毎日パンに塗っているマーガリンなどの植物性の油。植物性だから動物性のバターよりも体によい? そう思ってあえて使用している方もいらっしゃるかもしれませんが、美容や健康への良さというのは、植物性・動物性という枠だけで決めてしまうのは大きな落とし穴。キレイな人は油にこだわっています。■人工でつくった油は、体にとって不自然なものマーガリンやファットスプレッドは、本来は液体である植物油(コーン油や大豆油など)に、水素添加という処理を施すことによって、固体化させた油のこと。その処理によって、分子構造が自然界には稀にしか存在しない「トランス型」に変化します。本来は酸化しやすい植物油が劣化しにくい性質に変わり、保存性がよくなるため、加工品などに使用するにはうってつけ。ただし、不自然な構造をもつ、それらがたくさん含まれた食品を私達が摂ることによっての問題点を知っておかなくてはいけません。不自然なものが体内に入ることによって、消化・分解への負担が大きくなるどころか、悪玉コレステロールを増やし、同時に善玉コレステロールを減らしてしまいます。また、細胞の膜や脳の材料であるはずの脂肪酸がニセモノの油にとってかわってしまうため、心臓病や糖尿病、アレルギー疾患、癌、など様々な病気を引き起こす原因となってしまうことが、数々の研究で明らかになっています。美しさは健康という土台にしか成り立ちません。キレイな人はきちんと油を使い分けているのですよ。■どんなものに含まれているの?前述のような分子構造が変化した人工油をトランス脂肪酸といいます。トランス脂肪酸が含まれている食材は、まずは、マーガリンやファットスプレッド、ショートニングなど、パンに塗ったり、お菓子の材料として使う植物性の固形(または半固形)の油です。バターさえ使っていれば安全だと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実はほとんどのお菓子などの加工食品の原材料にはこういった人工油が使われているのです。例えば、コンビニやスーパーで買う食パンや菓子パン、コロッケや唐揚げなどの揚げ物、そして気軽に買える、ポテトチップスやクッキーなどのスナック菓子、ファーストフードのフライドポテト、ハンバーガー、ドーナツ、デパ地下のケーキなどにも。外食をすると家では再現できないほどのサクッとした食感の天ぷらや串カツなどがたくさんありますよね。ああいったサクサクした食感を作り出す材料がショートニングなのです。加工品の場合は裏の原材料表記には、「マーガリン」「ショートニング」または「植物油脂」という言葉が見つかることと思います。ただし、レストランなどで食事をした場合は、材料を知ることはなく、知らずにかなりの量を口にしてしまっている人も多いはず。WHO(世界保健機構)では、トランス脂肪酸の摂取目安を1日の全摂取カロリーの1%未満にするよう、勧めていますが、残念ながら1% どころか、百害あって一利なしの体を蝕む油なのです。今やほとんどの先進国では完全に姿を消すか、または厳しい規制のもと、危険性を大きく謳っています。例えば、ドイツやデンマークなどでは、日本製のマーガリンはトランス脂肪酸のかたまりだとして、10年以上も前から発売が禁止になっていますし、アメリカでは2013年の終わりに、食品医薬品局(FDA)がアメリカ全土で、トランス脂肪酸の食品使用を全面的に禁止する方針を発表しています。■私たちの美と健康と、子供たちの未来前述したように、油は細胞をつくり、脳を作ります。美しい肌、正しい神経伝達、そして、当たり前のように機能する健康な体そのものを作る重要な構成材料です。また、女性は自分の体だけではなく、未来の子供たちのことも考える必要があります。母親の摂ったトランス脂肪酸は母乳中に分泌されます。急速に発育している乳児が摂り続けることで、外部からの刺激に弱くなり、アレルギー体質になりやすいとも言われています。ましてや妊娠中の女性が摂ることでの胎児への影響は言うまでもありません。今や摂取をゼロにできないくらいに、様々な食材に使用され続けているトランス脂肪酸。日本の対応の立ち遅れから、この事実を知らない人の方が多いことでしょう。自分を構成するための材料となる、毎日口にする食品について、もっと関心をもつことが今私たちにできることなのかもしれません。
2014年11月28日富士工業は25日、卓上調理の煙や油、ニオイを吸い取るダイニング照明「クーキレイ」の新モデル「BE」タイプと「PT」タイプを発表した。プロダクトデザイナー・廣田尚子氏を起用し、デザインを刷新した。発売は12月5日。直販価格はいずれも税別59,000円となっている。クーキレイは焼肉や鍋などの卓上調理で発生する煙や油、ニオイをテーブルの真上で吸い取るダイニングLED照明。プレフィルターのほか、脱臭・脱煙・脱油からなる4層のフィルターで空気をろ過する。ファンで吸い込んだ空気をフィルターに通すことで、ニオイは80%、煙は90%、油は95%カットされるという。いずれのモデルにも専用リモコンが付属し、LED照明の調光や調色、ファンの運転モード切り替えなどを行える。本体のデザインは、プロダクトデザイナーである廣田尚子氏が手がけた。BEタイプはフレア形状、PTタイプはドーム形状となっている。廣田氏によれば、BEタイプは生活を楽しく活気あるものにしてくれるデザイン、PTタイプは団らんをやさしくサポートするデザインだそうだ。いずれのタイプも、サイズはW502×D502×H450~850mm、重量は5.3kg。風量は「弱」「強」「急速」の3モードを用意する。カラーはホワイトとブラック。
