手術が決まってから入れる保険はある? 引受基準緩和型や無選択型保険について解説!

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保険は、いざというときのためにそなえて、健康なときに契約することが基本です。

しかし、加入前に病気にかかったり、手術になったりと予期せぬことも起こりえます。

一般的に、どの保険でも既往歴や手術歴があると加入しにくいのと同様に、手術が決まってから入ろうと思っても、拒否されることがほとんどです。

しかし、実は手術が決まってから入れる保険の取り扱いもあります。

通常のタイプとは特徴や保険料など異なる部分もありますが、このような保険があることをを知っておけば、万一のとき、慌てなくてもすむのではないでしょうか。

そこで今回は、
  • 手術が決まってから入れる保険には、特別条件つきの保険、引受基準緩和型保険、無選択型保険がある
  • このような保険のメリットとデメリットを解説
  • 加入しやすい保険と、口コミや評判
  • 告知義務違反について
以上について、解説します。

是非ご覧ください。

内容をまとめると

  1. 特別条件つき保険引受基準緩和型保険無選択型保険は、手術が決まってからや既往歴があっても加入できる
  2. 告知基準が緩和されており、将来にもそなえられる
  3. ただし、保険料が割高で、給付金など一部制限を受ける項目がある
  4. 手術が決まっていることを隠して加入すると、告知義務違反になる
  5. 手術が決まってから入れる保険のことで心配な方は、保険の専門家に無料相談するのがおすすめ
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手術が決まってから入れる保険とは? 保険加入後すぐ手術でも大丈夫!


手術が決まってから入れる保険には、どんな種類があるのかご存じですか。


保険は健康なときに、いざというときにそなえて加入しますが、そういった準備をする間もなく、手術になるかもしれません。


そこでまずは、手術が決まってから入れる保険として、

  • 特別条件つきの一般保険
  • 引受基準緩和型保険
  • 無選択型保険

以上について、解説します。


手術が決まってから入れる保険があれば、万一のときも安心です。

特別条件付きの一般保険

手術が決まってから入れる保険のひとつ目は、特別条件つきの一般保険です。


特別条件つき保険には、被保険者の健康状態などに問題があるため、通常通りの契約ができず、内容について制限があります。


その基準は保険会社や保険のタイプに応じてさまざまですが、たとえば、満期金の金額が割り引かれたり、保険料が通常よりも高めになったりすることも多いです。


手術が決まってから加入したいときは、健康状態がよくない場合がほとんどなので、こういった特別条件の付加も珍しくありません。

引受基準緩和型保険

手術が決まってから入れる保険のふたつ目は、引受基準緩和型保険です。


これは、保険の加入時に必要な告知基準が緩やかで、一般的な保険よりも加入しやすい保険のことをいいます。


がんなどの既往歴がある人や、持病の治療中であっても契約できるものもあり、通常の契約を拒否された場合の選択肢として、考えることが可能です。


しかし、保険料がやや割高であったり、保険金の設定金額に上限があったりする点が異なります。

無選択型保険

無選択型保険も、手術が決まってから入れる保険です。


これは、保険加入時に必要とされる告知や医師の診断書などの提示がなく、緩和型保険よりもさらに加入基準が緩やかといえます。


既往歴などで、保険に加入できなかったときに検討する保険です。


しかし、加入できる年齢制限が高く、一生涯の保障が条件になっているものも珍しくありません。


また、保険料も高めで、給付金の上限なども通常の保険よりも低いことがほとんどです。

手術が決まってから入れる保険のメリット・デメリット


手術が決まってから入れる保険があると、いざというときも安心ですが、そういった特殊な場合の保険には、一般的な保険にはない特徴があります。


そこで次は、

  • 手術が決まってから入れる保険のメリット
  • 手術が決まってから入れる保険のデメリット
以上について、解説します。

保険の性質を正しく理解してから、加入を検討してください。

手術が決まってから入れる保険のメリット

手術が決まってから入れる保険のメリットは、以下になります。

  • 告知基準が緩やか
  • 既往歴があっても加入できる

手術が決まってから入れる保険は、被保険者の健康状態などがあまりよくない、ということが前提です。

そのため、必要な告知基準がほかの保険よりもかなり緩やかになっています。

特に、無選択型保険であれば、告知や医師の診断書なども必要ないので、加入しやすいといえるでしょう。

また、将来的な通院や、再発にかかる治療などについての保障が受けられることを考えると、加入して保障が受けられるのは大きな魅力です。

これまで健康だった人も、既往歴などで保険契約を断られた人も、保障が受けられることで、いざというときの経済的な負担も緩和されます。

手術が決まってから入れる保険のデメリット

手術が決まってから入れる保険のデメリットは、以下になります。

  • 保険料が割高
  • 契約内容に制限がある
  • 今回の手術に対する保障は受けられない場合がほとんど

保険の公平性の観点から、手術が決まってから入れる保険については、保険料が一般的な保険よりも高くなる傾向にあり、また給付金の上限や保障内容について、制限されていることがほとんどです。

また、手術が決まってからすぐに加入できたとしても、無選択型保険には「待期期間」があります。

これは、保険契約のあと90日間は、治療や手術に費用がかかっても保障されません。

そのため、今回の手術のため、というよりは、今後に対するそなえとして加入することになります。

手術が決まってから入れる保険! 評判・口コミや保障内容を解説


手術が決まってから入れる保険にもいくつかありますが、自分で調べようと思うと、どれがいいのかわからないことも多くあるのではないでしょうか。

そこで次は、おすすめの保険として、

  • アフラック生命「終身保険どなたでも」
  • SOMPOひまわり生命「新・誰でも終身」
  • チャブ保険「まかせて安心医療保険」
以上について、解説します。

