女優の米倉涼子が3日(木)、都内でブロードウェイミュージカル「ピピン」の公開リハーサル会見にスペシャルサポーターとして出席した。「CHICAGO」「キャバレー」で知られる振り付け師で演出家のボブ・フォッシーによる名作を、ブロードウェイで約40年ぶりに新演出で復活させたミュージカル。2013年のトニー賞でミュージカル部門・最優秀リバイバル作品賞を含む4部門を受賞した。サーカス小屋を舞台に、一座を支配する妖しいリーディングプレイヤーが悶々とした想いを抱えるピピン王子をそそのかし、観客を煽りながら、華やかなアクロバット・ショーを展開する。現地で観劇したという米倉さんは「舞台いっぱいに広がったエンターテインメント。一人が踊っているのではなく、あちこちで素晴らしい踊りをしている人がいるので、冒頭だけでも見ているだけで500キロカロリーは消費する」と大興奮。今回の来日公演キャストにはトニー賞受賞俳優もいるだけに「どうやったらトニー賞ってとれるんでしょうか?」と身を乗り出して質問した。受賞歴のあるジョン・ルービンスタインが「それに秘訣はありません。ノミネートされる役に配役されるか、その公演が人々を魅了するかどうか。クジを引いたり、サイコロを転がすのと一緒」、同じくプリシラ・ロペスが「才能も大事ですが、全身全霊を捧げてやっているかどうかが大切です」と答えると、米倉さんは「まだまだ遠い、というか全然見えないところにありますねぇ」と深く頷いていた。米倉さんといえば、2012年7月に「CHICAGO」でブロードウェイミュージカル主演を飾った事もある。ボブ・フォッシーから直に手ほどきを受けた事のあるルービンスタインから「彼は知的で、客を喜ばせる事に長けた人物だった。どうすれば観客に作品のメッセージを伝えられるか常に考えていた人で、チャレンジャーでもあった。でもプライベートではとても謙虚だったよ」と、その人となりを教えられた米倉さんは「これテレビに流れますか?録画します」と貴重な証言に鳥肌を立てていた。ブロードウェイミュージカル「ピピン」は、東急シアターオーブで9月4日(金)よりスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年09月03日アメリカ出身のギタリスト、Tony MacAlpine(トニー・マカパイン)が9月29日(火)に大阪・心斎橋JANUS、30日(水)神奈川・CLUB CITTA’で初の単独来日公演を開催する。トニー・マカパインは1986年にアルバム『Edge of Insanity』でデビュー。ハード・ロック・メタルにジャズの要素を加えた超速弾きのギターで人気を博す。今回の来日公演では、名盤と言われている1st『Edge of Insanity』、2ndアルバム『Maximum Security』の収録曲を再現する。来日公演決定に際し、マカパインは「アルバム『Edge Of Insanity』 と『Maximum Security』の完全再現をしようと思っているよ。今年発売の新譜『Concrete Gardens』からもやるし、サプライズも用意してるからね。クールな公演になること間違いないね。ドラマーはトーマス・ラング、ベース・プレイヤーは、良き友人のビヨルン・エングレン。会えることを楽しみにしています!」とコメントを寄せている。チケットの一般発売は大阪公演が7月26日(日)午前10時より、神奈川公演は7月25日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、神奈川公演の先行抽選プレリザーブを実施中。受付は7月23日(木)午前11時まで。■Tony MacAlpineCONCRETE GARDENS Japan Tour 20159月29日(火)心斎橋JANUS(大阪府)開場 18:30 / 開演 19:30料金:【自由席】前売8,000円(税込)※入場は整理番号順に行います。※入場の際ドリンク代600円必要。9月30日(水)CLUB CITTA’(神奈川県)開場 18:30 / 開演 19:30料金:【全席指定】前売8,000円(税込)※入場の際ドリンク代500円必要。【来日予定メンバー】Tony MacAlpine (Guitar,Keyboards)BJORN ENGLEN (ビヨルン・エングレン)(Bass)THOMAS LANG (トーマス・ラング)(Drums)
2015年07月22日東京都・新橋のアド・ミュージアム東京は、日本最高峰の広告コピー賞「TCC賞」の2015年度受賞作品を紹介する広告賞展「おいしいコピーが焼けました。TCC 広告賞展 2015」を開催している。会期は8月2日まで(日・月曜休館、ただし月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日休館、8月2日は開館)。開館時間は平日11:00~18:30、土・祝日11:00~16:30。入場無料。同展は、コピーで選ぶ広告賞、「TCC賞」の2015年度受賞作の中から、一般部門はTCCグランプリ1点・TCC賞11点・審査委員長賞2点、新人部門は最高新人 賞1名・新人賞21名の受賞作を紹介するもの。2015年度のTCCグランプリに選ばれたコピーは、サントリーホールディングス「ペプシネックス ゼロ」のTVCMから「自分より強いヤツを倒せ。」(多田琢氏/TUGBOAT)。また、TCC最高新人賞はダイハツ「WAKE」のTVCM「あんちゃん!WAKE だよ!ドデカクつかおう。WAKE だよ!」などで山本友和氏(電通)が受賞した。また、関連企画として、同ミュージアム内に併設の広告図書館(日・月・祝日・振替休日は休館)で、一倉宏(2015年度TCC賞審査委員長)をはじめ、多田琢(グランプリ受賞)、山本友和(最高新人賞)、仲畑貴志(2015年度HALL OF FAME - コピーの殿堂)ら4人のコピーライターが日頃読んでいる本、若い世代にすすめたい本を、メッセージとともに紹介する展示「コピーライターの本棚」が開催されている。また、展示会場には生のコピーライターが登場し、コピーはどんな人から生まれたのか、普段どんな発想で仕事をしているのかを、本人の生の声で届ける「コピーライター行動展示」が行われる。なお、コピーライター登場スケジュールや、会期中のTCC賞受賞者によるトークイベントの詳細などが同ミュージアムWebページに掲載されている。そのほか、広告コピーに焦点をあてた資料をピックアップし、江戸時代から現代に至る日本の広告歴史の紹介も、同ミュージアムの常設展示として行われているということだ。
2015年07月01日ロバート・ダウニー・Jr.が“闘う実業家”トニー・スタークで主演し、大ヒットとなった『アイアンマン』(’08)から早7年。その後、クリス・ヘムズワース主演の『マイティ・ソー』やクリス・エヴァンス主演の『キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー』を経て、2012年、最強チームが1つに結集した『アベンジャーズ』は、『アバター』『タイタニック』に次ぐ全世界興行収入ランキング歴代3位を記録、映画史に残る一大ムーブメントを巻き起こした。そして2015年、一連のマーベル作品の“第2の区切り”となる形で、続編に当たる『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が現在、世界各国で公開されている。すでに全世界で13億4,910万ドル(約1.660億円)を突破、歴代ランキング5位に食い込んだ本作は、満を持して7月4日(金)より日本に上陸。前作に引き続き、監督・脚本を務めたジョス・ウェドンに、本作についてたっぷりと語ってもらった。まず、いずれも大人気シリーズとなったアイアンマンや、ソー、キャプテン・アメリカらスーパーヒーローたちが、再び結集する本作。前作と比べ、彼らにはどんな変化が見られていただろうか?