夫婦の形は夫婦の数だけあるもの。妻がバリバリ働いて、夫は家庭のほうに比重を置く、そんな夫婦の形があっても他人が口出しするものではないはずなのですが…今回は、古い価値観の義父により、うまくいっていた夫婦に暗雲がこめてしまった…そんなエピソードをお届けします。■妻より稼ぎが低い夫は情けない!?残業や休日出勤もあるのですが、私がこの仕事に邁進できるのは、理解ある夫・浩市のおかげです。我が家はこのバランスでうまくいっていたのですが、義実家に行った時、夫のひとことによって問題が起こったのです。実際には我が家は共働きで、私が大黒柱というわけではないのですが、稼ぎの面での大黒柱は妻の私と聞いて不機嫌になったお義父さんはヒートアップしはじめて…。浩市が義父と口論するなかでふと漏らした「俺だって悔しい気持ちはある」という言葉。これが浩市の本心で、夫はもっと仕事をしたいのではないかと思い始めるとモヤモヤが止まらなくなってしまったのです…。夫の本心がわからなくなってしまった敦子はある決断をするのですが…。夫、義両親の反応、そしてこのエピソードに集まった読者の意見は?■古い価値観を押し付けるなんてナンセンス!女性も普通に外で働くようになった現代。今回のエピソードのような家庭も普通に存在しますよね。まずはそんな環境の方からの感想をご紹介します。・うちも手当がなければ、私のほうが稼いでいる。特に気にしたことはないし、鼻にかける気もしない。夫の両親も職業を聞く限り母親のほうが稼いでいたんじゃないかな? 古い考えというより、この義父はそういうことでしか威厳も保てず居場所が作れなかったんじゃないかな。そのほうが情けない…。・我が家も妻の方が給料が高いので、グサっとくる内容です。義父にあったのは「男性の方が稼ぐべき」という固定観念についての意見です。・義父がまだ幼い頃や若い頃に起きた時代の教育や風潮、考え方そのものが影響していると私は感じました。この時代に遡るとこの頃は固定的性別役割分担意識が強く根付いていました。例えば「男は仕事」「女は家庭」のように「男性は働いてお金を稼ぎ、家族を養う」という風潮が定着していたので、義父は稼ぎが少なければ当然の如く家族を養えないと考えているのだと思います。そして義父はそんな息子に対し「情けない」と感じ、あえて叱ったのだと思います。「家族を養うためにも男は強くあらなければならない」という固定概念や、「一家の立派な大黒柱となってほしい」などの親が子に対する願望や教育の一環だと思います。・古い価値観を押し付けるとか最悪。アップデートできないなら、せめて周りに迷惑をかけないでほしい。・うちは両親共働きの公務員でした。男性と同じぐらい働くという女性の姿を小さい頃から見ていたので、女性が働き、食事なども男性が手分けすることが当たり前だと思っていました。義父の固定観念にはガッカリです。私の義父も全く同じ考えで、結婚した当初、私も責められました。長男の嫁は同居して専業主婦をして、男たちを支え、義父母の介護をする、という考えです。・このタイプの人間は、自分が偉かったり男尊女卑だったり、擁護する姑も嫁が家に入れば同調連鎖してくるから、関わらずにいたいと思う。そして自分は同じことをしたくないと強く願ってしまう。次は、妻のほうが稼いでいることを義父に正直に言う必要はなかったのでは? という意見です。・理解してもらうのは無理でしょう。価値観は変わらない。長年培った価値観を変えるのは容易ではないから、そこは話さない方が良かったですね。一緒に住むわけではないなら、嘘で良いから、仕事辞めた、もしくは、パートになったと言っておけば済みます。事故や病気でもない限り、親は先に亡くなるものだから、穏やかでいてもらえたらいいのでは? 真っ向勝負は時間の無駄です。お母さんが理解ある人なら、「お父さんにそう話します」でいいと思う。高齢の昭和の男は、稼いで家族を食べさせることが当たり前になっている。