テクトロニクス社は3月26日に東京・品川の本社オフィスで報道機関向けの説明会を開催し、アナログ帯域幅が最大70GHzのハイエンド・デジタルオシロスコープ(デジタルオシロ)「DPO70000SXシリーズ」を開発したと発表した。テクトロニクスのデジタルオシロ製品はミッドレンジからローエンドが主流で、これまでアナログ帯域幅が33GHzを超える、いわゆる「63GHz級」のハイエンド・デジタルオシロ製品は提供していなかった。63GHz級に相当する初めての製品が、DPO70000SXシリーズである。DPO70000SXシリーズを説明会の会場で見たときに、フロントパネルがきわめて簡素なことに少々、驚かされた。フロントパネルの左にカラー液晶ディスプレイ、中央下部に入力チャンネル、右上にUSBコネクタを配置してあり、中央部が何も無い。クリーム色の「壁」があるだけだ。オシロスコープと言えば、様々なボタンやノブが並んだフロントパネルを普通は思い浮かべるだろう。実際に、これまでの最上位シリーズ「MSO/DPO70000シリーズ」は、そのような外観を備えている。テクトロニクスが想定するDPO70000SXシリーズの使い方は、外部の大きな液晶ディスプレイと入力デバイスのマウスによって、ディスプレイに表示されたメニュー類をマウスで操作する、というもののようだ。あるいはタッチパネル付きの外部液晶ディスプレイを使用する、というものである。従来のオシロスコープと同様のユーザーインタフェースを望む顧客には、オプションでフロントパネル「DPO7AFP」を用意した。DPO70000SXシリーズを構成する製品は2品種。アナログ帯域幅が70GHz、サンプリング速度が最大200Gサンプル/秒の「DPO77002SX」と、アナログ帯域幅が33GHz、サンプリング速度が最大100Gサンプル/秒の「DPO73304SX」がある。○ランダム雑音を低減した70GHz帯域の実現技術帯域幅が70GHzの「DPO77002SX」は、アナログ信号の入力チャンネルを3つ備える。1つは70GHz帯域専用の入力チャンネルで「ATIチャンネル」と呼ぶ。ここでATIとは「Asynchronous Time Interleaving(非同期時間インタリーブ)」の略称で、70GHzのアナログ信号をデジタル信号に変換する技術を指す。ATI技術はテクトロニクスが独自に開発した、63/70GHz級のデジタルオシロを実現するための入力回路技術である。ATI技術は、アナログデジタル変換技術の要素技術であるサンプリング技術で分類すると、アンダーサンプリングに相当する。通常のアナログデジタル変換では、アナログ信号帯域の2倍を超える周波数でサンプリングする。例えば33GHz帯域のアナログ信号を対象とすると、サンプリング周波数は100GHz(100Gサンプル/秒)であることが多い。帯域が70GHzのアナログ信号では、140GHzを超えるサンプリング周波数が必要になる。ここで問題となるのが、100Gサンプル/秒を超える速度で8ビットの分解能を備えるアナログデジタル変換器である。このような超高速の変換器ハードウェアは、実現することがきわめて難しい。現在のところ、8ビット分解能と100Gサンプル/秒の速度を両立させたハードウェアが、実用的な最高性能と言える。これ以上の性能を実現するには、時間インタリーブや周波数インタリーブなどの技術と8ビット分解能かつ100Gサンプル/秒のアナログデジタル変換器を2チャンネル、組み合わせる必要がある。テクトロニクスが開発したのは、時間インタリーブとアンダーサンプリングを組み合わせた技術である。ここでアンダーサンプリングとは、アナログ信号帯域の2倍よりもずっと低い周波数でサンプリングすることを意味する。具体的には、70GHzの信号帯域に対して75GHz(75Gサンプル/秒)と低いサンプリング周波数でサンプルホールドを実行する。まず入力信号を2チャンネルに分波し、位相を180度ずつずらして、各チャンネルでサンプリングする。するとサンプリング周波数75GHzの半分である37.5GHzを中心として、37.5GHz~70GHzの信号成分は直流~37.5GHzの周波数帯域に折り返される(エイリアシング)。また逆に直流~37.5GHzの信号成分は、37.5GHz~70GHzの周波数帯域に折り返される。ここでローパスフィルタにより、37.5GHz~70GHzの周波数帯域を遮断する。するとDC~37.5GHzの周波数成分が残る。それから再び、100Gサンプル/秒で信号をサンプルホールドし、アナログデジタル変換器でデジタル信号に変換してメモリに保存する。各チャンネルのメモリに保存したデジタル信号をDSPによって加算してから振幅を半分に下げ、信号を再構築する。この処理によってランダム雑音が最大で3dB低減される。「DPO77002SX」の入力チャンネルに話題を戻そう。残りの2つのチャンネルは帯域幅が33GHzの入力チャンネルであり、サンプリング速度は100Gサンプル/秒になる。内部回路で説明すると、ATI技術によるアンダーサンプリングを経由せずに、100Gサンプル/秒でサンプリングし、アナログデジタル変換器でデジタル信号に変換している。通常のデジタルオシロと同じ、アナログデジタル変換技術である。帯域幅が33GHzの「DPO73304SX」は、アナログ入力チャンネルを4チャンネル備える。ATI技術は搭載していない。2チャンネル入力時はアナログ帯域幅が33GHz、サンプリング速度が100Gサンプル/秒、4チャンネル入力時はアナログ帯域幅が23GHz、サンプリング速度が50Gサンプル/秒となる。○同じ2台を組み合わせたセットを用意DPO70000SXシリーズの価格(税抜き価格)は、「DPO77002SX」が3680万円、「DPO73304SX」が3370万円である。このほか、2台の同じオシロを組み合わせて入力チャンネル数を2倍に増やしたセット(「2ユニット・システム」)を用意した。「DPO77002SX」の2ユニット・システム「DPS77004SX」は価格(税抜き価格)が5660万円、「DPO73304SX」の2ユニット・システム「DPS73308SX」は価格(税抜き価格)が4380万円である。
2015年03月30日ロジクールは24日、同社製マウスのハイエンドモデル「ロジクール MX MASTER ワイヤレス マウス MX2000」(MX MASTER)を発表した。4月2日の発売を予定し、価格はオープン。同社が運営するオンラインショップでの価格は税別12,880円。MX MASTERは、既存のハイエンドモデル「M950t」の後継製品で、ロジクールによると2009年の「M950」の発表から数えて、6年ぶりのモデルチェンジとなる。また、2006年に発表した「MX Revolution」以来、登場していなかった「MX」ブランドの製品が復活したことになる。ガラステーブルや光沢のある面など、通常のマウスが機能しない表面においてもスムーズに使用できるDarkfield レーザートラッキング機能を搭載する。ボタン数は7で、スクロールホイールはホイールを回す速度に合わせて自動でスピードを調節し、長い文章やWebページを効率的に閲覧できるという。また、親指部分にもホイールを搭載し、水平スクロールや複雑なジェスチャ操作に対応する。独自のユーティリティ「Logicool Options」から、マウスボタンやホイールに機能を割り当てることができる。PCとの接続方法は付属のUnifyingレシーバー(USB)か、Bluetooth Smart。操作可能な距離は約10m、背面のEasy-switchボタンによって、最大3台までのデバイスとペアリングが可能で、それぞれのデバイスを切り替えることもできる。電源は内蔵のリチウムポリマー電池で、電池寿命が最大40日。このほか、主な仕様はセンサー方式が不可視レーザー、解像度が1000dpi。本体サイズはW85.7×D126×H48.4mm、重量は145g。レシーバーのサイズがW14.4×D18.8×H6.1mm、重量が2g。対応OSはWindows 7 / 8 以降、Mac OS 10.8以降。なお、ロジクールでは「ロジクール MX Master ワイヤレス マウスの開発舞台裏」と題した動画をYouTubeで公開している。
