男子中学生の「なりたい職業ランキング」で第3位にランクインするなど、ここ数年で一躍憧れの職業となったYouTuber。その人気はますます高まる中、3月24日から高校生YouTuber「すしらーめん≪りく≫」の軌跡を辿るドラマ『配信ボーイ~ボクがYouTuberになった理由~』がdTVで7日間連続独占配信される。ドラマで描かれるのは、普通の高校生が人気YouTuberになるまでの道程と素顔、さらには動画制作秘話など、子育て真っ只中のママたちにも気になる内容ばかり。物語の見どころに迫るとともに、“子どもの将来の夢”としてのYouTuberについて考えてみたい。■普通の高校生が人気YouTuberになる!?物語の主人公は、チャンネル登録者数200万人を誇る高校生YouTuber・すしらーめん≪りく≫。一口に「YouTuber」といっても、ゲーム実況、音楽、食レポなどジャンルはさまざまだが、リクは実験や挑戦、壮絶にくだらない装置作りなど、奇想天外な発想が魅力。複数のカメラを駆使した撮影や高度な編集スキルも特長で、父、ばあばといった家族や、友人、愛犬が出演するアットホームな動画も人気を集めている。『配信ボーイ~ボクがYouTuberになった理由~』は、そんなリクの自伝エピソードをもとに、普通の男子高生が人気YouTuberになるまでを描いた青春サクセスストーリー。友情、恋、将来という高校生ならではの悩みに加え、視聴者からの罵倒やプレッシャーに葛藤しながら動画制作に励む“YouTuber”としての素顔を紐解いていく。ふだんは、ただただ「おもしろい」という理由で観ることの多いYouTubeだが、YouTuberとして活動する陰には、知られざる苦悩も…。いつも私たちが観ている“おもしろ動画”ではわからない、YouTuberの裏側を知ることができそうだ。 dTv 31日間無料お試しはこちらから ■吉村界人ら注目の若手俳優陣が集結!リクを演じるのは、新進気鋭の若手俳優・吉村界人。ドラマ『僕たちがやりました』(日本テレビ系)、『わにとかげぎす』(TBS系)のほか、映画『劇場版 お前はまだグンマを知らない』、『ビジランテ』など、多数の作品で存在感を示す実力派だ。リクが恋する幼なじみのはる役には、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』で寮長役を演じた小島藤子が抜擢。さらにリクと共に動画制作を行う友人・ソーゴ役で、ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEの和田颯が連ドラ初出演を果たす。ほかにクラスメイトの美玲役をnon-noモデルとしても活動する高田里穂が務めるなど、注目の若手俳優が瑞々しい演技で華を添える。■子どもたちが憧れるYouTuberって?そもそも「YouTuber」は、自主制作した動画を動画共有サイト『YouTube』で公開する個人やグループのこと。ヒカキン、はじめしゃちょー、Fischer'sなどが有名で、名前を聞いたことがある、さらには動画を見たことがあるというママも多いはず。YouTuberは、ネタを考えるところから、動画出演・撮影、編集、公開までを自ら行うのが基本。手軽に配信ができるのが特徴だが、どんな人でも参入できるからこそ、再生回数を増やすために食べ物を無駄にしたり、ゲームに課金したり、体を張って危険な行為を行うなど過激化が問題になっている。人気YouTuberになるためには、コンスタントにおもしろい動画をアップしなければならず、相当なセンスと根気が必要。企業とのタイアップや広告収入などで“食べていける” YouTuberはほんの一握りで、あのヒカキンですらYouTubeの収入だけで生活できるようになるまで4年かかったというから、厳しい世界であることは間違いない。 dTv 31日間無料お試しはこちらから ■子どもが「YouTuberになりたい」と言い出したら?先述のとおり、YouTubeは「やりたい」と思えばすぐに動画配信できるため、チャレンジするのは自由かもしれない。でも、もしも子どもが職業として「YouTuberになりたい」と言い出したら、どうするべきか。