東京海上日動あんしん生命「あんしんねんきん介護R」のデメリットは?評判・口コミは?

※本記事で紹介しているサービスにはPRが含みます。

こちらのページの情報は当サイトが独自に調査したものになります。 

加入を検討されている方は必ず約款などで保障内容をご確認ください。


▼この記事を読んで欲しい人
  • 東京海上日動あんしん生命「あんしんねんきん介護R」の評判が気になる方
  • 東京海上日動あんしん生命「あんしんねんきん介護R」に加入しようか悩んでいる方
  • 介護保険の仕組みを知りたい方
  • 持病があるけど保険に入りたい方
▼この記事を読んでわかること
  • 東京海上日動あんしん生命「あんしんねんきん介護R」の基本情報、メリット・デメリット
  • 介護保険の基本
  • 介護にかかる負担金の例
  • 介護保険を比較したときの差

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東京海上日動あんしん生命「あんしんねんきん介護R」のデメリット


あんしんねんきん介護Rは支払った保険料のすべてが戻ってくるというリスクの少ない保険のように見えますが、以下のようなデメリットも存在します。

  • 加入から1年間は免責期間
  • 要介護認定1は保険金支払い対象外
  • 40歳未満は支払い対象外
  • リターンタイプのため保険料が高い

保険金の支払い基準と保険料の高さがデメリットとなります。


詳しく見ていきましょう。

加入から1年間は免責期間

あんしんねんきん介護Rは加入してもすぐに保障されるわけではなく、最初の1年間は免責期間となっています。


免責期間中に介護が必要になると契約は解除され、年金をもらうことはできません。


このデメリットが設定されている理由は、あんしんねんきん介護Rの告知要件が緩く入りやすいように作られているからです。


介護が確実に必要になる状態で保険に加入されると、保険会社は成り立たなくなってしまいます。


とはいっても、健康な生活を送っている方が急に要介護認定されることはなかなかなく、大きな事故や突発性の病気の発症など特殊なケースがほとんどなので、そこまで心配する必要はありません。


介護が必要になる可能性の高い高齢の方が加入する場合は、1年の免責期間があることに注意しましょう

要介護認定1は保険金支払い対象外

あんしんねんきん介護Rは要介護2を認められることが保険金が支払われる条件となっており、要介護1では対象外になってしまうのがデメリットです。


ただし、多くの保険は要介護2~3から保障可能となっているため、要介護2は一般的な条件といえるでしょう。


要介護認定は5つのレベルに分かれ、またその前段階として要支援1~2があります。


それぞれの判定基準は以下の通りです。



介護に必要な基準時間
要支援125分以上32分未満
要支援2
要介護1
32分以上50分未満
要介護250分以上70分未満
要介護370分以上90分未満
要介護490分以上110分未満
要介護5110分以上

参考:厚生労働省「要介護認定はどのように行われるか」


要介護1と2の差の目安は、次のようになります。

  • 要介護1…日常生活の多くは自身で行えますが入浴や歩行などで一部助けが必要な状態
  • 要介護2…要介護1より入浴やトイレなど日常生活の補助がさらに必要な状態
基準や用語が少々複雑なため、間違えないように気をつけましょう。

40歳未満は支払い対象外

これは保険会社というより国の制度の話なのですが、40歳未満の方は介護が必要になっても要介護者の認定を受けることはできません。


要介護者の定義は法律で以下のように決められています。

  1. 要介護状態にある65歳以上の者
  2. 要介護状態にある40歳以上65歳未満の者であって、その要介護状態の原因である身体上又は精神上の障害が加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病であって政令で定めるもの(特定疾病)によって生じたもの


つまり、40歳未満は要介護認定を受けられないので、実質的に保障対象外になるというデメリットがあるのです。


そんなデメリットをカバーするため、あんしんねんきん介護Rでは独自の要介護状態を設定しています。

  • 寝たきりの状態でベッド周辺の歩行ができず、さらに着替え・入浴・食事・排泄後のふき取りのなかで2つ以上介護が必要
  • 器質性認知症と診断され、意識はあるが見当識障害(場所や時間がわからない症状)が見られ、介護が必要
この2つのどちらかに該当し、180日間つづいた場合にも年金が支払われるようになっています。


