日本でも大ヒット中の『ペット』に続いて、2017年にユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントが贈る新作『SING/シング』。このほど9月11日(現地時間)、現在開催中のトロント国際映画祭にて本作のプレミア上映が行われ、華やかなレッドカーペットにアカデミー賞俳優のマシュー・マコノヒーやリース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、『テッド』のセス・マクファーレン、『キングスマン』のタロン・エガートンら豪華キャストが集結!さらにトリー・ケリーとジェニファー・ハドソンによるライブパフォーマンスも行われ、大盛況を見せた。大切な劇場を立て直すために、コアラのバスタームーン(声:マシュー・マコノヒー)が思いついたのは、たくさんの動物たちに向けた“歌のオーディション”!感傷的に優しく歌うハツカネズミ(セス・マクファーレン)、ステージに上がることに恐怖心を持つ内気なティーンエイジャーのゾウ(トリー・ケリー)、25匹のコブタの面倒を見る疲れ果てた母親(リース・ウィザースプーン)、自らの家族である犯罪一家から自由になりたいと願う若いギャングスターのゴリラ(タロン・エガートン)、横柄な彼氏を捨ててソロになるべきか葛藤するパンクロッカーのヤマアラシ(スカーレット・ヨハンソン)など、たくさんの動物たちが集まり…。誰もが思わず歌いだしたくなる、ミュージック・エンターテインメントとなる本作。カナダ・トロントのプリンス オブ ウェールズ シアターで行われたプレミアイベントのレッドカーペットには、増え続ける借金で経営難の劇場を立て直そうと決意する本作の主役コアラのバスタームーン役のマシュー、夢を叶えるためコンテストに出場するブタのロジータ役のリース、パンクロックな態度をとる厄介なティーンエイジャーのヤマアラシ・アッシュ役のスカーレットをはじめ、監督を務めたガース・ジェニングスら超豪華スタッフ・キャスト陣が一堂に会し、会場は大盛り上がりに!マシューは“コアラ”色のグレーのスーツを身にまとい、愛妻カミラ・アルヴェスと登場。会場に集まった熱狂的なファンたちのサインやセルフィーに快く応じた。トロント国際映画祭で初プレミアを迎え、マシューは「最高の気分です。誰もが楽しめる映画になりましたから。あらゆる面で、最高の出来です」と自信をのぞかせ、「観ているうちに、登場するキャラクターが動物に思えなくなってくる。なんだか、僕らと同じ問題を抱えた人間であるかのように思えてくるんです。展開が早くて、あっと言う間に引き込まれてしまいます」と作品の魅力をアピール。また、ロジータ役を演じたリースは、可憐なピンクのドレスに身を包み、とびきりキュートな笑顔で会場に登場。「これは、夢を持つ多くの人々に、願いを叶える素晴らしさを伝える映画だと思います。私の役は、25匹の子どもを持つ母親で、いつも自分の夢なんて二の次。多くの親に共感してもらえるはずよ」と、親子で楽しめる作品であることを語ってくれた。そして、ヤマアラシのアッシュを演じたスカーレットが、真っ赤なドレスに前髪をかきあげたセクシーな姿で登場すると、悲鳴に近い歓声が。本作の見どころについては、「あなたの夢を実現する力を信じてくれている友達を信頼し、勇気を出して彼らの肩を借りること。それに、何よりも大切なメッセージは、挑戦するならリスクを恐れてはならない、ってこと。失えば得るものもあり、得るものがあれば必ず何かを失う。それこそが、この映画の伝えたいことじゃないかしら」と分析した。さらに、プレミア上映終了後には、シャイであがり症のゾウの女の子・ミーナを演じたトリーが、ジェニファーと共にデュエット曲「ハレルヤ」を生披露!高い歌唱力で知られる2人の圧倒的なステージに酔いしれた会場からは、万雷の拍手と歓声が沸き起こっていた。なお、『ペット』にも、ちらりと“カメオ出演”を果たしていた本作には、レディー・ガガの「バッド・ロマンス」やクレイジー・タウンの「バタフライ」、ニッキー・ミナージュの「アナコンダ」など、誰もがどこかで一度は耳にしたことのあるヒットソングの数々が85曲も登場する予定。日本上陸を楽しみに待っていて。『SING/シング』は2017年3月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月13日音楽に情熱を捧げる少年の恋と青春を描いた『シング・ストリート未来へのうた』(ジョン・カーニー監督)が7月9日(土)に封切られ、各地の劇場で満席続出の大ヒットを記録している。