1,000万円で投資信託をするならどの方法が良い?

※本記事で紹介しているサービスにはPRが含みます。
自由に使えるお金が1,000万円あるとき、そのまま貯金しておくにはもったいないですよね。

そうは分かっていてもどんな資産運用方法がいいのか分からない、資産運用にはリスクがあるから怖いと避けているひともいるのではないでしょうか。

そんなひとにおすすめしたい運用方法の1つが投資信託です。

投資信託は、他の資産運用方法と比べて少額で始めることができますし、運用もプロにお任せすることができるので初心者にもおすすめの運用方法です。

この記事では
  • 投資信託のメリット・デメリット
  • 投資信託の分配金
  • おすすめの証券会社
  • その他おすすめの資産運用方法
について詳しく説明していきます。

1,000万円で投資信託をした場合に期待できる分配金や、リスク許容度ごとにおすすめの運用方法なども紹介していますので、投資信託に興味があるひとはもちろん、資産運用について知りたいひとはぜひ最後までご覧くださいね。

内容をまとめると

  1. 投資信託のメリットは少額でもできること、分散投資でリスク軽減ができること、運用はプロに任せらること
  2. 投資信託のデメリットは手数料がかかることと元本割れリスクがあること
  3. 積立投資はより少額からできるので初心者におすすめだが得られる利益は一括購入に比べると少ない
  4. 1,000万円あれば投資信託を含め様々な運用方法をすることが可能なので1つの運用方法にこだわらず、リスク軽減になるので性質の違う複数の運用方法を組み合わせることがおすすめ
  5. お金について個別に相談したいという人はFPなどお金のプロに個別相談することもおすすめ 
  6. 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に資産運用の悩みを解決しましょう! 
この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、WEBメディアや保険代理店を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

投資信託のメリット


投資信託で資金運用をするメリットは次の3つです。


  1. 少額で投資が可能
  2. 分散投資でリスクを軽減できる
  3. 運用を専門家に任せることができる

ここではこの3つのメリットについてそれぞれ詳しく説明していきたいと思います。

メリット①:少額で投資が可能

まず1つ目のメリットは少額から投資が可能であることです。


資金運用には様々な種類がありますが、初期投資が必要ですよね。


それに対して投資信託は、10万円以下で始めることができます。さらに最近ではアプリなどを使い100円からできる投資信託やポイントで運用できるサービスもでてきました。


また月数千円から積立定期のような感覚ではじめることができるタイプの投資信託もあります。


このように、投資信託は最初から大きなお金を使わなくてもできるので投資に回すことのできる資金が少ないひとや、投資信託初心者のひとでも気軽にできるというメリットがあります。