実際、ソニー生命保険が2017年に行った「男子中学生のなりたい職業ランキング」ではプロスポーツ選手を抑えて「YouTuberなどの動画投稿者」が第3位にランクイン。女子でも10位にランクインするなど、男女問わず人気は上昇中である。ちなみに、筆者の息子(小2)の夢のひとつもYouTuber。子ども部屋で何やらブツブツ呟いていたので、コッソリ覗いてみると「どうも〇〇です。今日は~」とYouTuberごっこをしていたことも。“時代”というものをひしひしと感じる一方で、親からすると「素直に応援する」ことがためらわれる職業でもあることも否定できず…。■「知ること」は、子どもの「夢」と向き合う第一歩!だが、YouTuberが子どもたちに夢と笑いを与えていることもまた事実。親子で観ても、大爆笑や感心するような動画もたくさんあるため、頭ごなしに否定するのも違う気がする。ドラマでは、リクが人気YouTuberになるまでの光と影が描かれるだけに、「YouTuberって何!?」という初歩的な疑問から、YouTuberの醍醐味や苦悩なども明かされ、ぼんやりとしたYouTuberのイメージを鮮明なものにしてくれそう。子どもの「夢」と向き合う第一歩は、その職業についてきちんと知ること! dTVは31日間の無料お試し期間もあるので、ドラマでYouTuberについての知識を身につけて、今一度子どもの将来について考えるキッカケにしてみてはいかがだろうか?dTVオリジナルドラマ『配信ボーイ~ボクがYouTuberになった理由~』 配信日:2018年3月24日(土)0時より7日間連続配信配信話数:1話 約10分~15分/全8話配信出演:吉村界人、小島藤子、和田颯、高田里穂、丸山智己、白川和子、袴田吉彦 dTv 31日間無料お試しはこちらから
2018年03月21日「Ashinoura box by milcoco」が2月1日に発売決定YouTuber「足の裏」の今すぐ試したい商品が詰め込まれた「Ashinoura box by milcoco」が、2018年2月1日19:00頃から発売スタート。8品の中から5商品を選び、実際に試してみることができる。販売価格は、送料込みで3,000円(税込み)。発送は2月8日以降を予定している。「足の裏」は、YouTubeにて「足の裏から人間になるには」チャンネルを運営。プチプラコスメを中心に使う詐欺メイクで話題を集める。選べる8種類「Ashinoura box by milcoco」で選べる商品は、次の8品。メイベリン ニューヨークからは「ハイパーグリッツ インク ルージュブラウン」と「ハイパーグリッツ インク グラマラスゴールド」。くまのがっこうシリーズ フルプルクリームは、「くまのがっこう フルプルクリーム はぴねす1」、「くまのがっこう フルプルクリーム ゆめ」、「くまのがっこう フルプルクリーム つきへいく2」の3種類から選択することができる。その他、SUGAOの「スフレ感アイカラー ロゼピンク」、LUX ボタニフィーク「スタイリング剤 ボリュームジェリーミスト(べたつかず、ふんわりボリューム) 140g」 、CEZANNE「皮脂テカリ防止下地とハイライトスティック セット」、伊藤園「充実野菜緑黄930g×3本」も選択可能。どの5商品を選択した場合にも、「充実野菜緑黄930g×3本」は必ず付いてくる。(画像はmilcocoより)【参考】※milcoco※YouTube「足の裏から人間になるには」
2018年01月30日YouTuberのHIKAKINが18日、神奈川・パシフィコ横浜の国立大ホールで行われたUUUM主催イベント「U-FES.2017」終了後、囲み取材に応じた。UUUM所属のクリエイターが集結する同イベント。今年で3年目を迎え、HIKAKINは「会場の規模が今までで一番大きかったので、リハの段階で『すごいステージに立たせていただいている』ということをまず感じました」と興奮を伝え、「ここに至るまで5年くらいかかって積み上げてきて立てたステージ。今日は景色が本当に違ったのですごく幸せな気分でした」と感慨深げに語った。「いつも動画を作っていて信じられないほどのコメントとかグッドボタンとか、そういうのがモチベーションにつながっているんですけど、やっぱり声が出るわけでもなく字なので。