかかったという例も! 決して安くはないですよね。・ペットの病気ケーススタディ 「保険料は年齢で決まっていきます。もちろん、前年の請求回数で割増になるということもありません。もし、前年に一度も保険金のお支払いがなかった場合は、翌年度の保険料が5%割引になります。アイペット損害保険は、ペットと安心して一緒に暮らし、いざというときにも助けになってくれるお守りのようなイメージを持って欲しいと考えています。」(涌井さん)ライター所感:ペットは体調が悪くても自分ではどうすることもできませんよね。タンス貯金をしている飼い主さんもいると思いますが、大きな病気になったとき、全然足りないかもしれません……ペット保険に入っておけば、いざというときにより余裕を持って大切な家族の命を守ってあげられるかもしれません。そして、涌井さんのように大事な家族にできる限りのことをしてあげられるかもしれません。ペット保険、ワンちゃんネコちゃんとの幸せな暮らしのために一度検討してみるのはいかがでしょうか?アイペット損害保険 ※1 犬種や年齢によって保険料が変わります※2 アイペット対応動物病院検索 ライター:柏木 真由子
2016年09月15日「入籍することこそが結婚である」という観念が薄くなり、事実婚や週末婚といった形態を選ぶ人が増えている近年。こうした結婚観の変化は若者特有のものではなく、シニア層でも広がりを見せているようです。とくに、夫婦別姓が法律的に認められていない現状では、改姓せずに済む“事実婚”に対するニーズが絶えることはありません。そこで事実婚とはどういうものか、そのメリットとデメリットを改めておさらいしてみたいと思います。 事実婚とは?事実婚とは、当事者の夫婦が主体的に婚姻届を出すことなく、事実上の夫婦生活を営んでいる状態を指します。いわゆる「同棲」状態との違いは「夫婦であるという意思」が共有されているかどうか。また扶助義務や貞操義務、財産分与請求権などが付与されるといった違いもあります。とはいえ、やはり一般的な届出婚と異なる部分はたくさんあります。事実婚を選んだ際のメリット・デメリットについて見ていきましょう。事実婚のメリット1. 姓を揃える必要がない2. 改姓に伴う手続きを省くことができる3. 離婚の際にバツが付くことがない現在では、夫婦別姓のために事実婚を行う夫婦が多いようです。届出婚の場合でも職場などで通称としてこれまでの姓を使うことはできますが、この場合は(2)のメリットが得られないことに加え、二つの姓を使い分ける煩雑さも出てきます。また、事実婚では嫁・婿といった概念がないため、対等な夫婦関係を築きやすいという声も。事実婚のデメリット1. 社会的認知度が低い2. 子どもが非嫡出子になる3. 夫婦間の相続権がない・配偶者控除が受けられない4. 家族向けのサービスが受けられない場合がある事実婚は増加傾向にあるとはいえ、やはりまだまだ社会に受容されていないのが現状。子どもが非嫡出子になるのを避けるために、子どもが生まれたタイミングで届出婚する夫婦も多いようです。子どもが非嫡出子になると戸籍上の手続きや、届出婚では得られる権利を手放さなければならないなどの問題が出てきます。自由な選択の代わりに自立が求められる、というのが事実婚の現状なのです。事実婚にはメリットもデメリットもたくさんあります。こうした現状をよく把握した上で適切な方法を選びたいですね。ライター:メオトーク編集部
2016年09月14日何かと突っかかっては言うことを聞かなかったり、「バカ」「ブス」などの汚い言葉を使ったり、思い通りにいかないと物を投げたり。5歳長男の行動が目に余ると思い検索してみると、5歳は一次反抗期と二次反抗期の間にある「中間反抗期」に当たるとわかりました。5歳児の反抗期は2歳の次男に比べて口が達者で感情に深みもある分、一筋縄ではいきません。今回は中間反抗期を味わって見つけた解決法をご紹介します。1. とことん話してみる「いま歯磨きして」といえば「いや、あのオモチャで遊んだ後でいいよ。すぐに虫歯にはならないでしょ」と言い返すように、「ああ言えばこう言う」状態になることも少なくありませんよね。5歳になり言語応力も上がったことですし、怒って言うことを聞かせるのでなく、一度とことん話してみましょう。話すことで親が「自分が言い過ぎている」と気づくときもあれば、子どもが「親の言うことを聞いたほうが良い」と思うときもあるでしょう。2. 「自分でやって」と自立を促す「テレビのリモコンどこ!?」「僕の着替えどれ!?」など、ちょっとしたことに怒ることが我が家ではあります。それが子ども1人でもできることなら、もう子ども自身にやってもらいましょう。「リモコンはいつも同じところに置いておけばなくならないよね」「着替えはここに入ってるから、今度から自分で出して着替えよう」と言い続け、反抗期ついでに自立してもらうことにしました。3. バカ、ブスなど汚い言葉を使ったら特に男の子は、園で聞いてきた汚い言葉を面白がって親に使うことがあります。一度はバシッと叱ってもいいですが、何度叱っても聞かないのがまたこの時期の子ども。あまり怒るのも親自身が疲れます。遊びの意味もあるので、そこまで本気で怒る必要もないでしょう。ただ「言ったら他人を嫌な気持ちにさせる言葉」とは知るべきなので、「悲しい」「嫌な気持ちになるよ」とは言い続けましょう。4. とことん物を投げる、叩くなど目に余る行動は…長男は何かあると投げたくなる衝動があるよう。他にも叩く、蹴るなど手が出てしまう子もいるでしょう。手癖の場合、注意しただけでは治らないのが難しいところです。また、特に男の子の場合、兄弟喧嘩では手が出る傾向にあります(口の達者な女の子は手が出にくいです)。長男が投げるものは彼の好きなものなので、「投げたものは使えないよ。いらないのでしょう」と言います。次男に手を出せば「自分がされて嫌なことをしないでね」と言っています。これは実体験も必要で、自身も叩かれて嫌な思いをしたり、乱暴な態度でお友達を傷つけて反省したり、親が謝るのを見て悪く思ったり…という経験も重ね、次第に手を出さないことを覚えるでしょう。5. 嫌い=好きの裏返し4歳まではプロポーズしてくれたのに、時に「ママ嫌い」というときもあります。よく様子を観察していると、「嫌いと言われてママはどんな反応をするか?」も伺っているよう。最初はショックでしたが、結局はママが1番好きで甘えたいんだなと思います。5歳になればプライドも出てきますし、他人の目を意識したり、「恥ずかしい」という感情も芽生え強まります。素直に甘えられない一面も見られる頃なんですね。ライター:宮野 茉莉子
2016年09月13日「記念日」と聞くと、思わずため息が出てしまう…「記念日を忘れていて喧嘩になった」「記念日に仕事が入ってしまってパートナーが不機嫌になった」など記念日に苦い思い出がある男性も多いはず。一般的に女性のほうが「記念日を大切にする」イメージがあるように、記念日の捉えかたは男女ではっきり分かれています。実はこの考えかたの相違の原因は、脳の違いがあったのです。記念日の捉えかたは男女の脳の違い一般的に女性の脳は男性のものと比べて、大脳辺縁体が発達しているといわれています。この大脳辺縁体には記憶を司る”海馬”があり、そのため基本的に女性は男性に比べ記憶力の面で優れている傾向が。さらに、女性は感情を司る部分である”偏桃体”と大脳辺縁体の連携が強いようです。このため、強く感情を揺さぶられた出来事は、より記憶に残りやすくなります。女性が記念日を大事にし、男性が女性に比べて記念日に関心を持ちにくいのはこうした脳の構造の違いのため。決して愛情が薄れているからなどの理由からではありません。また、必要以上に記念日を意識し過ぎることもあまりよくないといった説もあります。記念日だけ特別にしても意味がない?ある心理学者によると、「記念日などのイベントに縛られない夫婦のほうが理想的である」そうです。というのも、普段の生活がおざなりな夫婦ほど、そうしたイベントに気合を入れる傾向が見られるのだそう。イベントにこだわるのではなく、普段から2人の時間を大切にすることが、夫婦生活を良好にするには必要なことなのかもしれません。また、男性は自分が覚えていることが重要であり、女性は人に覚えてもらっていることが重要であるという傾向も。さりげなく「覚えているよ」とアピールをするのが、女性には効果的ということになります。記念日にはサプライズを画策しようでは記念日において、最も妻に対し効果的な方法はなんでしょうか…もうピンと来ているかたもいらっしゃるかもしれません。そう、サプライズです。基本的に、相手を不快にさせるものでなければサプライズを喜ばない女性はいないですよね。長年付き合っていく夫婦なら、洒落たレストランに行き、絢爛な花束を用意し、豪華なプレゼントをあげて…なんてことを毎年のようにしてもマンネリ化してしまうかも。だったら、ちょっとしたプレゼントのほうがお互い気持ちも楽ですし、効果的です。相手が本当に欲しいと思っているものを、記念日にサプライズでプレゼントする。それぐらいの心持ちでお互い過ごしたほうが、案外上手くいくものかもしれませんね。ライター:メオトーク編集部
2016年09月12日ある日、もうすぐ4歳になる息子がしょんぼりしていました。「せいんせいがね、お母さんのこと、忘れものが多いねって。また忘れちゃったね、いつもなんでも忘れるねって。ぼくはさあ、困っちゃったんだよ…」「ついに、きたか」と思いました。こういう理由で息子が傷つく日がくると、ハッキリ覚悟していたわけではありませんが、なんとなく予想はしていました。前回記事:ウッカリ者のわたしが、子育てをするうえで気をつけていること。「息子が自分のことで傷ついている」思っていた以上にショックで、息子から話を聞いた日はずっと頭の隅っこがグルグルしていました。怒りの矛先は間違いなく自分だけれど、自分のことを棚に上げて息子にそんなことを言った先生にも腹が立ってしまう。どうして子どもの前で親の短所を挙げるのだろうか。とはいえ悪いのは、どう考えてもわたしです。先生だって「このお母さんはウッカリさんだ」と分かっていても、度が過ぎてイヤになっちゃうんだろうな。そりゃそうだ。先生がぼやきたくなるのも分かります。そこで、わたしは考えました。ぱっと頭に浮かんだのは以下の3つです。1. 先生に息子がしょんぼりしている事実だけを伝える。2. 先生に普段からわたしが迷惑をかけていることを謝りつつ、息子がしょんぼりしている事実も伝える。3. 息子がしょんぼりしていること、それを見てわたしも、自責と反省と怒りと悲しさでどうしたらいいのか悩んでいることを、ありのまま伝える。悩んだ結果、何も伝えないことにしました。理由はこれから同じことが何度も起きるからです。いまの時点だけを考えれば、先生に気持ちを伝えれば何かいい方向に対処できる可能性もある。先生だって育児のプロとして、自分の発したことばが息子をしょんぼりさせていることを省みるかもしれません。もちろん、わたしは忘れものをしないように日々の生活を見直す必要があります。失敗するメカニズムを見つけて対処しなければなりません。いくら苦手な分野だからといって、対処無しに開き直るのなんてもってのほか。とはいえ人生は長いのです。これから先も、息子がわたしの子どもである限り同じことは繰り返しあるはず。そのたびにしょんぼりして、わたしは息子がしょんぼりしないように道を優しく整備して…キリがありません。それってまるで、「弱者なんです!だから優しく扱ってください!」って叫びながら道を歩くようもの。そんな親子になりたいかな。絶対になりたくない。そもそも、弱者だとは思っていません。社会の対応も他人の目も、自分に都合よく変わることはない。息子には大変申し訳ないけれど、不甲斐ないなと思うけれど、本人がこの母親に慣れるしかない。うたれ強くなるしかない。すべてのものには良い面と悪い面があって、それを両方見守れるようになってほしい。ウッカリ者の母でごめんよ息子。でも、どうか強く生きてほしい。自分の弱さを隠さずに息子に「お願い」息子がしょんぼりして帰宅した次の日、わたしはこの件についてじっくりお話しする時間を作りました。あやふやにしているよりは、きっちりお話しをしたほうがいいと思ったからです。きっと幼い息子にはまだ意味が分からないかもしれません。でも、今は分からなくても、あとから思い出してもらえる可能性もあると思いました。─昨日さ、先生がお母さんの忘れもののことをキミにお話ししたでしょう?覚えてるかな?「覚えてるよ。すごく悲しかったよ。」─そうだね、悲しいよね。お母さんが忘れものばかりしていたら、キミが悲しくなっちゃうよね。お母さんが忘れものばかりして本当にごめんね。「悲しいよ。ぼくが先生に怒られちゃうんだよ。」─そうだよね、本当にごめんなさい。あのね、今から大切なお話しをするよ。難しくて分からなくても、頑張って聞いてくれるかな?─お母さんは、忘れものをしないように頑張ります。でも、これからも忘れものをしてしまうかもしれない。お母さんは覚えておくことがとてもヘタクソだから、きっとこれからも忘れてしまうかもしれない。だからね、キミにお願いがあるんだけど…お母さんのお願いを聞いてくれる?「うん、聞くよ。」─朝、保育園に行く前に、持っていくものを一緒に考えてくれるかな?もし、考えることをお母さんが忘れてしまったら、「持っていくものを考えるよ」ってキミが言ってくれたら嬉しいな。息子のおかげで忘れものが減りました。息子はわたしのお願いを聞いてくれました。母親がみずから子どもに情けないお願いをするなんて…と、自分の選択が正しかったのか未だに分かりません。ですが、息子は頼られたことが嬉しかったようで、ちょっと誇らしげに「忘れもの確認」をしてくれます。もちろん毎日できるわけではありませんが、この日以来、忘れものが減ったように思います。わたしのことですから自覚のない忘れものもあるかもしれませんが、「あ!!あれを忘れた!!」は確実に減りました。きっとこの先もずっと、何度も、息子はわたしの「ウッカリ」で嫌な思いをすることでしょう。目に見えてハッキリ分かるものではないぶん、余計にモヤモヤすることもあると思います。そういう負の側面をどうやって切り抜けたらいいのか、息子の自尊心をどうやってケアすればいいのか、課題は山積みです。今回の件も何が正解なのか分かりません。迷いながら手探りで進むしかありませんが、大切なことは「親も子も打たれ強くなること」「長い目で見ること」だと思いました。ライター:金延さえ