「それぞれがより演じる役柄に入り込んでいる、といった感はありましたね。とりわけソーとキャプテン・アメリカは、前作を撮っている段階で、まだそれぞれシリーズの1作目が公開されていなかったので、観客の反応も含め、キャラクターに対してやや手探りの部分があったんです」と、ウェドン監督はふり返る。「その点、今回は、両シリーズと『アベンジャーズ』の大成功により、観客の間でキャラクターがすっかり定着した後ですから、キャストらも皆、前作の時以上に打ち解けた雰囲気で、まさしく“あ・うんの呼吸”といった感じでしたよ」と語る。キャストたちも、監督も「それぞれのキャラクターを完璧なまでに知り尽くしている」いまとなっては、セリフや演じ方について細かい説明や議論は不要だったらしい。「今回はみんな最初から何の迷いもないといった感じで、ありったけの熱意とエネルギーを注ぎ込み、それぞれ役になりきって見事な演技を見せてくれました。本当に素晴らしいですよ」と、監督は豪華キャスト陣を称え、ねぎらった。冒頭から怒涛のごとく展開する数分間のアクション・シーンだけでも、彼らの結束力が前作よりはるかに強まっていることを確認できる。そして、その一方で、戦いの場以外では“宅飲み”するなど、すっかり家族のように打ち解けている様子も伺える。本作では、そんな最強“ファミリー”に、特殊能力を持つ双子役でエリザベス・オルセンとアーロン・テイラー=ジョンソン、そしてウルトロン役としてジェイムス・スペイダーが加わった。「やはり最初は、3人ともかなりビクビクした様子でしたが(笑)、実力と存在感では他のキャストにまったく引けを取らないのはもちろん、俳優としても人間的にも、実際の年齢よりはるかに成熟していることに感心させられました。まぁジェームズに関しては、年相応と言うべきでしょうけどね(笑)」と監督。「アーロンとエリザベスは、先輩の大スターらを相手に演じるというだけでも、相当ナーバスになっていたようですが、その上、演じるキャラクターのパワーが“目に見える類のものではない”がゆえに、CG処理を加えて完成した映画を見るまで、自分たちのやっていることがどんな形で映像になるのか頭でイメージ出来ないので、大変だったと思います」。「でも、2人ともキャラクターの本質を完璧に捉え、見事に演じ切ってくれましたし、前作からのキャスト陣も、アベンジャーズの新たな仲間として加わるだけの実力を備えた若き2人を温かく迎え入れ、お互いへの敬意あふれる、とてもいい雰囲気の現場になりました」と明かした。とはいえ、本作では、とりわけスカーレット・ヨハンソン演じるナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウや、ジェイミー・レナー演じるクリント・バートン/ホークアイなど、これまで描かれてこなかったキャラクターの過去や背景について、より深く掘り下げられ、見応えある群像ドラマとしての一面も注目されている。特に、監督が「他にはない特別な絆で結ばれている」と明かすのは、ヨハンソンのブラック・ウィドウとマーク・ラファロ演じるブルース・バナー/ハルクの関係だ。「とにかく相性が抜群。2人の最初のシーンを見た瞬間、思わず『サイコー!』って声を上げてしまったくらいだからね(笑)」と、2人の化学反応には自信を覗かせる。なぜ彼女とハルク?と意外に感じるファンもいるかもしれない。だが、「ナターシャがある種社会の“はぐれ者”として常に疎外感を抱えていること、また逆にブルースにとっては、世慣れているがゆえに、戸惑うことなくありのままの自分を受け入れてくれる、かつて愛した人とは正反対のタイプの女性だということを考えると、この2人が惹かれ合うのはごく自然なことだと思えたんです」と監督は力説する。また、予告編映像でも示されたように「実は家族持ちだった」というホークアイの“秘密”に関しては、「本作のテーマの1つを描く上で、核となる重要な展開として最初から考えていました」とも明かす。「ヒーローから1人の男へと立ち返った彼の姿を見たアベンジャーズの面々は、自分たちがいかに“普通の生活”からかけ離れてしまったかを悟ります。それによって、それぞれの孤独がいっそう引き立つ、というわけです」と、本作の根底にあるテーマに触れた。実は劇中では、ナターシャ・ロマノフの過去が壮絶なものであったことが、明らかにされている。ブラック・ウィドウも、ハルクも、そして演じるヨハンソンとラファロも人気者だけに、それぞれをメインに据えたスピンオフ作品のうわさも絶えないが…。ウェドン監督は、「スピンオフを作るかどうか私が決めるわけではないので、何とも言えませんが、ブラック・ウィドウやハルクが主役のスピンオフが誕生したあかつきには、真っ先に観に行くことだけは確かですね(笑)」と茶目っ気たっぷりに煙に巻く。茶目っ気といえば、時に切なくドラマチックな展開が続く本作においては、ソーの武器「ムジョルニア」を“最強チーム”の誰が持ち上げられるかという、彼ららしい“お遊び”シーンなど、ソーの言動が一服の清涼剤のように思える場面がある。「ソーはキャラクターがキャラクターだけに、軽い口調でセリフを言わせるわけにはいかないという点も含めて、実は誰よりも書き辛いのですが、幸いクリス・ヘムズワースがいまやすっかり役に溶け込んでいるおかげで、『悪いんだけど、ここは思いきりバカっぽく演じてくれないかな?』なんてお願いしても、『よっしゃ、任せろ!』って喜んでやってくれる(笑)」。「どれだけマヌケでおバカなことをやってみせたとしても、外見からにじみ出る、神に相応しいあの威厳と風格が損なわれることはないと分かっているからこそ、彼本人も私も、思いきってユーモラスな側面を追求することができるんです」と、監督も太鼓判を押すほどに、ヘムズワース自身も“笑い”担当(?)であることを楽しんでいたようだ。さまざまな苦悩や葛藤を抱えながらも、仲間への思いをそれぞれ新たにする彼らにとって、今回脅威となるのは、アイアンマンが愛する彼らを失う“恐怖”ゆえに生み出した平和維持システム<ウルトロン計画>だ。もはや当初のころの“協調性のない”“独善的な”トニーではないだけに、彼の心情や行動には共感できるものがあるが…。「そもそもトニー・スタークという男は、何事においても中途半端が嫌いで、パーティーでバカ騒ぎをするにしても、愛する人たちと世界を救うにしても、とことんやらなきゃ気が済まない(笑)」と監督は言う。「私が思うに、彼の独善的なところはまだまだ健在で、ウルトロンはそんな彼に、“独りよがりの落とし穴”に気づくきっかけを与えることになるわけです。『自分ひとりでどうにかしようと躍起になる前に、自分こそが解決すべき問題の根源なのではないか、よく考えてみろ』ってね」。自らを責めながらも、闘いに身を投じていくトニー/アイアンマンを始めとするアベンジャーズたちに、日本版ポスターでは「愛を知る、全ての人類に捧ぐ」というコピーが添えられている。これには、「いいキャッチコピーですね!すごく気に入りました」と監督も納得の様子。「『アベンジャーズ』同様、今回も最大のテーマはズバリ“愛”ですし、私自身がウルトロンまで含め、本作に登場するすべてのキャラクターを心から愛するように、観客の皆さんにもそれぞれのキャラクターに共感しながら、この映画を通して“愛”について考えてもらえたら嬉しいですね」と、作品愛&キャラクター愛たっぷりのメッセージを贈る。あなたにとっての“愛”を、本作から見つめ直してみてほしい。(text:cinemacafe.net)
