フランス発祥の「オーロラソース」。フランス語の「オーロラ」には、“明け方の空の色”という意味があり、優しい色合いが特徴です。ベシャメルソースに、トマトピューレとバターを混ぜて作られますが、日本ではなぜかケチャップとマヨネーズを混ぜたソースにその名前がついています。大人も子どもも大好きな味を、プリプリのエビにたっぷり絡めて。混ざり合う紅白の優しい色合いと絶妙な味のバランスをお楽しみください。■エビのオーロラソース調理時間 30分 1人分 332Kcalレシピ制作 中島 和代/杉本 亜希子<材料 2人分>エビ 10~12尾<洗う用> 塩 大さじ1 片栗粉 大さじ2~3<下味> 塩コショウ 少々 片栗粉大さじ 1.5赤パプリカ 1/2個ピーマン 2個<オーロラソース> マヨネーズ 大さじ2 ケチャップ 大さじ1.5 ニンニク(すりおろし) 1/2片分 コショウ 少々揚げ油適量レタス 5~6枚リンゴ 1/4個<下準備>・エビは殻をむき、尾はひっぱって殻を取り除き、背ワタを取り除く。<洗う用>の塩をもみ込み、塩の粒がなくなったら片栗粉を加えて水分を吸い取るようにもみ込み、水洗いしてキッチンペーパーで包んで水気を拭き取る。<下味>の塩コショウをし、片栗粉をまぶす。・赤パプリカはヘタと種を取り、ひとくち大に切る。・ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り、ひとくち大に切る。・大きめのボウルに<オーロラソース>の材料を混ぜ合わせる。・レタスはせん切りにして冷水に放ち、ザルに上げる。・リンゴは芯を取って、皮ごと薄切りにする。<作り方>1、170℃に予熱した揚げ油でエビをカリッと揚げ、油をきる。続けて赤パプリカ、ピーマンもサッと揚げて取り出す。2、<オーロラソース>のボウルに(1)を加えて和える。器にレタスとリンゴを広げて盛り合わせる。おもてなしの一品としても、喜ばれますよ!
2017年12月29日ほっと心が落ち着く隠れ家「キッチン たか」オレンジの看板と手書きのメニューやイラストが施された外観が目印の「キッチン たか」は、東京・四ツ谷にある洋食屋さんです。暖色系を基調とした造りで、心温まる優しい雰囲気が感じられます。シンプルなカウンターが6席。こじんまりとしていますが、シンプルでどこかほっとする隠れ家のような雰囲気ももっているお店です。焼く・炒める調理法のみ、揚げ物はありません「キッチン たか」には揚げ物は一切ありません。焼くか炒めるかの調理法だけを使った洋食が自慢のお店です。シンプルな調理法ならではの、食材のおいしさをしっかり感じることができます。オーダーを受けてから作り始めるため、いつ足を運んでもできたてアツアツの洋食をいただくことができるのも魅力のひとつです。どのメニューにもライスとサラダ、味噌汁がセットになっています。昔ながらのスタイルでリーズナブルな洋食が楽しめるお店です。みんな大好き! 定番人気メニューは「オムライス」この店の「オムライス」は、薄焼き卵なのが特徴の人気の定番メニューのひとつ。中にくるまれているご飯は、ちょっぴりスパイシーな味わいです。シンプルな卵とスパイシーなご飯のコラボレーションを楽しんでみてください。イチオシは肉汁あふれるジューシーな「ハンバーグ」お肉のうまみをぎゅっと閉じ込めた「ハンバーグ」は、お箸を入れると肉汁がジュワっとあふれ出します。濃厚なソースとお肉の味わいが絶妙にマッチした、イチオシの一品です。正統派の洋食屋さんらしく、目玉焼きもセットになっています。半熟トロトロの黄身を割って、できたてアツアツのハンバーグに絡めて食べるのもおすすめの食べ方です。昔ながらのオーソドックスな洋食が食べたい時におすすめ!店内には、定番の洋食メニューが壁一面に貼ってあります。誰にも好まれるオーソドックスなメニューばかりです。ランチタイムとディナータイムを分けていないので、営業時間内であればいつでも絶品の洋食を楽しむことができます。15:00前後の時間帯は、比較的混雑しにくいのでおすすめ。老若男女問わず誰もが楽しめる、あたたかい雰囲気を持った素敵なお店です。東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」から、徒歩3分ほどの場所にあるお店です。新宿通りを四谷方面へ進み、車力門通りを入ってすぐの場所にあります。絶品の洋食が食べたくなったら、ぜひ「キッチン たか」を訪れてみてください。スポット情報スポット名:キッチン たか住所:東京都新宿区荒木町 3-1電話番号:03-3356-2646
2017年10月18日トマトとアボカドは、サラダでいただいてもとってもおいしい野菜です。しかし、どちらも炒めることでやわらかさとコクが増し、絶品に。これなら野菜嫌いなお子様でも食べることができるかもしれません。しょう油と相性の良いマヨネーズですが、麺つゆとも相性抜群です。■トマトとアボカドのマヨ炒め調理時間 10分 1人分 209Kcalレシピ制作:Eレシピ<材料 2人分>トマト 1~2個アボカド 1個マヨネーズ 大さじ1.5麺つゆ(ストレート) 小さじ2かつお節 3g<下準備> ・トマトはヘタをくり抜き、ひとくち大に切る。・アボカドは包丁で種まで縦向きに1周グルリと切れ目を入れ、ひねって2つに分ける。・包丁の角を種に刺して軽くひねって種だけきれいに取り、皮をむいてひとくち大に切る。<作り方>1、フライパンにマヨネーズを中火で熱し、アボカドを炒める。2、少し焼き色がついたら強火にし、トマトを加えてサッと炒め合わせる。麺つゆを加えて手早く炒め合わせ、かつお節を加えて全体にからまったら器に盛る。ポイントはとにかくサッと炒めること。特にトマトを加えてからが勝負です。
2017年09月10日お肉を食べるとき、「どんな味付けで食べようか」と悩んでしまったことがある方は少なくないはずです。市販のステーキソースにもおいしいものがたくさんありますが、たまにはステーキソースも作ってみてはいかがでしょうか。そこで、今回は豚肉や鶏肉、牛肉にもあうステーキソースのレシピをご紹介していきます。ケチャップでおいしい!やみつきハニーレッドソースレシピ優雨【ゆぅ】さんは、ケチャップとスイートチリソースの味わいがたまらないステーキソースを作られています。ポークステーキの味を引き立ててくれるソースのレシピを、早速見ていきましょう。優雨【ゆぅ】さんのアイデアをもっと見るこちらが、自作のハニーレッドソースを使用したポークステーキです。ソースとお肉の彩りが、いかにも食欲を引き立ててくれそうですね♪【材料】・タマネギ(みじん切り)・ケチャップ・スイートチリソース・ウスターソース・水・蜂蜜・チューブニンニク・バター・塩コショウ・(お好みで)パセリ、粉チーズ、ブラックペッパー作り方はとてもシンプルで、材料を蓋付きの瓶に入れて振り混ぜたら完成です。フライパンの上で香ばしく焼いた豚ロースと合わせたら、甘辛いタレが絶妙なポークステーキに仕上がります。▼優雨【ゆぅ】さんのアイデアはこちら▼病みつきハニーレッドソース♡サイコロポークステーキガーリックとオニオンの最高コンビレシピ!ももたくママさんは、チキンとの相性抜群なオニオンソースを作られています。ももたくママさんのアイデアをもっと見るこちらが、完成したオニオンソースを使った料理です。パリパリのチキンと、香ばしいガーリックの風味が絶妙な一品に仕上がっています。材料は以下の通りです。【材料】・タマネギ・ニンニクソースの作り方はとってもシンプルで、タマネギをすりおろして、ニンニクと一緒にステーキに和えるだけです。おいしくてスタミナも付きそうな、チキンステーキのお供に仕上がっています♪▼ももたくママさんのアイデアはこちら▼ご飯がススム!パリパリチキン〜オニオンソース添え家にある材料で作れる!やみつきオニオンソースレシピ優雨【ゆぅ】さんは、オニオンソースを使ったトンテキを調理されています。優雨【ゆぅ】さんのアイデアをもっと見るこちらが、完成したトンテキです。ソースの気になる材料・レシピを早速見ていきましょう!【材料】・タマネギ(みじん切り)・ケチャップ・醤油・水・砂糖・みりん・蜂蜜・酢・ニンニク(チューブ)・しょうが(チューブ)・バター(マーガリンでも可)作り方は、上記の材料をすべて蓋付きの瓶に入れて振るだけです!瓶をシェイクすることで材料同士がきれいに混ざり、ムラのないソースに仕上がります♪さっぱり仕上げたい方は、ソースとメインの具材を絡めた後にレモンを加えるのがおすすめです。ぜひ試してみてくださいね。▼優雨【ゆぅ】さんのアイデアはこちら▼超→おすすめ♡病みつきオニオンソースde豚ヒレステーキ濃厚マスタードソースでお肉をおいしく食べようこちらも引き続き、優雨【ゆぅ】さんのレシピです。