それはそれでうれしいんですけど、やっぱりイベントで表情を見て笑顔で『ありがとう』とか言ってもらえるのは別次元の温かさがある」とイベントの意義にも触れ、「ここでやる気を得て、また明日から日々の動画に打ち込めると思うので、また次のU-FESまで日々ひたすら動画を作って、またパワーアップしたU-FESでお会いしましょう」と視聴者に呼び掛けた。囲み取材には朝日学生新聞社の小学6年生記者も参加し、「YouTuberになって1番楽しかった時は何ですか? また、つらかった時はありますか?」と質問。HIKAKINは「楽しかったことは……ありすぎて。僕はYouTuberという仕事がない時から趣味というか、楽しいから動画を上げていたら、気づいたら収入が発生して、気づいたら仕事にできたので。楽しいことだらけで、それだけ自由があります」と丁寧に説明。「ですけど」と続け、「つらかったことは正直に言うと。毎日動画を上げるのが当たり前になっていたんですよね。この3~4年ぐらい。それが次第に積み重なってきて疲れがたまるので。企画を考えて編集までみんな自分でひたすらやっているからリフレッシュもしながら。そういうところはみんなあるかなと思います」とYouTuberを続けていく上での負担にも言及していた。
2017年11月18日●聞かれるのは"お金"のことばかり動画共有サービス・YouTubeで、独自に作成した動画を投稿し続ける人の総称「YouTuber」。最近は「お金」や「炎上」の話題とセットで語られることが多く、あまり接する機会がない消極的視聴者はマイナスイメージを抱いている人が多いのではないか。ただ、「YouTuber」を「クリエイター」として一人ひとり細かく見ていくと、人を惹きつける個性と才能に出会うこともでき、そのことに気づいている積極的視聴者も多いはず。編集部に読者から「YouTuberって儲かるの?」「YouTuberとしてそこそこ稼ぐにはどうしたら良いの?」という質問が届いた時、そんなことが頭に浮かんだ。今回、この読者の疑問を解決すべく、マルチチャンネルネットワーク(MCN)としてYouTuberを抱える会社・ブレイカーに取材を申し込んだ。同社は、ドラマ制作や舞台公演なども行う劇団スカッシュ、難病と闘いながらメイク動画を投稿する詐欺メイクすうれろ、中国語圏に向けて日本のさまざまな情報を発信するRyuuu TV、ブラジル出身のインバウンドインフルエンサー・Aqui Pode、カナダから移住後の韓国でブレイクしたSimon&Martinaなど個性的で国際色豊かなクリエイターが名を連ねる。○視聴者と向き合うことの大切さ――本日はよろしくお願いします。まず、いきなり聞きますが、読者から「YouTuberって儲かるの?」「YouTuberとしてそこそこ稼ぐにはどうしたら良いの?」という質問が届いています。これについては、どのようなお考えですか?そこそこ稼ぐには……うーん……。いちばん大事なのは視聴者に向き合うことなんですよね。質問に対しての答えになっているか分からないんですが、きっと「そこそこ稼ぐにはどのようなコンテンツを取り上げればいいのか?」ということですよね。どちらかというと、「私はこういうものが好きだから世の中に発信したい」という気持ちの方が大切だと思います。例えば、料理が好きで誰かに見てもらうためにYouTubeで料理の動画を上げたとします。すると、それに対していろいろな感想が寄せられるので、その一つひとつに対してどのように向き合うのかというのも重要です。動画越しではありますが、「目を見て話す」というか。例えばこうしてインタビューにお答えすると、電話越しではない互いの考えが直接伝わりますよね。それは、動画においても同じで、僕が今まで見てきたYouTuberで成功してきた方々は、必ずと言っていいほど視聴者と同じ目線で話そうとする姿勢があります。そういう意味で、「視聴者と向き合う」というのは、質問にあった「そこそこ稼ぐ」にも繋がると思います。――動画作りの理念をきちんと固めることが大事だと。企画面で何かポイントはありますか?差別化は必要だと思っています。