グッチ(GUCCI)が16年クルーズコレクションの展開に伴い、新しいウィンドウデザインを発表した。新しいウィンドウは、アレッサンド ロ・ミケーレが手掛けた16年ウィメンズクルーズファッションショーからインスピレーションを受けてデザインされた。舞台装置のような空間を創造し、フロアからウォール、チェア、トルソーに至るまで、同ショーでフィーチャーされたハーバリウムローズプリントで覆い尽くしている。プリントは、ウィメンズがチェリーレッド、メンズがエメラルドグリーンのカラーで統一。ハーバリウムローズプリントを全体に使用することで、チェアの上に置かれるハンドバッグやシューズ、トルソーなどの魅力を際立たせる。また一部のチェアを、バックウォールから水平方向に設置したり、天井に逆さまに固定したりすることで、見る人の距離感や重力感を混乱させるようなシュールな空間が生み出されている。なお、ウィメンズのウィンドウにはヘビ、メンズのウィメンズにはタイガーの刺繍が施されたチェアがひとつづつ設置された。
2015年09月23日マドンナが自身のワールドコンサートツアー「レベル・ハート」ツアーのキックオフで、グッチのクリエイティブディレクターであるアレッサンドロ・ミケーレが手掛けたコスチュームを身に纏って登場した。マドンナは、マルチカラーのトリミングを施されたルレックス レース&ジャカード ボディスーツに、パッチワークとジョーゼットのラッフルをあしらった黒いクレープデシンのスカート、シルクのフリンジがついたブラックショール、レザーのレースアップニーハイブーツを合わせた、グッチのエキゾチックなジプシールックで登場。ブラックハットにデコレートされたシルクの花々が華を添えている。また、アレッサンドロ・ミケーレはダンスチームの衣装のデザインも担当。マルチカラーのフローラルヘッドピース、プリーツのネックピース、ラッフルスリーブとマルチカラーのシルクフラワーが印象的なルレックス シュラグや、パッチワークと袖口にラッフルレースを施した他、シルクフラワーを散りばめたブロケード ジャケット、テワナドレスからインスピレーションを受けた、シルクフラワーで装飾したレース ケープを組み合わせた。今回のコラボレーションについて、アレッサンドロ・ミケーレは「マドンナとのコラボレーションは、すばらしい体験でした。彼女の仕事への取組みを目の当たりにし、真のアーティストであるマドンナの偉大さを本当の意味で理解しました。私は彼女の熱烈なファンです」と語っている。また、アレッサンドロ以外にも、世界的に人気のブランド・デザイナーが今回のツアーの為に衣装を提供。アレキサンダー・ワン、ジェレミー・スコット、ミュウミュウ、プラダ、スワロフスキーなどが名を連ねている。「レベル・ハート」ツアーは、9月10日に行われたカナダ・モントリオールでの初日公演を皮切りに、15年中に北米の20都市、イギリスを含むヨーロッパ16都市で開催。16年にはアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、日本を含むアジア各国を巡る予定だ。本日、16年2月13日にさいたまスーパーアリーナでも開催されることが発表された。
2015年09月15日クリエイティブ・ディレクターにアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)を迎えた、新生グッチ(GUCCI)。2015-16秋冬コレクションから新作のレースアップブーツ(ヒール4.5cm 21万9,000円)が登場した。セクシーな細いシューレースの先に付いたブラックミンクのポンポンでさりげなく少女性をプラスしたデザインは、ミケーレによる新たなグッチの世界観を象徴。カットアウトディテールと、ゴールドに輝く半月型のヒールがモードな印象を与える。トレンドの兆しを見せるスクエアトゥ、着脱がスムーズに行えるバックジップクロージャーも魅力的だ。ランウェイでは、ベージュピンクの総レースミニドレスやチュールドレスに合わせ、ロマンティックなルックを提案している。<問い合わせ先>グッチ ジャパン カスタマーサービスTEL:03-5469-6611(※9月1日以降は0120-88-1291)