2015年03月24日GIGABYTEは9日、チップセットにIntel X99 Expressを搭載したハイエンドマザーボード「X99 Champion」シリーズのラインナップに、「GA-X99-Gaming 5P」「GA-X99-UD4P」「GA-X99-UD3P3」を追加したと発表した。日本国内での発売時期や価格については未定だという。2015年1月に発表されたオーバークロック向けモデル「X99-SOC Champion」に搭載された機能や技術を、ゲーミングモデルやスタンダードモデルに拡張。電源回路に第4世代のデジタルPWMコントローラと、第3世代PowIRstageコントローラを含む、International Rectifierのデジタル回路設計を採用し、CPUの性能を最大限引き出すという。加えて、最新のIsense技術により、CPUの負荷電流を正確に測定することで、PowIRstage間の負荷分散を適正化し、熱負荷を下げ、長寿命と信頼性の向上を実現するとしている。また、サーバグレードのチョークコンデンサや長寿命・高耐久のブラックコンデンサのほか、CPUソケットやPCIeスロット、DIMMスロットにスタンダードモデルの6倍にもなる30μmの金メッキ設計を採用する。このほか、サウンド面では、左右のオーディオチャンネルを分離することでチャンネル間の混信を防ぐ独立構造に加え、「GA-X99-Gaming 5P」では、専用のオーディオプロセッサ、そのほかはRealtek ALC1150オーディオコーデックを搭載する。○GA-X99-UD4P
2015年03月09日「イヴ・サンローラン・ボーテ」は、3月6日(金)に1本55万円(本体価格)という、究極にハイエンドなマルチハイライター「ラディアント タッチ プレシャスゴールド」を国内限定1本で限定発売する。「ラディアント タッチ」は、発売23年目を迎えたブランドのロングセラーアイテム。ひと筆で明るさと自然な輝き、透明感を与え、色ムラやくすみにしっかりフィット。影が気になる部分に使うことでメイクアップをより美しく、パーフェクトな仕上がりへと導いてくれる、まさに魔法の筆ペン。世界で10秒に1つは売れている(YSL調べ)伝説のアイテムだ。今回発売されるラグジュアリー エディションでは、レオパード柄の「ラディアント タッチ」と9カラットのゴールドでつくられた「ラディアント タッチ」専用のケースのセットで、ブランドロゴ入りのブラックのプレミアムボックスに収められている。このケースは世界で100本生産されたうちの一つで、底部分にはシリアルナンバーも刻まれていて、世界でたった一つのスペシャルアイテムとなる。販売は、3月6日20時より4月30日まで期間限定でオープンする「VOGUE SHOPPING」にて特別販売される。「VOGUE SHOPPING」は、VOGUE JAPAN別冊付録「VOGUE shopping」と連動したECサイトで、限定アイテムやアーティストコラボなどここでしか手に入らないスペシャルアイテムをラインナップし注目が集まっている。(text:Miwa Ogata)
2015年03月04日●2.5インチフォームファクタ以外に、M.2版やmSATA版もCrucialブランドから登場した「Crucial MX200」は、同時に発表された「Crucial BX100」の上位に位置するハイエンドSSDだ。Crucialは、NANDフラッシュやDRAMなどの大手メーカーであるMicronのSSDブランドであり、同ブランドのSSDはコストパフォーマンスと信頼性が高いことで定評がある。先日のCrucial BX100に続いて、Crucial MX200をさっそくレビューしていきたい。○2.5インチフォームファクタ以外にM.2やmSATA対応製品もCrucial MX200は、製品ラインナップも充実している。2.5インチフォームファクタ準拠の製品以外に、Ultrabookやタブレットなどで使われている、より薄型軽量なフォームファクタであるM.2準拠やmSATA準拠の製品もある。今回試用した2.5インチフォームファクタのCrucial MX200の厚さは7mmだが、2.5インチHDDには厚さ9.5mmの製品も多いため、Crucial MX200の厚さを9.5mmにするスペーサーも付属している。容量のラインナップは、2.5インチフォームファクタでは250GB、500GB、1TBの3モデル、M.2準拠とmSATA準拠の製品では250GBと500GBの2モデルだ。メインストリーム向けのCrucial BX100では、容量120GBモデルも用意されていたが、ハイエンド向け製品であるCrucial MX200では、250GBモデルからとなっている。Crucial BX100ではSilicon Motion製コントローラを採用していたが、今回のCrucial MX200は、従来のCrucialハイエンドSSDであったCrucial M550と同じくMarvell製の「88SS9189」だ。ファームウェアはCrucialが独自にチューニングしたもので、フラッシュメモリの一部をSLC動作のキャッシュとして利用することによって、高速な書き込みを実現するDynamic Write Accelerationテクノロジーを実装している。もちろん、NANDフラッシュメモリはMiron製であり、最新の16nmプロセスで製造されたMLC NANDフラッシュメモリだ。参考までにCrucial M550では、1世代前の20nmプロセスで製造されたMLC NANDフラッシュメモリが採用されていた。○容量を問わずシーケンシャルリード最大555MB/sを実現Crucial MX200のシーケンシャルリード速度は、全モデル共通で最大555MB/sだ。SATA 3.0(6Gbps)対応製品としては、ほぼ限界といえる速度。シーケンシャルライト速度も全モデル共通で最大500MB/sとなっており、こちらも非常に高速である。4KBランダムリードも全モデル共通で100,000IOPS、4Kランダムライトも全モデル共通で87,000IOPSと高性能だ。メインストリーム向けSSDであるCrucial BX100では、小容量モデルではシーケンシャルライト速度やランダムリード/ライト性能が低下するが、Crucial MX200では、容量に関わらず同じパフォーマンスを実現している。ただし、耐久性を示す書き換え可能容量(TBW)は、容量によって違う。1TBモデルが320TB、500GBモデルが160TB、250GBモデルが80TBだ。1TBモデルの320TBという書き換え可能容量は、一般的なメインストリーム向けSSDの4~5倍であり、1日あたり175GBの書き込みをしても、5年は利用できる計算になる。保証期間はCrucial BX100と同じ3年間だが、Crucial BX100よりも書き換え可能容量が大きいので(Crucial BX100の書き換え可能容量は72TB)、SSDへの書き込みを頻繁に行う用途でも安心して利用できるだろう。●ベンチマーク : CrystalDiskMark、HD Tune Pro○CrystalDiskMarkの結果は優秀Crucial MX200は、CrucialブランドのSSDの中でもハイエンドに位置する製品であり、そのパフォーマンスには興味があるところだ。