2016年09月12日子育てをする者ならばわかると思うが、新生児の頃から物言わぬ赤子と1日中2人きりでいると、「大人と会話したい」「育児の大変さを誰かと分かち合いたい」という欲求が湧くものだ。その思いからせっせと児童館や育児教室に出かけたり、口コミサイトに投稿したり、ママ友作りに励むママも少なくない。一方で「毎日話すのは夫のみ、子どもは3年保育より2年保育でできるだけ見ていたい」という、家庭内で十分満たされているママもいる。加えて、夫はイクメン。そんな彼女と自分の違いを、この度発見したのでご紹介したい。夫とのコミュニケーションが半端ないはじめは彼女が満たされているのも、夫がイクメンなのも、性格の違いだと思っていた。それも一理あるが、それだけじゃないのだ。その友人は見知らぬ土地で子育てを始めて丸4年。未だママ友はおらず、日中外に出ることはほとんどない。結婚前は働いていたが、いま日常生活で会話する人はほぼ夫のみ。元からそういう子だったのかというと、学生時代は友達が多く、いつも友達に囲まれていて世渡り上手な子だった。今の様子とは印象が正反対なのだが…話をしていて、あることに気付いた。その友人は、何でも夫に相談するのだ。子どもの服を買うとか、その日の夕飯のメニューとか、些細なことでも相談する。相談だけじゃない、日々起こったほんとうに小さな出来事も、夫にこまめに話している。そういえば彼女は、連絡がマメなタイプだったことも思い出した。大事なのは夫とのコミュニケーション「子どもを早く預けて自分の時間が欲しい」と願うママの多い昨今、実家が遠いながらも、2年保育でできるだけ見たいと思うママも珍しいだろう。彼女を見ていると、「夫とのコミュニケーションで満たされているから、ママ友がいなくても、子どもと1日中いても大丈夫なんだ」と気付いた。時を同じくして、児童精神科医である佐々木正美先生の著書『子どもへのまなざし』(福音館書店)にて「育児はほとんど手伝ってくれないが、日常の生活において夫とのコミュニケーションに満足を感じているお母さんは、同じように(育児の)疲労を感じにくいし、苛立ちにくいし、不安も感じにくいのです。」という記載を見た。彼女の場合夫はイクメンだが、イクメンになるのもわかる。ママと違って育児に縁遠くなりがちなパパでも毎日話を聞いていればイメージが湧きやすい。話してもらうことで「頼られている感」も上がり、より育児に手を出しやすいだろう。育児にもスキが必要じゃあ自分は?と振り返ると、元から連絡はマメではない。正直いまは夫に喋るのも面倒くさいぐらい毎日疲れている。「夫に話してもわからないだろう」「求めている答えは返ってこないだろう」と、はじめから諦めている部分もあるだろう。それでも夫に話すときは育児疲れが和らぐから、「夫婦のコミュニケーション」は侮れない。はじめから「求めている反応を求められないから」と思うのも、愚問だ。他人だから当たり前だし、話さなければ話さないだけ分かり合えなくなる。男女は違うのだから、わかってほしいなら会話を増やすべきだろう。それだけじゃない、私は何でも自分で決めたがりで、育児に関することはほぼ自分で決めてきた。どこか「育児は私には任せて」風をふかせているところがある。完璧主義で苦しむママに、多いのではないだろうか。「恋愛にはスキが必要」とよくいうが、「育児にもスキは必要」だ。妻があんまり頑張り過ぎれば夫も手を出せなくなる。まず何をどう手を出せばいいのかわからないからだ。次第に「任せておけば大丈夫」と一切手を出さなくなる。いま自分ができるのは、夫婦の会話を諦めず増やすこと、もっと自分から夫を育児に巻き込むこと。彼女を見て、そう気付いたのだ。ライター:宮野 茉莉子
2016年09月10日つい最近、うちの子が4歳になりました。生まれたばかりの頃は「生後1週間」「生後1ヵ月」「生後3ヵ月」と細切れにカウントしていたものですが、子どもが成長するにつれて時間の経過がどんどん短く感じるように。あっという間にまた1つお兄ちゃんになり、嬉しい反面ちょっぴり寂しいです。お誕生日になると毎年悩むことがあります。それは、お誕生日当日に保育園へ行かせるかどうかということ。「親がお休みの日は保育園を休ませて、行事はなるべくおうちで家族と楽しんでください」という方針の保育園は少なくありません。うちの子が通う保育園も、休まずに通うことよりも、少しでも家族と一緒に過ごすことを推奨しています。「「保育園はかわいそう?」そんなことないと思えるエピソード集」バックナンバー第1回:保育園は子どもが初めて「年齢のちがうお友だちから学ぶ」場所第2回:保育園で 「たくましい先輩ママに学ぶ」ことがある第3回:保育園は子どもの価値観を広げる場所第4回:「お給食はママの味方です!!」第5回:保育園でできる“つながり”は一生の宝物お誕生日に保育園を休ませてよかったこと。1歳と2歳のお誕生日は、夫とふたりでお仕事を休み、息子も保育園を休ませました。我が家は夫婦の休みが合わないことが多く、土日休みでもありません。そのせいで家族がまる1日勢揃いすることが滅多にないのです。お誕生日ぐらいは家族勢揃いで遊びたいと思ってのことでした。1歳のお誕生日は息子よりも親が楽しんだカタチでしたが、2歳のお誕生日は息子も喜んでくれました。しょっちゅう仕事を空けることはできませんが、こういう特別な日ぐらいはみんなでお休みするのもいいものです。とくにうちのような、土日休みではなく家族が揃いづらいおうちなら、子どもの誕生日ぐらいは思い切って休日にしてしまうのもアリだと思います。お誕生日に登園したら…息子がイキイキして帰宅した!!3歳のお誕生日はどうしてもお休みをとれなかったので、息子を保育園へ行かせました。家族みんなでお出かけできず、息子には悪いことをしたなあと少し後ろめたい気持ちでお迎えに行ったのですが…なんと、息子は上機嫌!!どうやら、お友だちや先生に「お誕生日おめでとう」と祝ってもらえたことがすごく嬉しかったようです。それまでお誕生日当日はお休みさせていたので知らなかったのですが、お誕生日に保育園へ行くと折り紙で作ったお花を胸につけてもらえたようです。そのお花を見た他クラスのお友だちも「お誕生日だ!! おめでとう!!」と声をかけてくれたのだと嬉しそうに報告してくれました。たしかに、お友だちみんなにお祝いしてもらえるのは嬉しいにきまっています。そんな息子を見て、来年も絶対に登園させようと思ったのですが…4歳のお誕生日は休日でした。残念なことに、4歳のお誕生日は休日でした。4歳ともなると、自分のお誕生日を指折り数えて楽しみにするように…。昨年の記憶もしっかりあるので、今年もお友だちみんなにお祝いしてもらえるのだと楽しみしていたようです。担任の先生が気を利かせて、当日ではなく前日にみんなでお祝いしてくれたようですが、本人は「ぼくの誕生日は明日だよね?」と少し不思議に思っていたようです。お誕生日は「自分が主役」になれる特別な日もちろん、たいがいの保育園は「○月生まれのお誕生日会」を月に1度まとめて開催すると思います。ですから当日に行かなくても「主役」になれる日はあります。だけど、「自分だけが主役」になれるのは、(同じお誕生日のお友だちがいなければ)お誕生日当日だけ。普段から仲良くしているお友だちも、あまり絡みのないお友だちも、みんなが「おめでとう」と言ってくれるなんて、とっても嬉しい1日になること間違いなしです。おとなだって、お誕生日になると口には出さずとも少し期待してしまうもの。筆者も打ち合わせの席で「今日お誕生日ですよね!? おめでとうございます!」と言われたらとってもハッピーです。みんなからお祝いしてもらえることは、保育園に通う子の特権かもしれません♪「「保育園はかわいそう?」そんなことないと思えるエピソード集」バックナンバー第1回:保育園は子どもが初めて「年齢のちがうお友だちから学ぶ」場所第2回:保育園で 「たくましい先輩ママに学ぶ」ことがある第3回:保育園は子どもの価値観を広げる場所第4回:「お給食はママの味方です!!」第5回:保育園でできる“つながり”は一生の宝物ライター:金延さえ
2016年09月09日Women Willサポーター企業であるモーハウスが展開する子連れママのための授乳服。その魅力は歩きながらでも授乳ができること。ランチ、お買い物、公園など…お出かけしても、いつでもどこでも授乳ができます。まさに子連れママの悩みがダイレクトに解決されたアイテム。そんな授乳服を扱うモーハウスの社員は本社・ショップスタッフを含め全員が女性。赤ちゃん連れでも安心して働ける環境があるから女性が多いのです。今回は、モーハウスの土田さんにお話を伺いました。モーハウス青山店ショップスタッフさんの勤務風景「Women Willレポート」バックナンバー第1回:働くママだけじゃない。Google が目指すのは、誰もがHappy に働ける社会第2回:「子連れ出勤」がもたらすかけがえのない“体験”とはWomenWillサポーター企業「ソウ・エクスペリエンス株式会社」第3回:柔軟な発想力は柔軟な働きかたから生まれる WomanWillサポーター企業「株式会社スペースタイム」モーハウスの授乳服の魅力とは?モーハウスは授乳服をはじめ、ブラジャーやインナーなどのアイテムも取り扱っています。同社のアイテムを組み合わせて使用することで、赤ちゃんが1秒でおっぱいにたどり着けるというから驚きです。「私が今着ている服は授乳服なんです。普通のお洋服に見えますけど布が二重に重なっています」(土田さん)そう言って布をめくる土田さん…。一瞬戸惑いますが、全く肌が見えることはありません。これがモーハウスの授乳服の秘密で、布の重なりや形の設計により“胸を見せずに授乳ができる”ようになっているのです。「布をたっぷり使って国内生産にこだわっていますし、もちろん洗濯機で洗えます。授乳服の中にはケープが必要になるものもあるそうですが、弊社の授乳服はケープはいりません。ケープの中には二酸化炭素が溜まってしまい、赤ちゃんにとっては不快なんです。ケープ内の二酸化炭素濃度の計測など、様々な機関と一緒に研究し、ママにも赤ちゃんにも快適なアイテムを開発しています」(土田さん)授乳服は身につける授乳室、“ウェアラブル授乳室”という感じ。普段、デパートやショッピングセンターで授乳室を探していたママも、授乳服を着れば歩きながらでもその場ですぐ授乳できるようになります。肌が見えないので周りに気を遣う必要も、いっしょに外出したパパや友人を待たせることもありません。授乳がどこでも気軽にできる……小さなお子様を持つママがそれまで感じていた様々なストレスから解放される糸口になるはず。「モーハウスは授乳“服”の専門店ではあるのですが、自分たちではあんまりアパレルの会社だと思っていないんです。『授乳中は家に閉じこもっていよう』という女性の気持ちやライフスタイルを変えたい。ライフスタイルを提案する会社だと思っています」(土田さん)ママの、ママによる、ママのための会社そんなモーハウスは会社自体がママのアイデアから生まれています。代表の光畑さんが子どもを連れてお出かけしているときに体験したある出来事がきっかけだったそうです。「代表の光畑がつくばから中央線沿線のお友達の家へ電車で向かっているとき、当時1ヶ月だった次女が車内で泣きだしたそうです。仕方なく胸をはだけて授乳をしたのですが、とても恥ずかしかった……ただ、それは幼い子を持つママであれば誰にでもあること。『こういうのが気になってママたちが出かけられなくなってしまうのでは』と気づいたのが弊社のスタートです」(土田さん)女性専用車両や授乳室が登場するなど“社会が変わる”のを待つのではなく、自分ができることは何か?そう考え、当時日本では珍しかった授乳服の製作を始めました。当時の光畑さんは3歳と1ヶ月、2人の娘を育てながら、子どもを連れて代表として会社を引っ張っていたそうです。授乳をしながら仕事をして、周りのママ友にも声をかけて、みんなで協力して……創業から19年、当初から子連れ出勤は当たり前。普通の風景だそうです。本社オフィスにある子どもスペース。お昼寝したり、時々は遊んだり「モーハウスは最初からママたちが作った会社。だから自然にママが働きやすい環境が生まれて現在でも続いているんです。“子どもがハイハイなどで動き回れるように、オフィスは土足禁止”と、会社としての大きなルールはそれだけ。あとは子連れ出勤を続けるうちに社員から上がってきた小さな問題を解決するために少しずつルールを作り、日々改善を行っています」(土田さん)子連れママが勤務する会社とは?「小さな子どものいる女性が短時間で働く」、こう聞けばパートタイマーのイメージが浮かびますが、、モーハウスでは新しく“短時間正社員”などオリジナルの制度を設け、ママたちが働きやすい職場を作り上げています。「子連れだからといってなにも特別なことはありません。モーハウスにとって、子どもと働くことは“当たり前”なんです」(土田さん)授乳しながら働く……というと想像しにくいかもしれません。でも、家で育児をしながら家事をこなすのと同じで、育児をしながら仕事をする姿を思い描いてください。預けていた子どもが熱を出して急いで迎えに行かなければならない……働くママによくあるこうした悩みもモーハウスさんではきちんと対処します。ほかのスタッフに引き継ぐ、自宅での作業に切り替えるなど柔軟に対処することで、仕事をとめないようさまざまな工夫、細かな調整をしているそうです。「“子どもがいるから働けない、でも働きたい”といった思いを持つママは仕事に対する意識が高いかたが多いんです」(土田さん)時間にも立場にも制限があるからこそ、やりたいことを思いっきりやろうという想いを持てるのかもしれませんね。本社オフィスにある身長記録ボード。みんな少しずつ大きくなり、モーハウスを卒業していきました「仕事の引き継ぎ、人の入れ替わりの調整は正直言って大変です。子どもが成長していくとママの環境も変わっていくので、会社も対応していかないといけません。例えば、運動会の時期はみんな休みをとりたいので本当に大変です。でも、モーハウスが扱っている授乳服は『子育て中にしかできないことを思いっきり楽しんで欲しい』という想いを込めています。子どもがいるから仕事を諦めないと……社員にもそう思って欲しくないのでなんとか調整します」(土田さん)子育て中のママさんへモーハウスのモットーは“授乳服があれば 子育てはもっと楽しめる”。自分が自分らしくあるために……授乳服を着て自分らしくママを楽しんでもらいたい。「運動会だって、子どものために諦めることが多ければ面倒なイベントに思えてしまいますが、授乳服で『諦めること』をひとつでも減らせれば、『ママだからこそ楽しめるイベント』だと考えられると思うんです。授乳中だから家にこもってなきゃ、お母さんだからこういうことしなきゃ……そうではなく、子どもがいるからこそ、ママを楽しんじゃいましょう!」(土田さん)モーハウス青山店では子どもが素足で歩き回っていました。なんともいえない表情(笑)ライター所感:実はWomen Willレポート第2回のソウ・エクスペリエンスも、モーハウスを参考に子連れ出勤を実施したそうです。モーハウスでは子どもがいるのが自然で、特別なルールを設けずとも当たり前のように子どもと一緒に働く。ママだからこそ生まれた授乳服というアイテムですが、ママだからこそ「子どもがいる自然な仕事風景」を生み出すこともできたのかもしれませんね。有限会社モーハウス「Women Willレポート」バックナンバー第1回:働くママだけじゃない。Google が目指すのは、誰もがHappy に働ける社会第2回:「子連れ出勤」がもたらすかけがえのない“体験”とはWomenWillサポーター企業「ソウ・エクスペリエンス株式会社」第3回:柔軟な発想力は柔軟な働きかたから生まれる WomanWillサポーター企業「株式会社スペースタイム」ライター:山口聖子
