更新日:2023/08/12
アクサダイレクトのがん保険のデメリットは?口コミ・評判は?
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目次を使って気になるところから読みましょう!
アクサダイレクトのがん保険のデメリット
せっかくがん保険に加入していても、いざというときに困ってしまうようでは保険に加入している意味がありません。
保険料や契約年齢についても十分な確認をおこなったうえで検討することが大切となるのです。
- がん診断給付金を受け取れるのは1回のみ
- 保険料は月払いのみで、割引が適用される年払いはない
- 女性が『がん定期』に新規加入できるのは49歳まで
あとで後悔することがないよう、アクサダイレクトのがん保険に対するデメリットをよく理解しておくことが大切です。
がん診断給付金を受け取れるのは1回のみ
はじめてがんと診断されたときだけでなく、再発などが原因でがんと診断された場合にも一時金が支払われるタイプのがん保険が存在するなか、残念ながらアクサダイレクトのがん保険では一時金は初回のみと限定されています。
せっかく終身タイプのがん保険に加入していても、がんと診断されたときの一時金が1回限りであることは大きなデメリットだといっても過言ではありません。
がんと診断されたあとの通院費や不足する生活費などを一時金を受け取って賄うことは、たった1回だけの一時金では長期にわたる治療費や生活費の補てんは困難といえます。
一度でもがんと診断されてしまうと新しいがん保険に加入することは難しくなってしまい保障内容を見直すことさえできなくなってしまいます。
再発や転移のリスクを考えると一度きりのがん診断給付金で、がんに対する保障を備えることは非常に困難だといえるのです。
払い方は月払いのみで年払いの割引がない
がん保険に対する保険料は払い方によって安くすることが可能で、それは年払いや前納など前もって保険料を支払う方法を選択することです。
しかし、アクサダイレクトのがん保険は、年払いなどによる保険料の割引はおこなわれておらず、月払いしか選択できないため保険料を軽減させることはできません。
もともとアクサダイレクトのがん保険は、安い保険料として口コミでも評判なので大きな負担に感じることは少ないですが、一生必要とするがん保険は少しでも保険料が安いに越したことはないはずです。
アクサダイレクトのがん保険に限らず保険料は年齢とともに高くなるため、年払いを選択できるがん保険と比較することで、ニーズに合った保険料と保障内容を備えたがん保険を探すことが大切となります。
女性は49歳までしか入れない
がん診断給付金やがんによる入院保障など、保険期間や保険料払込期間が終身タイプとなっているアクサダイレクトのがん保険は、性別問わず20歳から69歳まで加入することが可能です。
一定期間に重点をおいてがん保障を準備したい人に対して販売されているアクサダイレクトのがん定期であれば、10年間の保障に対する保険料なので終身タイプよりも割安な保険料でがんに対する保障を持つことができます。
ただし、男性は終身タイプと同様20歳から69歳まで加入することができますが、女性の場合は20歳から49歳までしかがん定期に加入することはできません。
女性がアクサダイレクトのがん保険に加入したい場合、満50歳になってしまうと定期タイプには加入できず保険料の高い終身タイプしか選択できなくなってしまうというデメリットがあることを覚えておいてください。
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アクサダイレクトのがん保険の評判・口コミ
※口コミはインターネットアンケートで募集
募集期間:2022年12月~2023年1月
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アクサダイレクトのがん保険のメリット
アクサダイレクトのがん保険は、保険の知識がなくても理解しやすいシンプルな保障内容で、保険料が安く設定されているため口コミでも人気のあるがん保険となっています。
- 保障内容がシンプルでわかりやすい
- 終身タイプでも保険料は安い
- 定期タイプで一定期間に対して保障を充実させることができる
保険料だけでなく、ニーズと保障内容から十分な検討をすることががん保険選びには重要なポイントになるのです。
保障がシンプル
