更新日:2021/03/02
医療保険に入らないで後悔?がん保険などに入っておけばよかったなどの体験談も紹介
- 公的医療制度があれば大丈夫なのでは?
- 実際にどれくらいの人が加入しているの?
- 医療保険未加入の割合はどれくらいなの?
- 医療保険に入らない状態での入院費はいくらくらい?
- 医療保険に入らないで後悔するのはどんな人?
- 後悔する前に!おすすめする医療保険を2社紹介
内容をまとめると
- 医療保険の加入率は、平成19年から令和元年にかけて70%以上を維持している
- 入院やケガで入院した場合、医療保険に入らないと収入が途絶えるため後悔する恐れがある
- 国の財政が悪化した場合は、高額医療費制度や傷病手当金の基準額が減額される恐れがあることを知っておくべき
- 自営業者は所得補償が無いため、医療保険に入らないと全額自己負担になる
- 先進医療や自由診療に備えたい人は医療保険に加入しておくべき
- 医療保険が不要な人は、芸能人や資産家などお金に余裕がある一部の人のみだと考えられる
- 医療保険の保障内容や商品について不安がある方は、プロに相談するのがおすすめ
- いまならスマホ1つで無料オンライン相談ができるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!
目次を使って気になるところから読みましょう!
医療保険って本当にもったいない?医療保険の必要性とは?
保険料を支払ってまで医療保険に加入する意味があるのかどうか、その必要性がわからないという方も多いと思います。
確かに日本は世界のなかでも公的医療制度が充実しているので、医療保険は入らないでもよいと思えるかもしれません。
しかし、公的医療制度ではカバーしきれない部分もあります。
長期入院による医療費の自己負担分や差額ベッド代、お見舞いの交通費や雑費などは、全額自己負担になる費用です。
そのことを知っておかないと、医療保険に入らないことで後悔する恐れがありますよ。
みんな入っているの?医療保険未加入の割合はどれくらい?
医療保険は病気やケガをして、入院や手術をしたときのための保険ですが、実際の加入率はどれくらいなのでしょうか。
以下の表をご覧ください。
加入率 | |
---|---|
平成19年 | 71.3% |
平成22年 | 72.3% |
平成25年 | 74.0% |
平成28年 | 72.1% |
令和元年 | 73.1% |
表を見てわかるとおり、平成19年から令和元年にかけて70%以上もの加入率があり、このことから10人中3人は未加入であることがわかります。
医療保険に入らない状態での入院費はいくらかかる?
入院費が全額自己負担になった場合の費用は、どれくらいなのでしょうか。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
10万円未満 | 23.6% | 26.1% |
10~20万円未満 | 36.3% | 41.6% |
20~30万円未満 | 15.8% | 11.0% |
30~50万円未満 | 14.7% | 11.8% |
50万円以上 | 9.5% | 9.4% |
この表を見ると、平均はおよそ22万円ほどで、もっとも比率が高いのが10~20万円未満であることがわかります。
また、入院日数が長くなれば自己負担額が増えるため、医療保険に入らないでいると、高額な費用を負担することに。
このことからも、後々になって入らないことを後悔する前に、医療保険は加入しておくべきだと言えるでしょう。
医療保険は最低限入っておくべき保険?入らないで後悔するのはどんな人?
