フリーランスや副業で“一緒に楽しく働く仲間”を見つけるための無料オープンコミュニティ「.ippo(ドットいっぽ)」を運営する合同会社KBC(神奈川県川崎市代表社員 小林慶志郎)は、1/17(月)にオンライン上での多業種交流会を開催しました。今後も様々な働き方をする方々のつながりを生み出すべく、交流会やセミナーの開催およびコワーキング・スペースの運用を行ってまいります。交流会の概要.ippo(ドットいっぽ)では、これまでに様々なセミナーや交流会を開催してまいりました。補助金や確定申告等の実務知識に関する内容や、エクセルの使い方などスキルアップ系の内容について外部講師を招いて、無料のセミナーを開催しています。今回はセミナー形式ではなくメンバー同士のコミュニケーションの場として交流会を開催しました。これから開業届を提出して頑張っていこうという方から、既にフリーランスとして活躍されている方まで様々なフェーズ、業種の方に参加いただき、それぞれの仕事内容や活動状況などをシェアいただきました。こういった新しいつながりを生み出すための交流会は、今後も定期的に開催してまいります。なお、今回の交流会はバーチャルオフィスのツールであるoVice(オヴィス)を使って開催しました。こちらのツールはリモートワークの為に「オンライン上のオフィス」として利用されることが主となると考えられます。.ippoでは、一人で働くことの多いフリーランスのメンバーが、情報交換したりちょっとした雑談をしながら働ける「コワーキング・オフィス」としてこのツールを使ったトライアル運用を行っています。コワーキング・スペースのイメージ「イベントに毎回参加するのは難しい」「交流会に頻繁に参加しないとつながりが作れない」こういった理由でコミュニティへの参加を敬遠されるフリーランスや副業の方もいます。そういった方々を含めて気軽に交流できる場所として、オンライン上のコワーキング・スペースを活用できないか検証を行っています。それぞれが別々に働くフリーランス同士であり、同じ会社で働く同僚のようにずっとここで働くことは難しいことを踏まえ、スマホアプリ「BiSE(バイス)」を使って、コワーキング・スペースに行ける時間を共有、待ち合わせする運用を行っています。今後もより多くの方の「出会い」や「つながり」を生み出せるよう、運用面での検証も含めたトライアル運用を行ってまいります。「.ippo(ドットいっぽ)」を運営する背景コロナ禍において、収入減や失業の増加、雇用不安、テレワークの浸透などを背景に、インターネット経由で単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」として副業やフリーランス的な働き方をする人が増えています。インターネット経由で手軽に案件を獲得するためのマッチングサービスが増えていることも、この流れを加速させています。これらのサービスを通じた仕事は「一人で完結できること」が気軽さを後押ししています。一方で、この方法をメインで活用していると"仕事仲間"や"相談相手"を見つけることが難しいのも事実です。我々はこの課題に着目し、「仕事仲間を見つける」、「仲間と一緒に仕事をする」という2点でサービス展開を行っています。「.ippo」は、「仕事仲間を見つける」という点に対して、副業家やフリーランスの出会いの場とするための無料のオープンコミュニティとして運営を行っています。案件のマッチングやスキルを身に付けるだけのコミュニティではなく、質問や相談を介したコミュニケーションを通じて”信頼する仲間”との出会いを生み出す場として運営を行っています。1月19日時点で参加者は91名となっており、現在も引き続き参加者を募集しています。 また、「仲間と一緒に仕事をする」という点に対して、コミュニケーションアプリ「BiSE(バイス)」の提供も行っております。(ダウンロード無料)仕事仲間には一定の”信頼関係”が必要です。信頼できる仲間と”ワークコミュニティ”を作って、仲間うちだからできる質問や相談、仕事の依頼を回していくことで、自分の得意な仕事に集中したり、情報交換を通じてスキルに磨きをかけたりすることができるようになります。この「ワークコミュニティを作って働く」という新しい働き方を支える仕組みを、スマホアプリとして提供しています。 (.ippoへの参加にはBiSEのインストールが必要です。)これらのサービスを通じて「フリーランスは一人で働く」という固定概念を打ち壊し、「スキルのある個人が横のつながりを作って働く」という新しい働き方を広めてまいります。会社概要合同会社KBCプロジェクトマネジメントを中心に経営、業務、ITのコンサルティングを行ってきた小林慶志郎(中小企業診断士)が2018年に設立。数々のクライアント先で”仕事との向き合い方”に悩む人達に触れ、「働く人達が笑顔で前向きな気持ちで働ける環境づくり」を目指して、業種業界を問わず、幅広い領域でコンサルティングを行っている。また、外部からのコンサルティング支援だけでなく、「働く人の笑顔」に向けてより大きなインパクトを与えるべく、BiSEを含めた各種サービス開発に取り組んでいる。フリーランスの働き方の変革を皮切りに、働くすべての人達の"働き方"、ひいては"生き方"を次の時代にシフトさせることを目指して、各種サービス提供を行う。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年01月19日フリーランスや副業で“一緒に楽しく働く仲間”を見つけるための無料オープンコミュニティ「.ippo(ドットいっぽ)」を運営する合同会社KBC(神奈川県川崎市代表社員 小林慶志郎)は、11月22日にコミュニティの参加者が80名を超えたことを発表しました。たくさんの出会いを生み出せるよう、引き続き参加メンバーを募集しています。「.ippo(ドットいっぽ)」とは「.ippo(ドットいっぽ)」は、フリーランスや副業を頑張る人が"一緒に楽しく働ける仲間"を見つけるための完全無料のオープンコミュニティです。コミュニティの中では現在、毎週オンラインでの交流会を開催しています。これまでの交流会は「今さら聞けない!?初歩的すぎること聞いちゃおう!」や「フリーランスこそ知っておくべき"補助金"の話!」などのテーマで開催してきました。フリーランスになって相談相手がいない等といった課題を抱えている方が多くいらっしゃる状況に対して、気軽に相談できる仲間を見つけられる環境を作るべく、少人数でのフランクな交流会を開催しています。これまでに、実際に専門家との具体的な仕事の相談に発展したケースもあり、引き続き新しいつながりを生み出せるよう運営を続けてまいります。今後も、ランチ交流会などの交流イベントや、専門家を招いた勉強会など、様々な企画を行っていく予定です。「.ippo(ドットいっぽ)」を運営する背景コロナ禍において、収入減や失業の増加、雇用不安、テレワークの浸透などを背景に、インターネット経由で単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」として副業やフリーランス的な働き方をする人が増えています。インターネット経由で手軽に案件を獲得するためのマッチングサービスが増えていることも、この流れを加速させています。これらのサービスを通じた仕事は「一人で完結できること」が気軽さを後押ししています。一方で、この方法をメインで活用していると"仕事仲間"や"相談相手"を見つけることが難しいのも事実です。我々はこの課題に着目し、「仕事仲間を見つける」、「仲間と一緒に仕事をする」という2点でサービス展開を行っています。「.ippo」は、「仕事仲間を見つける」という点に対して、副業家やフリーランスの出会いの場とするための無料のオープンコミュニティとして運営を行っています。案件のマッチングやスキルを身に付けるだけのコミュニティではなく、質問や相談を介したコミュニケーションを通じて”信頼する仲間”との出会いを生み出す場として運営を行っています。11月22日時点で参加者は80名となっており、現在も引き続き参加者を募集しています。 また、「仲間と一緒に仕事をする」という点に対して、コミュニケーションアプリ「BiSE(バイス)」の提供も行っております。(ダウンロード無料)仕事仲間には一定の”信頼関係”が必要です。信頼できる仲間と”ワークコミュニティ”を作って、仲間うちだからできる質問や相談、仕事の依頼を回していくことで、自分の得意な仕事に集中したり、情報交換を通じてスキルに磨きをかけたりすることができるようになります。この「ワークコミュニティを作って働く」という新しい働き方を支える仕組みを、スマホアプリとして提供しています。 (.ippoへの参加にはBiSEのインストールが必要です。)これらのサービスを通じて「フリーランスは一人で働く」という固定概念を打ち壊し、「スキルのある個人が横のつながりを作って働く」という新しい働き方を広めてまいります。会社概要合同会社KBCプロジェクトマネジメントを中心に経営、業務、ITのコンサルティングを行ってきた小林慶志郎(中小企業診断士)が2018年に設立。数々のクライアント先で”仕事との向き合い方”に悩む人達に触れ、「働く人達が笑顔で前向きな気持ちで働ける環境づくり」を目指して、業種業界を問わず、幅広い領域でコンサルティングを行っている。また、外部からのコンサルティング支援だけでなく、「働く人の笑顔」に向けてより大きなインパクトを与えるべく、BiSEを含めた各種サービス開発に取り組んでいる。フリーランスの働き方の変革を皮切りに、働くすべての人達の"働き方"、ひいては"生き方"を次の時代にシフトさせることを目指して、各種サービス提供を行う。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月22日フリーランス向けコミュニティアプリ「BiSE(バイス)」を提供する合同会社KBC(神奈川県川崎市代表社員 小林慶志郎)が運営する、フリーランス向けの無料オープンコミュニティ「.ippo(ドットいっぽ)を、専門家による"お金のお悩み"解決ガイド「MoneQ Guide(マネクガイド)」でご紹介いただきました。(2021年10月11日掲載)MoneQ Guide内該当記事: フリーランス同士の助け合いの場をさらに活性化することで、多くの”仲間”との出会いを生み出してまいります。フリーランスが”一緒に楽しく働く仲間”を見つけるための「,ippo(ドットいっぽ)」「.ippo(ドットいっぽ)」は、フリーランスや副業を頑張る人が"一緒に楽しく働ける仲間"を見つけるための完全無料のオープンコミュニティです。長引くコロナ禍において、収入減や失業の増加、雇用不安、テレワークの浸透などを背景に、インターネット経由で単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」として副業やフリーランス的な働き方をする人が増えています。インターネット経由で手軽に案件を獲得するためのマッチングサービスが増えていることも、この流れを加速させています。これらのサービスを通じた仕事は「一人で完結できること」が気軽さを後押ししています。一方で、この方法をメインで活用していると"仕事仲間"や"相談相手"を見つけることが難しいのも事実です。我々はこの課題に着目し、「仕事仲間を見つける」、「仲間と一緒に仕事をする」という2点でサービス展開を行っています。「仕事仲間を見つける」という点に対して、副業家やフリーランスの出会いの場として、無料のオープンコミュニティ「.ippo」を運営しています。案件のマッチングやスキルを身に付けるだけのコミュニティではなく、質問や相談を介したコミュニケーションを通じて”信頼する仲間”との出会いを生み出す場として運営を行っています。10月9日時点で参加者は約70名となっており、現在も引き続き参加者を募集しています。 加えて、「仲間と一緒に仕事をする」という点に対して、コミュニケーションアプリ「BiSE(バイス)」を提供しています。仕事仲間には一定の”信頼関係”が必要です。