Netflixのオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス」の製作者マット&ロス・ダファー兄弟にパワハラ疑惑が持ち上がった。スタッフの一員でグリップ(特殊機材などの管理責任者)のペイトン・ブラウンが、国際女性デーにSNSで「ストレンジャー・シングス」シーズン3に参加しないことを発表。その理由は、「高い地位にいる2人の男性が、複数の女性に対して罵倒しているの目の当たりにしたから」。ペイトンはダファー兄弟の名前は出していないが、2人は思い当たる節があったのか、「撮影現場で誰かが不快な思いをしたと知り、ひどく動揺しています。製作中はストレスが多く、ときにいらだってしまうこともあります。それについては謝罪します」と自ら謝罪。暴言を吐くこともあるというのは暗に認めた形だが、同時に抗議も行った。「とはいえ、私たちの撮影現場が誤ったイメージで伝わってほしくありません。性別、志向、人種、宗教やそのほかのことに関しても関係なく、人々を公正に待遇している現場です」と主張した。「Digital Spy」などのメディアが掲載した。Netflixはペイトンの告発を受けて調査したとのことだが、ダファー兄弟に非は見つからなかったという。(Hiromi Kaku)
2018年03月12日「ストレンジャー・シングス」ではリーダー的存在マイク、『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』では打って変わっておちゃらけキャラのリッチーを演じ分け、演技派であることを証明したフィン・ヴォルフハルト。いまやハリウッドを代表する売れっ子子役の一人となったフィンは、俳優業だけでなく音楽活動での成功も目指しているようだ。6日(現地時間)、フィン自身がフロントマンを務めるバンド「Calpurnia」のファーストシングル「City Boy」(MV)を公開し、注目を集めている。MVではこの作品の収録模様が収められており、ロフトスタイルのレコーディングスペースでの撮影が主。バンドメンバーたちとふざけあったり、ギターをカスタマイズしたり、真剣な表情で録音に臨んでいたりと映画やドラマでは見られない自然体のフィンが見られる。フィンはSNSでMVを投稿し、「このMVで、ぼくたちにとって(曲作りが)どれだけ楽しい経験だったかということが伝わるといいな。音楽が大好きで何かを一緒に作りあげたい、そんな友達が集まってできた作品なんだ」と「City Boy」への思い入れを語っている。「Calpurnia」が所属する「Royal Mountain Records」によれば、今年中にファーストアルバムが発売予定だという。(Hiromi Kaku)
2018年03月08日「近頃は『ゲーム・オブ・スローンズ』か『ストレンジャー・シングス』を見ていないと、普通に会話することができないよね。だから昨晩、『ストレンジャー・シングス』を見始めたよ」とツイートしたのは、「ワン・ダイレクション」を一旦お休みし、絶賛ソロ活動中のナイル・ホーラン。おっしゃる通りです!と頷きたいところですが、日本における「ストレンジャー・シングス」人気は欧米に比べてまだまだおとなしいかも。そこで、今回はシーズン2が始まったばかりの同作を改めて大プッシュしたいと思います。昨年7月にNetflixで始まった「ストレンジャー・シングス」は、80年代のインディアナ州が舞台。一見のどかな田舎町で、12歳の少年ウィルが失踪するところから物語が始まります。その事件を受け、半狂乱に陥る母親のジョイス、警察署長のホッパー、そして友達のマイク、ダスティン、ルーカスがウィルの行方を必死に捜索。それぞれの日常が激変していく中、失踪の真相にかかわるらしき謎の少女イレブンがマイクらの前に現れ…。Netflixにて配信中の「ストレンジャー・シングス未知の世界 2」ちなみにナイルは「枕に隠れながら55分を過ごした」とのこと。ウィルが失踪する衝撃的な冒頭や不穏さを増していく雰囲気が彼をそうさせたのでしょう。それこそが、SFであり、ホラーであり、アドベンチャーであり、青春ドラマでもある「ストレンジャー・シングス」の持ち味でもあります。と同時に、心奪われるのはたっぷりと詰め込まれた80年代テイスト。『グーニーズ』『E.T.』『スタンド・バイ・ミー』などなどの名作映画を愛した者たちにメガヒットする展開はもちろん、散りばめられたポップカルチャーに視聴者は大興奮。