佐村河内守の“ゴーストライター騒動”で、そのゴーストライターとして暗躍し、大きな注目を集めた作曲家・新垣隆が、今春公開される映画『ソロモンの偽証』の応援大使に就任したことが発表された。さらに、トークアプリ「755」で中学生から質問を受けつける“大人の相談室”を開設することも明らかとなった。映画『ソロモンの偽証』は、ベストセラー作家・宮部みゆきが構想15年・執筆に9年もの歳月を費やしたという同名ミステリー巨編を、成島出監督をはじめとする『八日目の蝉』チームが再結集し、2部作で映画化したもの。物語は大雪に見舞われたクリスマスの朝ーー雪の校庭に転落死した男子生徒、柏木卓也が発見される。警察は自殺と判断したが、殺人の目撃者を名乗る告発状が学校に届く。告発された容疑者はクラスメイト。過熱するマスコミ報道、無力な学校と親、新たな殺人計画…。そして犠牲者がひとり、またひとりと増えていく中、「もう大人たちには任せておけない」と、遺体の第一発見者である生徒のひとり、藤野涼子の発案で学校内裁判が開廷されることに…。本作では、真実を追い求め葛藤する中学生たちがメインとして描かれるが今回、新垣さんはそんな中学生たちを応援するための応援大使として公開初日まで活動することとなる。さらに、2月26日(木)より先述したトークアプリ「755」にて「ソロモンの偽証応援大使新垣隆」の名で登録。嘘にまつわる話や葛藤など、中学生からの質問を募集し、3月5日(木/18:30~19:30を予定)に本人自らが質問に答えていくとのこと。新垣さんは、今回の企画について「自分が中学生だった頃から30年の月日が経ち、髪の毛は随分薄くなってしまいましたが、心の気持ちはその頃と今とで何ら変わっていないという事に、今ふと気がつきました。皆さんと共に考えるという事は、自分の中に存在するかつての中学生の私と対話する、という事でもあります。ぜひ皆さんの思いを聞かせてください」とコメントを寄せている。嘘から逃げない男が、中学生たちの想いにどんな言葉で応えるのか…注目が集まりそうだ。『ソロモンの偽証前篇・事件』は3月7日(土)より、『ソロモンの偽証後篇・裁判』は4月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ソロモンの偽証前篇・事件 2015年3月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会ソロモンの偽証後篇・裁判 2015年4月11日より全国にて公開(C) 2015「ソロモンの偽証」製作委員会
2015年02月26日英国ジャガー・ランドローバーはこのほど、ドライバーに360度の視界を提供する「360度バーチャル・アーバン・ウインドスクリーン」と、ゴーストカーのバーチャル映像を追走する新コンセプトのカーナビの開発研究プロジェクトを公開した。「360度バーチャル・アーバン・ウインドスクリーン」は、ルーフを支えるピラーに視界を遮られることなく、ドライバーに車の周囲360度の視界を提供する技術。車外に取り付けたカメラで撮影したライブ映像を、各ピラーの車内側の表面に埋め込んだスクリーンに映し出すことで、死角となるAピラー・Bピラー・Cピラー部分を可視化する。これにより、車の周囲全方向にいる歩行者、自転車、車両が見えるようになる。また、トランスパレント・ピラーと先進的な高品質ヘッドアップ・ディスプレイを組み合わせることで、フロントガラスに道路を通過する人の動きを明るくハイライトして映し出し、ドライバーの注意を喚起する。このシステムはドライバーが方向指示器を点滅させた際や、追い越し時に後方を確認するために頭を動かした際、あるいは車が交差点にさしかかった際に、左側もしくは右側のピラーを自動的に透明化するようになっている。あわせて混雑した市街地でのナビゲーションをサポートする「フォローミー・ゴーストカー・ナビゲーション」についても開発を進めていることを発表した。ゴーストカーなるバーチャル映像をフロントガラスに投影し、ドライバーがその後について走る新しいコンセプトのカーナビゲーションシステムだ。