マスタードソースを使った特製ソースで、トンテキをよりおいしく仕上げられていますよ♪優雨【ゆぅ】さんのアイデアをもっと見る完成品はこちらです。とろりとかかったマイルドなソースが、何ともおいしそうですね♪【材料】・醤油・砂糖・みりん・水…・粒マスタード・オイスターソース・蜂蜜・ケチャップ・ニンニク(チューブ)・しょうが(チューブ)作り方は、蓋付きの瓶に上記の材料すべてを入れ振るだけです。程よくマスタードがきいた、うまみたっぷりのソースに仕上がります。また、マスタードソースはお肉との相性も抜群です。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね♪▼優雨【ゆぅ】さんのアイデアはこちら▼超→オススメおかず♡ポークステーキの濃厚マスタードソースわさびの香りが食欲をそそる!ネギわさびソースのレシピ♪こちらも、優雨【ゆぅ】さん考案のソースレシピです。チキンステーキがさらにおいしくなるレシピを、以下でご紹介します!優雨【ゆぅ】さんのアイデアをもっと見る香味ソースを使った料理がこちらです。彩り豊かで食欲をそそられそうなチキンステーキですね。【材料】・タマネギ(みじん切り)・スイートチリソース・砂糖・蜂蜜・醤油・みりん・酒・しょうが(チューブ)・ニンニク(チューブ)材料を蓋付き瓶に入れてシェイクするだけで、あっという間においしいソースが完成します。メインの具材にソースを絡めたあと、お好みでマヨネーズをかけると、まろやかさが増してよりおいしい料理に仕上がりますよ。▼優雨【ゆぅ】さんのアイデアはこちら▼本当は秘密にしたい♡特製香味ソースの皮パリチキンステーキまとめステーキソースは、ステーキの味を引き立ててくれる大切なものです。手作りしたソースで、いつものステーキをよりおいしく味わいましょう。ソースのアイデアをもっと見るグルメのアイデアをもっと見る
2017年07月19日キユーピーの調理ソースの新ブランド「ビストロクイック」から、「欧風ライスソース」シリーズ3品が、8月16日(水)より首都圏・中部(新潟・長野を除く)・近畿エリアに出荷されます。手の込んだ外食の味わいをフライパンひとつで楽しめる「調理は簡単に済ませたいけれど、手抜きはしたくない」そんな人に嬉しい「ビストロクイック」シリーズ。作り方は、肉や魚介などの素材を1品用意してフライパンで炒め、本品を加えてひと煮たちさせるだけ。出来上がったソースをごはんと盛り付ければ、たった5分で手の込んだビストロ風のワンプレートメニューが完成します。欧風ライスソース オマール海老のビスク仕立てオマール海老からうま味を抽出して作ったアメリケーヌソースを使用し、こく深く仕立てられています。炒めた海老に本品を加えてひと煮立ちさせ、ごはんと一緒に盛り付けます。欧風ライスソース ポルチーニ薫るクリーム仕立てポルチーニの風味を生かし、きのこのうま味たっぷりにベシャメルソースで仕上げられています。炒めた豚肉に本品を加えてひと煮立ちさせ、ごはんと一緒に盛り付けます。欧風ライスソース ハッシュドビーフ赤ワイン仕立てフォン・ド・ヴォーのうま味と赤ワインで味わい深く仕上げられています。炒めた牛肉に本品を加えてひと煮立ちさせ、ごはんと一緒に盛り付けます。3品とも内容量は245g(2人前)。参考小売価格は301円(税込)。賞味期間は12ヵ月です。問い合わせ先お客様相談室TEL.0120-14-1122
2017年07月18日淡泊な味わいのきゅうりは、実は万能の野菜。香りのある野菜とあえものにしてもいいし、炒めてしっかり味付けすればごはんに合うおかずに。スープにしてもひと味違うおいしさが楽しめます。そこで料理研究家・牧田敬子さんが、きゅうりを使った2つのレシピを教えてくれました。きゅうりとディルのサワークリームサンドイッチきゅうりの青い香りと最高に合うハーブがディル。マヨネーズ代わりのサワークリームに、たっぷり刻んで入れて。【材料/2人分】きゅうり1本、ディル5本、サワークリーム大さじ4強、塩適量、黒こしょう少々、サンドイッチ用食パン(12枚切り)4枚【作り方】1.きゅうりは斜め薄切りにしてバットに並べ、表面に塩を軽くふって5分ほどおく。2.ディルをみじん切りにしてサワークリームと混ぜ、塩と黒こしょうで調味する。3.食パン2枚に2のサワークリームの1/2量を塗る。一枚にきゅうり1/2量の水気をキッチンペーパーで拭いてのせ、もう一枚で挟む。同じようにしてサンドイッチをもう1組作り、重ねてみみを落として4等分に切り分ける。きゅうりのアンチョビ炒めアンチョビと唐辛子で炒める、アーリオ・オーリオ風。種を除くと水っぽさがなくなり、パリッとした食感に。【材料/2人分】きゅうり2本、にんにく(みじん切り)1/2かけ分、アンチョビフィレ2枚、赤唐辛子(種を除いてみじん切り)1/2本分、エキストラバージンオリーブオイル大さじ1、塩少々【作り方】1.きゅうりは皮を縞目にむき、縦半割りにしてスプーンで種をこそげ取り、斜め5mm幅に切る。2.フライパンにオイル、赤唐辛子、にんにく、アンチョビを入れて、アンチョビをほぐしながら中火で炒める。きゅうりを加えて炒め合わせ、味をみて塩で調える。まきた・いつこ料理研究家。素材を見極め、その持ち味を最大限に引き出す料理が得意。著書に『ひとつの素材があれば』など。※『anan』2017年7月19日号より。写真・津留崎徹花料理、スタイリング・牧田敬子文・新田草子(by anan編集部)
2017年07月14日仕上げにつけたり、かけたり、夏の食卓には欠かせない調味料・ポン酢。じつはもうひとつ、あまり知られていない使い方があります。それが、お醤油のように炒め調味料として加えること。ポン酢のこの使い方を覚えると、レパートリーの幅がぐっと広がります。今回ご紹介する鶏肉とネギのように、ごく当たり前にある材料も、ポン酢を加えて炒め合わせるとこれまで知らなかった味に大変身。さらにユズコショウでアクセントをつければ、より本格的な仕上がりに。ポン酢炒めをマスターして、蒸し暑い季節もしっかり食べて乗り切りましょう!■鶏もも肉と白ネギのポン酢炒め調理時間 15分 1人分 242Kcalレシピ制作:料理講師、料理家 西川綾<材料(2人分)> 鶏もも肉 200g 塩コショウ 少々白ネギ 1本ポン酢しょうゆ 大さじ2ユズコショウ 小さじ1/2サラダ油 小さじ1<作り方>1、鶏もも肉はひとくち大に切り、塩コショウをする。白ネギは斜め薄切りにする。2、フライパンにサラダ油を入れて熱し、中火で鶏もも肉に火を通す。白ネギを加えてサッと炒め、ポン酢しょうゆ、ユズコショウで味を調える。ネギは炒め過ぎず、食感を残して仕上げるようにします。
2017年06月29日肉×甘辛。この組み合わせに食欲をそそられない日本人はいないのではないでしょうか。「甘辛」といいながらも辛くはありません。むしろ「甘い」が勝っているともいえる味わいで、大人はもちろん、子どもも大好きな味つけです。今回はそんな甘辛調味料を使って牛肉を炒めた黄金メニューのご紹介。野菜やきのこ、春雨も加わって具だくさんで大満足の一品です。■牛肉の甘辛炒め調理時間 15分 1人分 573Kcalレシピ制作:杉本 亜希子<材料 2人分>牛肉(こま切れ) 250g<調味料> 酒 大さじ1 ハチミツ 大さじ1 しょうゆ 大さじ1.5 ニンニク(すりおろし) 1/2片分 ショウガ(すりおろし) 1/2片分 春雨 30g<下味> ハチミツ 大さじ1/2 しょうゆ 大さじ1玉ネギ 1/4個シメジ 1/2袋ピーマン 2個ゴマ油 大さじ1白ゴマ 小さじ2<下準備>・牛肉は<調味料>の材料をもみ込む。玉ネギは縦薄切りにする。シメジは石づきを切り落とし、小房に分ける。ピーマンは縦半分に切って種とワタを取り、さらに細切りにする。・春雨は袋の表示時間通りにゆで、ザルに上げて水で洗う。よく水気をきり、<下味>の材料を混ぜ合わせる。<作り方>1、フライパンにゴマ油を中火で熱して牛肉を炒め、色が変わってきたら玉ネギ、シメジ、ピーマンを加えてさらに炒める。2、全体に火が通ったら春雨を加えてさらに炒め、全体に味がからんだら器に盛り、白ゴマを散らす。牛肉も春雨も炒める前にまずしっかりと調味料で下味をつけましょう。この最初のひと手間が出来上がりの味を大きく左右します。
