更新日:2023/04/24
糖尿病でも医療保険に入れる?加入しやすい医療保険をご紹介!
糖尿病でも加入しやすい医療保険を知りたいという人は多くいらっしゃるのではないでしょうか。実は、糖尿病でも加入しやすい医療保険があるんです。今回は、医療保険の相談ができるおすすめの相談窓口と特定疾病でも加入しやすい医療保険をご紹介します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
糖尿病でも医療保険に加入できる場合がある
糖尿病になってしまった場合、医療保険に加入できないと考えている人も多いのではないでしょうか。実際は、糖尿病になってしまっても医療保険に加入できる場合があります。
しかし、医療保険に加入する際は、保険会社に正しい告知を行う必要があり、告知義務違反をしてはなりません。
本段落ではこれらについて、詳しく説明します。
加入できる場合①正しい告知を行う
糖尿病の人が医療保険に加入する場合は、保険会社に正しい告知を行うことが義務付けられています。
告知の内容は加入する保険会社にもよりますが、一般的には下記の項目になります。
- 過去の病気や怪我
- 現在の健康状態
- 持病の有無
- 人間ドック・健康診断の結果
- 身体の障害
- がんの罹患履歴(がん特約を希望する場合)
- 妊娠の有無
- 仕事内容や業種
これらの告知内容によって、保険料が変動したり、医療保険に加入できない場合があったりします。
告知内容に不明点や疑問点がある場合は自己判断をせずに、医療保険会社に相談するようにしましょう。
加入できる場合②告知義務違反はNG
医療保険に加入する際の告知について、契約違反や、虚偽の告知をした場合は、契約は「解除」または「取り消し」となり、保険金は支払われません。
医療保険が「解除」になった場合、契約はなかったこととなるため、保険金や給付金は支払われません。契約を解除したことにより「解約返戻金」が発生した場合は、支払いが行われます。
しかし、次のケースでは、保険会社は医療保険を解除することができません。
- 保険加入日から2年以上経過している場合
- 保険会社が解除の原因を知ってから1か月以上解除しなかった場合
- 保険会社から告知妨害されたり告知義務違反を勧められたりした場合
一方で、医療保険の加入から2年以上経過しており、重大な告知義務違反があった場合は「取り消し」となり、支払った保険料が戻ってくることはありません。
また、故意に虚偽の申告をした場合だけでなく、告知内容を誤っていたり、申請が漏れていた場合にも告知義務違反となるため、注意が必要です。
糖尿病でも加入しやすい医療保険
糖尿病でも加入しやすい医療保険は下記の3つです。
- 引受基準緩和型
- 無選択型
- 特定疾病・特定部位不担保法
一般の保険の場合、糖尿病の発症年齢やその他の疾患の有無などが細かくチェックされるため、加入できないケースもあります。
一般の保険への加入が難しい場合は、「引受基準緩和型」「無選択型」「特定疾病・特定部位不担保型」の保険への加入を検討するのがおすすめです。 これら3つの保険の特徴について、詳しく解説します。
加入しやすい医療保険①引受基準緩和型
糖尿病でも加入しやすい医療保険の1つ目として「引受基準緩和型」の保険が挙げられます。
引受基準緩和型の医療保険とは、一般的な保険と比べて、簡単な告知を行うだけで加入できる医療保険で、2〜6項目の告知で加入することができます。
しかし、加入がしやすいというメリットがある一方で、一般的な保険に比べて、保険料が割高になりやすいというデメリットもあります。
加入条件を確認したうえで、加入前には保険料も確認しておくことが重要です。
加入しやすい医療保険②無選択型
糖尿病でも加入しやすい医療保険の2つ目として「無選択型」の医療保険が挙げられます。
無選択型の保険とは、健康状態に不安のある人向けの商品で、健康状態の告知の必要がなく、持病や既往症がある人でも加入することができます。
しかし、誰でも加入できる一方で、一般的な医療保険に比べて、保険料が割高になるデメリットもあります。場合によっては支払った保険料より保障額が少なくなるケースもあります。また、無選択型の保険特有の制約がある場合もあるため、加入の際には注意が必要です。
一般の保険や引受基準緩和型の医療保険を検討したうえで、選択肢がない場合は無選択型を検討するようにしましょう。
加入しやすい医療保険③特定疾病・特定部位不担保法
糖尿病でも加入しやすい医療保険の3つ目として「特定疾病・特定部位不担保法」の医療保険が挙げられます。
「特定疾病・特定部位不担保法」の医療保険とは、特定の疾病または特定の部位を一定期間保障の対象から外して契約することができる医療保険です。
この特別条件が適用されるかは、保険の申込みの際に保険会社が判断します。そのため、場合によっては特別条件が適用されない場合もあるため、注意が必要です。
加入者は、保険会社から提示された条件で、保険に加入するかを最終的に判断します。
医療保険の無料相談ができる相談窓口4選!
