更新日:2023/04/09
心療内科・精神科の通院歴や適応障害があると生命保険に入れない?隠してもばれる?
- 今まで心療内科に受診した過去がある人や今も通っている人は生命保険に入れない理由
- 受診した過去がある人は隠さずに申し出ることが大事
- 通った過去を隠した結果、招いてしまったペナルティや損害
- 心療内科に通っている人におすすめの生命保険
内容をまとめると
- 精神疾患があると生命保険に加入しにくいのは、他の病気へのリスクが大きいと判断されるから
- 完治から5年以上経っていれば新規の契約は結べる
- 5年以内の通院歴を隠そうとしても、厳重な調査によって見つかってしまう
- 隠していたことが発覚した場合には告知義務違反となりペナルティが課せられる
- 心療内科に通院中や最後の診察から5年以内でも入れる生命保険はある
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目次を使って気になるところから読みましょう!
心療内科の通院歴があるとなぜ生命保険に加入できない?過去の受診歴でもダメ?
精神的な病は一見元気に見えるため気づかれにくく、 他人から見ると普通の人と変わらないことが多いようです。
中でも最も有名なのはうつ病といっても過言ではないでしょう。
主な原因は心への多大な負荷で、元気いっぱいで何の支障もなかったはずの心を蝕む病気です。
データでも15人に1人はうつ病にかかったことがあると結果が出ているほど、日本人の多くの人が通院した経験を持っています。
ただ生命保険はたくさんの人が通院経験があるにも関わらず、心療内科に通うと加入が困難となります。
なぜうつ病や適応障害などの精神疾患があると加入が難しいのでしょうか。
今回の記事のポイントは
- 心療内科に現在、通う人や過去に通った経歴がある人が生命保険の審査に通りにくい理由
- 受診歴がある場合は素直に申告することが重要
- 受信履歴を黙っていた人が精神疾患の告知義務違反でペナルティをおった実例
- 心療内科にかかっていても入れる商品への加入
です。
心療内科に通っている人や過去に通った経歴がある人でも入れる商品はあります。
しっかりと理解してどの商品に入るのがいいのかを検討しましょう。
ぜひ最後までご覧ください。
メンタルクリニック・心療内科の通院歴や適応障害があると保険に入れない理由
体は元気だけど心に病を抱えている人は何で生命保険に入れないのか疑問に思うでしょう。
心の病を持っている人にとって切実な問題です。
精神疾患を罹患している人が保険に入りにくい理由は独特な症状も関係します。
心の病を持っている人が生命保険に入れない主な理由は
- うつ病には希死念慮という怖い症状があり、自殺する恐れがある
- 精神疾患によって他の病気へのリスクの懸念
です。
特に注目してほしいの希死念慮という「死を願う」症状です。
うつ病の希死念慮の症状が現れるのは
- 病気が悪化したとき
- 回復期
です。
体調が良くなる回復期にも突如、希死念慮は出現するので元気に回復したようにみえる人でも油断はできません。
またうつ病や精神疾患を発症すると体は健康だと思われがちですが、他の病気へのリスクは身体的な病気と同じように潜んでいます。
例えば
- 服薬している薬の副作用と意欲などの低下によって活動する範囲が狭まることで肥満傾向になる。または意欲の低下によって痩せすぎてしまって健康に支障が出る。
- 倦怠感などによって体を動かすのが難しくなり、床ずれを引き起こす
- 運動量の減少によって便秘を引き起こす
です。
つまり身体的にも多分に大きな病気に発展するリスクを秘めています。
うつ病や心療内科に通っている人は生命保険に入りにくいのはこうした背景が関係しています。
過去の受診歴でも入れない?5年以上前なら入れる可能性も
過去に受診した経歴を持っていて完治した場合も生命保険の加入は困難なのでしょうか。
生命保険に入るときは必ず病気を告知する義務があります。
そこは体の病気も心の病気も同じです。
5年以内の受診歴を問われることが多いのでその間に心療内科に受診した経歴があると一気にハードルが上がってしまい、加入が困難になります。
しかし告知義務は5年以内の病気を申告すると定めているので、最後に受診したのが5年以上前の人は申告の必要がありません。
つまり今まで心療内科に通院したことがあったり、うつ病の診断を受けた人でも完治してから5年以上たっていれば新規の契約を結べます。
自分でどの保険が良いのか検討するのが難しい!という方には無料保険相談のご利用がおすすめです!
