富国生命「未来のとびら」のデメリットは？口コミの評価も紹介

富国生命「未来のとびら」のデメリットについて解説します。

デメリットは3つです。

1. 申し込みは営業員からのみのため他社との比較検討がしづらい
   
2. 商品内容が複雑
   
3. がん診断の給付金はがんの確定診断だけでは受け取れない
   

1つ目のデメリットは、申し込みは営業員からのみのため、他社との比較検討がしづらい点です。

富国生命の加入方法は、一部（学資保険・個人年金保険）を除いて、対面となっています。

保険の加入方法は、インターネット販売や保険代理店などがあります。

保険会社の営業員から加入するメリットは、自社の保険商品に詳しく、自社が提供しているサービスやキャンペーン情報もすぐに入手することができる点です。

一方で、保険会社の営業員からの場合、当然のことながら自社の商品しか取り扱いがないため、他社の保険と比較することができません。

もし、他の会社の保険商品と比較検討してから決めたいという場合は、保険代理店

がおすすめです。

保険代理店は複数の保険商品を比較検討することができ、保険を契約するにあたって一人ひとりに合った保険をアドバイスしてくれるので安心です。

2つ目のデメリットは商品内容が複雑な点です。

複合型保障の「未来のとびら」は、保険を自分にあった内容でカスタマイズできる商品です。豊富な特約が用意されており、必要な保障のみを選ぶことができます。

しかし、複合型保障の保険は保険に精通していない人には少し難しく、わかりづらいところがあります。

死亡保障や医療保障だけでなく、がんや介護などに備えた特約がたくさんラインナップされています。

その特約の内容をひとつひとつ理解して自分に合った保障をピックアップするのは困難なため、富国生命の営業担当者に相談して決める必要があります。

3つ目のデメリットは、がん診断の給付金はがんの確定診断だけでは受け取ることができない点です。

「未来のとびら」のがん診断の給付金には、がん治療診断特約（2022）があります。がんと診断されたときに備える保障ですが、給付要件が厳しいためがんと診断されても受け取りが難しい場合があるのです。

まず、がんの確定診断だけでは給付金を受け取ることはできません。がんの治療を目的とした入院をしなければ給付金を受け取ることはできないのです。

2人に1人はがんになると言われています。近年のがん治療は入院期間が短くなり、通院しながら治療を受けられることが多くなってきています。

そのため、通院だけでがん治療をする場合に給付金が受けられないため注意が必要です。

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デメリットについてわかったところで、次は実際の評判や口コミについて紹介します。

「未来のとびら」に見られる口コミとして、

• 営業担当者が丁寧でわかりやすい
• 医療保険の保障内容が手厚い
• 複合型保障の内容がわかりづらい

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３位：東京海上日動あんしん生命「メディカルKit NEO」

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ここから富国生命「未来のとびら」のメリットについて解説します。

メリットは3つです。

1. 死亡保険が独立していて、1つの特約に対して1つの保障であるためわかりやすい
   
2. 必要な保障だけを選んで組み合わせることができる
   
3. がんと生活習慣病の特約が別となっているので生活習慣病になった後にがんになっても保障される

1つ目は、死亡保険が独立していて、1つの特約に対して1つの保障であるためわかりやすいという点です。

「未来のとびら」は死亡保障や介護保障などの特約が用意されており、1つの特約に対して1つの保障というシンプルなつくりとなっておいます。

例えば、死亡と介護に備えたい場合、これまでは途中で介護保険金を受け取ってしまうと、同時に死亡保障も消滅してしまいました。（参考：富国生命）

しかし、「未来のとびら」は途中で介護保険金を受け取っても、消滅するのは介護保障のみで、引き続き死亡保険金は継続することができます。

自分にとって必要な保障を選ぶことができ、支払い内容がわかりやすいのが特徴です。

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ここでは、富国生命「未来のとびら」の契約におすすめの人について解説します。

具体的には以下の通りです。

• 一つの保険会社で保障を組み合わせて保険設計したい人
• 保障内容が複雑なため、保険約款を読みこなせる人
  

1つ目は一つの保険会社で保障を組み合わせて保険設計したい人にはおすすめです。

「未来のとびら」の最大の特長は、必要な保障を自由に組み合わせることです。

• 独身のときは必要最低限の保障に
• 子どもが産まれたときは死亡保障を手厚く
• 老後に向けて介護保険をつける

2つ目は、保障内容が複雑なため、保険約款を読みこなせる人です。

「未来のとびら」はさまざまな特約が用意されており、自分の希望する保障を選べることができるのですが、このカスタマイズ性の高さが逆に複雑でわかりづらいところがあります。

保険にはかならず約款というものがあり、契約をするときに、必ず冊子やCDで受け取ります。

約款とは、保険の内容を詳しく書かれたもので、保険料の支払いや告知義務、また保険金を受け取る際の条件や支払額等について記載されています。

もちろん、ひとつひとつの特約にそれぞれ約款がありますので、それをしっかり読んで理解できる必要があります。そうでなければ、実際に保険金を請求するときに、保険の対象外だったなどのトラブルが発生する事態になりかねません。

次に、富国生命「未来のとびら」の契約をおすすめできない人について解説します。

具体的には以下の通りです。

• 老後に高額な保険料を払いたくない人
  
• メディコムプラス（がん保険）に魅力を感じて加入しようと思っている人
  

1つ目は、老後に高額な保険料を支払いたくない人です。

「未来のとびら」は一部保証期間が終身のタイプもありますが、基本的には定期保険です。

定期保険とは、保障期間が決まっている保険のことをいいます。

一般的に定期保険は更新をすると保険料が上がる仕組みとなっているので、年齢が上がれば上がるほど、保険料の負担が大きくなってきます。

そのため、老後に高額な保険料を払いたくない人にはおすすめできません。

2つ目は、メディコムプラスに魅力を感じて加入をしようと思っている人です。

メディコムプラスは、単体でセコム損害保険会社から加入できるため、メディコムプラスの補償内容に魅力を感じている人は直接加入することをおすすめします。

富国生命からメディコムプラスに加入するデメリットとして、「未来のとびら」に付帯すると、診断給付金（一時金）がついていません。

また、セコム損保はインターネットから自分で加入することができるので、営業担当者と話したくない場合でも簡単に加入できます。

メディコムは、公的保険を使った入院・通院費用はもちろん、自由診療まで実費を補償してくれるので安心ですね。

万が一のがんリスクだけをカバーしたいというのであれば、セコム損保単体で加入することをおすすめします。

保険の加入を検討しているときは、他社の商品と比較検討してみましょう。富国生命「未来のとびら」に似た商品で、日本生命「みらいのカタチ」があります。

「みらいのカタチ」は15種類の保障の中から自由に選ぶことができます。死亡保障や医療保障、重い病気や介護などのリスクに対応した保障が揃っているので、自分に必要な保障を選んで組み立てることができます。

＜日本生命「みらいのカタチ」が優れている点＞

• 認知症単体の保障がある（富国生命にはない）
• がん確定診断のみで保険金が受け取れる（富国生命はがんの確定診断+治療のための入院が必要）

富国生命「未来のとびら」のデメリット・口コミについて解説しました。

主なポイントをまとめると

• 自分にあった保障を選ぶことができる
• 1つの特約に対して1つの保障のためわかりやすい
• がん特約は確定診断のみでは給付金を受けることができない