更新日:2021/03/21
50代女性におすすめの医療保険(女性保険)は?独身の場合も解説
内容をまとめると
- 50代女性が医療保険に加入すると、年々増加する突然の病気に伴う出費のリスクを大幅に下げることができる
- 加入することでのデメリットは保険料支払いにかかるコスト以外はほぼ無い
- 医療保険への加入は、たとえ50代になってからでもできるだけ早めに行う方が良い
- 高額になりやすい治療費に対応するために、先進医療特約への加入もおすすめ
- 慌てて新規加入するのではなく、まずは現在加入している保険があるなら見直してみよう
- 保険の分野の難しいことは保険のプロに相談するのがおすすめ
- 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!
目次を使って気になるところから読みましょう!
50代女性にとって医療保険(女性保険)は独身・既婚に関係なく必要性が高い
この記事をご覧のあなたは、女性向けの医療保険について調べておられるかもしれません。
誰もが食生活や運動など普段の生活習慣に気を配るのはまさに「健康のため」ですが、どれだけ気を配っていても病気になって入院や手術が必要になることはあり得ます。
そのために金銭的な不安を軽減できる「医療保険」というものがあるのですが、「自分の場合は健康に気を遣っているし、大きな病気にはならない」と考えて保険に加入していない方も多いのではないでしょうか。
実際のところ、50代になると
- 三大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)
- 女性疾病(乳がん・子宮がん・子宮筋腫など)
医療保険に加入できる年齢には制限がある!
たとえ、50代という中年~高齢者向けの医療保険が多数用意されているとしても、実際は加入するためにいくつかの制約があります。
その制約の一つが「年齢」であり、医療保険は年齢が高くなればなるほど加入が難しくなり、保険料も上がる傾向にあります。
また、持病を抱えていたり通院中であったりする場合も、健康な人より加入が難しくなる場合があります。
その理由の一つには、やはり高齢になるほど病気のリスクが高くなる(=保険が適用される可能性も高くなる)という点が挙げられます。
当然ながら、保険会社側の保険金支払いに対するリスクも大きくなるため、必然的に保険料も高くなる傾向にあります。
ですから、どうせ加入することを決めているならできるだけ年齢が若いうちに、そして体が健康なうちに加入するのが望ましいのです。
50代女性が医療保険に加入するメリットとは?
たとえ「医療保険は必要ない」と自分では思っていても、高齢に伴って様々な病気へのリスクが高まるということなら理解している、という方は多いでしょう。
医療保険に関して、一種のとっかかりを得るためには、そもそも保険に加入したらどのようなメリットがあるのか、という点を理解しておかなければなりません。
そこで次からは、医療保険に加入するメリットについて、
- ある日突然医療費の出費が発生するリスク軽減
- 老後に備えるための貯蓄ができる
メリット①医療費のリスクに備えることができる
病気になる日を予測することは誰にもできないので、ある日突然入院しなければならなくなる、というリスクは誰もが等しく抱えています。
特に、病気の治療のために必要な費用を用意できないということのリスクは、普段の生活費から「病院代や薬代を捻出できない」ような事態よりも深刻かもしれません。
しかし、医療保険に加入しておけば、そのような「ある日突然医療費が発生することへのリスク」を軽減することができます。
当然ながら毎月いくらか発生する保険料というコストを支払う必要はありますが、この方法は「病気で入院したときのためにお金を貯めておく」というような、ネガティブな目標で貯蓄を始めるよりもよっぽど簡単な方法、とも言えます。
メリット②医療費の負担を抑えることで老後の貯蓄に繋がる
医療保険に加入するということは、保険料というコストを支払うのと引き換えに「安心」を得ている、とも言い換えることができます。
たとえばある日突然入院や手術費用が発生したとき、どこから費用を捻出するのかというと当然ながら「収入」の中からであり、必然的に生活費が切り詰められ、生活そのものが苦しくなります。
たとえ貯蓄がある程度ある場合でも、何か別の目標のために貯めていたお金を医療費に回す、ということも行わなければならなくなるかもしれません。
そういった「当たり前のように発生する負担」を、医療保険に加入することでカバーすることで、いつも通りの生活をしながら、老後のための準備を少しずつ整えることができます。
特に50代は老後の生活についてきちんと考えなければならない年代なので、完全に「保険には加入できない年齢」になってしまう前に準備をしておくのは良いことです。
50代女性が医療保険に加入するデメリットはない!