この見出しでは、医療保険は最低限入っておくべきなのかどうか、以下で挙げる代表的な3つの保険について詳しく解説します。
- 医療保険
- がん保険
- 生命保険
健康な人にも持病がある人にも必要な「医療保険」
医療保険は、病気やケガをして入院・通院をしたときに保険金がもらえる保険です。入院日額5,000円や1万円など、加入するプランによって保険金額が異なります。
医療保険の加入が必要かどうかは、将来的に病気やケガで入院・通院をしたときに、ご自身の貯金でカバーできるかどうかです。
公的医療制度を利用すればある程度はカバーできますが、医療保険に入らないまま長期入院した場合は自己負担額が増えてしまいますよね。
また、医療保険は三大疾病特約などの特約をつければ、がん保障もカバーできるというメリットがあります。
病気やケガが不安だという方は、最低限入っておくべき保険だと言えるでしょう。
高額な治療費もしっかりカバーできる「ガン保険」
医療保険とは別に、がんの保障に特化したがん保険というものもあります。
この保険は、医療保険のようにすべての病気・ケガに対応しているわけではないため注意が必要です。
がん保険はがんに特化している分、医療保険と比べると保険料対比金額の保険金が受け取れるという特徴があります。
がんは一生涯のうちで、日本人の2人に1人が発症すると言われている病気です。また、治療費もとても高額なため、がんの備えは重要だと言えます。
医療保険は入らないでも大丈夫だと思っている方も、万が一のためにがん保険は最低限入っておくべきです。
遺された家族に安心を残したい「生命保険」
生命保険は、ご自身に万が一のことがあったときに、残された家族を守るための保険です。
そのため、家族を支えている方にとっては、最低限入っておくべき保険だと言えます。
しかし、家族を養っていないからといって、生命保険に入らないでもよいとは言い切れません。
ご自身に万が一のことがあったときに、葬儀代は用意したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
預貯金がしっかりとある方であれば、生命保険に加入しなくてもご自身でカバーできるかもしれませんが、お金を用意できないという方はぜひ加入をしておきましょう。
そうすれば、残された家族がご自身のために、お金を負担をする必要がないため安心ですよ。
医療保険が必要な人とは?入らないで後悔するのはどんな人?
前の見出しでは、最低限入っておくべき保険は、医療保険・がん保険・生命保険の3つであることを解説しました。
この見出しでは、医療保険に入らないで後悔する人は、どんな人かを4つのパターンに分けて紹介します。
- 健康(病気)が不安
- 貯金が少なくて不安
- 自営業者
- 先進医療に備えておきたい
病気に不安のある人
まず、1つ目の医療保険に入らないで後悔する人のパターンは、病気に不安がある人です。
病気やケガで入院をすると、仕事をしている方はその間の収入が途絶えてしまいます。そのため、入院期間が長引けば長引くほど、気持ちが重くなってしまう方も。
もし長期入院になった場合、病気やケガが回復して元気になったとしても、職場や雇用形態によっては雇用が切られてしまう恐れもあるでしょう。
医療保険に加入しておけば、長期入院をしても保険金が受け取れます。手術をした場合は、手術手当金という手厚い保障もあるため安心です。
病気やケガのリスクは、加齢にともない高くなるため、将来の病気やケガに備えたいと考えている方は医療保険に加入しておくべきだと言えるでしょう。
貯金が少ない人
2つ目の医療保険に入らないで後悔する人のパターンは、貯金が少ない人です。
国の保障制度は一生涯続くとは限りません。国の財政が悪化した場合は、高額医療費制度や傷病手当金の基準額が減額される恐れも。
いまは公的医療制度で高額な医療費もカバーすることができても、将来はどうなるのかわからないため注意が必要です。
病気やケガで入院しても、公的医療制度を利用すれば何とかなると思って貯金をしておかないと、将来生活が苦しくなる恐れがあるのです。
貯金が少ない方や、将来の国の保障制度に不安を抱いている方は、医療保険に加入しておいたほうが安心です。
自営業など傷病手当金が受けられない人
3つ目の医療保険に入らないで後悔する人のパターンは、自営業などの傷病手当金が受けられない人です。
会社員の方は、仕事に関することで病気やケガをした場合は労災保険がおります。
また、仕事以外が原因だったとしても、公的健康保険に付帯している傷病手当金などが受け取れます。
しかし、自営業の場合はどうでしょうか。
自営業の場合は、所得補償が無いため医療保険に加入しておかないと病気やケガで入院した場合、ご自身を守ってくれるものが何も無いのです。
そのため、自営業などの方は、万が一のことを考えて医療保険に加入しておきましょう。
先進医療に備えたい人
最後に、医療保険に入らないで後悔する人のパターンは、先進医療・自由診療などに備えておきたい人です。
病気やケガで入院・通院した場合は、一般的に保険診療が適用されます。
しかし、先進医療や自由診療での治療は全額自己負担になるため、1回の治療費が高額になります。
もし、ご自身が先進医療や自由診療が必要な病気・ケガを負った場合、家計の状況や貯金額によっては治療が受けられない可能性があるのです。
先進医療や自由診療を受けなくても、他の治療方法があるかもしれません。
しかし、自分に合った治療方法をしっかりと選択したいと考えている方は、医療保険で備えておくと安心です。
医療保険が不要な人とは?