信頼できる仲間と”ワークコミュニティ”を作って、仲間うちだからできる質問や相談、仕事の依頼を回していくことで、自分の得意な仕事に集中したり、情報交換を通じてスキルに磨きをかけたりすることができるようになります。この「ワークコミュニティを作って働く」という新しい働き方を支える仕組みを、スマホアプリとして提供しています。 これらのサービスを通じて「フリーランスは一人で働く」という固定概念を打ち壊し、「スキルのある個人が横のつながりを作って働く」という新しい働き方を広めてまいります。「MoneQ Guide(マネクガイド)」とは「MoneQ Guide」は、お金の相談サービス「MoneQ(マネク)」を運営する株式会社セイビー様が運営するWebメディアです。「MoneQ」は、1日約10円の会員費を支払うことで、税理士やファイナンシャルプランナー等の専門家にお金に関する相談を行えるサービスです。「MoneQ Guide」では、「MoneQ」の中で"よく相談される質問"を専門家が丁寧に解説する記事や、お金に関する悩みの解決につながる記事が多数掲載されています。MoneQ Guide: このたび、”フリーランスが抱える悩み”に関する記事の中で、フリーランスが安心して働くためには『相談できる仲間』が重要ということで、仲間を見つけるためのコミュニティである「.ippo」をご紹介いただきました。フリーランスの最大の悩みは「相談相手がいない」こと。「.ippo(ドットいっぽ)」で相談相手を見つけて快適に仕事しよう : 「.ippo」の紹介に加えて、代表小林のインタビューも掲載いただいております。今後も多くの人が気軽に”仲間を見つけられる場”となるよう、引き続きコミュニティの運営および、メンバーの募集を行ってまいります。【会社概要】合同会社KBCプロジェクトマネジメントを中心に経営、業務、ITのコンサルティングを行ってきた小林慶志郎(中小企業診断士)が2018年に設立。数々のクライアント先で仕事との向き合い方に悩む人達に触れ、「働く人達が笑顔で前向きな気持ちで働ける環境づくり」を目指して、業種業界を問わず、幅広い領域でコンサルティングを行っている。外部からのコンサルティング支援だけでなく、「働く人の笑顔」に向けてより大きなインパクトを与えるべく、サービス開発に取り組んでいる。フリーランスの働き方の変革を皮切りに、働くすべての人達の"働き方"、ひいては"生き方"を次の時代にシフトさせることを目指して、各種サービス提供に取り組んでいる。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月12日総合人材サービス、パーソルグループのパーソルイノベーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:長井 利仁)が運営するフリーランス・副業管理システム「エクスチーム」( )は、2021年10月から新会社での運営をスタートさせることを記念して、この度、20社限定でサービス使用料を無料とするキャンペーンを実施いたします。本キャンペーンは、20社の導入が確定した時点で終了となりますので、ぜひこの機会にご応募ください。「エクスチーム」は2021年10月から運営会社が変更となります2021年10月をもって「エクスチーム」の運営会社はパーソルイノベーション株式会社から、グループ会社のパーソルキャリア株式会社に変更となります。運営会社変更のお知らせ: 20社限定の無料キャンペーンの詳細キャンペーン特設サイト: 通常、「エクスチーム」は月額2万円~ご利用いただけるサービスですが、フリーランス・副業人材の登録数4名までを条件に無料で提供させていただきます。※登録数4名までは無料で利用を続けることができます※20社の導入が決定した時点で、キャンペーンは終了となりますキャンペーン応募条件・法人登記済みの企業に限ります(個人事業主さんは対象外となります)・調査、リサーチ目的での利用はお断りしています・キャンペーン応募期間は2021年10月末までとなります※応募期間内であっても、20社に達した時点で募集を終了させていただきます※アカウント発行には会社審査を実施しています審査に通らない場合にはキャンペーン適用外となりますのでご了承くださいキャンペーンへの応募についてキャンペーン特設サイト( )からお申込みください。エクスチームについて エクスチームとは、「external:外部の、外の」と「team:チーム、仲間」とを組み合わせた名称で、フリーランス・副業人材などの外部人材を活用している企業向けの業務委託契約管理に特化したツールです。発注から納品、請求までを一元管理し、業務委託内容や実績を全て可視化します。フリーランス・副業人材とのやり取りを集約・管理することで、請求漏れや契約書紛失なども防ぎます。また、外部人材情報をデータベース化することにより、業務委託先の発注履歴や報酬額、評価などを社内共有できるタレント管理機能も有しています。2019年5月のサービス開始以来、WEBメディア、制作、マーケティング、出版、広告、ITなどさまざまな業界で導入いただき、好評いただいています。プロジェクトごとに雇用形態にとらわれずにワンチームで活躍できる組織づくりを浸透させるべく続々とアップデートを続けています。・公募依頼機能企業から仕事を依頼する際に、エクスチーム内で管理する複数・任意の外部人材を対象にエントリー依頼をかけ、エントリー者の中から依頼先を決定できる機能です。・エージェント管理機能「発注者(企業)-外部人材(個人)」の二者間取引だけでなく、「発注者(企業)-業務委託先(企業)-外部人材(個人)」の三者間での取引管理を同一システム上で行うことができる機能で、エージェント企業を経由した業務委託が混在している場合にも一元管理を行うことが可能です。・「クラウドサイン」との連携機能電子契約市場シェアNo.1のクラウド型電子契約サービス「クラウドサイン」との連携機能をオプションとして提供しています。【料金プラン】月額2万円~(税抜)※最低契約期間は12か月です。※外部人材(個人)や、エージェント企業やパートナー企業などの業務委託先の登録数により料金が変動します。料金プランの詳細はお問い合わせください。参考)<フリーランス・副業人材活用における企業側の課題>(1)フリーランスとの出会いの少なさと人材の不透明感一般的に、企業のフリーランスへの業務発注経路は「個人の人脈(43.3%)」や「過去・現在の取引先(30.7%)」がほとんどを占めており(※1)、出会いの場が限定的なコミュニティといえます。また企業側にとって、フリーランスとの出会いがあったとしても、必要な能力や実績を的確に把握する手段が限られており、最終的に業務発注できずに頓挫するケースが多く見られます。※1:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会『プロフェッショナルな働き方・フリーランス白書 2019』 (2)資産化が困難企業側にとってはフリーランス・副業人材との接点が社員個人に限定されているケースが多く、発注そのものが属人的となりがちです。同じ企業内でも、部署を跨ぐと特定のフリーランス・副業人材に関する情報が共有されていないという状況も多く、企業として外部人材を資産化できていないのが現状です。(3)受発注や契約管理の不徹底による法的リスクフリーランス・副業人材管理の多くは、「エクセル、スプレッドシートなどの管理ツール」、「自社のシステム構築」により管理されていますが、非効率性やコスト増加、ガバナンスリスクといった大きなデメリットを抱えています。誰にどの規模で業務発注しているかが不透明だったり、契約書を紛失しているケースや口頭契約のみの下請法に違反した業務発注が発生していたりするなど、リスクを抱えている企業が多いのも事実です。(4)業務が煩雑業務委託契約については、現場単位で直接発注するケースが多く、不利益な契約内容にならないよう社内法務担当との調整などに工数がかかります。また、発注からその後の請求処理まで、管理が煩雑になりがちで、一元管理されていない状況では、情報共有のコミュニケーションコストもかかり、業務の煩雑さがボトルネックの一つになっています。<外部人材活用におけるフリーランス・副業人材側の課題>(1)仕事獲得のハードルの高さフリーランス・副業人材が仕事を獲得するケースとして、「個人の人脈」や「過去・現在の取引先」、「クラウドソーシング」といったやり方以外に選択肢が少なく、個人によって参入難度にバラつきが見られます。「個人の人脈」や「過去・現在の取引先」の場合は、受注元となる企業内で過去の契約データや実績が情報共有されておらず、発注元の担当者以外の案件へと広がりがつくりにくいという障壁があります。情報共有が「クラウドソーシング」といったやり方以外に選択肢が少なく、個人によって参入難度にバラつきが見られまた、クラウドソーシングの場合は、仲介費用が発生するために、フリーランス・副業人材の受け取る報酬額が少なくなるほか、直接契約の場合は自身で契約交渉をしなければならず、ハードルが高くなります。(2)実績・経験値の評価フリーランス・副業人材は自身の実績・経験値をアピールできる環境が整備されておらず、個人による主体的な発信に頼らざるを得ないのが現状です。また秘密保持契約などの関係もあり、すべての実績・経験を市場価値として発信できないという問題を抱えています。結果、自身の実績や経験が評価されている企業内での業務に属人化することとなり、知識やノウハウに対して正当な報酬が生まれにくいという課題を抱えています。(3)契約トラブルの増加企業によっては、メール本文や口頭ベースで契約し、契約書を取り交わさないケースが多く見られ、フリーランスにとって不利益な契約が結ばれてしまうケースが存在します。これを回避するために専門家に委託するなどすると、コストや工数の増加を避けられないのが現状です。<副業・兼業への注目の高まり>さまざまな雇用形態・業職種を対象とした調査によると、勤務先で「副業・兼業に関する制度導入」が実施されている人の割合は、昨年から4.4ポイント増加し、今年は12.5%。また正社員のうち、副業・兼業を希望する人の割合は、昨年から11ポイント増加して今年は27.7%と副業・兼業についての注目が高まっています。※出典:株式会社 パーソル総合研究所「働く10,000人の就業・成長定点調査」(2019年2-3月~2020年2-3月実施) パーソルイノベーション株式会社について< >パーソルイノベーション株式会社は、パーソルグループの次世代の柱となる事業創造を目的として、2019年4月に事業を開始しました。テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY(テック プレイ)」、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」、シフト管理サービス「Sync Up(シンク アップ)」をはじめとした新サービスを運営するとともに、新たな事業開発やオープンイノベーション、デジタルトランスフォーメーションを推進、パーソルグループのイノベーションを加速していきます。パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人と組織にかかわる多様な事業を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していきます。【NewsRelease】フリーランス・副業管理システム「エクスチーム」新会社での運営スタートを記念して【20社限定】無料キャンペーンを実施!.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月07日フランスの靴職人が手掛けるフットウェアブランド「フリーランス(FREE LANCE)」が、2020年秋冬コレクションから、日本での本格展開をスタート。ノーネーム 伊勢丹新宿店・恵比寿三越店、ヴァーグ 青山店にて取り扱いが始まる。フリーランスは「伝統的な技術と、自由で革新的なデザインの融合」をコンセプトに、1870年に西フランスでスタートしたブランド。常に自由なクリエイティビティを追求し、細かなディテールまで一点一点ハンドメイドした高級感のあるシューズを展開する。日本の本格展開は、2020年の秋冬コレクションから始まる。新コレクションは、90年代のジェンダーレスファッションの開拓に大きく貢献したバイカーブーツや、シグネチャーパンプス、チェルシーブーツなど、”コントラストと二面性”をテーマに展開。素材とプロポーションのみならず、マスキュリンとフェミニンの二面性も表現する。定番デザインのブラックパンプスは、2本の細いストラップがモダンなアクセントを加えている。クラシックなヒールブーツは、オーバーサイズのバックルでロックテイストに仕上げた。その他にも、フラワーデザインを取り入れたカウボーイブーツなど、デザイン性豊かな遊び心溢れるシューズが揃う。【詳細】フリーランス 日本上陸取扱店舗:ノーネーム 伊勢丹新宿店・恵比寿三越店、ヴァーグ 青山店展開アイテム例:・JAMIE 7 PUMP VEAU LISSE BRILLANT NOIR 78,000円・CHIALA 6 ZIP BOOT VEAU LISSE MAT NOIR 87,000円・JUSTY 7 GERO BUCKLE CUIR VELOURS FOREST 93,000円
