佐川急便は5月8日、4月よりスマートフォンを利用した「電子サイン」を一部エリアで開始したことを発表した。これにより、スマートフォンの画面に専用のタッチペンでサインするだけで荷物の受領が可能になる。今まで受領印データの提供は配達日翌日以降の対応となっていたが、電子サインにより、最短5分で確認が可能となる。また、複数個の荷物に対しても一括サインができるため、顧客の時間を短縮できる。同社は、2017年度までに全国の配達員5万人にスマートフォンを配備することを想定している。配達員にスマートフォンを持たせることで、顧客に新商品や新サービスの情報を画面で見てもらい、その場で提案するといったことも可能になるという。
2015年05月09日俳優の綾野剛が5月7日に、東京・新宿で行われた主演作『新宿スワン』のジャパンプレミアに出席。レッドカーペットが敷かれた歌舞伎町セントラルロードには、約2500人のファンが来場し、「いよいよ作品が第一歩を踏み出した。たくさんの方に集まっていただき、大変光栄です」と感激していた。その他の写真この日は綾野をはじめ、共演する山田孝之、沢尻エリカ、金子ノブアキ、深水元基、山田優、豊原功補、伊勢谷友介、園子温監督、鈴木おさむ(脚本)、山本又一朗プロデューサーが勢ぞろい。映画はアジア最大の歓楽街・新宿歌舞伎町を舞台に、女性たちに水商売を斡旋するスカウトマンたちの熾烈なだまし合いや抗争、頂点へと成り上がろうとする男たちのロマンを描く。歌舞伎町でもロケを敢行した本作では、閉館前の名所『TOKYU MILANOビル』なども登場し、園監督は「僕にとって新宿は青春の地。多くの芸術家、表現者を育てた町へのいろんな思いが、残像として刻まれている」と感無量の面持ち。東京・TOHOシネマズ新宿では舞台あいさつも行われ、「そういえば、現場で女の子をスカウトしていましたよね?」(沢尻)、「かわいいなと思ったら、声をかけて、実際に出演してもらった。こういう映画なので、自分でもスカウトしないとと思って」(園監督)と舞台裏も明かされた。また、この日は綾野から、歌舞伎町商店街振興組合理事長の片桐基次氏に、映画特製の“スカウト行為防止PRポスター”が手渡され、新宿東宝ビルのオープンを機に生まれ変わった歌舞伎町の健全性アップに一役買っていた。『新宿スワン』5月30日(土)TOHOシネマズ新宿ほかにて全国拡大公開取材・文・写真:内田 涼
2015年05月07日ニコニコ生放送で隔週木曜日放送されている「アニメぴあちゃんねる」。本日4月23日(木)放送分のゲストに歌手の綾野ましろが出演する。【チケット情報はこちら】綾野ましろは、2014年10月にテレビアニメ『Fate/stay night』のオープニングテーマ『ideal white』でデビュー。番組では、北海道出身で現在も住んでいるという綾野が、北国らしいロケーションで撮影した写真や、北海道のおすすめスポットなどを紹介。また独特のファッションセンスを持つという綾野が、目玉のアクセサリーなど、自身が持つちょっと変わったアイテムのコレクションを披露する。さらにイラストが得意だという綾野から、過去に描いたイラストや、番組用に描き下ろしたイラストも会員放送で視聴者にプレゼント。そのほか4月29日(水・祝)に発売する、TVアニメ『ガンスリンガー ストラトス』オープニングテーマであるシングル『vanilla sky』について、ジャケット撮影の裏話などをトーク。透明感のあるジャケットに隠されたコンセプトや、独特の衣装を着る際の意外な苦労などを語る。番組後半の会員放送では、綾野の幼少時代の写真を公開。同級生が7人しかいなかった小学校時代や、学生時代の思い出、音楽と出会ったきっかけなどを語ってくれる。また「アレ何だっけ?!まんが道場」と題して、前述のようにイラストが趣味という綾野が、同じくイラストを得意とするレギュラーの相坂優歌とお絵描き対決をするコーナーも実施する。出演者は声優の相坂優歌、前田玲奈、構成作家の美濃部達宏。番組の進行役を務める日直MCは前田玲奈が務める。毎回お弁当を披露しているレギュラーのタカオユキは、今回は舞台出演により欠席。ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」は4月23日(木)20時30分にスタート。また、今月から新たにYouTube「アニメぴあちゃんねる」が開設。こちらではオリジナル動画や、ニコ生で放送した名シーンなどを配信。オリジナル動画第一弾は、前田玲奈と、容姿がガマガエルな“がまぴぃ”が、気になる話題について語っている。初回のテーマは、いま話題の“ソフレ”(添い寝フレンド)。前田玲奈がソフレについてありかなしかを語っているので、こちらもニコ生とあわせてご確認を。■アニメぴあちゃんねる日時:4月23日(木)午後8時30分~午後10時00分出演:前田玲奈 / 相坂優歌 / 美濃部達宏ゲスト: 綾野ましろ
