スティーブン・スピルバーグが製作を務めるミュージカル映画『カラーパープル』が来年2月9日(金) から公開になる。本作は小説を基に映画化、舞台化されてきた傑作で、長年にわたって多く人から熱烈な支持を集め、鑑賞者の人生に多大な影響を与えてきた。本作の製作を務めるオプラ・ウィンフリーはこう宣言する。「この小説は、女性の地位向上を目指すナショナル・アンセム(国歌)のひとつです」『カラーパープル』特報本作の原作は、アリス・ウォーカーが1983年に発表した同名小説だ。主人公は16歳の女性セリー。彼女は名前も知らない男性のもとに嫁がされ、夫の暴力に耐えながら過酷な日々をおくることになる。さらに愛する妹は夫に追い出され、絶望の中、アフリカにわたる。主人公の一人称で綴られる日常、絶望、そして葛藤。彼女は差別や暴力の中で自ら自由を勝ち取ろうとする。黒人の問題だけでなく、社会における暴力、家庭内での女性の立場、若い女性の成長と葛藤、神の問題まで描きこんだ小説は圧倒的な支持を集め、ピューリッツァー賞に輝いた。すぐさま映画化が持ち上がり、マイケル・ジャクソンのプロデュースでも知られる音楽家クインシー・ジョーンズらが製作を、当時『ジョーズ』や『E.T.』を大ヒットさせ注目を集めていたスピルバーグが監督を務め、1985年に映画『カラーパープル』が公開。日本では翌年の9月に公開された。映画は第58回アカデミー賞で作品賞を含む10部門にノミネート(助演女優賞ではオプラ・ウィンフリーとマーガレット・エイヴリーが同時ノミネート)。受賞はなかったが、原作者のウォーカーが見出した主演女優のウーピー・ゴールドバーグはその後、スターの道を歩み出し、スピルバーグは本作に続いて『太陽の帝国』『オールウェイズ』を発表。娯楽超大作と重厚な作品を時に交互に、時に並行して製作するスタイルが始まり、『ジュラシック・パーク』と『シンドラーのリスト』が同じ1993年に発表された。ウーピー・ゴールドバーグが主演した1985年のスピルバーグ版『カラーパープル』本作が描くのは単にシリアスな物語ではない。観る者の心を鷲掴みにし、時に勇気づけ、時に前に進む力を与えてくれる物語だ。本作で映画デビューを飾ったオプラ・ウィンフリーは、この物語に新たな命を吹き込むべくミュージカル『カラーパープル』のプロダクションに着手。2005年にブロードウェイで初演され、2015年にもリバイバル公演が行われた。この舞台版の物語、音楽、エネルギーに磨きをかけ、スクリーンに描き出すのが、間もなく公開になる2023年製作の映画『カラーパープル』だ。本作ではウィンフリー、スピルバーグ、そしてジョーンズらが製作陣として名を連ね、新鋭ブリッツ・バザウーレが監督を務めている。2023年版『カラーパープル』に製作総指揮として名を連ねるオプラ・ウィンフリーとスピルバーグこの世界には繰り返し、映画化、リメイクされる物語がある。そこには時を超えて人々を魅了するドラマや、キャラクターがいる。『カラーパープル』にも、時代を経ても色褪せないドラマが宿っている。ウィンフリーが語るとおり、本作は観客の心にいつも宿っている“ナショナル・アンセム(国歌)”のようなパワーがあるのだ。2024年、映画館で再び多くの人の人生を変えた国家が鳴り響く。今回はミュージカル版だ。そのメロディと力強い歌声はさらに多くの人の心を捉え、その人生に影響を与えることになるだろう。<作品情報>『カラーパープル』2024年2月9日(金)公開(C)2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.Photo:AFLO<リリース情報>『カラーパープル』日本語吹替音声追加収録版 <4K ULTRA HD & ブルーレイセット>(2枚組)2024年1月24日(水) リリース価格:7,480円(税込)発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント(c)1985 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2023年12月26日映画『ブルー きみは大丈夫』が、2024年6月14日(金)に公開される。監督はジョン・クラシンスキー。“子供にしか見えない存在”ブルーと少女の秘密の物語子供のとき、おままごとやヒーローごっこをする時に一緒に遊んだ空想の友達、イマジナリーフレンド。大人になったらいつの間にか忘れてしまった存在が、今でもそばにいて見守ってくれているとしたら…。映画『ブルー きみは大丈夫』は、そんな独創的な発想から生まれた、かつて子供だったすべての人に贈るハートウォーミングな作品だ。映画『ブルー きみは大丈夫』の題材となるのは、空想の友達である“想像力豊かな子供にしか見えない不思議な存在”、イマジナリーフレンド。本作では、パープルブルーの大きなもふもふとした空想の友達、ブルーが中心キャラクターとなる。ある日ブルーは、ブルーの姿が見える少女ビーと出会い、喜びが暴走気味に。しかし、もうすぐ存在が消えてしまう運命にあるのだと告げる。ビーと、大人だけどなぜか彼の姿が見えるビーの隣人が、ブルーやイマジナリーフレンドたちを消えゆく運命から助けるべく、力を合わせて冒険に出発する。ダンスが得意なブロッサム、探偵のコズモ、ピンク色がかわいいワニのアリー、おじいちゃんテディベアのルイス、ユニコーンのユニなど、個性豊かでチャーミングな“空想の友達”の姿にも注目だ。監督は『クワイエット・プレイス』のジョン・クラシンスキー監督を務めるのは、音を立てたら即死の“何か”から逃げる予測不能のホラー映画『クワイエット・プレイス』を手掛けたジョン・クラシンスキー。映画『ブルー きみは大丈夫』は、ジョンにとって7年越しの作品となる。ライアン・レイノルズやスティーヴ・カレルが出演映画『ブルー きみは大丈夫』には、ジョン・クラシンスキーをリスペクトする豪華俳優陣が集結。「デッドプール」シリーズや、映画『名探偵ピカチュウ』でピカチュウの声を担当したライアン・レイノルズが出演するほか、『怪盗グルーのミニオン大脱走』などで怪盗グルーの声を務めたことでも知られる俳優でコメディアンのスティーヴ・カレルがブルー役の声を担当する。また、マット・デイモン、エミリー・ブラント、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、オークワフィナ、サム・ロックウェルらが、ユニークなキャラクターたちの声を担当する。ブルー…スティーヴ・カレル(日本語吹替:宮田俊哉)イマジナリーフレンド。ブルーが友達だった子供は大人になり彼の事を忘れてしまい、もうすぐ存在が消えてしまう運命にある。一生懸命だけどいつも空回り気味な不憫で愛らしいキャラクター。ビー…ケイリー・フレミング(日本語吹替:稲垣来泉)ブルーたちの姿が見える少女。ブルーと出会い、彼を謎のもふもふ扱いする。ブルーから、イマジナリーフレンドたちの新しい友達になってくれる子供候補を探してほしいとお願いされる。幼いころに母親を亡くしたビーは突如現れた大きな謎のもふもふに最初は戸惑いを見せるが、子供たちに忘れられその存在が消えてしまう運命にある“空想の友達”を救う決心をする。ビーの隣人…ライアン・レイノルズビーの隣人で、大人だけどブルーたちの姿が見える人物。ビーと共に、消えゆくブルーたちを助けるための冒険に出る。黄色のスーツを着ているヒマワリのようなキャラクター…マット・デイモンユニコーンのキャラクター…エミリー・ブラントゆるキャラを思わせるヒーロー姿のぬいぐるみのようなキャラクター…サム・ロックウェル宮田俊哉がもふもふブルーの吹替声優に日本語吹替版にて、Kis-My-Ft2の宮田俊哉がブルー役の吹替を担当する。芸能界屈指のアニメ好きでも知られる宮田が実写洋画映画の吹替声優を務めるのは、映画『ブルー きみは大丈夫』が初となる。大きくてもふもふ、一生懸命だけどいつも空回り気味のチャーミングなブルーを、どのように演じるのか注目だ。また、孤独を抱えた少女ビー役は稲垣来泉が吹替を担当する。蝶々の女の子や、ピンクのワニなどユニークなキャラクターたち作中には、蝶々の女の子や、ピンクのワニ、タコを頭に被った猫など、子供ならではの想像力が感じられるユニークでキュートなキャラクターが登場。今は忘れてしまったかもしれないけれど、子供の頃に大好きだったブルーのような秘密の友達や、子供の頃のワクワク感を呼び起こすような、共感必至の作品となっている。映画『ブルー きみは大丈夫』あらすじ幼い頃に母親を亡くした13歳の少女ビーは、ある日、おばあちゃんの家で、”子供にしか見えない不思議なもふもふ“ブルーと出会う。ブルーが友達だった子供はもう大人になって彼の事を忘れてしまい、居場所が無くなったブルーは、もうすぐ消えてしまう運命に。少女は、大人だけどブルーが見える隣人の男の力を借り、ブルーの新しいパートナーになってくれる子供を探すのだった。【作品詳細】映画『ブルー きみは大丈夫』公開日:2024年6月14日(金)監督・脚本:ジョン・クラシンスキー出演:ケイリー・フレミング、ライアン・レイノルズ声の出演:スティーヴ・カレル、マット・デイモン、エミリー・ブラント、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、オークワフィナ、サム・ロックウェル、ルイス・ゴセット・J r吹替版声優:宮田俊哉、稲垣来泉配給:東和ピクチャーズ原題:IF
