現在公開中のディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。ギターの天才少年ミゲルが死者の国を舞台に繰り広げる冒険ファンタジーで、家族のつながりというテーマを温かく描いた感動作。そんな本作の見どころの一つは、登場するキュートなキャラクターたち。今回編集部では、カリフォルニア・エメリーヴィルにあるピクサー・アニメーション・スタジオに現地取材し、お茶目なミゲルの相棒犬「ダンテ」のキャラクターを制作したニック・ロザリオ(ディレクティング・アニメーター)にキャラクターの製作過程を伺った。■主人公・ミゲルの相棒犬「ダンテ」間抜けでお茶目な性格だが、いつもミゲルのそばにいて見守っている野良犬「ダンテ」。ミゲルとともに死者の国へ冒険に出る相棒犬で、『カールじいさんの空飛ぶ家』や『ボルト』『わんわん物語』など2Dアニメーション作品からもインスピレーションを受けてキャラクターが作られた。モデルはメキシコ/中央アメリカ原産の「ショロ犬」ダンテのモデルとなった犬種は、アステカの神のショロトルとアステカ語で犬を意味するイッゥツゥイントリを合わせたショロイッツクゥイントリ(通称「ショロ犬」)。メキシコと中央アメリカ原産でそのルーツは3,500万年前まで遡ると言われているそう。メキシコでは古くからショロ犬は死者をこの世からあの世に導くガイドの役目も果たすとも言われている。短編「ダンテのランチ」キャラクターデザインは数多くのデッサンを描きながら、アートワークによって少しずつ固めていくそう。そしてマペットといわれる粘土の造形を作り、キャラクターを立体的に捉えながら、大きさやバランスが仔細に決定される。そしてダンテの個性の描き方についてニック氏に動画を使って解説してもらった。ニック・ロザリオ(以下NR):製作の初期段階で私たちはオンラインで公開されたちょっとした短編を作っています。「Dante’s Lunch(ダンテのランチ)」というものです。これがダンテを固めるための素晴らしいテストになりました。NR:私たちは彼の個性をここからさらに発展させています。正直言うと、最初は上手く行っていませんでした。そこで私たちはタイミングやポーズをもっと強調することにしました。バナナの皮に気づいて振り落とすのではなく、皮が勝手に落ちて彼が「あれ?いまのは何?」となるというわけです。NR:この短編を作って私たちがさらに学んだことは、彼の目と眉部分の形状を単純化させるべきだということでした。彼は感情の幅や深みがあまり大きくないキャラクターなのだから、内面で考えていることの表現をもっと制限することを目指すことにしたのです。ダンテには毛が(ほとんど)無いNR:ダンテのボディには軽く毛の房があるだけです。散在しているというか、針金的というか、正直言ってちょっと気味の悪い感じです。しかし、これで彼がキュートに見える理由は、彼は野良犬だからです。NR:彼の皮膚にはコブがあり、色素沈着の斑点があり、引っかき傷があり、また光沢の輝きがあります。そこには実に多くのディテールが描かれています。キャラクターを毛皮で覆うのとはわけが違うのです。NR:ダンテのディテールについてもう少し詳しくお話ししましょう。ダンテは野良犬なので、これまでそれ相応の格闘にも巻き込まれてきました。また、彼についての仕様書によると、一方の耳には小さな裂傷があり、もう一方の耳は折れているとされていました。舌の動きは『ファインディング・ドリー』のハンクを意識?NR:そしてショロ犬は歯が抜けやすいのです。歯が抜け落ちている犬を描くとしたら、どう描くことになるのか?舌が常に口の外に垂れている犬を描くということですね(笑)。幸運にも、私たちの最近の映画のひとつで、これとよく似たものが必要とされたキャラクターが存在しました。そのキャラクターとは『ファインディング・ドリー』のハンクです。ダンテの舌もこれと似たような動きをすることになるだろうと私は思いました。NR:犬は普通に見ているだけで、ものすごく楽しい存在ですからね。ダンテは大人のサイズの体を持った子犬なので、リーは彼の動きをとてもだらしなくすることを求めていました。ダンテは計算して行動することはまったくないので、急に動いたり転んだりばかりしている。それは私たちが学んで行き着いたことでした。協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月29日陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に、家族のつながりをテーマに描く現在公開中のディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。子どもだけでなく「大人も号泣する」「大人にこそ観てほしい」との口コミ評価が多い本作。大人にこそ刺さると言わしめた『リメンバー・ミー』でストーリーと同等に重要なのが、作品に登場する音楽だ。これまで『アラジン』の新しい世界(A Whole New World)、『トイ・ストーリー』の君はともだち(You’ve Got a Friend in Me)、『アナと雪の女王』のレット・イット・ゴー(Let it Go)など、アニメーションとともに数々の名曲を生み出してきたディズニー&ピクサー。本作の劇中歌「リメンバー・ミー」もピクサーを象徴する新たな名曲として、すでに多くの人々に親しまれている。『アナ雪』楽曲も手掛けたロペス夫妻にインタビューつい口ずさみたくなるキャッチーなメロディーで多くの人々魅了する『リメンバー・ミー』の音楽たちはどのように作られたのか。またそれぞれの曲にどんなメッセージを込めたのか。舞台作曲家として活躍し『アナと雪の女王』では“レリゴーブーム”を起こしたクリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペスに「リメンバー・ミー」音楽製作秘話を語ってもらった。CL:「リメンバー・ミー」には2つの異なる感情が込められていなければいけません。ひとつはある男が派手に、または自慢げに、愛してきた全ての女性たちにサヨナラを言うというもので、それはエルネスト・デラクルスが歌うバージョンです。CL:そしてもう一つは本当のバージョン、真実のバージョンで、家族を残して去らなければならなかったソングライターが歌うララバイです。彼は、お互いに繋がり合い、忘れないでいるために、この歌を残すのです。英語版の中に「I sing a secret song to you each night we are apart(日本語詞:たとえ離れても心ひとつ)」という歌詞があります。それが意味するのは、これが贈物であるということ、そして、彼が再びこの家に帰ってくるまでは、音楽を通して繋がり続けることができるんだ、ということです。これが人々の涙を誘ってくれたらと思っているバージョンです。ディズニー/ピクサー作品がいままで一度もやったことのなかった試みを、本作では“音楽”で披露している。それは英語とスペイン語をミックスした詞が使用されているということだ。軽快かつエモーショナルなメキシコ音楽をバックグラウンドにしながら、音楽全体をエンターテインメントに落とし込んでいる部分もピクサーらしさと言えるだろう。そこで、メキシコ文化を取り入れた楽曲の製作過程について伺った。RL:出だしの段階で多くのリサーチを重ねました。それは私たちだけによるものではなく、メキシコ人の音楽コンサルタントのカミロ・ララと一緒に行なっています。私たちが特に注目をおいて学んだのは、ランチェロ・ボレロ・スタイルとマリアッチ音楽でした。なぜなら、この2つが、歌「リメンバー・ミー」に必要とされるものに最も近いように思われたからです。RL:壮大なマリアッチですが、実はあれは主にハリウッドの影響を受けています。というのもメキシコ映画には、彼ら版のフランク・シナトラ的なスターたちがいたからです。彼らは映画の中でソンブレロを被り、ミュージシャンを演じていました。歌う場面もたくさんあった彼らは実際にマリアッチでした。彼らはまた俳優でもあり、当時は驚異的なスターでした。私たちはそれに注目し、また、当時の優しいバラード曲にも注目しました。CL:それから、私たちはジャーメイン・フランコと一緒に仕事を進めました。彼女自身、素晴らしいメキシコの作曲家で、この映画でもたくさんほかの曲を書いています。彼女がメキシコ版のアレンジに手を貸してくれました。また、エンドクレジット版では、ミゲルとナタリア・ラフォルカデと一緒に私たちは仕事を進めています「これをスペイン語で歌いたい」と言い出したのはナタリア・ラフォルカデでした。そして彼女がこのエンドクレジット版にスペイン語要素を入れています。共同監督&脚本のほか作曲も務めたエイドリアン・モリーナにインタビュー本作で主人公のミゲルの家族は代々音楽を演奏することを禁止しているが、ミゲルは自分の家族を愛しながらも、同時に音楽も愛しており、そのジレンマにミゲルの立場はおかれていた。最終的にミゲルの音楽愛や音楽そのものは、家族の音楽に対する憎しみをどのように変化させたのか。共同監督&脚本のほかに作曲も務めたエイドリアン・モリーナに話を伺った。AM:家族の音楽に対する憎しみは、高祖母のイメルダがミュージシャンによって、とてもつらい思いをさせられたことから生まれてきたと思います。その苦痛は、時とともに大きくなり、将来の世代にまで影響を与えました。ストーリーが何についてであるかというと、音楽についてと言うよりも、その苦しみや、家族である僕たちをバラバラにさせるもののことを取り上げていて、その痛みをどのように癒すかということを考えようとしているんです。AM:なにが本当に素晴らしいかというと、音楽が実際それをするための方法になることです。ミゲルは、それを知っているか、音楽には彼を満足させる以上の何かがあることを感じているということで、ある意味ヒーローなんです。音楽は、あなたが愛している人々とつなげる力を持っているんです。協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月26日第90回アカデミー賞で2部門を受賞し、ディズニー/ピクサー作品の最高峰と呼び声の高い『リメンバー・ミー』が3月16日(金)より公開されます。本作の主人公ミゲル役で声優に初挑戦し、すばらしい演技と歌声を披露した石橋陽彩さんと、愛嬌(あいきょう)たっぷりのヘクター役でおちゃめさと懐の深さの両方を表現した藤木直人さんにインタビュー。本作は、カラフルな死者の国を舞台に、何世代にもわたる家族のつながりを描く感動作。音楽が大好きなのに、音楽を禁じられた家庭で育ったミゲルと、陽気だけど孤独なヘクター。そのふたりが交流することで、ある奇跡が生まれます。藤木さんは親の立場から教育や音楽について、石橋くんは音楽に対する熱い思いや将来像について語ってくれました。■子どもが好きなことを禁じる親の役割とは?――藤木さんは、演じたヘクターのどんな点に共感しましたか?藤木:ヘクターの抱えている強い思いは、「自分が親である」からこそいちばん理解できる部分。そこが表現の核となりました。でも陽気だけどうさんくさいというキャラクター像が難しかったです。――大好きな音楽を禁じられているミゲル。石橋さんは、もしもご両親から音楽禁止令がくだったらどうしますか?石橋:僕は幼稚園の頃から音楽が好きだったので、歌を禁じられることは絶対に嫌です。もしも本当に「禁止だ」と言われたら、いろんな人に自分の歌声を聴いてもらい、がんばってふりむいてもらえるようにと努力します。――藤木さんは親の立場から見て、どんなふうに思われましたか?藤木:今回、ミゲルの家族が音楽を禁じたのには、いろんないきさつがあったわけで。むしろ「音楽は情操教育にいいからやりなさい」というのが普通の親の考えですよね。でも、今回の話で、“音楽”を“子どもにやらせたくないこと”に置き換えて考えてみると、うちも「ダメなものはダメ」と言います。だけどもしかして親がダメだと禁じていることが、のちのちに子どもにとってプラスアルファになったり、人生が豊かになったり、将来につながることもあるのかもしれない。自分にその価値観が理解できないからといって、禁止することはすごく難しい部分があると思います。でも、中毒性があるものについては、できるだけコントロールしてあげるのも親の役割なのかなと(笑)。■子どもの才能を伸ばすために親ができることはあるのか?――「チャンスをつかめ」というキーワードが印象的でした。石橋さんはその言葉をどう感じましたか?石橋:今回の僕は、本当にチャンスをつかみにいったという感じです。僕は歌が大好きですから。でも、最近は声変わりがあり、自分の歌いたい歌が歌えなくなったりして、悩んだりしていました。いままで歌ってきた高音の女性アーティストさんの曲が歌えなくなってきて、ちょっと十八番(おはこ)がなくなってきたかなと(笑)。藤木:十八番(おはこ)! すごいね(笑)石橋:得意だと思っていたことができないことは、苦しいことかなとも思いましたが、声変わりが始まり、声が低くなったからこそ新しいジャンルに取り組めることもできると思い直しました。いまは男性アーティストさんの曲も新しく歌えるようになりました。自分の得意なところが消えてしまうけど、新しいところにチャレンジできるのはいいことかなと思います。――藤木さんは、お子さんの才能を伸ばす親の役割についてどんなふうに思われていますか?藤木:子どもの成長時期には運動する機会を多く与えるとよいと聞いて、なるべく自分の子どもにはいろんなスポーツをやらせてあげたいとは思っています。でも、親の心子知らずで。自分も考えてみれば、“親から押し付けられたもの”はやりたくなかったかなと。僕はスイミングスクールに行かされていたけど、嫌で嫌でしょうがなかった。結局本人が興味をもたないと、それは意味がないことだとも考えています。ただ、機会だけは与えてあげたいと思って、実際にいろんなことをさせているつもりではいるんですけどね。とはいえ、僕はそういった子どもの発達や指導方法に詳しくないし、実際に子どもができる前は、そういう情報にまったく目が止まらずにスルーしてきたと思います。自分が親の立場になって初めて、いろんなことを考え始めた感じで。以前、フジテレビのバラエティ番組で久保田カヨ子さんの幼児教育やヨコミネ式メソッドについて放送しているのを観たことがありましたが、子どもがいなかったらそういう番組を観ることもなかったかなと。実際に観てみると「ああ、こんな方法もあるんだ」と思い、少しずつ吸収していった感じです。ただ専門的にやっている人たちの方がはるかに詳しいから、そういうところに委ねるのもいいかもしれない。また、国としてある程度は、そういった専門的な人の声をすくい上げて普及していくことも必要なんじゃないかなとは思います。実際、スーパー園児などをテレビで観ると、「こんなことができるんだ!」とにわかには信じがたい部分もあります。でも、こうやって陽彩くんを間近で見ていると「こんな歌声を出せる子がいるんだ! ここにスーパーキッズがいた!」と感心してしまう。もちろんもともとの才能はあったとは思うけど、興味があったからこそ自分からやりたいと思ったのかなと。そう考えると、やっぱり受動的ではダメで、いかに好きになって能動的になれるかが大事。結局は本人の資質や努力によるものかなとも思います。■藤木直人が泣いた! 父という存在が映画で教えること――親からの教えで、ずっと守っている事柄があれば教えてください。石橋:僕はとくにないですね。帰ったら手洗いとうがいをするとかでしょうか?藤木:陽彩くんはえらいね! 普通子どもなんて言っても聞かないものじゃない? 僕もなるべく機会を見つけ、何度も言うようにしているけどなかなか(笑)。――音楽をテーマにした本作。今後の音楽との関わりについても聞かせてください。石橋:これから音楽だけではなくて、音楽を通じて、今回初挑戦した声優や、以前からやらせてもらっているミュージカルや舞台、ドラマなどをいろいろとやっていきたいです。それらは全部、音楽からつながってきたお仕事なのでもっと挑戦したいです。藤木:僕は高2の夏休み前にギターと出会い、衝撃を受けて、ギタリストになりたいと思いました。当時は1日何時間もずっとギターを弾いていたし、逆にギターを取られたら自分には何もない感じだったとも思います。現在は音楽は趣味に近いかな。音楽は役者以上に才能がないとできないものだと痛感しているので。いまは他の活動を含めて僕を支持してくださる人たちのためにがんばっている感じですが、でも音楽を演奏しているととても楽しいです。昔ほど音楽に夢中になっていないのかもしれないけど、ギターを弾けるステージという場所があることや、生涯楽しめるものがあるということ自体がとても幸せでありがたいことだと思っています。――最後に『リメンバー・ミー』をこれから観る方へのメッセージをお願いします。石橋:声優初挑戦でこんな大役を演じさせていただき、光栄でしたが、初めは緊張と不安しかなかったです。でもどんどんミゲルの気持ちに近づくことができたと思います。何ごともまじめで一直線に駆け走るミゲルというキャラクターができたと思います! 藤木:初めて観たときに字幕も何もなくて台本と照らし合わせながらだったけど、僕は感動して泣きました。ぜひ大人の人に多く観てもらいたいと思いました。もちろん子どもが観ても楽しいし、いろいろな年代の人の心に染み入る話なんじゃないかなと。僕も子どもと一緒に観たいですね。僕の声とか関係なく、きっと楽しんでくれると思います。『リメンバー・ミー』公開中少年ミゲル(声:石橋陽彩)は音楽が大好きで、ミュージシャンを夢見るも、彼の家では代々音楽を禁じられてきた。ある日 “死者の国”に迷い込んだミゲルは、陽気だけど孤独なガイコツのへクター(声:藤木直人)と出会う。果たして2人がたどる運命とは?