2016年09月08日月々のお小遣い…これは世の既婚男性にとって大きな悩み事のひとつではないでしょうか。ビザ・ワールドワイドが2016年5月に発表した「お小遣いに関する調査」によると、お小遣いの平均金額は、東京では月40,610円、大阪では月35,256円という結果。日割りにすると1,000円ちょっと。日々の昼食代は賄えても、趣味や交際費に使うお金は限られてしまいますよね。しかし妻にお小遣いの増額を頼むのは至難の業です。今のお小遣いで飲み代もやりくりするしかない…というみなさまに、「せんべろ居酒屋」の魅力をお伝えしたいと思います。 「せんべろ」とは?「せんべろ」とは文字通り「千円でべろべろに酔う」の略称で、「せんべろ居酒屋」とはそれが可能なお店のこと。居酒屋で千円と聞くととんでもない料理やお酒が出てくるのではないかと思うなかれ。各店様々な工夫を凝らし、良質な食事を格安で提供しているのです!せんべろその1: 立ち飲み屋その代表的な例が立ち飲み屋。席料・お通し代などを取らず、立ち飲みにすることで顧客の回転率を上げ、その分料理を安く提供しています。最近では中目黒や新宿三丁目などを中心に“入りやすい”雰囲気を重視したお店があり、立ち飲み屋でせんべろデビューするにはもってこいです。> 晩杯屋@中目黒> うけもち@水道橋> いっぷく@新宿三丁目せんべろその2: ちょい飲み座席があっても席料・お通し代がなく、ちょい飲みを堪能できるお店も増えています。こうしたお店は新橋・池袋などに多く、都内のサラリーマンが「帰宅前の一杯」を楽しむことができる場所として賑わっています。> 豚娘@新橋> ワタル@新橋> ふくろ@池袋せんべろその3: 上級者向けの角打ち少々上級者向けになるかもしれませんが、角打ちという手段もあります。角打ちとは、「酒屋の店頭で酒を飲むこと」。角打ちのために店内にスペースを用意している酒屋もあります。お店の外や中にちょっとした飲みスペースがある酒屋…見たことありませんか?酒屋なので当然居酒屋よりも安くお酒が提供でき、格安でおつまみや軽食を用意しているお店もあります。立ち飲みやちょい飲みに慣れてきたら角打ちに挑戦してみる、というのも通らしくておすすめです。> 君嶋屋@銀座> 角打ちフタバ@蔵前> 加島酒店@人形町限られたお小遣いの中でもおいしく飲みたい。こうしたニーズがあるからこそ生まれた「せんべろ居酒屋」で、安くおいしくお酒を堪能してみてはいかがでしょうか?データ出典ライター:メオトーク編集部
2016年09月07日良くないと分かってはいても、長年一緒にいると起きてしまうのが夫婦喧嘩。些細なことから大喧嘩に発展し、しばらく口をきかずに過ごした……なんて経験があるかたも多いのではないでしょうか。喧嘩をしてしまうことは仕方ない面もありますが、できれば穏便に終わらせたいというのが共通の認識でしょう。夫婦喧嘩の主な原因は、「態度」「お金」「姑」の3つに大別されると言います。それを踏まえて今回は、夫婦喧嘩を落ち着かせる3つの方法をご紹介します。感情的になりすぎないことそもそも、夫婦喧嘩は絶対的に避けるべきものというわけではありません。日頃たまった不満を解消するためにも規模の小さいものであればするべきです。ここで大切なのが、感情的になり過ぎないこと。規模の小さい喧嘩に抑えるためにも、あくまで冷静さを保ちながら、話し合うようなテンションで喧嘩ができればベストです。責任の所在をはっきりし過ぎないこと夫婦で共同生活を送っている限り、生活の全ては二人の協力関係によって成り立っています。そうした中で責任の所在を執拗にはっきりさせることは無意味。かえって相手が「いわれのない責任を押しつけられている」と感じる原因にもなります。特にお金関係の揉めごとではこれが起きやすいので、気をつけてください。相手の立場に立ってコミュニケーションを取ること嫁姑問題や仕事、家事での衝突……「そんなことはよくある」、「そういうものだ」、そんな風に思って話すこともなく諦めていませんか?夫婦間で起きる問題にも様々な要因があります。きちんと相手の話を聞いて、一つ一つ個別に対応していくことが大切です。前述の通り、夫婦喧嘩は不満のガス抜き程度にするのは良いこと。大きなものに発展してしまうと離婚など思わぬ結果になることもあります。些細な問題を“些細”な状態で抑えるためにも、相手の立場や考えを尊重する姿勢を持ちましょう。ライター:メオトーク編集部
2016年09月06日年々増えていく子どもの成長記録。スマホに保存したまま放置していませんか?とくに、成長が早い乳幼児期は毎日のように写真を撮り続け、気づくと膨大な量に…。そんな人にオススメなのが、写真や動画を手間なく整理・共有できる家族向けアルバムアプリ「家族アルバム みてね」。アプリを提供する株式会社ミクシィのみてねグループ、白岩優子さん、広報の池谷洋平さんに開発に至った経緯やアプリの特徴について伺いました。(左)白岩優子さん、(右)池谷洋平さん使いやすいサービスがないなら自分たちでつくろう!ー写真を共有できるサービスは既にたくさんありますが、ミクシィで家族向け写真共有アプリを開発した背景を教えてください。いまはスマホでも高画質な写真が簡単に撮影できます。でも、撮った写真をカメラロールに保存したまま、というかたが多いと思います。お子さまをお持ちのかたなら分かると思うのですが、子どもが生まれると1日で何枚撮るの!?っていうくらいスマホでパシャパシャ撮ってしまいます。気がつくと、大量の子どもの写真とそれ以外の写真が入り混じってしまい、あの写真はどこに…どう整理すればいいんだろう…そんな状態になってしまっていませんか。また、自分の撮った写真だけじゃなくて、例えばパパのスマホにある子どもの写真も共有してもらいたい。おじいちゃんやおばあちゃんにも孫の成長をリアルタイムで見せてあげたい。でも、大量の写真から一つひとつ送るのは大変ですよね…それらを解決したいと思って「家族アルバム みてね」を作りました。弊社会長の笠原も子どもが生まれて、同じような悩みを抱えていました。色々なサービスを使ってみたけど、枚数に制限があったり、操作が分かりづらかったり。そんな時に、同じ悩みを抱える社員が社内にいることが分かり、じゃあうまく使えるものがないなら、自分たちで作ってしまえと(笑)。笠原自身が「家族アルバム みてね」の事業責任者となって、開発を始めました。池谷洋平さん容量無制限!家族で使いやすいようにシンプルさを徹底追求ー「Google Playストア「2015年ベストアプリ」に選ばれ、ユーザーからの評価も高い「家族アルバム みてね」の機能について教えてください。1. 無料で容量無制限! 画質もそのままなので万が一のバックアップとしても活用できる!みてねの最大の特徴は、写真も動画も無料・無制限で共有できることです。アップしたデータはクラウド上に保存されるので、スマホの容量も気になりません。万が一スマホが故障した、紛失したといったトラブルが起きても安心です。機種変更をするたびに画像を移し替えるという面倒な作業も必要なくなります。2. 余計な機能や広告は一切ナシ!シンプルだから家族みんなで使える!おじいちゃんやおばあちゃん、親戚、兄弟など、家族間での利用に特化しているので、難しい機能は一切つけていません。無料のアプリなのに広告が入っていないのも珍しいと思います。今年の7月には、育児に関わる人が安全かつ楽しく育児に取り組める様々な機能が評価され、「第10回キッズデザイン賞」(主催:キッズデザイン協議会、後援:経済産業省、消費者庁)を受賞しました。3. ワンタップで自動的に整理! フォトアルバムのようなこだわりを持ったデザインワンタップで日付ごとに一括で写真を追加することができます。一度アップしたデータは選択画面から消えるので、うっかり二重でアップしてしまうこともありません。たくさん写真がアップされても画面を横にスライドすれば、月単位でさかのぼれて見たい写真を探しやすいと思います。ランダムに変わる表紙画像に月齢が表示されるところは、当時を思い出して我が子の成長を実感できるとすごく評判がいいですね。写真の大きさにリズムをつけることで、フォトアルバムのようなオシャレさも意識しています。4. シェアする手間も省略! 離れた家族と“思い出”が共有できる遠く離れた家族に子どもの成長を見せたいときも、タップひとつで素早くシェアできます。パパ、ママ以外も写真をアップできるのでおじいちゃんが撮ったナイスショットもみんなで共有できます。スマホを持っていない場合でもパソコンからも閲覧できるようにしました。公開範囲も決められるので、夫婦だけで共有したい思い出は「夫婦のみ」に選択すればOKです。スライドで月別の写真が見られる思わず涙ぐむ「1秒動画」機能が大反響20本以上動画をアップすると、アプリで動画を1秒ずつピックアップして約30秒の動画を自動作成してくれるという機能「1秒動画」も好評をいただいてます。動画を自分で編集するのは大変ですが自動で作ってくれるので楽ですよね。動画をバックに音楽が流れて、そこに子どもや家族の声も入ってくる。使ってみたユーザーさんから「涙が止まりませんでした」「感動しました」という声もたくさんいただきました。サンプル動画はこちら:家族間コミュニケーションで子育てをもっと楽しく「家族アルバム みてね」のコンセプトのひとつに、「孤独になりがちな子育てをもっと楽しんでもらいたい」という思いがあります。私自身も出産した直後は実家が遠く、夫が昼間仕事に行っている間は子どもと2人で鬱々としていました。そんな孤独感を解消してくれるのがみてねのコミュニケーション機能です。アップされた写真や動画には誰でもコメントが残せて、「みたよ履歴」で誰がいつ閲覧したのかも分かるようにしています。この機能で離れている家族を身近に感じてもらえたら嬉しいです。たとえば、孫がどんな遊びが好きなのかとか、そんなお菓子食べてるんだとか、言葉も話せるようになったとか。そういった日々の成長を手軽に写真や動画を通してタイムリーに伝えられるので、家族みんなで子どもの成長を見守ってくれている気持ちになれます。写真についたコメントを読んでいたり、アップした写真を見て貰ったり、それだけでも一人じゃないなって思えて心がほっこりしました。お互い元気に暮らしていることが分かって安心できますし、あとで振り返ったときにコメントを読むとそのときの家族の心情も思い出せるのも楽しいです。白岩優子さんフォトブック機能も!! 進化し続ける「みてね 」から目が離せない!「あくまでシンプルに」という部分はキープしながら、ユーザーさまからのリクエストが多い機能やあると便利だな、と思える機能はどんどん追加していく予定です。今はユーザーさまからのご要望も多い「フォトブック作成サービス」を鋭意開発中です。「家族アルバム みてね」では、現状にとどまることなく今後もみなさまが使いやすく、家族で楽しくコミュニケーションできるアプリを目指して、チーム一丸となって頑張っています。ライター所感:わが家も年々増え続ける子どもの写真や動画をどう整理しようかという悩みを抱えていました。でも、「家族アルバム みてね」を使い始めたらそんな問題が一気に解消!便利すぎてもう手放せません。スマホさえ拒否していた父が楽しそうに見てくれているので、ちょっとした親孝行ができた気分にもなれました。これからの家族アルバムは「みてねで共有」が新定番になりそうです。「家族アルバム みてね」アプリ概要アプリ名:家族アルバム みてね> iOSでダウンロード> Androidでダウンロードライター:柏木 真由子
