医療保険の保障は必要最低限で良い!独身や女性の場合などケース別でも解説

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最近では、インターネットで保障内容を自分で検討して加入する医療保険もあります。

そのような中でどの程度の保障内容のものに加入するのが最適か保障内容が分からないと、保険選びが難しく、悩んでしまいますね。

また、生命保険会社のセールスパートナーに押し切られて加入してしまうケースもあります。

医療保険や生命保険に加入するときには、必要最低限の保障内容を知ったうえで加入すれば、入院や手術に十分備えられるでしょう。

日本には皆保険制度があり、国民全員が健康保険に加入しています。

健康保険で治療費や手術費用、投薬などは3割負担となっているので膨大な医療費がかかるわけではありません。

また、高額医療費制度が適用されることも考えると、大きな保障は必要としないのです。

そうなると必要最低限の保障内容が知りたいですね。

そこで、この記事では
  • 必要最低限の医療保険で良い理由
  • 年代別の医療保険の選び方は?
  • 医療保険は見直しができるの?
  • おすすめの医療保険は?
  • 必要最低限の医療保険に加入するメリットはあるの?
などを解説していきます。

最後までご覧ください。

内容をまとめると

  1. 医療保険や生命保険は必要最低限の保障を備えればよい。 
  2. 公的保険制度でも、入院や手術にかかる費用がカバーできる。 
  3. 20代は、収入も少なく高額な保険には加入できないので、安いプランの保険に入るのがおすすめ。 
  4. 30代は、仕事もプライベートも責任が伴う世代。入院や手術に備えてしっかりとした保障を選ぶとよい。 
  5. 40代は、幅広い病気に適応できる保険に加入するのがおすすめで、引受基準緩和型無選択型の保険を選択してもよい。 
  6. 50代は、既に入っている保険の見直しをする時期で終身型保険料の一括払いを行うと良い。 
  7. 必要最低限の医療保険に入るメリットは、「保険料が安くなる」「シンプルな保障内容でわかりやすい」。デメリットは、「定期的な見直しが必要になる」「想定外のリスクに対応できない」 
  8. 無料保険相談を利用すれば、プロと一緒に複数の保険を比較して入る保険を決められる  
  9. 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!

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医療保険や生命保険の保障が必要最低限で良い理由とは?


医療保険や生命保険に入るときに、何を基準にして入るのがよいのか考える必要があります。


必要以上の保障内容であれば、毎月の保険料が高くなってのちに生活を圧迫する可能性もあります。


例えば、

  • 独身
  • 女性
  • 35歳
  • 毎月の保険料約5万円
  • 毎月の収入 25万円
この女性は自分の年齢も考えて、将来に不安を感じていたため、医療保険や死亡保険、養老保険(貯蓄型保険)などに入っていました。


毎月の保険料の負担は約5万円と高額になり、生活を圧迫するようになったようです。


病気や老後の不安などがあったため、複数の保険に入っていたようですが、独身女性で、守るべき家族がいないので死亡保険は必要ないと考えられます


独身女性の場合は、自分が働けなくなったときのリスクを考えて、医療保険とがん保険に最低限入っていれば、保険料も安くすることができるのです。


また、公的保険制度である程度医療費が軽減されるので、必要最低限の保険だけに入って、節約した保険料は貯蓄や生活費にするとよいでしょう。

公的保険制度でも手厚い保障を受けることができる

公的保険制度には、会社員が加入している「健康保険」と自営業者などが加入する「国民健康保険」、公務員などが加入する「共済組合」があります。


日本では、国民皆保険になっているので誰もがいずれかの保険に加入しています。


公的保険制度では、病院で診察を受けたときに自己負担額が3割負担となっており、入院や手術を受けた場合でも適用の範囲であれば3割負担で治療が受けられるのです。


そのほかにも、「高度療養費制度」を活用すれば、保険に入っている人の収入や家族構成にもよりますが、87,430円の負担で済んでしまうのです。


これは、入院や手術だけでなく通院による治療費にも適用されます。


治療費が高額になることが予測できるときは、事前に「限度額適用認定証」を提示しておけば、高額な医療費を支払わなくても済みます。

20代の方向け医療保険のおすすめの選び方



20代は、年齢も若いこともあって保険に入ること自体をあまり考えないところがあります。


特に、独身者の場合はその考え方は顕著で、保険のセールスパートナーに勧められても「まだ、必要ない」と考えることが多いでしょう。


また、30代・40代と比べると収入も少なく、保険に入る余裕がないという場合もあります。


20歳の方のおすすめの保険選びは、何に注して入るのが最適なのでしょうか?