ただ、例えばメイク動画はそれぞれ投稿者の異なる「表情が持つ個性」がベースになっているので、ある意味でそれも差別化されたものであり、個性です。その個性を活かすようなトピックス作り、「強み」をどこに置くのかも大切なのではないでしょうか。あとは更新頻度です。実はこれがいちばん難しいんですよ。一定のクオリティを保ちつつ、更新ペースも安定させることは、すごく大変です。ニュースサイトで取り上げるトピックスの質と数が重要であることと同じ。ただ、ニュースサイトは集団での取り組みですが、多くのYouTuberは基本的に一人で動画を作って日々アップしています。投稿テーマを考える上では、それだけの頻度を保つことにも目を向けておかないとならないですね。――更新がストップして登録者から心配の声が寄せられることも度々目にします。だからこそ、更新が途絶える理由をきちんと説明する方が多いんですね。そうですね。やっぱり、「テーマを何にするのか」をじっくり考えておかないとうまくはいかないですね。「面白くするためには」を常に考えてアンテナを張りつつ、自分の心に背くようなチャンネルになると続かない。それから、再生数が低くても「やり続ける」ハートの強さも必要だと思います。○YouTuberは「世間的な人気」の指標が不明――再生数はどのようなきっかけで爆発的に増えるんですか?やはり定番はクリエイター同士のコラボレーションですね。ただ、それはYouTuber同士の人間関係で実現するものですね。――御社が抱えているYouTuberでも、人気の方とのコラボを結構されていますよね。あれは、会社が繋いでいたりするものなんですか?すべてYouTuber個人のネットワークですね。お互いの人間関係で成立しています。――MCNに所属してれば、そういうメリットもあるのでしょうか?それについては全く関係ないですね。先ほど「視聴者の目線」と言いましたが、横のつながりでも「目線を合わせる」ということは重要だと思います。――「稼ぐために」を追求していると、そういう繋がりも生まれないわけですね。「YouTuberは儲かる?」という質問はよく聞かれますか?というか、それ以外がほとんどないですね(笑)。個人が気軽に始められるものですから、そういう疑問が出てくるのもしょうがないのかなとも思います。テレビは決まった時間に番組が放送されて、そこでたくさん見掛けると「有名人」となります。YouTubeは自分で選択して、いつでも観られるものなので「世間的な人気」としての指標が明確ではないんですよね。なのでどうしても、質問がお金に向かってしまうのかなと思います。――確かに。分かりやすいのは再生数ですか?そうとも言い切れないですね。YouTuberは、ある種「自称」のようなもので、誰でも動画さえ上げれば、その日からYouTuberになることができます。例えば多くのメディアは、扱うネタや情報を吟味されてますよね? これまではそこに出られると、世間から求められているということになります。しかしYouTuberにはそれが浸透してないから、みなさんどうやって話題に挙げればいいのか分からないってなってしまうのかな?と思ってます。――最近では、ヒカキンさんをテレビ番組やCMで見掛けるようになりましたが、そういう人が増えていくということが世間的な認知度や人気度に。そうですね。個人的にはYouTuberは「芸能の新しい概念」だと思っています。これまでの芸能は、まず事務所がスターの原石を発掘して、有名になるためのプランを事務所の方が考えて、育成していく。ある意味、人の目に映る場所に出て行く人材を育てる場所が芸能事務所だったと思います。YouTuberではそれが全くなく、面白いと思ったものを上げ続けていたら、自然と有名になった人が多いです。これまでの露出手段以外で人気者になることができる手法が出来てしまったんです。最近では、YouTubeを活用する芸能の方々も増えてきましたよね。将来的に両者は1つになっていくと考えています。●YouTuberの未来を楽観視できないワケ――今年4月、ソニー生命の発表によると男子中学生の「将来なりたい職業」アンケートの3位にYouTuberが入りしました。この世間の流れは、どのように受けとめていらっしゃいますか?