早くも拡大公開が決定しており、さらなる旋風を巻き起こす予感だ。『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』といった音楽愛にあふれる秀作を手がけ、日本にもファンが多いカーニー監督が80年代、不況にあえぐ故郷ダブリンで過ごした10代の実体験をベースに生み出した本作は、例えば同じく自身の青春期を映画化したキャメロン・クロウ監督の『あの頃ペニー・レインと』、ほぼ同時代のイギリス北部を舞台にした名作『リトル・ダンサー』に匹敵するといって過言ではない、今年を代表する感動作だ。少しだけ個人的な話をすると、カーニー監督とは同世代なので、劇中を彩る80年代ブリティッシュ・ミュージックの数々に胸がときめいてしまう。鬱屈した日常を送る主人公の少年が音楽好きの兄と一緒に、テレビから流れるミュージック・ビデオを“見ながら”瞳を輝かせる姿も当時を思い出させるし、劇中で一目ぼれした年上の女の子を「僕のバンドのMVに出ない?」と誘い、まさかのOKで急きょバンドを結成するシーンも微笑ましい。さて、映画の舞台となる1985年頃、音楽と同じくらい映画に興味を持ち始めた筆者は、緑に囲まれまくったド田舎に暮らしながら、ミニシアターブームが巻き起こる東京…特に86年にシネマライズがオープンした渋谷に対し、「映画の街」という漠然としたあこがれを抱いていた。上京後はシネマライズをはじめ、渋谷に点在する個性的な映画館に足を運んでは、世界中からやって来る傑作、秀作、珍作との出会いに、自分なりに刺激を受けてきた。ご承知の通り、渋谷は映画館の閉館が相次ぎ、今年1月に閉館したシネマライズに続き、8月には向かい側に立つPARCO part3の建て替えに伴い、シネクイントが一時閉館することになった。そのクロージング作が『シング・ストリート未来へのうた』だ。封切りの翌日、劇場に足を運び2度目の鑑賞を楽しんだが、同時にさまざまな思い出もよみがえってきた(偶然かもしれないが、シネクイントでは音楽をテーマにした映画をたくさん見た)。100年に一度といわれる再開発が進む渋谷において、やはり心配なのは映画館の行方。シネコンのオープンも噂されており、「渋谷で映画を見る」特別感はますます薄れてしまうかもしれない。もちろん、渋谷にはユーロスペース、Bunkamura ル・シネマ、シアター・イメージフォーラム、渋谷アップリンク、ヒューマントラストシネマ渋谷など、それぞれの個性やポリシーを貫く映画館が存在する。久しぶりに足を運んでみてはいかがだろうか。『シング・ストリート未来へのうた』は渋谷シネクイントほか全国にて順次公開中。(text:Ryo Uchida)
2016年07月15日『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督が、80年代のアイルランド・ダブリンを舞台に描く青春音楽エンターテイメント『シング・ストリート未来へのうた』。7月9日(土)に迫った日本公開を前に、劇中で少年たちが結成するバンド「シング・ストリート」の初ライブシーンの映像が到着した。本作の舞台は1985年、歴史的な不況に突入したダブリン。両親の離婚やいじめなど、さえない日々を送っていた少年コナーが、「シング・ストリート」という名のバンドを組み、ストリートや海辺でミュージック・ビデオのゲリラ撮影を敢行する。なぜなら、ひと目惚れした自称モデルのラフィーナに、ミュージック・ビデオに出演してもらいたいから!そんな単純な動機で始めたバンド活動で、家庭に問題を抱えたそれぞれのメンバーたちとの友情が育まれていく。今回到着した映像は、これまでミュージック・ビデオを街角で撮影していた「シング・ストリート」が、学校内で行った初ライブのパフォーマンスを収めたもの。80年代のテイストが詰まったパンキッシュなナンバーは、その名も「Girls」。ライブのオープニングの盛り上げにはピッタリの1曲だ。会場に集まった観客は、初めこそ戸惑いを感じるもすぐに歓声をあげ、一気に大盛り上がりに!当時流行ったアイメイクもバッチリ決めたコナーは、勢い余ってギターを投げ捨てるアクションを披露したり、まったく物怖じしない態度で観客を煽ったりと、初ライブとは思えないパフォーマンスを披露している。