2016年2月24日 23:04
動く被写体には「コンティニュアスAF」が有効 - 今こそ知りたいデジタル一眼の基本
静止している被写体だけでなく、動きのある被写体もバシッと写しとれるのがデジタル一眼カメラのよいところです。そのヒミツは、動体撮影向きのAF(オートフォーカス)モードが搭載されていることにあります。
デジタル一眼カメラに搭載されているAFモードは、大きく分けて3種類あります。一つは「シングルAF」と呼ばれるもので、シャッターボタンを半押しすると1回だけピントを合わせます。キヤノンでは「ワンショットAF」、ニコンでは「AF-S シングルAFサーボ」という名称です。
二つ目は「コンティニュアスAF」と呼ばれるもので、シャッターボタンを半押ししている間、被写体にずっとピントを合わせ続けます。キヤノンでは「AIサーボAF」、ニコンでは「AF-C コンティニュアスAFサーボ」と呼ばれています。
三つ目はシングルAFとコンティニュアスAFを自動で切り換えるモードです。
キヤノンでは「AIフォーカスAF」、ニコンでは「AF-A AFサーボモード自動切り換え」という呼び方をしています。カメラを全自動撮影モードにしていると、だいたいの機種はこのAFモードになります。
○シングルAFとコンティニュアスAFの違い
では、シングルAFとコンティニュアスAFの特徴を紹介しましょう。