ワコムは、人気クリエイターによる作品のPSDファイルやブラシなどをダウンロード可能な「Create more」キャンペーンにて、アートディレクター/コラージュアーティスト・依田耕治氏のebook配布を開始した。同キャンペーンは、同社のペンタブレット「Intuos Pro」で創作活動をしている、あるいはこれから行う人に向けて展開されるもの。国内外から参加する人気クリエイターが制作したオリジナル作品のPSDデータのダウンロード提供に加えて、その作品の制作ポイントが学べるチュートリアルeブックや、作品で使用したブラシや素材なども入手可能だ。今回配布が開始されたのは、DIR EN GREYやthe GazettE、湘南乃風など有名アーティストのCDジャケットデザインを手がける、アートディレクター/コラージュアーティストの依田耕治氏によるチュートリアルつきebook、レイヤー入りPSD、そしてカスタム素材。同氏の幻想的でありながら、確かな存在感のある作品を生み出す過程を動画で解説している。ebookは無料配布されており、同キャンペーンサイトでメールアドレスを登録した全員に進呈される。そのほか、同キャンペーン期間中に「Intuos Pro」シリーズのいずれかの製品を購入した人全員には、本格的な作品を制作できるスケッチソフトウェア「Autodesk SketchBook Pro」の1年ライセンスおよびWindows専用ペイントソフトウェア「openCanvas」を進呈。なお、キャンペーンサイト内では、日本のみならず海外からも著名クリエイターが順次登場、ebookなどを配布するということだ。
2015年06月11日Commvault Systems Japanは6月8日、OneDriveやDropboxなどに保存したデータも含めてファイルを安全に保存・アクセス・共有可能な企業向けソリューション「Commvault File Sharing」と、パーソナル・クラウド的な機能を実現する「Edge Drive」を発表した。新ソリューションは、同社が提供する「エンドポイントデータ保護ソリューションセット」を機能拡張したもの。エンドポイント・データのバックアップ/リカバリ/アクセス/セキュリティ/ファイル共有/データ損失防止(DLP)といった機能を提供する統合ソリューションであり、オンプレミスやハイブリッド、クラウドにおける導入オプションを選択可能で、パートナー企業によるマネージドまたはホスト型ソリューションも可能とのこと。データセンターやエンドポイントのデータを企業レベルで検索・検出可能であり、セキュリティおよびコンプライアンスにおいてメリットを実現するとしている。ファイルの種類やサイズ、作成時期を把握し、データや情報の管理に関する十分な情報に基づいたビジネス上の意思決定をサポートするという。エンタープライズ・クラスのセキュリティ実現のため、データの暗号化をソース側/転送時/保存時に実行可能であり、全てのユーザーのポリシーと権限を一元管理可能な管理コントロールを備える。保護したデータのエンドユーザーによる検索などの機能でモバイル機器のセキュリティと利便性を高め、モバイル・ユーザーの生産性も向上するとのこと。また、全てのユーザーデバイス間でコンテンツを同期可能だ。利用企業のユーザーがファイルを同ソリューションが提供する、さまざまなWebブラウザやモバイル機器からアクセス可能でセキュアなリポジトリに保存することで、企業のファイル取り扱いに関する厳格な規則やデータガバナンス要件にも応えられるとしている。同ソリューションでは、コンプライアンスや統合リーガル・ホールドを含むeディスカバリーの目的で、1つの包括的データセットに対して企業レベルの検索が可能という。同社の完全統合型シングル・データ・リポジトリである「ContentStore」に保管したファイルは社内外を問わずアクセスできるため、データの所有権を譲渡したり新たなソリューションを導入したりすることなく、生産性を高めコラボレーションを促進できるとしている。この一元化したデータ管理手法は、コンプライアンスやeディスカバリー、セキュリティの手段を講じることが非常に重要とされる、規制が厳しい金融サービスや医療などの業界に特に適しているとのことだ。Edge DriveはCommvault File Sharingの機能であり、パーソナル・クラウド的な役割を果たす仮想フォルダ。モバイル機器間やWebコンソールを介したリアルタイムのファイル共有が可能になり、ファイルの共有やコラボレーションのためのユニバーサル・アクセスを提供するという。Edge Driveフォルダではファイルをブラウズし、ローカル・デバイスへのダウンロード/管理/リストアが可能。またWebブラウザやモバイル用アプリを使用し、Edge Driveフォルダ内のファイルやフォルダを他のユーザーとシームレスに共有できるとのこと。同機能には、他の企業向けファイル同期/共有(EFSS)ソリューションを含めた各種ソースのデータを取り込むことができ、利便性や機能性、柔軟性を犠牲にすることなく、シームレスなデータ保護とガバナンスを確実に行えるとしている。
2015年06月09日○GPUのメモリ階層レジスタファイルは高速でアクセスができ、バンド幅も非常に広いが、容量は制限される。このため、GDDR5 DRAMで作られる大容量のデバイスメモリが接続されるが、デバイスメモリはアクセス速度が遅いので、この差を埋めるため、メモリ階層が設けられる。図3-18に示すように、NVIDIAのGPUではレジスタファイルの次にシェアードメモリとレベル1データキャッシュ、リードオンリーデータキャッシュが並列に置かれ、レベル1データキャッシュとリードオンリーデータキャッシュは、レベル2キャッシュでバックアップされる。さらにその先にはレベル2キャッシュ、GDDR5 DRAMで構成されるデバイスメモリがあるという階層になっている。○レジスタファイルの次の階層の主力となるシェアードメモリGPUでは数1000のスレッドが並列に実行され、それらが独立にアドレス計算を行なってメモリにアクセスする。つまり、すべてのスレッドが同じ命令列を実行している状態で、ロードやストア命令を実行すると、1つの命令が数1000のロード/ストアになってメモリに押し寄せる。これを順番に1つずつ捌いていたのでは、メモリアクセスに膨大な時間が掛かってしまう。このため、初期のGPUのメモリ階層は図3-19のようになっている。基本的には演算器は、レジスタファイルとシェアードメモリ(AMDはLocal Data Share:LDSと呼ぶ)を使って処理を行い、速度が遅いデバイスメモリはあまり使わないという計算モデルである。このようにすれば、シェアードメモリは同じグループ(NVIDIAはWarpと呼び、AMDはWavefrontと呼ぶ)の32スレッド(Waverfrontは64スレッド)の並列アクセスをサービスできれば良い。デバイスメモリは大きな容量が必要であるので、別チップのDRAMが使われるが、シェアードメモリは、例えば16KBと容量が小さいので、高速SRAMを使ってチップ上に作ることができる。シェアードメモリは、図3-20のようになっており、例えば、32スレッドのグループの場合、32バンクというような多数のバンクを持つ。32スレッドからのアクセスは、そのアドレス[7:2]に従って、どのバンクにアクセスするかが決まり、クロスバを使って目的のアドレスを担当するバンクに接続する。32スレッドからのアクセスが全て異なるバンクを使う場合は、シェアードメモリは32個のアクセスを同時に処理することができる。しかし、各バンクは1つの32bitデータの読み書きしかできないので、複数のスレッドからのアクセスが同一バンクに重なってしまうと、1回では処理できず、読み出しや書き込みを繰り返して順番に処理して行くことになる。