そこは上手にかわしたほうが楽だと思います。右から左に聞き流して、そうですねと頷いておけばいい。結婚25年、そうして関係は良好です。うちの義父母は、私が転職したことも知らないですよ。たしかにそうですよね。だって、敦子・浩市の間では何の問題もなかったことが、義父が口を挟んできたことでおかしくなってしまったんですから…。いろんな夫婦の形があっていいのです! 最後はそんな意見です。・今はいろんな夫婦のあり方・生計の立て方があるから、それが夫婦の出した答えならいいと思う。共働き・専業主婦・専業主夫など、多種多様な生き方が今の世の中あっていいから。・旦那さんもお義母さんも素敵すぎます! 男は外で働いて女は家を守るというのはもう昔の話。今の時代は家のことは家族みんなで守るのが当たり前だと思っています。・周りが何と言おうと、当事者である夫婦が納得してお互いを思いやれているのなら、それが正解なんだと思います。どうしても結婚して子どもを授かると、女性は仕事をセーブして家庭に入ることを求められてしまうし、男性は家庭を省みるより仕事を求められてしまいますが、その概念がなくなっていってほしいと思っています。価値観を変えるって難しいですよね。だったら、最初から義父には家庭のことは言わないほうが騒ぎにはならなかったのかも。ウーマンエキサイトでは、義父母とのトラブルや対処法など、様々なエピソードを紹介しています。▼漫画「夫より稼ぐ私を許せない義父」
2022年03月22日皆様はこだわっている家事ってありますか??毎日のルーティーンである家事。正直苦手なんですが、なぜか洗濯の干し方にだけはこだわりがありまして… 多分、乾いて畳むときにカテゴリ分けされてる方が畳みやすいからだと思うのですが、長年干すときはいつもそれぞれの種類ごとにまとめています。たまに夫が干してくれるのですが、夫は特にそういうこだわりがないので、いつもドギマギしちゃいます。(子どものお手伝いと一緒で、つい口を出したくなっちゃうのですが、善意でやってくれているので口出しせずありがたく見守っています) お茶に関しては、長年ずっと季節に関係なく煮出していたんですが、今は水出しに変更。朝、子ども達のお茶を用意するのに慌てなくて済むようになったし、かなりの時短になりました。お米に関しても長年の土鍋ご飯を一旦やめて、炊飯器を購入。子ども達もお手伝いできるようになり、時短だけでなく子どものスキルアップにもなりました。 今までやってきた家事のやり方を変えるのって、私にとっては結構勇気のいることでもありました。でも、変えてみると意外にも以前よりいい結果になったりすることが多く、上の子達も大きくなってきたので、私が全部やってしまうのではなく、子ども達にも少しずつ任せるようにしてスキルを磨いていってほしいと思います。
2022年03月09日■前回のあらすじそれぞれの不快ポイントを伝え合う2人。話し合うことでこれまで気づけなかった相手の本心に触れ、家事分担のあらたな一歩を踏み出すのでした。■ルールに従った家事分担を実行■「どうせ言ってもわからない…」からの変化「どうせ言ってもわかってくれない」から「話せばわかってくれる」に変化した2人。家事分担を通して、お互いを信じ、尊重することを学んだ2人は、夫婦としての新たな一歩を踏み出すのでした。今回で「倦怠期の夫婦が大切なことに気づいた話」は完結です。これまでお読みいただき、ありがとうございました!
2022年03月07日■前回のあらすじ友人との会話を通して家事分担の見つめ直した妻と夫。2人は家事分担の新たなステージを目指すことに…。■お互いの不快ポイントを伝え合う■家事以外の問題にも触れ…話し合った内容を紙にまとめ、実行することに決めた2人。いよいよ、次回は最終回です!次回に続く「倦怠期の夫婦が大切なことに気づいた話」(全47話)は21時更新!