2018年03月22日メイクの歴史から、肌に合ったメイクの重要さを学びましょう。メイクアップアイテムの中には、本来は肌によくない成分を使用し、それでも一時的にきれいに見せることを優先しているものもあります。ですが、こういったものを使用して、一時的にきれいに見せても、それは本当に一時しのぎにすぎません。肌や体を傷つける方法で一時的にきれいに見せても、後々の健康を害したり、肌荒れを引き起こしたり、本質的なキレイからは遠ざかっていく傾向にあるのです。そうならないためにも、きちんと歴史から学んで、肌によいメイクアイテムを選ぶ重要性を知っていきましょう。メイクの歴史は古いメイクの歴史は非常に古いです。顔に泥を塗る儀式的意味合いの強いメイクであれば、かなり古くから行われています。さらに顔を白くする、現代のメイクに近いおしろいは、奈良時代にすでに日本にはいってきていて、顔色をよく見せるためなどに使われていました。このようにメイクの歴史は非常に古く、そしてメイクは女性のものだけではなかったのです。今でも舞台などでは男性もメイクをしていますよね。歌舞伎のメイクは顔中にびっちりと隙間なくするもので、落とすのも大変だそうです。メイクの役割は女性をきれいに見せるだけのものではなく、舞台などの芸術作品に一役買うという側面もあるのです。奈良時代のおしろいは“水銀”でできていた奈良時代のおしろいは、その原材料の多くが水銀から出来ていました。多くの人がイメージする丸くて銀色のコロコロと転がる水銀は、ほかの物質と化合するとサラサラのおしろいになったのです。ですが、水銀である以上、当然毒素を持っています。毎日顔にべったりと塗っていては、いずれ水銀中毒になることは間違いありません。水銀のおしろいは高価なものでしたので、当然使用できるのは上流階級の人に限られていました。または役者のような舞台で演技をする人が使用していたようです。いずれにしても、使用する人の健康を害していたことはほぼ間違いなく、文献の中には、水銀中毒による症状と思われる病状の記述も、多数残されています。江戸時代に歌舞伎役者が水銀中毒で倒れることも江戸時代になっても、水銀を使用したおしろいはまだ使われ続けていました。ほかの材料があっても、水銀おしろいほどはのりやつきが良くなく、見た目の良さという点で使用され続けてきたのです。そして、その影響を濃く受けたのが、顔に大量のおしろいをつける歌舞伎役者でした。江戸時代の文献には、歌舞伎役者が水銀中毒で倒れる記述が散見され、また、母親のおしろいが原因で水銀中毒になった赤ちゃんの記述も残されています。このように、メイクは単にその時だけの美しさを求めると、同時に危険も増してしまうということがわかるかと思います。現代のメイクは自然な原料を使う傾向にある現代のメイク用品は一気に自然派へ、安全な原材料の使用へと向かう傾向にあります。使用する材料の基準も厳しくなり、体に悪影響を与えるものは多くが除外される傾向にあります。以前は、色素などは危険性のあるものも多く使用されていましたが、現在はそのほとんどが排斥され、消費者も安全性の高いものを好む傾向が増しています。一時期は、女子高生が顔にペンで落書きをするように化粧をしていた時代もあり、そういったことを考えると、この傾向はかなり好ましい方へと向かっていると言えるでしょう。メイク用品を選ぶ際には、原材料にも目を向け、特に目の周りや唇のような、粘膜や直接体内に入り込みやすい部分には、安全性の高いものを使用するようにしましょう。オーガニックブームでメイクアイテムは食べてもOKなレベルにオーガニックブームのおかげで、まずはスキンケアアイテムが、一気に食べてもよいレベルまで安全性が増しました。実際に食べられる材料だけで作っているメーカーもありますし、こういったものを使用すると、子育て中であっても安心でしょう。子供になめられるときに不安感がなくなります。また、オーガニックアイテムはメイクにも進出してきて、最近は発色がよく、レベルの高いメイクアイテムが増えています。メイクを綺麗だけでなく、安心や安全の視点から考えることも非常に重要。そして、それが出来る時代に来ているということですね。見た目だけでなく、肌に優しいメイクアイテムを選んで健康を守ろうメイクアイテムは見た目だけでなく、肌や体に優しいものを選びましょう。顔を綺麗に見せることも重要ですが、まずは自分の健康維持!そこから始めることもとっても大事なのです。
2018年03月20日これまで「家族関係」を描いた作品や「家族とは何か」というテーマを描いた映画作品は数多く存在する。しかし『リメンバー・ミー』ほど、ファンタジーかつユニークな手法で「家族」についてを描いた映画は前代未聞だろう。本作は主人公の少年ミゲルが「死者の日」を境に、死者の国をさまよい、自分の先祖や夢にまで見た憧れの人物(もちろん亡きレジェンド)との奇跡的な出会いを果たしながら、祖先や記憶の世界を探究し、最終的に古典的な「家族」というテーマへとたどり着く。この「死者の日」の着想の基となっているのが、死者を迎え入れるメキシコの伝統行事“ディア・デ・ロス・ムエルトス”(死者の日)。2011年秋にリー・アンクリッチ監督とストーリー・スーパーアドバイザーのジェイソン・カッツがラフなストーリーを思いつき、それからは5年間に渡る「死者の日」にまつわるリサーチや、実際に「死者の日」の期間のメキシコにリサーチ旅行をするなど、徹底した文化理解と作品の下敷きを構築したという。では、そのリサーチ旅行はどういったものだったのか。それらはどう作品に反映されたのか。本作の共同監督&脚本を務めたエイドリアン・モリ―ナと、リード・ストーリー・アーティストのディーン・ケリーはこう話す。生者と死者を結びつける祭壇「オフレンダ」AM:死者の日の一部として、死者の魂が生者の国に歓迎されます。愛する者たちと再会するためです。しかしこれはまったく陰気なものではなく、一族の再会を祝うもので、音楽と祝いと歓喜のエネルギーにあふれています。私たちはこれらの習慣の意味するものをしっかりと学んで、ミゲルの冒険を語るストーリーに役立てようと考えました。AM:では、それがどのような形でストーリーテリングの一部となったかについて解説したいと思います。まずは、やはりオフレンダです。これは、死者の日に帰ってくる愛する者たちの魂を迎えるために作られて飾られた供物台です。飲食物や愛する者たちが生前好きだった事物などが置かれており、これで生者の国への旅を終えた彼らを迎えるというわけです。これは死者の日の主要部分でもあり、また、先祖たちが自分たちを見守ってくれている、彼らと心が繋がっているという彼らの考え方を体現しているものでもあるのです。AM:オフレンダに飾られる物のひとつが写真です。オフレンダに写真を置くことの良いところとして、その写真がその人物についての話をする契機となることが挙げられます。その人物の記憶を皆で分かち合うということですね。家族が一堂に会すると往々にしてそのような話が語られることになります。DK:良い話も、悪い話もね。AM:つまりオフレンダに飾られる事物の中でも、写真はとても重要な要素となっています。劇中では、オフレンダに写真が置かれていること=人々に忘れられていない証しとなる。つまり「人々に記憶されていること」が死者の国にいられる条件であり、生者の国へのチケットとなるのだ。では「オフレンダ」に写真が置かれなくなると、死者の国の人たちはどうなるのか…?ここはぜひ劇場で確かめてみてほしい。マリーゴールドは死者の国への「架け橋」日本版のポスターでも印象的に登場するオレンジの路。これは死者の日で伝統的に使われるマリーゴールドの路をモチーフにしている。AM:マリーゴールドの路は、死者と生者の世界を繋ぐもののシンボルです。マリーゴールドの色と独特な香りが死者の魂を家に導くとされており、何世代にもわたって、この繋がりのシンボルとなっています。DK:マリーゴールドで出来た橋というアイデアは、死者と生きている家族の2つの世界に架かる橋という発想です。それを突き詰めていき、まさに人々がピクサー映画に求めているような、実にビジュアル的で象徴的で記憶に残る場面が出来上がりました。これがこの映画をさらに押し上げていますね。「音楽禁止」との葛藤が映画の核にストーリーの軸として、ミゲルの「アーティストになりたい」という夢と「音楽禁止」の家族の掟の狭間で葛藤するミゲルの姿が描かれる。DK:ミゲルが町のタレント・ショーに出ようとします。「ミュージシャンになりたい」という自分の夢を追うためにね。そしてそのとき彼は、文字通り、オフレンダ(つまり彼の一族の歴史)や両親や祖母と、自分の将来への希望の間で身動きがとれなくなってしまう。それはミゲルにとってこの上ない「板挟み状態」です。それが核となる葛藤です。この葛藤がこのストーリーの推進力となると私たちには分かっていました。ケリー氏は、ミゲルがジレンマを抱えながらも、音楽への強い情熱によって行動することを理解していた。そのときケリー氏の頭を悩ませたのは、ミゲルの音楽に対する欲求をどう「描き切ればよいか」。つまり、観客に感情移入させるにはどうすればよいか、ということだった。DK:彼の欲求はもう分かっている。しかし、このメイン・キャラクターを心から応援してもらえるようにはどうすればいいのか?私たちは音楽というものをミゲルにとって生きるのに不可欠な空気のように描きたいと考えていたのです。そこで、ミゲルが置かれている状況で唯一自分がさらけ出せる場所で歌わせたらどうか?という「秘密の屋根裏部屋」のアイデアが生まれたのだ。それは『トイ・ストーリー』のアンディの部屋のように、部屋中を自分の好きなもので満たした12歳の少年の聖域ともいえる場所だ。そして部屋中にはミゲルが憧れるミュージシャン デラクルスのポスターや映画などのグッズが至る所に飾られている。そしてデラクルスの写真が飾られたオフレンダもまたミゲルの部屋にあるのだ。それは、ミゲルがデラクルスに対し「僕がやりたいと思っていることを、あなたはやってのけたのだ」という心の繋がりを感じていることを示唆している。AM:誰かと繋がりを感じたら何をするかということ。その人物と一緒に何かをやりたいと思うものでしょう。ずっと昔に亡くなったこの男とね。それをオフレンダで示すというアイデアです。すると突如として、色々な要素が組み合わさり始めました。ミゲルに彼の欲求を言葉で言わせる必要はない。ギターに彼の声の代わりをしてもらおう、と。デラクルスの曲に合わせて、ミゲルは自分で手作りしたであろうギターを手に取り、フレッドをなめるようにして見事な演奏を観客に見せつける。そこにはミゲルの音楽に対する愛情はもちろん、誰もが釘付けになるほどの才能を観客に証明してみせるのだ。AM:どんなストーリーでも、最悪な出来事そのものの意味が変質して、逆にその出来事が何かをするための機会に変化するという描き方には力強さがあるものです。このオフレンダの写真はまさにそういう力を発揮しています。というのも彼は、故人の思い出が分かち合われ、話しが語られるこの場所で、彼の家族や彼にとって最も重要なこと“彼のアイドルであるエルネスト・デラクルスが実は一族の一員なんじゃないだろうか”ということを思い始めるのです。夢への探求心とデラクルスへの心の繋がりがミゲルを死者の国へと引き込んでいった。ここから彼の冒険が始まるのだ。いままで彼を縛り付けていた家族の掟や伝統をチャンスに変えて、ミゲルは前へと進んでいく。DK:このストーリーには、家族、伝統、遺産という普遍的なテーマがあります。誰であれ、たとえ自分には他人と関りがあると感じていない人であってさえも、血のつながりのある人々とは、何らかの繋がりがあるものですからね。「死者の国」の世界でミゲルは自分の祖先と出会い、家族の掟の“本当の意味”を知ることに。そしてミゲルの冒険が、最終的に私たち観客に「家族の大切さ」や大切な人を「いつまでも忘れない」ことを、アニメーションを通してダイレクトに伝えてくれる。それはスタッフたちによる死者の日という伝統を忠実に再現した成果だろう。協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月19日ディズニー/ピクサー史上最高傑作との声が鳴りやまず、先日開催された第90回アカデミー賞では長編アニメーション賞と主題歌賞を見事ダブル受賞するなど、この春映画ファン鑑賞マスト作と断言していい『リメンバー・ミー』が16日に公開を迎えた。その授賞式に先だって、『トイ・ストーリー3』でもアカデミー賞を獲得済みの本作のリー・アンクリッチ監督に単独インタビュー。陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に、数多くの謎と音楽を散りばめた感動のミステリー・アドベンチャーについてのみならず、待望のトイ・ストーリーランドをはじめ、世界中のディズニーランドでイベントが始まる“ピクサーイヤー”への期待感も聞いたぞ!――日本では映画を観る前と観た後で「印象がまったく違う!」と絶賛の声が多いのですが、本国ではどういう声が多かったですか?それは日本だけでなく、世界中で同じような感想を聞いているよ。ほかにも驚いたコメントがあったと思うけれど、ただ僕は驚いたというよりも聞いていてうれしかったことは、みんながたいそう感動したということ。