2014年12月19日来年の2月8日(金)に公開されることが決定している二コラス・ケイジ最新主演作『ゴーストライダー2』のメイキングシーンやキャストへのインタビューをおさめた特別映像が公開された。『ゴーストライダー2』特別映像本作は、『スパイダーマン』や『トランスフォーマー』『アベンジャーズ』など映画版が大ヒットを記録しているマーベル・コミックの人気キャラクターで、地獄の炎に包まれたヘルバイクに乗り、悪と戦うダークヒーローの活躍を映画化した『ゴーストライダー』(07)の続編。父親を死から救うために悪魔と契約し、自らの中にゴーストライダーを宿してしまったジョニー・ブレイズ(ケイジ)が、悪魔に狙われた少年を助け、自らの呪いを解くために戦う姿を描く。このほど公開された映像には、リアリティと緊迫感漂う映像を追求し、CGをなるべく使用しないという監督のこだわりから、スタントもアクションもすべてキャスト自らが挑んでいる撮影風景や、ケイジ、マーク・ネヴェルダイン監督、ブライアン・テイラー監督らのインタビューがおさめられている。また、ケイジ本人が自らデザインしたというドクロのようなメイクと目を真っ黒に見せるコンタクトレンズを装着し、スタントマンなしにゴーストライダーを演じている姿が映し出されている。インタビューでケイジは、メイクコンセプトについて「テイラーとまずゴーストライダー像を明確にしていった。古代エジプトのファラオ王の絶対的で他人を寄せ付けないイメージに、動物的な雰囲気も取り入れたかった」と語っている。映画ではCG処理で炎に燃えるドクロになるのでニコラスの表情は全く見る事ができないにも関わらず、なぜそこまでこだわったのだろうか。理由は「共演者のリアクションを引き出すため。ゴーストライダーはいわば堕天使だ。人間とはかけ離れているため恐怖を与える存在でなければならない。僕自身と共演者のイマジネーションを膨らませストーリーにのめり込ませるために必要だった」。監督同様にリアリティを求めたケイジの気合いあふれる本作に期待したい。『ゴーストライダー2』2013年2月8日(金)丸の内ピカデリー他全国ロードショー文:塚野清香
2012年12月20日地獄の炎に包まれたヘルバイクに乗り、悪と戦うダークヒーローの活躍を描く『ゴーストライダー2』のヒット祈願イベントが19日、東京・港区の愛宕神社で行われ、本作の配給・宣伝スタッフ、さらにドクロヘルメットをかぶったライダーの面々が参加した。その他の写真本作は、マーベルコミックの人気キャラクターを描いた『ゴーストライダー』(2007年公開)の続編。父親を死から救うために悪魔と契約した主人公ジョニー・ブレイズは、自身の中に巣食う悪魔=ゴーストライダーに苦しめられる。そんな彼のもとに「運命を背負った少年を救えば、呪いが解ける」という吉報が届くが…。「このキャラクターを愛してやまない」と語るニコラス・ケイジが主演を続投し、『アドレナリン』や『GAMER』などスタイリッシュなアクション演出に定評のあるマーク・ネヴェルダイン氏とブライアン・テイラー氏が監督を務める。ヒット祈願の場所として選ばれた愛宕神社は、23区内で自然の地形としては一番高い標高26メートルの愛宕山山頂にあり、「駆け上がれば出世する」長い石段で知られる。それだけに映画界の頂点を極めたい本作のヒットを祈願するには、うってつけの場所。さらに火の神・火産霊命(ほむすびのみこと)を祭っており、公開日まで「燃える、燃える」と連呼しなければいけない宣伝チームにとっては、「とはいえ火に対し、無神経になってはいけない」という自戒の念を胸に刻む目的もあったという。約15分間のお祓いを受けた関係者は、一同神妙な面持ちでヒット&火の用心を祈願していた。『ゴーストライダー2』2013年2月8日(金)から丸の内ピカデリー他全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2012年11月19日ニコラス・ケイジ主演作『ゴーストライダー2』が来年2月に公開されるのを記念して、映画界で初となる“しゃべるチラシ”が公式サイトで公開されている。その他の写真本作は、マーベル・コミックの人気キャラクターを映画化した『ゴーストライダー』の続編。父親を死から救うため悪魔と契約し、自らの中にゴーストライダーを宿してしまったジョニー・ブレイズ(ニコラス・ケイジ)が、悪魔に狙われた少年を助け、自らの呪いを解くために戦う姿を描く。“しゃべるチラシ”は、本作の宣伝チームが「よりシンプルに、よりスムーズに本作の魅力を伝えたい」という想いで始めた企画で、通常のように印刷された文面や写真を見るのではなく、動画でチラシの内容をより詳しく、よりダイレクトにPRするもの。閲覧方法は映画公式サイト内の“しゃべるチラシ”ボタンをクリックするだけ。“赤ペン瀧川先生”こと瀧川英次が、しゃべるチラシプレゼンターとして登場し、本作の基本情報や魅力を熱く語っている。ちなみに“しゃべるチラシ”は現在、第1弾のコンテンツが公開されているが、以後も第2弾、第3弾を予定しており、続けて観ることで、より深く『ゴーストライダー2』の世界を予習できる仕組みになっているという。『ゴーストライダー2』2013年2月8日(金)丸の内ピカデリー他全国ロードショー