2022年03月06日■前回のあらすじ自分なりの努力が実らないと感じていた夫。友人から妻への理解を深めるよう促されるのでした。■帰宅した夫に妻は開口一番…■家事の最低ラインを決めよう友人のアドバイスが刺激となった2人。お互いが「不快に思わないライン」をとことん話し合うことに決めます。次回に続く「倦怠期の夫婦が大切なことに気づいた話」(全47話)は21時更新!
2022年03月05日■前回のあらすじ契約社員として働くことになった杏奈は、塚田課長や一宮主任と仲良くなりたい一心で二人に誘われたアプリゲームを始めることに。次第に休日も先輩とチャットをするようになり…。 >>1話目を見る 完璧にしないと認めてもらえない家事と子育てに息が詰まっていく、そんな逃げ場のない自宅での生活に限界を感じていました。唯一心が安らぐのが、ゲームをとおして関係性が深まっていた塚田課長や一宮主任と過ごす時間でした。チャットなどでのやりとりも増え、どんどん2人に依存するようになってしまい…ついにはゲームに課金をするようになっていったのです。次回に続く(全7話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ ニタヨメ
2022年03月05日■前回のあらすじ夫同様、妻から小姑のように指摘されることに辟易していた友人。ある一言が妻の逆鱗に触れ、大爆発を起こされた経験を語ります。■無休・無給なのに果てしない家事■やってもらう方は気づかない与えられている方は、それが当たり前になって感謝するどころか気づかない。妻からの指摘を通して、友人は大切なことに気づいたようです。次回に続く「倦怠期の夫婦が大切なことに気づいた話」(全47話)は21時更新!
2022年03月03日■連夜睡眠不足な夫を気遣いうまく頼れずモヤモヤする日々…私が仕事を詰め込みすぎるのもいけないのですが、フリーランスで仕事をする中で、コロナ禍のスケジュール管理がとても難しくなっています。夫も休日は家事をしてくれているし…と、このときは思えていたのですが、私はあることに気がついてしまいます!■もう限界!!平日が辛い! タスクが!多い!!小言を言うのが苦手なので、ぶつかるのを極力避けてきたのも良くなかったなと反省しています。言い合いにならず改善できたのは元々は優しい性格の夫のおかげです。我慢しないでその都度言っていくこと、「手伝わせてしまっている」と思わないようにすることを実践してみています。
2022年03月02日■前回のあらすじ友人からのアドバイスを聞き、これまでの自分自身を見つめ直した妻。家に帰る道中、ある決意をします。■シワシワのシャツを着た夫は…■友人に家事分担の愚痴をポロリ「男が働き、女が家を守る」の価値観がガラリと変わった今の時代。男たちはどの現実とどのように向き合っているのでしょうか?次回に続く「倦怠期の夫婦が大切なことに気づいた話」(全47話)は21時更新!
2022年03月01日■前回のあらすじ週末、友人と出かけるという夫が着ていたのはシワシワの服…。各自分担といえども、ありえないその格好に言葉を失う妻なのでした。■夫の不満を友人に吐露…!■埋まらない夫婦の価値観家事に対する価値観の違いを割り切れない妻。すると友人は経験談を語ってくれるのでした。次回に続く「倦怠期の夫婦が大切なことに気づいた話」(全47話)は21時更新!
2022年02月26日■前回のあらすじ洗面台に散らばった妻の髪の毛に気づく夫。「自分のことは自分で」ルールに従うも、モヤモヤを感じてしまうのでした。■今日の家事は夫が担当!■夫を信用して任せたいけれど…安心して夫に家事を任せたい妻。もちろん信用はしているけれど…。こっそりと夫の動向をうかがうのでした。次回に続く「倦怠期の夫婦が大切なことに気づいた話」(全47話)は21時更新!