2015年04月23日綾野剛が映画『新宿スワン』公開を記念して4月16日(木)に行われた、主題歌を歌う「MAN WITH A MISSION」と挿入歌を担当する「UVERworld」の対バンライヴに飛び入り参戦!アンコールでギタリストとしてニルヴァーナの「Smells Like Teen Spirit」を奏でた。和久井健の同名漫画を鬼才・園子温が映画化した本作。綾野さんは、歌舞伎町でスカウトマンとして生きる主人公・白鳥龍彦を演じており、マンウィズ(=MAN WITH A MISSION)が主題歌「Dive」を、UVERworldが挿入歌「Collide」をそれぞれ、本作のために書き下ろしている。綾野さんはマンウィズのボーカル・ギターのJean-Ken Johnny(ジャン・ケン・ジョニー)、そしてUVERのボーカルのTAKUYA∞とプライベートでも親交があり、彼らと俳優とミュージシャンという立場で仕事ができることが嬉しいよう。この日は、最初はUVERのパフォーマンス後のトークにサプライズで登場したが、友人とはいえ人気ミュージシャンの対バンの場に足を踏み入れることに恐縮しつつ「みなさんに喜んでもらえたらと思い、来ちゃいました(笑)」と語り、熱い歓声で両バンドのファンから迎えられた。トークセッションではUVERのTAKUYA∞さんとのやりとりだけだったが、ライヴ終盤のマンウィズのアンコールで綾野さんは再登場!「『新宿スワン』カラ狼ヲ捕マエテキマシタ!」という紹介を受けて、メンバーと同じ黒いカバーオールを身にまとい、顔を仮面で覆った姿で現れ、ギターを手にすると仮面を投げ捨てた。この思わぬ演出に会場は大興奮に包まれた。綾野さんは元々、音楽プロジェクト「mr.a(ミスター・ドット・エー)」でも作詞作曲を手掛けるなどミュージシャンとしての側面も持っており、「全速力海岸」(中野裕之監督)では主演のみならず全楽曲の作詞作曲を手掛けたほか、初主演映画『Life』でも音楽監督を兼任している。綾野さんが加わったアンコールの1曲目では、マンウィズもミニアルバム「Trick ot Treat e.p.」にてカバーしている「ニルヴァーナ」の人気楽曲「Smells Like Teen Spirit」を演奏。綾野さんは時折、激しいヘッドバンギングを見せながらギターパフォーマンスを披露し、喝采を浴びた。演奏を終えたのち、「白鳥龍彦コト綾野剛デシタ!」というコールに綾野さんは充実の表情を見せ、拍手と歓声に笑顔で応え、ステージを後にした。『新宿スワン』は5月30日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月16日今をときめく北川景子さんと綾野剛さんのおふたりが出演する「MINTIA」のCM。「リフレッシュするたび、人生は、前を向く」と、仕事でツライことがあってもポジティブに変換する姿を、北川さんは空間デザイナー、綾野さんは商社マンとして熱演しています。そのおふたりの貴重なオフショットが、WEB限定のスペシャルムービーで公開中です。テレビや映画で活躍する姿とはまたひと味違った、等身大の姿をとらえています。仕事に対する想いや真剣な表情、オフショットでもキラキラと輝くおふたりの素の笑顔は必見です。北川さんのスペシャルムービーでは、「迷わず自分を信じてカメラの前に立たなければいけないプレッシャー」など、普段メディアではあまり見せることのない“仕事への不安”について語っています。そして、「普段の生活から自分を高めていけるように努力をしている」と、プロフェッショナルとして女優の仕事に取り組む北川さんの真剣な表情が見られます。ムービーの最後にある、北川さんから同世代の仲間へ贈るメッセージは、仕事に頑張っている女子としてはとても共感ができ、励まされる内容なので、お見逃しのないように。綾野さんのスペシャルムービーでは、「自分がやりたいことに愛がなかったら続かない」と言い切る綾野さんの表情から、演じることへの強い愛が伝わってきます。ムービーの最後では、北川さんと同じく真剣なまなざしで、「同世代の仲間へ」と熱いエールを贈っています。少し変わっているけれどカッコイイ綾野流のミンティアの取り出し方にも注目してください。