ADHD(発達障害)だと保険に入れない?ADHDでも入れる保険をご紹介!

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ADHDなどの発達障害だと普通の医療保険や生命保険に入れるのでしょうか。また、発達障害でも入れる可能性の高いおすすめの保険にはどんなものがあるのでしょうか。この記事ではADHDでも加入できるおすすめの保険、がん保険や団信についてまとめました。

内容をまとめると

  1. ADHDでも普通の医療保険や生命保険に入れることもあるが、服薬や通院によりやや難しくなる
  2. 健康告知項目が少ない「引受基準緩和型」、健康告知の必要がない「無選択型」の保険は普通の保険よりも入りやすい
  3. おすすめの医療保険、生命保険はSBIいきいき少短「SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険」コープ共済「たすけあい医療コース」オリックス生命「医療保険新キュア・サポート・プラス」、SBIいきいき少短「SBIいきいき少短の持病がある人の死亡保険」アフラック「終身保険どなたでも」など
  4. がん保険は契約時点でがんにかかっていなければ発達障害でも加入できることが多い
  5. 発達障害に該当する方専用の保険として、ぜんち共済「ぜんちあんしん保険」などがある
  6. 発達障害を抱えていて、自分がどの保険に入れるかわからず不安な方は、保険のプロに無料保険相談を受けることがおすすめ
  7. 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!
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ADHD(発達障害)だと普通の保険に入れない?


ADHD
をはじめとした発達障害は、人によって特性の強さや表れ方が異なる上、加入の可否は告知書への記載内容で判断されるため、普通の医療保険や生命保険に入れる可能性もあります

ですが、たとえば二次障害でうつ状態になり服薬をしているような状態だと、普通の保険には入りにくくなる傾向があります。

なぜなら、生命保険や医療保険は、相互扶助によって成り立っているからです。

相互扶助とは、加入者がそれぞれが少しずつ保険料を支払い、そのうちのだれかが亡くなったり病気になったときに、集めていたお金(保険料)の一部を渡し、お互いを助け合うというしくみ。

相互扶助のしくみが前提になっているため、健康上のリスクがあったり、危険度の高い職業についている人の加入を無条件に受け入れると、公平性が確保できなくなるのです。

それでも、先ほど述べたとおり、人によって特性の強弱は異なること、保険会社や保険商品ごとに規定もまちまちであることから、ADHDであっても普通の保険に入れる可能性もあります。

3つ~5つ程度の限られた告知項目の「引受基準緩和型」や健康状態についての告知がいらない「無選択型」の保険であれば、発達障害の方でもより加入しやすいといえるでしょう。

ただし、健康上のリスクが高い人も受け入れる分、無選択型>引受基準緩和型>普通の保険の順番で保険料は高くなるので、注意が必要です。
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ADHD(発達障害)でも入れるおすすめの医療保険


それではさっそく、ADHD(発達障害)と診断されていても入れる可能性の高い3つの医療保険をご紹介します。


それぞれの特徴などは以下をご参照ください。

特徴告知項目保障内容保険料
SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険入院と手術、先進医療を保障。更新することで100歳まで継続できる3つ

入院給付金日額 5,000円コース⇒入院保障日額5,000円、手術保障5万円など
入院給付金日額5,000円コース(30歳男性)
1,580円/月
たすけあい医療コース(V1000円コース)月額1,0000円の保険料。わずか2つの告知項目に該当しなければ申込みが可能2つ入院保障日額2,000円、手術1・2・4万円、死亡・重度障害 10万円月額1,000円
医療保険新キュア・サポート・プラス日帰りや短期入院から先進医療までを保障。7大生活習慣病の特約をつけられる3つ日額5,000円コース⇒入院給付金5,000円/日、手術給付金5万円(入院)入院給付金日額5,000円コース(30歳男性)特約なし
2,811円/月
いずれも引受基準緩和型なので、2~3つの告知項目に該当しなければ、ADHD(発達障害)であっても入れることが多い保険です。

SBIいきいき少短「SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険」

SBIいきいき少短の「SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険」は3つの健康告知が「いいえ」であればOKの、引受基準型緩和型です。


そのため、ADHDの診断がおりていても入りやすい保険といえます。

申し込み可能年齢満20歳以上84歳まで
満期以降の加入について毎年更新することで、100歳まで保障を継続できる


告知項目は下記の3つです。(すべてが「いいえ」であれば加入できます)