コナー役を務めるフェルディア・ウォルシュ=ピーロは、カーニー監督が数千人にもおよぶオーディションから発掘した逸材。演技は初挑戦ながら、オペラやアイルランド民族音楽で活躍する家族のもとで育ち、ボーイソプラノの経験もあるという彼のセンスと才能、そしてクールなバンドのパフォーマンスを、こちらから確かめてみて。『シング・ストリート未来へのうた』は7月9日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月03日80年代の音楽が彩る、『はじまりのうた』ジョン・カーニー監督による最新作『シング・ストリート未来へのうた』。このほど、「マルーン5」のアダム・レヴィーンが手がけ、自ら歌い上げた主題歌「GO NOW」の日本語歌詞入りミュージック・ビデオが解禁となった。1985年、歴史的な不況に突入したアイルランドのダブリン。サエない日々を送っていた14歳の少年コナーがバンドを組み、ストリートや海辺でミュージック・ビデオのゲリラ撮影を重ねるうちに、ひと目惚れした年上の女の子との切ない恋と、それぞれが家庭に問題を抱えたメンバーたちと友情が加速していくさまを、たっぷりの80年代サウンドともに描き出す。解禁となった主題歌「GO NOW」のミュージック・ビデオは、アダムのアフレコ映像とともに、本編映像が鮮やかに切り取られたものとなっている。大人びた美しさを放つラフィーナにひと目惚れし、猛アタックしながら、音楽に没頭する主人公の少年コナー。アダムの歌声とアコースティックなサウンドに乗せて、ラフィーナとの淡い恋模様が映し出され、バンドを組み、演奏していく中でコナーが成長する姿も垣間見せる。『はじまりのうた』で映画初出演し、カーニー監督と意気投合したアダムは、本作ではキャストではなく、主題歌として関わることになった。「最初に映画を見たときは、この映画の音楽にどういう形で関わるか全くわかりませんでした。単純にひとつの映画として楽しみ、すごく好きになりました」とアダムは語る。カーニー監督の半自伝的作品ともいわれているが、自身の青春期とも重なる部分は大きかったようで、「(パール・ジャムの)エディ・ヴェダーみたいな髪型にしたくて、『ニルヴァーナ』のバンドメンバーなりたくて、90年代初期のすごかったバンドのボーカルになりたくて。曲まで作って、彼らみたいな音楽をやろうとしたけど、ひどい出来で。でも、若いときはそうやって自分のヒーローたちを真似ることによって創造性が育まれるんだ」と語り、「この映画を見たときに、これがあまりにも正確に描かれていて驚いたんだ。若くて、音楽に夢中で、彼らみたいなルックスになりたくて、彼らみたいな音楽を書きたくて、彼らのように女の子たちを射止め、女の子たちのハートをつかむ歌詞が書きたくて。全てに夢中だった。このことがちゃんと映画で再現されていて、言葉にできないくらい完璧だったんだ」と続けた。「素晴らしい映画だよ」と何度も言葉にするアダムは、「80年代の音楽は型にはまったイメージを抱いている人が多いけど、80年代には素晴らしい音楽があった。この映画はその素晴らしさに着目している。メジャーな音楽も…デュラン・デュランは衝撃的だった。素晴らしい音楽やファッションや、そのときに起こっていたムーヴメントの全てを生み出した。だけど決して、その時代をパロディーにした映画には感じない。80年代をありのままに撮影したかのようにリアルに描かれているんだ」と、本作の魅力について熱く語りながらも、「彼の映画の中で一番とは言い難い。なぜなら僕は前作に出ているからね(笑)」と、嫉妬心からか(?)対抗意識を燃やしていた。『シング・ストリート未来へのうた』は7月9日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月23日『はじまりのうた』『Once ダブリンの街角で』のジョン・カーニー監督が、自身のルーツにも迫った最新作『シング・ストリート 未来へのうた』。本作の主演に数千人の中から大抜擢されたフェルディア・ウォルシュ=ピーロに注目した。舞台は1985年、歴史的な不況に突入したアイルランドのダブリン。サエない日々を送っていた少年がバンドを組み、ストリートや海辺でミュージック・ビデオのゲリラ撮影を重ねるうちに、年上の女性との切ない恋と、それぞれが家庭に問題を抱えたメンバーたちとの友情が加速していくさまを描く青春音楽ムービー。