2014年11月25日セレブやモデルも取り入れているという「オイルプリング」という美容法を知っていますか?これは、植物の油を口に含み、上下左右にぶくぶくしながら口をゆすぐだけ……というオイルケアのこと。実は、アーユルヴェーダの自然療法ではとてもメジャーなデトックス方法のひとつです。あらゆる美容効果をもたらしてくれるオイルプリングは、免疫力の弱まるこれからの季節にもピッタリ。そこで、そのやり方や効果などをまとめた、オイルプリング入門編をお伝えしましょう。オイルプリングにはどんな効果があるの?まず紹介したいのは、オイルプリングがもたらすうれしい効果について。プリング(Pulling)とは「引っぱる(Pull+ing)」ことで、口の中に隠れているウイルスや細菌などの毒物をしっかり引き出します。そして、こんな効果をもたらしてくれるのです。1.口内デトックス&口臭予防虫歯菌の減少はもちろん、風邪などのウイルスが体内に侵入するのを防いでくれます。口を動かすと唾液の分泌が増えるので、抗菌作用が高まり、ドライマウスや口臭も改善されます。2.冷え解消&アンチエイジング効果アーユルヴェーダで推奨しているのはごま油を使うこと。ビタミンEが多く、血行促進をする働きがあるので冷え性さんには特にピッタリです。さらに、オイルにたくさん含まれている抗酸化物質が皮膚から吸収され、アンチエイジング効果もあるのです。3.ほうれい線撃退&小顔効果も!口の中でオイルを動かしながら表情筋を鍛え、ほうれい線を撃退しましょう。舌を歯の表面や裏面に沿ってくるくると回すと効果的です。フェイスラインを鍛えて、老けて見られがちな顔のたるみや目の下のクマ解消にも役立つほか、顔全体が引きしまる効果も期待できます。オイルプリングの正しいやり方オイルプリングの効果を実感しやすいのは、朝起きてすぐ、食事の前、そして眠る前です。シャワーを浴びながら、家事をしながら、テレビを観ながら……とても簡単に行うことができます。1日1~3回ほど行うと良いでしょう。1.スプーン1杯のオイルを口に含むはじめはオイルのトロっとした感触がありますが、ぶくぶくしていると、すぐにサラサラになります。まずは口の中を全体的にゆすぎましょう。オイルの量は多すぎるとやりづらいので、適量に調整します。2.目安は15~20分口の中が潤ってきたら、次は歯の隙間もしっかり通しましょう。歯の外側から内側にオイルを移動させます。慣れないと最初は難しいかもしれませんが、オイルプリングの効果をさらに引き出します。3.吐き出して仕上げのうがい毒素たっぷりのオイルは飲み込まず、必ず吐き出しましょう。吐き出す時は、排水溝ではなくゴミ袋へ。排水溝の詰まりの原因にもなる可能性があるからです。オイルプリングに使用する植物油は、ごま油以外にも、免疫力を高めるココナッツオイル(エキストラバージン)や、手軽に始めやすいオリーブオイルがおすすめです。オイルの味や香りなど、好みのものを選んではじめてみましょう。すぐに効果を実感できる!私の場合、夜の歯磨き前にオイルプリングを行いましたが、磨きづらい奥歯の汚れが自然に落ちていたり、翌朝起きた時に感じる口内の渇きが緩和されていたり、洗顔していると口の周りが引き締まってプリプリしていることに気付いたりと、1回だけでもその効果を実感!最初は「口に油を入れるのか……」とひるんでいましたが、美容にうるさいセレブ達が注目するのもうなずけます。簡単にあらゆる美容効果をもたらしてくれるオイルプリング。ぜひ、試してみて下さいね!Photo by Pinterest
2014年11月02日油なのに痩せる!? セレブも愛用するココナツオイルがすごい理由ミランダ・カーさん、道端ジェシカさんなど、モデルや女優、セレブたちが愛用していると話題の「ココナツオイル」。“痩せる油”“奇跡の油”と絶賛される理由はいったいどこにあるのでしょう。今後、大ブレイク必至のココナツオイルの魅力と、毎日手軽に摂れる簡単レシピを紹介します!●食べてキレイになる“奇跡の油”ココナツオイルは、ココヤシの実の白い果肉部分から作られる植物油です。ココナツオイルが注目を集めているのは、なんといっても「油なのに痩せる!」と言われている点。その理由は「中鎖脂肪酸」という成分を多く含むことにあります。ほかの多くの油は、「長鎖脂肪酸」が主成分。摂取すると体内に蓄積され、必要に応じてエネルギーとして使われます。ですから、脂肪として身体に溜まりやすいんです。一方、中鎖脂肪酸は体内に入るとすぐに吸収・分解され、エネルギーとして使われます。体に溜まらず、代謝を活発にすることから“痩せる油”と言われているんですね!また、冷え性の改善や便秘解消にも効果があると言われており、食べることでキレイになる、まさに“奇跡の油”なのです。●免疫力アップ、トランス脂肪酸ゼロで健康にも◎また、ココナツオイルには母乳にも含まれる「ラウリン酸」という物質が含まれており、免疫力をアップさせる働きがあるそう。抗酸化作用の強いビタミンEが豊富でアンチエイジング効果が期待できるだけでなく、油自体が酸化に強いため、酸化した油に含まれる有害物質を摂取してしまう心配もないのだとか。さらに、心臓病や肥満の原因になるとされるトランス脂肪酸がゼロ、悪玉コレステロールがゼロなど、「体に悪いところが見当たらない油」とまで言われているんです。ただし、これらの効果を得たいなら、精製されたココナツオイルではなく、未精製のヴァージンココナツオイルを選ぶことが重要。また、いくら美容や健康にいいといっても油ですから、過剰に摂取すればカロリーオーバーに。成人なら「1日大さじ3~4杯」のココナツオイルを目安にしましょう。●バターやサラダ油の代わりに使って毎日の食卓へでは、このココナツオイル、どうやって毎日の食事に取り入れればいいのでしょう。ほんのりココナツが香るオイルは日常使いしにくそうに思えますが、意外と何にでも合います。バターやサラダ油など、いつもの油脂製品の代替品として、気軽に使ってみましょう。ここでは、ココナツオイルの風味を生かした簡単レシピ2品を紹介します。<“かけるだけ”で完成! ココナツシナモントースト>とっても簡単なメニューですが、毎日摂取したいならシンプルな方法が一番!ふんわり甘いココナツの香りはシナモンと好相性で、バターよりあっさりしているのでペロリと食べられます。