2022年02月21日■前回のあらすじ妻からあれこれ言われることに嫌気がさしている夫。家事への価値観が違いすぎる妻に、週末は各自で家事を行うことを提案します。■夫の提案に同意!■ギスギスしなくていいかも…いざ夫の提案通り家事を分担してみると、思いのほか、快適に暮らせるようになった妻。無駄な気遣いもストレスも不要となり、ギスギス感もなくなったようです。次回に続く「倦怠期の夫婦が大切なことに気づいた話」(全47話)は21時更新!
2022年02月17日■前回のあらすじ膨大な「名もなき家事」の負担を夫に力説し、せめて週末の家事は分担したいと主張する妻。すると夫から目からウロコの提案を受けるのでした。■妻の説得に、夫の心の中は…■家事をやりたくないわけではない家事が嫌というより、妻にいろいろ言われるのが嫌な夫。妻からあれこれ言われない、平等な形での家事分担を提案します。次回に続く「倦怠期の夫婦が大切なことに気づいた話」(全47話)は21時更新!
2022年02月16日■前回のあらすじ「共働きなのに家事が偏るのはよくない」と妻から指摘を受けた夫。本音を押し殺しながらもある提案をすると、妻の怒りに触れることに…!■「名もなき家事」問題に言及■週末の家事は分担したい…!妻の訴えに夫から理にかなった提案が…!なんだかうまく折り合いがつけられそうな予感。次回に続く「倦怠期の夫婦が大切なことに気づいた話」(全47話)は21時更新!
2022年02月15日■前回のあらすじ家事分担の偏りを正したいと訴える妻。しかし呑気な夫の提案に腹が立ち、妻は怒りをあらわにします。■家事分担について、夫の本音は?■できる範囲でやってると思うけどな…夫の提案に対して、妻からは想定内の返しが…。夫には夫なりの言い分があるよう。やはり折り合いをつけるのは難しそうです。次回に続く「倦怠期の夫婦が大切なことに気づいた話」(全47話)は21時更新!
2022年02月14日■前回のあらすじ入院から5年後、夫は家事育児に積極的に協力してくれるようになり、妻は辛いときは夫に頼れるように変わりました。すると妻の病状は良くなり通院することもなくなったのです。ともに変化し、お互い補い合いながら家事を回していけるようになったふたり。「いいから黙って食え」と思っていたのも、今ではもう過去のことです。
2022年02月12日■前回のあらすじ夫の家事のやり方に思い切って意見してみた妻。反論する夫に対して、怯まずに伝えるも…。夫からのひと言に、思わず言葉に力が入ります。■妻から次々とダメ出しが…!■こんなこと言われるなら…妻からのダメ出しにやる気を削がれていく夫。心の中では平和的解決を求めます。次回に続く「倦怠期の夫婦が大切なことに気づいた話」(全47話)は21時更新!
2022年02月12日■前回のあらすじ妻に見られていることに気づき、多少の緊張感を味わいながら家事をこなす夫。一通り家事を終えた夫が思ったことは…。■気になることをやんわり伝えてみよう…■夫の無責任な言葉にイラッ!反撃に怯まず伝えるも、夫からは受け入れがたい提案が…。思わず口調にも熱が入ります。次回に続く「倦怠期の夫婦が大切なことに気づいた話」(全47話)は21時更新!
2022年02月11日■前回のあらすじ夫の家事のやり方が気になって、チェックに余念がない妻。それでも前向きに家事に取り組み夫を見て、妻はある提案をすることに。■妻の視線を感じずにいられない…■家事への責任感が薄い夫「たまには手伝わないと」と思う反面、「あんまり手出ししない方がいいかも」とも考える夫。呑気に構えていると、妻から「家事について気になることがある」と声をかけられます。正直聞きたくないと思う夫、果たして話し合いはうまくまとまるのでしょうか?次回に続く「倦怠期の夫婦が大切なことに気づいた話」(全47話)は21時更新!