2012年10月24日新しい韓国映画ブームをもたらした大ヒット映画『猟奇的な彼女』や韓国ラブコメ部門興行成績No.1を記録した『過速スキャンダル』に主演する、韓国を代表するコメディ俳優チャ・テヒョン。人に振り回されるような男ばかり演じてきた彼主演の最新作、『ハロー!? ゴースト』のオフィシャルインタビューが行われた。チャ・テヒョンが劇中で演じているサンマンは、彼のキャリアの集大成といっても過言ではない。4人の個性豊かなゴーストに取り憑かれる主人公として、表情、口調、ジェスチャー、アドリブを変幻自在に演じ分ける。これまでのどの作品よりもキャラクター研究に力を注いだという神がかったコメディ演技、俳優としての真骨頂の演技は見逃せない!海外映画祭でも高く評価され、スイス・ヌシャテル国際ファンタスティック映画祭で最優秀アジア映画賞受賞、ここ日本でも2011年福岡アジア映画祭でグランプリを受賞した、韓国コメディとして大注目の映画だ。それでは、本作のストーリーと、そして出演するチャ・テヒョンとヒロイン役カン・イェウォン、監督のキム・ヨンタクのインタビューを紹介しよう。ストーリー生きる希望を失ったサンマンは何度も自殺を図るが、なぜかいつもうまくいかない。ある日、運ばれた病院で目覚めたサンマンは、4人の一風変わったゴーストにとり憑かれてしまったから、さぁ大変!!彼らを成仏させるため、仕方なく願いごとを叶えてあげることに。そんなとき、病院で出会った看護師ヨンスにひとめぼれ。偶然か必然か、ゴーストの願いごとを叶えていくうちに、ヨンスとの距離が近づいていくが…。そして、最後の願いごとを叶えたサンマンに訪れる、人生最高のサプライズとは!?"人生の孤独"と“大切な人がそばにいる幸せ”という普遍的なテーマを笑いと感動で描いた本作は、「大笑いしながら、今生きていることへの幸せを感じることができるコメディを作りたい!」というキム・ヨンタク監督のメッセージどおり、人生の愛おしさに気づかせてくれる。たくさん笑って、思い切り泣けて、人生を変える感動がここにある!インタビュー 主演チャ・テヒョン●この映画の出演を決めた理由は?チャ: コメディでありながら、とてもシナリオが良く練られていて内容が深かった。コメディ作品で、内容が薄くて俳優にだけ依存するような作品だとついオーバーリアクションになりがちだけど、今回はまったくそうではなかったですね。●今回は1人5役に挑戦でしたが、いかがでしたか?チャ:これまでも「チャ・テヒョンがワンマンショーをしている」とずいぶん言われてきましたが、今回はそんなレベルじゃないです。一人で担う役割があまりにも大きかったですね。ゴーストたちの登場シーンが多いと思っていたのに、僕が演じないといけない場面が多かったんです。シナリオを読んだ時は、CGで処理するんだろうなと想像していたのが、とんでもない!全然違ったんです!なんの特殊効果もなく、ゴーストたちが乗り移って、そして出て行くのをすべてひとりで表現しないといけなかった。もちろん効果音ぐらいはつけてくれたでしょうが(笑)。●意外ですね。CGをたくさん使っていたように思えました。チャ:キム・ヨンタク監督はこれまでのゴースト映画と差別化するために、生きている人間となんら変わらないゴーストを望んでいたんです。僕が4人のゴーストをおんぶして歩く場面があるのですが、4人の俳優たちを全員ワイヤーで吊るして本当におんぶしたんですよ!ワイヤーの線を消すところはCG処理をしてますが。私よりもおんぶされているほうが苦労したはずです。特に体重の重いコ・チャンソクさんはさぞかし大変だったと思いますよ。インタビュー ヒロイン役 カン・イェウォン●完成した映画を初めて見たとき、いかがでしたか?カン:シナリオの段階で内容は全部知っていたはずなのに、試写では大泣きしました。監督の手腕がすばらしかったのだと思います。