今回は、Crucial MX200の250GBモデルを試用する機会を得たので、そのパフォーマンスを実際に検証してみた。テスト環境は、以下に示した通りだ。■テスト環境CPU : Core i7-3770K(3.50GHz)マザーボード : GIGABYTE GA-Z77X-UD3H(Intel Z77 Express)メモリ : DDR3-1600 4GB×2グラフィックスカード : Radeon HD 5770HDD : Western Digital WD10EADS(1TB)OS : Windows 8.1 Pro Update 64bit定番の「CrystalDiskMark 3.0.3b」の結果から見ていこう。Crucial MX200のシーケンシャルリード速度は513.1MB/sであり、公称には及ばなかったが十分に高速だ。また、シーケンシャルライト速度は488.1MB/sと、こちらもトップクラスの性能である。○HD Tune Pro 5.50ではランダムリード/ライトが特に優秀続いて、より詳細なテストが行える「HD Tune Pro 5.50」だ。HD Tune Proではディスク全域にわたるテストが可能で、HDDの場合なら、線速度が高速なディスク外周のほうがパフォーマンスが高くなる。結果は下に示した通りで、Crucial MX200のリード速度はほぼ一定で、平均速度は380.9MB/sとなった。ライト速度は、0GB~160GBまでが370MB/s前後、160GB以降が300MB/s前後と2段階になっており、平均速度は344.2MB/sとなった。途中でライト速度が低下している理由は、Dynamic Write Accelerationテクノロジーのキャッシュ領域が一杯になってしまったためと推測される。CrystalDiskMarkの結果に比べると速度は低くなっているが、このテストは他のSSDでも速度が遅く出る傾向にあり、妥当な結果といえる。ファイルベンチマークの結果は、シーケンシャルリードが477,088KB/s、シーケンシャルライトが454,658KB/sだった。IOPS値は、4KBランダム(QD1)のリードが7,220IOPS、ライトが16,540IOPS、4KBランダム(QD32)のリードが91,802IOPS、ライトが89,088IOPSとなった。シーケンシャルリード/ライトはそこそこだが、4KBランダム(QD32)は非常に優秀だ。さらに、ランダムアクセステストを行ったところ、転送サイズランダム時のCrucial MX200の平均リード速度が476.102MB/s、平均ライト速度は445.175MB/sとなった。●ベンチマーク : AS SSD Benchmark、ATTO Disk Benchmark○AS SSD Benchmarkのファイルコピーも高速今度は、SSDに特化したベンチマークソフト「AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088」を利用して、パフォーマンスを計測してみた。転送速度の測定結果は、Crucial MX200のシーケンシャルリードが514.82MB/s、シーケンシャルライトが473.64MB/sであり、CrystalDiskMarkに近い結果となった。また、IOPSの測定では、4K-64Thrdのリードが91,040IOPS、ライトは82,999IOPSであり、こちらも優秀な結果である。AS SSD Benchmarkには、巨大な単体ファイルのコピーを想定した「ISO」、小さなファイルを多数コピーすることを想定した「Program」、さまざまな大きさのファイルが混在した場合のコピーを想定した「Game」という、3種類のファイルコピーテストが用意されている。このテストの結果は比較的体感速度に近いので重要だ。Crucial MX200のファイルコピー時の転送速度は、ISOが366.70MB/s、Programが240.50MB/s、Gameが270.46B/sとなり、コピーにかかった時間はそれぞれ、2.93秒、5.85秒、5.11秒となった。こちらもハイエンド向けSSDの名に恥じないパフォーマンスである。さらに、コンプレッションベンチマークを計測した。コンプレッションベンチマークは、圧縮が効かないまったくのランダムデータから同じ値が続く圧縮しやすいデータへと、連続的にデータ構成を変えて転送速度を計測するテストである。書き込み時にデータ圧縮を行うSSDでは、グラフが右肩上がりの曲線となるが、Crucial MX200のグラフは、ほぼ水平になっており、圧縮のしやすさに関わらず、安定した性能が得られていることが分かる。○ATTO Disk Benchmark 2.47ではリード/ライトともに公称値を上回る最後に「ATTO Disk Benchmark 2.47」を利用して、転送速度を計測してみた。ATTO Disk Benchmark 2.47は、比較的高い値が出やすいテストだが、Crucial MX200では、転送サイズ8MBでのリードが561.841MB/s、ライトが511.305MB/sとリード、ライトともに公称値を上回る結果となった。○性能と信頼性を重視するプロフェッショナルユースにCrucial MX200は、CrucialブランドのSSDの中でもハイエンドに位置する製品であり、SATA 3.0(6Gbps)対応SSDとしてはトップクラスのパフォーマンスを実現している。書き換え可能容量も大きく、耐久性や信頼性についても満足できる。ディスクへの書き込みが多い用途や、性能と信頼性を重視するプロフェッショナルユースに最適な製品といえるだろう。
2015年02月27日シンタックスジャパンは、ドイツMAGIX社のハイエンド・デジタル・オーディオ・ワークステーションの最新版「Sequoia 13」を発売した。価格は、Sequoia 13 通常版が税込35万6,400円。2015年3月31日までの期間限定オープニング・プライスにて29万8,000円で販売中。同製品は、高精度なオーディオ処理と、効率性をもたらすソース/デスティネーション編集による優れた操作性、最先端のレストレーション、ラウドネス測定機能などにより、主にクラシック音楽制作、ブロードキャスト、マスタリングの分野で、プロフェッショナルからの絶大な支持を得ているDAWシステム。最新バージョンとなるSequoia 13では、ラウドネス調整機能やファイルベースのコンテンツ・マネージメント・システムにおける作業効率の向上をはじめとし、特にブロードキャストの現場のワークフローを改善する新機能が拡充されているとのことだ。なお、通常版のほか、アカデミック版、クロスグレード版、各種アップグレード版なども用意されている。
2015年02月25日ユニットコムは15日、「iiyama PC」ブランドから、GeForce GTX 980×2基をSLI構成にしたハイエンドゲーミングデスクトップPC「GS7190-LCi7-VMDB」を発売した。BTOに対応し、OSをWindows 8.1 UpdateかWindows 7 Professionalから選択できる。標準構成価格はWindows 8.1 Updateの場合340,179円、Windows 7 Professionalの場合345,579円。標準構成時のCPUはIntel Core i7-5930K(3.50GHz)で、CPUクーラーとしてメンテナンスフリーの12cmラジエーターファン搭載水冷モデルもセレクトできる。そのほか、チップセットがIntel X99 Express、メモリがDDR4-2133 16GB(4GB×4)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980×2基(4GB SLI)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、電源が850W 80PLUS PLATINUM認証。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×9、USB 2.0×4など。本体サイズは約W198×D479×H461mm。
