更新日:2023/03/04
アフラックの休職保険のデメリットは?口コミ・評判も紹介!入れないって本当?
目次を使って気になるところから読みましょう!
アフラックの休職保険のデメリット
アフラックの休職保険には、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
メリット、デメリットを把握した上で、加入を検討しましょう。
次の4つのデメリットがあります。
- 継続時の年齢・保険料率によって保険料が変わる
- 休職期間が長くなると対応できない
- 給付金受取中も保険料が免除されず保険料の支払が必要
- 保険料は掛け捨てのため解約返戻金はない
継続時の年齢・保険料率によって保険料が変わる
アフラックの休職保険のデメリットとして、年齢や保険料率によって保険料が変わってしまうことが挙げられます。
1年ごとに保障が継続されるため、継続時の年齢や保険料率によって、基本的に保険料が上がってしまう可能性が高くなります。
年齢を重ねることで、病気や怪我のリスクが高まるためです。
また、男性よりも女性の方が、女性特有の病気発生率が高いため、休職するリスクを考慮されて保険料も高めとなっています。
加入時から保険料が変わらない終身保険などに比べ、長期的に加入するほど保険料の増加の影響を受けてしまうのです。
万が一のために長期的に備えたいという人や、保険料が増えていくことが負担だと思う人にはデメリットとなってしまいます。
休職期間が長くなると対応できない
アフラックの休職保険のデメリットとして、休職期間が長くなってしまうと対応ができない点が挙げられます。
対象となる給付金が、12回(1年間)が限度のため、同一の就労困難状態で1年以上の休職になると、回復支援給付金が支払われなくなってしまいます。
2021年9月にアフラックが実施した「被用者保険加入者へのインターネット調査」によると、1ヶ月以上休職した人のうち、82.8%の人の休職期間は1年未満だというデータがあります。
しかし、身体の不調はどのようになるか判断が難しく、1年以上の休職になってしまうこともあります。
万が一に備えて、長期期間の保障がほしいと考えている人にとっては、デメリットとなってしまうのです。
給付金受取中も保険料が免除されず保険料の支払が必要
アフラックの休職保険のデメリットの1つとして、給付金の受け取り中も、保険料が免除されないことが挙げられます。
実際に就労困難状態になってしまった場合でも、給付金を受け取る期間に保険料の支払いが継続して必要になります。
保険自体は1年間の契約となってしまうため、その期間内は支払い続けなければならないのです。
働くことができずに、収入が減少してしまうことを補うための保険ですが、収入が減少している間も払い続けなければいけない点はデメリットとなります。
1年間分の保険料はあらかじめ用意しておかなければなりません。
歳を重ねるごとに保険料も増加していきますので、保険料分の備えがない方には向いていない保険商品となります。
保険料は掛け捨てのため解約返戻金はない
アフラックの休職保険のデメリットとして、解約返戻金がないことが挙げられます。
保険料は掛け捨てのため、解約時に戻ってくることはありません。
一定期間が経つと給付される定期給付金や解約返戻金等が無いことがデメリットです。
貯蓄型や資産運用などを並行して行う保険と比較すると、保障範囲に該当する事案が起こらなかった場合、ただお金を消費してしまったように感じます。
休職してしまった際の備えとしての保険なので、収入の減少に備えることができますが、保険料の支払いによって資産は減ってしまうのです。
休職をしなかった場合を考えると、損をしてしまうといった結果になります。
その分保険料が安いといったメリットもありますが、十分に理解した上で加入を検討する必要があるでしょう。
アフラックの休職保険の評判・口コミ
※口コミはインターネットアンケートで募集
募集期間:2022年1月~2023年2月
アフラックの休職保険は入れないって本当?加入条件を解説
アフラックの休職保険を説明してきましたが、必ず全員が加入できるわけではなく、年収基準や職種によっては、入ることができない場合もあります。
下記が加入することができない対象者です。
- 国民健康保険の加入者
- 前年の額面年収が150万円未満の人
- 学生・主婦・無職・年金生活・資産生活者の方
アフラックの休職保険のメリット
アフラックの休職保険にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
