学資保険に4歳から入るのは遅い?実際の口コミやおすすめの学資保険を比較!

※本記事で紹介しているサービスにはPRが含みます。
子どもがいる家庭であれば、将来の教育資金について考えはじめたとき、学資保険が選択肢に上がると思います。

でも子どもの年齢が4歳だったら、学資保険に入るメリットはあるのでしょうか?
実は、学資保険は4歳を超えてからででも加入する人は多いです。

こちらの記事では、4歳からでも学資保険の必要性を考えるために、以下のような内容を紹介します。
  • なぜ早いほうがいいといわれているのか?学資保険を選ぶポイントやメリットデメリット
  • 4歳からでも加入できる学資保険の返戻率ランキングトップ5
  • 5歳以降の学資保険はあり?学資保険以外の教育資金を備える方法は?
学資保険を活用するのはもちろん、学資保険ではないほうが合っている場合もあります。

最後まで読むと、将来の教育資金への方向性が定まってくると思いますので、ぜひご覧ください。

内容をまとめると

  1. 学資保険は早ければ早いほど、返戻率が高くてお得に加入することができる
  2. 4歳からの加入でも、強制的に貯蓄ができるうえ、契約者に万が一のことがあったとしても補償内容が継続できるのでメリットが高い
  3. 4歳を超えても元本割れをしない保険を選ぶことは十分可能
  4. 支払方法や期間、受け取り時期を柔軟に選べれば、返戻率を上げることができる
  5. 教育資金の準備には、学資保険以外の保険を活用するとよりお得になる場合がある
  6. 自分に合った教育資金方法や、学資保険がどういうものか損をしないように選ぶことが大切
  7. 今ならスマホ1つで保険のプロに無料オンライン相談できるので、この機会に学資保険の悩みを解決しましょう!
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学資保険は4歳から入ったら遅い?加入の際は返戻率がポイント!


学資保険について調べると、必ずといってもいいくらい出てくる返戻率


そんな大切なポイントである返戻率について解説しながら、4歳からの学資保険について考えます。

  • 学資保険に早く加入すべきなのは、返戻率が関係?
  • 早く加入すると、月々の負担額も軽減される
  • 4歳を超えてしまっても、プランを柔軟に選べれば、返戻率を上げられる!
  • 実在する学資保険で、4歳以降の学資保険をシミュレーションしてみよう!

学資保険への加入ができるだけ早い方がいい理由とは?

学資保険に加入するには、必ず条件があります。


中でも学資保険の内容を左右させるのが、子どもとと親(契約者)の年齢です。


一般的には若い年齢で加入したほうが、返戻率も高くなるとされています。


返戻率とは、学資保険を選ぶときに重要視されやすい部分で、支払った保険料に対して将来受け取れる保険金の割合のことを言います。


また、支払った保険料よりも受け取れる保険金の割合が100%を切ることを、”元本割れ”と言います。


年齢が上がると、元本割れをする学資保険が増えてしまうのが現状です。


加えて保険料の支払い期間が短くなるので、1ヶ月あたりの負担が大きくなってしまいます。

学資保険に4歳から入っても高い返戻率が期待できる保険はある!

それでは、4歳を超えてしまったら元本割れしない学資保険は諦めなければいけないのかと思うかもしれません。


しかし、4歳からでも100%を超える返戻率が期待できる商品は存在します。

学資保険の返戻率は、支払方法・満期金・受け取り時期・年齢などの条件や状況によって変動します。


例えば支払方法を一ヶ月ごとではなく、年ごとに支払った方が一般的には返戻率が上がるとされています。


満期金とは、学資保険の満期期間までに積み立てる最終的な総額を指し、高い商品ほど返戻率が良いです。


他にも保険金の受取時期によってお得になるなど、種類はさまざまです。

このように支払方法や受取時期をコントロールすることで返戻金を上げることが可能です。


ただし、4歳を過ぎた時点でそもそも加入できないという商品もあるので、加入条件は事前によく確認しておきましょう。

4歳で学資保険に加入した場合の返戻率をシミュレーションしてみよう!

こちらでは、フコク生命のみらいのつばさという商品でシミュレーションしてみます。

  • 年齢:契約者30歳(男性)/子どもの年齢4歳
  • 月々の支払額:12,626円
  • 払い込み期間:17歳(13年間)
  • 保険期間:22歳満期

払い込み保険料総額1,969,656円
受け取り総額2,000,000円
返戻率101.5%

こちらの商品は、受け取り時期がトータルで2回ですが、進学のタイミングで毎回お金を受け取れるものもあります。


こまめに受け取れるもののほうが、返戻率は101%と下がります。


4歳から学資保険に加入するメリットは?補償を付けながら貯蓄ができる


学資保険には、払込免除特約というものが一般的についてきます。


払込免除特約は、万が一契約者が亡くなった時や重度の障害が生じて収入が得られない状況となった場合に、それ以降の支払いが免除されるシステムです。


このように学資保険に加入することで、万が一のために備えつつ貯蓄ができます。


さらに年齢が若いほど返戻率が上がるので、4歳からとは限らず学資保険に加入するか悩んでいるなら、なるべく早めに加入するほうが得策です。

4歳から学資保険に入るのは遅い?4歳から加入するデメリットとは?