実は、そのことが一番難しくて、笑わせることは簡単で、泣かせることはすごく難しい。だから、そういう意見はすごくうれしいよ。――ディズニー/ピクサーの作品には監督の個人的な体験など、パーソナルな経験をモチーフにしたものも少なくないと思いますが、『リメンバー・ミー』の出発点は???もともとはメキシコの死者の日という文化がモチーフになっていて、ガイコツや死者の祝日ではあるものの、すごくポジティブなものだったからだよ(笑)。音楽をかけ、カラフルにお祝いしている、その死に対するスタンスが僕たちの文化とまったく違うことが、すごく興味を持ったきっかけだったよ。そこで、いろいろと調べていくと、家族というものがいかに重要であるかに気付いたわけだ。――日本でも先祖を大事にという風習・文化はありますが、地域によって濃度も違うと思うので、ある意味新鮮でした。言いかえれば、我々は亡くなった人たちを心の中で生き続けさせる義務を持っていて、そのために亡くなった方々のお話をずっとしていかないといけないよね。メキシコの祝祭を描く作品にしなければいけないと同時に、世界中の映画を観てくれる人たちにも家族がいるわけで、中には家族が亡くなっている人々もいるわけだから、全員に響くような映画になるのでは? と考えたよ。――ちなみに主人公のミゲル少年は、監督自身の幼少期の投影なのでしょうか?それはないよ(笑)。僕はとてもラッキーでね。小さい頃からクリエイティブなことをしたいと思っていて、アーティストだけでなく俳優業にも興味を示していた。だから自ずと映画を作りたいと思うようになったけれど、すべての段階で家族が100パーセント応援してくれて、反対されることはなかったのさ。だから僕と違ってミゲルはすごく勇敢で、家族の反対があっても自分の夢や情熱を追う、彼らの愛情を引き換えにしても追おうとする姿は勇気を呼ぶよね。ただ、彼のような経験がないことはラッキーだったよ(笑)。――ところで世界のパークス&リゾーツに目を向けるとカリフォルニアのパークでは「ピクサー・フェスト」が、フロリダのパークでは「INCREDIBLE SUMMER」がスタートするなど、今年はまさしく“ピクサーイヤー”ですが、この点についてはいかがですか?トイ・ストーリーランドだよ! 夏のフロリダに誕生する。僕は幸運にも1本目の『トイ・ストーリー』にもかかわることができて、当時の僕たちの想いは『トイ・ストーリー』がもう1本できたらいいなというものだった。それが20年ほど経ったいま、僕たちが作り上げたキャラクターやストーリーが、みんながテーマパークで観たいと思うほど愛されていて、イベントにもなっている。最高の気分だよ! 上海ディズニーランド・リゾートにも4月に行く予定で、上海にも新たにトイ・ストーリーランドが誕生するからね。――パーク展開のクリエイティブには、どの程度関わっているのですか? 東京ディズニーシーでも今年、ピクサーのイベントが初開催されましたが。僕自身はイベントやショーなどには関わりはないけれど、深くかかわるのはアトラクションだね。特に映画をベースにしているようなアトラクションの場合は、いろいろと意見を聞かれるので、答えたりするよ。『リメンバー・ミー』のライドはどうかな(笑)?――ぜひ(笑)! 確かカリフォルニアのディズニーランド・パークのプロジェクションマッピングには、この春から『リメンバー・ミー』も登場しますよね?「D23 Expo Japan 2018」で開発中の映像を観ました。そうだね! それについては僕も開発中の映像を観たけれど、かなりいいよ! わくわくできるような内容になっている。『リメンバー・ミー』、しっかりフィーチャーされているから。――さて、次回作など今後のご予定は?正直、まだちょっとわからないな。ここ6年、『リメンバー・ミー』一色だったからね。まだお休みをもらっていないんだよ。だから、このプロモーションが終わったらお休みをもらいたい。その後に次のことを焦らずに考えていきたいかな。――そうとうお忙しかったですよね。4月13日には「ピクサー・フェスト」がカリフォルニアでもう始まりますし。その通りだよ(笑)。でもバタバタしていたからこそ、次の作品を慌てて作ろうとは思わない。ピクサーもスタジオとしてどんどん変わってきているし、新しい若手の監督たちが物語を作り始めているからね。僕たちはメンターとして彼らをじっくり助けて、彼らの作品がいいものになるように努力したい。それには時間がかかるからね。■プロフィールリー・アンクリッチ1967年8月8日生まれ。アメリカ、オハイオ州クリーヴランド出身。90年代に南カリフォルニア大学の映画芸術学部を卒業した後、映像編集の道を経て、ピクサーに加入。『トイ・ストーリー』(95)『バグズ・ライフ』(98)に編集マンとしてかかわった後、『トイ・ストーリー2』(99)、『モンスターズ・インク』(01)、『ファインディング・ニモ』(03)では共同監督も務めるなど、ピクサーの主要な作品群にかかわる重要人物に。2010年、『トイ・ストーリー3』では単独監督デビューを飾り、その年のアカデミー賞で長編アニメーション賞と主題歌賞をダブル受賞。そして先日開催した第90回アカデミー賞では本作『リメンバー・ミー』が、またしても長編アニメーション賞と主題歌賞をダブル受賞する快挙を成し遂げ、2度目の同2部門受賞となり、アカデミー賞史上初の快挙を成し遂げた。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo
2018年03月17日ディズニー/ピクサーが贈る長編アニメーション映画『リメンバー・ミー』。本作で、過去のある出来事から音楽を禁止されてしまった少年ミゲルの声を務めた石橋陽彩と、ミゲルが死者の国で出会った謎めいたガイコツ・へクター役の藤木直人が、吹き替えの感想や、親の立場、子の立場として作品を語った。■親の価値観で子どもに物事を禁止させるのは難しい(藤木さん)石橋くんと言えば、幼少期から歌に親しみ、2015年にはTBS テレビ「sing sing sing」世紀の歌声!生バトル日本一の歌王決定戦!で優勝するなど、その才能は高く評価されているが、彼が演じるミゲルは、一族に起きた過去のある出来事がきっかけで、家族から音楽を禁止されてしまった少年だ。ミゲルも石橋くんも音楽好きという共通点を持つが「音楽は幼稚園の年中ぐらいから好きになった大切なものなので、僕がもし『音楽が禁止だ』と言われたら、どんなことをしてでも、いろいろな人に僕の歌声を聴いてもらって、振り向いてもらえるように努力します。禁止されたくないです」と笑顔ながらも強い意志を感じる口調で答える。一方、藤木さんは「この作品で音楽を禁止するというのは、あるいきさつがあるためなので」と前置きすると「親の価値観で子どもに物事を禁止するのは難しい部分がありますよね」と語る。藤木さん自身、3児の父であるが、子どもの才能をどう伸ばしていくかということについては「なによりも興味があるかどうかですよね。親が『これをやらせたい』と思っても、本人に興味がなければ押しつけになってしまう。大体無理やりやらせてもダメじゃないですか。ただ、親としては、子どもがどんなものに興味を持つか、その機会をできるだけ与えてあげたいなとは思います」と持論を展開する。■石橋くん&藤木さんの役へのアプローチ方法とは石橋くんは、歌と出会い、歌うことが好きになり、その才能を開花させつつあるが、今回ディズニー/ピクサーアニメーション作品という世界規模の映画に参加する、とても大きなチャンスを得た。「声のお仕事は初めてで、しかもこんな大役を演じさせていただくことは光栄です。子どもから大人まで、幅広い世代の方が楽しめる映画だと思うので、多くの人に伝わるように感情表現を豊かに演じようとしました」と吹き替えで心掛けたことを述べると「前半は音楽が大好きだという気持ち、後半は家族が大好きという思いを込めました」と役へのアプローチ方法を語った。これまで声優の経験はある藤木さんだが「やっぱり難しかったですね」と率直な胸の内を明かすと「普段、役者をやっているときは、セリフを入れてお芝居をするのですが、台本と画面をみながらタイミングを見計らって、セリフに気持ちを乗せるのは大変。しかも表現のアウトプットはすでに出来上がっているわけで、そこにテクニカルな部分と気持ちをシンクロさせるのは、なかなか慣れませんでした」と収録を振り返った。またへクターという役については「彼が抱えている家族への強い思いは、自分も親になって非常に理解できる部分。そこが表現の核になっているのは間違いないのですが、へクターはそういった思いを隠してしまうぐらいの絶望的な現状にも置かれている。陽気だけれど陰のあるキャラクターをどう表現したらいいのか考えました」と語ってくれた。■好きなことが見つけられることは才能!?世界的に大ヒットしておりアカデミー賞2部門を受賞した本作が、日本でも公開を迎える。中学生の石橋くんにとっても、取り巻く環境が一変する可能性もあるが「今回の声優も、音楽を通じての出会いでした。これまでも、ミュージカルや舞台など音楽から繋がったお仕事だったので、大好きな歌というものを大切にしつつ、音楽から派生する仕事を積極的にできたらいいなと思っています」と未来に思いを馳せる。そんな石橋くんだが「最近、声変わりもあって、自分の歌いたい曲が思うように歌えなくなってしまっているんですが、声が変わることによって、これまで歌えなかったジャンルの曲にも挑戦できるようになるのはワクワクします。」と前向きにとらえていた。歌はもちろん、インタビューの受け答えもしっかりしている石橋くんに、藤木さんは「よくテレビで、教育メソッドや、スーパー幼稚園児などを特集している番組をみると、どこか現実味がないというか、にわかに信じられない感覚だったのですが、こうして陽彩くんみたいに小さいころから音楽をやっていて、素晴らしい歌声を披露しているのをみると『いるところにはいるんだな』と思っちゃいました」と感服する。続けて「やっぱり受動的だと才能も開花されないんでしょうね。好きなものを見つけることができることが才能なのかもしれませんね」としみじみ語っていた。(photo/text:Masakazu Isobe)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月16日陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描き、アカデミー賞2部門を受賞した『リメンバー・ミー』。このたび、日本版声優を務めるへクター役の藤木直人と“奇跡の歌声”と注目度上昇中のミゲル役・石橋陽彩がハモり、愉快な楽曲「ウン・ポコ・ロコ」を披露する本編シーンが到着した。今回公開されたのは、“死者の国”で主人公ミゲルが音楽コンテストに出場し、大勢の観客の前で初めて歌うシーン。ミゲルはギターを弾きながら、初めて人前で歌うとは思えないほど美しい歌声を披露し、観客のガイコツたちも超ノリノリ。盛り上がる中、藤木さんが声優を務めるガイコツのへクターもミゲルと一緒に歌うことに!最初こそ戸惑うへクターだったが、ステージに上がると軽快なステップを披露。ミゲルは「死んでるわりに上手いね!」、へクターも「生きてるわりにお前もやるなぁ」と、息ぴったりのパフォーマンスに会場もヒートアップ。さらにへクターは歌いながらガイコツならではの“ホネホネダンス”を見せ、最後はミゲルと一緒に「君はウン・ポコ・ロコ~♪」と綺麗にハモり、ガイコツたちから拍手喝采を浴びている。“奇跡の歌声”石橋さんと藤木さんのハモりに注目「ウン・ポコ・ロコ~♪」は、一度聴いたら頭から離れなくなってしまうほど、中毒性ある楽しいメロディ。これまでイベントで披露されてきた藤木さんと“奇跡の歌声”を持つ石橋さんが一緒に歌うシーンには注目必至。楽曲のタイトルである「ウン・ポコ・ロコ」とは、スペイン語で“ちょっと変わり者”という意味。歌詞を書いたエイドリアン・モリーナ共同監督は、「このシーンではミゲルとへクターはお互いに少し不信感を抱いているんだ。2人は相手にイライラしているんだけど、一緒に何かをしたら楽しい化学反応が起こることもある。そういうことを歌にしたんだ」と明かしている。一緒に歌えば、絆が深まる!?ミゲルは音楽コンテストで優勝すれば伝説の歌手デラクルスに会えるから、何としても優勝したい、へクターはミゲルに生者の国に帰って“あること”をしてほしいと考えており、実はお互いに企んでいることがある。しかし、エイドリアン監督は「ミゲルとへクターはお互いにとてもイライラしている。だから楽曲『ウン・ポコ・ロコ』では、誰かのちょっと変わった所にイライラしても、力を合わせて一緒に何かをすれば、結局はその人のことを心から好きだと思えるという内容にしたんだ」と語り、どうやら、2人が一緒に歌うことで絆が深まる大事なシーンとなっている様子だ。また、リー・アンクリッチ監督も、そんなミゲルとへクターの関係について「彼らは楽しいキャラクターだよ。僕たちはいつも、ヘクターとミゲルの関係を、兄と弟の関係のように描いた。ヘクターはミゲルが持てなかった兄みたいな存在。彼らのやりとりを描くことはとても楽しくて魅力的だったよ」とふり返っている。しかし、ミゲルは日の出までに帰らないと永遠に家族に会えなくなってしまい、へクターも家族に会いたいという切ない想いがある。