1つ目に関しては認知症など知能低下の条件が入っていないため、事故による被害でも保障される可能性があるでしょう。


しかしそれでもかなり厳しい条件です。


若い時期にはどの項目も該当が難しいのでやはりデメリットだといえます。

リターンタイプのため保険料が高い

あんしんねんきん介護Rは払い込んだ保険料が最終的にすべて戻ってくるリターンタイプの保険です。

他の保険のように、保険料よりも受け取る保険金が少なくなるというデメリットが少ないだけに、月々の保険料は高めに設定されています。

同社の掛け捨ての介護保険である「あんしんねんきん介護」と料金を比較してみましょう。
あんしんねんきん介護Rあんしんねんきん介護
30歳4,5001,758
40歳5,7602,082
50歳6,4802,670
60歳12,6603,960

男性、年金支払い10年、介護年金額30万円(あんしんねんきん介護は加えて保険期間終身、健康祝金3万円)の契約による月々の保険料(単位:円)


掛け捨ての保険商品と比べるとあんしんねんきん介護Rの保険料は2.5倍~3倍なのがわかります。


また、保険料が高いため支払った保険料以上の利益を出すのが難しいのもデメリットでしょう。


途中解約や早期要介護認定など特殊な場合をのぞき、保険料の全額が戻ってくるリスクの小さな保険なので、そのぶんリターンも期待できない商品となっています。

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東京海上日動あんしん生命「あんしんねんきん介護R」の評判・口コミは?

※口コミはインターネットアンケートで募集

募集期間:2022年12月~2023年1月

告知で何回か保険加入を断られたことがあったので、入りやすい介護保険を探していました。私の場合でも問題なく加入できましたし、保険料が使わなかった分戻ってくるようなので、お得かなと思っています。
老後に向けて保険料が安い若いうちに介護保険に入っておこうと思い、加入。生涯年金形式でお金を受け取れる制度があるのですごく良いと思います。

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3位:明治安田生命「介護のささえ」

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東京海上日動あんしん生命「あんしんねんきん介護R」のメリット


あんしんねんきん介護Rのメリットは以下の6点があげられます。

  • 告知要件が緩く加入しやすい
  • 要介護2から介護年金を受け取れる
  • 介護年金支払い期間が3種類から選択ができる
  • 健康祝い金特則を付加できる
  • 付帯サービスが多い
  • 保険金請求がなければ指定年齢に保険料が返ってくる
加入しやすくサービスも良好なところがメリットです。

1番の特徴は6つ目の保険料が全額返ってくる点でしょう。3つのパターンにおける最終的な金額をシミュレーションしているので、ぜひご覧ください。

告知要件が緩く加入しやすい

あんしんねんきん介護Rは告知要件が少ないので加入しやすいのが大きなメリットです


 医療保険や介護保険の多くは健康かどうかを判断するための告知義務があります。


しかし、あんしんねんきん介護Rの告知要件は以下の3つしかありません。


  • 過去1年以内に病気やけがで入院・手術を受けた
  • 過去5年以内に所定の病気(がん、脳卒中、うつ病、アルコール依存症など)で医師に診察・検査・治療・投薬を受けた
  • 次のどれかに該当する→①日常生活の動作に助けや器具が必要 ②今までに公的介護保険の申請をしたことがある ③認知症などで医師にかかったことがある
この3つすべてに当てはまることがなければ、あんしんねんきん介護Rに加入することができます。