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心療内科の受診歴を隠して生命保険に加入した場合バレる?
心療内科に通った経歴を隠して生命保険に入った場合、本当にバレてしまうのでしょうか。
実は生命保険はお金を支払うときに厳重な調査をするといわれています。
このときに保険会社が主に調べるのは請求した契約者の
- 健康保険
- 治療期間
- 過去の治療記録
- 健康診断の記録
- 治療中の担当医などへの面談
などです。
つまり一生懸命隠して生命保険に加入できたとしても何かあって支払ってもらおうと請求すればバレてしまいます。
ただし通院や治療の記録は5年の保存が義務です。
だからどんなに隠そうとしても5年以内に通っていた人や治療をしていた人は確実にバレます。
保険証を使わないで心療内科を受診すれば告知義務違反がバレないって本当?
心療内科にかかった経歴を隠して新規に生命保険に入ろうとした場合、保険会社に隠したまま新規契約する商品に入れるのでしょうか。
心療内科に関わらず病院に受診すると保険証を使います。
保険証に受診履歴が残るため嘘の申告をしても保険会社の調査でわかってしまうでしょう。
もしも心療内科への受診経歴を偽ったことがわかってしまうと、ペナルティとして自分に返ってきます。
理由は偽って申告した場合、規約に違反したことになるためです。
心療内科に受診歴があっても入れる保険はありますので、告知義務違反してまで無理な加入を進めるのは得策ではありません。
ペナルティによって色々と弊害も起こりますのであらかじめ申告しておきましょう。
住宅ローンを組むときの生命保険でも精神科の通院歴・うつ病はばれる?
保険証を使うと履歴でバレてしまいます。
では保険証を使わずに心療内科を受診をし、受診した事実を隠して申請するとどうなるのでしょうか。
保険証の履歴も大事ですが、病院にかかるとカルテが作られます。
そのとき住所や名前などの個人情報が記録されます。
診断書を書いてもらうときも住所や名前が必要です。
そのため例え保険証を使わなくても通っていることがバレる要素はあります。
保険証を使わずに診察を受ければ自費負担となるため高額な医療費がかかります。
保険会社にもバレて生命保険に加入できず、お金も莫大にかかる可能性が高いです。
つまり保険証を使用せずとも心療内科への受診はわかってしまいますので保険証を使わないで自費負担でまかなうことは考えるのをやめましょう。
生命保険加入後に心療内科の受診歴がバレるとどうなる?
生命保険の新規申し込みを考えている人のなかには心療内科にかかったけど、薬の処方を受けずに通院もしなかったというケースもあるでしょう。
しかしどんな状況であっても生命保険への加入のときに必要な告知は心療内科に一度でも受診歴があれば申告しなければなりません。
不利になるからと心の病を黙っていると却って後悔する事態になりかねません。
生命保険は加入するときよりも何かあって保険金が支払われるときに何重にも審査される傾向があります。
そのため保険金が支払われるときに実は病歴に精神疾患があるとわかってしまうと告知義務違反と判断されてしまいます。
精神疾患があるとバレてしまったときの代表的なペナルティは
- 契約は続行されるけど保険金はもらえない
- 申告した病気が関連のないものなら保険金が支払われるケースはあるが、契約を白紙に戻す
です。
告知義務違反と判断されてしまうと自分に跳ね返ってきます。
素直に保険会社に病気のことを教えると保険に入れない恐れはあります。
しかし精神疾患を持っていても入れる保険は他にありますのでリスクを伴う行為はやめましょう。
参考1:心療内科の受診料は自費?保険適用になる?
