シャープは10月6日、フリーフォームディスプレイ(FFD)の進化形として、12.3型FFDの中央部が凸型に湾曲した「曲面型FFD」など新たに4種類のFFDを開発したと発表した。曲面型FFDは、曲面デザインが多い自動車のダッシュボードなどへの搭載を想定して開発されたもので、残りの3種類も円形型ディスプレイの周囲に操作ダイヤルを備えた「ダイヤルUI搭載円形型FFD」、車のバックミラーを想定しFFDの側面にタッチセンサを備えた「エッジUI搭載ミラー型FFD」、そして「台形型FFD」と、自動車への搭載を意識したものとなっている。なお、これらのFFDは10月7日より千葉県・幕張メッセにて開催される「CEATEC JAPAN2015」の同社ブースにて展示される予定だという。
2015年10月06日シャープは10月6日、ロボットクリエイター高橋智隆氏と共同で開発したモバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」を2016年前半に発売すると発表した。価格および販売ルートは未定。ロボホンは、高さ約19.5cm、重さ約390gの2足歩行型ロボットで、モバイル通信(LTE/3G)に対応し、音声通話をはじめ、メールやカメラ、液晶タッチパネルなど携帯電話の基本機能が備わっている。また、新開発のフォーカスフリー小型プロジェクターを搭載しており、写真や映像、地図などを壁や机に投影することができる。各機能は音声対話で操作することが可能だ。なお、稼働時間について同社は、現在開発中だが、外出先への持ち出しを含めて1日使用できることができるように検討を進めるとしている。
2015年10月06日シャープは6日、モバイル型ロボット電話「RoBoHoN(ロボホン)」を2016年前半に発売すると発表した。携帯電話の基本機能のほか、小型プロジェクターも搭載、音声対応を介した操作も行える。RoBoHoNは、ロボットクリエイター高橋智隆氏と共同で開発した次世代の携帯情報通信端末。二足歩行が可能なヒューマノイドロボットで、携帯電話機能として、モバイル通信(LTE/3G)に対応し、音声通話、メール、カメラを備え、搭載のタッチパネルでの操作も可能。フォーカスフリーの小型プロジェクタにより写真や映像、地図などを投影することもできる。音声対話のでの操作も可能で、ロボットとしてのコミュニケーション動作やキャラクター性による対話も実現するという。なお、サイズは高さ19.5cm、重さは約390g。衣類のポケットや鞄に入れて持ち運びも行えると同社は主張している。
2015年10月06日シャープは、16インチサイズのテレビ機能付ホームタブレット「AQUOSファミレド <HC-16TT1>」を11月15日に発売する。価格はオープン。同製品は、16インチサイズのテレビ機能を搭載したAndroidタブレットとTVチューナーのセット。タブレットとTVチューナーをワイヤレス接続することで、地上デジタル、BS・110度CSデジタル放送を場所を選ばずに視聴できる。タッチ操作でチャンネルの選局や番組表での録画予約が行えるほか、IPX5/7の防水に対応する。別売の外付けUSBハードディスクをチューナー部に接続し、録画予約や録画番組の視聴もできる。また、BDレコーダー"AQUOSブルーレイ"とのホームネットワーク接続し、録画番組の視聴も行える。タブレットの主な仕様は以下のとおり。ディスプレイサイズは16インチ、画素数は1366×768ピクセル。OSはAndroid 4.4.4、CPUは1.6HzクアッドコアのRK3188、RAMは1GB、ストレージは8GB。外部ストレージとしてmicroSD/microSDHCに対応。約200万画素のカメラも備える。サイズ/重量は、39.5cm×2.4cm×25.4cm/約1.9kg。チューナーの受信チェンネルは地上デジタルが011~528ch、bsデジタルが001~999ch、110度CSデジタルが000~999ch。サイズ/重量は15.3cm×17.2cm×4.8cm/約300g。
2015年09月27日シャープは25日、TV機能付きホームタブレット「HC-16TT1」を発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。11月15日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は90,000円前後の見込み。"AQUOSファミレド"シリーズとなるTV機能付きホームタブレット。お風呂やキッチンなどでもTVを楽しむことをコンセプトに開発されている。タブレット本体と地上デジタル/BS・110度CS放送を受信するチューナーBOXに分かれており、ワイヤレスでネットワーク接続することで家中の色々な場所でTV視聴が可能。タブレットはIPX57相当の防水機能を備えている。OSにAndroid4.4.4を搭載。画面サイズは16型と大きく、自立用のスタンドも装備。チューナーBOXはUSBポートを備え、USB HDDを接続することで録画予約や録画した番組の視聴も可能。BDレコーダー「AQUOSブルーレイ」と連携させることもできる。タブレットの主な仕様は、CPUがRK3188(1.60GHz)、メモリが1GB、ストレージが8GB、ディスプレイが静電容量式のタッチ対応16型、解像度は1,366×768ドット。OSはAndroid 4.4.4。通信機能は無線LANとBluetooth。インタフェースは、microUSB×1、microSDHCメモリーカードスロット、前面に200万画素Webカメラなど。センサ類は照度、加速度、ジャイロを搭載。バッテリ駆動時間は約5時間。本体サイズはタブレットが約W395×D24×H254mm、重量は約1.9kg、チューナーBOXが約W153×D172×H48mm、重量は約0.3kg。
2015年09月25日シャープは25日、「AQUOS」ブランドの新製品として、ネットワーク対応型のTVチューナーボックスと16型Androidタブレットをセットにした「Family Relation Display AQUOS ファミレド♪」(型番:HC-16TT1、以下AQUOSファミレド)を発表した。11月15日の発売予定で、価格はオープン、推定市場価格は90,000円前後。AQUOSファミレドは、家族でシェアするディスプレイ機器として、ファミリー層を中心に提案していく。他社からも単独のネットワーク対応TVチューナーは発売されており、Android端末、iPhoneやiPadといったiOS端末、Windowsパソコンといった機器から、ワイヤレスでテレビ番組を見ることは可能だが、設定やアプリのインストールなどが必要。シャープのAQUOSファミレドは、ネットワーク対応TVチューナーと16型Androidタブレットをセットにして、さらに設定済みで出荷することで、家庭内でのワイヤレステレビ視聴をパッケージとして提供する。セットのTVチューナーは地上/BS/CS110度デジタル放送に対応。100BASE-TX対応有線LAN端子を家庭内のルーターに接続して使う。