メリット②:分散投資でリスクを軽減できる

2つ目のメリットは分散投資によりリスクを軽減できるということです。


分散投資とは1つではなく複数の対象に投資してリスクの分散をさせることです。


例えば、株式と債券は反対の動きをします。


そのため、株式だけを保有するのではなく一緒に債券を持つことで、どちらかがマイナスの動きをしてももう片方でその損失を補うことができるためリスク回避になります。


そして投資信託は商品により運用する商品や対象国が違います。中には、バランス型と呼ばれ1つの商品で同じような効果を得ることができるものもあります。


このように投資信託は複数の商品を組み合わせたり、バランス型商品を選択することで損失が出るリスク軽減ができるというところはメリットになります。

メリット③:運用を専門家に任せることができる

3つ目のメリットは運用を専門家に任せることができるということです。


投資信託の運用は、ファンドマネージャーが行います。ファンドマネージャーは運用のプロなので、売買のタイミングなど運用の全てを行ってくれます。


そのため株式のように値動きを常にチェックして自分でタイミングを見計らって売買する必要がありません。


そのため、運用初心者のひとや仕事で日中は忙しいというひとにおすすめです。

投資信託のデメリット


さきほどは投資信託のメリットについて説明しましたが、次はデメリットについて説明していきます。


投資信託のデメリットは次の2つです。

  1. 手数料が発生する
  2. 元本割れの可能性がある
ここではこの2つのデメリットについて詳しく説明していきます。


デメリットについてもきちんと理解したうえで投資信託を検討してみてくださいね。

デメリット①:手数料が発生する

まず1つ目のデメリットは手数料が発生するということです。


投資信託でかかる手数料は

  1. 販売手数料…購入時にかかる手数料
  2. 信託報酬…運用にかかる手数料
  3. 信託財産留保額…換金(売却)にかかる手数料

の3つがあります。


このように、投資信託は「購入」「運用」「売却」に手数料がかかります。


このかかる割合は投資信商品によっても違うので商品選びの際には手数料についても忘れずに確認しておく必要があります。


運用をプロに任せることができるというメリットがある反面、手数料がかかってくるということはデメリットと言えます。

デメリット②:元本割れの可能性がある

2つ目のデメリットは元本割れの可能性があるということです。


投資信託を含め金融商品には元本保証がありません。


投資信託は株式などよりは穏やかではありますが、マーケットの動きが国の情勢など様々な要因で毎日基準価格が変動しています。


そのため、商品によってリスクの大きさには違いがありますが元本割れのリスクがあります。


特に大きなリターンを狙う商品は大きな利益を期待できる分、元本割れのリスクも大きくなりますのでデメリットとはなってしまいます。


この元本割れリスクの対策としては先ほど説明したように分散投資が有効なので銘柄を分けることやバランス型の商品を選択するとよいでしょう。

1,000万円で投資信託は可能?どの方法が良い?


メリットのところで説明したように投資信託は、商品によっては100円からの少額投資も可能です。


そのため、1,000万円もあれば投資信託には十分な金額です。むしろ、1,000万円あれば

  • 株式投資
  • 不動産投資
  • FX
  • 仮想通貨
など他の様々な資産運用にもチャレンジできます。


どの方法がよいのかは、それぞれにメリットとデメリットがあるので個人個人によって違います。


投資信託のメリットとデメリットについては先ほど紹介しましたが、それぞれの特徴や自分自身のリスク許容度によりどの運用方法が最適なのか比べてみましょう。


また、初心者のひとは特に1,000万円全てを投資に回すのは得策とはいえません。きちんと余裕を持った資金計画ではじめることをおすすめします。

1,000万円で投資信託をすると1年後、10年後の分配金はいくらになる?(一括投資)


投資信託では分配金と呼ばれるものがあります。


分配金は運用の成果によって、毎月分配型という毎月受け取ることができるものもあれば、決算時に受け取ることのできるものもあります。


分配金を受け取るメリットとしては現金収入を得ることができることが挙げられます。


ただし、分配金には

  • 普通分配金
  • 特別分配金
の2つがあり、特別分配金は利益が出ていなくても元本を削って支払われるものになります。結果として元本が減ってしまいますので、定期預金の利息的なものとは違うので注意が必要です。


例えば現在人気のグローバルAIファンド(予想分配金提示型)毎月分配型を1,000万円購入した場合には

  • 基準価格14,618円(2021年6月8日)
  • 分配金500円(直近)
なので、この条件で分配金シミュレーションをすると分配金受取額は342,044円(税引き前)になります。


これを元にすると、1年後は

342,044円×12=4,104,528円(税引き前)

10年後は

4,104,528円×10=41,045,280円(税引き前)

になります。


この結果だけを見るとすごいと思うかもしれませんが、これはあくまで現在の基準価格と分配金をもとに計算したものです。


基準価格が下がれば元本自体も減りますし、分配金も減るのでここまで好調に10年間進むことは難しいとは思いますが1,000万円あればこのような運用の仕方もできるということは頭に入れておくといいと思います。

投資信託では積み立て投資も検討してみよう


「投資信託のメリット」の少額投資のところでも少し紹介したのですが、投資信託には積立投資というものがあります。


ここでは、この積立型の投資信託について

  • 概要
  • 一括投資との違い
について説明していきます。


一括投資が難しい、ハードルが高いというひとはぜひ参考にしてみてくださいね。

積み立て投資とは?

