現在製作準備が進められている『Kingsman: The Golden Cycle』に、エルトン・ジョンが出演交渉をしているようだ。役柄はわかっておらず、本人役で登場かとの憶測もある。その他の情報1作目に出演したタロン・エガートン、マーク・ストロングは戻ってくる予定で、コリン・ファースも再登場するのではないかとささやかれている。ほかに、新しく、ジュリアン・ムーア、ハル・ベリー、ペドロ・パスカルの出演が決まっている。監督は1作目に続きマシュー・ヴォーン。ヴォーンは、ジェーン・ゴールドマンと脚本の共同執筆も担当している。ロケはロンドンで行われる予定。北米公開予定は来年6月。1作目は昨年2月に北米公開され、北米で1億2800万ドル、全世界で4億1400万ドルを売り上げるスマッシュヒットとなった。文:猿渡由紀
2016年04月13日『インディ・ジョーンズ:レイダース/失われたアーク』映画全編をオーケストラによる生演奏付きで上映する「シネマオーケストラシリーズ」。同シリーズの最新公演「インディ・ジョーンズ in コンサート」「E.T. in コンサート」が8月に東京と大阪で開催される。【チケット情報はこちら】シネマオーケストラシリーズは昨年、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『ゴッドファーザー』、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』などの作品をテーマに上演。今回、公演の題材となる2作の映画『インディ・ジョーンズ:レイダース/失われたアーク<聖櫃>』『E.T.』はどちらもスティーヴン・スピルバーグが監督を努め、作曲家ジョン・ウィリアムズが音楽を担当。『E.T.』における少年たちが宙に浮くシーンや、『インディ・ジョーンズ:レイダース/失われたアーク<聖櫃>』におけるレイダース・マーチが高らかに鳴り渡るシーンなど、数々の名場面がオーケストラによる生演奏で楽しめる。また、公演期間中、会場には写真撮影を行えるフォトスポットが設置される。インディ・ジョーンズのような冒険ファッション、もしくはE.T.のように白い布をかぶって写真を撮ってみては。チケットの一般発売に先がけて、チケットぴあでは先行先着プリセールを実施中。受付は「インディ・ジョーンズ in コンサート」「E.T. in コンサート」ともに東京公演が4月23日(土)午前9時30分、大阪公演が4月23日(土)午後11時59分まで。■「インディ・ジョーンズ in コンサート」8月5日(金)開場18:00 / 開演19:00東京国際フォーラム ホールA(東京都)8月6日(土)開場16:30 / 開演17:30東京国際フォーラム ホールA(東京都)8月12日(金) 開場18:00 / 開演19:00フェスティバルホール(大阪府)■「E.T. in コンサート」8月6日(土)開場11:30 / 開演12:30東京国際フォーラム ホールA(東京都)8月7日(日)開場11:30 / 開演12:30東京国際フォーラム ホールA(東京都)8月12日(金) 開場13:30 / 開演14:30フェスティバルホール(大阪府)
2016年04月07日矢野研究所は4月6日、国内eラーニング市場に関する調査結果を発表した。同調査は、eラーニングシステム開発・構築・販売事業者、eラーニングコンテンツ開発・製作・販売事業者、eラーニングを介した研修や講義を提供・運営する事業者(学習塾、語学学校、研修事業者など)、学習ソフトウェア開発・製作・販売事業者などを対象に、2016年1月~3月に、同社専門研究員による面接取材および電話・FAX・電子メールによるヒアリング、文献調査を併用して調査されたもの。また、同調査におけるeラーニング市場とは、インターネットなどのネットワークを利用した学習形態を対象とし、ゲーム機やパソコン向けソフトウェアを利用したものは除かれている。学習コンテンツは、ビジネス、教科学習、語学、IT技術、資格取得、教養・雑学など幅広いジャンルが含まれている。調査の結果、2015年度国内eラーニング市場の規模は、前年度比95.9%の1,596億5,000万円が見込まれている。内訳としては、法人向け(企業・団体内個人を含む)のBtoB市場規模が同102.0%の586億5,000万円、個人向けのBtoC市場規模が同92.7%の1,010億円であり、BtoB市場は堅調に拡大したものの、BtoC市場の縮小を補うことはできず、eラーニング市場全体としては縮小したものと同社はみている。BtoB市場は、情報通信技術の向上、モバイル端末の一般化、クラウド環境の進化など、eラーニングの利便性を有する環境を背景に、顧客企業におけるeラーニングの利用機会増加や顧客層拡大をもたらしているという。これに伴い、導入に対するコンサルティングや個別の顧客要望に応じた関連サービスの需要が増加傾向にあり、ここ数年は顧客企業のLMS(ラーニング・マネジメント・システム)に対する投資にも復調が見られるとしている。LMSの切替・更新案件を中心とする引き合い案件が活発化しており、LMSベンダー間の競合状況も激しさを増しているが、2015年後半より世界経済の先行き不透明感などの影響からか、顧客企業のLMS投資に対する様子見が出始めており、今後における懸念材料も見受けられるという。一方、コンテンツは顧客企業での内製化が一定程度進んでいる状況にあるものと見られ、コンテンツ制作支援ソフトのオーサリングツールが好調に推移する一方で、事業者から提供されるレディメイドコンテンツ、オーダーメイドコンテンツは減少基調にあるものと同社は推察している。2016年度のeラーニング市場の規模は、前年度比107.9%の1,722億円と同社は予測。BtoB市場は、eラーニングの利便性向上などを背景に、顧客企業における利用が一定程度活発化するものとみており、堅調な推移を予測している。一方、BtoC市場は、主要通信教育サービス事業者が大きくサービス拡充を図る予定であり、こうしたサービスが市場拡大に貢献していくものと考えている。
2016年04月07日米Dellは3月31日(現地時間)、第13世代サーバのDell PowerEdgeにIntel Xeon プロセッサー E5-2600 v4を搭載した新製品の提供を開始すると発表した。今回、Intel Xeon プロセッサー E5-2600 v4を搭載するのは「R730」「R730xd」「R630」「T630」「M630」「FC630」「C4130」「C6320」の8製品。第13世代サーバDell PowerEdgeは、ラック型、タワー型、ブレード型、コンバージドインフラストラクチャアーキテクチャサーバで構成し、ラインアップで提供開始されるという。新製品はプロセッサのパフォーマンスを向上させており、SAP SD 2 Tier(Linux)ベンチマークでは、E5-2699 v4プロセッサーを搭載したPowerEdge R730は前世代と比較し、27.6%パフォーマンスが向上しているという。