家庭内にネットワーク環境がなくても、16型AndroidタブレットとTVチューナーを1対1でワイヤレス接続して利用できる。USB端子×1を備え、USB接続のハードディスク(別売)をつなぐことで、TV番組の録画も可能だ。一方、16型Androidタブレットには、オリジナルのホーム画面「AQUOSランチャー」を採用。テレビ画面、番組表、録画番組の再生といったテレビ機能の操作性を高めた。Google Playストアにも対応し、Android用アプリを追加できる。テレビ画面は全画面表示のほか、ウィジェットとして子画面表示にも対応。例えばWebブラウザを開きながら、テレビ画面を同時に見られる。また、テレビ視聴アプリはDLNAをサポートしており、ネットワーク内のDLNAサーバー機器に保存した録画番組なども再生可能だ(動作検証済みなのはシャープ製のAQUOSレコーダーのみ)。主な仕様は、CPUがARMアーキテクチャのクアッドコア(1.6GHz)、メモリが1GB、内蔵フラッシュストレージが8GB、画面解像度が1,366×768ドット、バッテリー駆動時間が5時間、防水防塵性能がIPX57相当。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LANとBluetoothで、内蔵カメラ/マイク、microSDカードスロットを備える。OSはAndroid 4.4、本体重量は約1.9kg、本体カラーはホワイトとブラックの2色。
2015年09月25日カプコンは9月19日、「戦国BASARA」とシャープのロボット掃除機「COCOROBO(ココロボ)」シリーズとのコラボレーションモデル「プレミアムなCOCOROBO 戦国BASARA 伊達政宗ver.」を製品化するプロジェクトについて発表した。伊達政宗オリジナルボイスで会話するロボット掃除機。発売時期や価格については明らかになっていない。「戦国BASARA」とはカプコンから発売されているアクションゲーム。シリーズ10周年を記念して、シャープの人工知能搭載ロボット掃除機「COCOROBO(ココロボ)」とのコラボレーションモデル「プレミアムなCOCOROBO 戦国BASARA 伊達政宗ver.」の製品化を決定した。これまでシャープの社内プロジェクト「プレミアムなCOCOROBO」は、第1弾として<妹ver.>、第2弾として<黒執事ver.>を手がけてきた実績を持つ。<妹ver.>と<黒執事ver.>は、シャープのロボット掃除機における最上位モデル「RX-V200」がベースとなっている。伊達政宗ver.についても、自動掃除や声での操作のほか、クラウド連携が可能になっているという。そのほか、伊達政宗オリジナルボイスで会話することも明らかになっているが、発売時期や価格についてはまだ発表されておらず、「戦国BASARAシリーズ10周年記念 公式サイト」上では「続報を待て!」とされている。
2015年09月21日●「ヘルシオ」に"煮込み"のジャンルシャープは9月17日、水を使わず煮込みを行う"無水調理"が可能な調理器具「ヘルシオ ホットクック KN-HT99A」(以下、ホットクック)を発表した。発売は11月5日。価格はオープンで、推定市場価格は税別60,000円前後だ。ホットクックは、内ブタに円錐形の突起「旨みドリップ加工」を施し、食材から発生した蒸気を水滴にして鍋の中に循環させ、無水調理を行う。本体内側上部に備える「蒸気センサー」と底面の「温度センサー」により、鍋の中身の状態を検知。最適な火加減に調節し、焦げ付きやすく火力調整が難しい無水調理を自動で行うことを実現している。本体内側には、具材をかき混ぜるための「まぜ技ユニット」を搭載。「負荷センサー」で得た情報も加味して、メニューや食材の量・加熱状態に応じて最適なタイミングと回転速度でかく拌する。たとえば肉じゃがの場合、表面には火が入っているものの、まだ食材が硬いという時点では、回転速度を上げてしっかり混ぜる。これにより、食材に味がなじむのを促進。全体的に火が通って煮崩れしやすくなってくると、回転速度を落としてゆっくりと優しく混ぜる。これにより、煮崩れさせずにじっくりと味をしみ込ませることが可能だ。メニューは、自動調理で85種類、手動で15種類の計100種類を用意。自動調理メニューでは、食材をセットしてメニューを設定しておけば、あとはホットクックが食材の分量や加熱状態を見きわめ、自動で料理を仕上げてくれる。食材をセットしておけば、設定した時間に料理を仕上げてくれる「食べごろ予約調理」を搭載。設定した時間に仕上がるよう調理をスタートするが、食材の腐敗を防ぐ温度帯を保つのが特徴だ。食品が最も傷みやすい温度帯が40℃であることから、食材をセットしたらいったん100℃まで加熱して火を通す。火を通した後は、腐敗しやすい温度帯を避けながら温度を下げて味を浸み込ませ、70℃前後をキープ。予約設定した時間に合わせて再び仕上げの加熱を行う。最大12時間後までの予約に対応する。本体の外形寸法はW364×D280×H224mmで、質量は約5.2kg。定格容量は1.6L。定格消費電力は600W。●無水調理のメリットとは○「ヘルシオ」第5のカテゴリー新製品発表と同日に、シャープは製品発表会を開催。シャープ 執行役員 健康・環境システム事業本部長の沖津雅浩氏は、前回の東京オリンピックが開催された1964年から次回の2020年までの間に、日本人の平均寿命が男女ともに13歳以上伸びたことを挙げ、「日本は、健康寿命(※)でも男女ともに世界1位だが、平均寿命との差を考えると、10年以上"不健康"な状態で生活をしていることになる。健康寿命を延ばすためにはQOL(生活の質)の向上が不可欠であり、特に食は重要な位置を占める」と指摘した。※ 健康寿命:健康上の問題がなく、自立した生活ができる期間のこと。ホットクックは、「健康な食生活のサポート」を掲げる、シャープの「ヘルシオ」シリーズ5番目のカテゴリーにあたる製品だ。沖津氏によると、日本人に不足気味な野菜の摂取量を増やすことも、ホットクック開発の意図に含まれる。シャープ 健康・環境システム事業本部 調理システム事業部 副事業部長の田村友樹氏によると、電気無水鍋の場合、水を加えずに調理するため、ビタミンCなど水に溶け出しやすい栄養素の流出を抑えられるという。たとえば、大根1本あたりに含まれるビタミンCは通常の鍋に比べて約1.5倍、ホウレンソウに含まれる葉酸は約1.8倍多く残存することが、日本食品分析センターの調査で明らかになっている。また、野菜を効率よく摂取できるのも無水調理の特徴だ。発表会で試食として提供された無水カレーの場合、1人分の材料としてトマト1個と玉ねぎ1/2個、セロリ1/4本を使用。1皿で摂取できる野菜の分量は約220gと通常のレシピで作ったカレーよりも約100g多くなる。○Made in Japanにこだわりクックホットの内鍋にはステンレス素材を採用しており、鍋外側には熱伝導効率を上げるためにアルミ加工が施されている。内鍋は金属加工で有名な新潟県で生産されているほか、そのほかもすべて日本で生産。日本製にこだわっているとのことだ。内鍋には専用のフタが付属し、冷蔵庫でそのまま保存できる。また、まぜ技ユニットや内ブタなど本体内側のパーツは取り外して水洗いでき、簡単に手入れできる。なお、製品名の「ホットクック」は、英語の"HOT"と"COOK"を掛け合わせた用語に思われそうだが、「関西弁の"ほっとく(放っておく)"という言葉をもじっている」と田村氏は説明。もちろん、型番の「HT99」も「ホットクック」に由来するそうだ。今後、ホットクックをインバウンド需要やASEAN諸国向けにも展開していく方針だ。国内においては、シャープの調理事業全体に占めるヘルシオシリーズの比率を、現在の48%から5年後に70%まで拡大することを目指すとしている。