ここまでは50代女性が医療保険に加入するメリットについて取り上げてきました。
特に、病気に伴うリスクに「健康的な生活を送る」とはまったく別視点で備えることができることは、大きな安心に結びつくことでしょう。
しかし、ある方は「それでも保険なのだから、保障が適用されなければ結局は支払う保険料が無駄になるのでは?」と思われる方もおられるでしょう。
確かに、とりわけ50代という年代から加入するのであれば保険料が高くなってしまうため加入しても保険料の負担が大きい、と思える方もおられるかもしれません。
そのためにも、やはりできるだけ若いうちから医療保険の必要性について考えることは大切です。
また、もし病気になって長期入院や手術が必要になったとき、突然発生する多額の出費をすぐにカバーできなくなることのリスクの方が高い、と捉えることができるかもしれません。
医療費が高額であるゆえに必要な治療が受けられない、ということも少なからず起きてしまう可能性も考えれば、費用の大部分をカバーできる医療保険に加入しておくことに関して、「保険料を支払う」以外のデメリットはない、と言えるでしょう。
【他ランキング上位】50代女性・独身女性におすすめの医療保険を比較
医療保険に関するイメージを変えるには、実際に現在医療保険に加入しており、加入することでのメリットを感じている方の意見を聞くことも大切です。
それにより、自分と似た環境・境遇の人がどのような保険に加入しどのような保障を重要視しているのかを知ることで、自分が加入するべき保険を決めるうえでの判断材料を増やすことができます。
そこで、次からは実際に各保険会社から販売されている
- オリックス生命「新キュアレディ」
- 東京海上日動あんしん生命「メディカルKit NEO 女性プラン」
- ライフネット生命「じぶんへの保険3 レディース」
- SOMPOひまわり生命「フェミニーヌ」
- メットライフ生命「フレキシィS 女性専用タイプ」
オリックス生命「新キュアレディ」
最初に紹介するのは、オリックス生命の「新キュアレディ」という医療保険です。
これは名前の通り女性向けの医療保険であり、まさに女性がかかりやすい病気に対しての保障が手厚くなされている保険となっています。
主にどのような病気に対応しているのかというと、
- 乳がん(がん)
- 子宮筋腫
- 急性心筋梗塞
- 脳卒中
年齢 | 保険料 |
---|---|
30代 | 1,928円 |
40代 | 2,075円 |
50代 | 2,637円 |
東京海上日動あんしん生命「メディカルKit NEO 女性プラン」
- 女性特有の病気
- がん
- 心疾患
- 脳血管疾患
- 乳がんで乳房再建手術を受けた場合に100万円の給付金
- 1000種類以上の公的医療保険対象の手術や放射線治療に対する保障
- 先進医療の技術料に対して2000万円まで保障
ライフネット生命「じぶんへの保険3 レディース」
3位として紹介するのは、ライフネット生命の「じぶんへの保険3 レディース」という医療保険です。
医療保険は保障の充実さが決め手の一つになりますが、それゆえにプラン形態が(保険に詳しくない方であれば特に)分かりにくいことが多々あります。
その点、この医療保険は保障内容によって「エコノミーコース」と「おすすめコース」の2つに分かれているのでとても分かりやすくなっています。
その2つにどのような違いがあるのかというと、
保障内容 | エコノミーコース | おすすめコース |
---|---|---|
入院給付金 | ○ | ○ |
女性入院給付金 | ○ | ○ |
手術給付金 | ○ | ○ |
がん治療給付金 | ― | ○ |
3大生活習慣病 入院の支払限度日数が無制限 | ― | ○ |
先進医療給付金 | ― | ○ |
先進医療見舞給付金 | ― | ○ |
このように、コースによって保障されるものとされないものが明確化されており、保障を充実させるか、最低限の保障でコストを抑えるか、どちらかを簡単に選択することができます。
もちろん女性特有の病気や三大疾病に関する保障も手厚く、
- 入院1日あたり5,000~15,000円入院給付金を上乗せ
- たとえ日帰り入院でも5,000~15,000円の範囲で保障
- 公的医療保険制度対象の手術、放射線治療や骨髄移植なども保障
このように広い範囲で保障が適用されます。
SOMPOひまわり生命「フェミニーヌ」
次に紹介する医療保険は、SOMPOひまわり生命の「フェミニーヌ」です。
この保険における最も分かりやすい特徴が、3年ごとに最高150,000円の生存給付金が受け取れるという点です。
詳しく説明すると「フェミニーヌ」の生存給付金は3タイプに分類されており、
- プラン1:150,000円×5回=合計750,000円の給付金
- プラン2:105,000円×5回=合計525,000円の給付金
- プラン3:75,000円×5回=合計375,000の給付金
そのうえ、
- 女性特有の病気に関する入院で日額15,000円、それ以外でも10,000円の保障
- 乳がん・甲状腺がん・バセドウ病・腎盂腎炎・低血圧症などにも対応
- 先進医療の技術料を2,000万円まで保障