■材料(1人分)・食パン……1枚・ココナツオイル……大さじ1・シナモンシュガー……適量■作り方(1)食パンをトースターで好みの加減で焼く(2)焼き上がった食パンにココナツオイルをかける(3)好みの量のシナモンシュガーを振りかける(ダイエット目的なら少なめに)<揚げ物でも罪悪感ナシ! 鶏のココナツオイル揚げ焼き>ココナツオイルの魅力のひとつは、酸化に強いこと。油は時間の経過だけでなく、加熱によっても酸化すると言われていますが、ココナツオイルは熱による酸化にも強いんです!せっかくですから、加熱調理にも使ってみましょう。ただ、ヴァージンココナツオイルは安い物でも1瓶2000円前後となかなか高価なので、少量で済む揚げ焼きにしてみました。■材料(2人分)・鶏もも肉……1枚・しょうゆ……大さじ2・酒……大さじ1・しょうが……1かけ・片栗粉……大さじ1・小麦粉……大さじ1・ココナツオイル……大さじ2■作り方(1)鶏もも肉をひと口大に切る(2)しょうがをすりおろし、しょうゆ、酒と合わせてボウルに入れ、鶏肉にもみ込む(3)冷蔵庫で1時間程度置く(4)3に片栗粉と小麦粉を加え、よく混ぜる(5)フライパンにココナツオイルを敷き、じっくり揚げ焼きにするほかにも、コーヒーや紅茶に少量入れたり、炒めものにお菓子作り……と、活用法はさまざま。人気の高まりにより、すでにデパートやスーパーでは品薄状態のところも多いようですから、気になる人は入手が難しくなる前に試してみては?<文/市川裕子>
2014年10月23日(画像はプレスリリースより)痩せるために「油抜きダイエット」していませんか?ダイエット食品「マイクロダイエット」を展開している、サニーヘルス株式会社は、ダイエット情報配信サイト「microdiet.net」にて「調査レポート体に良い油・悪い油、種類を知ってキレイにやせる!」を公開しました。油の摂り過ぎは、ダイエットや健康面でも良くないと思われ、ダイエット中に極端に油を抜く「油抜きダイエット」を実践している方も多いのではないでしょうか?しかし、適量の油を摂取しないと体の様々な機能に影響が出て、肌のツヤや髪のパサつきの原因になり、「油抜きダイエット」では、綺麗になれません。体に良い油、悪い油を知り綺麗にダイエット油の種類は様々で、体にどう影響するかは種類によって異なり、摂取量や、積極的に摂りたい油、控えたい油があります。摂りたい良い油は、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸です。飽和脂肪酸は、肉類やバター、乳製品などに含まれ常温では固体であることが多く、酸化しにくい特徴を持ち、摂り過ぎると悪玉コレステロールが増え、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病につながりますが、魚や和食にすることで、摂取過多を防ぐことができます。不飽和脂肪酸は、常温では液体であることが多く、光や空気、熱によって酸化しやすい性質を持ち、不飽和脂肪酸のオメガ3、6は体内でつくることができないため、食品から摂る必要がある必須脂肪酸です。控えたい油は、マーガリンやショートニングに含まれる「トランス脂肪酸」で、体に不要な脂肪酸として、摂り過ぎると生活習慣病のリスクを高めるとWHOが注意勧告していて、日本では現在規制はありませんが、欧米の国々では含有量の規制や表示が義務化されています。体に良い油の摂取量を守り摂ることで、健康的な美しさを手に入れましょう。【参考】・サニーヘルス株式会社プレスリリース/PRTIMES
2014年10月04日“あぶら”と聞いて何を連想しますか? 油=太ると思っている方が意外に多いのではないでしょうか? 一口に“あぶら”と言っても、身体やお肌にとって良いあぶらと悪いあぶらとあるのです。ダイエットをしているからといって油抜きの食事ばかりしていると、お肌や髪の毛に艶がなくなりパサパサになってしまうこともあるのです。身体にとって必要な良いあぶらを知り、それを積極的に取り入れることは実はとても大切! そして良質な油を取り入れることは、身体の内と外から綺麗になる近道なのです! ■植物油に含まれる脂肪酸アロマセラピーなどのトリートメントに用いるホホバオイル以外の植物オイルは3つの脂肪酸とグリセリンが結合した脂質(トリグリセリド)です。脂肪酸には大きく分けて飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類があります。■飽和脂肪酸とは一般的に言われる脂肪のこと。常温で固体、融点が高いのが特徴。身体の中に入ると他の分子とは新しい結合をせず、そのまま体内にとどまり、太る原因になります。動物性の脂肪(ラード、バターなど)に多く含まれています。不活性なので、酸化しやすいのも特徴です。つまり、これらは、とり過ぎに注意ですね。植物からとられる物としては、ココナッツオイル、シアバターなどがこの部類にはいります。■不飽和脂肪酸とはまだ満たされていないという意味で、“不飽和”という言葉が付けられています。植物油の主成分で常温で液体。次の3つの系統に分けられます。1. オメガ3αリノレン酸が豊富。できるだけ摂取したい脂肪酸。EPA (エイコサペンタエン酸)、DHA (ドコサヘキサエン酸)などの必須脂肪酸と同様、血液の粘性を抑え、流動性をよくします。中性脂肪やコレステロールの低下、血液をサラサラにさせ血圧低下作用も。3系統の中では一番酸化しやすく、暗所、冷蔵庫保存をお勧めします。また、熱には弱いのでサラダにするなど、なるべく生で摂取したい油です。<オメガ3を豊富に含むオススメの油>亜麻仁油(フラックスオイル)、ローズヒップオイル<オメガ3を豊富に含むオススメの食材>サーモン、マグロ、イワシ、サバ、ブリ、さんまなどの青魚、クルミ、ケール、ほうれん草など。また亜麻仁油にはリグナンという物質が含まれていますが、これはポリフェノールの一種で腸内細菌によって体内で抗がん物質に変化するといわれていて、血液をサラサラにさせ、加齢によるホルモンの減少を防ぐなど、嬉しい働きがたくさんあります。