それぞれの保険の特徴をおさえながら、加えて、実際の評判や口コミも紹介しますので、ぜひご覧ください。

アフラック生命「終身保険どなたでも」

アフラック生命の「終身保険どなたでも」は、どんな健康状態でも加入できる終身保険です。


満40歳~満80歳まで加入できます。


保障内容

  • 死亡保険金が受け取れる
  • 事故や災害などでも給付金が出る
  • 契約後2年以内に病気で死亡した場合、保険料の払込相当額が保険金として受け取れる


保険料

月額保険料は、2,000円から1,000円単位で申し込むことが可能です。


たとえば、月額6,000円のコースに申し込んだ場合は、死亡保険金は以下の通りになります。

年齢男性女性
40歳1,672,200円2,058,000円
50歳1,257,000円1,609,800円
60歳906,600円1,183,200円


事故などで死亡した場合、上記の金額の4倍が、給付金として受け取れます。


告知内容

基本的に、誰でも加入できる保険になっていますので、告知基準はありません。


もし、詳細が気になる方は、HPよりお問い合わせください。


口コミ


※クラウドワークスで調査

簡単に加入でき、解約返戻金もある

病気で入院したことがありますが、特に厳しい審査もなく簡単に加入することができました。また自分は掛け捨ての保険がもったいないと思ってしまう人なのですが、解約返戻金があるので、良かったです。

SOMPOひまわり生命「新・誰でも終身」

SOMPOひまわり生命が取り扱っている「新・誰でも終身」は、保障が一生涯続く無選択型保険です。


健康状態に関係なく申し込めて、解約返戻金もあります。


保障内容

  • 死亡保険金が受け取れる
  • 事故や災害などでも給付金が出る
  • 解約返戻金がある


保険料

保険金額を500万円で設定したときの保険料は、以下の通りです。

年齢男性女性
40歳15,505円12,415円
50歳20,405円
16,215円
60歳28,190円22,235円


保険金額は、40歳~60歳までは500万円61歳~75歳までは300万円までで設定可能です。


また、事故や災害で受け取れる給付金は、死亡保険金と同額になります。


告知内容

告知も、医師による診断書なども必要ありません。



口コミ


※クラウドワークスで調査

もう少し安い保険に入れた

あまり保険について知らなくて勧められるがまま加入しました。あとからわかったのですが、引受基準緩和型の保険であれば持病持ちの私でも入れる保険はありました。保険料がとても高いので、まずは普通の保険、次に引受基準緩和型、最終手段としてこの保険のような無選択型を検討するべきです。

チャブ保険「まかせて安心医療保険」

チャブ保険の「まかせて安心医療保険」は、健康告知なしで加入できる医療保険です。

満16歳~満70歳まで加入でき、既往歴や手術歴があっても問題ありません。


保障内容

  • 入院・手術について給付金がある
  • 健康で過ごせた場合、健康祝金がもらえる
  • 損害賠償請求に対する補償が受けられて、示談交渉サービスなどもついている


保険料

入院給付金が1万円のコースの保険料は、以下のようになります。

年齢男女共通コース女性専用コース
40歳9,980円11,090円
50歳13,330円14,430円
60歳18,160円19,380円


告知

告知も、医師の診断書なども必要ありません。


ただし、保険期間は5年で更新制となっている点は、注意が必要です。


口コミ


※クラウドワークスで調査

保険料も安めで、まずまずの保険です

他の無選択型の保険と比較して、保険料は安いですが、5年で更新制となっているのが少々めんどくさいです。保障内容は充分とは言えませんが、告知がいらないことを考慮すると十分だと思います。

保険加入時の告知義務違反に注意


手術が決まってから入れる保険で特に注意しないといけないのが、保険加入時の告知義務違反です。


特に告知するときに手術が決まっていることはしっかり記載しなくてはいけません。

もし、それを隠したまま加入すると、告知義務違反です。


保険は公平性の観点から加入者が平等に保障を受けられるしくみで成立しています。


そのため、手術が決まっていたり、持病などがあったりする人は保障を受ける可能性が高まり、保険料が高くなるのは当然のこと。


しかし、それを隠しておくと平等性が崩れるため違反行為としています。


告知義務違反に該当した場合、保険会社から受ける対応は以下の通りです。

  • 契約の解除
  • 契約の取消


解除は、保険金などは受け取れませんが、解約返戻金がある場合は返してもらうことができます。


取消の場合は、給付金などの受け取りはなく、すでに支払った保険料の返金もありません。

つまり、解除よりもさらに重い対応といえます。

まとめ:手術が決まってから入れる保険はある


手術が決まってから入れる保険について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。


今回のポイントは、

  • 手術が決まってから入れる保険はある
  • 告知基準がゆるやかで、将来的な治療などにそなえられる
  • ただし、保険料が割高で、給付金の制限を受けることもある
  • 手術が決まっているのに、それを隠して加入すると、告知義務違反になる
でした。

本来なら、健康な間に加入することで、慌てず、制限などを受けずにそなえられるのが保険のメリットですが、万一、手術が決まってからでもそなえることは可能です。

ただし、保険料が一般的な保険より高くなったり、さまざまな制限があったりするなど、いくつかデメリットもありますので、十分に検討してから加入してください。

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