2015年06月18日アメリカ演劇界で最高の栄誉、第69回「トニー賞」授賞式が6月7日(現地時間)、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで行われ、渡辺謙が主演を務めた『王様と私』がミュージカル部門リバイバル作品賞、ミュージカル部門主演女優賞を受賞した。ブロードウェイ初舞台で主演、さらに主演男優賞候補にもなった渡辺謙は残念ながら受賞こそ逃したが、主演女優賞に輝いたケリー・オハラ(Kelli O’Hara)は受賞スピーチで「私の王様」と彼を讃えた。こうした晴れの舞台で楽しみなのは、レッド・カーペットを彩る出席者たちのドレス。アカデミー賞やMETガラなどと較べると、トニー賞では少し抑えめの装いが基本だが、女優たちはシックな着こなしを競った。『Skylight』(原題)で演劇主演女優賞候補のキャリー・マリガン(Carey Mulligan)は「バレンシアガ(Balenciaga)」のストラップレスのドレス。マルーン・カラーでミニマルなデザインとダウンスタイルの髪で、ミニマルな美しさが光った。『星ノ数ホド』で演劇主演女優賞候補のルース・ウィルソン(Ruth Wilson)は「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」のロングドレス。トップはフィットサイズのTシャツのようなシンプルなデザインでスカート部分はシルク。フューシャピンクが鮮やかだ。現在、ブロードウェイでミュージカル『ジジ』に出演中のヴァネッサ・ハジェンズ(Vanessa Hudgens)は「ナイーム カーン(Naeem Khan)」のホルター・ドレス。花柄のプリントと背中の大きく開いたデザインが華やかだ。「オスカー・デ・ラレンタ(Oscar De La Renta)」の花柄を織り込んだジャカード・ミニドレスで出席したのはアマンダ・セイフライド(Amanda Seyfried)。実は彼女もオフ・ブロードウェイで舞台『The Way We Get By』(原題)に出演中。首のラインがキレイに出るデザインのオフショルダーが印象的だった。ミニドレスは、なぜか授賞式に来ていたケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)も着用。「カルヴァン・クライン(Calvin Klein)」のサーモンピンクで前面はシンプルだが、背中が開いたデザインだった。ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)は「ヴァレンティノ(Valentino)」のミッドナイトブルーのドレス。レッド・カーペットではヌードカラーのセクシーなドレス姿の多い彼女には珍しい、王道の女優スタイルが新鮮。そして、大胆なプランジネックで目を引いたのは演劇部門主演女優賞に輝いたヘレン・ミレン(Helen Mirren)、「バッジリー・ミシュカ(Badgley Mischka)」の白のロングドレスは大きく開いた胸元にレースのスリーブ。主演映画『クィーン』に続き、舞台『The Audience』(原題)でもイギリス女王・エリザベス二世を演じて米演劇界最高の栄誉に輝いたヘレン。セクシーなドレスを69歳の気品で着こなした。
2015年06月08日6月8日(現地時間)、アメリカ演劇界で最も権威のある「トニー賞授賞式」が開催された。「王様と私」で主演を務めた渡辺謙は、ミュージカル主演男優賞でノミネートを果たしたが、惜しくも受賞を逃す結果となった。舞台「王様と私」は3月12日からプレビュー公演がスタート。4月16日に正式な初日を迎え、リンカーン・センター、ヴィヴィアン・ボーモント劇場にて上演。共演のケリー・オハラは、今回のアンナ役を含めてトニー賞ノミネート6回目に実力の持ち主でもある。トニー賞主演男優賞に日本人がノミネートされたのは今回が初。俳優部門で日本人がノミネートされたのは39年ぶりとなる。過去には1959年に「フラワー・ドラム・ソング」でミヨシ梅木がミュージカル主演女優賞にノミネート、1976年に「太平洋序曲」で佐藤功がミュージカル助演男優賞にノミネートしている。しかし、両名とも受賞は逃している。今回行われた授賞式で渡辺さんとケリーは「王様と私」より、「Getting to Know You」、「Something Wonderful」、「Shall We Dance?」のパフォーマンスを披露し、会場を沸かせた。惜しくも主演男優賞は逃したが、「王様と私」は「ミュージカル・リバイバル作品賞」「ミュージカル主演女優賞」「ミュージカル助演女優賞」「ミュージカル衣装デザイン賞」の4部門受賞という快挙を達成。渡辺さんは、7月中旬までの公演に出演する予定だ。今回最多受賞を果たしたのはミュージカル部門「ファンホーム」、演劇部門「夜中に犬に起こった奇妙な事件」で同数、5部門受賞となる。<そのほか主な受賞結果一覧>演劇作品賞:「夜中に犬に起こった奇妙な事件」ミュージカル作品賞:「ファン・ホーム」演劇リバイバル作品賞:「スカイライト」ミュージカル・リバイバル作品賞:「王様と私」演劇主演男優賞:アレックス・シャープ「夜中に犬に起こった奇妙な事件」演劇主演女優賞:ヘレン・ミレン「ザ・オーディエンス」ミュージカル主演男優賞:マイケル・セルヴェリス「ファン・ホーム」ミュージカル主演女優賞:ケリー・オハラ「王様と私」(text:cinemacafe.net)
2015年06月08日宝塚歌劇団を先月に退団した柚希礼音が、6月8日(8:00~)にWOWOWが中継する米演劇賞「トニー賞」授賞式の中継特番に、退団後初のテレビ出演を果たすことが5日、分かった。柚希は、トニー賞最多受賞の演出家、ハロルド・プリンスの新作『プリンス・オブ・ブロードウェイ』に、唯一の日本人キャストとして出演することが決まっており、そうした中で、同番組への出演が決定した。柚希は、ラミン・カリムルーなど、ブロードウェイで活躍するキャストの中で、10月23日~11月22日の東京公演(東急シアターオーブ)、11月28日~12月10日の大阪公演(梅田芸術劇場メインホール)での公演に挑む。今年のトニー賞授賞式は『王様と私』に主演した渡辺謙が、日本人で初めてミュージカル主演男優賞にノミネートされていることでも注目。WOWOWのスタジオでは、案内役に宮本亜門と八嶋智人、スペシャルサポーターに井上芳雄、そしてゲストに柚希と黒柳徹子を迎え、生中継で授賞式の模様を届ける。
2015年06月05日『エクスペンダブルズ』シリーズのドルフ・ラングレンと、『マッハ!』シリーズのトニー・ジャーが共演する映画『SKIN TRADE(原題)』が、『バトルヒート』として7月25日(土)より公開されることが決定した。本作でラングレンとジャーが演じるのは、ニュージャージーとバンコクで、互いの存在を知らぬまま、共通のマフィア組織を追うふたりの刑事ニックとトニー。しかしニックは、組織に恨みを買ったことで家族を惨殺され、正義心を捨て復讐の鬼と化す。私刑を実行するためひとり、マフィアのボスを追ってタイへと飛ぶニック。現地には凄腕刑事トニーが待ち構えていた。巨大なマフィア・シンジケートを巡り、FBIも参戦する仁義なきバトルが始まる。このほど披露されたポスタービジュアルには「交わるのは、最強の拳。」とあり、ふたりは同じ組織を追う刑事でありながらも、それぞれの信念のため“対決”せざるを得ない展開が待ち受けていることを想像させるものになっている。本作にはふたりのほか、ロン・パールマン(『ヘルボーイ』『パシフィック・リム』)、マイケル・J・ホワイト(『キル・ビル』『ダークナイト』)、ピーター・ウェラー(『ロボコップ』)ら個性派キャストも出演する。『バトルヒート』7月25日(土)より丸の内TOEIほか全国順次公開
2015年05月26日トニー賞とエミー賞にノミネートされたアン・メアラが、先週土曜日に亡くなった。85歳だった。死因は明らかになっていない。メアラは、コメディアンのジェリー・スティラーと61年間、仲睦まじい結婚生活を続けてきた。息子は『ナイトミュージアム』などで知られる大人気コメディアン、ベン・スティラー。その他の情報メアラとジェリー・スティラーは、人気番組『エド・サリヴァン・ショー』で30回以上も共演したほか、コメディグループ“The Compass Players”のメンバーでもあった。同グループは後に、多くのコメディアンを排出する“The Second City”へと発展している。メアラは1929年、ニューヨークのブルックリン生まれ。ジェリー・スティラーとは、1953年に共に仕事を探そうとしていて出会っている。文:猿渡由紀