今の子どもたちが置かれている環境では自然な流れだと思っていて、先ほどの「テレビで多く見掛ける人が有名人」と同じで、それがYouTubeに置き換わっただけだと思います。僕ら30代の幼いころはテレビが主体で世の中が動いていたので、その中の人気者である俳優やアイドル、歌手に憧れて育ちました。今の子どもたちは動画と接触する比率が高くなっているので、そういう結果になったんだと思います。――憧れの職業に就くためには、オーディションを受けたり、資格を取得したり、大学や専門学校に通ったりなど、途中のステップがある程度決まっています。YouTuberを「職業」と考えると、まず何をやるべきか。そこがまだ不明瞭ですよね。たとえば、「顔出し」のリスクなどもきちんと理解して始めるべきなのではないかと。それについては、さまざまな考えがあると思いますが、親も今の状況を理解しておくべきだとは思います。この前、街中でお母さんから「YouTubeは2時間までって言ったでしょ!」と怒られている子どもを見かけて驚きました。僕らの時代で、それはゲームでしたから(笑)。僕らの親の世代からすると、「ゲーム」という未知のものにわが子がハマっていたわけですから、それと同じですよね。○YouTuberがMCNに入るメリットは?――分かりやすいですね(笑)。そもそも、MCNというのはYouTuberに対してどのような役割を担っているのでしょうか。芸能事務所のようにマネージメントをやっているわけではないんですよね?そもそもYouTuberは自分たちで動画の内容を考えて、撮影をして、編集してアップするところまでやっています。だから短絡的に「MCNに入りたい」という動機だけだと、なぜYouTubeとYouTuberの間に会社が入っている必要性が見えないので遺恨になってしまうのではないかと思います。これからのMCNの流れとしては「芸能事務所」の感覚が強くなると思います。人を集められるYouTuberは動画以外でもできることが広がりますよね? イベントや舞台、グッズを企画したり。「動画以外の世界を提供する」役割だと考えています。――なるほど。そうすると、所属するメリットがありますね。当社は「YouTuberであれば誰でもいい」という考えはなくて、「コンテンツを作れる人」を基準にできればと思っています。――ということはスカウトに近いんですか? 広く募っているわけではないと。そうですね。たくさんYouTuberを抱えれば会社としては良いと思うんですけど、あまりにたくさんの方を抱えてしまうと、動画の中身や動画以外の展開までは、なかなか個々細かく考えてあげることができません。そうすると、MCNとしての機能が破綻します。「何ができるのか」を明確にしてあげないと、MCNにいる意味はなくなってしまいます。われわれのネットワークに「入れる」のではなく、どちらかというと「入っていただく」イメージです。――具体的にブレイカーとして加入を望むYouTuberはどのような人ですか?個人的にはYouTuber以外の肩書を持てることが重要なんじゃないかと思っていて、たとえば、海外のYouTuberで日本をテーマにしていたら「ジャパンナビゲーター」と名乗ることもできる。その肩書を堂々と名乗れるようにしてあげるのが、われわれの仕事だと思うんです。最近は動画の中で企業コラボがたくさん行われていると思うんですけど、そのクライアントとYouTuberを繋げる役割がMCNの最も知られている業務です。ただ、それだけだとお金のみのお付き合いになってしまう。僕はそういうのは好きではないですし、きちんと人と向き合っている人たちに対してお金だけでしか縛れないのであれば、それはどこかで歪んでしまうのではと思います。だからこそ、ブレイカーはYouTuber以外の肩書のためのお手伝いをさせていただきたいです。○「好きなことで、生きていく」の本質――御社のHPには、パブロ・ピカソの言葉「いかなる創造活動も、はじめは破壊活動だ」と書かれていました。つまりは、そういう業界の多少歪んだ構造も”破壊”していきたいと。そうかもしれないですね。こうして取材を受けているのも、ある種で”破壊活動”なのかもしれません(笑)。