更新日:2023/03/08
太陽生命の認知症保険のデメリットは?評判・口コミは?
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目次を使って気になるところから読みましょう!
太陽生命の認知症保険のデメリット
太陽生命の認知症保険のデメリットについて気になりますよね。
ここでは、太陽生命の認知症保険の特徴を踏まえ、3つのデメリットを解説します。
- 契約期間が10年または終身しかない
- 加入から1年間は保険金が50%となる
- 認知症に限定されているため保障範囲が狭い
デメリットがわかれば、加入するかどうか判断の手助けになります。
契約期間が10年または終身と選択肢が少ない
最初のデメリットは、太陽生命の認知症保険は、契約期間が10年または終身と2つしかないことです。
それぞれの特徴は以下の通りです。
保険期間が10年の場合、
- 保険料は10年後上がる
- 終身に比べて保険料は安い
- 10年経って更新するかどうか考えなくてはならない
保険期間が終身の場合、
- 保険料は加入中ずっと同じ
- 10年に比べて保険料は高い
- 解約しない限り保障は一生涯
家族構成やライフステージは人それぞれですから、認知症保険が必要だと考えるタイミングもまた人それぞれですね。
家族構成やライフステージが変わったタイミングで保険を見直したい、と考える人には保険期間が10年と終身しかないのは、選択肢が少なくデメリットです。
加入から1年間は保険金が50%となるため加入後すぐに保険金受取条件になったときは受け取れる保険金が少ない
2つ目のデメリットは、太陽生命の認知症保険は、保険に加入してから1年以内に認知症と診断された場合は、受け取れる保険金額が50%になってしまうことです。
理由は、持病がある人や健康に不安をかかえている人でも簡単な告知で加入できるからです。
糖尿病や高血圧などの生活習慣病を患っている人は、早期に認知症になるリスクも高いといわれています。
そのため、太陽生命は加入後1年以内の保険金額を半額に設定することで、支払う保険金額を抑えようとしています。
告知項目が少ないので、持病のある方でも加入しやすい認知症保険となっています。
持病がある人にはメリットと感じるでしょうが、健康な人にとってはデメリットでしょう。
保障が認知症に限定されているため保障範囲が狭い。介護全体をカバーすることはできない
最後のデメリットは、認知症保険に加入するだけでは、介護全般をカバーすることはできないことです。
「認知症保険」ですので、当然ですが保障対象は所定の状態の認知症になったときのみです。
2019年の国民生活基礎調査では、介護が必要となった主な原因を次のようにあげています。
1位…認知症(約17%)
2位…脳血管疾患(脳卒中)(約16%)
3位…高齢による衰弱(約13%)
認知症は介護が必要となった原因の1位ですが、その割合は約17%しかありません。
つまり、残りの約83%は別の原因で介護状態となっています。
認知症保険への加入は、あくまで介護の「一部分」の対策にしか過ぎません。
介護全体に備えたいと考えている人には、認知症保険への加入はデメリットです。
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太陽生命の認知症保険の評判・口コミ
※口コミはインターネットアンケートで募集
募集期間:2022年12月~2023年1月
自分の健康状態に不安を持っていたが、ネットで調べたところ太陽生命の介護保険は比較的入りやすいとのことだったので申し込みしたところ特に告知に引っかかることもなくは入れたので良かった。
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太陽生命の認知症保険のメリット
これまで、太陽生命の認知症保険のデメリットや評判・口コミを解説してきました。
ここでは、太陽生命の認知症保険のメリットを3つ紹介します。
- 予防給付を付加すると、予防給付金が受け取れる
- 告知が少ないので加入しやすい
- かけつけ隊サービスで給付請求がスピーディーかつ正確
です。
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
予防給付金を付加すると、加入後体調に問題なくても予防給付金が受け取れる
最初のメリットは、予防給付金を付加すると、2年に1回体調に問題がなくても予防給付金が受け取れることです。