2. オメガ6リノール酸が豊富。オメガ3より安定性が高く、市販に売られているあぶらに多く含まれます。必須脂肪酸ですが、現代人は摂取過剰なので、下記の油のとり過ぎに注意です。リノール酸は免疫系を強壮し、細胞の更新を促し、心臓、脈管係を保護します。<とり過ぎに注意した方が良い油>精製植物油、サンフラワーオイル、紅花油、大豆油、コーン油、サラダオイル。油を精製する際に高熱を加えトランス脂肪酸が発生する可能性があるので、とり過ぎには注意。<オメガ6を豊富に含むオススメの油>グレープシードオイル(ビタミンE、ポリフェノールが多い)、ごま油、月見草オイル、ピスタチオナッツ、松の実、カボチャの種、ヒマワリの種など。3. オメガ9オレイン酸が豊富。1価の不飽和脂肪酸なので3系統の中で最も酸化しづらく、安定性も高く、熱にも強いのが特徴。皮膚に吸収されやすく、エモリエント効果もあります。必須脂肪酸ではありませんが、美肌の為にたっぷりとることをお勧め。<オメガ9が豊富な良質な油>オリーブオイル、スイートアーモンドオイル、アプリコットカーネルオイル、アボカドオイル、ヘーゼルナッツオイル、マカデミアナッツオイルオメガ3とオメガ6は必須脂肪酸とも呼ばれ、人体に必要な成分であるに関わらず、ほとんど体内で合成されないか、合成されても必要量に足りない脂肪酸です。必須脂肪酸はその他にもγ‐リノレン酸などがあります。最後に、トランス脂肪酸はできるだけ避けたい油です。細胞にダメージを与え、 過剰に摂取するとLDL値、コレステロールを増加させ老化を早め、病気の原因にもなります。マーガリン、ショートニング、古くなった揚げ物、ジャンクフードに含まれますのでご注意下さいね。さあ、良い油、避けた方が良い油がわかりましたでしょうか? 悪い油を長年とっていることによる身体の汚れは、やはり良い油で落として行きましょう! さあ、あなたも賢く油を取り入れ美容、健康に役立てて行きましょう!
2014年02月11日小田急電鉄はこのほど、廃食油を原料としたリサイクル液体石けんを、ロマンスカー車内のトイレに試験的に導入した。廃食油は小田急グループが運営する施設や飲食店から回収したもので、同社によると、特急車両でリサイクル石けんを使用するのは業界初の試み。小田急電鉄ではこれまでもリサイクル石けんの導入を進めており、今年5月には本社ビルで、10月からは社員用施設の一部で使用開始。今後は経堂コルティなど商業施設へも順次導入する予定。今回はロマンスカー・VSE(50000形)1編成で鉄道車両での使用状況などを確認し、その結果を踏まえてすべてのロマンスカーに設置する予定としている。なお、10月19・20日に開催された「小田急ファミリー鉄道展2013」では、「小田急ロマンスカーエコせっけん」の名称で固形のリサイクル石けんが来場者に配布されたが、これはイベント用として用意されたもの。現在、小田急の施設や鉄道車両などで使用されているリサイクル石けんはすべて液体だという。
2013年11月12日「油は太る」というイメージをもち、摂取することに罪悪感をもっている女性は多いことでしょう。しかし、油は三大栄養素の1つ。体を構成するのに欠かせないもの。では、一体油は体内でどのような役割を果たしているのでしょうか。■体内で油が欠かせない訳「女性ホルモンアップ」という言葉をよく耳にします。女性ホルモンの働きを助けるイソフラボンやリグナンにも注目が集まっています。実は油はホルモンの働きを手伝うどころか、ホルモンそのものの材料なのです。ですから油抜きダイエットなどを行ってしまうと生理が止まってしまうなどホルモンバランスが乱れてしまうことは当然な訳です。またそれだけではなく、体を構成している60~100兆個の細胞を取り囲む細胞膜そのものが油でできているのです。体全ての中で一番油の多い臓器は脳。なんと脳は60%が油でできているのです。つまり、油の供給が断たれると、神経伝達をはじめ、全身全てにあらゆる不調がでてしまいます。それほど大切な油ですが、皆さんは普段どのような油を摂取されていますか? ■脂肪酸の分類油は常温で固まる「飽和脂肪酸」と常温で液体となる「不飽和脂肪酸」の2種類に分けられます。飽和脂肪酸は、牛肉・豚肉・乳製品などの動物性脂肪に多く含まれていますが、過剰摂取は血液をドロドロにしてしまうため、注意が必要です。不飽和脂肪酸は植物性の油に多く含まれていて、さらに「オメガ3系脂肪酸」と「オメガ6系脂肪酸」と「オメガ9系脂肪酸」に分けられます。「オメガ9系脂肪酸」はオリーブオイルやアボカドに代表され、悪玉コレステロール値を下げてくれたり、また美肌効果にも期待ができるため、美と健康を維持するためには、是非積極的に摂りたい油です。■美女が注目している「オメガ3」さらに注目したい油は、不飽和脂肪酸の中でも熱に弱いとされる「オメガ3系脂肪酸」。具体的には亜麻(あま)仁油(にゆ)、しそ油、インカインチオイルなどの植物油に含まれるαリノレン酸や、青背の魚などに含まれているEPA・DHA。血液サラサラ効果、炎症を抑える効果、代謝アップ、コレステロール値を正常にしてくれる、など嬉しい効果がたくさん。熱に弱いため、生で使う油ではありますが、「オメガ3の摂取」は、美を意識する女性の中ではもはや常識。αリノレン酸は私達の体内でEPAやDHAに変化するため、最初からEPA・DHAの形で含まれている魚を食べることも有効ではありますが、海の汚染が進む現在、魚からのみのオメガ3摂取は安心とは言えません。■亜麻仁油でキレイにダイエットそこで注目されているオメガ3系の植物油が、亜麻(あま)仁油(にゆ)(フラックスオイル)です。亜麻仁油はオメガ3が豊富なだけではなく、亜麻に含まれているポリフェノールの一種の「リグナン」が、植物性エストロゲンと呼ばれていて、女性ホルモンの働きをサポートしてくれるのです。生理痛や生理不順、不妊で悩む女性、妊娠中の女性、更年期防止のために、と女性の悩みにも大いに期待がもてる、まさに女性のための油。油が太るという考えは大きな間違い。正しい油を摂取することで代謝はあがり、結果的に痩せやすい美肌を手に入れることができるのです。理想は1日大さじ1杯と言われています。サラダのドレッシングにする他、納豆や豆腐にかけたり、グリーンスムージーに混ぜたり、と摂り方は様々。美肌になりたい! 痩せたい! と願う女性は、まずは油の摂り方を変えてみましょう。そうすることが、理想の自分になれる近道となることでしょう。
