更新日:2020/11/16
子供や赤ちゃんの顔のほくろ除去は保険適用?何歳からできる?ほくろ除去クリームの効果はある?
- 子供のうちに除去しても大丈夫?
- 費用はどのくらいなのか?
- ほくろ除去は子供でもできるのか
- 切除手術とレーザー治療の違い
- 保険は適用されるのか
- どのような注意点があるのか
- ほくろ除去クリーム:メリット・デメリット
内容をまとめると
- 皮膚科で受診して、悪性のほくろであれば保険適用の可能性が高い
- メスによる切除、くりぬき、高周波メス・電気メスによる切除なら保険適用
- レーザーによるほくろ除去は保険適用外
- 15歳以下なら公的な医療費助成制度を利用できる
- ほくろの除去に医療保険が適用されるのか個別に詳しく知りたい方は保険のプロに無料相談をするのがおすすめ
- 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう。
目次を使って気になるところから読みましょう!
子供や赤ちゃんの顔のほくろ除去に保険は適用されるの?レーザー治療は?
子どもや赤ちゃんに目立つほくろがあると心配になってしまいますよね。
ほくろ除去が保険適用になる場合とは?
ほくろ除去の保険適用には、
- 保険適用可能な病院を受診すること
- ほくろの状態
- 施術方法
以上のような条件があります。
1つずつ解説していきますので、ご確認ください。
1、保険適用可能な病院
まずは保険適用可能な病院についてですが、これは皮膚科であれば対応してもらえるようです。
最初から除去を検討している場合、最寄りの外科を受診されるケースもあるかもしれませんが、まずは皮膚科の病院相談した方がよさそうですね。
2、ほくろの状態
次にほくろの状態についてです。
ほくろから出血してしまうものや生活に支障をきたすものなどは悪性のものと判断され、保険適用の可能性があります。
また、医師が今後悪化の可能性があると判断した場合にも保険が適用されます。
特にメラノーマと呼ばれる皮膚がんはほくろとよく似ていて、医師の判断が必要になります。
3、施術方法
最後に、施術方法ですが、保険が適用される施術方法には、主として3つがあげられます。
メスによる切除、くりぬき、高周波メス・電気メスによる切除です。
レーザーによる除去は、基本的には保険適用外となりますので、次の項目で解説します。
ほくろ除去が保険適用にならない場合とは?
それでは、ほくろの除去に関して、保険が適用にならない場合について解説していきます。
近年、注目されているレーザーによるほくろ除去は、基本的に保険適用外です。
保険適用の判断には、ほくろの状態や除去のための施術方法が関わっていると前述しましたが、レーザー治療は、施術方法として保険対象外になっています。
ただし、ほくろの大きさや状態によっては、保険診療よりも費用が安くなる場合があるようです。
一般的に美容目的と判断される場合、つまり、本来的に除去しなくても生活に支障がないと判断されてしまうと保険は適用されません。
医療機関によって判断が異なることもありますので、ほくろの除去を検討する際には、まず最初に医師に相談するのがよいでしょう。
その他にも個別の事例に対して保険適用されるのか、自分では判断ができないときがあると思います。
そのようなときは専門的な知識を持っている保険のプロに無料で相談をしてみることをおすすめします。
今ならスマホ1つでお金のプロに無料で相談をすることができるので、この機会に今ある悩みを解決しましょう。
子供のほくろを取りたい!ほくろ除去の費用はいくらくらいかかるの?
いざほくろの除去を決めたとして、気になるのは費用面ですよね。
特に子どもの場合、年齢によっては季節ごとに体調が変化してしまうことも考えられます。
突然の体調不良で病院に行くことも多いかもしれません。
できれば医療費について、あらかじめ知っておき、備えておきたいものです。
前述しましたが、ほくろの除去には保険が適用となる保険診療と保険適用がされない自由診療があります。
両者を比べた際に、どの程度の差があるのでしょうか。
以下では保険診療の場合と自由診療の場合とではどのような違いがあるのか、費用面も含めて解説していきます。
互いの特徴をご理解いただき、ご自身やご家族の場合にはどの方法が適切なのかを判断する参考となさってください。
公的医療保険が適用される場合のほくろ除去の費用は?