監督や脚本を手掛けるマット&ロス・ダファー兄弟は、瞬く間に注目のクリエイターとなりました。また、キャストの躍進も目覚ましく、イレブン役のミリー・ボビー・ブラウン、マイク役のフィン・ウォルフハードら、愛すべきはみだし者キッズをキュートに演じた子役たちが大ブレイク。母ジョイス役のウィノナ・ライダーも再評価を集めました。第23回全米映画俳優組合賞ドラマ部門でキャスト賞を受賞その興奮に応える形で製作されたシーズン2が、先月27日から配信中。あどけない子どもだったマイクたちが、ちょっぴり大人になっています。いえ、だいぶすくすくと成長しています。それに合わせ、物語はジョン・ヒューズ風味が増量。シーズン1の青春ドラマパートを担っていたのはマイクのお姉さんやウィルのお兄さん(彼らも重要な登場人物!)でしたが、今度はマイクたち自らジョン・ヒューズ映画の世界へ足を踏み入れつつあります。そう言えば、「ブレイキング・バッド」などで人気のアーロン・ポールは本作の大ファンを公言し、以前から「(イレブン役の)ミリーを養子にしたい!」と叫んでいますが、彼の手には余りそうなお年頃になってきましたね…。シーズン1ではマイクとイレブンが小さな恋のメロディを奏でていましたが、シーズン2は恋模様の複雑化も見どころです。「ストレンジャー・シングス」出演で注目を集めるミリー・ボビー・ブラウンらと、ここまでオススメしたものの、最後に注意事項を。シーズン1全8話、シーズン2全9話を見終えた後は本当につらいです。作品の世界に魅了され過ぎて、登場人物たちが好きになり過ぎて、とてもじゃないけれどシーズン3まで待っていられません。そうなった方は、同時配信中の特別番組「ストレンジャー・シングス 大解剖」もどうぞ。スタッフやキャストが撮影秘話を語り合う充実の内容で、少しだけロスが紛れるはずです!(text:Hikaru Watanabe)
2017年11月08日Netflixで最新シーズンの配信がスタートした「ストレンジャー・シングス」でファンが盛り上がる中、出演俳優に事件が起きていた。ジョナサン・バイヤーズを演じているチャーリー・ヒートンが、コカイン所持の疑いによりアメリカから入国許可が下りなかったという。「The Sun」紙によれば、イギリス国籍のチャーリーは「ストレンジャー・シングス」新シーズン放送の記念パーティーに出席するため、先々週の土曜日にロンドンからロサンゼルスへと飛び立った。無事ロサンゼルス空港に到着するも、税関の麻薬探知犬がチャーリーのスーツケースに反応を示し、当局はチャーリーの私物に“白い粉”が付いていることも確認したとのこと。粉の正体はごく少量のコカインであることが認められ、チャーリーはアメリカへの入国許可を受けられずロンドンへと引き返すことに。コカインの量がもっと多ければ逮捕される可能性もあったようだ。この一件により、今後チャーリーがどのくらいの期間アメリカに入国できないのかは不明。期間が長引けば、「ストレンジャー・シングス」の次シーズンへの出演にも影響しそうだ。「ストレンジャー・シングス」のクリエイターであるマット&ロス・ダファー兄弟は、同ドラマがシーズン4で完結することを発表している。(Hiromi Kaku)
2017年10月30日世界中でメガヒットとなったNetflixオリジナルドラマ待望のシーズン2「ストレンジャー・シングス未知の世界 2」。ハロウィーンの季節に再び帰ってくる本作から、謎の少女「11(イレブン)」をはじめ、行方不明から生還した少年ウィルら登場人物が勢揃いする新予告編が公開、さらに脚本・監督を務めるダファー兄弟からのコメントも到着した。本作は、1980年代のインディアナ州の平和な町で起きた少年ウィルの失踪事件を巡り、残された家族や友人、地元警察が不可解な事件に巻き込まれていく超常現象SFスリラー。ウィルを探す親友3人、マイク、ダスティン、ルーカスが見つけたのは、まるで入れ替わるように現れた謎の少女「イレブン」。少女の周りで次々と起こり出す不可解な現象、そして政府の秘密裏に行った“ある実験”とは…!?80年代映画へのリスペクトを感じさせる映像と、緊張感あふれるスリラー描写で、昨年配信と同時に大ヒットとなった本作。このたび、シーズン2配信を前に到着した場面写真では、シーズン1の活躍で大ブレイクしたミリー・ボビー・ブラウン演じる、超能力を操る謎の少女・イレブンの新たな姿がお披露目。