本段落では、医療保険の無料相談ができる窓口を4つ、紹介します。
医療保険の無料相談ができる窓口は下記です。
- マネーキャリア
- ほけんのぜんぶ
- 保険見直しラボ
- 保険市場
本段落では、上記の窓口4つの特徴やサービスの内容に加え、どのような人におすすめかを紹介します。
おすすめの無料相談窓口①マネーキャリア
おすすめの無料相談窓口の1つ目は「マネーキャリア」です。
▼マネーキャリアの特徴
- 保険相談満足度93%以上
- 保険相談件数12,000件以上
- 取扱保険会社数40社以上※業界トップクラス
- 3,000人以上の優秀なFPが在籍
マネーキャリアは、提携FP(ファイナンシャルプランナー)が3,000人、相談満足度93%を誇る、国内最大級の保険相談サービスです。みんなのお金ドットコムでも堂々の1位に輝いており、申込件数は累計で12,000件にものぼります。
オンラインで自宅から気軽に相談することができ、納得がいくまで何度でも相談が無料です。申し込みフォームより約30秒で申し込みができ、ヒアリングや面談の日程調整はすべてLINEで行うことができます。
また、対面でじっくりと相談したい方は、出張相談も無料で可能で、一部の離島を除き、全国どこでも出張相談を受けることが可能です。 時間や場所を選ばず、手軽に相談ができるため、忙しくてなかなか時間が取れない方ににぴったりのサービスです。
おすすめの無料相談窓口②ほけんのぜんぶ
おすすめの無料相談窓口の2つ目は「ほけんのぜんぶ」です。
▼ほけんのぜんぶの特徴
- 316名のFPが在籍
- 取扱保険会社数35社以上
保険のぜんぶは、子育て世帯から選ばれている保険の相談窓口です。30社以上の保険を取り扱っており、提携しているFPも300人以上のため安心して相談することができます。
また、保険のぜんぶは「信頼度」「安心して相談できると思う」「子育て世帯のパパ・ママにおすすめしたい」の3つのランキングでNo.1を獲得しており、累計申込件数は約19万件、子育て世帯の相談件数は15,000組と、多くの実績があるのが特徴です。
こちらも24時間365日、Webや電話で相談することができ、保険はもちろん、教育資金や家計の見直しなどについても相談することが可能なため、子育て世帯にはぴったりの相談窓口です。
おすすめの無料相談窓口③保険見直しラボ
おすすめの無料相談窓口の3つ目は「保険見直しラボ」です。
▼保険見直しラボの特徴
- お客様満足度97.3%の相談実績
- 業界経験年数平均12.1年のベテラン相談員
- 訪問保険相談をしたい方におすすめ
保険見直しラボは、訪問タイプの保険相談をしたい方におすすめです。
訪問保険相談とは、あなたが指定した場所にFPや相談員が訪問してくれる相談形態のことを指します。
保険見直しラボの最大の特徴は業界経験年数が長いスタッフのみが在籍している点です。
多くの事例を経験しているFPに相談したい方は保険見直しラボでの保険相談がおすすめです。
おすすめの無料相談窓口④保険市場
おすすめの無料相談窓口の4つ目は「保険市場」です。
▼保険市場の特徴
- 取り扱い保険会社数94社、取り扱い商品数は334つ
- オンライン相談実績が8万件を突破
- お客様満足度は97.9%
保険市場は保険の比較、相談ができる日本最大級の保険の情報サイトです。
取り扱い保険会社数は94社、取り扱い商品数は344商品にものぼり、豊富な選択肢から提案してもらえるのが大きな特徴です。
また、オンライン相談では相談実績が8万件を突破しています。保険の相談や見直しが自宅で手軽に行え、お客さま専用の設計書や商品パンフレットを見ながら保険の検討が可能です。
Web上では保険料のシミュレーションができたり、不明点をアバターにチャットで相談できたりと、Web上のサービスが充実しているのも特徴です。
お客様満足度も97.9%と非常に高いため、オンライン相談を検討している人にはおすすめの相談窓口です。
糖尿病について
糖尿病は我々の身近にある病気の1つです。
令和元年に行われた「国民健康・栄養調査」では、糖尿病を指摘されたことがある人は17.0%にも登りました。また、 糖尿病は「太っている人がなりやすい」というイメージがありますが、体型や年齢関わらず、多くの人が糖尿病になっています。
糖尿病は合併症を引き起こす可能性が高いうえ、生活習慣の改善なども合わせて、長期的に付き合っていかなければならない病気です。また、糖尿病治療において、一番の鍵を握るのは自分自身であることを理解し、規則正しい生活を心掛ける必要があります。
糖尿病とは?