2016年04月05日神田沙也加とBillyによる音楽ユニット・TRUSTRICKが2016年5月11日にリリースする新作E.P.『innocent promise』の収録内容詳細、および新ビジュアルがオフィシャル・サイトにて公開された。4月7日(木)よりTBSほかにて放送開始となるTVアニメ『少年メイド』のオープニングテーマとなる「innocent promise」を収録した本作には、新曲「mint gum」のほか、インストゥルメンタルやライヴ・ヴァージョンがType-A、Bに分かれてそれぞれ異なる内容で収録されている。Type-Aのみに付属のDVDにはタイトル曲のミュージック・ビデオ/メイキング映像に加え、昨年12月18日に行われたZepp DiverCity(TOKYO)でのワンマン・ライヴから人気曲4曲の映像が収録される。また公開された新ビジュアルは、メイド風衣装にショートヘアのウィッグを纏い、まさにTVアニメの世界から抜け出してきたようなボーイッシュな出で立ちの神田と、ネクタイ姿でクールに装ったBillyがまばゆい電飾の光の中に浮遊するという、ポップでありながらどこか寓話的な世界観を醸し出している。今回のアート・ディレクションももはやTRUSTRICKの世界に欠かせない存在である松田剛(quia)氏が担当。そしてCD(Type-B)のジャケット・イラストはコミック原作者・乙橘氏による描き下ろしとなっているので、こちらも要注目だ(裏ジャケにもお楽しみアリ! とのこと)。CDリリース日である5月11日(水)には過去アルバム・リリース時に恒例となっていたリリース・パーティが今回特別に新宿ReNYで行われることが急遽決定した。フルバンド形式によるライヴのほか、入場者全員プレゼント、当日CD購入者対象となる特典会なども企画されており、「innocent promise」収録の新曲のほかにもライヴ初披露曲が用意されているという。チケットは4月9日(土)の15:00~より申し込み開始となるが、詳細はTRUSTRICKオフィシャルサイトをチェックしてほしい。タイトル曲の「innocent promise」は神田がレギュラーを務める4月5日(火)放送のFM NACK5「GOLDEN 4 EGGS」(23:00~23:30)にてラジオ初O.Aとなり、そして4月7日(木)の21:00から放送予定のニコニコ生放送『TVアニメ「少年メイド」放送開始直前ニコ生』特番にてミュージック・ビデオが初O.A.となる予定なので、こちらもしっかりチェックしておきたい。(C)乙橘・KADOKAWA/少年メイド製作委員会
2016年04月01日一般社団法人日本eスポーツ連盟は30日、"eスポーツをプロスポーツに"をスローガンとして掲げ、eスポーツのプロゲーマーのサポートや業界の振興などを目的として、同連盟の設立を発表。合わせて、国内でプロゲーマーのアスリートビザ取得を実現したと発表した。eスポーツとは、エレクトロニック・スポーツの略で、電子機器を使って行なうゲーム全般、特にオンラインによる競技的な対戦ゲームを指す。今回設立された日本eスポーツ連盟は、「プロeスポーツの感動体験を人々と共有し共に成長していく」ことを理念に掲げ発足した連盟。発起人のひとりである、ロジクールのクラスターマーケティングマネージャー・古澤明仁氏は、eスポーツを文化、習慣として根付かせたいと強調し、「まだ国内にないマーケットなので失敗やお叱りの声もあるかもしれないが、より大きな感動の輪につなげる」と熱く語った。eスポーツ市場は、国内でも既に一般社団法人e-sports促進機構、一般社団法人日本eスポーツ協会といった団体が設立されている。日本eスポーツ連盟は「各団体はそれぞれ向かっていくビジョンが異なる。軸の違いがある」とし、「競合しない認識」と説明。同連盟では"プロの支援"に軸を置きつつ、周辺機器や大会運営、プロを目指すユーザーのサポートや教育など、関連業界全体の活性化も図っていくという。連盟の活動方針は、eスポーツライセンスの制度化、チームオーナー育成・サポート、支援企業、教育機関との連携、公認大会の普及促進など。このうち、eスポーツライセンスの制度化については、一定の技量や知識を持つeスポーツアスリートである証明書「ゲーマー・ライセンス」、健全な運営基盤を持つ法人のeスポーツチームである証明書「eスポーツチーム・ライセンス」、法人が運営し、安定した基盤を持つ公正な大会である証明書「公式大会・ライセンス」の3種類を予定する。ライセンス料は徴収する方向で現在協議中。また、公認大会に関しては、既存のリーグや大会を「連盟公認」として普及につなげる考えだ。共同理事は、eスポーツ専用施設「e-sports SQUARE AKIHABARA」を運営するSANKOの鈴木文雄代表取締役、プロeスポーツチーム「DetonatioN FocusMe」などを率いるSun-Genceの梅崎伸幸代表取締役、マイルストーンのe-Sports大会プラットフォーム「JCG」代表となる松本順一氏。発足時点の賛同団体・企業は、東京アニメ・声優専門学校、NVIDIA Japan、テクノブラッド、ニデック、しくみ製作所、カジ・コーポレーション、ライフカード。今後広く参加を呼びかけていく。○eスポーツで日本初「アスリートビザ」取得合わせて、同連盟は、梅崎氏率いるプロeスポーツチーム「DetonatioN FocusMe」へ招聘した韓国人プロeスポーツ選手2名が、入国管理局からプロアスリートビザ(興行ビザ・基準3号)を付与されたと発表した。梅崎氏は「日本で就労可能なビザは複数あるが、いずれも審査基準や申請条件、コストが高く、半年以上にわたるリーグを安定的に戦うため、アスリートビザを取得する挑戦をした」とビザ発行までの背景を説明した。取得にあたっては、「入国管理局にeスポーツとは何かを理解してもらうため、世界各国の記事や映像を日本語化して紹介し、米国ではアスリートビザを発行していると説明した。今回だけでなく、今後のeスポーツシーンで重要になると判断した」(梅崎氏)という。
2016年03月30日NECネクサソリューションズは、最新の脅威に対応したeラーニング教材「標的型攻撃メール対策」の2016年版を4月1日に販売開始すると発表した。近年、特定の組織や個人を狙った標的型攻撃メールが巧妙・悪質化しており、企業や組織・団体にとって大きな脅威となっている。このような標的型攻撃に対処するには、メール受信者全員のセキュリティ知識と、不審メールを受信した場合の適切な対応スキルが求められるという。同教材では、標的型攻撃メールの基礎知識に加え、不審メール受信の疑似演習により個々人の対応スキル習得を支援する。これにより、インターネットを利用して、標的型攻撃メール対策の教育をいつでもどこでも受講できるようになる。そのため、集合型教育に必要な会場・講師の手配などの準備作業、セキュリティ教材に不可欠なコンテンツ更新などの負荷が軽減され、コストを抑えて標的型攻撃メール対策の教育を実施可能。受講履歴情報を取得できるため、個人別の受講状況の管理もできる。同教材はeラーニングの世界標準規格であるSCORMに対応しているため、多様なeラーニングシステム(SCORM1.2形式対応)での利用が可能である。価格は、コンテンツ利用人数50名までが税別月額26万円。なお、動作には別途eラーニングシステムが必要。
