更新日:2023/09/05
メットライフ生命のドル建て保険の口コミ・評判は?
- ドル建ての外資建ての保険を検討している人
- ドル建ての高金利で資産運用をしたい人
- ドル建ての外資保険は円建ての保険に比べて高金利で資産運用ができる
- 生命保険の仕組みが複雑となるドル建ての外資保険は内容が理解できない人にはおすすめできない
目次を使って気になるところから読みましょう!
メットライフ生命のドル建て保険の口コミ・評判まとめ
ドルスマートS
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募集期間:2023年7月~2023年8月
サニーガーデンEX
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募集期間:2023年7月~2023年8月
ビーウィズユープラス2
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レグルスIV
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ドルアドバンス
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メットライフ生命のドル建て保険の特徴まとめ
メットライフ生命のドル建て保険にはいくつかの種類があります。
ドル建て保険は、保険料の支払い・年金・保険金・解約返戻金の受け取りすべてをドルで行います。
メットライフ生命には、この保険として以下、4つの保険があります。
ここでは、これら4つの保険の特徴を解説します。
- ドルスマートS
- サニーガーデンEX
- ビーウィズユープラス2
- レグルスIV
それぞれ解説していきます。
ドルスマートSの特徴
この保険は、契約者が死亡したり高度障害となったりした際に、支払われる保険金がUSドルとなる保険です。掛け捨てではなく、将来的には契約を解約し、解約返戻金を老後の資金に回すことも可能となっています。
ここでは、メットライフ生命「ドルスマートS」の特徴をみていきます。
<メリット>
「ドルスマートS」は、円建て保険と比較すると利率が高い保険です。
USドルは、基軸通貨と呼ばれるほどの取引の多い主要通貨で、国際間の貿易でも多く利用されています。さらに、世界各国の外貨準備高においても圧倒的な地位を誇る通貨です。
「ドルスマートS」では、年2.5%の積立利率が最低保証となるため、ほかの円建て保険と比較しても利率が高くおすすめです。
もう一つのメリットは、インフレに強い、という点です。
この保険は、世の中の金利が積立利率に反映される保険です。一般的な終身保険は、契約時に受け取れる金額が決まるため、インフレが続いてしまうとお金の価値が変わり受け取り金額が減る可能性があります。
「ドルスマートS」は、インフレだと積立利率が上がり、将来的に受け取れる金額がアップします。また、この保険は最低保証を設けているために、年2.5%の積立利率は確保されているため安心です。
<デメリット>
メットライフ生命「ドルスマートS」でのクレジットカード払いでは、JCBのみが選択できます。クレジットカード払いにすれば各種カードのポイントが別で付与されて便利であるため、保険料の支払いもクレジットカードで、という人は多いでしょう。
ただ、「ドルスマートS」のクレジットカード払いはJCBしか選択できず、JCBが定めている通貨交換の手数料がプラスでかかるため、実質保険料が高くなってしまいます。このため、保険料の支払いはクレジットカードではなく口座振替などを選択した方がよいでしょう。
また、メットライフ生命「ドルスマートS」は、解約返戻金が元本割れ(減額)する場合があります。この保険では、解約をすれば解約返戻金を受け取れますが、早期解約すると元本割れによる損失が大きくなる場合があります。
契約して20年を過ぎたあたりから元本超えが達成できるため、それより前の解約は損にしかなりません。さらに、契約してから10年以内に解約した場合は「解約控除」という費用が契約者にかかるため、注意が必要です。
<おすすめな人>
メットライフ生命「ドルスマートS」は、万が一の時のために死亡保障を備えつつ、老後の資金準備をしたい人におすすめです。ドル建て保険は円建てよりも利益が高い保険で、また、インフレにも強い保険であるため、老後の資金準備をしっかりと残していきたい人におすすめの保険です。
<おすすめでない人>
メットライフ生命「ドルスマートS」は、生命保険の仕組みが複雑であるため、内容が理解できない方にはおすすめできません。また、学資保険として利用を考えている人にもおすすめできません。
USドル建ては、保険の仕組みが一般的な生命保険より複雑であり、しっかりと理解していないと損をしてしまう可能性があるため、注意が必要です。