2020年09月14日私には発達障害を持つ長男をはじめ、3人の子どもがいます。以前はフルタイム勤務の会社員をしていましたが、長男の小学校入学と3人目の出産が重なったことを機に退職。3人目が1歳になるころ、在宅フリーランスに転身しました。発達障害の長男を持つ私が在宅勤務になってよかったことと、大変だったことをお話しします。 長男が小学生になると毎日が事件の連続!私が在宅フリーランスに転身したきっかけは、発達障害を持つ長男の小学校生活が気がかりだったからです。 長男が小学校に入学すると、毎日のように事件が勃発。持ち物を帰り道に捨ててきて探しに行ったり、宿題を始めるとかんしゃくを起こしたりと大変でした。先生からの電話や呼び出しもしばしば……。入学したころは専業主婦だったのですぐに対応できましたが、毎日ヘトヘトでした。 3人目の子どもが1歳になったら仕事をしたいと思っていたものの、外勤は無理だと思い、在宅の仕事を開始したのです。在宅の仕事だからこそ、突然の呼び出しや長男の持ち物探しにすぐ対応することができました。また、仕事をお休みするときは、フリーランスなので誰にも気をつかわなくて済み精神的にもラクでした。 有給がないため睡眠時間を削ることも…一方で、在宅勤務をして大変だったこともあります。長男を療育に連れて行ったり持ち物を壊されて買いに行ったりと、仕事の時間が削られる日が続くときがあります。 一般企業に勤めていたときは有給休暇を使うことができ、代わりに仕事を頼める仲間がいました。それがフリーランスだとひとりで仕事をこなすしかなく、終わらないときは夜中に起きて仕事をするしかありませんでした。 仕事のスケジュールを長男に合わせて対応在宅勤務をして大変だったことが、もう1つあります。普段は学校に行っている間に仕事を済ませるのですが、長期休みは長男を学童保育に預けています。発達障害を持つ長男はスケジュールの変更が苦手なので、長期休みの入りたてには学童に行きたくないとかんしゃくを起こします。 学童保育のスケジュールに慣れるまでは時々お休みすることもあり、そのたびに仕事を中断せざるをえませんでした。しかし在宅勤務だからこそ、仕事のスケジュールを長男に合わせることができたと思っています。 以前は在宅の仕事にゆとりのあるイメージを抱いていましたが、実際は思った以上に大変なことも多いのだなと感じました。私には発達障害の長男がいるため、時間調整のしやすい在宅の仕事をこれからも続けていくでしょう。スケジュール変更の多い発達障害の長男がいるからこそ、在宅勤務という働き方がぴったりだと思っています。 監修/助産師REIKO作画/やましたともこ 著者:河津明香2男1女の母。旅行代理店勤務をしながらの育児を経て、フリーランスのライターへ転身。現在は発達障害の長男のサポートをおこないながら、旅行・育児・生活雑貨などの記事を中心に執筆。
2020年08月21日映画監督の三池崇史が、新型コロナウィルス感染症の影響により映像制作が困難となったフリーランスの映画監督・助監督を支援する「カチンコProject」を発足したことが5日、明らかになった。同企画はコロナ禍中でのフリーランス映画監督の経済的不安な状況を打破するために行われる、賞金総額約2,000万円のコンテストとなり、5日より開催する。応募された企画は、日本映画業界を牽引してきた映画プロデューサーの審査により優秀企画賞等が選出され、賞金が贈られる。また今後はその支援の一貫として、応募された企画をリスト化し、新しい企画を求める製作者との橋渡しなど、映画化に向けた取り組みを支援していく。新型コロナウィルス感染の影響により、映画業界では撮影など大人数を集める行為ができなくなるなどの打撃を受けている。その結果、フリーランスで活動する多くの監督や助監督の経済的状況は不安定になっており、出口もいまだに見えていない。また日本映画業界という観点では、経済的に困難となった監督が現場を離れ他職へ移ってしまうという「才能ある監督の映画業界離れ」が危惧され始めたことから、三池監督が発起人となってプロジェクトが誕生した。応募対象者はフリーランスの映画監督・助監督で、応募内容は「今、あなたが撮りたい映画」の企画書。最優秀企画賞には賞金200万円(1本)、優秀企画賞には100万円(18本程度)が贈られる。コンテスト審査員には、上原寿一(フジテレビジョン)、臼井央(東宝)、紀伊宗之(東映)、北島直明(日本テレビ放送網)、小岩井宏悦(ワーナーブラザースジャパン)が名を連ねた。○発起人 三池崇史からの「同志であるフリーランスの監督・助監督」へ向けてのメッセージ「withコロナ」感染の恐怖。自粛社会の不安。確かなことは、「しばらくは、元の場所には戻れない」ということだ。映画人も例外ではありません。自粛要請を受け、撮影現場が停止し、映画館も従来のような興行が行えず。活動再開に向けて手探りはしてみるものの、その指先に触れるものはなにもない。大きな船に乗る者はともかく、ひとり裸で泳ぐ者にとってはなす術なし。いやしかし、このまま黙って沈むわけにはいかない。泳ごう。なんとか進もう。でも、どっちへ・・・あしたの映画のための企画発掘プロジェクトが始動します。題して、『カチンコ Project』。〜今、私はこんな映画を撮りたい!〜
2020年06月05日新型コロナウィルスによって大きな打撃を受けている映画業界。この度、また新たな支援企画が始動。映画監督・三池崇史が発起人となり、フリーランスの映画監督・助監督を支援する「カチンコ Project」が立ち上がった。フリーランスで活動する多くの監督や助監督の経済的状況は不安定になっており、現在出口も見えない状況。また日本映画業界という観点では、経済的に困難となった監督が現場を離れ、他職へ移ってしまうという「才能ある監督の映画業界離れ」が危惧されはじめた。そこで本プロジェクトでは、新型コロナウィルス感染症の影響により映像製作が困難となった、日本映画界の将来を担うフリーランスの映画監督・助監督を支援することを目的とした企画コンテストを6月5日より開催。応募された企画は、『るろうに剣心』シリーズや『ちはやふる』シリーズなど、日本映画業界を牽引してきた映画プロデューサーの審査により優秀企画賞などが選出され、賞金が贈られる(賞金総額は約2,000万円)。なお今後は、応募された企画をリスト化し、映画化に向けて製作側への橋渡しを検討していくという。三池崇史監督コメント「withコロナ」感染の恐怖。自粛社会の不安。確かなことは、「しばらくは、元の場所には戻れない」ということだ。映画人も例外ではありません。自粛要請を受け、撮影現場が停止し、映画館も従来のような興行が行えず。活動再開に向けて手探りはしてみるものの、その指先に触れるものはなにもない。大きな船に乗る者はともかく、ひとり裸で泳ぐ者にとってはなす術なし。いやしかし、このまま黙って沈むわけにはいかない。泳ごう。なんとか進もう。でも、どっちへ・・・あしたの映画のための企画発掘プロジェクトが始動します。題して、『カチンコ Project』。~今、私はこんな映画を撮りたい!~(cinemacafe.net)
2020年06月05日自分自身で自営業を営んでいる方を一般的に個人事業主といいますが、最近ではフリーランスという言葉もよく耳にします。個人事業主をかっこよく表した言葉と思っている人もいるかもしれませんが、実は個人事業主とフリーランスは微妙に意味が異なるのです。そこで今回は、個人事業主とフリーランスの違いについて細かく解説したいと思います。フリーランスの定義とは?最近よく耳にするフリーランス、響きは個人事業主よりもおしゃれだからこっちの呼び方で名乗っているという人もいるのではないでしょうか。フリーランスとは簡単にいうと、どこの企業や団体にも所属していない人のことをいいます。例えば、サラリーマンは会社に雇用されて仕事をしていますので、当然ながらフリーランスではありません。また、派遣社員は派遣元に雇用されていますし、アルバイトもバイト先に雇用されているのでフリーランスには該当しません。フリーランスは個別の案件ごとに企業などと契約を結んで仕事をして報酬を受け取る形態で、雇用契約ではなく業務委託や請負といった形態をとります。仕事をする上での双方のメリットフリーランスの働き方は自分次第で企業などに拘束されないので、仕事さえきちんと完成させられれば、基本的にはやり方は自由です。そのため、うまくスケジュールを組んで効率的に仕事をしていけば、サラリーマンよりも多くの報酬を受け取ることも十分可能になります。一方仕事を発注する企業としては、雇用契約を結ぶ必要がないので人を雇うというリスクがありません。プロジェクトの進行状況に合わせて、柔軟に予算を調整できるのでとても重宝します。また、スキルが高い人が多いので、社内で雇用して一から教育するよりもスキルレベルの高いフリーランスの人に外注したほうが、クオリティが高まるのです。個人事業主との意味の違いとはフリーで仕事をするという働き方であるフリーランスに対し、個人事業主も企業に所属しないということについては同じです。ですが、フリーランスのように自分のスキルを活かしてフリーで仕事をするというよりは、法人格ではないものの個人で独立して事業を営むことで、店舗や個人商店、事務所などを構えて営業しているケースもあります。つまり個人事業主とは会社に雇用されていないフリーランスのうち、法人化せずに事業を営んでいる人のことをいうのです。個人事業主は事業を運営するのにあたり、従業員を雇用することも可能ですし、屋号で開業届を役所に提出することも可能です。このようにフリーランスとは働き方のうち企業に所属せずに仕事をしている人のことをいい、個人事業主はその中でもより法人に近い形で事業を行っている人というイメージです。起業する方法と税金の違いフリーランスも個人事業主も税務上の取り扱いは同じなので、基本的にどちらの場合も個人事業主として確定申告する必要があります。基本的には税務署に対して開業届を提出したうえで、毎年1月1日から12月31日までに生じた所得について、翌年の2月中旬から3月中旬の間に確定申告をします。このようにどちらの場合も税務上は同じ手続きが必要です。課税される税金についても、所得税や個人事業税など基本的には同じになりますし、どちらの場合も青色申告と白色申告を選択することができます。フリーランスの一般的なイメージ会社に雇用されていないという意味では個人事業主と同じですが、フリーランスという働き方からくる一般的なイメージというと、飲食店の経営というよりは、パソコンやインターネットを活用して依頼を受ける、次のような仕事をしている人のイメージがあります。