記載されていない病気や障害・妊娠などの項目はないので、一般的な告知義務のある保険に比べて幅広く受け入れているといえるでしょう。

要介護2から介護年金を受け取れる

こちらはデメリットでも紹介しましたが、あんしんねんきん介護Rの年金受取条件は要介護2以上です。


介護保険全体の年金受け取りに関するボーダーラインは要介護2~3が主なので、条件はいいほうです。


もちろん要介護1でも保障してもらえる保険もあるので、それらと比べるとデメリットとなってしまうでしょう。


しかし、「保険料がそのまま戻ってくる損をしにくい保険」として売り出しているわりに他の保険とそん色ない条件というのはかなりのメリットです。


掛け捨てタイプの保険で受取条件や保険金がさらにいいものを選ぶか、リターンタイプで万が一に備えつつ安全に積み立てるか。


どちらにするか悩みどころですが、双方のメリットとデメリットを見極めて選んでみてください。

介護年金支払い期間が3種類から選択ができる

あんしんねんきん介護Rは3つの介護年金支払い期間から選択できます。

  • 5年有期年金
  • 10年有期年金
  • 終身年金
介護年金額は20万円、30万円、50万円から決められ、固定です。

なので、介護年金支払い期間は長くなるほど年金総額も増えることになります。

もらえる年金期間を自由に選べ、金額も計算しやすいのは良い点ですね。

ただし、そのぶん保険料も高くなるので注意が必要です。5年有期年金と終身年金の保険料では2倍弱の差が出てきます。


また、契約年齢により保険期間が固定化されていることも留意しましょう。

規定年齢までに介護年金が発生しなければ、保険料がすべて戻されたのち契約終了になります。
保険期間終了年齢
20~50歳70歳
51~55歳75歳
56~65歳80歳
その後も加入しつづけたい場合、掛け捨てにはなりますが保険料はそのままで終身保険へ引き継ぐことができます。

若いうちから加入しておくと65歳以降の介護保険が安くなるため、こちらも場合によってはメリットといえるでしょう。

健康祝い金特則を付加できる

あんしんねんきん介護Rは無解約返戻金型(掛け捨て)の保険をベースにしているため、途中解約しても解約返戻金がありません。


これはかなりのデメリットです。


しかし、あんしんねんきん介護Rの特徴である健康還付特則がはじめから付与されているので、この特則に従って解約返戻金を受け取る仕組みができあがっています。


健康還付特則とは、指定年齢に到達すると健康還付給付金を受け取れ、また健康還付給付金の支払日(保険期間終了日)前に限り解約返戻金が受け取れる規定です。


これにより、保険期間の終了前であり、かつ保障を利用していない状態で解約すると、保険料の一部がキャッシュバックされます。


元々は掛け捨ての保険なので途中解約を前提としていないのですが、どうしても保険料の払い込みができなくなった場合にキャッシュバックがあるのはありがたいですね。


ただ解約返戻金には、戻ってくる金額が払った保険料よりも大きく下回るというデメリットもあります。


総保険料が全額戻ってくる健康還付給付金まで、できる限り解約しないようにしましょう。

付帯サービスが多い

ユニークで豊富な付帯サービスがあるのもあんしんねんきん介護Rの特徴です。


付帯サービス一覧

以下のようなサービスがそろっています。

  • 認知症一時金特約
  • 介護一時金特約
  • 脳の健康度チェック
  • 脳機能向上トレーニング
  • 介護の悩みの電話・訪問サービス
  • 健康管理サポートアプリの提供
  • オンライン医療相談
  • 人間ドッグなどの検診優待
保険者や周囲の家族のための相談サービスから、検診が割引になる優待サービスもあり、バラエティ豊かですね。

2つの特約について

保険のオプションとして2種類の特約を付加できます。
  • 認知症一時金特約…認知症や軽度認知障害と診断された場合に一時金が支払われる
  • 介護一時金特約…保険の年金保障を受ける際に一時金が別途支払われる
どちらも一時金の受け取りは1度のみです。

ちなみに、特約にかかる保険料は保険期間が終了しても戻ってきません。

これらの特約は「掛け捨て保険をおまけで付ける」とイメージするとわかりやすいでしょう。

保険金請求がなければ指定年齢に保険料が返ってくる

あんしんねんきん介護Rの1番の特徴は、保険金請求がなければ保険料がすべて返ってくる点です。


この健康還付給付金によるリターンが最大の売りとなっています。


また年金が発生しても、年金の支払いが指定年齢を超えた場合は保険金を差し引いた保険料が戻り、その後残りの年金ももらえるので、非常にお得です。


わかりやすいように、60歳男性が介護年金額30万円、支払期間5年で加入した場合のシミュレーションをしてみましょう。


介護年金が発生しなかった場合

月払保険料9,420円 × 12ヶ月 × 20年(指定年齢80歳) = 総保険料2,260,800円(健康還付給付金)

この場合、支払った保険料が健康還付給付金として全額戻ります。


74歳で介護年金が発生した場合

月払保険料9,420円 × 12ヶ月 × 14年 = 総保険料1,582,560円

介護年金額5年1,500,000円 - 総保険料1,582,560円 = -82,560円 + 解約返戻金

有期年金の場合は年金支払期間が終わると契約が解消されるため、総保険料を下回る可能性があります。


この例では73歳4か月から75歳までの1年8か月は落とし穴となります。


年金支払い最終日に残っている解約返戻金も一緒に追加されますが、具体的な金額の記載はありません。


78歳で介護年金が発生した場合

月払保険料9,420円 × 12ヶ月 × 18年 = 総保険料2,034,720円

総保険料2,034,720円 - 介護年金額2年(指定年齢80歳まで)600,000円 = 1,434,720円(健康還付給付金)