2015年09月17日シャープは9月16日、8K解像度を持つIGZOパネルを採用した85V型液晶テレビ&モニタ「LV-85001」を発表した。発売は10月30日で、受注生産品となっている。価格はオープンで、推定市場価格は16,000,000円前後(税別)。LV-85001は、市販のテレビ・液晶ディスプレイとして、世界で初めて8K規格に対応した製品。まずはプロユース向けとして、映像制作など法人ユーザー向けに販売していく。8K規格の映像は、画素数が7,680×4,320ドット、表示フレーム周波数が120Hz、色域がBT.2020、量子化ビット数が最大12bitと定義されており、LV-85001はその条件を満たしている。ディスプレイにはIGZO液晶を採用。8K解像度でのHDR表示に対応している。2K放送用の地上/BS/110°CSデジタルチューナーを内蔵しているが、4K/8Kチューナーは搭載していない。入力インタフェースはHDMI×4、D端子×1、RCAピンジャック×1、USB×3、有線LAN×1。HDMI入力端子は、4系統とも8K映像に対応している。出力インタフェースは光デジタル×1、アナログ音声×1、ヘッドホン×1。コントラスト比は100,000:1で、最大輝度は1,000cd/平方メートル。本体に2.1chスピーカーシステムを搭載しており、出力は65W(10W×4+25W)となっている。消費電力は約1,440W。本体サイズはW1,930×D173×H1,115mmで、質量は約100kg。LV-85001は、10月7日から千葉県・幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2015」のシャープブースで公開される予定だ。
2015年09月16日シャープは15日、最大3,000ページ分の「手書きノート」と、4年分のスケジュール帳を保存できる電子ノート「WG-S30」を発表した。カラーはブラウン系とブラック系の2色を用意。発売日は10月16日。価格はオープンで、店頭予想価格は18,000円前後(税別)。WG-S30は、紙のノートに書くように、液晶画面に付属のペンで手書きできる電子ノート。6型液晶ディスプレイ(600×800ドット)を搭載している。従来モデルに比べて、手書きノートの保存ページ数が1.5倍の3,000ページに増加したほか、スケジュール帳も最大4年分を保存可能。ノートは目的別に100冊まで作成でき、「日付検索」や「分類検索」で、目的のページを探し出せる。また、スケジュール帳は、5種類9パターンのスケジュールフォームを内蔵した。電子ノートの保存データは、画像データに変換してPCへの保存に対応。さらに、専用ソフト「電子ノートユーティリティ」(無料)を使用すると、PCに保存している画像データを変換してWG-S30へ取り込んだり、電子ノートのバックアップファイルを作成したりできる。手書きのペンやマーカーは5種類の太さ、3段階の濃さを用意。スケジュール帳やメモなどで使える40種類のスタンプも内蔵した。また、直近の入力操作は、最大10回分までやり直せる。本体サイズはW111×D155×H9.9mm、重量は約210g。専用カバー、スタイラスペン、microUSBケーブルを付属。電源は内蔵のリチウムイオン充電池。1日2時間使用した場合で約30日間使用可能。
2015年09月15日シャープは9月15日、電子ノート「WG-S30」を発表した。発売は10月16日。価格はオープンで、推定市場価格は税別18,000円前後。WG-S30は、紙のノート感覚でメモやイラストを書き込める電子ノート。2013年に発売された「WG-S20」と同様に、600×800ドットの6型タッチ液晶を搭載する。WG-S30で作成したデータはPCに保存可能。また、専用ソフトを介して、PCに保存した画像ファイルをWG-S30向けに変換して取り込める。WG-S20に比べ、書き込み可能枚数が増え、最大3,000ページ分の手書きノートと4年分のスケジュール帳を保存できる。また、手書きのペン・マーカーの太さや濃さのバリエーションを追加。さらに、直前の操作を10回まで元に戻せる取消機能と、スタンプ機能を新搭載している。バッテリー持続時間は1日2時間(記入40分、表示80分)使用した場合で約30日間となっている。カバーはブラウンとブラックの2色。本体サイズはW111×H155×D9.9mm。重量は約210g(カバー、スタイラスペン含まず)。
2015年09月15日シャープは東京メトロと共同で、同社が試作したシースルー・ディスプレイを有楽町線豊洲駅の透過型ホームドアに設置し、9月19日から半年程度の予定で実証実験を開始する。設置箇所は同駅4番線(和光市方面行きホーム)の先頭から2両目の透過型ホームドア、駅の案内や広告などの映像コンテンツを表示する。同ディスプレイは、カラーフィルターを使用せず、RGB各色の光源の点灯に合わせて画面を切り替えることで、シースルーのカラー映像を表示するもの。また、IGZO液晶ディスプレイ技術の採用により、画面の高速切り替えによる滑らかな動画表示と透過率の向上を実現した。透過型ホームドアで表現している駅空間の広がりを損なうことなく、駅の案内や広告などの映像コンテンツを表示可能という。実証実験では、地下駅の環境に適した映像や技術的課題などを、半年程度かけて検証するという。なお、国内の鉄道駅にある透過型ホームドアへの設置は、東京メトロによると国内初とのこと。同ディスプレイは、シャープと国立研究開発法人 産業技術総合研究所が国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「クリーンデバイス社会実装推進事業」に申請し、2015年6月に「デザイン多用途型省エネディスプレイ」に採択されたという。