コピーライターイラストレータープログラマーシステムエンジニア作曲家映像クリエイター編集者このように基本的にはパソコンとインターネット環境だけあれば仕事が完結するような職種が、比較的フリーランスと呼ばれる人たちが行っている仕事です。非常に専門性が高く、企業に所属していなくても自らのスキルが高ければ、それなりに多くの仕事を受注することができます。自ら仕事を作るというよりも、企業からの案件を受けて仕事をすることがほとんどです。個人事業主の一般的なイメージ個人事業主というと、フリーランスのようなIT関連の仕事ばかりではなく、飲食店や事務所など様々な業種がイメージされます。フリーランスとの一番の違いは、個人事業主自らが企画やプロジェクトを発足するなどして仕事を作り出していることでしょう。仕事を受注することがメインのフリーランスに対し、個人事業主は会社経営に近い一定の組織力があるので、自らが動いて仕事を作り出すこともできるのです。そしてその力が強い個人事業主は、やがて法人化していく傾向があります。このように個人事業主は株式会社の一歩手前の状態と考えるとイメージしやすいでしょう。対してフリーランスの場合は法人化を目指しているというよりは、フリーランスという働き方に重きを置いているというイメージがあります。副業としてフリーランスを始める人が増えている働き方改革が叫ばれる中、多くの企業が原則副業禁止の就業規則から原則OKの就業規則に改定しつつあります。そんな中注目されているのが、フリーランスによる副業です。日中会社で仕事をしている人にとって、自由に使える時間は限られています。その限られた時間の中で副業をするためには、できるだけ自宅でも仕事ができるフリーランスが向いているのです。日中時間がとれなくても、仕事が終わって帰宅してからや休みの日などの時間を活用して自宅で作業することで、一定の収入を得ることができるフリーランスは、働き方改革の中で人口がどんどん増えています。[adsense_middle]副業としてのフリーランスの始め方以前はフリーランスを始めたくても、ある程度のコネクションがなければ仕事を新規で受注することができませんでした。ところが最近では、クラウドワークスやランサーズといったフリーランスに仕事を紹介して仲介してくれるサービスを利用することで、誰でもスキルさえあれば簡単にフリーランスになれます。報酬の支払い関係もすべて管理してくれるので、仕事を納品したのに報酬が支払われないというトラブルもありません。また、サイト側で源泉徴収をしてくれる場合もあるので、確定申告が苦手なサラリーマンでも気軽に利用することが可能です。主婦におすすめのフリーランス私も仕事でフリーランスの方に仕事を発注することがあるのですが、そこで感じることは主婦の方にもっとフリーランスを知ってほしいということです。というのも、主婦の方の中には仕事に関して非常に高いスキルを持っているのに、結婚して子供が生まれたことで仕事ができなくなっているケースが非常に多く、もったいない状況になっています。主婦の方の仕事というとパートというイメージがありますが、パートだと子供と接する時間が制限されることから、多くの制約がかかります。最近では待機児童の問題もあるため、子供を預けたくても預けられない人が増えていてパートで仕事をできないケースも少なくありません。そんな場合にフリーランスを利用してもらえれば、もともと仕事のスキルは高い方が多いので場合によってはパートで働く以上に稼げる可能性もあります。もちろん自宅に居ながら仕事ができるので、子育て中のママさんでも安心して仕事ができます。何より、自分のペースに合わせて仕事ができる点が大きな魅力といえるでしょう。フリーターとの違いとは会社に所属していないという意味ではフリーターも同じですが、フリーターは基本的にアルバイトとして組織に雇用されているため、基本的にはフリーランスとは働き方が全く異なります。フリーターのメリットフリーターは企業側に雇用されているため、いきなり仕事がなくなるという心配はありません。1ヶ月前に通知されれば退職になる可能性はありますが、それでもいきなり明日から仕事がなくなるということはありませんし、雇用保険である程度は守られます。ただ、最近のコロナウイルスのように緊急事態が発生するとシフトが減らされるなどして収入が減ることはあるので、完全に安定しているとはいえません。フリーランスのメリットフリーランスはフリーターのように雇用されているわけではないため、基本的に仕事のスケジュールは自分の好きなように組み立てることが可能です。また報酬額についても、一定のスキルがあればそれなりに高額になってくるというメリットもあります。ただし、フリーランスは仕事の保証がないので企業側からの発注がなくなれば突然収入が途絶えることも覚悟しなければなりません。フリーランスや個人事業主で成功するためのポイントフリーランスも個人事業主も会社という組織に属していないため、いかにして収入を安定させるかが開業当初の当面のテーマとなります。そんな中重要なことは、できるだけ取引先、発注先となる企業の数を増やすということです。一社の下請け工場のようなやり方をしていると、万が一そこからの発注が途絶えたときにいきなり収入がゼロになってしまう可能性があります。いくら大口の取引先があったとしても、フリーランスや個人事業主としてリスク管理するためには、ある程度の取引先を同時に抱えて収入を安定させることを第一に考えた方がよいでしょう。個人事業主とフリーランスの違いに関するまとめ今回は個人事業主とフリーランスの違いについて詳しく解説してきました。どちらも視点が違うので、同じ土俵で比較することは難しいですが、どちらも会社に属していないという点では共通しています。今後副業を容認する会社が増えていけば、個人事業主よりも気楽に始められてほとんどリスクもないフリーランスで仕事をする人は増えていくでしょう。また、そんなスキルの高いフリーランスに仕事を発注したいという企業も今後は増えていくのではないでしょうか。
2020年03月25日こんにちは。どすこい母さんことケイコモエナです。お仕事と育児を両立してビリビリにテンパってる頃、知人の何気ない一言にイライラしながらも気づいたことについてです。 でも…仕事と育児。両立するには皆さんどんな工夫をされているのでしょう。もともと一つのことにしか集中できない私が、仕事も育児も完璧にこなしたい、できるはず、となぜか思い込んでストレスとジレンマを行き来していた日々。この知人の一言にキレながらも気がついた。そんな大それたことは、私ごときに到底無理だったんだ、と。それが分かった時、フっと肩の荷が降りた瞬間でした。そして断れる仕事は断り、育児を優先するようになり心に余裕もできたのですが…。その後、仕事のバランスについてはフリーランスゆえ悩むようになります。そのお話についてはまた別の機会に!
2020年01月29日私はフリーランスで仕事をしており、毎日決まった時間に仕事がある状況ではなかったため、第三子が2歳半になるまでは一時保育を利用したり子連れ出勤したりして、ほそぼそと仕事を続けていました。子連れ出勤の雰囲気や工夫したことなどをご紹介します。 生後2カ月から一緒に打ち合わせイベント企画や営業などをおこなっていた私は、打ち合わせなど短時間の仕事の場合は、生後2カ月から赤ちゃんを連れて行きました。上の子のお迎えや行事などで赤ちゃんとやむを得ず外出することが多かったので、外出自体に抵抗は少なかったです。 先方には赤ちゃんと一緒に行くことを事前に伝え、約束している時間の20分前には打ち合わせの場所近くに到着し、授乳やおむつ替えなどを済ませて訪問するなどの工夫をしていました。 相手方の反応や変化訪問先では、ベビーベッドや赤ちゃんを床に寝かせられるスペースを用意してくださる方もいて、あたたかく受け入れていただき、ほっとしました。赤ちゃんがぐずったり泣いたりして先方に迷惑をかけてしまうのでは……という不安はありましたが、逆に赤ちゃんがいることで、いつもより和やかな雰囲気の打ち合わせになりました。 赤ちゃんと日常的に触れ合わない方は、最初はどう対応してよいのかわからないといった反応でしたが、回数を重ねると、赤ちゃんの成長に驚きながらも、笑顔で抱っこしてくれるようになりました。 育児の方針と仕事のやり方に悩む大変だったことは、低月齢のときは授乳やおむつ替えが頻繁なことと、着替えやおむつなどで荷物がとても多いことでした。そして赤ちゃんが歩けるようになると部屋を出たがるため、おもちゃやおやつでなんとかごまかしている……ということもあり、自分の子育ての方針に反している行動に「これでいいのか……」と悩むときもありました。 3歳くらいになると言葉がしっかり話せるため、「帰りたい! 嫌!」とお客様の前で言ってしまうことも。一緒に行ける環境作りを頑張っても、年齢が上がって自我が芽生えてくると大変さを感じました。 ありがたいことに子連れ出勤を受け入れてくださる方が多かったのですが、やはり失礼がないように毎回とても気を張っていました。一時保育の日は思い切り仕事もできるし、子どもに神経を使わなくて済むのでいつもより疲れませんでした。けれど保育園に入園せず、隙間時間に子どもとお散歩へ行ったり、児童館の行事に参加したりと、仕事を完全にやめなくても自分の好ましい関わり方ができたので、経験できてよかったと思っています。子連れ出勤は、赤ちゃんの個性やお母さんの大切にしたいことのバランスを考えておこなうことが大切だと感じました。 著者:ライター 横山まい三児の母。夫の転勤に伴い三人別々の県で出産し子育てをしている。転勤妻としての妊娠・出産・子育ての経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2019年11月16日「なんでできないの?」 「映画の配給ってフリーランスでできるんですね」とドキュメンタリー映画の配給をフリーランスとして行うサニーフィルム代表 有田 浩介(ありた こうすけ)氏に言うと、そう聞き返されて、答えに困ってしまった。 確かに、できない理由が具体的に頭に浮かんでいたわけではなかった。そもそも映画の配給をするのに何が必要かを知らない。それでも漠然と「できない」を前提にしていた。 やりたいことを仕事にするのは、現実的ではない、夢物語だ、というような風潮が世の中には存在する。だが、なぜ現実的ではないのか?その議論はやっぱりされぬまま。 今回Be inspired!は、日本で類をみないフリーランスのドキュメンタリー映画配給者になるまでの経緯や、仕事に対する情熱あふれる思いを有田氏に聞いた。 自分のやりたいことを仕事にすることは、決して非現実的ではない(だからといって楽でもない)。サニーフィルム代表 有田 浩介氏日本でおそらく最年少、そして最新参者のフリーランス映画配給者ドキュメンタリー映画を専門に配給を行うサニーフィルムは厳密に言えば会社ではない。有田氏が個人事業で、つまりフリーランスでやっているのでその名は屋号という。 国内外の映画祭に足を運び、厳選した映画のライセンスをとり、契約をして、日本での配給権を取得後、それを日本の劇場に流し、DVD化・テレビ化・デジタルプラットフォームへいれる。その間、法務業務、営業業務、宣伝業務、経理業務などもすべて一人で行っているのが有田氏だ。 日本にフリーランスで映画の「宣伝」をする人は少なくないけれど、「配給」はごく稀。ひとりでやっているというとなおさらだ。ドキュメンタリー映画の配給をフリーランスでやる人が他にいるとしても、おそらくそのなかでは有田氏が38歳で最年少、そして最も新参者だろう。 2016年の11月にはオランダ、アムステルダムのIDFA(International Documentary Film Festival Amsterdam)というドキュメンタリー映画祭に初参加し、2本の映画を買い付けた。日本の配給会社は毎年カンヌ、ベルリン、ベネチアと主要な映画祭に行きますが、今の僕がそこに行ってもしょうがないって思っています。世界三大映画祭でみんなと競っても値段が高くなっちゃうだけだから、他の会社が目をつけてない映画祭を探していて、その一つがIDFAだったIDFAはドキュメンタリー映画祭のなかでは世界最大級。