サニーガーデンEXの特徴
「サニーガーデンEX」は、生涯にわたって死亡保証を備える、外資建で一時払終身保険です。この保険は3つのコースから選んで保険の契約ができるため、自分の目的に合わせたコースを選べるのが人気の理由の一つです。
ここでは、メットライフ生命の「サニーガーデンEX」の特徴をみていきます。
<メリット>
メットライフ生命「サニーガーデンEX」は外資建てであるため、資産通貨を分散できます。
円安となった場合に日本円だけを資産として保有し外資資産を持っていなければ、生活が苦しくなる可能性もあります。外資建て資産を保有していれば、円安時にも資産全体のリスクを回避できるでしょう。
「サニーガーデンEX」は、外資建てで資産通貨を分散できるため、円安時にもリスク回避ができます。
また、「サニーガーデンEX」は、定期支払いコースを選択すると毎年定期支払金が受け取れる保険です。この保険には3つのコースがあり、その中の定期支払いコースでは、契約の1年後から一生涯にわたって毎年定期支払金を受け取れます。
一生涯にわたって定期的に受け取れるお金は、使用制限がなく旅行だったり家電の買い替えだったりなど自由に使えるため、メリットであるといえるでしょう。
<デメリット>
メットライフ生命「サニーガーデンEX」は、10年以内に解約すると解約控除の対象になってしまいます。
「解約控除」とは、保険を解約するさいに必要となる費用のことをいいます。契約してから10年以内の解約はペナルティとして判断され、本来の解約返戻金から解約控除金が差し引かれてしまうため、デメリットとなるでしょう。
ほかにも、為替リスクがあることもデメリットの一つです。
メットライフ生命「サニーガーデンEX」は、保険金を一時払で支払いする外資建の保険です。このため、保険金の受け取りなどには為替相場の変動が大きく影響します。
保険金を受け取るタイミングによっては、外資建ての資産価値が減ってしまう場合があるでしょう。
<おすすめな人>
この保険は、定期支払金を受け取りながら死亡保険を運用したい人におすすめです。
3つのコースのうちの2コースは、毎年、定期的に支払金を受け取れます。さらに、死亡保険金を外貨で運用するため、円建ての終身保険に比べて運用利回りがよくなるという点があります。
このため、定期的に支払金を受け取りながら死亡保険金も運用できるため、おすすめな保険です。
<おすすめでない人>
この保険は、契約から10年たたないうちに解約する可能性がある人にはおすすめできません。
契約してから10年以内に解約してしまうと、解約控除がかかり、解約返戻金から解約控除金が差し引かれてしまいます。解約するタイミングによっては、解約返戻金が一時払保険金を下回り損失が生じる可能性があります。
保険を契約した後に大金が必要となって解約するケースも考えられるため、10年以内に解約をするようなことがないかよく検討する必要があるでしょう。
ビーウィズユープラス2の特徴
メットライフ生命「ビーウィズユープラス2」は、ドル建ての一時払終身保険です。この保険は、長期的に保険金を運用することで、老後の自分自身や家族に資産を残せたり終身保険ならではの大きな保証を得たりすることが可能な保険となっています。
ここでは、メットライフ生命「ビーウィズユープラス2」の特徴を解説していきます。
<メリット>
メットライフ生命「ビーウィズユープラス2」は、健康告知ありとなしのいずれかを選択して保険を契約できます。
ドル建てのような外資建ての保険商品では、健康告知が必要なケースが多いですが、この保険では告知なしでの契約が可能です。告知なしの場合は、がん患者でも契約ができ、保険を活用して資産運用や家族に資産を残せます。
他社の場合では、ケガの告知でもが必要となる保険商品もあるため、告知なしで保険の契約ができるのは大きなメリットでしょう。
ほかにも、円建てと比較して運用利率が高いのもメリットの一つです。
ドル建てなどの外資建て保険のメリットは、円よりも金利の高い傾向にある外貨金利で運用できることです。このため、円建て保険よりも高いリターンが期待できるでしょう。
さらに、円のみで保有資産を持っている人は、外資でも保有資産を持つことになり、通貨リスクを分散させることもできます。
<デメリット>
メットライフ生命「ビーウィズユープラス2」には、為替リスクがあります。円を外貨に換算するさい、為替相場の変動によりその都度レートが変わってしまいます。
「ビーウィズユープラス2」の保険金受け取りのタイミングによっては、為替相場による円換算額を下回る、為替リスクが生じる場合があります。
また、この保険を短期間で解約することはおすすめできません。これは、満期まで契約を続けなかった場合、市場価格調整があるために元本割れを起こしてしまう可能性があるからです。
