知的障害だと保険に入れない?知的障害でも入れる医療・生命保険を紹介!

※本記事で紹介しているサービスにはPRが含みます。

知的障害と健康は別問題かもしれませんが、保険会社の加入審査でひっかかり申し込めないとことが多いです。そこで今回は、知的障害のある方のための保険、知的障害が加入審査に影響しにくい引受基準緩和型保険や無選択保険について紹介します。

内容をまとめると

  1. 知的障害をお持ちの方は告知内容が少なく審査基準のゆるい引受基準緩和型保険、告知不要の無選択保険がおすすめ
  2. 知的障害者専用としているぜんち保険もおすすめ
  3. 親が死亡したあとに、子どもの生活費を管理するための障害者向け保険もある
  4. 知的障害があって保険を見つけられない人は、保険のプロに無料相談するのがおすすめ
  5. 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!
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知的障害だと普通の保険に入れない?


民間の保険に入るには、保険会社が準備している健康などに関する告知項目をすべてクリアする必要があります。


現在、病気にかかっていない、過去に病気や手術を受けたことがないといったことが保険に入るために必要な条件です。


では、病気ではない知的障害の人は普通の保険に入ることができるのでしょうか。実は保険会社の判断によりますが、入るのはむずかしいようです。


ただし、知的障害のある方は、

  • 告知項目の基準をゆるめにしている「引受基準緩和型保険
  • 告知なしで入れる「無選択保険
  • 知的障害者専用の保険

なら入れる可能性があります。


とくに知的障害者専用の保険は、知的障害者や発達障害者だけを対象としている保険であるため、問題なく入ることができるでしょう。


引受基準緩和型保険や無選択保険は、普通の保険に比べて保険料が高めであることがデメリットなので、保険料などをしっかりと確認して決めてください。

知的障害に該当する方専用の保険:ぜんち共済「ぜんちあんしん保険」


ぜんち共済「ぜんちのあんしんほけん」は障害者専用もので、健康についての告知、医師の診断を受ける必要がないため、知的障害のある方も問題なく入ることができます。


契約者の対象を、

  • 知的障害者とその家族
  • 発達障害者とその家族
  • 障害者の施設職員とその家族

としています。


すべてのプランに、次のような保障がセットされていて、

  • 死亡
  • 病気やケガによる入院、通院
  • 被害事故時の弁護士費用
  • 個人賠償責任(最大5億円)

保険金額の違いでプランを決められるようになっています。


満5歳~満74歳まで(継続の場合に限り75歳~84歳まで)の方が契約可能で、どのプランを選んでも年齢や性別に関係なく保険料は一定です。

プラン月払年払
新A-1ベーシックプラン1,300円18,500円
新A-2おすすめプラン1,700円22,500円
新B-2入院重点プラン2,700円32,500円
新C-3充実保障プラン3,700円43,500円
ぜんち保険が普通の保険と比べて割高ということはないですが、手術への保障はありません。

※保障内容や保険料は変更される可能性がありますので、ご注意ください。

知的障害でも入れるおすすめの医療保険


医療保険は各保険会社から色々なタイプのものが販売されていますが、知的障害でも入れる保険の数は多くありません。


どのようにして探せばよいのかわからない、また、どこに注目して選ぶべきなのか分からないという方もいるでしょう。


ここでは、知的障害でも入れるおすすめの保険について、

  • 特徴
  • 告知項目
  • 保障内容
  • 保険料

以上のポイントを紹介していきます。


それぞれの違いや希望に合うものがあるかどうかを比べて、判断材料のきっかけにしてください。

SBIいきいき少短「SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険」

SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険」は契約時に必要な健康診査の条件がゆるい引受基準緩和型保険です。

継続する場合は1年ごとに更新が必要ですが、申し込みは満20歳~満84歳まで、毎年更新を続ければ最高100歳まで保障が続きます。

特徴

  • 現在薬を飲んでいる、通院中である、手術経験のある方も入れる
  • 入院手術先進医療まで保障
  • 医療や健康に関する相談や人間ドッグの優待といった加入者限定の付帯サービスあり

告知内容

  • 最近3ヶ月以内に医師の診察を受け、入院や手術、検査をすすめられていないか
  • 過去1年以内に病気やケガで入院をした、または手術を受けたことはないか
  • 過去5年以内に、ガンと診断された、または、ガンや肝硬変で入院、手術を受けたことはないか
上記3つの項目すべてに当てはまらなければ、知的障害があっても入れる可能性があります。