特約や金額など、保障内容には違いがあるものの、アクサダイレクトのがん保険は終身タイプ、定期タイプ共に基本の保障内容が非常にシンプルです。
主契約となる基本保障は、はじめてがんと診断されたときに支払われるがん診断給付金とがんで入院したときに保障されるがん入院給付金の2つとなっています。
がん入院給付金で設定した金額の100倍が、がん診断給付金として支払われるため、保険の知識がなくても理解しやすいというメリットがあります。
しかし基本保障には退院後の通院や先進医療に対する保障がないというデメリットがあるため、特約として付加した場合は特約ごとに保障期間が違うことや特約に対する保障内容をきちんと理解しておくことが大切になります。
特に他のがん保険と比較する際には、保障内容の違いから比較が困難となる場合もあるので注意が必要となります。
保険料が安い
保険料が安いと口コミでも評判のアクサダイレクトのがん保険の気になる保険料は、がんによる入院日額10,000円、はじめてがんと診断されたときのがん診断給付金100万円の場合、年代別では次のとおりになっています。
終身タイプの保険料 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20歳 | 1,190円 | 1,060円 |
30歳 | 1,710円 | 1,440円 |
40歳 | 2,550円 | 1,910円 |
50歳 | 3,860円 | 2,450円 |
60歳 | 5,760円 | 3,170円 |
他のがん保険では、がん診断給付金以外に入院や手術、先進医療などに対する保障が主契約に含まれている場合がありますが、アクサダイレクトのがん保険の主契約には手術や先進医療に対する保障が含まれていません。
他のがん保険と保険料を比較する際は、がん診断給付金と入院給付金のみしか保障がないというデメリットを忘れずに比較することが大切となります。
一定期間のみの上乗せができる
アクサダイレクトでは、終身タイプのがん保険ほかに一定期間に対してがんに対する保障を持つことができるがん定期が販売されています。
がん定期は10年更新で保障を持つことができますが、10年経過すると更新が必要となり更新した場合は更新時の年齢で保険料が再計算されるため、保険料は上がるというデメリットがあります。
ただし、すでに他の保障を持っているひとが一定期間がんに対する保障を充実させたい場合は、終身タイプよりも保険料が安くなる定期タイプのがん保険がおすすめです。
入院日額10,000円、がん診断給付金100万円で設定した場合の保険料の違いは次のとおりです。
女性 | がん終身 | がん定期 |
---|---|---|
20歳 | 1,060円 | 520円 |
30歳 | 1,440円 | 650円 |
40歳 | 1,910円 | 970円 |
49歳 | 2,390円 | 1,670円 |
保障期間を一定期間のみとするため保険料は非常に低く設定されている特徴をもつ定期タイプのがん保険には、女性は49歳までしか加入できないというデメリットがあることも忘れないようにしておいてください。
アクサダイレクトのがん保険の基本情報
※2023年2月16日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
アクサダイレクトのがん保険は終身タイプ、定期タイプともに基本となる保障は、がん入院給付金とがん診断給付金のみの2つしかないため非常にシンプルながん保険です。
主契約としての保障 | 保障内容 |
---|---|
がん入院給付金 | 設定した日額×支払日数無制限 |
がん診断給付金 | がん入院給付金日額の100倍 |
入院日額は最大20,000円まで設定することができるため、がん診断給付金は最大200万円まで可能です。
初期のがんである上皮内がんや高度異形成も満額保障されますが、がん診断給付金は保障期間内に1回しか受け取ることができず、再発や転移のリスクに備えることができないデメリットがあります。
基本保障ではがん診断給付金と入院給付金のみであるデメリットをカバーするために、特約を付加してがんに対する保障内容を充実させることも可能です。
付加できる特約 | 保障内容 | 保障期間 |
---|---|---|
抗がん剤治療 | 抗がん剤治療を受けた月ごとに通算60回を限度に10万円を給付 | 10年更新 |
がん手術給付 | がんの治療で入院して手術した場合、何回でも10万円を給付 | 終身型 |