2015年09月15日美容院でレセプションをしながら読者モデルとして活躍するじゃすみんちゃん。綺麗で整った顔をしているのですが、シャープな輪郭でパーツが中心に寄っているのが悩みなんだそう...。優しく柔らかい印象に見せるために、メイクで離れ目を作るよ!メイクのコツ・ポイントパーツが中心に寄っているので、濃い色は目尻にのせて離れ目に見せる。ラインは細く引いて目が潰れないように!顔の輪郭がシャープなのが悩み...。なので、チークはふんわりと横長にのせる。このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2015年09月08日シャープは9月7日、2012年2月から2015年8月にかけて販売していた75L・1ドアタイプの冷蔵庫「SJ-H8W(S)」と「SJ-H8Y(S)」あわせて124,891台について、無償点検・修理を行うと発表した。発煙、発火のおそれがあるため。シャープが2012年2月から2014年4月までに輸入・販売した「SJ-H8W(S)」の88,961台と、2014年4月から2015年8月までに輸入・販売した「SJ-H8Y(S)」の35,930台のあわせて124,891台が無償点検・修理の対象となる。対象となる冷蔵庫は直冷式のため、庫内製氷部にある冷却器に霜が付着した場合には手動で霜を除去しなくてはならない。しかし、霜取りをしないで放置したり、ドアを密閉しておらず霜が成長したりすると、溶けた水が庫内の温度を調節するコントロールボックスのサーモスタット内部へ浸入してしまう。これによりトラッキングが発生し、発煙・発火に至るという。これまで人的被害に至る事故は発生していないが、2015年7月に庫内の一部が焼損する事故が起きた。シャープではこれを重く受け止め、フリーダイヤルとホームページ上で9月8日から無償点検・修理の申し込みを受け付けるとしている。点検・修理を申し込むと、シャープのサービス員がユーザー宅を訪問し、冷蔵庫を点検。水の浸入や結露防止の対策を行ったコントロールボックスに交換される。
2015年09月07日シャープは8月25日、都内で製品発表会を行い、振り込め詐欺対策機能を搭載したデジタルコードレスファクシミリ「UX-AF91CL」「UX-AF91CW」を発表した。発売は9月11日。価格はオープンで、推定市場価格は子機が1台の「UX-AF91CL」が35,000円前後、子機が2台の「UX-AF91CW」が45,000円前後(ともに税別)。○迷惑電話対策を強化UX-AF91CLとUX-AF91CWは、不審な電話を自動判別し、着信拒否する機能を備えたファクシミリ。2月に発売された「UX-AF90CL」を機能強化したモデルだ。本体サイズはW296×D88×H190mmで、重量は約2.3kg。なお、迷惑電話を着信拒否するサービスの利用には、月額最大400円(税別)の料金がかかる。主な機能として、未登録番号からの着信時に、振り込め詐欺対策モードが設定されていることをアナウンスする「自動聞いてから応答」、非通知の電話を自動で拒否する「非通知お断り」、家族や警察などあらかじめ登録した番号にワンタッチで電話をかける「あんしん相談ボタン」などを備える。このほか新機能として、着信拒否した件数を離れて暮らす家族などに伝える「メール通知サービス」を追加している。○迷惑電話を取らずにすむように現行のUX-AF90CLは、ユーザーが「お断り番号リスト」に登録した番号を自動的に着信拒否するシステムとなっている。つまり、お断りリストに登録するには、迷惑電話に一度出る必要がある。そこで新モデルでは、情報通信業を展開するトビラシステムズの「迷惑電話フィルタ」を採用。ユーザーが登録していない迷惑電話もフォローできるようになった。迷惑電話フィルタは、警察や自治体が記録している犯罪使用番号、トビラシステムズが独自に調査した迷惑番号、トビラシステムズがユーザーから報告を受けた番号を集めた「迷惑電話データベース」に基づき、迷惑電話を自動的に着信拒否するシステム。データベースには約2万の電話番号が登録されている。登録件数は日々増加しているが、UX-AF91CLとUX-AF91CWはトビラシステムズのサーバーに定期アクセスすることで、常に最新のデータベースを入手する。○振り込め詐欺対策を、電話の機能がフォローする発表会では、シャープ モバイル事業本部 モバイルソリューション事業部長 辰巳剛司氏が、昨今の振り込め詐欺被害状況を紹介。2015年に起こった詐欺事件の約8割が振り込め詐欺であること、固定電話の購買層と振り込め詐欺の被害者層が一致していることから、「ユーザーが思わぬ落とし穴にはまらないよう、電話機能で対策することが我々の社会的役割」との姿勢を示した。また、詐欺の手口は巧妙化しながらも、固定電話を介している点は変化がないことを指摘。固定電話を使用した詐欺対策に強化の必要性を感じ、今回の新モデルを開発したことを明かした。
2015年08月25日シャープは8月24日、人感センサーを搭載した軽量・コンパクトなプラズマクラスターセラミックファンヒーター「HX-ES1」を発表した。9月1日の発売予定で価格はオープン、推定市場価格は税別21,000円前後だ。本体カラーは、ホワイト、ブラウン、ピンク、オレンジの4色をラインナップする。HX-ES1は手軽に持ち運べ、脱衣所など狭い場所でも使える。1,150Wの暖房能力を持ち、部屋を暖めるだけでなく、縦長の吹き出し口から、ひざ下全体を暖めることができる。新たに、人がいなくなると自動で運転を停止する「人感センサー」を搭載。消し忘れを防ぎ、無駄な消費電力も抑えられる。また、高濃度プラズマクラスターイオン7000を放出する空気浄化運転機能を搭載しており、カビやニオイが気になる洗面所、クローゼットなどで、一年中使用できる。サイズはW190×D190×H460mm。重量は約3.2kg。カラーはホワイト系、ブラウン系、ピンク系、オレンジ系の4色を用意。設置場所の雰囲気や用途に合わせて選べる。
2015年08月24日シャープは8月20日、液晶テレビ「AQUOS W30シリーズ」を発表した。ラインナップは、50型の「LC-50W30」と55型の「LC-55W30」で、発売は9月20日。価格はオープンで、推定市場価格はLC-50W30が140,000円前後で、LC-55W30が175,000円前後(いずれも税別)。W30シリーズは、2014年11月にリリースした「W20シリーズ」の後継モデル。スリムタイプのベゼルを採用している。地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2基内蔵しており、USB HDDへの裏番組録画が可能。また、バッファローの「長時間録画ハードディスク(別売)」に対応している。液晶パネルはフルHD(1,920×1,080ドット)で、再生中のシーンに応じてコントラストや色を自動調整する「高画質アクティブコンディショナー」を搭載。バックライトにはLEDを使用している。音響面では、独立したバスレフ型のスピーカーキャビネットを採用。実用最大出力20Wのデジタルアンプとの組み合わせにより豊かな低域を実現している。Wi-Fi機能を搭載しており、TSUTAYA TVやHuluなどの動画サービスと、天気予報やネットショッピングなどの生活サポートコンテンツを提供する「AQUOS City」を利用できる。AQUOS Cityから、9月に日本でサービスを開始する定額制映像配信サービス「Netflix」も視聴可能となる予定だ。入力端子はHDMI×3、D×1、AV×1、PC(ミニD-Sub15ピン)×1。出力端子は光デジタル音声×1とヘッドホン端子×1。その他の接続端子は、USBポート×2(HDD接続用×1、写真/音楽/動画用×1)とLANポート×1を用意している。