2016年09月06日現代は様々なケースの家族のカタチがありますよね。今回はそのケースの一例として、中学2年で父を亡くし母子家庭で育った筆者が、片親の子がどんなことを思うかについて5つのテーマに分けてご紹介します。大変なこともありますが、身に付いて良かったこともあるのです。寂しさについて片親だと、やはり寂しさは付きまといます。父が亡くなり、学校からの提出物も母宛に届くようになったとき(つまり父の名前が一切消えたとき)、何とも言えない寂しさを感じたのを覚えています。それ以降も「いま父がいてくれれば…」と思うときは幾度となくありました。ただ、やはり人間は慣れる生き物。次第に「父がいないからこそ、いま自分はどうすべきだろう」に変わるのです。その後、寂しさが人生にどんな影響を与えるかは、子どもの性格によって変わります。私には妹がいますが、妹は自分が寂しい思いをした分、結婚したら家庭に入りたいと言います。いっぽうで私は自分の好きな仕事をしたいと思うほう。姉妹でも差が生まれるものです。親の再婚について母は再婚をしていません。私は父の記憶があるので、子ども時代にもし再婚さたらやはり複雑な思いをしたでしょう。「私の父は1人だけ」なんて拗ねていたかもしれません。これが親の記憶がなければ、また違うでしょう。しかし、大人になるとこれが逆転します。とても身勝手な話ですが、再婚してほしいと思うようになるのですね。それはやはり、年をとった親が一人で生活していると何かと心配が尽きないからでしょう。老後の一人暮らしは寂しいですし、一人だとどうしても食事など、生活も適当になります。また次に書きますが、“親にとって自分はいつまでも子ども”という立場が抜けないところに問題も生じるのです。親に対等な立場で意見できる人がいないという悩み夫婦が揃っていた場合、父に問題があれば母に意見してもらえます。親にとっても、パートナーから言われるのと子どもから言われるのでは、聞く耳が違います。片親になると、親と対等な立場で意見できる人がいないのです。親の親…つまり祖父母はもういないですし、パートナーもいない。私たちがいくら意見しても、子どもは永遠に子どもという立場のままなんですね。親のことで悩んだ場合、相談できる相手がいないという悩みは残ります。家族の時間が増える我が家は父を亡くしていますから、親だけでなく、誰もがいつどうなるか分からないと思っています。だからこそ、命についての意識は強くなります。今を大切にしよう、という気持ちも強いと思います。それは必然的に家族の時間を増やし、大切にしようという意識につながりました。毎年家族旅行にも行きますし、女同士ということもあり、遠くに住んでも出来る限り行き来しています。他人と比較しなくなる昔は他人と比較して嫉妬したり、落ち込むこともありました。いまは比較すること自体ほとんどありません。はっきり「人は人、自分は自分」と分かれています。片親になれば、比較したらキリがないほど両親揃っている家庭とは違うことで溢れているのですね。比べても仕方ないので、次第に比較することを止めるようになります。これは人生にとって大きな収穫だと思っています。家族のカタチには色々ありますが、残った人で前向きにやっていくしかありません。大いに悩んでも、それで良いと思うのです。「悩めるうちが花」であり、死んだ父のことで、私たちはもう悩めませんから。今回は一つの例として、参考にしてください。ライター:宮野 茉莉子
2016年09月05日放っておくとすぐに発生してくる水回りのカビ…適切な予防をしないと、いつまで経ってもイタチごっこから抜け出せません。「いつの間にかスゴいことになってる…」「カビだらけの浴槽の掃除を妻に頼まれた…」。そんなことになる前に、日々の予防からカビ対策をしてみましょう。ここでは掃除が一番大変な浴室での対策を紹介していきます。カビの繁殖方法最初に前提知識として、カビの繁殖条件をご紹介しておきます。1: 温度 一般に、カビは20℃~30℃の間の室温で最も繁殖します。2: 湿度 60%以上の湿度が繁殖に最適です。3: 栄養 汚れ・食べカスなどの存在以上の環境がカビにとって最適な条件。逆に言えば、この条件に当てはまらないように環境を整えれば、カビの繁殖を予防できるということです。では、具体的にカビ予防の方法を見ていきましょう。要は前述の繁殖条件の逆を行く!! つまり、1.温度を下げ、2.湿度を下げ、3.清潔に保つ。1: 温度を下げる使用後の浴室は冬場でも室温が高い。冬だからといって油断は禁物です。一番効果的なのは、入浴後に壁や床一面に冷水をかけることです。これは同時に壁に付着した泡などの汚れを取り除き、石鹸カスを防止する上でも効果的です。2: 乾燥させる浴室に換気扇がある場合は、24時間付けっぱなしにするのがオススメです。換気扇は、フルタイムで付けっぱなしにしていても電気料金はさほど高くなりません。また、大抵の浴室の扉には通気口があると思いますが、ここが意外と盲点。この通気口はかなり埃がたまりやすく、こまめに掃除しないと適切に換気できなくなります。「マツイ棒」などを使うと簡単に掃除ができますよ!3: 清潔に保つ上記の対策を日々行っていれば、ほぼ浴室で黒カビを目にすることはなくなります。ですが、浴室には目に見えないカビ菌が潜んでいます。不吉なことを申しましたが、ここでは日々の手入れは普段通りで構いません。3か月~半年に一度、浴室用洗剤を一面にかけて、シャワーで流せばいいだけです。以上の予防を行えば、あなたの家の浴室はカビ知らずで、きれいに保てるはずです。今まで浴室掃除に使っていた時間と労力を、妻と二人で過ごすのに使ってみてはいかが?ライター:メオトーク編集部
2016年09月05日性格が正反対同士で付き合ったり、結婚している人は多いでしょう。性格が正反対だと、「自分はこうなのにどうして…」と結婚生活で悩むこともありますよね。しかしメリットもあります。実際に性格が正反対の夫と付き合って5年、結婚して7年目の筆者がご紹介します。諦めることがありのままでいられることにつながる私と夫は育った生活環境、性格、趣味嗜好、価値観…とほぼ全てが正反対。違うからこそ大きくぶつかったり、日常では小さくイラっとすることもあります。ただこの「イラっ」は、年々減っているのも事実。それは相手の素性が分かってきて「またあぁ言うぞ」と言動パターンが読めてきたから。最初はイラッとするものですが、慣れるとこちらも諦め、やがて気にならなくなります。それは相手も同じで、お互い多くのことを諦めているでしょう。「諦め」と言うとイメージは悪いですが、仏教用語では「明らかに見る」と言う意味。お互いがほどよく諦めることでかえってありのままでいられると考えると、これも良しかと思うのです。自分の良くないと感じていた性格が変わる諦める一方で、自分自身が変わったと思うところもあります。それは主に、自分で良くないと思っていた部分。たとえば私は考えても仕方ないところで思い悩んでしまうところがありますが、それを夫に話すと「考えても仕方ない」とバッサリ切られます。これを繰り返すうちに、「ここは考えても仕方ないな」と自分でも区分けをする癖をつけることができました。また、夫は問題が起こると原因追求や犯人探しをしがちなタイプ。私が「それより今何をすべきか考えよう」と勧めることで、問題解決も進みやすくなっているように思います。自分と違う我が子とうまくやっていく練習私と長男の性格は正反対で、つまり長男は夫と性格が似ています。「長男の考えていることがわからない」と、何度も悩みました。そこで気付いたのが、「正反対の夫とうまくやっていくための葛藤は、我が子を受け入れるための練習でもある」ということです。我が子とはいえ、他人は他人。性格も価値観もきょうだいそれぞれ違ってきます。それでも親子ですから、うまくやっていかないといけませんよね。性格の違う我が子に自分を押し付けてしまうのは、違うと思うのです。夫と話し合ったり、相手から学んだり、諦めたり、見守ったり…この積み重ねが実は我が子ともうまくやっていく練習になっている。最近はそう思うようになり、正反対であることが大きなメリットに感じてきました。夫婦で性格が正反対だとぶつかることも多いですが、ぶつかることは分かり合うためのキッカケに過ぎません。大切なのはぶつかった後、どうするか。自分と100%同じで分かり合える人間なんていませんから、無理に受け入れる必要もなく、メリットを見つけることも大切なことだと思うのです。ライター:宮野 茉莉子
2016年09月05日7月の第4日曜日「親子の日」は約6000組もの親子写真を撮影してきた写真家のブルース・オズボーンさんが提唱する「親と子の関係を見つめ直す日」です。活動開始から14年目を迎える今年は、親子の日普及推進委員会のもと「第10 回 親子大賞 授賞式」と「第 14 回 親子の日スーパーフォトセッション」を開催。今回はイベントのレポートと「親子の日」発起人であるブルース・オズボーンさん、佳子さん夫妻からのメッセージをお届けいたします。第10回親子大賞授賞式7月23日(土)、新宿にあるオリンパスプラザ東京で親子大賞の授賞式が行われました。実は「親子大賞」自体は10年前から開催されているものの、授賞式は今年が初。授賞式はいきなり2016年の親子大賞を受賞した親子の発表から始まりました。今年一番ホットだった親子は誰なのか…!?まさかのウルトラセブンとウルトラマンゼロ親子。会場では両者に受賞の感想を聞いた映像が流されました。「受賞の感想は?」「ジュワッ」「印象深い親子エピソードは?」「ダァッ」※コメント部分は字幕つきでした。ほかにも親子にちなんだエッセイや写真のコンテストも開催、受賞者にはオズボーン夫妻から賞状と景品が手渡されました。受賞者のスピーチでは、「実は、まだこのこと親には言っていなくて…怒られるかも(笑)」、「子どもに『授賞式に一緒に行こうね』と言ったら『用事があるから無理』と断られました…」といった驚きのエピソードが飛び出し、会場の笑いを誘っていました。> 親子の日 エッセイコンテスト2016 入賞作品> 親子の日 写真コンテスト2016 入賞作品「どの作品にもいろいろな家族の想いが込められていて、選ぶのが大変だった…」と語ったオズボーン夫妻。授賞式は東京のみの開催ですが、写真の展示自体は地方の写真館など様々な場所で実施していますので、みなさんも是非お立ち寄りください!!会場に展示された写真コンテスト入賞作品イベントの最後には、親子大賞の特別賞としてサックスプレイヤーの平原まことさん・歌手の平原綾香さん親子が登壇。「親子が仲良くする秘訣は?」という質問に対し、平原綾香さんは「父の影響で私も中学1年生のときからずっとサックスを吹いていたので、父は親であると同時に師匠のような存在。尊敬していたので反抗する暇がありませんでした(笑)」とコメント。そんな娘に対してお父さんは「サックスを吹いているときはすごく素直に言うことを聞いてくれるんです。歌は敵いませんけど、サックスでは勝っています!」と、“音楽”という共通項を持つ親子らしい掛け合いが見られました。親であると同時に尊敬できる存在であるというのは、親子が円満な関係を保つ秘訣のひとつなのかもしれません。> 第10回親子大賞の詳細はこちらから第 14 回 親子の日スーパーフォトセッション翌7月24日(日)、親子の日当日には写真家でもあるブルース・オズボーンさんによる100組の親子を撮影するフォトセッション。写真スタジオでの撮影というので、少しかしこまった撮影風景を想像していたのですが、会場に入ってビックリ。スタッフさんが生茶パンダのパペット、マラカスなどを使って歌ったり踊ったり…小さい子どもでもなんなくリラックスできるような盛り上がりでした。実際にメオトークの山川編集長自ら撮影に参加(きちんと予約しました)。その様子を見ていると、いい大人同士気恥ずかしいのか、当初はこれだけ距離のあった親子が…ちょっと寄りましょう!とスタッフさんからぐいぐい来るリクエスト…しかし照れる山川親子。撮影するオズボーンさんまで出てきて…最後は照れながらも肩を組むほどに!!!!さすが親子写真のプロフェッショナル…!!たった数分の間に写真を通して親子の距離をぐんと縮めることに成功していました。物理的な距離だけでなく、心の距離も縮まったようです。(お母さんの腕がかたいですが、編集長との身長差でとまどったそうです)※ブルース・オズボーンさんが撮影した第 14 回 親子の日スーパーフォトセッションの写真は、こちらからご覧いただけます。(2016年8月30日現在は準備中)発起人が語る「親子の日」について最後に「親子の日」発起人のブルース・オズボーンさん、佳子さん夫妻に今年、そしてこれからの「親子の日」について語っていただきました。今年の「親子の日」を終えてみて今年も全国から様々な想いを持った親子が集まってきてくれました。遠方に住むお母さんを誘って撮影に参加してくれた娘さん、「久しぶりに親子写真を」と撮影会に参加した親子、海外出張前の記念として参加してくれた家族、病気の回復を願って参加してくれたかた。全国からサポートに駆けつけてくれた応援団も。みなさんのおかげで一日中にぎやかな「親子の日」の会場となりました。今年はとくに新聞、テレビ、ラジオ、Webなど様々なメディアで「親子の日」を取り上げていただき、たくさんの人たちに「親子の日」を知ってもらうことができてとても嬉しく思っています。これからの「親子の日」「親子」という単語は英語には存在しません。(編集部註:英語にはfamily=家族はありますが、親子はparent and child=親と子で分かれている)「親子」というのは日本の特別な言葉。この言葉のように「親」と「子」をひとつの単語につなげ命の連鎖の一体感を表す…そんな日本の文化を日本の“誇り”として海外に発信したいです。誰もが生まれて来たことに感謝できる社会になって欲しいというのが、「親子の日」に込めた願い。この願いを叶えるために、活動の場をもっと広げていきたいと考えています。記事を読んでいるみなさまへ年齢が進むにつれ、「親子」と言うとついつい「自分」と「自分の子ども」をイメージしてしまいます。でも、「自分」と「自分の親」もそうである意識を忘れないでほしいと思います。「親」のいない命はいませんから、「親子」は世界中の誰もが共有できるテーマ。世界が不安定で悲しいできごとも多い時代だからこそ、命の原点である「親子」という最も基本的なテーマについて考えることが大切です。みなさんもぜひ「親子の日」を親子の関係を見直す機会のひとつにしてください。「1+1は?」「にーっ」という掛け声にも代表されるように、最後が「い」の段で終わると口角が上がり自然と笑顔の写真を撮ることができます。親子の日の掛け声はもちろん「おやこのひー」。「親子の日」と言うだけで笑顔になれるのです。授賞式でもフォトセッションでも、会場にはそんな「親子の日」の笑顔がたくさん溢れていました。> 親子の日について詳しくはこちら:親子は自分の原点、「親子の日」を自分に自信を持つきっかけにして欲しい−−ブルース・オズボーンさん、佳子さん夫妻のインタビュー> 親子の日公式サイトライター:山口聖子