2013年10月19日太田油脂と共同開発!「えごま油」を食べよう油はダイエットの大敵、美容の大敵、という決まりきった考えは、もはや古いもの。もちろん過剰摂取はNGだが、その“質”にこだわって摂ってこそ、理想のボディ、インナービューティーに近づくというものだ。しかし、良質な油は、意外にも日々の食生活のなかでは不足しがち。そこで、コンビニエンスストア大手の株式会社ローソンが展開するナチュラルローソンが、美容と健康に良いとされる理想のオイル、「えごま油」に着目し、このえごま油を日本で初めて食用化した太田油脂株式会社とコラボ。共同開発により、オリジナルブレンドの“食べる油”「毎日えごま&オリーブオイル」を生み出した。代謝アップをサポート!生活習慣病予防にも「えごま油」は、重要な栄養素のひとつである必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)をたっぷりと含んでいる。このオメガ3脂肪酸は、体内で作ることができないほか、含んでいる食品はかなり限定されている。そのため多くの人が不足気味なのだという。このオメガ3脂肪酸をたっぷりと含む良質な油は、カラダを温め、代謝アップを促す効果がある。そのため、デトックス効果が期待でき、女性特有の悩みの改善や美肌づくりにも良い影響がもたらされると考えられている。生活習慣病予防にもおすすめされる油であり、美しく健康的でありたいなら、ぜひ積極的に摂取したいのが、オメガ3脂肪酸の油なのだ。ただし、このオメガ3脂肪酸は熱に弱いという性質をもっている。そのため、効果的な摂取を考えるなら、できるだけそのまま料理にかけて食べるのがおすすめだ。そこで“食べる油”として、ブレンドオイルが開発された。ブレンドオイルその他、使用商品の販売を展開ナチュラルローソン店舗では、この共同開発した「毎日えごま&オリーブオイル」を、使いやすい小袋タイプで27日より販売を開始するという。また、そのほか、このブレンドオイルを使用した商品を23日より販売していく。納豆のもつナットウキナーゼと合わせて摂れる、健康的で味わい深い「えごま油&オリーブオイル入り手巻寿司おかか納豆」や、たっぷりの野菜と食べる「えごまブレンドオイルで食べるサラダそうめん」、食物繊維が豊富なもち麦にひじきなどが加わった「えごまブレンドオイルで食べるもち麦のサラダ」といったラインナップだ。いずれも自慢のブレンドオイルが別添されているから、食べる直前にかけて、フレッシュな状態で、その栄養素をしっかり美味しく摂取できるよう工夫されている。カロリーも全体として控えめなので、摂取量が気になる人も安心して食べられる。コンビニで手軽に手に入るところもうれしい。痩せやすい体、美しいラインのインナービューティーボディを目指すなら、ぜひ“油”にこだわってみて。【参考リンク】▼ローソンニュースリリース▼太田油脂株式会社元の記事を読む
2013年07月22日食用油と言えば、以前は加熱して使用するイメージでしたが、最近はオリーブオイルが美味しいうえに体にいいと評判になり、生でサラダやパンにつけたりして食べることも多くなりました。そのため品質にこだわる人も多くなり、特にスペイン産の「エキストラバージンオリーブオイル」に注目が集まっています。植物オイルは主に菜種やコーンなど種子から採れるものが多いのですが、オリーブオイルは、果実であるオリーブの実を搾ってオイルを採取するので、ワインと同じように「穫れる地方」「品種」「搾り方」によってまったく風味が違います。その中でも、生産量が群を抜いているのがスペインです。日本では、1990年代後半にオリーブオイルの輸入量が増え、ブームとなりました。それから家庭での使用が定着し、近年ではコレステロール値を下げる働きがあるオメガ9脂肪酸や、抗酸化作用の強いビタミンEが含まれることから、ますます使用量が増えているとか。また、いろいろな料理と相性がよく、「ヘルシーで、おいしくて、使いやすい」食用油として、さらなるブームとなっています。数あるエキストラバージンオリーブオイルのなかから良質のものを選ぶポイントは、1. 収穫された果実の状態、2.オリーブ畑の管理状態、3.搾油の技術、4.収穫時期。収穫から搾油までの時間が短時間であるか、5.管理のよい輸送体制とボトリングの技術の5つ。これら5つのポイントを満たしたエキストラバージンオリーブオイルが、日本の老舗オリーブオイルメーカーである、日本オリーブ株式会社から発売されています。それが、スペインのカタルーニャ州トルトサ市にある、同社の自社農園で収穫されたオリーブから作られている「エキストラバージンオリーブオイル トルトサ」です。「エキストラバージンオリーブオイル トルトサ」の原料となるオリーブは、渋みや辛みが比較的少なく、青りんごのようなやさしい甘みがある、トルトサ地方の地域希少品種の「モルー種」。その実が、11月にバナナイエローや桃色に色づいたところで収穫し、一般的には収穫後24時間以内に搾油するところ、8時間以内に搾油しているので、とても新鮮なオイルに仕上がるのだそう。さらに、短時間搾油することで、モル―種のやさしい甘みがよりフレッシュテイストになり、搾りたてのジュースのような香りが際立つのだそう。ですから、パンにつけたり、パスタにからめたりといった、シンプルな料理にぴったり合うとか。使うだけで、料理の腕が上がったと思われるかも。また、生で食べるだけでなく、魚のソテーや肉のローストなどに使用しても、よい風味を与えることもできます。そして、意外なことに和食にも合うとのこと。「醤油ベースの味付けにも合う」という意見もあるらしいので、幅広い料理に使用することができそうです。アンチエイジング効果でよく知られるビタミンEを含むオリーブオイルなだけに、積極的に摂りたい女子としてはうれしいですね。良質なオリーブオイルのポイントを押さえているか判断するのはなかなか難しいかもしれませんが、この「エキストラバージンオリーブオイル トルトサ」なら安心。これひとつで、明日からの食卓が豊かなものになりそうです。・日本オリーブ株式会社 公式サイト 【エキストラバージンオリーブオイル トルトサ 概要】容量:450ml価格:¥2,625販売本数:限定12,000本