終盤のオチは本当に『シックス・センス』を超えるようなオチではないでしょうか(笑)。オチというか本当にシナリオの完成度が高かったのです。シナリオを一気に読んだときからすぐに出演したい、この監督と映画を撮りたいと思いました。私は観客の立場として自分が見たい映画に出演すると決めています。この映画がまさにそうでした。また、チャ・テヒョンさんはすべての女優たちが共演したいと思っている俳優です。私もずっと共演したいと思っていましたが、こんな形で実現するとは思っていませんでした。嬉しかったです。●撮影のテンションや感情を維持するため、実生活でもそのような雰囲気作りをするほうですか?カン:それはないです。私生活にそのような感情を持ち込むとエネルギーを奪われてしまうので、普段は何も考えず、撮影中だけ集中して入り込むよう心がけています。特にヨンスのようなキャラクターは気分の良し悪しがはっきりしておらず、その間をずっと維持していないといけないので、なおさらでした。インタビュー キム・ヨンタク監督●俳優陣の演技はいかがでしたか?キム:全俳優がやりにくい監督だと話していました。既存のコメディを撮るのとは違った演出をしますから。チャ・テヒョンさんもはじめはとても大変そうでした。普通の監督はもっと笑わせようとするはずが、私が抑えたのです。私が理解しているチャ・テヒョンという俳優はとても深みのある表情ができるのに、コメディ路線ばかりでとても軽く見えていて、ずっと惜しいなと思っていたのです。チャ・テヒョンさんにはこの映画を通して一番シリアスな表情を見せてあげると約束しました。作品情報『 ハロー!? ゴースト 』主演:チャ・テヒョン/コ・チャンソク/チャン・ヨンナム/カン・イェウォン ほか脚本・監督:キム・ヨンタク6月9日より 新宿武蔵野館ほかにて全国順次ロードショー(C) 2010 Water n Tree Pictures & Next Entertainment World Inc. All Rights Reserved.
2012年05月27日阿部力扮する作家志望の青年と、吉本芸人扮する文豪の幽霊たちが騒動を繰り広げるコメディ映画『ゴーストライターホテル』が17日(土)から公開するにあたり、短編集『ZOO』などで知られる作家の乙一(おついち)からコメントが届いた。その他の写真本作は、一度も小説を書き上げたことのない作家志望の青年が、アルバイト先のホテルに住みつく夏目漱石や太宰治など、文豪の幽霊たちと協力しあって文学賞を目指す物語。世界のナベアツをはじめ、ケンドーコバヤシ、カンニング竹山などのお笑い芸人が文豪になりきって登場する。本作の主人公が作家志望であることから、普段メディア露出の少ない乙一へのコメント取材が実現。乙一は17歳で作家デビューを果たし、2003年に連作短編集『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞を受賞。その後、短編集『ZOO』収録作や『暗いところで待ち合わせ』『きみにしか聞こえない』が映画化されており、映画への関心も高く本名で自主映画を制作するなど作家以外の活動も行っている。乙一は本作について「おもしろくて笑え、不意に泣けてくる。芸術上の父と、これからをつくる子どもたちの映画だ。書きかけの原稿に、誰しもいつかは向き合わなくてはいけないのだ」と評しており、笑いの要素だけではないことを物語っている。国内外の文学作品へのオマージュもたっぷり込められた本作は、17日(土)より公開。『ゴーストライターホテル』3月17日(土)シネマート新宿ほか全国ロードショー(C)テレビ朝日/吉本興業
2012年03月09日来たる12月12日(月)、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ジャパン・プレミアが開催される。誰もがそのタイトルを聞いただけで、そのスタイリッシュなテーマ曲を頭で鳴らし、胸を高鳴らせる超大作、『ミッション:インポッシブル』。前作から5年、全世界が待ち望んでいた、シリーズ第4弾『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』がいよいよそのベールを脱ぐ。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ジャパン・プレミア日程:12月12日(月)時間:18:30開場/19:00開演(予定)場所:TOHOシネマズ日劇ご招待数:10組20様応募〆切は11月27日。全世界が待ち望んだスパイアクション超大作、第4弾がいよいよ幕開けだ。 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ジャパン・プレミアに応募する