実験のために短くされていた髪が伸び、少し大人びたようにも見受けられるが、やはり不安気に辺りを警戒している様子。彼女はいったい何を見つけようとしているのか…。シリーズを通じて脚本・監督・製作総指揮を務めるダファー兄弟のロス・ダファーは、「シーズン2では少年たちがもう少し深く描かれるんだ。大きな違いは失踪していたウィルがいることだね。シーズン1では最初と最後しか出てきてないからね。そして新しい仲間マックス(セイディー・シンク)が出てくることも大きい。それぞれが小さな冒険に出かけて、それが次第に絡んでいくことになるんだよ」と語り、少年たちにも仲間が加わり、新たな変化が訪れることを示唆。また、マット・ダファーは、シーズン2の製作について「シーズン1と同様にアプローチしようとしたよ。これって僕らが見たいもの?何が一番興奮すること?みたいな感じでね」と語り、世界中が期待を寄せる新シリーズにも変わらぬ製作姿勢を明かしている。併せて解禁された予告編では、さらなるスペクタクルを予感させる壮絶なドラマが展開。確かに鍵を握っているのは、前作のラストで無事に(?)戻ってきたウィル(ノア・シュナップ)である模様。イレブンやウィルはもちろん、マイク(フィン・ウルフハード)たちにも成長が見え、ウィルの母親ジョイスを熱演するウィノナ・ライダーら、お馴染みのキャストも健在。ハロウィーンを迎えたホーキンスの町と少年たちに迫る危機、裏の世界から戻ったウィルが見ている巨大な怪物とは?全世界で熱狂の本作に、ますます期待が高まる。「ストレンジャー・シングス未知の世界 2」は10月27日(金)よりNetflixにて全世界同時配信。(text:cinemacafe.net)
2017年10月16日「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の無料ゲームアプリがApp StoreとGoogle Playでリリースされた。今月27日から世界同時配信されるシーズン2を待ちきれないファンたちが喜びの声を上げている。Google Playでは4.9/5.0の高評価!ゲームのタイトル画面ではドラマと同じ「ストレンジャー・シングス」のテーマ曲とタイトルロゴが出現。プレイヤーは「死んでもあまりペナルティはない」という“ノーマルモード”と「1984年なみの高難易度」という“クラシックモード”のどちらかを選ぶことを求められる。ゲームは全体的に音響、グラフィックスなどドラマの舞台と同様80年代のゲームの懐かしさを感じさせる作り。ゲームにはドラマでおなじみのホッパーやナンシーなどの7人のキャラクターが登場し、それぞれがパズルのなぞ解きをするためのユニークなスキルを持っているという。ルーカスはゴムのパチンコでなんでも仕留め、ナンシーはバットのコレクションを完備。ドラマのキャラクターに沿った設定だ。ホーキンス国立研究所や闇の森など見覚えのある場所を探検したり、まだ見ぬ秘密の場所を見つける楽しさもあるという。アプリの紹介文では「ワッフルとノームをすべて集めよう。何がアンロックするかはお楽しみに…」とファンを期待させている。シーズン2の配信開始後、ゲームもアップデートされるようだ。(Hiromi Kaku)
2017年10月05日「ストレンジャー・シングス」のクリエイターのマット&ロス・ダファー兄弟が、「Vulture」に同作をシーズン4で終えるつもりだと明かした。10月27日(金)に全世界一斉配信となるシーズン2に期待が集まる中、2人はすでにシーズン3に着手しているという。「僕たちは、全部で4シーズンにしようと思っているんだ。それでおしまいだね」と今後の計画を語るロス。「年に1回、子どもたちに何か悪いことが起きるのを正当化するのもなぁ…と思うんだ」。確かに、ドラマが続く限り、子どもたちは“デモゴルゴン”のような怪物や恐怖と直面しなければならない。シーズン2にはウィノナ・ライダー、デヴィッド・ハーバー、ミリー・ボビー・ブラウンら主要キャストが引き続き出演し、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのショーン・アスティンや、『パワーレンジャー』でレッドレンジャーを演じたデイカー・モンゴメリーら新キャストも加わる。マイク役のフィン・ウルフハードは“デモゴルゴン”よりも規模の大きいモンスターの登場を示唆。「ただのモンスターなんてものじゃないよ」と思わせぶりなコメントをしている。(Hiromi Kaku)