2022年02月10日■前回のあらすじ飲みすぎた反省から家事を一手に引き受けた夫。洗濯に掃除に…心もスッキリ気分転換になっているようです!■夫の家事にツッコミが止まらない…■家事に前向きな夫に妻は…比較的家事に対して前向きに取り組む夫を見て、家事の分担を思いついた妻。そのためにもやるべきことはたくさんあるようです。次回に続く「倦怠期の夫婦が大切なことに気づいた話」(全47話)は21時更新!
2022年02月09日■前回のあらすじ吉江は夫を亡くしてからハリがなく寂しい日々を過ごしていた。息子は心配して頻繁に電話をくれ、息子夫婦と共に暮らしたい思いが大きくなる。息子夫婦が同居を申し出てくれ、同居生活が始まった。 >>1話目を見る 【義母 side story 】息子夫婦の好意に甘え一緒に住むことになった私は、頼もしいおばあちゃんになろう!と心に決めました。一緒に誰かと暮らす喜び。自分の家事スキルを息子のお嫁さんへと引き継ぐことができる幸せ。主人を亡くしてふさぎこんでいた時が嘘のように、自分が笑顔になれることがどんどん増えていきました。次回に続く(全11話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ ニタヨメ
2022年02月07日■前回のあらすじ夕飯の後片付けを買って出た妻。シンクには汚れがこびりついたフライパンや食器が置きっぱなしの状態。さらにキッチンの隅には、夫が飲み残したペットボトルがたくさん放置されていて…。■「水につけといて」…妻からの指摘が飛ぶ■ベリベリ…聞こえてきたのは妻からの家事へのダメ出し。ペットボトルの捨て方も、言ってくれたらいいのに…と、夫なりの言い分もあるよう。夫婦と言えども「察して」では伝わらないことばかりです。次回に続く「倦怠期の夫婦が大切なことに気づいた話」(全47話)は21時更新!
2022年01月25日育休も後半に差し掛かり、いよいよ息子の保活をしようと決めたころのことです。共働きをするからには、夫の協力も必要と思い、育児と家事の役割分担をしようと夫に相談をしました。しかし夫から返ってきた言葉から大喧嘩に! その喧嘩によって大きく変わった生活についてお話しします。 育休明けに向けて息子の出産に伴い、勤めていた会社で産休・育休を取ることにした私は、遅くても1歳半までには息子を保育園に預ける予定でした。夫も私が仕事をすることに対しては賛成で、冬生まれの息子の1歳の誕生日に合わせて復帰をすべく、夏ごろから保活を開始。保育園見学や市の保活のイベントに参加をしては、夫にも相談をしていました。 そしてその保活のイベントで、「家事の見える化」について学んだ私は、復帰するからには夫にも家事育児をやってもらわなければ!と考え、家事・育児の分担リストを作成。夫に相談を持ち掛けることにしました。 リストを見た夫の反応それまでの夫との家事分担は、9割は私が家事をする生活でした。もともと家事が好きだった私にとってはあまり負担には感じていなかったものの、子育ても……となると協力なしには仕事はできないと考え、夫にリストを渡しました。「どれなら協力できそうかな?」と相談すると、目の前にはあぜんとした顔の夫。「何これ?」とリストに目を通すこともなく呆れた顔をしていました。 それでも夫に理解をしてもらいたかった私は、リストがどういうものなのかを説明しました。しかし夫の反応は、「俺は仕事に責任をもってやっているんだから、約束として家事や育児の分担を課されても困る!」と否定的。その言葉に、私の怒りが頂点に達しました。 大喧嘩の末、私が決めたこと確かに当時の夫は、仕事で多忙な日々を過ごしていました。しかし、「子育ては夫婦でやることじゃないの?」