2015年08月21日シャープは8月20日、プラズマクラスタードライヤー「IB-HD95」と「IB-HD65」、プラズマクラスターヘアスタイラー「IB-CB55」を発表した。発売は9月11日。価格はオープンで、推定市場価格はIB-HD95とIB-CB55が19,000円前後、IB-HD65が15,000円前後(いずれも税別)。○ヘアドライヤー「IB-HD95」「IB-HD65」プラズマクラスターイオンの効果として、ブラッシングで発生する静電気を抑制するほか、カラーリングした髪の退色(色落ち)を抑制する効果も新たに実証した。毛髪に温風を当てながら約2カ月相当ブラッシングした結果、プラズマクラスターイオンなしの場合に比べて色落ちを約70%抑制できたという(シャープ調べ)。従来モデルと同様、「速乾エアロフォルム」を採用。「アマツバメ」の翼を応用したファンから送り出される渦状の風向きを「整流ノズル機構」で整え、勢いのある「高速ダイナミック風」をまっすぐ押し出す。高速ダイナミック風が髪の根元まで届き、すばやく髪を乾かせるという。IB-HD95は髪の状態に合わせて温度帯を選べるよう、高速ダイナミック風で髪を根元から乾かす「スピーディドライ(HOT)」、髪の表面温度を55℃以下を保つ「いたわりドライ(WARM)」、地肌をじっくり乾かす「地肌ドライ(SCALP)」、キューティクルを引き締める「仕上げ(COLD)」の4モードを搭載。セットノズルも付属する。サイズと重量はIB-HD95がW91×D214×H208mm/約575g、IB-HD65がW91×D214×H208mm/約555g。消費電力はいずれも1,200W。カラーはIB-HD95がレッド系、ホワイト系、ブラウン系、ブルー系の4色、IB-HD65がピンク系とゴールド系の2色。○ヘアスタイラー「IB-CB55」IB-CB55は、ブラシとドライヤーが一体となったタイプのヘアスタイラー。従来モデルと同様、ブローブラシには髪の毛をキャッチして引っ張る「テンション毛」、テンション毛のサイドには温風とプラズマクラスターを吹き出す「サイドホール」を配置している。テンション毛で髪をホールドしたまま、サイドホールから温風とプラズマクラスターイオンを髪に当てられるので、根元から髪のうねりを整えられるとしている。プラズマクラスターイオンがブラッシング時に髪とブラシに発生する静電気を抑制し、枝毛や切れ毛の原因となる静電気を約1/4に抑制。さらに、カラーリングした毛髪に温風を当てながら2カ月相当ブラッシングした結果、プラズマクラスターイオンなしの場合に比べて、枝毛・切れ毛の本数を約40%低減できると新たに実証した(シャープ調べ)。ブローブラシ装着時のサイズは最大径55mm×長さ354mm、重量は約398g。消費電力は500Wだ。カラーはレッド系とホワイト系。
2015年08月20日シャープは8月19日、米Kymeta Corporation(カイメタ)と共同で、新たな方式のフラット型衛星アンテナを開発すると発表した。開発するフラット型衛星アンテナは、従来のパラボラアンテナと同等の送受信性能を有しながら、可動部品なしで衛星を追尾でき、信頼性が高く薄型で軽量のため、車や船舶、航空機などの移動体に容易に設置することができる。同アンテナはカイメタが開発したmTenna技術を採用し、衛星との送受信に必要な回路を形成したガラス基板に、もう1枚のガラス基板を重ねた基本構造となっている。液晶ディスプレイの構造に近いため、シャープが保有する液晶用の生産ラインを用いた開発や試作が可能だという。また、民生に向けて培った生産プロセスにより、シャープが見込む同アンテナの旺盛な需要に十分対応できるとしている。
2015年08月19日シャープは8月6日、プラズマクラスター空気清浄機の新モデルとして、「KI-WF」シリーズを発表した。発売は9月30日。価格はオープンで、推定市場価格は適用床面積が約26畳の「KI-WF100」が120,000円前後、約21畳の「KI-WF75」が88,000円前後だ(いずれも税別)。KI-WFシリーズは、従来モデル「KI-EX」シリーズと同様、高濃度プラズマクラスターイオンを前方向に集中して放出することで、ニオイや雑菌などを除去できる「パワフルショット運転」機能を搭載する加湿空気清浄機。料理やペット、タバコのニオイだけでなく、部屋干しした際の生乾き臭、30~40代特有の体臭を消臭できると新たに実証したという。窓を閉めた状態で掃除機がけするシーンを想定した「掃除アシスト運転」を新たに搭載。掃除機がけをして舞い上がったホコリの落下を抑えつつ、スピード循環気流によってすばやく吸じんする。日本気象協会「tenki.jp」が提供する「雑菌指数」に基づいた「雑菌予測モニター」機能を持つ。雑菌予測モニターとは、雑菌の繁殖しやすい温度・湿度を光の色の変化で知らせるというものだ。ユーザーをサポートするクラウドサービス「ともだち家電」にも対応。外出先からスマートフォン上で部屋の空気の状態を確認できたり、空気清浄機を遠隔操作できたりする。スマートフォンで録音した家族への伝言メッセージなどを、空気清浄機で再生できる「家族メッセージ機能」を新しく搭載した。シャープは同日、ともだち家電機能を省略した「KI-FX」シリーズ、スタンダードモデルの「KC-F」シリーズも発表した。発売は9月4日。価格はオープンで、推定市場価格は、KI-FXシリーズで適用床面積約26畳の「KI-FX100」が110,000円前後、約21畳の「KI-FX75」が78,000円前後、約16畳の「KI-FX55」が68,000円前後、KC-Fシリーズで適用床面積約17畳の「KC-F70」が58,000円前後、約13畳の「KC-F50」が48,000円前後、約11畳の「KC-F40」が40,000円前後だ(いずれも税別)。
2015年08月06日シャープは8月6日、シンプル&スマートがデザインコンセプトの「S-style(エス-スタイル)」シリーズから、プラズマクラスター空気清浄機「FP-FX2」とプラズマクラスター加湿器「HV-EX30」を発表した。発売はFP-FX2が9月19日、HV-EX30が10月20日。価格はオープンで、推定市場価格はFP-FX2が45,000円前後、HV-EX30が30,000円前後だ(いずれも税別)。S-styleシリーズは、「上質な空気のカタチ」をコンセプトにした新たな製品群。FP-FX2は、前面部に透明度の高いパネルを採用し、送風ファンの動きが透けて見える空気清浄機。空気の汚れ具合をセンサーでモニタリングし、空気がキレイになったら吹き出し口の「きれいモニター」が光って知らせる。送風ファンには、トンボの羽根の形状を応用し、送風効率を高めた薄型「ネイチャーファン」を採用した。「高感度ホコリセンサー」によって微細なゴミを検知し、PM2.5などの目安濃度を色で知らせる「PM2.5モニター」機能も持つ。0.3μm以上の微細なゴミを99.97%以上集じんし、ニオイも低減できる「静電HEPA・脱臭一体型フィルター」を搭載する。HV-EX30はタンクの水量や部屋の湿度、運転状態を7色のイルミネーションで表現する気化式の加湿器。1時間に最大300mlの加湿性能を持つ。水タンク容量は約2.4Lだ。サイズと重量はFP-FX2がW430×D98×H444mm/4.9kg、HV-EX30がW345×D207×H347mm/3.5kg。消費電力はFP-FX2が2.4~12W、HV-EX30が3.5~8W。