2015年01月15日ユニットコムは26日、「iiyama PC」ブランドにて展開している「雅 Miyabi Project」から、ハイエンドデスクトップPCを2モデル発売した。上位モデル「MD7200-i7-GXR-DG7P」の税別価格は159,980円、下位モデル「MD7200-i7-GX-DG7P」は119,980円。「パソコンに日本のエッセンスを」というコンセプトを掲げる「雅 Miyabi Project」は、PCを設置する空間に和の潤いを与える工夫を採り入れている。日本の伝統的な建築デザインとしても有名な工法である「鎧張り」、照明の陰影表現をたのしむ「行灯」、和式作法として知られる襖(ふすま)の開閉における"おもてなし"を連想させる動きなど、和を感じさせる要素をふんだんに盛り込んだ。上位モデル「MD7200-i7-GXR-DG7P」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.6GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがDDR3-1600 8GB(8GB×1)、ストレージが240GB SATA SSDと1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 970 4GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ。OSはWindows 7 Professional SP1 64bit版。インタフェース類は、マルチカードリーダー、PS/2、USB 3.0×6、USB 2.0×4、Gigabit Ethernet対応有線LAN、DVI×2、HDMI、DisplayPort、オーディオポートなど。本体サイズは約W192×D496×H418mm。下位モデル「MD7200-i7-GX-DG7P」は、上位モデルの構成からストレージが120GB SATA SSDと1TB SATA HDDに、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 750 1GBになる。その他の主な仕様はほぼ共通。
2014年12月26日ドワンゴは、KADOKAWA傘下のアスキー・メディアワークスから、「アスキー」ブランドのIT技術書を出版するハイエンド書籍編集部を引き継ぎ、KADOKAWAとの共同技術書出版レーベルとして「アスキードワンゴ(ASCII DWANGO)」を立ち上げることを発表した。「アスキードワンゴ (ASCII DWANGO)」は、両社の経営統合によるシナジー事業の一環として設立。これまで「アスキー」ブランドが確立してきた"エンジニアのための専門出版"というイメージをさらに発展すべく、ドワンゴが同事業の拡大と強化を進める。具体的な施策としては、ラインナップの充実を図るほか、ドワンゴで開催される勉強会とのコラボレーションなども予定されているという。なお、現時点で刊行が決定しているのは、ドナルド・E・クヌース博士による『The Art of Computer Programming 日本語版』の再販と、ドワンゴ所属のエンジニアによる『C++11/14の参考書(仮題)』の2点。いずれも2015年春の刊行予定となっている。
2014年12月25日サードウェーブデジノスは17日、GALLERIAブランドで展開する「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」推奨ノートPCに、ハイエンドモデル「QF970HG」「QF980HG」を発表した。「ドスパラ」にて即日発売する。「GALLERIA 『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』 推奨モデル QF970HG」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710MQ(2.5GHz)、チップセットがMobile Intel HM87 Express、メモリが8GB PC3-12800(4GB×2)、ストレージが1TB SATA2 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 970M 3GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが17.3型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶、OSがWindows 8.1 64bit。本構成での価格は税別174,980円から。「GALLERIA 『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』 推奨モデル QF980HG」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710MQ(2.5GHz)、チップセットがMobile Intel HM87 Express、メモリが16GB PC3-12800(8GB×2)、ストレージが1TB SATA2 HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980M 8GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが17.3型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶、OSがWindows 8.1 64bit。本構成での価格は税別229,980円から。(C)2010-1014 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
2014年12月17日ファーウェイ・ジャパンは、Intel Xeon E5-2600 v3プロセッサを搭載した2Uハイエンド・ラックマウントサーバ 「HUAWEI FusionServer RH2288 V3」およびPCIe SSDカード「ES3000 V2」の販売を開始した。「HUAWEI FusionServer RH2288 V3」は、Intel Xeon E5-2600 v3を2基まで搭載でき(最大36コア)、DDR4メモリを768ギガバイト(GB)まで拡張できるほか、最大64テラバイト(TB)の内蔵ストレージと最大8基の拡張用PCIe 3.0スロットを備えている。また、同日から販売を開始するPCIe SSDカード「ES3000 V2」を最大2枚まで搭載可能。一方、ES3000 V2 は、I/O性能が要求されるシステム向けのI/Oアクセラレータ・ソリューション。ロープロファイル版の600GB/1.6TB モデルと、フルハイト版の1.2TB/2.4TB/3.2TB モデルの合計 5種類のラインナップを用意している。PCI Express 2.0 x8インタフェースでサーバとダイレクトに接続し、読み込み速度最大3GB/s、書き込み速度最大2.1GB/sの高い帯域性能を実現。RAID 5アルゴリズムにより、NAND型フラッシュメモリチップの障害発生時に不良チップの切り離しとパリティによるデータの復旧を実施する。