ただし、同一バンクの同一のアドレスに複数の読み出しアクセスが重なった場合は、同じデータをそれらのスレッドに返せば良いので、この場合は、1回の読み出しで済む。なお、書き込みが同じアドレスに重なった場合は、結果は不定、あるいは、どれか一つの書き込みデータとなるが、どれが書かれるかは決まっていないなどという実装が多い。各バンクは32bit幅の独立のメモリとなっており、独立してアドレスすることができる。従って、図3-20で、バンク0は1段目のアドレス0、バンク1は2段目のアドレス132、バンク3は3段目の264のように、バンクごとに異なる段のデータをアクセスすることができるようになっている。グラフィックスの描画処理で言えば、ホストCPUからの3D図形のデータはDMAなどでデバイスメモリに転送され、描画処理が起動されると、各32スレッドグループはデバイスメモリからデータのブロックをシェアードメモリに読み込んで処理を行う。そして、生成された表示画像をデバイスメモリに書き込んで行く。このように処理を行えば、大部分の描画処理の演算はデバイスメモリを使わず、レジスタファイルとシェアードメモリを使って実行できる。また、デバイスメモリとシェアードメモリの間の転送は、32スレッド分を纏めて行えば、スレッドごとにデバイスメモリをアクセスする必要もなくなる。3Dグラフィックスのように大量のポリゴンデータがストリームとして入力される処理では、それを適当に区切ってデバイスメモリからシェアードメモリにコピーし、描画処理が終わったら、結果をシェアードメモリからデバイスメモリにコピーするという処理を繰り返せば良いので、シェアードメモリとデバイスメモリの間のデータ転送の頻度は少なく、記述は比較的容易である。
2015年06月05日日本オラクルは6月3日、Platform as a Service(PaaS)「Oracle Cloud Platform」の製品群で、クラウド・ファイル共有サービス「Oracle Documents Cloud Service」の機能拡張を発表した。「Oracle Documents Cloud Service」は2015年4月に提供が開始され、Oracle Databaseによる高いセキュリティを備え、モバイル・ファーストという戦略に基づき設計されたファイル共有サービス。REST APIを提供し、追加の課金なしにOracle Marketing CloudやOracle Service CloudなどをはじめとするOracle SaaS(Software as a Service)やOracle PaaS、他社製アプリケーションなどとの連係や組み込みが可能となっている。今回新たに追加された機能は、マイクロソフトのクラウド型グループウェア「Office 365」から、Oracle Documents Cloud Service上のファイルを「開く」と「保存」が可能になった。また、REST APIの強化を行い、REST APIサンプルおよびWADL(Web Application Definition Language)定義ファイルを提供し、より効率的な開発環境を提供する。そのほか、グリッド表示として、リスト表示に加え、デジタル・アセット管理として活用できるサムネイル表示に対応した。Oracle Documents Cloud Serviceの価格は、1ユーザー当たり月額利用料金1630円(税別、最小25ユーザーから)で、1アカウント当たり初期容量を500GBから提供する。アップロードするファイル単体の容量に制限はない。
2015年06月04日ファイルメーカーは5月13日、定番のデータベースソフト「FileMaker14」にシリーズを刷新し、国内販売を開始した。FileMakerは、初めて開発・販売されてから2015年で30周年。これまで2,000万本を超える製品を出荷、アプリ版のダウンロード数が150万本を突破した実績を持つ。ソフトウェアは15の言語に対応している。FileMaker Pro 14の注目機能は「スクリプトワークスペース」だ。これは、共通のビジネスプロセスの自動化のスピードアップを図れるというの。例えば、最も稼働率の高い従業員へ新しい仕事を割り当てる、在庫数が減ると再注文する、顧客と会議中に請求書を作成するといった、よく使われるビジネスプロセスを素早く自動化できる。スクリプトワークスペースは、スクリプトと計算式の作成、編集、表示を、すべて統一されたワークスペース内で実行できる。ブラウザーでFileMakerのデータベースを操作できるFileMaker WebDirectは、大幅に機能が強化され、タブレット端末にも対応。タブレット版は、ツールバーが画面に自動的に最適化され、指で押しやすいようにアイコンなども大きく表示される。そのほか、縦持ち・横持ちなどによって画面レイアウトが変化してメニューの表示幅が変わると、類似の項目同士がグループ化され、折りたたみ/展開する機能が備わっている。システムの最適化を実施し、25%の速度向上を実現したほか、同時接続数を最大100まで追加した。起動センターは、使い勝手を重視したインタフェースに改良し、これまであったダイアログボックスやプルダウンメニューを撤廃。あらかじめ定義された29種類のアイコンから目的の機能を選択などして操作する。さらに、自分好みにするために独自のアイコンを追加することも可能となる。FileMaker Go 14では、iPadとiPhoneからのデータベースの多彩なコントロールが可能となった。具体的には全画面での表示、横方向または縦方向での画面の向きの固定、タッチキーボードの有効化、リッチテキストの編集など。そのほか、FileMaker Pro 14からFileMaker Server 14への接続が切れると自動的に再接続されるようになったほか、FileMaker Server 14のAdmin Consoleはセキュリティを強化し、より強力なパスワードでデータベースを保護できるようになった。価格はすべて税別で、 FileMaker Pro 14が3万8,000円、FileMaker Pro 14 Advancedが6万3,000円、FileMaker Server 14が9万9,000円(ボリュームライセンスのみ)。
2015年05月18日ワコムは15日より、人気クリエイターによる作品のPSDファイルやブラシなどをダウンロード可能な「Create more」キャンペーンを実施する。同キャンペーンは、同社のペンタブレット「Intuos Pro」で創作活動をしている、あるいはこれから行う人に向けて展開されるもの。国内外から参加する人気クリエイターが制作したオリジナル作品のPSDデータのダウンロード提供に加えて、その作品の制作ポイントが学べるチュートリアルeブックや、作品で使用したブラシや素材なども入手可能。著名クリエイターの作品のレイヤーを確認するなど、さまざまなテクニックなどを学ぶチャンスとなっている。また、クリエイターたちの作品とチュートリアルを掲載したeブックは、同キャンペーンサイトからメールアドレスの登録を行った人全員にプレゼントされる。そのほか、キャンペーン期間中に「Intuos Pro」シリーズのいずれかの製品を購入した人全員には、本格的な作品を制作できるスケッチソフトウェア「Autodesk SketchBook Pro」の1年ライセンスおよびWindows専用ペイントソフトウェア「openCanvas」が進呈される。なお、キャンペーンサイト内では、ニコニコ動画やpixivにおいて活躍しているイラストレーターのおはぎ氏、人気バンドDIR EN GREYやthe GazettEなどのCDジャケットを手掛けるクリエイティブディレクターの依田耕治氏が登場。また、日本のみならず海外からも著名クリエイターが順次登場するということだ。
