更新日:2021/02/15
うつ病でも就業不能保険では保障される?第一生命やチューリッヒなどの商品を紹介
- いまの就業不能保険はうつ病も保障カバー
- うつ病で働けない場合は給料の代わりに給付金が受け取れる
- うつ病を保障するおおすめの就業不能保険
内容をまとめると
- 就業不能保険はうつ病など精神疾患で働けない場合も手厚い保障が受けられる
- うつ病による休業や退職が増えているので就業不能保険は確かな備えになる
- 就業不能保険ではうつ病など精神疾患の保険金の支払い条件は少々厳しい
- うつ病による入院治療は長期化しやすいので就業不能保険が必要
- 就業不能保険は保障や支払い条件などは保険会社によってさまざま
- 就業不能保険の初期支払削減特則で保険料は抑えられる
- 保健に関する悩みは保険のプロに相談するのがおすすめ
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目次を使って気になるところから読みましょう!
就業不能保険はうつ病は保障対象なのか?
病気やケガで長期療養となった場合、その間の収入は途絶えてしまい医療費の支出が重くのしかかってしまいます。
そのような状況をカバーしてくれる就業不能保険という保険商品をご存知でしょうか?
そもそも就業不能保険はあらゆる病気を対象とし働けないとき、給付金を受け取ることができるのでしょうか?
実は就業不能保険では、うつ病など精神疾患は保障対象外とされることが一般的です。
- 精神疾患を患っているのか判断がつきにくいため
- 精神疾患は完治の判断が難しく再発する可能性があるため
うつ病など精神疾患も保障対象の就業不能保険が増えている
そもそも就業不能保険とは?
現代ではうつ病などの精神疾患による休業や退職は珍しくない
近年、うつ病など精神疾患によって休業や退職を余儀なくされるケースは、決して珍しくありません。
厚生労働省による患者調査の概要をみると、うつ病を含む気分障害の患者さん総数は、年間約120万人にものぼることが確認できます。
精神疾患のひとつであるうつ病は
- 働くことができなくなる
- 会社を退職する理由の上位
(参考)うつ病などによる入院や治療は長期化しやすい
いまは健康で元気に働くことができても、うつ病など精神疾患で働けなくなるリスクはゼロにはなりません。
いざというときに備えるためにも、健康なうちに就業不能保険に加入しておくべきではないでしょうか。
うつ病の改善治療は、長期化すると言われています。
一般的な治療を行っても患者さんの2~3割が長期療養を余儀なくされる状況です。
治療が長期化する原因
- 患者さんによる薬物治療の中断
- 早すぎた職場復帰
- 休養が不充分
就業不能保険の保険金の支払い条件は厳しい?うつ病で保険金はおりる?
それでは就業不能保険の保険金の支払い条件について確認してみましょう。
保険会社では、就業不能保険の給付金支払いにおいて前提としていることは、「就業不能状態になったとき」と定めていることが一般的であり、要するに「働けないとき」です。
- 病気やケガの治療を目的に医療施設に入院している状態
- 病気やケガによって医師から自宅療養による治療を指示されている状態
うつ病で働けなくなった場合でも保障される就業不能保険を紹介!