この2本のスペシャルムービーの中に隠れているヒントを参考に、クイズに答えて正解した人の中から抽選で500名に、「ミンティア ワイルド&クール」10個と「オリジナルクリアファイル」2枚をセットをプレゼントする 「MINTIA LOVES LIFE. スペシャルムービーキャンペーン」 が実施されています。(4月30日まで)現在放送中のCM、綾野さん出演の「MINTIAワイルド&クール僕とミンティアと」篇と、北川さん出演の「MINTIAワイルド&クール私とミンティアと」篇もチェックするのをお忘れなく。落ち込んだとき、失敗してしまったときなど、前を向きたいときには気持ちのリフレッシュが必要。そんな時に「ミンティア」をポケットに忍ばせておけば、頼もしいパートナーになってくれそうです。3月14日からは、綾野さん出演の「MINTIAカテキンミントマネすんなよ」篇の放送もスタート。スペシャルムービーで、演じることへのふたりの熱い想いを知ったうえでCMを見ると、さらに楽しめそうです。・MINTIA 公式サイト キャンペーンサイトは こちら から
2015年03月13日綾野剛主演、園子温監督、山本又一朗プロデュースの映画『新宿スワン』が、5月30日(土)から公開されることが決まり、メインビジュアルと特報映像が公開になった。『新宿スワン』特報映像本作は、和久井健の人気コミックを『新宿スワン』映画化したもの。新宿歌舞伎町を舞台に、女性たちに水商売の斡旋するスカウトマンたちの熾烈な争いを描いた作品。綾野がスカウトの道を歩み始めたアウトロー、白鳥龍彦を演じ、山田孝之、沢尻エリカ、伊勢谷友介らが出演することが発表されていたが、新たに金子ノブアキ、深水元基、村上淳、久保田悠来、真野恵里菜、安田顕、山田優、豊原功補、吉田鋼太郎が出演することが発表になった。主演の綾野は「皆様、お待たせしました。映画『新宿スワン』完成いたしました。ようやくお届けできること、感謝の極みです。園子温組、スタッフ、キャストと共に魂を込めて暴れさせて頂きました。遠慮なく、皆様に爪痕を残す所存です。いざ」とコメント。龍彦を救いの王子様として慕うアゲハを演じた沢尻は「新宿スワン、衝撃の作品です。アゲハを通してこの作品に恋をしました。男たちの迫力のある芝居に圧倒され、現場では常に刺激と興奮の連続でした」と撮影を振り返った。また、MAN WITH THE MISSIONの新曲『Dive』が主題歌に、UVERworldの新曲『Collide』が挿入歌に決定した。『新宿スワン』5月30日(土) TOHOシネマズ新宿ほかにて全国拡大公開
2015年01月30日佐川急便とリバリューは10月21日、リバース・ソリューション分野(返品物流等の静脈物流分野)における業務提携契約の締結を発表した。運輸・物流事業者の佐川急便と、返品・余剰品等のアセット・リクイデーター(資産の流動化・販売促進)となるリバリューは、同提携により、商品の在庫管理・入出荷から、返品回収、返品・滞留商品の検品・再流通までをワンストップで行うサービスを業界で初めて実現する。2012年3月から佐川急便が開始している「リバース・ソリューション」サービスを一層強化し、新たな価値を創出・提供することで、コストの最適化など、荷主企業様の物流課題を解決する狙いだ。提供する機能は、佐川急便の「物流ソリューション(在庫管理・入出荷オペレーションノウハウ)」と、リバリューの「リクイデーション(適正なプライシング)」、豊富な流動化ネットワーク、検査・検品ノウハウとなる。これにより、ECサイトや一般小売、卸、メーカーといった各業態の荷主企業は、事業環境変化への素早い対応やコストの最適化などの実現が可能だという。
2014年10月22日佐川急便と佐川フィナンシャルは、9月24日から新サービス「SAGAWA後払い」の提供を開始すると発表した。SAGAWA後払いは、通信販売などで購入者が商品を受け取ったあとに、コンビニなどで支払いができる決済サービス。現在、通信販売ではクレジットカード決済が主流になっているが、「決済後に商品が手元に届くかどうか不安」「カード情報の漏えいが心配」という消費者の声もあり、事業者が後払い決済に対応することの重要度は増しているという。SAGAWA後払いは、消費者が購入した商品の代金をいったん佐川フィナンシャルが立替える仕組みで、通信販売事業者にとっても代金未回収のリスクを背負わずにすむメリットがある。