2015年05月15日Native Instrumentsは、同社TRAKTOR PRO 2などのデジタルDJシステムで使用する、新たな音楽ファイルフォーマット「STEMS」を発表した。同フォーマットはマルチ・チャンネルのオーディオファイルとなっており、単一ファイルの中に最大4つのパートを個別に収録可能。各要素に対してそれぞれ独立して操作を行えるため、マルチ・チャンネルのミキシングなど、今まで不可能であったミックス手法も用意に実現できるようになる。また、Stemsはオープン・フォーマットとして開発されており、同社より今夏配布予定の「Stemクリエーター・ツール」(無償)を使って自分のStemファイルを作ることができる。さらに、ソフトウェアやハードウェアの開発者には、将来の音楽制作ツールやパフォーマンスツールの開発に向け、Stemsのプログラムコードやスペックへのアクセスも提供される。なお、Stemsに対応する同社のコントローラーは TRAKTOR KONTROL S8、D2、F1の3製品。Stemsは2015年夏から利用が可能になるとのこと。
2015年05月14日ファイルメーカーは13日、同社が提供するデータベースソフト「FileMaker」シリーズをサポートするiOSアプリ「FileMaker Go 14」の提供を開始した。ダウンロードは無料。「FileMaker Go」は、これまでに全世界で150万以上ダウンロードされている。FileMaker Go 14は、iPadやiPhoneでFileMakerソリューションを実行できるアプリ。アプリ上でデータベースのレコードの表示/編集/検索などが行える。今回のアップデートでは、インタフェースをiOS 8スタイルのデザインに変更。また、メニューバーなどのUIを非表示にして、フルスクリーンの表示ができるようになった。さらに、スクリプトを作成せずに、バーコードをスキャンしてソリューションに挿入できる機能、横・縦方向に画面の向きを固定する機能、タッチキーボードの有効化やリッチテキストの編集、ビデオとオーディオの各種再生コントロール機能などが追加された。対応OSは、iOS 8.1以降。FileMaker Go 14は、FileMaker Pro 14 / 13 / 12、またはFileMaker Pro 14 / 13 / 12 Advancedで作成されたソリューションと互換性がある。なお、FileMaker GoもしくはFileMaker WebDirectからFileMaker Serverにアクセスするには、有償の「同時接続」ライセンスが必要となる。
2015年05月13日ファイルメーカーは13日、データベースソフトウエアの新版「FileMaker 14」シリーズを発表、同日販売を開始した。価格は「FileMaker Pro 14」が税別38,000円、「FileMaker Pro 14 Advanced」が税別63,000円、「FileMaker Server 14」が税別99,000円(ボリュームライセンスのみ)となっている。「FileMaker 14」シリーズは、iPad、iPhone、Windows、Mac、Web上で実行されるデータベースソフトウエア。プログラミングの専門知識を使わずにデータベースが作成できる。FileMaker 14の主な新機能は以下の通り。スクリプト作成の全工程をひとつのワークスペースで行える「スクリプトワークスペース」機能が追加された。スクリプト作成の際に便利な、インラインヘルプや、入力候補の自動ルックアップ、検索、入力の先読み機能などを備えている。ナビゲーションやツールバーで使えるグループ化したボタンを作成できる機能を搭載。ボタン作成用のアイコンも140種類以上用意されている。「起動センター」では、使用しているFileMakerソリューションをアイコン表示により整理ができ、29種類のアイコンから選択したり、独自のアイコンを設定することも可能。起動センターはFileMaker 14のプラットフォームすべてで共通化されるため、一貫性のある体験が得られる。FileMaker WebDirectの再設計が行われ、FileMakerのデスクトップソリューションをモバイルのWebブラウザ上でも利用できるようになった。ツールバーはデザインが変更され、Webに最適化されたレイアウトを開く際には、最大25%速くなり、サポートする同時接続数は最大100となっている。ネットワークやサーバーの障害などで、FileMaker ProからFileMaker Serverへの接続が解除された場合でも、自動的に再接続を行い、接続が切れた時の状態に復帰してくれる機能も搭載され、また、メインサーバーが停止した際も、管理者がコマンドラインインタフェースから一連のコマンドを入力して、スタンバイサーバーへ切り替えられる機能が追加された。セキュリティ機能の強化も図られており、FileMaker Server Admin Consoleも図られており、パスワードの安全性評価やパスワードのヒントを設定できるようになった。販売価格は前述の通りだが、年間利用契約のAVLA(アニュアル ボリューム ライセンス アグリーメント)の場合は、FileMaker Pro 14が12,600円、FileMaker Pro 14 Advancedが20,400円、FileMaker Server 14が33,000円で利用できる(年払いのみ、最低購入数制限あり)。また、FileMaker Pro 11 /12 / 13からFileMaker Pro 14へアップグレード価格は税別22,800円。FileMaker Pro 11 Advanced / 12 Advanced / 13 Advancedからのアップデート価格は税別37,800円(FileMaker Pro 11 / 11 Advancedのアップグレードは2015年9月25日まで)。iPadおよびiPhone用のユニバーサルアプリ「FileMaker Go 14」も本日より提供を開始する。iTunes App Storeより無料でダウンロードできる。なお、FileMaker GoもしくはFileMaker WebDirectからFileMaker Serverにアクセスするには、有償の「同時接続」ライセンスが必要となる。今回の発表を受け、FileMaker 11プラットフォームのサポートが2015年9月25日に終了することも明らかになった。FileMaker Go 13は、2015年9月まで提供される。なお、FileMaker Go 14からFileMaker Server 12にはアクセスできない。
2015年05月13日米Dropboxは4月28日(現地時間)、Dropboxで管理するすべてのファイルにコメントを付けられる機能を追加した。これにより、Dropboxファイルのプレビュー画面上で、他のユーザーとのチャットが行える。同社はモバイル版でも追って、コメント機能を利用可能にする予定だ。コメント欄はファイルのプレビュー画面横に設けられており、文中の「@」以降にDropboxのユーザー名やメールアドレスを入力すると、その相手に通知メールが送られる。Dropboxアカウントを持たない場合も、他のユーザーから招待を受けることで、指定のファイルとコメントの閲覧が行える。どのファイルのコメント通知メールを受け取るかは選択可能で、配信を希望しない場合は停止設定できる。コメント機能そのものを必要としないユーザーは、オプションからコメント機能をオフにできる。