2017年08月23日先週末、シカゴのローガン・スクエアに、大人気ドラマ「ストレンジャー・シングス」の世界観を体現したバー「The Upside Down」がオープン。9月末まで期間限定で営業中だ。「Digital Spy」によれば、店内は一歩足を踏み入れるとドラマのような不気味な雰囲気が漂い、壁面に描かれた「ストレンジャー・シングス」の主役イレブンの顔のほか、ワイヤーが巻かれた封鎖的なフェンス、ホーキンス国立研究所への案内看板などを忠実に再現。一番の見どころは、ドラマの中でウィノナ・ライダーが演じるジョイスが書いたウィジャボード(降霊術に使われるアルファベットの文字版)を電飾で照らしている壁面だという。もちろん、そんな“セット”のみならず、ドリンクにも「ストレンジャー・シングス」らしいこだわりが反映されている。その1つの「Eleven’s Eggo’s」は、イレブンの大好物の「Eggo」のワッフルでグラスのふちを飾り、バーボン、レモン、オレンジ、クランベリー、メープルシロップを混ぜ合わせたカクテル。「The Upside Down」では「ストレンジャー・シングス」の雰囲気をより楽しめるよう、登場人物と似たファッションでの来店を歓迎している。公式ページでは営業期間内にスペシャルなゲストによるパフォーマンスも開催すると告知している。(Hiromi Kaku)
2017年08月22日世界中でメガヒットを記録したNetflixオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のシーズン2が、10月27日(金)より全世界同時配信される。この度、本作の配信に先駆け、米サンディエゴで開催された「コミコン」にて公開された場面写真と新予告編が到着した。本作は1980年代のインディアナ州を舞台に、平和な町で突然姿を消した少年ウィルの失踪事件を巡り、残された家族や友人、地元警察が不可解な事件に巻き込まれていく超常現象SFスリラー。ウィルを探す親友3人が見つけたのは、まるで入れ替わるように町に現れた謎の少女「11(イレブン)」。少女の周りで次々と起こり出す不可解な現象、そして政府の秘密裏に行った“ある実験”とは…!?80年代の名作映画へのリスペクトが存分に込められたようなドラマチックな展開と、息もつかせぬ緊張感あふれるスリラー描写が組み合わさり、昨年配信と同時に大ヒットとなった。この秋配信されるシーズン2では、あの衝撃の事件と少年ウィルの奇跡的生還から1年後、日常を取り戻したかのように見えたホーキンスの町に、新たに巻き起こるドラマが描かれていくという。到着した予告編では、事件から1年後、生還した少年ウィルは一見いつもの日常を取り戻したかのようだが、どうやら不可思議な現象は続いており、まるでもうひとつの裏側の世界の幻影に悩まされているかのよう…。また映像の最後には、シーズン1で姿を消した超能力を持つ少女イレブンがついに復活!裏側の世界から光に手を伸ばす彼女は、再びマイクたち4人の少年らの元に戻ってくるのか?予告編だけでもその壮大さが垣間見え、配信開始が待ち遠しくなる仕上がりとなっている。Netflixオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン2は10月27日(金)より全世界同時オンラインストリーミング。(cinemacafe.net)
2017年07月25日世界中でメガヒットを記録したNetflixオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」。その待望のシーズン2の全世界同時配信が10月27日(金)に決定。新たな謎を呼ぶキーアートビジュアルが到着した。1980年代のインディアナ州を舞台に、平和な町で突然姿を消した少年ウィルの失踪事件を巡り、残された家族や友人、地元警察が不可解な事件に巻き込まれていく超常現象SFスリラー。行方不明になったウィルを探す親友3人は、まるで彼と入れ替わるように町に現れた謎の少女「11(イレブン)」と知り合う。少女の周りで次々と起こる不可解な現象、そして政府が秘密裏に行った“ある実験”が明らかになり…。本シリーズは、『未知との遭遇』『E.T.』