2011年11月24日公開中の映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』が韓国でも公開されることになり、11月23日、韓国のソウル市内で主演の松嶋菜々子、ソン・スンホンが記者会見を行った。1990年に公開された『ゴースト/ニューヨークの幻』を、舞台を日本に移して“アジア版リメイク”として作り上げた本作。主人公のカップル役に松嶋さんとスンホンという日韓を代表する2人をキャスティングしており、今月13日(土)の日本公開に続き、韓国でも公開されることに。この日は、北朝鮮による砲撃で韓国全土が緊張状態に包まれていたが、会場にはスチールカメラ100台、ムービーカメラ50台、韓国の記者約300人が詰めかけた。5年ぶりの訪韓となった松嶋さんは「みなさん、こんにちは、松嶋菜々子です。応援よろしくお願いいたします」と韓国語で挨拶。スンホンさんも「オリジナルを知っている方は、当時のことを思い出しながら、また、知らない若い世代の方には新しい映画として、このアジア版ゴーストを楽しんでいただきたいです」とメッセージを送った。記者会見の後には、大谷太郎監督と共にVIP試写会に出席。来場ゲストの中にはソ・ジソブ、キム・テヒ、チ・ソンほか、日本でも人気のある韓流スターの姿も見られた。会場には約400人の観客がつめかけ、黄色い声援が飛び交い、大きな盛り上がりを見せていた。『ゴーストもういちど抱きしめたい』は全国にて公開中。■関連作品:ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より全国にて公開© 2010「ゴ−スト」製作委員会■関連記事:松嶋菜々子&スンホン『ゴースト』アジア5か国公開決定アジア版『ゴースト』に7割以上の観客「泣けた」アジア版ならではの場面がツボ?松嶋菜々子、ミッドタウンのクリスマスイルミネーションに「ストーリー性あって素敵」日本でリメイクしてほしい作品を投票!『ゴースト』パンフレット&雪肌精を2名様にプレゼント松嶋菜々子インタビュー「しばらくラブストーリーをやっていなかったので…」
2010年11月24日松嶋菜々子と韓国俳優ソン・スンホンがW主演する映画『ゴースト もういちどだきしめたい』がアジア計5か国で公開されることが11月13日(土)、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で行われた初日舞台挨拶で発表された。パトリック・スウェイジとデミ・ムーア出演で世界的ヒットを飛ばしたラブ・ファンタジー『ゴースト/ニューヨークの幻』の舞台を日本に置き換えたアジア版。韓国では今月25日から公開されるが、新たに台湾、タイ、シンガポール、香港での公開が決定した(時期は未定)。韓国では大手配給が会社CJエンタテインメントの配給で、邦画としては最大規模の約100スクリーンで公開され、初日はスンホンが舞台挨拶に立ち、松嶋さんは訪韓しない予定。これまで100スクリーン規模で公開された邦画は『デス・ノート』、『日本沈没』などがある。初監督を務めた大谷太郎監督は「松嶋さん、ソンさん2人のラブストーリーがアジアに広がることになり、すごく嬉しい、ありがとうございます」と素直に喜び、「あと運天さん(※劇中で樹木希林さんが演じる霊媒師)が広がるのも嬉しい」とキャスト陣と会場の笑いを誘った。挨拶では、松嶋さんが「(劇中で)ムーミンの絵を描いたら、いろんな人に『菜々ちゃんヘタ?』と言われるんですけど、あれは設定なので」と苦笑いで弁解。共演の鈴木砂羽は「松嶋さんのムーミンは結構うまいです」とかばっていた。一方、スンホンは、日本映画初出演の経緯を改めてふり返り「最初は言葉の壁がかなり心配でしたが、人が人と出会い、愛の体験を交わすのは言葉ではないと思いました。とてもいい経験ができていま、とても幸せ」とはにかんだ。満場の女性ファンの大声援に終始、笑顔で応え、退場時には突然、熱狂的な女性ファンから舞台上にプレゼントがポーンと投げ込まれて足元に落ちたが動じることなく拾い上げ、朗らかな笑みを浮かべていた。