2013年05月22日油を使った料理のあとに困るのは、使った食器やフライパンなどの洗いもの。洗剤を使ってもなかなかきれいにならなくて、面倒ですよね。そんなとき、身近なもので食器などの油汚れを簡単にきれいにしてくれるものは、一体どれでしょうか。Q.食器などの油汚れを簡単にきれいにしてくれるものは?A.砂糖を溶かした水B.塩を溶かした水C.小麦粉をといた水(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答C.小麦粉をといた水解説小麦粉が含まれた液体をつくり洗いものをすると、小麦粉がある程度油汚れを吸い取ってくれるので、洗剤で洗うときよりも簡単にきれいになります。天ぷらやホットケーキを作ったあと、ボールに残った粉(溶いてあってもOK)を捨てずにとっておき、洗いものに使うと無駄になりません。スパゲッティやうどんのゆで汁も、同じように使えますよ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月04日化粧品の製造販売を行う資生堂は、ヘアーケアブランド「TSUBAKI(ツバキ)」から、洗い流さないトリートメント「資生堂 美艶油(びつやゆ)」を9月中旬より数量限定で店頭発売を開始する。価格はオープン。美艶油は、6月21日より同社WEBサイト「ワタシプラス(watashi+)」限定で先行発売されたが、すぐに完売してしまったという。それでも、@cosmeのアウトバストリートメント部門では、1位をキープしている(9月11日現在)。ところで、なんでこんなに人気なんだろうか。美艶油の実力を調査した。まずは、同社が販売に先駆けて行ったモニターの調査を調べると、9割以上の人が高い効果を実感しているという。例えば、「美艶油を使って、ダメージが改善されましたか?」と尋ねたところ、92%が「改善された」と回答。「髪の奥まで浸透して、カラーで傷んだ髪がしっかりと潤うのを実感しました」というコメントからも、ダメージヘアーに効果がある様子がうかがえる。また、「美艶油を使って、髪の手触りが滑らかになったと感じましたか?」という問いに対しては、92%が「感じた」と回答。さらに、「美艶油を使って、髪のツヤが増したと感じましたか?」と尋ねたところ、94%が「感じた」と回答した。フリーコメントでも、「天使の輪が短期間でできるから絶対に使ったほうが良い」「雨の日に外に出ても、広がったりパサパサになったりしなかった」など、使用感を評価する声が多く寄せられている。美艶油は、まあまあ多くの女性から高評価を得ていることがわかった。でも、「アンケート調査だけだとイマイチな……」と思った私。ということで、自分でも使ってみることにした。私の髪の毛は長年のパーマとカラーリングによって、激しいダメージを受けている。しかも、スパイラルパーマ。ゆるふわパーマよりもダメージが大きい。そんなヘアーでも、美艶油は効果を発揮してくれるのだろうか。洗髪後、タオルドライをした半乾きの髪の毛に美艶油をなじませる。オイルがぬれた髪の毛にも使えるのか心配だったが、髪の毛につけた瞬間、スッとなじんでいった。しっかりもみこまなくても、髪の毛に浸透していく。す、すごい。ちなみにこの効果は、大豆レシチンによるものだそう。あと、オイルといってもベトベトせず、サラッとスベスベした感触で、残ったオイルをふき取る必要もなかった。とはいえ、ドライヤーをかけた後もしっとり感は持続していた。翌朝。スパイラルパーマの人はお悩みだろうが、いつもはひどい寝ぐせなのが、爆発することはなかった。ちなみに、髪の毛にベタつきはなく、サラサラ感が継続している。さらに、昨晩つけた美艶油は洗い流す必要はなく、乾いた髪に上塗りもできるそう。乾いた髪に使ってみても、椿油独特のクセのあるニオイはせず、フルーツのような甘い香りが漂う。これは、ヘアーフレグランスとしても活用できそう。使用開始から数日が経過。髪の毛のツヤは増しつつも、何より手櫛すら拒否する剛毛が生まれ変わり、スルンとしなやかにまとまっている。ダメージヘアーの私でも、効果が実感できたのだから、普通の髪質ならより効果を得られるのではないだろうか。何気なく成分を見てみると、美艶油には、同ブランドに使用されている「厳選 椿オイル」を濃密配合と書かれている。上質な椿オイルの産地である、長崎県五島列島産の天然素材を使用し、完熟した椿の実を手摘みで収穫し、昔ながらの圧搾法で丁寧に時間をかけて絞り出している。ちなみに、美艶油はその年に収穫された椿の種子のみを使用し、ピュアな一番搾りのオイルのみを使っているため、数量限定販売とのこと。店頭販売のみなので、試してみたい方は、チェックしてみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月27日「油」というと、調理に使う油やドレッシングなど、目で確認しやすい油をイメージしがちです。「実は、見た目では分からない隠れ油が含まれる食べ物がたくさんありますよ」と言うのは、糖尿病専門医の福田正博(ふくだ・まさひろ)先生。詳しいお話を伺いました。■脂質は1日30~40グラム取るまず、油について、福田先生はこう説明します。「油脂は、原材料によって植物性の『油』と動物性『脂』があります。