20代の方のおすすめの保険選びのポイントを

  • 20代独身のケース
  • 20歳既婚者のケース
のそれぞれについて紹介します。

20代独身の場合の選び方

20代独身の場合は保険に入らなければ、と考える人は少ないでしょう。


しかし、20代独身であっても病気やケガのリスクはないわけではなりません。


30代・40代と比較して、収入が低く保険に入る余裕などないという場合もありますが、


この時期に大病などを患ってしまうと大きな出費になる可能性があります。


この世代では、医療保険や生命保険に入るときには比較的安い価格で入れるのが特徴的


毎月の保険料が安い、必要最低限の保険に入っておくことをおすすめします。

20代既婚の場合の選び方

20代すでに既婚者の場合は、自身の保障だけでなく家族を守れる保険を意識して入るとよいでしょう。


大黒柱が働けない状態が続くと、家庭に大きな経済的な負担をかけることになります。


そのため、入院や手術に対する給付されるようにしておくことはもちろんですが、万が一のことを考えて死亡保険金が受け取れるものも視野に入れて入っておくとよいでしょう。


入院や手術に備えた保険のほかに、死亡保険にも安い金額で入ることができるので、毎月の収入に余裕がある場合は終身型に入ると、ずっと安い保険料で保障を得られます。

30代の方向け医療保険のおすすめの選び方



30代は、生活に変化のある世代とも言えます。


社会生活にも慣れ、後輩や部下を持つ人も多いでしょう。


プライベートにおいても、パートナーガいる人、結婚する人、子供を持つ人、マイホームを購入する人などがいます。


環境が大きく変化するのと共に、あらゆる面においで責任が出てくる世代です。


また、病気の発症リスクも20代の頃よりも高くなってきているので、健康なうちに保険に入ることを検討した方がよいでしょう。


病気を発症した後では、入りづらい保険もあるのでできるだけ早く入った方がよいのです。


仕事にも家庭にも責任が伴う世代なので、長期入院や手術の備えて入院や手術給付金がしっかりと受け取れるものがおすすめです。


また、家族がいる場合は万が一に備えて必要最低限の死亡保障が受け取れるを選ぶとよいでしょう。


30代の方の保険選びのポイントを

  • 30代独身のケース
  • 30代既婚者のケース
それぞれについて紹介します。

30代独身の場合の選び方

医療保険や生命保険は、年齢が若い方が毎月の保険料が安いという特徴があります。


30代独身でも、いずれは入ろうとしているのなら、1歳でも若い間に検討しましょう。


30代独身の場合は、守るべき家族がいないので死亡保障よりは入院や手術などに備えた医療保険や生命保険がおすすめ。


生活の変化があって保障を手厚いものにしたいときには、保障内容の見直しができるので独身のうちは必要最低限の保険に入ればよいでしょう。


30代でも先進医療の治療が必要になる場合もあるので、先進医療特約を付けておくと安心できます。

30代既婚の場合の選び方

30代で既婚者の場合は、仕事の責任も大きくなりますが、家族に対しての責任も大きくなります。


医療保険や生命保険を選ぶときは、入院や手術に関わる給付金がしっかりと受け取れることも重要になります。


さらに、万が一死亡した場合に残された家族の生活も考えて、死亡保障も準備しておくとよいでしょう。


30代であれば、毎月の保険料を抑えながら、十分な保障を備えられます。


女性の場合は、妊娠や出産が多くなる年代でもあります。


また、女性特有の病気を患う可能性も高くなる年齢です。


女性特有の疾病に手厚い保障が受けられる特約を付加させておくと安心です。

40代の方向け医療保険のおすすめの選び方

40代は、働き盛りでもありますが、生活習慣病などを発症しやすくなる年齢でもあります。


自分は大丈夫、と思っていても健康診断などで血糖値や尿酸値などの数値を指摘されることが多くなります。


健康への不安が高まる年代でもあり、病気を発症してからでは保険に入りづらくなるケースもあります。


医療保険や生命保険は、健康なうちに入っている方が条件などが付かず、入院や手術に備えられます。


40代での保険の選び方は、さまざまな病気に対して保障を備えることができるものを選択するとよいでしょう。


