更新日:2023/03/13
住友生命の就労不能・介護年金の口コミ・評判は?
目次を使って気になるところから読みましょう!
住友生命の就労不能・介護年金の評判・口コミ
※口コミはインターネットアンケートで募集
募集期間:2022年1月~2023年2月
住友生命の就労不能・介護年金のデメリット
保険料が割引によって安くなることや、働けなくなったときなどの保障が幅広いなど口コミで高い評価を得ている住友生命の就労不能・介護年金に対する保障ですが、知っておくべき大きなデメリットが4つあることには注意が必要です。
- 生活障害収入保障特約には死亡保障が含まれていない
- 保険料とは別にVitality利用料が必要となる
- 精神障害が原因となる障害年金は支払いの対象外となる
- Vitalityポイントによっては保険料が2年目以降高くなる可能性がある
保険料が安くなる口コミに紛れて利用料が必要なことなどデメリットを知らないひとも多く、実質的な保険料が本当に割引されているのかということにも気をつけて確認するようにしておいてくださいね。
生活障害収入保障特約には死亡保障がない
心身ともに元気で働いているあいだは生活における経済状況も安定しますが、病気やけがが原因で働けなくなってしまうと、収支のバランスが崩れ生活状況は一変してしまう恐れがあります。
そんな就労不能状態となったときのリスクに備えた住友生命の『生活障害収入保障特約』には、万が一の際における死亡保障はありません。
病気やけがによって収入が途絶えてしまったとき給与の変わりに受け取ることができる保険であるため、万が一給付金を受け取っている途中で亡くなってしまった場合は、その時点で契約の効力はなくなり消滅するのです。
死亡保障が必要な場合は、死亡保障に別途加入するなど検討しなければならないため、よく契約内容を確認することが大切です。
保険料と別にVitality利用料が月額880円かかる
住友生命が扱う『Vitality』は健康診断を受けたり運動をしたりすることで、保険料の割引や特典を受けることができるので口コミでも評判となっています。
提携先のお店を利用することでVitalityコインを受け取ることができ電子ギフトに交換できたり、ポイントを貯めることで保険料の割引を受けることができるという仕組みは、加入者にとっても大きなメリットがあることは口コミのとおりです。
ただしこの仕組みはサービスではなく、3つのプランから選択して加入する必要があり利用料を支払わなければならにことには注意しておきましょう。
- 標準プラン:月額880円
- ライトプラン:月額440円
- 家族プラン:月額440円
Vitalityの仕組みが住友生命のサービスだと思っているひとも多く、運動することで保険料が安くなるという口コミが多く見られますが、Vitalityの月額保険料と割引される保険料の比較をすることも大切だといえます。
精神障害を原因としての公的年金制度の障害年金1・2級認定相当時は年金支払の対象外
就労不能になってしまった場合や、介護状態になった場合には次の4つのいずれかに該当したときに『生活障害収入保障特約』から契約している年金額が支払われます。
- 公的年金制度の障害年金1・2級に認定
- 住友生命の定める所定の就労不能状態に該当
- 公的介護年金の要介護2級以上に認定
- 住友生命の定める所定の介護状態が180日以上継続
公的年金制度の障害年金は体状態だけでなく、うつ病や統合失調症など精神疾患により認定されるケースがありますが、就労不能・介護年金の支払いに対して精神障害は保障の対象外となっています。
ただし精神疾患により障害状態1級や2級と認定される、もしくは住友生命の規定する精神障害状態と判断された場合、治療を目的として180日以上継続して入院をしたときには特定障害給付金を受け取ることが可能です。
2年目以降、保険料が上がる可能性がある
健康増進乗率適用特約を付加してVitality健康プログラムを契約した場合、2年目からは毎年保険料が見直されるため、ずっと同じ保険料で継続できるわけではありません。
保険料の判定方法は獲得したVitalityポイントによって4つのステータスに分けられ、ステータスに応じて保険料が変動する仕組みとなっています。
ステータス | Vitalityポイント |
---|---|
ブルー | 0ポイント以上 |
ブロンズ | 12,000ポイント以上 |
シルバー | 20,000ポイント以上 |
ゴールド | 24,000ポイント以上 |
ステータスがゴールドになれば上限を30%として大きな割引率が適用されることになるので、口コミでもあるように保険料が割引されて得をすることができます。
