サラリーマンは資産運用をすべき? おすすめの投資や資産形成は?

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サラリーマンは安定したお給料が魅力ですよね。

毎月のお給料、ボーナス、退職金があるから投資は必要ないと思っているひともまだ多いのではないでしょうか。

しかし、今後もしインフレに傾き給与が変わらなければお給料だけでは老後資金の準備や将来への備えが足りなくなるかもしれません

そんなとき、資産運用で副収入があればその不安への備えができるかもしれません。

この記事ではサラリーマンが
  • 資産運用が必要な理由
  • 資産運用における注意点
  • おすすめの資産運用方法
  • 資産運用は副業になるのか
について解説しています。

いま、サラリーマンとして働いていて資産運用について検討しているひとは、役に立つ内容になっていますのでぜひ最後までご覧ください。

内容をまとめると

  1. インフレリスクや将来への様々な不安へ備えるためにもサラリーマンも資産運用すべき
  2. ただし、資産運用に関する商品知識やマーケットの見方などの知識を身に着ける必要があり、損失がでる可能性もある
  3. サラリーマンも資産運用する場合は、本業への影響がでないように注意して長期運用でインカムゲインを狙うことがポイント
  4. サラリーマンにおすすめの資産運用方法は、不動産投資、株式投資、投資信託がおすすめ
  5. サラリ―マン、公務員の投資は副業に当たらないがFXなどの株式短期取引がインサイダー取引に当たる場合もあるので注意
  6. お金について個別に相談したいという人はFPなどお金のプロに個別相談することもおすすめ 
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この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、WEBメディアや保険代理店を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

サラリーマンは資産運用をすべき?


まずは、サラリーマンは資産運用すべきかということについて説明していきます。


サラリーマンは、毎月会社からお給料を貰うことができます。さらに多くの会社はボーナスも支給されます。


そして金額に差はありますがその中から貯金をして将来に備えているというひとがほとんどかと思います。


しかし、今後お給料だけでは貯金をしていくことが難しくなるかもしれないというリスクについて考えたことはありますか?


それはずばりインフレリスクです。


わかっているひともいると思いますが、インフレになると物価やサービスの金額が上昇します。


その分、企業の業績自体もあがり給料も上がることで景気が良い方に傾きますが、なかには給料は上がらないのに物価だけが上昇してしまうことがあります。


そうなると、生活費に追われ貯金自体が難しくなってしまうひとも多くでてきます。


そうならないためには、本業である給与以外のプラスアルファとして収入を増やすことができる資産運用がおすすめです。


また、貯金という名目で通帳でお金を寝かせていても昔とは違ってお金を全くと言っていいほど増えません。


資産運用はお金がお金を産むという仕組みですので、せっかくなら少しでも増やすことのできるようにサラリーマンも資産運用していくことがおすすめです。

サラリーマンが資産運用をするメリット


さきほど、インフレリスクなどへの備えからサラリーマンも資産運用をすべきということを書きましたが、このこと以外にもサラリーマンが資産運用をするメリットはあります。


ここでは、サラリーマンが資産運用をするメリットとして

  1. 本業以外の副収入になる
  2. 将来の不安に備えることができる
ということについてそれぞれ説明していきますので参考にしてくださいね。

メリット①:本業以外の副収入になる

まず、1つ目のメリットは本業以外の副収入になるということです。


サラリーマンには、会社員であるという本職があり給与を貰います。


しかし、今貰っている給与は今後その水準を維持できるとは限りません。コロナ禍において業績が悪化している企業もありますので給与が下がるところも多数出てくるかもしれません。