2016年03月30日タイムマシンは、同社運営のポータブルオーディオ専門店「e☆イヤホン」にて、Dignis Japan(ディグニス ジャパン)のイタリアンレザー製ポータブルプレーヤーケースを、4月上旬から独占販売すると発表した。直販価格(税込)は、Astell&Kern「AK380」と専用アンプの組み合わせに装着する「SCUTUM」が24,800円、Chord「Mojo」用の「LAETUS」が8,000円から、オンキヨー「DP-X1」用の「LUNO」が7,485円、コウォン「PLENUE D」用の「PAULO」が7,980円。Dignis Japanは、Astell&Kern製品の付属ケースなどを手がけるレザー製品メーカー。「最高のケースを作り上げる」をモットーに、自社工場における一貫生産システムを活用し、製品開発を行っている。AK380用の「SCUTUM」はケース裏側にメタルを、Mojo用の「LAETUS」はケース内部に薄合金プレートを使用し、放熱効率を高めている。
2016年03月29日シグマは、シグマSAマウント用交換レンズ、およびシグマ製キヤノン用交換レンズを、ソニーのEマウントボディで使用できるマウントコンバーター「MOUNT COMVERTER MC-11」を4月22日に発売する。希望小売価格は37,500円(以下、価格はすべて税別)。MOUNT COMVERTER MC-11は、装着するレンズごとのデータを本体に内蔵し、高速なAF動作を可能としている。手ブレ補正OS機構に対応するほか、周辺光量、倍率色収差、歪曲収差といったカメラ側の補正機能も利用できる。自動露出にも対応。使用可能なレンズなどは、別記事「シグマのレンズをソニーEマウントで使うコンバーター」を参照いただきたい。また、「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM|Art+」や「SIGMA 50mm F1.4 DG HSM|Art+」をMOUNT COMVERTER MC-11と組み合わせたレンズキットも同時に発売する。希望小売価格は、SIGMA 35mm F1.4 DG HSM|Art+のレンズキットが155,000円、SIGMA 50mm F1.4 DG HSM|Art+のレンズキットが164,500円。
2016年03月25日アシストマイクロは3月23日、企業におけるeラーニングを利用した研修に対するニーズへ対応するために、各種eラーニング教材の販売を4月1日から開始すると発表した。新たに販売開始する教材は、同社が販売契約を締結したパナソニック ソリューションテクノロジーのeラーニング教材のほか、企業個別の製品や業務内容に特化したアシストマイクロによるオリジナル研修教材の開発にも乗り出すという。パナソニック ソリューションテクノロジーは、日経BP監修のダイバーシティを始め、マイナンバーやメンタルヘルス対策といった注目度の高いテーマを含む、企業の幅広いニーズに対応したeラーニング教材を用意しているとのこと。アシストマイクロは、これらを自社が取り扱う学習管理システム(LMS)である「Moodlerooms」(ムードルルームス)などに搭載して販売するほか、LMSが無くても利用できるオンデマンド配信でも提供していく予定だ。同社はコンテンツビジネスに参入することにより、Moodleroomsを活用しやすい環境を整えると同時に、プラットフォームとコンテンツの双方からなる統合的な教育ソリューションを求める顧客のニーズに応えていくとしている。
2016年03月24日米Beats by Dr. Dreは、E-girlsの5人のメンバーをフィーチャーした「Solo2 ワイヤレスオンイヤーヘッドフォン」のキャンペーン、「Show Your Color」をスタートさせた。本キャンペーンは、4月からの新学期に向けた準備期間中にテレビ、デジタル、街頭広告で展開される。フィーチャーされるのは、E-girlsの注目メンバー、藤井夏恋、須田アンナ、藤井萩花、坂東希、佐藤晴美の5名。彼女たち一人一人の個性に着目し、イメージや感情を、春らしい鮮やかな「Color」を通して表現している。監督には過去にKaty Perry(ケイティ・ペリー)、Missy Elliott(ミッシー・エリオット)、Jennifer Lopez(ジェニファー・ロペス)、Pink(ピンク)といった音楽業界トップスターの演出経験があり、数々の賞を受賞したDave Meyers(デイヴ・マイヤーズ)を起用。映像にはアンダーグラウンド・ヒップホップのレジェンド、Anarchy(アナーキー)がゲスト参加しているほか、iPhoneでApple MusicのBeats 1を楽しむカットが挿入されたりと、見所満載な仕上がりになっている。
2016年03月23日アライドテレシスは3月22日、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応の屋内・屋外無線LANアクセスポイント「AT-TQ4400e」の出荷を同月16日より開始したと発表した。価格は税別で19万8000円。新製品は、IEEE 802.11acおよび従来規格に対応し、2.4GHz帯と5GHz帯を同時使用できる屋外用無線LANアクセスポイント。最新規格のIEEE 802.11acは、11nを超える通信速度を幅広い周波数帯を持つ5GHz帯で利用でき、従来規格より高速な無線通信環境を構築。2空間ストリームに対応し、最大867Mbps(理論値)の高速無線LAN通信を実現する。単体で5動作するスタンドアローンモードのほか、統合型無線LANコントローラー「Allied Telesis Unified Wireless Controller(UWC)」による集中管理にも対応。アクセスポイントの設置や運用の工数を削減し、UWCの電波管理機能によって安定した無線LANサービスが提供できるという。また、防塵・防滴性能は保護等級IP67に対応し、対環境性を必要とする屋外や工場などへの設置に適している。建物間など有線の接続が困難な環境での無線LANを使用したLAN構築をはじめ、製品本体を屋外に設置しWi-Fiスポットとして利用や無線ブリッジで建物間をLAN間接続するなど、幅広い用途に利用が可能だ。さらに、屋外使用のみに制限されている5GHzのW52・W53チャンネル帯(チャンネル数8)に加え、屋内外で利用が可能なW56チャンネル帯(チャンネル数11)に対応。これにより、電波干渉の少ない5GHz帯での無線ネットワークを設計できる。そのほか、同社の既存アクセスポイントで提供しているアクセスポイントクラスター機能を搭載。複数のAPでひとつのグループを構成し、AP間の設定情報の共有(同期)やチャンネルに自動管理を行う。これにより、複数のAPの設定や運用管理のコスト削減を図れるという。なお、発売を記念して「TQ4400eデビューキャンペーン」を、4月4日~6月30日(出荷分)まで実施し、期間中の新製品の価格は税別で16万8000円。