しかしステータスがブルーになってしまうことで上限10%まで割増が適用された保険料となってしまう場合もあるのです。
ポイントに応じて保険料が変動してしまうため、状況によっては2年目を超えたタイミングで保険料があがってしまう可能性があることも覚えておいてください。
住友生命の就労不能・介護年金のメリット
保険料の割引が魅力的だという口コミで有名な住友生命の就労不能・介護年金のメリットは主なポイントが5つあります。
- 公的年金制度の障害1級、2級相当で毎年年金を受け取れる
- 所定の要介護状態が180日以上継続すると年金を受け取れる
- 割引率があがると保険料が安くなる可能性がある
- スポーツジムの利用料などが割引を受けられる特典がある
- 特約を組み合わせることで必要な保障を準備することができる
障害状態や介護状態だけでなく、生きていくために必要な保障を組み合わせることも可能なので、保険料の割引に自信があるならぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
公的年金制度の障害年金1・2級認定相当で毎年一定額の年金を受け取れる
公的年金制度では障害状態になってしまったとき、等級に応じて障害年金を受給することが可能となっています。
- 1級:他人の介助がなければ日常生活のことがほとんどできない障害状態
- 2級:必ずしも他人の助けを借りる必要はなくても日常生活は極めて困難で、労働によって収入を得ることができないほどの障害状態
障害年金の1級または2級に該当した場合には『生活障害収入保障特約』で設定されている基本年額を毎年受け取ることができるので、公的年金制度の障害年金と合わせて受給すれば大きな家計の助けとなることでしょう。
ただし保険料払込期間が終了すると同時に保険期間も終了となります。
保険期間が終われば障害に対する年金給付もなくなってしまうため、終身の保障ではないということを忘れてはいけません。
所定の要介護状態が180日以上継続した時毎年一定額の年金を受け取れる
障害状態だけでなく要介護状態となった場合にも、毎年決まった年金額を保険期間が満了するまで受け取ることが可能です。
公的介護保障は、要介護状態になっても39歳以下は保障の対象からはずれ、自分自身で保障を準備しておくことが必要とされています。
40歳以上になると介護保険料を支払うことになりますが、65歳に達するまでは16種類の特定疾病に対する介護保障だけで、その他の病気や怪我が原因となる介護状態への保障は受けることができないことになっているのです。
住友生命の介護年金の保障では、公的な要介護状態とは別に住友生命が定める介護状態となった場合には要介護2以上に認定されていなくても、その介護状態が180日以上継続していれば、介護年金を受け取ることが可能となります。
割引率が上がると保険料が安くなる可能性がある
住友生命のVitalityに関する口コミでは、ポイントが貯まりステータスが上がったことにより保険料が下がったという嬉しい口コミを多く見かけます。
- いつもの運動で保険料が安くなった
- 健康診断を提出して保険料が安くなった
- 検診を受けて保険料が安くなった
ポイントは累計で保険料の割引率が決まるため、健康を意識することで保険料が安くなることは確かに嬉しいことですよね。
継続して運動をすることで健康を維持したり体調が良くなることもあるため、累積されるポイントを利用して常に健康状態を意識できるVitalityのシステムは非常に良いと口コミでも評判となっています。
ただしVitalityの利用料を支払う契約にしていなければ、保険料の割引を受けることができないので、Vitalityの仕組みに魅力を感じて住友生命に加入するなら必ず適用されているのかを確認しておきましょう。
ジムの月額利用料やへルシーフードの利用等の割引特典を利用できる
Vitalityの特典(リワード)として様々な割引を受けることができるので、Vitalityに対する月額利用料以上に得をすることができるので、健康の向上を目指すひとたちの口コミでは、とても良い評価があるのです。
- ティップネスのVitality会員専用のプランに加入できる
- 30%割引でアディダスのスポーツ用品が購入できる
- イオンで対象の野菜や果物を購入するとVitalityコインを獲得できる
住友生命のVitalityに加入していることで、様々な施設で特典を受けることができるので、得して健康維持ができて更に保険料も安くなる可能性があります。