2015年05月01日Dropboxは4月28日、新しくコメント機能を追加したと発表した。この機能を利用することで、Dropboxに保存したファイルを中心に、共有リンクを通じ会話ができるようになる。また、この機能により編集対象となるファイル1か所に会話をまとめ、会話に加わった全員からフィードバックを集めることも可能になる。機能は、ビジネス版Dropboxの先行アクセスユーザーに対し、1カ月間試験的に提供されていた。4月28日からは全てのユーザーに提供されることになる。メンション機能で誰でも会話に参加できる。@の後に名前かメールアドレスを入力すると、その相手にメールで通知が送られる。Dropboxアカウントを持っていない相手でも、ファイルの共有リンクがあれば会話に参加可能だ。更新の通知を受けたいファイルのみ選択できる。共有したファイルに誰かがコメントすると、メールで通知が送信される。情報やコメントの更新状況の通知が必要でない場合は、「通知の送信を停止する」をクリックすればよい。共有ファイルにアクセス可能なユーザーなら誰でもファイルに対してコメントできる。不要な場合は、「オプション」メニューの「コメントをオフにする」で本機能をオフにできる。Microsoft Officeファイルにコメントがあった場合、自分がファイルの所有者ならブラウザ内でファイルを編集できる。
2015年04月29日トレンドマイクロは4月23日、ファイルを利用しない不正プログラムである「Phasebot」についてセキュリティブログで解説した。このような「ファイルを利用しない」不正プログラムは、通常の不正プログラムと異なり、スキャンや検出が難しい場所に自身を隠ぺいする。これらは、メモリ上のみに存在し、感染PCのハードディスクにインストールされたRAMに直接書き込まれる。2014年後半の「POWELIKS」の感染急増がこのような手法の成功の裏付けとなり、他の不正プログラムの作成者も、このファイルを利用しない感染手法を利用するようになったという。「Phasebot」は、ルートキット機能に加えて、ファイルを利用せずに実行する機能を備えており、不正プログラムや不正なツールを扱うWebサイトで販売されていることを同社が確認した。同社の製品ではこれを「TROJ_PHASE.A」として検出する。「Phasebot」は、古いボットである「Solarbot」と同じ機能を備えているが、仮想マシンの検出やモジュールを外部から読み込む機能などが追加されていて、Windowsの現行のバージョンに実装されている、NET Frameworkバージョン3.5とWindows PowerShellが感染PC上にインストールされているかを確認した上で、レジストリキーを作成し、そのレジストリキーに暗号化されたシェルコードを書き込み、作成したレジストリ値を復号化して実行するという。「Phasebot」は、ボット管理者の命令により、「"form grabbing(フォームグラビング)"による Web上のデータフォームからの認証情報収集」「DDoS攻撃の実行」「不正プログラム自身の更新」「ファイルのダウンロードおよび実行」「URLへのアクセス」などの不正活動を実行できる。同社は、この不正プログラムが、Windowsレジストリに隠ぺいされたコンポーネントを実行させるために、Window内蔵の正規のシステム管理ツールWindows PowerShellを利用して、セキュリティ対策製品の検出を回避している点に注目している。
2015年04月24日日本ユニシスとウィップスは4月22日、安全なファイルの持ち出しを可能にする「SecureFiles+」の提供を開始した。同サービスは、クラウド上に保存されている暗号化されたファイルを、PCやスマートフォンなどのデバイスに取り込み、オフラインでの操作が可能なSaaS型のサービス。具体的には、パスワードが付いたZIP形式の圧縮ファイルをメールに添付して同サービスに送信することで、外部に持ち出すファイルを登録できる。添付ファイルは解凍してメール送信元のフォルダに登録するので、既存のメールシステムを変更することなく連携が行え、社内のブラウザからアップロードすることもできる。また、オフラインでもファイルの閲覧や更新が可能(更新はPCのみ)で、クライアント用のアプリケーションがインストールされた端末でのみ閲覧や更新が可能となっている。そのほか、社外端末から同サービスにファイルをアップロードし、パスワードが付いたZIP形式の圧縮ファイルとして添付したメールを社内のユーザーに送信することができる。同サービスの提供にあたり、日本ユニシスはSaaS基盤「uSelfCloud」の提供と「SecureFiles+」の販売、ウィップスは「SecureFiles+」の開発と提供を行う。
2015年04月23日福岡市動物園はこのほど、同園オリジナルグッズ、「ツシマヤマネコ」の「もこもこファイル」を発売した。○ツシマヤマネコファンにはたまらない、もこもこした手触りのファイル同商品は、もこもこした不思議な手触りを楽しめるファイルだ。表は、じっとこちらを見つめるツシマヤマネコ。裏は、毛並みがアップでデザインされており、ツシマヤマネコファンにはたまらないグッズとなっている。同園売店での限定販売で、価格は490円(税込)。なお、同園では"もこもこではない"クリアファイルも販売している。レッサーパンダ、コツメカワウソ、オランウータン&テナガザルなど全10種類で、価格は各300円(税込)となる。
2015年04月21日情報処理推進機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンターは4月9日、ファイル圧縮・展開を行うフリーソフト「Lhaplus」に脆弱性があるとして最新版へのアップデートを呼びかけた。確認された脆弱性は、展開するファイル名の処理に起因するディレクトリ・トラバーサルの脆弱性と、任意のコードを実行される脆弱性。ディレクトリ・トラバーサルの脆弱性では、名前を細工されたファイルを展開することで、特定のファイルを作成されたり、既存のファイルを上書きされる恐れがある。もう一方の脆弱性も、細工されたファイルの展開で任意のコードを実行される恐れがある。影響を受けるバージョンは1.59とそれ以前のバージョンで、現在、最新バージョンでは1.72が公開されている。
2015年04月09日ビットセンドは4月6日、無料ファイル転送サービス「BitSend」のデータセンターを東京都内の大手データーセンターに移設したと発表した。BitSendは、同社Webサイトでファイルをドラッグアンドドロップするだけのシンプルな操作で、容量無制限、ファイル数無制限で一括して転送できる。FacebookやTwitter、Google+といったSNSで簡単にシェアできる機能を搭載しており、ファイル転送完了後の画面から直接シェアできる。サービス開始後、現在までに8万人を超えるユーザーに利用されているという。移設したデーターセンターでは、24時間365日のセキュリティ監視を行っており、停電時には無停電電源装置と自家発電装置によりサービスを継続できる環境が整っている。サービス側も、パスワードやダウンロード回数、掲載日数の設定に対応しており、指定回数や日数が経過するとファイルが完全に削除される。発行されるURLは33桁の英数字で暗号化されている為、第三者がアクセスする事は不可能としている。
2015年04月08日GMOクラウドは、社内ファイルサーバーの新規導入を検討するユーザー向けに「"失敗しない"ファイルサーバー選び入門セミナー ~ Dropboxなど様々なストレージサービスを徹底比較! ~」を開催する。開催日は4月23日(木)で、会場は東京・渋谷、参加無料で先着順。Windows Server 2003のサポート終了やDropboxに代表されるオンラインストレージサービスの普及に伴い、従来型の社内ファイルサーバーから新しいタイプのファイルサーバーへの移行を検討するユーザーは増加傾向にある。このセミナーでは、オンプレミス型やクラウド型のファイルサーバー、オンラインストレージなど、特徴の異なるサービスを比較検討し、ユーザーにとって最適なサービスを選ぶためのノウハウを解説する。またGMOクラウドの提供するクラウド型ファイルサーバー「ファイル執事」の実演デモを行い、クラウドを利用したファイルサーバーの実際の使い勝手を体験でき、参加特典として、同サービスの無償デモ環境も用意されている。セミナー開催概要は以下のとおり。・日程 4月23日 (木)・時間 15:00~17:00 (14:30受付開始)・場所 東京都渋谷区道玄坂1丁目16-7 ハイウェービル7階GMOグループセミナールーム・定員 30名(先着順、1社につき2名まで)・対象 ファイルサーバー導入を検討している人・費用 無料・セミナー内容の詳細および申込はこちら