子供が病院にかかる際、地方自治体の医療費助成制度が使用できることをご存知ですか。
参考:平成30年度「乳幼児等に係る医療費の援助についての調査」(厚生労働省)
全国の都道府県において、医療費への助成制度が実施されています。
特に子供の医療費への助成は手厚く、全額補助(無料)になる場合や一部負担で済む場合も多いようです。
この助成制度は多くの場合で、15歳(中学校卒業)までの子供に適用されるものとなっており、条件が当てはまればだれでも受けることができます。
また、自治体によっては複数の助成制度を併用して運用していることがあるため、環境によっては複数の補助が受けられることもあるようです。
まずは各県や市町村の窓口にご相談ください。
民間の医療保険が適用される場合の費用は?
民間の保険会社が提供している医療保険では、さまざまな医療行為に対する保障が用意されていますが、その中でほくろの除去に関する項目がある保険は非常に少ないようです。
ただのほくろではなく、悪性のメラノーマ(悪性黒色腫)等であった場合には保険適用となる場合もあります。
医療保険が適用になった場合に保障される内容としては、
- 手術給付金
が当てはまります。
手術をともなうほくろ除去の治療目安金額は、1ヶ所につき1万円~2万円。
ほくろの大きさは1ヶ所を3ミリ~5ミリを目安として計算される場合が多くあります。
ある医療保険では、外来での手術給付金が最大5万円。
そのため、上記の場合だと手術給付金が支給されれば5万円まで治療費は実質無料ということになります。
これら医療保険での保障については、加入者の年齢や性別、特約などの条件によって変化が生じます。
あらかじめ保険の担当者に確認をしておくことが必要です。
また、保険適用に関わる判断は医師による部分が多いため、医療機関での相談が不可欠です。
ここまで読んでも、実際に自分や自分の子供がほくろの除去をするとなった時に自分で保険適用されるのか判断できない方が多いと思います。
そのようなときは専門的な知識を持っている保険のプロに無料で相談をしてみることをおすすめします。
今ならスマホ1つでお金のプロに無料で相談をすることができるので、この機会に今ある悩みを解決しましょう。
保険が適用されない場合のほくろ除去手術の費用はいくら?
保険が適用されない場合のほくろ除去について、費用は全額負担になります。
医療機関によるほくろの除去に関しては、施術方法の他、ほくろの形状や大きさなどによって費用が変化するようです。
レーザー治療の場合を例にとると、ある医療機関では3ミリ以下のほくろを対象としているとのこと。
3ミリ以上になってしまうと施術が複数回になってしまい、料金も高くなるとのことです。
また、基本的に悪性のものと疑われる場合には最初から切除手術を適用するそうです。
レーザーによるほくろ除去は、除去するほくろの大きさや個数によっても変わりますが、1個の場合は1万円~2万円になるようです。
診察の方法やレーザー使用の回数などによっても費用が変わってくるようですので、受診される病院などであらかじめ確認をしておく必要がありそうですね。
子供や赤ちゃんのほくろ除去は、何歳からできるの?年齢制限はある?小学生なら大丈夫?
ほくろの中には生まれつきあるもの(黒あざ)もありますが、生後1歳~2歳のころからでき始めるものもあるとか。
そのころから生活に支障がありそうな場合には、ほくろ除去を検討し始めることもあるでしょう。
ほくろの除去については、一般的に年齢制限などはなく、基本的には赤ちゃんでも小学生でも受けることができます。
また年齢が若いほど自然治癒能力が高く、たとえほくろ除去の際に深い傷を負ってしまっても、後にきれいに治ることが期待できます。
紫外線などを浴び続けてしまうことによって、新たにほくろができてしまうこともあり、さらに体質や加齢によって、ほくろが大きくなっていくことも考えられます。
大きくなってしまうと除去の際の傷も大きくなり、処置も複数回にわたることもあります。
一般に、自然治癒力が最も高いのは10歳前後と言われています。
回復力だけでなく費用面からも、ほくろ除去するのであれば若いころから検討した方がよさそうです。
子供のほくろ除去手術での注意点は?