2人が死者の国で巻き起こす冒険、そしてミゲルの家族に隠された秘密には、驚きに満ちた感動が待っている。『リメンバー・ミー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月16日3月16日(金)公開のピクサー最新作『リメンバー・ミー』で監督を務めたリー・アンクリッチと、プロデューサーのダーラ・K・アンダーソンにインタビュー。メキシコの死者の国を舞台に描いたピクサー初の音楽をテーマにした物語。先日の第90回アカデミー賞では最優秀アニメーション賞、歌曲賞を受賞。全世界を感動の渦に巻き込んだ『トイ・ストーリー3』の監督&プロデューサーコンビでもある2人に、本作の見どころや製作の裏ばなしを尋ねるべく、カリフォルニア・エメリーヴィルにあるピクサー・アニメーション・スタジオで現地インタビュー。メキシコの死者の日の文化から「家族愛」描く「家族のつながり」という普遍的なテーマを扱った本作。物語の舞台となったメキシコでは、映画が世界最速で公開されると国内歴代No.1の興行成績を記録し大ヒットを収めた。それではなぜ舞台を「死者の日」にしたのか。LU:元々、僕がこの映画を作りたかったのは「死者の日」というメキシコの伝統に長い間興味を持っていたからなんだ。そこには、とてもエンターテインニングで、カラフルで、音楽的なストーリーを語る可能性があると思った。でも、その祝日についてリサーチを始め、それについてもっと学ぶにつれて、家族がその伝統にとってどれほど重要かということがわかってきた。そして、僕たちが語るストーリーの中心となるテーマを、家族にできるということに気づいたんだ。LU:僕たちがここ(ピクサー)で映画を作るときはしょっちゅう、ストーリーが監督たちにとってとても個人的なところから来るものだ。でも今作については、ストーリーは、僕自身の人生からではなく、この美しいメキシコの伝統から生まれたんだ。でも、映画作りの過程の中で、僕たちみんなが自分たちの家族や、自分たちの経験について話し合った。そして、それらのアイディアの多くは、僕たちが語ったストーリーの中に最終的に残ることになったんだ。劇中歌「リメンバー・ミー」が頭から離れない?LU:ロペス夫妻(ロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス)が書く全ての歌が「イヤーワーム」(earworms)なんだ。頭に入って、それを頭から追い出せない歌なんだよ。「リメンバー・ミー」もそうなんだ。DA:それを歌うのを止められないの。何度も何度もね(笑)。私たちは、「リメンバー・ミー」を聞いた瞬間から、すごく気に入ったわ。それは多分、軽く4年以上前のことよ。そして、私たちはそれを何度も聞いたの。いまもあの曲が大好きよ。それは、彼らの才能の証しだわ。いまから4年前、『アナと雪の女王』の楽曲も手がけたロペス夫妻が作り上げたのが、本作『coco』(原題)の日本語タイトルにもなっている「リメンバー・ミー」。3月4日(現地時間)ドルビー・シアターで開催された第90回アカデミー賞では他の強豪ノミネーション作品を押しのけ、歌曲賞を受賞。『リメンバー・ミー』の音楽たちは、いまでは全世界の人々を魅了している。LU:彼らは、最終的に映画に入れられなかった他の歌も書いた。そして同じように、それらの曲は全て、僕の気を狂わせたよ。DA:(笑)LU:それらは僕の頭の中に入り込んで、追い出せないんだ。それから、映画の他の歌のほとんどは、共同監督のエイドリアン・モリーナと、ジャーメイン・フランコが書いた。彼が歌詞を書いて、彼女が作曲したんだ。彼女も、キャッチーなメロディーを書くのが、同じくらい上手いと思う。なぜなら、「ウン・ポコ・ロコ」も僕の頭から離れないからね。本当に全ての歌がね。「哀しきジョローナ」という、イメルダが映画の中で歌うスペイン語の歌でさえね。あれは伝統的な歌なんだ。でも、あの歌にも、どこか頭から離れないところがあるんだよ。リアルな映像作りのヒントは「GoProカメラ」!?ピクサーはこれまでも『ファインディング・ドリー』『カーズ』などで示してきたように、「これがアニメーションなの!?」と目を疑うほどリアルな映像を手がけてきた。本作でもその才能は遺憾なく発揮されており、特に主人公・ミゲルが劇中初めてギターを手に取るシーンでは、ギターそのものはもちろん、フレッドや弦、指引きで弾く弦のふるえまでもアニメ―ションでリアルに再現している。LU:僕は「これはアニメーションだから何でも好きなことが出来る」と思った。それで、これを正確なものにしよう、と思ったんだ。映画のための全てのいろんな音楽を録音したとき、キャラクターが音楽を演奏するときにはいつも、複数のカメラでそれを撮影した。“GoProカメラ”をギターの首のところにくくりつけて、演奏のディテールを捉えられるようにした。それからアニメーターたちがアニメーティングしているとき、その映像を参照して、正しいものにできるようにしたんだ。LU:また、ギターをどのように演奏するかとてもよく知っているアニメーターたちに、出来るだけたくさんのショットをやらせるようにした。演奏のちょっとした細かいところを全て理解出来るようにね。映画を観るほとんどの人々は、それに気づかないだろうし、その良さがわからないと思う。でも、彼らはそれを感じることが出来る。それは、ミゲルが本当にギターを演奏出来るということに信憑性を持たせるということだ。でも、映画を観たミュージシャンたちはとても興奮したよ。なぜなら、彼らは、それがまさに正しいことがわかるからだ。インタビュー中、アンクリッチ監督の「信憑性を持たせる」という言葉がすごく印象的に響いた。当たり前のことだが、アニメーションはファンタジーでありフィクションである。だから一瞬でもその夢が醒めてしまったら、ストーリーが進んでいっても「置いてけぼり」をくらってしまう。ストーリーの中に自分を置くことができないのだ。しかし、細部にまでこだわったリアルな映像や血の通ったキャラクターによって、その醒める隙を与えることなく、観客をストーリーに引き込んでいく。その観客を引き込む力をピクサーのスタッフは多角的に構築していくのだ。言葉で語らずに「見せる」こと『トイ・ストーリー3』で、焼却炉を目の前にしたおもちゃたちが、もはやなす術もなく手を繋いで死を覚悟するシーンなどがあったが、アンクリッチ監督&アンダーソン氏はそのような“緊迫感”や“危険性”は言葉で語らずに、映像で見せることを大切にしているという。本作で主人公・ミゲルは「死者の日」に死者の国へと迷い込んでしまい、日の出までに出られなければ死者になってしまう。日の出までのタイムリミットが迫る中、じわりじわりと死の気配を漂わせるために、監督は「肉体が透けて骨だけになってしまう」という手法で観客に緊迫感を与えていく。まるで宮崎駿監督作『千と千尋の神隠し』で千(千尋)の体が消えてくように。アンクリッチ監督は「『千と千尋の神隠し』には間違いなく影響を受けたよ」と前置きしつつ、本作にとって必要不可欠な見せ方であったと語る。LU:聞いてくれ。『千と千尋の神隠し』には間違いなく影響を受けたよ。僕たちは宮崎駿の映画が大好きで、僕は特に『千と千尋の神隠し』が大好きなんだ。僕は、あの映画のことを特に考えていたわけではなかったと思う。僕たちにはただ危険性が必要だった。ミゲルが危険な状態にあるということを見せたかったんだ。時間の制限があるということをね。彼は、死者の国でやるべきことをやって、逃げ出さないといけなかった。DA:それが感じられないといけないの。直感に訴えられるものにしたかったの。LU:もし彼がそこに長くいすぎたら、なにか危険なことが起きると感じて欲しいんだ。だから、僕たちにとって、それは彼が消えていなくなってしまう、ということじゃなかった。『千と千尋の神隠し』で彼女がそうなるようにね。それはもっと、彼が骸骨になって行くということだった。彼の体やスピリットが徐々に消えていって、中にある骸骨が見えて来るんだ。そういうことだったよ。そして、僕たちはそれをあまりに気持ちを動揺させないやり方でやろうとした。LU:最終的には、僕たちが危険性を感じるのは重要だと思った。それに、それは前にも映画に出てきたことがあるアイディアだ。『千と千尋の神隠し』にもある。『バック・トウ・ザ・フューチャー』にもそういうのがある。時間が差し迫って来るというアイディアはね。誰かが必要なことを達成しないといけないんだ。さもなければ、予期しない問題が起きる。そういうところから生まれてきた。そして、それはクールだろうなと思った。もし小さな子どもが、子どもについての映画を観ていたら、僕だったら「ワオ、彼は骸骨になるんだ」と、クールに感じると思う。僕はそういうのを特に前に観たことがなかった。だから僕たちはそれをやったんだ。DA:私たちはしょっちゅう「見せて。(言葉で)語らないで」と言うの。もしとても差し迫っていることを視覚的に見せることが出来れば、その方がもっと(インパクトが)強くなるの。協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月15日第90回アカデミー賞で見事2部門、長編アニメーション賞&歌曲賞を受賞、世界各国で大ヒット中の『リメンバー・ミー』。ここへ来て映画公開が待ちきれないファンも少なくないなか、スペシャルイベント「ピクサー・プレイタイム」を開催中の東京ディズニーシーでは、その『リメンバー・ミー』の世界観が、映画公開より一足早く存分に楽しめるのだ。まずロストリバーデルタにあるレストラン「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」では、期間限定のカラフルな『リメンバー・ミー』のデコレーションが登場中だ。レストランの雰囲気にぴったりな外壁のイラストは、フォトスポットとしても人気を集めている。また、映画に登場する主人公のギター少年ミゲルが、マリーゴールドの橋を渡って“死者の国”に入っていくシーンさながらに、レストランの入り口にはマリーゴールドのデコレーションも。この扉をくぐると、店内も映画をイメージしたデコレーションとなっている。さらに、映画の重要なアイテムである“白いギター”も店内にしっかりと飾られていて、映画の世界へと入り込み、『リメンバー・ミー』をイメージしたメニューをいただける。スペシャルメニューには、『リメンバー・ミー』のモチーフであるギターをイメージした「ミゲルのおすすめセット」が登場。映画のカラフルな世界観をイメージしたフルーツの彩りが鮮やかなドリンクもおすすめだ。この「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」のデコレーションは5月31日(木)まで、スペシャルメニューは6月6日(水)まで実施。そして、「ピクサー・プレイタイム」のスペシャルグッズにも、『リメンバー・ミー』が。「ピクサー・プレイタイムのイヤーハット」には、36種類もあるステッカーに『リメンバー・ミー』のキャラクター、主人公のミゲルと、陽気なガイコツのへクターのデザインも。メディテレーニアンハーバーで開催中のエンターテインメント「ピクサー・プレイタイム・パルズ」のフィナーレに登場する約10メートルのバルーンにも、ミゲルとヘクターが!パーク中に広がっている『リメンバー・ミー』の世界観を、映画本編とともに満喫してみて!※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney (C) Disney/Pixar(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月14日本年度アカデミー賞2部門受賞で話題のディズニー/ピクサー長編最新作『リメンバー・ミー』の公開を記念して、この度3月16日(金)の金曜プレミアムでは、2001年度アカデミー賞に輝いたディズニー/ピクサーの傑作『モンスターズ・インク』の第2弾『モンスターズ・ユニバーシティ』を本編ノーカット放送することが決定した。「いつか必ず、怖がらせ屋になるんだ!」幼い頃からの夢を叶えるため、マイクはモンスターズ・ユニバーシティの怖がらせ学部に入り、猛勉強に励むことに。そこで出会ったのは怖がらせの才能に恵まれたサリー。見た目も性格も全く違うふたりが、いかにして最強の怖がらせ屋コンビになったのか…?本作は、主人公のマイクとサリーが“モンスターズ・インク”に入社する前の、ふたりが初めて出会う“学生時代”を舞台に、モンスター界最大の事件を巡る大冒険を描くファンタジー・アドベンチャー作品。今回は2か国語版で放送。マイクに「爆笑問題」田中裕二、サリーに「ホンジャマカ」石塚英彦、そしてグレーブズ先生を柳原可奈子と、人気お笑いタレントが声を担当している。金曜プレミアム映画『モンスターズ・ユニバーシティ』は3月16日(金)19時57分~フジテレビにて放送。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:モンスターズ・ユニバーシティ 2013年7月6日より全国にて公開© Disney/Pixar.All Rights Reserves.