保障内容・保険料

入院、手術は日帰りから給付金が出ます。保障は入院給付金日額5,000円3,000円のコースのみ。3,000円コースについては80歳以上の方に限り選択することができます。

入院給付金日額5,000円コースの保険料例
契約年齢月払保険料(男性)月払保険料(女性)
20歳1,280円1,410円
30歳1,580円2,470円
40歳2,330円2,550円
50歳3,970円3,290円

※保障内容や保険料は変更される可能性がありますので、ご注意ください。

コープ共済「たすけあい医療コース」

コープ共済「たすけあい医療コース」は、医療保障に重点を置いた掛金が手頃な保険です。

契約者の範囲を生協の組合員または、組合員と同一世帯の方としているため、加入を希望される方は生協の組合員になる必要があります。

特徴

  • 月の掛金は1,000円から
  • 病気やケガによる入院は1日目から保障
  • ケガの通院は1日目から保障
  • 入院なしの日帰り手術も保障

告知項目

告知項目がゆるやかな「V1000コース」(月払保険料1,000円)への申し込みに必要な告知は、

  • 現在、入院中であるか
  • 現在、医師から「今後1年以内の入院または手術」をすすめられている状況であるか

の2つです。知的障害かどうかについての項目はありません。

保障内容・保険料

年齢、性別に関係なく月の掛金によって給付金が決まります。

保障内容V1000円コース
入院1日2,000円
通院1日1,000円
手術1・2・4万円
長期入院12万円
事故後遺障害2~50万円
病気による死亡、重度障害10万円
事故による死亡、重度障害60万円
住宅災害3・15・30万円
※保障内容や保険料は変更される可能性がありますので、ご注意ください。

上記の掛金に+100円で先進医療特約、+140円で個人賠償責任保険をつけることができます。

アフラック「病気になった人も入りやすいちゃんと応える医療保険 EVER」

アフラック「病気になった人も入りやすいちゃんと応える医療保険EVER」は、健康に不安のある人も保険料の増額により入れる可能性を広げた保険です。


特徴

  • 持病、通院中、投薬中でも入りやすい
  • 日帰り入院も保障
  • 外来手術を含む約1,000種の手術を保障
  • 入院後の通院も保障
  • 医療相談サポートがある

告知項目

  • 職業
  • 現在入院中であるか
  • 最近3ヶ月以内入院手術をすすめられたことがあるか
  • 最近3ヶ月以内に受けた診断確定の検査で結果が出ていない、または診断確定の検査をすすめられているが受けていないものがあるか
  • 過去5年以内にガン、心臓弁膜症、心不全、大動脈解離、閉塞性動脈硬化症、動脈瘤、肝硬変、パーキンソン病、アルコール依存症、認知症、認知障害で、医師の診察、検査、治療、投薬を受けたことがあるか

上記の項目すべてに当てはまらなければ知的障害があっても入れる可能性があります。


特約をつける場合、健康診断などで再検査や精密検査を医師からすすめられた人は告知項目が増えます。

保障内容・保険料

入院、手術、放射線治療への保障があり、通院については「あり」「なし」のプランを選択できます。


入院給付金日額5,000円、通院ありの場合

契約年齢月払保険料(男性)月払保険料(女性)
20歳3,530円3,760円
30歳3,995円4,065円
40歳4,725円4,560円
50歳5,725円5,350円

※保障内容や保険料は変更される可能性がありますので、ご注意ください。

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知的障害でも入れるおすすめの生命保険


知的障害があると生命保険に入るにもハードルが上がります。医療保険のときと同様に入れる可能性を高めるため、告知項目のゆるい引受基準緩和型保険がおすすめです。


また、知的障害のある子どもの将来が不安な場合は親が保険に入ってお金を残すという方法もあります。


ここでは、引受基準緩和型保険のおすすめ商品を紹介します。


告知項目から入れる可能性のある生命保険があるか、必要な保障を受けられるかなどを判断してください。

SBIいきいき少短「SBIいきいき少短の持病がある人の死亡保険」

SBIいきいき少短「SBIいきいき少短の持病がある人の死亡保険」は、持病がある人も入りやすい引受基準緩和型死亡保険です。

現在、薬を飲んでいる、通院中である、手術の経験があるといった人も申し込むことができます。

特徴

  • 手頃な保険料で少額の死亡保障をつけられる
  • 保障内容がわかりやすい
  • 毎年更新すれば90歳まで継続できる

告知項目

  • 最近3ヶ月以内に医師による診察を受けた結果、入院、手術または検査をすすめられたことはないか
  • 過去1年以内に病気やケガで入院したことや手術を受けたことはないか
  • 過去5年以内にガンと診断されたこと、または過去5年以内にガン、肝硬変で入院、手術となったことはないか
上記の項目をすべてクリアしていれば、知的障害のある人も加入できる可能性があります。