2015年08月06日シャープは7月23日、電子辞書「Brain」シリーズの新モデルとして、タイプライターキー配列の「PW-NA1」と50音順キー配列の「PW-NK1」を発表した。発売は8月6日。価格はオープンで、推定市場価格は税別18,000円前後だ。PW-NA1とPW-NK1は、コンパクトタイプの電子辞書「Papyrus」シリーズから発売された「PW-AM700」と「PW-AM500」の後継モデル。今回の新モデルからハイエンドシリーズの「Brain」とブランドを統一する。入力キーの最上段には、コンテンツボタンなどのほか「調べる」ボタンを装備。調べるボタンを押すと、コンテンツをまたいで検索結果を表示するため、はじめにコンテンツを選択する必要がない。また、うろ覚えの言葉を検索する際に役立つ「ブランクワード/ワイルドカードサーチ」も採用。単語の途中、一部の文字がわからないときでも言葉を見つけられる。両モデルともキーの数を5個ずつ削減し、PW-NA1が49個、PW-NK1が71個。キーの数を減らしたことで、ゆったりしたキー配置になり、押しやすくなったとする。文字サイズは9ドット / 12ドット / 16ドット / 24ドット / 48ドットから5段階で選択可能だ。コンテンツは「スーパー大辞林3.0」(三省堂)、「漢字源 改訂第五版」(学研)、「ブリタニカ国際大百科事典」(ブリタニカ・ジャパン)、「ウィズダム英和辞典 第3版」(三省堂)、「ウィズダム和英辞典 第2版」(三省堂)、「ブルーガイドわがまま歩き旅行会話」<英語 / イタリア語 / フランス語 / スペイン語 / ドイツ語 / 韓国語 / 中国語<(実業之日本社)と、日常生活や海外旅行などで役立つ12個を厳選して収録した。スーパー大辞林、ウィズダム英和辞典、ブルーガイドわがまま歩き旅行会話は音声も収録。そのほか、計算機能として電卓、通貨換算、単位換算、年号計算、年齢計算の機能も備えている。突起部を含む閉時のサイズはW132.5×D90×H16.6mm、電池を含む重量は185g。電源は単4形アルカリ乾電池×2本、もしくは単4形Ni-MH×2本で、電池寿命は約150時間。表示部は4.7型(縦53.7×横107.5mm)、320×160ドットのモノクロ液晶。PW-NA1のカラーはブラック系とレッド系の2色。
2015年07月23日シャープは7月21日、今秋、東京都内にソーラー充電スタンド「シティチャージ」を設置すると発表した。ソーラー充電スタンドは、太陽光パネルが発電する電気でスマートフォンなどを無料で充電することが可能で、すでに米国・ニューヨークなどでは設置が広がっているという。今回設置される「シティチャージ」は、太陽光パネル、蓄電池、LED照明、充電テーブルで構成されており、太陽光パネルで発電した電気を蓄電池に蓄電、その電気をスマートフォンなどの充電や夜間のLED照明に使用する。同社は今秋、旅行者が多い東京タワー付近とビジネスパーソンの多い虎ノ門ヒルズに設置し、順次設置を拡大していく予定。「シティチャージ」は東京都環境公社が東京都と連携して、太陽光発電の啓発、非常用電源としての活用、そして外国人旅行者へのおもてなしに資するものとして実施予定となっている。
2015年07月22日シャープは7月21日、キャニスター型サイクロン掃除機の新モデルとして「EC-VX700」と「EC-LX700」を発表した。EC-VX700は3種類のアタッチメントと低騒音ナイトモード、EC-LX700は2種類のアタッチメントを備える。価格はオープンで、推定市場価格はEC-VX700が80,000円前後、EC-LX700は60,000円前後(いずれも税別)。EC-VX700とEC-LX700は、ペットの抜け毛掃除に適した「パワフル一毛打尽(いちもうだじん)自走ヘッド」を搭載するキャニスター型掃除機。コシが強く、幅28cmとワイドな太径ブラシで、ラグマットなどに絡みついたペットの抜け毛をかき取る。ブラシ側面には「スミブラシ」を配置しており、壁際のゴミも逃がしにくい。自走式のため、ラグマットやじゅうたんでも軽い力で操作可能だ。ヘッドは分解でき、回転ブラシカバー、回転ブラシ、ヘッドカバーを水洗いできる。サイクロン部には、従来のサイクロン部の周囲に8つの小型サイクロンを配置した「パラレルフローサイクロン」を採用。内と外の2段階のサイクロンで、微細なゴミを99.9%以上遠心分離できるため、ダストカップ上部のフィルターが不要になった。本体にはプラズマクラスターイオン発生ユニットも搭載し、静電気を抑制。ダストカップ内部へのゴミやホコリの付着を低減できる。EC-VX700のみ「フッ素加工ULPAクリーンフィルター」を搭載しており、0.3μm以上の微細なホコリを99.999%キャッチできる。49dB(目安として、50dBで静かな事務所、家庭用エアコンの室外機といわれる)の運転音で掃除できる「ナイトモード」も搭載。本体パワーとブラシ回転数を自動でコントロールし、夜間でも周囲に気兼ねなくフローリング掃除できるとしている。布団やソファーの掃除に適した「2WAYベンリヘッド」が付属する。EC-VX700の本体サイズはW215×D350×H241mm、本体重量は3.1kg。ホースと延長管、吸込口を合計した重量は4.7kg。吸込仕事率は210W~約15Wで、ダストカップ容量は0.25L。カラーはゴールド系で、2WAYベンリヘッドと2段伸縮すき間ノズル、ベンリブラシの3種類が付属する。EC-LX700の本体サイズはW215×D350×H241mm、本体重量は2.9kg。ホースと延長管、吸込口を合計した重量は4.5kg。吸込仕事率は210W~約40Wで、ダストカップ容量は0.25L。カラーはレッド系。2段伸縮すき間ノズルとベンリブラシが付属する。
2015年07月21日シャープは7月16日、液晶テレビ「AQUOS K30」シリーズを発表した。24型のLC-24L30と22型のLC-22K30は7月30日発売、19型のLC-19K30は8月30日発売。価格はいずれもオープンで、推定市場価格はLC-24K30が50,000円前後、LC-22K30が45,000円前後、LC-19K30が40,000円前後(いずれも税別)。3製品ともパーソナル向けの液晶テレビ。LC-22K30のみ1,920×1,080ドットのフルハイビジョンパネルを採用しており、他の2モデルは1,366×768ドットのハイビジョンパネルを採用している。USB HDDを使用した番組録画にも対応。チューナーは、地上デジタル、BS/110°CSとも2基内蔵しており、裏番組録画も可能だ。入力端子は、HDMI×2、D端子×1、ビデオ入力×1、ミニD-Sub15ピン×1を装備する。MHLにも対応しており、スマートフォンの画面を表示することも可能だ。