  1. 3か月以内に医師による診察を受け、入院・手術・検査をすすめられた
  2. 1年以内に病気やケガによる入院や手術をした
  3. 5年以内にがんなどと診断された、あるいは入院・手術をした

保障内容:

入院保障手術保障先進医療保障
入院給付金日額5,000円コース日額5,000円1回につき5万円100万円まで
〈80歳以上限定〉

入院給付金日額3,000円コース
日額3,000円1回につき3万円100万円まで

保険料例:1,580円/月

【契約例】
  • 30歳男性
  • 入院給付金日額5,000円コース
  • 七大生活習慣病入院給付特則
  • 月払い
「SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険」は、入院と手術、先進医療を保障する保険です。

契約年齢は84歳までですが、契約を更新し続けることでで100歳まで継続することもできます。

※保障内容や保険料は変更される可能性がありますので、ご注意ください。

コープ共済「たすけあい医療コース」

コープ共済「たすけあい医療コース」のV1000円コースは、たとえばADHDで薬を飲んでいたり通院中であっても、告知事項(A)に該当しなければ申し込みができる、加入のための条件がゆるやかな保険になります。


加入ができる年齢0歳~満64歳
保障期間満65歳の満期日まで
満期以降の継続コース満85歳まで「あいぷらす」プラチナ85で保障の継続が可能


告知事項(A)は以下の2つです。(「はい」となる場合は加入できません)

  1. 現在入院中ですか?
  2. 現在、医師から1年内の入院や手術をすすめられていますか?
保障内容:

保障内容保険金額備考
病気入院・事故(ケガ)入院日額2,000円事故日初日からから184日分(20歳以上)
事故(ケガ)通院日額1,000円事故日~180日以内かつ1日目から90日分
手術1・2・4万円規約で決められた支払対象となる手術の場合
長期入院12万円270日以上の連続入院
事故後遺障害※22~50万円事故から2年以内
病気死亡・事故重度障害10万円★労災保険法の障害等級1・2・3級に該当する場合
事故死亡・事故重度障害※2上記★にプラス50万円事故から2年以内
住宅災害(火災等・風水害等)※33・15・30万円一部焼壊(被害20万円以上)・床上浸水、半焼・半壊、全焼・全壊・流失の場合

※保険料(月掛金)1,000円


毎月の保険料(月掛金)は年齢などに関わらず一律1,000円です。


病気やけがをはじめ、住宅災害の保障もつくので、お手軽な保険料で万が一の保障に備えたい人にはおすすめの保険です。


※保障内容や保険料は変更される可能性がありますので、ご注意ください。

オリックス生命「医療保険新キュア・サポート・プラス」

オリックス生命の「医療保険新キュア・サポート・プラス」も引受基準を緩和した保険で、持病のある場合も申込みをすることができます。

特に七大生活習慣病の保障が手厚い点が魅力です。

告知事項は3つで、すべて「いいえ」なら加入できます。
  1. 3か月以内に医師から入院や手術、検査をすすめられましたか
  2. 2年以内に病気やケガで入院をしたり手術をうけましたか
  3. 5年以内にがんや統合失調症、認知症などで医師による診察、検査、治療、投薬などをうけましたか
保障内容:
日額10,000円コース日額5,000円コース
入院給付金(病気)1日につき10,000円1日につき5,000円
入院給付金(けが)1日につき10,000円
1日につき5,000円
手術給付金10万円(入院)
5万円(外来)
5万円(入院)
2.5万円(外来)
先進医療給付金
先進医療技術料
と同額
先進医療技術料
と同額
先進医療一時金先進医療給付金
10%相当額
先進医療給付金
10%相当額
※通常の病気入院の場合、支払われる入院給付金は60日が限度。これに対して七大生活習慣病(糖尿病、慢性腎不全、高血圧、肝硬変、がん、心疾患、脳血管疾患)なら2倍の120日、三大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)での入院は無制限となります

保険料例:1,531円/月
【契約例】
  • 30歳男性
  • 入院給付金日額5,000円コース
  • 月払い
日帰り入院や短期の入院から保障されます。

他の条件が上記と同じで日額10,000円コースにした場合、月額保険料は2,741円になります。

「医療保険新キュア・サポート・プラス」も加入できる可能性が高い保険としてご紹介していますが、100%保険加入できるということではなく、既往歴の内容などによっては加入の可否が異なります。