積立投資とは、毎月数千円ずつ少額で投資信託を買っていく商品になります。


いくらからできるのかは金融機関によっても違いがありますが、100円からできるサービスもあれば銀行などでは5,000円前後からできるようになっているところが多いです。


毎月、口座から引き落とされて自動で投資信託を購入することができ、投資信託は初めてというひともハードルが低くはじめやすいです。


また、月20,000円定期積立をしているというひとは、そのうち半分の10,000円を積立投資に回して運用してみるのもおすすめですよ。

一括投資との違い

積立投資と一括投資の違いは

  • 購入時期を分散できる
  • 初期投資額
です。


積立投資では、毎月購入していく形になるので購入時期によって基準価格が安い月もあれば高い月もあります。


そのため、個別元本と呼ばれる利益が出るのかマイナスになるのかの基準を均すことができるというリスク軽減のメリットがあります。


また先ほど紹介したように初期投資額が少なくて済むというのもメリットです。


ただし、一括投資に比べてリターンは少ないというということた毎月の購入額に対しい手数料がかかるというデメリットもあります。


どちらがいいのかということはなく、これも自分に合った投資方法を選択するのがベストと言えます。

1,000万円で投資信託をするならこの証券会社がおすすめ


商品数や手数料、サービスなども証券会社によって様々なのでどこがいいのか迷ってしまうひとも多いと思います。


そこでここではおすすめのネット取引できる証券会社を5つの特徴を次の表にまとめました。


証券会社取扱い銘柄数特徴
SBI証券2,634本人気NO.1証券会社。商品の取扱い数はトップ。ロボアドバイザーやTポイントでの投資のサービスもあるので若い世代からも支持がある。またスマホ操作もしやすいところも人気がある。
松井証券1,460本操作画面の使い安さや信託報酬の一部が現金還元されるサービスがあり人気。
マネックス証券1,237本取引画面がシンプルで分かり安いと評判。メールでの定期的な情報提供も投資判断に役立てることができると好評。
三井住友アセット
マネジメント株式会社
450本SMBCグループによるネット直売。資産運用会社ならではの厳選されたファンドやマーケット情報などが魅力。購入手数料が無料なところも人気がある。
楽天証券2,627本手数料の安さや取扱い数の多さが人気。楽天ポイントでの運用もできるほか、楽天会員への優遇などもあるためよく楽天を使うひとに特におすすめ。



このように証券会社ごとに様々な特徴があります。公式HPも参考に自分にぴったりなところを探してみてくださいね。

1,000万円でチャレンジできる投資信託以外の資産運用法


ここまで1,000万円で投資信託をする場合について詳しく書いてきましたが、先ほども触れたように1,000万円まれば投資信託以外にも色々な運用方法にチャレンジすることが可能です。


ここでは

  • リスクが高くても大きな利益が欲しい人
  • 極力リスクが低い運用法にしたい人
  • リスクとリターンのバランスを重要視している人
の3つのリスク許容度別におすすめの資産運用法を紹介していきます。

リスクが高くても大きな利益が欲しい人

まず、リスクが高くても大きな利益が欲しいというリスク許容度が高めなひとには

  • 株式投資
  • FX
がおすすめです。


どちらも値動きが大きい商品なのでリスクは大きいですが運用次第で大きなリターンが見込めます。


両者の違いは

  • 株式投資→証券取引所に上場されている企業の株式
  • FX→各国の中央銀行が発行する通貨
になります。


株式投資では、取引できる時間が午前9時から11時半と午後12時半から3時までとなり祝日は取引出来ませんがFXの場合は24時間取引可能です。


銘柄や通貨によっても違いますがマーケットの動きによって1日のなかでも変動があるのでタイミングをみて売買し利益を確定させるので日中お仕事しているひとはなかなか難しいというデメリットがあります。