元本割れを起こした状態で解約してしまうと、一時払い金が契約時に支払った金額よりも下回った金額で解約返戻金を受け取ることになり、損をしてしまいます。メットライフ生命の「ビーウィズユープラス2」は、満期になる前に解約することのないような、余裕のある資産を持った人がおすすめです。
<おすすめな人>
メットライフ生命「ビーウィズユープラス2」は、健康不安を抱えているが保険に加入したい人にもおすすめです。
この保険は、健康告知のあり・なしのいずれかを選択して加入することができます。 保険商品のほとんどが健康告知を必要とするものばかりで、さらに、その質問項目のハードルが高めに設定されている場合が多いです。
「ビーウィズユープラス2」の健康告知なしプランは、職業の告知が必要なだけで健康状態の質問項目がないため、健康不安を抱えている人におすすめな保険です。
<おすすめでない人>
メットライフ生命「ビーウィズユープラス2」の契約時の基本保険金額は、最低金額で3万ドル(約300万円)です。この金額を一時支払い、つまり、保険期間分の保険料を契約時に一括で支払う必要があります。
申し込みのさいには借入も禁止されているため、この金額を用意できない人には、「ビーウィズユープラス2」はおすすめできません。
レグルスIVの特徴
ここでは、基本プラン・定期引き出しプラン・ターゲット設定プランという3つのプランを持つ、「レグルスⅣ」の特徴を解説していきます。
<メリット>
メットライフ生命「レグルスⅣ」は、「ターゲット設定プラン」で為替差損対策ができる保険です。
「ターゲット設定プラン」は、基本給付金額が契約時に設定した目標額まで増えた時点で、その積立金が円建てで確保されるプランとなっています。つまり、このプランを利用することで、両替するさいの為替差損を軽減することができます。
通常、ドル建てなどの外資建て保険は、外資での元本しか保証されていないため、このプランにはとても安心感があるといえるでしょう。
もう一つのメリットとして、外資建ての高金利が注目されています。
外資の金利はかなりの高金利となっているため、外資建て保険を運用することで資産を増やすことができます。メットライフ生命「レグルスⅣ」で資産運用することで、大きく資産を増やせる可能性があるでしょう。
<デメリット>
メットライフ生命「レグルスⅣ」は、ドル建てなどの外資建て保険であるため、為替リスクがデメリットとなります。
ドル建てでの元本は保証されていますが、円建てでの元本は保証されていないため、円で受け取るタイミングによっては元本割れする可能性があります。このため、保険金を円で受け取るさいは、為替の影響で損をしないように慎重に受け取る時期を選ぶ必要があるでしょう。
もう1つのデメリットは、市場価格調整があることです。
市場価格調整とは、保険と途中で解約した場合に戻ってくる返戻金が、市場金利の影響で増減する仕組みのことをいいます。
保険の解約時には、債権を売りに出すことで解約返戻金をまかなうことになりますが、この債権を売りに出すさいの市場金利は常に変動しています。
このため、解約時にその債権がいくらで売れるかは市場金利により左右され、市場金利が高いと解約返戻金が安くなってしまうため注意が必要です。
<おすすめな人>
メットライフ生命「レグルスⅣ」は、外資建てで資産運用しながら将来の貯蓄を行いたい人におすすめです。
外資建ての保険は、円建ての保険と比べて高金利で資産運用ができるため、円で貯蓄を続けるよりも多く資産を増やせる可能性があります。
<おすすめでない人>
メットライフ生命「レグルスⅣ」は、ドル建てをはじめとする外資建て保険であるため、その内容がとても複雑です。
為替リスクなどもあり、このようなことに詳しくない人は、元本割れで損をしてしまう可能性があるためおすすめできません。為替変動などを自身で理解せずにこの保険で資産運用を始めてしまうと、保険金の受け取りタイミングを見誤ってしまい、損をしてしまう可能性があります。
このようなことがないように、自身でしっかりと理解した上で外資建て保険の運用を行うことをおすすめします。
まとめ:メットライフ生命のドル建て保険の口コミ・評判
今回は、メットライフ生命のドル建て保険の以下4つの保険をみてきました。
- ドルスマートS
- サニーガーデンEX
- ビーウィズユープラス2
- レグルスIV
どの保険もドル建てなどの外資建て保険となっており、円建てよりも高金利で資産運用ができます。
一方で、その保険の内容は複雑であり、しっかりと理解していないと為替リスクによる影響で保険金受け取りのタイミングで損をしてしまう可能性があります。
これらドル建ての外資建て保険を契約するさいは、為替変動などの内容をしっかりと理解した上で保険を契約することをおすすめします。
こちらのページの情報は当サイトが独自に調査したものになります。
加入を検討されている方は必ず約款などで保障内容をご確認ください。