2016年03月23日日本マイクロソフトとこだまリサーチは3月17日、大学教育におけるクラウド型eラーニングによる遠隔授業の活用促進において連携することを発表した。文教向けシステムの開発を手がけるこだまリサーチは、大学・教育機関向けに「Microsoft Azure」による初の文教向け動画配信ソリューションである「Streaming Player with AES encryption(for Azure Media Services and Moodle)」を4月1日より提供を開始する。日本マイクロソフトは技術面からこだまリサーチを支援し、協同販売活動を行う。Streaming Player with AES encryptionは、Azureの「Azure Media Services」を活用し、大学・教育機関が保有している動画コンテンツを「Moodle」上で再生するためのプラグインモジュール。同モジュールを利用することで、PC用、スマートフォン用に別々の動画コンテンツを用意する必要がなくなり、従来のソリューションに比べて低コストで、品質を向上したストリーミング動画を配信できるようになるという。今後、両社ではオープンソース学習管理ソフト「Moodle(ムードル)」を利用している大学・教育機関向けに、同モジュールを展開していく。これにより、教室での授業とオンライン学習を融合させるブレンデッドラーニングや、インターネット上で誰もが無料で受講可能な大規模で開かれたな講義であるMOOCといった最新のeラーニング方法を容易に実現できる。また、詳細な視聴履歴を取得することができ、学生が動画のどの範囲を見たか、何回見たかといった統計データを管理し、視聴データに基づいた自動採点も可能。両社は、協同販売活動として、同モジュールの導入展開をサポートするパートナー企業の誘致および、大学・教育機関の顧客に向けた協同マーケティングを展開し、1年間で20の教育機関への導入を目指す。
2016年03月18日NTTデータは3月10日、Wi-Fiマルチキャスト技術の実証実験を行うと発表した。12日と13日に行われる日本eスポーツ協会(JeSPA)主催「第1回 日本eスポーツ選手権大会」で、eスポーツの観戦者が試合状況に合わせて視聴画面を選択できる新たな観戦スタイルを提供する。実証実験では、メインステージとサイドステージに備え付けたカメラの映像を多チャンネルで配信し、eスポーツ観戦の新スタイルとして、有効性を検証する。eスポーツは競技を行う個々の選手や観戦者など、複数の視点・画面が存在するため、観戦者が状況に合わせて視聴する画面を選択できるようにメリットがある。この視聴環境の提供には、動画などのファイルをさまざまなデバイスに向けて一斉配信できるWi-Fiマルチキャスト技術が適しており、親和性が高いことから、実証実験の実施にいたった。eスポーツはグローバルで競技人口が拡大しており、日本でも市場拡大の見込みがある。ただ、eスポーツ専用拠点の不足などから、ITソリューションを活用したインフラ整備や、関連市場との連携が必要とされている。今回の実証実験は、eスポーツの普及・拡大に向けたNTTデータの取り組みの一環であり、実施にあたっては、JeSPAのビジネス推進エージェント法人「eスポーツコミュニケーションズ」と協力した。
2016年03月11日CORSAIRから、E-ATX対応PCケース「CORSAIR Carbide Series Clear 400C」と「CORSAIR Carbide Series Quiet 400Q」がリリースされる。代理店のアスクやリンクスインターナショナルを通じて、3月12日に発売予定。店頭予想価格はともに税別16,800円前後。○CORSAIR Carbide Series Clear 400CE-ATX対応の倒立フルタワーPCケース。ケース後端のヒンジを軸に大きく開閉するパノラマウィンドウパネルを採用。サイドパネルはアクリルウィンドウになっており、ケース内部のドレスアップを楽しめる。内部は電源ユニットやストレージなどをの熱源を下部に配置するセパレート構造を採用している。標準搭載ファンは前面に140mm×1基、背面に120mm×1基。オプションで前面に120mm×3基 / 140mm×2着、背面に120mm×1基、上面に120mm×2基 / 140mm×2基を内蔵可能。最大で360mmサイズのラジエターを内蔵できるスペースも用意する。フロントパネル内側とボトム裏面には、取り外し可能なマグネットフィルタも装備。搭載ベイ数は内部3.5インチ / 2.5インチベイ×2基、内部2.5インチベイ×3基。3.5インチベイはツールレスでドライブの増設が可能で、2.5インチベイはマウンタごと取り外し可能。主な仕様は、拡張スロット数が7基、拡張カードスペースが最大370mmまで、搭載できるCPUクーラーの高さは最大170mmまで、搭載できる電源の奥行きは200mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、オーディオ入出力。本体サイズはW215×D425×H465mm、重量は約7kg。対応フォームファクタはE-ATX(12×10.6インチ) / ATX / マイクロATX / Mini-ITX。○CORSAIR Carbide Series Quiet 400Q静音性に優れたE-ATX対応ミドルタワーPCケース。高密度遮音素材による二層構造を採用し、前面パネル / 上面パネル / 左右サイドパネルの内側に遮音素材を採用。上面パネルは取り外しが可能なサイレントカバーを採用している。パノラマウィンドウパネルとアクリルウインドウ付きのサイドパネルを使用してない以外の基本構造は、「CORSAIR Carbide Series Clear 400C」とほぼ共通。
2016年03月04日Criteoが3月2日に発表した「2015年第4四半期 モバイルコマースレポート」によると、日本の小売分野のEコマースでモバイルが占める比率は、2015年第4四半期(10月から12月)において49%と半数近くに上るという。同調査は、同社が保有する2015年10月から12月における購買データを分析したもの。日本の小売分野のEコマースにおいてモバイルが占める比率は、2015年第2四半期の47%から同第4四半期には2ポイント増の49%に拡大した。また、モバイルの比率で上位1/4以内の小売業者では、Eコマースのうち81%をモバイルが占めている。日本の2015年第4四半期におけるオンライン・ショッピングでの機器別利用状況を見ると、複数のデバイスやチャネルを利用するクロス・デバイス・ショッピングが全体の47%に上る。さらに、クロス・デバイス・ショッピングにおける最終購入デバイスの割合はモバイルが45%に達している。2015年第4四半期のモバイル・ショッピングについて、モバイル・ブラウザとアプリの利用状況を見ると、アプリが54%でブラウザを上回っている。また、購入の段階ごとに比較した場合でもアプリがブラウザを大きく上回っており、特にアプリでの商品閲覧数はブラウザの約4倍に上っているため、ユーザーが買い物かごに商品を入れる確率もアプリがブラウザの約2倍に達しているという。Eコマースにおけるモバイルの利用状況を国別に見たところ、上位3カ国は日本・イギリス・韓国だった。この状況はしばらく続くと同社は見ているが、例えばオーストラリアやオランダが大きく伸びており、上位3ヵ国以外の諸国も肩を並べつつあるとのことだ。