2017年06月18日暑くなってくると、酸味のあるものが食べたくなりませんか?お酢を料理に使うことは、梅雨時期に注意が必要な食中毒予防にもおすすめ。この時期は意識してお酢を取り入れてもらいたいと思います。今回ご紹介するポン酢炒めは、豚肉とたまねぎ、このふたつの材料で作ります。豚肉とたまねぎの組み合わせというと、定番料理の豚の生姜焼きがありますが、そのさっぱりバージョンというような味わいです。夏になるとよく、「豚の生姜焼きは疲労回復に良い」と聞くことがあるかもしれません。実際、それは正解です。豚肉には体の中でエネルギーを作り出す助けをするビタミンB1が豊富で、たまねぎにはビタミンB1をサポートするアリシンという成分が豊富に含まれています。なのでこの組み合わせは”元気のもと”といってもいいくらい。ただし、そもそものエネルギーは糖質がもとになるので、ご飯も一緒に食べることをお忘れなく。■豚ポン炒めレシピ制作:長 有里子<材料 2人分>豚こま肉 200gたまねぎ 1/2個ネギやしそなどの青味 適量ポン酢 大さじ2塩 少々片栗粉 小さじ1ごま油 適量<作り方>1、たまねぎを薄切りにする。2、ごま油を熱したフライパンでたまねぎを炒めたら豚肉も加え、片栗粉をかけて炒め合わせる。3、ポン酢を入れて混ぜ、塩をふって味を調える。4、器に盛り、彩りで刻んだ青味をのせる。この炒め物は、ポイントは一切なしで、とにかく簡単。調味料はポン酢と塩だけでつくる時短の炒め物です。味のからみがよいように片栗粉を加えていますが、それさえ面倒なときはなしでもOK。その際は、作り方3でポン酢の汁気がほとんどなくなるまで炒めてから塩を加えてくださいね。
2017年06月15日生で食べても炒めて食べても、甘みが損なわれない春キャベツ。市場やスーパーに並ぶ時期が限られている旬な今だからこそ、積極的に食卓に並べたいですよね。今回は春キャベツをふんだんに使った、子どもも喜ぶカレー味の野菜炒めをご紹介します。火を通しても色どりが損なわれないニンジンやピーマンも一緒に炒めれば、これ一品で食卓が華やかになること間違いなし!ひき肉が全体にからみ合うので、野菜が苦手な子どもでも食べやすい「野菜炒め」になりますよ。■春キャベツのカレー炒め調理時間 25分 1人分 348Kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 4人分>春キャベツ 1/2個合いびき肉 300gピーマン 2個玉ネギ 1個ニンジン 1/2本サラダ油 大さじ3シメジ(又はヒラタケ) 1パックカレー粉 大さじ2<調味料> 顆粒スープの素 小さじ2 白ワイン 大さじ2 塩コショウ 少々<作り方>1、春キャベツは食べやすい大きさのザク切りにする。ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り、食べやすい大きさの乱切りにする。玉ネギは縦半分に切り、4つのクシ切りにする。ニンジンは皮をむいて半分の長さに切り、せん切りにする。シメジは石づきを切り落とし、小房に分ける。2、中華鍋にサラダ油大さじ2を強火で熱して合いびき肉を炒め、色が変わったらカレー粉を加え、ポロポロになるまで混ぜながら炒め、いったん取り出す。3、中華鍋に残りのサラダ油大さじ1を加え、強火で春キャベツ、玉ネギ、ニンジンを加えて炒め合わせ、野菜がしんなりしたらシメジを加えて全体に炒め合わせる。4、全体に炒められたら合いびき肉、ピーマンを加えて全体に混ぜ合わせ、<調味料>を加えてサッと炒め合わせ、器に盛る。コツ・ポイント 春キャベツは強火でザザッと炒めて下さい。火力が弱すぎると水分が出てきます。仕上げに使用する調味料がおいしさのポイント。顆粒スープの素がさらなるうま味とコクを出してくれます。ワインの量は、お子さまの年齢に合わせて、調節しながら使ってください。
2017年04月25日せん切りにして、炒める…以上!どこの家の台所にもひとつは転がっている、じゃがいも。実は調理法によって、ガラリと表情を変える演技派な野菜です。ゆでれば「ホクホク」。つぶせば「ねっとり」。油で揚げれば「カリカリ」。すりおろして焼けば「もっちり」。どこでも買えるし、安いし、常温保存も効くし……好きだ! じゃがいも!!もちろん、おつまみにもぴったりのヘビロテ食材。私の晩酌にもよく登場しますが、「今日は、あんまりホクホクねっちりしたくないんだよな~」というときに、よくつくるのが「シャキシャキ」炒めです。調理法は、「せん切りにして、炒める」……以上!中国では伝統的に食べられているシンプルな炒めものですが、超簡単なのに、シャキシャキさっぱりうまーい!じゃがいもひとつあれば、できたも同然なのもうれしいですよね。ただし、シャキシャキにするには守らねばならないポイントが2つ。ひとつめは「炒める前に水にさらすこと」こと。ふたつめは「炒め始めたら、すぐに酢を加える」こと。(酢は加熱すると酸味が飛ぶので、さっぱりした風味だけが残ります)どちらも、じゃがいもに含まれるでんぷん質の働きを抑えることが目的。これをやらないと、「べたべたした謎の白い炒めもの」ができあがるのでご注意を~!ちなみに、でんぷん質を最大限に活用する真逆のメニューは、以前ご紹介した「じゃがいものガレット」。フランスの定番メニューですが、こちらは水にさらすのは厳禁!でんぷんの力でいも同士をくっつけて、ホクホクカリカリに仕上げてくれますよ。こちらも併せてお試しを!「シャキシャキじゃがいも炒め」中国の定番炒めもの。にんにくを加えたり、ごま油で炒めたりすると更に風味がアップ。ボリュームを出したいなら、豚こま切れ肉やひき肉などを一緒に炒めてもOK!<材料(1人分)>じゃがいも 2個輪切り唐辛子 1本分酢 大さじ1塩 小さじ1/4サラダ油 大さじ1<つくり方>1.じゃがいもは皮をむき、せん切りにする。ボウルに水をためてじゃがいもを入れ、5分ほどさらして水けをきる。2.フライパンにサラダ油、唐辛子を入れて中火で熱し、じゃがいもを加える。ざっと炒めて油が全体にまわったら、酢を加えて全体になじませる。2~3分炒めたら塩を加え、器に盛る。Text/ツレヅレハナコ
2017年03月16日ひと足早い春の訪れを知らせてくれる野菜といえば、菜の花ですね。蕾のときだけをいただく期間限定の贅沢さと、独特のほろ苦さが魅力の花野菜。大人になるにつれ、春先にはこのほんのりした苦みが恋しくなり、いまでは新鮮なものを見つければ迷わず買ってしまいます。独特の味わいに加えて、カリウムや鉄分などのミネラル、ビタミンCを多く含んでいるのも、女性には嬉しいところ。同じく出回り始めた新ジャガとともに、ショウガ味でさっぱりと炒めるこのレシピなら、春の恵みをシンプルに、贅沢に味わえます。味付けはあくまで控えめに、素材本来の持ち味を楽しみましょう。■ジャガイモと菜の花の炒め物調理時間 15分 1人分 152Kcalレシピ制作:家庭料理研究家 近藤瞳<材料 2人分> 新ジャガイモ 2個菜の花 8本ショウガ(細切り) 1/2片分薄口しょうゆ 小さじ1.5酒 小さじ1サラダ油 適量塩コショウ 少々<下準備>・新ジャガイモは皮をむいて、半月またはイチョウ切りにして水にさらす。・菜の花は根元を切り落として水に浸けてシャキッとさせる。3等分に切り、根元と葉を分ける。<作り方>1、フライパンにサラダ油を中火で熱し、ジャガイモ、菜の花の根元、ショウガを加えて炒める。2、ジャガイモが透き通ったら、菜の花の葉、薄口しょうゆ、酒を加えて炒め合わせる。塩コショウを振って味を調える。このレシピのように、素材本来の味を引き出したいときは、薄口しょうゆがおすすめですよ。
2017年03月16日春を感じられる野菜のひとつ、グリーンアスパラ。輸入ものもあわせて店頭にはいつも並んでいますが、最もおいしい時期はやっぱり露地栽培が出回る春から初夏にかけて。春芽は少し細身のものも多いですが、夏場のしっかりしたものより柔らかく、炒め物にも最適です。春先の柔らかいキャベツと、豚肉にあわせて、オイスターソースでこっくりと炒めたこちらの一品。火が通って緑が濃くなったアスパラに、みりんの照りのついたお肉が絡まり合い、白いご飯が進みます!シャキシャキの食感とともに、春の味わいをたっぷりと頂きましょう。■豚アスパラソース炒め調理時間 20分レシピ制作:料理家 保田美幸<材料 2人分> グリーンアスパラ 8~10本キャベツ 3枚豚肉(薄切り) 150~180g<下味> 酒 小さじ1 しょうゆ 小さじ1片栗粉 大さじ1<調味料> 酒 大さじ2 みりん 大さじ1.5 しょうゆ 小さじ1 オイスターソース 大さじ2 ショウガ汁 小さじ1サラダ油 大さじ1<作り方>1、豚薄切り肉はひとくち大に切り、<下味>をもみこんでから片栗粉をまぶす。2、アスパラガスは根元のかたい部分を切り落とし、ピーラーで皮をむいて3等分に切る。キャベツはサッと水洗いして水気をしっかり切り、ひとくち大にちぎる。3、熱したフライパンにサラダ油を熱して(1)を炒め、肉の色が変われば(2)を加えて更に炒める。野菜がしんなりすれば<調味料>を加え、全体に絡めるように炒め合わせて皿に盛る。アスパラもキャベツも、炒めすぎるとせっかくのシャキシャキ食感が損なわれてしまうので、手早く炒めて食卓へ!