2016年09月05日なんだか近頃、夫婦の会話が減った気がする。ズバリ、倦怠期だと思う。もう夫婦の仲が冷えきっている……そんなご夫婦のみなさん!諦めるのはまだ早いです!ご主人が「愛妻家」になればすべて解決するんです。愛妻家って…なに?「イクメン」はよく聞きますが、「愛妻家」という言葉は「イクメン」に比べて影が薄いような気もします。そもそも、愛妻家ってどんなひとのことを言うのでしょう?たしかに「お宅のご主人は愛妻家ね~」なんて言われたら嬉しいけど、うちの夫は愛妻家に当てはまるの…?という奥様。自分が愛妻家になるってそんなの無理だ!と思っているご主人。『サラリーマン 妻夫木マモルの愛妻生活』を(ご主人が)読めばその答えが見つかります!サラリーマン 妻夫木マモルの愛妻生活本の監修は「日本愛妻家協会」が担当。ちなみに、お値段も1,122円、「いい夫婦」プライスというこだわり!『サラリーマン 妻夫木マモルの愛妻生活』(竹書房)この本は、結婚10年のサラリーマン妻夫木氏(35歳)が周りの友人と愛妻家を目指す、実践的な専門書。妻夫木夫婦は最近会話もなく関係は冷め切っており、「熟年離婚」も頭をよぎる日々。妻夫木氏の友人は、「それは妻がモンスター化している!愛妻家になるしかない!」と強くアドバイスします。でもいきなり愛妻家になると言っても、どうしたら……。妻夫木氏が悩んでいると、「実はオレも!」と仲間が集結。ひとりではできないことも仲間がいたら大丈夫!こうして、妻夫木氏の愛妻家になるためのクエストが始まったのです!内容は漫画とコラムで構成され、1…いえ、ゼロから「愛妻家になるため」の方法が詳しく書かれています。料理本に例えるなら“どこのスーパーで買い物するか”から書いているぐらい、本当に初歩からです。どうして妻がモンスターに?「妻は、夫婦関係が冷めてくるとモンスター化してしまう」とこの本には書かれており、妻夫木氏の妻は頭に角が生えたモンスターとして描かれています。え…妻がモンスターに見えてしまうって、それまで一体何があったの!?とツッコまずにはいられません。私はまだ結婚3年目のペーペーですが、10年も経つと女はモンスターになってしまうんでしょうか…。この奥さん、残業で帰ってきた妻夫木氏にご飯も用意していませんが…。妻夫木氏が実践していく「愛妻家の道」。まずは残業せずに早く帰ること。家事を習うこと。妻に「ありがとう」と言うこと。…妻夫木氏よ、今までこれ、してなかったんか! そらあかんわ!奥さんもモンスターになるわ!…つい素の関西弁でつっこんでしまいました。いや、もしかしたら結婚当初はしていたのかもしれない。けれども年数を重ねて当たり前になり、倦怠期を迎える。もしくは忙しくなり、余裕がなくなってそのままになってしまった…。妻夫木夫婦はそうだったのかもしれません。そんな妻夫木氏がこなしていくクエストは、女性から見ても「たしかにこれをされたら嬉しいなぁ」と思ってしまう納得の内容です。日本愛妻家協会の活動が感動的巻末にはクエストスペシャルとして、日本愛妻家協会の詳しい活動内容が掲載されています。「キャベチュー」こと「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」、愛妻の日の1月31日に花を買って早く帰る「男の帰宅花作戦」などなど…。特に気になったのが、夫婦がハグをするためにお互いの足の置く位置が書かれている「ハグマット」を使った、30代から60代のご夫婦の体験談。「恥ずかしかったけどよかった」「妻が一回り小さくなった気がしてさらに愛おしくなった」「お互いお腹が出て、年を取ったねと笑いあった」などのコメントに胸がじんわりと温かくなりました。「愛妻家」を軸とした夫婦のありかたを提案するこの本。愛妻家の定義は、きっと夫婦の数だけあると思います。だからこの本すべて実践してもよし、ポイントだけ試してもよし。カバー裏にも素敵な仕掛けがあるので、こちらは奥様から活用してもいいかもしれません。さぁ、あなたも「愛妻生活」で素敵な夫婦関係、はじめてみませんか!?日本愛妻家協会ライター:三谷 アイ
2016年09月03日いくつになっても失敗すれば落ち込みますよね。不思議なもので、大人になるほど失敗に臆病になったり弱くなる気がします。精神的ダメージも大きいし、恥ずかしいし、立ち直るのも大変だし…できるだけ避けたい失敗ですが、残念ながら生きている以上、失敗しないということはありえません。「失敗すること」自体を変えられないなら「失敗に対する耐性」をつけてみませんか。今回は少しずつ失敗に強くなるコツを3ステップでご紹介します。ステップ1. しっかり落ち込むあなたは失敗したあと、しっかり落ち込んでいるでしょうか?落ち込むのが怖くて現実から目を背けたり、「あの人よりはマシ」なんて他人と比較して、自分の失敗から逃げてはいないでしょうか。失敗したらまずはきちんと落ち込みましょう。人間は「感情の生き物」。まずきちんと感情を発散させないと、その後頭や体を使っても仕方ありません。心に浮かんだモヤモヤや違和感はずっと残り、同じ失敗を繰り返す可能性が高まります。きちんと落ち込んでおくと他の失敗にも生きてきます。一度失敗に対してドーンと落ち込めば、「あのときよりは大丈夫」「あのときも落ち込んだな」など、「自分の中の失敗の比較対象」ができます。これが後々自分を支えてくれるようになります。ステップ2. 大事なのは「失敗体験」より「捉えかた」失敗してドーンと落ち込む理由は、「失敗体験そのもの」に注目するから。しかし実際大切なのは「失敗体験」よりも「捉えかた」です。失敗自体は誰でもします。「失敗は成功の元」と言ったエジソンも、数え切れないほどの失敗をしました。ではなぜエジソンは「失敗は成功の元」にできたのか。それは「失敗への捉えかた」に優れていたからです。きちんと落ち込んだ後は、まず自分の捉えかたを分析・仕分けしましょう。その失敗は本当にそこまで落ち込むべきものでしょうか?自分の些細な失敗にも落ち込んでしまう人は、他人の失敗にも厳しいものです。ステップ3. 行動さて、最終的にあなたを救ってくれるのは「失敗後の行動」です。失敗して激しく落ち込む人は「理想と現実の自分のギャップが大きい」とも言います。失敗することでやっと「現実の自分」がわかることでしょう。現実の自分を理解することで落ち込みを減らし、行動の改善法がわかるのです。失敗した後にどう考えてどう行動するか。一度失敗したとしても、次に活かすことで今回の失敗は意味あるものとなり、生きてくるのです。失敗と行動はセットにしましょう。ある意味、「生きることは失敗すること」と言えるほど人間は失敗するものです。これは言い換えれば「生きることは成長すること」とも言えます。少しずつ失敗耐性をつけ、失敗を生かしていきましょうね。ライター:宮野 茉莉子
2016年09月02日突然ですが、「パートナーから愛されているなあ」と感じることはありますか!?わたしはあります。 どんなときにそう感じるかというと、朝起きて「おはよう」と言い合ったとき、夕飯を作ってくれるとき、肩をもんでくれるとき…などイロイロありますが、なかでも「ほっこり」させてくれるのは「わたしの愚痴をしっかり聞いてくれるとき」だったりします。お互いに移動が多く、一緒にいられる時間 はわずか。じっくり顔を合わせて話す機会もあまりないので、日々の連絡は LINE中心になっています。だから愚痴もLINEで聞いてもらうことが多いのですが…先日、気づいてしまったんです。実は多い? bot旦那に心当たりはありませんか!?LINEを送ったらそんなに間をあけずにお返事がくるし、ときにはやさしく励ましてくれる。うちの旦那さまってなんてマメでやさしい人なんだろう!!なんて思っていたわたしですが、どうやら違ったんです。旦那さまとのやりとりを読み返してみると…出てくるわ出てくるわ、同じことばの繰り返し!!!「かわいそうに」「そうだね」「かわいそうなさえちゃん」を乱用していることに気づいてしまいました…lonelyの綴りが間違っているのはご愛嬌 この事実があまりに衝撃的だったので思わずFacebookでつぶやいてしまったところ…「あはは、それうちと一緒ですwww」というコメントが!!Facebookにいただいたコメントでの共感は1件だけでしたが、このつぶやきを更新して以来、打ち合わせ先・飲み会の場で「うちもですよ! !」と思わぬ反響をいただくことに。そんなに世の中には「bot旦那」が多いのでしょうか!?「嫁はよく愚痴る」「夫は生返事」そういえば…「嫁がぎゃんぎゃん愚痴っている横で生返事をする夫」って、アニメやドラマではあるあるの光景かもしれません。Googleで「愚痴る嫁 生返事」と検索をしてみるとこんな結果が出ました。実際の検索結果には記事にそぐわないタイトルがあったため、一部削除しておりますなるほど、世の男性は女性の愚痴に飽き飽きしているようです…たしかにパートナーからくるLINEが愚痴やぼやきばかりだと少し「嫌だな」と思ってしまいますよね。旦那だって毎日仕事で愚痴りたくなることもあるのに、癒しであるはずの嫁からのメッセージが「つかれた」「イライラする」ばかりだとよけいに疲弊してしまうかも。そのうちもっと癒しをくれる女の子とLINEを楽しむようになっちゃうかも…愚痴るなら、面白おかしく完結に。とはいえわたしだって愚痴りたいときもあります。わたしはひとりでお仕事をすることが多いので、同僚がおらず愚痴る相手は旦那ぐらい。きっと専業主婦をされている奥さまや、出産直後のママもわたしと同じように愚痴る相手がいないかたが多いはず。愚痴を我慢していると参ってしまうので、せめて面白おかしく愚痴ってみましょう。例えば「何度も電話番号を教えてるのに、何度も聞いてくる人がいる!!いい加減イライラするんだよね」と言いたいときは、「忘れないでリメンバー昨日わたしたマイナンバー……」と昭和のJpopはたまたラップ調に言い換えてみるなんてどうでしょう!? (え?例えのセンスが悪いですって!?おだまりっ)愚痴ばかりではなく、たまには恋人時代のようなラブラブ会話も盛り込んでみましょう。筆者も、旦那さまが仕事の合間についつい読みたくなるような、かわいらしいメッセージを心がけてみようと思います♥(※LINE画面はプライバシー保護のため一部加工しています)ライター:金延さえ
2016年09月02日夫は選べるいっぽうで、選べなくてトラブルになりやすいのが義家族。特に一番関わりの多い姑との相性は大切ですよね。とはいえ、姑と価値観やタイプが違うという人も少なくないはず。顔を合わせる回数が増えるほどお互いの素性もあらわになり、ちょっとした違いにイライラなんてよくあることでしょう。筆者もお姑さんとはタイプが正反対ですが、結婚7年目にしてここだけ抑えておけばうまくいくというポイントが3つみえてきました。大切な順にご紹介します。「いかに夫が大好きか」を伝える姑の気持ちを探るには、自分たちの親世代に話を聞くのが1番。筆者の周りの親世代でも、「溺愛していた息子のところに気に入らない嫁がやってきた」という話を聞いたことがあります。そのかたの息子への溺愛度は有名だったので、どうなるものか…とその後の展開が気になっていたのですが、「高飛車で嫌な嫁だけど、結婚○年経っても息子のことが大好きみたい。あれだけ息子のことを好きなら許せる」と彼女は言っていたそうです。実は同じエピソードを、とある漫画家さんの本でも読んだことがあります。息子を持つ筆者もわかりますが、結婚当初は「息子をとられた」と姑なら思うでしょう。しかしやがて自分も歳をとり、一生息子と暮らせるわけでもないと悟ります。気に入らない嫁でも「息子のことが大好きで大切にしてくれるなら」と思うことで、姑としては割り切ることができるのです。これは裏を返せば「姑の前で夫の悪口を言ってはいけない」ということでもあります。姑の前では夫が大好きで、気にかけている様子を伝えましょう。自分を抑えない姑とタイプが違うと、自分の気持ちや素性を隠そうと努力してしまう人もいるのでは。しかしたとえば子どもができるなど、関わりが増えるほどお互いの素性はバレます。自分を抑えている期間は苦しいですし、結局あとでバレるほうが体裁はよくありません。また、自分で自分を抑えようとすると、姑に対しても厳しくなりがち。人間は自分がすることを相手にも求めますから、無意識に「私がこれだけ頑張ってるんだから姑ももっと気を遣ってよ」なんて求めるように。しかし他人を変えることは、誰にもできませんよね。結局タイプが違ってもお互い変えようはないのですから、そのままの自分でいきましょう。実母のように気にかける姑との関係は、何かと迷う場面があります。母の日や誕生日プレゼントはどうするかから、家事はどこまで手伝えばいいか…姑の性格など十人十色なところもあり、判断が難しいですよね。迷ったときは、実母にするように接することをお勧めします。実の母のように気にかけられて、イヤな思いをするお姑さんは少ないでしょう。ただし「母だったらこうしてくれるのに…」など姑と実母との反応を比較するのはNG。見返りは求めず気にかけることで、関係悪化は防ぐことができます。ライター:宮野 茉莉子