2016年03月03日●急成長を遂げる日本のe-Sports市場とその沿革近年、新しいスポーツエンタテインメントとして脚光を浴びるe-Sports(エレクトロニックスポーツ/イースポーツ)。このe-Sports市場は、北米や欧州はもちろんのこと、特にアジア圏において著しく増大した。SuperData Research社がまとめた2015年のレポートを見ると、e-Sportsは今や世界で7億4000万ドルを超える市場に成長しており、海外ではすでに“競技としてビデオゲームを観戦する”というエンターテインメントが形成されている。さらに2018年までには、19億ドルもの巨大な市場へと成長を遂げると予測されており、企業や投資家による投資活動も盛んに行われるようになった。○e-Sports専用施設「e-sports SQUARE」誕生のきっかけ日本においての広義のe-Sportsには、古くはハドソン社のファミコンキャラバンなどがある。しかしそれはあくまで販促イベントの延長にあるものであって、ユーザー同士がしのぎを削るイベントの先駆けは、格闘ゲームといってよいだろう。一方で海外では、PCの普及にともない、FPS(First Person shooter)やRTS(Real-Time Strategy)といったジャンルが隆盛する。特に韓国では、PC房(バン)という一種のネットカフェの誕生により「STARCRAFT」などのRTSを中心に人気が爆発、e-Sportsの概念がいち早く浸透することとなる。こういった海外のe-Sports文化に触れ、日本でのe-Sports導入を決意したのが、株式会社SANKOの鈴木文雄氏だ。鈴木氏は2011年に、千葉県市川市に国内初のe-Sports施設「e-sports SQUARE」を開店した。日本でのネットカフェと異なり、e-sports SQUAREはPC房にならってオープンスペースを重視。ゲームをプレイするユーザー同士が交流できる作りを旨とした。e-Sports文化の日本導入を決意した経緯について、鈴木氏はこう話す。「2009年にアメリカのe-Sports市場の特番を視聴したことがきっかけですね。FPSのプロゲーマーの生活を追うという内容だったのですが、『ゲーマー=アスリート』と当たり前のように捉えてる姿に衝撃を受けました。当社は広告代理店でありスポーツ関係のマーケティングにも携わっていますので、自分たちの強みを活かして、まだ日本に浸透していない新しい市場を創り出すことができるのではないかと考えたのです」。「しかし最終的な目標はあっても、主役となる国内ゲーマーの素顔や実態がわかりませんでした。そこでまず韓国の物まねをしてみようということで、プレイヤーが“部室”のように集まれる場所を目指し、e-sports SQUAREを立ち上げたのです。e-Sportsを志すあらゆる人たちを繋げる場所、メーカーにもスポンサーにもメディアにもチームにも属さないフラットなスペースです」と鈴木氏は続けた。さらに「e-Sportsがほかの競技と違うところは、健常者と障碍者が同等に競える点にあるのではないかと考えています。フィジカルスポーツにおけるオリンピックとパラリンピックの扱いはまったく性質の違うもので、それぞれに出場する選手を互いに競争させることはできません。しかしe-Sportsであれば、ある程度の肉体的ハンデを負っていても健常者と同じ舞台に立つことができるのではないでしょうか」(鈴木氏)と指摘する。●スポンサー企業の出現がe-Sportsの可能性を感じさせた○e-Sportsの広がりと「League of Legends」国内リーグ設立e-sports SQUARE開店当初のPCはわずか20台。営業開始後2週間はまったく客足が無く、スタッフがゲームで遊んでいる状態だったという。しかし1年後には毎週のようにイベントや大会を開くまでに成長。この空間に集まったユーザーから、現在の日本のe-Sportsシーンを支えている人材が輩出されていくこととなる。この盛り上がりを分析し、名乗りを上げたスポンサーのうちのひとつが、ライフカード「∨プリカ」だ。これは、「League of Legends」プレイヤーの中で「∨プリカ」の愛用者が多かったためだという。またe-sports SQUAREの動画配信において、「League of Legends」の視聴者数はほかのゲームと比べても格段に多かった。こういった状況を踏まえ、鈴木氏は「League of Legends」が日本のe-Sports文化誕生のきっかけに成り得ると感じたという。2013年、鈴木氏はついに渡米。RIOT Gamesにビジネスの打診を行い、承諾を得、ここに「League of Legends」国内リーグの設立が決定した。そして2014年1月、PCゲームの中心地ともいえる東京・秋葉原に「e-sports SQUARE AKIHABARA」が開店された。現在、イベントプロデューサーやディレクター、技術スタッフ、そしてアルバイトなどが業務に携わっており、またSANKOの営業や広報など多種多様なスタッフが店舗経営を支える形となっている。しかし、鈴木氏は「まだ日本にはe-Sportsを支える人材が足りていない」と語る。「イベントの経験がありますというだけでは、e-Sportsの大会は開催できないでしょう。イベント運営、配信技術、多重化映像技術、ゲーム管理、選手管理、顧客対応、審判、実況、解説など、その業務は多岐にわたります。将来、日本でも1万人を超えるビッグイベントは必ず開かれます。その時に備え、e-Sportsの舞台を創れる人材を育成していきたいと思っています」と、人材育成がe-Sports普及のカギになると、鈴木氏は語る。では、肝心の“選手”育成についてはどうか……後編でレポートする。○移ろいゆく日本のレジャー産業●急拡大するe-Sports市場 - 日本のゲームシーンは新たな興行を呼び起こすか?【後編】●急拡大するe-Sports市場 - 日本のゲームシーンは新たな興行を呼び起こすか?【前編】●進化を遂げる映画館、生き残りの策とは●山ガールはどこに消えた? 高齢登山者の遭難増加! 1000万人が楽しむ登山の姿●1990年代をピークに衰退してきた日本のスキー産業に再浮上はあるのか?●かつて「潜在需要3,000万人」といわれた巨大レジャー産業……今、その姿は?