子供がほくろ除去にはメスを使った手術やレーザーを使った除去処置が必要となります。
具体的に処置を受ける際、どのようなことに注意する必要があるのか、気になりますよね。
一般的にほくろの除去は小さな範囲を対象としていますので、局所麻酔を施してから処置をすることになるようです。
ただし、子供の場合は全身麻酔を使用することになります。
これは、恐怖や痛みなどによって体が動いてしまうこともあるためで、子供の安全を考えてのことです。
また次のような場合は特に注意が必要です。
- アレルギーがある場合
- 風邪をひきやすい体質である場合
- 普段から常用している医薬品がある場合
上記のようなことがある際には、最初から医師に伝え、相談しておきましょう。
ほくろ除去クリームは効果があるの?子供や赤ちゃんに使っても大丈夫?
ほくろの除去を行う際、病院に行かなくてもできる方法があります。
それがほくろ除去クリームを使うという方法です。
ほくろ除去クリームとは、「ほくろを除去する効果のあるクリーム」のこと。
現在、日本国内ではほくろ除去クリームを市販している場所はなく、一般のドラッグストアなどでは入手することはできないということです。
そのため、ほくろ除去クリームを手に入れる際には、インターネットを利用して購入するか、個人輸入を行っている業者を通じて入手する必要があります。
しかし、こうした品物の中には安全性が不確かなものも含まれていますので、注意が必要です。
無用なトラブルに巻き込まれないためにも、十分な下調べと基本的な知識を身につけておくことが大切となるでしょう。
多くの場合、ほくろ除去クリームは皮膚を溶かしてほくろを除去するタイプになりますので、注意が必要となります。
つまり、確実に除去できるわけではなく、取れたという人もいれば返ってシミや傷跡が残ってしまったという人もいます。
ほくろ除去クリームのメリットは?
ほくろ除去クリームを使用するメリットは、なんと言っても手軽であるという点でしょう。
前述していますが、医療機関で美容目的としてのほくろ除去を行うと、ほくろ1つあたり数千円~1万円ほどの費用がかかります。
除去する予定のほくろが少ないのであれば、積極的に検討してもいいかもしれませんが、ほくろの数が多くなっていくと費用が非常に多くなってしまいます。
それに比べると、ほくろ除去クリームを使用する方法は、費用面での負担が少なくて済みます。
1本購入してしまえば、いちいち上院に行かなくてもいいですし、お風呂上りや休日などの好きなタイミングで除去を試みることができます。
また、いくつのほくろに対して処置をしても、値段は変わりません。
ほくろ除去クリームのデメリットは?
ほくろ除去クリームのデメリットは、前述の通り、安全性が確保されていない点と効果に個人差がある点をあげることができます。
ほくろ除去クリームは日本国内での正規販売が行われておらず、入手ルートが限定されています。
一般的な位置付けとしては「海外の民間療法」という程度なのだそうです。
そのため、商品によっては国内の安全基準に適合しないものもあるようです。
ほくろ除去クリームを使用したところ、塗布した患部が火傷状態になってしまったというケースもあります。
基本的に海外の商品は、成分自体が海外での基準で配合されたものになっていますので、日本人が使用した場合には体質に合わないことも考えられます。
国内で正式に販売されていないものですので、健康上のトラブルが起きるかもしれないということは理解しておく必要がありそうです。
まとめ:子供のほくろ除去は保険適用!気になるなら早めに皮膚科に相談しよう
子供と赤ちゃんに関するほくろの除去について述べてきましたが、いかがでしたか?
この記事のポイントは
- 年齢制限は無し:子供や赤ちゃんでもほくろ除去は可能!
- レーザー治療は保険の適用外:保険適用には条件がある
- ほくろ除去の費用:保障医療保険や助成制度もある
- 子供のほくろ除去手術での注意点:手術や麻酔使用に注意!
- ほくろ除去クリーム:手軽にできるが効果は個人差あり!
- まとめ:子供のほくろ除去は保険適用!気になるなら早めに皮膚科に相談!
となっています。
ほくろの除去については、メラノーマなどの悪性のものや医師の判断で必要となった際には保険が適用されます。
しかし、美容目的と判断された際には保険が適用されません。
近年話題のレーザー治療は基本的に保険の適用外となっていますが、場合によっては保険を使用する場合よりも安価で済むことも。
ほくろ除去クリームは、効果に個人差があり、場合によっては火傷のような状態になることあるため注意が必要です。