緩和型医療保険の告知項目は? 告知内容の比較やおすすめ商品もご紹介

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病院にかかることがなく元気で生涯を全うするという方はまずいないです。

元気だからと何の保険にも加入していないという方もおり、万が一、病気やケガをしたときに医療保険がなければ治療費などは全て実費になり、経済的な不安がかかってきます。

一度病気やケガをし、それが長期治療となってしまうと一般的な医療保険に入ることが難しく、早く入っておけば良かったと後悔することもあるのではないでしょうか。

現在、そのような方向けに、持病があっても入りやすい引受基準緩和型医療保険が数多く販売されるようになってきました。

今回は、この引受基準緩和型医療保険について詳しく解説していきます。

記事内容は
  • 特徴
  • メリット・デメリット
  • 具体的な告知項目
  • 医療保険の選び方の順序
  • おすすめの商品
となっています。

この記事を読んで頂くと、引受基準緩和型医療保険について全てがわかるようになっていますし、おすすめ商品もご紹介していますので、医療保険選びの参考になるかと思います。

ぜひ、最後までご覧になってください。

内容をまとめると

  1. 引受基準緩和型医療保険は告知項目が少ないのが特徴で、保障は一般的な医療保険と同様
  2. メリットは持病があっても入りやすいことと持病や既往症が悪化・再発しても保障してくれる
  3. デメリットは、保険料が割高、加入後1年の給付額は50%、特約が少ない
  4. 医療保険は一般的な医療保険、引受基準緩和型医療保険、無選択型保険の順番に検討することが望ましい
  5. うつ病であっても加入できる
  6. 無料保険相談を利用すれば、プロと一緒に複数の保険を比較して入る保険を決められる
  7. 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!
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告知項目比較の前に!引受基準緩和型医療保険とは?


どんな保険にも体の状態を把握するために、告知をする必要があります。


基本的には7~10の項目があるところを、引受基準緩和型医療保険は3~5つで内容はとてもシンプルで、持病があっても入りやすい商品です。


その条件を全てクリアすると原則加入でき、保障内容は一般的な医療保険と同様なので、持病があり入れる保険がないと途方にくれている方にはぜひ検討してもらいたのですが、もちろんメリット・デメリットは存在しますので、しっかり把握した上で、加入を決めることがをおすすめします。

引受基準緩和型医療保険のメリット

引受基準緩和型医療保険のメリットは以下の2つです。

  • 持病があっても入りやすい
  • 持病や過去の病気が再発・悪化しても保障をしてもらえる
通常の医療保険は持病がある時点で加入は難しいですし、加入前になった病気に関しては保障対象外となります。

その点、この保険は持病があっても加入できる可能性が高まり、持病や過去の病気が悪化や再発しても保障を受けることができます。

そのため、通常の医療保険で加入を断られた方に一度検討してもらいたい商品と言えます。

引受緩和型医療保険のデメリット

引受緩和型医療保険は以下の3つです。

  • 保険料が高い
  • 加入後1年間は給付金が50%になる
  • 特約が少ない
一般的な医療保険は健康体の方が入れるので、病気をしなければ保険金を支払わなくて済むため保険料は安いのですが、引受基準緩和型医療保険に加入する方の多くは持病を持っているため、保険金を支払う可能性が高く、その分、保険料が割高になっています。

また、加入後1年間は給付金が50%になり、病気の種類は持病だけではなく全ての病気に対して半額になります。

なかには加入後から給付金が全額支払われる商品もあるので、さまざまな商品と比較してからの加入をおすすめします。

特約については通常の医療保険より選択肢が少なく、特約をつけると告知項目が増えることがあります。

引受基準緩和型医療保険の告知項目は?具体的にご紹介


告知項目が少ないと言われてる引受基準緩和型医療保険ですが、検討している方からすればどんな告知内容になっているのか気になってしまうかと思います。


そこで、実際の商品を具体例に挙げ告知項目を詳しく解説していきます。


今回ご紹介するのは

  • オリックス生命「キュアサポートプラス」
  • はなさく生命「かんたん告知はなさく医療」
  • メットライフ生命「フレキシイゴールドS」
の3つです。

オリックス生命「キュアサポートプラス」の告知項目

オリックス生命「キュアサポートプラス」は契約年齢が満20歳から85歳までで、告知項目は以下の3つです。


  • 最近3ヶ月以内に、主治医から入院・手術・検査のどれかをすすめられた
  • 過去2年以内に、病気やケガで入院か手術を受けた
  • 過去5年以内に、がんまたは上皮内新生物・肝硬変・統合失調症・認知症・アルコール依存症で、主治医の診察・検査・治療・薬の服用のどれかを受けた
1つ目の項目で「検査をすすめられた」とは、健康診断・人間ドッグで医療機関を受診した結果、診断確定のための再検査をすすめられたことを指します。