2016年03月01日静止している被写体だけでなく、動きのある被写体もバシッと写しとれるのがデジタル一眼カメラのよいところです。そのヒミツは、動体撮影向きのAF(オートフォーカス)モードが搭載されていることにあります。デジタル一眼カメラに搭載されているAFモードは、大きく分けて3種類あります。一つは「シングルAF」と呼ばれるもので、シャッターボタンを半押しすると1回だけピントを合わせます。キヤノンでは「ワンショットAF」、ニコンでは「AF-S シングルAFサーボ」という名称です。二つ目は「コンティニュアスAF」と呼ばれるもので、シャッターボタンを半押ししている間、被写体にずっとピントを合わせ続けます。キヤノンでは「AIサーボAF」、ニコンでは「AF-C コンティニュアスAFサーボ」と呼ばれています。三つ目はシングルAFとコンティニュアスAFを自動で切り換えるモードです。キヤノンでは「AIフォーカスAF」、ニコンでは「AF-A AFサーボモード自動切り換え」という呼び方をしています。カメラを全自動撮影モードにしていると、だいたいの機種はこのAFモードになります。○シングルAFとコンティニュアスAFの違いでは、シングルAFとコンティニュアスAFの特徴を紹介しましょう。シングルAFは、おもに静止している被写体、風景や建物、花や小物といったものに向いています。逆に動いている被写体は得意ではありません。シャッターボタンを半押ししたタイミングでAFが作動するので、その後に被写体が移動してしまうとピントが外れてしまうからです。コンティニュアスAFは、動いている被写体を得意とします。半押ししている間、常にピントを合わせ続けるので、好きなタイミングでシャッターを切ることができます。ですが、常にAFが動いている状態なので、ピントが外れる場合もあります。また、静止している被写体を撮る際に、意図していない場所にピントが移ってしまう場合もあります。シャッターボタンを半押ししている間はAFシステムがフル稼働するので、バッテリーの消費量も格段に増えてしまいます。このように、静止している被写体などを自分でピントをしっかり決めて撮りたい場合はシングルAF、とにかく動いている被写体を写したいときはコンティニュアスAFと覚えておけばOKです。ちなみに、デジタル一眼カメラの上位機種になるとAF性能、とくにコンティニュアスAFの実力が入門機とは段違いのレベルになります。動いている被写体をどの位置で捉えるのか、被写体のどういった動きを追従するのか、といったような細かな設定も可能になります。
2016年02月24日シグマは23日、シグマSAマウント用交換レンズ、およびシグマ製キヤノン用交換レンズを、ソニーのEマウントボディで使用できるマウントコンバーター「MOUNT COMVERTER MC-11」を発表した。発売日、価格は未定。本体にレンズごとのデータを内蔵しており、コンバーターを使用しても高速で快適なAF動作が可能としている。手ブレ補正機構「OS」に対応するほか、周辺光量、倍率色収差、歪曲収差といったカメラ側の補正機能も利用できる。自動露出にも対応。レンズが対応しているかどうかは、アダプター内蔵LEDの発光パターンで判別できる。フォーカスモードはAF-Sには対応するものの、AF-CとAF-Aには対応していない。DMFも一部のレンズに限られる。対応レンズは以下の通り。
2016年02月23日ソニーは19日、デジタル一眼カメラ「α」シリーズのEマウントに対応した新レンズシリーズ「G Master」を発表した。「FE 85mm F1.4 GM(SEL85F14GM)」「FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM)」「FE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM)」の3モデルをそろえ、「FE 85mm F1.4 GM(SEL85F14GM)」「FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM)」は4月、「FE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM)」は6月の発売を予定する。Eマウント対応として最上位となるレンズシリーズ。新開発の超高度費球面レンズ「XAレンズ」の採用や最新のシミュレーションソフトを導入することにより、高い解像感に加え、年輪ボケを抑えた美しいボケを実現したという。また、独自のコーティング技術「ナノARコーティング」により、逆光時に発生しやすいフレアやゴーストの軽減するほか、高コントラストで黒が締まったクリアな描写が得られるという。また、防塵防滴に配慮した設計となっている。○FE 85mm F1.4 GM(SEL85F14GM)焦点距離85mm、F1.4の短焦点レンズ。4月発売予定で、推定市場価格は税別225,000円。αレンズとして初となる11枚羽の円形絞りによって自然なボケ表現が可能。3枚のEDガラスを配置し、軸上色収差補正する。また、2つの位置検出センサーで、フォーカスレンズ位置の検出精度を高めることで、高いAF精度を備えるという。このほかの仕様は、最短撮影距離はAF時が0.85m、MF時が0.8m。最大撮影場率が0.12倍。フィルター径が77mm。絞りリング、MFリング、AF/MFスイッチ、フォーカスホールドボタンを備える。本体サイズは最大径が89.5mm、全長が107.5mm、重量は約820g。フード、フロントキャップ、リアキャップ、ケースが付属する。○FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM)FEレンズで初となる全域F2.8の標準ズームレンズ。4月に発売予定で、推定市場価格は税別278,000円。「XAレンズ」を含む3枚の非球面レンズを採用するほか、EDガラスとスーパーEDガラスで色収差を補正し、シャープな描写を実現するという。AFの駆動にダイレクトドライブSSMを採用することで、高精度かつ静粛性の高いAFが可能で、動画撮影時などで駆動音を低減できるという。絞り羽は9枚の円形絞り。このほかの仕様は、最短撮影距離は0.38m。最大撮影場率が0.24倍。フィルター径が82mm。MFリング、AF/MFスイッチ、フォーカスホールドボタンを備える。本体サイズは最大径が86.7mm、全長が136mm、重量は約886g。フード、フロントキャップ、リアキャップ、ケースが付属する。○FE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM)「FE 24-70mm F2.8 GM」と同じく、全域F2.8の望遠ズームレンズ。6月に発売予定で推定市場価格は未定。最短撮影距離0.96m、最大撮影倍率0.25倍の近接撮影性能を備える。αレンズで初めてズームレンズのフォーカスにフローティング機構を採用し、近接撮影時の諸収差を補正する。AF駆動はリングドライブSSMと2つのリニアモーターで行う。また、光学式手ブレ補正機構や着脱式三脚座を搭載する。絞り羽は11枚の円形絞り。このほかの仕様は、フィルター径が77mm。レンズ表面にフッ素コーティングを施している。本体サイズは最大径が88mm、全長が200mm、重量は約1,480g。フード、フロントキャップ、リアキャップ、ケース、三脚座が付属する。また、これにあわせてEマウント初のテレコンバーターレンズ「SEL14TC」(1.4倍)、「SEL20TC」(2倍)を用意する。こちらも発売は6月を予定。本体サイズと重量は「SEL14TC」が最大径33.6mm、全長62.4mm/167g。「SEL20TC」が最大径42.4mm、全長62.4mm/207g。
2016年02月19日キヤノンマーケティングジャパンは2月18日、eラーニングシステムを利用した写真教室「EOS学園オンライン」を発表した。サービス開始は3月中旬。料金は未定となっている。EOS学園オンラインは、PCやタブレットで写真教室を受講できるサービス。撮影実習とオンライン講座の組み合わせも可能で、実習で講師から直接指導を受け、撮影した作品をオンラインで提出すると、講師から作品を評価した動画が届く。このほか、写真撮影の基礎を動画で学べる「オンラインスキルアップ講座」、撮影テーマやジャンル別のテクニックを紹介する「オンラインジャンル別講座」、著名な写真家が作品を添削する「オンライン作品講評講座」などを用意。ユーザーは目的に合った講座を選んで受講する。