2015年07月17日シャープは7月14日、ドラム式洗濯乾燥機の新製品発表会を開催した。発表されたのは、プラズマクラスター洗濯乾燥機シリーズの「ES-Z210」と「ES-A210」の2機種。いずれも容量は洗濯が10kg、乾燥が6kgのタイプだ。機能や性能で差別化が図られており、ES-Z210が上位機種にあたる。○業界初の「ハイブリッド」乾燥方式今回、ES-Z210のみの新機能で大きな目玉となるのは、「サポートヒーター」の搭載といえる。現在、洗濯乾燥機の乾燥機能は、ヒーターで熱を発生させて洗濯物を乾かす「ヒーター式」と、ヒートポンプによる除湿効果で乾かす「ヒートポンプ式」に大別される。ES-Z210では、業界で初めてこの両方を採用した。ただし、サポートヒーターという名前のとおり、ヒーター乾燥はあくまでアシスト的な役割で、メインとなるのはヒートポンプ式だ。サポートヒーターは洗いと乾燥、2つの工程で動作する。1つめは今回新たに搭載された「極め洗いコース」。後述するマイクロ高圧洗浄との組み合わせで頑固な泥汚れや皮脂汚れも洗い落とすコースだ。極め洗いコースの運転直後には、サポートヒーターで約40℃の温風をドラム内に吹き付けて衣類を温める。これによって、洗剤を活性化させ、汚れを浮かせる。もう1つの工程が乾燥だ。こちらも新搭載の「ぽかぽか・おひさま乾燥」という乾燥機能では、ヒートポンプで乾燥させながら、サポートヒーターで熱を与えることにより、ふんわりとした天日干しのような仕上がりを実現できるという。ヒートポンプ式はヒーター式よりも低消費電力な点が魅力だが、シャープによると、ヒーターを追加することによる消費電力への影響はないそうだ。○進化したマイクロ高圧洗浄シャープのドラム式洗濯乾燥機は、2014年モデルから「マイクロ高圧洗浄」を搭載している。マイクロ高圧洗浄とは、毎秒100万個の微細な水の高圧シャワーを衣類に噴射して、繊維の奥の汚れをはじき飛ばす機能。少ない水量で叩き洗いを行うドラム式は、一般的に洗浄力に弱点があるとされるが、マイクロ高圧洗浄でこの問題を解消した。ES-Z210では、マイクロ高圧洗浄を強化。洗浄範囲を従来の約1.4倍に拡大した。シャープによると、「高圧洗浄の圧力を高めると衣類が痛んでしまう。そこで、洗浄範囲を広げて、洗いムラを低減し、洗浄力を高めた」とのことだ。前述の極め洗いコースでは、マイクロ高圧洗浄のシャワー量が標準コースに比べて最大約4倍量となる。そのほか、ES-Z210には新機能として「サッと予洗いコース」を追加。こちらもマイクロ高圧洗浄を利用した機能で、泥などがこびりついた、汚れのひどい洗濯物を、約5分で水だけの力で予洗いし、脱水まで行えるというものだ。○農業女子のための洗濯機これらの機能が生まれたのは、農林水産省が主導する「農業女子プロジェクト」に、シャープが家電メーカーとして唯一参画したことが背景にある。同プロジェクトは、農業に携わる女性の知恵を企業のノウハウと結びつけ、新たな商品やサービスの創出につなげるというものだ。シャープでは、新製品の開発にあたって、農業に従事する38人の女性にアンケートを実施、計4回にわたって延べ10人との意見交換を行ったという。さらに、全国から土のサンプルを集めて泥汚れの落ち具合を比較するなど、徹底した実験が繰り返された。発表会には、シャープ 取締役会長の水嶋繁光氏が出席。「シャープ創業者の早川徳次の言葉には『人に真似される商品を作れ』というのがあり、古くからシャープは会社の枠組みを超えた産学官共同の取り組みを行ってきた。今回もその流れのひとつとして、家電メーカーとして唯一プロジェクトに参画し、農業女子の方々の声をもとに、洗浄能力を飛躍的に高めた洗濯機を開発した。今後もこのようなプロジェクトを通して、新たな家電の可能性を追求していきたい」と挨拶した。また、発表会に駆け付けた農林水産副大臣のあべ俊子氏は「農業女子を応援していこう、というこのプロジェクトには、現在300人の女性と20社以上の企業が参加しています」と説明。さらに、「今回のような洗濯機の登場で、農業女子たちがもっともっとオシャレをできるようになり、もっともっとおいしい農作物を作ってもらえるのではないかと期待しています」とコメントした。そのほか、発表会には今回の新製品開発に携わった3人の農業女子も出席。「農作業によるひどい泥汚れが、水だけで落ちるわけないと思っていました。予洗いコースに関しても、どうせ洗濯前に手洗いをしているからいらないとか、1回目の意見交換会ではかなり厳しい意見を言って、ダメ出しをしました」「1回目の意見交換会では、タオルを洗うと逆に泥染めになってしまっていたのに、1カ月後に行われた3回目の意見交換会では、全国から集められた泥汚れがすべてキレイになっていました。たった1カ月でこれだけブラッシュアップさせるシャープの技術に感心しました」「汚れを落とすのは洗剤の仕事だと思っていたが、水だけでこんなにキレイになるのは衝撃でした。農業に携わる女性だけでなく、一般の方でも喜んでもらえるのではないかと思います」など、開発秘話や感想を明かした。このたび発表された新製品2モデルのちがいは、サポートヒーターの有無のほか、搭載するセンサーの数。センサーはES-Z210が7種類、ES-A210が5種類で、センサーが多いES-Z210のほうが、より少ない使用水量、消費電力で運転できる。また、センサーの情報をもとに洗濯機の使い方を音声で案内する「ココロエンジン」はES-Z210にのみ搭載する。
2015年07月15日シャープは7月14日、ドラム式洗濯乾燥機「ES-Z210」を発表した。農林水産省の「農業女子プロジェクト」と連携した製品だ。発売は8月27日。価格はオープンで、推定市場価格は税別300,000円前後だ。ES-Z210は、頑固な泥汚れや皮脂汚れ、黄ばみを落とせる「極め洗いコース」を新しく搭載したドラム式洗濯乾燥機。ヒートポンプに加えて新搭載された「サポートヒーター」が約40℃の温風を送り、濡れた衣類の汚れを温めて浮かす。汚れを浮かせた状態で、小さな水滴を勢いよく吹き付ける「マイクロ高圧洗浄」を行い、繊維の奥の汚れをはじき飛ばして洗浄する。マイクロ高圧洗浄は2014年度モデル「ES-Z200」に比べて、洗浄範囲が約1.4倍となり、ムラなく洗えるようになった。泥だらけのユニフォームなど汚れがひどい衣類だけを、マイクロ高圧洗浄で事前に洗える「サッと予洗いコース」を追加。洗剤を使わず、水だけで約5分間洗浄し、汚れをはじき飛ばす。サッと予洗いが完了した後は他の洗濯物とまとめて洗濯できる。乾燥機能では、従来のヒートポンプに加えてサポートヒーターを搭載し、ハイブリッド方式を採用したことで「ぽかぽか・おひさま乾燥」を実現した。除湿して乾燥させるヒートポンプに、サポートヒーターで熱を加えることで、乾燥後の衣類のふんわり感やあたたかさがアップしている。サポートヒーターはヒートポンプの効率が低下する間にだけ稼働するため、洗濯~乾燥(6kg)の消費電力量は590Whと抑えられている。ES-Z210は、農林水産省が推進している「農業女子プロジェクト」のメンバーと連携して開発した製品だ。農作業時、衣服に付いた汚れをシャープが分析。洗濯機で落とし切れていなかった頑固な汚れも洗い落とせる、新たな洗浄コースを開発したという。サイズはW640(ボディ幅:596mm)×D730×H1,114mm、重量は78kg。容量は洗濯が10kg、乾燥が6kg。カラーはゴールド系。シャープは同日、サポートヒーターを省略したドラム式洗濯乾燥機「ES-A210」も発表した。推定市場価格は税別230,000円前後だ。