2015年05月25日タレントで女優の黒柳徹子が、6月8日(8:00~)にWOWOWで放送される米演劇賞「トニー賞」授賞式の生中継番組にゲスト出演することが22日、明らかになった。黒柳は、今年のトニー賞について「ぜひ渡辺謙さんに受賞してほしい」と期待。渡辺は『王様と私』でノミネートされているが、黒柳の友人であったユル・ブリンナーが出演していた作品でもあり、「毎日、舞台袖で『王様と私』を見ていたので懐かしい」と当時を振り返った。『王様と私』以外のノミネート作品については『オン・ザ・タウン』なども楽しみだと話す黒柳。トニー賞の楽しみ方について「ブロードウェイに行けなくとも、あのブロードウェイで今どんな作品が、どんな人が人気あるか」「新しい才能が出てきていると、わかるのも面白い」と解説した。黒柳は、かつて70年代初頭に、ニューヨークへ留学していた経験があり、その頃のブロードウェイは「ダンサーの90%が失業していた。ロングランのものも多く、そこに入れなかった人は、同級生でも、毎日、オーディションに出かけていった」と、大変厳しい世界だったという。それでも、「歌って踊って芝居して、俳優なら、絶対憧れる」と理解していたようだ。「知ってる曲が出てくるとうれしくなる。血が騒ぐ」「初めて、ブロードウェイで見たミュージカルが、オリジナルの『マイ・フェア・レディ』だった。夢かと思った。芝居も歌も衣装も装置も、これ以上のものはない」と、ブロードウェイの魅力を語りだすと止まらない黒柳。授賞式の生中継番組でも、彼女ならではのエピソードがたっぷり聞けそうだ。東京のWOWOWのスタジオには、黒柳のほか、案内役に演出家の宮本亜門、俳優の八嶋智人を迎え、スペシャル・サポーターの俳優・井上芳雄とともに、授賞式の見どころを伝えていく。6月8日8時よりWOWOWプライムで、同時通訳により生中継。8月13日20時からは、WOWOWライブで、字幕版を放送する。
2015年05月22日俳優の渡辺謙が、アメリカの演劇・ミュージカルにおける最高峰の権威である第69回トニー賞のミュージカル主演男優賞にノミネートされたことが29日、明らかになった。『王様と私』でミュージカル主演男優賞にノミネートされた渡辺は、ノミネートの知らせを受け「アメリカでの初舞台でノミネートして頂いたことを誇りに思っています。The King and I の カンパニー、バートレット・シャー、ケリー・オハラが大きな力をくれました」とコメント。ブロードウェイ初挑戦にして受賞の快挙に期待がかかる。ほかにもミュージカル『ザ・ラスト・シップ』でスティングがオリジナル楽曲賞に、『エレファント・マン』でブラッドリー・クーパーが演劇主演男優賞に、『オーディエンス』でヘレン・ミレンが主演女優賞と、気になるノミネーションが目白押し。番組では案内役に宮本亜門、八嶋智人、スペシャルサポーターに井上芳雄を迎え、授賞式の興奮の模様を余すところなく伝えていく。なお、WOWOWでは「第69回トニー賞」の授賞式を独占生中継。『生中継!第69回トニー賞授賞式』はWOWOWプライムにて6月8日(月曜 8:00~)に同時通訳で生放送。字幕版はWOWOWライブにて6月13日(土曜 20:00~)放送。
2015年04月29日とっても多才な浜田ブリトニータレントでもあり、漫画家でもある才能豊かな浜田ブリトニーが、さらなる才能を発揮して、今年「アンチエイジング アドバイザー」の資格を見事取得した。浜田は、2013年に「ダイエット アドバイザー」、2014年には「肥満予防健康管理士」の資格を取得している。さらには、浜田自身もダイエットドリンクによって、減量に成功。「ダイエットやアンチエイジングに関する、質問やお悩みに沢山答えていきたい!自分自身も(自称)二十歳の若さをずっとキープします!」(株式会社ステップワールド プレスリリースより)と、新しい資格を取得したことについての想いも語っている。「アンチエイジング アドバイザー」とは?一般社団法人の「日本肥満予防健康協会」が発行および認可している。“年齢を重ねることで生じやすい老化を制御し、ボディの若々しさをキープする為に役立つアドバイスができる人材”を育成する資格。美的90選 ベジライフ酵素液彼女が減量で利用したのは、「美的90選 ベジライフ酵素液」のダイエットドリンク。麹菌や酵母菌などに加え、厳選された果物や野菜、海藻類、野草あわせて【90種類】もの発酵原料から抽出されたエキスを“熟成発酵”させた「植物発酵のエキス」だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ステップワールド プレスリリース (PR TIMES)・株式会社ステップワールド・浜田ブリトニーのパネェ!BLOG
2015年03月14日先日行われた第87回アカデミー賞で「作品賞」「監督賞」「撮影賞」「脚本賞」の最多4部門を席巻した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』。4月10日(金)からの日本公開を控え、日本版最新ポスターがお披露目された。かつてスーパーヒーロー映画『バードマン』で大スターになった俳優リーガン(マイケル・キートン)は、いまでは“過去の人”となり、泣かず飛ばずの日々を送っていた。ブロードウェイの舞台で再起をかけるが、出演者がケガで降板。代役に迎えた人気俳優マイク(エドワード・ノートン)は、しだいにリーガンの脅威となる。疎遠だった娘(エマ・ストーン)にも彼の愛情は伝わらず、無意識に舞台の役柄に自分自身を重ねるように。そして、公私にわたり精神的に追い込まれるリーガンを、“バードマン”までが扇情。果てして、舞台と娘との絆の行方は…?『バットマン』シリーズのマイケル・キートン、『インクレディブル・ハルク』のエドワード・ノートン、『アメイジング・スパイダーマン』のエマ・ストーンと、アメコミキャストが顔をそろえた本作は、元スーパーヒーローを演じた俳優が再起をかけて奮闘するダークファンタジー。本作で初めてコメディに挑戦した監督アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥは、本年度アカデミー賞で「作品賞」「監督賞」「脚本賞」を受賞。そして撮影監督のエマニュエル・ルベツキは、“全編ワンカット”に見える革新的な撮影スタイルを成功させ、昨年の『ゼロ・グラビティ』に続き、2年連続「撮影賞」受賞という快挙を成し遂げた。今回お披露目された最新日本版ポスターでは、オリジナル版では見られなかった“バードマン”がその姿を見せる。キートン演じる主人公・リーガンの背後にぴったりと寄り添い、耳元で何かをささやくバードマン。そして「もういちど輝くために、もういちど愛されるために、すべてを手放し、羽ばたこう。」という文字。実はこのビジュアルは、撮影監督エマニュエル・ルベツキが、iPhoneで撮影した画像が元になっているそう。また、エマやノートンら豪華共演者とともに、よく見ると、ブロードウェイを歩く人々の中にはこちらを向いているイニャリテゥ監督の姿も。まさに本作を象徴するウィットに富んだ1枚だ。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は4月10日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 2015年4月10日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開(C) 2014 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.