『グーニーズ』『スタンド・バイ・ミー』『シャイニング』『エイリアン』などなど、70~80年代の名作映画へのリスペクトが込められたドラマチックな展開と、息もつかせぬ緊迫感あふれるスリラー描写で、昨年夏の配信直後から世界中で大人気となり、イッキ見する視聴者が続出。不思議な力を持つ少女イレブン役を演じたミリー・ボビー・ブラウンをはじめ子役たちも人気者となり、ウィルの母親役を演じた女優ウィノナ・ライダーの熱演も話題に。一般視聴者の投票によって決まる「2017 MTV Movie & TV Awards」ではTV部門作品賞を獲得、同・最優秀俳優賞に選ばれたミリーは、「カルバン・クライン(Calvin Klein)」の広告モデルほか、米版『GODZILLA ゴジラ』 の続編『GODZILLA:King of the Monsters』(原題)にも抜擢されている。ファン待望となるシーズン2は、あの衝撃の事件と少年ウィルの奇跡的生還から1年後、日常を取り戻したかのように見えたホーキンスの町に、新たに巻き起こるドラマが描かれていくという。今回解禁されたビジュアルには、マイク、ダスティン、ルーカス、そしてウィルの親友4人組の前に巨大なモンスターらしき姿が現れ、想像を超えるダークワールドを予感させている。本作で一躍注目を浴びた双子クリエイター、マット&ロス・ダファー兄弟が仕掛けるさらなる謎は、いったいどこへ向かうのか?生還したウィルが見た逆転した世界とは?そして気になる超能力を持つイレブンの行方は?今年のハロウィンシーズンを、楽しみに待っていて。「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン2は10月27日(金)よりNetflixにて全世界同時配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年07月12日「ストレンジャー・シングス」のミリー・ボビー・ブラウンが、明日から日本で公開される『LOGAN/ローガン』のローラ・キニー役のオーディションを受けていたことを明らかにした。「Variety」誌の企画「Actors on Actors」で、エヴァン・レイチェル・ウッドから「いままでで最高だったオーディション」を聞かれたミリーは、『ローガン』のローラ役を挙げた。このオーディションで自分が俳優であると心底実感できたことがとてもうれしかったという。「オーディションルームでヒュー・ジャックマンを攻撃したり、ジェームズ・マンゴールド監督が目の前に座っていたり。もう『オー・マイ・グッドネス』って感じだった」とミリーは大興奮したらしい。残念ながらこの役は年下のダフネ・キーンがゲットすることとなったが、「映画を観たわ。ダフネは素晴らしかった」とダフネのローラ役を潔く受け入れた。一方、ミリーにとって「最悪だったオーディション」は、母国語のイギリス英語ではなく、アメリカ英語で挑んだバービー人形のコマーシャルだったそうで、「時々思うのよね。イギリス英語を使うと、雇ってもらえないのかなって」との悩みも語っている。『LOGAN/ローガン』の大役は逃したが、2019年3月22日(現地時間)公開予定の『Godzilla:King of the Monsters』(原題)の主演に決定しているミリー。「これが私の映画デビューなの。すごく楽しみにしているわ。最高の出来になるだろうってことしか言えないわね」と意欲満々だ。(Hiromi Kaku)
2017年05月31日記憶に新しい「ストレンジャー・シングス 未知の世界」をはじめ、デヴィッド・フィンチャー製作「ハウス・オブ・カード 野望の階段」、女子刑務所を舞台にした「オレンジ・イズ・ニューブラック」、日本発では又吉直樹による芥川賞受賞の大ベストセラーのドラマ化「火花」など、数々の“社会現象”ドラマを生み出してきたNetflix。そしていま、歌手で女優のセレーナ・ゴメスが製作総指揮を務めたNetflixオリジナルのドラマ「13の理由」が、Twitterを中心に話題沸騰中だ。3月31日から世界同時ストリーミング配信されると、同作に関するツイート数は1週間で350万件を突破。100万件強(もすごいが)だった「フラーハウス」などの人気作を大きく上回り、1週間で最もツイートされたNetflixドラマとなった(Fizziology調べ)。