世界中から出品されるドキュメンタリーの数は300本を越え世界ナンバーワンで、この映画祭でプレミア上映する作品の数もナンバーワン。日本のニュースは国際報道があっても報道される内容は限られている。アメリカのニュースや中国や朝鮮半島のニュースが多い。でもヨーロッパの映画祭に行くと、ロシアとウクライナの紛争の最前線にある街の少年の話など、日本にいたら絶対に知り得ないような東欧の話がいたるところにあって。初めて参加するIDFAでの活動方法は全く想像がつかず、過去に行った事がある日本人に問い合わせましたがあまり具体的なアドバイスはもらえず、まずは自分の勘で行ってみることにしました。結果的に他の映画祭で出会ったドキュメンタリー人と再会しいろいろ教えてもらいました「世界の片隅の話だけど、それが世界の中心の話なんだよ」ドキュメンタリー映画を専門に配給している有田氏にドキュメンタリー映画の醍醐味をうかがうと、「世界の中心を感じているんだと思う」という答えが返ってきた。映画祭に行くと、世界の片隅の話がそこら中に多くあります。日本では知り得ない話と出会うと、日本にも伝えたいって思う。世界の片隅の話だけど、それが世界の中心の話なのです。そこにいつも感動する。サニーフィルムとして初めて配給した『サファリ』という映画も、ナミビアで行われているトロフィーハンティング(衣食住のためではなく、娯楽として行われる狩り)の話だけど、それって日本からしたら遠い世界の裏側で行われていることの話ですよね。でも、そこの人からしたらそれが世界の中心で、トロフィーハンティングが中心の世界もあるんだなと思う。そういうものに触れて、考えてみると心が動きます現在、フリーランスで映画の配給を行う有田氏はもともと新卒で入社し、大手音楽レーベルの会社に勤めていた。数年働いたのち、やりたいことが変わってきたと感じた彼は20代後半で旅に出る。安定した仕事を離れて旅に出るという決断に不安はなかったのかと聞くと、「そのときはなかったけれど、帰国したあとはもがいたよ」と言う。旅から帰ってきたあと特に仕事などないので、旅の資金の残りの50万円を使って神奈川県の海沿いの葉山に引っ越しました。当時唯一持っていたものは横須賀のホームセンターで買ったママチャリだけ(笑)それで逗子駅まで行って、片道900円ぐらい使って東京に来て、いろんな人と打ち合わせして、何か仕事にならないかっていろいろ売り込んでいました。葉山に引っ越してから、フリーランスになって一番最初に得た音楽の仕事は、パンクバンドのツアーマネージャーでした。東京・名古屋・大阪のライブツアーを一緒にバンドとまわる仕事です。英語も喋れるし、レコード会社で宣伝部の仕事もしてたのでメディアの対応もできました。そこからだんだんツアーマネージャーだけじゃなくていろいろ仕事をもらえるようになりました。旅に出て世界の空気を吸えば自由になれると思って会社をやめたら、帰国して不安定なフリーランスに意外と不自由を感じ、不安に陥ったり、迷ったり、自分がやっていることがこれでいいのかどうかってことを常に考えるようになりましたその音楽系フリーランスの期間を経て、仕事の発注元だった海外アーティストに特化したレーベルに入社する。そこで海外アーティストのライセンス業を学び、レコード制作や宣伝の仕事をしながら、映画の仕事と出会った有田氏。そのレーベルが映画配給を始めたのだ。数年後、残念ながらその会社は倒産し、次は何をしようかと考えているとき、レーベル時代に知り合ったフリーランスの映画宣伝マンに映画宣伝の仕事に誘われる。そこから有田氏の“売れない映画宣伝マン”としての時期がスタートする。そこから3年ぐらいは、まったく売れない宣伝マンをやっていました。年間3本とか。年収なんて100万くらいしか稼げなくて。宣伝だけでは食べられないのでPVやCM制作などの映像制作の仕事もかけもちました。今はドキュメンタリーがシネコン(一つの施設の中に複数のスクリーンがある複合映画館)で公開されることってよくありますが、その当時は本当に稀でした。小規模なドキュメンタリーは予算もすごく少なくて、あまりフリーランスがやりたがる仕事ではなかったのです。僕みたいに新参者か仕事がない人しかやらなかったです(笑)ドキュメンタリー専門の配給をやっていると、ドキュメンタリー好きなんですか?とよく聞かれます。もちろん好きですけど、あの時代唯一与えられた仕事がドキュメンタリーの宣伝の仕事で、いつの間にかドキュメンタリーの仕事が得意になっていたんです(笑)生活は決して楽ではなかったけれど、情熱を持って仕事をこなしていくうちに映画宣伝マンとしての有田氏に転機が訪れる。2013年に彼が宣伝した映画が記録的な大ヒットを出したのだ。そこからは電話が鳴り止まない毎日が始まったそうだ。しかし映画宣伝マンとしての成功で、彼にとって明確になったのは本当に自分がやりたいこと、配給だった。自分でいい映画を日本に持ってきたかった。そこから配給をするための様々な情報を集めながら、自分で配給を始めるための準備期間に入る。 そして数年後の2016年、有田氏の1本目となるシリア内戦初動時を描いたドキュメンタリー『シリア・モナムール』の配給(共同)をするに至った。常にワクワクすることだけをやってきた「自分がやりたいことを仕事にする」というのは日本や、欧米でもそうかもしれないが、比較的裕福な国の若者の人生の大きなテーマだろう。しかし日本に住んでいると、世間体、将来への不安、あるいは一般的な職や就職形態以外の選択肢が見えづらく、一歩を踏み出せずにいる人も少なくないかもしれない。 「そのときそのとき選んだ選択で人生を進めていくと、一つの線になる」。そう話す有田氏の言葉と彼の人生そのものが、自分のやりたいことと不安の狭間で立ち止まってしまっている人の背中を押してくれるのではないだろうか。人に迷惑をかけない限りは将来をあまり気にせず直感を信じて、そのときにやりたいことをやったほうが自分はワクワクできることは確かである。サニーフィルムWebsite代表・有田浩介。2004年よりメジャーレコード会社に勤務。2007年にフリーランスへと転身。2007年から2010年までの3年間、約200タイトルの音楽契約、宣伝、流通業に携わる。2010年にサニー映画宣伝事務所名義で映画宣伝へと転職し国内外のドキュメンタリーを中心にパブリシティー業務に従事する。2015年に『シリア・モナムール』を「テレザとサニー」名義で初配給する。2017年サニーフィルムへと改名し映画配給を専業とする。国内外の映画祭に参加し、特定のジャンルやテーマにとらわれず様々なドキュメンタリーの配給を通じて世界の多様性と映画の可能性を社会に伝える事をミッションにする。近々で6月16日岩波ホール公開『ゲッベルスと私』と、8月ポレポレ東中野ほか夏休みロードショー『ゲンボとタシの夢見るブータン』の公開が控えている。ドキュメンタリー映画の未来は活気に満ち溢れていると思います。才能ある若手作家と新しい作品は潤沢に誕生し、人々が本質的に求める未来のエンターテインメントこそドキュメンタリーになると信じています。(2017.11月)
2018年03月05日ここ数年、高まっているフリーランス熱。その影響もあってか、会社や組織に縛られる働き方は不幸というような、極端な意見もみかけます。私自身も会社員からフリーランスに転向したこともあり、「フリーランス=幸せ、会社員=不幸」という思い込みがありました。しかしこの構図って、本当に正しいのでしょうか?自由な働き方について、改めて考えてみたいと思います。フリーランスって本当に自由なの?フリーランスは会社員に比べて、時間や場所の縛りがゆるいことは事実です。昼まで寝ていることもできますし、通勤する必要もありません。業務以外にかかるストレスが少ないのは、フリーランスの大きなメリットです。その一方で、常に仕事ばかりしてしまうデメリットがあることも付け加えたいと思います。時間が自由ということは、24時間仕事ができる状況でもあるということ。私のようなライターを例にすると、締め切り間際に仕事が立て込んで徹夜するというような単純な拘束もありますが、デスクを離れていても四六時中ネタ探しをしてしまい、頭から仕事のことが離れないという心理的な拘束もついて回ります。当然ですが、フリーランスは自力で稼がなければならないので、仕事のことばかり考えてしまう人は多いはずです。上司はいませんが、一つ一つの仕事をクライアントから厳しく評価され、それが次の発注につながるので、それなりに神経も使います。来月の生活費が気になって、ゆっくり休暇が取れないという人は少なくないのです。会社員って本当に不自由なの?会社員が不自由なのは、単純ですが時間と場所に縛りがある上に、好きな仕事ができるとは限らないからでしょう。目覚まし時計にたたき起こされて、満員電車に揺られてやっとたどり着いた会社。その上、代わり映えのない業務ばかりでは、面白みを感じられないのは当然です。縛りがキツイばかりで、仕事にやりがいがなければ、うんざりしてしまいますよね。ただ組織に属していることで、大きな業務に携わるチャンスがあることも事実。大きなプロジェクトに参加したことは、私の会社員時代の貴重な経験の一つです。目標に向けてチームとして働くことの喜びや、それまで関心の低かった業務に興味を持てたのも、この経験のおかげです。フリーランスになってからは、作業はいつも一人ですし、大きな企業と関わることはめっきり少なくなりました。もちろん毎月お給料が振り込まれるという、物理的&心理的な安心感が得られることも会社員のメリットです。働き方別SNS投稿の傾向フリーランスは仕事を獲得するという目的もあり、SNSを利用して実績を公開する傾向があります。一方で、休暇を楽しんでいるという投稿は少なめ。いつでもお休みできるフリーランスですが、世間の評価が気になることもあって、休んでは申し訳ないという気持ちが働いてしまいます。つい、仕事してますアピールをしたくなり、彼らの投稿の多くにパソコンが写り込んでいるのは、そのためです。会社員の投稿には仕事の内容は少なめ。もちろん守秘義務があるので、気安く社内のことを投稿することは憚れますよね。多いのは、プライベートの充実さをアピールする投稿。ある友人の投稿を見ると、週末ごとに彼や友人と小旅行に出かけて休日を楽しんでいる様子がうかがえます。その意味では、会社員の方がオンとオフの切り替えが上手なのかもしれません。本当に自由な働き方って?フリーランスが仕事に縛られていて、会社員の方がプライベートが充実していると決め付けているわけではありません。実際に経験してみなければ、本当のところは何もわからないということです。実態は世間のイメージとは違うかもしれないのです。そもそも、フリーランスが自由で会社員が不自由なんて考え方自体が、ステレオタイプ過ぎますよね。どちらの働き方が自由かということよりも重要なのは、どんな仕事をしたいのかということでは?働き方は、その手段でこそあれ目的ではありません。その目的さえ見失わなければ、自由か不自由かなんて、本当はどうでも良いことなのかもしれませんね。