保障内容・保険料

希望する保険金、100万円200万円300万円コースから選択する仕組みです。

200万円コースの例
契約年齢男性女性
20歳2,240円
1,260円
30歳2,400円1,580円
40歳2,540円1,740円
50歳3,760円2,200円
60歳5,860円3,020円
70歳10,160円5,280円
80歳25,260円14,240円

※保障内容や保険料は変更される可能性がありますので、ご注意ください。

第一フロンティア生命「未来あんしんサポート」

第一フロンティア生命「未来あんしんサポート」は、子どもが知的障害である、自閉症であるという人(親)が、死んだあとの子どもの生活に備えるための保険です。

子どもの財産となる保険金の管理をみずほ信託銀行がサポートします。

特徴

  • お金を分割で子どもに届けられる
  • ニーズにより月払、年払、一括払のタイプがある

告知項目

被保険者となる人(親)が告知項目をクリアしていれば、申し込みをすることができます。


告知の少ない「E-終身」の場合、

  • 最近3ヶ月以内に医師から入院、手術、ガンの再検査、精密検査をすすめられていないか
  • 過去2年以内に脳卒中、脳こうそく、くも膜下出血、心筋こうそく、狭心症、心房細動、ブルガタ症候群で入院したことはないか
  • 過去5年以内に精神・血管・肝臓・腎臓・肺・気管支系の病気、ガン、糖尿病による合併症で診断された、または入院した、手術をしたことはないか

上記の項目すべてをクリアしていれば契約できる可能性があります。

保障内容・保険料

簡単な告知で申し込みができる「E-終身」は死亡時に出る保険金によって保険料が変わります。


保険金200万円の例

契約年齢男性女性
30歳3,738円3,254円
40歳5,114円4,322円
50歳7,304円6,014円
60歳5,119円8,038円
※保障内容や保険料は変更される可能性がありますので、ご注意ください。

この保険金はほかの相続人に分配されることはなく、子どもが死んだあとに残った保険金の行き先も指定することができます。

日本生命「メディ・アン」

日本生命「メディ・アン」は、アクサ生命と日本生命の共同開発による限定告知型保険です。

持病がある、現在薬を飲んでいる、人間ドッグで指摘を受けたという方も申し込みをすることができます。

特徴

入院手術放射線治療を一生涯保障

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告知内容

  • 過去2年以内に病気やケガで入院、手術をしたことはないか
  • 過去5年以内にガン、悪性新生物、上皮内新生物で入院、手術をしたことはないか
  • 現在、ガン、悪性新生物、上皮内新生物、慢性肝炎、肝硬変で、医師の診察、検査、治療、投薬を受けていないか
  • 最近3ヶ月以内に医師から入院や手術をすすめられていないか

上記4つの項目すべてをクリアしていれば申し込みができる可能性があります。

保障内容・保険料

入院は日帰りから保障、手術と放射線治療(60日に1回まで)は何度でも保障があります。


入院給付金日額5,000円、75歳まで払う場合

契約年齢男性女性
20歳3,430円3,760円
30歳4,085円4,340円
40歳5,190円5,195円
50歳6,940円7,210円
60歳10,520円11,655円
※保障内容や保険料は変更される可能性がありますので、ご注意ください。

保険料の払込期間は65歳までか終身を選ぶこともできます。
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知的障害だと住宅ローンが組めない?団信が通らなかった時の対処法は?


団信は住宅ローンを保障するための保険です。万が一、住宅ローン返済の途中に死亡したり、重度の障害になったりした場合に残りの返済が必要なくなります。


住宅ローンを申し込むときには「団信への加入もセットで」ということが多いです。団信にも審査があるため、知的障害のある人が申し込むにはむずかしいでしょう。


ただ、医療保険や生命保険と同じように、審査基準がゆるくなっているワイド団信という保険だと入れる可能性が高くなります。


また、団信への加入を条件としていない「フラット35」で住宅ローンを組み、引受基準緩和型の生命保険でカバーするという方法もあります。


どちらも支払い面での条件は悪くなってしまいますが、ローン組めないことはないのであきらめずに調査、相談をしてみましょう。

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