2014年12月05日ドスパラは11月29日から30日の2日間、東京・秋葉原のドスパラ 秋葉原本店 1F特設会場にて、同社が販売する最新のハイエンドゲーミングPCで、「Assassin’s Creed Unity」が試遊できる体験イベントを開催する。時間は29日と30日の12時から18時まで。今回のイベントは、NVIDIAが実施する「選べるゲームバンドルキャンペーン」の開催を記念したもの。「選べるゲームバンドルキャンペーン」では、NVIDIAの同社のハイエンドGPUを搭載したグラフィックスカードやノートPCを購入すると、「The Crew」もしくは「Assassin’s Creed Unity」がダウンロードできるクーポンがプレゼントされる。イベントでは、このうち「Assassin’s Creed Unity」をハイエンドゲーミングPCで体験できる。試遊機として用意される「GALLERIA 『選べるゲームバンドル』 対象モデル XG」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790 (3.60GHz)、チップセットがIntel H97 Express、メモリがPC3-12800 8GB (4GB×2)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980 4GB、ストレージが2TB SATA6Gb/s HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。また、17.3型ゲーミングノートPC「GALLERIA 『選べるゲームバンドル』対象モデル QF980HG」も試遊機として用意。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710MQ (2.50GHz)、チップセットがMobile HM87 Express、メモリがPC3-12800 16GB (8GB×2)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980M 8GB、ストレージが1TB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが17.3型フルHD(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 8.1 Update 64bit。
2014年11月28日NVIDIAは20日、同社のハイエンドGPUを搭載したグラフィックスカードやノートPCを購入すると、Ubisoftの「The Crew」もしくは「Assassin’s Creed Unity」のうち1種類をダウンロードできるクーポンをプレゼントする「選べるゲームバンドル」キャンペーンを開始した。キャンペーン期間は2014年11月20日から2015年1月31日までだが、ゲームクーポンがなくなり次第、キャンペーンを終了する。対象となるのは、NVIDIA GeForce GTX 980 / 970 / 780 Ti / 780を搭載したグラフィックスカードと、NVIDIA GeForce GTX 980M / 970Mを搭載したノートPC。対象製品にはキャンペーンのステッカーが貼られている。対象グラフィックスカードは、ASUS、ELSA、GALAX、GIGABYTE、Inno3D、MSI、Palit、Zotac、玄人志向から、ドスパラ、マウスコンピューター、サイコム、ツクモ、ユニットコムといったシステムビルダからも対象製品が販売される。なお、「Assassin’s Creed Unity(日本語版)」の発売は11月20日だが、「The Crew(日本語版)」の発売日は12月4日のため、「The Crew(日本語版)」のダウンロードを選択した場合、入手できるのは12月4日以降となる。このほかキャンペーンの詳細については、NVIDIAの特設サイトを参照してほしい。
2014年11月20日米NVIDIAは18日(現地時間)、米国・ニューオリンズで開催中のスーパーコンピュータ分野の国際会議「SC14」において、スーパーコンピュータ向けの新ハイエンドGPU「NVIDIA Tesla K80」を発表した。「NVIDIA Tesla K80」は、コンシューマ向けGPUで採用するMaxwell(開発コード名)アーキテクチャではなく、前モデルの「NVIDIA Tesla K40」と同じ、Kepler(開発コード名)アーキテクチャをベースとしたGPU。倍精度浮動小数点演算のは最大2.91TFLOPS(GPU Boost時)、単精度は最大8.74TFLOPS(GPU Boost時)と、「NVIDIA Tesla K40」のおよそ1.75倍の演算性能を実現する。「NVIDIA Tesla K40」では、GPUコアに"GK110B"を採用していたが、「NVIDIA Tesla K80」では"GK210"という新コアを2基搭載する。CUDAコア数は4,992基で、1GPU当たり2,496基となる。GK110コアではCUDAコア数は2,880基だったことを考えると、GK210がGK110と同様に15基のSMXを持つと仮定した場合、15基のうち2基を無効化していると思われる。メモリはGDDR5 24GBで「NVIDIA Tesla K40」から倍増。またメモリバンド幅も288GB/sから480GB/sと増加した。「NVIDIA Tesla K80」は、CrayやDELL、HPなどのサーバベンダから搭載製品が投入されるほか、NVIDIA販売代理店を経由し、販売するといしている。
2014年11月18日ユニットコムは18日、「iiyama PC」ブランドのデスクトップPCとして、NVIDIA GeForce GTX 980を搭載するハイエンドモデル「MD7100-i7-VMB」を発売した。BTOに対応し、標準構成価格は170,619円より。OSがWindows 8.1 Updateのモデルと、Windows 7 Professionalのモデルの2種類を用意する。初期構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.60GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがDDR3-1600 8GB(8GB×1)、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980(4GB)、光学ドライブはDVDスーパーマルチ、電源が700W 80PLUS BRONZE認証。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×4、USB 2.0×4、DVI-D×1、D-sub×1、DisplayPort×1など。本体サイズは約W190×D473×H422mm。
2014年11月18日日本ギガバイトは29日、アンケートに答えると、抽選でIntel Z97 Expressを搭載したハイエンドマザーボードが当たるキャンペーンを開始した。キャンペーン期間は2014年11月15日まで。日本ギガバイトのWebサイトからアンケートの答えと必要事項を記入して応募する。応募者の中から抽選で、「GA-Z97X-SOC Force」もしくは、「GA-Z97X-Gaming G1」をプレゼントする。キャンペーン期間は2014年11月15日までで、当選者のみに当選通知を送付する。「GA-Z97X-SOC Force」は、オーバークロック向けマザーボードで、PCIe x16カードやメモリを挿したままでも電源供給をON/OFFでき、パーツごとに動作がチェックできる「OC PCIe/DIMM Switch」や、手動でCPU動作倍率の上げ下げや、ベースクロックの設定、自動的に最適化されたオーバークロックのプロファイルを読み込む「OC Touch」といったOC向け機能を備える。一方の「GA-Z97X-GAMING G1」は、ゲーミング向けマザーボードの最上位モデル。ゲーマー向けにオーディオ機能を強化。ゲーム中に鮮明かつ超リアルな効果音を体験できるGIGABYTE AMP-UP技術や、高級オーディオコーデックチップを採用している。