2018年03月13日先日、アカデミー賞2部門を受賞した陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に大冒険を描くディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。この度、本作にはメキシコの伝統工芸品“アレブリヘ”からインスパイアされたキャラクターたちがたくさん登場していることが分かった。主人公の少年ミゲルが迷い込んだ死者の国は、ミゲルのご先祖ガイコツたちが楽しく暮らしているほか、独創的な姿をした“アレブリヘ”という不思議な動物たちも住んでいる。大きすぎる耳を持つキツネのような動物や、羽が生えた恐竜のような生物、角が生えたトラみたいな動物など、同じデザインは一匹として存在しない。さらに彼らには不思議な特殊能力があり、芸術家フリーダ・カーロのアレブリヘの猿は、自由に体の色を変え火を吹くことができる。そして特に活躍を見せるのが、雄ヒツジの角、トカゲのような尻尾に鷲の翼と爪、さらに頭と腕はトラという不思議な姿のペピータ。“亡くなった人の魂を死者の国に導く存在”として登場する重要なキャラクターで、ミゲルのひいひいおばあちゃんイメルダに忠実に仕えている勇敢な性格だ。メキシコの伝統工芸品の一種であるこのアレブリヘ。リー・アンクリッチ監督がリサーチのためにメキシコに訪れた際に取り入れたいと思ったそう。キャラクター制作に携わったアロンソ・マルチネスは「アレブリヘはペドロ・リナレスという人物が、熱にうなされたときに見た夢がきっかけだった。彼は夢の中で森の中にいて、翼を持ったロバとか鳥の頭を持った鷲とか、不思議な動物と出会ったんだ。その動物たちが『アレブリヘ!アレブリヘ!』と唱え始めたそうで、目が覚めた彼はその動物たちを紙張子で作り、いまではメキシコの最も有名な民芸品の一つになったんだ」と誕生した歴史を明かしている。またアレブリヘは宗教や神話に出てくる動物ではないため、色々なアーティストたちが自分なりの独創的な個性を取り入れ、ピクサーも世界に一つだけの独特なキャラクターを誕生させた。さらに、エイドリアン・モリーナ共同監督が来日した際、「日本の凧の博物館に興味があるよ。日本の博物館や美術館を見て回りたい。もしかしたら次のアイデアが思いつくかもしれないね」と明かしており、凧やこけし、赤べこなど、日本の伝統工芸品がピクサーのキャラクターになる日がもしかしたら来るのかもしれない。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月10日第90回アカデミー賞で長編アニメ賞、歌曲賞の2冠に輝いたディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』のジャパンプレミアが3月8日(木)、東京・台東区の上野恩賜公園野外ステージで行われた。プレミアには日本語版キャストを務めた石橋陽彩くん(主人公ミゲル役)、藤木直人(へクター役)、橋本さとし(デラクルス役)、松雪泰子(イメルダ役)、横山だいすけ(お父さん役)が出席。さらに日本版エンドソングを担当し、初タッグを組んだシシド・カフカと「東京スカパラダイスオーケストラ」が駆けつけ、アカデミー賞に輝いた主題歌「リメンバー・ミー」を初めて生披露した。■寒さを吹き飛ばす、情熱のパフォーマンス!同曲は『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」を生み出したロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻による新たな名曲。日本版は「東京スカパラダイスオーケストラ」がアレンジした楽しく陽気なリズムとメロディ、そしてシシドさんの透き通るような歌声が一体となり、一度聴いたら忘れられない仕上がりとなっている。当日は、季節外れの寒さに見舞われたが、両者の情熱的なパフォーマンスで会場は大盛り上がり。演奏を終えたバリトンサックスの谷中敦も「すっごく良かったよね!」と熱っぽく語り、2月に行ったメキシコツアーについて「現地の皆さんと話をしたが、メキシコが舞台になったこの作品は、胸が熱くなるエピソードが満載だと言っていた。そういう作品が世界で公開されることを喜んでいたし、本国の人たちが誇りに思える映画っていいなと思いました」と語っていた。■スカパラ茂木「もう出会えない友だちのことを…」音楽を愛しながら、“家族の掟”によって音楽を聞くことも、演奏することも禁じられている少年ミゲルは、ひょんなことから死者の国に迷い込み、そこで出会った陽気なガイコツのヘクターと冒険の旅へ。やがて、先祖にまつわる秘密を知り、重大な決断を迫られる…。劇中で声優も務めているドラムの茂木欣一は「家族の絆を教えてくれるし、もう出会えない友だちのことを考えたり…。生と死が真逆ではなく、つながっているように感じられて、前向きになれる」としみじみ。シシドさんは「心が温まる物語詰まっている。音楽って、改めてすてきなものだと感じました」と話していた。『リメンバー・ミー』は3月16日(金)より全国にて公開。短編『アナと雪の女王/家族の思い出』が同時上映される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月08日日本時間3月5日(月)に発表された第90回アカデミー賞にて長編アニメーション賞・歌曲賞の2部門受賞を果たした『リメンバー・ミー』。この度、歌曲賞を受賞した楽曲「リメンバー・ミー」が流れる、吹き替え版本編シーンが解禁された。『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」の作曲家ロペス夫妻が生んだディズニーの新たな名曲「リメンバー・ミー」。劇中では様々なキャラクターによってこの楽曲が歌われているが、今回到着したのは、元劇団☆新感線の橋本さとしが日本版声優を務める伝説の歌手エルネスト・デラクルスが歌う本編シーン。主人公ミゲルが暮らすメキシコの大スターデラクルスは、知らない人はいない偉大なミュージシャンとして語り継がれている人物。映像では、デラクルスが大きなコンサートホールで「リメンバー・ミー」を歌うと、お客さん全員が聞き惚れてその歌声に魅了されてしまう様子が映し出されている。デラクルスの大ヒット曲「リメンバー・ミー」は、一度聴いたら頭から離れなくなるメロディと“家族を忘れない”という誰もが共感できる歌詞で、ミゲルも一番お気に入りの曲。リー・アンクリッチ監督はロペス夫妻に、歌詞や音階が同じでも明るく楽しく感じられるものと、人々を感動させるもの、2つの意味で成立する曲を依頼。作詞を担当した妻クリステン・アンダーソン=ロペスは「いつか2人の娘と別れを告げるときにも、娘と心でつながり続けていたいという想いから『リメンバー・ミー』を書いたわ」と明かしている。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月06日プロのちょっとしたテクニックでメイク偏差値急上昇!メイクはちょっとしたテクニックで仕上がりが大きく変わります。そこで今回は、メイクアップアーティストのSATOEさんのメイクの裏わざテクニックをご紹介します。もしかしたら、なりたい顔に近づけるかも…!メイクテク① あひる口に見せるには……口角がキュッと上がったあひる口は少し印象的な唇に見せることができ、憧れている人も多いのではないでしょうか。あひる口メイクの裏わざポイントは、上唇の山になっているところに白いラインや白いシャドウを入れること!トップに輝く光のエッジが唇に立体感を演出してくれます。ただし、ラメは不自然に見えてしまうのでNGです。メイクテク② マットな唇を演出したいときは……ぷるぷるとは真逆なマットな質感も大人っぽくてカッコイイですよね。ただ、マットリップを持っていない……、わざわざマットなリップを買いたくない……そんな人もいるはず!そんな人は、お手持ちのリップを濃いめに塗っておき、ティッシュで何回か押さえるだけでOK! ある程度ラメが取れて、マットな見た目になります。それでもマット感が足りないときは、フェイスパウダーを軽く指に付けて、唇にぽんぽんと馴染ませましょう。メイクテク③ アイラインを落ちにくくするには……目の下がすぐに汚れてしまう……いつのまにかパンダ目になってしまう……そんな人はメイクのときにちょびっとひと手間!アイラインを落ちにくくするには、目の下を油分でベタベタにしておかないことが重要。ラインを引く前に、しっかりとパウダーで目の下を押さえてください。さらにラインを引いた後は、上から黒やダークブラウンのアイシャドウを重ねてぼかしましょう。こうすることで油分を抑えることができるため、ラインがよれにくくなりますよ。メイクテク④ 目の下が汚れてしまったときには……しっかり対策していたけれど、それでも目の下が黒く汚れてしまった……。汗をかきやすい夏場なんかはよくあると思います。そんなときは、綿棒にリキッドファンデーションを少量付けて拭きとります。アイラインを失敗したときなんかもこの方法で直してみてください。こうすると、汚れも取れるうえに余分な部分のファンデーションが落ちることもないのでメイク直しが楽にできます。ラインを引いた後は、パウダーでしっかり押さえてくださいね。さいごにメイクが上手になるには、たくさんのメイク方法を試して自分の肌や顔の形に合った方法を見つけることが大切! いろんなテクニックを試してみてプロ級メイクを目指してみてください。メイクアップアーティスト/SATOEAUTHORs編集部
2018年03月05日第90回アカデミー賞の授賞式が5日(現地時間4日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』(3月16日公開)が長編アニメ映画賞を受賞した。ミュージシャンを夢見る少年ミゲルがカラフルな“死者の国”に迷い込み、そこで出会った"家族が恋しいガイコツ"のヘクターと冒険を繰り広げる同作。受賞のスピーチで、監督らは「『リメンバー・ミー』は芸術が世界を変えられることができる証しだと思います。愛をもって伝えたいと思います」とメッセージ。リー・アンクリッチ監督は「メキシコのみなさんに感謝です。みなさんの美しい文化と伝統がなかったら作れなかった作品です」と感謝し、「そして、この作品ですべての子供たちのための映画をつくるようにしました」と作品への思いを明かした。長編アニメ映画賞は、『リメンバー・ミー』のほか、『ボス・ベイビー』、『ザ・ブレッドウィナー(原題)』、『フェルディナンド(原題)』、『ゴッホ~最期の手紙~』がノミネートされていた。WOWOWプライムでは、3月5日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月10日20時からダイジェスト版も放送する。(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月05日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、最優秀アニメ映画賞をディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』が受賞。■陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に、大冒険を繰り広げる!『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督らスタッフが贈る、ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。作品のバックグラウンドとなった本国メキシコでは歴代興収1位に輝き、アニメ界のアカデミー賞とされる第45回アニー賞では候補になった作品賞、監督賞、音楽賞など11部門を受賞する勢いをみせた。今回第90回アカデミー賞では、長編アニメーション賞と主題歌賞にノミネート。見事、長編アニメーション賞での受賞となった。日本語吹き替え版では松雪泰子、藤木直人、渡辺直美、そして主人公を石橋陽彩くんが演じている。■『リメンバー・ミー』とは?カラフルな死者の国に迷い込んだ、ミュージシャンを夢見る少年ミゲル。唯一の頼りは、家族が恋しいガイコツのヘクター。日の出を過ぎたら永遠に家族と会えなくなる、絶体絶命のふたり──彼らと家族をつなぐ鍵は、ミゲルが大好きな名曲“リメンバー・ミー”に隠されていた…。『リメンバー・ミー』は3月16日(金)より全国にて公開。短編『アナと雪の女王/家族の思い出』が同時上映される。■受賞者コメント壇上にあがった監督らは、「アカデミーに感謝します。『リメンバー・ミー』は芸術が世界を変えることを証明できるとと思います。愛を持って伝えたい、家族へ」とそれぞれに、家族への感謝、そしてスタッフへの愛を伝えた。リー・アンクリッチは「メキシコの皆さんに感謝します。本作はあなたたちの素晴らしい文化・伝統がなければ作ることはできなかった。そして、この作品で全て子どもたちへの映画を作ろうとした。また抑圧された人たちを取り上げられる作品がつくりたかった」と本作に込めた想いを明かした。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月05日ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』の来日記者会見が2月21日(水)、都内で行われ、リー・アンクリッチ監督、エイドリアン・モリーナ共同監督、日本語声優を務める石橋陽彩くん、藤木直人、松雪泰子が出席した。■アカデミー賞大本命!世界中が共感する理由は?アニメ界のオスカーと称される第45回アニー賞で、作品賞、監督賞、音楽賞など11部門に輝いた本作。3月5日(日本時間)に発表される第90回アカデミー賞では、長編アニメ賞の大本命に目されている。