80歳になった時点で支払った保険料の残りがすべて戻ります。


さらに年金は83歳まで支払われるので、結果90万円多く受け取ることができました。


有期年金を選択した場合、指定年齢の直前で介護年金が発生すると利益が出やすくなります。

東京海上日動あんしん生命「あんしんねんきん介護R」の基本情報

※2023年2月16日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。

あんしんねんきん介護Rの基本情報
契約年齢20~65歳
保険期間

20~50歳:70歳まで
51~55歳:75歳まで
56~65歳:80歳まで

支払方法月払、年払
年金受取期間5年、10年、終身
設定できる年金額20万円、30万円、50万円
付加できる特約認知症一時金特約
介護一時金特約

あんしんねんきん介護Rは掛け捨て保険であるあんしんねんきん介護にキャッシュバック機能を備えつけた介護保険です。

保険料は一定で一度加入すれば変わることはなく、指定された年齢まで保険が下りなければ支払った保険料が全額戻ってきます。

受け取れる保険金を、年金額と支払期間で選べるのも特徴です。

また、掛け捨てに切り替わってしまいますが、指定年齢通過後も終身保険として同額の保険料で加入しつづけることもできます。

デメリットは、指定年齢が最大でも80歳までということ。

介護が必要になるのは80代以降が多いので、健康な人は利子のない貯金となってしまいます。

さらに、指定年齢まで解約をしないことを前提に作られていることにも注意しましょう。途中解約すると払込保険料を下回るケースが多く、この点もデメリットです。

これらのデメリットが気にならなければ、損をしにくく加入しやすいユニークな介護保険といえるでしょう。

東京海上日動あんしん生命「あんしんねんきん介護R」がおすすめな人


あんしんねんきん介護Rがおすすめな人は以下の通りです。
  • 持病がある方
  • 認知症一時金が欲しい方
健康還付給付金の特性があるため貯蓄としても使える保険ですが、将来介護が必要になるリスクを背負った方には保険適用の可能性が高まるので特におすすめです。

ここでは、多くのメリットがあるなかから「告知の緩さ」「一時金特約」の2つのポイントに着目して紹介します。

持病がある方

告知要件が3つしかないあんしんねんきん介護Rは間口が広く加入しやすい介護保険です。


持病を抱えている方でも、告知内容に引っかからない病気であれば加入することができます。


現在介護を必要とせず過去1年以内に入院や手術を経験していなければ通過できる可能性が高いので、持病で将来に不安のある方は告知が緩いという点で価値のある保険でしょう。


ためしに介護に必要な費用を計算してみます。


公的介護保険で支給限度額をすべて使ったときの年間自己負担額は、自己負担1割なら要介護2で236,460円です。


さすがにすべて使い切ることは稀かもしれませんが、7割使ったとしても年165,522円となります。これは痛い出費ですよね。


最近腰が痛みはじめて将来どうなるかわからない、アレルギー体質で老後の体調が不安…といった方は、将来の介護に備えるために保険を考えてみてはいかがでしょうか。

認知症一時金が欲しい方

あんしんねんきん介護Rの特約のなかには「認知症一時金特約」というものがあります

これは認知症、軽度認知障害のどちらかと診断された場合、一時金として保険金がもらえる特約です。


一時金額は20万~200万円から10万円単位で選ぶことができます。


認知症一時金特約の一時金は健康還付給付金から引かれることはありません。なので、特約を付加しているとどちらも受け取るチャンスがあります。


認知症と診断されたから突然お金を用意しなくてはいけなくなる、というわけではありませんが、ホームヘルパーを頼んだり介護施設を利用したりといった可能性が高まるので、一時金があると安心です。


特に独り身の方は介護費用がかさむので、認知症一時金のオプションも選べるあんしんねんきん介護Rをおすすめします。

東京海上日動あんしん生命「あんしんねんきん介護R」をおすすめできない人

どんなにリスクの低い保険とはいっても、もちろんおすすめできない人もいます。


当てはまるのは以下のような方です。

  • 40歳未満の方
  • 要介護認定1から保険金を受け取りたい方
保険料がそのまま戻ってくることが逆にデメリットになってしまう場合や、保険金をもっと受け取りやすくしたい場合はあんしんねんきん介護Rをおすすめできないこともあります。