他社にはない住友生命ならではのシステムは、提携先も非常に多く利用しやすい施設や店舗となっているため、よくある「利用したいのに利用できる場所がない』という結果になりにくくなっているのです。
さまざまな特約と組み合わせる事で自分にあった保障内容にする事ができる
住友生命のVitalityは保険種類ではなく、加入する保険に付加することができるシステムです。
働けなくなったときの保障が付加されていますが、必要に応じて特約を組み合わせて様々な保障を持つことが可能となっています。
- 認知症保障特約
- 特定重度生活習慣病保障特約
- がん特約
- 障害損傷特約
- 総合医療特約
- 女子疾病入院特約
大病を患ったときの一時金タイプの保障から、病気だけでなく怪我による入院や手術に対して日常の生活に対する保障など、様々な特約を付加するこで万全な保障をもつことができます。
ただし不慮の事故による死亡保障特約はありますが、病気で亡くなってしまった場合の死亡保障はなく生きていくための総合的な保険となっていることを覚えておいてください。
住友生命は保険料が高いという口コミもよく見かけますが、保障を手厚くすることで保険料が高くなってしまうことは、どの保険会社を選択しても同様の現象が起こるため、必要だと思う保障内容と保険料を見比べながら検討するようにしてくださいね。
住友生命の就労不能・介護年金の基本情報
※2023年3月13日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
住友生命が販売する『1UP Vitality』には働けなくなったとき、生きていくために必要となる保障として『生活障害収入保障特約』があります。
給付内容は4つの保障内容があり、障害や介護の状態によって給付される金額や支払い方法に違いがあるので、よく理解しておくことが大切です。
- 就労不能・介護年金(5年保障期間付有期年金)
- 就労不能・介護保障充実給付金
- 特定障害給付金
障害状態または要介護2級以上の認定となった場合には、 通算10回分を限度として基本年金額の20%相当額×5回分が就労不・介護保障充実給付金から一時金として支払われます。
住友生命が定める介護状態に該当した場合には、介護状態が30日以上継続し150日目になるまで基本年金額の20%相当額を最高5回、通算10回まで給付することも可能です。
生活障害収入保障では精神疾患に対しては年金を受け取ることはできませんが、所定の要件を満たせば特定障害給付金として一時金を受け取ることが可能となっています。
※2023年3月4日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
住友生命の就労不能・介護年金がおすすめな人
長期にわたって働けなくなってしまったときや介護状態になってしまったら家計の悪化は火を見るよりも明らかというひとには、ぜひ検討をおすすめしたい保障が住友生命の就労不能・介護年金です。
- 病気やケガで働けなくなることを考えると不安
- 運動習慣があるひとや健康に自信があるひと
これらに該当するひとは、ぜひどんな保障内容なのか目を通してみてはいかがでしょうか。
運動を継続することで保険料が割引される仕組みも口コミで評判となっているので、おすすめできますよ。
病気やケガで働けなくなる不安がある方
病気やケガで治療が必要になったとき、入院や手術などが必要になれば医療保険の給付金や一時金を給付することで家計の足しにすることができますが、近年では入院も短期間となるケースが多く、自宅療養では給付金の対象外となってしまいます。
退院してすぐに働けない場合や療養が必要になってしまった場合、病気やケガの治療経過によっては満足に働けなくなったり今まで通り働けなくなってしまったりしてしまう可能性があるのです。
思うように働くことができず満足な収入を得ることができないことは、家計の経済状況が悪化するだけでなく精神的なストレスも非常に大きなものとなってしまいます。
長期にわたる療養が必要になったとき、貯蓄だけでは生活に大きな影響を与えてしまい不安だと感じるひとには、就労不能・介護年金の保険がおすすめです。
普段から運動習慣のある方、直近の健康に自信がある方
住友生命のVitalityシステムを利用することで保険料の割引が期待できるため、普段から運動習慣があったり健康に自信があったりするひとは、検討してみる価値があります。
ポイントを貯めることが好きなひとで、なかなか運動を継続することができないひとも、Vitalityポイントを貯めて保険料を安くするという目的意識をく保つことで、運動習慣をつけることができるようになるかもしれません。