しかし、最大でFXの場合は年間で30%、株式の場合は10倍以上になることもあるのでリスクをとっても大きな利益を求めたいというひとにはおすすめです。

極力リスクが低い運用法にしたい人

極力リスクが低い運用法にしたいというリスク許容度が低めなひとには

  • 銀行預金
  • 外貨運用
がおすすめです。


リスクを全くとりたくないというひとであれば、絶対に元本割れすることにない定期預金などの銀行預金一択になります。


現在の定期預金の金利は多くのところで0.015~0.2%となっています。正直、預けてもほとんど増えないですが減ることはありません。


ただ、条件次第ではもう少し金利上乗せできる商品もありますのでリスクゼロを求めるのであれば探してみるといいと思います。


また、少しであればリスクもとれるというひとは外貨預金もおすすめです。外貨預金の場合、為替の変動リスクがありますがそれは円に換算した場合のことです。


もし、預け入れている間に円高に傾いた場合は、外貨で保有している分には価値は変わらないので海外旅行で使うことも可能ですし、円安になるまで運用しつづけるという方法もありますのでぜひ検討してみてくださいね。

リスクとリターンのバランスを重要視している人

リスクとリターンのバランスを重視したいというリスク許容度がミドル級なひとは、投資信託以外であれば

  • 不動産投資
がおすすめです。


不動産投資とは、物件や土地を購入して家賃収入や売却することで利益をえる運用方法です。


不動産投資のメリットは様々ありますが

  • 家賃などで長期的に安定した副収入が得られる
  • 相続税の節税対策ができる
  • インフレの強い
などのメリットがあります。


また、1,000万円では物件購入ができないでしょうと思ったひともいると思いますが、この1,000万円を頭金として借入して価格の高い物件を購入することも可能です。


ただし、リスクとしては空室や修繕で思っていた利益を得られないことや経年劣化や土地代の下落で売却しても思ったような値で売ることができないというリスクが挙げられます。


しかし、不動産仲介業者に委託すれば、運用に関する手間をかけずにできることや、予め自分で物件を選ぶことができるので資金計画やコントロールがしやすいところも魅力があります。


リスクのリターンのバランス重視のひとはぜひ一度検討してみてくださいね。

1,000万円貯まったらいろいろな資産運用をやっておこう

ここまでリスク許容度別にいくつかの運用方法を紹介してきましたが、運用方法は1つである必要はありません。


もし、1,000万円貯まったら投資信託も含めいくつかの運用方法に分けて分散投資していくことがおすすめです。


例えば

  • 現金(預金)→半年分の生活費分
  • 株式→当面使う予定のないお金
  • 投資信託→老後資金
  • FX→リスクとってもいいと思える分
などというように、1,000万円のなかでそれぞれ資金をわけて投資していきます。


リスクや、商品の性質の異なるものを組み合わせることでリスク軽減にもなりますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

まとめ:1,000万円貯まったら投資信託にチャレンジ

1,000万円で投資信託をする方法と題して投資信託を中心に資産運用について説明してきましたがいかがだったでしょうか。


この記事の内容をまとめると

  • 投資信託のメリットは、分散投資でリスクを軽減できること、運用はプロに任せられること、少額からできること
  • 投資信託のデメリットは手数料がかかること、元本割れのリスクがあること
  • 積立投資信託は、少額からできることや個別元本がならせるというメリットがあり初心者におすすめだが手数料が購入の都度かかるなどのデメリットもある
  • より大きな利益な利益を狙うなら一括購入の方がおすすめ
  • 1,000万円あればほとんどの運用方法にチャレンジできるが、資金使途や異なる性質の商品や運用方法で分散投資するのがおすすめ

説明してきたように1,000万円というお金があったら、様々な資産運用をすることができます。


資産運用にはリスクももちろんありますが説明してきたように、商品ごとにリスクも違いますし、分散投資することでリスクを軽減することもできます。


また運用のすることで安定した副収入を得ることもできるので、ただ全てを預金に入れているというひとはもったいないです。


もしリスクを少しでもとれるというひとは、ぜひ、この記事を参考に資産運用について一度検討してみてくださいね。

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