2014年09月17日『ルパン三世』実写化という最高難易度のプロジェクトにひるむことなく立ち向かった小栗旬、玉山鉄二、綾野剛。スクリーンで躍動する3人が、公開を前に改めてこのミッションを振り返った。その他の写真あちこちに散りばめられたおなじみのセリフや仕種。3人とも随所でアニメ版のルパン、次元、五ェ門の“匂い”を感じさせる。アニメとの距離とバランス――それは今回の実写化の根幹に関わる重要部分だ。実は、最初に提示された設定では、ルパンはおなじみの赤いジャケットを着ておらず、五ェ門も着物ではなくライダースコートという設定だったという。小栗は最初に感じた“違和感”とそこからのアプローチをこう説明する。「このチームがどこに向かおうとしているのか?原作とは違う“新しい”『ルパン三世』を作ろうとしているところがあり『なるほど、そういうチャレンジなのか!』と思う反面、『それにしては、新しいものを作ろうとするエネルギーが弱くないか?』という印象だった。みんな、そう感じているところがあって『やっぱりルパンをやるなら、ある程度は観客が待っていることをやった方がいいんじゃないか?』という話になった。『じゃあ、赤ジャケットを着る提案をしてみるわ』となったり、いろいろ試行錯誤しながら、僕らがずっと見てきたアニメの世界観に寄せていったというのが一番大きいと思います」。一方で玉山は、世間が言うほどにはこの『ルパン三世』実写化を特別視せずに臨んだ。その言葉にはいくつもの作品に参加してきたこの男の自負が感じられる。「与えられた台本、衣裳、髪型で、どこまでみなさんの違和感を薄められるかというのが役者の仕事。いつも通りのアプローチをした結果、こういう次元になった。『プレッシャーは?』とみなさん仰いますが、それは僕らにとっては宿命。かといって自分の中に勝手に敵を作る必要はないし、それが作品に良い結果をもたらすとは思えない」。「最初に実写化と聞いて『やめた方がいい』と思った」と笑う綾野だが、彼の五ェ門に対するアプローチも徹底している。作品次第で、必要ならば役柄の人生を背負い、深く入り込んでいく綾野だが、今回は「五ェ門という“記号”に徹した」という。「あくまでこれは『ルパン三世』であって、特に今回、五ェ門の物語は必要ないし、実写版ならではの五ェ門を出す必然も全くない。『何となく五ェ門ってこうだよね?』と絶対数が知っている五エ門を目指しました。それぞれの哲学の下、作り上げた実写版『ルパン三世』。共通するのは強い“意志”だ。『ルパン三世』8月30日全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2014年08月29日選ばれた女性の胸にのみ寄生する、妖しくも美しい、シャニダールの花。映画『シャニダールの花』で、その花に含まれる新薬開発の成分を求めて研究に日々を捧げる大瀧を演じたのは、綾野剛だ。ミステリアスで独自の雰囲気が人気の綾野にこの作品の魅力を聞いた。(c) anan / 小笠原真紀■脚本を読んだときの印象、そして石井監督の現場は如何でしたか? 最初に台本を読み終わったとき、石井監督が醸し出しているものが映像になるのであれば、参加したいと思いました。前から石井監督の作品や、文章を読んで、魅力的な方だなと思っていて、台本の中身や、僕がどう思ったかが大切なのではなくて、石井監督が纏うものが映像化されること自体が重要というか。石井監督から出てきたものを生身の人間が体現するのであれば、その作品に関わりたいと思いました。撮影現場では、監督が作った確固たる世界観があって、監督を見ていれば自然とその世界に入っていけるので、役を作るという感覚はなくて。美術や衣装などのスタッフの仕事も素晴らしく、現場に入った瞬間、これはもう余計な役作りは必要ないと思いました。■黒木さんと初めて共演をされる中で驚かされたり、刺激を受けた部分はありますか? 演じているときは役柄の大瀧でしかないので、綾野剛としての驚きはなかったです。自分の客観性は持たないし、演じるときは基本的に自分を捨ててしまうので。セリフというのはコミュニケーションで、その行間にある感情の方が圧倒的に大切になると思うんです。ただ、大瀧として「え、なんで今、響子はこういう表情してるの? 」って相手の行動に驚くことはありました。意外と単純に反応しているというか、本当にシンプルにやっているつもりです。■劇中で見せた響子との鼻と鼻を合わせるシーンが非常に印象的でした。あのシーン、台本ではキスするはずのシーンだったんですが、大瀧は響子に対してそういう感情は抱けなかったんじゃないかと思って。人って自分のことを指す時、鼻を指しますよね。心がそこにあるというか、鼻って一番綺麗な場所のような気がするんです。だから大瀧は響子と心を通わせるような気持ちで、唇じゃなくて鼻と鼻をあわせたかったんじゃないかなと。気持ちとしてはキスしているんです。