2023年12月21日ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)から、ギンザシックス限定バッグ「テトラ(Tetra)」の新色が登場。“テトラポット型バッグ”の新色「テトラ」は、対角線上に付いたマグネットを留めることで、テトラポットのような形になるハンドバッグ。シンプルにフラットなスクエア型としても使用できる、2WAY仕様なのもポイントだ。ピンク&イエローなど冬の装いに映える華やかカラーそんな「テトラ」の新色は、寒い冬の季節に映える、ヴィヴィッドなカラーパレット。くすんだ赤紫色のクリスマスローズのようなピンク、12月の誕生石であるターコイズ、発色の良いイエロー&ブルーの4色を用意する。自分へのクリスマスプレゼントに、また大切な人へのギフトにもぴったりなバッグとなっている。【詳細】「テトラ」新色 48,400円販売店舗:ディスコード ヨウジヤマモト ギンザシックスカラー:ターコイズ、イエロー、ピンク、ブルー【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2023年12月18日ライアン・レイノルズと『クワイエット・プレイス』の新進気鋭クリエイター、ジョン・クラシンスキー監督が組んだ、“子どもにしか見えない存在”ブルーと少女の物語『ブルー AND THE SECRET FRIENDS』(仮題)が2024年、日本劇場公開されることが決定。最新予告映像が世界同時解禁された。子どものとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊んだ、お気に入りの人形や空想の友達(イマジナリーフレンド)。子どものときには、本当に存在しているように感じていたけど、大人になっていつの間にか忘れてしまった空想の友達が、もしもいまでも、そばであなたを見守ってくれているとしたら…。そんな独創的な発想から生まれたのが本作。音を出してはいけない世界で暮らす家族を描いた、シチュエーション・スリラーの傑作『クワイエット・プレイス』を生んだジョン・クラシンスキーは、イフと呼ばれる“想像力豊かな子どもにしか見えない不思議な存在”(イマジナリー・フレンド)を題材に選んだ。ジョン・クラシンスキー監督中心となるキャラクターは、パープルブルーで大きなもふもふ“ブルー”。ブルーが友達だった子どもは大人になって彼のことを忘れてしまい、もうすぐ存在が消えてしまう運命にある。そんなブルーが出会ったのは、彼のような存在が見える少女ビー(ケイリー・フレミング)。ライアン・レイノルズ演じる、大人だけどブルーが見えるビーの隣人の助けも借り、消えゆくイフたちを助けるための冒険に出る。果たして、ブルーと少女ビーたちに、どんな奇跡が待ち受けているのか――。クラシンスキー7年越し待望の企画の映画化には、ライアン・レイノルズをはじめ、彼をリスペクトする超豪華なキャストが集結。ライアン・レイノルズブルーの声役のスティーヴ・カレルを筆頭に、マット・デイモンや、エミリー・ブラントや、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、オークワフィナ、サム・ロックウェルが、ユニークなイフたちの声を担当。まだ発表されていないが、ほかにも超大物キャストの声優参加が噂されている。さらに、この超豪華キャストが参加するプロジェクトの初めての予告編映像が解禁。ブルーと少女ビーの出会いから始まり、少女に出会えて喜びが暴走気味のブルーは、熱心に自分のことを話すが、あまりビーには理解されていない様子で、謎のもふもふ扱いされてしまう。どうやら、ブルーと彼の仲間たちは、かつて友達だった子どもたちが大人になると、このままだと消えてしまう。だから、ビーに彼らの新しい友達になってくれる子ども候補を探して欲しいとお願いする…。蝶々の女の子や、ピンクのワニ、タコを頭に被った猫キャラなど、子どもの想像力の数だけ存在する、ユニークでカワイイキャラクターたちが登場する世界観は、ライアンが『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』といった名作を生みだした「ピクサー作品の実写版のような映画を目指した」と語るように、これまで見たことないような独創的なものとなっている。『ブルー AND THE SECRET FRIENDS』(仮題)は2024年、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月15日乃木坂46一期生・高山一実による小説『トラペジウム』がアニメーション映画化。映画『トラペジウム』として、2024年5月10日(金)より、全国の映画館にて公開される。高山一実の小説家デビュー作『トラペジウム』アニメ映画化原作小説『トラペジウム』は、乃木坂46一期生・高山一実が小説家デビューを果たした作品。自分の力で仲間を集め、アイドルを目指す高校生・東ゆうが主人公の青春小説だ。2016年から雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載をスタートし、2018年に単行本化。現役トップアイドルが自ら描くリアルな描写や、共感度の高いストーリーが人気を呼び、累計30万部もの売上を記録している。そんな『トラペジウム』が、アニメーション映画化。原作者である高山一実がシナリオ制作に携わり、制作陣には『ぼっち・ざ・ろっく!』、『SPY×FAMILY』のCloverWorksのスタッフが集結。“「アイドルが放つ輝き」とは何なのか?”“「アイドル」とは何なのか?”というテーマをより深く追求した完全版『トラペジウム』として、アイドルを目指す少女の10年間を描き出す。主人公・東ゆう役に結川あさき主人公・東ゆうの声を演じるのは、結川あさき。新人ながらアニメ「逃げ上手の若君」の主人公・北条時行役に抜擢された経歴を持つ新進気鋭の声優だ。主人公・東ゆう…結川あさきアイドルを目指す高校1年生。アイドルになるため、自らに「4箇条」を課して高校生活を送っている。1・SNSはやらない、2・彼氏は作らない、3・学校では目立たない、4・東西南北の美少女を仲間にする。東西南北の別々の高校に通う“輝く星たち”を仲間に迎え、夢を追いかける。大河くるみ…羊宮妃那東西南北の“西の星”。西テクノ工業高等専門学校2年生で、高専ロボコン優勝を目指す16歳。華鳥蘭子(かとりらんこ)…上田麗奈東西南北の“南の星”、裕福な家庭で育った天真爛漫なお嬢様。聖南テネリタス女学院2年生。蘭子は、お蝶夫人に憧れてテニス部で活動するが、選手としては戦力外。おおらかでピュアな心を持っていて、グループの中でもお姉さま的立ち位置になっていく。亀井美嘉…相川遥花東西南北の“北の星”。城州北高校1年生。ボランティア活動に勤しみ、子どもたちに勉強を教えている。JO1木全翔也、内村光良が声優キャストに工藤真司…木全翔也(JO1)カメラが好きな男子高校生。“西”の美少女・大河くるみを訪ねた東ゆうと出会い、ゆうの計画をサポートする。伊丹秀一…内村光良東西南北の美少女たちが参加するボランティアで、外国語通訳をしているおじいさん。主題歌はMAISONdes「なんもない feat. 星街すいせい, sakuma.」映画『トラペジウム』の主題歌は、MAISONdesが担当。「どこかにある六畳半アパートの、各部屋の住人の歌」をコンセプトに、楽曲ごとに「歌い手」「作り手」を替えて発表している音楽プロジェクト・MAISONdesによる楽曲「なんもない feat. 星街すいせい, sakuma.」が物語を彩る。映画『トラペジウム』あらすじ高校1年生の東ゆうは“絶対にアイドルになる”ため、「SNSはやらない」「彼氏は作らない」「学校では目立たない」「東西南北の美少女を仲間にする」という4箇条を自らに課して高校生活を送っていた。別々の高校に通う東西南北の“輝く星たち”を仲間にしたゆう。ロボコン大会や文化祭といった青春のイベントをこなしながら、「東西南北」4人の結束を固めていく。そんな中、ボランティアを手伝う活動が注目されたことからゆうたちにテレビ出演のチャンスが舞い込み、それをきっかけに徐々に仕事を得ることに。アイドルデビュープロジェクトの始動までこぎつけ、夢への階段を登り続けていくゆうだったが、大きな問題に直面することになる。【詳細】映画『トラペジウム』公開日:2024年5月10日(金)原作:高山一実(乃木坂46・一期生)『トラペジウム』(KADOKAWA刊/『ダ・ヴィンチ』連載)監督:篠原正寛脚本:柿原優子出演:結川あさき、羊宮妃那、上田麗奈、相川遥花、木全翔也、久保ユリカ、木野日菜、内村光良主題歌:MAISONdes「なんもない feat. 星街すいせい, sakuma.」
2023年12月15日〇QRコードを直接改札機にかざして乗車ができるサービスを2024年6月から開始。 〇京阪線全駅とケーブル八幡宮口駅にQRコード乗車券対応の改札機を導入。京阪電気鉄道株式会社(本社:大阪市中央区、社長:平川良浩)では、京阪電車で初となるQRコードを利用した乗車サービスを2024年6月より開始いたします。これは、京阪電気鉄道が加盟する「スルッとKANSAI協議会(以下、協議会)」が開始する、QRコードを活用したデジタル乗車券「スルッとQRtto(スルッとクルット)」(以下、QRコード乗車券)のサービスを利用するものです。これにより、乗車券をWEB上にてキャッシュレスで購入しご利用いただける環境が整い、シームレスな鉄道利用体験が実現し、お客さまの利便性が向上します。また、チケットレスによる紙資源の削減は、京阪グループのSDGs達成に向けた取り組みである「BIOSTYLE PROJECT」の推進に貢献します。QRコードを利用した乗車サービスは、京阪線(京阪本線・鴨東線・中之島線・交野線・宇治線)および石清水八幡宮参道ケーブル(鋼索線)で導入し、京阪線全駅とケーブル八幡宮口駅にQRコード乗車券対応の改札機を導入します。また、お得な乗車券(企画乗車券)を協議会のWEBサイトで販売予定です。具体的なサービス開始日や販売商品、購入方法は、詳細が決まり次第改めてお知らせします。※「スルッとQRtto(スルッとクルット)」の詳細につきましては、本日の協議会のリリース(URL: )をご確認ください。※「QRコード」は㈱デンソーウェーブの登録商標です。※「スルッとQRtto(スルッとクルット)」は登録商標を出願中です。QRコード乗車券、ICカード対応改札機(イメージ)QRコード乗車券、磁気乗車券、ICカード対応改札機(イメージ)■SDGsを実現するライフスタイルを提案する京阪グループの「BIOSTYLE PROJECT」について健康的で美しく、クオリティの高い生活を実現しながら、SDGsの達成にも貢献していく。