2015年03月27日チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは3月25日、文書ファイル経由のマルウェア感染を未然に防ぐ新ソリューション「Check Point Threat Extraction」を発表した。Check Point Software Technologies アジア太平洋・中東・アフリカ地域のセールス担当バイス・プレジデントのスティーブ・マックワーター氏は、「現在、マルウェアの対策製品として、既知のマルウェアを検出する『アンチウイルス』と未知のマルウェアを検出する『ゼロデイ攻撃対策製品」があるが、検出漏れや対処にかかるまでの空白の時間といった"隙間"ができてしまう。この隙間を埋めるのが『Threat Extraction』」と、同製品の位置づけについて説明した。同製品は、メールの添付ファイルに潜むリスクを事前に除去することで無害化"して、マルウェアをブロックするものだ。具体的には、メールに添付された文書ファイルからアクティブ・コンテンツや埋め込みオブジェクトといったリスクのある要素を抽出したうえで、再構成したファイルをユーザーに遅延することなく提供する。これにより、ユーザーは安全な状態で、文書ファイルの内容を確認することが可能になる。元の文書ファイルを編集したい場合は、管理者の手を煩わせることなく、メールに貼り付けられたリンクを介して、元のファイルにアクセスすることができる。同製品の対象となるファイル形式はPDF、Excel、Word、PowerPointで、処理の対象とするファイルや除去する要素は選択できる。暗号化されたファイルを処理の対象にするかどうかも選択可能だ。再構成するファイルは、PDFファイル、もしくは元のフォーマットを維持した形のファイルという2つの手段で提供される。ただし、PDFファイルの場合はリスクを100%除去できるが、元のフォーマットを維持した場合は、悪用可能なコンテンツを完全に除去しきれない可能性があるという。チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ セキュリティ・エキスパートの卯城大士氏は「新種のマルウェアを検出して、ブロックするには時間がかかる。マルウェアの検出・ブロックに最長で79分かかる他社のゼロディ攻撃対策製品もある。その間、次々とマルウェアがネットワークに広がることになる」と、ゼロデイ攻撃の対策製品を導入していたとしても、時間の面で限界があると指摘した。また同氏は、他社のサンドボックスを活用したマルウェア対策製品は、こうした潜在するマルウェアに対するリスクを瞬時に除去するといった同様の技術をサポートしていないとして、同製品のアドバンテージをアピールした。同製品は、同社のセキュリティ・アプライアンス「Next Generation Threat Prevention」の新パッケージ「NGTX」の一部として第2四半期より受注が開始される。第3四半期からは、Webアクセス時にダウンロードするファイルを対象としたオプションも提供する予定。
2015年03月26日ファイルメーカーは、2015年7月20日から23日にかけて米ネバダ州ラスベガスで開催される開発者向けカンファレンス「FileMaker Developer Conference」の詳細スケジュールを発表した。今年で20回目となる本カンファレンスは、「Experience the Possibilities」をテーマとし、新しいトピックのセッションが追加されるほか、「デベロッパーカップ」、毎年恒例の「Woman of FileMaker昼食会」、20回記念パーティーなどの実施が予定されている。開催日程は、米国時間の2015年7月20日から23日までの4日間で、開催地は米国ネバダ州ラスベガスのホテル、ザ・コスモポリタン・オブ・ラスベガスとなっており、1,200人のFileMakerファンと50人のスピーカーが参加することが見込まれている。参加者は、「モビリティ」「イノベーション」「コア」「デザイン」「Web」「ビジネス」「ジェネラル」の7つのトラックを通して、最新の技術を活用したソリューション開発に必要なテクニックを学べる。また、世界中から参加する開発技術者と交流し、新しい製品やサービスを知ることができる。さらに、「FileMakerでダッシュボードを構築する60のヒントとテクニック」、「FileMaker WebDirectソリューションをゼロから作成する方法」、「スクリプティング:技術開発者のための大きな飛躍」、「あなたのデータベースにあるアプリケーション」、「FileMaker Goのパフォーマンス改善:100万件のレコードの検証で見えてきたこと」という新しいトピックのセッションも併せて開催される。本カンファレンスに、2015年3月31日までに参加登録を完了すると特別早期割引が適用され、参加登録料の通常価格(190,000円)から72,000円割引の118,000円で申し込むことができる。2015年5月26日までは45,000円割引の145,000円となる。有償でカンファレンスに出席する参加者は特典として、FileMaker Pro Advancedを受け取れる。また、2015年3月31日までに申し込むと、2014年のDeveloper Conferenceにて収録された55セッション分のビデオ(英語)が進呈される。グループ割引も用意されており、3人分の参加登録を行うと、4人目の参加登録費用が無料となる。
2015年03月23日Dropboxはこのほど、Android版Dropboxのアップデートを行った。アップデートによる主な新機能として、Android端末から直接PDFファイルを閲覧できるようになった。Dropboxから、あるいは別のアプリからDropboxを開く、またはオフラインでも閲覧可能となる。また、「共有」ボタンをタップすると自動的に共有リンクを生成するため、プレビュー画面から直接PDFファイルを共有できる。共有されたPDFファイルはDropbox内のフォルダ内に自動的に入るため、ファイルをダウンロードをする必要はない。そのほか、Dropbox内のWord文書、PDFファイル、パワーポイントファイルを検索し、必要な情報にすぐにアクセスできるようになった。
2015年03月21日イノベーター・ジャパンは、ファイル転送サービス「tenpu」の有料版「tenpu プロフェッショナル」をリリースした。利用料金は月額2,000円。tenpuは「さくっと送って、さくっと受け取る」をコンセプトとしたオンラインファイル転送サービス。これまでは2GBのファイルを転送可能な無料版を展開していたが、このたび容量および機能の追加により、たびたびファイルのやりとりを行うようなクリエイターやデザイナー、あるいは動画や画像など容量の大きなファイルを送る人にとってより便利なメッセージ有料版を公開した。また、具体的な機能としては、まずストレージが無料版の2GBより大幅に拡大され100GBとなっており、ファイル累計が100GBに達するまでは無期限でダウンロードが可能。独自のサブドメインの取得にも対応し、オリジナルのダウンロードページでファイルを送ることができる。また、ダウンロードページのデザインもカスタマイズや、パスワード機能も追加されている。