2016年10月22日様々な働き方が注目されている昨今。フリーランスやノマドワーカーなど、自由な働き方に憧れている若者も多いと思います。しかし、本当に食べていけるのか?会社員とフリーランスはどっちがいいの?など、気になるポイントはたくさんあるのではないでしょうか。そこで、実際にフリーランスとして働いている若者に「なぜフリーになったのか?」や「フリーランスとしての生活」を赤裸々にお答えいただきました。「自分も自由な働き方がしたい!」と考えている人は。ぜひ参考にしてみてくださいね。今回お話を聞いたゆとり世代は、東京都武蔵野市在住の25歳女性(既婚)。新卒で大手広告代理店に入社するが、1年で退職。現在は、フリーランスのライターとして活動中。【今週のゆとりちゃん】小田佳奈(仮名)年齢:25歳(1989年生まれ)学歴:某私立大学社会学部業種:フリーランス職種:ライター住まい:東京都武蔵野市出身地:東京都婚姻:既婚家族構成:父、母、兄(実家)■ストレスに耐え切れなかった会社員時代―――就職活動のお話を聞かせてください。「かなりガッツリやりました。大3の5月頃からインターンに参加したり、大3の12月にはいくつか最終面接まで進んだりして。私は、大学受験に失敗しているので、早く内定をもらって、家族や友人から『すごーい』と言われたかったんですよね」―――どんな業界を見ていましたか。「中小のベンチャーを中心に、広告・IT・印刷が多かったと思います。エントリーは200社、エントリーシートを提出したのは40社、面接は20社。大4の4月に大手広告会社から内定をもらい、就活を終えました」―――入社後は、どんな仕事をしていたのですか。「入社してすぐに新規事業で不動産サイトを運営する部署に配属されました。東京育ちで一度も引っ越しをしたことのない私が不動産の営業って……絶対ムリ!と思い、すぐに人事に泣きついたのですが、『新規事業に配属されるなんて、期待されてる証拠だよ』とうまく言いくるめられてしまい……。4月中はサイトがオープンしていなかったので、営業の練習など、チームビルディングがメイン。ゴールデンウィーク明けから本格的に飛び込み営業が始まりました。街の不動産屋さんに出向いて、『うちのサイトに広告を載せて出しませんか』と枠を販売するのが仕事。営業のコンサル的な要素はまったくなく、ひたすらノルマをこなすのに必死でした」―――会社を辞めたいなぁと思い始めたのはいつ頃ですか。「転職を考え始めたのは、新卒入社して4ヶ月目ぐらい。営業の仕事が想像以上にキツかったというのもありますけど、1番ストレスだったのは、職場の人間関係と会社の風土ですね。定時は17時45分だったのですが、先輩からは『営業なんだから18時まで会社に戻ってくるな』と言われ、20時から社内会議なんてことも日常でした。社長が土日出社している子を褒めたりして、会社全体に『早く帰っちゃいけない文化』が根付いている感じ。残業するのが美徳みたいな風土でした。あとは、上司(30代前半)がかなり体育会系で、みんなの前で『死ね』『会社辞めろ』とか怒鳴ったり、机を蹴ったり。『おはようございます』と挨拶するだけで舌打ちされたこともあります。1年以内に新卒を辞めさせるモラハラ課長として、社内でも有名だったらしいのですが……。(笑)たまに機嫌がいいときは、『俺も若手の頃は、よく怒られたよ。昔は厳しかったのに、最近の会社はゆるくなってんだよな』とか言っていましたが、私からすれば『なぜ人にされて嫌なことをするの?』って疑問です。同期の『うぇーい』っていうノリも苦手でした。けっこうリア充が多くて、夏はみんなで海とか行って、水着写真をFBにアップしちゃう感じの人たち。表面的には仲良しなんだけど、仕事になるとギスギスし始めて。全然助け合う感じじゃない!」必死に就職活動をして新卒入社した会社だとしても、自分に合わないことだってあります。ストレスを抱えて苦しい想いを続けるよりは、サクッとやめてしまうのも悪くないかもしれませんね。■退社してガラッと変わった生活―――入社前後で、社会人生活にかなりギャップを感じたんですね。「そうですね。もしかしたら私は、会社にいろんなことを期待しすぎていたのかもしれません。社会人1年目の夏に『会社を辞めたい』と思い始めたけれど、この先何をしたらいいのかも分からず……。転職サイトを眺めたり、留学を考えたり、年上の人と結婚しよう!と街コンに参加してみたり。かなりもがく時期がありました。色々と悩んだあげく、会社を辞めるきっかけとなったのが、ライターの学校に通い始めたことと、今の旦那に出会ったことです。当時流行っていた『ノマドワーカー』に影響され、『会社員じゃない生き方を見つけよう!』と思い、11月からライター講座に通い始めたんです。その翌月に今の旦那と付き合い始めました。その当時、彼はフリーターのバンドマン。毎日嫌々仕事をしている会社員の私からみると、『お金がなくても好きなコトをやってる人って素敵』と思ったんですよね。そんな自由人なカレに、『そんなに嫌なら仕事やめちゃえば?』と言われて、あっさり転職を決めました」―――会社を辞めることに対して、上司やご両親の反応は?「上司とは2回話し合いをして、了承してもらえました。ただ、会社を辞めることは決まっても、親には内緒にしていましたね。私は実家暮らしだったので、仕事をせずに家にはいられない……と思い、実家を出て彼と同棲を始めました。その後、すぐに彼にプロポーズをされて、入籍。結婚してからも2ヶ月間ぐらいは親に、仕事辞めたことを内緒にしてました(笑)会社を1年で辞めるなんて、親には言えなくて……。でも報告したら、『なんで黙ってるんだよ!』と父親に言われつつも、『結婚したんだしいいんじゃない?あんなブラック企業辞めて正解だよ』という感じでした」結婚に転職……。一気に生活が変わったという小田さん。心境の変化が、生活の変化に結びついたのかもしれません。小さなことでも行動をおこせば、芋づる式に生活が変わっていくこともあるようですね。■実際に仕事って入ってくるもの?―――会社を辞めて、ライターを志したとのことですが、すぐにお仕事は入ってきましたか。「ライターデビューは社会人2年目の6月です。初仕事は、地域のニュースサイトに1本1500円で記事を寄稿するというもの。でもそれ以外に雑用もやらされて、1か月1万円程度の収入。それだけでは足りないので、アルバイトを2つ掛け持ちしていました。いくら好きな仕事とはいえ、割に合わないと思い、最初の寄稿の仕事は2ケ月で辞めました。アルバイトも辞めて、本格的に執筆を始めたのは、去年の7月頃。現在は、会社員時代の月収は稼げるようになりました。でもフリーランスは、ボーナスも出ないし、経費も自分持ちなので、年収は少なめです」―――まだ25歳とお若いですが、今後はどんなキャリアプランを描いていますか。「一時期は絶対に会社員には戻らないと思っていましたが、最近は週休2日もいいなぁと思っています。フリーで働いていると、仕事を取りすぎたりして、最近は土日も休みがありません。有給が出たり、経費精算ができたりするのも、会社員のメリットですよね。今はしばらくライターを続けるつもりですが、また何年かしたら福利厚生の整っている企業で働くのもいいかなと思っています」しかし、現実はなかなか厳しい様子。自由なスタイルで働けるフリーワーカーですが、それなりの稼ぎを手に入れるには、普通の会社員よりも大変なことはたくさんありそうです。自分は働く上で、何を優先していきたいのか?をよく考えて、働き方を決めた方がいいということかもしれませんね。<今回のまとめ>・ゆとり世代に「体育会系」の指導方法は向かない・残業するのが美徳みたいな日本社会の風土は考え直すべき・会社員orフリーランス、どちらがオトクかで悩んでいる
2016年08月06日朝起きて、家で仕事ができるのが魅力のフリーランス。出社しなくて良いのはとても羨ましいですが、実際フリーランスの人って、どうやって1日を過ごしているのでしょうか。フリーランスで自由に過ごしている女子たちに、1日のスケジュールを聞いてみました。■webデザイナーA子(26歳)の場合「朝は10時に起床。それからSNSとかネットニュースを見ながら朝ごはんをゆっくり食べます。そして11時頃から仕事を開始します。着替えはしないですね。家出ないんで。カフェとか行って仕事したいなとは思うんですけど、画面が大きいパソコンでないと細かいデザインの部分とかやりにくいんで、基本部屋でやります。そこから割とぶっ通しで仕事をやります。昼ごはんはデザインを描きながら食べる感じです。女子力はゼロなんですけど。あとは夕方打ち合わせがあれば外出する時もありますが、基本は家で夕方くらいからはゆっくりして、また21時くらいから再開し、1時くらいに寝る感じです」トータルの労働時間が長そうですが、好きなタイミングでやって、好きなタイミングで休んでいる感じですね。■フリーライターS(28歳)の場合「9時に起きて、ご飯を食べてから家事とかしますね。ちょっとテレビも見たり。13時くらいから雑誌やネットで情報収集をして、1時間くらいで1本書きます。家で書くときもありますし、近所のカフェにMacを持って行ってやることもあります。1日3本くらいですかね。間の時間は本を読んだりして、夜は飲みに出かけます。雑誌で書いていた頃は締め切りがあって徹夜も多かったんですけど、ガツガツ働きたくなくてフリーランスになったので、割とゆったり過ごすようにしていますね」1日3~5時間くらいの労働だという彼女。情報収集の時間を合わせればもう少しかかっているかもしれませんが、それが趣味の延長線だと仕事とは感じず、ただ楽しい時間なのかもしれませんね。■脚本家のE(30歳)の場合「朝は12時起き。14時からテレビ局や出版社の人と打ち合わせをします。終わり次第家に帰ってご飯を食べるか、少しショッピングして帰ります。日が出てる時って、なんかやる気出ないんですよね。22時くらいになってやっとエンジンがかかってきて、朝6時くらいまでやって、力尽きて寝る感じ。完全に夜行性ですねー。朝6時くらいまでネタを書いています」ろ、6時・・・!会社員なら起き始めている人もいる時間でしょう。夜はテンションが上がって仕事が止まらなくなるようです。やりたくない時はやらずに、やりたい時間に集中してできるのはいいですよね。一口にフリーランスと言っても、全く違う1日の過ごし方をしているようです。自分一人で時間の管理をするのが大変そうですが、何時に起きて何時間仕事をしてもいいこんな自由な生活をしてみたければ、フリーランスを視野に入れてみるのもアリかもしれませんね。
2016年08月05日新卒フリーランスが話題になるなど、フリーランスという働き方がすこしずつ浸透してきているこのごろ。もしかしたら、思い切って会社をやめてフリーランスに……と思っている方もいるかもしれません。でも実は、フリーランスはかなり向き不向きがある働き方なんです。そこで、実際にフリーランスとして働く筆者が、フリーランスに向いていない人の特徴を解説します。 ■残業したくない人会社員として働いているあいだ、定時で帰るのが当たり前、残業はしたくないという人はフリーランスには向きません。フリーランスになると、仕事とプライベートに明確な区切りがなくなるぶん、むしろ労働時間は増える傾向にあります。しかも、極論を言えば一日そこにいるだけでお金がもらえる会社員と違って、フリーランスは自分がしっかり働かなければ食べていくことができません。しかも、税金や保険料が増えるぶん、生活水準をキープするには、会社員時代の給料に最低でもプラス10万円くらいは稼がなければなりません。正直、会社員時代と同じ労働時間ではとてもじゃないですが追いつきません。決められた時間しか働きたくない、なるべく労働時間を減らしたい、という人はフリーランスには不向きです。■競争心がない人フリーランスになると、基本的に仕事は与えられるものではなく、自分で取りに行くものになります。すると、どんどん積極的に動いてライバルを蹴落とさないと、仕事を獲得することができません。上司がバランスよく仕事を割り振ってくれる会社員と違って、フリーランスはまさに弱肉強食の世界。競争心をもって仕事を取りに行く気概がなければ、なかなか仕事にありつくことができません。同じようにフリーランスとして働いている同業者のなかで、どれだけスキルを磨けるか、どれだけ目立つ存在になれるかが大切なので、競争心を持たずほのぼの働きたいという人は、フリーランスに向いているとは言えないでしょう。■悲観的な人フリーランスは不安定な働き方です。月ごとに入ってくる収入は違うし、毎月必ず仕事があるという保証はありません。そんな先行きの見えない状況で、あまりにも悲観的になってしまうとどんどん精神を病んでしまうでしょう。後先考えず、向こう見ずすぎるのも問題ですが、あれこれ考えて落ち込んだり、ムダに焦ったりしてしまうと、せっかくの仕事が手につかないなんてことも。フリーランスには「なんとかなる」という楽観的な気持ちが必要なので、悲観的になりやすい人にはなかなか難しい働き方かもしれません。■フリーランスは意外と大変フリーランスというと、自由な働き方という印象が強いかもしれませんが、蓋を開けてみるとそれがすべてはありません。競争心が強く積極的な人にとっては「自由に」勝負ができる、最適な働き方ですが、のほほんとマイペースに働くという意味の「自由」に憧れているなら、むやみにフリーランスを目指すのは危険です。ゆったり自由に働きたいという人は、実は会社員として働くのが一番向いているのかもしれません。