がん先進医療 | 先進医療の技術料実費を通算500万円まで給付 | 10年更新 |
療養による退院 | 退院するたびに何回でも10万円を給付 | 終身 |
女性がん入院給付 | がんで入院時は基本保障に上乗せして日額10,000円を給付 | 終身 |
がん無事故給付 | がんにならなかった場合、3年ごとに5万円または10万円を給付 | 終身 |
ただし、がん定期には手術給付と先進医療、退院に対する特約しか付加することはできず、この場合は手術給付、療養による退院給付は保障期間が主契約と同じ10年の更新タイプに変わってしまうというデメリットがあります。
アクサダイレクトのがん保険がおすすめな人
アクサダイレクトのがん保険は一定の期間においてがん保障を充実させたい人におすすめできるがん保険となっています。
- 一定の期間中、がん保障を充実させたい人
- がん保険に対して特に安い保険料を求めている男性
保険料が安いため定期タイプのがん保険として比較されることが多くありますので、保障内容の違いには特に注意して検討することが必要となります。
一定期間の上乗せ保障が欲しい人
もしも子育て中に一度でもがんを患ってしまった場合、転移や再発に対するリスクを考えると、アクサダイレクトのがん保険の基本保障だけではがんに対する保障が万全とは言えないのです。
がんを患うリスクは、生きている限り再発や転移も踏まえて考えておくべきものですので、リスクに対して様々な保障を備えておくことが理想とされています。
アクサダイレクトのがん保険は、1回きりのがん診断給付金というデメリットなどから保険期間が終身となるがん保障には不向きだと言えます。
反対に一定期間に重点をおいたがん保障として考えると、保険料も安く設定されているので大きな負担にはなりにくいというメリットがあります。
このようなことからアクサダイレクトのがん保険は、子どもが大きくなるまでの一定期間、いま加入しているがん保険の上乗せして保障を持っておきたいひとにおすすめできるがん保険となるのです。
どちらかというと男性の方がおすすめ
一定期間に対するがん保障としておすすめするアクサダイレクトの定期タイプのがん保険は、終身タイプに比べて保険料が安く設定されているため、大きなメリットがあります。
男性の方が負担が大きくなりがちな保険料は、アクサダイレクトのがん定期なら女性と同額の保険料で加入できるため、一定期間においてがん保障を上乗せして備えておきたい男性にとっては大きなメリットになるのです。
がん定期は10年更新となっており必要であれば更新して80歳まで保障をもつことが可能ですが、がんに対する保障を長期間持っておきたい場合はがん終身と保険料を比較してみるようにしてください。
アクサダイレクトのがん定期には、女性の新規加入は49歳までというデメリットがあり、終身タイプと定期タイプの選択は男性の方が幅広くなっています。
アクサダイレクトのがん保険をおすすめできない人
がん保険は再発や転移してしまったときのリスクや再発防止に対する保障も備えておくことが大切で、リスクに備えた保障は一生涯必要だといわれています。
- 一生、がんの保障が必要だと思っている人
- がん診断給付金は複数回必要だと考えている人
このように考えてがん保険を検討する場合、アクサダイレクトのがん保険はおすすめできないので、保険料の安さだけで比較検討しないように注意しておいてください。
一生の保障が欲しい人
がんの罹患率は50代から急速に上がっていくため、がんに罹患するリスクに対する準備は早めにしておくことが理想とされています。(参照:国立がん研究センター がん情報サービス「最新がん統計」)
定期タイプのがん保険の場合は保険料が安く設定されていますが、更新をしても一生涯の保障を持つことはできず、更新ごとに保険料が高くなるというデメリットがあります。
終身タイプであれば更新が必要ないため、保険料が変わることなくがん保険を継続することが可能です。
ただし、終身タイプのがん保険は一度入ると一生涯同じ内容を継続するものとなるため、新しい保障内容が販売されて入り直すと保険料が高くなってしまうというデメリットがあります。
がんに対する必要最低限の保障は終身タイプ、一時的な保障の上乗せは定期タイプなどがん保険を組み合わせて検討することも視野に入れてみる必要があります。
診断給付金が複数回出る保障が良い人