2015年03月19日キングジムは、さまざまな形状のシールを整理・収納することができるシール専用ファイル「オトナのシールコレクション」を発売する。発売日は4月10日。価格は税抜480円。同製品は、近年手帳やノートのデコレーション、写真のコラージュ、スクラップブックの作成などの用途で、大人の女性の間でシールやマスキングテープが流行していることを受け、大人の女性向けに作られたシール専用ファイル。複数のシールやマスキングテープを整理する際、「市販のファイルではサイズが合わない」、「子ども向けのデザインが多い」などの不満点があることに着目して製品を開発した。ラインナップは、シート状のシールをパッケージごと収納できる「シートシール用」、型抜きされた小さなシールを種類ごとにまとめて収納することを想定した「フレークシール用」、マスキングテープをシートに貼り付けてオリジナルの図鑑を作れる「マスキングテープ用」の3種類。それぞれ、外出先で手持ちのシールを使用する際に便利な付属品が同梱されている。
2015年03月17日AndroidスマートフォンやタブレットからPCに保存されている音楽などのファイルにアクセスできることをご存じだろうか? 「同期の設定が面倒」「Androidに重たいファイルは持ちたくない」といった問題も解決してくれるので、Android端末からWindowsのファイルにアクセスする方法を知っておくと便利かもしれない。今回、MakeTechEasierの記事「How To Access Shared Windows Folders on Your Android Phone)」をもとに、具体的な設定方法を紹介したい。このテクニックは、Windows 7以上の共有機能を利用して、Android端末から共有ファイルにアクセスするというものだ。さっそく手順を見てみよう。○Windowsマシン側の準備:共有するフォルダを選択するまずは、Windowsマシン側の設定を行おう。最初に、共有したいフォルダを選択する。エクスプローラで、共有したいフォルダをクリックしよう。「プロパティ」から「共有」タブを選択して「共有」ボタンを押す。次に、ファイルの共有相手となるユーザーを指定する。最も簡単なのは「Everyone」と入力して「追加」ボタンを押すことだ。なお、自分や特定のユーザーに指定する場合は、別途ユーザー名とパスワードを設定する作業が必要だ。許可のレベルは、デフォルトは「読み取り」のみを許可するようになっている。Android端末にあるファイルを共有フォルダにコピーしたいなど、読み取り以上の作業が必要なら、「読み取り/書き込み」などに許可のレベルを変更しよう。次は、共有の範囲を変更する設定を行う。スタートボタンから「コントロールパネル」内の「ネットワークと共有センター」を選択し、「共有の詳細設定の変更」を選ぶ。すると、パスワードで保護共有の設定ができるページが表示され、デフォルトで「パスワード保護の共有を有効にする」にチェックが入っているはずだ。上のステップで「Everyone」としているなら、「パスワード保護の共有を無効にする」にチェックを変更。特定のユーザーのみと共有する場合は、「パスワード保護の共有を有効にする」にチェックが入ったまま次のステップへ。なお、ユーザー名とパスワードを設定しているかどうかは確認しておくこと。これがないと、共有機能を利用できない。○Windowsマシン側の準備:IPアドレスを確認する次に、PCが利用しているIPアドレス情報を取得する。これには、「アクセサリ」から「コマンド プロンプト」を開き、画面に「ipconfig」と入力する。すると、IPアドレス情報が表示されるはずだ。有線接続の場合は「Ethernet Adapter ローカル エリア接続」の下に、無線接続の場合は「Wireless Adapter ワイヤレス ネットワーク接続」の下に、表示された「192.168.0.1」といった、ピリオドで区切られた4つの数字がそれだ。○Android端末の準備:共有フォルダにアクセスするアプリを設定するWindowsマシン側の準備が終わったら、Android端末側の準備をしよう。まずは、PCと同じネットワークを利用していることを確認する。Android側がLTE、PCは自宅のWi-Fiという場合は設定しても使えないので、注意が必要だ。同じネットワークにいることを確認したら、次はPCで設定した共有フォルダにアクセスするためのアプリをAndroidに入れる。さまざまなアプリが公開されているが、記事では無償の「ES File Explorer」を使っている。日本語にも対応しており、基本的には端末上のファイルが管理できるアプリだ。まずは、ES File ExplorerをGoogle Playからダウンロードして、インストールしよう。インストール後にアプリを開くと、端末側のSDカード内にあるファイルやフォルダの一覧が表示されるが、上部の左側に「Local」があるので、これを選択する。ここで「LAN」を選択する。LANに入ったら、ツールバーから「New」を選択する。すると「Scan」と「Server」の2つから選択を求められる。Scan、Serverのどちらからでも共有フォルダにアクセスできる。まずは、Scanのやり方を見てみよう。Scanを選択して、ネットワーク上のPCを探す。ここで、先のステップで調べたPCのIPアドレスの情報が必要になる。共有フォルダを設定したPCが表示されたらスキャンプロセスを中止してよい。自動的に接続するはずだ。自動接続されない場合は、上記で設定したユーザー名とパスワードが必要になる。一方、Serverを選んだ場合の方法は、Scanよりも難易度が少し。Serverを選択し、IPアドレスを入力する。すると「New/Edit Samba Server」というページになる。もしユーザー名とパスワードを設定したら、ここで入力となる。これで、共有フォルダがLAN画面に表示されるはずだ。ファイルを選択すると、Android端末で使えるようになる。動画ファイルなら、どのメディアプレイヤーで再生したいかを聞いてくるので、相性のよいものを選びたい。
2015年03月08日2015年1月よりサービスインし、話題沸騰中のブラウザゲーム『刀剣乱舞』より、ゲーム中でおなじみの刀剣男士の美麗イラストを使用したトレーディングクリアファイルが、2015年4月にコトブキヤより発売されることが決定した。価格は各325円(税別)。『刀剣乱舞』は、DMMゲームズ×ニトロプラスによる刀剣育成シミュレーションブラウザゲームで、名刀・名槍を擬人化したさまざまな「刀剣男士」が登場。発表の時点で大きな注目を集めていたが、サービス開始からさらに人気が加速し、1月20日前後にはサーバーが不安定になるほどプレイヤーが殺到。現在はゲームのみならず、twitter、pixiv、ニコニコ動画など二次創作活動も拡大し、爆発的な人気を誇っている。今回商品化されるトレーディングクリアファイルは、普段使いもしやすく持ち運びにも便利なA6サイズ。キャラクターは、ゲームで最初に選択できる刀剣男士5種のほか全12種を用意し、表と裏で2種類の表情が楽しめるデザイン。三日月宗近、鳴狐、五虎退、蛍丸、加州清光、和泉守兼定、陸奥守吉行、山姥切国広、蜂須賀虎徹、大倶利伽羅、堀川国広、歌仙兼定というラインナップとなる。商品は、ブラインドボックス入りのランダムアソートで、商品価格は各325円(税別)、1BOX20枚入り6,500円(税別)。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年4月を予定している。(C)2015 DMMゲームズ / Nitroplus