混乱しそうですが、区別してとらえてください。油脂と脂質は同じ意味ですが、脂質とは三大栄養素(糖質、タンパク質、脂質)の一つで、主に肝臓で中性脂肪やコレステロールの合成に使われ、体の細胞膜やホルモンの成分になります。脂質は体内で1グラムにつき9キロカロリーのエネルギーになり、ほかの栄養素である糖質(1グラムにつき4キロカロリー)やタンパク質(同)の2倍以上のカロリーになります。1日に食べたカロリーが、消費したカロリーよりも多くなると、消費できずに余ったエネルギーは中性脂肪となって皮下や内臓周囲の脂肪細胞に蓄えられます。太る原因はここにあります」では、どのくらいの脂質をとるといいのでしょうか。「栄養バランスを考えたうえで、自分にとっての適量をとるようにしましょう。細かい計算式があるのですが、おおよその例を言いますと、まず、1日の食事で摂取するカロリーの目安は、デスクワークなど動きの少ない男性で1,600~1,800キロカロリー、女性で1,400~1,600キロカロリーです。このうち糖質は55~65%、タンパク質は15~20%、脂質は20~25%の比率で食べるのが、栄養バランスがとれていると言えます。つまり、1日30~40グラムの脂質摂取量を目標にするといいでしょう。栄養素にはそれぞれ、体のどこそこの部位や組織に使われるといった役割があります。ですから、脂質をとらないでタンパク質だけをとるなど、比率を無理に変えると、リバウンドどころか、すぐに体調不良、病気を招くことになるのでその点は注意してください」■どのくらいの脂質が含まれているかチェックするでは、隠れ油が含まれているかどうかは、どのように確認すればいいのでしょうか。「当院の管理栄養士に聞いたところ、ポイントは、食品の表示をよく見て、何グラムの脂質が含まれているかを確認することで、チェックするうちに、『意外と多く脂質が入っている』ということが分かってくるでしょう、とのことです。例えば、野菜の煮物100グラムの脂質は約2グラムですが、サーロインステーキ100グラムには約26グラムが含まれます。肉の加工品である、ベーコンやソーセージ(50グラム当たり、脂質は14グラム)にも注意しましょう。・揚げ物ノンフライであっても、味付けパウダーを定着させるために油を少量振りかけている場合があります。・調味料、加工品マヨネーズやドレッシングなど、生野菜に味を付けるための加工品は、生の野菜にも合わせやすいように油脂を使用しています。多くかけ過ぎないことがポイントです。また、ポタージュスープ、デミグラスソースなどのソース類、カレーのルーにも隠れ油が含まれます。カレーのルー1人前15グラム当たり、脂質は約5グラムです。・乳製品バター、生クリーム、マーガリン、ホイップクリーム、コーヒーのクリームに油がよく隠れています。最後に福田先生は、次のアドバイスをします。「油脂は空気に触れて酸化すると、食品の色や風味、食感などが悪くなり、健康にも害をおよぼします。油は棚の下の暗くて涼しい場所に保管し、賞味期限内に使用しましょう。また、揚げ油を何度も使用するのは避けてください。繰り返し使った油は酸化して黒くなります。また、そうした油を使用しているお店は避けるようにしましょう」知らず知らずのうちに隠れ油のとり過ぎでメタボになっていた……ということを避けるためにも、自分の食事内容を把握するよう、食品表示のチェックから始めましょう。監修:福田正博氏。大阪府内科医会会長。医学博士。糖尿病専門医。ふくだ内科クリニック(大阪市淀川区)院長。名医として数々のメディアで紹介され、著書に『糖尿病は「腹やせ」で治せ!』(アスキー新書)、『専門医が教える 糖尿病ウォーキング!』(扶桑社新書)、『専門医が教える5つの法則「腹やせ」が糖尿病に効く!』(マガジンハウス)、最新刊の『専門医が教える 糖尿病食で健康ダイエット』(アスキー新書)は、一般の人対象のヘルシーダイエットの実践法が分かりやすく述べられていて話題になっている。(岩田なつき/ユンブル)
2012年07月29日JAFは給油時の油種間違いによるトラブルの状況を把握するため、2カ月にわたり油種間違いによる救援依頼について全国調査を実施した。その結果、2カ月で256件の油種間違いトラブルが発生していたことがわかった。調査が行われたのは5月1日~6月30日の2カ月間。同様の調査は2010年12月1日~2011年1月31日の2カ月間にも実施しており、油種間違いトラブルは今回の調査よりも1件少ない255件だった。前回調査は年末年始を挟んでおり、救援依頼全体は47万6,222件と今回の36万425回を大幅に上回っているものの、油種間違いの件数はほぼ同じだった。データの内訳を見ると、ガソリンスタンドの種類ではセルフスタンドが188件に対して有人スタンドは18件と、圧倒的にセルフスタンドが多い。燃料別ではガソリンエンジン車に軽油を給油した件数が154件と最も多く、その逆が80件、灯油を給油した例も12件あった。男女比率では男性が179人、女性が39人と、男性が圧倒的に多い(各データは不明分があるため、合計しても256件にならない)。油種を間違えた理由は勘違いやうっかりが80件で最多。続いて社用車や代車など初めて乗る車のため油種を勘違いしたというのが56件。3番目の理由は軽自動車は軽油だと思っていたというもの。JAFでは取扱説明書で油種を確認するなど、慎重な給油を呼びかけている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月22日7月に入り、梅雨明けももうそろそろ。ということで、今回は暑い夏でもいただける油そばのレシピを紹介しよう。チャーシューの代わりに、手軽につくれる豚しゃぶをトッピングした特製油そば、レシピ考案は人気ブロガーの筋肉料理人さんだ。