「YouTuber=お金」としてしか見られていない状況は、なんとかしたいと思っています。視聴者に何かを残せていないと、結局この先、YouTuberは成り立たなくなるんじゃないかなと。YouTubeの枠組みから出ていくための努力というか、そういうテーマで動いている方とお仕事させてもらえたらうれしいです。――YouTubeのキャンペーンで「好きなことで、生きていく」というキャッチコピーがありましたが、「好き放題やって儲ける」ではなく、好きなことを突き詰めていき、その先に何を見据えるのかというのが御社のお考えでしょうか。そうですね。ただ、そこを目指せる状況が今の日本ではまだ整っていません。YouTuberという枠組みとしてでしか伝わっていないというか。だから、われわれおじさん世代が少しでも理解をして(笑)、「YouTuberはお金を儲けるためにやることではない」というのを伝えたい。実際に稼げているかといわれると、そうでもないと思いますよ。――「YouTuberって儲かるの?」に対する答えにもなりますね。あくまでもYouTubeはやりたいことを広げるきっかけなので、「お金儲けの手段」として始めると絶対にうまくいかない。僕は好きなゲームがあって、3カ月に1回ぐらいのペースでそのゲームの動画を上げている方を観ているんですが、その方なんかは完全に趣味でやっていて、その内容に対して多くの支持を集めています。YouTubeをマネタイズの対象としてなんか考えていないはずです。こういった理解が拡がってYouTuberの地位が向上していったら嬉しいですね。
2017年09月08日*画像はイメージです:月、ある人気YouTuberに詐欺疑惑が浮上し、大炎上。彼を信じていた人たちにとっては、「騙された」と感じる行動だった模様です。その騒動に便乗して、SNSでは人気YouTuberの偽物が次々と登場。偽物と本物が入り混じり、何が真実なのかがよくわからなくなっているよう。偽物アカウントの目的は、アフィリエイト収入を狙ったものであるとみられていますが、詳細は不明です。 ■法的にネット上の「なりすまし」を罰することはできないのか?YouTuberに限らず、TwitterやSNSでは芸能人の偽物が登場し、事務所が「本人ではありません」と否定することが多々あります。悪質なものになると、巧みに商品販売サイトやアフィリエイトリンクサイトに誘導し、収入を得るようなこともあると聞きます。このようなネット上の「なりすまし」を法律的に取り締まることはできないのでしょうか?法律事務所アルシエンの清水陽平弁護士に、ご意見を伺いました。「なりすましを直接取り締まる法律はありません。ただし、名誉毀損罪に当たるような内容が含まれていれば、名誉毀損罪にて取り締まることができるほか、業務妨害の内容があれば、業務妨害罪に当たる余地があります」(清水弁護士)残念ながらネット上の「なりすまし」行為を罰する法律は、現在のところ存在していないようです。 ■「なりすまし」アカウントで得た収入はどうなるのか?「なりすまし」行為で収入を得た場合はどうなのでしょうか?本人に収益を返すようなことは、できるのでしょうか?「なりすましアカウントが収益を得ても、それはなりすました者の利益となるのが原則であり、その利益を取り上げるということは、法律構成としては考えられるものの、難しいと思われます」(清水弁護士)なりすまし行為で得た収入についても、現状取り締まることは難しいようです。まだまだ法整備が追いついていないということでしょうか。もちろん、法的に罰することが難しいといっても、なりすましが好ましくない行為であることはいうまでもありません。 *取材協力弁護士:弁護士 清水陽平(法律事務所アルシエン。インターネット上でされる誹謗中傷への対策、炎上対策のほか、名誉・プライバシー関連訴訟などに対応。)*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)【画像】イメージです*graphicalicious / PIXTA(ピクスタ)