心療内科は体に異常がある病気ではないので自費負担なのでは?と思っている人もいるかもしれません。
しかし近年は現代病ともいわれるうつ病は保険証を使えば誰でも受診料を安くできますので大丈夫です。
うつ病の治療は公的な機関も活用できますので、制度を上手に使って治療しましょう。
うつ病の人が使える公的機関は
- 医療保険の一部である傷病手当金
- 精神疾患の通院で使える自立支援医療
- 精神障害者保健福祉手帳の交付
があります。
傷病手当金は休業中でも生活に困らないようにお給料の6割を支給してくれます。
最大で1年半、支援が受けられます。
自立支援医療は通院するにあたって医療費の負担が安くなる制度です。
精神障害者保健福祉手帳は交付してもらうだけで様々な割引を受けることができます。
いずれにしても通院中の生活を楽にしてくれる制度なので遠慮せずに活用しましょう。
参考2:保険証を使わずに自費診療をすることはできるのか
保険証を使うのはためらわれる理由がある場合、保険証を使わずに医療を受けるのは可能です。
しかし医療費を全額、負担しなければなりません。
保険証を利用すれば多くても3割程度の負担にとどめられます。
心療内科へ受診した場合、医療費の他、服薬する薬の代金なども含まれますので1回の診察でも自費負担だと高額です。
精神疾患はすぐに治る病気ではありません。
通院が長くなればそれだけお金がかかります。
そのため自費負担にできますが、保険証を使って少しでも負担を減らすのが賢明です。
生命保険加入後に心療内科を受診した場合は追加告知が必要?
生命保険に入った当時は元気だったけどその後に心療内科に通院した場合、保険会社に報告する必要があるのでしょうか?
生命保険に加入した後に何らかの異常を感じて心療内科にかかってもわざわざ連絡して申告する必要はありません。
また新たな契約をした後で心の病に罹患した人は、生命保険を更新するときも申告の義務はありません。
契約した時点で身体的・精神的に元気なら問題なく更新の手続きができます。
契約時に元気だった人は大丈夫です。
ただし今、入っている保険を解約して新規に保険の加入は困難なので注意してください。
更新手続きは問題なくできるので今、利用している商品を上手に活用しましょう。
現在入っている保険を見直したい、入っている保険に不満があるという方は無料保険相談窓口に相談するのがおすすめです。
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参考:加入後に病名がうつ病と診断されカウンセリングを受けていても保険金はおりる?
生命保険に新規で入った後に精神疾患に罹患した場合、他の病気に罹患して保険を請求することは可能なのでしょうか。
生命保険に加入してから心の病と診断された人なら病気のために請求しても、生命保険に入る時点で心身ともに元気なら問題ありません。
特に心配なのは手術をすることになった場合でしょう。
どんな手術をするのかによって医療費は全く違います。
いずれにしても保険でおりないと全ての医療費を自身で払わなければないため大変です。
手術の診断書は既往症を書く欄があるので不安になる人がいるようです。
でも既往症は契約したあとにかかった病気も対象なので心配ありません。
しかし新規に保険に加入した時点で発症してなけば規定に違反していませんので大丈夫です。
心療内科に通院中や最後の受診から5年経っていなくても入れる生命保険はある!