次の4つのメリットがあります。
- 給付対象となった場合給料のように毎月給付金が受取れる
- 就労困難状態に該当する場合は有給休暇を取得している場合も給付金支払対象となる
- 長期休職を想定した保険と比較して保険料を安く抑えられる
- 年末調整時「介護医療保険料控除」として生命保険料控除で控除が受けられる
給付対象となった場合給料のように毎月給付金が受取れる
病気や怪我によって31日以上休職が続いた場合に、毎月給付金が支給されます。
休業保険とは別に、公的保障として傷病手当金を受け取ることができますが、基本的に給料の2/3程度しか支給されません。
1/3分が収入として減ってしまうため、アフラックの休職保険で補うことができるのです。
傷病手当金と休業保険金をあわせて受け取ることで、給料を受け取っている時期と同等の資金調達が可能です。
また、身体的な病気や怪我だけなく、精神的な病などにも幅広く対応しているので、収入が無くなってしまうといったリスクを回避することができます。
就労困難状態に該当する場合は有給休暇を取得している場合も給付金支払対象となる
アフラックの休職保険のメリットとして、有給休暇を取得している場合も、給付金支払い対象となることが挙げられます。
就労困難状態に該当する場合のみとなりますが、有給の消化をしながらも、給付金を受け取ることができるのです。
怪我や病気で有給を使用して休職する際に、どうしても今後の生活が不安になる人も多いかと思います。
しかし、アフラックの休職保険では、有給取得の段階から保険金を受け取ることができるので、資金にも心にも余裕が持つことができます。
給付金の受け取りの期間や条件などの不明点がある場合に、オンラインなどで無料で相談することができるのも嬉しいポイントです。
万が一就労困難状態になってしまった場合も、安心して過ごすことができるのです。
長期休職を想定した保険と比較して保険料を安く抑えられる
また、他社の長期休職を想定した保険と比べて、保険料を安く抑えることができる点がメリットとして挙げられます。
アフラックの休職保険が、1年以内の短期期間を保障することに特化しているため、長期休職を保障する保険よりも、保険料が安くなるのです。
実際に、万が一のためを思って長期保障の保険に加入をしていても、1年未満の間に職場に復帰できる場合もあります。
そのような場合では、アフラックの休職保険の保険料よりも、高い保険料を支払い続けなければいけないといったデメリットになってしまいます。
「保険料を抑えたい」「休職をしてもすぐに復帰を考えている」という人には、保険料を安く抑えられるところはメリットになるでしょう。
年末調整時「介護医療保険料控除」として生命保険料控除で控除が受けられる
メリットの1つとして、年末調整時に「介護医療保険料控除」として、生命保険料控除が受けられる点が挙げられます。
1年間で支払った保険料に応じて、一定の金額が所得から差し引かれることを、生命保険料控除といいます。
「介護医療保険料控除」は生命保険料控除の1つになるので、2012年1月1日以後に契約した場合、下記の表のように計算されます。
年間支払保険料等 | 控除額 |
---|---|
20,000円以下 | 支払保険料等の全額 |
20,000円超 40,000円以下 | 支払保険料等×1/2+10,000円 |
40,000円超 80,000円以下 | 支払保険料等×1/4+20,000円 |
80,000円超 | 一律40,000円 |
「介護医療保険料控除」は最大で4万円までとなります。
アフラックの休職保険の基本情報
アフラックの休職保険は満18歳~満65歳まで加入することができる、万が一病気や怪我で休職をしてしまった際に、一定の金額を保障する保険制度です。
保険料は掛け捨てで、解約返戻金等はありません。
特徴としては下記の4つです。
- 給料のように毎月給付金を受け取ることができる
- お手軽な保険料で、備えたいと思っている時期だけ加入することができる
- 休職証明と医師の在宅療養指示で対象となる分かりやすい支払い条件がある
- 病気や怪我をした際のカウンセリングサービスがついてくる
アフラックの休職保険がおすすめな人
アフラックの休職保険がおすすめな人はどのような人でしょうか。
加入を検討している人は、加入後に後悔することがないように、自身が当てはまるかどうかをしっかりと確認しましょう。
次の2つの特徴が当てはまる人にはおすすめです。