2017年09月05日GMO TECHはこのたび、YouTuberと企業のマッチングプラットフォーム「BitStar」を運営するBizcastと協業し、YouTuberを起用した動画プロモーション支援サービス「C-clip(シークリップ)」の提供を開始した。同サービスは、BitStarを活用し、YouTuberの審査・募集からマーケティング動画の制作ディレクションまでを行うもの。予算やニーズに応じて動画の制作本数を選択できるだけでなく、ファン数(登録数)から起用するYouTuberをセレクトすることが可能となる。加えて、動画を複数制作した際は、どんな内容の動画がユーザーにとって効果的かを検証することができる。これにより両社は、顧客の商品やターゲット層に合わせたプロモーションをトータルで支援。GMO TECHは、アドネットワークの運用で培ったノウハウを活かし、動画アドネットワークでの掲載・運用、効果測定までを担う。
2015年10月19日クリーク・アンド・リバーはこのたび、企業とYouTuberのマッチングサービス・分析プラットフォーム「EUREKA」β版の提供を開始した。同サービスは、動画共有サービスYouTubeに自作動画を投稿するクリエイター(YouTuber)と、YouTube動画によるプロモーションを行う企業のマッチングを行うプラットフォーム。YouTuberの適切な選定やリレーション、コスト調整といった専門性をひとつのプラットフォームに集約することで、オンライン上で発注から納品までのやりとりをワンストップで行うことができる。また、YouTuberの選定の際には、動画の種類など得意分野での絞り込み検索や、アカウントのフォロー数などのデータでの比較・検討を行うことが可能。そのため、プロモーションの方向性に合ったクリエイターに依頼することができるという。
2015年10月19日Bizcastは9月1日、YouTuberと企業のマッチングプラットフォーム「BitStar」のβ版を公開した。BitStarは、チャンネルの収益化を図るYouTuberと、費用対効果の高い動画広告を配信したい広告主をマッチングするサービス。提携先のマルチチャンネル ネットワーク(MCN)に所属するYouTuberだけでなく、所属していないYouTuberもネットワーク化し、2015年9月時点でYouTuberの延べ視聴者数(チャンネル登録者数)は600万人に達している。同サービスにて広告主は、PR案件を掲載しYouTuberを無料で募集することができるほか、応募のあったYouTuberのプロフィールの閲覧も可能。動画配信の効果測定を自動化しているため、動画の再生数や再生時間、費用対効果などを確認し、次回のPRに繋げることができる。また、動画の配信遅延や説明欄への必要事項の記載漏れを防ぐ「リスク管理機能」も搭載している。同サービスはこれまで、クローズドα版として、飲食や家電、美容、ゲーム、イベント、おもちゃなどの幅広い領域で展開しており、既にいくつかの企業との取り組み実績があるという。今回β版へリニューアルするにあたり、システム化や組織体制の強化を実施。今後、より多くのYouTuberと広告主にサービスを提供したい考えだ。
2015年09月01日YouTuber専門のマネジメントプロダクションUUUMは3月25日、YouTubeユーザー男女1,120人に対し、YouTuberを活用したタイアップ動画に関するアンケート調査を実施し、態度変容効果やコンバージョン率を検証した結果概要を発表した。同調査は、全国の12~49歳の男女1,120サンプルを対象に、2015年2月17日~2月20日にインターネットリサーチで実施したもの。同調査では、YouTuberを活用したタイアップ動画の視聴によって、商材に対する認知の向上が認められただけでなく、興味監視や購買意欲などが上昇することや、TV広告では実現できなかった興味喚起やコンバージョンを補完できること、企業ブランドに対する関心を向上できることなどが明らかになった。同社は調査結果を、「YouTuberを活用したタイアップ動画は、大きなプロモーション効果だけでなく、コンバージョンも期待することができる」「若年層へのリーチなど、マス広告のプロモーション効果を補完する」などとまとめている。