京阪グループでは、そんな循環型社会に寄与するライフスタイルを「BIOSTYLE(ビオスタイル)」として展開し、お客さまにご提案しています。規制や我慢だけから生まれる活動ではなく、“人にも地球にもいいものごとを、毎日の生活の中に、楽しく、無理なく、取り入れていくことができる明るい循環型社会の実現”に貢献するため、京阪グループにできうる様々な活動を推進していきます。▶ 「BIOSTYLE PROJECT」について詳しくはこちら 231214_keihan-railway.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月14日乃木坂46一期生・高山一実の小説家デビュー作『トラペジウム』が、2024年5月10日(金) にアニメーション映画化され劇場公開されることが決定した。原作は高山が2016年から雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載を開始し、2018年に単行本化された青春小説。自分の力で仲間を集め、アイドルを目指す高校生・東ゆうの10年間を描く。原作者である高山がシナリオなど映画制作に深く関わり、彼女でなければ描けないテーマ「アイドルが放つ輝き」とは何なのか?「アイドル」とは何なのか?という“想い”を追い求めた本作。制作は『ぼっち・ざ・ろっく!』『SPY×FAMILY』のCloverWorksが担当する。本作の主人公・東ゆうを演じるのは、新人ながら『逃げ上手の若君』の主人公・北条時行役に抜擢された結川あさき。そして主題歌は、「どこかにある六畳半アパートの、各部屋の住人の歌」をコンセプトに、楽曲ごとに「歌い手」「作り手」を替えて発表する音楽プロジェクトMAISONdesが担当することが決定した。結川あさき併せて、ティザービジュアルと特報も公開。ビジュアルには、「わたし一人では、アイドルになれないんだって。」という絶望すら感じさせるキャッチコピーと泣き顔が印象的な主人公・東ゆうが描かれ、特報にはMAISONdesの楽曲と共にアイドルを夢見る少女の苦悩が映し出されている。■原作:高山一実 コメント自分の頭の中にあったものがこうして映画化にまで発展し、嬉しい気持ち・気恥ずかしい気持ち・不安な気持ちと色々な気持ちが溢れています。小説とアニメ制作、全く別の難しさはありましたが、スタッフの皆さんにお力添えいただきながら長い期間にわたり制作に携わらせていただきました。やっと皆さんに観ていただけるということがすごく楽しみです。2024年5月10日(金)、ぜひ劇場にいらしてください。映画『トラペジウム』特報映画『トラペジウム』原作:高山一実 コメント動画<作品情報>『トラペジウム』2024年5月10日(金) 公開公式HP:「トラペジウム」製作委員会
2023年12月12日Uber Eats 初回限定クーポンコードMAMANOTE2注意事項・本プロモーションと並行または連続して類似プロモーションが実施される可能性があります。他のプロモーションとの適用関係を含む利用条件や他のプロモーションの状況については、 Uber Eats のブログページ (全てのプロモーションがブログページに掲載されるわけではありません)などもご参照の上、ご注文者様にて随時ご確認ください。・Uber は、その任意の裁量で、事前の予告なくいつでも、本プロモーションを変更、延長又は終了する権利を有しております。・本プロモーションに直接又は間接に起因する紛争が生じた場合、Uber による決定が最終判断となります。・本プロモーションコードは、 Uber Eats を初めてご利用いただく方のみが対象となります。・本プロモーションは、現金以外の決済手段を利用したご注文が対象となります。・本プロモーションコード【MAMANOTE2】の有効期限は適用後 30 日、または 2024 年 1 月 31 日(水)23 : 59 のいずれか早い方で、お一人様 3 回までご利用いただけます。・1 回のご注文の商品代金(少額注文における手数料、サービス料・サービス利用料、配達手数料は含まれません)が税込 2,300 円以上の場合が対象となります。・1 回のご注文の割引上限は 2,300 円となり、合計金額に対して適用されます。・お持ち帰りにはご利用いただけません。・利用規約( Uber Eats(日本)ユーザー利用契約) は本プロモーションの全ての利用に適用されます。・ご注文を確定する前に本プロモーションが適用されていることをご確認ください。なお、プロモーションコードの場合、使い方はこちら( )をご参照ください。・本プロモーションは、別段の定めがない限り、他の割引やプロモーションと併用することができません。・本プロモーションは、アプリを最新バージョンにアップデートしてからご利用ください。アップデートされない場合、本プロモーションをご利用いただけないことがあります。・万が一、適用条件を満たしているにもかかわらず、本プロモーションの適用を受けられない場合は、以下のリンクよりサポートにお問い合わせください。・特定商取引法に基づく表示は、下記リンクをご参照ください。
2023年12月11日ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)は、新作スモールレザーグッズやバッグを、2023年12月1日(金)よりディスコード ヨウジヤマモト各ストアほかにて発売する。ディスコード ヨウジヤマモト“冬カラー”の新作バッグ&レザーグッズ注目は、ハンドルのドットボタンによって、手持ち、肩掛け、バックパックと3通りのフォルムに変形可能なトートバッグ「インフィニート(INFINITE)」。シンプルながら存在感のあるアイコニックな定番サイズと、7月に登場したばかりのコンパクトなミディアムサイズが、華やかなシルバー、スモーキーなベージュ、冬曇りを思わせるグレイの3色を纏って登場する。素材には、ソフトでしなやかなレザーとコットンを使用。風合いを活かした仕上げのレザーは、天然皮革特有の傷や色むらによる経年変化を楽しめる。表と裏で異なるカラーを配色することで、スタイルに合わせて色を使い分けて使用することができる。鮮やかなブルー、ターコイズを纏った3つ折りミニ財布内側にコインケース、5カードスロットを備えた3つ折りミニ財布「コンパクト(COMNPACT)」の新色も見逃せない。雲ひとつない冬空のようなブルーと、冷たい湖のような鮮やかなターコイズが、上品な艶感のあるスムースレーザーを彩る。新作iPhoneケースもまた新作として、シュリンクレザーを贅沢に使用したiPhoneケースも用意。“Yohji Yamamoto”のシグネチャーを配したシンプルな形状のケースと、洗練された佇まいのブラックのカードケース付きケースがラインナップする。詳細ディスコード ヨウジヤマモト 新作発売日:2023年12月1日(金)販売店舗:ディスコード ヨウジヤマモト各ストア(ギンザ シックス、渋谷パルコ、伊勢丹新宿店)、公式オンラインブティックアイテム:・インフィニート バッグSサイズ 121,000円/Mサイズ 143,000円(共通カラー:シルバー、ベージュ、グレイ)・コンパクト 三つ折りウォレット 33,000円・YY シグネチャー iPhone ケース iPhone 14 / iPhone 14Pro / iPhone 15 / iPhone 15Proシンプルレザー 27,500円(カラー:ブラック、ネイビー※オンラインブティック限定色)カードケース付き 33,000円(カラー:ブラック)【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2023年12月04日プーマ(PUMA)とブルーブルージャパン(BLUE BLUE JAPAN)による初のコラボレーションコレクションが、2023年12月9日(土)より、プーマストア 原宿キャットストリートなどで発売される。プーマとブルーブルージャパンが初コラボブルーブルージャパンにとって初のスポーツブランドとのタッグとなる今回のコラボレーション。“メイド・イン・ジャパン”にこだわるブルーブルージャパンならではの、“和”の要素を取り入れたシューズやウェアをラインナップする。オールネイビーの「プーマ クライド」スニーカーは、プーマのアイコニックなモデルをベースにした2型。「プーマ クライド(PUMA CLYDE)」は、アッパーに深みのあるネイビーカラーの日本製ワックススウェードを採用。ライニングとシューレースは、ブルーブルージャパンが得意とする“絞り染め”によって彩られている。ゴアテックス搭載「アーミートレーナー」一方「アーミートレーナー(ARMY TRAINER)」は、ゴアテックス(GORE-TEX)を搭載した、ミニマルなホワイト×グレーのアッパーが特徴。インソールには、サクラをモチーフにした“キリエサクラ柄”を配した。“絞り柄”を配したウェアもウェアは、クラシカルな絞り柄を用いたネイビーカラーに統一。ナイロンジャケット、中綿ベスト、パンツのほか、ウーブン シャツやドレスなども展開される。【詳細】「プーマ×ブルーブルージャパン」コレクション発売日:2023年12月9日(土)販売店舗:プーマストア(原宿キャットストリート、大阪)、一部取扱い店舗、オクラ、聖林公司オンラインショップ、プーマ公式オンラインストア、プーマアプリ※ブルーブルージャパンは、12月8日(金)より先行発売。※店舗により取扱商品が一部異なる。価格:・プーマ クライド 46,200円・アーミートレーナー 38,500円・ジャケット 58,300円・ベスト 55,000円・パンツ 55,000円・ドレス 52,800円・ウーブン シャツ 49,500円・パデット ジャケット 60,500円【問い合わせ先】プーマ お客様サービスTEL:0120-125-150