4歳を超えてから学資保険に加入する場合、4歳未満と比べてしまうとどうしてもデメリットが伴います。


こちらでは、具体的なデメリットをあげていきます。

  • デメリット①:学資保険に3歳で加入するのと、4歳で加入するのではどれくらい違う?
  • デメリット②:時間やお金に余裕が無くなり、加入時期を逃しやすくなる
  • デメリット③入りたい保険が4歳以降では入れない可能性がある

デメリット①4歳前に加入する場合と比較すると返戻率が低い

4歳から加入すると、払い込み期間が短かく月々の負担が増えつつ、返戻率が下がってしまいます。


どれくらい返戻率が下がるのか、先ほどシミュレーションしたフコク生命のみらいのつばさで比較してみましょう。


  • 契約者が30歳(男性)・子どもの年齢が4歳の場合 

返戻率101.5% 
月々の支払額12,626円
払い込み期間17歳(13年間)

  • 契約者が30歳(男性)・子どもの年齢が3歳の場合

返戻率101.6%
月々の支払額12,626円
払い込み期間17歳(14年間)

返戻金が下がるとはいえ、このように保険商品によっては0.1%しか差がないものもあるので、お先真っ暗という状態ではありません。


デメリット②加入時期を逃すと学資保険に入れなくなる可能性がある

子どもが小さいうちは、あまり時間やお金がかからず済んでいたかもしれません。


しかし、4歳ごろとなると幼稚園の準備や進学のこと、人によっては復職に向けて就活をしたりと考えなければならないことが増えてくる時期だと思います。


そうすると、本当はじっくり考えて決めたい学資保険も後回しになったりして、気が付いたら加入のタイミングを逃していたということがあります。


そうならないためにも、時間があるうちに学資保険について考えることが大切です。


デメリット③年齢制限によって加入できない保険がある(ソニー生命など)

加入条件には年齢が関与することをお伝えしましたが、年齢が上限に達している時点で学資保険そのものに入れない商品もあります。


とくに、子どもの年齢制限のほうが期間が短いので、学資保険を検討するときの大事なポイントとなりがちです。


たとえば、月払いで無理なく支払えるにも関わらず、返戻率が高いというのでソニー生命は支持が高い学資保険です。


とても魅力的ですが、年齢が達してしまったらどうにもこうにも加入する術はありません。


実際に子供が4歳から学資保険に加入した方の体験談を紹介!


さて、ここまで子どもが4歳でも学資保険に入ったほうがいいメリットの部分と、4歳超えてから加入するデメリットについて解説しました。


それでは、実際に4歳を超えてから学資保険に加入した方はどうだったのか、経験者の口コミを紹介していきます!


※クラウドワークスで調査

4歳から入れるおすすめの学資保険を返戻率ランキングで比較!

人気の学資保険をランキング形式でそれぞれの特徴を交えて紹介します。

  • 無理なく支払えるのに高い返戻率!プランもシンプルな明治安田生命の「つみたて学資」
  • 払い込み期間を短くできるなら、日本生命の「ニッセイ学資保険」
  • 保険金の受け取り方法が選べる!フコク生命の「みらいのつばさ」
  • 細かいプラン選定ができるのが嬉しい、JA共済のこども共済の「学資応援隊」
  • 受け取り総額の幅の広さが魅力の、アフラックの「夢みるこどもの学資保険」

1位 明治安田生命「つみたて学資」

※契約者の年齢が30歳(男性)、子どもの年齢が4歳の場合
受け取り総額300万円200万円
保険料

22,050円/月

14,850 円/月
返戻率103.0% 102.0 %
明治安田生命の「つみたて学資」は最もお金がかかる大学へ入学するタイミング(子どもの年齢が18歳)に備えて、合計4回の保険金が受け取れるようになっています。

保険料の払い込み期間は、子どもの年齢が4歳の場合でも、15歳までと少し早めなのが特徴です。

その分月々の保険料は上がりますが、子どもが高校生のときに保険料の支払いが無いと思うと気楽ですね。

受け取り総額を300万か200万円で選ぶことができ、300万にすると高額割引が適用となるので返戻率が上がります。

2位 日本生命「ニッセイ学資保険」

※契約者の年齢が30歳(男性)、子どもの年齢が4歳の場合

受け取り開始年齢17歳18歳
受け取り総額300万円300万円
保険料18,840円/月
(225,190円/年)
17,430円/月
(208,330円/年) 
返戻率102.0%
(102.4%)
102.4%
(102.8%)
日本生命の「ニッセイ学資保険」は、安田生命と同様に、大学へ入学するタイミングの18歳から22歳までの5年間で毎年、保険金が受け取ることができます。