がん保険がありますが、がんに特化した保険なので他の病気はカバーできません。


それよりも幅広い病気に対する保障を備え、守るべき家族のために死亡保障も準備しておきましょう。


40代の方の保険選びのポイントを

  • 40代独身のケース
  • 40代既婚者のケース
それぞれについて紹介します。


【参考】平成 28 年度 生活習慣病医療費の動向に関する調査分析

40代独身の場合の選び方

40代独身の保険の選び方は、生活習慣病や三大疾病に備えた保障に入ることをおすすめします。


40代独身者は、個人の貯蓄額が多い年代でもありますが、その金額は平均値であり、これまで独身だったために満足に貯金をしていないという人もいます。


そのため、病気やケガで入院や手術になったときに、保険に入っていると保障が得られます。


最近では、引受基準緩和型の保険や無選択型の保険もあり、持病や過去に手術歴があっても入れる保険がありますが、保険料が割高になります。


ですから、持病や既往症がなく健康なうちに医療保険に入ることをおすすめします。

40代既婚の場合の選び方

40代の既婚者で子どもがいる場合は、一番お金がかかる時期かもしれません。


マイホームのローンや子どもの教育費など出費が多いものです。


そのため、家族や子どもの生活や教育資金を守るために保険に入る必要があります。


死亡保険や収入保障保険・学資保険などに入ることを検討しましょう。


健康にも不安を感じる年代ですので、新規で保険に入るときは入院や手術に至ったときに保障がいくらもらえるのか確認しておきましょう。


また、若いときに入った保険がそのままになっている場合は、見直す時期でもあります。


以前の医療保険や生命保険は現在の保険とは異なる点があります。


入院日数自体が少なくなっている時代ですが、公的保険制度も含めて一度保険を見直すようにしましょう。

50代の方向け医療保険のおすすめの選び方

50代は、社会的にも責任が求められる年代でもあり、プライベートでも家族への責任や負担が重くなります。


また、健康への不安も高まる年代で何かしらの保険に入っているという人が多くいます。


すでに入っている保険は、若いころに入ったままで見直しをしていないという場合があり、現代の保険医療にあっていないケースがあります。


10年定期保険などに入っていた人は、保険の更新に当たって保険料が高くなる傾向があります。


今後の生活を考えて、保険そのものの見直しが必要な時期です。


三大疾病を発症するリスクも高くなる年代で、どのような医療保険や生命保険に入るのが良いのか、しっかりと検討する必要があります。


入院や手術に至らなくても、生活習慣病の発症リスクも高くなる年代なので医療保険や生命保険の見直しをしなければなりません。


50代の方の保険選びのポイントを

  • 50代独身のケース
  • 50代既婚者のケース
それぞれについて紹介します。

50代独身の場合の選び方

50代独身の場合は、保険に入っていないことも考えられます。


新規で入る場合は、入院や手術に備えられるものを選び、死亡保険金が受け取れるものは必要最低限の金額を備えれば良いでしょう。


新規だと保険料が高くなってしまうので、すでに入っている保険があれば、それを見直すようにします。


10年定期保険に入っていると、更新するたびに保険料が高額になっていきます


見直しをするときには終身型に切り替えて、経済的に余裕があれば一括払いをしてしまえば、その後の保険料の負担がなくなります

50代代既婚の場合の選び方

50代は、子どもの教育費もまだかかる年代ですし、中には親の介護などもしなければならない、など家族への負担も大きくなります。


すでに保険に入っている場合は、今の医療状況に合わせたものに見直すと良いでしょう。


現在では入院日数が少なくなっているので、入院した初日から給付金が受け取れるようにするなど、保障内容そのものを見直すようにしましょう。


また、先進医療にかかる費用がカバーできるものや老後に子どもに負担をかけないように、介護に関する部分を保障する特約を付加させるなど、将来に向けた保険の見直しが効果的です。

最低限の保障にするなら医療保険は見直しがおすすめ!

