50代の生命保険の選び方!おすすめ生命保険やそもそも不要なのかどうかも解説

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50代ともなると、周りの人たちも続々と生命保険に加入し、まだ加入していない人は自分も加入しなくて良いのか、不安になります。

しかし、どのような生命保険にすればよいのか、他の人はどんな生命保険に加入しているのか、また保険の選び方が難しくてよくわからないという方も多いです。

そこで、この記事では「50代におすすめの生命保険の選び方」について、
  • 50代の生命保険への加入率はどのぐらいなのか
  • 50代の生命保険の保険料はいくらぐらいなのか
  • 50代におすすめする生命保険の紹介と選び方
以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読んでいただければ、50代の人がどのような保険に加入しているのかを知ることができ、自身の保険の選び方を考えるのに役立てていただけます。

ぜひ最後までご覧ください。

内容をまとめると

  1. 50代の生命保険への加入率は90%を超えている
  2. 男性の保険料平均月額は2.4万円、女性は1.7万円
  3. 保険は独身、子どもの有無、子育て中かどうかによって選び方が異なる
  4. そのなかで、子育て中の場合は生命保険が重要となる
  5. 50代は保険の選び方よりも、見直し方法が大事
  6. 50代は個人年金保険も選択肢に入れる
  7. 保険の難しい分野は保険のプロに相談するのがおすすめ
  8. いまならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!
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50代の生命保険の加入率は? 保険料は月額いくら払っている?


50代におすすめの生命保険の選び方を紹介する前に、50代の生命保険に関する基本的な情報を整理しましょう。


まずは、50代の人がどのくらい生命保険へ加入しているのか、その加入率と、月にいくら保険料を支払っているかをデータとしてまとめました。


以下を参考に、保険の加入の必要性を実感してください。

生命保険加入率はどのくらい?

50代の人の生命保険への加入率は、実に90%を超えています。


50代前後の人の、生命保険への加入率を以下の表にまとめました。


年齢
加入率
45~49歳
93.3%
50~54歳
93.5%
55~59歳
94.1%
60~64歳
92.1%
この表が示すように、50代の生命保険加入率は非常に高い数字となっていることがわかります。

50代の方は、ほとんどの人が生命保険に加入しているといっても過言ではありません。

また、94.1%という数字は全ての年代で見ても、最も多い数字となっています。

50代のほとんどの人が、もしものときの備えとして生命保険に加入していることが窺えます。

保険料平均は?

生命保険への加入率が高いことはわかりましたが、それでは50代の人は月にいくら保険料を支払っているのでしょう。


保険料の平均についても調査しました。



男性
女性
月額
2.4万円
1.7万円
年額
29.3万円
20.6万円
このように、50代男性は家計のなかでもかなりの割合を保険料に使っていることがわかります。

また、女性も1.7万円と高めの金額であり、50代は生命保険を重要視していることがわかります。


50代におすすめの生命保険の選び方!男性・女性別に解説


ひとくちに50代と言っても、独身の方や子どもを養育中の方、子育てが終わった方などさまざまなケースがあります。


また、そもそも男女別で生命保険の考え方も異なるため、保険の選び方は人によって千差万別となります。


以下に、ケース別による保険の選び方を列挙しましたので、自分の立場に近い項目を参考にして、生命保険を選びましょう。

独身の方の選び方

まず、そもそも生命保険とは自分が亡くなった場合や、高度障害などの状態になってしまったときに、残された家族が生活に困らないように加入するものというのが前提です。


よって、独身の方の場合、そもそも生命保険自体が不要だと考えます。


医療保険にしても、自分一人が入院などになったとしても、多少の貯金があれば保険に頼ることもありません。


よって、独身の方は生命保険や医療保険に多額のお金をかけるよりも、就業不能保険個人年金保険などに加入することをおすすめします。


万が一、働けなくなってしまった場合は自分自身の生活も困るため、そのようなケースに備える就業不能保険は便利なものです。


また、何事もなく無事に定年を迎えた後の老後の生活費として、国の年金に加えて生活を豊かにするため、またその年金自体を補填するための個人年金保険も良い選択となります。