2017年03月10日大人から子供まで大人気、スパゲティにしてもラザニアにしてもご飯にかけても美味しいミートソース!無添加なのに凝縮した濃厚なうまみが味わえる、ミートソースのレシピをご紹介します。ちょっとした手間と注意で見違えるように美味しくなりますよ。ぜひお試しください。今回ご紹介するミートソースのレシピは、干しシイタケがうまみの決め手!肉のうまみだけでなく干しシイタケのうまみがたっぷり入ったコクうまミートソースの作り方をご紹介します。シイタケはうまみの強い食材で、精進料理では肉類のうまみを使うことができませんので、昆布と並んでだし食材としてよく使われてきました。今回は、肉のうまみと干しシイタケのうまみを十分に引き出して作るために、干しシイタケの水戻しのやり方からご紹介します。ミートソースの材料材料牛豚合いびき肉…1,000g玉ねぎ…200g人参…100gセロリ…50g干しシイタケ(乾燥状態)…30gローリエ…3~4枚オリーブオイル…200g塩…12g~14g黒コショウ…適量ミートソースの作り方それでは肉のうまみと干しシイタケのうまみがたっぷり味わえるミートソースの作り方をご紹介します。干しシイタケを水戻しします。5度の冷水で5時間かけて!干しシイタケを美味しく戻す時の鉄則!・5度の冷水で時間をかけてじっくり戻すこと。・戻した干しシイタケは、戻し汁と共に加熱すること。◆干しシイタケのうまみと戻す温度とうまみ成分の関係干しシイタケのうまみ成分であるグアニル酸の量は、戻す時の水温と加熱で大きく変わります。早いからと言ってレンジやお湯で戻してしまうと干しシイタケのうまみを十分に引き出すことが出来ません。◆干しシイタケを戻した後に65度で20分加熱した時のグアニル酸の量5度の冷水…210mg25度の常温水…125mg40度の温水…66mg60度の温水…69mg干しシイタケを低温で戻すと、グアニル酸の生成を手助けするリボ核酸分解酵素も多く抽出することが出来ます。リボ核酸分解酵素は、65度~70度で最大活性化します。低温で時間をかけて水戻しした後、65度~70度の温度帯で加熱することで、リボ核酸分解酵素が活性化し、多くのグアニル酸を生成することとなります。リボ核酸分解酵素は、80度以上になると失活してしまいますので、できるだけ65度~70度の温度帯を長くキープして加熱することでより多くのグアニル酸を生成することが出来ます。以下の論文に詳しいデータが載っていますので、興味のある方はぜひご覧ください。データ出典元:シイタケ中のグアニル酸に関する研究干しシイタケも細かく刻めば1時間ほどで水戻しが完了しますが、干しシイタケのうまみを余すことなく抽出しようと思うのであれば、5時間ほどかけて冷蔵庫の中で水戻しすることをおすすめします。ソフリットを作ります。玉ねぎ、にんじん、セロリをザクザクと切ってフードプロセッサーにかけます。フードプロセッサーで刻んだ、玉ねぎ、にんじん、セロリ、にんにくを、200gのオリーブオイルを引いた鍋の中で炒めていきます。最初は野菜から水分が出てきますのである程度強火でもOK。だいぶ水分が飛んで色もついてきましたが、まだまだ炒めます。このくらいから少し焦げ付きやすくなりますので、弱火にしてください。このくらいまで炒めたらソフリットの完成です。合いびき肉を焼きます。ここで、合いびき肉を炒めるでなくて「焼く」と表現したのには理由があります。ミンチ肉に火を入れる時、細かくするために木べらなどでガシガシ切るようにかき混ぜている人は多いのではないでしょうか?実は、そうすることによって、ミンチの内部から水分が出てきてなかなか焼き色がつきません。ミンチ肉をフライパンの中に入れたら、しばらく動かさないで塊のまま焼いて焼き色を付けましょう。強火でミンチ肉を動かさないで焼いていると、肉が褐色に焼かれて香ばしい薫りがしてきます。これをメイラード反応といいます。肉を美味しく焼き上げるためにはこのメイラード反応を起こしてあげることが重要です。片面をしっかり焼いたら裏返しにして同じように焼きましょう。赤ワインを入れてひと煮立ちさせます。焼いた挽肉に赤ワインを加えてひと煮立ちさせ、アルコールを飛ばします。ここで焼いた挽肉を崩します。そぼろではないので、そこまで神経質にバラバラにしなくても、ごろっとした塊が残るくらいがミートソースとしては良いですよソフリットに挽肉とトマトカット缶を加えて煮込みます。先に作っておいたソフリットに挽肉、トマト缶を加えてじっくり煮込みます。ローリエもこの時に入れて一緒に煮込んでくださいね。ローリエが入ると入らないとでは香りが全然違います。トマト系のソースはローリエを入れるだけで一気に本格的な味っぽくなりますよ。この時点で既にミートソースは完成していますので、しいたけが苦手な方はここまででもOKです。ですが、これに水戻しした干しシイタケを入れることでぐっと美味しくなります。煮込んで味が落ち着いたら、ここで水戻ししたシイタケを入れます。ここでやっと水戻しした干しシイタケの登場です!干しシイタケのうまみ成分であるグアニル酸を生成する手助けをするリボ核酸分解酵素が最も活性化する温度は65度~70度です。沸騰直前の状態のミートソースの温度が95度だとし、そこに干しシイタケと戻し汁を入れるとソースの温度が60度くらいまで下がります。その後、弱火で加熱することでリボ核酸分解酵素が十分に活性化し、グアニル酸をたくさん生成してくれることとなります。干しシイタケは戻し汁にもうまみ成分が染み出していますので捨てずに全部入れて下さい。水分が飛んで粘度が出てきたら出来上がりです。先ほど干しシイタケと戻し汁を入れたので少々水っぽくなっています。弱火でじっくり加熱して、水分が飛んで全体がぼってりとしてきたらミートソースの完成です。ミートソースパスタ(ボロネーゼ)にしてみました。ミートソースに合うパスタはタリアテッレ!濃厚なミートソースと平打ちのぷりぷりした麺がよく合います。パセリとパルメザンチーズを振って完成です。ミートソースはコクとうまみがたっぷり入っていますからパスタ以外にも様々な料理に活用できますよ。まとめいかがでしたでしょうか?今回のミートソースのレシピのポイントは何といっても干しシイタケです。どのようにして干しシイタケのうまみを引き出すかが重要なポイントとなります。合いびき肉のアミノ酸のうまみとシイタケのグアニル酸のうまみが相乗効果となって、よりコクとうまみの強いミートソースが出来上がりますのでぜひお試しください。グルメのアイデアをもっと見る
2017年02月28日お弁当の献立はどんな風に決めていますか? 肉や魚、卵料理などメインのおかずは比較的、決めやすいと思いますが、慣れないと迷ってしまうのはサブのおかずではないでしょうか。れんこんは、炒めたあとでも水分がにじみでたりしないので、お弁当にとても向いている根菜です。しかも、冷めても味が変わりにくく、シャキシャキとした食感が楽しめます。この「食感に変化をつける」というのが大事。お弁当全体の味のバランスがよくなり、満足度がアップします。れんこんの最大の特徴は、切り方を変えると食感が変わること。1節を縦半分に切ってから、棒状といちょう切りなど、切り方を変えて「炒めれんこん」にすると、レパートリーを手軽に増やすことができます。今回は、切り方の違うシンプルな「炒めれんこん」を2品ご紹介します。れんこんは皮つきのままでOKです。調理時間の短縮にもなりますよ。■れんこんのカレーおかか<材料> ※作りやすい分量でれんこん 縦1/2節(180g )ベーコン(薄切り)2枚サラダ油 大さじ1カレー粉 小さじ1しょうゆ 少々削り節 5g<作り方>1、れんこんは縦に長さ4cmに切る。ベーコンは幅2cmに切る。2、フライパンにサラダ油を入れて熱し、ベーコンを炒める。脂が出てきたられんこんを加えて炒める。3、カレー粉と塩をふって炒め、しょうゆで風味づけする。4、火を止めて削り節をまぶす。・濃いめの味付けで冷めてもおいしく食べられます。・縦に切ったれんこんは、シャキシャキとした歯触りです。■バジルれんこん<材料>※作りやすい分量でれんこん 縦1/2節(180g )にんにく 1/2かけ赤唐辛子(輪切り)少々オリーブオイル 大さじ1塩 ふたつまみ乾燥バジル 小さじ2<作り方>1、れんこんは薄いいちょう切りにする。2、フライパンにオリーブオイル、にんにく、赤唐辛子を入れて熱し、香りが出てきたられんこんを炒める。3、れんこんが透き通ってきたら塩とバジルをふる。・小分けにして冷凍保存できます。・細かく刻んでオムレツの具にしたり、ピザ用チーズをのせてトースターで焼いたりしてチーズ焼きするのもおすすめです。いちょう切りをカレーおかかに、棒状に切ったものをバジルれんこんにというように、味つけと切り方を入れ替えると、違った印象のおかずになります。■ひと手間で長持ちに! れんこんの保存方法れんこんはできるだけ早く調理するのが一番ですが、びっくりするほど長もちする、保存方法も紹介します。(1)ラップに包んで保存するラップで包み、10度以下で保存します。乾燥すると水分とともに旨味もとんでしまうので、湿度が保てる野菜室がおすすめです。(2)酢水につけて保存する空気にふれると黒ずむので酢水にひたして保存します。れんこんが少しあまったときの保存におすすめ。2〜3日で使いきるときは、この方法で。(3)ゆでてから冷凍保存するかためにゆでてから冷凍保存します。生を冷凍すると、モソモソとした食感になるので料理が決まらないなら、まずゆでるのが正解。凍ったまま調理でき、便利ですよ。取材協力/れんこん三兄弟・宮本貴夫さん茨城県稲城市でれんこんの生産をしている「れんこん三兄弟」。