万が一うつ病で働けなくなった場合でも毎月の給料に代わって保険金が支給される就業不能保険が暮らしを守ってくれます。
そのためには、うつ病も保障が受けられる就業不能保険を見つけ出し、十分に調べておくことが重要です。
うつ病も保険対象となるおすすめの就業不能保険とは
- SBI生命保険「働く人のたより」
- アクサダイレクト生命「働けないときの安心」
- チューリッヒ生命「くらすプラス」
- 第一生命「就業不能保険ジャスト」
SBI生命保険「働く人のたより」の保障内容・保険料
SBI生命保険の「働く人のたより https://www.sbilife.co.jp/products/disability/」は、自分の生活や健康状態に合わせて保障の内容が選べる就業不能保険になります。
保険の特長
【自分に合った保障が選べます】- うつ病を含め幅広い病気やケガの保障が受けられる安心の全疾病型
- ガン・脳卒中・急性心筋梗塞の三大疾病限定の保障が受けられる三大疾病型
- ガンのみを保障するガン特化型
- 給付金満額の受取 公的保障に不安がある方におすすめの受取方法
- 給付金半額の受取 給付金を半額できるので、傷病手当金の支給がある方に最適
- 保険期間満了まで給付金が毎月1回受け取れる(免責期間あり)
- うつ病など精神疾患は保険期間を通じて給付金が月1回・通算18回受け取れる
- 就業不能給付金の月額を5~50万円まで5万円単位で設定することができます
就業不能給付額 | ハーフタイプ 月々保険料 | 満額タイプ 月々保険料 |
---|---|---|
10万円 | 1,440円 | 1,850円 |
アクサダイレクト生命「働けないときの安心」の保障内容・保険料
アクサダイレクト生命の就業不能保険「働けないときの安心 https://www.axa-direct-life.co.jp/products/disability/trend/」は、必要最小限の保障で月々の保険料を抑えることができる保険です。
最大の特長は、働くことができないとき給料に代わり給付金が受け取れます。
保険の特長
- 月1度受け取ることができる
- 保険期間満了まで通算18回
- 満額タイプ
- ハーフタイプ
就業不能給付額 | ハーフタイプ 月々保険料 | 満額タイプ 月々保険料 |
---|---|---|
10万円 | 1,810円 | 2,370円 |
チューリッヒ生命「くらすプラス」の保障内容・保険料
チューリッヒ生命から提供されている「くらすプラス https://www.zurichlife.co.jp/product/category_disability/kurasuplus」は、うつ病など精神疾患で長期入院となった場合、収入の減少の備えとなる就業不能保険です。
保険の特長
うつ病やストレス障害など精神疾患から5大疾病まであらゆる病気に対応、就業不能状態を保障カバーしてくれます。
- うつ病など精神的な疾病や5大疾病も安心の保障
- 確定年金ですので、仕事に復帰後も引き続き年金が受け取れる安心設計
- 支払事由に該当すると年金受取総額が必ず支給
- 年金受取総額が選べる
- 1回の入院限度日数120日型
- 入院1日 5,000円給付
- 年金支給月額 10万円
- 支払期間:2年・3年・5年または10年
第一生命「就業不能保険ジャスト」の保障内容・保険料
入院2週間から保障が受けられる第一生命の「就業不能保険ジャスト https://event.dai-ichi-life.co.jp/promotion/just/f04/index.html」は、ほかの就業不能保険と比べて免責期間の短さが際立つ保険といっても過言ではありません。
いますぐ保障を受けたいという方にぴったりの就業不能保険ではないでしょうか。
保険の特長
最大の特長は、病気やケガはもちろん骨折やストレス性疾患、切迫早産など不測の事態もカバーしてくれます。
また保険会社に健康診断書を提出すると保険料が割引される健康サポートも魅力的です。
保障の内容
- 幅広い保障 うつ病や骨折、出産にともなう病気などによる入院などをカバー
- 短い免責期間 入院2週間から給付金が受取り可能
- リーズナブルな保険料で家計にやさしい
- 健康診断割引特約適用で保険料がさらにお得
就業不能給付額 | 健康診断基本割引保険料 | 健康診断優良割引保険料 |
---|---|---|
20万円 | 1,370円 | 1,214円 |
参考:就業不能保険の初期支払削減特則とは?
就業不能保険の初期支払削減特則とは、病気やケガで働けなくなった場合、またうつ病など精神疾患で働けなくなった場合、入院や自宅療養で就業不能状態になってから540日間の削減期間は設定した毎月の給付金の半分が受け取れる細かな決め事になります。
つまり毎月20万円の給付金を受け取れる設定の場合、最初から給付金は満額を受け取れますが、相応に保険料は高くなってしまいます。
初期支払削減特則で給付金を半額に減らすことで、毎月の保険料の支払いを抑えてご加入いただくことが可能です。
一般的に会社員の方は病気やケガなどで就業不能状態になると傷病手当金など公的保障が受けられる可能性があります。
就業不能保険に初期支払削減特則を付加しておくと、いざというときのための保障を無駄がないよう備えることができるのです。
一方、公的保障が受けられない方は「初期支払削減特則なし」がおすすめであり、1回目の給付金の支払いから設定した給付金額を月一度、受け取るタイプが良いのではないでしょうか。
うつ病でも就業不能保険に加入して保障を受けることができる!
この記事でお伝えいたしましたポイントは
- いまの就業不能保険はうつ病など精神疾患の場合も保障が受けられる
- 就業不能保険は医療保険と合わせて万が一に備えておくべき保険
- うつ病など精神疾患の給付金支払い条件は別途設定されている
- うつ病など精神疾患を保障するおすすめの就業不能保険とは
- 初期支払削減特則は月々の保険料を抑える