ですが、再検査の結果、異常がなかったら加入の対象となります。

3つ目の項目で「診察・検査」には、がんまたは上皮内新生物による治療が終了した後、経過観察での診察・検査は含みません。

はなさく生命「かんたん告知はなさく医療」の告知項目

はなさく生命「かんたん告知はなさく医療」は特約が多くニーズに合わせての組み合わせが可能な商品で、告知項目は以下の3つになっています。
  • 直近3ヶ月以内に、主治医により入院・手術・検査・先進医療をすすめられた
  • 過去2年以内に、病気やケガで入院・手術・先進医療をうけた
  • 過去5年以内に、悪性新生物または上皮内新生物・肝硬変・認知症・アルコール依存症・統合失調症で医師による診察をうけた
3つ目の項目で、現在悪性新生物または上皮内新生物・肝硬変の疑いがあると医師から指摘されている場合も含みます。

この商品は病気やケガ・手術の種類が細かく設定されていますので、以下を参照にしてください。

病気やケガ・手術の種類はこちら

メットライフ生命「フレキシィゴールドS」の告知項目

メットライフ生命の「フレキシィゴールドS」は保障1年目から給付金を全額もらえる商品で告知項目は以下の3つになります。

  • 最近3ヶ月以内にうけた主治医による検査・検診または診察により以下の①または②をすすめられたことがある
     ①入院または手術
     ②ガン(悪性新生物または上皮内新生物)の疑いでの再検査・精密検査
  • 過去1年以内に、病気やケガで入院や手術をうけたことがある
  • 過去5年以内に、以下の①~③の病気と新たに診断されたこと、あるいは以下の①~③の病気により入院や手術をうけたことがある
     ①ガン(悪性新生物または上皮内新生物)
     ②肝硬変
     ③統合失調症・アルコール依存症・認知症
3つ目の項目のなかには再発や転移も含んでいます。

実際に入りやすいの?一般的な医療保険と比較してみよう


引受基準緩和型医療保険は持病がある方でも本当に入りやすいのでしょうか。


ここでは、一般的な医療保険と比較してみました。


一般的な医療保険引受基準緩和型医療保険
加入のしやすさ一般的な医療保険より加入しやすい
保障内容・入院
・手術
・入院
・手術
告知項目6~10項目程度3~5項目程度
既往症の保障保障する保障する
保障の免責なし一定期間は保障額が減額
(全額保障してくれる商品もある)
保障期間定期・終身定期・終身
保険料一般的な医療保険より割高

大きな違いはやはり告知項目になり、一般的な医療保険は告知次項は最低でも6からになり、多いものでは10以上の項目がある商品もあります。


それに比べると引受基準緩和型医療保険は告知項目が少ないので持病があっても入りやすいと言えます。

入りやすいからといって、初めから緩和型を選ぶのはアリ?

引受基準緩和型医療保険は持病がある方にとって救世主のような商品ですが、保険料の高さなど諸々のデメリットが目立つ傾向にあり、絶対に入れるとは限りませんので、まずは通常の医療保険から検討してみることが望ましいです。


理由としては保険料が緩和型より安いですし、持病があっても長年再発がなければ病歴がリセットされて入れる可能性が出てくるのです。


医療保険に入れなかったら、緩和型、最後は無選択型というように段階を踏んで検討を進めていくことが理想と言えます。


無選択型は告知不要になっており、どの医療保険にも加入できなかった最終手段として選択されることが多い商品ですので、入れる商品がないと落胆する必要はなく、正しい順番で検討を進めてください。

引受基準緩和型医療保険はうつ病でも入れる?

いまの日本はストレス社会であり、精神疾患に罹る方が多くなってきています。


なかでもうつ病になる方の率は年々増えており、現代病といっても過言ではないでしょうか。


うつ病の精神疾患の一つになるため、診断された時点で一般的な医療保険に加入することは難しく、引受基準緩和型医療保険では入ることはできるのかという疑問が挙がってきます。


告知項目を確認すると、精神疾患に関しては「統合失調症」が挙げられており、うつ病に関して記載されていないため、すべての条件をクリアすることが可能なので、加入できると考えて良いと言えます。


ただし、商品によっては細かい病気の種類が設定されているものもありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

引受緩和型医療保険の選び方のポイントはこれ!