2017年02月22日「あると便利」と思ってフードプロセッサーを購入したものの、結局あまり活用することなく、しまい込んでいる人は多いようです。離乳食づくりのために買ったけれど、ほかの使い道が思い浮かばない…なんて話もよく聞きます。しかし、フードプロセッサーがあれば、「自家製ソース」も簡単にできるのです。上手に使えば本当に役に立つ料理器具で、持っているなら使わない手はありません。フードプロセッサーの機種によって使い方や注意点が異なりますので、調理前に取り扱い説明書を確認し、その内容に従って調理を進めましょう。■本格イタリアンを手軽に! 「簡単バジルソース」イタリアンには欠かせないハーブのひとつ「バジル」を使って、ソースを作ってみましょう。パスタソースとしてはもちろん、サラダからメインの肉料理まで、これさえあれば自宅でも簡単に本格イタリアンを楽しむことができます。<材料>フレッシュバジル、エキストラバージンオリーブオイル、松の実、ニンニク、塩、粉チーズ<分量>バジルの葉50gに対し、オリーブオイル2/3カップ、松の実50g、ニンニク1~2片、塩小さじ1が目安。※多少材料の割合が変わっても問題ありません。<作り方>1、バジルの葉を洗い、水気をしっかり拭きとる。2、バジル・オリーブオイル以外の材料をフードプロセッサーにかける。3、バジルの葉を加えて、再度フードプロセッサーにかける。4、オリーブオイルを加えて、なめらかなソース状になるまでフードプロセッサーにかけたら完成。粉チーズは好みに応じて量を調節しましょう。塩・粉チーズは食べるときにメニューに合わせて追加しても良いので、ソース作りの際は控えめにすることをおすすめします。松の実が手に入らない場合は、クルミ・カシューナッツなどのナッツ類を使ってもおいしく仕上がります。フードプロセッサーがない場合、またごく少量だけ作りたい場合は、すり鉢ですって作ってもOK。完成したソースは、瓶などの保存容器に移して冷蔵庫へ。1週間~10日を目途に使い切りましょう。ソースが空気に触れていると酸化・変色するので、上からオリーブオイルを注いで表面を覆います。ゆでたパスタをこのソースで和えれば、パスタ・ジェノベーゼに。パンにつけて食べてもおいしいです。ほかにも、ポテトサラダに混ぜて、ピザソースとして、ソテーした肉や魚のソースに…といろいろな使い方を試してみましょう。■市販のピクルス・マヨネーズで! 「簡単タルタルソース」続いては、自家製タルタルソースです。市販のピクルス・マヨネーズを使用するので、あっと言う間に完成します。<材料>市販のキュウリのピクルス、市販のマヨネーズ、卵(かためのゆで卵にしておく)、タマネギ、塩、コショウ<分量>分量は「お好み」でOK※塩・コショウは入れすぎを防ぐために、味見をしながら調節してください。<作り方>1、マヨネーズ以外の材料をフードプロセッサーにかけ、みじん切りの状態に。ピクルスは水気をしっかり切っておくこと。2、(1)にマヨネーズを加えてよく混ぜたら完成。味見をして、味が足りないようなら塩・コショウを追加する。もちろん、ピクルスは自家製のものでもOK。手作りタルタルソースは、ピクルスの量を自分で調節できるのが魅力です。フライはもちろん、サンドイッチにもよく合います。■フレッシュトマトで! 「簡単トマトソース」最後は作り置きしておくと便利なトマトソース。いろいろな料理にアレンジできるよう、シンプルに仕上げます。<材料>トマト、ニンニク、タマネギ、顆粒コンソメ、塩、(ローリエ・オレガノ)<分量>トマト2個に対して、ニンニク1片、タマネギ1/4が目安。顆粒コンソメ・塩は好みに応じて調節しましょう。<作り方>1、適当な大きさに切ったトマト・ニンニク・タマネギを、なめらかな状態になるまでフードプロセッサーにかける。2、(1)を鍋に移し、顆粒コンソメ・塩少々を加えて弱火で加熱する。量が2/3~1/2になるまで煮詰めたら完成。ローリエやオレガノがあれば、加熱する際に加えましょう。完成したソースはパスタ・ピザ・チキンソテーなど、さまざまな料理に使えます。コンソメスープにちょい足しして、ミネストローネ風にしてもおいしいです。「自家製ソース=手間がかかる」というイメージがあるかもしれませんが、実は意外と簡単。しかも、多めに作っておけばいろいろなメニューに使えて、料理の時短にも役立ちます。戸棚の中で眠っているフードプロセッサーを引っぱり出して、自家製ソース作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
2017年02月10日食物繊維が豊富なため、「食べる下剤」ともいわれているニラ。それだけではなく、この寒い時期にうれしい体を温める作用もあるんです。にんにくやネギ、ニラなどの臭いが強い野菜には、“アリシン”という体を温める成分が含まれています。にんにくやネギを使うレシピはたくさんあるので、普段の食事に取り入れやすいですが、ニラとなるとレシピがなかなか思い浮かばないのではないでしょうか?そしてニラでよくいわれるのが“スジスジして食べにくい”ということ。そこで試してもらいたいのが、このニラソースです。ニラはまず、生で食べることができる食材です。そして薬味のように細かく刻めば、スジスジ感ゼロ。これを味噌などの調味料と合わせてソースにすると、ニラをもりもりと食べることができます。私がよく作るのは、トースターで温めた厚揚げにかける、厚揚げのニラソース。ニラも厚揚げもなかなかメインにはなりにくい食材ですが、組み合わせると立派なメインメニューになるんですよ。このソースは、ゆで豚と和えたり、焼いた白身魚にかけたりしてもおいしくいただけます。■厚揚げのニラソース<材料 2人分>厚揚げ 1枚にら 1/2束★味噌、醤油 各大さじ1/2★水 大さじ1と1/2★ごま油 大さじ1★砂糖 小さじ1/3所為おろし生姜 少々<作り方>1、厚揚げを1cm幅にスライスし、トースターで約5分焼く(温まればOK)。2、にらを細かく刻み(5mm幅くらい)、ボールに入れ、★の調味料を全部入れて混ぜ合わせる。3、厚揚げを器に盛り、2のソースをかける。私は、朝食の準備のときにこのニラソースを作り、厚揚げを切っておき、冷蔵庫へ。なにかと時間がない朝ですが、5分もあれば用意ができます。そして夜帰宅したら、厚揚げをトースターにかけておく間に他のメニューの準備。トースター調理で手が空くので、その点も含めて私の中では時短料理の中でトップクラスの位置づけになっています。
2017年02月10日少ない油でお肉を唐揚げし、ネギをベースにした甘酢ソースをかけていただくユーリンチー。衣をつけず、油も控えめ。ソースもさっぱりとしているため、中華屋さんでも女性に人気のメニューですよね。鶏肉を使うのがオーソドックスなユーリンチーですが、同じ調理法でお魚料理もおいしくいただけてしまうんです。今回使用するのは、この時期、脂の乗ったブリ。素揚げにすれば、火を通しても身が固くなりすぎず、ふんわりとした食感を残したまま仕上がります。アツアツの状態に、特製甘酢ネギソースをたっぷりかけて! 一度試すとやみつきになる味わいです。■ブリのユーリンチー調理時間 15分 1人分 329Kcalレシピ制作:フードコーディネーター 増田知子<材料 2人分> ブリ(切り身) 2切れシメジ 1パック<タレ> 白ネギ(みじん切り) 1/2本分 ショウガ(みじん切り) 1/2片分 砂糖 大さじ1 酢 大さじ1 しょうゆ 大さじ2 ゴマ油 小さじ1サラダ油 大さじ1糸唐辛子 少々<作り方>1、シメジは石づきを切り落とし、小房に分ける。<タレ>の材料を混ぜ合わせる。2、フライパンにサラダ油を熱し、中火でシメジをしんなりするまで炒める。3、シメジを取り出し、ブリを入れてフライパンに蓋をして両面こんがりと焼く。途中油が足りなければ足す。4、器にブリ、シメジを盛り、合わせた<タレ>をかけて糸唐辛子を飾る。このユーリンチーのタレは、多めにつくって保存しておくことも可能です。定番の鶏肉のほか、季節のお魚で試してみてください!