2015年08月26日グッチ(GUCCI)が7月10日より、15-16AWシーズンに先駆けて、アクセサリーコレクション「GG BLOOMS」を全国14店舗と公式オンラインショップで発売する。こちらは新クリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が手がけるグッチより、初めて大々的にローンチするアクセサリーコレクション。ブランドのアイコニックなGGパターンにPV加工を施したGGスプリーム キャンバスに、16年クルーズコレクションにも登場した、キャンバスに描かれたようなエフェクトのゼラニウムのフラワープリントが施された。ラインアップは、バックパック(18万3,000円)、スニーカー(7万8,000円)、バレエシューズ(6万6,000円)など。コレクションの展開店舗は、7月10日からグッチ銀座、青山、新宿、伊勢丹新宿店グッチショップ、7月15日からオンラインショップ、7月17日から阪急うめだ本店グッチショップにて。その後、仙台藤崎、大丸札幌店、そごう千葉店、そごう横浜店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、大丸心斎橋店、大丸神戸店、ジェイアール京都伊勢丹、岩田屋のグッチショップの計14店舗で順次発売される。
2015年07月10日クリエイティブ・ディレクターにアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)を迎え、新生グッチ(GUCCI)となる2015-16秋冬ウィメンズコレクションのショーが2月25日ミラノで開催された。前クリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)がこれまで打ち出してきた、シックでセクシーな女性らしいスタイルを一新、ロマンティックで少女性もあり、自由な価値観や矛盾もはらんだ…といった複雑な世界観を構築した。ファーストルックは、大胆に素肌を露出したチュールのトップスに、真っ赤なプリーツスカート。首下には首飾りをあしらい、花畑で遊ぶ少女のよう。続いて、パステルブルーのティアードワンピースや、大判花柄をプリントしたロングドレス、総レースのワンピースやパンツ、大きなリボンなど、素材使いやディテール、カラーパレット、リラックスしたシューズ、大きなアイウェアなどあらゆるアイデアで、新しい女性像を提案していく。パジャマのような花柄スーツ、フリルのシルクブラウス、ボウタイ付きのシャツなど、ウィメンズウエアを着用し登場したのは、メンズモデル達。ミケーレは先に披露したグッチ2015-16秋冬メンズコレクションでも、ウィメンズモデルを登場させた。同コレクションでは、フランスの哲学者、ロラン・バルトの「コンテンポラリーは反時代的である」という言葉をメッセージに引用し「時代性の交差点で新たな意味を構築する自由、自分らしいあり方を選択する自由」と説いた。男性は男性らしく、女性は女性らしくあるというイタリアの伝統を覆すような、ジェンダーレスで自由な価値観をもってグッチの新たな可能性を切り開いた。
2015年03月10日グッチ(GUCCI)のクリエーティブディレクターに、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が就任する。アレッサンドロは02年にグッチのデザインオフィスに入社。11年にはアソシエイト・クリエーティブディレクターに昇格しており、14年9月からは傘下の陶磁器ブランド「リチャード・ジノリ(Richard Ginori)」のクリエーティブディレクターを兼任していた。グッチでは前クリエーティブディレクターのフリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)が退任しており、アレッサンドロはその後任としてブランドを率いることになる。その初コレクションは、2月25日にミラノで開催される15-16AWウィメンズコレクションにて発表される予定だ。今回の人事について社長兼CEOのマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)は「今後のグッチがあるべき姿において、ミケーレが考えるコンテンポラリーなビジョンを高く評価しました。アレッサンドロは素晴らしい才能があると同時に会社とデザイン チームを熟知しているため、彼の新しいクリエーティブディレクションを迅速かつ円滑に実現出来ると確信しています」とコメント。また、ケリングの会長兼CEOのフランソワ=アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)は「アレッサンドロ・ミケーレは、グッチに更にコンテンポラリーな展望をもたらし、ブランドの歴史をエキサイティングな新たな一章へと導くのに必要な資質とビジョンを兼ね備えています」と語っている。
2015年01月22日