2016年09月02日「配信開始から1か月で最も収益を上げたモバイル(スマホ向け)ゲーム」として、ギネス世界記録に認定された「ポケモンGO」。私もやっています。夫もやっています。私たち夫婦には、この『Pokémon GO』が「夫婦共通の趣味」となりました。それぞれ趣味はお互いひとりで楽しんでいたので、新しい発見ばかり。よく「(カップル・夫婦は)共通の趣味があると楽しい」と言いますが、それがどうしてかわかりました。共通の趣味を持つことのよさ、作りかたを考えてみました。いいこと共通の会話が増えるまずはこれ。夕食の会話は「今日はどのポケモン捕まえた?」から入ります。夫婦ともども「ポケモン世代」なのに、まったく「ポケモン」を知りませんでした。「ニャースらしき影をみたよ」「なんかぐるぐるしたやつ捕まえた」とふんわりした会話ですが、夫婦の間でいままでになかった話題です。ちなみに「なんかぐるぐるしたやつ」は「ニョロゾ」というポケモンでした。いっしょに出かけることが増えるある日、夕食を終えた夫がスマホを見て「あそこのポケストップに花が咲いている」と言いました。家の近くにはポケモンのアイテムがもらえるスポットがあります。そこにポケモンがたくさん寄ってくるアイテムを使ったひとがいたようで、いつもよりもカラフルな目印になっていました。普段、夕食後に外に出かけることはありません。しかしせっかくなので、ふたりで行ってみました。ついでにコンビニにジュースまで買いに行くという「夜の散歩」、いや立派な「夜のデート」ができました。これらはきっと「ポケモン」以外でもあることですね。共通の話題で会話が増えるのはもちろん、家の中でできる趣味でもたとえば攻略本を一緒に本屋へ買いに行くとか、道具を買いに行くとか。同じ目的のための行動が増え、夫婦としてのチーム感を高めてくれます。同じ趣味の作りかた私と夫が『Pokémon GO』を同じ趣味として楽しめている理由に「お互い知識ゼロだった」ということが強くあります。同じスタート地点から始め、同じレベルであれこれふたりで学習していく。これがとてもよかったのです。よく「彼の趣味がゲーム。ゲーム中、私はヒマで寂しい」という悩み相談に、「あなたもゲームをやってみたら」と回答されています。しかし私はこれに賛同しません。スポーツでも同じです。「彼に教えてもらえばいい」と思いますが、どちらかが「先生」と「生徒」になってしまった時点で対等の立場ではなくなり「ふたりでいっしょに楽しむ」ことはできません。それに「私は彼側に近づいてあげたのに」という思いがどこかに出てくるかもしれませんし、相手も「教えてやってるのに」という思いを持っている可能性もあります。また、上級者は上級者の楽しみがあります。「教えてあげたい!」という人ならいいのですが、教えるために初級者のレベルに合わせるのが苦手なかたもいますよね。また、その趣味の世界は没頭できる、大切な「ひとりの時間」かもしれません。そこにズカズカと入り込んでは失礼ですし…とにかくお互い気を遣ってしまうのは良くない!だから、共通の趣味がほしいと思ったときは自分が得意なもの、彼がすでに始めている以外の「まっさらなもの」をおすすめします。あくまで「ふたり同じスピードで上達できるもの」です。それが私たち夫婦にはたまたま『Pokémon GO』でした。ミーハーな気持ちで始めたのですが、大きな気付きがあってとてもよかったです。ちなみに現時点で私はレベル10です…。ライター:三谷 アイ
2016年09月02日“家族写真”といえば、記念日に写真スタジオでかしこまった写真を撮るイメージ。しかし依頼者とフォトグラファーをつなぐマッチングサービス「fotowa(フォトワ)」は違います。 “自然でおしゃれな家族写真”の撮影のためプロのカメラマンが出張してきてくれ、好きな場所がそのまま写真スタジオになるユニークなサービスです。今回はfotowaが開催した“親子の日フォトセッション”にお邪魔し、フォトセッションでの撮影風景からfotowaの実態(!?)、フォトグラファーの思いまで、出張写真撮影マッチングサービスの生の声を拾いました。撮影:中村レオさんfotowaの“親子の日フォトセッション”とは?fotowaは、ストックフォトサイトPIXTAを運営するピクスタ株式会社が2016年2月に始めた新事業。インターネットでプロのフォトグラファーに写真の出張撮影が頼めるサービスです。なんと、フォトグラファーとの予定が合わせられれば前日までも予約可能というから驚き。そんなfotowaが7月にプロのフォトグラファーによる撮影体験会を実施。7月第四日曜日の「親子の日」にちなんで、親子に豊洲で親子写真を撮影していました。現場では、終始自然な笑顔を見せるご両親、カメラに構えることなくリラックスする子どもというなんとも微笑ましい光景があり、ただ見ているだけの筆者もいっしょに楽しくなってしまいました。「楽しかった!」参加ご夫妻気になるのはやはりご家族の感想。実際に撮ってみてどうだったのでしょうか?撮影が終了したばかりのご夫妻にお話を伺いました。フォトセッションのメイン、親子丼フォト。お父さんが迫り来るお箸と戦っています!撮影:中村レオさんママ編--今回このイベントに参加されたきっかけはなんですか?普段3人で遊んでいても私が夫と子どもを撮ることが多くて、家族の写真は旅行やお宮参りなど“記念”写真しかないんです。写真もスマホで撮ったものばかりなので、家族3人の日常をきちんと残した写真がもっと欲しいと思っていました。夫に「こういうイベントあるけどどう?」と聞いたときに二つ返事で「いいよ」と言ってもらえたこともあり、応募しました。--実際に撮影されてみてどうでしたか?楽しかったです!カメラマンさんが子どもの撮影に慣れていたので、息子もすぐに打ち解けてくれました。男の人って普段そんなに写真を撮らないので、夫にとっても珍しい機会で良かったです。撮影風景は体当たり!どんぶりを持つスタッフさんの腕はぷるぷると震えていましたパパ編--今回奥様からフォトセッションの話を受けた際、二つ返事でOKだったそうですが、内心はどうでしたか?内心は「写真かあ…あんまり得意じゃないな」って思っていたのですが、記念に残るからいいか、という感じでしたね。僕はあんまり写真を撮るのがうまくないので、いつも写真を撮るのが妻になっていまい、僕と息子の2人だけの写真が多かったというのもあります。--実際に撮影されてみてどうでしたか?やっぱり緊張しましたし、慣れないなと思いました。でも2人が楽しそうで良かったなと思っています。僕自身もやっぱり慣れなかったですけど、まあまあ楽しかったです(笑)。「父と一緒に写っている写真が欲しかった」 / 事業責任者:李婧(セイ)さんどういった思いを持って“家族写真”を出張撮影するマッチングサービスを始めたのか。事業責任者の李婧さんにもお話を伺いました。ピクスタ株式会社李靖さん--どうしてこのfotowaというサービスを始めたんですか?PIXTAはフォトグラファーに“インターネットを通じて活躍できる場”としてストックフォトサービスを提供してきました。でも、ストックフォトだけでなくフォトグラファーがもっと活躍できる場があるんじゃないか?と考えたときに出てきたのがfotowaだったんです。スマホの撮影写真、写真加工やインスタグラムなどが流行っている今、「写真はデータで」「自然でおしゃれな写真を」という需要があります。かしこまった写真館での撮影とは違った写真の価値をユーザーに提供できると考えてfotowaというサービスを始めました。--フォトグラファーさんはどうやって選んでいるんですか?作品や実技、面談の審査があります。“家族写真”を撮るときに大切なのは、写真を撮る側が「自分が取りたい写真ではなく、依頼者が撮って欲しい写真を撮る」こと。どんなに綺麗な写真でも、それを依頼者家族が“自分たちの写真”として欲しいかどうかは別問題ですから。そういったことを面談で確認します。フォトグラファー向けのセミナーを実施して、フォトグラファーのクオリティ向上も図っています。--fotowaを利用するかたにメッセージをお願いします。私個人の話になるんですが、父が写真好きで、子どものときの写真もだいたい父に撮ってもらったんです。fotowaを始めてから、「自分が子どものころはどうだったっけ?」と思って写真を見返したら、自分が写っている写真しかなかったんですよ。子どものときはなんとも思わなかったのですが、いまこの歳になってみると、それがすごく寂しい。私が小さかったころ、その頃の若かった父といっしょに写りたかったと感じました。fotowaに撮影を依頼していただくときに、「自分は写らなくていいから子どもをかわいく撮って」というご両親も多いんですが、私自身の経験から、お子さんが大きくなって見返したときのために、みんなでいっしょに写ってもらいたいと考えています。また、とにかく気軽に使って欲しいと思っています。宅配ピザみたいな感覚で、気軽にフォトグラファーを呼んで欲しいです。「ここに行ったという思い出を写真に残して欲しい」 中村レオさん / フォトグラファー走ったり、膝をついたり、体を捻じ曲げたり…“最高の一瞬”を捉えるためにとにかく体当たりで撮影に挑む中村さん。撮影後、息も切れ気味な中村さんにどういった思いで撮影しているのかお聞きしました。フォトグラファー中村レオさん--どうして家族写真を撮り始めたんですか?僕はもともと車や時計、楽器といった“愛用品”を専門で撮っていたのですが、そのなかで“愛用品”というのは物だけでなく、場所や時間も含まれるのだと考えるようになりました。写真スタジオでなく外で撮影し、「ここに行った」という“思い出”を写真に残してもらいたくて、出張で人や家族の写真を撮っています。--子どもの写真撮影は大変じゃないですか?子どもは「こっち歩いてきてください~」なんて大人のようにはいかないですね。自分が追いかけて、子どもの目線で撮るので、すごく大変です(笑)。--子どもを撮るときにコツはありますか?ひたすらシャッターを切ることがコツです。タイミングを待って、「きた!」とシャッターを押しても、その一瞬は過ぎてしまっている。なので、とにかくためらわずにシャッターを切ってそこからいいショットを選ぶんです。今日も、親子1組あたり8000枚くらい撮っていますよ。撮る側が狙っていると、子どもも構えちゃいますしね。ひたすら撮るのがとても大事です。全力で撮影に挑む中村さん--どういう気持ちで家族の写真を撮っていますか?子どもといっしょに楽しんでいます。「撮らせてあげる」「撮ってあげる」ではなく、撮る側と撮られる側が対等になり、お互いに楽しむことでいい写真が撮れると考えています。写真を受け取ったご家族の感想実際に写真を受け取ったご家族からはかなり喜んでいただいている様子。そのメッセージを一部ご紹介します。写真、とっても素敵でビックリしました。さすがプロの写真は違いますね~普段私たちが撮る時は(子どもに)笑って笑って~と声をかけて撮るんですが、自然な笑顔との違いに驚きです。普段両親と一緒の時にこんな良い顔してるのね、とちょっと照れました笑子どもが「途中で眠くなってグズって残念~」と思いましたが、写真になってみるとそんなアクシデントもまた赤ちゃんらしい思い出となりました。「私、こんな表情してるんだ…」と、母になった自分の姿を見ることができたのも、嬉し恥ずかし喜びです。笑あまり天気が良くなかったのに、きれいに明るく撮っていただけてめちゃめちゃうれしいです!!時間や撮影枚数にとらわれずいいと思ったシーンや表情を、自由にカメラマンさんが抑えていただいたのがとっても好印象でした。 /山田さまどれも日頃撮れないようなお写真ばかりで本当に良い機会をいただけたことに感謝しております。fotowa様、とても親しみやすく今後もぜひ利用してみたいと思いました。 / 高橋さまとっても自然体の親子!!撮影:中村レオさん依頼者とフォトグラファーが一丸となって自然な“最高の一瞬”を写真に残すfotowaのサービス。現在は一都三県のみのサービス提供ですが、実は近年中に全国展開の予定も立てているそうで、地方でもフォトグラファーが気軽に呼べる日も近い様子。家族の写真だけでなく、女子会や記念日など幅広いシーンで利用できるので、“素敵な思い出”を思い出だけで終わらせないために、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか?> fotowa公式サイトはこちらライター:山口聖子
2016年09月02日皆様こんにちは! イギリス靴、アメリカ靴ときて…今回はイタリア靴です!!デザイン重視の華奢な靴?? イタリアの靴は上質な皮革でしっかりと作りこまれたものが多いんです!そんなイタリア靴の魅力をご紹介します! 「知ってるか? 靴ってやつはな…」バックナンバー第1回:靴の歴史は深い第2回:イギリス靴って何で凄いの??第3回:無骨? 質実剛健? 意外と歴史が深いアメリカ靴イタリアの靴の特徴イタリア靴の特徴と言えば、まずその色。日本ではビジネスシーンでも黒の革靴が一般的ですが、イタリアでは茶やグレーといった、とても透明感のある色彩の革靴が多く見られます。日本では良くも悪くもムラの無い、均一な製品が多いですよね。むしろ同じ製品に色むらがあると商品に出来ないといった、品質管理に厳しいお国柄なのかもしれません。イタリア靴は良質な皮革を染料で仕上げているため、独特なムラ感があります。それが逆に美しい革靴を産んでいるんですね!作りでは、イギリスやアメリカに代表されるグッドイヤーウェルテッド製法ではなく、マッケイ製法の靴が多く見られます。グッドイヤーウェルテッド製法に比べると耐久性が弱いといわれるマッケイ製法。一方で、靴の中と靴底を縫い付ける、ある意味で単純な作りにしているため、靴自体が非常に軽く仕上がり、返り(踏み込んだときの足への衝撃)も良く、履きやすい印象を持ちます。同時にウェルトと靴底を縫う必要がなく、靴底の張り出しを極限まで抑えることが出来るため、靴のデザインとしては靴底部分を非常にすっきりと仕上げることもできるんです。もちろん好みはあるかと思いますが、シュッとしたお洒落な靴を作るにはもってこいの製法というわけです。イタリア靴のここがすごい。イタリア靴はイギリスほど伝統にとらわれず、ある意味で自由に美しい靴が作られているように感じます。非常に面白いのが1925年創業のア・テストーニによるボロネーゼ製法。細かい作りは省きますが、ライニングが袋状になっており、中底がなく、靴自体が足に非常にフィットしやすい。固い中底を省くことで返りがマッケイ製法よりさらに柔らかいという特徴があります。1971年創業のシルバノラッタンツィ、こちらはノルベジェーゼ製法など非常に高い技術を手作業で行っています。歴史こそ長くはないものの、イタリア靴を語る上では外せないブランド!!また1945年創業のアルティオリ。こちらは「究極のお洒落」と言われるほど、美しい造形美を生み出し、2000年代、戦争をしていた両国の大統領がどちらも愛用していたなんて逸話もあります。1926年創業のマレリーは、その確かな技術からクリスチャンディオール、セリーヌ、ブルーノマリ、フェラガモなどのOEM生産を行っていたことでも有名です。そのほかにも、1990年創業のステファノブランキーニは、パティーヌと言われる手染めや個性的なデザイン、伝統にとらわれないデザイン性など他を圧倒するものがあります。もちろん、他にもたくさんあるイタリア靴。かっちりスーツというよりはジャケットを羽織る程度のオフィスカジュアル的な雰囲気に合いそうですね。しっかり作りこまれた靴も多く、上質な皮革をハンドメイドで作っているブランドも多くあります。伊達男じゃないと履けないようなイメージですが、是非一度挑戦してみてください!!「知ってるか? 靴ってやつはな…」バックナンバー第1回:靴の歴史は深い第2回:イギリス靴って何で凄いの??第3回:無骨? 質実剛健? 意外と歴史が深いアメリカ靴ライター:高見 雅治