毎日生活をしていれば、突然の病気や手術が必要になる病気になることもあります。


そのようなときのために、年齢に関係なく医療保険や生命保険には入っておいた方がよいでしょう。


年代によって、生活の基準が変化していくのでその都度、保険の見直しが必要になります。


また、公的保険制度も含めて検討し、どのくらいの保障を備えればいいのかよく検討しましょう。


保障内容は必要最低限でいいとされますが、どの程度の保険に入ればいいか迷ったときは、ファイナンシャルプランナーに相談すると適切なアドバイスが受けられます。

必要最低限の保障を求める方におすすめの医療保険

医療保険や生命保険には加入しておきたいが、保険料が高いものには入りづらい、ということがありますね。


保険は、毎月保険料を支払うことで保障を得られます。


病気やケガは突然起きるもので、治療費や入院費が高額になることもあります。


そのような場合に備えて保険に入るわけですが、保険料を安く抑えるには、必要最低限の保障が得られる保険に入ればいいのです。


今回は以下の必要最低限の保障を求める方におすすめの保険を紹介します。

  • オリックス生命「新キュア」
  • アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの終身医療」
  • メディケア生命「メディフィットリリーフ」

オリックス生命「新キュア」

オリックス生命「新キュア」は、三大疾病を含めた七大生活習慣病にも対応している医療保険です。


手ごろな保険料で、充実した保障内容の特徴は以下の通りです。

  • 病気やケガでは、1回につき60日間、七大生活習慣病のときは1回の入院で120日間、三大疾病のときは無制限
  • 手術は、入院中のときは入院日額の20倍、外来では5倍
  • 先進医療は2,000万円までで、技術料と同額プラス一時金が給付金の10%相当額

保険料は以下の通りになります。(2020年10月現在)

入院日額5,000円男性女性
30歳1,531円1,683円
40歳2,166円2,000円
50歳3,165円2,697円

入院日額を5,000円のプランにしても、充実した最低限の保障が備えられる保険です。


三大疾病では入院が長期化する場合もあるので、無制限なのは大きなメリットです。

アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの終身医療」

アクサダイレクト生命の「アクサダイレクトの終身医療」は、病気やケガによる入院や手術を一生涯保障する終身型の医療保険です。


特徴は以下の通りになります。

  • 必要最低限の保障を手ごろな金額で得られる
  • 入院給付金と手術給付金の両方が一生涯保障となっている
  • 保険料支払満了以降に死亡したときは死亡保険金が受け取れる
  • 先進医療などの保障を受けたいときは、最低限の保障だけを特約として追加できる
毎月の保険料は以下の通りです。


最安プランに加入したときの年齢男性女性
20歳650円670円
30歳845円795円
40歳1,150円980円
50歳1,655円1,360円

最安プランと言っても保障内容な入院日額5,000円が給付され、保障は終身なので一生涯続きます。


とにかく、保険料を安く抑えて最低限の保障だけあればいいという方におすすめです。

メディケア生命「メディフィットリリーフ」

メディケア生命「メディフィットリリーフ」は、持病があっても入れる医療保険です。


限定告知型の保険なので、健康に不安がある方でも申し込みやすい保険です。


特徴は以下の通りです。

  • 病気やケガによる入院・手術の保障が受けらる
  • 病気やケガによる放射線治療も基本プランに含まれている
  • 病気による骨髄移植術も基本プランに含まれている
  • 先進医療にも備えたいときは、基本プランに追加できる
  • 万が一に備えたい場合も基本プランに追加できる
  • 加入した初年度から全額保障
  • 健康に不安があっても入りやすい保険
毎月の保険料は以下の通りです。


Aプランに加入したときの年齢男性女性
40歳1,768円1,705円
50歳2,173円2,008円
60歳2,782円2,473円

Aプランは、入院日額3,000円で1回の入院で60日まで給付金が受け取れます。


公的保険制度などを含めて検討した場合、最低限の保障があればいいという場合におすすめです。


加入する人のニーズに合わせて、三大疾病に関する特約や入院給付金の追加が可能です。

必要最低限の保障だけの医療保険に加入するメリットとは?