2023年12月01日『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』が、2024年4月19日(金)に公開される。青い監獄を意味する“ブルーロック”に集められた高校生FW(フォワード)300人が、世界一のストライカーを目指して戦う物語を描くコミック「ブルーロック」初の映画化。サッカー生命とゴールをかけて挑むデスゲームのような作風が人気だ。世界を飲み込む<天才>誕生の物語劇中には、高いトラップ技術で知られる凪が、階段から落としたスマホをトラップするシーンも。それをひと目見た玲央は凪の天性の才能を見抜き、「凪!お前の才能を俺にくれ!」と凪をサッカーに誘う。そんな凪と玲央の出会いやサッカーデビュー戦、さらにはなぜ“ブルーロック”プロジェクトに参加することになったのか、どのように“天才”が生まれたのかが判明する。作品詳細映画『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』原作:金城宗幸漫画:三宮宏太キャラクターデザイン:ノ村優介(講談社「別冊少年マガジン」連載)監督:石川俊介演出:川畑 喬シリーズ構成・脚本:岸本 卓声の出演:島﨑信長、内田雄馬、興津和幸、浦和希、海渡翼、小野友樹、斉藤壮馬、諏訪部順一、内山昂輝、木村昂、神谷浩史《ムビチケ発売情報》■第1弾ムビチケカード型前売り券・2023年12月22日(金)より発売・価格:(一般)1,600円 / (小人)900円・特典:メインビジュアルクリアファイル(A5)・販売場所:上映予定劇場(12/22(金)オープン時より発売、※一部劇場を除く)メイジャー通販(12/22(金)00:00(=12/21(木)24:00~)より発売)※数に限りあり。無くなり次第終了。※ムビチケカード1枚につき、クリアファイル1枚が付く。※画像はイメージ。実際の商品と異なる場合あり。※特別興行には利用できない場合あり。
2023年11月29日皆さんは、会計時に困ったことはありますか?今回は、会計でのトラブルエピソードを紹介します。イラスト:23caお会計で…コード決済を済ませると…店長が出てきて…その後…コード決済で支払いをしたらトラブルになってしまった主人公。どのようなことにも冷静に対応できるように心がけたいものですね。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年11月28日ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)から、クリスマス・コレクションとして1点物バッグが登場。2023年11月11日(土)より、ディスコード ヨウジヤマモト ギンザ シックス限定で発売される。優美なレザードレープの“ラウンド型”バッグディスコード ヨウジヤマモトは、1点物の“ピエスユニック”バッグ計4点を、クリスマス・コレクションとして用意。たとえば、物を入れた時や手に持った時などに変動する優美なレザードレープと、丸みのあるラインがポイントの「ラウンド ステッチ(ROUND STITCH)」に注目だ。「ラウンド ステッチ」は、ストラップや開口部のファスナーの取り付けにイエローの糸を使い、縫い目をステッチワークとして表現しているのがポイント。ギンザ シックス限定コレクションでは、サイズやカラーの異なる全3型が揃う。クロコダイルの型押しレザーストラップバッグまた、「ベルト ショルダーバッグ(BELT SHOULDER BAG)」は、帯のように太めのレザーストラップにクロコダイルの型押しをオン。ストラップは、金具などの凹凸がないフラットなデザインなのも特徴だ。柔らかなイタリアンレザーのボディと合わせて、華やかで上品な佇まいに仕上げている。【詳細】ディスコード ヨウジヤマモト クリスマス・コレクション発売日:2023年11月11日(土)展開場所:ディスコード ヨウジヤマモト ギンザ シックス住所:東京都中央区銀座6-10-1 2FTEL:03-6264-5428価格例:・ラウンド ステッチ 217,800円・ラウンド ステッチ(S) 176,000円・ベルト ショルダーバッグ 308,000円
2023年11月13日任天堂の人気ゲーム「ゼルダの伝説」の実写映画化が決定。任天堂の人気ゲーム「ゼルダの伝説」が実写映画化任天堂が手掛ける「ゼルダの伝説」は、1986年の第一作「ゼルダの伝説」発売以来、30年以上にわたりシリーズ作が発売されている人気のアクションアドベンチャーゲーム。プレイヤーは主人公・リンクとなり、フィールドやダンジョンに隠された謎を解きながら、冒険を進めていく。緻密に作り込まれたゲームの世界観はもちろんのこと、プレイ中の謎解きの面白さ、壮大な音楽の美しさなどによって多くのファンを獲得している。そんな人気ゲームの映画制作に立ち上がったのは、任天堂とアラッド プロダクションズ(Arad Productions)だ。プロデューサーは任天堂代表取締役フェローで「ゼルダの伝説」の“生みの親”でもある宮本茂と、「スパイダーマン」シリーズの実写映画など、数々のマーベル作品に携わってきたマーベル・スタジオの設立者兼元CEOであるアヴィ・アラッド(Avi Arad)が共同で担当する。監督は、SF作品「メイズ・ランナー」シリーズで知られるウェス・ボール(Wes Ball)が務める。なお、任天堂が映画制作費の50%以上を出資し、ソニー・ピクチャーズが全世界配給と共同出資を行う。
2023年11月11日ホラー映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』が、2024年2月9日(金)に公開される。人気ホラーゲームを映画化映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』は、全世界で一大ブームを巻き起こしたホラーゲームを、『M3GAN/ミーガン』や『透明人間』などを手掛けたジェイソン・ブラム率いる映画スタジオ・ブラムハウスが映画化した話題作。2023年10月に、全米及び全世界では日本での公開に先駆け、ゲームファンやティーンたちの熱狂的な支持を集め話題を独占した。ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズとは?ゲーム「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」は、スコット・カーソンが開発したパソコンおよびスマートフォン、さらにはニンテンドースイッチ向けの作品だ。プレイヤーは夜間警備員として、小さな事務所に立てこもりライトや監視カメラ等を駆使し、じわじわと襲い来るアニマトロニクスから生き延びるというストーリーとなっている。廃墟のピザレストランで不気味なマスコットたちが動き出す物語の舞台は、廃墟と化したピザレストラン「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」。ピザレストランの夜間警備員として働き始めた主人公のマイクが、愛らしい見た目とは真逆の狂気的な行動を予感させる機械仕掛けのマスコットたちと対峙し、恐怖の5日間を過ごす様を描いている。ジョシュ・ハッチャーソンやエリザベル・レイルらが出演主人公のマイクを演じるのは、『ハンガー・ゲーム』シリーズのジョシュ・ハッチャーソン。共演には、『YOU ―君がすべて― 』や『カウントダウン』のエリザベス・レイル、『屋根裏のアーネスト』のキャット・コナー・スターリングらが名を連ねている。主人公・マイク...ジョシュ・ハッチャーソン謎の失踪を遂げた弟の行方不明事件に未だに苦しむ。悲しい記憶に苛まれながらも、妹アビーの親代わりとなりながら生計を立てるべく、廃墟と化したレストラン「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」の夜間警備員として勤務することに。劇中では演奏するマスコットたちの姿も劇中では、不気味なマスコットたちが楽器を手に、演奏するシーンも。シルクハットに蝶ネクタイがトレードマークのクマ「フレディ」、ギターを奏でるウサギの「ボニー」、コンビで仲良しなヒヨコの「チカ」と「Mr.カップケーキ」たちが、火花を散らしながらステージに立っている。また、骨格剥き出しのボディがチャームポイントのキツネ「フォクシー」も登場するなど、個性的なマスコットたちの動きに注目だ。マスコットたちは「セサミストリート」を手掛けるクリエイター集団が担当また、本作における重要キャラでありアニマトロニクスのマスコットは、マペットや「セサミストリート」などコミカルな動きのキャラクターを手掛けることを得意とするクリエイター集団ジム・ヘンソン・クリーチャーショップが制作を担当した。映画『ファイブ・ナイツ ・アット・ フレディーズ』あらすじ廃墟のピザレストラン「フレディ・ファズベアーズ・ピザ」の夜間警備員であるマイクは、誰もいないはずの店内に漂う異様な雰囲気、次々と巻き起こる奇妙な出来事を不審に思い、懐中電灯片手に恐る恐る店内を見回ることに。すると店内には、無邪気さすら感じる不気味な笑い声が響き渡り、眠っていたはずの機械仕掛けのマスコットたちが目を覚まし、怪しく眼を光らせながらマイクをはじめ廃墟への侵入者へ牙をむき始める。なぜマスコットたちは動き出したのか?その真の目的とは?そしてレストランで次々と起きた子どもたちの失踪事件の謎とは...。マイクと妹は恐怖の夜を生き抜くことができるのか?【作品詳細】映画『ファイブ・ナイツ・アット・ フレディーズ』公開日:2024年2月9日(金)監督:エマ・タミ脚本:スコット・カーソン、セス・カデバック、エマ・タミ出演:ジョシュ・ハッチャーソン、エリザベス・レイル、パイパー・ルビオ、キャット・コナー・スターリング、メアリー・スチュアート・マスターソン、マシュー・リラード制作:ジェイソン・ブラム、スコット・カーソン原案:ゲーム「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(Five Nights at Freddy’s)」シリーズ/スコット・カーソン配給:東宝東和原題:Five Nights at Freddy’s■ムビチケ前売券(オンライン)発売日:2023年12月1日(金)12:00~予定