詳しく見ていきましょう。

40歳未満の方

あんしんねんきん介護Rの年金支払い対象は要介護2からです。


介護認定は国が行っているもので、法律により40歳以上と決められています。


よって、どんなに早くても介護年金が受け取れるのは40歳以降となってしまい、若いころから加入する意味がないのでおすすめしません。


ただし、20~30代から入ってもお得になるポイントも2つ用意されています。


1つ目は別の支払い事由が用意されていること。


保険会社が特別に設けた項目に合致すれば40歳未満でも年金を受け取ることができます。


しかしその条件はかなり厳しいため、大きな事故などがない限り項目をクリアするのは難しいでしょう。


2つ目は契約終了後も同じ保険料で加入できること。


もし20歳で月2,700円の保険料を70歳まで払いつづけると、それまでの保険料が返ってきたのちに同条件の掛け捨て保険として同じ料金で加入することができます。


70歳から介護保険に入るとなると、安くても6~7千円かかってしまいます。


「老後でも2千円台で入れる介護保険」と考えるとかなりお得です。


しかしこの場合、それまで払い込んだ保険料が無利息で戻ってくるのがデメリットとなります。


ただ預けるだけなら、そのお金を元本に若いころから投資などで増やすほうが効率がいいという考え方もあるからです。


少々迷うところですが、介護の不安がない方で40歳未満であれば加入はおすすめしません。

要介護認定1から保険金を受け取りたい方

上記の「40歳未満の方」でも説明しましたが、あんしんねんきん介護Rは要介護2以上の認定がされなければ保険金を受け取れません。


介護保険の多くは要介護2からに設定されたものが多いですが、要介護1から保障するもの、または要介護1を保障する特約のある保険も徐々に増えてきています。


これは認知症などの患者が増えてきているのと同時に需要も伸びているのでしょう。


もし早い段階から保険金を受け取りたい場合は、ほかの介護保険を探すことをおすすめします。


あんしんねんきん介護Rにも認知症一時金特約はありますが、要介護1から「保険料免除」「保険金支払い」といった好条件が用意されたほかの保険のほうがお得です。


要介護1から保険金がほしい方、保険金を受け取るチャンスを増やしたい方は、別の介護保険を探してみてください。

東京海上日動あんしん生命「あんしんねんきん介護R」を他社商品と比較


保険を選ぶときには、同じようなものを見比べることが重要です。


ここではアフラックが提供している「アフラックのしっかり頼れる介護保険」と比べて優れている点と劣っている点を書き出してみます。


●東京海上日動あんしん生命「あんしんねんきん介護R」が優れている点


あんしんねんきん介護Rの優れている点はやはり告知が厳しくないことでしょう。


例えばアフラックでは妊娠中の方は介護保険に加入できませんが、東京海上日動あんしん生命なら入れます。


また、年金を受け取っている期間に要介護認定が下がるとアフラックでは需給がストップしますが、あんしんねんきん介護Rなら年金がつづく点もメリットです。


●東京海上日動あんしん生命「あんしんねんきん介護R」劣っている点


アフラックのしっかり頼れる介護保険は要介護1になると保険料が免除され、さらに一時金が受け取れます。


あんしんねんきん介護Rの保障は要介護2からなので、この点はデメリットといえるでしょう。


ただし、アフラックが年金を受け取れるのは要介護3からなので、この点は分があります。


また、あんしんねんきん介護Rの加入可能年齢は65歳までなのに対し、掛け捨て保険のアフラックは79歳まで入れるのも劣っている点です。

まとめ:東京海上日動あんしん生命「あんしんねんきん介護R」の評判・口コミは?デメリットも解説


東京海上日動あんしん生命の「あんしんねんきん介護R」の基本情報からデメリットやメリット、口コミと評判、他社との比較を例にあげて深堀りしてみました。


あんしんねんきん介護Rは健康還付給付金という制度がおもしろく、健康なまま契約が終了すると保険料がすべて戻ってくるというローリスクな保険ということがわかっていただけたかと思います。


そんな介護保険でもやはりデメリットが含まれているもの。


どれを選んでいいか悩んでしまうなら、保険に詳しいファイナンシャルプランナーに相談してみてはいかがでしょう。


保険のプロならあなたの悩みも親身になって聞いてもらえますよ。

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