2015年02月19日業務でやりとりするファイルには、企業にとって重要な情報が数多く含まれている。社内での扱いにルールを定めても社外にまでそれを徹底するのは難しい上に、ルールが守られることを前提にするのでは不安が残る。もっときちんと機能的な制限を加えた上で、現場業務に支障の出ないものはないのかと考えるならば「WatchDox」を導入するのがおすすめだ。○安全性が高く不便にならないファイル共有方法とは?業務でファイルのやりとりをする時、どのような方法を採用しているだろうか。最も手軽なものは、メールへの添付だが容量制限がある。オンラインストレージを使ってファイル共有をする人もいれば、FTPでアップロードしたものをダウンロードしてもらうという方法をとる人もいるだろう。これならファイル容量による制限はあまりない。しかしこれらの方法には、セキュリティという面で大きな問題がある。通信の盗聴や改竄というようなリスクもあるが、そうしたリスクはあまり身近に感じられないという人もいるだろう。だが、送ったファイルがどういう使われ方をしているかわからないというリスクは誰もが現実のこととして想像できるはずだ。たとえば、ある新製品開発のプロジェクトで図面や材料に関する資料をまとめたファイルをやりとりしたとしよう。その時、発注した企業側では受注側のプロジェクトに所属している数名だけとのファイル共有を行ったつもりでいる。しかし受注側では事務処理のためにアシスタントがファイルを開き、さらに協力会社や材料の調達先にも情報を展開してしまうかもしれない。業務の内だから、プロジェクトのためのことだから問題がないと考える可能性があるわけだ。また、そうした多人数への展開を行わなかった場合でも打ち合わせ用にデータを入れたノートPCやタブレットを持ち運んだ折に、端末ごと紛失・盗難というトラブルにあってしまえばどうすることもできない。情報の管理は、ルールの取り決めでは実現できないのだ。機能的に制限を加える必要がある。しかし強固なセキュリティを考えると、どうしてもエンドユーザーにとって使いづらいものになってしまう。閲覧までに一手間かけて変換する必要があったり、閲覧のために特別なビューワーを使う必要があったりするのでは、業務が滞るという別の問題が発生する。どうするべきなのかといえば、答えは簡単だ。エンドユーザーがほとんど意識する必要もなく、快適に利用できるのにファイルの扱いにはきちんと制限をかけることができ、管理が徹底できるセキュアなツールを導入すればよい。そのためのツールが「WatchDox」だ。○細やかな権限設定とビジネスファイルをそのまま扱える快適さを両立「WatchDox」はファイルに印刷制限や有効期限などを設定でき、渡したあとでもファイルを守ることができるクラウド型サービスである。ファイルを暗号化するだけでなく、「編集・印刷・転送・有効期限」などの制限を付与して保護するとともに、閲覧や転送などファイルがどのように利用されたかを操作履歴から追跡できる。「WatchDox」を利用するときは、送信側、受信側とも、基本的にはブラウザがあればよい。ユーザーはブラウザのインタフェースを通じてファイルをやり取りできる。ファイルを閲覧・印刷するだけであれば、ブラウザを使ってできる。ダウンロードが許可されかつ権限設定が行われたファイルをユーザーのPCにダウンロードして開こうとした場合には、「WatchDox」のプラグインを使用する必要がある。これは最初にインストールすれば、それ以降は動いていることを意識させないものだ。権限設定されたファイルを開こうとすると、その裏側でその動作が許可されたものなのかどうかプラグインからサーバへ照会が行われる。また、WatchDoxのファイル管理はファイル名に依存しない。たとえファイル名を変更したり保存場所を変えたりしたとしても、確実に照会が行われるから安心だ。必要に応じて、照会をせずとも一定時間はオフラインでファイルを取り扱うこともできる。これらにより、ファイルが不用意にばらまかれるようなことはない。送信側では、ファイルに対してダウンロード、閲覧、編集、印刷、転送、有効期限に関する権限を指定できる。アクセス許可対象として受信者だけに制限することはもちろん、受信者のメールドメインを指定することもでき、社内では共有してもよいが社外には持ち出さないで欲しい、というような指定も可能だ。仮にファイル自体が持ち出されても、ファイルを開く時の権限照会によってそのファイルを開くことは許可されていないため、情報流出の心配はない。さらにスクリーンショットや画面をカメラで撮影するようなことを抑制するため、透かしやスポットライトという機能も提供している。非常に強固なセキュリティながら、通常のMicrosoft OfficeのドキュメントやPDFといったビジネスで利用するファイル形式が対象とされている。これらを特定のフォーマットへ変換などすることなくそのまま扱うことができるのも大きな魅力だろう。○有効期限設定やブラウザ閲覧が期間限定プロジェクトにも対応どれだけ厳しい制限を設定しても、渡したファイルがいつまでも相手の手元にあるというのは不安の種だ。必要な期間がすぎたらデータを破棄してもらう方法もあるが、これを相手に頼むのではなく送信者側でコントロールすることが「WatchDox」なら可能だ。1つの方法は、権限設定の中でファイルの有効期限を定めるものがある。期限が来たら自動的に無効化されるというわけだ。もう1つは、リモートでファイルを無効化する機能が用意されている。こちらは期限の問題だけでなく、送付後に内容が変更されたファイルの無効化、ファイルや宛先を誤って送信した 際の対応などにも活用できるだろう。また「WatchDox」にはブラウザからのファイル閲覧という機能が備えられている。Microsoft OfficeのインストールされていないPCからもスムーズにドキュメントの閲覧ができる。特に「WatchDox」はNTTコミュニケーションズの提供するオンラインストア「すぐに使えるビジネス向けアプリ」から申し込むと、10IDでの月額利用料金が2万1600円と低額なのも魅力的なのだが、このブラウザから閲覧するだけのユーザーについてはID数に含まれないため、一時的にドキュメント閲覧をしてもらいたい外部スタッフが増えた場合や、アシスタント的な参加者の多いプロジェクトでも利用しやすいのが嬉しい。○ファイル共有方法3つを必要に応じて選択可能「WatchDox」ではファイル共有の方法として3つの手段を用意している。それぞれ使い勝手が違うため、導入時には自分に合ったものを選択するとよいだろう。「Workspace」は、共有フォルダーにメンバーがアクセスして利用する方式だ。ユーザーごとに権限を個別に設定した上で共同作業を行うのに向いている。部署内やプロジェクト単位など一定のグループ内でファイルを共有したい場合によい方法だろう。「Exchange」はメールを使った共有だ。WatchDoxから送りたい相手を指定してファイルをアップロードし、メールを送信すると相手にアクセス先のURLが記載されたメールが届く。FTPやストレージサービスを利用するのと感覚的には似ているが、ファイルの利用権限がしっかりと設定されているから安全という方式だ。取引先それぞれに、都度いろいろなファイルを送るような使い方に向いている。「Sync」は、ユーザーが利用する端末と「WatchDox」のサーバとの同期を容易にさせるものだ。「WatchDox」のプラグインをインストールすると、ユーザーのPC上に「WatchDox」の「Workspace」と同期するWatchDoxフォルダーが作られる。そこにファイルやフォルダーをドラッグ&ドロップをすると、自動的に同期され、「WatchDox」にファイルをアップロードすることができる。同時に、ユーザーに共有されたファイルもWatchDoxフォルダーに同期される。そして「WatchDox」を「すぐに使えるビジネス向けアプリ」から契約する場合に限って、この3つの用途を分けたプランが存在するのも大きなポイントだろう。従来のメール添付やFTPでの送付の代用として手軽に使いたいならば「Exchange」のみという安価なプランが選択できる。グループワークを強化したいならば、モバイル利用と組み合わせた「Workspace」+「Sync」というものがよいだろう。もちろん、3つを組み合わせたプランも存在する。安価な上に、必要な機能だけを少ないID数で導入できるというのは、大規模導入がしづらい中小企業にとても嬉しいポイントだろう。旧来的なファイル送付しかしていないのならば、ぜひ導入を検討して欲しい。