こちらで示している払い込み期間は、受け取り開始年齢までですが、他にも5年か10年で選ぶことができ、短いほど返戻率が大幅にアップするのが特徴です。

短い期間で多い金額を払える場合は、最も返戻率が高い商品です。

3位 フコク生命「みらいのつばさ」

※契約者の年齢が30歳(男性)、子どもの年齢が4歳の場合

受け取り方法S(ステップ)型J(ジャンプ)型
受け取り総額205万円200万円
保険料13,034円/月12,655円/月 
返戻率100.8%101.3%
フコク生命「みらいのつばさ」は、保険金の受け取り方法として、S型とJ型があるのが特徴です。

S型は、幼稚園~満期期間まで進学などの節目のタイミングでこまめに保険金を受け取ることができます。

返戻率は下がりますが、小学・中学と私立通う予定があるなど、入学資金が大きい場合でも総合的に備えられるのがメリットです。

J型は、大学入学前と満期の2回に分けて大きな金額で保険金を受け取ることができます。

払い込み期間は17歳で試算していますが、他にも11歳、14歳と選べて返戻率も変わってきます。


また、兄弟割があるのもみらいのつばさの特徴のひとつです。

4位 JA共済のこども共済「学資応援隊」

※契約者の年齢が30歳(男性)、子どもの年齢が4歳の場合
払い込み方法年払い月払い
受け取り金額200万円200万円
保険料140,102円12,184円
返戻率101.9%97.7%

JA共済のこども共済「学資応援隊」は、見ての通り払い込み方法が年払いと月払いで返戻率がかなり変わるのが特徴です。


月払いでないと難しい場合は、選択しづらいかもしれません。


ただ、学資応援隊は受け取り時期を大学・高校・中学プランと選べて、払い込み期間も細かく指定することができます。


※上記の表は、払い込み期間を18歳で試算しています。


さらには、医療保険のような特約をオプションで加えられたりと、個々のニーズに合ったプランを細かく選べるのがメリットです。

5位 アフラック「夢みるこどもの学資保険」

※契約者の年齢が30歳(男性)、子どもの年齢が4歳の場合
受け取り開始年齢 
17歳 18歳 
受け取り総額 300万円300万円
保険料

19,980円円/月

18,560円円/月
返戻率96.2%97.7%
アフラック「夢みるこどもの学資保険」は、条件を変えてもほとんど元本割れをしてしまいます。

払い込み年数は18歳で試算していますが、10歳までの短い期間を選ぶことができます。

ちなみに10歳まですると返戻率は上がるものの、元本割れという状況は変わりありません。

他の学資保険では、払い込み期間を経て保険金を受け取るシステムと多くなっていますが、夢みるこどもの学資保険は払い込み期間中に保険金を受け取ることができます。

また、受け取り総額が120万~1500万までと広く選べるのも特徴です。

4歳からなら学資保険以外での教育費貯蓄方法もおすすめ!


実は、教育費の貯蓄方法は学資保険だけではありません。


例えば、低解約返戻金型終身保険に教育資金として加入する方法もあります。


低解約返戻金型終身保険は、支払う保険料や受け取る保険料の期間を自分で決めることができます。


そして、保険料を払い納めて解約すると、高い返戻率で保険金を契約者(親)が受け取ることができます。


その保険金を、教育資金に充てられるという仕組みですね。


あくまでも学資保険ではなく終身保険なので、万が一契約者(親)が死亡した場合は、解約したときよりも多くの保険金を受け取ることができます。


他にも、個人年金保険や外貨建て終身保険などが学資保険に代用できます。


それぞれメリットやデメリットがありますので、自分の環境や性格で向いているものを検討しましょう。

参考:4歳で学資保険に入らなかった!5歳から入れる学資保険はある?


最大で12歳から15歳まで加入できる学資保険が存在しますが、めずらしく数少ないのが現状です。


多くの保険会社が6歳までを条件としています。


つまり、4歳で入り損ねたとしても100%を超える返戻率の保険の選択肢はまだあります。


学資保険は、積み立てたお金を長い年月をかけて保険会社が運用することで利益を出します


そのため、積み立て期間が短いほど運用期間も短くなるので6歳を超えると、返戻率が元本割れする商品がほとんどです。


6歳以降でも加入できる保険があるとはいえ、6歳までに加入したほうがデメリットが少なく済むでしょう。

学資保険への加入は4歳からでも間に合う!ただし遅いとリスクがある!


さて、ここまで4歳からの学資保険というところに焦点を置いて解説しました。

最後に気を付けるポイントを、改めて整理しましょう。

  • 学資保険は、教育資金の貯蓄としてだけではなく、親に万が一のことがあった場合にも備えられるので、4歳からでも加入するメリットは大きい!
  • 4歳からの加入でも、学資保険の返戻率は100%を超えるものはある
  • ただし、4歳を超えてくると返戻率は4歳未満と比較して下がる
  • ソニー生命などの人気の学資保険は、年齢制限で加入できないものが出てくる
  • なるべく早い方が月々の払い込み金額を抑えられて負担が少なく済む
  • 4歳を超えたら学資保険以外で、低解約返戻金型終身保険などを活用して教育資金調達をするのも手段のひとつ
  • 迷ったら、保険のプロに頼るのが確実!


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