高校生クレイ・ジェンセン(ディラン・ミネット)のもとに、彼が秘かに想いを寄せていたクラスメイトで、2週間前に自殺したハンナ・ベイカー(キャサリン・ラングフォード)の声が録音されたカセットテープが届けられる。カセットテープには“彼女が自ら命を絶った13の理由”が残されていた。「このテープを聴いているってことは、あなたもその理由の1つよ」と、テープの中でハンナは語りかける。そのテープを聴きながら、ハンナが死を選んだ理由、そして彼女の死の引き金となった人物たちに迫っていくクレイ。クレイ自身も、彼女に“何か”をしたのだろうか?ハンナがいた“過去”とクレイが謎解きする“現在”の2つの物語を通して紡がれる真実に、観る者は驚愕し、彼女の絶望に打ちひしがれる――。ジェイ・アッシャーによるベストセラー同名小説を原作にした「13の理由」は、セレーナが原作と出会ってから6年以上の歳月をかけ、ついに映像化を実現させた渾身作。製作にはセレーナの母マンディー・ティーフェイ、そしてアカデミー賞作品賞『スポットライト 世紀のスクープ』のトム・マッカーシー監督らが関わっており、さらにセレーナ自ら、80年代の名曲のカバーソング「Only You」など2曲をサウンドトラックに提供している。Twitterはおよそ4,700万人、インスタグラムは1億1,700万人という膨大なフォロワーを世界中に持つセレーナ。SNSのネガティヴな部分をイヤというほど知っているはずの彼女だが、本作に関しては、主演2人との3ショットや予告映像のほか、配信開始後もキャストたちとの画像をアップし、積極的にPR。キャストとお揃いで、自殺防止のシンボルとされる“セミコロン”(;)のタトゥーを入れたことも伝えられている。セレーナがキャスティングに関わったという、個性も人種も豊かな若手俳優たちは、いずれも劇中でみずみずしい演技を見せており、いまやメディアに引っ張りだこ、ネクストブレイクは必至だ。主人公クレイ役には、「プリズン・ブレイク」「スキャンダル」「エージェント・オブ・シールド」などの海外ドラマで活躍し、大ヒット作『ドント・ブリーズ』『グースバンプスモンスターと秘密の書』にも出演したディラン・ミネット。ハンナ役のキャサリン・ラングフォードは、これからが楽しみなまさに新星女優。さらにケヴィン・ベーコンとキーラ・セジウィックの娘ソシー・ベーコンら注目の若手ほか、「プライベート・プラクティス」の実力派ケイト・ウォルシュが娘ハンナを失った母親役で出演している。日本でも社会問題化している若者の自殺、ネットいじめ、セクシャリティ、大切な人を失った悲しみとの向き合い方など、深くシリアスなテーマが描かれているとはいえ、本作を貫くリアルすぎる痛みと、そして贖罪と優しさに心をつかまれる人が増殖中。ドラマの内容さながらに、SNSからまた新たな社会現象ドラマが生まれようとしている。Netflixオリジナルドラマ「13の理由」は配信中。(text:Reiko Uehara)
2017年04月18日Netflixオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」ファンが期待していたことが、ドラマの外で実現しているようだ!?80年代の平和な町に突然起こった少年の失踪事件を軸に描かれた同ドラマのシーズン1は、アメリカ国内外で高評価を得て、現在シーズン2が製作中である。シーズン1では、失踪した弟ウィルを探す過程で、兄のジョナサンはウィルの同級生マイクの姉で自分と同じ高校に通うナンシーと心を通わせていくが、ナンシーには彼氏が…。シーズン2では微妙な三角関係がどんな展開を迎えるのかが気になるところ。そのジョナサンを演じているチャーリー・ヒートン(22)と、ナンシーを演じているナタリア・ダイアー(20)が、実生活で交際していることが「Life & Style」誌によって明らかになった。今月9日(現地時間)には、ロサンゼルス空港でチャーリーがナタリアの腰に手を回して歩く姿も目撃されている。2人はシーズン2の撮影が始まった昨年の10月より前から交際しており、「オンでもオフでも常に一緒で離れられない」くらい燃え上がっているとのこと。それぞれのインスタグラムには投稿写真自体が少ないものの、お互いの写真がチラホラ。ナタリアのアカウントでは、チャーリーが鳥と戯れている姿に(「ストレンジャー・シングス」ならぬ)「ストレンジャー・ウィングス」状態だとコメントを付けている画像が見られる。(Hiromi Kaku)
2017年01月26日