医療保険や生命保険は、必要最低限の範囲で入ると良いでしょう。


保険の入り方には、それぞれの家庭や個人によって異なります。


また、ライフステージによっても保険の入り方が変わってきます。


最低限の範囲で入るとどのようなメリットがあるのでしょうか。


  • 保険料を安く抑えることができる
  • 保障内容がシンプルでわかりやすい
この2点について、それぞれ詳しく見ていきます。

メリット①保険料を安く抑えることができる

必要最低限の医療保険や生命保険に入ると必然的に、保障される金額が少なくなるのでメリットは、毎月の保険料を安く抑えられます


一般的に受け取れる保険金や給付金の金額が多くなれば、それだけの保障を買っていることになるので、毎月の保険料も高くなります。


公的保険制度を含めて検討すると、治療費の自己負担は3割負担になりますし、高度療養制度を利用すれば、治療費が高額になったときでも約9万円弱の自己負担で済みます。


しかし、最先端の高度先進医療は、公的保険制度が適用されない場合があるので、保障内容に含めて検討すべきでしょう。

メリット②保障内容がシンプルでわかりやすい

必要最低限の医療保険は、入院や手術に備えることが基準となっています。


いろいろなリスクに備えて、複雑な仕組みの保険に入る場合もありますが、それだけ保険料も高額になり、一体どんなときに保障が受けられるのかわからなくなってしまいます。


保険のセールスパートナーに説明を受けても、専門用語や聞きなれない言葉が多く、理解しているようでできていないケースもあるでしょう。


必要な保障だけに内容を絞るとメリットは、シンプルでわかりやすい保険になるのです。

必要最低限の保障だけの医療保険に加入するデメリットはある?

必要最低限の医療保険に入ることで、保険料が安くなり保障内容もシンプルなものになりますが、デメリットは無いのでしょうか。


ここではデメリットについて以下の内容を解説します。

  • 定期的に見直しをする必要がある
  • 想定外のリスクに対応しきれない
では、それぞれを詳しく見ていきましょう。

デメリット①定期的に見直しをする必要がある

必要最低限の医療保険の場合は、病気やケガで入院したときに入院給付金がもらえて、手術が必要になったときは手術給付金がもらえるようにしている形で入っている場合が多くあります。


また、入院日額も最低の金額に設定している場合もあり、結婚や家族が増えたなどのライフステージの変化に合わせて、保険の内容を見直していくことがデメリット


独身で20代の頃と結婚して30代になったときでは、責任が違ってきます。


医療保険や生命保険の見直しは、そのときの健康状態の告知が必要になりますし、保障内容をどのようなものにするか検討しなおすので、手間がかかります。

デメリット②想定外のリスクに対応しきれない

保険会社によっては、どのような病気やケガでも入院すれば入院給付金がもらえるという場合が多く、手術給付金についても術式の1,000種類に対応しているところもあります。


基本的には、入院と手術の給付金がもらえれば良いと考えがちですが、がんや先進医療などに対するリスクに備えて、保障を備えていないと治療費がカバーできないことがあります。


このように、デメリットは想定外のリスクに対応しきれない場合があるということです。


保障内容を必要最低限にしていることで、三大疾病で長期入院となったときや高度先進医療を受けるときに対応しきれないことがデメリットになります。

参考:県民共済だけだと医療に対する保障はどれくらいできる?

県民共済は、手ごろな保険料で保障が受けられるとして知られています。


特徴は、

  • 月々の掛け金が2,000円と4,000円で選べる
  • 手術をしたときでも給付金が受け取れる
  • 年齢によって保険料が変わらない
  • 期末に余剰金があるときは「割戻金」として戻ってくる
申し込みが15歳から64歳の持病などがない人を対象となっており、給付される金額は15歳から60歳までは同じですが、60歳から65歳は変わります。


保険料を2,000円の場合の保障金額は以下の通りになります。

保障が受けられる年齢15歳から60歳60歳から65歳
不慮の事故で入院
1日目から120日目まで
8,000円
5,000円
すべての病気で入院
1日目から120日目まで
8,000円5,000円
入院中に手術50,000円25,000円
通院で手術10,000円5,000円
不慮の事故で重度障害1,000万円500万円
すべての病気で重度障害400万円200万円
不慮の事故で死亡1,000万円500万円
すべての病気で死亡400万円200万円

【参考】埼玉県民共済


県民共済に入るためには、出資金200円を支払って組合員になる必要があります。


県民共済は都道府県で運営がされており、保障される金額や保険料のコースが異なるので、住んでいる都道府県の共済に加入することになります。

医療保険や生命保険の保障は必要最低限で良い!見直しも大切



今回は、医療保険や生命保険の保障は最低限で良いという内容で解説してきました。


この記事では、

  • 健康や将来に不安を感じて、いろいろな保険に加入しなくても最低限で良い
  • 20代ヵら50代では、保険選びのポイントが異なるのでライフステージに合わせて選ぶ
  • 最低限で備えられる保険のおすすめを紹介
  • 最低限の保障を備えるメリットとは
  • 最低限の保障を備えたときのデメリット
について解説しました。

最低限の内容を保つためには定期的な見直しが必要になります。


ライフステージや家族構成などで、必要な保障は変わってきますので保険のプロに相談するのもおすすめです。

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