そうなると、住宅ローンの返済などが厳しくなることも出てきますよね。


また先ほど説明したように、給与の金額が下がらなくても物価が上がるということもあります。


そんなとき、メインの給与にプラスできる副収入があれば安心です。


毎月安定した給与を貰うことができることが魅力のサラリーマンですが、さらに副収入を得ることでリスクへの備えをすることができます

メリット②:将来の不安に備えることができる

2つ目のメリットは将来の不安に備えることができるということです。


最初のところでも説明したように歴史的低金利が続くなかで、将来のためにお金を貯めるには資産運用が必要になってきています。


子供の大学入学資金や老後の資産を準備するときに、以前であれば学資保険や定期預金が一般的でしたよね。


しかし、最近では様々な資産運用を使って準備するひとが増えてきています。


資産運用というと元本割れが心配というひとも多いと思います。


ただ、資産運用と一言にいっても様々な方法や商品があります。そして商品ごとにリスクも様々です。


将来のお金の使用目的に合わせて期間や商品を選べば資産運用は決して怖いものではありません。


普通に貯めていてもお金は増えませんが適切に資産運用することでお金がお金を産み、将来への不安への備えともなることは大きなメリットと言えるでしょう。

サラリーマンが資産運用をするデメリット


さきほどサラリーマンが資産運用するメリットを2つ紹介しました。


ここでは、反対にデメリットについても説明していきます。サラリーマンが資産運用するデメリットは

  1. 専門的な知識を身につける必要がある
  2. 損失の心配がある
ということがあげられます。


メリットだけではなくデメリットについてもきちんと理解することが大切ですのでぜひきちんと読んでみてくださいね。

デメリット①:専門的な知識を身につける必要がある

まず1つ目のデメリットは専門的な知識を身につける必要があるということです。


資産運用をするときは、選択する方法によっても違いますが

  • 商品内容
  • マーケットの読み方
など専門的な知識をきちんと学ぶ必要があります。


例えば投資信託を選んだ場合、運用はファンドマネージャーという専門のひとがしてくれるわけですが、市場の動きや基準価格をきちんと確認していく必要があります


このように、商品によってもその程度は違いますが、きちんと自分で専門的な知識を学び適切に売りと買いのタイミングを見ていかなくてはいけません。


ただただ、お金を預けるだけではいけないというところはデメリットになります。

デメリット②:損失の心配がある

2つ目は損失の心配があるということです。


資産運用するうえで切り離すことができないのが損失のリスクです。このことが怖くて資産運用に踏み切ることができないというひとはたくさんいます。


せっかく投資しても増えるどころかマイナスになってしまったら意味がないですよね。


資産運用するときに元本割れのリスクをゼロにすることはできません。しかし、

  • 分散投資
  • 長期運用
することで、リスクを低くすることはできます。


このようにリスクを回避するためにも先ほど説明した専門的知識を付けることがとても重要になってきます。

サラリーマンが資産運用をする時の注意点


ここまでサラリーマンが資産運用する必要性について説明してきましたが、注意点があります。


それは、サラリーマンが資産運用する場合にはあくまで給与がメインとして資産運用は長期運用メインの副収入とするということです。


短期的な資産運用には株式のデイトレードがあります。このような運用方法だと、基本的に日中に株の動きを見ていなくてはいけないので本業に支障をきたすことになりますのでサラリーマンには不向きです。


そのことから、サラリーマンが資産運用する場合には長期運用を基本とすることがおすすめです。


また、資産運用で利益を得る種類としては

  • 値上がり益→キャピタルゲイン
  • 配当、分配金→インカムゲイン
の2つがあります。

サラリーマンの場合はこのうちのインカムゲインをメインとすることがおすすめです。キャピタルゲインをメインとした場合、どうしても値下がりした場合のリスクが大きくなります。