2023年11月10日任天堂のビデオゲーム『ゼルダの伝説』がハリウッドでライブアクションとして映画化されることになった。製作はソニー・ピクチャーズ。ソニーと任天堂が共同出資する。監督は『メイズ・ランナー』シリーズのウェス・ボール。脚本は、現在、『ジュラシック・ワールド』のデレク・コノリーが執筆している。ハリウッドでは7月半ばに始まった俳優のストライキが続いているため(ただし、終わりは近づいていると思われる)、キャスティングはまだ行われていない。公開予定時期も未定。この春公開された任天堂のゲームを映画化した『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、全世界で13億ドルを売り上げる大ヒットとなった。文=猿渡由紀
2023年11月08日ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)は、新作バッグ「バトー(BATEAU)」「ボストン バッグ(BOSTON BAG)」を大阪・阪急うめだ本店の期間限定ストアにて、2023年11月15日(水)より先行発売する。“編み込みレザー紐”ハンドルのトートバッグ新作バッグ「バトー」は、レザー紐を編み込んだハンドルが特徴的なトートバッグ。また、底面からサイドにかけて紙を折ったようなディテールを配し、コンテンポラリーなアクセントをプラス。カラーは、ライトグレーとニュートラルなトープカラー、ブラックの3色を展開する。“花びら”チャーム付きボストン バッグ「ボストン バッグ」は、ディスコード ヨウジヤマモトが設立された2014年当時のボストンバッグ型をリデザインしたモデル。しなやかさとハリを持ち合わせたカーフレザーを採用し、表情豊かな佇まいに仕上げた。クラシカルさもありながら、軽快に持てるためデイリーのコーディネートにも取り入れやすいのが嬉しい。花びらフォルムのキーチャームを配し、プレイフルなエッセンスをプラスしている。阪急うめだ本店の期間限定ストアに新作が集結なお、11月15日(水)から11月21日(火)まで阪急うめだ本店 本館1Fプロモーションスペース 12で開催される期間限定ストアには、「リュバン(Ruban)」のトートバッグ型や、3通りのフォルムを楽しめるショルダーバッグ「インフィニティ(INFINITE)」のビッグサイズなど、先行発売アイテム以外にも新作バッグが集結。近くを訪れた際は、ぜひ足を運んでみて欲しい。【詳細】ディスコード ヨウジヤマモト 新作バッグ・バトー トート 308,000円〈伊勢丹新宿店・阪急うめだ本店先行〉カラー:ライトグレー、トープ、ブラック・バトー ハンドバッグ 220,000円〈伊勢丹新宿店・阪急うめだ本店先行〉カラー:ライトグレー、トープ、ブラック・ボストン バッグ(S) 187,000円〈伊勢丹新宿店・阪急うめだ本店先行〉カラー:オレンジ、ターコイズ■期間限定ストア期間:2023年11月15日(水)~11月21日(火)場所:阪急うめだ本店 本館1Fプロモーションスペース 12住所:大阪府大阪市北区角田町8-7TEL:06-6361-1381
2023年10月29日スティーブン・キングの小説が、またもや映画化されることになった。2020年に出版された『If It Bleeds』(日本未訳)。映画版のタイトルは『The Life of Chuck』。監督、脚色は、やはりキングの小説が原作の『ドクター・スリープ』も手がけたマイク・フラナガン。出演はトム・ヒドルストン、マーク・ハミル、ジェイコブ・トレンブレイ、カレン・ギラン、キウェテル・エジョフォーら。俳優のストライキはまだ続いているが、インディーズ映画のため、全米映画俳優組合の許可を得て、アラバマにて撮影が始まっている。文=猿渡由紀
2023年10月24日ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)は、2023-24年秋冬コレクションの新作レザーバッグを2023年10月20日(金)より直営店などにて発売する。上質なイタリアレザーの新作バッグディスコード ヨウジヤマモトの2023-24年秋冬コレクションは、より質の高いレザーを使用し、上品に仕上げたレザーバッグが勢揃いする。ゆったりとしたサイズ感の大容量トートバッグ「プロフィール(PROFILE)」には、イタリア製のナチュラルな牛革を採用。横から見た際に、サイドが「Y」の字のように見えるのがポイントだ。ショルダーバッグ「ラウンド(ROUND)」は、中にものを入れて持った時に生まれるドレープがエレガントなアイテム。レザーの表情豊かな風合いと陰影、幾何学的な丸いラインのユニークなバランスが魅力だ。開き口にはファスナーが配されており、しっかり荷物を収納できる。肩にかけた時に身体にフィットするミディアムサイズと、ストラップを調節して斜め掛けでも使えるスモールサイズを揃える。雑多な小物を一気にまとめて収納できるビッグサイズのワンショルダーバッグ「トライアングル(TRIANGLE)」もラインナップ。メンズライクでカジュアルな要素と、イタリアレザーならではの上品さを感じられるショルダーバッグだ。カラーは、淡いベージュとブラックの2色を用意する。【詳細】ディスコード ヨウジヤマモト 2023-24年秋冬コレクション発売日:2023年10月20日(金)展開店舗:ディスコード ヨウジヤマモト全ストア(ギンザ シックス、渋谷パルコ、伊勢丹新宿店)、公式オンラインブティック・プロフィール 187,000円・ラウンド ショルダー M 176,000円、S 143,000円・トライアングル 253,000円【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2023年10月21日デザイナー・コシノアヤコ(小篠綾子)の物語を映画化。映画『コシノアヤコの生涯』(仮題)として、2025年に公開される。日本のファッションデザイナーの草分け的存在・コシノアヤコ映画『コシノアヤコの生涯』(仮題)は、2011年の連続テレビ小説「カーネーション」でも題材とされた、コシノアヤコの生涯を映画化した作品。日本のファッション界に革命をおこし、昭和から平成を駆け抜けたデザイナーの“草分け的存在”であるコシノアヤコの物語を描く。コシノアヤコは、娘たちもまたファッションデザイナーとして活躍していることで広く知られている。コシノヒロコ、コシノジュンコ、コシノミチコの三姉妹が、それぞれ自身のブランドを立ち上げて国際的に活動している。映画『コシノアヤコの生涯』(仮題)の発表に際し、コシノヒロコは「お母ちゃんにまた会えるから、嬉しいなあ」と喜びをコメント。また、コシノジュンコは「お母ちゃんのパワーすごいよ!」と作品への期待を語り、コシノミチコは「この作品で、お母ちゃんにカンヌ映画祭に出てもらいます!」と意気込みを見せている。【作品詳細】映画『コシノアヤコの生涯』(仮題)公開時期:2025年製作総指揮:瀬古口精良脚本:池田テツヒロ監督:榎本次郎音楽:フジパシフィックミュージック撮影:曽根剛製作:TM JAPAN・テンダープロ・日本映画振興財団・日本TOYOエグゼクティブプロデューサー:井内徳次 ・ 友田ゆうき
2023年10月16日ティファニーは、「ブルー ブック 2023:アウト オブ ザ ブルー」フォール コレクションを発表します。ティファニーのジュエリー&ハイジュエリー部門のチーフ アーティスティック オフィサーであるナタリー・ヴェルデイユによる初のブルー ブック コレクションの続編として、ジャン・シュランバージェによる海の世界に着想を得た傑作にオマージュを捧げ、彼の幻想的な視点を探求します。既存の5つのテーマ(シェル、コーラル、パイシーズ、スターアーチン、スターフィッシュ)を発展させ、新たなテーマであるシーアネモネ(イソギンチャク)を通してシュランバージェのビジョンを再構築します。幾何学的で様式化された美しさを持つ傑作の数々は、シュランバージェの謎めいた海のシンボルに命を吹き込み、新たな解釈を与えています。「シーアネモネ」ペンダント (ブルー キュプリアン エルバイト トルマリン、ターコイズ、ダイヤモンド、18Kホワイトゴールド/©Tiffany & Co.しばしば海の花と形容されるシーアネモネのテーマは、この生物の器用なフォルムに敬意を表しています。ダイヤモンド、ブルー キュプリアン エルベイト トルマリン、ターコイズをセットしたブレスレットなど、非常に斬新なデザインのメカニズムが特徴で、繊細な動きと躍動感を感じさせます。また、キューレットを表に向けてダイヤモンドを逆さにセッティングし、トゲのあるテクスチャーを表現した作品もあります。「シーアネモネ」ブレスレット (ブルー キュプリアン エルバイト トルマリン、ターコイズ、ダイヤモンド、18Kホワイトゴールド)/©Tiffany & Co.ダイヤモンドと10カラットを超える印象的なブルー キュプリアン エルバイト トルマリンをあしらったシェル ネックレス、23カラットを超える未処理のオレンジ サファイヤをあしらったパイシーズ ネックレス、合計37カラットを超える未処理のパープル サファイヤとダイヤモンドをあしらったコーラル ネックレス、ダイヤモンドと22カラットを超える未処理のグリーン キュプリアン エルバイト トルマリンをあしらったスターフィッシュ ペンダントなど、注目すべき作品の数々が展開されます。「コーラル」ネックレス (パープル サファイヤ、ダイヤモンド、プラチナ、18Kイエローゴールド)/©Tiffany & Co.ティファニーのジュエリー&ハイジュエリー部門のチーフ アーティスティック オフィサーであるナタリー・ヴェルデイユは、「本コレクションは、自然の模倣と様式化、表現と具象、写実と抽象の間のダンスです。海にインスパイアされた傑作の数々は、ジャン・シュランバージェの豊かな創造性を讃えるものです。私たちは半世紀前に考案された見事な作品に命を吹き込み、夢のような新しい言語を生み出しました。」と語っています。「ブルー ブック 2023:アウト オブ ザ ブルー」フォール コレクションは、今秋に開催されるハイジュエリーの祭典で発表します。