2016年06月20日いま注目されている、フリーランスという働き方。インターネットの発達で、働き方に大きな変化が起きています。ランサーズ株式会社が2015年に行った調査によると、国内労働人口における日本の広義のフリーランスの割合は19%。日本国内で1,228万人がフリーランスとして働いていることがわかりました。また、同調査で行ったアンケートから、これからもフリーランスが増えると予想されています。ただ、魅力的な働き方である一方、フリーランスには「報酬が不安定」というイメージがありませんか?そこで今回は、なりたいが見つかる職業紹介サイト『CareerGarden』を参考に、フリーランスのメジャーな職種の報酬を調べてみました。これからフリーランスになることを考えている方は参考にしてみてください。■1:イラストレーターデザイン会社等に勤めているイラストレーターの年収が300~500万円といわれる一方で、フリーのイラストレーターの多くがアルバイトをしながら生活しているといわれています。一方で、人気が出てくると一枚の絵に何万もの価値が出るようになります。辛い下積み時代を耐え抜いて、実力と個性を磨くことで花開く、夢のある仕事です。■2:フリーライタークラウドソーシングサイトの登場などで、フリーライターの年収は人によって大きな差が見られるようになりました。駆け出しのころは月数万円~10万円の人がもっとも多いといわれています。名前が売れてくれば報酬も上がりますが、そういった人はひと握りです。最近はウェブでの仕事が増え、多くの人がライターとして活動しています。なかでもクラウドソーシングサイトでは、主婦や学生が副業としてライターをやっており、1記事数百~数千円で記事を書いていることもあります。プロのライターの報酬もこのあおりを受けて下がってきており、厳しい業界となっています。■3:個人タクシー全国ハイヤータクシー連合会によると、個人タクシーの平均年収は342万とのことです。個人タクシーの売り上げは地域により差が出てくるので、住んでいる地域によって年収に差が出ます。都内では、年収は500万円以上の方が多く、高い人では年収が800万円を超えます。都内のほうが有利な仕事ですが、観光地で個人タクシーが観光案内をして利益を得るところもあります。■4:フリーカメラマンフリーカメラマンの収入にはばらつきがあり、副業をしながら食べている人も多いため、はっきりとした平均年収はわかりません。仕事が来ない人は月収0円、有名カメラマンは数千万以上稼いでいるといわれています。雑誌の撮影は、1ページ1万円~、スタジオ撮影は1カット5,000円~が相場です。企業勤めのカメラマンの年収がサラリーマンとほとんど同じ。フリーカメラマンは狭く厳しい道なのです。■5:通訳意外なことに、フリーで通訳をしている方の多くの方が時給制で働いています。その場合、時給2,000~4,000円、年収だと300~600万円くらいが相場になります。通訳に常駐してほしいという企業は少ないため、会社に勤務している方は少なく、多くの方が派遣会社や通訳エージェントに勤務している方が多い職業です。■6:キャリアカウンセラーキャリアカウンセラーも契約社員やパートタイマーとして働いている人が多い職業です。三菱UFJリサーチ&コンサルティングが平成23年3月に発表した「キャリア・コンサルティングに関する実態調査結果」によれば、直近1年間の収入が「300万~400万円未満」と答えた人がもっとも多く18.5%、次いで「200万~300未満」が15.8%。「1,000万円以上」と回答した人は8.0%となっていますが、この層はおそらく企業の人事などに勤める人であると想定されており、フリーの方の多くが200~400万円の間で働いていることになります。海外では個人と契約してキャリアカウンセリングを行うことは当たり前ですが、日本では学校やハローワーク、NPO団体などでしか仕事がないため、大きな収入は見込めません。■7:フリースタイリスト実力世界の厳しい業界ですが、3年ほど経験のあるスタイリストであれば、平均的な年収として200万円~500万円くらいに落ち着きます。実力がついて来れば有名人や大企業からのいらいがくるようになり、大金を稼ぐことができます。スタイリストは、仕事量が増え、一人でこなすのが厳しくなってきたところでアシスタントを雇う人が多いです。スタイリストアシスタントの平均年収は、0円~150万円程度が一般的です。アシスタントに給与を払うかどうかは個人の判断に委ねられていますが、報酬が安すぎるとアシスタントにも逃げられてしまいます。■8:グラフィックデザイナー会社員・フリーランス合わせてのグラフィックデザイナーの年収の平均値は300~430万円。大手に勤める方は1,000万円以上稼ぎますが、中小代理店の場合は初戦度300万円を切ることもあります。経験を積んで独立しても厳しい業界で、初年度の年収は企業勤め時代のものを下回ることが多く、営業に追われることになります。もちろん、実力がある方が独立することが多い業界なので、厳しい期間を乗り切れば年収700~800万くらいになり、最終的に制作プロダクションやデザイン事務所を立ち上げる人もいます。■9:プログラマープログラマーの平均年収は350~500万円といわれおり、他業種と比べても一般的な平均年収と変わりません。フリープログラマーとして働いている人は多いですが、派遣社員として厳しい生活を送っている人がいる一方で、独立して1,000万円以上稼いでいる人もいます。独立しない限り、残業が多く体力的に厳しい仕事だともいわれています。残業代だけで年収が100万円以上違う場合があるほどです。■10:フリーアナウンサーフリーアナウンサーは人気がある方がなることが一般的なため、定収入ということはほとんどあり得ません。テレビ局で働くアナウンサーの初任給が23万円~25万円程度、年収は350万円程度が相場で、そこから高くても年収2,000万円程度に上がります。フリーアナウンサーはそれよりも高い報酬をもらっており、高い人では1億円以上を稼ぐ人もいます。しかし、テレビ局は休日休暇や福利厚生がしっかりしているところが多く、フリーになることはそれを捨てるということなので、リスクがないわけではありません。*フリーランスは実力世界で、ほとんどの業種が営業努力を怠れば月収0になってしまいます。その代わり、仕事で得られる達成感なども多く、リスクがある分やりがいのある仕事なのではないでしょうか?だからこそ、新しい働き方としてフリーランスが注目されているのかもしれません。(文/堀江くらは) 【参考】※CareerGarden※フリーランス実態調査-ランサーズ株式会社
2016年06月05日ゆとり世代の中にはフリーランスという働き方に憧れている人も多いようです。新卒で企業に就職せず、フリーランスとして働く社会人が話題になることも多いですよね。わずらわしい人間関係や、会社のルールにとらわれないフリーランスは、自由かつ解放的でとても楽しそうに見えると思います。もちろんそれも事実なのですが・・・実際にフリーランスとして働いている筆者は、実は「正社員時代より辛いかも・・・」と思うこともあります。もしフリーランスになろうか迷っている人がいたら、実態を知らずに憧れだけで決断してしまうのは早計。そこで、「フリーランスが辛い」と思う理由を3つ紹介します。■税金がこわいフリーランスになって一番辛いと思ったのは、税金や保険料への恐怖です。正社員時代は毎月給料から天引きされていましたが、フリーランスになると1年に1回、一括で支払わなければならなくなります。そのため、たくさん稼いだからといって自由にお金を使えるわけではありません。税金や保険料が払えるよう貯金しなければならないからです。正社員は税金や保険料は会社が半分負担してくれますが、フリーランスはすべて自己負担。正社員時代より多く稼いでいるはずなのに、手取りはほとんど変わらない、むしろ減ってしまったなんて人もいるようです。ちょっとでも仕事の予定が入っていない月があると、とたんに「税金払えるかな・・・」と不安になるので、精神的なストレスを感じます。■徹夜が増えるフリーランスになってから、徹夜をする日が増えました。これは単純に仕事量が増えたということはもちろん、時間の縛りや制御するルールがないことも原因のひとつ。正社員時代は、一応定時が決まっていたり、終電までには上がるという目安があったりと、働きすぎをふせぐ仕組みがありました。ですが、フリーランスはすべて自分次第。しかも、自宅で作業しているとなかなか時間を区切ることができず、気付いたら朝になっていたなんてことはしょっちゅう。また、安定して仕事が入るわけではないため、依頼があった案件を片っ端から受けてしまうようになり、結果的に正社員時代とは比べものにならない量の仕事をさばくことになるんです。■人との会話が減るフリーランスになると決まった同僚がいなくなるため、必然的に会話が減ります。また、自宅作業が増え、一日中誰とも会わずに過ごす・・・なんてことが日常茶飯事に。たとえ「人と会話するのがそこまで好きではない」という人でも、さすがに何日も誰とも口をきいていないとなると、精神的に落ち込んだり塞ぎこんだりしてしまいます。実家暮らしや同棲をしている場合は問題ありませんが、ひとり暮らしだとふとしたときにさみしさが襲ってきて辛いです。■フリーランスは甘くないフリーランスという働き方は、場所や時間にしばられず働けたり、自分の裁量で仕事ができたりと、いいこともたくさんあります。実際に、筆者は自分の性質に合った働き方だと思っています。でも、そんな筆者であっても「正社員時代の方が楽だった・・・」と思うことが多々あります。収入が毎月安定しなかったり、社会的信用が低かったりと、不安になったり嫌な思いをすることも。フリーランスでしか叶えられない夢がある、大変でも独立して働きたいなどの覚悟がある場合は別ですが、「自由で楽しそうだから」という理由だけでフリーランスへの転向を決断することは、おすすめできません。実は正社員より辛いことが多いかも、ということを頭に置いてもらえれば幸いです。
2016年06月03日会社員など組織に所属しながら働く人とフリーランスで働く人とでは、恋人として付き合う上で何か違いはあるのだろうか。フリーランスで働く男女と実際に付き合った経験のある人100人に、どうだったか聞いてみた。Q.フリーランスで働く恋人ならではの付き合ってよかったこと、悪かったことを教えてください。■時間がある・「会いたいときに会える」(30歳男性/和歌山県/食品・飲料/販売職・サービス系)・「いつでも会える」(32歳男性/埼玉県/機械・精密機器/技術職)・「時間に融通が利くので、旅行に頻繁に行ける」(26歳男性/新潟県/農林・水産/技術職)・「時間に自由がきくので、よく会いに来てくれたことはよかった」(32歳女性/東京都/食品・飲料/事務系専門職)・「平日など、デートの自由度が高いこと」(28歳女性/東京都/建設・土木/事務系専門職)・「会える時間は多いけど、お金の不安がある」(46歳女性/大阪府/学校・教育関連/専門職)・「空き時間が取りやすいので、すいてる時に遊園地とかに行けること」(25歳女性/山形県/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「時間が余っている」(34歳男性/東京都/金融・証券/事務系専門職)・「余裕がある」(30歳女性/東京都/建設・土木/事務系専門職)■予定を合わせやすい・「休みの融通が利くので予定を合わせやすかった」(35歳男性/北海道/小売店/販売職・サービス系)・「比較的、相手の時間が自由なので、休日を合わせやすかったこと」(30歳男性/山口県/学校・教育関連/専門職)・「休みがとりやすいのが良かった」(32歳女性/兵庫県/建設・土木/技術職)・「時間の制約がなくて、デートがしやすかったです。