※保障内容や保険料は変更される可能性がありますので、ご注意ください。
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ADHD(発達障害)でも入れるおすすめの生命保険


つづいて、ADHD(発達障害)でも入れる可能性のある生命保険のうち、おすすめのものをご紹介しましょう。


  • SBIいきいき少短の「SBIいきいき少短の持病がある人の死亡保険」
  • アフラックの「終身保険どなたでも」
以上の2つの保険について解説していきます。

特徴告知項目保障内容保険料
SBIいきいき少短の持病がある人の死亡保険引受基準緩和型、お葬式代くらいは用意したいという人むけの少額の死亡保険3つ死亡保険金額ごとに100万円~300万円の3コースあり死亡保険金額200万円コース(30歳男性)
2,400円/月
終身保険どなたでも無選択型なので健康告知は不要。病気・事故問わず死亡保障が一生涯続くなし月払保険額4,000円コース⇒40歳男性で病気死亡保険金1,114,000円月々2,000円から1,000円単位で設定

「SBIいきいき少短の持病がある人の死亡保険」は引受基準緩和型、「終身保険どなたでも」は無選択型の保険です。


発達障害や精神疾患があっても加入のハードルは比較的低いですが、その分通常の保険よりも保険料が割増しになっています。

SBIいきいき少短「SBIいきいき少短の持病がある人の死亡保険」

SBIいきいき少短の「SBIいきいき少短の持病がある人の死亡保険」は、万が一のときに他人に迷惑をかけない程度のお金を残したい、葬儀代くらいは用意したいというニーズに答えた、少額の死亡保険です。


3つの健康告知すべてが「いいえ」であれば、ADHDでも申込みができる可能性がある引受基準緩和型です。


告知項目は下記の3つです。

  1. 3か月以内に医師による診察を受け、入院・手術・検査をすすめられた
  2. 1年以内に病気やケガによる入院や手術をした
  3. 5年以内にがんなどと診断された、あるいは入院・手術をした

保障内容

死亡保険金額ごとに、100万円~300万円の3コースがあります。

死亡保険金
100万円コース100万円
200万円コース200万円
300万円コース300万円

※責任開始日から6か月以内は、それぞれ半額の死亡保険金になります


保険料例:2,400円/月

【契約例】

  • 30歳男性
  • 死亡保険金額200万円コース
  • 月払い

毎年の更新により、90歳まで保障を受けることができます。


引受基準緩和型保険のため、一般的な保険よりも保険料は割高になっています。


さらに詳細な健康告知をすることで、割増しのない保険料の「SBIいきいき少短の死亡保険」を契約できる可能性もあります。


※保障内容や保険料は変更される可能性がありますので、ご注意ください。

アフラック「終身保険どなたでも」

アフラックの「終身保険どなたでも」 は、満40~80歳であれば健康状態を問わずだれでも加入することができる無選択型の保険です。


無選択型のため健康告知の必要はなく、保険料は割高の設定となっています。


保障内容:

【契約内容】月払保険額4,000円コース

契約時の満年齢
病気死亡保険金額災害死亡保険金額
40歳1,114,000円4,459,200円
50歳838,000円3,352,000円
60歳604,400円2,417,600円
70歳392,000円1,568,000円

※上記表は、契約から2年後以降に経過後に病気で亡くなられた場合の保険金額。2年以内の場合は、これまでに支払った保険料相当額が支払われます

※交通事故や所定の感染症によって死亡した場合には、契約からの経過日数を問わず死亡保険金額の4倍の金額を受け取れます


保険料

月々2,000円から、1,000円単位で契約することが可能です。


病気、事故に関わらず死亡したときに死亡保障がおり、保障は一生涯続きます。


無選択型のため保険料が割増されていること、契約日から2年後以降は設定された保険金額が、それ以前なら既に払い込んだ保険料相当額が戻ってくることが特徴です。


どの保険にもいえることですが、いずれも「ADHD(発達障害)などでも申込み可能な可能性が高い保険」という位置づけであり、100%加入できるというわけではありません。