■今作は“花”がテーマの作品となっていますが、想い出の花はありますか? 中学と高校のとき、食虫植物のハエトリソウを育てていました。子供の頃、オジギソウが大好きで、いつも隣の家に生えていたオジギソウを撫でながら学校に通学していたんです。僕は1月生まれなんですが、調べたらオジギソウが僕の誕生花で、花言葉は〈感じやすい心〉と〈失望〉。なるほどなと思いました(笑)。 僕は花そのものよりも、咲くまでの過程に魅力を感じます。シャニダールの花も女性から生み出されることに魅力がある。何にせよ、そこにたどり着くまでの過程がいいですよね。■最後に、どのように今作を見て頂きたいですか? この作品を観た後に、新しい理解を導き出してくれたらなと思います。何かを理解しながら観るのもとても豊かなことですし、最初から答えが出ているような作品も僕は好きですが、この作品はそうじゃないんですよね。とても静かで、常に何かが揺らいでいる狂気のようなものを感じられる作品です。この作品は、“こういう話だな”と自分の枠に当てはめずに、スクリーンの中で起こっている事実を受け止めて、鑑賞後に自分が感じた答えを正解と思ってほしいです。映画『シャニダールの花』は、7月20日(土)よりテアトル新宿ほか公開 ・公式サイト (c)2012「シャニダールの花」製作委員会
2013年07月23日綾野剛・主演の『シャニダールの花』が7月20日(土)に公開を迎え、綾野さんを始め、刈谷友衣子、山下リオ、古舘寛治、伊藤歩、石井岳龍監督が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。石井監督が長年、温めてきた企画を実現させたオリジナル脚本による意欲作。一部の限られた女性の胸にだけ花が咲くという不思議な世界を舞台に、この花を美しく咲かせる使命を負った研究員と女性たちの心のケアを担当する女性の愛を描き出す。ついに公開を迎え、綾野さんは「感慨深いです。感謝の極みです」としみじみと語り、満員の客席に深々と頭を下げる。石井監督は常々、今回、本作のために集結した俳優陣を「理想のキャスト」と語っていたが、「(物語は)大ウソの話ですが、俳優の感情表現、存在感がこの世界をリアルで豊かにしてくれる。そのための“案内人”であり、重要でしたが、主演5人に恵まれて嬉しかったです」と改めて感謝の思いを口にした。公開前の試写会でひと足早く映画を鑑賞した観客からは、女性の胸の花に触れ、診療する綾野さんの並々ならぬ“色気”を指摘する声が多数あったという。綾野さんは「いやらしい見方を…(笑)、そうですか?」と照れ笑いを浮かべ、「監督がそう撮ってくださっただけですよ。丁寧に大切に扱う、優しく触れるようにしました」とふり返る。では、実際に綾野さんの診察を受けた女優陣の感想は…?伊藤さんは「至近距離の診察で、近かったよね(笑)?普通の内科とは違い、(胸の花に)生命があって、大切にしないと枯れてしまう。心がのぞかれているような気持ちで、(花に)触られるときも『そこは自分しか触ってないんだけど…』という気持ちでした」となんともエロティックな感想を漏らす。刈谷さんも「近かったです!体から生えているものだから…じっくり見られると照れました」と恥ずかしそうに述懐。山下さんも「一番、見られたくなかったです。(演じたミクは)コンプレックスを抱えているので、撮影中も『見ないで』という気持ちでした」と明かす。綾野さんはこれを、医者と患者というよりも「男女の距離だった」とふり返るが、研究所の上司を演じた古舘さんは「僕にはそんな距離には来てくれなかった!僕もいろいろ見てほしかったです」と不満を漏らし、客席は笑いに包まれていた。『シャニダールの花』はテアトル新宿ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シャニダールの花 2013年7月20日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2012「シャニダールの花」製作委員会