「私だって仕事を始めたら、家族を頼らなければいけない日があるのに……」と不満が爆発。夫に声を荒らげていました。ただ夫も仕事が優先な考え方を変えることはできず、折り合いのつかない状況から「私が仕事を辞める」という選択肢も含めて話し合いをしました。 そして私は、今は「子育てを最優先にしたい」と仕事を辞め、専業主婦になることを決意。子育てが落ち着いたら社会復帰をするという結論になりました。私にとって大きな決断ではありましたが、家族が円満でいられるかたちだと考えたのです。 子育てと仕事の両立は、どれだけ大変かということを考えされられる夫婦喧嘩でした。長年勤めていた会社を退職したことに寂しさを感じることもあります。息子が3歳を過ぎ、子育ての時間、そして在宅での仕事と家事を無理なく続けられる現状が思い描いていたワークライフバランスであり、喧嘩をしながらもしっかりと話し合った結果だと思っています。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/ムチコ著者:伊藤 美里3歳の男児の母。多忙な夫との3人家族で、ほぼワンオペ育児を楽しんでいる。料理と子どもが好きで、食に関する情報や自身の子育て経験を中心に執筆活動中。
2022年01月16日共働き世帯も多い今、夫婦の議題にあがりがちな『家事分担』について、あなたはどのように話し合っていますか。我が家は夫が会社員、妻の私はフリーランス、保育園児が2人いますので、家事だけでなく『育児』についても日々やるべきタスクが山盛りです。春から仕事復帰予定の人は、保育園の手続きが進む中、「これからやっていけるのか」と不安に思っていませんか。子供の送り迎えはどちらが担うのか、毎日のごはん作りに洗濯は…。復帰前に家事・育児を含めた役割分担について話し合いたいと思いつつも、なかなかタイミングがつかめなかったり、話し合い方法に苦戦したりするかもしれません。私自身、ずっと家庭両立に悩んでいたので、何か画期的なツールがあればと探し当てたのが、内閣府が推奨する『夫婦が本音で話せる魔法のシート』です。最初は「あまり効果的ではなさそう」と半信半疑でやってみたのですが、意外な発見もあり、前向きな結果につながったのでシェアしたいと思います。『夫婦が本音で話せる魔法のシート』は全部で4つのパートに分かれていて、それぞれが自分の気持ちに向き合うきっかけを与えてくれます。PART.1は『素直な気持ちを伝えてみよう』です。このシートにチャレンジするまでは、我が家の家事分担は「いつも私のほうが負担が大きい」と不満があり、夫といい合いをしてしまうことがありました。でもPART.1を書いてみた時点で、実は夫はよくやってくれていて、ちゃんとそこにリスペクトの気持ちがあったんだと気付くことができました。続いてPART.2の『2人の今を再確認』です。ここでは現在と理想の時間の使い方について考えます。実際に書いてみると、毎日寝不足だと思っていたのですが、意外にもきっちり8時間寝ていて、全体的に家事に費やす時間が多いことに気付きます。また合わせて『理想の暮らしに近づけるために…』という部分では、自分の本音を書き出せるので、今まで漠然と溜まっていたモヤモヤの正体を明確にする機会にもなりました。このような流れでPART.3、PART.4と続きますが、私からのおすすめポイントは、これを夫婦お互いが別々の環境で書き合い、交換することです。忙しい場合でも、仕事の合間や休憩時間に見てみると、冷静にお互いがどんなところに満足していて、どんなところが足りないと感じているかが分かります。夫も「確かに家事分担は俺のほうが少なかったわ」といい、今までお願いしていた保育園の準備や食器洗いも確実にやり切ってくれるようになりました。