ほかに樹木希林、子役の芦田愛菜が出席した。映画『ゴーストもういちど抱きしめたい』は全国にて公開中。シネマカフェSweet「『ゴースト もういちど抱きしめたい』特集 時を超えて愛されるストーリー」■関連作品:ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より全国にて公開© 2010「ゴ−スト」製作委員会■関連記事:アジア版『ゴースト』に7割以上の観客「泣けた」アジア版ならではの場面がツボ?松嶋菜々子、ミッドタウンのクリスマスイルミネーションに「ストーリー性あって素敵」日本でリメイクしてほしい作品を投票!『ゴースト』パンフレット&雪肌精を2名様にプレゼント松嶋菜々子インタビュー「しばらくラブストーリーをやっていなかったので…」森三中・黒沢と“夫婦”役の松山ケンイチ小雪との結婚の質問には…
2010年11月13日1990年に日本でも公開された『ゴースト/ニューヨークの幻』を、松嶋菜々子、ソン・スンホンを主演に迎え、アジア版として生まれ変わらせた『ゴーストもういちど抱きしめたい』。オリジナル版公開当時、事故で命を失った主人公がゴーストとなって恋人を守ろうとする純愛ストーリーに多くの観客が涙し、一躍“泣ける”映画の定番に。今回のアジア版の物語の大筋はオリジナルと変わりないが、“ゴースト”になるのが男性ではなく、ヒロインの方という大胆な設定変更もなされている。シネマカフェでは先日、女性限定で独占試写会を開催し、上映後にアンケートを実施。そこには予想外の(?)評価、感想が…。来場した観客の中で、すでにオリジナル版を観たことがある人は全体のおよそ8割。さすが全世界でヒットしただけのことはあるが、そうなると当然のことながらストーリー展開はすでに承知ということになる。その上で、「今回の『ゴーストもういちど抱きしめたい』を観て泣けましたか?」と尋ねると実に75%以上の人が「泣けた」と回答。あらかじめ物語の内容を知っており、それが世界的な名作となるとリメイク版を観て涙するところまではいかないのでは?…と思いきや驚きの調査結果が!「誰かを愛することの大切さを感じました。大切な人ともう一度観たい」(30代・女性)、「純愛 切ない 良かった」(20代・女性)と純愛に対して感動の声が多数寄せられた。何としてでも想いを伝えようとする七海(松嶋さん)と、彼女を失った後も変わらず愛し続けるジュノ(スンホン)――相手を想い合う2人の一途な姿に共感したという人が多かったよう。「ストーリーをすでに知っているから泣けない」のではなく、よく知っている“鉄板”のラブストーリーだからこそ泣ける、と女性から強く支持されたと言えるのかも。先述の男女逆転の設定を含め、オリジナル版、アジア版の間で異なる部分もあるが、「ハリウッド版とは違う部分も違和感なく良かった」(女性・30代)、「オリジナルのままのリメイクではなく、ストーリーのアレンジがあって“リメイク作品”というよりも“新作”として楽しめた」(20代・女性)など、違いを肯定的に捉える声も多く寄せられた。オリジナル版の屈指の名シーンとして、ろくろのシーンを思い浮かべる人も少なくはないはず。アジア版にもこのシーンが描かれていることは、先日開催された完成披露試写会の場で明らかになっているが、どのようにアレンジされているのかなど、オリジナルと比較しつつも堪能できるのもリメイク作の醍醐味であると言える。ちなみに「泣けた」と回答した人に、特にどのシーンで泣けたかを聞いたところ、およそ6割の人が同一の“あるシーン”を挙げていた。そのシーンは実は、今回のアジア版のみで描かれているシーン。数々の“泣きポイント”がある中で、最も強く観る者の心を打ったシーンが今回の新作ならではの場面というのは興味深いところであり、本作の完成度の高さを示す一つの証と言えるかも。どのシーンかは劇場でチェック!映画『ゴーストもういちど抱きしめたい』は11月13日(土)より全国にて公開。シネマカフェSweet「『ゴースト もういちど抱きしめたい』特集 時を超えて愛されるストーリー」■関連作品:ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より全国にて公開© 2010「ゴ−スト」製作委員会■関連記事:松嶋菜々子、ミッドタウンのクリスマスイルミネーションに「ストーリー性あって素敵」日本でリメイクしてほしい作品を投票!『ゴースト』パンフレット&雪肌精を2名様にプレゼント松嶋菜々子インタビュー「しばらくラブストーリーをやっていなかったので…」森三中・黒沢と“夫婦”役の松山ケンイチ小雪との結婚の質問には…平井堅が死んじゃう?新曲「アイシテル」映像は涙必至特注サイズの棺桶から熱唱