材料(1人分)豚薄切り肉 80g / モヤシ 1/2袋 / 中華麺(できれば太麺) 1玉 / 卵黄 1個分 / 長ネギ 長さ5cm分 / モヤシ 1/2袋 / 紅生姜 適量 / 日本酒 大さじ2 / 昆布だしの素 小さじ1/2 / ラー油(お好みで) 適量タレ(醤油 小さじ2 / オイスターソース 小さじ2 / 酢 小さじ1 / ゴマ油 小さじ2 / 砂糖 小さじ1/2 / すりゴマ 小さじ2 / おろし生姜・おろしニンニク 各小さじ1/4 / ブラックペッパー ひとふり)つくり方タレの材料は混ぜ合わせておく。長ネギは薄く切り、水にさらしてからザルにあげて水切りする。鍋に水1Lと昆布だしの素、日本酒を入れて強火にかける。沸騰したら豚薄切り肉をくぐらせ、しゃぶしゃぶにして小皿に取り出しておく。3の鍋のアクをすくい、モヤシを入れる。再沸騰したら中華麺を入れ、中華麺が好みのかたさになったらザルに上げる。汁気をしっかり切り、丼に麺、モヤシ、豚肉、長ネギ、紅生姜を盛りつけ、卵黄を落としたら1のタレをかける。お好みでラー油をかけてどうぞ。「チャーシューの代わりに豚しゃぶをのせ、買い求めやすい食材で手軽においしい油そばを楽しめるようにしました。湯に昆布だしの素を入れることで、豚しゃぶ、麺、もやしがいっそうおいしくなりますよ。麺はかために茹でるのがオススメです」(筋肉料理人さん)。筋肉料理人1963年6月生まれ。佐賀県在住。自営業のかたわら、居酒屋で料理人としても働く。2009年からは佐賀県三養基郡みやき町保有の元民間保養施設で食文化コーディネーターとしても活躍。趣味は料理、バイク、アウトドア、筋トレ、熱帯魚。子供は中学生と小学生の2人。日々料理を楽しみ、筋トレ、プチダイエットも継続中。超人気レシピブログ「魚料理と簡単レシピ」も執筆。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日明星食品は6月18日、汁無しタイプのカップ麺「明星 ぶぶか 油そば」を発売する。同商品は、東京・吉祥寺のラーメン店「ぶぶか」の人気メニュー・油そばをカップ麺で再現したもの。2002年に初めて商品化してから、今回で第11弾目の商品となる。新商品を発売するたびに、店主考案のプラスワンのおいしさを盛り込んでおり、今回の新商品では食べ応えのある太麺と、チャーシューだれベースの濃厚な醤油ダレに「店主特製 秘伝の旨み油」を加えた。ぶぶか店主・乾川聡満氏の調合による、ラード、辣油、ごま油、ガーリックオイル、オリーブオイル、オニオンオイル、パプリカオイルの7種類の油をブレンドしたものだ。さらに、油そばのこってり感を一段とアップするプレーンタイプのマヨネーズを添付。濃厚なしょうゆだれと旨み油、マヨネーズが一体となって太麺と絡み合う、コアな油そばファンも満足の、食べ応え満点の一杯に仕上っているという。きざみのりやローストガーリック、七味唐辛子、黒胡椒をブレンドしたふりかけも付く。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日国際商品相場では、食用油の原料となる大豆や菜種、パームなどの価格が年初から上昇基調となっています。こうしたなか、世界でも堅調な経済成長を続けるアジアにおいて、特有の農産物として知られるパーム油の存在感が高まっています。パーム油とは、油ヤシの果実から得られる植物油で、シャンプーやリンス、石鹸、化粧品などの生活用品や、マーガリンなどの食材など、植物油の中でも多くの用途に利用できることや、比較的安価だったことなどから、植物油の中で最も消費されている原材料のひとつです。近年では、経済成長を背景に、新興国の生活水準が向上したことや、大豆油や菜種油などと並んで、バイオディーゼル燃料としての利用が進められていることなどが、パーム油の需要拡大を支えています。なお、パーム油は、主に赤道近くの熱帯地域で生育することから、インドネシアとマレーシアが二大生産国となっており、輸出では2ヵ国で約9割の世界シェアを占めています。こうした農産物は、需要が加速するにつれて、プランテーション開発に伴なう森林伐採や生態系破壊による環境破壊などが問題視されることから、生産ペースには適度な速度が求められます。パーム油についてもインドネシアとマレーシアでは、エネルギー推進策に基づくバイオ燃料の促進が進められてきた一方、パーム栽培に一定の規制を設けて乱開発を制限するなどの対応が行なわれてきました。農産物資源の生産・輸出国においては、需要拡大を行なう一方で環境保全への取り組みも行なうという、両面での対応が求められるとみられますが、今後も、アジアを筆頭に植物油需要の拡大が見込まれるなか、こうした農業資源の動向が、今後も注目されそうです。(※上記は過去のものおよび予想であり、将来を約束するものではありません。)(2012年5月2日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月07日人気読モ木野園子さんの「BEAUTY TALK SHOW」株式会社柳屋本店は、「仙台ロフト」にて、「仙台シティエフエム」とのラジオの公開収録「柳屋あんず油プレゼンツ BEAUTY TALK’n@仙台ロフト」を、10月15日に実施する。ゲストには、「柳屋あんず油」イメージキャラクターで人気読者モデルの木野園子さんを招き、「BEAUTY TALK SHOW」を行なう予定。美しく健康な髪を保つ、@cosme「No.1」ヘアオイル「柳屋あんず油」は、2009年、2010年@cosmeベストコスメ大賞 ヘアケア部門 第1位の人気のヘアオイル。あんずの種子から圧搾される不乾性オイルで、しっかりと髪を保湿・保護するし、豊富に含まれるオレイン酸やミネラルが、美しく健康な髪を保つという。お風呂でのヘアパックでダメージの激しい髪を集中ケアしたり、洗い流さないトリートメントとして、毎日のケアにと、髪のダメージ度や目的によって、様々な使い方ができる。日時:2011年10月15日(土) 15:00~16:00場所:仙台ロフト前(仙台駅直結の2階部分)※ 荒天時は、2F店内にて元の記事を読む
2011年10月12日