2023年10月14日ディスコード ヨウジヤマモト(discord Yohji Yamamoto)から、「チューリップ(TULIPS)」モデルの新作バッグが登場。2023年10月11日(水)より、ディスコード ヨウジヤマモト伊勢丹新宿店にて販売される。4種のツイード生地を配したバッグ新作バッグのモデルは、ハンドルを持った際に、少し捻った底と合わさって生まれる自然なドレープが花のつぼみのようなバッグ「チューリップ」。2種のハンドル持ち替えと、取り外し可能なショルダーストラップがセットとなる3WAY仕様だ。またハンドルに付いたリングには、カードホルダーやキーリングを取り付けることが可能である。ボディには、パターンだけでなく大きさも異なる4種類の尾州ツイード素材を採用。あえて不規則に組み合わせることで、アシンメトリーな美しさを表現している。なお今回登場するバッグは、三越伊勢丹のアップサイクルプロジェクト「ピース de ミライ」の一環として発売される。【詳細】ディスコード ヨウジヤマモト 新作バッグ発売日:2023年10月11日(水)取扱店舗:ディスコード ヨウジヤマモト伊勢丹新宿店住所:東京都新宿区新宿3-14-1 本館1階価格:165,000円※無くなり次第販売終了【問い合わせ先】TEL:03-3352-1111(伊勢丹代表番号)
2023年10月13日国内外で「まるで一本の映画のようだ」と高い評価を受けている豊田徹也さんの漫画『アンダーカレント』。その実写映画化で、主演を務めるのは真木よう子さん。どのシーンも、心の奥底にある苦しみを忘れずに演じました。「お話をいただく前に、私も“映画になるな”と感じながら原作を読んでいました。日常を描いたヒューマンドラマなので、奇抜な設定や展開がいらないですし、無理なく映画にできそうだなと。好きな漫画の映画化、しかも主人公ということで、断る理由がなかったです」真木さんが演じるかなえは、夫が失踪した後、なんとか家業の銭湯を再開させるが、ある想いをずっと秘めながら日常を送る。「かなえちゃんは、はたから見れば普通の生活に戻れたように思えるけど、苦しみを忘れていないし、そこから逃げてもいません。ずっと“アンダーカレント=心の奥底”に苦しみを抱えながら生きているということを大事に、どのシーンでも忘れてはいけないと思いながら演じました。私も、かなえちゃんが受けた衝撃ほどではないけど、ずっとここ(と胸に手を当てる)に残っている出来事があるんですよね。だから、かなえちゃんにも寄り添えるんです」かなえへの想いが溢れ、今泉力哉監督と意見がぶつかったことも。「一番かなえちゃんのことを知っているのは私という自負があったので、かなえちゃんの感情について今泉さんの解釈を聞き、“かなえちゃんのことをわかってもらえてない”と感じたシーンがあったんです。『それじゃ、この子がかわいそうじゃないですか』と訴えましたが、険悪になったということではないんです。双方『わかりました、ごめんなさい』という感じで、その場で終わったので安心を。私、切り替えが早いんですよ。この作品も撮影が終わったら役を引きずることなく『ウェ~イ!!お疲れさまでした~』って踊りながら帰ってましたから(笑)」失踪した夫・悟を演じるのは永山瑛太さん、銭湯に住み込みで働く男を演じた井浦新さん、探偵を紹介した友人役の江口のりこさんなど、芸達者が勢ぞろい。その中でも、現場でインパクトを残したのは…。「リリー(・フランキー)さんでしょう!全部持っていかれましたけどいいやと思って。あんな化け物みたいな人が来ちゃったら諦めるしかないです(笑)」チャレンジングだった撮影として選ぶのは、かなえが服を着たまま、水に飛び込むシーン。「映画全体にとって大切なシーンだとわかっていたので、いつも以上に頑張ったんでしょうね。鼻に何も詰めず背面から入って、浮かんで沈んでとやっていたら、3日間、塩素で鼻がやられ、匂いも味もしなくなってしまいました(笑)。この作品は水もそうなんですけど、静かな低いトーンの声だったり、銭湯のお湯だったり、音がすごくいいんです。スマホやテレビよりも、映画館で観たほうが鮮明に響いてくると思います。『アンダーカレント』を映画館で観たって言えば、“わかってる人感”が出て、きっとモテますよ(笑)」『アンダーカレント』かなえは夫の悟と銭湯を共同経営していたが、悟が突然、失踪を遂げる。うさんくさい探偵を雇い悟を探すが、知らなかった事実が次々と明らかに。音楽は細野晴臣。第42回バンクーバー国際映画祭出品作。10月6日全国公開。©豊田徹也/講談社©2023「アンダーカレント」製作委員会まき・ようこ1982年10月15日生まれ、千葉県出身。2014年の第37回アカデミー賞では、映画『さよなら渓谷』で最優秀主演女優賞、『そして父になる』で最優秀助演女優賞をW受賞。出演映画『大いなる不在』は来年公開。ブラウス¥61,600スカート¥124,300(共にTory Burch/トリー バーチ ジャパン TEL:0120・705・710)アクセサリーは本人私物※『anan』2023年10月11日号より。写真・内山めぐみスタイリスト・藤井希恵(THYMON Inc.)ヘア&メイク・Miyuki Ishikawa(B.I.G.S.)インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2023年10月10日ホラー映画『サンクスギビング』が、2023年12月29日(金)に全国公開される。イーライ・ロスによる幻のフェイク予告が長編映画化映画『サンクスギビング』は、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などアカデミー賞を受賞している監督クエンティン・タランティーノと、『シン・シティ』などを手掛けたロバート・ロドリゲスが共同で監督を務めた作品『グラインドハウス』にて上映されたイーライ・ロスによるフェイク予告編『感謝祭(Thanksgiving)』を長編映画化したもの。イーライ・ロスが自らの手により、16年の時を経て“感謝祭”の一夜を恐怖に陥れる。映画『サンクスギビング』の舞台となるのは、“感謝祭”発祥の地とされるアメリカ・マサチューセッツの田舎町。感謝祭は、家族や愛する人々と共に、収穫や恩恵に感謝し祝福する一年で最も盛大な祝祭のひとつだ。作中で描かれる不可解で凄惨な殺人事件の始まりは、町一番の大型量販店のブラックフライデー・セールでの暴動事件にて、ダイナーで働く女性が突如襲われ体を無残にも切断されたこと。しかし犯人は町の伝説の人物ジョン・カーヴァーの仮面を被っているせいで手がかりが掴めない。こうして、町は恐怖のどん底に突き落とされ、恐怖の感謝祭当日を迎えるのである。監督はイーライ・ロス映画『サンクスギビング』の監督を務めるのは、クエンティン・タランティーノが製作総指揮を務めたホラー映画『ホステル』の監督として大ブレイクを果たしたイーライ・ロス。そのほか、アマゾン奥地で食人族に捕らわれた若者たちを壮絶に描き、あまりの残虐性に物議をかもした『グリーン・インフェルノ』などを手掛けた。本作では、ホラー映画の鬼才とも称されるイーライ・ロスにより、感謝祭という饗宴の場が狂宴と化し、一夜が永遠のトラウマとなるような物語を描き出す。2025年には続編も公開なおイーライ・ロスは、映画について「これ以上の映画は撮れない。思い残すことはない」と断言。殺人シーンにかんしても最高の仕上がりを目指したと言い、「殺人シーンこそ名誉の印」と出来栄えに自信を見せている。そんなホラー映画をこよなく愛するイーライ・ロスが本気で作り上げた作品が、早くも続編公開が決定。シリーズ続編として、2025年に公開予定だ。映画『サンクスギビング』あらすじ感謝祭(=サンクスギビング)発祥の地マサチューセッツ州プリマス。一年に一度の祝祭に沸き立つ人々だったが、突如、ダイナーで働く女性が何者かに惨殺される事件が起こる。その後も一人、また一人と消えてゆく住民たち。彼らは皆、調理器具を凶器に、感謝祭の食卓に並ぶご馳走に模した残酷なやり方で殺害されていた。街中が恐怖のどん底に突き落とされるなか、地元の高校の仲良しグループのジェシカたちは、メイフラワー号でアメリカに渡った清教徒「ピルグリム・ファーザーズ」の指導者ジョン・カーヴァーを名乗る、謎のインスタグラムの投稿にタグ付けされたことに気づく。そこには豪華な食卓が用意され、自分たちの名札が意味深に配されていた。【作品詳細】映画『サンクスギビング』公開日:2023年12月29日(金)監督:イーライ・ロス脚本:イーライ・ロス、ジェフ・レンデル製作:イーライ・ロス、ロジャー・バーンボーム、ジェフ・レンデル出演:パトリック・デンプシー、アディソン・レイ、マイロ・マンハイム、ジェイレン・トーマス・ブルックス、ネル・ヴェルラーク、リック・ホフマン、ジーナ・ガーション配給:ソニー・ピクチャーズ エンターテインメント