2015年03月26日こんにちは、ぽこひろです。最近は巷で「Youtuber」と言って、Youtubeに動画を投稿して生計を立てるいわば「新生代の芸能人」が話題ですね。HIKAKIN、はじめしゃちょー、PDS株式会社、MAHOTOなどはほんの一例で、ほかにも人気Youtuberはたくさんおります。みなさんの中にも、今現在、もしくは近い将来、まるで芸能人に恋をするように彼らを愛してしまうことがあるかも。しかし、プロのYoutuberであるほどプライベートの保護に抜かりはなく、住所などが特定不能で、お笑い芸人などと違い「出待ち」を使って出会うことも難しいため、泣く泣くその恋を諦めてしまうことになるでしょう。そこで今回は、ガジェット系ライターの塚田牧夫さんと一緒に「Youtuberへの恋の諦め方」を考えてみました。■1.ニートだと思う「よくYoutuberは、アンチから『ニートが』と叩かれることがあります。もちろん、彼らは在宅で仕事をしているだけなので、どこにもニートの要素はないのですが・・・・・・。しかし、彼らへの恋を諦めるためには、この理論を借りるのが助けになるのでは?」「彼らはニート・・・・・・彼らはニート・・・・・・」そう念じていれば、彼らを手に入れたいという気持ちはおさまってくるかもしれませんね。しかし実際には、えげつない額を稼ぐニートなのですが・・・・・・。■2.「今だけだし」と思う「今乗りに乗っているYoutuberですが、将来もこの安泰が続くかはわかりません。『将来性無いし。今だけ今だけ』と思ってみるのはどうでしょうか」ぽこひろもYoutuberの大ファンなので、今後のYoutuber人気の動向を、日本でのYoutube自体の浸透度と関連して関心を持っているところではあります。うまく行けば、本場アメリカのようにYoutuberはセレブリティの仲間入りをするでしょう。しかし、一過性のブームに過ぎなければ、彼らはやがて衰退するかも。後者の理論をとれば、少しは嫌いになれるかも?■3.「どうせ忙しすぎるし・・・・・・」「生計を立てられるほどのYoutuberの方に何人か会ったことがありますが、彼らは本当に多忙です。なので、付き合ってもろくにかまってもらえないかもと思えば、付き合いたい気持ちがおさまるかもしれませんね」とくに彼らが大変なのは、撮影の後の編集作業だそうです。徹夜になることはしばしばだとか。家にいるとはいえ、決して恋人をかまってあげられるほど暇ではないのです。■4.「叩かれるのこわいし・・・・・・」「いずれにせよ、Youtuberが第二の芸能人としての地位を築きつつあるのは事実。彼らと付き合えば、芸能人のようにスキャンダルとしてパパラッチされる日も近いはず」いつかフ○イデーなどが、「某大物Youtuberがお泊りデート」などと報じるようになるかもしれませんね。そうなると、彼らと付き合うのはそれだけのリスクが生じるかもしれません。■おわりにいかがでしたか?テレビと違って、人気者を身近に感じられるのがYoutuberの魅力ですが、かといって簡単に知り合いになれたり、恋人になれたりするわけではありません。淡い恋心を抱いてしまっても、そっとパソコンを閉じて諦めるほうが、現実的といえるでしょう。(川上ぽこひろ/ハウコレ)(柳内 良仁/カメラマン)
2015年03月19日リンクシェア・ジャパンは2月19日、UUUMと業務提携し、同社が運営する「UUUMネットワーク」に参加するYouTuberと連携したオリジナル広告メニューの提供を開始した。同広告メニューは、チャンネル登録者数や動画コンテンツ内容などを基に行う審査を通過したYouTuberが参加するUUUMネットワークを介して、YouTuberに「リンクシェアアフィリエイト」と「TGアフィリエイト」を利用する広告主の商品やサービスのプロモーション案件情報を紹介し、タイアップ動画制作を行うもの。これにより広告主は、YouTuberのチャンネルに登録するファンを含めたYouTubeユーザーに向けたプロモーションが可能となり、商品やサービスへの理解や購買意欲を高めることが期待できる。また、YouTuberは両アフィリエイトを利用する大手広告主等のプロモーションを行うことで、動画制作活動を通じた収益化の機会を増やすことが可能だ。
2015年02月20日