仕事に家庭にと忙しくても、やり方次第で夫婦の関係性や家族の明るい未来を築くことはできます。家事分担に悩んでいる方は、まずは『夫婦が本音で話せる魔法のシート』を使って自分の気持ちに正直になってみてはいかがでしょうか。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2022年01月08日私は昔から整理整頓が苦手。夫と一緒に暮らし始めてからの片付けはほとんど夫に任せています。しかし夫は気まぐれにあることをするので、私はいつも大変な思いをしていました…。 掃除や部屋の整理整頓は夫に一任私は幼いころから掃除や片付けが苦手で、ひとり暮らしをしていたときには常に部屋が散らかっている状態。一方、夫はいつ部屋を訪問しても整理整頓が行き届いていました。そのため、一緒に暮らすことになった際、私がほかの家事を担当する代わりに、掃除や部屋の整理整頓は夫に任せることにしました。 実際2人で暮らし始めてからは、ものを散らかした状態が少なくなりとても快適に過ごせていて、家事の分担方法は正解だったと感じていました。 私の部屋を無断で…ところが、引越してまだ1カ月も経たないうちに問題が起こりました。夫が急に部屋の模様替えをおこなったのです。自分の部屋だけを模様替えするのであれば問題ありませんが、無断で私の部屋や共同スペースまでも! 夫は整理整頓も兼ねて親切心からおこなったようですが、私は片付けができないなりに物の定位置を決めて生活しています。そのため無断で物の場所を変えられるとどこに何があるのかまったくわからなくなり、イライラしました。 度重なる模様替えにイライラ とはいえ、部屋がきれいになることもあり、初めのうちは慣れれば問題ないと思いそのまま過ごしていました。しかし、彼は頻繁に模様替えをするので、部屋の配置にようやく慣れたころには、また配置が変わってしまうということがよくありました。 夫が仕事に出かけてしまうと、どこに何がしまってあるのかわからずイライラは募っていくばかり。もともと彼が頻繁に模様替えをすることは知っていましたが、それを彼の部屋以外の場所の、私も使うスペースまでおこなわれるとこんなにもやりにくいのかと驚きました。 ホウレンソウをきっちりすることで解決このままではストレスが溜まる一方だと危機意識を感じた私は、共同スペースと私の部屋の模様替えをおこなう場合は必ず私に確認すること、またこれらの場所の模様替え頻度を下げることをお願いし、夫に了承してもらいました。 それ以降もごくまれに無断で模様替えや整理整頓がおこなわれることはありますが、基本的にはホウレンソウ(報告・連絡・相談)をしてくれるようになったので、イライラすることはなくなりました。 片付けのじょうずな人と生活すれば、快適に過ごせるものだと思っていましたが、実際は逆に生活しにくさを感じることもあるのだと知りました。とはいえ、家は散らかっているよりも片付いているほうが快適なので、折り合いをつけながら今後も快適な部屋での生活を続けていけるよう努力したいと思います。 原案・文/百田作画/ちゃこ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2021年12月21日個性的なタッチで過去の恋愛を描く、ととみ(@totomi.dommy)さんの投稿をご紹介!「うまく付き合えなかった元カレとかの黒歴史」第15話です。今回は、ドミィちゃんが美容院に行った時に起こった話です。#15うまく付き合えなかった元カレとかの黒歴史出典:instagramニジュウさんとはちょっとだけ仲良くなった出典:instagramよかったら連絡して。出典:instagram…何語?