2015年07月14日シャープは6月25日、人や動物などの心拍・呼吸・体動などの生体情報を非接触で検知できるマイクロ波センサモジュール「DC6M4JN3000」を開発したと発表した。同製品は、人や動物に対してマイクロ波を照射し、心臓や肺の動きでわずかに振動する体表面から反射するマイクロ波の変化をもとに、心拍や呼吸数などの生体情報を検知するもの。同社が長年培ってきた衛星放送用アンテナ技術や、独自の信号処理回路技術、生体情報検出アルゴリズムなどを組み合わせることで実現したとする。最大検知距離は約3mで、その際の誤差は心拍数の場合で、一般的な医療用パルスオキシメータ比で±10%。また、マイクロ波の特性を活用することで、マットレスやドア、壁などの電波を通す遮蔽物越しの検知も可能なため、プライバシーの保護が求められる浴室やトイレなどでの生体情報の把握もでき、これにより介護や見守りといった分野でのサービスを向上させることができるようになると同社では説明している。なお、同製品はセットメーカー向けに販売を計画しており、サンプル価格は1万8000円(税別)。2015年7月末より提供を開始する予定で、月産1000台規模を計画しているという。
2015年06月25日マイクロソフトは6月11日、シャープへのMicrosoft Dynamics CRMの導入事例を公開した。シャープはB2CからB2Bへのシフトを進めており、B2B事業の情報基盤として「Visions」を構築している。その開発の土台となっているのが Microsoft Dynamics CRMで、エンタープライズでも利用可能なスケーラビリティ、ユーザーにとってのわかりやすさ、開発のしやすさなどが、同社で高く評価された。「Visions」は、まず、シャープ グループにおけるB2Bビジネスの中心的存在であるシャープビジネスソリューション(SBS)で活用されており、案件の可視化や業務効率の向上、商談総額の増大、PSI計画の精度向上など、さまざまな効果をもたらした。具体的には、案件の可視化により、商談の登録数が1年間で4.5倍に増加、商談の平均単価も1.8倍となり、その結果、商談金額総額も、この1年で7.7倍に増加し、生産計画の精度向上や在庫最適化にも貢献した。シャープが構築に向けた検討を開始したのは、2013年1月。同社グループで活動する国内営業担当者、約5,000名を支えられるスケーラビリティがあることと、オンプレミス型でシステムを構築できることを条件に、複数製品の比較検討が進められ、2013年5月にMicrosoft Dynamics CRMの採用を正式に決定。採用理由は大きく「Microsoft Officeとの親和性が高く、ユーザーにとってわかりやすいこと」「リーズナブルなコストで導入できること」「既に数多くの先行事例が存在していたこと」「社内の開発リソースを新規の技術教育を行うことなく、そのまま活用できること」の4つ。Microsoft Dynamics CRM の導入決定後は、すぐにプロトタイプの開発に着手。社内4名の開発体制によってわずか2か月で完成させ、約100名のユーザーに対する展開を行った。対象となったのはIDPビジネスを手掛ける営業担当者。業務プロセスの中にVisionsを組み込み、ここにデータ入力しなければ次のステップに進めない仕掛けを作ると共に、Visions 活用の効果をデータで示すことで、Visions 活用に対するモチベーションを高めていくという取り組みが進められていった。シャープではこれを、今後、あらゆる情報の起点となる存在として、「Visions」をグループ全体へと展開していくという。
2015年06月12日6月9日、シャープは東京都内で、4K液晶テレビ「AQUOS 4K」のプロモーションに関する記者発表会を開催した。6月26日より歌手・モデルのきゃりーぱみゅぱみゅさんを起用したプロモーションを実施する。シャープは、4K液晶パネルで "8K解像度" を実現する「AQUOS 4K NEXT」をはじめとした新製品「AQUOS 4K」計7モデルの投入に合わせ、6月26日より歌手・モデルのきゃりーぱみゅぱみゅさんを起用したプロモーションを実施する。今回は、きゃりーぱみゅぱみゅさんが出演するテレビCMの予告篇を、本人を招いてお披露目するとともに、プロモーションのコンセプトについての発表が行われた。まずはシャープ デジタル情報家電事業本部 国内営業統轄の戸祭正信氏から「AQUOS 4K」のプロモーション展開について説明があった。戸祭氏は、4Kテレビ市場が拡大基調にある動向に触れ、「めざしている映像は臨場感。そのために、本物感を醸し出す高解像度、実物感を生む光を表現する高コントラスト、自然の豊かな色を表現する広い色域を追求している」と語った。こうした映像へのこだわりを、シャープは「美は、細部に宿る。」というメッセージに込め、テレビCM、Web、交通広告、デジタルサイネージ、そして店頭を含めたトータルプロモーションとして展開。きゃりーぱみゅぱみゅさんが若い世代を中心に人気と共感を集め、クールジャパンのアイコンでもあることから、プロモーションに起用したと説明した。続いて、舞踏会のシーンを描いた新テレビCMの予告篇が放映。さらに新CM曲の「おしえてダンスフロア」が流れる中、CMでまとう和洋折衷の衣装に身を包んだきゃりーぱみゅぱみゅさんが登場した。きゃりーぱみゅぱみゅさんは衣装について「マリー・アントワネットのような気品のあるドレスを、和の素材をモチーフに作っていただきました。『美は、細部に宿る。』ということで、メイクも細部にこだわりました。ドレスもすごく繊細なので、いつものパステルカラーとはちがって、すごく大人っぽいと思います」と感想を述べ、「新CMの見どころは、いつもより大人っぽい私になっているので、楽しみにしてほしい」と語った。このあと会場では、4Kカメラによる"日本の美"を描いたデモムービーが放映された。きゃりーぱみゅぱみゅさんは、つつじの花びらの立体感や、和菓子の臨場感、毬の糸の繊細感、着物の中間色や黒い部分を表現した広色域で高コントラストな映像を見て、「きれい」「おいしそう」「鮮やか」と感動していた。さらには、前日に自動車運転免許を取ったばかりであることを公表。「さっそく新橋まで運転して、焼き鳥を食べて戻ってきました」「この夏は海とかいろんなところに運転していきたいですね」と語った。新テレビCMの全国放映は6月26日から。9日より同社のWebサイトにおいて予告篇が公開されている。なお、このプロモーションに合わせてキャッシュバックキャンペーンも実施。発売から8月15日までのキャンペーン期間中、対象の「AQUOS 4K」を購入すると、最大2万円がキャッシュバックされることも発表された。
2015年06月09日