主人公の少年・コナーに抜擢されたのは、まったく演技経験がなかったというフェルディア・ウォルシュ=ピーロ。アイルランド全土で行われた6か月にわたるオーディションで、数千人の中から抜擢された逸材だ。彼は、オペラやアイルランドの民族音楽で活躍する家族のもとで育ち、クラシックピアノはお手の物、ボーイソプラノでオペラへの出演経験を持っているが、演技は初挑戦。「フェルディアは聡明な若者で、オーディションに来るたびに良くなっていった」とカーニー監督は絶賛し、「私のアドバイスをアレンジして次に戻ってきたから、映画に向いている性格だと思った。ヴィジュアルも良くて雰囲気もあり、声もいいしね」と抜擢した理由を明らかにする。一方、フェルディアくんは、最初のオーディションのことを「会場に到着したとき、列がとても長くて、ついてきてくれた母に『何時間も並びたくないから家に帰りたい』と言いました。結局、我慢して5時間並び、ようやく僕の番が来て歌ったのですが、うまくいったと思いましたね」とふり返り、14歳の少年らしさをのぞかせている。また、本作の見どころのひとつは、「デュラン・デュラン」「ザ・キュアー」「ザ・クラッシュ」「ザ・ジャム」「ホール&オーツ」「a-ha」「スパンダー・バレエ」など、当時を席巻した音楽であり、ストーリーを紡ぐ“80年代風”に制作されたオリジナル楽曲。フェルディアくんは、1か月の特訓を経て劇中のオリジナル楽曲を自ら歌い上げており、その歌声は予告編でも聴くことができる。その澄んだ歌声はもちろんのこと、物語が進むにつれ、最初はサエなかった少年が不思議とカッコよさを増していく姿も見逃せない。『シング・ストリート未来へのうた』は7月9日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月14日伝説的UKロック・バンド、ザ・ストーン・ローゼズが、2016年6月10日(金)にニューシングル「ビューティフル・シング(Beautiful Thing)」を発表した。2016年5月13日(金)に21年ぶりとなる新曲「オール・フォー・ワン(All For One)」を突如発表して大きな話題を呼んだばかりの彼らだが、今回の「ビューティフル・シング」も、事前のアナウンスなく突如リリース。直後にiTunesで配信がスタートした。プロデュースを担当したのは、先にリリースされた「オール・フォー・ワン」と同じく、アデルやコールドプレイ、ポール・マッカートニー等を手掛けるポール・エプワース。バンド全盛期のグルーヴ感が炸裂する1曲に仕上がっている。【概要】ザ・ストーン・ローゼズ「ビューティフル・シング」発売日:2016年6月10日(金) iTunesで配信中
2016年06月13日『once ダブリンの街角で』『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督の最新作『シング・ストリート 未来へのうた』の前売り券が5月21日(土)より発売されることが決定し、ステレオテニスがデザインした“オリジナル80’sステッカー”が特典としてプレゼントされることが発表された。『シング・ストリート 未来へのうた』/その他の画像本作は、1985年のアイルランド・ダブリンを舞台に描かれるカーニー監督の半自伝的作品。デュラン・デュラン、ザ・キュアー、ザ・クラッシュなどの80年代ブリティッシュ・ミュージックや、ゲイリー・クラークが手掛けた80年代風のオリジナル楽曲が登場し、人生を変えてしまうような音楽と女の子に出会った14歳の少年コナーの青春の日々が鮮やかに切り取られる。特典の“オリジナル80’sステッカー”は、80年代に大ブームになったカセットテープや、1981年より放送され人気を博した番組『ベストヒットUSA』風ネオンなどがデザインされた豪華7点セットだ。ノスタルジックな雰囲気の中にも現代風のかわいらしさが融合し、それぞれ個性の異なる仕上がりとなっている。デザインを手掛けたのは、80年代にインスパイアされ、各所でデザインやグラフィックワークを提供しているグラフィックアーティスト兼イラストレーターのステレオテニス。映画について彼女は「青春映画と思いきや後半、胸熱が高まりすぎて泣いていました。学校や環境に鬱屈して、音楽に救われた若い人、若かった頃を忘れかけている大人、こみあげる爽やかな熱い何かに心が動かずにいられない!自分の中でもオールタイム・ベスト級の大好きな映画になりました」とコメント。デザインについては「劇中、色んなバンドに影響されて服装が変わる登場人物達が面白かったので、80’sの色んなデザインでステッカーを作りました。物語のキーワードになっているモチーフも含めてみました」と語っている。『シング・ストリート 未来へのうた』7月9日(土)公開
