カーテン製造メーカーである株式会社カズマ(所在地:福井県福井市、代表:数馬亜季子)は、刺繍作家・高知子*(taffeta 運営:石川県金沢市)との刺繍テキスタイルブランド「filament(フィラメント)」の初のPOP-UPを12月16日より開催します。*『高知子』の「高」の字は、正しくは「はしご高」です。ランダムな切り絵をモチーフにしたフラットカーテン【ブランド名】filament(フィラメント)( )【開催期間】 12月16日(土)~26日(火)※12月19日・20日はお休み【開催場所】 taffeta(石川県金沢市新竪町3丁目115)【作家紹介】高知子(たかともこ)刺繍作家。雑貨店店長を経て、刺繍のアトリエ兼ショップ「taffeta」を開店。atelier taffeta名義で刺繍作品を制作。著書に『花と幾何学もようの刺繍』(文化出版局)がある。チルチンビト広場→ 暮しの手帖社 → ■開発背景私たちカズマはかねてより高い刺繍技術に定評があり、国内で数台しかないといわれる9色刺繍の刺繍機ももっています。刺繍は、針と糸という原始的な道具を用い、一針一針が芸術のような美しい図柄を生みだします。この刺繍の素晴らしさをカーテンという枠を越えてもっと多くの方に知ってほしいという思いから、福井県のお隣金沢市で活躍されている高知子氏との共創プロジェクトが始まりました。高氏は、刺繍技術はさることながら、その独創的なデザインと糸の色づかいが素晴らしく、全国で個展を開きファンも多くいらっしゃいます。約2年余りの歳月をかけ、手刺繍ならではの糸の質感や立体感を、機械でできる限り忠実に再現した、これまでにない個性的なインテリアアイテムが誕生しました。刺繍の立体感を出したピアス■商品の特徴*フリーハンドで描いた線やモチーフをそのままデザインに高氏の図柄はどれも、子どものお絵かきのようにフリーハンドで描いていくスタイルです。いびつな円や直線も味わい深く、その組合せも自由自在。○△□でこんなに楽しい組合せができるの?と見る人をワクワクさせるデザインばかりです。*手刺繍ならではの立体感や不均一感を機械で表現手刺繍ならではの糸の太さや刺繍の厚みを機械で再現するために、針や糸の調整から始まり、糸の運び方まで精密に研究しています。手刺繍の豊かな表情と、コストを抑えた機械刺繍のたのしい融合が実現できました。機械刺繍によって仕上げたドローイングパネル■商品概要ブランド名:filament(フィラメント)( )販売場所 :常設販売はなし※全商品を公開&販売するのは今回のPOP-UPが初となります期間中ご来店できない方でも、InstagramのDMにて商品のご注文が可能■会社概要商号 : 株式会社カズマ代表者 : 代表取締役社長 数馬亜季子所在地 : 〒910-0123 福井県福井市八重巻町105設立 : 昭和39年10月事業内容: カーテンを中心としたホームファッション商品の企画・製造・販売資本金 : 6,300万円URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社カズマ TateYoko プロジェクトTEL : 0776-56-1702お問い合わせフォーム: info-tateyoko-kazuma@kkkazuma.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月06日「モボ朗読劇『二十面相』〜遠藤平吉って誰?〜」が、6月19日(土)に開幕し、初日前に行われたゲネプロが報道陣に公開された。舞台の中央には椅子に座った顔のないマネキン人形。下手と上手には演奏者の楽器群。マネキンの奥には俳優が朗読するためのスペース。上演が始まると明智小五郎役の矢花黎(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)が「明智は二十面相、二十面相は明智……」と意味深な台詞を繰り返し呟きながらマネキンを移動させ、上手にあるスタンドマイクとベースを手に中央に立ち、キレのあるビートに粘っこく絡みつく大嶋吾郎のエレキギターのリフに合わせて卓抜なベースの演奏を披露。ロックナンバー「誰でもない」を朗々と歌い上げる。舞台袖から豊田陸人(少年忍者/ジャニーズJr.)、カズマ・スパーキン、栗原英雄が朗読用の椅子に座り、推理小説作家である江戸川乱歩の小説に登場する“怪人二十面相”と、彼と火花を散らし合うライバル“明智小五郎”のストーリーを語り始める――。