生命保険で資産運用? 資産運用におすすめな貯蓄型保険について解説!

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今、コロナウイルスが日本で蔓延しており、終息の兆しが見えません。

今後、この状態がいつまで続くかわからないということで、将来のための貯蓄を考え始めている方も多いのではないでしょうか。

そこで、ご紹介したいのが、生命保険による資産運用です。

貯蓄型保険というもので、保障を受けつつも将来に残すお金のために資産運用もできるという商品になります。

一見、とても魅力的な商品かと思うかもしれませんが、月々に支払う保険料が高かったり、長期間の加入が必要だったりとデメリットもありますので、しっかり把握した上での加入の検討をおすすめします。 

この記事では
  • 貯蓄型保険とは?
  • 資産運用に保険を活用する際のメリット・デメリットや注意点
  • 保険を活用した資産運用はどんな人に向いている?
以上について詳しく解説していきます。

この記事を最後まで読んで頂ければ、貯蓄型保険について全てがわかる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧になってください。

内容をまとめると

  1. 貯蓄型保険とは、保障を受けつつ資産運用も可能
  2. 種類は4種類あり、返戻率をアップするためには、長期的な加入が必要
  3. プロに手数料を支払い資産運用をしてもらえるので、初心者にはおすすめ
  4. 途中解約した場合、元本割れする可能性がある
  5. 知識がある方は、保険での資産運用より、投資信託のような別の商品がおすすめ
  6. 保険料が高いため、将来の収入を考慮し払込期間を決めることが重要
  7. 生命保険の見直しで損をしたくない人は、生命保険のプロに無料相談するのがいすすめ
  8. 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!
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この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、WEBメディアや保険代理店を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

資産運用におすすめの保険商品「貯蓄型保険」とは?


将来に向けて何かしらの方法で貯金をしたいと思っている方は貯蓄をしながら保障もしっかり受けられるという商品に魅力を感じているのではないでしょうか。


貯蓄型保険とは、万が一のときに備えながら、将来のためにお金を貯めることができる保険のことを言い、メインは保障でついでに貯蓄もしたいという方におすすめです。


また、資産運用もできるということで投資型保険とも言われていますが、難しい内容ではなく、プロに手数料を支払いお金を運用してくれる仕組みになっていますので、資産運用について全く知識がない方でも始めることができます。


次項では貯蓄型保険についてもう少し深堀りし解説していきます。

貯蓄型保険は支払う保険料よりも返ってくるお金の方が多くなる

貯蓄型保険は、支払った保険料よりも受け取る金額の方が多くなるという加入者としては嬉しいメリットがあります。


契約内容や加入・解約の時期によって違いが出てくるのですが、小さな負担で大きな利益を得られる効率的なお金を貯める方法として活用できると言えます。


生命保険でもありますのであくまでメインは保障になり、何かあったときは保障を受けることができ、何もなけば解約返戻金を受け取ることができるという利回りが高い保険なので、将来に向けての資産作りの1つとして検討してみても良いのではないでしょうか。

貯蓄型保険には主に4つの種類がある

ここでは、貯蓄型保険の種類をご紹介していきます。


終身保険

被保険者が死亡または高度障害状態になったときに保険金を受け取れ、保障は一生涯続きます。

保険料は掛け捨て保険に比べ高くなってしまうのですが、更新はなく最後まで据え置きで、解約返戻金を受け取ることができるため、貯蓄に適していると言えます。

保険料を少しでも安くしたいと思う方は、低解約型終身保険がおすすめで終身保険のなかでもリーズナブルな保険料のため、検討してみてもいいのではないでしょうか。

養老保険

保障を受けながら、満期までの間に死亡するようなことがあれば死亡保険金を、元気に過ごすことができれば満期保険金としてまとまったお金を受け取ることができます。

満期保険金を貯金と捉えれば、将来に向けた資産作りに活用できるという意味では、まさに貯蓄型保険と言えます。

学資保険

子どもの学費を確保するためのもので、予め設定した学費がかかってくる時期に入学祝い金満期学資金などまとまった保険金を受け取ることができます。

多いケースでは、一番お金がかかると言われており大学入学に合わせて満期を設定し、入学金や学費などに充てることが基本となっています。

個人年金保険

国民年金や厚生年金はかけた年数分だけ、国からお金を受け取ることができるのですが、なかにはかける年数が少なく年金だけでは生活していくうえで心配という方に自分でかける年金としておすすめです。