2014年10月29日サイコムは23日、グラフィックスにNVIDIAのノートPC向け最新GPU「Geforce GTX 980M」を搭載したハイエンドゲーミングノートPC「GT72」シリーズ2モデルを発表した。すでに販売を開始しており、標準構成での価格はスタンダードモデルが293,000円、上位モデルが341,000円。「GT72」シリーズは、MSI製ゲーミングノートPCのフラグシップモデル。CPUにIntel Core i7プロセッサ、グラフィックスにNVIDIA Geforce GTX 980Mを搭載する。ストレージには高速なM.2 SSDと大容量のHDDを組み合わせる。上位モデルでは、4枚のM.2 SSDをRAID 0で構成した「Super RAID 3」により、1,600MB/s以上の読み込み速度を実現するという。冷却には新たなヒートシンクのデザインを採用。ヒートパイプを追加し、CPUもしくはGPUのどちらかに大きな負荷がかかった際に、負荷が小さい方のヒートシンクも利用して放熱を行う。さらにボタン1つで冷却ファンの回転数を上げる「クーラーブースト機能」を備える。また、新たに追加された「SHIFT」機能では、3つのモードからパフォーマンスと温度のバランスを調整できる。このほか、LANコントローラ「Killer DoubleShot Pro」やSteelSeries製ゲーミングキーボード、DynaudioのサウンドシステムなどゲーミングPCならではの機能を搭載する。上位モデル「GT72 2QE-411JP」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710HQ(2.5GHz)、チップセットがMobile Intel HM87 Express、メモリがPC3-12800 16GB×2、ストレージが128GB M.2 SSD×4(RAID 0) + 1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA Geforce GTX 980M 8GB、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、ディスプレイが17.3型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶、OSがWindows8.1 64bit。スタンダードモデル「GT72 2QE-411JP」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710HQ(2.5GHz)、チップセットがMobile Intel HM87 Express、メモリがPC3-12800 16GB×2、ストレージが128GB M.2 SSD + 1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA Geforce GTX 980M 8GB、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、ディスプレイが17.3型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢液晶、OSがWindows8.1 64bit。インタフェースが共通で、USB 3.0×6、Mini DisplayPort×2、HDMI×1、ギガビット対応有線LAN(Killer DoubleShot Pro Gb LAN)、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN(Killer DoubleShot Pro 11ac)、Bluetooth 4.0、1080pカメラ、SDXC対応スロット、オーディオポートなど。本体サイズはW428×D294×H48mm、重量は約3.78kg。上位モデルにはSteelSeries製ヘッドセットやゲーミングマウス、MSIオリジナルのマウスパッドとキーボードカバー、バックパックがセットになったSuper Packが付属する。
2014年10月23日ストームは16日、CPUにIntel Core i7-4790K、GPUにNVIDIA GeForce GTX980を搭載したハイエンドゲーミングフルタワーBTO「Storm Super Gamer Boost」を発売した。標準構成時の価格は289,440円から。「Storm Super Gamer Boost」は、グラフィックスカードとして「Inno3D GeForce GTX980 iChill X4 AIR BOSS」を標準搭載。CPUの冷却には水冷式CPUクーラー「COOLER MASTER Seidon 240M」を採用する。また、システムドライブにはSamsung SSD 840 EVOシリーズの500GBモデルを搭載する。CPUがIntel Core i7-4790K(4.0GHz/Turbo最大4.4GHz/4コア8スレッド)、CPUクーラーがCOOLER MASTER Seidon 240M、チップセットがIntel Z97 Express(ASUS MAXIMUS VII HERO)、メモリがDDR3-1600 16GB(8GB×2)、ストレージが500GB SATA6Gbps SSD(Samsung SSD 840 EVO)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980 4GB(Inno3D GeForce GTX980 iChill X4 AIR BOSS)、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。OSはオプション。標準ケースはPhanteks Enthoo Primo Ultimate Chassis。電源は850W 80PLUS GOLD(SilverStone Strider GOLD S ST85F-GS)。本体サイズはW250×D600×H650mm。
2014年10月17日ユニットコムは16日、同社の「iiyama PC」ブランドから、GPUにNVIDIA GeForce GTX 980を採用したしたハイエンドデスクトップPCを4モデル発表した。BTOに対応し、標準構成価格は165,219円より。○GS7100-i7-VMB「GS7100-i7-VMB」は、Intel Core i7-4790を搭載するデスクトップPC。価格は165,219円。OSがWindows 7 Home Premiumのモデルと、Windows 8.1の2モデルを用意する。標準構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790(3.60GHz)、チップセットがIntel Z97 Express、メモリがDDR3-1600 8GB(8GB×1)、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 980(4GB)、光学ドライブはDVDスーパーマルチ、電源が700W 80PLUS BROZE認証。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×5、USB 2.0×4、DVI-D、D-sub、DisplayPortなど。本体サイズは約W198×D479×H461mm。○GS7100-LCi7-VMRB「GS7100-LCi7-VMRB」は、上記のGS7100-i7-VMBに250GB SSDを追加したモデル。標準構成価格は193,299円。OSがWindows 7 Home Premiumのモデルと、Windows 8.1の2モデルを用意する。その他の仕様は「GS7100-i7-VMB」とほぼ共通。