2021年11月27日個性的なタッチで過去の恋愛を描く、ととみ(@totomi.dommy)さんの投稿をご紹介!「うまく付き合えなかった元カレとかの黒歴史」第13話です。イチ君にお金を催促され、つい貸してしまったドミィちゃん。その後2人の関係に変化が…?#13<うまく付き合えなかった元カレとかの黒歴史>出典:instagram無職なのに忙しいの…?出典:instagramお金、返して欲しい…。出典:instagramお金を貸した後、一気に疎遠になってしまったドミィちゃん。高校生から巻き上げるほどイチ君はお金に困っていたのでしょうか…?毎日1日1話更新中♪次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@totomi.dommy)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2021年11月24日個性的なタッチで過去の恋愛を描く、ととみ(@totomi.dommy)さんの投稿をご紹介!「うまく付き合えなかった元カレとかの黒歴史」第7話です。ジュウゴ君がいつもすれ違うイケメンだと知ったドミィさん。ジュウゴ君とはどうなるのでしょうか?#7 うまく付き合えなかった元カレとかの黒歴史出典:instagramかっこよく優しいジュウゴ君にどんどん惹かれていくドミィさん出典:instagramわずか1ヵ月で振られることに…
2021年11月17日家事分担は、夫婦生活を円滑にするためのキーワードとよく聞きます。しかし、あえて家事分担をしないというルールで、うまくいっているという夫婦の体験談を紹介します。同棲・結婚生活を円滑に過ごすために、洗濯や掃除、皿洗いといった家事分担はしっかりしたほうがいい――。今の夫と同棲するまでは、私はそう考えていました。しかし今はその考えは変わり、私たち夫婦は役割分担を一切決めていません。私の考えが変わったのは、夫がかけてくれたひと言がきっかけでした。 夫の「できるときにやればいい」という言葉で、心が軽くなった分「できる範囲で、相手に任せすぎないようにしよう」と思った私は、仕事が早く終わった日には、率先して料理を作るなど、自分のペースがつかめるようになりました。また私の仕事が落ち着いてきたころ、今後は夫の残業が増えました。そんなときは「できるほうがやればいい」の言葉を思い出して、私が多めに家事をこなしています。 分担を決めない私たちが意識していることは2つだけ。それは相手の状況に思いやりの気持ちをもつことと、「ありがとう」と感謝の言葉を欠かさずに伝えることです。自分ができずに夫が洗濯を回してくれた場合は、必ず目を見てありがとうと言いますし、逆の場合も同じです。 私たちには「やってあげている」「やってもらって当たり前」という考え方はなく、あくまでも「すすんでやっている」「やってもらって助かる」というスタンスなので、分担がなくても問題なく過ごせていると思っています。 ルールを決めることで円滑に進むこともあると思いますが、私たち夫婦にとってはあえて家事を分担しない、というやり方がしっくりきました。家事だけに限らず、感謝の気持ちは常に言葉に出して伝えることで夫婦円満に過ごすことができると、結婚して1年経った今、改めて感じています。 原案/mgmgさん作画/ちゃこ ★♡★♡ベビカレ秋のマンガ祭り★♡★♡マンガ200連載突破を記念して『べビカレ秋のマンガ祭り』開催中!話題のマンガを毎日増量配信♪ぜひチェックしてくださいね! ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:イラストレーター ちゃこ漫画のお仕事をしています。インスタグラムでグルメ備忘録を更新中。
2021年11月15日■前回のあらすじ話し合いの末、理解し合えた美香と樹。離婚は回避できましたが、美香は復職することに…。 >>1話目を見る <妻Side STORY>私たちはじっくりと話し合い、再出発することに決めました。そうです。私があの時決断した「あること」とは、離婚…ではなく、再就職することだったのです。というのも、樹への不満とは別に、主婦として過ごしたこの3年間はつねに「主婦だから〇〇しなきゃ」と思いすぎてプレッシャーがつらかったり、「ずっと家にいる生活が得意ではないかも…」と悩み続ける日々でもあったのです。そして樹に会社を辞めることを聞いたあの日、樹の前でおいおいと泣いてしまいながらも、内心「こんなにウジウジと卑屈な自分って嫌だな…」とはっきり思ったのでした。家族のカタチは、家族ごとに違っていて良いと思います。そしてそのカタチは、すぐに見つかるものではなく、夫婦で喧嘩して、話し合って、お互いを尊重しあって見えてくるものなのだろうと私は今回のことで実感しました。我が家は、私が外に出て、夫は家にいることがお互いにとって一番快適なカタチでした。ただそれは「今」だけなのかもしれません。今後、子どもが大きくなり、私も夫もそれぞれにしたいことや世の中の状況だって変化してくるでしょう。その時に、また家族のカタチは変化するのだろうと思います。それでも大事なことは必ず相談すること…私たちはこれを守っていかれればいいなと思っています。※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ ぐっちぃ
2021年11月11日