毎月の生活費として年金形式で受け取れる部分がポイントで、主に老後の資金準備に活用されていることが多いようです。

自分のニーズに合った保険商品を活用するのがおすすめ

貯蓄型保険は保障にも貯蓄にも柔軟な使い方が可能なため、今まで支払ってきた保険料が無駄になることはありません。


しかし、自分が必要な保険を資産運用に活用することが重要で、資産運用したいために必要のない保険に加入するのは本末転倒です。


ですので、簡単に決めるのではなく自身のライフスタイルニーズに合わせて選択するようにしてください。

参考:外貨建て保険とは?

外貨建て保険とは、保険料を外貨で払い、満期保険金・解約返戻金・死亡保険金などを外貨で受け取る保険のことを言います。


米ドル建てや豪ドル建てが一般的なのですが、なかにはユーロを選択できるものもあります。


生命保険としても保障を受けつつ、日本円だけではなく外貨でも持つことによって将来、資産分散したい人や積立したい方にはおすすめと言えますが、為替レートが関係してくるのでリスクがあることの考慮も必要です。

資産運用に保険を活用するメリット・デメリット


保険で資産運用ができるとわかっても、毎月支払うお金がかかってくるのでメリットやデメリットはぜひとも知っておきたいものですよね。


すでに保険をかけている方のなかには将来を見据えてこの機会に貯蓄型保険への加入を検討しているかたもいるかと思いますので、ここでは資産運用に保険を活用するメリット・デメリットについて詳しくご紹介していきます。

資産運用に保険を活用するメリット

メリットは以下の通りです。

  • 初心者でも始めやすい
  • 定期預金より資産運用に期待できる
  • 万が一の保険金があって安心
  • 節税ができる
保険で資産運用を活用するメリットとしてまず挙げられるのが初心者でも始めやすいということです。

今は、さまざまな投資商品が販売されていますが、証券口座を開設したり資金を用意したりなど手間がかかります。

しかし、保険を活用すると保険会社に任せておけるので気軽に始めることができます。

また、資産運用として、定期預金にお金を預けている方も多いですが、金利がなかなか上がらず年間にしても利息が低いので運用商品として利用するには物足りないです。

一方、保険は金利が比較的高いので定期預金よりも期待できます。

貯蓄型保険は保障を受けつつ、貯蓄ができる商品のため、万が一のときに保険金を受け取れることがメリットなので安心できると言えます。

生命保険や個人年金保険は生命保険料控除の対象のため、保険を活用した資産運用は所得税や住民税の節税に役立ちます。

資産運用に保険を活用するデメリット

デメリットは以下の通りです。

  • 元本割れする可能性がある
  • 長期加入が必須
  • 保険料が高い
  • 他の投資商品より利回りが低い
保険の解約返戻金や満期保険金の返戻率は、基本的に加入期間に応じて変動しますので、保険の加入期間が短いと返戻率も低くなってしまい、結果、元本割れする可能性があります。

そのため、資産運用に活用したいのであれば長期加入が必須です。

貯蓄型保険の場合、解約返戻金や満期保険金の積立分が上乗せされるため、掛け捨て保険と比較しても保険料が高くなってしまうので、加入する前に、長期に渡り支払っていけるのか考慮した上で検討してください。

貯蓄型保険の多くは定期預金より金利は高いのですが、株式投資や投資信託よりかは利回りが低くなり、経済状況の悪化により、利率が下がると予想より返戻金が受けられない可能性も出てきます。

保険を活用した資産運用はこんな人におすすめ!