メットライフ生命「フレキシィS 女性専用タイプ」
最後に紹介するメットライフ生命の「フレキシィS 女性専用タイプ」も、一定期間ごとにまとまったお金が受け取れるタイプの女性向け医療保険です。
こちらの医療保険では、5年ごとに最高10万円の健康祝金が、90歳まで何度でも受け取れるという他の保険にはない特徴があります。
プランは入院保障の日額ごとに2つに別れており、
コース | 健康祝金 | 入院保障(日額) |
---|---|---|
入院日額5,000円 シンプルコース | 5年ごと 50,000円 | 日額5,000円 |
入院日額5,000円 保障充実コース | 5年ごと 50,000円 | 日数10日以内:50,000円 日数11日以上:5,000円 |
入院日額10,000円 シンプルコース | 5年ごと 100,000円 | 日額10,000円 |
入院日額10,000円 保障充実コース | 5年ごと 100,000円 | 日数10日以内:100,000円 日数11日以上:10,000円 |
このようにプランごとに受け取れる健康祝金の金額が違っていたり、プランによっては短期入院の場合に補償額が上がるなどの特徴もあります。
入院時に選択したい部屋のグレードなどによって、コースを決めることもできるでしょう。
30代女性が契約した場合の保険料の目安としては、
コース | 保険料 |
---|---|
入院日額5,000円 シンプルコース | 2,667円 |
入院日額5,000円 保障充実コース | 3,344円 |
入院日額10,000円 シンプルコース | 4,857円 |
入院日額10,000円 保障充実コース | 6,211円 |
このようになっており、定期的に給付金が受け取れるタイプの女性向け医療保険としては比較的安く加入することができます。
50代女性が医療保険を選ぶ際の3つのポイント
一口に「保険」といっても、今回取り上げている医療保険だけでも様々なタイプがあるように、多種多様です。
選択肢が広いのは良いことですが、選択肢がたくさんあるからこそ「何を選べば良いのか分からない」という方も多いでしょう。
そこで次からは、保険の選び方のポイントについて、
- 年齢が若いうちに加入
- 保障の範囲を広げる
- 先進医療特約の必要性も考える
主にこれらの点を、その理由も合わせて紹介します。
①健康なうちになるべく早めに加入する
まず、50代になったからといって突然保険に加入できなくなるようなことはありませんが、確実にハードルは高くなります。
保険において年齢と保険料の関係は比例しているため、たとえ50代まで保険に加入していなかったとしても、できるだけ健康なうちに、加入するなら早めに加入することを考えるべきです。
もし、保険に加入することを決めていたとしても実際に特に理由もなく加入を遅らせているのであれば、単に時間とコストを浪費していることになります。
病気にかかるリスクも、保険への加入が難しくなるリスクも、両方高くなってしまう前に加入しましょう。
②入院だけてなく手術に対する保障も備えておく
病気に関する治療をする際に必要となる費用の種類を大きく分類するならば、
- 入院・通院費
- 手術費
③先進医療特約も付けると安心!
多くの医療保険が強調しているものの、軽視されることも多いのが「先進医療特約(保障)」です。
これは、より高度な技術や機材が必要となる医療行為のことを指しており、どのようなものが先進医療になっているのかは、厚生労働省が定めています。
これら先進医療に対する治療費はすべて保険が効かず自己負担となるため、場合によっては300万円以上になるなど、非常に高額になりやすい治療です。
そこで、さきほどから紹介している医療保険において特約に加入しておくなら、少ないコストで「最大2,000万円まで保障」など、大幅にリスクを下げることができるため、先進医療特約に関してはできるだけ加入しておくことをおすすめします。
50代女性の医療保険は新規加入よりも見直しがおすすめ
この記事をご覧の方の中には、現在医療保険には加入しているけれど、保障内容や支払う保険料の高さに満足していない、という方もおられるでしょう。
そういった場合、今加入している保険を解約して別の保険に加入するのが良いのか、または加入している保険の保障内容を見直すべきなのか、という点を悩むかもしれません。
実際のところ、医療保険はまず「見直しから入るべき」だと言えるのですが、それはなぜでしょうか。
まず、すでに取り上げているように高齢になっていくにつれて、病気になるリスクが高くなるため、年齢に比例して保険への新規加入に関して制約が多くなります。
予想以上に保険料が高くなったり、加入してからまた別の保険に移りたくなる、ということも考えられます。
ですから、最初に行うべきなのは現在加入している医療保険で保障を追加・削減したり、特約を付帯・削除することで保障内容を最適化できないか考えることです。
保険の見直しを行う方が、安易に解約するよりもリスクが低いですし、たとえ別の保険に移行するとしてもFP(ファイナンシャルプランナー)などの専門家の意見を聞いてから決定する猶予ができます。
50代女性は老後資金に備えて貯蓄型の医療保険もおすすめ!