※保障内容や保険料は変更される可能性がありますので、ご注意ください。

ADHD(発達障害)でも入れるおすすめのがん保険


現在、2人に1人がかかるといわれるがん。


治療内容によっては他の病気よりも医療費がかかるため、「自分はがん保険に入れるのか?」と気にしているADHD(発達障害)の方もいるかもしれません。


がん保険は、がんという病気に特化している保険であるため、加入するときの審査の項目に発達障害は含まれないことがほとんどです。


つまり、加入時にがんに罹患していなければ入ることができる可能性は高いと考えてよいでしょう。


ですのでがん保険については、たとえADHDなどの発達障害であっても、掛け金と保障内容のバランス、年齢や性別なども考慮して、自分にあった保険選びをすればよいのではないでしょうか。


ただし、保険である以上審査があり、その基準は保険会社によって異なります。

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ADHD(発達障害)に該当する方専用の保険:ぜんち共済「ぜんちあんしん保険」



これまでいくつかの、ADHD(発達障害)でも入れる可能性のある医療保険・生命保険を解説してきました。


ここでは、ADHD(発達障害)などを抱える方専用の保険である、ぜんち共済「ぜんちあんしん共済」をご紹介します。


契約可能年齢満5歳~満74歳まで(プランによって異なる)
※継続すると84歳まで契約可能
加入できる人知的障がい、発達障がい(自閉症、アスペルガー症候群、AD/HDなど)ダウン症、てんかんなどに該当する人とその家族・親族など


保障内容:

ベーシックプラン充実保障プラン
死亡保険金(病気・けが)10万円120万円
死亡保険金(特定疾病)10万円10万円
特定重度障害保険金10万円120万円
入院保険金(病気・けが)5,000円10,000円
特定疾病入院保険金3,000円3,000円
入院一時金10,000円10,000円
手術保険金(1泊以上の手術)10,000円50,000円
傷病通院保険金2,000円3,000円
弁護士への法律相談費用5万円までの実費5万円までの実費
個人賠償責任保険金国内5億円
(国外1億円)
国内5億円
(国外1億円)

保険料(月払)

ベーシックプランおすすめプラン入院保障プラン充実保障プラン
1,300円
初回のみ5,800円
1,700円
初回のみ6,200円
2,700円
初回のみ7,200円
3,700円
初回のみ8,200円

ぜんちあんしん共済は、ADHD(発達障害)などの告知をする必要はありませんので、ADHDなどを抱えていても、申し込みがしやすい保険です。


保障内容について、上記の表には1番保険料が安い「ベーシックプラン」と最も保障が手厚い「充実保障プラン」の2つを記載していますが、その他「おすすめプラン」と「入院保障プラン」の4種類が用意されています。


そのため4つのプランの中から、必要な保障などに応じてプランを選ぶことができます。


死亡、入院、けがによる通院、被害事故における弁護士への相談などの保障までそろっているのが特徴です。

ADHD(発達障害)だと住宅ローンが組めない?団信が通らなかった時の対処法は?


団信
(団体信用生命保険)とは、住宅ローンの契約者が死亡したり障害を負った場合に、ローンの残額を代わりに払ってくれる保険です。

「フラット35」など一部を除き、ほとんどの住宅ローンでは団信に加入することが前提になっています。

しかし、ADHD(発達障害)や精神疾患などを抱えていると、この団信の審査に通らないことがあります。

ADHDを含む発達障害の人の場合、そうでない人よりも二次障害として精神障害を患う可能性が高く、それが原因で働けなくなるリスクも高くなるから、などといわれています。

もちろん、ADHD(発達障害)だと絶対に加入できないというわけではなく、告知内容による審査によって決まるので、加入できることもあります。

その上で、審査に通らなかった場合は、主に2つの選択肢があります。
  1. 通常の「銀行の住宅ローン」と「ワイド団信」の組み合わせ
  2. 「フラット35」と「引受基準緩和型収入保障保険」の組み合わせ
1.のワイド団信とは、引受基準を緩和した団体信用生命保険です。

銀行によって上乗せ率は異なりますが、0.2%0.3%程度、金利が高くなるのが特徴です。

2.は、「フラット35」は団信加入なしで組むことができるため、万が一の保障は引受基準緩和型の生命保険で備える方法です。

ただし、フラット35は通常の住宅ローンよりも金利が割高になる点に気をつけましょう。

その他、収入保障保険はADHD(発達障害)でもきちんと告知さえすれば、問題なく加入できることができるので、その場合は「フラット35」+「収入保障保険」の組み合わせでも良いかもしれません。

団信を通らなかった際、最終的に上記1.と2.のどちらが良いかは、実際に両方の計算をしてみて考えましょう。
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