メリット・デメリットを踏まえたうえで、保険を活用した資産運用がおすすめできる人とできない人がはっきり分かれてきます。


自分は向いているのかどうかを見極めるためにも、ぜひ参考にしてみてください。


ここでは、保険を活用した資産運用をおすすめしたい人とおすすめできない人について詳しくご紹介していきます。

保険を活用した資産運用をおすすめしたい人

保険を活用した資産運用をおすすめしたい人は以下の通りです。

  • 資産運用に慣れていない人
  • 少ないリスクで資産運用をしたい人
  • 資金が必要な時期が決まっている人
  • 貯金が苦手な人
投資商品に比べると保険リスクは低いため、資産運用が初めての方リスクを減らしたい方にとっては向いていると言えます。

また、自分で満期を設定できるタイプの貯蓄保険は、資金が必要な時期が決まっている方にはおすすめですし、保険料が自動的に引き落とされ積み立てられる仕組みになっているため、貯金を始めても続かない人にも向いています。

保険を活用した資産運用をおすすめできない人

保険を活用した資産運用をおすすめできない人は以下の通りです。

  • 独身の人
  • 掛け捨て保険に加入している人
  • 資産運用の知識を持っている人
保険で資産運用をする方の多くは、保障をメインに考えており、資産運用はついでという方で、独身の方は養う方がいないため保障をメインで考える必要はなく、資産運用をしたいのであれば資産運用メインの商品に加入する方がメリットは大きいと言えます。

また、既に掛け捨て保険に入っている方は保険料の安さに惹かれて加入している方が多いため、わざわざ資産運用のために乗り換えるメリットはないです。

そして、保険での資産運用はプロに任せるために手数料がかかったり、窓口での手続きなどが必要になるため、資産運用を自分でできる人がプロにお金を支払ってまで保険での資産運用をする必要はないと考えられます。

資産運用に保険を活用する際に注意してほしいこと


保険での資産運用を考えている場合、途中解約せずに長く加入し続けることが大前提で、継続するためには事前に注意しておくべき項目があります。


ここでは、保険に加入する前にどんなことを注意しておかなければいけないのかを解説していきます。

将来的な保険料負担

貯蓄型保険は保険料が高く設定されているため事前に将来の収入を考えることが重要です。


保険に入ることでどれだけの保険料総額がかかってくるのか、期間はどれくらいになるのか、保険料は最後まで支払えるのかなどを考慮し、万が一、病気やケガ、家族の事情などで保険料が支払えなくなったときに途中解約するといった事態を防ぐためにも、収入が減ったときのことを考えて保険料を決定することをおすすめします。

返戻率の確認

加入期間が長いほど返戻率がアップしますが、加入期間が長いと月々の保険料の支払いが負担になってしまう可能性が出てきます。


解約返戻金をたくさん受け取りたいと簡単に加入期間を長くするのではなく、将来必要なお金やそのために必要な返戻金を計算して計画的に加入期間を決めるようにしてください。


例えば、定年などで収入が下がる時期がわかっている場合は、定年までに保険料の支払いを終了できるように払込期間を調整することもおすすめと言えます。


参考:保険と投資、資産運用にはどっちがおすすめ?


保険で資産運用をする場合、おすすめな人とおすすめできない人がいますが、貯蓄型保険は生命保険であり、保障がメインの商品です。


保険で資産運用をする方は保障を一番に考え資産運用はついでという感じですし、初心者で手数料を払ってプロに任せたい方には保険での資産運用がおすすめです。


一方で、資産運用にある程度の知識がある方は自力でできる方もいるでしょうし、投資信託のような別の商品で行う方がおすすめと言えます。


以上のような点を踏まえたうえで、自分にはどっちが合っているのかをしっかり考慮し、安易に決めないようにしてくださいね。

貯蓄型保険を活用した資産運用は投資の入り口としておすすめ!


今回は保険での資産運用についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。


記事をまとめると

  • 貯蓄型保険のメインは保障であり、そのついでに資産運用をしたい方におすすめ
  • 解約返戻金や満期保険金はあるが、長期的な加入が必要
  • 定期保険に比べると保険料は高い
  • 種類は4種類
  • 支払能力をしっかり考慮して決めるべし
  • メリット・デメリットをしっかり把握して加入することが重要
  • 初心者には保険での資産運用、知識がある方には投資信託のような別の商品がおすすめ
貯蓄型保険は、加入期間が長ければ長いほど、返戻率がアップするものなので、途中で解約する場合、元本割れの可能性が高くなるため、払込期間終了まで支払続けることができるよう計画を立てて加入することが非常に大切になってきます。

返戻金だけを見て安易に加入すると後で後悔することになるので、今回ご紹介した内容をしっかり把握してから検討するようにしてくださいね。

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