2013年07月21日「佐川男子」を舞台化するイケメン俳優集団ネイキッドボーイズ。同舞台に出演するメンバーが3月某日、都内某所にある佐川急便研修センターで「佐川男子」を一日体験した。NAKED BOYZ『佐川男子』チケット情報ネイキッドボーイズは事務所の垣根を越えて2010年に結成、舞台を中心に活躍する俳優集団だ。5月15日(水)からスタートする第5回本公演では『佐川男子』を、「チーム配達」と「チーム集荷」のふたつのユニットに分かれて交互上演。日々の仕事から生まれる数々のエピソードをもとに、ひたむきに生きる佐川男子の姿を、歌とダンスを交えてコメディタッチに描いていく。メンバーたちは実際に佐川急便で行われている研修を体験。整列の俊敏さ、挨拶の仕方、配達の際のお客様対応など学んだほか、実際の研修の様子も見学。「運ぶのは荷物ではなく、お客様の心」という佐川急便の企業精神を体感した。研修終了後、チーム集荷主演の服部喜照は「とても貴重な体験でした!佐川急便さんに恥じないよう、絶対に舞台を成功させたいと思います!」と、佐川男子のような清々しい笑顔で公演への意気込みを語った。NAKED BOYZ ACT V 『佐川男子』は5月15日(水)から19日(日)まで、東京・築地ブディストホールにて。チケット発売中。
2013年03月27日映画『その夜の侍』が11月17日(土)に公開を迎え、堺雅人、山田孝之、新井浩文、綾野剛、谷村美月、赤堀雅秋監督が都内劇場で舞台挨拶を行なった。赤堀監督が主催する「THE SHAMPOO HAT」が上演した芝居を監督自ら映画化した本作。妻をひき逃げで殺されて以来、犯人への復讐だけを胸に生きてきた男と刑務所から出所後も反省することなく生きる犯人、そして彼らに翻弄される周囲の人々の姿を描き出す。堺さんは「個人的なことですが」と前置きし、「僕は15年ほど前に劇団をやっていて、残念ながら劇団員としての僕の夢はダメだったんですが、下北沢の小さな劇場で始まったこの作品がこうしてみなさんに見ていただけるようになり、15年前の夢が叶ったような誇らしい気持ちです」と感慨深げに語った。山田さんは暴力的で残虐な木島を演じたが、劇中とは打って変わって「どうも山田です!」と軽い口調で挨拶。「木島よりはまともで普通です。安心してください」と笑いを誘っていた。決して明るく楽しい物語ではないだけに、綾野さんは「地獄鍋のようなこの作品をおすそ分けをすると思うと胸が痛みます」と複雑そうな表情。谷村さんは「こういう映画が好きという人が増えたら嬉しいです」と笑顔で送り出した。赤堀監督にとっては本作が監督デビュー作だが、新人監督に与えられる「新藤兼人賞」の金賞受賞が発表されたばかり。なぜか「すいません」を連発しつつ、赤堀監督は「出来過ぎです。スタッフやキャストのみなさんのおかげです」と頭を下げた。ちなみに同賞の銀賞は蜷川実花監督の『ヘルタースケルター』が受賞しており、新井さんは「その両方に出ているウチと綾野剛くんの方がよっぽどすごいと思います(笑)」と語り喝采を浴びていた。堺さんと山田さんは意外にも本作が初共演だが、印象について聞かれた堺さんは「撮影が大変で覚えていない」と苦笑い。山田さんも「そうです」とうなづき、撮影の過酷さを伺わせた。綾野さんは「孝之に顔をはたかれるシーンがありますが、あそこで僕は一瞬、本当に落ちてます」と告白。新井さんは、堺さんと山田さんを中心とした豪雨の中での渾身のクライマックスシーンの撮影翌日のファミレスでのシーンが最終日だったそうだが「スタッフもみんな気力ゼロでした。最後はひどい現場でしたね」と暴露し客席は笑いに包まれた。『その夜の侍』は全国にて公開中。■関連作品:その夜の侍 2012年11月17日より全国にて公開© 2012「その夜の侍」製作委員会
2012年11月18日『新しい靴を買わなくちゃ』桐谷美玲×綾野剛インタビュー「あんなに(思いを)伝えられないですし、行動力もない…あんなにかわいく甘えられないです!」と、桐谷美玲が自ら演じた役、スズメの性格について話すと、「全然甘えていいのに」と横でつぶやく恋人・カンゴ役の綾野剛。あまりにも自然な2人のやりとりは、まるで恋人同士そのもの。『新しい靴を買わなくちゃ』では、中山美穂と向井理演じる男女の、偶然の出会いから始まる大人な恋の傍ら、もう一つのラブストーリーが繰り広げられる。向井さん演じるセンの妹・スズメと、遠距離恋愛中の恋人・カンゴ。スズメは日本からはるばるパリへ、カンゴを訪ねにやってくる。いま旬な2人が演じる、キュートでちょっぴり切ない恋物語だ。「『何をしても受け止めるから大丈夫だよ』って」(桐谷)2人のストーリーは、スズメがカンゴのパリのアパルトマンを訪れるところから始まる。突然パリに現れた恋人を、カンゴは優しく迎え入れる。それは、演じる桐谷さんと綾野さんの現場での関係も同様だったと2人は話してくれた。「『何しても受け止めるから大丈夫だよ』って。アドリブが多かったので、どうしよう、どうしようって思っていたんですけど、『カンゴとして、大丈夫だから』って言ってくれました」。桐谷さんの言葉に、「真っ当に言われると恥ずかしいですね。