既婚・子どもなしの方の選び方

また、既婚である方であっても子どもがいない場合は、独身のときとほとんど変わらず、生命保険にそこまで重きをおく必要はありません


既婚の場合、配偶者がいるため生命保険が必要だと思われがちですが、そもそも配偶者が働くという選択肢があるため、生命保険によって多額のお金を残す必要性が低いのです。


配偶者も高齢であまり働けないというようなケースであれば、多少は保障があっても良いですが、生命保険の保険料に多くのお金を掛けるのは無駄となることが多いのです。


それに加えて、社会人の人であれば遺族年金という公的制度もあるため、民間の生命保険によってそこまで多くの保障をする必要はありません。


既婚者で子どもがいない場合は、生命保険の保障は控えめにしておきましょう。

既婚・男性・独立していないこどもありの方の選び方

一方、既婚の方で子どもが独立しておらず、家計を支えている男性の方であれば、生命保険の重要性はグンと増します。


子どもを養育中の場合は子どもが独立するまでの家計や教育費などをすべて賄う責任を負っており、一家の大黒柱にもしものことがあった場合、家計が破綻してしまう可能性が高いです。


こういったケースでは、生命保険に加入することによって家計の破綻のリスクを最小限に抑えることが非常に重要です。


そのため、子どもが独立していない男性の場合は、生命保険に加入することをおすすめします。


また同様に、病気や入院で収入が一時的にでも減ってしまう場合、家計が苦しくなることも想定されますので、医療保険でリスクに備えることも重要です。

既婚・女性・こども独立済みの方の選び方

また、既婚女性で独立済みの子どもがいる場合は、生命保険の重要性は高くありません


子どもが独立していない間は生命保険が非常に重要であることの裏返しで、自力でお金を稼ぐことができる子どもがいる場合、その人に何かあっても家計が破綻しない可能性が高いからです。


生命保険は、加入者に万が一の事態が起こっても、残された家族の生活が破綻しないように備えるものです。


子どもが独立していれば、配偶者は自力で稼ぐこともでき、万が一の場合は子どもが助けてくれることも考えられますので、生命保険の重要性は高くありません


今後、高齢が近づいてくることを考え、医療保険のほうを中心に保険を組み立てていきましょう。

50代に人気・おすすめの生命保険3つ!


それでは、実際に50代の人におすすめの保険の選び方について、具体的な保険商品を挙げてご紹介します。


こちらに挙げる保険商品はいずれもインターネット上での加入が主な加入方法で、保険料が安く、コストパフォーマンスが高いものとなっています。


以下の3商品について、詳しく解説します。

  • ライフネット生命「かぞくへの保険」
  • オリックス生命「定期保険Bridge」
  • オリックス生命「終身保険RISE」

なお、保険の比較をしやすいように、保険料は以下の条件で見積もっています。

  • 年齢:50歳
  • 性別:男性
  • 死亡保険金:500万円


ライフネット生命「かぞくへの保険」

50代におすすめする生命保険の一つ目は、ライフネット生命「かぞくへの保険」です。


かぞくへの保険の基本データは以下の通りです。

保障内容
定期死亡保険
保険料
2,233円
特徴
10年ごとの更新。医療保険やがん保険など、好みに合わせて保障を追加できる。
この保険は、被保険者が死亡もしくは高度障害状態になったとき、保険金を受け取ることができる生命保険です。

保険金は最高1億円まで設定することができるため、柔軟性のある保険です。

保険金が500万円であれば、保険料が高くなってくる年代である50代でも表のとおり手頃な保険料で加入することができるので、おすすめの保険商品です。

オリックス生命「定期保険Bridge」

50代におすすめする生命保険商品の二つ目は、オリックス生命「定期保険Bridge」です。


定期保険Bridgeの基本データは以下の通りです。

保障内容
定期死亡保険
保険料
2,301円
特徴
インターネット申込のみ、保険金額や保険期間を自由に設定可能
こちらは、窓口での申し込みではなくインターネットからのみ申し込み可能な定期死亡保険です。