なぜ、体調に問題がなくても予防給付金が受け取れるのでしょうか。
それは、太陽生命が契約者に受け取った予防給付金を活用してMCI(軽度認知障害)の検査や認知症予防効果があるサービスなどを利用できるようにしているからです。
MCI検査は全国の医療機関で受診可能ですが、健康保険が適用されず、検査費用2~3万円は全額自己負担です。
受けとった予防給付金をこの検査費用に充てることができます。
検査で早期に軽度認知症が発見できれば、生活習慣を見直すなどの対策が取れ、認知症の進行を遅らせることができると言われています。
告知が少ないので加入しやすい
加入時の告知項目が少ないので、加入しやすいのもメリットの1つです。
太陽生命の認知症保険は、正式名称「選択緩和型認知症診断保険」です。
緩和型とは、保険の引き受け基準を緩和しているタイプの商品のことで、持病のある人や健康に不安な人でも加入しやすくなっています。
以下の6つの告知項目すべてが「いいえ」の場合、申し込みができます。
- 現在入院中または入院・手術の予定(医師のすすめや相談中も含む)
- 肝硬変・悪性新生物(がん)と医師の診断あるいは疑いの指摘、妊娠中
- 最近6ヶ月以内に病気やケガで入院または手術
- 過去2年以内に入院・手術し、同じ病気やケガで最近6ヶ月以内に再診
- 過去5年以内に悪性新生物(がん)で入院・手術
- 認知症と診断または介護保険認定・申請
かけつけ隊サービスで給付金請求がスピーディーで正確にできる
最後のメリットは、かけつけ隊サービスを受け取れる、ということです。
専門知識のある太陽生命の社員が直接お客様を訪問し、給付金の支払い手続きをサポートします。
給付金の請求手続きをした人の中には、届いた書類のどこに何を書いたらいいのか戸惑った人もいるのではないでしょうか。また、初めて請求する人もどうしたらいいのか不安になるでしょう。
特に認知症保険ともなれば、請求をする人は高齢者が多いでしょう。
そんな時に、書類の書き方や必要な書類などを直接教えてもらえたら安心ですよね。
専門知識のある人と一緒に手続きをおこなえば、書類の記入ミスや漏れも防げますね。
また、提出書類に誤りがないか確認してもらえるので、給付金も早く受け取ることができます。
太陽生命の認知症保険の基本情報
※2023年2月16日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
ここでは、太陽生命の認知症保険の基本情報を紹介します。
契約可能年齢:20歳から85歳
保険期間・保険料払込期間:10年または終身(20歳~75歳)・終身(76歳~85歳)
太陽生命の認知症保険の保障内容は、次の5つです。
- 認知症予防 加入1年後から2年ごとに生きている限り「予防給付金」が受け取れます。
- 認知症 所定の認知症と診断されたら、「認知症診断保険金」・「認知症治療保険金」が受け取れます。
- 医療 日帰り入院から「入院一時金」・「手術・放射線治療給付金」・「先進医療給付金」が受け取れます。
- 骨折 ケガや病気による骨折で、「骨折治療給付金」が受け取れます。
- 死亡 万が一死亡のとき、「死亡保険金」が受け取れます。
太陽生命の認知症保険がおすすめな人
ここまで、太陽生命の認知症保険のデメリットやメリットについて解説してきました。
次は、太陽生命の認知症保険がどんな人におすすめできるのかについて解説していきます。
おすすめな人は以下の2点の人たちです。
- 認知症になったときに保険で備えたい人
- 生命保険料控除を使いたい人
それぞれ詳しく解説していきます。
長生きリスクの一つである認知症になってしまったときに保険で備えたい人
まず最初は、長生きリスクの一つである認知症になったときのために保険で備えたい人です。
厚生労働省によると、平均寿命は、平成22年では男性は79.55年、女性は86.30年でしたが、平成28年には男性は80.98年、女性が87.14年となり、6年間で平均寿命が男性は1.43年、女性は0.84年のびています。
つまり、長生きする人がますます増えています。
さらに、65歳以上の認知症患者は、2012年は462万人と7人に1人の割合でしたが、2025年には730万人で5人に1人になるといわれています。
ご自身だけでなく、親御さんなどご家族の将来を考えると、認知症はより身近な病気になっていくでしょう。