2023年10月08日映画『クリード 過去の逆襲』の4K ULTRA HD、ブルーレイ&DVDが、明日10月4日(水) にリリースおよびレンタルがスタートする。本作は、『ロッキー』シリーズでシルベスター・スタローン演じる主人公ロッキー・バルボアの意志を受け継ぐ後継者、アドニス・クリードの物語を描くシリーズ第3弾。ボクシング界を制覇し充実した日々を送っていたアドニスが、⻑期間の服役を終えた幼なじみのデイミアンとの過去の因縁と向き合い、自らの未来を賭けた戦いに挑む姿が描かれる。4K ULTRA HD、そしてブルーレイ&DVDには『ロッキー』シリーズ、『クリード』シリーズファンにはたまらない豪華映像特典を収録。「撮影の舞台裏」では、主演・監督を務めたマイケル・B・ジョーダンをはじめスタッフやキャストの臨場感あふれる撮影の様子が収められている。飛行機との競争を試みるシーンから始まる映像についてマイケルは、「これを数年前に提案した時は驚かれたけど実現した」とコメント。「アクション!」の合図で、クラウチングスタートで走り出すと飛行機を相手に全力疾走。「最高だ。いい加速だった」と語る彼が、体当たりでこの作品の撮影に挑んでいる様子がよくわかる場面となっている。映像特典「撮影の舞台裏」よりまた、映像では「映画作りとはチームワークだ」と語る彼の制作に対する情熱やこだわりを感じることができる。ろう者の娘、アマーラ・クリードとの手話を使った対話シーンの撮影では、手話をすぐに覚え、さらにその出来栄えや改善点を確認するためにスタッフに意見を求めていたというマイケル。ミラ・デイビス・ケント(アマーラ・クリード役)も「“大丈夫、できるよ”って私を励まして、安心させてくれた」と、人柄も優れた人物であったことを語るなど、共演者のインタビューもたっぷりと収められている。ほかにも、撮影が何日にもかけて行われ、実際に殴られることもあるという過酷なファイトシーンや、飛行機を生身で引っ張る特訓、“飛行機牽引走”シーンの舞台裏に加え、本作で最大の敵となるジョナサン・メジャース演じるデイミアン・アンダーソンとの奮闘の様子を映した「かつてないライバル」や、劇場版からは削除された貴重な「未公開シーン集」も収録される。『クリード 過去の逆襲』グリーティング&15秒スポット<リリース情報>『クリード 過去の逆襲』10月4日(水) 4K ULTRA HD、ブルーレイ&DVDリリース同日ブルーレイ&DVDレンタルスタート●ブルーレイ&DVDセット(2枚組)価格:5,280円(税込)『クリード 過去の逆襲』ブルーレイ&DVDセット ジャケット【映像特典】・撮影の舞台裏・かつてないライバル・未公開シーン集●4K ULTRA HD&ブルーレイセット(2枚組)価格:7,480円(税込)※映像特典はブルーレイ&DVDセットと同じ内容になります。『クリード 過去の逆襲』4K ULTRA HD&ブルーレイセット ジャケット制作年:2023年 / アメリカ / 映倫:G / 本編116分公式サイト: Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved. CREED is a trademark of Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
2023年10月03日2002年に製作されたトム・クルーズ主演作『マイノリティ・リポート』が、イギリスで舞台化されることが分かった。原作はフィリップ・K・ディックの短編小説で、映画はスティーヴン・スピルバーグが監督。トムのほか、サマンサ・モートンやコリン・ファレルが出演した。舞台版の演出はマックス・ウェブスター、脚色はデヴィッド・ヘイグが手掛ける。映画版では、主人公はトム演じる犯罪予防局の刑事ジョン・アンダートンだったが、舞台版ではトムが演じたキャラクターは女性神経科学者のジュリア・アンダートンになるという。2050年、ジュリアは自身が開発した「プレ・クライム(犯罪前)プログラム」の次の段階に着手するところだった。そのプログラムは、犯罪に手を染める前の犯人をキャッチし、拘束するものだ。しかし、ジュリア自身がこれから犯罪を起こす人物として告発され、自身のシステムから自分を守るために時間との闘いを強いられる。ヘイグは「史上最高のSFストーリーを基に、この未来的なスリラーを舞台用に書くことは、私にとって最もエキサイティングな挑戦でした」と語っている。世界初上演は2024年2月16日にノッティンガム・プレイハウスにて迎える。同劇場での上演は3月9日までで、その後バーミンガム・レパートリー・シアター、リリック・ハマースミスで上演される。(賀来比呂美)
2023年09月29日土田世紀の漫画『かぞく』を実写映画化。映画『かぞく』として、2023年11月3日(金・祝)に公開される。主演は、吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介(登場順)。漫画家・土田世紀の“未完の絶筆”を実写映画化『かぞく』の原作者である漫画家の土田世紀は、17歳で漫画家デビューを果たし、代表作『未成年』『編集王』『雲出づるところ』をはじめとする漫画作品を世に送り出した。『同じ月を見ている』では、平成11年度文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞している。しかし、人気作家としてのキャリアを積み重ねていた中、土田世紀は2012年に突然この世を去ってしまう。漫画『かぞく』は、松本大洋をはじめ、多くの漫画家に影響をもたらした土田世紀の生き様を色濃く描く、未完の絶筆作品だ。4人の男を主人公に“現代家族”の姿を描く実写映画そんな『かぞく』を、実写映画化。監督は、澤田石和寛として映画『十三人の刺客』『るろうに剣心』シリーズやCMの衣装デザイン、キャラクターデザインを手掛けるかたわら、写真作家、映像作家としても活動し、本作が長編デビュー作となる澤寛(Kan Sawa)が務める。『かぞく』のなかで描かれた5つのエピソードをベースに、監督・澤寛自身の生い立ちや経験を織り交ぜつつ、現代家族を包括的に描く映画作品を作り上げた。映画版では、土田世紀が描いた『かぞく』の物語を、旧来続く家族構造の特徴である家父長制家族の諸問題から生まれた物語であったとして、“4人の男”の“4つの家族”を描写。それぞれの家族が複雑に絡み合い、喪失から再生へと向かう様を静かに描きながら「家族とは何か」を問いかける。旧来の家族構造から「核家族」を軸に、「婚姻関係」「親子関係」「血縁関係」「法や倫理に背いた関係」「父とは」「母とは」「子とは」といったテーマを各エピソードに振り分けて描いていく。主演は吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介(登場順)実写映画版『かぞく』では、吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介(※)といった4人の俳優を主演に迎える。(※)記載は登場順。主人公・マコト…吉沢亮父が失踪し、母と二人で住み慣れた街を離れて新しい街へと向かう。覚悟を決めたような表情で何かを海へと捨てるマコト。その選択が引き起こす未来とは?主人公・ケンジ…永瀬正敏内縁の妻・ハルカと密やかな生活を送る。劇中には、泣き叫ぶ妻・ハルカを後ろからきつく抱きしめるケンジと、その後に時効間近の指名手配犯のニュースが流れる場面も。主人公・タケオ…小栗旬妻を亡くし、男手一つで2人の子供を育てていた。主人公・ユウイチ…阿部進之介久しぶりに帰った実家で自分の名前を呼ぶ白いワンピースを着た女に出会い、森に誘われていく。独自の世界観を紡ぐ音楽と映像美音楽には舞台音楽家である棚川寛子を起用。SPAC 静岡県舞台芸術センター芸術総監督である宮城聰の協力のもと、SPACの音楽演奏と共に、映画の外から映画へ介入する「声や息の出演」という独自の表現により、映画へ音楽と息を吹き込む。サウンドデザインはアピチャッポン・ウィーラセタクンの『世紀の光』『ブンミおじさんの森』『メモリア』などに参加してきた清水宏一が担当し、独自の世界観を紡いでいく。また、撮影は山本英夫が担当し、秋田と千葉を中心としたロケーションから日本の風土を映し出す。風景の織りなす神秘的な映像美に注目だ。映画『かぞく』あらすじ父が失踪したマコトは、母と二人、住み慣れた街を離れて新しい街へと向かう。内縁の妻と密やかに生活を送るケンジ、その妻ハルカはある秘密を抱えていた。妻を亡くし、父1人で2人の子供を育てるタケオは、子供たちと海へドライブに出かけた。久しぶりに実家へ帰ってきたユウイチは、自分の名を呼ぶ女性に森の中へといざなわれていく。【詳細】映画『かぞく』公開日:2023年11月3日(金・祝)劇場:テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷出演:吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介、鶴田真由、渡辺真起子、福島リラ、秋吉久美子、込江大牙、粟野咲莉、田代輝、根岸季衣、野口雅弘、瀧内公美、片岡礼子、山口馬木也※主演キャスト4名の記載は登場順。原作:土田世紀『かぞく』(日本文芸社刊)脚本・監督:澤寛編集・衣裳デザイン:澤寛音楽:棚川寛子演奏:SPAC音楽制作特別協力:宮城聰サウンドデザイン:清水宏一撮影:山本英夫
2023年09月28日山田太一の長編小説『異人たちとの夏』を再映画化した『異人たち』が、2024年4月19日(金)に公開される。監督は、アンドリュー・ヘイ。山田太一の長編小説『異人たちとの夏』を再映画化『異人たちとの夏』は、1987年に出版され、第1回山本周五郎賞を受賞した山田太一の長編小説。とある男とこの世を去った異界の人々とのひと夏の出来事を美しく幻想的に描いた作品だ。1988年には監督・大林宣彦によって、風間杜夫、名取裕子、片岡鶴太郎、秋吉久美子の出演で映画化。2003年には英訳され海外でも刊行された。監督はアンドリュー・ヘイ、現代のイギリスを舞台にそんな『異人たちとの夏』を、『荒野にて』『さざなみ』などを手掛けてきた監督・脚本家のアンドリュー・ヘイが再映画化。山田太一のオリジナリティ溢れたストーリーに、アンドリュー・ヘイならではの感性あふれる脚色と演出を加え、現代のイギリスを舞台とした英語作品として再び映画化する。本作は、第81回ゴールデングローブ賞においてドラマ部門主演男優賞にアンドリュー・スコットがノミネートされるなど、映画賞レースにおいても圧倒的な存在感を示した。愛と喪失の物語映画『異人たち』で描かれるのは、死別した両親との交流、ミステリアスな隣⼈との恋の⾏⽅。愛と孤独、喪失と再⽣、さらにはセクシュアリティーといったテーマも内包されており、観る者の奥底にある記憶や郷愁を呼び覚ますだろう。『1917 命をかけた伝令』のアンドリュー・スコットなど出演には、『1917 命をかけた伝令』や『007:スペクター』に出演したアンドリュー・スコットをはじめ、ポール・メスカル、ジェイミー・ベル、クレア・フォイらイギリス・アイルランドが誇る名優たちが名を連ねる。アダム…アンドリュー・スコットロンドンのタワーマンションに暮らす、ゲイ男性の脚本家。12歳の頃に死別した両親の思い出を軸に、脚本を執筆している。30年前に負ったそのトラウマゆえに誰かを愛することさえ忘れていたが、思いがけない両親との交流によって⼦供時代に回帰していく。