2014年10月16日ユニットコムは30日、「パソコン工房」ブランドのデスクトップPCとして、ASUSTeK Computer製のハイエンドマザーボード「X99-DELUXE」を搭載したゲーミングPC「GS8290-i7-RX」と「GS8290-i7-WX」を発売した。BTOに対応し、標準構成価格は「GS8290-i7-RX」が237,579円、「GS8290-i7-WX」が、386,619円。○GS8290-i7-RXASUSTeK Computer製のハイエンドマザーボード「X99-DELUXE」を搭載するゲーミングデスクトップPC。Intel LGA2011-v3ソケットと互換性がある「OC Socket」を採用しており、CPUへの安定した電圧供給や、メモリの安定性向上などが図られている。初期構成の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5930K(3.5GHz)、チップセットがIntel X99 Express、メモリがDDR4-2133 16GB(4GB×4)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 760(2GB)、ストレージが500GB SATA HDD、光学ドライブはDVDスーパーマルチ、電源が700W 80PLUS GOLD認証、OSがWindows 7 Home Premium 64bit。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×2、USB 3.0×12、USB 2.0×4、Wi-Fi/Bluetoothアンテナ用ポートなど。本体サイズは約W210×D490×H473mm。○GS8290-i7-WX「GS8290-i7-WX」は、CPUがIntel Core i7-5960X(3.0GHz)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 780 Ti(3GB)のモデル。そのほかの仕様はほぼ共通。
2014年09月30日パナソニックは9月29日、Technics(テクニクス)ブランドのハイエンドスピーカーシステム「SB-R1」を発表した。発売は2015年2月で、希望小売価格は税別1,340,000円(1本)。受注生産方式をとる。同社は9月4日にTechnicsブランドの復活を表明しており、SB-R1はその第一弾となる製品のひとつ。Technicsの音響技術を結集したハイエンドオーディオシステム「リファレンスシステム R1シリーズ」に属するスピーカーだ。SB-R1のユニット構成は、同軸平板2ウェイユニット(ミッドレンジ、ツイーター)と仮想同軸配置ウーハーによる3ウェイバスレフ型。点音源・リニアフェーズ思想をベースとしており、音像定位に優れた広がりのある音場を再現する。160mm口径のミッドレンジの振動板には、軽量高剛性のカーボンクロススキン材とアルミハニカムコア材によるサンドイッチ構造を採用。コーン型振動板で起こる前室効果による周波数特性の乱れを排除した。25mm口径のドーム型ツイーターには、高剛性かつ軽量のカーボングラファイト振動板を採用。100kHzまでの超高域再生と、広い指向特性を実現した。20Hzからの低音域を担うのは160mm口径のロングストロークウーハー。ダブルマグネットと銅リングを配した低歪磁気回路により、重厚かつ応答性に優れた低音を鳴らす。不要な共振音や回折反射、定在波を排除する高剛性ラウンドフォルムキャビネットは、職人技で磨き上げられたピアノブラックの光沢仕上げ。サイズはW408×D522×H1260mm、重量は約76kg(1本)となっている。再生周波数特性は20Hz~100kHz(-16dB)、28Hz~90kHz(-10dB)。インピーダンスは4Ω。同社はリファレンスシステム R1シリーズに属する製品として、ステレオパワーアンプ「SE-R1」、ネットワークオーディオコントロールプレーヤー「SU-R1」も同時に発表した。
2014年09月29日アユートは7月19日、「ポータブルオーディオ研究会2014年夏(ポタ研2014夏)」の会場で、Astell&Kernブランドのハイエンド・ネットワークオーディオプレーヤー「AK500N」の発表会を開催した。なお、発売日や価格は未定。AK500Nは、Astell&Kernブランドとして初めての据え置き型プレーヤー。1TBのSSDを搭載しており、そこに保存した音楽ファイルを再生するというのが基本スタイルだ。CDドライブを搭載しているが、これはリッピング専用で、ダイレクトに音楽再生を行うことはできない。リッピング時のファイル形式は、現状はWAVのみだが、製品化の際には、FLAC/AIFFなどにも対応させる予定としている。また、NPTモードを持っており、PCなどでダウンロードしたファイルは、USB経由でコピーすることが可能だ。USB DAC機能を搭載しており、PCなどから音楽再生を行うこともできる。対応フォーマットは、同社のハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「AK240」と同じで、192kHz/32bitまでのファイルに対応する(ネイティブ再生は192kHz/24bitまで)。「AK120」や「AK100II」、AK240とネットワークで連携可能。AK500Nに保存されている音楽ファイルを、これらのプレーヤーに転送することができる。また、AK500Nに保存されている音楽ファイルを、AK120やAK100II、AK240からネットワーク経由で再生させることも可能だ。Wi-FiやBluetoothに対応しており、iOS端末やAndroid端末で動作するリモートコントロールアプリも用意される予定だ。DLNAもサポートされるが、プレーヤーとレンダラー、サーバーのうち、どの機能が利用できるのかは現時点で不明だ。USBは、Type AとType Bそれぞれ1系統を装備。それ以外のデジタル入出力は、AES/EBU×1、S/PDIF×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1。アナログ出力は、バランスとアンバランスをそれぞれ2系統装備する。