医療費が不要な人は、かんたんに言えば治療費を支払う余裕がある人です。
がんになって治療費が500~1,000万円ほどかかったとしても、生活に支障なく支払うことができるほどの余裕があれば、わざわざ医療保険に加入する必要もないでしょう。
しかし、実際に余裕がある方は芸能人や資産家などの一部の方に限ります。
そのため、一般的に考えると、医療保険は加入しておいたほうが安心です。
医療保険に入らないで後悔している人の体験談・口コミ
この見出しでは、医療保険に加入しなかったことで後悔している方の体験談・口コミをいくつか紹介します。
医療保険に加入するべきか悩んでいる方は、ぜひ体験談・口コミも参考にしてみてください。
一人目
精神的な安心の為に加入しておけば良かったです
二人目
若いうちに加入しておけば良かった
入っておけばよかったと後悔する前に!今から加入できる医療保険
医療保険はたくさんの商品があるため、いざ加入しようと思ったときに何が自分に合っているのかわからないという方も多いと思います。
この見出しでは、医療保険に加入しておけばよかったと後悔する前に、チェックしておくべき医療保険を2つ紹介します。
- チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX」
- ライフネット生命「じぶんへの保険3」
チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX」
チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX」は、日帰り入院・長期入院の2つに備えることができる医療保険です。特徴や保障内容などを見てみましょう。
特徴
- 7疾病による入院は日数無制限で補償
- 短期入院や退院後の通院でも補償
- 必要な保障だけ選べる
- 入院給付日額:5,000円~
- 手術給付金:5万円~
- 入院一時金:10万円
- 退院後通院給付日額:5,000円
- 保険期間・保険料払込期間:終身
- 30歳男性
- 1,557円/月
- お手頃な保険料で病気やケガに備えたい人
- 保障内容を自分で選びたい人
ライフネット生命「じぶんへの保険3」
ライフネット生命「じぶんへの保険3」は、ニーズに合わせて保障内容を選ぶことができる保険です。特徴や保障内容を見てみましょう。
特徴
- 日帰り入院でも給付金は5日分
- 3大生活習慣病での入院は支払限度日数が無制限
- がんの場合、入院給付金日額の100倍を一括で受け取れる
- 入院給付日額:5,000円~
- 手術給付金:5万円~
- がん治療給付金:50万円~
- 先進医療給付金:2,000万円まで
- 先進医療見舞給付金:療養1回につき10万円
- 保険期間・保険料払込期間:終身
- 30歳男性
- 1,578円/月
- 入院手術を一生涯カバーしたい方
- がんや三大生活習慣病にもしっかり備えたい人
保険に入っておけばよかったと後悔しないためにも専門家に相談してみよう
医療保険が必要かどうか、悩んでいる方は不安な気持ちを抱えたままにせず、プロの専門家に相談するべきです。
保険は専門知識が多く、自分で医療保険を調べても、すべて理解することができないかもしれません。
後になって「加入しておけばよかった…」と、後悔する前に、ぜひ保険相談サービスを利用してみてください。
まとめ:入らないで後悔しないために早めに医療保険について考えてみよう
医療保険は加入するべきか、医療保険が必要な人や不要な人、おすすめする医療保険についてなどを紹介しました。
今回の記事のポイントは、
- 医療保険未加入の割合は、平成19年から令和元年にかけて70%以上である
- 入院費が全額自己負担になった場合の費用は、平均22万円程度かかる
- 医療保険は病気に不安がある方や、自営業の方などは加入しておいたほうが安心
- お金に余裕がある方は、必ずしも加入する必要はないと言える
などになります。
医療保険は、病気に不安を抱えている人や自営業など、傷病手当金が受けられない人などは加入するべきだと言えます。
もし、保険のことでわからないことがあれば、保険のプロに相談してみることをおすすめします。
医療保険に入らないことで後悔する前にぜひ、今回の記事を参考にしてみてくださいね。