2016年05月19日映画『シング・ストリート 未来へのうた』が2016年7月9日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国順次公開される。監督は『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』のジョン・カーニー、主題歌はマルーン5のアダム・レヴィーン。2016年サンダンス映画祭で最も熱いスタンディングオベーションを浴びた今作品は、監督の半自伝的な物語。ダブリンを舞台に、両親の離婚、いじめなどで人生どん底の少年たちがバンドを組み、ストリートや海辺でPVのゲリラ撮影を重ねるうちに、切ない恋と胸を打つ友情が加速していく物語を描く。解禁された予告編では、憂鬱そうな顔をし、今にも壊れそうだったコナーが、ロンドンの音楽と自称モデルのラフィーナと出会い、彼女を振り向かせるためにバンドを結成し、未来へ向かって走り出す姿が垣間見える。迷える若者の救世主だった、デュラン・デュラン、A-HA、ザ・クラッシュ、ザ・ジャム…。80年代ブリティッシュサウンドに乗せて届ける青春音楽エンターテイメントは、音楽にも注目したい。■ストーリー1985年、大不況のダブリン。人生の14年、どん底を迎えるコナー。父親の失業のせいで公立の荒れた学校に転校させられ、家では両親のけんかで家庭崩壊寸前。音楽狂いの兄と一緒に、隣国ロンドンのMVをテレビで見ている時だけがハッピーだ。ある日、街で見かけたラフィナの大人びた美しさにひと目で心を打ちぬかれたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを撮ると決意、猛特訓&曲作りの日々が始まったー。【作品情報】『シング・ストリート 未来へのうた』公開日:2016年7月9日(土) ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイント 他全国順次公開監督・脚本:ジョン・カーニー出演:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、エイダン・ギレン、マリア・ドイル・ケネディ、ジャック・レイナー、ルーシー・ボーイントン© 2015 Cosmo Films Limited. All Rights Reserved
2016年05月13日『はじまりのうた』『ONCE ダブリンの街角で』で、映画と音楽の融合の幸福感を改めて示したジョン・カーニー監督の最新作『シング・ストリート未来へのうた』。このほど、「U2」ボノも「2016年ベストムービー」と大絶賛を贈る本作から、予告編映像とポスタービジュアルが解禁となった。1985年、大不況下のアイルランド・ダブリンが舞台となる本作。父親の失業のため、公立の荒れた学校に転校させられ、両親のけんかで家庭は崩壊寸前、学校では早速いじめに遭う主人公のコナー。解禁された予告編では、憂鬱そうな顔をし、いまにも壊れそうだったコナーが、ロンドン発の最新音楽と自称モデルのラフィーナと出会う。彼女を振り向かせるために、バンドを結成、ストリートや川辺でPVのゲリラ撮影を重ねながら、未来へ向かって走り出すコナーの姿が垣間見える。もちろん、映像を彩る音楽も魅力的で、劇中でコナーたちのバンド「シング・ストリート」の曲として使用されている80年代風の親しみやすい楽曲は、すべてオリジナル。また、「デュラン・デュラン」「ザ・キュアー」「ザ・クラッシュ」「ザ・ジャム」「ホール&オーツ」「a-ha」「スパンダー・バレエ」など、当時、迷える若者の救世主だった80年代ブリティッシュ・ミュージックが、人と人の心をつなぎ、青春真っただ中のコナーたちの運命を切り開く瞬間を彩っていく。さらに主題歌は、『はじまりのうた』にも出演した「マルーン5」のアダム・レヴィーンが手がけている。そんな本作は、今年のサンダンス映画祭で熱いスタンディングオベーションを浴び、全米批評サイト「Rotten Tomatoes」では、一時は100%を振り切ってしまったほど。