2010年11月12日松嶋菜々子と韓国の人気俳優ソン・スンホンがW主演する映画『ゴーストもういちど抱きしめたい』(大谷太郎監督)の完成披露試写会が10月12日(火)、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で行われ、“ろくろ”の名シーンが初公開された。1990年に日本公開された故パトリック・スウェイジ、デミ・ムーア主演の世界的ヒットラブファンタジーのアジア版で、事故で命を落とした日本人女性・七海(松嶋さん)がゴーストとなりながらも恋人の韓国人青年・ジュノ(スンホン)に寄り添い、ある危険から守ろうとする姿を描く物語。8月に行われた製作会見では、オリジナル版の中で有名な、スウェイジがデミを後ろから抱いてろくろを回すシーンの存在について松嶋さんが言葉を濁していたが、この日は「あります」と明言。会場からは歓声が起きた。大谷監督が「オリジナル版では付き合っていた2人がろくろを回していましたが、僕たちは付き合って初めてキスをするシーンにしたので、できるだけ初々しく、フッと近づくシーンにしました。最初に観る方は2人の表情に注目していただきたいですが、僕は松嶋さんが後ろから彼に抱かれて気持ちを持っていかれて、竹ヘラを持っている右手が宙に浮いた感じのところが好きです」と念入りにPR。観客の笑いを誘った。さらに、11月25日(木)からの韓国公開が決まったことも発表された。スクリーン数は調整中。スンホンは「少し前に聞いて、本当に嬉しく思っています。韓国の観客も期待してくれていると思います。監督や共演した俳優のみなさん、よければ韓国に来ていただければと思います」と初日挨拶のお誘い。松嶋さんは「相手役がソンさんと聞いたときから、あちらでも公開されるといいなと思っていました。向こうの劇場に行ってみるのもいいなと思っています」と訪韓に向けて前向きだった。ほかに共演の鈴木砂羽、橋本さとし、子役の芦田愛菜が出席。愛菜ちゃんはスンホンの印象を「かっこよくて優しかった」、松嶋さんについては「背が高くてキレイ」と素直に語り、スンホンさんから頭をナデナデ。劇中、韓国語の台詞がある鈴木さんは「スンホンさんに発音を教えてもらいました」と話し、スンホンの女性ファンから「いいなー」、「えーっ!?」などの声を浴びて苦笑いしていた。『ゴーストもういちど抱きしめたい』は11月13日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:ゴースト もういちど抱きしめたい 2010年11月13日より全国にて公開© 2010「ゴ−スト」製作委員会■関連記事:シネマカフェ創刊13周年記念!『ゴースト もういちど抱きしめたい』独占試写会に35組70名様ご招待ソン・スンホン来日ファンミーティングに1万人熱狂!松嶋菜々子からメッセージもキャスト、スタッフ来場!『ゴースト』完成披露試写会に10組20名様ご招待ソン・スンホン&松嶋菜々子キスシーンで「お腹が鳴ってしまった」
2010年10月12日日本でもヒットを記録した『ゴースト ニューヨークの幻』が舞台を移して新たに製作され、松嶋菜々子と韓流スター、ソン・スンホンが主演することが決まった。『ゴースト ニューヨークの幻』といえば、暴漢に襲われて命を落とした男性が、残された恋人にも危険が迫っていることを知り、この世にとどまって彼女を守る姿を描き、世界中を涙に包んだ感動作。ヒロインをデミ・ムーアが、死してなおこの世にとどまり、愛する恋人を守るために戦う男性を昨年この世を去ったパトリック・スウェイジが演じた。そのアジア版として新たに生まれ変わった『ゴースト』が、日韓のスターを主演に据えてついに始動。松嶋さんは「『ゴースト ニューヨークの幻』が公開された頃、私は10代でしたが、当時、ストーリーに入り込んで観ていたことを憶えています。印象深かったシーンは、悪いことをした人が影のゴーストに連れて行かれたり、あの、きれいな“メロディー”(テーマ曲『Unchained Melody』)に乗せたシーン。