2014年07月22日日本HPは4月24日、ミッションクリティカル向けのハイエンドストレージ「HP XPディスクアレイファミリ」の新製品として、「HP XP P9500」の後継機で、第7世代モデルとなる「HP XP7 Storage」を発表した。価格は6,899万円(税別)~。HPは、新たなビジネスに対応する「HP 3PAR StoreServ」と、従来型の進化系である「HP XP7 Storage」の2つのラインナップがあるが、「HP XP7 Storage」はミッションクリティカルな基幹業務用途を想定。高い可用性やセキュリティ、リスク軽減などを重視している。「HP XP7 Storage」の目玉の新機能としては、複数アレイの仮想化を実現する「マルチアレイバーチャリゼーション」を提供。複数の「HP XP7 Storage」間で仮想アレイ層を作成することで、1つのストレージに見せ、物理アレイ全体にわたり透過的なデータアクセスを実現する。これにより、オンラインデータマイグレーションを実現する。また、物理アレイと仮想アレイで別々に管理することも可能。なお、本機能は2014年夏以降の提供予定している。そのほか、コントローラの処理能力向上とフラッシュ最適化設計により、0.6ミリ秒以下の応答時間で300万IOPSを実現し、既存モデル「HP XP P9500」と比較してディスク搭載本数を12.5%向上させている。これにより、2モジュール構成で2.5インチHDDを最大2304台、3.5インチHDDを最大1152台、SSDを最大384台搭載できる。また、ホストポートが16Gbファイバーチャネル接続に対応し、FIPS 140-2準拠の暗号化に対応する。米HP エンタープライズグループ HPストレージ データセンター・デベロップメント・ユニット バイスプレジデントのクリス・パワーズ氏は「可用性の設計上の目標は99.9999%だが、これまでの実績を考えると十分実現できる」と自信を見せた。同社では、旧製品からの置き換えをメインのターゲットにしているという。
2014年04月24日バッファローは2月21日、新たに立ち上げえた「DELA」ブランドより、オーディオ専用のNASである「HA-N1ZS10」「HA-N1AH20」を発表した。オーディオ専用のNASが普通のNASとどう違うのか、興味深いところだ。ここでは、発表に先立ってプレス向けに行われた商品説明会の内容から、これらがどのような製品なのかを紹介したい。関連記事バッファロー、70万円台後半のハイレゾオーディオ向け高級NAS「DELA」(2014年2月21日)○新ブランド「DELA」の由来は名古屋弁の"でら"ではない説明会ではまず、今回のプロジェクト立ち上げの中心的なメンバーである、バッファロー BBS事業課 オーディオ係 シニアプロダクトプロデューサーの荒木甲和氏が、新ブランドのコンセプトと製品の説明を行った。荒木氏によると「DELA」ブランドのコンセプトは、「信号の品質へのこだわり」「オーディオルームにふさわしい概観と品質」「オーディオ機器としての使い勝手」の3点。また、ブランド名の「DELA」は、「Au-dela de l’ audio numerique(デジタルオーディオの未来)」に由来するとのことで、決して名古屋弁の"でら"ではないとのことだ。オーディオソースの光学メディアからダウンロード販売へのシフトが進んできており、ファイルからの再生が、PCユーザーではなかったオーディオファンの間でも一般的なものになりつつある。しかし、これまでオーディオ専用のNASというものは存在しなかった。このため、量販店のオーディオフロアでオーディオ機器を買い揃えた場合、それに接続するNASは別のフロアに置かれており、PCユーザーではないオーディオファン自らが製品をチョイスする必要がある。2013年に発売された「LS421D」シリーズは、オーディオ専用のNASということで、オーディオフロアに置かれる製品となり、こういった不満は解消された。「DELA」ブランドのNASではこの流れをさらに押し進め、オーディオファンの要望を基に作りこまれたものとのことだ。○PC向けではなくオーディオ機器としてのNASN1AとN1Zで、従来のNASと大きく異なるのが運用面だ。従来のNASは、常に通電して使用するのが一般的で、起動や電源オフに時間が掛かるのが普通だった。音楽を聴きたいときに電源を入れるオーディオ機器とは操作性が異なる。N1AとN1Zでは、内蔵しているストレージに専用にコントローラーをチューンすることで、起動と終了に掛かる時間を短縮。N1Zは約18秒で起動し、終了にも約5秒しか必要なくなった。さらに、アンプの電源連動型ACアウトレットに接続しての運用も可能となっている。また、フロントパネルには大型の液晶パネルを配置。ここには、LANポートの状況やIPアドレス、楽曲・アルバム情報などが表示される。プレイリストの作成もNAS側で可能で、、PCレスで運用することができる。ルーターを介さず、プレーヤーとクロスのLANケーブルでダイレクトに接続することも可能となった。N1AとN1Zはこのように、音楽を聴く部屋とは別の場所に設置して使用する機器ではなく、リスニングルームでプレーヤーのそばに設置することが想定されている。そのため、N1Aの筐体は、オーディオ機器として標準的な430mm幅を採用。N1Zの筐体は350mm幅で、標準的なミニコンポの筐体サイズに近い。デザイン面も、他のオーディオ機器と並べて設置しても不自然にならないものとなっている。デジタル機器をリスニングルームに設置する際に気になるのが、機器が発生する雑音だが、N1AとN1Zでは、制振性能を高めることでこの問題に対処している。筐体には、N1Aでは1.6mm厚のスチール素材が、N1Zではトップとサイドに5mm厚、フロントに7mm厚のアルミ板が使用されている。N1Zの内部はH型クロスフレームを配置した左右対称設計だ。開発プロジェクトリーダーの山田祐輝氏によると、N1Aに内蔵されているHDDは東芝製だが、これも、幾種類ものHDDの動作音を聞き比べて、リスニングに影響の少ない音のものをチョイスしているという。大電流を必要とし、消費電力の振れ幅が大きいストレージ部分と、消費電力が少ないLANポート部分とで電源を分離することで、安定的な動作を確保しているとのことだ。また、共振を抑えるために各パネルを0.3mmずつ離すセパレート構造を採用。組み立ては水平を出した石板製の定盤の上で行われ、同社で設定した基準をクリアした工員のみが、この工程を行っている。○NASである必然性ははたして?リスニングルームで他のオーディオ機器のそばに設置し、プレーヤーとダイレクトに接続するのならば、NASである必然性は?という疑問が当然わいてくる。USB接続タイプのストレージではだめなのだろうか。同社によると、オーディオグレードのUSBストレージがあってもよいかとは思うが、DMCを利用できるという利便性もあり、オーディオ分野では現時点でNASという形態のほうが受け入れられているとのことだ。
2014年02月21日ABCデザインは、“イクメンパパ”に大人気のドイツABC Design社製ハイエンド2人乗りベビーカー「Zoom」シリーズに、キャリーコットを2台付属した双子の赤ちゃん用新ラインナップ「Zoom plus」(ズームプラス)を追加発売する。Zoom plusは、剛性の高いアルミフレームに、大径タイヤ、高性能サスペンションを採用した、ドイツ車ならではの乗り心地と運転性能へのこだわりが際立つベビーカー。シートポジションは地表より後席で約60cm、前席で約50cmと非常に高い位置に設計。地表の反射熱やホコリから子どもを守るだけではなく、親子が近い位置にいる分だけ安心できる。子どもが乳児のうちは、体重8kgぐらいまで安全に寝かせておけるキャリーコットを使用。ワンタッチで対面に取り付けられ、コミュニケーションを楽しみながら散歩ができる。子どもがお出掛け中に眠ってしまっても、そっと取り外して家の中まで運べる。さらに、アタッチメントの組み合わせにより多彩な使い方が可能で、子どもの年齢構成や出掛ける場所、移動手段などに対応させやすい。例えば、スポーツシートを対面に装着すれば、子ども同士が向かい合って座れコミュニケーションを取れる。キャリーコットとスポーツシートを装着すれば、年の離れた兄弟・姉妹での使用も可能だ。本体は折り畳みが可能で、乗り物での移動時にも扱いやすい。キャリーコット2台、スポーツシート2台を標準装備。対象年齢は乳児~体重15kg程度。カラーバリエーションは全4色。145,000円(税込み)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月28日