2017年02月08日イカリソースから、新しい味の焼そばソースとして「イカリタイ風焼そばソース290」が2月20日に発売開始されます。本場の味と香りが楽しめる!近年のエスニックブームに伴い、さまざまなエスニック料理が家庭に浸透してきました。イカリソースは、その中でもタイの定番料理で人気の高い『パッタイ』に着目。ナンプラー(魚醤)と蝦醤を使った本格的なパッタイが家庭で簡単に作ることができる、タイ風焼そばソースが誕生しました。中華麺やうどんでも美味しく作れ、タイ風チャーハンやガパオ風ライスにも使えてメニューの幅が広がることうけあいです。メニュー例(1)タイ風焼そば(パッタイ)(2)タイ風チャーハン(カオパット)(3)ガパオ風ライス商品概要商品名:イカリタイ風焼そばソース290内容量:290g標準小売価格:260円(消費税別)賞味期限:18ヶ月(製造日より・開封前)発売日:2017年2月20日(月)
2017年01月27日サーティワン アイスクリームから、生いちごを使用した「フレッシュストロベリーサンデー」が登場。2017年1月7日(土)から3月下旬までの期間限定で発売される。好みのキッズサイズのアイスクリームに、旬のフレッシュないちごをトッピングしたサンデーメニュー。アイスはシングルかダブルを選ぶことができる。ソースは、いちご尽くしになる「ストロベリーソース」か、いちごによく合う「チョコレートソース」のどちらかをチョイスする。アイスまでいちご尽くしを堪能したい場合は、アイスクリームにストロベリーチーズケーキとベリーベリーストロベリーを選んで。いちごとチョコの絶妙なマッチングを楽しみたい場合は、チョップドチョコレートとバニラのフレーバーがおすすめだ。【詳細】「フレッシュストロベリーサンデー」 ストロベリーソース / チョコレートソース発売期間:2017年1月7日(土)~3月下旬(なくなり次第終了)価格:シングル 460円(税込)、ダブル 640円(税込) ※店舗によって価格が異なる。※一部店舗では取り扱わない。【問い合わせ先】B-R サーティワン アイスクリーム株式会社TEL:03-3449-0336
2017年01月10日もうすぐホリデーシーズンがやってきますね。そんな時期にぴったりのごちそうメニュー「ひとくちステーキ」をご紹介したいと思います。ガーリックパウダーをふりかけて焼いたお肉に、すりおろした玉ねぎ、赤ワイン、しょう油で作った絶品ソースをたっぷりかけて。ガーリックがきいたお肉と、玉ねぎの甘みが感じられる和風ベースのソースは相性抜群です! 彩りのきれいな芽キャベツとスナップエンドウを一緒に盛りつければ、見た目にも華やかな料理の完成。ごはんにも合う味付けなので、ステーキ丼にするのもおすすめです。ボリュームたっぷり、パパも大満足なメニューですね。■ひとくちステーキ調理時間20分 1人分688kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 2人分>牛ステーキ肉 2枚 塩コショウ 少々 ガーリックパウダー 少々玉ネギ 1/2個モヤシ 1/2袋芽キャベツ 3~4個スナップエンドウ 8~10個バター 10gサラダ油 小さじ1.5塩コショウ 少々<合わせダレ> 赤ワイン 大さじ3 しょうゆ 大さじ3 玉ネギ(すりおろし) 1/4個分<下準備>・牛ステーキ肉はひとくち大に切り、塩コショウ、ガーリックパウダーを全体にかける。・玉ネギは縦幅5mmに切る。・モヤシはたっぷりの水につけ、シャキッとしたらザルに上げ、しっかり水気をきる。・芽キャベツは縦半分に切り、分量外の塩を入れた熱湯に入れて2~3分ゆで、スナップエンドウは筋を引き、芽キャベツの熱湯に加えてサッとゆで、一緒にザルに上げる。・<合わせダレ>の材料を混ぜ合わせる。<作り方>1、フライパンにサラダ油を強火で熱し、玉ネギ、モヤシを炒め合わせ、塩コショウをして器に盛る。2、フライパンにバターを中火にかけ、バターが溶けたら、芽キャベツ、スナップエンドウを炒め合わせ、塩コショウをして(1)の器に盛り合わせる。3、フライパンに薄く分量外のサラダ油をひき、牛ステーキ肉の表面全体に焼き色がつくまで手早く炒め、いったん取り出す。4、フライパンに<合わせダレ>を加えて強火で煮詰め、少しトロミが付いてきたら(3)の牛ステーキ肉を戻し入れる。牛ステーキ肉が温まったら(2)の器に盛り合わせ、煮詰めたタレを全体にかける。ステーキを上手に焼くポイントは、焼く前にお肉を常温に戻しておくこと。冷たいままだと、中が生焼けになったり、反対に中までしっかり火を通そうとして焼きすぎたりと、失敗の原因になるので注意してください。お店より安く食べられるのもおうちステーキの魅力のひとつ。たまには、少し高級なお肉で贅沢気分を味わうのもいいですね。
2016年12月11日手作りしてみたいけど、ちょっと面倒に感じてしまうシチューやホワイトソース。ぐっと簡単にする「ブールマニエ」を覚えておけば、冬の献立に役立つこと間違いなしですよ。■とろみ付けに大活躍!「ブールマニエ」「ブールマニエ」とはフランス料理でとろみをつけるために使われる、小麦粉とバターを練り合わせたもの。フランス語で「ブール」がバター、「マニエ」が練ることを意味します。ホワイトソースは、小麦粉を炒めてからバターを溶かし混ぜ合わせ、牛乳や具材を加えていくのに対し、ブールマニエは先にスープや牛乳と具材を煮てから、最後に溶かし入れていきます。味わいが繊細に仕上がるのはホワイトソースですが、手軽に作りたい時はブールマニエが便利です。■基本の作り方は小麦粉:バター=1:1ブールマニエの作り方はとっても簡単。同じ重さの小麦粉とバターを用意し、バターを溶かして小麦粉と練り合わせるだけ。小麦粉を計量スプーンで計るときには小さじ1でバター3gを目安にしてください。5gのバターなら、小麦粉は小さじ1と2/3を合わせます。バターは発酵バターを使用するとより美味しく仕上がりますよ。 ■野菜たっぷりミルクスープのレシピレシピ制作:料理家 崎野晴子<材料 2人分><ブールマニエ> バター 5g 小麦粉 小さじ1と2/3じゃがいも 80gベーコン 20g玉ねぎ 60gオリーブオイル 小さじ1/2~1水 100cc牛乳 200cc顆粒ブイヨン 少々塩 少々<作り方>1、バターを耐熱皿に入れ、500wで20秒を目安にレンジで加熱し、柔らかくする(様子を見て加熱時間を調整、延長する)。2、柔らかくなったバターに小麦粉を加え、均一になるまで練り合わせる。(ブールマニエの完成)3、じゃがいもは皮をむいて芽を除き、1cm弱の角切りにし、さっと水に通して水気をきる。ベーコンは幅5mmの短冊切りにする。玉ねぎは繊維に逆らった薄切りにする。4、小鍋にオリーブオイルをひき、弱火でベーコンとじゃがいもを炒め、玉ねぎを加える。じゃがいもが透き通り、玉ねぎがしんなりしてきたら水を加え、3分ほど煮る。5、牛乳、ブイヨンを加えて中火にし、沸騰直前に弱火にする。小皿にブールマニエを入れ、スープを少しずつ加え(大さじ1~3程度)しっかり溶かす。6、溶かしたブールマニエを鍋に加えて混ぜる。味見をし、塩けが足りなければ少々加える。ブールマニエを作り置きする時は、棒状、または薄めの板状にしておけば使いたいときに取り分けやすくなります。作ったブールマニエは、冷凍庫で3週間を目安に使い切ってください。
2016年12月09日たまには珍しい食材や調味料をつかって、ふだん食べ慣れない味に挑戦してみたくなる時ってありますよね。自分のなかではイケた! と思っても、家族の舌は正直… 。「おいしいでしょ?」「う~ん… 」と反応がイマイチでがっかり。翌日、時短勝負でいつもの炒め物をガガーッと豪快に作ったら、こちらのほうがパクパク。結局「いつも」の家庭の味が最強ってことなのかもしれません。その「いつも」の代表格、豚キャベツ炒め。コチュジャンを入れてピリ辛に、そして最後に溶き卵を加えてちょっぴり変化球。大皿にど~んと盛りつけて、アツアツをみんなで豪快にいただきましょう!■豚キャベツピリ辛炒め調理時間20分 363Kcalレシピ制作:料理家 保田美幸<材料 2人分>豚肉(細切れ) 120~130g<下味> 酒 小さじ1 しょうゆ 小さじ2/3キャベツ 2枚玉ネギ 1/4個ニンニク 1片サラダ油 大さじ1.5<調味料> 酒 大さじ1 コチュジャン 小さじ2 砂糖 小さじ1 しょうゆ 小さじ2 みりん 大さじ1<卵液> 溶き卵 1個分 塩 少々<作り方>1、豚肉に<下味>の材料をからめる。キャベツはザク切りにする。玉ネギは厚さ5mmのくし切りにする。ニンニクは薄切りにする。<調味料>、<卵液>の材料をそれぞれ合わせておく。2、フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、キャベツ、玉ネギ、ニンニクを炒め、しんなりしたらいったん取り出す。3、フライパンの汚れをキッチンペーパー等で拭き取り、残りのサラダ油を熱して(1)の豚肉を炒める。肉の色が変わったら(2)の野菜を戻し入れ、<調味料>を加えて炒め合わせる。4、水分が少なくなったら<卵液>をまわし入れ、卵がかたまったら器に盛る。豚肉とキャベツの甘みが、ピリ辛味とよく合います。下味にしっかり漬け込むことで、仕上がりのコクがまったく違うので、そこは手抜きせずに!