悪い点は、支払いにいちいち領収書をもらうところです」(42歳男性/千葉県/電機/技術職)・「平日でも会えるときがあった。好き嫌いが激しかった」(50歳以上男性/東京都/その他/その他)■予定が合わない・「休日が定まっておらず、デートのスケジュールが立てにくい」(23歳女性/東京都/その他/事務系専門職)・「なんか、時間がうまく合わなかったです」(33歳男性/東京都/情報・IT/技術職)・「相手は時間が自由になるので急な予定は入りやすいが、逆に休みが不定期なので計画が立てにくい」(50歳以上男性/山梨県/建設・土木/技術職)・「忙しくてあまり会えない」(28歳女性/大阪府/電機/事務系専門職)・「時間に束縛されないが、変な時間に働くことがあってちぐはぐな生活感がある。合わせてくれるが先の予定が立てづらい」(46歳男性/岐阜県/電力・ガス・石油/技術職)・「急に仕事の電話が来る」(28歳男性/三重県/警備・メンテナンス/営業職)■お金がある・「お金持ちが多い」(24歳女性/愛知県/生保・損保/営業職)・「いつもおごってもらえた」(34歳女性/岡山県/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「デート代の一部を経費にできたこと」(37歳女性/東京都/商社・卸/事務系専門職)・「時間とお金がある」(29歳男性/東京都/医療・福祉/専門職)■忙しさと収入が安定しない・「相手の繁忙期が状況によって異なる(安定感がない)」(30歳女性/北海道/小売店/事務系専門職)・「時間も仕事量も不規則なので、たくさん遊べる時と、そうでないときの落差が激しかった」(46歳男性/東京都/その他/クリエイティブ職)・「稼ぎがいいときは羽振りがいいけど、貧乏な時はこちらがださなければならなくなる」(36歳女性/大阪府/学校・教育関連/専門職)・「仕事が安定しないときはデートの予算も少なくなるのがちょっとわびしい」(32歳女性/山形県/医療・福祉/専門職)・「安定していないせいか、なんとなく安心感がなかった」(28歳女性/富山県/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「自由がきくが、締切が近づくと会えない」(34歳女性/大阪府/その他/その他)・「時間の自由がきくので平日でもデートできるが、給料に浮き沈みがある」(33歳女性/京都府/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「時間が自由になる、が、仕事がたてこんでいる時は全然会えない」(31歳女性/京都府/金融・証券/営業職)■刺激的・「刺激的だった」(29歳女性/神奈川県/金融・証券/販売職・サービス系)・「仕事の仕方など今まで気にしなかったことを考えられた」(28歳女性/北海道/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「かなり自己主張が強い人が多いと思います」(47歳男性/東京都/建設・土木/技術職)・「自由闊達に自分のやりたいことをやり、責任を取っているのでとても人として自立している」(32歳男性/神奈川県/機械・精密機器/事務系専門職)・「がんばってる姿が好き」(24歳男性/神奈川県/情報・IT/営業職)・「見識が広がる」(33歳男性/茨城県/運輸・倉庫/営業職)・「思い切りのいい人で他ではできない体験を一緒にたくさんできた」(25歳女性/富山県/ホテル・旅行・アミューズメント/秘書・アシスタント職)・「社長っぽくてかっこよさがあった」(28歳女性/北海道/自動車関連/技術職)・「生きていく力強さを感じる」(31歳男性/東京都/食品・飲料/技術職)■感覚が合わない・「とにかく金銭・時間感覚がサラリーマンと違う。すれ違いでけんかばかりになりすぐに別れてしまった」(31歳男性/大阪府/機械・精密機器/事務系専門職)・「学生の頃はただ楽しくて良かったが、私が体育会系の営業職で就職したら、一度も就職したことのなかった彼には仕事の忙しさや付き合いの多さを全く理解してもらえなかったので別れた」(31歳女性/神奈川県/不動産/秘書・アシスタント職)・「考えが独特で振り回された」(36歳男性/山梨県/機械・精密機器/販売職・サービス系)フリーランスで働く男女の特徴として、付き合ったことがある人から回答が集中したのは「時間がある」「自由」「予定を合わせやすい」という内容だった。また、「お金がある」「考え方が刺激的」といった回答もあった。いいところは悪いところにもなり得るのか、「予定が合わない」「収入が安定しない」「感覚が合わない」といった声も挙がっていた。調査時期: 2015年4月24日~25日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 100人(フリーランスで働く男女と付き合った経験のある人限定)調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年06月01日ライフネット生命保険は5日、保険代理店大手の豊通保険パートナーズと代理店契約を締結し、フリーランスなどの顧客に向けた保険加入機会の提供を開始すると発表した。その第一弾として、5日よりクラウドワークスが提供するクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」に登録するフリーランス23万人へ、イントラネット(会員ページ)を通じた保険商品販売を開始したとしている。○傷病手当金、団体保険などのセーフティネットが不十分なフリーランスに対する保障の提供を目指して多様な働き方が認められつつある昨今、特定の企業や団体、組織に専従せずに働くフリーランス(個人事業主・自由業)という新たな働き方が増加傾向にあるが、一方でフリーランスは、「傷病手当金」「厚生年金」などの保障がないことに加え、一般的に大手企業グループや官公庁に福利厚生制度として導入されている「団体保険(従業員・家族を対象とした割安な保険制度)」も、フリーランスなどの個人には適用できないなど、会社員などに比べセーフティネットが乏しいという課題が存在する。このたびの取組みは、そのようなセーフティネットが不十分なフリーランスの支援を目的として、保険代理店大手で団体保険の運営ノウハウを保有する豊通保険パートナーズと提携し、フリーランス向けに保険サービスの提供を開始するとしている。○クラウドワークスに登録のフリーランス23万人へ保険加入機会を提供フリーランスの「仕事」「教育」「保障」を支援する日本最大級のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」に登録する188業種、23万人のフリーランスへの福利厚生サービスとして、イントラネット(会員ページ)を介して手頃な保険料である同社保険商品への加入機会を提供。また、豊通保険パートナーズによるフリーランス向けのお金や保険のセミナーを開催し安心して仕事に向き合ってもらうための環境づくりを支援していくとしている。
2014年11月10日ライフネット生命保険は5日、「フリーランスの働き方とお金に関する調査」の結果を発表した。それによると、フリーランスの方が正社員より平均貯蓄額が高いことがわかった。同調査は、2014年10月20日~21日の期間にインターネット上で行われ、20~49歳のフリーランス・正社員1,000人から有効回答を得た。フリーランスに、現在の仕事環境について、会社員と比べて得だと思うことを聞くと、「好きなことを仕事にできる」が47.4%でトップ。以下、「好きな時間に仕事ができる」が44.4%、「好きな服装で仕事ができる」が38.2%と続いた。反対に会社員と比べて不安だと思うこととしては、「収入が安定しづらい」が70.8%で最も多かった。貯蓄額を尋ねたところ、フリーランスの平均額は431万円、正社員の平均額は359万円と、フリーランスの方が高いことが判明。フリーランスの貯蓄額の詳細を見ると、「3,000万円以上」の割合が3.6%と、正社員(1.6%)の2倍以上となったほか、「1,000万円以上」の割合は約10人に1人に当たる12.2%と、こちらも正社員(9.4%)を上回った。一方、フリーランスの5人に1人となる22.2%は「貯蓄額が0円」で、正社員(18.4%)と比べて貯蓄額の多い人と少ない人の差が大きいことがわかった。保険加入率を見ると、死亡保険や医療保険ではフリーランスの方が正社員に比べて低い結果に。保険に加入しない理由については、フリーランス、正社員ともに「お金に余裕がない(保険料が支払えない)から」が最も多かった。
2014年11月07日「派遣っていつ切られるかわかんないしなー」「私の人生、この会社でなんとなく終わるとか嫌だなー」なんて思っているANGIE女史のみなさん!フリーランスという働き方はいかがでしょうか?「ひとりで働くなんて、私にはムリムリ!」そんな声が聞こえてきそうですが、実はそんなに難しくありません。かくいう私も、派遣社員からフリーのライターになった口ですから。でも、最近思うんです。この働き方には“向き不向き”がある、と。 今日はそんな、フリーランスという働き方を選択しても生活できる、いわば「フリーに向いている人はこんな人!」というお話をしたいと思います。まずは、私のお話を少々。リアルに派遣社員からフリーランスになった経緯をお話することで、みなさんが独立した時のイメージを膨らませてもらえたら嬉しいです。私がフリーランスとして働いている職種は、ライターと呼ばれるもの。ライターになろうと思ったのは、“文章を書くのが上手いと褒められたから”。たったこれだけの理由で、働きながら学校まで行って就いたweb制作の道をあっさりと捨て、大手出版社に潜り込みました。いや、正確にはweb制作の道は捨ててはいません。大手出版社には、web制作で潜り込んだのですから。そして面接の時にこう言いました。「私、ライターになりたいんです。制作もするんで、ライター的な仕事もさせてもらえませんか?」後に上司となる女性は、「……慣れてきたらそういうことも頼みたい……かな。でも今は、webの制作を募集してるから。ほら、ね?」と引きつった表情で答えたのでした。今になってわかります。その時の私は、なんて怖いもの知らずだったか、と。怖いもの知らずはフリーランス向き!?>>>ライターとひと言で言いますが、じつはとっても奥が深くて、とくに雑誌のライターなんて「やってみたいんすよね。」と鼻をほじりながら言ってやらせてくれるものではありません。学生の頃から編集アルバイトで下積みをして、10年経ってもなれない人だっているほどです。しかし、そんな怖いもの知らずで大胆な性格の人は、フリーになるには向いていると思います。ひとつ目の向いてるポイントが出たところで、ここからは、私が実感しているフリーランス向きの人の特徴を5つに絞って説明していきますね!1:いい意味で神経が図太い人当然、収入は不安定になることが予想されます。そんな時でも「なんとかなるさ~」と思える楽天的な人はフリーに向いています。私の場合は、派遣で働いていた時、連休が続いたりすると収入が少なくなるというのを経験していたので、むしろフリーになるほうが収入が増えると思っていました。派遣はどれだけ働いても時間で給料が決まってしまいますが、フリーは自分次第でいくらでも収入を増やせる点が魅力的です。それに、この仕事がなくなっても、他にできることはたくさんあります。だって、世の中にはたくさんの仕事があるんですよ~。そう考えるとワクワクしませんか?極端ですが、このように物事の良い面ばかりを見てしまう、ある意味“おめでたい”性格なら、満を持してフリーに転向しましょう。いかがでしたか?後編では、残り4つの「フリーランス向きな人の特徴」をお話します。悩んでいる人は、ぜひ自分にとってリスクの高いほうを選択することをおすすめします。たとえリスクの少ない道に甘んじても、そこではもうあなたは成長できません。悩んでいる時点で、あなたにとってその道は、魅力的ではなくなっているはずなのですから……。photo by Pinterest
2013年11月19日