- 傷病手当金と給与の差額分を補いたい人
- 休職時の備えがない方
傷病手当金と給与の差額分を補いたい人
アフラックの休職保険は、傷病手当金と給与の差額分を補いたい人におすすめです。
傷病手当金は公的保障により病気や怪我などで仕事ができなくなった際に、健康保険組合などから支給される給付金です。
しかし、支給される額は、給与の2/3程度になってしまうので、収入が減少してしまいます。
休職している間でも、給与と同額に近い金額が欲しい方は、アフラックの休職保険で補うことができるのです。
万が一、身体の不調で働けなくなってしまった場合でも、一定期間の間の収入の心配をする必要がなくなります。
ローンの返済や日々の生活費に不安のある方は、加入しておくと安心です。
休職時の備えがない方
また、現時点で休職時の備えがない方におすすめです。
アフラックの休職保険は、保障期間が1年と短いですが、代わりに保険料を抑えることができることが魅力的な商品です。
他の保険に比べて保険料が安いので、万が一の怪我や病気に備えて、保険に入っておきたいと思っている人でも安心して加入できます。
十分な備えができていない人は、怪我や病気で休職をしてしまった際に、生活費や固定費などの出費で、家計が苦しくなってしまう恐れがあります。
短期的な休職に備えておきたい方や、貯蓄ができるまで不安という方におすすめの休職保険です。
アフラックの休職保険をおすすめできない人
アフラックの休職保険をおすすめできない人はどのような人でしょうか。
加入を検討する前に、自身が当てはまるのかしっかりと確認をしましょう。
次の2つの特徴が当てはまらない人はおすすめできません。
- 長期的な働けないリスクに備えたい方
- 保険料が1年更新で年齢とともに高くなってしまうため、長期での加入を考えている方
長期的な働けないリスクに備えたい方
アフラックの休職保険は長期的に備えたい人にはおすすめできません。
デメリットで説明した通り、同一の就労困難状態では12回分(1年)しか給付金の対象にならないからです。
アフラックの休職保険は保険料が安いといったメリットの代わりに、保障期間が短くなってしまう問題もあります。
予期せぬ怪我や病気によって、1年以上働くことができないといったリスクをカバーすることができません。
収入が減ってしまうことが不安な方や、長期的なリスクヘッジをしたい方、ローンの支払いなどを控えている方は、給付金の対象が長期となる休職保険を検討するとよいでしょう。
保険料が1年更新で年齢とともに高くなってしまうため、長期での加入を考えている方
アフラックの休職保険は長期で加入を検討している方にはおすすめできません。
1年更新のため、年齢とともに保険料が高くなってしまうからです。
歳を重ねるほど、病気や怪我のリスクが高まるため、保険料があがる仕組みになります。
単年更新の保険は、一時的に保障が欲しいという方には向いていますが、長期的な加入は保険料が上がるためおすすめできません。
また、掛け捨ての保険になるので、長期的な保険の運用を考えている人は、投資などの資金運用に回すなどの他の対策によって、万が一を備えることのできる方法を検討するとよいでしょう。
アフラックの休職保険を他社商品と比較
優れている点 | 劣っている点 | |
---|---|---|
アフラック | ・就業不能状態が31日以上で支給対象 ・所定の条件を満たせば精神疾患で自宅療養の場合も対象 | ・継続するたびに保険料があがる ・精神疾患に関する給付金が12回限度 |
アクサダイレクト生命 | ・保険期間終身のため保険料が変わらない ・精神疾患に関する給付金が18回限度 | ・就業不能状態が61日以上で支給対象 ・精神疾患での自宅療養は支給対象外 |
まとめ:アフラックの休職保険のデメリットは?口コミ・評判も紹介!入れないって本当?
ここでは、アフラックの休職保険について説明をしてきました。
この記事のポイントは下記になります。
- アフラックの休職保険は、1年の契約で必要な時期だけ加入ができる
- 他社商品と比べて、給付金が受け取りやすいといったメリットがある
- 短期的な利用であれば保険料を安く抑えることができる
- 短期的に休職に備えたい人に向いている
収入が減ってしまうかもと不安を抱えている人は、アフラックの休職保険を検討してみるとよいかもしれません。
ぜひ保険選びの参考にしてください。
こちらのページの情報は当サイトが独自に調査したものになります。
加入を検討されている方は必ず約款などで保障内容をご確認ください。