保険に加入する目的は人それぞれ異なりますが、自力では完遂するのが難しい「貯蓄」を行う目的で加入する方も少なくありません。
実際のところ「保険料を支払う」ことにはある程度の強制力があるため、単に目標を立てて銀行に貯蓄を行うよりもやりやすい、と思う方も多いでしょう。
特に50代を過ぎてからは老後のことも真剣に考える時期になるため、少しでも蓄えを増やそうと思って、「貯蓄型」の医療保険を選択される方も少なくありません。
貯蓄型の医療保険が「掛け捨て型」の医療保険よりも優れている点としては、
- 老後のために貯蓄しながら、保障も受けられて一石二鳥
- 満期時に受け取れるタイプだけでなく、何年かおきに受け取れるタイプもある
- 目標ができるので、保険料を支払うモチベーションが保ちやすい
50代女性におすすめの貯蓄型医療保険!口コミも紹介
ここでは女性におすすめの貯蓄型医療保険の保険商品として、
- アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの終身医療」
- チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX」
以上の2つの保険商品を評判・口コミとともに紹介していきます。
自分に必要な部分を保障してくれる保険を見つけてみてください。
アクサダイレクト生命「アクサダイレクトの終身医療」
アクサダイレクトの終身医療保険は、シンプルな保障で保険料が安く抑えられて、家計の負担を軽減できる医療保険です。
特徴は3つあります。
- 入院費と手術費の両方が一生涯の基本保障
- 必要な分だけ特約を付加して手厚い保障
- 必要最低限の保障にすることで保険料も手頃
また、保障内容は下記の通りです。
基本保障 | 給付金 |
---|---|
疾病・災害給付金 | 5,000円~15,000円/1日 |
手術給付金 | 25,000円~150,000円/1回 |
死亡給付金 | 50,000円~150,000円/1回 |
この基本保障に下記の特約を必要な分だけ付加します。
- 先進医療特約
- 3大疾病保険料払込免除特約
- 長期入院時一時金給付特約
- 入院時一時金給付特約
- 通院支援特約(退院時給付金)
- 健康祝金特則
- 女性疾病入院特約
評判・口コミ
保険料が安い上に自分で保障を組み立てられるのが魅力
チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX」
「終身医療保険プレミアムDX」は、日帰りや長期化が心配な入院にも備えられる一生涯の保険です。
この保険の特徴は4つです。
- 長期入院・短期入院に備えられる
- 退院後の通院治療も保証される
- 保険は必要な分だけ
- 保険料が安い
基本保障は下記の通りです。
給付金名 | 詳細 |
---|---|
入院給付金 | 病気・ケガで入院 1日あたり5,000円~15,000円 |
手術給付金 | 病気・ケガで入院など 50,000円~200,000円 |
放射線治療給付金 | 病気・ケガで放射線治療 50,000円~200,000円 |
ここにプラスして必要な特約を付加します。
この保険に付加できる特約は下記の通りです。
- 先進医療給付金
- 先進医療支援給付金
- 7大疾病延長入院給付
- ストレス性疾病延長入院給付金
- 退院後通院給付金
- 3大疾病診断給付金
- 3大疾病保険料払込免除
- 入院一時金
- 女性特定疾病入院給付金
女性の方は、チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX」で帝王切開が保障されるのか気になる人も多いと思います。
チューリッヒ生命の医療保険なら帝王切開を手術給付金・入院給付金で保障してくれます。
また、女性特定疾病入院給付金をつけていればプラスで保険金を受け取ることが可能です。
では、実際の保険料はどのくらいなのでしょうか。
【例】
- 年齢:30歳男性
- 保障:基本保障のみで最低限の保障
- 保険料払込期間:終身
以上の場合で、月々の保険料は840円です。
評判・口コミ
短期の入院にも長期の入院にもどちらにも備えられる心強さが魅力です。
特約が多いので自分で保障を自由に組み立てられるこの保険に決めた。
通院の保障もしっかりしてくれました。
50代女性は医療保険の見直しがおすすめ!家計改善効果も!
今回は、50代から加入できる女性向け医療保険について様々な点を取り上げてきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事のポイントは、
- 50代女性でも女性向け医療保険に加入すれば、女性特有の病気や三大疾病など、突然の病気に備えることができる
- 50代から医療保険に加入する場合でも、できるだけ早めに加入した方が良い
- 先進医療特約へ加入すれば、非常に高額な医療費になりやすい先進医療への出費リスクを軽減できる
- 加入している保険があるなら、乗り換えよりもまずは保障内容の見直しを行う