Cniel(フランス全国酪農経済センター)/EU(欧州連合)が、チーズと和素材のお手軽レシピを紹介しています。~冬におすすめのおもてなしチーズアレンジ ~最近、日本酒を合わせるのがひそかなブームとなっているチーズ。その旨みに注目すると、日本のダシとも似た要素を感じ、和素材と合わせると驚くほど相性が良いのです。チーズはワインと一緒に、というイメージが強いですが、実はとっても日本の食文化に取り入れやすいようです。今回は皆様に、簡単に手に入る食材で出来るお手軽レシピをご紹介したいと思います。目にも鮮やかで、美味しくおしゃれなチーズアレンジを冬のおもてなし料理としていかがでしょうか?1.しめ鯖チーズカナッペ材料(4人分):しめ鯖4切れチーズ(セミハードタイプ)25g(4等分にスライスする)しそ4枚パン(ゴマ入り)4枚味噌少々オリーブオイル数滴(お好みで)作り方:①黒ゴマ入りのパンに味噌を塗る。②しそ、チーズ、しめ鯖の順に重ねる。③お好みでオリーブオイルを数滴垂らす。鯖とチーズ!?と驚かれるかもしれませんが、これが嬉しいサプライズ。味噌とチーズ、発酵食品同士が上手く溶け合い、鯖とチーズを美味しくマッチングさせてくれます。しそとゴマの香ばしさがアクセントとなり、今までに体験したことのない美味を感じることができます。チーズは、旨みがあり口当たりがまろやかなセミハードタイプを。熟成の若いハードタイプもおススメ。2. あんチーズ材料(4人分):あんこ25g白カビタイプのチーズ25g(4等分にスライスする)フランスパン4スライス作り方:フランスパンにチーズ、あんこをのせる。あんことチーズは、小倉トーストと同じ原理。チーズがバターの役割となりますが、白カビチーズの風味が全体の味わいに更に深みを出し、まろやかにしてくれます。程よい塩気とフランスパンの香ばしさがポイント。食パンではなく、フランスパンであることがチーズと合わせるカギ。3.旨みブルーチーズリゾット材料(4人分):ご飯400gだし汁(かつおと昆布)600mlブルーチーズ120gオリーブオイル小さじ4程度(お好みの量)塩・こしょうお好みの量作り方:①かつおと昆布で濃い目のだしをとる。②その間に、ブルーチーズを5cm角程度に細かく切る。③ご飯をだし汁に入れてあたためる。④少し沸騰してきたら、細かく切ったブルーチーズを入れ、ゆっくりとかき混ぜる。⑤チーズが溶け全体になじみ、程よくクリーミーになったら、塩・こしょうで味付けをする。⑥1人ずつ皿に盛り付け、最後にオリーブオイルを小さじ1程度をかける。食用花を盛り付けると見た目が華やかに♪日本人の味覚にぴったりなチーズリゾット!だし汁の旨みとブルーチーズの青カビがもつ旨みがとっても良く合います。ここでは、ブルーチーズの中でもブルー・ドーヴェルニュなど、風味が穏やかなものを使用しているため食べやすい仕上がりになっています。ブルーチーズ独特の味わいを程よく包み、クリーミーで濃厚なリゾットにしてくれています。最後にオリーブオイルをかけることによって、全体の味わいに更に一体感が生まれ、なめらかに。チーズに塩味がありますので、塩・こしょうの加減は味を見て調節して下さい。普段チーズを食べる人にも、そうでない人にもおすすめしたいレシピです。是非お試しください。レシピ監修いこまゆきこ氏南青山でお料理教室を主宰、日本発酵文化協会上級認定講師。著書『おうちで喜ばれるにほんのおかず』HP
2017年01月19日