アクサダイレクトのがん保険で特に大きなデメリットといえる保障内容が、がん診断給付金が1回のみであることと、給付金額が少ないことからがんに対するリスクに備えることは難しいといえます。
がん保険のなかには、はじめてがんと診断されたときに給付されるがん診断給付金だけでなく、がんが再発したときなどに一時金を受け取ることができるがん保険が多く取り扱われています。
がんの治療に対する医療費の負担が増えることや、治療期間の減収が原因となり家計に大きな影響を与えるため、がんと診断されたあとも一時金が数年間給付され続けるがん保険もあるほどなのです。
アクサダイレクトのがん保険で、がん診断給付金の回数や給付金額が十分ではないと感じた場合は、ニーズに適した一時金が準備できるがん保険を探すべきだといえるでしょう。
アクサダイレクトのがん保険を他社商品と比較
アクサダイレクトが販売するがん保険『がん定期』に類似する商品として、同じ定期タイプのがん保険となるオリックス生命の『Wish』があります。
2回目以降、何度でも支払われるがん診断給付金や、先進医療を受けたときの一時金が強みのオリックス生命の『Wish』と比べると、アクサダイレクトの『がん定期』はどのような違いを比較して考えてみてください。
保障内容の比較 | アクサダイレクト『がん定期』 | オリックス生命『Wish』 |
---|---|---|
保険料の支払い方法 | 月払いのみ | 月払い、半年払い、年払い |
更新満了の年齢 | 80歳まで更新可能 | 70歳まで更新可能 |
がん診断給付金 | 上皮内がんを含む1回のみ一時金 | ・上皮内がんを含み何回でも可能 ・悪性新生物の診断1回のみ一時金 |
先進医療給付金 | 特約で通算500万円まで可能 | 通算2,000円まで基本保障 |
オリックス生命の『Wish』では、上皮内がんを含めてがん診断給付金が何度でも支払われ、悪性新生物と診断された場合には1回に限り、がん診断給付金とは別に悪性新生物初回診断一時金を受け取ることができます。
先進医療を受けた場合、オリックス生命では技術費用に対する先進医療給付金と同時に、1回の療養につき50万円を限度とした先進医療給付金の10%相当額となる一時金が支払われます。
がん診断給付金と入院保障が主契約となるアクサダイレクトの『がん定期』と、一時金に特化しているけれども入院保障のないオリックス生命の『Wish』では、がん診断給付金100万円を主契約をもとに保険料も比較してみましょう。
男性の保険料比較 | アクサダイレクト『がん定期』 | オリックス生命『Wish』 |
---|---|---|
20歳 | 520円 | 1,095円 |
30歳 | 650円 | 1,335円 |
40歳 | 970円 | 1,785円 |
50歳 | 1,780円 | 3,445円 |
アクサダイレクト生命ではがん診断給付金は1回のみ、さらに女性の場合49歳までしか加入できないデメリットはありますが、入院給付金として日額10,000円を無制限で受け取ることができるメリットがあります。
オリックス生命では性別による加入制限はなく、がん診断給付金100万円が複数回給付されることに加え悪性新生物と診断された際には1回のみ100万円を上乗せして給付されるメリットがありますが、入院給付金はないというデメリットがあるのです。
2つのがん保険は似ているようで保障内容に大きな違いがあるため、保険料だけで比較するのではなく保障内容と合わせて検討することが大切となります。
まとめ:アクサダイレクトのがん保険のデメリットは?口コミ・評判は?
アクサダイレクトのがん保険は終身タイプと定期タイプのどちらを選択しても、がん診断給付金とがんによる入院給付金が主契約により保障されています。
特約を付加することで先進医療や手術保障などがんに対する保障を幅広く準備することができ、保険料も他の保険会社に比べて安く設定されていると口コミでも評判です。
しかし、がんに対する備えは生きている限り必要であり、アクサダイレクトのがん保険はがん診断給付金が1回限りとなっていることから再発などへの備えが不十分であるといえます。
50歳以上の女性は定期タイプには新規加入できないというデメリットはありますが、アクサダイレクトのがん保険は一定期間におけるがん保険の上乗せを検討する際に適したがん保険だといえるでしょう。
こちらのページの情報は当サイトが独自に調査したものになります。
加入を検討されている方は必ず約款などで保障内容をご確認ください。