主人公のミゲルが、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に、大冒険を繰り広げる本作。先祖や家族への愛を描き、世界中が共感する内容について、アンクリッチ監督は「美しくシンプルな物語を意識したから、まさか世界中で大きな反響が巻き起こるとは想像もしていなかった」と驚きの様子。それでも「大切な人を忘れないことの尊さを描いているから、文化や世代を超えて、心に残る作品になれば」と期待を寄せた。モリーナ共同監督も「先祖への思いは普遍的で、誰の心にも訴えかけるものがあるはず」とアピールした。■『トイ・ストーリー3』監督が亡き父に捧げる感動作音楽を愛しながら、“家族の掟”によって音楽を聞くことも、演奏することも禁じられている少年ミゲルは、ひょんなことから死者の国に迷い込み、そこで出会った陽気なガイコツのヘクターと冒険の旅へ。やがて、先祖にまつわる秘密を知り、重大な決断を迫られる…。実は本作の製作中、アンクリッチ監督の父親は闘病中だったのだとか。「ちょうどアメリカでの公開が始まった頃、本当は劇場に足を運んでほしかったが、体力的に難しかった。それで、父親にはパソコンを使って本編を見てもらったんだ。自分の息子が、すばらしい作品に関わっていることを、とても誇らしく思ってくれたよ。その数日後に、父はこの世を去ったんだ…。人生における忘れられない出来事だよ」(アンクリッチ監督)。■藤木直人が太鼓判!“奇跡の歌声”陽彩くんは「金メダル」会見では主人公ミゲル役の陽彩くんがボーカル、そして陽気なガイコツのヘクターを演じる藤木さんがギターを担当し、アカデミー賞の歌曲賞候補に挙がる主題歌「リメンバー・ミー」が生披露。その情感あふれるパフォーマンスに、アンクリッチ監督&モリーナ共同監督、そして松雪さんも感動しきり。演奏を終えると、陽彩くんは「すごく緊張しましたが、あこがれの藤木さんと初めて一緒に歌えてうれしかった」と安堵の表情。藤木さんは「ここ最近で一番緊張しました。もう、指がプルプルしちゃって(笑)。でも陽彩くんは堂々としていますよね。歌声は金メダルですよ!」と若い才能を絶賛していた。『リメンバー・ミー』は3月16日(金)より全国にて公開。短編『アナと雪の女王/家族の思い出』が同時上映される。(text:cinemacafe.net)
2018年02月21日メイクをすることがとても面倒に感じてしまうとき、ないですか?私は、あります。もともと、メイクをすることは好きですが、40歳を過ぎた頃から、なんだか面倒に感じることが増えてきて……。だって、メイクってなかなかの作業数じゃないですか。必要最小限の工程を考えてみても、化粧下地をつけて、ファンデーションをつけて、眉を整えて、描いて、アイシャドウをつけて、ビューラーでまつ毛を上げて、マスカラをつけて、チークを入れる――。これだけでも結構な作業だと思うんですけど、お出かけ仕様ともなると、アイラインを引いたり、コンシーラーでシミを隠したり、ハイライトで立体感を出したり、口紅を塗ったり……って、メイクしている途中で肩こりしてくるほどの労力です。せっかく女として生まれたのだから、もっと楽しみながらメイクをしたいのに、でもやっぱり面倒くさい(苦笑)。ため息をつきながらメイクを仕上げることも多いです。私が「面倒くさい」と思いながらもメイクをする理由は、外出先で誰かに遭遇したときに自分が恥ずかしい思いをしたくないからというもので、肌のためとか、綺麗になりたいとか、そういう前向きな気持ちからではありません。ときどき、メイクをしていない女の人のことを「女を捨てている」という人がいますが、「女としての努力不足」とか「女性はメイクして当然」みたいな言葉を聞くと、すごく嫌な気分になります。素顔でいたい派の人や、メイクをすることに抵抗がある人だっているわけだし、もしかしたら、体調が優れなくてメイクをする気分ではなかったかもしれない。時間的にも気持ち的にも余裕がなくて、メイクまで気がまわらないことだってあるかもしれません。ちょっと話が逸れてしまいましたが、「女を捨てている」なんて言う人のことは放っておいたとしても、人から「老けた」とか「手抜き」だとかは思われたくないんですね。目指しているのは、「いつも小綺麗にしている人」です。やっぱり清潔感は大事だし、少しでも「素敵な人」と思ってもらえた方が、嬉しいですから。メイクをすることに少し疲れてしまったときには、がんばりすぎないメイクで、要領良く「小綺麗」を目指してみませんか。気楽に使えるアイテムをご紹介しますので、試してみてくださいね。■手軽なミネラルファンデーションを使う手術痕や火傷の痕にも使えるように開発されたミネラルファンデーションは、たとえ24時間つけたままにしたとしても肌を疲れさせないという、肌にとてもやさしいファンデーション。化粧下地なしでつけられるので手軽です。石けんで落とせるのもクレンジングいらずで楽ですよね。サッとつけて、手早くきちんと感を作り出せるので役立ちます。■メイクパレットで一気にメイクするひとつのパレットに、アイシャドウやチーク、グロスなどが詰まったメイクパレットがあると、メイクがとても楽になります。手早くメイクできる上に、パレット内のものは、色の組み合わせも考えられたものなので、メイクに統一感も出るし一石二鳥。■クレンジングローションを部屋に置いておくメイクを落とす作業を考えると、これまた面倒な気持ちになりがち。そんなときに便利なのが、クレンジングローション。お部屋にいながら、簡単にメイクを落とせます。使い方はとてもシンプル。コットンに含ませて拭き取るだけ。保湿成分が含まれたクレンジングローションを選べば、メイク落とし+化粧水の役割も果たしてくれるので、疲れているときにはそのまま寝てしまっても何とかなります。気合いを入れたメイクじゃなくても、メイクをすることによって、積極的になれたり、自信が持てたり、気分が明るくなったりしますので、気分転換のような気持ちで試してみてくださいね。
2018年02月16日松雪泰子、藤木直人、渡辺直美らが日本版声優を務めることで話題のディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。この度、新たに意外な俳優やタレントそしてベテラン声優たちが本作に参加していることが明らかになった。■声優界からチョー、立木文彦らが参加!まず声優界からは、大人気作「ONE PIECE」の“ガイコツ”キャラクター・ブルック役でお馴染み、チョーがなんとガイコツ役(事務官)を演じるほか、ジョン・ラッツェンバーガーの吹き替えを多く担当し、ピクサー作品の常連声優である立木文彦が、本作でも字幕版でジョンが演じた歯列矯正医のフアン・ハノキョーセー役を。また、主人公ミゲルのお母さん役に「機動戦士ガンダム00」の恒松あゆみ、ミゲルのひいおじいちゃん(パパ・フリオ)役に、クリント・イーストウッドやアラン・テュディックの吹き替えを多く担当する多田野曜平、ミゲルが大好きな映画の中に登場する修道女役を「マクロスΔ」「アイカツ!」の安野希世乃と、実力派たちが脇を固める。■大方斐紗子、鈴木拡樹ら俳優やタレントもまた、連続テレビ小説「あまちゃん」「ひよっこ」などに出演する女優・大方斐紗子が、ミゲルのひいおばあちゃん(ママ・ココ)役を。死者の国のガイコツの住人たちには、「弱虫ペダル」「刀剣乱舞」シリーズなどに出演し2.5次元ミュージカル俳優として大注目の鈴木拡樹、情報番組「news every.」に出演するフリーアナウンサー・寺田ちひろ、イケメンハーフモデルのカイミが、それぞれ特徴をもったガイコツのキャラクターで登場する。■シシド・カフカ、スカパラ茂木ら音楽界からも参戦!本作は音楽が重要な鍵を握っており、ミゲルがいたるところでミュージシャンと遭遇するのだが、それらの声優を担当した面々の中には、本物のミュージシャンやアイドル、DJが。まず、ミゲルが生者の国のマリアッチ広場で出会う女性ミュージシャン役に抜擢されたのは、「SKE48」の高柳明音。男性ミュージシャン役には、ラジオDJとして活躍する大抜卓人。そして、ミゲルが死者の国で出場する歌のコンテストのライバル役である“ロス・チャチャラコス”のメンバーに、本作の日本版エンドソングを担当している「シシド・カフカ feat. 東京スカパラダイスオーケストラ」からシシド・カフカと、「東京スカパラダイスオーケストラ」のドラマー・茂木欣一が挑戦している。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月12日「ジョージ・ハリスン アイ・ミー・マイン展」が、2018年2月17日(土)から3月11日(日)まで、東京・渋谷ヒカリエ内の8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryにて開催される。ロサンゼルス、ロンドンで開催され話題を呼んだ「ジョージ・ハリスン アイ・ミー・マイン展」が、今回ジョージ・ハリスンの生誕75周年を記念して日本に上陸。元ビートルズのメンバー、ジョージ・ハリスンにフォーカスした本展では、妻オリビア・ハリスンの全面的な協力を得て、ジョージ手書きの作詞原稿22点や、家族写真などが公開される。中でも注目すべきは、忠実に復刻された原寸大の作詞原稿だろう。ザ・ビートルズ時代では、展示会のタイトルでもある「I Me Mine」をはじめ、盟友エリック・クラプトンがソロを取った「While My Guitar Gently Weeps」、ジョージによる傑作ナンバーの一つ「Here Comes the Sun」など代表曲6点、ザ・ビートルズ解散後では「My Sweet Lord」、「All Things Must Pass」など16点の、計22点を展示。それぞれの原稿には、その歌詞にまつわるジョージ自身の解説が添えられた、ファン垂涎の貴重な品だ。また、日本特別企画として、ザ・ビートルズの事実上最後のライブとなった「アップル屋上ライブ」でジョージが着用したマリークヮント(Mary Quant)のフェイクファーコートや、アビイ・ロード・スタジオでのレコーディングで書いた直筆のコードメモ、手紙、直筆サインなども展示される。会場に併設されるショップでは、作詞原稿「I Me Mine」の全世界限定75点のプリント額や、その廉価版のプレント額、オリビアが撮影したジョージ・ハリスンの素顔を写した写真額、リンゴ・スターが撮影したザ・ビートルズ/メンバーの写真額などを販売。展示される作詞原稿や家族写真の精彩な写真も含む書籍「アイ・ミー・マイン増補版」も発売され、購入者には日本限定の展覧会ポスターとトートバッグがプレゼントされる。【開催概要】生誕75周年記念「ジョージ・ハリスンアイ・ミー・マイン展」開催期間:2018年2月17日(土)〜3月11日(日)時間:11:00〜20:00場所:8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery料金:前売券 1,000円(税込)/当日券 1,200円(税込)<チケットの申込方法について>販売先:チケット販売サイト「チケット・トゥ・ライド」のみで受付時間:チケットは、平日は入場日指定チケット、土・日は入場日・入場時間帯指定チケットとなる。前売りチケットを購入の際は、日付・時間帯を要選択。土・日の入場時間帯:<時間帯1> 11:00からの時間帯(最終入場は13:40まで)<時間帯2> 14:00からの時間帯(最終入場は16:40まで)<時間帯3> 17:00からの時間帯(最終入場は19:40まで)※平日は時間帯の指定はないが、最終入場は19:40となる。※各日付・時間帯の販売予定数を終了した場合、終了していなくても混雑時は当日券の販売は行わない。※混雑時など券面に表示された日付、時間帯以外は入場できない場合あり。※ビートルズ・クラブ会員は200円引。当日券購入の際は、会場受付にて会員証の提示が必要。※申込・申込方法の詳細は公式WEBサイト(より。