2015年02月25日第87回アカデミー賞授賞式が23日、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『アリスのままで』のジュリアン・ムーアが主演女優賞を獲得した。『アリスのままで』は、50歳にして若年性アルツハイマーと診断されたアリスを主人公とする物語。彼女の苦悩や葛藤や、家族との絆を描いている。主人公アリスを熱演したジュリアン・ムーアは、授賞式の檀上で「ありがとうございます!」と涙。「先日、オスカーに輝くと5年間寿命が延びると読みました。そうであればアカデミーに感謝します。夫は年下だからです」を笑いを交えて感謝の気持ちを伝えた。そして、家族やマネージャー、作品に関わった人たちにも感謝し、「本当に幸せです」と喜びを爆発させた。また、「これでアルツハイマーについてもっと知っていただければと思います。多くの人たちが孤立感を感じていますが、映画によってあり方を示すことができました。1人ではないということを伝えることができました」と熱く語り、「早く治療できるように、治癒できるように」と願った。今回、主演女優賞にノミネートされていた候補者は、ほかに、『サンドラの週末』のマリオン・コティヤール、『博士と彼女のセオリー』のフェリシティ・ジョーンズ、『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイク、『ワイルド(原題)』のリース・ウィザースプーンの4人。なお、WOWOWでは23日21:00から同授賞式の様子を再放送する。(C)2014 BSM Studio. All Rights Reserved.
2015年02月23日毎年アカデミー賞授賞式前日に発表される、最低映画を表彰するラジー賞こと第35回ゴールデンラズベリー賞が21日(現地時間)に決定。最多7部門ノミネート作『トランスフォーマー/ロストエイジ』のマイケル・ベイ監督が最低監督賞、先月結婚したばかりのキャメロン・ディアスが最低女優賞に輝いた。先月5日にロックバンド「グッド・シャーロット」のベンジー・マッデンと挙式したキャメロンは『The Other Woman』(原題)、『Sex Tape』(原題)の主演作2本が対象。実は『ANNIE/アニー』でも助演女優賞候補になっていたが、こちらの受賞は逃した。最低作品賞は、80年代の人気TVシリーズ『愉快なシーバー家』で知られるカーク・キャメロン主演の『Kirk Cameron’s Saving Crhistmas』(原題)が受賞。カークは最低男優賞を受賞、作品はほかに最低脚本賞、最低スクリーンコンボ賞もゲット、最多4部門で受賞した。最低助演男優賞は『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』や『トランスフォーマー/ロストエイジ』などに出演したケルシー・グラマー、最低助演女優賞は『ミュータント・タートルズ』のミーガン・フォックス。『ミュータント・タートルズ』のプロデューサーでもあるマイケル・ベイは、2009年の『トランスフォーマー/リベンジ』に続く2度目の最低監督賞受賞となり、すっかりラジー賞に欠かせない存在となった。受賞結果は以下の通り。最低映画賞:『Kirk Cameron’s Saving Christmas』(原題)最低男優賞:カーク・キャメロン(『Kirk Cameron’s Saving Christmas』原題)最低女優賞キャメロン・ディアス(『The Other Woman』『Sex Tape』ともに原題)最低助演男優賞:ケルシー・グラマー(『エクスペンダブルズ3ワールドミッション』『トランスフォーマー/ロストエイジ』)最低助演女優賞:ミーガン・フォックス(『ミュータント・タートルズ』)最低スクリーンコンボ賞:カーク・キャメロンと彼のエゴ(『Kirk Cameron’s Saving Christmas』原題)最低前日譚、リメイク、パクリ、続編映画賞:『ANNIE/アニー』最低監督賞:マイケル・ベイ(『トランスフォーマー/ロストエイジ』)最低脚本賞:『Kirk Cameron’s Saving Christmas』(原題)ラジー名誉挽回賞:ベン・アフレック(ラジー受賞作の『ジーリ』からオスカー候補作の『アルゴ』『ゴーン・ガール』へ)(text:Yuki Tominaga)
2015年02月23日脚本家組合賞(WGA)が発表された。長編映画の脚本賞に輝いたのは『グランド・ブダペスト・ホテル』。脚色賞には、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』が選ばれた。その他の写真脚本部門には、ほかに『6才のボクが、大人になるまで。』『フォックスキャッチャー』『セッション』『ナイトクローラー(原題)』が候補に挙がっていた。脚色部門のほかの候補は、『アメリカン・スナイパー』『ゴーン・ガール』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ワイルド(原題)』だった。オスカー最有力候補のひとつである『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は、組合賞のルールにはずれるため、候補入りしていない。同じように昨年は、オスカー作品賞に輝いた『それでも夜は明ける』が、WGA資格外としてノミネートされず、『キャプテン・フィリップス』が受賞している。文:猿渡由紀
2015年02月16日英国アカデミー賞が8日(現地時間)に発表になり、『6才のボクが、大人になるまで。』が作品賞や監督賞など主要部門で受賞した。最多受賞作は5部門を制した『グランド・ブダペスト・ホテル』。オリジナル脚本賞、作曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ&ヘア賞と主に技術部門で表彰された。英国作品を対象とした英国映画作品賞に輝いた『博士と彼女のセオリー』は、主演男優賞(エディ・レッドメイン)、脚色賞を受賞。主演女優賞はジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)、助演男優賞はJ・K・シモンズ(『セッション』)、助演男優賞はパトリシア・アークエット(『6才のボクが、大人になるまで。』)、とこれまで各映画賞で勝ち進んできた本命たちが順当に受賞を果たした。アメリカでは『6才のボクが、大人になるまで。』の対抗作として健闘している『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』はエマニュエル・ルベツキが撮影賞を受賞した。主な授賞結果は以下の通り作品賞:『6才のボクが、大人になるまで。』英国映画作品賞:『博士と彼女のセオリー』監督賞:リチャード・リンクレーター(『6才のボクが、大人になるまで。』)オリジナル脚本賞:ウェス・アンダーソン(『グランド・ブダペスト・ホテル』)脚色賞:アンソニー・マッカーテン(『博士と彼女のセオリー』)主演男優賞:エディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)主演女優賞:ジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)助演男優賞:J・K・シモンズ(『セッション』助演女優賞:パトリシア・アークエット英国脚本家、監督、プロデューサーによるデビュー作賞:『Pride』(原題)外国語映画賞:『イーダ』アニメ映画賞:『LEGOムービー』(text:Yuki Tominaga)