最初に保険料が割高になっているということを念頭に入れておいてください。


病気になっても入れる保険があるのだから急いで加入を検討しなくてよいと考えている方がいますが、健康体のうちに入れる保険の方が選択肢は多いですし、保険料は安くなるので、健康なときに加入しておくことに越したことはありません。


それに給付額が半額になったり、特約の少なさも通常の医療保険よりはるかに劣る点と言えます。


やむを得ず緩和型を検討せざるを得ない方は、上記のような点に留意し、自分にとってどんな保障が一番最初に必要なのかを考える必要があり、さまざまある商品のなかから最適なものを選択することがポイントです。


焦って決めてしまうと後で後悔してしまうことも出てくるので、申し込む前にしっかりチェックをしておくことが重要です。

【他ランキング上位】おすすめの引受緩和型医療保険商品をご紹介 


現在、さまざまな引受基準緩和型医療保険が販売されています。


そのなかかから最適な商品を選ぶのは至難の業と言っても過言ではなく、決められないという方が出てくることも予想されます。


今回は、緩和型保険の上位ランキングにランクインしているおすすめ商品を民間・共済・かんぽ生命に分けて詳しく解説していきます。


ぜひ、自身の保険選びの際に参考にしてみてくださいね。


それでも迷ってしまう方は、マネーキャリアの無料オンライン相談プロに頼ることも一つのおすすめ方法かと思います。

民間の保険会社でおすすめの引受緩和型医療保険商品

民間の保険会社でおすすめな商品は朝日生命の「スマイルメディカルSuperワイド」です。


引受基準緩和型医療保険のなかでもダントツで加入がしやすいと言われており、一般的な保障を求めている方におすすめです。

契約可能年齢20歳~85歳
保険期間終身
保障内容入院
入院給付金日額・3,000円
・5,000円
・10,000円
支払限度日数60日
告知項目①最近3ヶ月以内に主治医や歯医者の先生から入院や手術・放射線治療をすすめられたことや説明を受けた

②過去1年以内に入院や手術・放射線治療をうけた
入院一時金あり
保険のタイプ掛け捨て型


保障内容に関しては、入院給付金が基本保障になり、入院一時金・手術給付金・放射線治療給付金・通院一時金・先進医療給付金などが自身のニーズに合わせて選べるようになっています。

共済でおすすめの引受緩和型医療保険商品

共済でおすすめな商品はコープ共済の「たすけあい」です。


保険料が圧倒的に安く数ある引受基準緩和型医療保険ランキングでは堂々の1位になりました。


保障が最低限でいい方にはおすすめと言えるのではないでしょうか。

契約可能年齢0歳~64歳
保障期間65歳
保障内容・死亡
・入院
・通院
・手術
・先進医療
入院給付金日額2,000円
支払限度日数184日
(19歳までは360日)
告知項目①現在入院中

②現在、主治医から今後1年以内の入院や手術をすすめられている
入院一時金あり
保険のタイプ掛け捨て型

年齢によってさまざまなコースがありますので、自身の年齢に最適なプランを選んでください。

かんぽ生命でおすすめの引受緩和型医療保険商品

かんぽ生命でおすすめな商品は「かんぽにおまかせ」です。


保障が一生涯続き病気やケガに備える特約をつけることができます。

契約可能年齢40歳~85歳
保障期間終身
保障内容・死亡
告知項目①最近3ヶ月以内に、主治医から入院や手術・放射線治療・温熱療法をすすめられた

②過去2年以内に、紡機やケガで入院・手術・放射線治療・温熱治療をうけた

③過去3年以内に、がん・肝硬変・認知症により、主治医の診察・検査・治療・投薬または指導をうけた
保険のタイプ終身タイプ


この商品は、特約をつけることで一生涯の医療保障が適用されるようになっています。

まとめ:緩和型医療保険の告知項目を比較して自分にあった保険商品を見つけよう


今回は引受基準緩和型医療保険の告知項目についてご紹介してきました。


持病を持っている方や現在通院治療中で医療保険の加入を検討している方にとてもおすすめな商品となっています。


記事内容をまとめると

  • 引受基準緩和型医療保険は告知項目が少ないことが特徴
  • メリットは、持病があっても入りやすい点と加入前の病気やケガにも保障
  • デメリットは保険料が割高・一定期間給付金が半額・特約が少ない
  • 引受基準緩和型医療保険の加入が難しい場合は、無選択型への検討がおすすめ
メリット・デメリットがありますので、事前にしっかり把握しておき、色んな商品の告知項目を比較し自分に合った商品を見つけてくださいね。

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