2016年11月12日春巻きの醍醐味は、サクサクの衣とトロッとしたあんの組み合わせだと思います。私が実家にいたとき、母はよく春巻きを作ってくれました。家族みんなが大好きな春巻き、でも作るのにちょっと時間がかかります。いったん具を炒めて片栗粉でとろみをつけ、冷ましてから、皮で巻いて揚げる。冷ます時間と揚げるという手間…。大好きな春巻きですが、この冷ます時間と揚げる手間がおっくうで、結婚してからはほとんど作らない状態に。いざ作ろうと思うと面倒が先に立ち、年1回程度しか作れないのです。そこである日思い立ち、具を炒めず、かつトロッとした食感の春巻きを作るべく試行錯誤。納得のいくものが作れたので、食卓に春巻きが登場する回数がグンと増えました!手順としては、具を切って調味料と片栗粉で混ぜ合わせ、皮で巻いて少量の油で焼く、です。片栗粉は加熱をするととろみがつきます。なので揚げ焼きにしている間にとろみも同時につくんじゃないかと思ったのですが、当たりでした。そして揚げるという作業はせず、少量の油で焼きます。揚げ焼きにすれば春巻き特有のきれいなキツネ色になります。 ■「具を炒めない、時短春巻き」レシピ制作:管理栄養士 長 有里子<材料>※春巻きの皮5枚分えび(ブラックタイガー) 10尾干ししいたけ 3枚長ねぎ 1/2本春巻きの皮 5枚A塩 小さじ1/5A醤油 小さじ2A片栗粉、しいたけの戻し汁 各大さじ1ごま油 大さじ3<作り方>1、えびは殻をむいてボールに入れ、片栗粉(分量外・小さじ1程度)でもんで水で洗いし、臭みをとる。そして1cm幅に切る。2、干ししいたけは、ひたひたの水で戻して細切り、長ねぎはななめ薄切りにする。3、(1)と(2)をボールに入れ、Aの調味料を入れてよく混ぜ、具材がしんなりしたら、春巻きの皮で巻く。巻き終わりの部分は、水をつけてとめる。4、フライパンにごま油と(3)の春巻きを入れ、火にかけて両面を焼く。※春巻きの具を皮で巻いたら、すぐに焼きましょう。置いておくと、皮に水分が染み出てしまいます。血行促進効果の高いビタミンEを多く含むえびと、血流の改善に役立つアリシンを含む長ねぎは、冷え予防にぴったりの組み合わせです。寒い冬には、ぜひえび春巻きを。春巻きの皮が残った場合は冷凍保存し、次回作るときに自然解凍すれば、また同じように使用できますよ。
2016年11月07日休みの日にまとめてつくってストックしておけば、平日はチンして和えるだけの「つくりおきパスタソース」をご紹介!残業でヘトヘトになっていても、これさえあれば栄養満点な料理をすぐに食べられますよ。オイルサーディンとたっぷりきのこのオイルパスタソースたっぷりのきのこから染み出た出汁とオイルサーディンの脂のうまみがパスタに絡みます。ライムをプラスし、オイルサーディンの臭みを消すのもポイント!冷蔵保存する場合は、ラップをしいた保存容器に入れてラップで蓋をし、保存容器の蓋をして。冷蔵庫で4日ほど保存できますよ。【材料】(4食分)オイルサーディン・・・1缶マイタケ・・・2パックしいたけ・・・3個しめじ・・・1パックニンニク・・・2片オリーブオイル・・大さじ5白ワイン・・・100ccライム・・・1/2個(残りのライム1/2個はお好みで飾り用に使って)塩・・・小さじ1と1/2醤油・・・小さじ1/2【作り方】1. マイタケは手で細かくさき、しいたけは石づきを切り落とし軸とカサは薄切りに、しめじは石づきを切り落として小房に分けます。ニンニクはみじん切りにします。2. フライパンにオリーブオイルを入れ弱火にかけ、ニンニクを加え、オイルサーディンはオイルごと加えてへらなどで細かくつぶしながら、香りが出るまで炒めます。3. 2にマイタケ、しいたけ、しめじを加え、白ワインを入れて煮て、全体がしなっと火が通ってきたら醤油を鍋はだから加えます。香ばしさを出しながら全体に絡めながら炒め、塩で味を調え、仕上げにライムを絞ればソースの完成。食べる際は、茹でた1人分のパスタと、ソースの絡みをよくするためのオリーブオイル(適量)をボウルに入れます。その後、パスタソース(1人分)を加えて、素早く和えれば、もう完成。薄く輪切りにしたライムを飾れば、グッと華やかになりつつ、味の調整にも使えますよ。ソテーした肉にかけて具沢山のソースにしてもおいしいです。グリルしたズッキーニやパプリカなどにかけでも◎。時間がない日でもつくりおきパスタソースがあれば、簡単にちょっとおしゃれな絶品パスタが食べられるなんて得した気分ですよね。ぜひチャレンジしてみて!(レシピ制作・トップ画像/Otonaka Sara)
2016年10月17日先日、山の近くに住むキノコに詳しい友人に案内してもらい、キノコ採りに行ってきました!カゴを背負って雑木林の中へ。はじめはどこにあるのかな? というくらいだったのですが、目が慣れて来ると、あそこにも、こちらにも、いくつもの種類のキノコがにょきにょきと顔を覗かせています。もちろんすべてが食べられるものではないので、友人に確かめながら慎重に、そして欲張りすぎず食べられるぶんだけ。採りたてを炒めてクリームで和えたパスタは、食感もシャキシャキして絶品!この季節、自分で穫ることはできなくても、旅先や郊外の「道の駅」などで、キノコがよく売られています。新鮮なものが手に入ったら、こんな濃厚なソースとからめて食べてみてはいかが?■キノコの照り焼きパスタ調理時間20分 558Kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 2人分> スパゲティー 160g 塩 16gシメジ 1パックエリンギ 1本鶏ささ身 1~2本 酒 小さじ2~3 塩コショウ 少々<調味料> 酒 大さじ2 みりん 小さじ2 砂糖 大さじ1 しょうゆ 大さじ2生クリーム 大さじ4バター 10g<下準備>・シメジは石づきを切り落とし、小房に分ける。・エリンギは長さを2~3等分に切り、さらに縦幅1cmの棒状に切る。・鶏ささ身は厚みを半分に削ぎ切り、筋を引く。耐熱容器に入れ、酒、塩コショウをしてふんわりラップし、電子レンジで1分30秒~2分加熱する。そのまま冷まし、粗熱が取れたら食べやすい大きさに裂く。<作り方>1、鍋にたっぷりの湯を沸かして塩を加え、スパゲティーを袋の時間より1分短めにゆで、ザルに上げる。2、フライパンに<調味料>の材料を入れて中火にかけ、煮たったらシメジ、エリンギ、鶏ささ身を加える。全体にしんなりして、汁気がほとんどなくなるまで炒め、火を止める。 3、生クリームを加えてサッと混ぜ、(1)のスパゲティー、バターを加え、からめるように混ぜて器に盛る。シメジやエリンギ以外にも、マイタケやエノキなどお好みのキノコで。最近見かけるようになった茶色い原生種のエノキは、食感もシャキシャキとしてパスタともよく合いますよ。
2016年10月15日さっと手早く作れて、味は本格的! と人気のレシピをご紹介。クミンシードとカレー粉でエスニックな香りが引き立つスパイシなー炒め物。春雨を使うので、炭水化物を控えている方にもおすすめ。ツナや、隠し味にマヨネーズを効かせているので、エスニックでありながらお子さんも食べやすい味に仕上がります。お好みでスパイスを増減させて、家族に合った味に整えてみるとよいですね。春雨とツナのカレー炒め調理時間15分 310Kcalレシピ制作:E・レシピ<材料 2人分>春雨 50~60gツナ(缶) 1缶(1缶80g入り)ニンジン 1/4本クミンシード 小さじ1/2カレー粉 小さじ1/2マヨネーズ 大さじ2~3塩コショウ 少々サラダ油 大さじ1<下準備>・春雨は袋の表示時間通りにゆで、ザルに上げて水で洗う。よく水気をきって、食べやすい長さに切る。・ツナはザルに上げて汁気をきっておく。・ニンジンは皮をむき、細切りにする。<作り方>1、フライパンにサラダ油、クミンシードを加えて熱し、香りがたってきたら、ニンジン、ツナを加えて炒め合わせる。全体に炒められたらカレー粉を加え、からめるように炒め合わせる。2、春雨を加えて炒め合わせ、塩コショウで味を調えて火を止める。マヨネーズを加えてサッと和え、器に盛る。クミンシードは油と一緒に熱して、香りを十分引き出すようにすると、より風味が増します。ニンジン以外にもピーマンやインゲンなどの野菜を加えてもおいしく頂けます。