2018年02月11日インスタの女王としても知られるお笑い芸人の渡辺直美が、ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』の日本語吹き替え声優に抜擢。実在したメキシコの芸術家フリーダ・カーロ役で、ディズニー/ピクサー声優に初挑戦することが分かった。今回渡辺さんが演じるのは、ミュージシャンを夢見る少年ミゲルが死者の国で出会う情熱的な芸術家フリーダ・カーロ。フリーダ・カーロ(1907~1954)は実在のアーティストで、メキシコの紙幣にも描かれるほど国を代表する芸術家だ。本作でフリーダは、創作に夢中になるとほかのことが見えなくなってしまう、情熱的な芸術家として登場する。「ディズニー/ピクサー作品を全部観ているので、すごく嬉しかったです!」と出演決定への喜びを語った渡辺さん。“家族のつながり”を描く本作のテーマに共感したと言う彼女は、「芸人になりたいというのはずっと子どもの頃からの夢でした。でもすごく反対されました。売れる人は一握りなんだから、お前はなれないと最初からすごく否定されて。悔しい気持ちもあり、頑張って親に良い所を見せたいとか、親戚に喜んでもらいたいと思ってやってこられたので、むしろ反対された方が自分のためには良かったのかなと思います。いまは家族も応援してくれていて、家族に自分の頑張っている姿や夢を叶えている姿を見せられて、本当に良かったなと思いました」とエピソードを明かす。フリーダについては、「女性でフリーダに憧れている方は多いですよね。携帯の待ち受けにしていたり、グッズもたくさん出ていたり。いま、メキシコの可愛い色合いがとても流行っているので、いまのこの時代に作品がすごくぴったりだと思いました」と話し、「フリーダの服装が可愛かったので、そういう感じのファッションが2018年夏に増えそう!」と予想した。さらに今回、フリーダの登場シーンの映像も到着。アトリエに迷い込んでしまったミゲルとフリーダが出会うこのシーン。ミゲルと愛犬ダンテを見つけるとものすごい勢いでまくしたて、ダンテを見て興奮したり、アレブリヘというカラフルな動物の説明を始めたり、芸術に情熱を燃やすかなり独特なキャラクターを熱演。実は彼女は、やがてミゲルの協力者となる重要なキャラクターでもあるのだという。一体どのようにかかわってくるのだろうか?『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月07日アニメ界のアカデミー賞とされる第45回アニー賞が3日(現地時間)、ロサンゼルスで発表され、ディズニー/ピクサーの『リメンバー・ミー』が長編作品賞を始め、候補になった全部門を受賞した。日本から片渕須直監督の『この世界の片隅に』と神山健治監督の『ひるね姫~知らないワタシの物語~』が長編インディペンデント作品賞にノミネートされていたが、同賞は全9部門で候補になっていた『The Breadwinner』(原題)が受賞した。受賞スピーチには声の出演をしたアンジェリーナ・ジョリーも登壇し、監督や製作者、共演者と喜びを分かち合った。米林宏昌監督の『メアリと魔女の花』は脚本賞とプロダクションデザイン賞2部門で候補になっていたが、残念ながら受賞はかなわなかった。最多11部門ノミネートで全部門を受賞した『リメンバー・ミー』。メキシコを舞台に、1年に1度だけ亡くなった家族と再会できるといわれる「死者の日」をテーマにした少年の物語で、3月4日(現地時間)発表の第90回アカデミー賞での長編アニメーション部門での受賞に向けて弾みがついた。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:この世界の片隅に 2016年11月12日より全国にて公開(C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会ひるね姫~知らないワタシの物語~ 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 ひるね姫製作委員会メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2018年02月04日最近トレンドの「抜け感メイク」。でもその抜け感メイクって正しくできていますか?一歩間違うとただの「手抜きメイク」になってしまいます。そんな残念メイクにしないためのコツをご紹介します。「抜け感メイク」と「手抜きメイク」って何が違うの?雑誌やテレビでよく目にする「抜け感メイク」。近年トレンドのメイク方法ですよね。でもその抜け感メイクって具体的にどんなメイクのこと?また抜け感を意識しすぎて、ただの手抜きメイクになっちゃった…。なんていう方もいるはず。そこで今流行りの抜け感メイクを取り入れるコツをお教えします。計算された隙のあるメイクをして、イマドキのモテ顔になりましょう!「抜け感メイク」をつくる5つのポイント1.ベースメイクは丁寧に!メイクをする上で基盤となるベースメイク。そのベースメイクを丁寧にすることこそが、抜け感メイクをする近道なのです。といってもリキッドファンデーションをたっぷりと厚塗りをするわけではなく、あくまでもポイントは”丁寧に”ということ。まずは、抜け感メイクの特徴でもある、透き通るような肌の明るさを作りましょう。そのためにはコントロールカラーが最適。自分の肌の色に合わせたコントロールカラーを選んであげて色を統一させます。血色をよく見せたければピンク、肌が黄色くくすみがちならブルー、色むらが気になるのであればイエローといったように、肌の状態やお悩みに合わせてコントロールカラーをチョイスしてみてください。もし、自分の肌の状態や色が分からなければBAさんに相談してみるのもオススメ。一度自分の肌の色や適した色を知っておくことで、雑誌に出てくるモデルさんのような理想的な抜け感メイクをすることができます。コントロールカラーが化粧下地の役目を果たしてくれるような、お顔全体に使えるものやポイント使いできるものもあるので、自分に合ったものを見つけてみましょう。1本で何役も活躍してくれるタイプは時短メイクにもつながりますね。2.血色感&ツヤ感が重要!抜け感メイクで必要な”血色感”と”ツヤ感”。この2つを取り入れるか否かで、抜け感メイクと手抜きメイクの分かれ道になるといってもいいくらい重要なポイント。まず血色感はチークで作り出しましょう。先ほどのコントロールカラーで肌のトーンを明るく整えた後、クリームチークなどを指でポンポンとやさしく肌に馴染ませると自然なお肌になります。お風呂上がりの少しほてった血色の良い状態をイメージしてみると分かりやすいですね。次にツヤ感はハイライトを使いましょう。昨年のツヤ肌ブームの後、今はセミマットが流行り始めていますが、抜け感メイクにはやはりツヤ感は必要。そして、この時使うハイライトは粉っぽさのあるものより、柔らかめのテクスチャーのタイプの方がツヤ感という面で適しています。ただ、あまり付けすぎると、ツヤ感というよりテカリになってしまうので、照明や太陽の光に当てながら、角度を変えて調整しながら付けましょう。3.NOリップは避けて!せっかく丁寧に作りあげたベースメイクも、NOリップだと一気に手抜きメイクになってしまいます。そのためリップは忘れずに塗ってあげましょう。抜け感メイクのリップは色というよりも”付け方”にあります。リップライナーを使ったり、リップを直塗りでしっかり付けるのではなく指で塗る方がナチュラルな雰囲気に。発色の良いリップや濃い色のリップも、指で塗ることで作り込み過ぎない抜け感を生み出すことができます。これは簡単にできる方法なのでぜひトライしてみて♩4.計算されたボサ眉ボサ眉と聞くとだらしなさや手を抜いている感じがしますよね。でも計算されたボサ眉なら大丈夫。ボサっと自然な毛流れを生かして眉を整えると、抜け感メイクにピッタリの眉になれるのです。なのでアイブロウは足りない箇所を書き足す程度でOK。眉マスカラはあえてしないほうが抜け感メイクっぽさが出ます。手抜きに見えないように気をつける点は、はみ出した部分を丁寧にカットして整えるということ。なかなか思い通りの眉に仕上げることは難しいですが、抜け感のある眉を手に入れたいですね。5.”トレンドカラー”を意識したアイメイク抜け感メイクの際のアイメイクはアイシャドウの使い方がポイント。ツヤっぽい濡れた瞳が大人っぽい抜け感を作り出してくれます。そのためにはアイラインは細く引くか、いっそ引かずにトレンドカラーを意識したアイシャドウでアイメイクをすることが、程よい隙のあるフェイスにしてくれます。アイラインの代わりに濃いめのカラーをサッと引いてオシャレな雰囲気にしたり、パールのアイシャドウを使っても抜け感が出ますね。またビューラーでがっつりとまつげを上げずに、自然なカールにとどめるとよりナチュラルな抜け感を演出できますよ。手抜きメイクと呼ばせない!自分なりの「抜け感メイク」をマスターして!ただなんとなくメイクをした、物足りない顔の手抜きメイクにはもうなりたくない!そんな方にぜひ取り入れて頂きたい抜け感メイクのコツをご紹介しました。このコツを生かして自分なりの抜け感メイクを発見し、今っぽフェイスをゲットしてみてはいかがでしょうか?
2018年02月03日本年度アカデミー賞の最有力候補作品であり、“ピクサー史上最高傑作”との呼び声高いディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。先日発表された藤木直人と松雪泰子に続き、この度、「おかあさんといっしょ」で11代目うたのおにいさんを務めた“だいすけおにいさん”こと横山だいすけが、本作で日本語版吹き替えを担当することが決定した。“うたのおにいさん”として日本全国の子どもから大人まで、広く親しまれ、「日経トレンディ」が2018年ブレイク間違いなしと予測する「2018年の顔」に選ばれた横山さん。そんな彼が劇場公開映画で声優初挑戦となる今作で声をあてるのは、主人公ミゲルの夢に理解を示しながらも、“靴職人”として代々続く家族の伝統を受け継いでもらいたいと願っているミゲルのお父さん。小さい頃からディズニー作品が大好きだったと言う横山さんは、「決まってから楽しみでしょうがなかったです!」と喜び、今回の挑戦については「自分ではない誰かを演じるにあたり、“間”が違うといいますか…。“どう話せばいいんだろう”、“どうすればパパのようになれるのだろう”、とすごく悩んだり、非常に勉強になりました。それが自分の引き出しになって、これから色々な歌や演技をする中でどんどん活きて来るのではないかと思ったので、本当にいい経験をさせていただいたなと思います」とコメント。また映画のテーマである“家族”については、「僕の“家族とのつながり”は、まさにうたのお兄さんになるときの家族の応援がやはり一番大きかったです。音楽を学んでいたとき、僕には妹と弟がいるのですが、応援してくれましたし、親も『自分の好きなことを頑張っていきなさい』と応援してくれたので、家族が応援してくれた分、僕も頑張ろうと思えました」と家族のエピソードを明かし、「この作品を知って、音楽を通して繋がる家族の姿というのをすごく感じました。僕もうたのおにいさんとして、まさに映画の中で大切にしているもの、音楽を通して家族が繋がるということを大切にしてきました。そんな僕がとてもお勧めできる作品です!家族みんなで観に行って貰えたら嬉しいなと思います」とメッセージを寄せている。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月18日俳優の藤木直人と女優の松雪泰子が、ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』(3月16日公開)の日本語吹き替え声優を務めることが11日、明らかになった。ともにディズニー/ピクサー声優初挑戦。藤木は、主人公ミゲルが“死者の国”で出会うガイコツのヘクター役、松雪は、家族に音楽を禁じたミゲルのひいひいおばあちゃん・イメルダ役を演じる。日本時間8日に発表された第75回ゴールデン・グローブ賞で作品賞(アニメーション部門)を受賞した同作は、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描く物語。主人公は、 音楽を禁じられた少年ミゲルと、彼が死者の国で出会うスケルトンのヘクター。そして、タイトルにもなっている曲"リメンバー・ミー"が本作のストーリーの重要なカギを握る。藤木が演じるヘクターは、ミゲルが迷い込んだカラフルな“死者の国”で出会い、共に冒険する重要なキャラクター。日の出までに元の世界へ帰らないと永遠に家族に忘れられてしまう、という最大のピンチに立たされたミゲルに手を差し伸べる。また、松雪が演じるイメルダは、音楽を選び家族を捨てたミュージシャンの夫との過去から、家族に音楽を禁じたミゲルの先祖(ひいひいおばあちゃん)。彼女は“死者の国”に迷い込んだミゲルが音楽が大好きなことを知り、今後一切音楽をやらなければ生きている世界に戻すと言うが…。藤木は「ピクサー作品をやってみたいという想いがあったので、うれしい反面、決まったからにはやらなきゃという責任感とプレッシャーがありました」と心境を告白。さらに家族がテーマの本作ということもあり、アフレコ時には「劇中では祭壇に家族の写真を飾ったりしていたので、アフレコの時には子供たちの写真を台本に貼ってやってました」と家族思いのエピソードを明かした。松雪は本作について「なんといっても曲が素晴らしくて、聴いているだけで胸を打たれました。自然と涙がこぼれてくる力強さがあり、言葉もスッと魂に刺さってくるようでした。カラフルな色彩が全編通して続くのも観ていてワクワクしました」と絶賛。「家族とはいつもつながっている感覚があります。家系図を見てみたり、ひいひいおばあちゃんがどんな人だったのかという話を改めて聞いたときは、代々守ってきてくれたことによって今自分がここに存在できているんだなと思い、感謝の気持ちがすごくあります」と家族への思いも語った。なお、主人公ミゲル役は、テレビ番組「『sing! sing! sing!』世紀の歌声!生バトル日本一の歌王決定戦」のジュニア部門でグランプリを獲得し、歌とダンスの才能を開花させている13歳の石橋陽彩(いしばしひいろ)が担当。ミゲルが憧れる伝説の歌手デラクルスには、劇団☆新感線出身の俳優橋本さとしが決定した。(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年01月12日藤木直人と松雪泰子が、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描く、ディズニー/ピクサーの最新作『リメンバー・ミー』の日本版声優として参加することが明らかになった。■藤木直人、主人公の相棒“ガイコツ”役!藤木さんが声をあてるのは、主人公のミゲルが迷い込んだカラフルな“死者の国”で出会い、共に冒険するガイコツのヘクター。日の出までに元の世界へ帰らないと、永遠に家族に忘れられてしまうという最大のピンチに立たされたミゲルに、手を差し伸べる重要なキャラクターだ。またお調子者で陽気なヘクターだが、実は彼にも家族に会いたいという切なる思いがあり、ミゲルに“ある願い”を託したいと考えている。アフレコ時には「子どもたちの写真を台本に」今回ディズニー/ピクサー声優初挑戦となる藤木さんは、「ピクサー作品をやってみたいという想いがあったので、とても嬉しい反面、決まったからにはやらなきゃという責任感とプレッシャーがありました」と心境を告白。本作について「色々な年代の人が楽しめて、心に染み入る話なんじゃないかな。子どもが見ても楽しんでもらえると思いますし、それぞれの世代で感じる部分があって、いろんな見方ができる作品だと思いました」と話し、自身の子どもと一緒に観たいという藤木さん。