2016年09月02日子どもが言うことを聞いてくれないのは、子育てにおいて大きな悩みの一つ。でもよく考えて見てください。ほんとうに子どもは、お母さんの言うことを全部聞かないといけないのでしょうか。ほんとうに大人の言うことが、全て正しいのでしょうか。「コドモ博士の哲学トーク」バックナンバー第1回:「朝の着替えを嫌がるのは何で?」第2回:「何でそんなに歯磨きを嫌がるの?」第3回:「怒られているときってこんな気持ち」第4回:「同じことを何度言われてもわからないワケ」第5回:「上の子にとって弟・妹なんて別に可愛くないわけ」第6回:「お兄ちゃんになるってこんなキモチ」第7回:「子どもの繊細な性格を武器にする」第8回:「イタズラって悪いこと?イタズラを考える」第9回:「どう褒められると嬉しいの?」第10回:「こんなケンカならしてもいいよ。夫婦げんかを見る子どもの気持ち」第11回:「良いママ」を目指すママに育てられる子の気持ち第12回:「逆効果だらけ。親に口うるさく言われる子どもの気持ち」第13回:「すぐに『ごめんなさい』って言えないワケ」自分の目標達成より、ママの言いつけを守るのが正解?ママ:も~片付けてって言っても片付けないし、ご飯だよって言っても食べないし。何でママの言うことが聞けないの!?K:片付けてって言えば片付けて、ご飯だよって言えば食べる。ママはそういう子が好きなの?ママ:好きというか…ママの言うことをちゃんと聞いてすぐに行動してくれたら、ママが助かるのよ。K:ママのことは困らせたくないよ。でもさ、今いいところだったんだ。あと少しでブロックで家が出来上がるところだった。それなのに急にママが「早く片付けて、ご飯よ」って言ったんだ。ねぇママ、自分の目標の達成より、ママの言うことを聞くことを優先する。それでボクはほんとうにいいのかな?何だかモヤモヤするんだよ。ママ:それでは自分のことは犠牲にして、他人の目を気にする大人に育ってしまうわねぇ。自分というものが育たないわ。K:でもママに怒られるから、結局は自分を諦めることも多いんだよ。ママの言うことは全て正しいわけじゃないK:子どもは多かれ少なかれ、親の、特にママの顔色を伺うからさ。だから時々迷うんだ。自分の気持ちを守ればいいのか、ママの言うことを守ればいいのか。ママ:なるほどねぇ。ママは子どもの気持ちを聞かないで、自分の考えを押し付けていたかもしれないわね。K:あとさ、この前はママとおばあちゃんの言うことが違ったでしょ?ボクが車のオモチャで遊ぼうとしたら、弟が横取りしようとしたとき。ママはボクに向かって「お兄ちゃんなんだから貸してあげなさい」って言って、おばあちゃんは弟に向かって「お兄ちゃんはまだ遊んでないから、お兄ちゃんが遊んでから借りようね。順番だよ」って教えてた。ボクはおばあちゃんの言葉を聞いてモヤモヤが消えたんだ。いつもママの言うことを聞いてすぐに弟にオモチャを貸してたから、モヤモヤしてたんだよね。ママ:ごめんね、あれはママも勉強になったわ。結局おばあちゃんの意見を優先したわよね。K:でも、ちょっと不安にもなった。ボクにとってはいつでもママが1番だったけど、あのときはおばあちゃんの言うことが正しかったでしょ。ママの言うことは何でも正しいわけじゃない、って不安になった。ママ:そうね…。ママはね、いつも「子どものため」を思って、話しているつもりなのよ。でもね、100%そうかって言ったら違うわ。「ママが大変だから」「ママの体裁が悪いから」って「ママのため」を考えて自己都合を押し付けているときもあるし、「疲れて頭が回らなくて言ってしまったこと」もあるし、おばあちゃんのときみたいに「ママの考え自体が間違っていた」こともある。そう考えるとママの正しさは80、70、60%…って下がる。もちろん命やケガの危険については正しいことを言ってるって自信があるんだけどね。ママはこのことを知らなかったんだわ。「無知の知」って大切ね。反抗は自分で考えるはじめの一歩ママ:実は間違えるのってママだけじゃないのよ。パパも、おばあちゃんも、お友達も、学校の先生も、偉いって言われる人でも、誰でも間違えるの。それにね、「正しさ」って人によって変わるのよ。K:じゃあボクは誰の言うことを聞けばいいの?まだ知識や経験の少ない子どものボクは困るよ~。ママ:それはあなたが決めていかないといけないのね。「いま自分は誰の言うことを聞くべきかな?」「いまの自分には何が正しいのか?」ってね。そう考えると、Kが言うことを聞かなくなったのは、ある意味自立の一歩ね。K:自分で決めて間違えたら?ママ:間違えるのが当たり前なの。全て正しいということ自体が無理なのよ。むしろ子どものことほど多くの間違いを重ねることで、正しさを見極める力がつくの。だから落ち込みすぎないで、糧にしていってくれると嬉しいな。K:ママにもサポートをお願いしたいな。ママ:まずはKの気持ちを聞くことからね。「コドモ博士の哲学トーク」バックナンバー第1回:「朝の着替えを嫌がるのは何で?」第2回:「何でそんなに歯磨きを嫌がるの?」第3回:「怒られているときってこんな気持ち」第4回:「同じことを何度言われてもわからないワケ」第5回:「上の子にとって弟・妹なんて別に可愛くないわけ」第6回:「お兄ちゃんになるってこんなキモチ」第7回:「子どもの繊細な性格を武器にする」第8回:「イタズラって悪いこと?イタズラを考える」第9回:「どう褒められると嬉しいの?」第10回:「こんなケンカならしてもいいよ。夫婦げんかを見る子どもの気持ち」第11回:「良いママ」を目指すママに育てられる子の気持ち第12回:「逆効果だらけ。親に口うるさく言われる子どもの気持ち」第13回:「すぐに『ごめんなさい』って言えないワケ」ライター:宮野 茉莉子
2016年09月01日夫婦とはなんだろう。いろいろ考えてみますが、理想の夫婦像はなかなか見えてきません。実際に夫婦のお話を聞いてみれば、自分にとっての理想型が見つかるかもしれない。本インタビューではそんな身近な夫婦にお話を聞いていきます。最初に登場してくれたのは海外でバリバリ働き、現在は山梨で農家を営んでいる水上篤さん。簡単にものを買い与えるのではなく、まずは自分で作ってみることを子どもに教えていると語る、良い意味でこだわりのある子育てをする彼は奥様とはどんなふうに向き合っているのでしょうか。水上篤さん現在の仕事農業生産法人 株式会社hototo 代表取締役農業生産法人株式会社白州郷牧場取締役保健農園ホテル運営アドバイザー勤務曜日と帰宅時間特に決まっておらず、朝は8時~9時に出かけ、18時~19時に帰宅することが多い。子どもを保育園に送っていくこともある。家族構成妻、子供3人(男5歳、女2歳、女0歳)奥様の職業株式会社hototoの事務系の仕事を必要な時のみお手伝いするほか、個人的な活動を平日10時~15時のみ行っている。理屈じゃなく、一生一緒にいても大丈夫な気がした—結婚の決め手になったことは何でしたか?水上:普通、結婚するかしないかって迷うじゃないですか。でも、妻は、「結婚する?」「良いよ!」くらいの即断即決の人。そこがすごいと思いました。性格的には自分とは正反対の人間で、人前に出たがらないですし、空気や場の雰囲気が読めて周りの人のことも考えられる女性です。プロポーズまでは付き合い始めてから1ヶ月ぐらい。根拠はないけど、一生一緒にいても大丈夫だと思いました。収入や学歴を全く気にしないですし、僕が食いっぱぐれたらどうしようってことも考えないような人です。「農業をやってるんだから、食べられなくなったら畑だけやっていけば良いじゃん、ほかの仕事は辞めちゃえば良いじゃん」って感じなんです。–結婚前に人生観や仕事観について何か話をしていましたか?水上:そんなにきちんと話してはいないですけど、妻は、「森とか木が好きだから、そういうものに関わる仕事がしたい」とは言っていました。僕は、「お金お金ばかりじゃなく、“面白い”の多い生きかたができないかな?」という話はしていました。二人ともお金に依存していなくて、お金なんてなくても生きていけると思っているところは似てますね。買う前にまず自分で作ってみることを大事にしているそうです。もちろん水上さんも手伝います。結婚したら自分の時間がなくなると思っていたけど、してみたら楽しかった—奥様と結婚して良かったと思ったエピソードを教えてください。水上:目指しているところがほとんど同じだから、話題も同じなのが良いことです。妻が読んだ子育ての本と僕が読んだ人材育成の本を交換しても、同じことが書いてある。「そんなの面白いの~?」って言いながら交換するんですけど、読んでみたら「超面白かった!」ってなるんです。—では、奥様のどんなところが好きですか?水上:一言では表せません(笑)深い海のような存在です。–深い海とは??水上:「かわいい」とか「ワクワク」も言葉で説明できないじゃないですか。だから、どこかひとつのパーツを言い表そうと思っても難しいし、違和感があります(笑)—なるほど。ちなみに夫婦生活は、独身時代に想像していたものと同じでしたか?水上:もともと想像してませんでした(笑)あんまりあーだこーだと考えると大変だから、明日のことは明日考える。目の前に来たものを楽しもうと思ってるので、先のことはあまり考えてないです。結婚は、してもしなくてもどっちでも良いものだと思うんですが、夫婦として生きていくほうが人生は2倍3倍面白いと思います。自分と違う考えかたに出会えますから。言葉のコミュニケーションだけではなく、もっと同じ体験を—「色々細かく考えてない」水上さんが、夫婦生活を円満に保つために日々の生活の中で実践していることは何かありますか?水上:相互理解ですね。そのための一番簡単な方法は、「共同作業」です。世の中は、相互理解力が弱すぎる人が多いと思います。「あれは自分に合わない」とか、「この人は喋りにくい」とか、「だから嫌だ」って。基本が「自分に合わせてください」っていうスタンスじゃないですか。でも、自分に合う人やモノなんて世の中にないんですよ。違うものを相互に理解して楽しんでいく社会だから、「私にぴったり合う人がいるはず」ではなくて、「合わないから良い」んだと思います。コミュニケーションは口だけじゃ無理なので、一緒に体験しないとだめです。–お出かけするときは、どんなところに行っていますか?水上:妻が行きたいイベントに一緒に行ったり、逆に自分のイベントも見に来てもらったりしています。農業もやるし、同じものを見聞きしていますよ。仲良くいようなんて考えたことがない。お互いに思ったことははっきり言う。—水上さんから奥様に「こうしてほしい」と言うことはありますか?水上:ありますよ。「食事は手作りが良いよね」とか、「子供にジャンクフードは食べさせないでね」って言っているんですけど、妻自身がファーストフードに行くので、子供が「○ッピーセット、○ッピーセット」って言うんです。(笑)しょうがないですよね、そうなったら。そんなに怒ることでもないですし。日々やることが多すぎて、ストレスを感じている暇もないですしね。—いつまでも仲の良い夫婦でいるために、日々の生活スタイルや考えかたなど、結婚してから自ら変えたことは何かありますか?水上:なるほどね~。—なるほど?水上:無理してまで仲良くしていたいと思ってないんです。—こちらが「なるほど」です(笑)水上:「これを言ったらこの人と関係が崩れるであろう」という気持ちがそもそもないんですよ。「この人に嫌われたくない」とか、「この人に好かれたい」っていう想いがない。その人のためを思えば言うべきことは言うし、お互いにこれからも一緒にやっていかなきゃいけないので。だから、仲良くしようって努力していることはまずないです。たぶん、妻にもないと思います。そんなところに気は遣ってないです。—世の中では、惚れた弱みみたいな感じで、どちらかがどちらかに合わせてしまっている組み合わせって実は結婚前も結婚後も多い気がするんですが、お二人の根底にある信頼関係はすごいですね。水上:うーん。たとえば、「子供に嫌われたくないからこれを言わない」って考えることってないじゃないですか。叱るときはしっかり叱るし、その子自身を否定しているわけじゃないので、何か言ったからってお互いの信頼関係は絶対に崩れないっていう中で思っていることをきちんと言葉にすることは必要ですよね。「本当はこうしてほしかった」とか、自分の考えていることを普段から相手にきちんと言わないとズレます。言わないとわからないことはいっぱいあるし、「察してほしい」なんて無理だと思う。「ただいま~」「おっせえよ!」みたいな感じで、思ったことは思った時に言ったほうが良いですよ。自分の人生でもあるし奥さんの人生でもあるから、誰かが無理するっておかしいじゃないですか。合わせるって大変ですよね? どうせ合わないのに。2015年11月に三人目が生まれました。