俳優の各々に役はあるが、時には読者の視点、江戸川乱歩の内面、彼の小説の抜粋などを4人の俳優がテンポよく代わるがわる読み上げることで、虚構と現実が次々に現れては消え、スリリングな展開を見せる。真実と嘘の境目が薄れ、観客は虚実皮膜の演劇世界に引き込まれてしまう。(c)モボ朗読劇『二十面相』製作委員会(撮影:伊藤智美)アマチュア推理作家で明智小五郎役の矢花黎は、初主演ながら堂々とした佇まいで真ん中にいて、シャウトしながら歌い、狂気に満ちた笑い声を響かせ、声色を巧みに使い分けながら喜怒哀楽のグラデーションを表現。二十面相の本質を暴き出そうとする野心溢れる芝居が圧巻だった。推理小説ファンと明智小五郎の助手で小林芳雄少年役の豊田陸人も美声を響かせ、コミカルな歌や踊りでコメディリリーフとして丁寧に演じていた。文芸評論家で江戸川乱歩役のカズマ・スパーキンと江戸川乱歩研究家で怪人二十面相役の栗原英雄は、バリトンボイスの渋みのある陰影のついた見事な演技。さらに、今作を特徴づけるのは音楽。ギターやドラムなどの大嶋吾郎、ベースやバイオリンなどのあさいまりの生演奏によるセッションはクールで、時に情感豊かに表情を変えながら、大正時代の小説のモダンでレトロな雰囲気を饒舌に醸し出した。“怪人二十面相”とは何者か?その答えは提示されない。探究心をくすぐり続ける終わりの見えない壮大な推理小説を読んでいる感覚を味わえる。俳優の声と音楽を聴きながら、どんな二十面相の顔を、今作の象徴として居座る顔のないマネキン人形に投影させるかで捉え方が変わる。観客の数だけ結末がある。様々な示唆に富み、何度観ても楽しめるはず。公演は27日(日)まで。取材・文:竹下力初日公演直前キャストコメントカズマ・スパーキン(江戸川乱歩役)普通に公演ができるということが奇跡的な今の世の中で、無事初日を迎えることができました。本当にいろんな方のおかげだと思っております。その感謝の心を、気合に変えて、最後まで走り抜けようと思います。皆さんよろしくお願いします。栗原英雄(怪人二十面相役)今言おうとしたことを、言われてしまったのですが・・・、無事に開幕を迎えられるといったことができない状況で、今日を迎えられたことを本当に感謝しております。そして、今日この舞台技術を最後ピースであるお客様を迎え入れることができることをとてもうれしく思っております。今日から、矢花くん、豊田くん、カズマさん、吾郎さん、まりさんと毎日フレッシュなセッションをしていけたらと思います。よろしくお願いします。豊田陸人(小林芳雄少年役)僕は、二人みたいに面白いことは言えないですけど・・・(笑)、今回、朗読劇というのが、僕にとって初めてで、練習で声の色を変えたら、全く違うイメージっていうのが浮かんできてて、本当に奥が深いなぁって思いました。矢花くんは明智(役)で、僕は小林(少年の役)なんですね、だから僕は全公演、矢花くんの足を引っ張って、千秋楽までずっと焦られてしまおうと(笑)、そんな感じの公演にしたいと思っています(笑)。よろしくお願いします。矢花黎(明智小五郎役)ここまでいろいろな台詞をしゃべるという舞台は、ほぼ初めての感じでして挑ませてもらいました。ついこの前まで、同じメンバーの本髙と今野が、同じような朗読劇で、スズカツさんと吾郎さんのタッグのもとでやってたんで、そのプレッシャーはすごく大きかったですけど、カズマさん、栗原さん、そして心強い豊田陸人といった仲間がいて、それから、あさいまりさん、大嶋吾郎さんと、皆さんとても優しいかたで、すごくリラックスして、稽古にのぞめました。カズマさん、栗原さんが、おっしゃってましたけど、本当にこういう時世の中、こうして無事に幕を開けられるということに、本当に幸せなことなんだと思いますし、お客さんの中でもチケットを持っていても来るのをためらおうかなぁなど、いろいろな決断をなさってご来場いただいていると思います。僕はこれなかった人が、ほんとうに悔しい思いをしているのは十分承知しているので、そうした選択をした人のためにも気を抜かずに、最後まで突っ走りたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。(c)モボ朗読劇『二十面相』製作委員会(撮影:伊藤智美)「モボ朗読劇 『二十面相』 ~遠藤平吉って誰?~」原作:江戸川乱歩上演台本・演出:鈴木勝秀音楽:大嶋吾郎出演:矢花黎 / 豊田陸人 / カズマ・スパーキン / 栗原英雄演奏:大嶋吾郎 / あさいまり2021年6月19日(土)~2021年6月27日(日)会場:東京・品川プリンスホテル ステラボール
2021年06月20日