ライフネット生命のかぞくへの保険と同様、手頃な保険料で加入することができます。

また、保険金や保険期間も自由に設定することができるため、自分のニーズに合わせた保険設計が可能な商品で、50代の方におすすめです。

特約も豊富なため、自分好みの保険にアレンジしてみましょう。

オリックス生命「終身保険RISE」

50代におすすめする生命保険の三つ目は、オリックス生命「終身保険RISE」です。

終身保険RISEの基本データは以下の通りです。

保障内容
終身死亡保険
保険料
11,330円
特徴
貯蓄性のある保険
こちらは、定期保険であるライフネット生命の「かぞくへの保険」やオリックス生命の「定期保険Bridge」とは異なり、貯蓄型の保険となっています。

定期保険は掛け捨てのため、支払った保険料が戻ってくることはありませんが、こちらは貯蓄型のため解約返戻金があります。

被保険者が亡くなった際に、支払った保険料総額以上の金額が解約返戻金として戻ってくるため、資産運用としても活用することがでいる人気の保険です。

保険料が戻らない定期保険はもったいないと考える方にぴったりの保険となっています。

50代は生命保険などの見直しが大切


50代という年齢は、結婚や家の購入、子育てなど人生のなかでも大きなライフイベントが一段落する年齢です。


そういった年齢では家計を見直すことが一般的ですが、見直しの項目のひとつに生命保険が挙げられます。


子育ての最中は、自分にもしものことがあったとき、子どものために備えて生命保険を大きく掛けるものですが、子育てが終わった後は大きな保障は必要なくなってきます


そのような必要保障額の変化に伴って、50代では保険の選び方よりも、保険を見直すことがおすすめです。


以下に、具体的な保険の見直し方法についてご説明します。

減額も視野に入れよう

保険は、新たに加入することや解約することだけが契約のすべてではありません。


なかには、保険を見直すという方法もあり、そのうち保険の保証金額を小さくすることを「減額」と言います。


加入当初は大きな保障が必要だったければども、ライフスタイルの変化によりその保障が必要なくなった、しかし保険自体は必要、という場合に減額が視野に入ります。


減額のいいところは、新たに保険に加入する際には必要な告知をしなくて済むところです。


告知では加入時の疾病の履歴や健康状態を保険会社に知らせなければならず、煩雑な手続きが必要です。


しかし、減額だけであればそういった複雑な手続きは必要なく、単に保険会社に連絡するだけで可能なため、選び方を考えるよりも、いまある保険契約を最大限に活かすことができます。

個人年金保険は?

また、いままで生命保険や医療保険にしか加入していなかったという50代の人には、個人年金保険もおすすめです。


個人年金保険とは、いわゆる年金と言われる公的な国民年金・厚生年金とは異なり、自身で保険料として支払った金額を積み立てて、老後に受け取るという保険商品のことです。


60歳や65歳といった、定年退職を迎える年までは保険料を払い込み、その後に一時金として、もしくは10年や15年といった期間を定めて毎月お金を受け取るという仕組みです。


自分で払い込んだお金を後から受け取るだけなので、積立預金などと基本的には同じですが、銀行の預金よりも利率が良いことが多く、将来の老後資金として活用する人が増えてきています。


この個人年金保険は、国民年金や厚生年金の上乗せとして受け取ることができるため、老後の資金として活用することが可能です。


50代はそろそろ老後のことを考えなければならない歳ですが、老後資金のことを考えるのは難しいという人には、個人年金保険の選び方を考えるのがお勧めです。

まとめ:50代は生命保険の選び方よりも見直しが大事!


50代の生命保険の選び方について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回のこの記事のポイントは、

  • 50代の生命保険の加入率は90%を超えている
  • 50代の人が生命保険に使うお金は男性で月2.4万円、女性で月1.7万円
  • 独身か既婚か、子どもがいて独立しているかいないかで保険の選び方は大きく変わる
  • 50代は保険の選び方よりも、保険の見直し方のほうが大事

です。


ライフスタイルが大きく変わる50代、特に子どもが独立したあとは保険の見直しをするチャンスです。


もし、どんな保険に見直しをすれば良いのか迷った場合は、マネーキャリア相談を利用して保険を見直しすることをおすすめします。

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