2015年02月10日英国アカデミー賞の最優秀作品賞に、リチャード・リンクレイター監督の『6才のボクが、大人になるまで。』が選ばれた。監督賞も、リンクレイターが受賞。この数週間、『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が、プロデューサー組合賞(PGA)、映画俳優組合賞(SAG)、監督組合賞(DGA)を立て続けに受賞し、フロントランナーに躍り出ていたが、オスカー作品賞の結果と一致することが多い英国アカデミー賞を『6才のボク~』が受賞したことで、さらに激戦の度合いが増した。その他の写真イギリス映画部門は、『博士と彼女のセオリー』が受賞。同作品では、エディ・レッドメインが主演男優賞を受賞している。主演女優賞には、『アリスのままで』のジュリアン・ムーアが輝いた。助演男優賞は、『セッション』のJ・K・シモンズ、助演女優賞は『6才のボク~』のパトリシア・アークエット。脚本賞は『グランド・ブダペスト・ホテル』、脚色賞は『博士と彼女のセオリー』が受賞した。文:猿渡由紀
2015年02月09日1月14日(水)、「第38回日本アカデミー賞」の優秀賞が発表され、岡田准一(V6)が優秀主演男優賞(『永遠の0』)と優秀助演男優賞(『蜩ノ記』)をW受賞。最多受賞となったのは、吉永小百合・主演の映画『ふしぎな岬の物語』だった。また、新人俳優賞では福士蒼汰や池松壮亮らが受賞した。同賞は、2013年12月15日~2014年12月13日の間に、東京地区において有料で初公開された優秀な劇場用映画およびアニメーション作品を表彰したもの。授賞式の女性司会者は、前年の最優秀主演女優賞を獲得した女優が務めるのが恒例となっており、今年は昨年、『さよなら渓谷』で最優秀主演女優賞を受賞した真木よう子が司会を務めることで話題を呼んでいる。受賞結果を見てみると、昨年、映画にNHK大河ドラマにと大活躍だった岡田さんが勢いそのままに、優秀主演男優賞と優秀助演男優賞をダブル受賞。さらに、優秀主演女優賞に目を向けてみると、13部門で最多受賞となった『ふしぎな岬の物語』から吉永さんを始め、『紙の月』の宮沢りえ、『私の男』の二階堂ふみ、『0.5ミリ』の安藤サクラ、『そこのみにて光輝く』の池脇千鶴、『白ゆき姫殺人事件』の井上真央と絢爛豪華な顔ぶれが並ぶ。一方で、若手俳優が選出される新人俳優賞では、まさに“人気沸騰中”の福士蒼汰(『イン・ザ・ヒーロー』『神さまの言うとおり』『好きっていいなよ。』)、問題作として賛否を巻き起こした『渇き。』の小松菜奈、朝ドラから鳴り物入りでスクリーンに登場した能年玲奈(『ホットロード』)、独特な空気感で女性たちのハートを捉える池松壮亮(『紙の月』『愛の渦』『ぼくたちの家族』)など、こちらも2月27日に行われる授賞式当日は大きな注目を集めそうだ。【第38回日本アカデミー賞優秀賞/受賞結果一覧】<優秀作品賞>■『永遠の0』■『紙の月』■『小さいおうち』■『蜩ノ記(ひぐらしのき)』■『ふしぎな岬の物語』<優秀主演男優賞>■阿部寛:『ふしぎな岬の物語』■岡田准一:『永遠の0』■佐々木蔵之介:『超高速!参勤交代』■中井貴一:『柘榴坂の仇討』■役所広司:『蜩ノ記(ひぐらしのき)』<優秀主演女優賞>■安藤サクラ:『0.5ミリ』■池脇千鶴:『そこのみにて光輝く』■井上真央:『白ゆき姫殺人事件』■二階堂ふみ:『私の男』■宮沢りえ:『紙の月』■吉永小百合:『ふしぎな岬の物語』<優秀助演男優賞>■阿部寛:『柘榴坂の仇討』■伊藤英明:『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』■岡田准一:『蜩ノ記(ひぐらしのき)』■笑福亭鶴瓶:『ふしぎな岬の物語』■三浦春馬:『永遠の0』<優秀助演女優賞>■大島優子:『紙の月』■黒木華:『小さいおうち』■小林聡美:『紙の月』■竹内結子:『ふしぎな岬の物語』■富司純子:『舞妓はレディ』<優秀アニメーション作品賞>■『思い出のマーニー』■『ジョバンニの島』■『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』■『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ-終わりなき旅-』■『STAND BY ME ドラえもん』<優秀監督賞>■小泉堯史:『蜩ノ記(ひぐらしのき)』■成島出:『ふしぎな岬の物語』■本木克英:『超高速!参勤交代』■山崎貴:『永遠の0』■吉田大八:『紙の月』<優秀脚本賞>■加藤正人/安倍照雄:『ふしぎな岬の物語』■土橋章宏:『超高速!参勤交代』■早船歌江子:『紙の月』■山崎貴/林民夫:『永遠の0』■山田洋次/平松恵美子:『小さいおうち』<優秀外国作品賞>■『アナと雪の女王』■『インターステラー』■『ジャージー・ボーイズ』■『フューリー』■『GODZILLA ゴジラ』<新人俳優賞>■上白石萌音:『舞妓はレディ』■小松菜奈:『渇き。』■能年玲奈:『ホットロード』■池松壮亮:『紙の月』『愛の渦』『ぼくたちの家族』■登坂広臣:『ホットロード』■福士蒼汰:『イン・ザ・ヒーロー』『神さまの言うとおり』『好きっていいなよ。』(text:cinemacafe.net)
2015年01月15日ゴールデン・グローブ賞が発表された。ドラマ部門の作品賞に選ばれたのは『6才のボクが、大人になるまで。』。コメディまたはミュージカル部門の作品賞には、最有力と思われていた『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』を制して、『グランド・ブダペスト・ホテル』が輝いた。その他の写真主演男優賞は、『博士と彼女のセオリー』のエディ・レッドメイン(ドラマ部門)と『バードマン~』のマイケル・キートン(コメディまたはミュージカル部門)。主演女優部門は、『アリスのままで』のジュリアン・ムーア(ドラマ部門)と、『ビッグ・アイズ』のエイミー・アダムス(コメディまたはミュージカル部門)が獲得した。主な受賞結果は以下のとおり。作品賞(ドラマ部門):『6才のボクが、大人になるまで。』作品賞(コメディまたはミュージカル部門):『グランド・ブダペスト・ホテル』監督賞:リチャード・リンクレイター(『6才のボクが、大人になるまで。』)脚本賞:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr、アルマンド・ボー(『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)文:猿渡由紀
2015年01月13日歌手のブリトニー・スピアーズが米「Women’s Health」誌の表紙を飾った。出産等を経て体型の崩れが目立っていた時期もあったが、今回の表紙でブリトニーはまた引き締まったビキニ姿を披露している。ブリトニーは同誌に締まった体型を手に入れた方法について、「ダンスは素晴らしい有酸素運動ね」「ツラいけど同時に楽しいの」と語った。ステージ上でキレのあるダンスを披露していたブリトニーらしいエクササイズといえるだろう。ブリトニーは主にフィットネスのクラスや健康的な食生活を通じて体型維持を心掛けていたのだという。エクササイズに関して「エクササイズは、短い時間で効果が出るものがいいわ」「20分の激しい有酸素運動からスタートして(通常はランニング)、軽いダンベル運動、腕立て伏せ、スクワット、腹筋など体の重さを利用した運動に移っていき、最後にストレッチで終了よ」と、日々のメニューを明らかにした。また食生活に関しては、「生の食事が大好きなの。スシとかね」と語った。ほかにもブリトニーは「Nut-Thins」(アーモンドで出来たアメリカのクラッカー)とフルーツが大好きだという。しかし、スイート・ティー(アメリカ南部で人気の砂糖入りアイスティー)だけはどうしても止められないのだとか。やはり運動と食生活がダイエットの要になるのはスーパースターも一般人も同じなようだ。ブリトニーのようなセレブでなくとも、体型維持のための努力は長く続けたいものだ。(text:cinemacafe.net)