2016年09月09日夏に旬を迎えるゴーヤとトウモロコシを使った、彩り鮮やかな一品をご紹介しましょう。ゴーヤの苦みはケチャップであえると、うんと食べやすくなります。みそとケチャップの味つけは、ゴーヤのすっきりとした苦みとも相性抜群! ナスやベーコンも一緒に炒めてボリュームたっぷり、満足度の高いおかずです。■ゴーヤとトウモロコシの炒めもの調理時間 15分 1人分238kcalレシピ制作:家庭料理研究家 中島和代< 材料 2人分 >ゴーヤ 1/2本トウモロコシ(生) 1本ナス 1本塩 少々ベーコン 3枚<調味料>酒 大1みそ 大1ケチャップ 大2サラダ油 小1バター 10g <作り方>1、生トウモロコシは包丁で実だけを削ぎ落とし、バラバラにほぐしておく。ゴーヤは縦半分に切り、スプーンで中央の種とワタをかき出し、斜め薄切りにする。ナスは薄い半月切りにし、塩水に放ってアクを抜き、しっかり水気を切る。ベーコンは1.5cm幅に切る。2、フライパンにサラダ油を中火で熱しベーコンを加え、ベーコンから脂が出てきたらゴーヤを加え炒めあわせる。続けてナスを加えて炒めあわせ、いったん取り出す。3、2のフライパンにバター、生トウモロコシを入れ、中火で少し焼き色がつくま炒め合わせ、2を戻し入れる。全体に混ざれば<調味料>を加えザックリ混ぜ合わせて器に盛る。ゴーヤは沖縄を代表する野菜、独特の苦みからニガウリとも呼ばれています。ストレスや疲労回復をサポートするビタミンCが豊富。ビタミンCは熱に弱いものが多いですが、ゴーヤに含まれるビタミンCは、加熱しても壊れにくいという嬉しい特徴があります。さらにゴーヤは動物性たんぱく質と一緒に摂取すると、抗酸化力がアップするといわれています。ベーコンと一緒に炒めることでパワーアップ! 夏バテ防止に役立つ一皿になります。
2016年08月12日子どもから大人まで大好きな、甘酸っぱいバーベキューソース。その名のとおりアウトドアで食べれば旨さ倍増ですが、いつもの食卓でだって十分! ふだんのお肉も、ソースひとつで驚きのおいしさに大変身します。特にカリッと揚げた手羽肉との相性は抜群。揚げたての香ばしさとソースのおいしさに、ついもう1本もう1本… と手が伸びてしまいます!BBQ気分でがっつりお肉を楽しみましょう。■バーベキューチキン調理時間15分 293Kcalレシピ制作:フードコーディネーター 増田知子<材料 2人分> 鶏手羽中 10~12本<下味> 塩コショウ 少々 ガーリックパウダー 少々小麦粉 大さじ1.5<バーベキューソース> ケチャップ 大さじ1 中濃ソース 大さじ1 しょうゆ 小さじ1 マスタード 小さじ1揚げ油 適量クレソン 適量 <作り方>1、鶏手羽中は<下味>の材料をからめ、小麦粉を全体にからめる。2、170℃に予熱した揚げ油に(1)を入れ、カリッと色よく揚げ、油をきる。3、ボウルに<バーベキューソース>の材料を混ぜ合わせて(2)を加え、よくソースをからめたら、器に盛り、クレソンを添える。味付けがしっかりしているので、ビールのおつまみにも。お子さんとのお出かけのお弁当のおかずに入れても喜ばれますね。
2016年08月10日塩や醤油、みりんなど、気付いたら毎日同じ味付けになっていませんか?そこで!現在私が住んでいるアメリカで人気の高いソースをご紹介。シンプルにかけるだけでもおいしいし、炒め物や和え物、サラダなど、さまざまな料理の味付けに使えます。日本でも入手できるものばかりだから、今晩からぜひ取り入れてみて!人気ソース1シラチャー・ソースPhoto by Pinterestアメリカで今、一番人気のホットソースと言っても過言ではないのが「シラチャー・ソース」です。唐辛子、にんにく、酢、砂糖をベースに作られたコクのあるソースで、もともとタイで使われていたものをアジア系アメリカ人がロサンゼルスで再現して発売。今ではダイナーやフードトラック、大手ファミリーレストランまでもがこのソースを取り入れるほど人気に。シラチャー味のポテトチップス、ポップコーン、ビーフジャーキー、ブラッティマリー、シラチャー・ソースのレシピ本など関連商品が続々リリースされるなど、人気はさらに拡大中。日本でも亀田製菓の「柿の種」がシラチャー・ソース味をフィーチャーしています。アメリカではHuy Fong Food社の商品が一般的ですが、日本ではユウキ食品が商品を発売。どちらも日本で手に入るようです。Photo by Pinterestアメリカでは主に、ハンバーガーやステーキ、タコスなどにトッピングソース感覚でかけるのが一般的。マヨネーズとの相性が抜群なので、混ぜてディップソースやドレッシングにしたり、サンドイッチ、カリフォルニアロールにかけたりしています。日本人におすすめの使い方シラチャー・ソースの特徴は、和洋中何にでも使えること。「食べるラー油」やタバスコ感覚でいろいろ使ってみて!コクと辛さで味が整います。Photo by Pinterest・ 焼きそば、チャーハン、中華炒め、ラーメンなどの仕上げに、1人分の材料に対して5〜10滴ほどかける・ キャベツやきゅうり、にんじんなどの野菜を塩もみして、シラチャー・ソース、かつお節、砂糖、塩を加えて即席キムチ風に・ 焼き鳥や牛丼、焼肉など甘辛味の肉料理にトッピング・ トマトソースのパスタ、ナポリタンなどトマト系パスタに加える人気ソース2サルサソースPhoto by Rakutenサルサソースというとメキシコ料理の代表的なソースですが、これがアメリカで大定番。トマト、玉ねぎ、にんにく、ハラペーニョ、酢などから作られています。アメリカ人はタコス、ブリトー、ケサディーヤ、ナチョスなどメキシコ料理が大好き。もはや国民食とも言えるほどで、スーパーマーケットでもサルサソースの売り場スペースは広大。辛さのレベルもいろいろで、グリーントマトを使ったもの、トマトペースト状のなめらかなものから、角切りのザクザクしたものまで多種多様。写真の商品「トスティートス サルサソース ミディアム」は売れ筋商品のひとつ。Photo by Pinterestアメリカではメキシコ料理に使うほか、チップスにディップしたり、ピザやグラタンのソース、ハンバーガーのソースにも使われています。日本人におすすめの使い方日本ではタコライスのソースとしておなじみ。酸味と甘みのあるさわやかなソースなので、料理をさっぱりと仕上げてくれます。夏にぴったりですよ!Photo by Pinterest・ 肉や魚介のソテー、フライのソースとして・ ゆでたえびやいかと和えて、セビーチェ風に・ 水で溶いてガスパチョ風にしたり、温めてミネストローネにする・ 細めのスパゲッティに絡めて冷製トマトパスタに人気ソース3バッファローウイング・ソースPhoto by Pinterest「バッファローウイング」とは、素揚げしたチキンウイング(手羽先)に甘辛のソース(バッファローウイング・ソース)を絡めた料理のことで、ニューヨーク州バッファロー発祥の料理。全米どこでも知られる定番アメリカンフードです。ウスターソース、酢、バター、ガーリックパウダー、パプリカパウダー、カイエンペッパーなどで作られた辛めのリッチなソース。写真は日本でもゲットしやすい「ウィルバッファローホッター」。Photo by Pinterestバッファローウイング(写真)以外には、フライドポテトにかけたり、ピザ用ソースにしたり、カリフラワーにからめてオーブンで焼くなどが一般的な使い方。日本人におすすめの使い方甘みのあるリッチなソースなので、炒め物に使うと焦げやすいので注意。加熱後の食材にからめるか、オーブン焼きなどがおすすめ。Photo by Pinterest・ ケチャップを混ぜて、野菜や肉、魚にのせ、とろけるチーズをのせてオーブンまたはトースターで焼く・ マヨネーズを混ぜて、温野菜のソースに・ ポトフの味付けに。塩味のポトフにバッファローウイングソースを少々加えるとスパイシーでコクのある味にアメリカで人気のソース3つ。どれもコクとうまみがしっかりある優秀調味料。おうちごはんに役立ててみて。
2016年06月07日