水上さんのご両親も一緒なので、家族は7人になったそうです。うまくいかない夫婦はコミュニケーション不足なんじゃないかな—仲が良さそうだから、これまでに離婚の危機なんてないですよね?水上:ないです。離婚なんて考えたことがない。離婚する・されると思っていたら毎日オドオドになっちゃうと思います。たとえば、「明日クビになるかも」ってオドオドしながら働いている従業員が良いパフォーマンスを出すことはない。仕事の中には査定で評価が上がったり下がったりする制度もありますけど、結婚でいったらそれが離婚なんじゃないかな。そんなこと気にしていたら疲れますよね。うまくいかない夫婦は、コミュニケーション不足なんだと思います。先ほどの話にも出ましたが、都心に住んでいると夫婦の共同作業がないから、一緒にご飯を食べているだけになりやすい。でも、それじゃ相手への理解は深まらないですよ。ホントは、一緒にキャンプに行ったり海に行ったり、一緒にジョギングしたり、マッサージしたり、小さな事でもいいので何かを一緒にやったほうが良いと思います。同じ体験をすることでコミュニケーションが深まるから、「同じことをやってみる」ことは大事です。家事だって、実際にやってみればわかります。世のお父さんたちはやらなすぎる。家事は楽だと思っている男性が多いと思いますけど、家事や子育ては、絶対に仕事より大変です。—水上さん自身がこれからも変わらずにいたいこと、奥様に変わらずにいてほしいことは何かありますか?水上:常に考えは変わるだろうから、変化していく日々を楽しみたいです。そのほうが良いですよね!「独身のときみたいに常に化粧をしていてほしい」って考えかたなんて理解できません。これまでも、今も、これからも、その時々の「今」に注目している—これからの夫婦生活についての希望・目標はありますか?水上:突然来年は海外に行くかもしれないし、沖縄に移住するかもしれない。どうなるかわからないですけど、僕も妻も、どうなっても人生を楽しむ自信はあります。あとは、子供に受けさせたい教育やサービスがないので、それを自分たちがつくらなきゃいけないと思っています。子供はどんどん大きくなりますから、時間も迫っているので「いつか」なんて考えていない。だから、未来にも過去にも注目していなくて、「今」に注目しています。今を楽しめなかったら10年後は楽しくないはず!ライター所感:実は水上さんと私は友人です。このインタビューのやり取りだけを見れば、水上さんを「あっけらかんとしていて、必要以上に人に気を遣わない、ダイナミックな人」だと感じるかもしれません。でも、彼は非常に面倒見が良く、人の気持ちに気づいて細かな配慮ができるタイプです。今回、このインタビューもふたつ返事で受けてくれました。ダイナミックに構えながらも関係が壊れない夫婦でいられるのは、水上さんご夫妻がお互いを信頼し本音で向き合っているからなのかもしれません。理想の夫婦像だけではなく、コミュニケーションってなんだろうってところも深く考えさせられる、良い機会になりました。ライター:藤宮 ありさ
2016年09月01日先日、主人とお互いの友人関係について話しました。筆者の主人は保育園に通っておらず、あまり地元の友人がおりません。友人は多いほうに見えますが、幼なじみと呼べる地元の仲間はいないようです。かたや筆者には、幼なじみと呼べる友人が大勢います。どちらが良い悪いの話ではありませんが、わたしは「いないよりはいたほうがいい」派。息子にも保育園での友人を大切にしてほしいと思っています。「「保育園はかわいそう?」そんなことないと思えるエピソード集」バックナンバー第1回:保育園は子どもが初めて「年齢のちがうお友だちから学ぶ」場所第2回:保育園で 「たくましい先輩ママに学ぶ」ことがある第3回:保育園は子どもの価値観を広げる場所第4回:「お給食はママの味方です!!」幼なじみは、兄弟のような “同じ時間を生きる” つながり筆者には0歳児からや保育園からのの幼なじみが多くいます。もちろん、すべての友人といまだにしょっちゅう連絡を取り合っているわけではありませんが、SNSでもつながりがあり兄弟のような感覚です。ラッキーなことに、筆者の通っていた保育園のクラスメイトは、ほとんどが同じ公立小学校に進みました。そのため、中学・高校・大学・社会人と年齢を重ねても、ときどき会う機会があります。仲の良いメンバーとは食事に行きますし、同窓会で顔を合わせることもあります。1年前の夏にも、保育園のクラスメイト数人と同窓会で再会。お互いの子どもの写真を見せ合うと、自然と自分たちの思い出話に華が咲きました。たとえ一人っ子であっても、こういった兄弟のように話せる友人がいるのは大切なことだと実感しています。我が子のように叱咤激励してくれる、クラスメイトのパパ自分が親になってわかったことですが、0歳から毎日顔を見ている息子のクラスメイトはみんなかわいい。大げさな表現になりますが、まるで親戚の子のような感覚になります。顔を見る頻度で考えれば親戚の子よりずっと身近かもしれません。わたしも、幼少期はクラスメイトのパパやママにたっぷり叱られて大きくなりました。叱られるだけではなく、苦手な跳び箱が跳べたときや、絵の賞をとったとき…クラスメイトの親が我が子のように褒めてくれました。子どもにとって、そういった「第2の親」が大勢いることは大きな安心になるのです。思春期に助けてくれたクラスメイトのママ高校時代の一時期、筆者は登校拒否をしていました。何があったわけでもないのですが、思春期特有のモヤモヤがあり、どうしても学校に行きたくなかったのです。登校時刻を大幅に過ぎたお昼前に近所のコンビニへ行くと、幼なじみのママがパートをしていました。その幼なじみとは保育園を卒園して以来あまり仲良くなかったにもかかわらず「朝ご飯は食べたの?今日は何して過ごすの?明日も来てね」と声をかけてくれたことが、当時のわたしにとってどれだけ心強かったか。親になって思い返すと、きっとそのクラスメイトのママは、わたしのことを親戚の子のように思っていてくれていたのかなと思います。自分の子にもそんな「第2の親」がいてほしいですし、わたしも息子の保育園友だちが同じようなことをしていたら声をかけたいなと思っています。自我が芽生える前からの付き合いだからこそ歳を重ねれば重ねるほど、友人関係はどうしても同じ趣味、同じ職種の人に限られてしまいます。それに比べて保育園時代の友人は家庭の経済状況もさまざま、趣味や職種も多様。価値観が定まってからできる友人とはまた違う刺激を受けられる存在です。家族以外で、自我も固まっていない自身の子ども時代を知っている友人やクラスメイトの「第2の親」という存在は、それだけで自己肯定に繋がるとも思います。なぜなら、理屈抜きに「幼い時間を共有した人々」だから。そんな幼なじみや頼れる存在が大勢いることはしあわせなことではないでしょうか。我が子にもそういった環境を作ってあげたい、作って欲しいと思っています。「「保育園はかわいそう?」そんなことないと思えるエピソード集」バックナンバー第1回:保育園は子どもが初めて「年齢のちがうお友だちから学ぶ」場所第2回:保育園で 「たくましい先輩ママに学ぶ」ことがある第3回:保育園は子どもの価値観を広げる場所第4回:「お給食はママの味方です!!」ライター:金延さえ
2016年09月01日生涯を共にするパートナーや、自分以上に大切な我が子。最も愛する彼らだからこそ「違う価値観でも全て受け入れたい」と思うもの。とはいえ「相手の気持ちが理解できない…」なんて悩んでいませんか。理解できないあなたは、それが正解。たとえパートナーでも我が子でも、違う価値観を理解したり、受け入れる必要はないのです。自分を押し殺すのが本物の愛情?「相手を理解したい、受け入れたい」と思う気持ちはとてもステキですし、自然な感情でしょう。愛情が強くなるほどそう思いますよね。とはいえパートナーも我が子も結局は他人。性格・価値観・趣味嗜好は違って当たり前ですし、「違う相手を理解できるか、受け入れられるか」というと難しく、ほぼ無理です。それは「受け入れよう」とすると必ず自我が出てくるから。たとえば朝食はパン派のあなたに、ご飯派の夫の場合。夫のために和食を作り続けたとしても、「和食って作るの大変だし、朝から重いんだよね。美容のためにも軽くパンとフルーツで済ませたい」という自分の気持ちはいずれ出てきます。「そんなの本当の愛情じゃない」なんて意見も出てきそうですが、自分の気持ちを押し殺し、相手に従うのが本物の愛情でしょうか。お互いが自分らしく生きるのを見守ることこそ、本物の愛情だと私は感じています。最初は相手を受け入れようとしても、必ず自分の気持ちが出てきて、受け入れられないと悩むことになるのです。「受け入れる」の主役は自分、決定権も自分では、なぜ愛する相手なのに違う価値観を受け入れられないのか。それは「理解しよう、受け入れよう」とする時点で「自分本位」になっているからです。理解や受け入れるという行為は、相手を思っているようで、実際は「自分というフィルター」を通して行われます。あくまで主役は自分、決定権も自分。そこに違う価値観を通せば、どうしても自我がストップをかけます。相手を理解しようとして悩み苦しみ、「やっぱり理解できない!」となるのですね。見守り、信じようほんとうに相手のためを思うなら、「見守り、信じる」しか私たちはできません。見守り、信じる行為は、自分フィルターを通しません。相手のありのままをそのまま尊重することになります。これもまた難しいことではあります。つい口を出したくなっても、自分は何もできないからです。一見「諦め」にもみてとれるでしょう。ただ「諦める」とは仏教用語で、「明らかに見る」という意味。結局はありのままの相手を見守り、信じるのが本物の愛情ではないでしょうか。見守ることは相手のためだけでなく、自分のためにもなります。先ほどの例のように、無理して自分を押し殺す必要もないからです。自分も相手も、その人らしい人生を100%生きるために。「見守る」訓練を今から少しずつ始めてみませんか。ライター:宮野 茉莉子
2016年09月01日僕は、長らくファッション業界を経験し、いまはフリーとして魅力的な商品を開発し、お客様の手に届くような流通を作るプロデューサーとして活動しています。こう聞くと「難しそう」というイメージを持ってしまうかたもいると思いますが、「人と一緒に作っていく」と言えば身近に感じられませんか?人と一緒に作って行く……みなさんいろいろ想いがあるのでなかなか難しい。そのために僕はコーチングを学ぶことにしました。普段は仕事で使っているコーチングですが、学んでみると実は夫婦の仲や生活にもとても役立つものだと実感することが多い。これから数回にわたり、コーチングについてみなさんにお話ししていこうと思います。コーチングとは何か?COACH、コーチの意味をみなさんご存じですか?これは「馬車」のことを指しています。馬車に乗せて乗客を目的地までつれていく。野球やサッカーの「コーチ」も選手一人ひとりが目的に向かうために、つれていく役割を担っていますよね。「コーチング」と聞けば、向かうべき道を指し示す=指導する人というイメージがあります。でも、馬車に乗る人は、馬車に乗ってから目的地を決めるのではないですよね。元々持っている目的地に辿りつくお手伝いをすることが本来の意味です。だから、スポーツのコーチは良き先生でもあり良き相棒、友人でもあるのです。これは仕事でも同じ。実業家や大物政治家にもコーチがついていることがあります。子育てが一段落したとき、女性のあなたは・・・「子育てが落ち着いたんですが、時間をもてあましてしまって…」以前、お子さんを持つ女性からこんな相談を受けました。お子さんが成長し、手が離れるようになれば子育てに関わる時間は減っていき、自分の好きなことに時間を使えるようになります。でも、いままで最優先で考えて時間を使ってきたことがなくなってしまって、どうすればいいのかわからなくなってしまった。こうした経験をお持ちのかたは他にもいらっしゃるんじゃないでしょうか。ではどうすればいいのか。「ほかにやりたいことを見つけてみては?」、そうアドバイスすることは簡単ですがそれができれば悩みません。私なら「出産前はどんなことが好きだったんですか?」と質問してみます。誰でも何かしら好きなことをひとつは持っています。忙しい、優先しなければならない、そうなると段々と自分が好きなこと、やりたいことから離れて、情熱を向けていかないといけません。だから、本来好きだったこと、やりたかったことを知って、元に戻せばいいのではないでしょうか。仕事のためと学んだら大事なものが見えてきた私が師事している博士は、機能脳科学者です。脳とこころの機能的な部分からどう働きかければいいのかを研究してこられている。しかし、鉄則がひとつあります。それは「決して自分のために使わない」。こう刺激すればこう反応する。これを熟知しているかただからこそ、自分に都合の良い反応をもらおうとすることもできます。しかし、それでは自分は嬉しくても周りは嬉しくありません。最初に出したように、私の仕事は人と一緒に何かを作って行く仕事です。たくさんの人が自分の思い通りに動いてくれたらとても気持ちが良いかもしれませんが、本当にそれで良い商品が作れるのか……と考えたものです。良い商品ってなんだろう…そう考えたときに、自分のパートナーや友人が喜んでくれる顔が浮かんできました。「これは良いモノだよ」と私が言えば、喜んで使ってくれるかもしれませんが、本心からそう思って使って貰える商品を作りたい。そう考えれば、パートナーや友人、仕事仲間それぞれの想いを受け入れていかなければなりません。最初に言いましたが、コーチは向かうべき道を指し示す=指導する人ではなく、それぞれが持っている目的にたどり着くお手伝いをする存在。良き先生であり、良き相棒、友人になっていくべき。仕事仲間だけではなく、パートナーの相棒、友人にもなっていく必要があるのです。そして、仲間やパートナーも私のコーチになってもらう。次回からは、テーマを決めて具体的に生活の中で起きたことにどう対応すればいいのかをお話ししていきますね。ライター:伊藤 邦彦
2016年08月31日