もし突然、自分が死んでしまって何か心残りがあったときには、ゴーストになってでも気持ちを伝えられたらいいのにと、自分のことに置き換えて考えたりもしていました」とオリジナル版への思い入れを明かし、「今回、ご縁があって、新たに製作される『ゴースト』に出演させていただくことになったのですが、原作に思い入れのある沢山の方々の期待を裏切らないよう、ソン・スンホンさんを始めとする、共演者、スタッフの方々と一緒に、アジア版『ゴースト』を大切に作り上げていきたいと思っています」と新たな『ゴースト』にかける熱意を語った。さらに、ドラマ「エデンの東」などで、日本でも人気を誇るソン・スンホンとの共演については「韓国での主演ドラマが日本でも放送されていたのを見ていました。とても魅力的な役者さんなので共演できる機会ができたことを嬉しく思いますし撮影を楽しみにしています」と喜びのコメントを寄せてくれた。スンホンも「個人的にも大好きだった映画なので、今回このようなご提案をいただき、シナリオを読んだ後、即座に出演を決めました」と明かし、「松嶋さんの相手役として私が選ばれるとは全く想像もしていませんでした。素敵な女優さんと共演する機会を得てとても嬉しく思っております。良い演技、良い作品を通してみなさまにご挨拶できるよう最善を尽くしたいと思います」と意気込みを語った。監督は日本テレビのディレクターとして数々のドラマの演出を手がけてきた大谷太郎。また、中田秀夫や清水崇の作品でプロデューサーとしてハリウッドでも注目を集める一瀬隆重が本作でもプロデューサーを務める。20年の歳月を経て、新たな『ゴースト』が再びアジアを涙にぬらす!映画の公開は今秋の予定。■関連作品:ゴースト 2010年秋、公開
2010年05月12日『イングロリアス・バスターズ』=“名誉なき野郎ども”というタイトルが付けられた本作は、説明不要の鬼才クエンティン・タランティーノが、同じく説明不要の映画スター、ブラッド・ピットと初めてタッグを組んだ話題作。描かれるのは、第二次世界大戦時のフランスで繰り広げられる対ナチ戦。だが、タランティーノが仕掛けるということは、史実に基づいたありきたりの戦争映画に収まるわけがなく──ナチス殲滅(せんめつ)の命を受けるアメリカ軍特殊部隊“バスターズ”の活躍、ユダヤ人を執拗に追いかけるナチス“ユダヤ・ハンター”の動向、そしてナチスに家族を殺された美少女・ショシャナの復讐…といったいくつものドラマが徐々に重なり合うストーリー。冒頭の「昔、ナチスが占領していたフランスというところで…」という、おとぎ話的アプローチもユニークだ。また、タランティーノが10年以上にわたり熟考した脚本とあって、『パルプ・フィクション』、『キル・ビル』シリーズなど過去の作品でこだわってきた一癖あるキャラクターやシュールな笑いも散りばめられている。そして、タランティーノによって新たな一面を引き出されたブラッド・ピット。『バーン・アフター・リーディング』の筋肉バカを地でいく青年役で新境地を見せ、『ベンジャミン・バトン数奇な人生』で多くの人々を涙させた彼が今回演じるのは、アルド・レイン中尉。情け容赦なくナチを始末する“バスターズ”を率いるボス役だ。ナイフ片手に部下に敵兵の頭の皮を100人分剥ぐ命令を下し、ナチから脅威とみなされている男であるのに、どこか笑いを誘う演技が新鮮。ただ、カンヌ国際映画祭・男優賞を手にしたのは“ユダヤ・ハンター”ランダ大佐を演じたクリストフ・ヴァルツという、ブラッド・ピットにとっては残念な結果となったが、とにかくこの2人の俳優の強烈キャラ対決はかなり面白い!(text:Rie Shintani)■関連作品:イングロリアス・バスターズ 2009年11月20日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED■関連記事:ファン熱狂!ブラピ、ワイルドに革ジャン&ニット帽で“イエロー”カーペット登場ブラピ、ご機嫌!バイク事故について苦笑「ケガはないけど自尊心だけが傷ついた…」ブラピ&タランティーノが成田到着で一時騒然!アンジー&子供たちはお留守番?ブラピ主演『イングロリアス・バスターズ』劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼントハリウッド映画祭最終日に、各賞授賞のガラ・セレモニー開催でスターが勢ぞろい
2009年11月06日