2014年12月17日2月のアカデミー賞発表に向けて各映画賞レースが始まったが、7日(現地時間)にロサンゼルス映画批評家協会(LAFCA)賞が発表になり、高畑勲監督の『かぐや姫の物語』が長編アニメーション賞に輝いた。作品賞はリチャード・リンクレイター監督の『6才のボクが、大人になるまで。』。1人の少年の成長を12年間かけて撮影した作品で、監督賞、主演女優賞(パトリシア・アークエット)、編集賞も合わせて受賞した。主演男優賞は、全編車の中でたった1人というシチュエーションを演じきった『Locke』(原題)のトム・ハーディという意外な結果。次点は、本命視されていた『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートン。主演女優賞の次点は『Still Alice』(原題)のジュリアン・ムーア。助演男優賞は『ウィプラッシュ』(原題)のJ・K・シモンズ(次点は『バードマンあるいは(無知のもたらす予期せぬ奇跡)』のエドワード・ノートン)、助演女優賞はポーランド映画『イーダ』のアガタ・クレシャ(次点は『Nightcrawler(原題)』のレネ・ルッソ)。『イーダ』は外国語映画賞も受賞した。作品賞、監督賞で次点だった『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソンは脚本賞を受賞した。同作は美術賞も受賞。脚本賞の次点は『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、アルマンド・ボー。同作はエマニュエル・ルベツキが撮影賞を受賞した。『かぐや姫の物語』が受賞した長編アニメーション賞の次点は『LEGO(R)ムービー』。ロサンゼルス批評家協会賞はアカデミー賞の前哨戦の1つとして知られ、2002年に長編アニメーション賞を受賞した宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』はその後アカデミー賞長編アニメーション賞も受賞。『かぐや姫の物語』も今回の受賞で、今後の映画賞レースでの健闘が期待される。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:かぐや姫の物語 2013年11月23日より全国にて公開(C) 2013 畑事務所・GNDHDDTKグランド・ブダペスト・ホテル 2014年6月6日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマカリテほか全国にて公開(C) 2013 Twentieth Century Fox
2014年12月09日ゴッサム・インディペンデント映画賞が発表になった。作品賞に輝いたのは、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』。最多ノミネーションを受けた『6才のボクが、大人になるまで。』を打ち負かしての受賞となった。『6才のボクが…』は、観客賞を受賞している。男優賞は『バードマン…』のマイケル・キートン、女優賞は『Still Alice(原題)』のジュリアン・ムーア、ドキュメンタリー賞には『Citizenfour(原題)』。ブレイクスルー俳優には、『Dear White People(原題)』のテサ・トンプソンが選ばれている。文:猿渡由紀
2014年12月03日歌手のブリトニー・スピアーズが新たな恋人が出来たこと明らかにした。今月5日に「Extra」にて「ええ、特別な人がいるの。とても新しいのよ」と恋人が出来たことをすでにほのめかしていたブリトニーだが、今度は男性と一緒に写った写真をInstagramに上げている。写真の説明にハートを付け加えていることからも、彼が新恋人とみて間違いなさそうだ。彼の隣にいるブリトニーはいつにも増して美しく元気そうに見える。お相手はテレビプロデューサーのディック・エバーソルの息子であるチャーリー・エバーソルさんだ。ちなみにブリトニーといえば、今年8月に相手側の浮気によりデイヴィッド・ルーカドさんと破局したばかりで、自身のラスベガスのショウにて「浮気をされたの」と告白し話題を呼んだばかりだった。この短期間で新たな恋人を作ったというのだから、ブリトニーは意外にも失恋の立ち直りがはやいタイプだと言えるかもしれない。またその更に前の恋人で元マネージャーのジェイソン・トラウィックさんとは婚約にまで至ったものの破局してしまった。今度の恋人とはぜひ長く安定した付き合いを続けてほしいものだ。(text:cinemacafe.net)
2014年11月11日第87回アカデミー賞のホストに、俳優のニール・パトリック・ハリスが決まった。オスカーのホストを務めるのは始めてだが、ハリスは過去にエミー賞のホストを2回、トニー賞のホストを4回務め、好評を得た大ベテラン。歌と踊りの才能が豊かな上、テレビの人気コメディ番組で一般の視聴者への知名度もある。その他の情報ハリスは「アカデミー賞のホストをお願いされたことに、光栄と興奮を感じています。僕はアカデミー賞を見て育ち、いつもホストの方々のすばらしさに感激していました。ジョニー・カーソン、ビリー・クリスタル、エレン・デジェネレスをはじめとする過去のホストに続くことができて、死ぬまでに実現させたかった夢のひとつがかなった気がします」とコメントしている。ハリスが出演したデビッド・フィンチャー監督作『ゴーン・ガール』がオスカー候補入りするのではと言われており、ハリスの感激はさらに大きくなる可能性がある。文:猿渡由紀
2014年10月16日バーベキューリブの専門店・トニーローマは10月1日、アメリカン・シーフードが楽しめる「シーフード・フェイヴァリット!!」キャンペーンを開催する。実施期間は11月30日まで。同キャンペーンでは、ノルウェーサーモンやソードフィッシュ(メカジキ)、エビ、ホタテ、ムール貝、タコなどの魚介を使ったグリル、フライ、ソテー、串焼きなど、アメリカン・シーフードメニューを7品用意する。前菜には、スイートチリソースで楽しむエビとメカジキのフライ「ケイジャン・ポップコーン・シュリンプ」、エビ・タコ・ムール貝・ホタテとトマトをガーリックオイル、唐辛子でソテーした「シーフード・アヒージョ」を用意した。価格は各1,080円。メインには、ノルウェー産サーモンをグリルし、大きめに角切りした野菜のグリルとバターライスを添えた「グリルド・サーモン」、脂がのったメカジキのグリル「グリルド・ソードフィッシュ」、エビを串焼きにし、角切り野菜のグリルとバターライスを組み合わせた「グリルド・シュリンプ・ブロシェット」が登場。価格は各2,160円。また、メインのコンビネーションメニューとして「グリルド・サーモン&グリルド・シュリンプ・ブロシェット」のコンボ、「グリルド・ソードフィッシュ&グリルド・シュリンプ・ブロシェット」のコンボも用意する。価格は各2,160円。ドリンクには、ウオツカ、クランベリーとグレープフルーツのカクテル「シーブリーズ」(750円)とクランベリーとグレープフルーツのノンアルコールカクテル「バージンブリーズ」(650円)を提供する。同キャンペーン実施店舗は、札幌時計台前店、クロスタワーA-BAY青森店、六本木店、三番町店、幕張WBG店、イオンモールKYOTO店、神戸ハーバーランド店、沖縄美浜店。※価格は全て税別。一部店舗により販売価格が異なる
2014年09月29日ブリトニー・スピアーズが婚約、もしくは再婚したといううわさが流れている。1月25日(現地時間)、息子のスポーツ・イベントに参加した際、左手薬指に細いゴールドの指輪をしているのを、パパラッチに見せている。3年間連れ添い、2007年に離婚した2人目の夫との間に2人の息子をもうけているブリトニーは、去年11月(現地時間)のエンタメ情報番組「Entertainment Tonight」で「また結婚するか分からないけれど、もっと子どもがほしい」と語っている。去年1月に元エージェントのジェイソン・トラウィックと破局してからは弁護士のデヴィッド・ルカドと交際しており、幸福そうな姿を何度もパパラッチに撮影されている。ブリトニーはデヴィッドのことを「恋愛まっただ中よ。彼がとても頑固で、自分の道を貫こうとする考え方が好きなの。そしてシンプルな性格だし、私はそこが大好き。彼はとても愉快で情熱的なの。彼が夢中になってるものすべてが好きだし、その気持ちは自分にも移ってくるのよね」と、デヴィッドにぞっこんのコメントを語っている。現在、ラスベガスの「プラネット・ハリウッド・リゾート・アンド・カジノ」で、2年間の常設公演を行っているブリトニー、同公演が終了したら芸能界から引退する意志があることも、去年12月(現地時間)にエンタメ情報番組「Extra」で話しており、結婚はその第一段階なのかもしれない。今回のうわさが本当だとすれば、ブリトニーにとって3度目の結婚となる。(text:Mieko Nakaarai)