でも『全部受け止めるから』ってそういう想いでした」と綾野さんは照れた様子。そう、驚くことに、2人のシーンはほとんどアドリブ!桐谷さんはこう続ける。「あの空間にカンゴとしての綾野さんがいて、スズメとしての私がいると、自然とその空気に馴染むというか、そういう感覚になりましたね。綾野さんは裏表なく、本当にそのままの空気感ですごく引っ張っていってくれる。頼りがいがありますね」。さらに、台本は「ガイドブックみたい」で、「役作りは現場で」と付け足す綾野さん。「日常の会話が多く、その中で何をしなくちゃいけないのか、台本以外のところにある。(台本は)あくまでガイドで、どこのレストランに入るかとか、どこの場所に自分が行くかとかは自分が選ぶという感覚でやっていました」。観客がきゅんとする、恋人同士の自然な空気感は、まさに“自然と”生まれていたものなのだ。「逆に役から離れている時間はなるべく一緒にいました。お昼休みのときも『ごはん食べに行くよ』みたいな感じで」とほほ笑む。ちなみに、パリでの仕事は初めてという綾野さん。「準備という意味ではなんとなくパリに慣れる、ということはしましたね」。「素直なときこそ、女性が一番美しくなれる瞬間」(綾野)そんな撮影現場でのエピソードを聞いていると、桐谷さんが北川悦吏子監督にずっと言われていたことがあったと教えてくれた。それは「スズメちゃんはほんとかわいい女の子だから!」という言葉。確かに、自分の思いをストレートに言える、素直なスズメは女性から見てもかわいい…そのシンプルなことが難しいのだけれど。綾野さんから見たスズメは?「素直なときこそ、女性が一番美しくなれる瞬間だと思います。素直を我慢しているとどんどん感性とか感覚が劣化していく気がします。自己中心的な素直とは全然違う意味で、好きなものにちゃんと素直になれるっていうのはいいと思います」。そして話はスズメからカンゴへ、さらに「男と女」の話へ、綾野さんは語る――。「男と女は生命体として違いますからね。不安定なんですよ、男って。染色体もそう、女性はXXで男性はXY。だから基本的に女性には安定力があるし、肝が据わっているし、生命体としては圧倒的に強い。男は消耗品です。センも何かを失ってぽっかり空いた穴を自分では埋められず、やっぱり女性の包容力とかいろんなもので埋めて、もう一度立ち上がろうとする。都合よく言うとスズメがいたからカンゴがいる、スズメありきの人ですよね。帰る場所があるという安心感があったんでしょうね」。インタビュー中も寄り添うようにしてお互いの話に頷く2人。桐谷さんと綾野さんの間に生まれる空気感が、そのままスズメとカンゴになり、スクリーンに映し出される。とびきりお似合いのカップルだ。では最後に恋の質問をもう一つ、もし綾野さんがカンゴだったら遠距離恋愛する?「やってみないと分からないですね!」(photo:Toru Hiraiwa)特集「パリ、恋、4人の場合」■関連作品:新しい靴を買わなくちゃ 2012年10月6日より全国にて公開© 2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012年10月11日靴修理サービスチェーン店「ミスターミニット」を運営するミニット・アジア・パシフィックは、佐川急便とコラボした“靴の宅配修理”「楽リペ」サービスを実施している。このサービスは2012年2月より、東京都・神奈川県エリア限定で展開していた。このほど9月3日より、同サービスを千葉県・埼玉県全域へとエリア拡大した。「楽リペ」は写真や現物送付による、事前の見積もりや問い合わせが一切不要の靴修理サービス。価格設定は全国ミスターミニット店舗と同等で、往復送料まで全て含んだ業界最安(ミスターミニット調べ)の明朗会計システムとなっている。注文は、「楽リペ」ホームページにログインすれば、24時間受付可能。佐川急便セールスドライバーが指定住所まで集荷に行くため、面倒な梱包(こんぽう)も不要だという。修理品は注文日より最短3日後の業界最速(ミスターミニット調べ)で、希望住所に佐川急便セールスドライバーが届ける。このほど、同サービスを東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県に拡大。修理品の集荷・届けは従来通り、店頭同等価格(往復送料も含む)に据え置き。拡大を機に、希望の集荷場所・届け場所を別々に指定できるサービスを追加した。例えば「東京の勤務先で集荷、千葉県の自宅へ届ける」といった使い方もできる。サービス エリア拡大を記念して、9月3日より、新規の登録会員に「(仮)ご入会特典1,000ポイント」プレゼントキャンペーンを実施している。