心療内科に通っている人や受診歴があって完治から5年以上経過していない人でも入れる保険はあります。
病気を隠すことを考えるよりも入れる別の商品を探してみましょう。
代表的な保険は
- 申告の条件がゆるい引受基準緩和型の保険
- 申告をしなくていい無告知型保険
- がん保険
です。
条件つきですが、入れる商品はあるので入れる確率が高いものを探しましょう。
では精神疾患を持っている人でも大丈夫な保険を紹介します。
いろんな種類がありすぎてどれが一番良いか分からない!自分で決めるのは面倒臭い!という方には、無料保険相談窓口の利用がおすすめです。
あなたに最適な保険商品を保険のプロが提案してくれます。
引受基準緩和型の生命保険・医療保険
生命保険や医療保険はその保険会社の基準にのっとって健康状態によって加入できるかどうかが決まります。
引受基準緩和型の生命保険や医療保険の場合は基準となる健康状態を他の保険に比べて緩く設定されています。
つまり持病があっても一定の基準をクリアしていれば誰でも入ることができます。
精神疾患を持っていても入院したことがない人や一定期間の入院や手術を受けていない人は審査が通りやすいので申し込んでみるといいでしょう。
ただし加入の基準を緩和している分
- 告知基準が厳しい商品よりも高い
- 加入してから1年は支払われる保険料が少ない
といった条件があります。
しかし何かあったときに保障されれば精神的に楽でしょう。
病気があって他の保険は諦めた人も入りやすいので一度、申し込んでみましょう。
無告知型保険の医療保険・生命保険保険
生命保険や医療保険の中には告知する必要がない商品もあります。
無告知型の保険なら病気を伝えなくていいので心の病を持っていても安心して申し込めます。
ただし無告知型の保険は保険料が高いことや保険料の支払いの基準が厳しいなど欠点もあります。
しかし保険に入っておけばもしものときに治療費の心配がありません。
それでも高いとためらう人は外貨で積み立てる外貨建て保険だと安い商品があります。
申し込むときに病気について伝える必要がない商品なら心の病を持っている人も選択肢が広がります。
経済的な面も考慮してどの商品を選ぶかが大切です。
がん保険
心の病はあるけど何らかの安心を得たい人は罹患してしまうと医療費が高いがんに特化した商品を選ぶのも1つの手です。
がん保険なら精神疾患を持っていても入れる場合がほとんどです。
がん保険は過去にがんに罹患していなくて検査で問題がなく、入院をしていない人なら入れるチャンスが多い商品です。
近年はがんに罹患する確率が高くなっています。
がんの治療にはお金も凄くかかります。
他の病気と比べても医療費が高く、場合によっては国にまだ認められていない薬を使ったり治療法を試す場合もあります。
ときには自費負担でまかなう可能性も秘めている病気です。
特にまだまだ治療が確立されていない分野のがんはお金がかかります。
そのため精神疾患を持っていても条件をクリアできる場合は加入しておくといいでしょう。
精神疾患のある方、5年以内に通院歴がある方はどの保険なら入れるのかお悩みだと思います。
精神病を患っていて保険加入を考える際は、自分に適した保険を選ぶために保険のプロに無料相談してみることをおすすめします。
今なら、スマホ1つで保険相談をすることができます。是非ご検討ください!
まとめ:心療内科の受診歴があっても入れる生命保険はある!
心の病を持っていて心療内科に受診中であっても保険に全く入れないわけではないことを説明しました。
記事のポイントをまとめると
- 心療内科に通った経歴があると新規で生命保険に入るのは難しい
- 完治して5年以上経過していてば生命保険の加入はできる
- 現在も通っていることや過去に通った経歴を隠して生命保険に入ってもお金を支払ってもらうときに厳重にチェックするのでバレてしまう
- 受診歴を偽って生命保険に加入した場合はリスクが高い
- 生命保険に新規で契約した後に発症した場合は報告する義務はない
- 精神疾患を持っていても入れる商品はある
でした。
心療内科への受診をすると病気の申告が必要な商品に入るのが困難です。
しかし心の病を持っていても入れる保険はあります。
ただでさえ新しい契約をするのはエネルギーを使います。
駄目かもしれないと思いながら申請するよりも、入れる可能性が高いところを選択したほうが精神的に楽です。
心の病を持っている人は自身が入れる条件の商品を探しましょう。