ハリー…ポール・メスカルアダムと同じマンションで暮らす謎めいた住人。どこか儚げな空気が感じられる⼀⽅で、少年のような無邪気さも併せ持っている。アダムと互いの孤独を感じ取り、次第に距離が近づいていく。アダムの両親…ジェイミー・ベル、クレア・フォイアダムが12歳の時に交通事故で亡くなった。映画『異人たち』あらすじロンドンのタワーマンションで暮らすアダムは、12歳の時に交通事故で両親を亡くした40代の脚本家。それ以来、孤独な⼈⽣を歩んできた彼は、在りし⽇の両親の思い出に基づく脚本に取り組んでいる。そして幼少期を過ごした郊外の家を訪ねると、そこには30年前に他界した⽗と⺟が当時のままの姿で住んでいた。その後、アダムは⾜繁く実家に通って⼼満たされるひとときに浸る⼀⽅、同じマンションの住⼈である謎めいた⻘年ハリーと恋に落ちていく。しかし、その夢のような愛おしい⽇々は永遠には続かなかった…。【作品詳細】映画『異人たち』公開日:2024年4月19日(金)監督:アンドリュー・ヘイ原作:『異人たちとの夏』山田太一著(新潮文庫刊)出演:アンドリュー・スコット、ポール・メスカル、ジェイミー・ベル、クレア・フォイ配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン原題:ALL OF US STRANGERS©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年09月18日『荒野にて』『さざなみ』のアンドリュー・ヘイ監督が山田太一の小説「異人たちとの夏」を映画化した『All Of Us Strangers』(原題)が邦題『異人たち』として2024年春に公開されることが決定した。夜になると人の気配が遠のく、ロンドンのタワーマンションに一人暮らす脚本家アダム(アンドリュー・スコット)は、偶然同じマンションの謎めいた住人、ハリー(ポール・メスカル)に出会い、ありふれた日常に変化が訪れる。ハリーとの関係が深まるに従って、アダムは遠い子どもの頃の世界に引き戻され、12歳の時に交通事故で亡くなった両親(ジェイミー・ベル、クレア・フォイ)が、そのままの姿で目の前に現れる。想像もしなかった再会に固く閉ざしていた心が解きほぐされ、代え難い安らぎの時を過ごすが、その先には思いもしない世界が広がっていた…。1987年に出版され、第1回山本周五郎賞を受賞した、日本を代表する名脚本家・作家、山田太一の長編小説「異人たちとの夏」(新潮社刊)。1988年には大林宣彦監督の手によって、風間杜夫、名取裕子、片岡鶴太郎、秋吉久美子の出演で映画化され、大ヒットを記録した。2003年には英訳され海外でも刊行されている。本作は、現地時間8月31日にアメリカ、テルライド映画祭にて、世界初お披露目となるワールドプレミア上映が行われた。海外評は絶賛の声に溢れ、RottenTomatoesでも94%fresh(17reviews 9/13現在)を記録、「テルライド映画祭で最も成功した映画」「本年度アカデミー賞に絡むこと間違いなし」と早くも注目を集めている。出演にはアンドリュー・スコット(『1917 命をかけた伝令』、『007 スペクター』)、ポール・メスカル(『ロスト・ドーター』)、ジェイミー・ベル(『リトル・ダンサー』、『ロケットマン』)、クレア・フォイ(『ファースト・マン』、『ウーマン・トーキング 私たちの選択』)ら、イギリス・アイルランドが誇る名優たちが名を連ねており、繊細かつリアリティに溢れた、胸を打つ演技で観るものを魅了する。公開情報と併せてティザービジュアルも解禁。大都市のタワーマンションに住む孤独な住人を照らす光と、謎めいたシルエットが美しいビジュアルとなっており、現実と夢の間、現在と過去のグラデーションを映し出すかのような儚く幻想的な仕上がりだ。日本を代表する名作を、ヘイ監督がイギリスを舞台に新たに蘇らせた本作。これから起こる物語に期待が膨らむビジュアルになっている。『異人たち』は2024年春、公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月15日全世界の販売数が累計9000万本を突破したプレイステーションのゲームソフト『グランツーリスモ』が、ハリウッドで映画化され、いよいよ9月15日(金)から日本公開となる。先行して8月25日(金)に封切られた全米では、興行収入が1740万ドル(約25億円)を超え、公開週末の興行ランキングで1位に躍り出た。日本発のゲームソフトの映画化といえば、最近爆発的にヒットした『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』や、『バイオハザード』シリーズが思い浮かぶけれど、本作は、ゲームそのものの世界を描いたそれらとは発想がちがう。これは、ヒューマン・ストーリー、実は、熱血感動スポーツ・ドラマなのだ。『グランツーリスモ』『グランツーリスモ』は、リアルなクルマの動きを再現し、カー・ドライブの楽しさを味わうゲーム、いわゆるドライビング・シミュレーターだ。そこがキモ。もちろん、このバーチャルドライブの世界をとことん映画化することもありだと思うが、この作品はそうではない。このゲームにハマって技術を習得した、いわばバーチャルのプレイヤーが、リアルのレーシングドライバーになり活躍したという、前代未聞の実話を映画にしている。ル・マン24時間耐久レースでの活躍は、カーレースファンのあいだでは、ついにそういう時代がきたか、と話題になったできごとだ。まさにドリーム・カム・トゥルー。ちょっと信じられないけれど、あるんだね、こういうことが。ストーリーは、かなりエンタテインメント仕立てになっているが、ほぼ事実に基づいている。2008年に、日産、プレイステーション、ポリフォニー・デジタル(ソフト開発会社)が手を組み、革新的なドライバー発掘・育成プログラム「GTアカデミー」を設立する。世界中からゲームのすご腕プレイヤーを集めて、プロドライバーに仕立てる、というもの。ここから育ったひとりがヤン・マーデンボロー。この映画の主人公だ。ヤン(アーチー・マデクウィ)はイギリスの労働者階級の家庭で育った高校生。子供のころからレーサーに憧れていた彼は、たちまち『グランツーリスモ』に夢中になった。ゲームばかりして…と心配する家族をよそに、どんどんのめり込んでいく。ある日「GTアカデミー」の話を聞きつけ、地区予選から参戦。見事に勝ち抜き、アカデミーに選出されるが、そのリアルレーサーへの道は、予想をはるかに超えるものだった。そのヤンと、プロジェクトの発案者で日産のマーケティング担当ダニー・ムーア(オーランド・ブルーム)、そして、かつて伝説的なレーサーだったチーフ・エンジニアのジャック・ソルター(デヴィッド・ハーパー)、この3人それぞれの思いが絡みながら物語は進行していく。17インチのモニターでしかレース運転経験のないゲーマーのヤン。何千回とドライブシミュレーターで経験しても、運転席に乗り込んで、時速320kmの、まるでロケットに乗るような体感はリアルでないとわからない。ゲームなら「ゲームオーバー」ですむけれど、「コースアウトをしたら死を意味する」のが現実のレースだ。また、ゲーマーがリアルドライバーになることへの、業界関係者の反発、反感は相当なもので。競争相手からは「シムレーサー(ごとき)が」という言葉が頻発される。チーフ・エンジニアのジャックですら、最初は「できるわけがない」と思っている。味方になるはずの家族も、ゲームばかりやってないで…から、そんな危険なことを…にスタンスは変わるが、理解が得られるまでには時間がかかる。そんな、イノベーターに押し寄せる周りの不理解との戦いも、うまく描かれている。最大級の危機にも直面し、周囲のバックアップと死に物狂いの努力の末に栄光を勝ち取る。まさに王道のスポーツ映画。米映画サイトCinemablendは「レースカーが出てくる『ロッキー』」と評している。監督は、エイリアンが地球に住み着いてしまうSF『第9地区』で知られるニール・ブロムカンプ。実は、日産のGT-Rを3台も所有する大のクルマ好き。この作品でもっともこだわったのは、現実世界、つまり、究極のリアルさだ。走行シーンの撮影は実際のサーキットで、本物のレーシングカーが使われた。スロバキア・リンク、ドバイ・オートドローム、オーストリアのレッドブルリンク、ハンガリーのハンガロリンクではル・マンのレースシーンも撮影されるなど、モータースポーツファンならよく知るコースが多数登場する。車両もさまざま。極めつけは、実際のヤン・マーデンボロー本人が、スタントドライバー役をつとめていることである。撮影方法もかなりのこだわりようだ。コックピットの内外から「高速で追いかける車のフロントの低い位置にあるリモートヘッドのカメラを使い、地面の上、数センチの所から外側を撮ることで、競り合う車同士のスピード感が非常によく伝わる映像が撮れた」と監督。フルスピードで走るマシーンを追う空からの撮影は、ドローン・レーシングで使用されるFPVドローンと、カーレースのTV中継などでも使用されるシネマティック・ドローンが使われた。この迫力が圧巻だ。国際的なカーレースを扱った映画では、ジョン・フランケンハイマー監督の『グラン・プリ』が今でも人気の一本だ。F1モナコグランプリが舞台。日本チームを率いる、三船敏郎が演じた本田宗一郎を思わせる自動車会社社長の存在が印象的だった。本作でもひとり、カッコいい大人の日本人がでてくる。『グランツーリスモ』の開発者、山内一典。平岳大が演じている。この映画、クルマ好きにはレースシーンの大迫力を満喫してほしいし、ゲーム好きは「すごいでしょ」とちょっと自慢げに楽しんでほしい。その両方に明るくない映画ファン(私含め)は、熱血スポーツものとして感動できます。文=坂口英明(ぴあ編集部)【ぴあ水先案内から】真魚八重子さん(映画評論家)「……まさに正統派スポ根映画に仕上がっていて、夢や挫折、事故からの再起といった定番がすべて詰まっており、意外にも泣かされてしまうのである。……」真魚八重子さんの水先案内をもっと見る()
2023年09月11日