この新規登録時1,000ポイントは、初回利用時から「実質1,000円」分として使用できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日滋賀県守山市の佐川美術館の樂吉左衞門館(らくきちざえもんかん)では、『樂吉左衞門襲名30周年記念17歳の初造りから今日までの自選茶碗展~「僕はこの茶碗一つを作って、家を出た」』を開催中だ。期間は9月23日(日)まで。同展は、樂吉左衞門襲名30周年と『ちゃわんや』(淡交社刊)の出版を記念したもので、樂吉左衞門が17歳時の初造りから現在までの自選茶碗に、折々を語るエッセイや詩を添えて展示している。これまで明かされることのなかった作品誕生の秘話をはじめ、己に課した激しくきびしい日々や、茶の湯に向き合う姿勢がつづられたエッセイや詩から、樂吉左衞門氏の作品制作の道程を一望できる。今回展示される樂吉左衞門の樂茶碗は、17歳初造りの「赤樂茶碗」(1966年)・「皪釉(れきゆう)樂茶碗雪千片」(1987年)、「焼貫(やきぬき)黒樂茶碗白駱」(1986年)、「焼貫黒樂筒茶碗天阿」(1993年)、「焼貫黒樂茶碗篠舟」(2002年)など27点。時を追って樂吉左衞門の作風の変化を見ることができる内容だ。第十五代に当たる樂吉左衞門は、京都に1946年に生まれ、東京芸術大学美術学部彫刻科を卒業。2年間のイタリア留学の後、1981年に第十五代樂吉左衞門を襲名。作品は、伝統に立脚しながらも安住することなく、常に斬新な感覚を示す造形美の世界を表現し続けている。1987年にプリンストン大学「ヴィジティングフェローシップ」を受け渡米。1997年には、ヨーロッパで「RAKUDynastyJapaneseCeramists」展を開催し、樂焼を初めて海外に紹介した。2000年にはフランス政府より「芸術文化勲章・シェバリエ」を受賞。世界的に高い評価を得ている陶芸作家である。国内では、「日本陶磁協会賞」はじめ数々を受賞。また、その作品は、京都の樂美術館、京都国立近代美術館、東京国立近代美術館、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館などに、永久コレクションされている。佐川美術館の樂吉左衞門館の開館時間は、9時30分~17時(入館は16時30分まで)で、月曜日(祝日の場合翌火曜日)が休館日。入館料は、一般1,000円(800円)、高大生600円(400円)、中学生以下無料(保護者の同伴が必要)。※()内は20名以上の団体割引料金。障がいがある方は「障害者手帳」の提示により付添者1名まで無料 なお、佐川美術館は、佐川急便の創業40周年記念事業の一環として、比叡・比良山地を仰ぐ、琵琶湖のほとりに1998年3月22日に開館した。「水に浮かぶ美術館」称されるぜいたくな空間の中に、日本画家の平山郁夫(1930年~2009年)、彫刻家の佐藤忠良(1912年~2011年)、陶芸家の樂吉左衞門の展示館が設けられている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日佐川アドバンスは7日、福岡地区で「介護旅行(外出支援)サービス」の取り扱いを開始した。同サービスの九州での取り扱いは旅行業界初となる。同サービスは、「家族に気兼ねなく旅行に行きたい」、「孫の結婚式に参列したい」など、要介護の高齢者の旅行や観劇、お墓参りなどの身近な外出へのニーズに対応している。専門の訓練を受け、資格を持つトラベルヘルパー(外出支援専門員)が同行。介護が必要な高齢者や家族が、安心して旅行や外出を楽しむことができるというものだ。すでに同社では、2010年10月から東京地区で、2011年10月には大阪地区でも同サービスの提供を開始。その後、四国地区で同様のサービスを展開する穴吹トラベルと業務提携を結び、取り扱い地域を拡大してきた。今後は10月に名古屋地区・仙台地区で開始し、サービスエリアを広げていく計画とのこと。さらに同社では、同じSGホールディングスグループの一員である佐川急便との連携により、同サービス利用時に、旅行バッグなどを事前にホテルに配送しておくことで身軽に旅行ができるよう、自宅と宿泊先間の手荷物配送(オプション)の取り扱いもスタートさせる。※トラベルヘルパーは内閣府認証NPO法人日本トラベルヘルパー協会が認定。また、トラベルヘルパーは株式会社SPI あ・える倶楽部の登録商標。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月08日