また、先日、「U2」のボノがバンドのオフィシャルサイトに「2016年ベストムービー」と絶賛コメントを出し、世界中で話題を呼んでいる。80年代を舞台にした青春音楽映画の新たな傑作を、まずはこちらからご覧あれ。『シング・ストリート未来へのうた』は7月9日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月10日『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督の最新作『シング・ストリート 未来へのうた』のポスター画像と予告編映像が公開になった。『シング・ストリート 未来へのうた』予告編映像本作は、1985年のアイルランド・ダブリンを舞台に、人生を変えてしまうような音楽と女の子と出会った14歳のコナーの物語で、1972年にダブリンで生まれたカーニー監督の半自伝的な作品だ。公立の荒れた学校に転校してきたコナーは、学校ではイジメられ、家では両親のケンカが絶えず憂鬱だった。予告編映像では冴えない表情をしていたコナーが、年上のラフィーナに一目ぼれし、彼女に近づくために、バンドをはじめようと奔走する様が“音楽”に彩られ活き活きと描かれていく。U2のボノが自身のバンドのオフィシャルサイトに「2016年ベストムービー」と絶賛コメントを出したという本作。劇中には、デュラン・デュラン、キュアー、クラッシュ、ジャムなど80年代を代表するブリティッシュ・ロックのほかに、今、注目を集めるギタリスト、ゲイリー・クラーク・Jrが手がけたオリジナル曲が登場。主題歌は『はじまりのうた』に出演したマルーン5のアダム・レヴィーンが手がけた。映画のオリジナルサウンドトラックは、7月6日(水)に発売される。『シング・ストリート 未来へのうた』7月9日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国順次公開
2016年05月10日口コミから大ヒットとなったキーラ・ナイトレイ&マーク・ラファロの『はじまりのうた』で知られるジョン・カーニー監督の最新作で、80年代を舞台にした青春映画『シング・ストリート未来へのうた』が、7月9日(土)より日本公開されることが決定。主題歌を『はじまりのうた』にも出演した「マルーン5」のアダム・レヴィーンが手がけている。1985年、大不況下のアイルランド・ダブリン。14歳のコナーは、父親の失業のせいで公立の荒れた学校に転校させられ、家では両親のけんかで家庭は崩壊寸前。音楽好きの兄と一緒に、隣国ロンドンのクールなミュージック・ビデオをテレビで見ている時だけがハッピーだった。ある日、街で見かけたラフィナの大人びた美しさにひと目で心を打ちぬかれたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるプロモーションビデオを撮ると決意。猛特訓&曲作りの日々が始まったーー。「アカデミー賞」歌曲賞を受賞した初監督作『ONCE ダブリンの街角で』、圧倒的な口コミで異例の全米大ヒットに、日本でも大きな話題を呼んだ『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督。世界中の数多くの人々に「私の特別な監督」と愛されている彼が次に手がけたのは、80年代のダブリンを舞台にした半自伝的な物語。両親の離婚、いじめなどで人生どん底の少年がバンドを組み、ストリートや海辺でPVのゲリラ撮影を重ねていくうちに、切ない恋と胸を打つ友情が加速していく青春音楽エンタテインメントは、今年1月のサンダンス映画祭でも上映され、熱いスタンディングオベーションを浴びていた。そんな本作を彩るのは、当時の迷える若者たちの救世主だった「デュラン・デュラン」「a-ha」「ザ・クラッシュ」「ザ・ジャム」といった、80年代のブリティッシュ・サウンド。音楽が人と人の心をつなぎ、共に運命を切り開く力をくれる瞬間を、本作でも鮮やかに切り取ってみせる。また、本作の主題歌を担当したのは、『はじまりのうた』でキーラの恋人役で映画初出演したアダム・レヴィーン。アコースティックなサウンドにアダムの歌声が乗り、前向きな気持ちにさせてくれる至極の1曲が映画のラストを飾る。なお、本作は、渋谷パルコ建て替えに伴う一時休業に伴い、8月7日(日)に休館となる渋谷シネクイントのクロージング作品ともなっている。