2016年02月18日2クール目に入り、その人気はさらに加熱。"マツノミクス"なる造語までもが囁かれるようになったTVアニメ『おそ松さん』だが、グルーヴガレージからは「自宅警備隊N.E.E.T.」とコラボしたアイテムが発表された。OUTDOOR PRODUCTSのデイパックや、こけしとらっぷ、缶バッジポケットート、これコンベルトなど独特の視点で「おそ松さん」グッズをリリースしてきたグルーヴガレージは、2014年より「自宅警備隊N.E.E.T.」の正式ライセンス窓口を行っており、番組内で6つ子が「ニートたち」と母親から呼ばれているところから企画された注目のコラボグッズが『おそ松さん×自宅警備隊N.E.E.T.ベルクロワッペン』だ。「自宅警備隊N.E.E.T.」の制式ワッペンをベースに、「おそ松さん」のメインビジュアル内のシャチホコ十四松を取り入れたデザイン。家は"松野家"、剣は"十四松愛用の金属バット"へ変更されるなど、コラボ感溢れた一品に仕上がっている。価格は1,500円(税別)。さらにグルーヴガレージからは、第16話「一松事変」をモチーフにした「おそ松さん【こけしとらっぷオモテウラバー】一松事変」も登場。こちらは、カラ松の服を着た一松と、一松の服を着たカラ松を表と裏にデザインしたこけし型のぷっくりとした両面ラバーストラップで、同社のオリジナルシリーズ【こけしとらっぷ】と【オモテウラバー】を合体させたアイテムとなっている。価格は1,200円(税別)。『「おそ松さん」×「自宅警備隊N.E.E.T.」ベルクロワッペン』と「おそ松さん【こけしとらっぷオモテウラバー】一松事変」は、本日よりネット通販およびアニメショップにて予約販売がスタート。発売は2016年4月の予定となっている。(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
2016年02月09日CORSAIRから、高密度遮音素材の二層構造で静音性を高めたE-ATX対応PCケース「CORSAIR Carbide Series Quiet 600Q」がリリースされる。代理店のアスクやリンクスインターナショナルを通じて、2月13日の発売予定。店頭予想価格は22,600円(税別)前後。E-ATX対応の倒立フルタワーPCケース。フロント、トップ、左右サイドパネルの内側に、高密度遮音素材による二層構造を採用。内部から発生するノイズを遮断し、静音性を高めている。ケース内部はマザーボード倒立設計となっており、効率的なエアフローを構築可能。最大で360mmサイズのラジエターを内蔵できるスペースも用意する。フロントパネル内側とボトム裏面には、取り外し可能なマグネットフィルタも装備。標準搭載ファンは前面に140mm×2基、背面に140mm×1基。オプションで前面に120mm×2基 / 140mm×2着、背面に120mm×1基 / 140mm×1基、底面に120mm×3基 / 140mm×2基を内蔵可能。3段階で回転数を制御できるファンコントロールスイッチも搭載する。搭載ベイ数は外部5.25インチベイ×2基、内部3.5インチ / 2.5インチベイ×2基、内部2.5インチベイ×3基。3.5インチサイズのドライブはツールレスで増設でき、内部3.5インチベイはドライブケージごと取り外せる構造。ドライブレールの内側には、HDDなどの動作振動を吸収する制振用シリコンゴムが装着されている。5.25インチベイ部分は、マグネット仕様のベイドアを装備。内側には吸音材が張り付けられているので遮音性も高い。主な仕様は、拡張スロット数が8基、拡張カードスペースが最大368mmまで、搭載できるCPUクーラーの高さは最大200mmまで、搭載できる電源の奥行きは210mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、USB 2.0×2基、ファンコントロールスイッチ、オーディオ入出力。本体サイズはW350×D600×H535mm、重量は約3.6kg。対応フォームファクタはE-ATX(12×10.6インチ) / ATX / マイクロATX / Mini-ITX。また、サイドパネルに大型のアクリルウィンドウを採用した「CORSAIR Carbide Series Quiet 600C」も同時に発売される。静穏仕様ではないが、ワンタッチでサイドパネルを開閉でき、内部にアクセスしやすい仕様だ。その他のスペックは共通。
2016年02月05日●「11ad」とは米Qualcommと米Intelは共同で、次世代無線通信規格「IEEE802.11ad」において、両社の無線ソリューションを利用した端末同士が互いの製品に接続できる、相互互換性デモに成功したことを発表した。新たな高速通信の登場で、スマートフォンの通信事情はどう変わるのだろうか?○近距離での高速通信に対応した「11ad」IEEE802.11adとは、電気通信分野の国際学会であるIEEEで策定された新しい通信規格だ。「IEEE802.11」までの部分であれば、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/acなど)が、似た名前の規格であれば「IEEE802.15」(BluetoothやZigBee)や「IEEE802.16」(WiMAX)などもある。いずれも電波を使って通信する無線通信規格だが、「802.11」がイーサネットの無線化(無線LAN)を、「802.15」が近距離通信、「802.16」がラストワンマイル(引き込み線)や移動体通信規格と、それぞれカバーする範囲が異なる。この命名ルールからすれば「11ad」が無線LANに関連した規格であることがわかる。実際、802.11adは無線LANの互換性の認証などを行う業界団体「Wi-Fi Alliance」により「WiGig」として策定されている。ただし、11adは従来の無線LANで使われている2.4~5GHz帯の「マイクロ波」ではなく、60GHz帯の「ミリ波」を使う。このため、既存の無線LAN機器と物理的な互換性はない。利用には11ad専用の子機およびアクセスポイントが必要になる。ミリ波を使うのは、無線LANが普及して、マイクロ波の帯域が切迫しているからだ。それに対してミリ波はまだあまり使われておらず、一度に広い帯域を利用しやすい。また、元の帯域が高いため、占有する帯域が大きくても比として小さい(比帯域が小さい)ので、大きな帯域を確保しやすいという特徴もある。実際、11acが4チャネルのチャネルボンディングしても80MHz程度しか確保できないのに対し、11adでは1チャネルあたりが2.16GHzもあり、4チャネルで9GHzもの帯域を占有できる。帯域が広ければ速度も上げやすく、規格自体が最大で7Gbpsもの伝送レートを想定しているのだ。これならUSB 3.0と比べても遜色なく、4K動画など、大容量のコンテンツでも数秒でやり取りできる。一方、ミリ波は指向性が高いため障害物に弱く、遠くに飛ばないという特性もある。実際、11adが想定している利用距離はせいぜい10m程度で、アクセスポイントから見通せる、同じ部屋の中などで利用することを想定している。公衆無線LAN的な使い方も可能だが、この場合は待ち合わせの目印付近のみなど、比較的狭いスポットだけでやり取りすることになるだろう。●秋モデルから利用可能になるか○いつから利用できるのか11adが策定されたのは2009年で、仕様が決まってからすでに6年が経過している。対応する無線チップはようやく昨年ごろから、米Qualcommの子会社であるAtherosの製品(QCA9500)が登場しており、これが今年のハイエンドAndroid端末に搭載される見込みのSnapdragon 820と組み合わせて採用されることになる。登場時期は未定だが、まだ相互互換性の認証プログラムも始まっていないため、秋モデルあたりになるのではないだろうか。もちろん端末側だけでなく、無線LANルーターなどのアクセスポイント側も対応している必要がある。こちらは米国で開催されたCES 2016ではNECとエレコムがそれぞれ開発中の対応ルーターを展示していたほか、中国企業から初の11ad対応ルーター(TP-Link Talon AD7200)が正式発表されている。