糖尿病とは、血液中のブドウ糖が増え、高血糖の状態が慢性的に続いてしまう病気です。網膜症・腎症・神経障害の三大合併症を伴うことも特徴の1つです。
糖尿病の症状としては下記が挙げられます。
- 喉が渇く
- 尿の回数が増える
- 体重が減る
- 疲れやすくなる
また、血液中のブドウ糖が増えてしまう要因には、インスリンが十分に働かないことが挙げられます。インスリンが十分に働かなくなると、血統をうまく細胞に取り込むことができなくなります。
糖尿病の種類
糖尿病は、大きく分けて「1型糖尿病」と「2型糖尿病」の2つの種類に分けられます。
これら2つの特徴は下記の表の通りです。
1型糖尿病 | 2型糖尿病 | |
---|---|---|
発症年齢 | 若年層に多い | 中高年層に多い |
症状 | 急激に症状が現れる | 症状が現れないこともある |
体型 | 痩せ型に多い | 肥満に多い |
原因 | インスリンを作るβ細胞が壊れる | 生活習慣や遺伝的影響 |
治療方法 | インスリンの注射 | 食事療法・運動療法・飲み薬など |
1型糖尿病と2型糖尿病でそれぞれ特徴や治療方法が異なります。特に、2型糖尿病に関しては症状に気付きにくいため、合併症になり、はじめて発覚するケースがあります。
合併症の種類
糖尿病はさまざまな合併症を引き起こす恐れがあります。
合併症の種類としては下記が挙げられます。
- 糖尿病神経障害
- 糖尿病網膜症
- 糖尿病腎症
- 動脈硬化
糖尿病には、三大合併症があり、「糖尿病神経障害(神経の障害)」「糖尿病網膜症(目の障害)」「糖尿病腎症(腎臓の障害)」に加え、動脈硬化を引き起こす事もわかっています。
糖尿病神経障害では、手足のしびれや痛み等の感覚異常があらわれ、糖尿病網膜症は最悪の場合、失明に至ります。糖尿病腎症では老廃物を尿として排出する腎臓の機能が低下してしまい、動脈硬化は心臓病や脳卒中を引き起こすため、直接死亡リスクに関わってきます。
これらの合併症は糖尿病自体に自覚症状がない場合でも、水面下で同時進行しているということが少なくありません。
しかし、血糖値のコントロールを適切に行うことができれば、合併症も予防できるため、しっかりと治療を行うことが重要です。
糖尿病の医療保険に関するよくある質問
本段落では、糖尿病の医療保険に関するよくある質問をまとめました。
- 告知義務違反はいつばれるの?
- 糖尿病でも入れる保険は保障が手薄なの?
上記の2つの質問について、詳しく解説します。
告知義務違反はいつばれるの?
医療保険に加入する際の告知義務違反は、保険会社に保険金を請求した際にバレます。
保険金の請求をする際は、保険会社に医師の診断書を提出する必要がありますが、その診断書に、過去の病歴や治療歴も明記されているためです。また、場合によっては、病院へ内容の照会を行うケースもあります。
また、同じ保険会社で他の保険を契約する際も、告知内容を調査されます。保険の加入時期が開いている場合、その内容に変更がないかを調査するため、虚偽の告知をした場合はバレてしまいます。
糖尿病でも入れる保険は保障が手薄なの?
糖尿病で加入できる保険は、一般的な保険に比べて、保障が手薄な商品もあります。
しかし、保障内容が手薄なものばかりではないため、加入前にしっかりと吟味することが必要です。また、糖尿病患者は一般の人に比べて、三大合併症を発症するリスクが高いため保険料が割高となっています。
加入する際には、保障内容と保険料を把握したうえで、自分にとって最適なものを検討するようにしましょう。
まとめ:糖尿病で医療保険に迷っているなら無料の保険相談窓口を利用しよう!
本記事では糖尿病になってしまっても医療保険に加入できるのか、医療保険の種類やおすすめの相談窓口、糖尿病とはどのような病気かを解説しました。
糖尿病になってしまって医療保険への加入を諦めていた方や、今後のために加入を検討している方は、本記事の内容を参考に早めに検討することをおすすめします。
- 医療保険に加入する際は、告知義務違反に注意して、正しい告知を行う必要がある
- 糖尿病でも加入しやすい保険は「引受基準緩和型」「無選択型」「特定疾病・特定部位不担保法」
- 保険の相談窓口はそれぞれの事情に合わせて適切なものを選ぶ
- 糖尿病とは身近にあり、合併症を引き起こす可能性がある
以上、いかがでしたでしょうか。
医療保険を選ぶうえで、どのプランが良いのか、どの窓口に相談するかなど、悩みのタネも多いことかと思います。保険のプロに相談することで、自分に最適な保険を知ることができます。
・医療保険に加入する際は、告知義務違反に注意
・糖尿病でも加入しやすい保険は「引受基準緩和型」「無選択型」「特定疾病・特定部位不担保法」
・保険の相談窓口はそれぞれの事情に合わせて適切なものを選ぶ
・糖尿病とは身近にあり、合併症を引き起こす可能性がある