2015年02月13日ウェブテクノロジは、PSDファイルをHTML5+CSSに変換するソフト「OPTPiX CrossPSD for Hybridcast」機能評価版の配布を開始した。評価版の対応OSはWindows 8.1/8/7。価格は無料。「OPTPiX CrossPSD for Hybridcast」は、「Adobe Photoshop」で制作されたPSDファイルを、ハイブリッドキャストに対応したHTML5+CSSに変換するソフトウェア。デザイナーが作成したPSDからレイヤーごとに画像を出力して座標や効果をCSSに書き起こすといった、コーダーが手作業で数週間かけて行っていたデザインの組み込み作業が、わずか数分で完了するという。さらに、デザイナーがHTML5での表示を手元で確認できるため、デザイナーとコーダーとの間での修正のやりとりや工程の手戻りが最小限に留められ、コンテンツの制作効率が大幅に向上するとのこと。また、今回配布が開始された「機能評価版」は、ユーザーからの意見や要望をもとに機能改善を目的としたもので、ライセンスは無料で提供される。希望者は、Webフォームに必要事項を記入のうえ申し込むと利用可能。評価版の使用期限は3月31日で、使用後はアンケートに協力することが条件。なお、評価版の対応OSは日本語版のWindows 8.1(64bit)/8(64bit)/7(64bit/32bit)だが、製品版ではMacにも対応予定とのことだ。
2015年02月12日富士通エフ・アイ・ピーと富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは1月27日、簡単かつ安全に、電子メールと同様の操作でファイル送信を実現するソリューションの販売を開始すると発表した。このソリューションは、富士通FIPが提供している暗号化ファイル伝送ツール「FUJITSU Security Solution Confidential Posting(Confidential Posting)」と、富士通SSLが提供しているメール誤送信防止製品「FUJITSU Security Solution SHieldMailChecker誤送信防止(SHieldMailChecker 誤送信防止)」を連携させたもの。従来の「SHieldMailChecker 誤送信防止」と同様、宛先などに基づき送信リスクを自動検出し、利用者に通知、再確認を促すことで、誤送信対策を行う。さらに、今回の連携により、送信リスクを通知する確認画面において、「添付ファイルを暗号化する」のチェックボックスを選択するだけで、添付ファイルのみを自動的に分離して暗号化し、安全に送信することが可能になるという。
2015年01月28日ファイルメーカーは、ユーザー向けオンラインコミュニティ「FileMaker Community」において、iPad、iPhone、Windows、Mac、Web向けのカスタム・ビジネスソリューションを構築、展開および運用する方法に関する情報やリソースを無料で提供すると発表した。これは、以前に「FileMaker Technical Network」として知られていた会員向けサービスを刷新したもので、インターフェースデザインを変更しただけでなく、どのスキルレベルのユーザーであってもこのコミュニティで恩恵を受けられるよう再構成されている。日本で約13,000人が参加しているというFileMaker Technical Networkのメンバーは、そのままFileMaker Communityの日本語スペースにアクセスできるようになっている。これまでメンバーのみがアクセス可能だった技術文書、サンプルやツールといった情報がすべて一般に公開され、会員登録なしでも、情報の検索や閲覧、リソースのダウンロードが可能となった(ただし、ディスカッションに参加したり情報を共有したりするにはアカウントが必要)。また、本サービスの公開と併せて、同社の日本語のオフィシャルWebサイトのURL変更が発表された。新しいURLは、となる。
2015年01月27日GMOクラウドは1月14日、クラウド型ファイルサーバ「ファイル執事 byGMO」を同日より提供開始したと発表した。「ファイル執事 byGMO」は、セキュアな接続を実現する「リモートアクセスVPN機能」や、ファイル復元機能を標準搭載し、導入から運用、監視までの作業を顧客に代わって行う、専任のシステム担当者を持たない中小企業に最適なサービスとして提供される。「500GB」「1000GB」「2000GB」の3プランが用意され、標準機能のほかにオプションでストレージ容量のカスタマイズにも対応している。「Active Directory」の連携に対応しているので、社内ファイルサーバと併用した一元管理も可能なほか、パソコンのローカルフォルダへアクセスする感覚で簡単にファイルの保存・編集などの操作を行える。また、アクセス権の設定もOS標準の操作で設定できる。標準搭載している「ボリュームシャドウコピー機能」では、ファイルサーバ上のファイルやフォルダの変更履歴を定期的に記録。そのため、誤操作でファイルを削除してしまった場合でも、一定時で保存されたファイルを復元することができる。価格は初期費用が6万8,040円、月額費用が2万1,860円(500GBプラン)~、2万9,960円(1000GBプラン)~、4万6,160円(2000GBプラン)~。ユーザー数は20ユーザーで、追加オプションもある。また同社は、「ファイル執事 byGMO」のサービス開始に伴い、導入支援セミナーをセルリアンタワー(東京都渋谷)で2015年2月3日に開催する。参加費用は無料。詳細・申し込みはこちらから。
2015年01月15日IDC Japanは1月14日、国内ファイル/オブジェクトストレージ市場の2014年~2018年の予測を発表した。これによると、同市場の2014年の売上額は781億円、出荷容量は946PBと予測されている。同社によると、非構造化データを管理するストレージインフラとしては、これまではファイルストレージの利用が中心だったが、国内市場でもオブジェクトストレージの導入が増加してきているという。同社は、これらのストレージソリューションを「ファイル/オブジェクトストレージ市場」と定義している。同市場は、スケールアップソリューションとスケールアウトソリューションの2つのセグメントで構成されている。スケールアップソリューションには、汎用OSベースのファイルサーバとスケールアップファイルストレージが含まれ、スケールアウトソリューションには、スケールアウトファイルストレージとスケールアウトオブジェクトストレージが含まれる。同社は、今後、スケールアップソリューションからスケールアウトソリューションへのシフトが進むと見ている。今回の調査結果によると、2018年までの予測期間中、スケールアウトソリューションが市場の成長をけん引し、国内ファイル/オブジェクトストレージ市場の2018年の出荷容量は3751PBになると予測されている。ストレージシステムズマーケットアナリストの宝出幸久氏は「国内ファイル/オブジェクトストレージ市場においては、Software-Defined Storageの普及、オープンソースソフトウェアの影響力の拡大、クラウドサービスプロバイダーへのストレージ支出のシフトなどに留意すべき」と分析している。
2015年01月14日