『シング・ストリート未来へのうた』は7月9日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月01日『once ダブリンの街角で』でアカデミー賞歌曲賞を受賞したジョン・カーニー監督の最新作『シング・ストリート 未来へのうた』が7月9日(土)に公開することが発表された。80年代のダブリンを舞台に、バンド活動に熱中する少年の青春の日々を綴ったカーニー監督の半自伝的作品だ。その他の画像主人公は、両親の離婚やいじめによって人生のどん底を感じている14歳のコナー。ある日、彼は街で見かけた女性に恋をし、とっさに「僕のバンドのPVに出ない?」と口走ってしまう。そこで慌ててバンドを組んだコナーは、彼女を振り向かせるためロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを撮ると決意し、音楽活動に没頭していく。『once…』『はじまりのうた』など、観客を魅了する音楽映画を贈り出してきたカーニー監督。自身の原点の物語とも言える本作では、デュラン・デュラン、A-ha、ザ・クラッシュ、ザ・ジャムといった当時のブリティッシュ・サウンドを使用し、恋や友情、夢に燃える少年たちの青春を彩る。さらにアメリカの5人組バンド“マルーン5”のアダム・レヴィーンが主題歌を担当し、U2のボノが音楽監修をしており、数々の楽曲が青春ドラマを盛り上げることになりそうだ。『シング・ストリート 未来へのうた』7月9日(土) ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国順次公開
2016年04月28日“ダルフール”と聞いてピンと来るだろうか?アフリカのスーダン・ダルフール地方で起きている紛争をテーマにした映画『SING FOR DARFURシング・フォー・ダルフール』。公開を控え、8月20日(木)、本作を後援するオランダ王国大使公邸にてレセプション・パーティが行われ、女優の鈴木杏、世界的に活躍する衣裳デザイナーのワダ・エミらがゲストとして来場した。2004年の紛争勃発以来、30万人を超える人々が殺されるという悲劇がいまなお続いているにもかかわらず、ダルフールという地名を聞いたことさえもない人が多い、というのが悲しい実状。本作はチャリティイベント「SING FOR DARFUR」が行われるある日のバルセロナを舞台に、ダルフールとは無関係に生きる人間たちの日常を淡々と描き、その美しい映像を通して、“無関心”であることの怖さを訴えかける。監督はオランダのヨハン・クレイマー。映画に強く感銘を受けたという鈴木さんは「人はどこで繋がっていくか分からない。人一人がとても大きなドラマを持っているし、逆にそんな大きなドラマを持って生きていても、やっぱり人は地球の一部だったり、何かの一部でしかないということでもある」と挨拶。「私自身、本当にお恥ずかしいですが、スーダンのことは知らずにこの映画を観て、インターネットで調べました。でも、本作を観て、書籍で調べたり、ニュースに注目したりということが出来れば、そこから先、一つ扉を開けるんじゃないかなと思います」と映画への思いを語った。この日はさらに、12歳の少年がダルフールのために歌う映画のオープニングソング「ADAM’S SONG」に対するアンサーソングとして作られた「Touch The Sky」が初めて披露された。本曲にプロデュースから携わり、アニメ「The World of GOLDEN EGGS」の人気キャラクター、ジャッキーおばさんの声優としても知られるアーティストのブレンダ・ヴォーンは「曲を通じて想いをほかの人につなげていってほしい」とコメントし、美しい歌声を会場に響かせた。昨年の東京国際映画祭で上映され、当時から映画ファンの間で話題になっていた本作『SING FOR DARFURシング・フォー・ダルフール』。非営利で製作され、プロジェクトから生まれた利益の一部は「The Sing For Darfur Foundation」へ寄付されるなど、通常の配給作品とは違う試みを意欲的に行う。映画の公開は9月19日(土)よりシアターN渋谷ほか全国にて。■関連作品:SING FOR DARFURシング・フォー・ダルフール 2009年9月19日よりシアターN渋谷ほか全国にて公開© Sing for Darfur powered by PLUS heads Inc.
2009年08月24日