インカムゲインをメインとすることで継続して副収入を得ることができますのでサラリーマンの場合は長期投資でのインカムゲインを狙っていくことがおすすめです。

サラリーマンにおすすめの資産運用方法

さきほど、サラリーマンの資産運用は長期運用でインカムゲインを重視したものであることを説明しました。


そこでここでは具体的にサラリーマンにおすすめの資産運用として

  • 不動産投資
  • 株式投資
  • 投資信託
の3つの資産運用を紹介していきたいと思います。


それぞれの特徴を知り、どの運用方法が自分に合っているかぜひ考えてみてくださいね。

不動産投資

サラリーマンにおすすめの資産運用の1つ目は不動産投資です。


不動産投資では、土地や物件を購入することにより

  • 家賃収入
  • 売却益
を得ます。


不動産投資のメリットは

  • 家賃収入では安定、かつ継続的な収入を得ることができる
  • レバレッジ効果が得られる
ということです。


不動産投資で物件を賃貸にすれば、家賃収入として長期的に安定した収入を得ることができます。これは不動産投資の大きなメリットと言えます。


また、借入をすることで持っているお金以上の不動産を購入することも可能なのでより大きな収入を得ることができるというレバレッジ効果も期待できます。


反対にデメリットとしては

  • 空室リスク
  • 不動産の値下がり
があります。


物件を貸し出してもいつも満室、または入居状態が続くとは限りません。その場合、思っていた収入が入らないということもありますし、修繕費などのコストもかかってきます。


また、不動産は基本的には時間の経過と共に価値が下がってきますので売却時に期待通りの値段にならないということも考えられます。この点は、デメリットと言えるでしょう。


しかしながら、さきほど説明したように不動産投資の場合、借入もできるので初期費用を抑えることもできるのでサラリーマンにはおすすめの資産運用方法と言えるでしょう。

株式投資

サラリーマンにおすすめの資産運用の2つ目は株式投資です。


株式は初期投資の金額も比較的自由の選択することができますし、さきほど説明したようにまさしくインカムゲインを得ることができる投資方法です。


そのことも含め、株式投資のメリットは

  • 株式の値上がり益
  • 配当金
  • 株主優待
  • 自分の応援したい企業を選べる
などがあります。


株式は、株自体が値上がりすることにより売却益が期待できるだでけではなく、配当金という楽しみ方もあります。


また企業によって様々な株主優待も用意されているので、自分の好きな企業や応援したい企業を選ぶことで楽しみながら投資できるというメリットがあります。


デメリットとしては

  • 値動きが比較的大きい
  • 選ぶ銘柄によってまとまった初期費用が必要にんることもある
ということです。


株式は、資産運用のなかでも値動きが大きいです。企業の業績悪化など様々な要因で日々値動きしていきますので、自分でも勉強しながらきちんと運用していく必要があります。


また、取引する銘柄によって購入の単位が違うのでなかには初期にまとまったお金を必要とするケースも出てきます。


しかしながら、インカムゲインを得ながら自分が応援する企業に投資できることなど楽しみもあるので積極的に運用してみたいという意欲の強いひとにはおすすめの投資方法です。

投資信託

サラリーマンにおすすめの資産運用の3つ目は投資信託です。


投資信託は、運用自体はプロにお任せできるので投資初心者や時間があまりとれないというひとにもおすすめの運用方法です。


投資信託のメリットは

  • 少額でもできる
  • 運用はプロにおまかせ
  • 分散投資できる
  • 配金を得ることもできる
ということです。


バランス型とよばれるファンドでは、様々なものに投資しているので分散投資でリスクを抑える効果も期待できます。


さらにファンドによっては、分配金ができるものもあるので少しずつ受取りながら投資するということも可能です。


反対にデメリットとしては

  • 手数料がかかる
ということがあります。


投資信託は

  • 購入手数料
  • 運用手数料
  • 売却手数料
がかかります。


各手数料はファンドや購入する機関によって違いますので購入するまえにぜひ比較してみることをおすすめします。


このように投資信託は、先に説明したように長期運用でのインカムゲインを期待でき、あまりリスクをとりたくないというひとにもおすすめの投資方法になります。

サラリーマンの資産運用ブログ紹介


さきほど、サラリーマンにおすすめの資産運用方法について説明しましたが、いまいちイメージがわかないというひともいると思います。


そこでここでは、実際にサラリーマンで資産運用しているというひとのブログを下の3つ紹介していきたいと思います。


  1. サラリーマンの無理なく1億円を作ろうブログ
  2. 30代社内SEのセミリタイアまでの軌跡
  3. もちどらどっとこむ
それぞれのブログでは、運用している方法や書いている記事のカテゴリーに特徴がありますのでぜひどのブログも一度みてみてくださいね。