認知症と診断されたときに備えて準備をしておきたい人には、認知症保険はおすすめです。
生命保険料控除を使いたい人
次は、生命保険料控除を使いたい人です。
生命保険料控除とは、1年間に支払った保険料に応じて受けられる所得控除のことです。
簡単にいうと、所得から保険料として支払った金額を引き、そこから税金を計算しなおしましょう、というものです。
計算方法は、年間の支払い保険料の総金額に応じて4段階にわかれます。
さらに2012年より前に加入したか後に加入したかで、控除の限度額はかわりますが、2012年以降の新制度の場合、控除の金額は、所得税は最大で4万円、住民税は最大で2万8千円です。
支払った保険料が全額所得控除になるわけではありませんが、所得税と住民税の額をおさえることができます。
太陽生命の認知症保険をおすすめできない人
ここまでは、太陽生命の認知症保険をおすすめできる人を紹介してきました。
では、反対にどのような人に太陽生命の認知症保険がおすすめできないのか気になりますよね。
以下の2点が、おすすめできない人の特徴です。
- 介護全般の保障を保険で備えたい人
- 貯蓄があり保険でカバーする必要がない人
介護全般の保障を保険で備えたい人
介護全般の保障を保険で備えたい人には、認知症保険はおすすめできません。
厚生労働省の調べによると、要介護認定者は全国で約682万人(介護保険事業報告令和2年度)。
これに対して、前年の令和元年度の報告では、要介護認定者数約669万人となっており、1年間で約13万人も増えています。
要介護認定者は年々増加している現状です。
デメリットの項目でもお伝えしましたが、認知症は介護の必要原因の1位でその割合は約17%しかありません。
介護全般に備えたい人は、認知症保険に加入するよりも、介護全般の保障が得られる介護保険に加入するがいいでしょう。
貯蓄がある人は保険でカバーする必要がない
貯蓄がある人は保険でカバーする必要がありませんので、おすすめできません。
認知症を発症すると、リハビリや通院費などの費用や、さらに進行度合いによって施設に入所する必要があれば、介護費用はかさんでいきます。
2015年の慶応義塾大学の調べ「認知症の社会的費用を推計」によると、認知症の外来治療費にかかる治療費は、月額平均3.96万円かかるといわれています。
さらに、在宅での介護費は年額約219万、施設での介護費は年額約353万円です。
介護費用は、介護度や入所する施設によって大幅に費用がかわってきます。
それらをまかなえるだけの十分な貯蓄がある人は、認知症保険は必要ないといえます。
太陽生命の認知症保険を他社商品と比較
ここでは、太陽生命の認知症保険を楽天生命保険の認知症保険と比較し、優れている点・劣っている点を解説していきます。
優れている点
太陽生命 | 楽天生命 | |
---|---|---|
加入1年間の保障 | 50%の保険金 | なし |
楽天生命は保障が始まるのが加入後1年経過してからですが、太陽生命は加入後1年間は50%に減額された給付金が出ます。
劣っている点
太陽生命 | 楽天生命 | |
---|---|---|
給付金の支払条件 | 見当障害などが継続期間が半年必要 | 要介護1の認定 |
精神疾患の保障 | なし | あり |
楽天生命は認知症で要介護1認定されれば介護給付金が出ます。
太陽生命は見当障害などが半年継続しなければ治療保険金が出ない点がデメリットです。
また、精神疾患の保障においても、楽天生命は精神疾患の保障がありますが、太陽生命保障はありませんので、デメリットといえます。
まとめ:太陽生命の認知症保険のデメリットは?評判・口コミは?
今回は、太陽生命の認知症保険のデメリットや、評判・口コミを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
認知症保険は、「介護全体をカバーできない」などのデメリットがありましたが、「告知が少ないから加入しやすい」とういうメリットがあります。
高齢化社会である今、認知症患者はますます増えていき、認知症は身近な病気となっています。
自分だけでなくご家族のことを考えて、太陽生命の認知症保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。
こちらのページの情報は当サイトが独自に調査したものになります。
加入を検討されている方は必ず約款などで保障内容をご確認ください。