“家族”がテーマの本作ということで、アフレコ時には「子どもたちの写真を台本に貼ってやってました」と明かした。■松雪泰子が演じるのは、主人公のひいひいおばあちゃん一方、松雪さんが演じるのは、音楽を選び家族を捨てたミュージシャンの夫との過去から家族に音楽を禁じた、ミゲルのひいひいおばあちゃんイメルダ。彼女は“死者の国”に迷い込んだミゲルが音楽が大好きなことを知り、今後一切音楽をやらなければ生きている世界に戻すと言うが…。楽曲に要注目! 「聴いているだけで胸を打たれました」藤木さん同様、ディズニー/ピクサー声優初挑戦となった松雪さんは、本作について「なんといっても曲が素晴らしくて、聴いているだけで胸を打たれました。自然と涙がこぼれてくる力強さがあり、言葉もスッと魂に刺さってくるようでした。例えるなら子どものころにおもちゃ箱を開けてキラキラした宝石がたくさん詰まっているものを見て嬉しかった感覚と同じような、カラフルな色彩が全編を通して続くのも観ていてワクワクしました」と絶賛。「家族とはいつもつながっている感覚があります」と語る松雪さんは、「一番の味方でいてくれる存在です。親の世代、そのまた親の世代がどんな思いで子どもたちを育ててきたのかということを、自分が子育てをするとより強く感じたりすることがあります。家系図を見てみたり、ひいひいおばあちゃんがどんな人だったのかという話を改めて聞いたときは、代々守ってきてくれたことによって、いま自分がここに存在できているんだなと思い、感謝の気持ちがすごくあります」と思いを明かしている。■藤木さん&松雪さんは歌唱シーンも!ディズニー担当者は、「藤木さんは映画やドラマ、音楽活動など幅広く活躍しており、ヘクターの陽気さと孤独を併せ持つ難しい演技、家族を想う優しさの表現と、歌唱もお任せできると思いました」、「イメルダは家族を愛していて、芯の強さを持った女性。情熱的な歌唱シーンもあります。松雪さんは映画、ドラマ、またミュージカルを含む舞台経験も豊富なことから、イメルダの強さ、厳しさの中にある家族への愛情を表現していただくことができる、また歌もお任せできると思いオファーしました」と2人の起用理由を語っており、歌唱シーンもあると明かしている。さらに、ミゲルが憧れる伝説の歌手デラクルスには、「劇団☆新感線」出身の俳優・橋本さとしに決定。ミゲルが好きな名曲「リメンバー・ミー」を生前に遺した伝説の国民的ミュージシャンを演じる。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月12日『トイ・ストーリー3』の監督が描くカラフルな“死者の国”の冒険物語、ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』が2018年3月公開。この度、日本版エンドソングを「シシド・カフカ feat. 東京スカパラダイスオーケストラ」が担当することが決定。シシド・カフカと「東京スカパラダイスオーケストラ」は、今回が初めてのタッグとなり、ディズニー/ピクサーの音楽に初挑戦する。本作の重要な鍵となるのは、主人公・ミゲルの大好きな曲「リメンバー・ミー」。この「リメンバー・ミー」の作曲を手掛けたのは、『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」を生み出したロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペス夫妻。そして今回、この日本版エンドソング「リメンバー・ミー」を、2組のアーティストが初タッグを組み挑戦!力強いドラムボーカルパフォーマンスで一躍有名となったシシドさんと、日本を代表するインストゥルメンタルバンドの「東京スカパラダイスオーケストラ」。本作はメキシコの“死者の日”にインスパイアされて製作されたことから、メキシコ生まれのシシドさんと、中南米でのツアーも精力的に行ない話題となっている「東京スカパラダイスオーケストラ」に白羽の矢が立ったのだ。劇中で主人公ミゲルが憧れる歌手デラクルスが歌う、ミゲルが大好きな曲「リメンバー・ミー」。「東京スカパラダイスオーケストラ」がアレンジした楽しく陽気なリズムとメロディ、そしてシシドさんの透き通るような歌声が一体となった本楽曲は、一度聴いたら忘れられない仕上がりとなっている。シシドさんは、「信じられなかった。人生何が起きるか分からないですね!」と今回のオファーについて話し、初タッグについては「一緒に楽曲アレンジメントできると聞いて、これは絶対に面白くなる!と思いました。この作品との出会いも含めて運命的なチームだなと思いました。とにかく早くみなさんに聞いていただきたいです」とコメント。またミゲルの家は代々音楽を禁じられているという設定の本作。シシドさんは、「私もドラムを反対されていました。女の子なんだから、足開いて座って!なんて言われたり。4年間親を口説き落としたという過去があるので音楽に対しての強い想いとか共感するものがありました」と共通点も明かした。一方、「東京スカパラダイスオーケストラ」ドラムの茂木欣一は「ディズニー/ピクサー作品は『トイ・ストーリー』から大好きで、それからずっと見ていたのでものすごく興奮しました!本当に光栄です!」と喜び、ギターの加藤隆志は「この曲で出会えたのはすごく運命的!南米とスカパラのかかわりもあるし、カフカちゃんの(メキシコ)生まれも」とコメント。さらに、バリトンサックスの谷中敦は今回のアレンジについて、「スカパラらしさをもって、スカパラならではのアレンジにしようと、目いっぱいスカパラの気持ちで演奏させてもらいました。レコーディングもすごく楽しかった!」とふり返っている。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は2018年3月16日(金)より全国にて公開。「リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック/ V.A.」は2018年3月14日(水)よりリリース。(cinemacafe.net)
2017年12月05日ディズニー/ピクサーが陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描く最新作『リメンバー・ミー』。この度、本作の日本版ポスターが到着した。到着した今回のポスタービジュアルは、ギターを背負う主人公ミゲルと陽気なガイコツのヘクターが、キラキラと輝くマリーゴールドの道の先に続く、カラフルで美しい“死者の国”へと向かう様子を描いたもの。本国版とは別に各国のバージョンが作られることが多い映画のポスタービジュアル。本作も本国版とは違うデザインの日本版ポスターを制作。今回は『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督もデザインを監修した。アンクリッチ監督は「様々な国々で違ったデザインのポスターが制作されることは本当に面白いよ。日本のポスターは特に目を引く美しさがあり、大好きなビジュアルなんだ。だから日本版ポスターを見たファンの方たちが楽しんでくれたらと願っているよ」とコメントしている。また、これまで『トイ・ストーリー3』では「さよならなんて、言えないよ…」、『モンスターズ・インク』は「扉の向こうには、見たこともない世界となぜか懐かしい思い出が、待っています。」、『ファインディング・ニモ』は「誰かニモを知りませんか?」 と、作品の美しさとドラマを感じさせるコピーが多かったのだが、本作は 「それは、時を越えて――家族をつなぐ、奇跡の歌。」というコピーが。“奇跡の歌”とは、ミゲルが大好きな曲“リメンバー・ミー”。この楽曲“には死者の国に迷い込んでしまったミゲルと大切な家族をつなぐ、秘密が隠されている。アンクリッチ監督は、「家族の愛の重要性について描いた作品だよ。先祖や亡くなった愛しい家族のことを、子どもたちの世代に語り継いでいくことが大切なんだ」と家族を描いた物語であると語っている。『リメンバー・ミー』と同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は2018年3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月21日1つのブランドに“縛って”メイクをする縛りメイク企画!今回は「PLAYLIST」のコスメを使ってメイクをしてみました。資生堂のヘアメイクアップアーティストの経験とノウハウから生まれたプレイリストは、新発想の画期的なアイテムから、質感にこだわった繊細かつ大胆なアイテムまでが勢揃い。そんなプレイリストの新製品を使って、秋冬にぴったりなモダンメイクをご提案!「モダンな秋メイク」をつくるプレイリストコスメ5つ①プレイリストスキンテクスチャーパウダー3D(左)ライト、(右)ミディアム自然に肌になじむファンデーションカラー(画像:各色右側)と、光効果で立体感を生み出すルミナイジングカラー(画像:各色左側)が1つになった極薄パウダリー。色ムラを整えるファンデーションと、ナチュラルに肌を格上げするフェイスパウダーの両者の良いところを1つにしたパウダーです。②プレイリストカーヴィーフィットブラシLくぼみと角度が顔のどの凹凸にもフィットするように計算しつくされたブラシ。ノーズシャドウのような細かい部分から、フェイスパウダーなどの広い面までこれ1つでどこにでもフィット。ポーチに常備しておきたい一品。③プレイリスト インスタントアイコンプリート マルチプルカラー/(上) GDb32、(中)GYg39、(下)RDb36アイシャドウ、 アイライナー、アイブロウとあらゆるパーツに使えるリキッドタイプのマルチアイテム。指でぼかせばスムーズに伸びて、乾くとピタッと肌に密着します。二重幅にも溜まりにくくサラっと仕上げ。単体でも、パウダーアイシャドウのベースにもOK!④プレイリストファインストロークアイブローBR-G10.9mmの極細の芯が、毛を1本1本植えたかのようにナチュラルな眉を書くことができます。筆者のように毛が太く眉毛が濃い人でも不自然にならず、ペンシルだけでグラデーションのあるアイブロウに仕上げます。かすれにくいロングラスティング処方。⑤プレイリストインスタントリップコンプリートマット (左)BEp32、(中)RDv34/プレイリストインスタントリップコンプリート グロッシー(右) ORb30左:BEp32 リップコンシーラーとしても使える肌なじみのいいスキンベージュ。マットタイプなので後から重ねるリップアイテムの質感をそのまま生かします。中: RDv34 肌を白く見せてくれるような洗練された深い赤。唇にうるおいをあたえるアルガンオイルが配合され、マットなのにヴェルヴェットのようになめらかなつけ心地。右:ORb30 唇にのせるととろけるようにグロッシーに発色するシトラスオレンジ。シアーなのに色が長持ちするのも嬉しい。「プレイリスト」コスメでつくる”モダンな秋メイク”のPOINT4つPOINT1: 形にこだわった繊細な眉メイク。「プレイリスト ファインストロークアイブロウ」で丁寧に1本ずつ毛を書き足して、ナチュラルな眉の完成!アイメイクとリップメイクが濃いので眉は柔らかな印象に仕上げます。POINT2:“渋色”でモダンな秋のアイメイク「プレイリスト インスタントアイコンプリート マルチプルカラー」の9月に発売されたばかりの新色からGDb32、GYg39、RDb36の3色を使って、秋らしい目元にしていきます。(1)ヴィンテージゴールド(GDb32)を上まぶたのアイホール全体に広げ、指先で優しくなじませます。(2)二重幅にメタリックグレー(GYg39)を入れて目元に深みをプラスします。(3)目尻にラズベリーレッド(RDb36)を目尻に引きます。(4)最後にメタリックグレー(GYg39)を眉マスカラのように薄く重ねます。発色がいいので手の甲で色を調整してからのせましょう。目元の統一感がでて、眉が立体的に見えます。POINT3:ナチュラルな3Dフェイスで垢抜けベースメイク!(1)「プレイリスト スキンテクチャーパウダー3D」の「ライト」を顔全体にフェイスパウダーとして広げます。(2)ハイライトゾーンには磨くようにしながら、「ライト」のツヤの強い「ルミナイジングカラー」をいれましょう。(3)「ミディアム」をブロンザーとしてフェイスライン、頬骨の下、ノーズシャドウとしていれます。ファンデーションの上から「プレイリスト スキンテクスチャーパウダー3D」を重ねると、透き通ったような潤い感のある肌に仕上がります。 POINT4:質感の違うルージュを重ねて立体的なグラデーションリップに(1)マットタイプの「BEp32」を唇全体に塗って輪郭を消します。(2)「RDv34」を唇の中央にのせ、指でぼかしてグラデーションをつくりながら広げます。(3)最後に唇の中央にグロッシーの「ORb30」をのせて、うるっと感をのせれば、ぷっくりとした赤みリップの完成。オレンジとレッドの重ね塗りで、アイメイクとマッチする華やかリップに。濃いリップメイクのときは、ほかのパーツとの色のバランスを考えると、顔から浮かずに使えますよ。美容ライターイチオシの「PLAYLIST」コスメはこれ!さらさらとした粉質と、初心者さんでも使いやすい絶妙な発色具合に惚れた「プレイリスト スキンテクスチャーパウダー3D」。フェイスパウダー、ハイライト、シェーディングと、各色良さがたっぷりと詰まっていてどの色も持っていたいほど。肌の潤い感を残しながら、顔の凹凸を引き立たせる極上パウダーは、ベースメイクにこだわりたい大人女子におすすめしたいコスメです。今回の「PLAYLIST」の秋の新作は、資生堂のトップアーティスト達がカラークリエイションを担当しているそう。心踊る遊び心満載でアーティスティックな色使いを見ていると、プレイリストは一度手を出すとハマってしまうブランドではないかなと思います。コスメ好きのあなたは、ぜひ試してみて。
2017年09月24日