11ad対応ルーターは2.4GHzや5GHzも利用できるので、現在使っている無線LANルーターの交換用として11ad対応製品を購入し、将来に備えてもいいだろう。なお、パナソニックと成田空港は共同で、2月18日~26日まで、同空港内において11adアクセスポイントの実証実験を実施する。この実験ではテスト用端末に高精細映像をダウンロードを体験できるという。おそらく公衆無線LANにおける11adの利用例も、この実験のように(場合によってはNFCなどと組み合わせて)「特定の場所で映像などのコンテンツを配信する」ために使われることになるだろう。この場合、ストリーミングではなくダウンロードコンテンツが配信の中心になる。また、端末同士のコンテンツ交換にも使われそうだ。逆に、通常のインターネット通信については、7Gbpsというのはいかにもオーバースペックすぎる。もともと障害物や距離的な制限も多く、公衆無線LAN向きではない規格だが、自宅や職場の中でもちょっと利用するタイミングが難しそうだ。WANへのアクセス用ではなく、LAN内の機器同士、たとえばスマートフォンからテレビへミラーリング表示したり、無線接続のスピーカーやメディアストレージといった周辺機器同士を接続するための高速規格としての利用が進むのではないだろうか。***11adはこれまでのLTEやWi-Fiの進化速度を最初から大幅に超える速度で登場する、まさに次世代といった感の強い規格だ。それだけに使い勝手も含めてまだ未知数な部分が多いが、筆者は無線LANと周辺機器用I/Oの中間といった感じで使われることになると見ている。消費電力の高さなど、まだ越えねばならないハードルも多いのだが、PC側も含めて幅広い普及が期待される技術として注目してほしい。
2016年02月05日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは1月26日、オンキヨーブランドのBluetoothイヤホン「E300BT」を発表した。発売は2月初旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別19,000円前後。カラーはブラックとホワイトの2色。E300BTは、共振を防ぐアルミ製ハウジングに、強磁力希土類マグネットを採用した8.6mm径ドライバーを搭載。ノズルの形状は装着感に配慮したオーバル型となっている。ケーブルはツイストタイプで、再生、一時停止、曲送り、曲戻し、音量調整、通話切り替えなどを操作するコントロールマイクを装備した。Bluetoothのバージョンは4.1で、コーデックはSBCとapt-Xをサポート。NFC機能に対応し、4台までのデバイスと同時にペアリングできる。バッテリー駆動時間は7.5時間(音楽再生時)。主な仕様は、再生周波数帯域が7Hz~25kHz、インピーダンスが16Ω、出力音圧レベルが108dB、重量が15g(ケーブル含む)。イヤーチップ(S/M/L)と充電用のmicroUSBケーブルが付属する。
2016年01月26日玄人志向は25日、NVIDIA GeForce GT 710を搭載したグラフィックスカード「GF-GT710-E2GB/LP」「GF-GT710-E1GB/LP」を発表した。「GF-GT710-E2GB/LP」は28日に発売し、店頭予想価格は税別5,180円前後、「GF-GT710-E1GB/LP」は2月上旬の発売を予定し、店頭予想価格は税別4,480円前後。いずれもLowProfile準拠に加えて、1スロットファンを採用したモデルでスリムタイプPCへの搭載に好適という。冷却をファンによる空冷とすることで、安定動作を実現するとしている。主な仕様は、CUDAコアが192基、コアクロックが954MHz、メモリクロックが1,600MHz、メモリは64bit接続のDDR3 2GBまたは1GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 2.0 x16。映像出力端子はHDMI×1、DVI-D×1、D-sub×1。補助電源は不要でTDPは25W。
2016年01月25日映画『LIVE!LOVE!SING!生きて愛して歌うこと 劇場版』の初日舞台あいさつが23日、都内で行われ、キャストの石井杏奈(E-girls)、渡辺大知(黒猫チェルシー)、柾木玲弥、前田航基が出席した。本作は、昨年3月にNHKで放送された特集ドラマに未公開シーンを加えた青春映画。故郷・福島に住む同級生から「タイムカプセルを堀ろう」という連絡を受けた神戸の女子高に通う朝海(石井)は、震災で立入制限区域となった母校を目指す旅を始める――というストーリーだ。ヒロインを務めた石井は、「劇場版を見て頂けることがうれしい。ドラマとは違った内容になっているので、たくさんの人に見てほしい」と映画化に歓喜。「心にしみる言葉がたくさん出てくるので、言葉に注目して」と紹介しつつ、「現実を知らなかった私も、神戸と福島に向き合うことができた。この作品を見た多くの人も同じ気持ちになってくれれば」と観客に呼び掛けた。また、教師役の渡辺は、「撮影中から劇場で公開したいと思っていた。人は100%理解し合えなくても、お互いに想うことで寄り添って生きて行くことができるということが伝わると思う」と自信たっぷり。連続テレビ小説『あまちゃん』で演出を手掛け、本作で監督を務めた井上剛も、「彼らが生き生きともがいている姿を体感してほしい」とアピールした。
2016年01月24日オーディオテクニカは1月22日、アメリカで開催中の楽器展示会「NAMM Show 2016」で、インイヤーモニター「ATH-E70」「ATH-E50」「ATH-E40」を発表した。発売は4月15日で、価格はオープン。推定市場価格は、ATH-E70が48,000円前後、ATH-E50が24,000円前後、ATH-E40が12,000円前後(いずれも税別)。モニタリング用として開発されたインイヤーモニターで、ATH-E70はトリプルBAドライバー、ATH-E50はシングルBAドライバー、ATH-E40は12mmのダイナミック型ドライバーを2基使用した「デュアルフェーズ・プッシュプル・ドライバー」方式を採用。ケーブルは着脱式で、耳にかけて装着するフレキシブルな専用ケーブルが付属する。コネクタ形状は、音響特性と耐久性を考慮した独自端子A2DCを採用している。イヤピースはXS/S/M/Lの4サイズを用意。ATH-E70のみMサイズのCOMPLYイヤピースも付属する。
2016年01月22日マスタードシードは22日、ASRock製マザーボードの新モデルとして、Intel Xeon E3-1200 v5シリーズに対応したマザーボード「E3V5 WS」を発表した。29日に発売し、店頭予想価格は税別18,500円前後。「E3V5 WS」はサーバ向けチップセットIntel C232を搭載したATXマザーボード。ソケットはLGA1151で、Skylake世代のIntel Xeon E3-1200 v5シリーズに加え、第6世代Intel Coreプロセッサなどの搭載に対応するほか、DDR4 ECC DIMMをサポートする。ASRock独自のSuper Alloy Technologyに基づいた設計により安定性と信頼性を高めた。また、サーバグレードのIntel製LANコントローラや、低ノイズの7.1ch HDオーディオといった機能を備える。
2016年01月22日ネクストジェンは1月19日、同社のマルチキャリア対応エンタープライズSBC(Session Border Controller)「NX-E1010」が、インタラクティブ・インテリジェンス(ININ)のコンタクトセンターソリューション「Customer Interaction Center(CIC)」と接続したと発表した。「NX-E1010」は企業LAN側に接続されたIP-PBXなどを通信事業者のIP電話網に接続することができ、「NX-E1010」搭載のサーバ1台で多数の回線を収容することが可能となっている。「CIC」は、交換機、IVR(自動応答装置)、ACD(自動呼分配)など、コンタクトセンターに必要な各種システムが統合されたオール・イン・ワン コンタクトセンターシステム。オンプレミス/クラウドの両方に対応しているという。今回の連携により、通信事業者が提供する多様なIP回線サービス上で、高機能なコンタクトセンターソリューションを利用することが可能になったとしている。
2016年01月20日