何かをすることで得をするという見返りがあるシステムなだけでに「運動習慣が身についた』という口コミを多くみかけます。
運動をがんばることに抵抗がないひとや、健康診断への意識が高いひとは住友生命のVitalityシステムを利用した保険がおすすめです。
住友生命の就労不能・介護年金をおすすめできない人
保険料の割引で口コミでも評判のVitalityシステムがある住友生命の就労不能・介護年金は、システムや保障内容についておすすめできないひともいるので、覚えておいてください。
- 普段から運動習慣がないひと
- 万が一のときには家族にお金を遺したいひと
加入する目的のなかに保険料の割引がある場合や、必要とする保障がある場合には、口コミを確認するだけではわからないことも多くあるので注意しておいてくださいね。
普段から運動習慣のない方
ダイエットや体質改善のために、いままで運動をしようと決意しても3日坊主でやめてしまった経験があるひとは、住友生命のVitalityポイントを貯めることができず保険料の割引が期待できない可能性もあります。
加入当時は15%の割引率が適用されていたのに、ほとんどポイントを貯めることができず保険料が割引されなくなってしまった・・・そんなこともあるのです。
Vitalityシステムは利用料が必要となるため、利用料くらいは保険料の割引を受けなければ意味がありません。
普段から運動習慣がまったくないひとや、保険料の割引という目的があっても運動を継続する自信がないひとは、損をしてしまう可能性もあるので自分自身の生活習慣や運動に対する継続意識を含めて検討するようにしてくださいね。
自身が亡くなった後に家族にお金を残したいと考える方
障害状態や介護状態になったとき、医療を受けたときの保障など生きていくために備える保険だけでなく、万が一のときには家族に保険金を遺しておきたいと考えることもあるでしょう。
小さな子どもがいる子育て世代のひとは、遺された配偶者が子どもを育てていくための生活費だけでなく学費も含めて自分自身に万が一のことがあったときの必要な保障として、死亡保障に加入するケースが一般的です。
住友生命の就労不能・介護年金の保障には死亡保障が含まれていないため、死亡保障の必要性を感じるなら別途保険料を支払い死亡保険に加入する必要があります。
他社の就労不能や介護に対する保障は、支払い事由に該当せず死亡した場合は死亡保障として支払われる仕組みとなっているものもあるため、よく比較検討するようにしてくださいね。
住友生命の就労不能・介護年金を他社商品と比較
住友生命『1UP Vitality』の就労不能・介護年金保障と類似する保障を販売しているアクサダイレクト生命では『働けない時の安心』がありますが、住友生命のVitalityのように保険料の割引システムはありません。
スポーツジムなどでも割引を受けることができるためお得だという口コミが多いVitalityと比べると、アクサダイレクト生命では健康などについて24時間いつでも相談できるというサービスがメインとなっているため、お得感に欠けるイメージですね。
また肝心の保障内容を比較してみると、2つの大きな違いがあることがわかります。
保障内容の大きな違い | 住友生命 | アクサダイレクト生命 |
---|---|---|
所定の就労不能状態で給付されるまでの日数 | 180日以上継続で給付 | 61日以上継続で給付 |
精神疾患による就労不能状態への給付 | 精神疾患は非該当 | 通算18回まで給付可能 |
類似する保障のある保険はたくさんの種類がありますが、比較する際には割引や特典だけでなく保障内容についてもよく確認しておくことが大切なのです。
まとめ:住友生命の就労不能・介護年金の口コミ・評判は?
運動するだけで保険料が割引されると口コミでも評判の住友生命『就労不能・介護年金』は、利用料を支払うことでVitalityシステムを利用することができます。
必要に応じて特約を組み合わせて1つの保険にすることができますが、忘れてはいけないポイントが2つあります。
- 就労不能・介護年金の保障には死亡保障はない
- 精神疾患による就労不能状態は年金支払いの対象外となる
保険料を比較する口コミが多く見られますが、加入の際には『なぜ働けなくなったときの保障が必要なのか』『どのような保障内容が必要なのか』というポイントを良く検討することが大切となることを覚えておいてくださいね。
こちらのページの情報は当サイトが独自に調査したものになります。
加入を検討されている方は必ず約款などで保障内容をご確認ください。