サラリーマンの無理なく1億円を作ろうブログ

まず1つ目に紹介するのはサラリーマンの無理なく1億円を作ろうブログです。


このブログでは、アラフォーサラリーマンのふくりねこさんが老後資金として資産運用をしながら1億円を目指す様子が書かれいます。


ふくりねこさんは、投資信託で様々なファンドに分散投資しています。ブログ内では、週ごとに運用状況だけではなく、マーケット情報の分析もされていますのでとても勉強になる内容になっています。


資産運用だけではなく、市場の動きも勉強したいといひとはぜひ覗いてみてくださいね。

30代社内SEのセミリタイアまでの軌跡

2つ目に紹介するのが30代社内SEのセミリタイアまでの軌跡です。


このブログでは、30代のサラリーマンがセミリタイアを目指して、株式投資、投資信託、仮想通貨など様々なものに投資している様子が書かれています。


各週の資産運用状況を先週との比較、市場分析とともに、わかりやすく説明されています。


また、おすすめの高配当の株式や家計簿も公開されているので、資産運用だけではなく家計管理について知りたいというひとにもおすすめのブログです。


自身の30歳までに1,000万円貯めたという経験をもとに、これからお金を貯めたいというひと向けに具体的まシミュレーターなども記事にありますのでぜひ一度見てみてくださいね。

もちどらどっとこむ

3つ目に紹介するのはもちどらどっとこむです。


このブログでは、24歳で株式投資をはじめ30歳で脱サラした元サラリーマンが、不動産投資やお金に関する様々な情報や財テクについて書いています


ブログ内は各カテゴリーに分けられ、投資以外にも副業やサラリーマンがお金持ちになる方法などの記事もあります。


資産運用だけではなく、サラリーマンとお金に関係することを色々学びたいというひとは一度見て見てみてはいかがでしょうか。

会社員や公務員は投資をすると副業になる?


最近、様々な企業で副業が認められはじめました


理由としては

  • 副収入による収入の増加
  • 副業による経験を本業え生かして貰うため(スキル向上効果)

に期待し、離職率や人材確保を目的としています。


そこで、資産運用などの投資は副業になるのかということが気になっているひともいると思います。


副業と一言で言っても、投資以外にもアルバイトや個人事業など様々あります。副業を認めている企業でも、雇用関係が生じるものは禁止しているところも多いです。


結果から言うと、投資は副業にならない場合がほとんどです。


なぜなら投資は資産形成に分類されるという考えが主流だからです。それは公務員も同じで、公務員のひとも投資をすることは禁止されていません。


ただし

  • FX
  • 株式の短期取引
は、公務員や金融機関で働いているひとの場合はインサイダー取引となることもあるためおすすめできませんし、禁止されていることもありますので注意が必要です。


考えている資産運用が、会社の規則に反していないかどうかは投資を始める前にきちんと確認しておきましょう。

まとめ:サラリーマンは資産運用を理解して資産形成をしよう!


サラリーマンの資産運用について書いてきましたがいかがでしょうか。


この記事の内容をまとめると

  • インフレリスクや将来の不安要素へ備えることができるというメリットがあるためサラリーマンも資産運用すべき
  • サラリーマンが資産運用するデメリットは専門的知識を学ぶ必要があること、損失リスクがあること
  • サラリーマンが資産運用するときの注意点は、本業への影響がないようにし長期運用とインカムゲインに期待できる運用方法にすること
  • サラリーマンにおすすめの資産運用方法は、不動産投資、株式投資、投資信託
  • 資産運用などお投資は、会社員、公務員ともに副業には当たらないが投資内容によっては禁止されているものもあるので事前にきちんと確認すること

安定したお給料が魅力のサラリーマンですが、今後考えられるインフレリスクや老後資金など様々なことに備えていくためにも資産運用してお金を貯めながら増やしていくということは重要なことです。


資産運用というと、尻込みしてしまうひともいると思いますが、この記事で紹介したように資産運用と言っても初期投資額やリスクなど方法によって特色は様々です。


ぜひこの記事を参考に自分にあった方法を見つけて資産運用について検討してみてくださいね。

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