2014年01月27日“最高の映画”を決する「アカデミー賞」とは反対に、その年に公開された中で“最低の映画”を決める「第33回ゴールデン・ラズベリー賞」(通称:ラジー賞)の授賞式が23日(現地時間)に行われ、『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』が「最低映画賞」、「最低女優賞」を含む最多7部門を制してしまった。同シリーズはラジー賞の常連でありながら、これまで1度も受賞したことはなかったものの、シリーズ完結編で見事に散る結果となった。同作は全10部門・11ノミネートを記録していた。この『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』で「最低女優賞」を受賞してしまったクリステン・スチュワートは、なんと2日前に足の裏の親指のつけねを深く切ってしまうという事故に見舞われ、ラジー賞翌日の24日の第85回アカデミー賞授賞式には、「リーム・アクラ(REEM ACRA)」の美しいクリーム色のレースドレスに松葉杖という姿で現れるハメとなった。まさに踏んだり蹴ったりとはこのことである。しかし、プレゼンターを務めるクリステンは、助演女優賞を受賞したアン・ハサウェイに呼び止められ、松葉杖でステージに上がるのかと尋ねられると「いいえ、足を引きずってでも歩くわ」と気丈に答え、プロ根性を見せた。クリステンには、ビートニク小説の代表作としていまなお愛されるジャック・ケルアックの小説「路上」を基にした映画『On the Road』(原題)に出演後、新米詐欺師を演じるロマンティック・コメディー『Focus』(原題)、エリザベス・バンクスと共演する『The Big Shoe』(原題)そして『スノーホワイト』の続編撮影が控えている。ぜひ、ラジー賞受賞の汚名を返上してもらいたいものだ。前年の同賞を『ジャックとジル』での1人2役で全部門制覇したアダム・サンドラーの新作コメディー映画『That’s My Boy』(原題)は「最低男優賞」と「最低脚本賞」の2冠を獲得。また浅野忠信の出演で話題になった『バトルシップ』からは、リアーナが「最低助演女優賞」を受賞している。【「第33回ゴールデン・ラズベリー賞」受賞結果一覧】●最低映画賞『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』●最低監督賞ビル・コンドン(『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』)●最低女優賞クリステン・スチュワート(『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』、『スノーホワイト』)●最低男優賞アダム・サンドラー(『That’s My Boy』)●最低助演女優賞リアーナ(『バトルシップ』)●最低助演男優賞テイラー・ロートナー『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』●最低スクリーン・アンサンブル賞『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』●最低脚本賞『That’s My Boy』(原題)●最低リメイク・パクリ・続編映画賞『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』●最低スクリーン・カップル賞マッケンジー・フォイ&テイラー・ロートナー(『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』)(text:Mieko Nakaarai)■関連作品:トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.第85回アカデミー賞 [アワード] 2013年2月24日(現地時間)、ハリウッド・コダックシアターにて授賞式が開催
2013年02月25日より美しい自分を手に入れてスタート?人気ポップ歌手として活躍するBritney Spears(ブリトニー・スピアーズ)。ときにその激太りなども話題となったが、スタイルの美しさでも注目を集めることは多く、幅広い分野で成功をおさめている。昨年は、人気オーディション番組の「Xファクター」US版で審査員を務めるといった活動も。年間を通じては“2012年最も稼いだ女性アーティスト”にも選ばれた。だが、こうした華やかな活動の裏で、本人は自分の今の外見に満足していないのだとか。ルックスを再びより魅力的なものとするため、大がかりな全身美容整形を計画しているらしい。日本円にして総額1300万円超のびっくりお直し!米セレブゴシップ誌のNational Enquirer誌が伝えたところによれば、ブリトニーは総額15万ドル(日本円にして約1300万円超)をかけた全身美容整形を行い、できることはすべて行って、満足できる外見を手に入れてから、今年の活動をスタートさせたいと思っているようだという。関係者によると、その美容整形の内容は、瞼のたるみをとることや上眼瞼リフトアップの施術、口や額、目じりなどしわが気になる部分へのボトックス注射、唇もぽってりとボリュームアップさせ、ケミカルピールも行う予定となっているという。さらにサイズダウンも強く希望しているそうで、ラスヴェガスのクリニックで各所の脂肪吸引を受けるつもりなのだとか。真相は定かではないが、さすが美に対するこだわりはひときわ高い?!元の記事を読む
2013年01月07日先日、ノミネートが発表された第70回ゴールデングローブ賞にて、主演のマリオン・コティヤールがドラマ部門の主演女優賞に、そして外国語映画賞に選出された『君と歩く世界』。本国・フランスでは『最強のふたり』に続くスマッシュヒットを記録し、当週のハリウッド作品を抜き初登場2位を獲得した本作の予告編がこのたびポスター・ビジュアルと共に、遂に解禁となった。南仏・アンティーブの観光名所・マリンランドのシャチ調教師・ステファニーを突然襲った事故は、彼女の人生を一変させた。満場の拍手を浴びながら、シャチによる華麗なショーを指揮している最中にステージが崩壊し、両脚を失う大怪我を負ってしまったステファニー。絶望の海に沈む彼女が出会ったのは、他者への愛を表現する術を知らないアリという名の不器用な男。哀れみの目を向けず、妙な気づかいもせず、自分に接してくるアリに不思議な魅力を感じたステファニーは、すでに諦めかけていた生きる喜びを呼び覚まされ、自らの意思で未来へ踏み出す力を掴み取っていく。宝石のようにきらめく幾つもの人生の発見に満ちあふれ、いかなる痛みや悲しみに打ちひしがれても這い上がり、時には生まれ変わることさえできる人間のもつ可能性を息を飲むような迫真のリアリティで描き出す本作。中でも注目すべきは“両足をなくした女性”という難役中の難役に挑んだマリオンの渾身の演技だ。今回公開となった予告編では、ステファニーとアリそれぞれの葛藤や、次第に変わっていく2人の姿が映し出される。同時公開となったポスター・ビジュアルにも「光射す方へ一歩ずつ2人で」とあるが、彼らはそれぞれの生きる希望をどのように見つけ、再び自身の人生を歩み始めていくのだろうか。美しい音楽で彩られる素晴らしい映像世界をひと足お先に堪能してみては。『君と歩く世界』は2013年4月6日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:君と歩く世界 2013年4月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© Why Not Productions - Page 114 - France 2 Cinéma - Les Films du Fleuve – Lunanime
2012年12月19日